JPS6048309B2 - 電動工具のクラッチ装置 - Google Patents

電動工具のクラッチ装置

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JPS6048309B2
JPS6048309B2 JP54114633A JP11463379A JPS6048309B2 JP S6048309 B2 JPS6048309 B2 JP S6048309B2 JP 54114633 A JP54114633 A JP 54114633A JP 11463379 A JP11463379 A JP 11463379A JP S6048309 B2 JPS6048309 B2 JP S6048309B2
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JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
clutch device
power tool
clamping plate
adjustment knob
Prior art date
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Expired
Application number
JP54114633A
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English (en)
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JPS5639875A (en
Inventor
英一郎 平岡
喜久雄 熊
保三 畑崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP54114633A priority Critical patent/JPS6048309B2/ja
Publication of JPS5639875A publication Critical patent/JPS5639875A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電動工具のクラッチ装置に関するものて、たと
えは電動工具によりねじ締め作業をする場合、ねじの大
きさ、ねじ締めされる部材の材質の硬さに最も適した締
付けトルクが任意に得られ、かつトルク調節の操作が容
易なりラッチ装置を提供するものである。
以下、本発明をその実施例を示す図面にもとついて説明
する。
第1図〜第3図において、1は電動ドライバー等の電動
工具の本体ケースで、この1本体ケース1には電源電池
を収納した把手部2、スイッチレバー3を設けるととも
に、原動機4、動力伝達機構部5等を内蔵している。前
記動力伝達機構部5は、原動機4の軸4’に取り付けた
ピニオン6と、このピニオン6の噛み合う歯車7)と、
この歯車7とともに回転する従動ピニオン8と、この従
動ピニオン8に形成した小歯車8’に噛み合う主軸ギヤ
9とを有し、この主軸ギヤ9は主軸10に対して回転可
能に挿入されている。また前記主軸10の外周には主軸
ギヤ9の側面と対応する如くディスク体11を固定する
とともに、ディスク体11の側面には凸部または凹部1
2を設けている。13は前記ディスク体11の凸部また
は凹部12と対応して主軸ギヤ9に設けた貫通孔で、こ
の貫通孔13にはディスク体11の凸部または凹部12
に係合離脱するホール14を保持している。
115はホール14をディスク体11とにより挾持する
如く主軸10に設けた一方の挾持板で、この一方の挾持
板15は主軸10の軸方向に移動自在としている。
16は主軸10に設けた他方の挾持板て、この他方の挾
持板16は主軸10の軸方向に移動自在とし、かつ前記
一方の挾持板15との間にはボールベアリング17を介
在させている。
そしてこのボールヘアリング17も主軸10の軸方向に
移動自在としている。また前記一方の挾持板15はホー
ルベアリング17の内輪に接触し、かつ他方の挾持板1
6はホールベアリング17の外輪に接触するように構成
している。18は主軸10に軸方向に移動自在に設けた
バネ受けで、このバネ受け18と前記他方の挾持板16
との間には、他方の挾持板16等を主軸ギヤ9に弾圧す
る方向に付勢するバネ材19を介在させている。
また前記バネ受け18には本体ケース1の上下に設けた
孔20,20aより外方に突出する突出部21,21a
を設けている。22は前記突出部21,21aに嵌合す
るねじ部23を内面に設けた.調節つまみて、本体ケー
ス1に回動自在に取り付けられている。
24は本体ケース1の端部にねじ込み固定された締め付
けリングで、この締め付けリング24はリング状の板バ
ネ25を介して前記調節つまみ22を保持している。
したがつて調節.つまみ22は一定の位置て本体ケース
1の外周を自由に回動し、かつ任意の回転角度で保持さ
れる。また前記バネ受け18は調節つまみ22の回動に
より、調節つまみ22の内面に設けたねじ部のピッチに
従い、かつバネ材19のバネカに抗し・て主軸10の前
後方向に移動するもので、これによりバネ材19のバネ
圧を自由に調節することができる。26はリング状の板
バネ25の内周に内方に突出するように設けた突起で、
この突起26は本体ケース1に設けた凹部27に嵌合し
、回り止めをなしている。
この場合、リング状の板バネ25は調節つまみ22を締
め付けリング24との間に位置して、調節つまみ22の
回動につれて締め付けリング24が同時に回動してゆる
むのを防止している。なお、上記においては、リング状
の板バネ25に回り止め用の突起26を設けているが、
板バネ25を単なるリング状とし、かつ回り止め板を別
に設けて、この回り止め板を調節つまみ22と板バネ2
5との間に介在させても上記と同様の作用効果を奏する
。また前記リング状の板バネ25は調節つまみ22とバ
ネ受け18との嵌合ガタを吸収する効果も有する。28
は主軸10の端部に固定されたチャックで、このチャッ
ク28はドリルやビット等を着脱自在に保持するもので
ある。
上記構成において動作を説明する。
チャック28に加わるトルクが軽い状態においては、モ
ータ4からの動力はピニオン6、歯車7、従動ピニオン
8を経て主軸ギヤ9に伝達され、そして主軸ギヤ9に伝
達された動力はボール14およびディスク体11を介し
て主軸10へ伝達され、主軸10の端部に固定したチャ
ック28を回転させてねじ締め等の作業を行なう。そし
てねじ締め付けが完了状態になつて、チャック28に加
わるトルクが大きくなると、主軸10の回転は低下ない
しは停止するが、主軸ギヤ9は回転を続けようとする。
この時主軸ギヤ9の貫通孔13に保持されたホール14
は、バネ材19のバネカに抗してディスク体11の凸部
または凹部12との係合を離脱する方向に移動する。す
なわち、クラッチが作動する。これに伴つて一方の挾持
板15、ボールベアリング17、他方の挾持板16も同
時に移動する。したがつてチャック28は停止して、モ
ータ4および主軸ギヤ9のみが回転する状態となる。な
お、チャック28の先端にどのくらいのトルクが加わつ
たときにクラッチが作動するようにするかの調節は、調
節つまみ22の回動によりバネ受け18を移動させるこ
とにより、バネ材19の圧縮長さを変えて行なう。この
場合、調節つまみ22の回動角度とバネ材19の圧縮長
さ、さらにはその時のチャック28の停止トルクとの関
係から、調節つまみ22の目盛をつければ任意のトルク
調節ができる。また調節つまみ22を回動させて、バネ
受け18の円筒部18a先端が他方の挾持板16に接す
る位置にすると、主軸ギヤ9に保持されたボール14の
移動ができなくなるため、前述したようなりラッチ動作
は行なわれず、その結果電動工具の能力いつぱいの締め
付け力が得られる。
次にボールベアリング17の効果を説明する。
このボールベアリング17がなくて、バネ材19の一端
が一方の挟持板15に直接接触した場合、固定されたバ
ネ材19と回転する一方の挾持板15との間に摩擦ロス
が生する。この場合、電池を電源とする電動工具の場合
は、特に影響が大きい。しかるに本発明の実施例におい
ては、主軸ギヤ9のホール14に接して回転する一方の
挾持板15がボールベアリング17の内輪に接し、かつ
バネ材19の一端に接する固定側の挾持板16がボール
ベアリング17の外輪に接するように構成しているため
、回転する一方の挾持板15と固定される他方の挾持板
16との摩擦はホールベアリング17のボール部で行な
われることになり、その結果摩擦ロスはきわめて少なく
なる。第4図は上記実施例における主軸部の構造を示し
たもので、クラッチ機構等の主軸10への組立順序を説
明すると、主軸10の左方、すなわちチャック28とは
反対側より、ますホールベアリング29を主軸10に通
して主軸10に設けた段差30に当て、そして主軸10
に形成した凹部31に止め輪32を嵌着して前記ボール
ベアリング29を主軸10に固定する。
その後クラッチ機構を構成する各部品を順次主軸10に
挿入し、最後にテイスク体11を主軸10に圧入等の方
法により固定する。なお、チャック28は主軸10のね
じ部10aにねじ込み、かつ主軸10に設けた段差30
に当てて固定する。し力化ながら、上記構成においては
、主軸10にクラッチ機構を構成する :多数の部品を
挿入した状態て、比較的作業が困難なディスク体11の
ブレスによる固定作業を行なわなければならないため、
作業性が悪く、また作業中においてホール17が外れる
等の危惧を有していた。 フ第5図は上記点を改良した
主軸部の構造を示したもので、この場合は、まず主軸1
0にディスク体11を固定する。
その後、クラッチ機構を構成する各部品を順次主軸10
の左方、すなわちチャック28側より挿入し、かつ止め
輪32を主軸10に形成した凹部31に嵌着する。さら
にその後、ボールベアリング29を主軸10に設けた段
差30まで挿入し、かつワッシャー33を介してチャッ
ク28を主軸10のねじ部1?aに締め付ける。このよ
うな主軸部の構造とすることにより、ブレスにより行な
うディスク体11の固定作業を最初に行なうことができ
るため、その固定作業は容易で、かつ組立時における第
4図のような部品の脱落などの問題もなく、能率的にも
、かつ品質的にもきわめて有用となる。以上のように本
発明によれば、電動工具によりねじ締め作業をする場合
、ねじの大きさ、ねじ締めされる部材の材質の硬さに最
も適した締付けトルクを任意に得ることができるため、
均質なねじ締めが容易にでき、その結果、ばかねじにな
るという危惧はなくなり、しかもそのトルク調節は操作
つまみを手て回動するだけの簡単な操作で容易に行なえ
、さらにボールをディスク体とにより挾持する一方の挾
持板はボールベアリングの内輪に接し、かつ主軸の軸方
向に移動自在に設けた他方の挾持板はボールベアリング
の外輪に接するように構成しているため、回転する一方
の挾持板と固定される他方の挾持板との摩擦はボールベ
アリングのボール部で行なわれることになり、その結果
、摩擦ロスをきわめて少なくすることができるというす
ぐれた特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるクラッチ装置を採用
した電動工具の破断正面図、第2図は同工具のクラッチ
部の縦断面図、第3図は同要部の分解斜視図、第4図は
同主軸部の構造を示す縦断面図、第5図は第4図の改良
案を示す同主軸部のi縦断面図である。 1 ・・・・・・本体ケース、4・・・・・・原動機、
8・・・・・・従動ピニオン、9・・・・・・主軸ギヤ
、10・・・・・・主軸、11・・・・・・ディスク体
、14・・・・・・ボール、15・・・・・・一方の挾
持板、16・・・・・・他方の挾持板、17・・・・・
・ボー′ルベアリング、18・・・・・・バネ受け、1
9・・・・・・バネ材、22・・・・・・調節つまみ、
25・・・・・・板バネ、26・・・・・・突起、27
・・・・・・凹部、28・・・・・・チャック。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原動機と、この原動機の動力が伝動される従動ピニ
    オンと、この従動ピニオンに噛み合う主軸ギヤと、この
    主軸ギヤの動力がディスク体を介して伝達され、かつ端
    部にチャックを固定した主軸とを備え、前記主軸ギヤは
    主軸に対して回転自在に設けるとともに、ディスク体に
    係合離脱するボールを保持し、かつ前記主軸にはボール
    をディスク体とにより挾持する一方の挾持板とボールベ
    アリング、他方の挾持板を主軸の軸方向に移動自在に設
    けるとともに、他方の挾持板等を主軸ギヤに弾圧する方
    向に付勢されたバネ材を介してバネ受けを主軸の軸方向
    に移動自在に設け、さらに前記バネ受けは電動工具の本
    体ケースより一部を外方に突出させ、かつその突出部に
    嵌合するねじ部を内面に設けた調節つまみを本体ケース
    に回動自在に設けるとともに、本体ケースに調節つまみ
    の端面と接するように締め付けリングを固定し、前記一
    方の挾持板はボールベアリングの内輪に接し、かつ他方
    の挾持板はボールベアリングの外輪に接するように構成
    した電動工具のクラッチ装置。 2 前記調節つまみと締め付けリングとの間に板バネを
    介在させてなる特許請求の範囲第1項記載の電動工具の
    クラッチ装置。 3 前記板バネに突起を設け、この突起を本体ケースに
    設けた凹部に嵌合させて締め付けリングの回り止めとし
    た特許請求の範囲第2項記載の電動工具のクラッチ装置
    。 4 前記調節つまみと板バネとの間に回り止め部材を介
    在させてなる特許請求の範囲第2項記載の電動工具のク
    ラッチ装置。 5 前記主軸の一端にディスク体を固定し、かつ主軸の
    他端側よりクラッチ装置の各部品を主軸に順次嵌着する
    ようにした特許請求の範囲第1項記載の電動工具のクラ
    ッチ装置。
JP54114633A 1979-09-05 1979-09-05 電動工具のクラッチ装置 Expired JPS6048309B2 (ja)

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JPS5639875A JPS5639875A (en) 1981-04-15
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JPS59109479U (ja) * 1983-01-08 1984-07-24 三菱電機株式会社 電動工具
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JPS5292500U (ja) * 1976-01-06 1977-07-11

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