JP2002186741A - 遊技機 - Google Patents
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- JP2002186741A JP2002186741A JP2000391014A JP2000391014A JP2002186741A JP 2002186741 A JP2002186741 A JP 2002186741A JP 2000391014 A JP2000391014 A JP 2000391014A JP 2000391014 A JP2000391014 A JP 2000391014A JP 2002186741 A JP2002186741 A JP 2002186741A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技者に新鮮な遊技感覚を味合わせることが
でき、かつ趣向性の高い遊技機を提供する。 【解決手段】 判定開始条件の成立に起因して遊技の当
り外れを判定する当否判定手段と、複数の図柄を変動表
示した後に当否判定手段による判定結果を予め決定され
た図柄組合せで確定停止表示する判定結果確定停止表示
手段と、当否判定手段による判定結果が当りとなったこ
とに起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
図柄組合せの確定停止表示前に予め決定された図柄組合
せで仮停止表示する仮停止表示手段を備え、全ての図柄
が仮停止表示された後の全図柄仮停止表示時間の長さに
よって、当否判定手段による判定結果が当りとなる可能
性が異なる遊技機1。
でき、かつ趣向性の高い遊技機を提供する。 【解決手段】 判定開始条件の成立に起因して遊技の当
り外れを判定する当否判定手段と、複数の図柄を変動表
示した後に当否判定手段による判定結果を予め決定され
た図柄組合せで確定停止表示する判定結果確定停止表示
手段と、当否判定手段による判定結果が当りとなったこ
とに起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
図柄組合せの確定停止表示前に予め決定された図柄組合
せで仮停止表示する仮停止表示手段を備え、全ての図柄
が仮停止表示された後の全図柄仮停止表示時間の長さに
よって、当否判定手段による判定結果が当りとなる可能
性が異なる遊技機1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機或いはスロットマシン等に代表される遊技
機に関する。
コイン遊技機或いはスロットマシン等に代表される遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機等の遊技機には、
特定入賞口への遊技球の入球あるいは特定通過ゲートへ
の遊技球の通過等の、判定開始条件の成立に起因して当
り外れを判定し、その判定結果が当りである場合に「大
当り」と称される所定の特別遊技を実行する機種があ
る。このような機種においては、数字や記号あるいは絵
等からなる複数の図柄を変動及び停止表示する液晶、ド
ットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装置
を遊技盤面に備えている。
特定入賞口への遊技球の入球あるいは特定通過ゲートへ
の遊技球の通過等の、判定開始条件の成立に起因して当
り外れを判定し、その判定結果が当りである場合に「大
当り」と称される所定の特別遊技を実行する機種があ
る。このような機種においては、数字や記号あるいは絵
等からなる複数の図柄を変動及び停止表示する液晶、ド
ットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装置
を遊技盤面に備えている。
【0003】前記表示装置は、一般的には、複数の表示
領域が並んだ構成からなって、各表示領域ごとに、所謂
スロットマシンのドラムが回転するかの如く、スクロー
ルさせる等により変動表示し、その後停止表示できるよ
うになっている。そして、前記判定開始条件の成立に起
因して前記表示装置に表示される図柄が変動を開始し、
所定時間変動後、前記表示装置の複数の表示領域にそれ
ぞれ確定停止した図柄が表示され、その確定停止図柄
が、所定の組合せ(大当り図柄組合せ、例えばぞろ目
等)の場合に「大当り」を構成し、その他の組合せ(外
れ図柄組合せ)の場合に「外れ」となる。前記「大当
り」の場合には、遊技盤面の大入賞口が連続的に開いて
多数の入賞が可能になり、その間の入賞により大量の賞
品球を払い出すようになっている。
領域が並んだ構成からなって、各表示領域ごとに、所謂
スロットマシンのドラムが回転するかの如く、スクロー
ルさせる等により変動表示し、その後停止表示できるよ
うになっている。そして、前記判定開始条件の成立に起
因して前記表示装置に表示される図柄が変動を開始し、
所定時間変動後、前記表示装置の複数の表示領域にそれ
ぞれ確定停止した図柄が表示され、その確定停止図柄
が、所定の組合せ(大当り図柄組合せ、例えばぞろ目
等)の場合に「大当り」を構成し、その他の組合せ(外
れ図柄組合せ)の場合に「外れ」となる。前記「大当
り」の場合には、遊技盤面の大入賞口が連続的に開いて
多数の入賞が可能になり、その間の入賞により大量の賞
品球を払い出すようになっている。
【0004】また、従来では、複数の図柄の確定(最
終)停止表示前に、全ての図柄のスクロール変動を一旦
終了し、そのスクロール変動の終了した全図柄を所定の
一定時間、上下或いは左右方向等に微妙に揺れ変動させ
る等して仮停止表示(図柄が確定していないことを示す
表示)し、その仮停止表示された図柄の組合せが特定の
組合せの場合に限って、再び各図柄をスクロール変動
し、その後、リーチアクション等、様々な演出がなされ
て複数の図柄の確定停止表示を行うことがあった。さら
に、前記全図柄の一定時間仮停止及び再スクロール変動
表示は、大当りとなる場合に選択され易くされ、前記仮
停止及び再スクロール変動表示の実施によって、大当り
となる可能性を遊技者に認識させるようにした遊技機も
ある。
終)停止表示前に、全ての図柄のスクロール変動を一旦
終了し、そのスクロール変動の終了した全図柄を所定の
一定時間、上下或いは左右方向等に微妙に揺れ変動させ
る等して仮停止表示(図柄が確定していないことを示す
表示)し、その仮停止表示された図柄の組合せが特定の
組合せの場合に限って、再び各図柄をスクロール変動
し、その後、リーチアクション等、様々な演出がなされ
て複数の図柄の確定停止表示を行うことがあった。さら
に、前記全図柄の一定時間仮停止及び再スクロール変動
表示は、大当りとなる場合に選択され易くされ、前記仮
停止及び再スクロール変動表示の実施によって、大当り
となる可能性を遊技者に認識させるようにした遊技機も
ある。
【0005】しかしながら、現在では、上記一定時間の
全図柄仮停止表示及び再スクロール変動表示の実施によ
り大当りとなる可能性を報知する方法は、ありふれたも
のになってきており、遊技者が飽きてしまうおそれがあ
った。そのため、遊技者にとって新鮮で、趣向性の高
い、大当り可能性報知を行える機種が望まれている。ま
た、上記の如く全図柄を一定時間仮停止表示する表示態
様も一般的になってきており、その表示態様に遊技者が
慣れてきてしまっているため、斬新かつ趣向性のある表
示態様が望まれている。加えて、上記の如く全ての図柄
が特定の図柄組合せで仮停止表示されない場合には、遊
技者は、再スクロール変動やリーチアクション等のさら
なる演出を期待できず、その時点で大当りを諦めてしま
い、趣向性に欠ける問題もある。
全図柄仮停止表示及び再スクロール変動表示の実施によ
り大当りとなる可能性を報知する方法は、ありふれたも
のになってきており、遊技者が飽きてしまうおそれがあ
った。そのため、遊技者にとって新鮮で、趣向性の高
い、大当り可能性報知を行える機種が望まれている。ま
た、上記の如く全図柄を一定時間仮停止表示する表示態
様も一般的になってきており、その表示態様に遊技者が
慣れてきてしまっているため、斬新かつ趣向性のある表
示態様が望まれている。加えて、上記の如く全ての図柄
が特定の図柄組合せで仮停止表示されない場合には、遊
技者は、再スクロール変動やリーチアクション等のさら
なる演出を期待できず、その時点で大当りを諦めてしま
い、趣向性に欠ける問題もある。
【0006】また、近年、この種の遊技機においては、
大当り成立時において前記表示装置に確定停止表示され
る大当り図柄組合せを複数有し、該複数の大当り図柄組
合せのうち予め定めた特定組合せとなったときに、前記
特別遊技を実行すると共に該特別遊技の終了後、例えば
次回の大当り判定確率が高確率へ確率変動したり、前記
表示装置における図柄変動時間(図柄変動開始から最終
停止図柄が停止表示されるまでの時間)を短縮するとい
った特典遊技を実行したり、或いは特別遊技実行時にお
ける遊技者の得る利益(賞品球数等)を増減する等し
て、大当り図柄組合せの種類に応じて、大当り態様(遊
技者に与えられる遊技価値)が異なるように構成された
機種が広く普及している。
大当り成立時において前記表示装置に確定停止表示され
る大当り図柄組合せを複数有し、該複数の大当り図柄組
合せのうち予め定めた特定組合せとなったときに、前記
特別遊技を実行すると共に該特別遊技の終了後、例えば
次回の大当り判定確率が高確率へ確率変動したり、前記
表示装置における図柄変動時間(図柄変動開始から最終
停止図柄が停止表示されるまでの時間)を短縮するとい
った特典遊技を実行したり、或いは特別遊技実行時にお
ける遊技者の得る利益(賞品球数等)を増減する等し
て、大当り図柄組合せの種類に応じて、大当り態様(遊
技者に与えられる遊技価値)が異なるように構成された
機種が広く普及している。
【0007】さらに、前記のように大当り図柄組合せの
種類に応じて大当り態様が異なる遊技機では、大当り図
柄組合せの確定停止表示前において、表示装置に、複数
の図柄が同種類で揃った仮の大当り図柄組合せを一旦仮
停止表示し、その後、再び、揃った全ての図柄を、揃っ
た状態のまま一緒に所定時間スクロール変動させてか
ら、大当り図柄組合せを確定停止表示する、所謂再抽選
機能を備えた機種も多く存在している。
種類に応じて大当り態様が異なる遊技機では、大当り図
柄組合せの確定停止表示前において、表示装置に、複数
の図柄が同種類で揃った仮の大当り図柄組合せを一旦仮
停止表示し、その後、再び、揃った全ての図柄を、揃っ
た状態のまま一緒に所定時間スクロール変動させてか
ら、大当り図柄組合せを確定停止表示する、所謂再抽選
機能を備えた機種も多く存在している。
【0008】しかるに、遊技者が好むゲーム性、趣向性
の向上を考慮すると、大当りが成立する場合に、仮の大
当り図柄組合せを仮停止表示した後、只単に再スクロー
ル変動するのみでは、遊技者は、どのような当り図柄組
合せで当りとなるのか、すなわち、どのような当り態様
になるのか全く見当がつかないため、単なる時間稼ぎの
感じを拭えず、遊技の演出性に乏しく、面白みに欠ける
問題があった。
の向上を考慮すると、大当りが成立する場合に、仮の大
当り図柄組合せを仮停止表示した後、只単に再スクロー
ル変動するのみでは、遊技者は、どのような当り図柄組
合せで当りとなるのか、すなわち、どのような当り態様
になるのか全く見当がつかないため、単なる時間稼ぎの
感じを拭えず、遊技の演出性に乏しく、面白みに欠ける
問題があった。
【0009】また、上述の図柄の揺れ変動による仮停止
表示(動作)は、現在ではありふれたものになってきて
おり、その仮停止表示態様のみでは、遊技者は新鮮味を
感じることができず、飽きてしまうおそれがあった。そ
のため、新たな趣向性のある仮停止表示態様が望まれて
いる。さらに、上記図柄の揺れ変動による仮停止表示で
は、図柄が確定停止しているか否かが判別し難い問題も
ある。
表示(動作)は、現在ではありふれたものになってきて
おり、その仮停止表示態様のみでは、遊技者は新鮮味を
感じることができず、飽きてしまうおそれがあった。そ
のため、新たな趣向性のある仮停止表示態様が望まれて
いる。さらに、上記図柄の揺れ変動による仮停止表示で
は、図柄が確定停止しているか否かが判別し難い問題も
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑みなされたもので、遊技者に新鮮な遊技感覚を味
合わせることができ、かつ趣向性の高い遊技機の提供を
目的とする。
況に鑑みなされたもので、遊技者に新鮮な遊技感覚を味
合わせることができ、かつ趣向性の高い遊技機の提供を
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、判定開始条件の成立に起因して遊技の当り外れを
判定する当否判定手段と、複数の図柄を変動表示した
後、前記当否判定手段による判定結果を予め決定された
図柄組合せで確定停止表示する判定結果確定停止表示手
段と、前記当否判定手段による判定結果が当りとなった
ことに起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段と
を備えた遊技機において、前記判定結果確定停止表示手
段による図柄組合せの確定停止表示前に、複数の図柄の
内、一部又は全部を予め決定された図柄で仮停止表示す
る仮停止表示手段を有し、全ての図柄が仮停止表示され
た後の全図柄仮停止表示時間の長さによって、前記当否
判定手段による判定結果が当りとなる可能性が異なるこ
とを特徴とする。
明は、判定開始条件の成立に起因して遊技の当り外れを
判定する当否判定手段と、複数の図柄を変動表示した
後、前記当否判定手段による判定結果を予め決定された
図柄組合せで確定停止表示する判定結果確定停止表示手
段と、前記当否判定手段による判定結果が当りとなった
ことに起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段と
を備えた遊技機において、前記判定結果確定停止表示手
段による図柄組合せの確定停止表示前に、複数の図柄の
内、一部又は全部を予め決定された図柄で仮停止表示す
る仮停止表示手段を有し、全ての図柄が仮停止表示され
た後の全図柄仮停止表示時間の長さによって、前記当否
判定手段による判定結果が当りとなる可能性が異なるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、判定開始条件の成立に
起因して遊技の当り外れを判定する当否判定手段と、複
数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段による判
定結果が当りの場合には予め決定された当り図柄組合せ
で確定停止表示し、判定結果が外れの場合には予め決定
された外れ図柄組合せで確定停止表示する判定結果確定
停止表示手段と、前記当否判定手段による判定結果が当
りとなったことに起因して特別遊技を実行する特別遊技
実行手段とを備えた遊技機において、前記当否判定手段
による判定結果が当りの場合には、前記当り図柄組合せ
で確定停止表示する前に、予め決定された仮の当り図柄
組合せで仮停止表示する仮当り停止表示手段を有し、前
記当り図柄組合せを複数有し、該複数の当り図柄組合せ
には、少なくとも、遊技者に特定の遊技価値を与える特
定当り図柄組合せを含み、前記仮当り停止表示手段によ
る仮の当り図柄組合せの仮停止表示時間の長さによっ
て、前記特定当り図柄組合せで確定停止表示される可能
性が異なることを特徴とする。
起因して遊技の当り外れを判定する当否判定手段と、複
数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段による判
定結果が当りの場合には予め決定された当り図柄組合せ
で確定停止表示し、判定結果が外れの場合には予め決定
された外れ図柄組合せで確定停止表示する判定結果確定
停止表示手段と、前記当否判定手段による判定結果が当
りとなったことに起因して特別遊技を実行する特別遊技
実行手段とを備えた遊技機において、前記当否判定手段
による判定結果が当りの場合には、前記当り図柄組合せ
で確定停止表示する前に、予め決定された仮の当り図柄
組合せで仮停止表示する仮当り停止表示手段を有し、前
記当り図柄組合せを複数有し、該複数の当り図柄組合せ
には、少なくとも、遊技者に特定の遊技価値を与える特
定当り図柄組合せを含み、前記仮当り停止表示手段によ
る仮の当り図柄組合せの仮停止表示時間の長さによっ
て、前記特定当り図柄組合せで確定停止表示される可能
性が異なることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、判定開始条件の成立に
起因して遊技の当り外れを判定する当否判定手段と、複
数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段による判
定結果が当りの場合には予め決定された当り図柄組合せ
で確定停止表示し、判定結果が外れの場合には予め決定
された外れ図柄組合せで確定停止表示する判定結果確定
停止表示手段と、前記当否判定手段による判定結果が当
りとなったことに起因して特別遊技を実行する特別遊技
実行手段とを備えた遊技機において、前記当否判定手段
による判定結果が当りの場合には、前記当り図柄組合せ
で確定停止表示する前に、予め決定された仮の当り図柄
組合せで仮停止表示する仮当り停止表示手段を有し、前
記当り図柄組合せを複数有し、該複数の当り図柄組合せ
には、少なくとも、第1の遊技価値を遊技者に与える第
1当り図柄組合せと、前記第1の遊技価値とは異なる第
2の遊技価値を遊技者に与える第2当り図柄組合せを含
み、前記仮当り停止表示手段による仮の当り図柄組合せ
の仮停止表示時間の長さによって、前記遊技価値の異な
るどの当り図柄組合せで確定停止表示されるかの可能性
が異なることを特徴とする。
起因して遊技の当り外れを判定する当否判定手段と、複
数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段による判
定結果が当りの場合には予め決定された当り図柄組合せ
で確定停止表示し、判定結果が外れの場合には予め決定
された外れ図柄組合せで確定停止表示する判定結果確定
停止表示手段と、前記当否判定手段による判定結果が当
りとなったことに起因して特別遊技を実行する特別遊技
実行手段とを備えた遊技機において、前記当否判定手段
による判定結果が当りの場合には、前記当り図柄組合せ
で確定停止表示する前に、予め決定された仮の当り図柄
組合せで仮停止表示する仮当り停止表示手段を有し、前
記当り図柄組合せを複数有し、該複数の当り図柄組合せ
には、少なくとも、第1の遊技価値を遊技者に与える第
1当り図柄組合せと、前記第1の遊技価値とは異なる第
2の遊技価値を遊技者に与える第2当り図柄組合せを含
み、前記仮当り停止表示手段による仮の当り図柄組合せ
の仮停止表示時間の長さによって、前記遊技価値の異な
るどの当り図柄組合せで確定停止表示されるかの可能性
が異なることを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
1項において、仮停止表示時間を遊技者に連想させる仮
停止表示時間報知手段を備えたことを特徴とする。
1項において、仮停止表示時間を遊技者に連想させる仮
停止表示時間報知手段を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
1項において、図柄の仮停止表示態様が、図柄を時計回
り又は反時計回りに回転する表示であることを特徴とす
る。
1項において、図柄の仮停止表示態様が、図柄を時計回
り又は反時計回りに回転する表示であることを特徴とす
る。
【0016】請求項6の発明は、請求項1〜4の何れか
1項において、図柄の仮停止表示態様が、図柄の大きさ
を変化する表示であることを特徴とする。
1項において、図柄の仮停止表示態様が、図柄の大きさ
を変化する表示であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に基づき本発明の
好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に
係る遊技機全体の正面図、図2は同遊技機の遊技盤の正
面図、図3は同遊技機のシステム制御を簡略に示すブロ
ック図、図4は同遊技機の表示制御を簡略に示すブロッ
ク図である。
好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に
係る遊技機全体の正面図、図2は同遊技機の遊技盤の正
面図、図3は同遊技機のシステム制御を簡略に示すブロ
ック図、図4は同遊技機の表示制御を簡略に示すブロッ
ク図である。
【0018】図1及び2に示す遊技機1は、遊技盤3の
縁に遊技球の外側誘導レール4及び内側誘導レール5が
略円形に立設され、前記内側誘導レール5によって囲ま
れた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かっ
て順に表示装置9、上側第1種始動入賞口10及び普通
電動役物である下側第1種始動入賞口11、特別電動役
物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また
上方両側にはランプ風車18a,18b、その下方に普
通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用
右ゲート21、その下方に風車22a,22b、その下
方に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記大
入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞
口29が配設されている。前記種々の入賞口に遊技球が
入賞すると所定数の遊技球が賞品球として払い出され
る。また後に詳述する特定の条件で所定の特別遊技状
態、この例では大当りとなると大入賞口15が開放さ
れ、遊技球が入賞し易い状態となる。また、普通図柄変
動開始用ゲート19,21の検出信号により、普通図柄
が所定値となった場合、下側第1種始動入賞口11が拡
開状態となる。
縁に遊技球の外側誘導レール4及び内側誘導レール5が
略円形に立設され、前記内側誘導レール5によって囲ま
れた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かっ
て順に表示装置9、上側第1種始動入賞口10及び普通
電動役物である下側第1種始動入賞口11、特別電動役
物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また
上方両側にはランプ風車18a,18b、その下方に普
通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用
右ゲート21、その下方に風車22a,22b、その下
方に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記大
入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞
口29が配設されている。前記種々の入賞口に遊技球が
入賞すると所定数の遊技球が賞品球として払い出され
る。また後に詳述する特定の条件で所定の特別遊技状
態、この例では大当りとなると大入賞口15が開放さ
れ、遊技球が入賞し易い状態となる。また、普通図柄変
動開始用ゲート19,21の検出信号により、普通図柄
が所定値となった場合、下側第1種始動入賞口11が拡
開状態となる。
【0019】前記遊技盤3の前面側にはガラス枠31、
払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿32、
該上側球受け皿32を取り付けるための取付板33、前
記上側球受け皿32の飽和時に遊技球を受けるための下
側球受け皿34、遊技状態を報知するランプ表示器3
5,36、音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報
知するスピーカ37、遊技者の発射操作に応じて遊技球
を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置H等がそれ
ぞれ組み付けられている。次に所要の各部についてさら
に詳述する。
払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿32、
該上側球受け皿32を取り付けるための取付板33、前
記上側球受け皿32の飽和時に遊技球を受けるための下
側球受け皿34、遊技状態を報知するランプ表示器3
5,36、音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報
知するスピーカ37、遊技者の発射操作に応じて遊技球
を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置H等がそれ
ぞれ組み付けられている。次に所要の各部についてさら
に詳述する。
【0020】前記表示装置9は、その上部の普通図柄表
示装置41と中部の特別図柄表示装置43とよりなり、
数字,アルファベット,記号或いは絵(キャラクター)
等の普通図柄又は特別図柄を変動表示及び停止表示可能
となっている。普通図柄表示装置41は7セグメントL
ED等からなる普通図柄表示部45を有する。また、普
通図柄表示部45の両側にはLED等からなる普通図柄
変動数記憶表示器47が設けられ、前記普通図柄変動開
始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21
を遊技球が通過することによって発生する図柄変動開始
の数を、現在変動中のものを除いて保留回数(この例で
は最高4回)として記憶し表示するようになっている。
示装置41と中部の特別図柄表示装置43とよりなり、
数字,アルファベット,記号或いは絵(キャラクター)
等の普通図柄又は特別図柄を変動表示及び停止表示可能
となっている。普通図柄表示装置41は7セグメントL
ED等からなる普通図柄表示部45を有する。また、普
通図柄表示部45の両側にはLED等からなる普通図柄
変動数記憶表示器47が設けられ、前記普通図柄変動開
始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21
を遊技球が通過することによって発生する図柄変動開始
の数を、現在変動中のものを除いて保留回数(この例で
は最高4回)として記憶し表示するようになっている。
【0021】前記特別図柄表示装置43は、遊技機1の
判定結果表示手段に相当するものである。この特別図柄
表示装置43は、液晶,ドットマトリックス若しくはL
ED表示装置等の表示装置からなり、この実施例では、
窓枠部49内にカラー表示可能な液晶表示器(TFT−
LCDモジュール)等からなる画像表示部(可変表示領
域)50が設けられている。この画像表示部50は、横
に並ぶ3つの表示領域に分割されて左側表示領域、中央
表示領域、右側表示領域となっており、左側表示領域に
は左特別図柄が、中央表示領域には中特別図柄が、右側
表示領域には右特別図柄が、それぞれ判定結果表示用図
柄として、変動表示及び停止表示可能とされている。な
お、この実施例における前記左側表示領域、中央表示領
域、右側表示領域にそれぞれ表示される特別図柄は、
『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
1』の12通りの図柄とされている。また、前記画像表
示部50には、前記特別図柄の変動中に、該特別図柄に
加えて背景画像(キャラクター,背景,文字等を含
む。)が表示され、該背景画像は特別図柄の変動開始等
の所定始動条件に起因して変動表示可能となっている。
さらに、前記窓枠部49の左右内側にはLED等からな
る特別図柄変動数記憶表示器51が設けられている。
判定結果表示手段に相当するものである。この特別図柄
表示装置43は、液晶,ドットマトリックス若しくはL
ED表示装置等の表示装置からなり、この実施例では、
窓枠部49内にカラー表示可能な液晶表示器(TFT−
LCDモジュール)等からなる画像表示部(可変表示領
域)50が設けられている。この画像表示部50は、横
に並ぶ3つの表示領域に分割されて左側表示領域、中央
表示領域、右側表示領域となっており、左側表示領域に
は左特別図柄が、中央表示領域には中特別図柄が、右側
表示領域には右特別図柄が、それぞれ判定結果表示用図
柄として、変動表示及び停止表示可能とされている。な
お、この実施例における前記左側表示領域、中央表示領
域、右側表示領域にそれぞれ表示される特別図柄は、
『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
1』の12通りの図柄とされている。また、前記画像表
示部50には、前記特別図柄の変動中に、該特別図柄に
加えて背景画像(キャラクター,背景,文字等を含
む。)が表示され、該背景画像は特別図柄の変動開始等
の所定始動条件に起因して変動表示可能となっている。
さらに、前記窓枠部49の左右内側にはLED等からな
る特別図柄変動数記憶表示器51が設けられている。
【0022】前記上下の第1種始動入賞口10,11は
表示装置9の真下に設けられ、下側第1種始動入賞口1
1については二つの可動片11a,11bが背面の第1
種始動入賞口用ソレノイドによって通常状態である略垂
直の狭小開放状態と略V字形の拡開開放状態間を変化可
能に制御されているのに対し、上側第1種始動入賞口1
0は単に開口したものとされている。前記下側第1種始
動入賞口11の拡開開放は、前記普通図柄表示部45の
図柄が変動停止して特定の図柄が表示された時に行われ
る。この例では、通常遊技状態時に普通図柄表示部45
の停止図柄が特定図柄の場合には、0.3秒間の下側第
1種始動入賞口11の拡開開放を1回行い、さらに該拡
開開放の間に第1種始動入賞口10,11への入賞球数
が6個に達したときには当該拡開開放を強制終了するよ
うにされている。他方、後述する確率変動状態時におい
て普通図柄表示部45の停止図柄が特定図柄の場合に
は、1.7秒間の下側第1種始動入賞口11の拡開開放
を2秒間隔(この間は狭小開放となる。)で3回行い、
さらに該拡開開放の間に第1種始動入賞口10,11へ
の入賞球数が6個に達したときには当該拡開開放を強制
終了するようにされている。
表示装置9の真下に設けられ、下側第1種始動入賞口1
1については二つの可動片11a,11bが背面の第1
種始動入賞口用ソレノイドによって通常状態である略垂
直の狭小開放状態と略V字形の拡開開放状態間を変化可
能に制御されているのに対し、上側第1種始動入賞口1
0は単に開口したものとされている。前記下側第1種始
動入賞口11の拡開開放は、前記普通図柄表示部45の
図柄が変動停止して特定の図柄が表示された時に行われ
る。この例では、通常遊技状態時に普通図柄表示部45
の停止図柄が特定図柄の場合には、0.3秒間の下側第
1種始動入賞口11の拡開開放を1回行い、さらに該拡
開開放の間に第1種始動入賞口10,11への入賞球数
が6個に達したときには当該拡開開放を強制終了するよ
うにされている。他方、後述する確率変動状態時におい
て普通図柄表示部45の停止図柄が特定図柄の場合に
は、1.7秒間の下側第1種始動入賞口11の拡開開放
を2秒間隔(この間は狭小開放となる。)で3回行い、
さらに該拡開開放の間に第1種始動入賞口10,11へ
の入賞球数が6個に達したときには当該拡開開放を強制
終了するようにされている。
【0023】また、前記遊技盤3の背面には、第1種始
動入賞口10,11に入賞した球を検出する特別図柄変
動開始スイッチが入賞球の通路に設けられており、該入
賞球の検出によって前記特別図柄表示装置43の図柄変
動を開始するようになっている。その際、特別図柄変動
中に第1種始動入賞口10,11に入賞した球の個数、
すなわち特別図柄の変動を開始する回数については、保
留回数(この例では最高4回)を、前記特別図柄変動数
記憶表示器51に表示し、記憶数の減少によって前記表
示器51の表示個数を減らすようになっている。
動入賞口10,11に入賞した球を検出する特別図柄変
動開始スイッチが入賞球の通路に設けられており、該入
賞球の検出によって前記特別図柄表示装置43の図柄変
動を開始するようになっている。その際、特別図柄変動
中に第1種始動入賞口10,11に入賞した球の個数、
すなわち特別図柄の変動を開始する回数については、保
留回数(この例では最高4回)を、前記特別図柄変動数
記憶表示器51に表示し、記憶数の減少によって前記表
示器51の表示個数を減らすようになっている。
【0024】前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び
普通図柄変動開始用右ゲート21は表示装置9の左右に
設けられ、普通図柄変動開始スイッチを備え、該普通図
柄変動開始スイッチで両ゲート19,21を通過する遊
技球を検出することによって前記普通図柄表示装置41
の普通図柄の変動を開始させるようになっている。ま
た、前記左袖入賞口23と右袖入賞口25の入賞球を検
出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出ス
イッチ、前記左落とし入賞口27と右落とし入賞口29
の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右
落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技
盤背面に設けられている。
普通図柄変動開始用右ゲート21は表示装置9の左右に
設けられ、普通図柄変動開始スイッチを備え、該普通図
柄変動開始スイッチで両ゲート19,21を通過する遊
技球を検出することによって前記普通図柄表示装置41
の普通図柄の変動を開始させるようになっている。ま
た、前記左袖入賞口23と右袖入賞口25の入賞球を検
出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出ス
イッチ、前記左落とし入賞口27と右落とし入賞口29
の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右
落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技
盤背面に設けられている。
【0025】前記大入賞口15は第1種始動入賞口1
0,11の下方に設けられ、大入賞口開放用ソレノイド
と該ソレノイドによって開閉する開閉板61とを備えて
いる。この大入賞口15は、通常は開閉板61が閉じた
状態とされ、当該大入賞口15の内部には、該大入賞口
15の開放と同時に開放して入賞可能にする特定領域入
賞口63を有する。さらに、該特定領域入賞口63に
は、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉
される開閉扉(図示せず)が設けられている。また、前
記特定領域入賞口63には特定入賞球を検出する特定入
賞球検出スイッチが設けられ、該入賞球の検出により大
入賞口15を再度開ける継続権利が成立するようにされ
ている。また、大入賞口15内の略中央には、前記大入
賞口15に入賞しかつ前記特定領域入賞口63に入賞し
なかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチが
設けられている。
0,11の下方に設けられ、大入賞口開放用ソレノイド
と該ソレノイドによって開閉する開閉板61とを備えて
いる。この大入賞口15は、通常は開閉板61が閉じた
状態とされ、当該大入賞口15の内部には、該大入賞口
15の開放と同時に開放して入賞可能にする特定領域入
賞口63を有する。さらに、該特定領域入賞口63に
は、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉
される開閉扉(図示せず)が設けられている。また、前
記特定領域入賞口63には特定入賞球を検出する特定入
賞球検出スイッチが設けられ、該入賞球の検出により大
入賞口15を再度開ける継続権利が成立するようにされ
ている。また、大入賞口15内の略中央には、前記大入
賞口15に入賞しかつ前記特定領域入賞口63に入賞し
なかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチが
設けられている。
【0026】前記特別図柄表示装置43の作動及び大入
賞口15の作動、つまり特別遊技実行時(大当り成立
時)の動作について説明する。前記のように第1種始動
入賞口10,11に遊技球が入賞し、特別図柄変動開始
スイッチによって入賞球が検出されると、後述する図3
及び表1に示すメイン制御回路70のラベル−TRND
−Aやラベル−TRND−R1等の各種乱数値が取得
(抽出)され、その取得数値がメイン制御回路70のR
AM73の特別図柄乱数記憶領域に一旦格納される。そ
して、当該格納された各数値に基づいて大当りの判定、
停止図柄の決定(作成)、リーチ決定等の図柄変動パタ
ーンの選択等が行われ、前記特別図柄表示装置43の画
像表示部50の左側表示領域、中央表示領域、右側表示
領域で特別図柄の変動を開始する。
賞口15の作動、つまり特別遊技実行時(大当り成立
時)の動作について説明する。前記のように第1種始動
入賞口10,11に遊技球が入賞し、特別図柄変動開始
スイッチによって入賞球が検出されると、後述する図3
及び表1に示すメイン制御回路70のラベル−TRND
−Aやラベル−TRND−R1等の各種乱数値が取得
(抽出)され、その取得数値がメイン制御回路70のR
AM73の特別図柄乱数記憶領域に一旦格納される。そ
して、当該格納された各数値に基づいて大当りの判定、
停止図柄の決定(作成)、リーチ決定等の図柄変動パタ
ーンの選択等が行われ、前記特別図柄表示装置43の画
像表示部50の左側表示領域、中央表示領域、右側表示
領域で特別図柄の変動を開始する。
【0027】前記特別図柄の変動開始から所定時間(前
記選択された各変動パターンで定められている時間、こ
の例では最低5.1秒から最高57.1秒)変動後、例
えば、左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域の順
や左側表示領域、右側表示領域、中央表示領域の順等で
特別図柄が変動停止して、停止図柄が確定表示される。
その際、決定された停止図柄及び図柄変動パターン等に
よっては、リーチ状態が成立することがある。ここで、
リーチ状態とは、画像表示部50で特別図柄の変動表示
が開始された後、表示制御が進行して表示結果が停止表
示される前段階において、特定の表示態様、つまり大当
りの組合せが表示され易い可変表示態様となったと遊技
者に思わせるための表示態様をいう。この実施例では、
リーチ状態の1つとして、前記画像表示部50の各表示
領域の内、最終停止図柄を表示する表示領域、ここでは
中央表示領域だけを残して、残りの二つの表示領域で図
柄が特定の組合せ(例えば同一図柄)となるように停止
表示するリーチ変動表示処理がなされている。
記選択された各変動パターンで定められている時間、こ
の例では最低5.1秒から最高57.1秒)変動後、例
えば、左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域の順
や左側表示領域、右側表示領域、中央表示領域の順等で
特別図柄が変動停止して、停止図柄が確定表示される。
その際、決定された停止図柄及び図柄変動パターン等に
よっては、リーチ状態が成立することがある。ここで、
リーチ状態とは、画像表示部50で特別図柄の変動表示
が開始された後、表示制御が進行して表示結果が停止表
示される前段階において、特定の表示態様、つまり大当
りの組合せが表示され易い可変表示態様となったと遊技
者に思わせるための表示態様をいう。この実施例では、
リーチ状態の1つとして、前記画像表示部50の各表示
領域の内、最終停止図柄を表示する表示領域、ここでは
中央表示領域だけを残して、残りの二つの表示領域で図
柄が特定の組合せ(例えば同一図柄)となるように停止
表示するリーチ変動表示処理がなされている。
【0028】また、実施例では、前記リーチ状態時に
は、前記画像表示部50の特別図柄(主に最終停止特別
図柄)の変動時間を長くしたり、前記画像表示部50の
特別図柄の背後に表示される背景画像を変化させたり、
該画像表示部50上にキャラクター画像(人物や動物や
植物等の画像)を表示する等、複数の態様のリーチアク
ションの中から選択されたリーチアクションが演出され
るようになっている。なお、前記リーチ状態になる前
に、該リーチ状態になる可能性又は大当りになる可能性
が高いことを報知する予告(予兆)が演出されるように
しても良い。前記予告としては、画像表示部50上への
キャラクター画像表示や残像表示等が挙げられる。
は、前記画像表示部50の特別図柄(主に最終停止特別
図柄)の変動時間を長くしたり、前記画像表示部50の
特別図柄の背後に表示される背景画像を変化させたり、
該画像表示部50上にキャラクター画像(人物や動物や
植物等の画像)を表示する等、複数の態様のリーチアク
ションの中から選択されたリーチアクションが演出され
るようになっている。なお、前記リーチ状態になる前
に、該リーチ状態になる可能性又は大当りになる可能性
が高いことを報知する予告(予兆)が演出されるように
しても良い。前記予告としては、画像表示部50上への
キャラクター画像表示や残像表示等が挙げられる。
【0029】前記停止特別図柄の組合せが、予め決めら
れた特定の大当り図柄組合せ、例えば、同一図柄の組合
せからなる通称ぞろ目であると、大当り状態に移行す
る。大当り状態になると、前記大入賞口15の開閉板6
1が開いて遊技領域6表面を落下してくる遊技球を受け
止め、大入賞口15へ入賞可能にし、該大入賞口15へ
の入賞があると、図示しない賞品球払出装置により所定
数の遊技球が賞品球として払い出される。前記開閉板6
1は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは入
賞球数カウントスイッチで検出された入賞球数が所定個
数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされて
いる。なお、前記入賞球数カウントスイッチで検出され
た入賞球数は、特別図柄表示装置43の画像表示部50
に、0〜10までの数字又は棒グラフのように表示され
るようになっている。
れた特定の大当り図柄組合せ、例えば、同一図柄の組合
せからなる通称ぞろ目であると、大当り状態に移行す
る。大当り状態になると、前記大入賞口15の開閉板6
1が開いて遊技領域6表面を落下してくる遊技球を受け
止め、大入賞口15へ入賞可能にし、該大入賞口15へ
の入賞があると、図示しない賞品球払出装置により所定
数の遊技球が賞品球として払い出される。前記開閉板6
1は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは入
賞球数カウントスイッチで検出された入賞球数が所定個
数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされて
いる。なお、前記入賞球数カウントスイッチで検出され
た入賞球数は、特別図柄表示装置43の画像表示部50
に、0〜10までの数字又は棒グラフのように表示され
るようになっている。
【0030】また、大入賞口15の開放中又は大入賞口
15が閉じてから約2秒以内に、特定領域入賞口63へ
の入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出すると、前記
大当りを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数
(例えば最高15回又は13回)、前記開閉板61の開
放を繰り返すようになっている。なお、実施例では、大
当り成立時における大当り図柄の組合せが特定の図柄組
合せ、具体的には‘1’、‘3’、‘5’、‘7’、
‘9’、‘11’の何れかのぞろ目であるときには、前
記大当り継続権利の発生する最高回数、所謂ラウンド数
が13回となり、一方、大当り図柄の組合せが‘0’、
‘2’、‘4’、‘6’、‘8’、‘10’の何れかの
ぞろ目であるときには、前記ラウンド数が15回とな
る。
15が閉じてから約2秒以内に、特定領域入賞口63へ
の入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出すると、前記
大当りを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数
(例えば最高15回又は13回)、前記開閉板61の開
放を繰り返すようになっている。なお、実施例では、大
当り成立時における大当り図柄の組合せが特定の図柄組
合せ、具体的には‘1’、‘3’、‘5’、‘7’、
‘9’、‘11’の何れかのぞろ目であるときには、前
記大当り継続権利の発生する最高回数、所謂ラウンド数
が13回となり、一方、大当り図柄の組合せが‘0’、
‘2’、‘4’、‘6’、‘8’、‘10’の何れかの
ぞろ目であるときには、前記ラウンド数が15回とな
る。
【0031】さらに、この実施例の遊技機1は確率変動
機能及び時間短縮機能を備えた機種であり、大当り成立
時における大当り図柄組合せが確変及び時短図柄である
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’,‘11’の
何れかの奇数のぞろ目であるときには、大当り(特別遊
技状態)の発生に加えて、大当り終了後に確率変動及び
時間短縮が生じ、すなわち次回の大当り発生確率が平時
における通常遊技状態(低確率状態、1/315)より
も高い確率変動状態(高確率状態、5/315)に移行
されると共に、特別図柄が変動開始してから確定表示さ
れるまでの時間が通常より短くなり、該確率変動状態及
び時間短縮状態は次回の大当りまで継続するようになっ
ている。また、大当り成立時における大当り図柄組合せ
が通常図柄である‘0’,‘2’,‘4’,‘6’,
‘8’,‘10’の何れかの偶数のぞろ目であるときに
は、大当り終了後は、通常遊技状態(低確率状態、1/
315)とされ、時間短縮も行われず、該通常遊技状態
は次回の大当りまで継続するようになっている。なお、
前記確率変動状態時に、再び上記確変及び時短図柄のぞ
ろ目で大当りが成立した場合には、その大当り終了後に
再度確率変動状態になる。
機能及び時間短縮機能を備えた機種であり、大当り成立
時における大当り図柄組合せが確変及び時短図柄である
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’,‘11’の
何れかの奇数のぞろ目であるときには、大当り(特別遊
技状態)の発生に加えて、大当り終了後に確率変動及び
時間短縮が生じ、すなわち次回の大当り発生確率が平時
における通常遊技状態(低確率状態、1/315)より
も高い確率変動状態(高確率状態、5/315)に移行
されると共に、特別図柄が変動開始してから確定表示さ
れるまでの時間が通常より短くなり、該確率変動状態及
び時間短縮状態は次回の大当りまで継続するようになっ
ている。また、大当り成立時における大当り図柄組合せ
が通常図柄である‘0’,‘2’,‘4’,‘6’,
‘8’,‘10’の何れかの偶数のぞろ目であるときに
は、大当り終了後は、通常遊技状態(低確率状態、1/
315)とされ、時間短縮も行われず、該通常遊技状態
は次回の大当りまで継続するようになっている。なお、
前記確率変動状態時に、再び上記確変及び時短図柄のぞ
ろ目で大当りが成立した場合には、その大当り終了後に
再度確率変動状態になる。
【0032】上記のように、大当り継続権利の可能ラウ
ンド数等の特別遊技実行時における賞価値や、確率変動
や時間短縮等の特典遊技による価値等の、遊技者に与え
る遊技価値(大当り態様)が、大当り図柄組合せ(確定
停止大当り図柄組合せ)における図柄の種類(形状)に
よって変化するようにすれば、遊技者の大当り図柄組合
せに対する興味が増し、遊技の幅を広げ、遊技をより一
層面白くすることができる。なお、この実施例では、特
別遊技終了後に確率変動及び時間短縮が行われず、前記
特別遊技実行時のラウンド数が15回となる場合の遊技
価値を第1遊技価値とし、その第1遊技価値を遊技者に
与える偶数のぞろ目からなる大当り図柄組合せを第1大
当り図柄組合せとする。また、特別遊技終了後に確率変
動及び時間短縮が行われ、前記特別遊技実行時のラウン
ド数が13回となる場合の遊技価値を第2遊技価値と
し、その第2遊技価値を遊技者に与える奇数のぞろ目か
らなる大当り図柄組合せを第2大当り図柄組合せとす
る。
ンド数等の特別遊技実行時における賞価値や、確率変動
や時間短縮等の特典遊技による価値等の、遊技者に与え
る遊技価値(大当り態様)が、大当り図柄組合せ(確定
停止大当り図柄組合せ)における図柄の種類(形状)に
よって変化するようにすれば、遊技者の大当り図柄組合
せに対する興味が増し、遊技の幅を広げ、遊技をより一
層面白くすることができる。なお、この実施例では、特
別遊技終了後に確率変動及び時間短縮が行われず、前記
特別遊技実行時のラウンド数が15回となる場合の遊技
価値を第1遊技価値とし、その第1遊技価値を遊技者に
与える偶数のぞろ目からなる大当り図柄組合せを第1大
当り図柄組合せとする。また、特別遊技終了後に確率変
動及び時間短縮が行われ、前記特別遊技実行時のラウン
ド数が13回となる場合の遊技価値を第2遊技価値と
し、その第2遊技価値を遊技者に与える奇数のぞろ目か
らなる大当り図柄組合せを第2大当り図柄組合せとす
る。
【0033】図3には、遊技機1の裏側に設置された遊
技系統の制御を行うメイン制御回路70及び該メイン制
御回路70の制御下で前記特別図柄表示装置43の画像
表示部50における特別図柄、背景等の表示制御を行う
表示制御回路90等、当該遊技機1のシステム制御ブロ
ックが示されている。
技系統の制御を行うメイン制御回路70及び該メイン制
御回路70の制御下で前記特別図柄表示装置43の画像
表示部50における特別図柄、背景等の表示制御を行う
表示制御回路90等、当該遊技機1のシステム制御ブロ
ックが示されている。
【0034】前記メイン制御回路70は、内部に遊技制
御用プログラムに従って制御動作を行うCPU72、該
CPU72のワーク用メモリとして機能するRAM7
3、遊技制御用プログラムを記憶するROM74を備え
たワンチップマイクロコンピュータ71と、該コンピュ
ータ71と前記表示制御回路90等を結ぶI/O(入出
力)バス75,76、出力ポート77、ドライバ78、
バッファゲート79、インターフェイス80、初期リセ
ット回路81、定期リセット回路82等により構成され
ている。
御用プログラムに従って制御動作を行うCPU72、該
CPU72のワーク用メモリとして機能するRAM7
3、遊技制御用プログラムを記憶するROM74を備え
たワンチップマイクロコンピュータ71と、該コンピュ
ータ71と前記表示制御回路90等を結ぶI/O(入出
力)バス75,76、出力ポート77、ドライバ78、
バッファゲート79、インターフェイス80、初期リセ
ット回路81、定期リセット回路82等により構成され
ている。
【0035】前記CPU72は、制御部,演算部,各種
カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制
御を行う他、大当り(特別遊技状態)の発生確率や普通
図柄による当り(下側第1種始動入賞口11の拡開開
放)の発生確率を定める乱数等も生成している。また、
前記RAM73は、特別図柄変動開始スイッチの検出信
号及び普通図柄変動開始スイッチの検出信号用の記憶領
域、CPU72で生成される各種乱数値用の記憶領域、
各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、並び
にCPU72の作業領域を備えている。さらに、前記R
OM74には、遊技上の制御プログラムや制御データ、
制御コマンドが書き込まれている他、大当り及び普通図
柄による当りの判定値等が書き込まれている。
カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制
御を行う他、大当り(特別遊技状態)の発生確率や普通
図柄による当り(下側第1種始動入賞口11の拡開開
放)の発生確率を定める乱数等も生成している。また、
前記RAM73は、特別図柄変動開始スイッチの検出信
号及び普通図柄変動開始スイッチの検出信号用の記憶領
域、CPU72で生成される各種乱数値用の記憶領域、
各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、並び
にCPU72の作業領域を備えている。さらに、前記R
OM74には、遊技上の制御プログラムや制御データ、
制御コマンドが書き込まれている他、大当り及び普通図
柄による当りの判定値等が書き込まれている。
【0036】初期リセット回路81は、電源回路87に
よる電源投入時にワンチップマイクロコンピュータ71
をリセットするための回路である。初期リセット回路8
1から送られてきた初期リセットパルスに応答して、ワ
ンチップマイクロコンピュータ71は各種制御情報を初
期化する。
よる電源投入時にワンチップマイクロコンピュータ71
をリセットするための回路である。初期リセット回路8
1から送られてきた初期リセットパルスに応答して、ワ
ンチップマイクロコンピュータ71は各種制御情報を初
期化する。
【0037】定期リセット回路82は、ワンチップマイ
クロコンピュータ71に対し、定期的(例えば4.00
0msec毎)にリセットパルスを与え、ワンチップマ
イクロコンピュータ71のROM74に記憶されている
遊技制御用プログラムを先頭から繰り返し実行させるた
めの回路である。
クロコンピュータ71に対し、定期的(例えば4.00
0msec毎)にリセットパルスを与え、ワンチップマ
イクロコンピュータ71のROM74に記憶されている
遊技制御用プログラムを先頭から繰り返し実行させるた
めの回路である。
【0038】また、前記メイン制御回路70から出力さ
れる制御信号に基づいて、ドライバ78に接続された下
側第1種始動入賞口11、大入賞口15、普通図柄表示
装置41、普通図柄変動数記憶表示器47、特別図柄変
動数記憶表示器51等が制御されている。さらに、ドラ
イバ78を介して、発光体制御回路88が発光体制御信
号を受け取り、当該制御信号に基づいてランプ表示器3
5,36等が制御されている。その他、ドライバ78及
び情報出力回路83を介して、大当り情報や図柄確定情
報、確率変動情報等の各種遊技情報がホストコンピュー
タであるホール用の管理装置84に出力されている。
れる制御信号に基づいて、ドライバ78に接続された下
側第1種始動入賞口11、大入賞口15、普通図柄表示
装置41、普通図柄変動数記憶表示器47、特別図柄変
動数記憶表示器51等が制御されている。さらに、ドラ
イバ78を介して、発光体制御回路88が発光体制御信
号を受け取り、当該制御信号に基づいてランプ表示器3
5,36等が制御されている。その他、ドライバ78及
び情報出力回路83を介して、大当り情報や図柄確定情
報、確率変動情報等の各種遊技情報がホストコンピュー
タであるホール用の管理装置84に出力されている。
【0039】さらに、各種入賞口に入賞した球を検出す
る、特別図柄変動開始スイッチ、普通図柄変動開始スイ
ッチ、特定入賞球検出スイッチ、入賞球数カウントスイ
ッチ、その他の入賞口用検出スイッチ等の各検出器から
出力される検出信号は、前記インターフェイス80を介
してメイン制御回路70に入力されている。
る、特別図柄変動開始スイッチ、普通図柄変動開始スイ
ッチ、特定入賞球検出スイッチ、入賞球数カウントスイ
ッチ、その他の入賞口用検出スイッチ等の各検出器から
出力される検出信号は、前記インターフェイス80を介
してメイン制御回路70に入力されている。
【0040】その他、前記ワンチップマイクロコンピュ
ータ71には、I/Oバス75を介して音声合成回路8
5及び表示制御回路90が接続されている。前記音声合
成回路85には音声増幅回路86を介してスピーカ37
が接続されており、表示制御回路90には前記特別図柄
表示装置43が接続されている。
ータ71には、I/Oバス75を介して音声合成回路8
5及び表示制御回路90が接続されている。前記音声合
成回路85には音声増幅回路86を介してスピーカ37
が接続されており、表示制御回路90には前記特別図柄
表示装置43が接続されている。
【0041】前記表示制御回路90は、遊技機1の特別
図柄表示制御手段(仮停止表示手段や仮当り停止表示手
段、仮停止表示時間制御手段、判定結果確定停止表示手
段等を含む。)等の各種画像表示制御手段に該当し、特
別図柄表示装置43の画像表示部50に表示する遊技画
像(特別図柄,リーチアクション画像,予告画像等が含
まれる。)の表示制御を行うためのものであって、図4
に示すように、制御データを記憶する制御データROM
92、画像データを記憶するキャラクターROM95、
メイン制御回路70の制御信号に基づき制御データRO
M92に従って表示制御データを制御する表示制御用C
PU91、該表示制御用CPU91からの指令に基づい
てキャラクターROM95から必要なデータを読み出
し、表示画像における図柄や背景、キャラクター、文字
等のマップデータを生成するVDP93、該VDP93
で生成したデータを格納するVRAM94、前記格納記
憶された画像データをRGB信号に変換するD−A変換
回路96、リセット回路97等よりなる。なお、D−A
変換回路96によって変換されたRGB信号は特別図柄
表示装置43に入力され、さらにVDP93から複合同
期信号SYNCを特別図柄表示装置43に供給する。そ
して、特別図柄表示装置43は、送信されてきたRGB
信号及び複合同期信号SYNCに基づいて画像表示部5
0に画像を表示する。
図柄表示制御手段(仮停止表示手段や仮当り停止表示手
段、仮停止表示時間制御手段、判定結果確定停止表示手
段等を含む。)等の各種画像表示制御手段に該当し、特
別図柄表示装置43の画像表示部50に表示する遊技画
像(特別図柄,リーチアクション画像,予告画像等が含
まれる。)の表示制御を行うためのものであって、図4
に示すように、制御データを記憶する制御データROM
92、画像データを記憶するキャラクターROM95、
メイン制御回路70の制御信号に基づき制御データRO
M92に従って表示制御データを制御する表示制御用C
PU91、該表示制御用CPU91からの指令に基づい
てキャラクターROM95から必要なデータを読み出
し、表示画像における図柄や背景、キャラクター、文字
等のマップデータを生成するVDP93、該VDP93
で生成したデータを格納するVRAM94、前記格納記
憶された画像データをRGB信号に変換するD−A変換
回路96、リセット回路97等よりなる。なお、D−A
変換回路96によって変換されたRGB信号は特別図柄
表示装置43に入力され、さらにVDP93から複合同
期信号SYNCを特別図柄表示装置43に供給する。そ
して、特別図柄表示装置43は、送信されてきたRGB
信号及び複合同期信号SYNCに基づいて画像表示部5
0に画像を表示する。
【0042】また、前記メイン制御回路70には、電源
回路87と、前記発射装置Hによる遊技球の発射を制御
するための発射制御回路100と、払い出し装置(図示
せず)による賞品球や貸球の払い出しを制御するための
払い出し制御回路110が接続されている。
回路87と、前記発射装置Hによる遊技球の発射を制御
するための発射制御回路100と、払い出し装置(図示
せず)による賞品球や貸球の払い出しを制御するための
払い出し制御回路110が接続されている。
【0043】この実施例におけるメイン制御回路70の
CPU72のカウンタとしては、表1に示すように、ラ
ベル−TRND−A,ラベル−TRND−R1,ラベル
−TRND−R2,ラベル−TRND−KAZ1,ラベ
ル−TRND−AZ1,ラベル−TRND−B1,ラベ
ル−TRND−B2,ラベル−TRND−B3,ラベル
−FRND−Aの9種類の乱数カウンタ(ランダムカウ
ンタ)等がある。なお、前記ラベル−TRND−A,ラ
ベル−TRND−R1,ラベル−TRND−R2,ラベ
ル−TRND−KAZ1,ラベル−TRND−AZ1,
ラベル−TRND−B1,ラベル−TRND−B2,ラ
ベル−TRND−B3の所定時に取得された数値は、メ
イン制御回路70のRAM73中の特別図柄乱数記憶領
域(ラベル−TMEMBF)に最高4個まで格納される
と共に、前記ラベル−FRND−Aの所定時に取得され
た数値は、同RAM73中の普通図柄乱数記憶領域(ラ
ベル−FMEMBF)に最高4個まで格納される。な
お、前記特別図柄乱数記憶領域及び普通図柄乱数記憶領
域に記憶された各カウンタの数値は、各カウンタの数値
に関する一連の遊技動作処理後、クリア処理される。各
カウンタの作動については次に示す。
CPU72のカウンタとしては、表1に示すように、ラ
ベル−TRND−A,ラベル−TRND−R1,ラベル
−TRND−R2,ラベル−TRND−KAZ1,ラベ
ル−TRND−AZ1,ラベル−TRND−B1,ラベ
ル−TRND−B2,ラベル−TRND−B3,ラベル
−FRND−Aの9種類の乱数カウンタ(ランダムカウ
ンタ)等がある。なお、前記ラベル−TRND−A,ラ
ベル−TRND−R1,ラベル−TRND−R2,ラベ
ル−TRND−KAZ1,ラベル−TRND−AZ1,
ラベル−TRND−B1,ラベル−TRND−B2,ラ
ベル−TRND−B3の所定時に取得された数値は、メ
イン制御回路70のRAM73中の特別図柄乱数記憶領
域(ラベル−TMEMBF)に最高4個まで格納される
と共に、前記ラベル−FRND−Aの所定時に取得され
た数値は、同RAM73中の普通図柄乱数記憶領域(ラ
ベル−FMEMBF)に最高4個まで格納される。な
お、前記特別図柄乱数記憶領域及び普通図柄乱数記憶領
域に記憶された各カウンタの数値は、各カウンタの数値
に関する一連の遊技動作処理後、クリア処理される。各
カウンタの作動については次に示す。
【0044】
【表1】
【0045】ラベル−TRND−Aは、大当り及び外れ
を判定する乱数カウンタであり、当該遊技機1における
当否判定手段に相当するものである。このラベル−TR
ND−Aは、遊技機1の電源投入時、‘0’から始ま
り、所定の割り込み時間(例えば4.000msec)
ごとに1ずつ加算され、数値が‘629’に至ると、再
び‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになってい
る。ラベル−TRND−Aの数値は、遊技球が第1種始
動入賞口10,11に入賞して特別図柄変動開始スイッ
チによって検出された時に取得され、予め決定されてい
る大当り数値、この実施例では平時(低確率状態時)に
は‘5’,‘500’と対比され、前記確率変動状態時
(高確率状態時)には‘5’,‘50’,‘100’,
‘200’,‘300’,‘350’,400’,‘4
50’,‘500’,‘600’と対比されて大当りか
否か判断される。また、当否の判定が終了するまでの間
に、遊技球が第1種始動入賞口10,11に入賞してラ
ベル−TRND−Aの数値が再び取得されることがある
ため、ラベル−TRND−Aの記憶取得値(更新取得数
値)は、現在判定中の取得値を除いて最大4個が、前記
メイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記憶領
域に一旦格納され、順次判定に供される。
を判定する乱数カウンタであり、当該遊技機1における
当否判定手段に相当するものである。このラベル−TR
ND−Aは、遊技機1の電源投入時、‘0’から始ま
り、所定の割り込み時間(例えば4.000msec)
ごとに1ずつ加算され、数値が‘629’に至ると、再
び‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになってい
る。ラベル−TRND−Aの数値は、遊技球が第1種始
動入賞口10,11に入賞して特別図柄変動開始スイッ
チによって検出された時に取得され、予め決定されてい
る大当り数値、この実施例では平時(低確率状態時)に
は‘5’,‘500’と対比され、前記確率変動状態時
(高確率状態時)には‘5’,‘50’,‘100’,
‘200’,‘300’,‘350’,400’,‘4
50’,‘500’,‘600’と対比されて大当りか
否か判断される。また、当否の判定が終了するまでの間
に、遊技球が第1種始動入賞口10,11に入賞してラ
ベル−TRND−Aの数値が再び取得されることがある
ため、ラベル−TRND−Aの記憶取得値(更新取得数
値)は、現在判定中の取得値を除いて最大4個が、前記
メイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記憶領
域に一旦格納され、順次判定に供される。
【0046】ラベル−TRND−R1は、前記ラベル−
TRND−Aによる大当り判定結果が外れとなる場合に
おいて、リーチ状態となるか否かを決定するものであ
り、具体的には特別図柄変動中のリーチ状態時、実施例
では前記画像表示部50の各表示領域の内、最終停止図
柄表示領域(ここでは中央表示領域)だけを残して、残
りの二つの表示領域で図柄が特定の組合せ(例えば同一
図柄)で停止表示するか否かを決定するものである。
TRND−Aによる大当り判定結果が外れとなる場合に
おいて、リーチ状態となるか否かを決定するものであ
り、具体的には特別図柄変動中のリーチ状態時、実施例
では前記画像表示部50の各表示領域の内、最終停止図
柄表示領域(ここでは中央表示領域)だけを残して、残
りの二つの表示領域で図柄が特定の組合せ(例えば同一
図柄)で停止表示するか否かを決定するものである。
【0047】このラベル−TRND−R1は、遊技機1
の電源投入時、‘0’から始まり、前記割り込み時間ご
とに1ずつ加算され、数値が‘49’になると、再び
‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになっている。
当該ラベル−TRND−R1の数値は、前記第1種始動
入賞口10,11への入賞球が特別図柄変動開始スイッ
チによって検出された時に取得され、大当り判定結果が
外れの場合に、その数値が予め決定されているリーチ成
立数値と対比されてリーチ状態成立か否か判断される。
実施例では、前記リーチ成立数値は‘24’又は‘4
9’となっており、ラベル−TRND−R1の数値が当
該リーチ成立数値となった場合には、リーチ状態が成立
する。当該ラベル−TRND−R1の取得数値は、メイ
ン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記憶領域に
所定数、この例では、決定中の数値を除き、最大4個ま
で格納される。なお、この実施例では、前記ラベル−T
RND−Aによる大当り判定結果が大当りとなる場合に
は、必ずリーチ状態が成立するようになっている。
の電源投入時、‘0’から始まり、前記割り込み時間ご
とに1ずつ加算され、数値が‘49’になると、再び
‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになっている。
当該ラベル−TRND−R1の数値は、前記第1種始動
入賞口10,11への入賞球が特別図柄変動開始スイッ
チによって検出された時に取得され、大当り判定結果が
外れの場合に、その数値が予め決定されているリーチ成
立数値と対比されてリーチ状態成立か否か判断される。
実施例では、前記リーチ成立数値は‘24’又は‘4
9’となっており、ラベル−TRND−R1の数値が当
該リーチ成立数値となった場合には、リーチ状態が成立
する。当該ラベル−TRND−R1の取得数値は、メイ
ン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記憶領域に
所定数、この例では、決定中の数値を除き、最大4個ま
で格納される。なお、この実施例では、前記ラベル−T
RND−Aによる大当り判定結果が大当りとなる場合に
は、必ずリーチ状態が成立するようになっている。
【0048】ラベル−TRND−R2は、リーチ状態が
成立する場合、つまり前記ラベル−TRND−Aによる
大当り判定において大当りとなる場合、及び前記ラベル
−TRND−R1によるリーチ移行判定においてリーチ
移行可となる場合に演出されるリーチアクションの態様
(種類)を決定すると共に、画像表示部50上の特別図
柄の確定(最終)停止表示前に、全ての特別図柄が一
旦、所定の動作態様で仮停止表示(但し、後述する仮大
当り図柄組合せの仮大当り停止表示とは異なる。)され
た場合における全図柄仮停止表示時間を決定する乱数カ
ウンタである。ここで、前記仮停止表示とは、特別図柄
が一旦停止表示されたと遊技者に思わせるが、まだ図柄
変動中であること、つまりまだ図柄が確定停止されてい
ないことを示す表示を言う。また、前記全仮停止表示時
間とは、全ての特別図柄が仮停止表示されてから該仮停
止表示が終了するまでの時間を言う。なお、前記全特別
図柄の仮停止表示時における仮停止図柄組合せは、後で
述べるように、ラベル−TRND−B1,B2,B3の
取得数値を用いて決定される。
成立する場合、つまり前記ラベル−TRND−Aによる
大当り判定において大当りとなる場合、及び前記ラベル
−TRND−R1によるリーチ移行判定においてリーチ
移行可となる場合に演出されるリーチアクションの態様
(種類)を決定すると共に、画像表示部50上の特別図
柄の確定(最終)停止表示前に、全ての特別図柄が一
旦、所定の動作態様で仮停止表示(但し、後述する仮大
当り図柄組合せの仮大当り停止表示とは異なる。)され
た場合における全図柄仮停止表示時間を決定する乱数カ
ウンタである。ここで、前記仮停止表示とは、特別図柄
が一旦停止表示されたと遊技者に思わせるが、まだ図柄
変動中であること、つまりまだ図柄が確定停止されてい
ないことを示す表示を言う。また、前記全仮停止表示時
間とは、全ての特別図柄が仮停止表示されてから該仮停
止表示が終了するまでの時間を言う。なお、前記全特別
図柄の仮停止表示時における仮停止図柄組合せは、後で
述べるように、ラベル−TRND−B1,B2,B3の
取得数値を用いて決定される。
【0049】このラベル−TRND−R2は、遊技機1
の電源投入時、‘0’から始まり、前記割り込み時間ご
とに1ずつ加算され、数値が‘3’になると、再び
‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになっている。
当該ラベル−TRND−R2の数値は、前記第1種始動
入賞口10,11への入賞球が特別図柄変動開始スイッ
チによって検出された時に取得され、予め割り当てられ
ているリーチ態様数値と対比されて、演出するリーチア
クションの態様が決定されると共に、予め割り当てられ
ている仮停止表示時間態様数値と対比されて図柄の仮停
止表示時間が決定される。なお、当該ラベル−TRND
−R2の取得数値は、メイン制御回路70のRAM73
の特別図柄乱数記憶領域に所定数、この例では、現在決
定中の数値を除き、最大4個まで格納される。
の電源投入時、‘0’から始まり、前記割り込み時間ご
とに1ずつ加算され、数値が‘3’になると、再び
‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになっている。
当該ラベル−TRND−R2の数値は、前記第1種始動
入賞口10,11への入賞球が特別図柄変動開始スイッ
チによって検出された時に取得され、予め割り当てられ
ているリーチ態様数値と対比されて、演出するリーチア
クションの態様が決定されると共に、予め割り当てられ
ている仮停止表示時間態様数値と対比されて図柄の仮停
止表示時間が決定される。なお、当該ラベル−TRND
−R2の取得数値は、メイン制御回路70のRAM73
の特別図柄乱数記憶領域に所定数、この例では、現在決
定中の数値を除き、最大4個まで格納される。
【0050】この実施例では、前記ラベル−TRND−
Aによる大当り判定結果が大当りとなる場合、ラベル−
TRND−R2の取得数値が‘0’〜‘2’であるとき
には、画像表示部50で、全ての特別図柄の仮停止表示
及び再スクロール変動を経てリーチ状態、ここでは、左
特別図柄と右特別図柄が同一図柄で揃って前記仮停止の
状態となった後、画像表示部50にキャラクターAが出
現するリーチAが演出され、前記取得数値が‘3’であ
るときには、前記リーチ状態となった後、画像表示部5
0にキャラクターBが出現するリーチBが演出される。
一方、前記ラベル−TRND−Aによる大当り判定結果
が外れとなり、かつリーチ状態が成立する場合、つまり
前記ラベル−TRND−R1の取得数値が‘24’又は
‘49’となる場合、ラベル−TRND−R2の取得数
値が‘0’〜‘2’であるときには、画像表示部50で
リーチ状態となった後、前記リーチBが演出され、前記
取得数値が‘3’であるときには、前記リーチ状態とな
った後、前記リーチAが演出される。
Aによる大当り判定結果が大当りとなる場合、ラベル−
TRND−R2の取得数値が‘0’〜‘2’であるとき
には、画像表示部50で、全ての特別図柄の仮停止表示
及び再スクロール変動を経てリーチ状態、ここでは、左
特別図柄と右特別図柄が同一図柄で揃って前記仮停止の
状態となった後、画像表示部50にキャラクターAが出
現するリーチAが演出され、前記取得数値が‘3’であ
るときには、前記リーチ状態となった後、画像表示部5
0にキャラクターBが出現するリーチBが演出される。
一方、前記ラベル−TRND−Aによる大当り判定結果
が外れとなり、かつリーチ状態が成立する場合、つまり
前記ラベル−TRND−R1の取得数値が‘24’又は
‘49’となる場合、ラベル−TRND−R2の取得数
値が‘0’〜‘2’であるときには、画像表示部50で
リーチ状態となった後、前記リーチBが演出され、前記
取得数値が‘3’であるときには、前記リーチ状態とな
った後、前記リーチAが演出される。
【0051】また、この実施例においては、前記ラベル
−TRND−Aによる大当り判定結果が大当りとなる場
合、ラベル−TRND−R2の取得数値が‘0’〜
‘2’であるときには、画像表示部50で全ての特別図
柄が一旦仮停止表示された場合における全図柄仮停止表
示時間が4秒とされる。また、前記ラベル−TRND−
R2の取得数値が‘3’であるときには、前記全図柄仮
停止表示時間が2秒とされる。一方、前記ラベル−TR
ND−Aによる大当り判定結果が外れとなり、かつリー
チ状態が成立する場合、ラベル−TRND−R2の取得
数値が‘0’〜‘2’であるときには、前記全図柄仮停
止表示時間が2秒とされ、前記取得数値が‘3’である
ときには、前記全図柄仮停止表示時間が4秒とされる。
−TRND−Aによる大当り判定結果が大当りとなる場
合、ラベル−TRND−R2の取得数値が‘0’〜
‘2’であるときには、画像表示部50で全ての特別図
柄が一旦仮停止表示された場合における全図柄仮停止表
示時間が4秒とされる。また、前記ラベル−TRND−
R2の取得数値が‘3’であるときには、前記全図柄仮
停止表示時間が2秒とされる。一方、前記ラベル−TR
ND−Aによる大当り判定結果が外れとなり、かつリー
チ状態が成立する場合、ラベル−TRND−R2の取得
数値が‘0’〜‘2’であるときには、前記全図柄仮停
止表示時間が2秒とされ、前記取得数値が‘3’である
ときには、前記全図柄仮停止表示時間が4秒とされる。
【0052】なお、この実施例では、大当り時と外れ時
とで、全図柄仮停止表示時間の選択確率を変えているた
め、当該全図柄仮停止表示時間によって判定結果が当り
である可能性(所謂信頼度)が変化するようになってい
る。以下、詳述する。
とで、全図柄仮停止表示時間の選択確率を変えているた
め、当該全図柄仮停止表示時間によって判定結果が当り
である可能性(所謂信頼度)が変化するようになってい
る。以下、詳述する。
【0053】まず、4秒間の全図柄仮停止表示は、大当
り判定結果が当りのときには、ラベル−TRND−R2
の乱数範囲0〜3に対して、取得数値が0〜2の数値で
あれば選択される、つまり3/4の確率で選択される。
一方、大当り判定結果が外れ(ここでは、リーチ状態と
なった後に外れとなるリーチ外れ)のときには、取得数
値が3のときに選択される、つまり1/4の確率で選択
される。このように、4秒間の全図柄仮停止表示は、大
当り時には選択され易く、外れ時には選択され難くなっ
ており、この4秒間の全図柄仮停止表示が実施された場
合には、判定結果が当りである可能性が高いと言える。
り判定結果が当りのときには、ラベル−TRND−R2
の乱数範囲0〜3に対して、取得数値が0〜2の数値で
あれば選択される、つまり3/4の確率で選択される。
一方、大当り判定結果が外れ(ここでは、リーチ状態と
なった後に外れとなるリーチ外れ)のときには、取得数
値が3のときに選択される、つまり1/4の確率で選択
される。このように、4秒間の全図柄仮停止表示は、大
当り時には選択され易く、外れ時には選択され難くなっ
ており、この4秒間の全図柄仮停止表示が実施された場
合には、判定結果が当りである可能性が高いと言える。
【0054】また、2秒間の全図柄仮停止表示は、大当
り判定結果が当りのときには、ラベル−TRND−R2
の乱数範囲0〜3に対して、取得数値が3の数値であれ
ば選択される、つまり1/4の確率で選択される。一
方、大当り判定結果が外れ(ここでは、前記リーチ外
れ)のときには、取得数値が0〜2のときに選択され
る、つまり3/4の確率で選択される。このように、2
秒間の全図柄仮停止表示は、大当り時には選択され難
く、外れ時には選択され易くなっており、当該2秒間の
全図柄仮停止表示が実施された場合には、判定結果が当
りである可能性が低いと言える。
り判定結果が当りのときには、ラベル−TRND−R2
の乱数範囲0〜3に対して、取得数値が3の数値であれ
ば選択される、つまり1/4の確率で選択される。一
方、大当り判定結果が外れ(ここでは、前記リーチ外
れ)のときには、取得数値が0〜2のときに選択され
る、つまり3/4の確率で選択される。このように、2
秒間の全図柄仮停止表示は、大当り時には選択され難
く、外れ時には選択され易くなっており、当該2秒間の
全図柄仮停止表示が実施された場合には、判定結果が当
りである可能性が低いと言える。
【0055】以上のことから分かるように、全ての特別
図柄の仮停止表示時における全図柄仮停止表示時間の長
さによって、当否判定手段による判定結果が当りとなる
可能性が異なっている、ここでは前記全図柄仮停止表示
時間が短い場合(全図柄仮停止表示時間=2秒の場合)
に比べて、当該全図柄仮停止表示時間が長い場合(全図
柄仮停止表示時間=4秒の場合)の方が、当否判定手段
による判定結果が当りとなる可能性が高い。また、この
実施例では、全図柄仮停止表示時間に関係なく、上記の
如く全ての特別図柄が一旦仮停止表示された場合には、
必ずリーチ状態となる。
図柄の仮停止表示時における全図柄仮停止表示時間の長
さによって、当否判定手段による判定結果が当りとなる
可能性が異なっている、ここでは前記全図柄仮停止表示
時間が短い場合(全図柄仮停止表示時間=2秒の場合)
に比べて、当該全図柄仮停止表示時間が長い場合(全図
柄仮停止表示時間=4秒の場合)の方が、当否判定手段
による判定結果が当りとなる可能性が高い。また、この
実施例では、全図柄仮停止表示時間に関係なく、上記の
如く全ての特別図柄が一旦仮停止表示された場合には、
必ずリーチ状態となる。
【0056】ラベル−TRND−KAZ1は、大当り成
立時における大当り図柄の確定停止表示前に、前記画像
表示部50の左側表示領域、中央表示領域、右側表示領
域に一旦揃った状態で表示される仮の大当り図柄組合せ
を決定するものである。このラベル−TRND−KAZ
1は、電源投入時に‘0’から始まって前記割り込み時
間毎に‘1’ずつ加算し、‘12’に至ると再び‘0’
に戻る繰り返しを行う。ラベル−TRND−KAZ1の
数値は、前記第1種始動入賞口10,11への入賞球が
特別図柄変動開始スイッチによって検出された時に取得
され、変動表示中の図柄に対するものを除き、最大4個
までメイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記
憶領域に格納される。前記ラベル−TRND−KAZ1
の数値には、各数値に対応する仮大当り図柄組合せが予
め割り当てられている。実施例においては、前記ラベル
−TRND−KAZ1の数値が‘0’と‘12’の場合
には000、‘1’の場合には111、‘2’の場合に
は222、‘3’の場合には333、‘4’の場合には
444、‘5’の場合には555、‘6’の場合には6
66、‘7’の場合には777、‘8’の場合には88
8、‘9’の場合には999、‘10’の場合には10
のぞろ目、‘11’の場合には11のぞろ目を仮大当り
図柄組合せとして仮停止表示する。
立時における大当り図柄の確定停止表示前に、前記画像
表示部50の左側表示領域、中央表示領域、右側表示領
域に一旦揃った状態で表示される仮の大当り図柄組合せ
を決定するものである。このラベル−TRND−KAZ
1は、電源投入時に‘0’から始まって前記割り込み時
間毎に‘1’ずつ加算し、‘12’に至ると再び‘0’
に戻る繰り返しを行う。ラベル−TRND−KAZ1の
数値は、前記第1種始動入賞口10,11への入賞球が
特別図柄変動開始スイッチによって検出された時に取得
され、変動表示中の図柄に対するものを除き、最大4個
までメイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記
憶領域に格納される。前記ラベル−TRND−KAZ1
の数値には、各数値に対応する仮大当り図柄組合せが予
め割り当てられている。実施例においては、前記ラベル
−TRND−KAZ1の数値が‘0’と‘12’の場合
には000、‘1’の場合には111、‘2’の場合に
は222、‘3’の場合には333、‘4’の場合には
444、‘5’の場合には555、‘6’の場合には6
66、‘7’の場合には777、‘8’の場合には88
8、‘9’の場合には999、‘10’の場合には10
のぞろ目、‘11’の場合には11のぞろ目を仮大当り
図柄組合せとして仮停止表示する。
【0057】ここで、この実施例では、前記ラベル−T
RND−Aによる判定結果が当りとなる時(大当り成立
時)には、必ず、大当り図柄の確定停止表示前に、画像
表示部50に前記仮大当り図柄組合せ(ここではぞろ
目)を所定動作態様で仮停止表示し、その後、前記仮停
止によって一旦揃った全ての特別図柄を、図柄が揃った
状態のまま一緒に所定時間スクロール変動させてから、
後述のラベル−TRND−AZ1の取得数値に基づく大
当り図柄(組合せ)を確定停止表示するようになってい
る。この表示態様は、所謂再抽選に属するものである。
なお、前記仮大当り図柄組合せの仮停止表示を行うか否
かのカウンタを新たに設け、そのカウンタの数値が特定
数値である場合に、当該仮大当り図柄組合せの仮停止表
示(再抽選)を行うようにしても良い。
RND−Aによる判定結果が当りとなる時(大当り成立
時)には、必ず、大当り図柄の確定停止表示前に、画像
表示部50に前記仮大当り図柄組合せ(ここではぞろ
目)を所定動作態様で仮停止表示し、その後、前記仮停
止によって一旦揃った全ての特別図柄を、図柄が揃った
状態のまま一緒に所定時間スクロール変動させてから、
後述のラベル−TRND−AZ1の取得数値に基づく大
当り図柄(組合せ)を確定停止表示するようになってい
る。この表示態様は、所謂再抽選に属するものである。
なお、前記仮大当り図柄組合せの仮停止表示を行うか否
かのカウンタを新たに設け、そのカウンタの数値が特定
数値である場合に、当該仮大当り図柄組合せの仮停止表
示(再抽選)を行うようにしても良い。
【0058】ラベル−TRND−AZ1は、大当り成立
時、前記画像表示部50の左側表示領域、中央表示領
域、右側表示領域に同一確定停止して揃う大当り図柄組
合せを決定するものである。このラベル−TRND−A
Z1は、電源投入時に‘0’から始まって前記割り込み
時間ごとに‘1’ずつ加算し、‘11’に至ると再び
‘0’に戻る繰り返しを行う。ラベル−TRND−AZ
1の数値は、前記第1種始動入賞口10,11への入賞
球が特別図柄変動開始スイッチによって検出された時に
取得され、変動表示中の図柄に対するものを除き、最大
4個までメイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱
数記憶領域に格納される。前記ラベル−TRND−AZ
1の数値には、各数値に対応する大当り図柄組合せが予
め割り当てられている。実施例においては、前記ラベル
−TRND−AZ1の数値が‘0’の場合には000、
‘1’の場合には111、‘2’の場合には222、
‘3’の場合には333、‘4’の場合には444、
‘5’の場合には555、‘6’の場合には666、
‘7’の場合には777、‘8’の場合には888、
‘9’の場合には999、‘10’の場合には10のぞ
ろ目、‘11’の場合には11のぞろ目を大当り図柄組
合せとして最終的に確定停止表示する。なお、この実施
例では、上記のように、大当り図柄組合せに応じて特別
遊技実行時のラウンド数や特別遊技終了後に確率変動す
るか否かが決まるようになっているため、当該ラベル−
TRND−AZ1は、前記ラウンド数の選択及び確率変
動するか否かの選択にも使用されることになる。
時、前記画像表示部50の左側表示領域、中央表示領
域、右側表示領域に同一確定停止して揃う大当り図柄組
合せを決定するものである。このラベル−TRND−A
Z1は、電源投入時に‘0’から始まって前記割り込み
時間ごとに‘1’ずつ加算し、‘11’に至ると再び
‘0’に戻る繰り返しを行う。ラベル−TRND−AZ
1の数値は、前記第1種始動入賞口10,11への入賞
球が特別図柄変動開始スイッチによって検出された時に
取得され、変動表示中の図柄に対するものを除き、最大
4個までメイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱
数記憶領域に格納される。前記ラベル−TRND−AZ
1の数値には、各数値に対応する大当り図柄組合せが予
め割り当てられている。実施例においては、前記ラベル
−TRND−AZ1の数値が‘0’の場合には000、
‘1’の場合には111、‘2’の場合には222、
‘3’の場合には333、‘4’の場合には444、
‘5’の場合には555、‘6’の場合には666、
‘7’の場合には777、‘8’の場合には888、
‘9’の場合には999、‘10’の場合には10のぞ
ろ目、‘11’の場合には11のぞろ目を大当り図柄組
合せとして最終的に確定停止表示する。なお、この実施
例では、上記のように、大当り図柄組合せに応じて特別
遊技実行時のラウンド数や特別遊技終了後に確率変動す
るか否かが決まるようになっているため、当該ラベル−
TRND−AZ1は、前記ラウンド数の選択及び確率変
動するか否かの選択にも使用されることになる。
【0059】また、この実施例においては、ラベル−T
RND−AZ1は、前記仮大当り図柄組合せの仮停止表
示時間である仮大当り停止時間の決定にも用いられる。
具体的には、前記ラベル−TRND−AZ1の数値が
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’の場合には前
記仮大当り停止時間が6秒とされ、前記取得数値が
‘0’,‘2’,‘4’,‘6’,‘8’,‘10’,
‘11’の場合には、前記仮大当り停止時間が3秒とさ
れる。このようにラベル−TRND−AZ1の数値に応
じて前記仮大当り停止時間を定めれば、前記仮大当り停
止時間が6秒となる場合には、特別遊技終了後に確率変
動する大当り図柄組合せ(奇数のぞろ目)が5/5の確
率で、すなわち、必ず、確定停止表示され、一方、前記
仮大当り停止時間が3秒となる場合には、特別遊技終了
後に確率変動する大当り図柄組合せ(11のぞろ目)が
1/7の確率で確定停止表示されることになる。すなわ
ち、前記仮大当り停止時間の長さによって、特定の大当
り図柄組合せ(ここでは特別遊技終了後に確率変動する
第2大当り図柄組合せ)で確定停止表示される可能性が
異なる、詳しくは前記仮大当り停止時間が短い場合より
も長い場合の方が、前記特定の大当り図柄組合せ(第2
大当り図柄組合せ)が確定停止表示される可能性が高く
なっている。
RND−AZ1は、前記仮大当り図柄組合せの仮停止表
示時間である仮大当り停止時間の決定にも用いられる。
具体的には、前記ラベル−TRND−AZ1の数値が
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’の場合には前
記仮大当り停止時間が6秒とされ、前記取得数値が
‘0’,‘2’,‘4’,‘6’,‘8’,‘10’,
‘11’の場合には、前記仮大当り停止時間が3秒とさ
れる。このようにラベル−TRND−AZ1の数値に応
じて前記仮大当り停止時間を定めれば、前記仮大当り停
止時間が6秒となる場合には、特別遊技終了後に確率変
動する大当り図柄組合せ(奇数のぞろ目)が5/5の確
率で、すなわち、必ず、確定停止表示され、一方、前記
仮大当り停止時間が3秒となる場合には、特別遊技終了
後に確率変動する大当り図柄組合せ(11のぞろ目)が
1/7の確率で確定停止表示されることになる。すなわ
ち、前記仮大当り停止時間の長さによって、特定の大当
り図柄組合せ(ここでは特別遊技終了後に確率変動する
第2大当り図柄組合せ)で確定停止表示される可能性が
異なる、詳しくは前記仮大当り停止時間が短い場合より
も長い場合の方が、前記特定の大当り図柄組合せ(第2
大当り図柄組合せ)が確定停止表示される可能性が高く
なっている。
【0060】ラベル−TRND−B1,B2,B3は、
前記ラベル−TRND−Aによる大当り判定結果が外れ
となる場合において、画像表示部50に確定停止表示す
る外れ図柄組合せの決定に用いられるものである。前記
ラベル−TRND−B1は左側表示領域の左特別図柄
(第1停止特別図柄)、ラベル−TRND−B2は右側
表示領域の右特別図柄(第2停止特別図柄)、ラベル−
TRND−B3は中央表示領域(最終停止図柄表示領
域)の中特別図柄(第3停止特別図柄)にそれぞれ対応
する。
前記ラベル−TRND−Aによる大当り判定結果が外れ
となる場合において、画像表示部50に確定停止表示す
る外れ図柄組合せの決定に用いられるものである。前記
ラベル−TRND−B1は左側表示領域の左特別図柄
(第1停止特別図柄)、ラベル−TRND−B2は右側
表示領域の右特別図柄(第2停止特別図柄)、ラベル−
TRND−B3は中央表示領域(最終停止図柄表示領
域)の中特別図柄(第3停止特別図柄)にそれぞれ対応
する。
【0061】そして、前記ラベル−TRND−B1は、
電源投入時に‘0’から始まって前記割り込み時間ごと
に‘1’ずつ加算され、‘11’に至った後、再び
‘0’から始まって加算が繰り返される。また、前記ラ
ベル−TRND−B2は、電源投入時に‘0’から始ま
って、前記ラベル−TRND−B1の数値が再び‘0’
に戻る際に‘1’ずつ加算され、‘11’に至った後、
再び‘0’から始まって加算が繰り返される。さらに、
前記ラベル−TRND−B3は、電源投入時に‘0’か
ら始まって、前記ラベル−TRND−B2の数値が再び
‘0’に戻る際に‘1’ずつ加算され、‘11’に至っ
た後、再び‘0’から始まって加算が繰り返される。こ
れによって、ラベル−TRND−B1,B2,B3の各
乱数範囲が同一であっても、当該ラベル−TRND−B
1,B2,B3が同期(同一の組合せで加算)するのを
避けることができる。
電源投入時に‘0’から始まって前記割り込み時間ごと
に‘1’ずつ加算され、‘11’に至った後、再び
‘0’から始まって加算が繰り返される。また、前記ラ
ベル−TRND−B2は、電源投入時に‘0’から始ま
って、前記ラベル−TRND−B1の数値が再び‘0’
に戻る際に‘1’ずつ加算され、‘11’に至った後、
再び‘0’から始まって加算が繰り返される。さらに、
前記ラベル−TRND−B3は、電源投入時に‘0’か
ら始まって、前記ラベル−TRND−B2の数値が再び
‘0’に戻る際に‘1’ずつ加算され、‘11’に至っ
た後、再び‘0’から始まって加算が繰り返される。こ
れによって、ラベル−TRND−B1,B2,B3の各
乱数範囲が同一であっても、当該ラベル−TRND−B
1,B2,B3が同期(同一の組合せで加算)するのを
避けることができる。
【0062】前記ラベル−TRND−B1,B2,B3
の数値には、各数値に対応する図柄が予め割り当てられ
ている。この実施例では、ラベル−TRND−B1,B
2,B3の各数値に対して、数値が‘0’の場合には
0、‘1’の場合には1、‘2’の場合には2、‘3’
の場合には3、‘4’の場合には4、‘5’の場合には
5、‘6’の場合には6、‘7’の場合には7、‘8’
の場合には8、‘9’の場合には9、‘10’の場合に
は10、‘11’の場合には11が割り当てられてい
る。そして、前記特別図柄変動開始スイッチによって入
賞球が検出されるごとにラベル−TRND−B1,B
2,B3から取得される数値の組合せによって、外れ時
に画像表示部50の左側表示領域、中央表示領域、右側
表示領域に表示される確定停止図柄が定まる。また、ラ
ベル−TRND−B1,B2,B3の取得数値は、メイ
ン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記憶領域に
所定数、この例では、表示中の外れ図柄組合せに対する
数値を除き、最大4個まで格納される。
の数値には、各数値に対応する図柄が予め割り当てられ
ている。この実施例では、ラベル−TRND−B1,B
2,B3の各数値に対して、数値が‘0’の場合には
0、‘1’の場合には1、‘2’の場合には2、‘3’
の場合には3、‘4’の場合には4、‘5’の場合には
5、‘6’の場合には6、‘7’の場合には7、‘8’
の場合には8、‘9’の場合には9、‘10’の場合に
は10、‘11’の場合には11が割り当てられてい
る。そして、前記特別図柄変動開始スイッチによって入
賞球が検出されるごとにラベル−TRND−B1,B
2,B3から取得される数値の組合せによって、外れ時
に画像表示部50の左側表示領域、中央表示領域、右側
表示領域に表示される確定停止図柄が定まる。また、ラ
ベル−TRND−B1,B2,B3の取得数値は、メイ
ン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記憶領域に
所定数、この例では、表示中の外れ図柄組合せに対する
数値を除き、最大4個まで格納される。
【0063】この実施例では、ラベル−TRND−B
1,B2,B3の全ての数値が一致し、かつラベル−T
RND−R1の数値が特定数値であることによりリーチ
状態が成立する場合には、ラベル−TRND−B3の数
値に1加算し、その値とラベル−TRND−B1,B2
の数値に割り当てられている各図柄を確定停止表示する
ようになっている。また、ラベル−TRND−B1,B
2,B3の全ての数値が一致し、かつリーチ状態が成立
しない場合、及びラベル−TRND−B1,B2の二つ
の数値が一致し(ラベル−TRND−B3の数値は異な
る。)、かつリーチ状態が成立しない場合には、ラベル
−TRND−B2の数値に1加算し、その値とラベル−
TRND−B1,B3の数値に割り当てられている各図
柄を確定停止表示するようになっている。さらに、ラベ
ル−TRND−R1の数値が特定数値であることにより
リーチ状態が成立するにもかかわらず、ラベル−TRN
D−B1とB2の数値が一致しない場合には、ラベル−
TRND−B2の数値を強制的にラベル−TRND−B
1の数値と同一数値に変更すると共に、ラベル−TRN
D−B3の数値を強制的に前記ラベル−TRND−B1
の数値に1加算した数値に変更し、それらの変更した値
とラベル−TRND−B1の数値に割り当てられている
各図柄を確定停止表示するようになっている。
1,B2,B3の全ての数値が一致し、かつラベル−T
RND−R1の数値が特定数値であることによりリーチ
状態が成立する場合には、ラベル−TRND−B3の数
値に1加算し、その値とラベル−TRND−B1,B2
の数値に割り当てられている各図柄を確定停止表示する
ようになっている。また、ラベル−TRND−B1,B
2,B3の全ての数値が一致し、かつリーチ状態が成立
しない場合、及びラベル−TRND−B1,B2の二つ
の数値が一致し(ラベル−TRND−B3の数値は異な
る。)、かつリーチ状態が成立しない場合には、ラベル
−TRND−B2の数値に1加算し、その値とラベル−
TRND−B1,B3の数値に割り当てられている各図
柄を確定停止表示するようになっている。さらに、ラベ
ル−TRND−R1の数値が特定数値であることにより
リーチ状態が成立するにもかかわらず、ラベル−TRN
D−B1とB2の数値が一致しない場合には、ラベル−
TRND−B2の数値を強制的にラベル−TRND−B
1の数値と同一数値に変更すると共に、ラベル−TRN
D−B3の数値を強制的に前記ラベル−TRND−B1
の数値に1加算した数値に変更し、それらの変更した値
とラベル−TRND−B1の数値に割り当てられている
各図柄を確定停止表示するようになっている。
【0064】また、この実施例においては、前記ラベル
−TRND−B1,B2,B3は、上述の全特別図柄の
仮停止表示時における仮停止図柄組合せの決定にも用い
られる。具体的には、前記確定停止される外れ図柄の場
合と同じように、ラベル−TRND−B1,B2,B3
の各取得数値が、基本的にはそのまま前記仮停止図柄組
合せを構成する図柄として割り当てられている。また、
この実施例ではラベル−TRND−B1,B2の二つの
数値が一致する場合には、ラベル−TRND−B2の数
値に1加算し、その値とラベル−TRND−B1,B3
の数値に割り当てられる各図柄とで構成される仮停止図
柄組合せを仮停止表示するになっている。これによっ
て、実施例では前記仮停止図柄組合せが、リーチ状態或
いは大当りとなる組合せになることはない。なお、この
実施例では、全特別図柄の仮停止表示は、前記ラベル−
TRND−Aによる大当り判定結果が大当りとなる場
合、及びラベル−TRND−R1の取得数値が‘24’
又は‘49’となる場合に実施されるようになってい
る。これに限らず、全特別図柄の仮停止表示を行うか否
かのカウンタを新たに設け、そのカウンタの数値が特定
数値である場合に、当該全特別図柄の仮停止表示を行う
ようにしても良い。
−TRND−B1,B2,B3は、上述の全特別図柄の
仮停止表示時における仮停止図柄組合せの決定にも用い
られる。具体的には、前記確定停止される外れ図柄の場
合と同じように、ラベル−TRND−B1,B2,B3
の各取得数値が、基本的にはそのまま前記仮停止図柄組
合せを構成する図柄として割り当てられている。また、
この実施例ではラベル−TRND−B1,B2の二つの
数値が一致する場合には、ラベル−TRND−B2の数
値に1加算し、その値とラベル−TRND−B1,B3
の数値に割り当てられる各図柄とで構成される仮停止図
柄組合せを仮停止表示するになっている。これによっ
て、実施例では前記仮停止図柄組合せが、リーチ状態或
いは大当りとなる組合せになることはない。なお、この
実施例では、全特別図柄の仮停止表示は、前記ラベル−
TRND−Aによる大当り判定結果が大当りとなる場
合、及びラベル−TRND−R1の取得数値が‘24’
又は‘49’となる場合に実施されるようになってい
る。これに限らず、全特別図柄の仮停止表示を行うか否
かのカウンタを新たに設け、そのカウンタの数値が特定
数値である場合に、当該全特別図柄の仮停止表示を行う
ようにしても良い。
【0065】ラベル−FRND−Aは、前記普通図柄表
示部45に停止表示する普通図柄を決定すると共に該普
通図柄の当り及び外れを判定するもので、遊技機1の電
源投入時、‘0’から始まって前記割り込み時間ごとに
‘1’ずつ加算され、‘9’に至った後、再び‘0’か
ら始まって加算が繰り返される。このラベル−FRND
−Aの数値は、普通図柄変動開始用左ゲート19及び普
通図柄変動開始用右ゲート21を通過した遊技球を普通
図柄変動開始スイッチで検出するごとに取得され、表示
中の普通図柄当り用のものを除き、最大4個まで前記メ
イン制御回路70のRAM73の普通図柄乱数記憶領域
に格納される。
示部45に停止表示する普通図柄を決定すると共に該普
通図柄の当り及び外れを判定するもので、遊技機1の電
源投入時、‘0’から始まって前記割り込み時間ごとに
‘1’ずつ加算され、‘9’に至った後、再び‘0’か
ら始まって加算が繰り返される。このラベル−FRND
−Aの数値は、普通図柄変動開始用左ゲート19及び普
通図柄変動開始用右ゲート21を通過した遊技球を普通
図柄変動開始スイッチで検出するごとに取得され、表示
中の普通図柄当り用のものを除き、最大4個まで前記メ
イン制御回路70のRAM73の普通図柄乱数記憶領域
に格納される。
【0066】また、前記ラベル−FRND−Aの数値に
は、各数値に対応する普通図柄が予め割り当てられてい
る。実施例においては、ラベル−FRND−Aの取得数
値が‘1’のときは普通図柄表示部45に停止表示する
普通図柄が『1』となる等、ラベル−FRND−Aの取
得数値がそのまま普通図柄表示部45に停止表示する普
通図柄として割り当てられている。なお、前記普通図柄
の変動開始から停止までに要する時間は約6秒である。
は、各数値に対応する普通図柄が予め割り当てられてい
る。実施例においては、ラベル−FRND−Aの取得数
値が‘1’のときは普通図柄表示部45に停止表示する
普通図柄が『1』となる等、ラベル−FRND−Aの取
得数値がそのまま普通図柄表示部45に停止表示する普
通図柄として割り当てられている。なお、前記普通図柄
の変動開始から停止までに要する時間は約6秒である。
【0067】さらに、この実施例では、普通図柄の当り
確率は1/2となっており、具体的には、前記ラベル−
FRND−Aの取得数値が‘1’、‘3’、‘5’、
‘7’、‘9’の奇数である場合、普通図柄の当りとな
り、通常遊技状態時(低確率状態時)においては、0.
3秒間の下側第1種始動入賞口11の拡開開放を1回行
い、他方、確率変動状態時(高確率状態時)においては
1.7秒間の下側第1種始動入賞口11の拡開開放を3
回行うようになっている。なお、前記ラベル−FRND
−Aの取得数値が‘0’、‘2’、‘4’、‘6’、
‘8’の偶数である場合、普通図柄の外れとなり、下側
第1種始動入賞口11は狭小開放状態のままである。
確率は1/2となっており、具体的には、前記ラベル−
FRND−Aの取得数値が‘1’、‘3’、‘5’、
‘7’、‘9’の奇数である場合、普通図柄の当りとな
り、通常遊技状態時(低確率状態時)においては、0.
3秒間の下側第1種始動入賞口11の拡開開放を1回行
い、他方、確率変動状態時(高確率状態時)においては
1.7秒間の下側第1種始動入賞口11の拡開開放を3
回行うようになっている。なお、前記ラベル−FRND
−Aの取得数値が‘0’、‘2’、‘4’、‘6’、
‘8’の偶数である場合、普通図柄の外れとなり、下側
第1種始動入賞口11は狭小開放状態のままである。
【0068】なお、前記カウンタとしては、特別図柄の
変動時におけるその他の表示態様、例えば図柄をコマ送
り的に変動表示する等の変動パターンを選択するカウン
タや、大当り又はリーチ状態となる可能性が高いことを
報知するための予告を演出するか否かを決定するカウン
タや、該予告の態様を決定するカウンタや、大当り成立
時に再抽選を行うか否かを決定するカウンタや、仮停止
動作態様を複数有する場合における仮停止動作態様を選
択するカウンタ等が適宜追加されることがある。また、
この実施例では、ラベル−TRND−R2をリーチアク
ション態様の決定と仮停止表示時間の決定の両方に併用
しているが、これに限らず、リーチアクション態様の決
定用カウンタと、仮停止表示時間の決定用カウンタを別
々に設けるようにしても良い。
変動時におけるその他の表示態様、例えば図柄をコマ送
り的に変動表示する等の変動パターンを選択するカウン
タや、大当り又はリーチ状態となる可能性が高いことを
報知するための予告を演出するか否かを決定するカウン
タや、該予告の態様を決定するカウンタや、大当り成立
時に再抽選を行うか否かを決定するカウンタや、仮停止
動作態様を複数有する場合における仮停止動作態様を選
択するカウンタ等が適宜追加されることがある。また、
この実施例では、ラベル−TRND−R2をリーチアク
ション態様の決定と仮停止表示時間の決定の両方に併用
しているが、これに限らず、リーチアクション態様の決
定用カウンタと、仮停止表示時間の決定用カウンタを別
々に設けるようにしても良い。
【0069】また、前記メイン制御回路70或いは表示
制御回路90に設けられる複数のフラグとしては、この
実施例では大当り(特別遊技)フラグA1,確率変動フ
ラグB1,普通図柄当り(小当り)フラグC1,特別遊
技実行中フラグD1等が挙げられる。
制御回路90に設けられる複数のフラグとしては、この
実施例では大当り(特別遊技)フラグA1,確率変動フ
ラグB1,普通図柄当り(小当り)フラグC1,特別遊
技実行中フラグD1等が挙げられる。
【0070】次に、本発明に係る遊技機1において前記
メイン制御回路70が行う一連の処理について、具体例
を示しつつ前記カウンタとの関係から詳述する。なお、
図3に示したメイン制御回路70のCPUは、割り込み
時間(4.000msec)ごとにメイン制御回路70
のROMに記憶されている各プログラム(メインルーチ
ン)を実行する。
メイン制御回路70が行う一連の処理について、具体例
を示しつつ前記カウンタとの関係から詳述する。なお、
図3に示したメイン制御回路70のCPUは、割り込み
時間(4.000msec)ごとにメイン制御回路70
のROMに記憶されている各プログラム(メインルーチ
ン)を実行する。
【0071】図5のフローチャートに示すように、メイ
ン処理Mにおいては、まず、電源投入がなされたか否か
確認されてから(S10)、初期設定(S20)、乱数
更新処理(S30)、始動入賞口10,11への入賞の
確認(S40)、乱数取得処理(S50)、画像表示部
50の大当り当否判定開始条件(特別図柄始動条件)成
立の確認(S60)、大当り当否判定処理(S70)、
リーチ決定処理(S80)、確定停止特別図柄決定処理
(S90)、仮停止特別図柄決定処理(S110)、仮
停止時間決定処理(S120)、仮大当り特別図柄決定
処理(S130)、仮大当り停止時間決定処理(S14
0)、ラウンド数選択処理(S150)、確率設定処理
(S160)、画像表示部50における表示処理(S1
70)、始動ゲート19,21の通過の確認(S18
0)、普通図柄当り当否判定処理(S190)、普通図
柄表示処理(S200)、始動入賞口開放処理(S21
0)、大当り成立か否かの確認(S230)、特別遊技
実行処理(S240)、その他の処理(S250)が行
われる。
ン処理Mにおいては、まず、電源投入がなされたか否か
確認されてから(S10)、初期設定(S20)、乱数
更新処理(S30)、始動入賞口10,11への入賞の
確認(S40)、乱数取得処理(S50)、画像表示部
50の大当り当否判定開始条件(特別図柄始動条件)成
立の確認(S60)、大当り当否判定処理(S70)、
リーチ決定処理(S80)、確定停止特別図柄決定処理
(S90)、仮停止特別図柄決定処理(S110)、仮
停止時間決定処理(S120)、仮大当り特別図柄決定
処理(S130)、仮大当り停止時間決定処理(S14
0)、ラウンド数選択処理(S150)、確率設定処理
(S160)、画像表示部50における表示処理(S1
70)、始動ゲート19,21の通過の確認(S18
0)、普通図柄当り当否判定処理(S190)、普通図
柄表示処理(S200)、始動入賞口開放処理(S21
0)、大当り成立か否かの確認(S230)、特別遊技
実行処理(S240)、その他の処理(S250)が行
われる。
【0072】初期設定(S20)では、スタックの設
定、定数設定、CPUの設定、SIO,PIO,CTC
の設定等を行う。なお、電源投入時のみに必要な処理は
1順目のみに実行され、後は実行されることがない。
定、定数設定、CPUの設定、SIO,PIO,CTC
の設定等を行う。なお、電源投入時のみに必要な処理は
1順目のみに実行され、後は実行されることがない。
【0073】乱数更新処理(S30)では、図6に示す
ように、各カウンタ(ラベル−TRND−B2及びラベ
ル−TRND−B3を除く。)の各数値Qn(n=1〜
6,9)が前記所定時間毎に1ずつ加算され(S3
1)、前記各数値Qnが所定最大値X(ラベル−TRN
D−Aの場合は629、ラベル−TRND−R1の場合
は49、ラベル−TRND−R2の場合は3、ラベル−
TRND−KAZ1の場合は12、ラベル−TRND−
AZ1の場合は11、ラベル−TRND−B1の場合は
11、ラベル−FRND−Aの場合は9)に至ると次に
再び‘0’に戻る繰り返しを行う(S32,S33)。
そして、各カウンタの更新数値がメイン制御回路70の
RAMの各カウンタと対応する乱数記憶エリアにそれぞ
れ記憶される(S34)。図6中における『Qn’』
は、加算される前の各カウンタの数値を意味する。な
お、ラベル−TRND−B2及びラベル−TRND−B
3については、前述したようにラベル−TRND−B1
と関連したタイミングで数値が加算され、前記RAMの
乱数記憶エリアにそれぞれ記憶されるようになってい
る。
ように、各カウンタ(ラベル−TRND−B2及びラベ
ル−TRND−B3を除く。)の各数値Qn(n=1〜
6,9)が前記所定時間毎に1ずつ加算され(S3
1)、前記各数値Qnが所定最大値X(ラベル−TRN
D−Aの場合は629、ラベル−TRND−R1の場合
は49、ラベル−TRND−R2の場合は3、ラベル−
TRND−KAZ1の場合は12、ラベル−TRND−
AZ1の場合は11、ラベル−TRND−B1の場合は
11、ラベル−FRND−Aの場合は9)に至ると次に
再び‘0’に戻る繰り返しを行う(S32,S33)。
そして、各カウンタの更新数値がメイン制御回路70の
RAMの各カウンタと対応する乱数記憶エリアにそれぞ
れ記憶される(S34)。図6中における『Qn’』
は、加算される前の各カウンタの数値を意味する。な
お、ラベル−TRND−B2及びラベル−TRND−B
3については、前述したようにラベル−TRND−B1
と関連したタイミングで数値が加算され、前記RAMの
乱数記憶エリアにそれぞれ記憶されるようになってい
る。
【0074】前記乱数更新処理(S30)の後、前記第
1種始動入賞口10,11に入賞があったか否かが前記
特別図柄変動開始スイッチの検出により確認される(S
40)。そして、前記第1種始動入賞口10,11への
入賞ありと判断された場合には、乱数取得処理(S5
0)が実行される。なお、前記S40で入賞なしと判断
された場合には、乱数取得処理(S50)は省略され
る。
1種始動入賞口10,11に入賞があったか否かが前記
特別図柄変動開始スイッチの検出により確認される(S
40)。そして、前記第1種始動入賞口10,11への
入賞ありと判断された場合には、乱数取得処理(S5
0)が実行される。なお、前記S40で入賞なしと判断
された場合には、乱数取得処理(S50)は省略され
る。
【0075】乱数取得処理(S50)では、図7のフロ
ーチャートから理解されるように、まず、ラベル−TR
ND−A,ラベル−TRND−R1,ラベル−TRND
−R2,ラベル−TRND−KAZ1,ラベル−TRN
D−AZ1,ラベル−TRND−B1,ラベル−TRN
D−B2,ラベル−TRND−B3の更新数値Qn(n
=1〜8)が読み出され(S51)、次いで、前記取得
された各数値Qnを、メイン制御回路70のRAMの取
得乱数記憶エリアに各々記憶する(S52)。
ーチャートから理解されるように、まず、ラベル−TR
ND−A,ラベル−TRND−R1,ラベル−TRND
−R2,ラベル−TRND−KAZ1,ラベル−TRN
D−AZ1,ラベル−TRND−B1,ラベル−TRN
D−B2,ラベル−TRND−B3の更新数値Qn(n
=1〜8)が読み出され(S51)、次いで、前記取得
された各数値Qnを、メイン制御回路70のRAMの取
得乱数記憶エリアに各々記憶する(S52)。
【0076】前記乱数取得処理(S50)の後、或いは
第1種始動入賞口10,11への入賞確認(S40)の
後、画像表示部50の大当り当否判定開始条件が成立し
ているか否かが確認される(S60)。ここで、大当り
当否判定開始条件が成立しているとは、現在特別遊技実
行中でない或いは特別図柄変動中でないことをいう。そ
して、前記大当り当否判定開始条件成立と判断された場
合には、以降で、大当り当否判定処理(S70)、リー
チ決定処理(S80)、確定停止特別図柄決定処理(S
90)、仮停止特別図柄決定処理(S110)、仮停止
時間決定処理(S120)、仮大当り特別図柄決定処理
(S130)、仮大当り停止時間決定処理(S14
0)、ラウンド数選択処理(S150)、確率設定処理
(S160)、画像表示部50における表示処理(S1
70)が実行される。一方、前記S60で大当り当否判
定開始条件不成立と判断された場合には、画像表示部5
0における表示処理(S170)にジャンプする。
第1種始動入賞口10,11への入賞確認(S40)の
後、画像表示部50の大当り当否判定開始条件が成立し
ているか否かが確認される(S60)。ここで、大当り
当否判定開始条件が成立しているとは、現在特別遊技実
行中でない或いは特別図柄変動中でないことをいう。そ
して、前記大当り当否判定開始条件成立と判断された場
合には、以降で、大当り当否判定処理(S70)、リー
チ決定処理(S80)、確定停止特別図柄決定処理(S
90)、仮停止特別図柄決定処理(S110)、仮停止
時間決定処理(S120)、仮大当り特別図柄決定処理
(S130)、仮大当り停止時間決定処理(S14
0)、ラウンド数選択処理(S150)、確率設定処理
(S160)、画像表示部50における表示処理(S1
70)が実行される。一方、前記S60で大当り当否判
定開始条件不成立と判断された場合には、画像表示部5
0における表示処理(S170)にジャンプする。
【0077】大当り当否判定処理(S70)では、図8
に示すように、まず、確率変動フラグB1が1か否か判
断され(S71)、該確率変動フラグB1が1ではなく
0の場合、すなわち低確率状態時(1/315)では、
前記ラベル−TRND−Aの取得数値Q1が大当り数値
である‘5’,‘500’と対比され(S72)、前記
取得数値Q1が前記大当り数値の何れかであれば特別遊
技実行可、つまり大当りとなり、大当りフラグA1が1
にセットされる(S73)。一方、前記確率変動フラグ
B1が1の場合、すなわち高確率状態時(5/315)
では、前記取得数値Q1が大当り数値である‘5’,
‘50’,‘100’,‘200’,‘300’,‘3
50’,‘400’,‘450’,‘500’,‘60
0’と対比され(S74)、前記取得数値Q1が前記大
当り数値の何れかと一致すれば大当りとなり、大当りフ
ラグA1が1にセットされる(S73)。
に示すように、まず、確率変動フラグB1が1か否か判
断され(S71)、該確率変動フラグB1が1ではなく
0の場合、すなわち低確率状態時(1/315)では、
前記ラベル−TRND−Aの取得数値Q1が大当り数値
である‘5’,‘500’と対比され(S72)、前記
取得数値Q1が前記大当り数値の何れかであれば特別遊
技実行可、つまり大当りとなり、大当りフラグA1が1
にセットされる(S73)。一方、前記確率変動フラグ
B1が1の場合、すなわち高確率状態時(5/315)
では、前記取得数値Q1が大当り数値である‘5’,
‘50’,‘100’,‘200’,‘300’,‘3
50’,‘400’,‘450’,‘500’,‘60
0’と対比され(S74)、前記取得数値Q1が前記大
当り数値の何れかと一致すれば大当りとなり、大当りフ
ラグA1が1にセットされる(S73)。
【0078】リーチ決定処理(S80)においては、特
別図柄表示装置43の画像表示部50でリーチアクショ
ンを演出するか否かの決定、及びリーチアクションを演
出する場合におけるリーチアクションの態様の決定がな
される。図9に示すように、このリーチ決定処理(S8
0)では、最初に大当りフラグA1が1か否か確認され
(S81)、大当りフラグA1が1ではなく0、つまり
大当り不成立となる場合、前記ラベル−TRND−R1
の記憶取得数値Q2が読み出され、その取得数値Q2が
‘24’又は‘49’であるか否か判断される(S8
2)。そして、両値が一致しない場合、つまりリーチ無
し(リーチ状態移行不可)となる場合、リーチアクショ
ンを演出しないことが決まる。一方、前記取得数値Q2
が‘24’又は‘49’である場合、つまりリーチ有り
(リーチ状態移行可)となる場合、続いて、前記ラベル
−TRND−R2の記憶取得数値Q3が読み出され、そ
の取得数値Q3が‘3’であるか否か判断され(S8
3)、両値が一致している場合には、画像表示部50に
全ての特別図柄を一旦仮停止表示した後、該全ての図柄
を再スクロール変動してから、画像表示部50上にキャ
ラクターAが出現するリーチAを演出するように指示す
る(S84)。また、前記取得数値Q3が‘3’ではな
いと判断された場合には、つまり取得数値Q3が‘0’
〜‘2’の場合には、画像表示部50に全ての特別図柄
を一旦仮停止表示した後、該全ての図柄を再スクロール
変動してから、画像表示部50上にキャラクターBが出
現するリーチBを演出するように指示する(S85)。
別図柄表示装置43の画像表示部50でリーチアクショ
ンを演出するか否かの決定、及びリーチアクションを演
出する場合におけるリーチアクションの態様の決定がな
される。図9に示すように、このリーチ決定処理(S8
0)では、最初に大当りフラグA1が1か否か確認され
(S81)、大当りフラグA1が1ではなく0、つまり
大当り不成立となる場合、前記ラベル−TRND−R1
の記憶取得数値Q2が読み出され、その取得数値Q2が
‘24’又は‘49’であるか否か判断される(S8
2)。そして、両値が一致しない場合、つまりリーチ無
し(リーチ状態移行不可)となる場合、リーチアクショ
ンを演出しないことが決まる。一方、前記取得数値Q2
が‘24’又は‘49’である場合、つまりリーチ有り
(リーチ状態移行可)となる場合、続いて、前記ラベル
−TRND−R2の記憶取得数値Q3が読み出され、そ
の取得数値Q3が‘3’であるか否か判断され(S8
3)、両値が一致している場合には、画像表示部50に
全ての特別図柄を一旦仮停止表示した後、該全ての図柄
を再スクロール変動してから、画像表示部50上にキャ
ラクターAが出現するリーチAを演出するように指示す
る(S84)。また、前記取得数値Q3が‘3’ではな
いと判断された場合には、つまり取得数値Q3が‘0’
〜‘2’の場合には、画像表示部50に全ての特別図柄
を一旦仮停止表示した後、該全ての図柄を再スクロール
変動してから、画像表示部50上にキャラクターBが出
現するリーチBを演出するように指示する(S85)。
【0079】これに対して、前記S81で大当りフラグ
A1が1の場合、つまり大当り(特別遊技実行可)とな
る場合、前記ラベル−TRND−R2の記憶取得数値Q
3が読み出され、その取得数値Q3が‘0’〜‘2’の
何れかであるか否か判断され(S86)、両値が一致し
ている場合には、画像表示部50に全ての特別図柄を一
旦仮停止表示した後、該全ての図柄を再スクロール変動
してから、画像表示部50上にキャラクターAが出現す
るリーチAを演出するように指示する(S87)。ま
た、前記取得数値Q3が‘0’〜‘2’の範囲にないと
判断された場合には、つまり取得数値Q3が‘3’の場
合には、画像表示部50に全ての特別図柄を一旦仮停止
表示した後、該全ての図柄を再スクロール変動してか
ら、画像表示部50上にキャラクターBが出現するリー
チBを演出するように指示する(S88)。
A1が1の場合、つまり大当り(特別遊技実行可)とな
る場合、前記ラベル−TRND−R2の記憶取得数値Q
3が読み出され、その取得数値Q3が‘0’〜‘2’の
何れかであるか否か判断され(S86)、両値が一致し
ている場合には、画像表示部50に全ての特別図柄を一
旦仮停止表示した後、該全ての図柄を再スクロール変動
してから、画像表示部50上にキャラクターAが出現す
るリーチAを演出するように指示する(S87)。ま
た、前記取得数値Q3が‘0’〜‘2’の範囲にないと
判断された場合には、つまり取得数値Q3が‘3’の場
合には、画像表示部50に全ての特別図柄を一旦仮停止
表示した後、該全ての図柄を再スクロール変動してか
ら、画像表示部50上にキャラクターBが出現するリー
チBを演出するように指示する(S88)。
【0080】確定停止特別図柄決定処理(S90)で
は、前記大当り当否判定処理(S70)に基づき特別図
柄表示装置43の画像表示部50に確定(最終)停止表
示する特別図柄の決定が行われる。図10に示すよう
に、この確定停止特別図柄決定処理(S90)では、ま
ず、前記大当りフラグA1の値が1か否か判断される
(S91)。該値が1と判断された場合、すなわち大当
り(特別遊技実行可)となる場合、前記ラベル−TRN
D−AZ1の記憶取得数値Q5が読み出され、その取得
数値Q5に対して予め決められている図柄の組合せが、
画像表示部50に表示される確定大当り図柄組合せとし
て決定され、画像表示部50の左側表示領域、中央表示
領域、右側表示領域で、各図柄がそれぞれ所定時間変動
表示(仮停止表示を含む。)された後に前記決定された
大当り図柄組合せで確定停止表示されるように指示する
(S92)。
は、前記大当り当否判定処理(S70)に基づき特別図
柄表示装置43の画像表示部50に確定(最終)停止表
示する特別図柄の決定が行われる。図10に示すよう
に、この確定停止特別図柄決定処理(S90)では、ま
ず、前記大当りフラグA1の値が1か否か判断される
(S91)。該値が1と判断された場合、すなわち大当
り(特別遊技実行可)となる場合、前記ラベル−TRN
D−AZ1の記憶取得数値Q5が読み出され、その取得
数値Q5に対して予め決められている図柄の組合せが、
画像表示部50に表示される確定大当り図柄組合せとし
て決定され、画像表示部50の左側表示領域、中央表示
領域、右側表示領域で、各図柄がそれぞれ所定時間変動
表示(仮停止表示を含む。)された後に前記決定された
大当り図柄組合せで確定停止表示されるように指示する
(S92)。
【0081】それに対して、前記S91で大当りフラグ
A1の値が1でない、すなわち前記値が0と判断され、
外れと判定された場合には、前記ラベル−TRND−B
1〜B3の記憶取得数値Q6〜Q8が読み出され、その
全数値Q6〜Q8が一致するか否か判断され(S9
3)、全数値Q6〜Q8が一致する場合、続いてリーチ
有り(リーチ外れ)か否か、ここでは前記ラベル−TR
ND−R1の記憶取得数値Q2が‘24’又は‘49’
か否か判断される(S94)。そして、リーチ無しと判
断された場合、前記ラベル−TRND−B2(右特別図
柄用)の取得数値Q7を1加算し、その値とラベル−T
RND−B1,B3の取得数値Q6,Q8に対して予め
決められている図柄が、画像表示部50の左側表示領
域、中央表示領域、右側表示領域に表示される外れ図柄
として決定され、各表示領域において、各図柄がそれぞ
れ所定時間変動表示(仮停止表示を含む。)された後
に、前記決定された外れ図柄組合せで確定停止表示され
るように指示する(S95)。一方、前記S94で、リ
ーチ有りと判断された場合、前記ラベル−TRND−B
3(中特別図柄用)の取得数値Q8を1加算し、その値
とラベル−TRND−B1,B2の取得数値Q6,Q7
に対して予め決められている図柄が各表示領域に表示さ
れる外れ図柄として決定され、各表示領域において、各
図柄がそれぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含
む。)された後に、前記決定された外れ図柄組合せで確
定停止表示されるように指示する(S96)。
A1の値が1でない、すなわち前記値が0と判断され、
外れと判定された場合には、前記ラベル−TRND−B
1〜B3の記憶取得数値Q6〜Q8が読み出され、その
全数値Q6〜Q8が一致するか否か判断され(S9
3)、全数値Q6〜Q8が一致する場合、続いてリーチ
有り(リーチ外れ)か否か、ここでは前記ラベル−TR
ND−R1の記憶取得数値Q2が‘24’又は‘49’
か否か判断される(S94)。そして、リーチ無しと判
断された場合、前記ラベル−TRND−B2(右特別図
柄用)の取得数値Q7を1加算し、その値とラベル−T
RND−B1,B3の取得数値Q6,Q8に対して予め
決められている図柄が、画像表示部50の左側表示領
域、中央表示領域、右側表示領域に表示される外れ図柄
として決定され、各表示領域において、各図柄がそれぞ
れ所定時間変動表示(仮停止表示を含む。)された後
に、前記決定された外れ図柄組合せで確定停止表示され
るように指示する(S95)。一方、前記S94で、リ
ーチ有りと判断された場合、前記ラベル−TRND−B
3(中特別図柄用)の取得数値Q8を1加算し、その値
とラベル−TRND−B1,B2の取得数値Q6,Q7
に対して予め決められている図柄が各表示領域に表示さ
れる外れ図柄として決定され、各表示領域において、各
図柄がそれぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含
む。)された後に、前記決定された外れ図柄組合せで確
定停止表示されるように指示する(S96)。
【0082】また、前記S93で、ラベル−TRND−
B1〜B3の取得数値Q6〜Q8の内、少なくとも1つ
が異なる数値となる場合には、ラベル−TRND−B1
の取得数値Q6とラベル−TRND−B2の取得数値Q
7が一致するか否か判断され(S97)、両値が一致す
る場合、さらにリーチ有りか否か判断される(S9
8)。そして、リーチ無しの場合、前記ラベル−TRN
D−B2の取得数値Q7を1加算し、その値とラベル−
TRND−B1,B3の取得数値Q6,Q8に対して予
め決められている図柄が各表示領域に表示される外れ図
柄として決定され、各表示領域において、各図柄がそれ
ぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含む。)された後
に、前記決定された外れ図柄組合せで確定停止表示され
るように指示する(S95)。一方、リーチ有りの場
合、ラベル−TRND−B1〜B3の取得数値Q6〜Q
8に対して予め決められている図柄が各表示領域に表示
される外れ図柄として決定され、各表示領域において、
各図柄がそれぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含
む。)された後に、前記決定された外れ図柄組合せで確
定停止表示されるように指示する(S99)。
B1〜B3の取得数値Q6〜Q8の内、少なくとも1つ
が異なる数値となる場合には、ラベル−TRND−B1
の取得数値Q6とラベル−TRND−B2の取得数値Q
7が一致するか否か判断され(S97)、両値が一致す
る場合、さらにリーチ有りか否か判断される(S9
8)。そして、リーチ無しの場合、前記ラベル−TRN
D−B2の取得数値Q7を1加算し、その値とラベル−
TRND−B1,B3の取得数値Q6,Q8に対して予
め決められている図柄が各表示領域に表示される外れ図
柄として決定され、各表示領域において、各図柄がそれ
ぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含む。)された後
に、前記決定された外れ図柄組合せで確定停止表示され
るように指示する(S95)。一方、リーチ有りの場
合、ラベル−TRND−B1〜B3の取得数値Q6〜Q
8に対して予め決められている図柄が各表示領域に表示
される外れ図柄として決定され、各表示領域において、
各図柄がそれぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含
む。)された後に、前記決定された外れ図柄組合せで確
定停止表示されるように指示する(S99)。
【0083】さらに、前記S97でラベル−TRND−
B1の取得数値Q6とラベル−TRND−B2の取得数
値Q7が一致しない場合、続いてリーチ有りか否か判断
される(S100)。そして、リーチ有りと判断された
場合には、ラベル−TRND−B2の取得数値Q7を強
制的にラベル−TRND−B1の取得数値Q6と同一数
値に変更し、かつラベル−TRND−B3の取得数値Q
8を強制的に前記ラベル−TRND−B1の取得数値Q
6に1加算した数値に変更し、それらの数値とラベル−
TRND−B1の取得数値Q6に対して予め決められて
いる図柄が各表示領域に表示される外れ図柄として決定
され、各表示領域において、各図柄がそれぞれ所定時間
変動表示(仮停止表示を含む。)された後に、前記決定
された外れ図柄組合せで確定停止表示されるように指示
する(S101)。一方、前記S100で、リーチ無し
と判断された場合、ラベル−TRND−B1〜B3の取
得数値Q6〜Q8に対して予め決められている図柄が各
表示領域に表示される外れ図柄として決定され、各表示
領域において、各図柄がそれぞれ所定時間変動表示(仮
停止表示を含む。)された後に、前記決定された外れ図
柄組合せで確定停止表示されるように指示する(S9
9)。
B1の取得数値Q6とラベル−TRND−B2の取得数
値Q7が一致しない場合、続いてリーチ有りか否か判断
される(S100)。そして、リーチ有りと判断された
場合には、ラベル−TRND−B2の取得数値Q7を強
制的にラベル−TRND−B1の取得数値Q6と同一数
値に変更し、かつラベル−TRND−B3の取得数値Q
8を強制的に前記ラベル−TRND−B1の取得数値Q
6に1加算した数値に変更し、それらの数値とラベル−
TRND−B1の取得数値Q6に対して予め決められて
いる図柄が各表示領域に表示される外れ図柄として決定
され、各表示領域において、各図柄がそれぞれ所定時間
変動表示(仮停止表示を含む。)された後に、前記決定
された外れ図柄組合せで確定停止表示されるように指示
する(S101)。一方、前記S100で、リーチ無し
と判断された場合、ラベル−TRND−B1〜B3の取
得数値Q6〜Q8に対して予め決められている図柄が各
表示領域に表示される外れ図柄として決定され、各表示
領域において、各図柄がそれぞれ所定時間変動表示(仮
停止表示を含む。)された後に、前記決定された外れ図
柄組合せで確定停止表示されるように指示する(S9
9)。
【0084】仮停止特別図柄決定処理(S110)で
は、画像表示部50上の特別図柄の確定停止表示前、実
施例ではリーチ状態成立前に、全ての特別図柄が一旦仮
停止表示される全図柄仮停止表示時の図柄組合せ(仮停
止図柄組合せ)の決定が行われる。図11に示すよう
に、この仮停止特別図柄決定処理(S110)では、ま
ず、リーチ有り(リーチ状態成立)か否か、具体的には
前記大当りフラグA1の値が1、或いは前記ラベル−T
RND−R1の記憶取得数値Q2が‘24’又は‘4
9’か否か判断される(S111)。そして、リーチ無
しと判断された場合、画像表示部で前記全図柄仮停止表
示が実施されないことが決まる。
は、画像表示部50上の特別図柄の確定停止表示前、実
施例ではリーチ状態成立前に、全ての特別図柄が一旦仮
停止表示される全図柄仮停止表示時の図柄組合せ(仮停
止図柄組合せ)の決定が行われる。図11に示すよう
に、この仮停止特別図柄決定処理(S110)では、ま
ず、リーチ有り(リーチ状態成立)か否か、具体的には
前記大当りフラグA1の値が1、或いは前記ラベル−T
RND−R1の記憶取得数値Q2が‘24’又は‘4
9’か否か判断される(S111)。そして、リーチ無
しと判断された場合、画像表示部で前記全図柄仮停止表
示が実施されないことが決まる。
【0085】一方、リーチ有りと判断された場合には、
続いてラベル−TRND−B1の取得数値Q6とラベル
−TRND−B2の取得数値Q7が一致するか否か判断
され(S112)、両値が一致する場合、前記ラベル−
TRND−B2の取得数値Q7を1加算し、その値とラ
ベル−TRND−B1,B3の取得数値Q6,Q8に対
して予め決められている図柄の組合せが、全図柄仮停止
表示時における仮停止図柄組合せとして決定され、画像
表示部50の各表示領域において、各図柄を所定時間ス
クロール変動した後、前記決定された図柄組合せとなる
ように各図柄のスクロール変動を終了し、該スクロール
変動の終了した図柄を所定の動作態様(後で詳述す
る。)により仮停止表示するように指示する(S11
3)。また、前記S112でラベル−TRND−B1の
取得数値Q6とラベル−TRND−B2の取得数値Q7
が一致しない場合、ラベル−TRND−B1〜B3の取
得数値Q6〜Q8に対して予め決められている図柄の組
合せが、全図柄仮停止表示時における仮停止図柄組合せ
として決定され、画像表示部50の各表示領域におい
て、各図柄を所定時間スクロール変動した後、前記決定
された図柄組合せとなるように各図柄のスクロール変動
を終了し、該スクロール変動の終了した図柄を所定の動
作態様により仮停止表示するように指示する(S11
4)。なお、この実施例では、前記S113,S114
の指示に基づく仮停止表示は、後述するように図柄を時
計回り又は反時計回りに回転する動作態様によりなされ
ている。
続いてラベル−TRND−B1の取得数値Q6とラベル
−TRND−B2の取得数値Q7が一致するか否か判断
され(S112)、両値が一致する場合、前記ラベル−
TRND−B2の取得数値Q7を1加算し、その値とラ
ベル−TRND−B1,B3の取得数値Q6,Q8に対
して予め決められている図柄の組合せが、全図柄仮停止
表示時における仮停止図柄組合せとして決定され、画像
表示部50の各表示領域において、各図柄を所定時間ス
クロール変動した後、前記決定された図柄組合せとなる
ように各図柄のスクロール変動を終了し、該スクロール
変動の終了した図柄を所定の動作態様(後で詳述す
る。)により仮停止表示するように指示する(S11
3)。また、前記S112でラベル−TRND−B1の
取得数値Q6とラベル−TRND−B2の取得数値Q7
が一致しない場合、ラベル−TRND−B1〜B3の取
得数値Q6〜Q8に対して予め決められている図柄の組
合せが、全図柄仮停止表示時における仮停止図柄組合せ
として決定され、画像表示部50の各表示領域におい
て、各図柄を所定時間スクロール変動した後、前記決定
された図柄組合せとなるように各図柄のスクロール変動
を終了し、該スクロール変動の終了した図柄を所定の動
作態様により仮停止表示するように指示する(S11
4)。なお、この実施例では、前記S113,S114
の指示に基づく仮停止表示は、後述するように図柄を時
計回り又は反時計回りに回転する動作態様によりなされ
ている。
【0086】上の説明からも分かるように、この実施例
では、全図柄仮停止表示が実施される場合には、該全図
柄仮停止表示を経てから、必ず、左特別図柄と右特別図
柄が同種類の図柄で揃って仮停止表示されるリーチ状態
となる。また、この実施例においては、前記全図柄仮停
止表示における仮停止特別図柄の組合せについては、リ
ーチ状態或いは大当りとなるか否かに関係なく決定され
るようになっている。これによって、前記仮停止特別図
柄の組合せに関係なく、リーチアクションが演出された
り、大当りとなることがあるため、従来の如く、特定の
組合せで全図柄仮停止表示がされなかった時点で、遊技
者がリーチや大当りへの期待を失って、諦めてしまうの
を防ぐ利点もある。また、この実施例の全図柄仮停止表
示では、少なくとも左特別図柄と右特別図柄が異なる種
類の図柄で仮停止表示される。
では、全図柄仮停止表示が実施される場合には、該全図
柄仮停止表示を経てから、必ず、左特別図柄と右特別図
柄が同種類の図柄で揃って仮停止表示されるリーチ状態
となる。また、この実施例においては、前記全図柄仮停
止表示における仮停止特別図柄の組合せについては、リ
ーチ状態或いは大当りとなるか否かに関係なく決定され
るようになっている。これによって、前記仮停止特別図
柄の組合せに関係なく、リーチアクションが演出された
り、大当りとなることがあるため、従来の如く、特定の
組合せで全図柄仮停止表示がされなかった時点で、遊技
者がリーチや大当りへの期待を失って、諦めてしまうの
を防ぐ利点もある。また、この実施例の全図柄仮停止表
示では、少なくとも左特別図柄と右特別図柄が異なる種
類の図柄で仮停止表示される。
【0087】仮停止時間決定処理(S120)において
は、前記仮停止特別図柄決定処理(S110)で決定さ
れた仮停止図柄組合せの仮停止表示時間(最終停止図柄
である中特別図柄のスクロール変動終了時から全図柄仮
停止表示終了時までの時間)の決定が行われる。図12
に示すように、この仮停止時間決定処理(S120)で
は、まず大当りフラグA1が1か否か確認され(S12
1)、大当りフラグA1が1ではなく0、つまり大当り
不成立となる場合、前記ラベル−TRND−R1の記憶
取得数値Q2が読み出され、その取得数値Q2が‘2
4’又は‘49’であるか否か判断される(S12
2)。そして、両値が一致しない場合、全ての特別図柄
を一旦仮停止表示する全図柄仮停止表示を行わないこと
が決まる。一方、前記取得数値Q2が‘24’又は‘4
9’である場合、続いて、前記ラベル−TRND−R2
の記憶取得数値Q3が読み出され、その取得数値Q3が
‘3’であるか否か判断され(S123)、両値が一致
している場合には、画像表示部50に全ての特別図柄が
一旦仮停止表示されてからの仮停止表示時間(仮停止表
示継続時間)を4秒に設定するように指示する(S12
4)。また、前記取得数値Q3が‘3’ではないと判断
された場合には、つまり取得数値Q3が‘0’〜‘2’
の場合には、前記仮停止表示時間を2秒に設定するよう
に指示する(S125)。
は、前記仮停止特別図柄決定処理(S110)で決定さ
れた仮停止図柄組合せの仮停止表示時間(最終停止図柄
である中特別図柄のスクロール変動終了時から全図柄仮
停止表示終了時までの時間)の決定が行われる。図12
に示すように、この仮停止時間決定処理(S120)で
は、まず大当りフラグA1が1か否か確認され(S12
1)、大当りフラグA1が1ではなく0、つまり大当り
不成立となる場合、前記ラベル−TRND−R1の記憶
取得数値Q2が読み出され、その取得数値Q2が‘2
4’又は‘49’であるか否か判断される(S12
2)。そして、両値が一致しない場合、全ての特別図柄
を一旦仮停止表示する全図柄仮停止表示を行わないこと
が決まる。一方、前記取得数値Q2が‘24’又は‘4
9’である場合、続いて、前記ラベル−TRND−R2
の記憶取得数値Q3が読み出され、その取得数値Q3が
‘3’であるか否か判断され(S123)、両値が一致
している場合には、画像表示部50に全ての特別図柄が
一旦仮停止表示されてからの仮停止表示時間(仮停止表
示継続時間)を4秒に設定するように指示する(S12
4)。また、前記取得数値Q3が‘3’ではないと判断
された場合には、つまり取得数値Q3が‘0’〜‘2’
の場合には、前記仮停止表示時間を2秒に設定するよう
に指示する(S125)。
【0088】これに対して、前記S121で大当りフラ
グA1が1の場合、つまり大当りとなる場合、前記ラベ
ル−TRND−R2の記憶取得数値Q3が読み出され、
その取得数値Q3が‘0’〜‘2’の何れかであるか否
か判断され(S126)、両値が一致している場合に
は、前記仮停止表示時間を4秒に設定するように指示す
る(S127)。また、前記取得数値Q3が‘0’〜
‘2’の範囲にないと判断された場合には、つまり取得
数値Q3が‘3’の場合には、前記仮停止表示時間を2
秒に設定するように指示する(S128)。
グA1が1の場合、つまり大当りとなる場合、前記ラベ
ル−TRND−R2の記憶取得数値Q3が読み出され、
その取得数値Q3が‘0’〜‘2’の何れかであるか否
か判断され(S126)、両値が一致している場合に
は、前記仮停止表示時間を4秒に設定するように指示す
る(S127)。また、前記取得数値Q3が‘0’〜
‘2’の範囲にないと判断された場合には、つまり取得
数値Q3が‘3’の場合には、前記仮停止表示時間を2
秒に設定するように指示する(S128)。
【0089】仮大当り特別図柄決定処理(S130)に
おいては、大当りが成立する場合に、特別図柄表示装置
43の画像表示部50に、確定大当り図柄組合せを確定
停止表示する前(実施例では前記再抽選前)に、仮停止
表示(但し、前記全図柄仮停止表示とは異なる。)する
仮大当り図柄組合せの決定が行われる。図13に示すよ
うに、この仮大当り特別図柄決定処理(S130)で
は、まず、大当りフラグA1が1か否か確認され(S1
31)、該大当りフラグA1が1の場合、つまり大当り
(特別遊技実行可)となる場合、前記ラベル−TRND
−KAZ1の記憶取得数値Q4が読み出され、その取得
数値Q4に対して予め決められている図柄の組合せが画
像表示部50に表示される仮大当り図柄組合せとして決
定され、その仮大当り図柄組合せを画像表示部50の左
側表示領域、中央表示領域、右側表示領域に仮停止表示
するように指示する(S132)。
おいては、大当りが成立する場合に、特別図柄表示装置
43の画像表示部50に、確定大当り図柄組合せを確定
停止表示する前(実施例では前記再抽選前)に、仮停止
表示(但し、前記全図柄仮停止表示とは異なる。)する
仮大当り図柄組合せの決定が行われる。図13に示すよ
うに、この仮大当り特別図柄決定処理(S130)で
は、まず、大当りフラグA1が1か否か確認され(S1
31)、該大当りフラグA1が1の場合、つまり大当り
(特別遊技実行可)となる場合、前記ラベル−TRND
−KAZ1の記憶取得数値Q4が読み出され、その取得
数値Q4に対して予め決められている図柄の組合せが画
像表示部50に表示される仮大当り図柄組合せとして決
定され、その仮大当り図柄組合せを画像表示部50の左
側表示領域、中央表示領域、右側表示領域に仮停止表示
するように指示する(S132)。
【0090】仮大当り停止時間決定処理(S140)に
おいては、前記仮大当り特別図柄決定処理(S130)
で決定された仮大当り図柄組合せの仮大当り停止表示時
間(最終停止図柄である中特別図柄のスクロール変動終
了時から全図柄の仮大当り停止表示終了時までの時間)
の決定が行われる。図14に示すように、この仮大当り
停止時間決定処理(S140)では、最初に大当りフラ
グA1が1か否か確認され(S141)、両値が一致す
る場合には、さらに前記ラベル−TRND−AZ1の記
憶取得数値Q5が読み出され、その取得数値Q5が
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’の何れかであ
るか否か判断される(S142)。そして、前記取得数
値Q5が‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’の何
れかである場合には、画像表示部50で、確定大当り図
柄組合せを確定停止表示する前(実施例では前記再抽選
前)に、前記仮大当り特別図柄決定処理(S130)で
決定された仮大当り図柄組合せを仮停止表示する時間、
つまり仮大当り停止表示時間を6秒に設定するように指
示する(S143)。一方、前記取得数値Q5が
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’の何れにも該
当しない場合、すなわち前記取得数値Q5が‘0’,
‘2’,‘4’,‘6’,‘8’,‘10’,‘11’
の場合には前記仮大当り停止表示時間を3秒に設定する
ように指示する(S144)。
おいては、前記仮大当り特別図柄決定処理(S130)
で決定された仮大当り図柄組合せの仮大当り停止表示時
間(最終停止図柄である中特別図柄のスクロール変動終
了時から全図柄の仮大当り停止表示終了時までの時間)
の決定が行われる。図14に示すように、この仮大当り
停止時間決定処理(S140)では、最初に大当りフラ
グA1が1か否か確認され(S141)、両値が一致す
る場合には、さらに前記ラベル−TRND−AZ1の記
憶取得数値Q5が読み出され、その取得数値Q5が
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’の何れかであ
るか否か判断される(S142)。そして、前記取得数
値Q5が‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’の何
れかである場合には、画像表示部50で、確定大当り図
柄組合せを確定停止表示する前(実施例では前記再抽選
前)に、前記仮大当り特別図柄決定処理(S130)で
決定された仮大当り図柄組合せを仮停止表示する時間、
つまり仮大当り停止表示時間を6秒に設定するように指
示する(S143)。一方、前記取得数値Q5が
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’の何れにも該
当しない場合、すなわち前記取得数値Q5が‘0’,
‘2’,‘4’,‘6’,‘8’,‘10’,‘11’
の場合には前記仮大当り停止表示時間を3秒に設定する
ように指示する(S144)。
【0091】ラウンド数選択処理(S150)において
は、図15に示すように、最初に、前記ラベル−TRN
D−AZ1の記憶取得数値Q5が読み出され、その取得
数値Q5が‘0’,‘2’,‘4’,‘6’,‘8’,
‘10’の何れかの偶数であるか否か判断され(S15
1)、前記数値Q5が偶数ではない場合、すなわち
1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’,‘11’の何
れかの奇数である場合には、前記特別遊技実行時におけ
るラウンド数(大当り継続権利の発生する最高回数)が
13ラウンド(回)に設定される(S152)。一方、
前記S151でラベル−TRND−AZ1の記憶取得数
値Q5が偶数の場合には、前記特別遊技実行時における
ラウンド数が15ラウンド(回)に設定される(S15
3)。
は、図15に示すように、最初に、前記ラベル−TRN
D−AZ1の記憶取得数値Q5が読み出され、その取得
数値Q5が‘0’,‘2’,‘4’,‘6’,‘8’,
‘10’の何れかの偶数であるか否か判断され(S15
1)、前記数値Q5が偶数ではない場合、すなわち
1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’,‘11’の何
れかの奇数である場合には、前記特別遊技実行時におけ
るラウンド数(大当り継続権利の発生する最高回数)が
13ラウンド(回)に設定される(S152)。一方、
前記S151でラベル−TRND−AZ1の記憶取得数
値Q5が偶数の場合には、前記特別遊技実行時における
ラウンド数が15ラウンド(回)に設定される(S15
3)。
【0092】確率設定処理(S160)においては、図
16に示すように、まず、大当りフラグA1が1か否か
確認され(S161)、該大当りフラグA1が1の場
合、つまり大当り(特別遊技実行可)となる場合、前記
ラベル−TRND−AZ1の記憶取得数値Q5が読み出
され、その取得数値Q5が‘0’,‘2’,‘4’,
‘6’,‘8’,‘10’の何れかの偶数であるか否か
判断され(S162)、前記取得数値Q5が偶数ではな
い場合、すなわち1’,‘3’,‘5’,‘7’,
‘9’,‘11’の何れかの奇数である場合には、特別
遊技終了後の大当り当否判定処理(S70)における大
当り数値が‘5’,‘50’,‘100’,‘20
0’,‘300’,‘350’,‘400’,‘45
0’,‘500’,‘600’とされて高確率に設定さ
れ、確率変動フラグB1が1にセットされる(S16
3)。一方、前記S162でラベル−TRND−AZ1
の記憶取得数値Q5が偶数の場合には、特別遊技終了後
の大当り当否判定処理(S70)における大当り数値が
‘5’,‘500’とされて通常確率(低確率)に設定
され、確率変動フラグB1が0にセットされる(S16
4)。
16に示すように、まず、大当りフラグA1が1か否か
確認され(S161)、該大当りフラグA1が1の場
合、つまり大当り(特別遊技実行可)となる場合、前記
ラベル−TRND−AZ1の記憶取得数値Q5が読み出
され、その取得数値Q5が‘0’,‘2’,‘4’,
‘6’,‘8’,‘10’の何れかの偶数であるか否か
判断され(S162)、前記取得数値Q5が偶数ではな
い場合、すなわち1’,‘3’,‘5’,‘7’,
‘9’,‘11’の何れかの奇数である場合には、特別
遊技終了後の大当り当否判定処理(S70)における大
当り数値が‘5’,‘50’,‘100’,‘20
0’,‘300’,‘350’,‘400’,‘45
0’,‘500’,‘600’とされて高確率に設定さ
れ、確率変動フラグB1が1にセットされる(S16
3)。一方、前記S162でラベル−TRND−AZ1
の記憶取得数値Q5が偶数の場合には、特別遊技終了後
の大当り当否判定処理(S70)における大当り数値が
‘5’,‘500’とされて通常確率(低確率)に設定
され、確率変動フラグB1が0にセットされる(S16
4)。
【0093】画像表示部50における表示処理(S17
0)では、前記リーチ決定処理(S80),確定停止特
別図柄決定処理(S90),仮停止特別図柄決定処理
(S110),仮停止時間決定処理(S120),仮大
当り特別図柄決定処理(S130),仮大当り停止時間
決定処理(S140)の指示に基づいて、画像表示部5
0の表示を行う。以下、画像表示部50における一表示
パターンを、図19のタイムチャート及び図20〜図2
6の画像図を用いて説明する。
0)では、前記リーチ決定処理(S80),確定停止特
別図柄決定処理(S90),仮停止特別図柄決定処理
(S110),仮停止時間決定処理(S120),仮大
当り特別図柄決定処理(S130),仮大当り停止時間
決定処理(S140)の指示に基づいて、画像表示部5
0の表示を行う。以下、画像表示部50における一表示
パターンを、図19のタイムチャート及び図20〜図2
6の画像図を用いて説明する。
【0094】この例では、前記第1種始動入賞口10,
11に遊技球が入賞すると、まず、図19及び図20に
示すように、前記特別図柄表示装置43の画像表示部5
0の左側表示領域、右側表示領域、中央表示領域で各特
別図柄S1〜S3のスクロール(図では縦スクロール)
変動を開始する。前記スクロール変動開始時から所定時
間経過した後、前記仮停止特別図柄決定処理(S11
0)の仮停止表示の指示(S113,S114)がある
場合には、その指示に基づく図柄組合せとなるように、
左特別図柄S1,右特別図柄S2,中特別図柄S3の順
にスクロール変動を一旦終了すると共に、そのスクロー
ル変動の終了した特別図柄S1〜S3を、図21の如
く、時計回り或いは反時計回り(図では反時計回り)に
回転させる、図柄回転仮停止動作によって仮停止表示が
実施される。
11に遊技球が入賞すると、まず、図19及び図20に
示すように、前記特別図柄表示装置43の画像表示部5
0の左側表示領域、右側表示領域、中央表示領域で各特
別図柄S1〜S3のスクロール(図では縦スクロール)
変動を開始する。前記スクロール変動開始時から所定時
間経過した後、前記仮停止特別図柄決定処理(S11
0)の仮停止表示の指示(S113,S114)がある
場合には、その指示に基づく図柄組合せとなるように、
左特別図柄S1,右特別図柄S2,中特別図柄S3の順
にスクロール変動を一旦終了すると共に、そのスクロー
ル変動の終了した特別図柄S1〜S3を、図21の如
く、時計回り或いは反時計回り(図では反時計回り)に
回転させる、図柄回転仮停止動作によって仮停止表示が
実施される。
【0095】ここで、図示の例では、前記特別図柄の回
転は、その回転軸が画像表示部50表面に略直交するよ
うになされている。すなわち、各図柄は形状変化するこ
となく、画像表示部50上で平面的に回転される。この
ようにすれば、従来とは全く異なる新鮮味のある表示態
様となると共に、特別図柄の種類の判別が難しくなる等
の不都合を解消できる利点がある。勿論、前記特別図柄
の回転時に、その回転軸を画像表示部50表面に対して
傾斜させる等して、該特別図柄の形状を多少変化させて
も良い。また、図示の例では、前記特別図柄の回転にお
ける回転中心が、図柄中心と一致又は近似しているの
で、図柄全体としては当該回転に起因して上下或いは左
右等に移動しない。なお、爾後のリーチ状態時等におけ
る各特別図柄の仮停止表示時(再抽選前の仮大当り図柄
組合せの仮停止表示時を含む。)における図柄回転も、
前記全ての特別図柄を一旦仮停止表示する場合と同様に
して行われる。
転は、その回転軸が画像表示部50表面に略直交するよ
うになされている。すなわち、各図柄は形状変化するこ
となく、画像表示部50上で平面的に回転される。この
ようにすれば、従来とは全く異なる新鮮味のある表示態
様となると共に、特別図柄の種類の判別が難しくなる等
の不都合を解消できる利点がある。勿論、前記特別図柄
の回転時に、その回転軸を画像表示部50表面に対して
傾斜させる等して、該特別図柄の形状を多少変化させて
も良い。また、図示の例では、前記特別図柄の回転にお
ける回転中心が、図柄中心と一致又は近似しているの
で、図柄全体としては当該回転に起因して上下或いは左
右等に移動しない。なお、爾後のリーチ状態時等におけ
る各特別図柄の仮停止表示時(再抽選前の仮大当り図柄
組合せの仮停止表示時を含む。)における図柄回転も、
前記全ての特別図柄を一旦仮停止表示する場合と同様に
して行われる。
【0096】上記全ての特別図柄を仮停止表示する全図
柄仮停止表示は、前記仮停止時間決定処理(S120)
の設定指示(S124,S125,S127,S12
8)に基づいて設定された仮停止表示時間T1(この例
では4秒間又は2秒間)の間実施される。また、この例
では、当該全図柄仮停止表示の実施中には、画像表示部
50上に仮停止表示時間報知用メータ−(図では左端位
置を仮停止表示開始時、中心位置を仮停止表示開始時か
ら2秒経過時、右端位置を仮停止表示開始時から4秒経
過時とし、その範囲の内部領域を変色表示可能とするも
ので、仮停止表示時間報知手段に相当する。)G1を表
示し、仮停止表示開始時からの経過時間の増加に応じ
て、前記メータ−G1の内部領域の変色領域を右方向へ
増加することによって、前記仮停止表示時間(仮停止表
示継続時間)T1を視覚的に報知し、該仮停止表示時間
T1を遊技者に連想させている。このように全特別図柄
S1〜S3の仮停止表示時間T1を報知すれば、遊技者
は、該仮停止表示時間T1を容易に知ることができ、ひ
いては今回の大当り当否判定における大当りとなる可能
性(信頼度)を素早く把握することができる。
柄仮停止表示は、前記仮停止時間決定処理(S120)
の設定指示(S124,S125,S127,S12
8)に基づいて設定された仮停止表示時間T1(この例
では4秒間又は2秒間)の間実施される。また、この例
では、当該全図柄仮停止表示の実施中には、画像表示部
50上に仮停止表示時間報知用メータ−(図では左端位
置を仮停止表示開始時、中心位置を仮停止表示開始時か
ら2秒経過時、右端位置を仮停止表示開始時から4秒経
過時とし、その範囲の内部領域を変色表示可能とするも
ので、仮停止表示時間報知手段に相当する。)G1を表
示し、仮停止表示開始時からの経過時間の増加に応じ
て、前記メータ−G1の内部領域の変色領域を右方向へ
増加することによって、前記仮停止表示時間(仮停止表
示継続時間)T1を視覚的に報知し、該仮停止表示時間
T1を遊技者に連想させている。このように全特別図柄
S1〜S3の仮停止表示時間T1を報知すれば、遊技者
は、該仮停止表示時間T1を容易に知ることができ、ひ
いては今回の大当り当否判定における大当りとなる可能
性(信頼度)を素早く把握することができる。
【0097】全特別図柄S1〜S3の仮停止表示後、該
全特別図柄S1〜S3を、図22のように、再びスクロ
ール変動し、図23の如く、左特別図柄S1,右特別図
柄S2の順にスクロール変動を終了すると共に、その図
柄をそれぞれ仮停止表示する。この各特別図柄S1,S
2の仮停止表示は、前記全図柄仮停止表示と同様に、ス
クロール変動していない特別図柄S1,S2を時計回り
或いは反時計回り(図では反時計回り)に回転させる図
柄回転仮停止動作により行われる。そして、図23に示
すように、左特別図柄S1と右特別図柄S2が同図柄で
仮停止表示されてリーチ状態となった場合、前記リーチ
決定処理(S80)の演出指示(S84,S85,S8
7,S88)に従って、各態様のリーチアクションが実
施される。また、図示の例では、リーチ状態となった時
に、『リーチ!!』等の文字や記号を画像表示部50に
表示し、遊技者に対してリーチ状態となったことを報知
している。一方、左特別図柄S1と右特別図柄S2が異
なる種類の図柄で仮停止表示された場合には、リーチ状
態とならずに、中特別図柄S3がスクロール変動を終了
し停止表示され、外れが確定される。この外れ確定表示
は、前記特別図柄決定処理(S90)の表示指示(S9
5,S99)に基づくものである。
全特別図柄S1〜S3を、図22のように、再びスクロ
ール変動し、図23の如く、左特別図柄S1,右特別図
柄S2の順にスクロール変動を終了すると共に、その図
柄をそれぞれ仮停止表示する。この各特別図柄S1,S
2の仮停止表示は、前記全図柄仮停止表示と同様に、ス
クロール変動していない特別図柄S1,S2を時計回り
或いは反時計回り(図では反時計回り)に回転させる図
柄回転仮停止動作により行われる。そして、図23に示
すように、左特別図柄S1と右特別図柄S2が同図柄で
仮停止表示されてリーチ状態となった場合、前記リーチ
決定処理(S80)の演出指示(S84,S85,S8
7,S88)に従って、各態様のリーチアクションが実
施される。また、図示の例では、リーチ状態となった時
に、『リーチ!!』等の文字や記号を画像表示部50に
表示し、遊技者に対してリーチ状態となったことを報知
している。一方、左特別図柄S1と右特別図柄S2が異
なる種類の図柄で仮停止表示された場合には、リーチ状
態とならずに、中特別図柄S3がスクロール変動を終了
し停止表示され、外れが確定される。この外れ確定表示
は、前記特別図柄決定処理(S90)の表示指示(S9
5,S99)に基づくものである。
【0098】前記リーチアクションの演出から所定時間
経過した後、画像表示部50の中央表示領域で、最終停
止図柄である中特別図柄S3がスクロール変動を終了す
る。そして、前記中特別図柄S3が左特別図柄S1及び
右特別図柄S2と異なる種類の図柄の場合には、外れが
確定する。この外れ確定表示は、前記特別図柄決定処理
(S90)の表示指示(S96,S99,S101)に
基づくものである。
経過した後、画像表示部50の中央表示領域で、最終停
止図柄である中特別図柄S3がスクロール変動を終了す
る。そして、前記中特別図柄S3が左特別図柄S1及び
右特別図柄S2と異なる種類の図柄の場合には、外れが
確定する。この外れ確定表示は、前記特別図柄決定処理
(S90)の表示指示(S96,S99,S101)に
基づくものである。
【0099】一方、図24に示すように、前記中特別図
柄S3が左特別図柄S1及び右特別図柄S2と同図柄と
なって大当りが成立した場合、全ての特別図柄S1〜S
3を時計回り又は反時計回り(図では反時計回り)に回
転させ、まだ大当り図柄組合せが確定していない仮停止
状態であることを遊技者に報知する。この仮大当り図柄
組合せの仮大当り停止表示(仮停止表示)は、前記仮大
当り特別図柄決定処理(S130)の表示指示(S13
2)に基づくものである。
柄S3が左特別図柄S1及び右特別図柄S2と同図柄と
なって大当りが成立した場合、全ての特別図柄S1〜S
3を時計回り又は反時計回り(図では反時計回り)に回
転させ、まだ大当り図柄組合せが確定していない仮停止
状態であることを遊技者に報知する。この仮大当り図柄
組合せの仮大当り停止表示(仮停止表示)は、前記仮大
当り特別図柄決定処理(S130)の表示指示(S13
2)に基づくものである。
【0100】この仮大当り図柄組合せの仮大当り停止表
示は、前記仮大当り停止時間決定処理(S140)の設
定指示(S143,S144)に基づいて設定された仮
大当り停止表示時間T2(この例では6秒間又は3秒
間)の間実施される。また、この例では、当該仮大当り
停止表示の実施中には、画像表示部50上に仮大当り停
止表示時間報知用メータ−(図では左端位置を仮停止表
示開始時、中心位置を仮大当り停止表示開始時から3秒
経過時、右端位置を仮大当り停止表示開始時から6秒経
過時とし、その範囲の内部領域を変色表示可能とするも
ので、仮大当り停止表示時間報知手段(仮停止表示時間
報知手段)に相当する。)G2を表示し、仮大当り停止
表示開始時からの経過時間の増加に応じて、前記メータ
−G2の内部領域の変色領域を右方向へ増加することに
よって、前記仮大当り停止表示時間(仮大当り停止表示
継続時間)T2を視覚的に報知し、該仮大当り停止表示
時間T2を遊技者に連想させている。このように仮大当
り停止表示時間T2を報知すれば、遊技者は、該仮大当
り停止表示時間T2を簡単に知ることができ、ひいては
今回の大当りが特定の大当り図柄組合せ、この例では確
変図柄の組合せである第2大当り図柄組合せで大当りと
なる可能性を迅速に把握することができる。
示は、前記仮大当り停止時間決定処理(S140)の設
定指示(S143,S144)に基づいて設定された仮
大当り停止表示時間T2(この例では6秒間又は3秒
間)の間実施される。また、この例では、当該仮大当り
停止表示の実施中には、画像表示部50上に仮大当り停
止表示時間報知用メータ−(図では左端位置を仮停止表
示開始時、中心位置を仮大当り停止表示開始時から3秒
経過時、右端位置を仮大当り停止表示開始時から6秒経
過時とし、その範囲の内部領域を変色表示可能とするも
ので、仮大当り停止表示時間報知手段(仮停止表示時間
報知手段)に相当する。)G2を表示し、仮大当り停止
表示開始時からの経過時間の増加に応じて、前記メータ
−G2の内部領域の変色領域を右方向へ増加することに
よって、前記仮大当り停止表示時間(仮大当り停止表示
継続時間)T2を視覚的に報知し、該仮大当り停止表示
時間T2を遊技者に連想させている。このように仮大当
り停止表示時間T2を報知すれば、遊技者は、該仮大当
り停止表示時間T2を簡単に知ることができ、ひいては
今回の大当りが特定の大当り図柄組合せ、この例では確
変図柄の組合せである第2大当り図柄組合せで大当りと
なる可能性を迅速に把握することができる。
【0101】上記仮大当り図柄組合せの仮大当り停止表
示後、図25のように、一旦揃った全ての特別図柄S1
〜S3を揃った状態のまま一緒にスクロール変動させる
再抽選モードに移行する。なお、図示の例では、再抽選
モードの際、『再抽選!!』等の文字や記号を画像表示
部50に表示し、遊技者に対して再抽選モードとなった
ことを報知している。当該再抽選モードにおけるスクロ
ール変動を所定時間行った後、前記確定停止特別図柄決
定処理(S90)の当り図柄確定停止表示指示(S9
2)に従って、図26に示すように、大当り図柄組合せ
を画像表示部50に確定(最終)停止表示する。この例
では、前記大当り図柄組合せの確定停止表示時に、大当
り図柄組合せが奇数のぞろ目となる場合には図示の如く
『確変大当り!!』、大当り図柄組合せが偶数のぞろ目
となる場合には『大当り!!』等の文字や記号を画像表
示部50に表示し、遊技者に対して特定の大当り(ここ
では特別遊技終了後に確率変動する大当り)或いは普通
の大当り(ここでは特別遊技終了後に確率変動しない大
当り)となったことを報知している。上記のように、全
特別図柄S1〜S3を再スクロール変動する再抽選を経
て大当り図柄組合せを確定停止表示するようにすれば、
上述したように各大当り図柄組合せの種類に応じて、特
別遊技実行時におけるラウンド数や特別遊技終了後に確
率変動するか否か等の遊技価値が異なるようになってい
るので、遊技者の大当りに対する期待感や興奮度をより
一層高めることができる。なお、この例では、左特別図
柄,右特別図柄,中特別図柄の順で特別図柄の停止表示
が行われているが、停止順序はこれに限定されない。
示後、図25のように、一旦揃った全ての特別図柄S1
〜S3を揃った状態のまま一緒にスクロール変動させる
再抽選モードに移行する。なお、図示の例では、再抽選
モードの際、『再抽選!!』等の文字や記号を画像表示
部50に表示し、遊技者に対して再抽選モードとなった
ことを報知している。当該再抽選モードにおけるスクロ
ール変動を所定時間行った後、前記確定停止特別図柄決
定処理(S90)の当り図柄確定停止表示指示(S9
2)に従って、図26に示すように、大当り図柄組合せ
を画像表示部50に確定(最終)停止表示する。この例
では、前記大当り図柄組合せの確定停止表示時に、大当
り図柄組合せが奇数のぞろ目となる場合には図示の如く
『確変大当り!!』、大当り図柄組合せが偶数のぞろ目
となる場合には『大当り!!』等の文字や記号を画像表
示部50に表示し、遊技者に対して特定の大当り(ここ
では特別遊技終了後に確率変動する大当り)或いは普通
の大当り(ここでは特別遊技終了後に確率変動しない大
当り)となったことを報知している。上記のように、全
特別図柄S1〜S3を再スクロール変動する再抽選を経
て大当り図柄組合せを確定停止表示するようにすれば、
上述したように各大当り図柄組合せの種類に応じて、特
別遊技実行時におけるラウンド数や特別遊技終了後に確
率変動するか否か等の遊技価値が異なるようになってい
るので、遊技者の大当りに対する期待感や興奮度をより
一層高めることができる。なお、この例では、左特別図
柄,右特別図柄,中特別図柄の順で特別図柄の停止表示
が行われているが、停止順序はこれに限定されない。
【0102】この遊技機1のメイン処理Mでは、前記普
通図柄変動開始用ゲート19,21を遊技球が通過した
か否かが前記普通図柄変動開始スイッチの検出により確
認され(S180)、該遊技球の通過があった場合、ラ
ベル−FRND−Aの更新数値Q9が取得され、次い
で、前記取得された数値Q9を、前記メイン制御回路7
0のRAMの取得乱数記憶エリアに記憶してから、普通
図柄当り当否判定処理(S190)、普通図柄表示処理
(S200)、始動入賞口開放処理(S210)が実行
される。ここで、前記S180で遊技球の通過なしと判
断された場合には、普通図柄表示処理(S200)にジ
ャンプする。なお、ラベル−FRND−Aの乱数取得に
ついては図7に示す処理とカウンタ取得数値の取得時の
みが異なるため、前記説明に留めて図示は省略する。
通図柄変動開始用ゲート19,21を遊技球が通過した
か否かが前記普通図柄変動開始スイッチの検出により確
認され(S180)、該遊技球の通過があった場合、ラ
ベル−FRND−Aの更新数値Q9が取得され、次い
で、前記取得された数値Q9を、前記メイン制御回路7
0のRAMの取得乱数記憶エリアに記憶してから、普通
図柄当り当否判定処理(S190)、普通図柄表示処理
(S200)、始動入賞口開放処理(S210)が実行
される。ここで、前記S180で遊技球の通過なしと判
断された場合には、普通図柄表示処理(S200)にジ
ャンプする。なお、ラベル−FRND−Aの乱数取得に
ついては図7に示す処理とカウンタ取得数値の取得時の
みが異なるため、前記説明に留めて図示は省略する。
【0103】普通図柄当り当否判定処理(S190)に
おいては、下側第1種始動入賞口11の開放に対する普
通図柄当り(小当りとも称される。)の当否判定処理が
行われる。この普通図柄当り当否判定処理(S190)
では、前記ラベル−FRND−Aの取得数値Q9が普通
図柄当り数値である‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,
‘9’の何れかの奇数と対比され、取得数値Q9が奇数
ならば普通図柄当りとなり、普通図柄当りフラグC1が
1にセットされる。なお、前記取得数値Q9が‘0’,
‘2’,‘4’,‘6’,‘8’の何れかの偶数である
場合、外れとなり、普通図柄当りフラグC1が0にセッ
トされる。また、前記普通図柄当りか否かの判定は、前
記普通図柄表示部45における普通図柄の変動表示開始
時点で瞬時に行われる。
おいては、下側第1種始動入賞口11の開放に対する普
通図柄当り(小当りとも称される。)の当否判定処理が
行われる。この普通図柄当り当否判定処理(S190)
では、前記ラベル−FRND−Aの取得数値Q9が普通
図柄当り数値である‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,
‘9’の何れかの奇数と対比され、取得数値Q9が奇数
ならば普通図柄当りとなり、普通図柄当りフラグC1が
1にセットされる。なお、前記取得数値Q9が‘0’,
‘2’,‘4’,‘6’,‘8’の何れかの偶数である
場合、外れとなり、普通図柄当りフラグC1が0にセッ
トされる。また、前記普通図柄当りか否かの判定は、前
記普通図柄表示部45における普通図柄の変動表示開始
時点で瞬時に行われる。
【0104】加えて、普通図柄当り当否判定処理(S1
90)では、前記ラベル−FRND−Aの取得数値Q9
に対して予め決められている普通図柄を、前記普通図柄
表示部45に停止表示図柄(普通図柄当り当否判定処理
の判定結果)として表示するように指示する。この実施
例では、ラベル−FRND−Aの取得数値Q9がそのま
ま普通図柄表示部45に停止表示する普通図柄として割
り当てられている。
90)では、前記ラベル−FRND−Aの取得数値Q9
に対して予め決められている普通図柄を、前記普通図柄
表示部45に停止表示図柄(普通図柄当り当否判定処理
の判定結果)として表示するように指示する。この実施
例では、ラベル−FRND−Aの取得数値Q9がそのま
ま普通図柄表示部45に停止表示する普通図柄として割
り当てられている。
【0105】普通図柄表示処理(S200)では、最初
に、前記普通図柄当り当否判定処理(S190)におけ
る普通図柄の表示指示があるか否か確認され、該指示が
ある場合、前記普通図柄表示部45で普通図柄変動表示
中でないことを確認した後、前記確率変動フラグB1が
1に設定されているか否か、つまり確率変動中(図柄変
動時間短縮中)か否か判断され、確率変動中であれば、
短縮された変動表示時間(例えば約5.9秒間)普通図
柄を普通図柄表示部45で変動表示した後、前記普通図
柄当り当否判定処理(S190)の普通図柄の表示指示
に基づき普通図柄を確定停止表示する。これに対して、
確率変動中でないと判断された場合には、通常の変動表
示時間(例えば約11.8秒間)普通図柄を普通図柄表
示部45で変動表示した後、前記普通図柄当り当否判定
処理(S190)の普通図柄の表示指示に基づき前記普
通図柄表示部45で普通図柄を確定停止表示する。
に、前記普通図柄当り当否判定処理(S190)におけ
る普通図柄の表示指示があるか否か確認され、該指示が
ある場合、前記普通図柄表示部45で普通図柄変動表示
中でないことを確認した後、前記確率変動フラグB1が
1に設定されているか否か、つまり確率変動中(図柄変
動時間短縮中)か否か判断され、確率変動中であれば、
短縮された変動表示時間(例えば約5.9秒間)普通図
柄を普通図柄表示部45で変動表示した後、前記普通図
柄当り当否判定処理(S190)の普通図柄の表示指示
に基づき普通図柄を確定停止表示する。これに対して、
確率変動中でないと判断された場合には、通常の変動表
示時間(例えば約11.8秒間)普通図柄を普通図柄表
示部45で変動表示した後、前記普通図柄当り当否判定
処理(S190)の普通図柄の表示指示に基づき前記普
通図柄表示部45で普通図柄を確定停止表示する。
【0106】始動入賞口開放処理(S210)において
は、図17に示すように、まず、前記普通図柄当りが成
立しているか否か、すなわち前記普通図柄当りフラグC
1の値が1か否か判断され(S211)、両値が一致す
れば、前記普通図柄表示部45の普通図柄の停止を確認
する(S212)と共に、現在下側第1種始動入賞口1
1が開放していないことを確認した後(S213)、前
記下側第1種始動入賞口11を拡開開放する(S21
4)。
は、図17に示すように、まず、前記普通図柄当りが成
立しているか否か、すなわち前記普通図柄当りフラグC
1の値が1か否か判断され(S211)、両値が一致す
れば、前記普通図柄表示部45の普通図柄の停止を確認
する(S212)と共に、現在下側第1種始動入賞口1
1が開放していないことを確認した後(S213)、前
記下側第1種始動入賞口11を拡開開放する(S21
4)。
【0107】その後、前記確率変動フラグB1の値が1
か否か判断され(S215)、該フラグB1の値が1の
場合、すなわち現在確率変動中であると判断された場
合、前記下側第1種始動入賞口11の1.7秒間拡開開
放が3回なされたか(S216)、或いは第1種始動入
賞口10,11への入賞球数が6個に達するか(S21
7)の何れかの条件が成立したときに、前記下側第1種
始動入賞口11の拡開開放を終了(閉鎖)し(S21
8)、前記普通図柄当りフラグC1の値を0にリセット
して(S219)、当該始動入賞口開放処理(S21
0)を終了する。一方、前記S215で確率変動フラグ
B1の値が1でないと判断された場合、すなわち通常遊
技状態中であると判断された場合、前記下側第1種始動
入賞口11の拡開開放時間が0.3秒経過するか(S2
20)、或いは第1種始動入賞口10,11への入賞球
数が6個に達するか(S217)の何れかの条件が成立
したときに、前記下側第1種始動入賞口11の拡開開放
を終了(閉鎖)し(S218)、前記普通図柄当りフラ
グC1の値を0にリセットして(S219)、当該始動
入賞口開放処理(S210)を終了する。
か否か判断され(S215)、該フラグB1の値が1の
場合、すなわち現在確率変動中であると判断された場
合、前記下側第1種始動入賞口11の1.7秒間拡開開
放が3回なされたか(S216)、或いは第1種始動入
賞口10,11への入賞球数が6個に達するか(S21
7)の何れかの条件が成立したときに、前記下側第1種
始動入賞口11の拡開開放を終了(閉鎖)し(S21
8)、前記普通図柄当りフラグC1の値を0にリセット
して(S219)、当該始動入賞口開放処理(S21
0)を終了する。一方、前記S215で確率変動フラグ
B1の値が1でないと判断された場合、すなわち通常遊
技状態中であると判断された場合、前記下側第1種始動
入賞口11の拡開開放時間が0.3秒経過するか(S2
20)、或いは第1種始動入賞口10,11への入賞球
数が6個に達するか(S217)の何れかの条件が成立
したときに、前記下側第1種始動入賞口11の拡開開放
を終了(閉鎖)し(S218)、前記普通図柄当りフラ
グC1の値を0にリセットして(S219)、当該始動
入賞口開放処理(S210)を終了する。
【0108】また、当該メイン処理Mでは、S230で
大当りフラグA1の値が1か否か、つまり大当りが成立
しているか否か確認され、前記大当りフラグA1の値が
1であり、大当りが成立している場合には、特別遊技実
行処理(S240)が実行される。なお、前記S230
で大当り不成立と判断された場合には、特別遊技実行処
理(S240)は省略される。
大当りフラグA1の値が1か否か、つまり大当りが成立
しているか否か確認され、前記大当りフラグA1の値が
1であり、大当りが成立している場合には、特別遊技実
行処理(S240)が実行される。なお、前記S230
で大当り不成立と判断された場合には、特別遊技実行処
理(S240)は省略される。
【0109】特別遊技実行処理(S240)において
は、図18に示すように、最初に、特別遊技実行中フラ
グD1の値が1か否か判断され(S241)、該値が1
でなければ、前記画像表示部50における特別図柄の停
止表示の完了を確認してから(S242)、前記特別遊
技実行中フラグD1が1にセットされる(S243)と
共に、前記大当りフラグA1の値が0にリセットされる
(S244)。それと同時に、特別遊技実行手段(この
例ではメイン制御回路70が相当する。)の指示に基づ
いて、前記大入賞口開放用ソレノイドの励磁により前記
大入賞口15の開閉板61を開放して遊技領域6表面を
落下してくる遊技球を受け止め、大入賞口15内へ入賞
可能にする、すなわち特別遊技(大当り遊技)の実行を
開始する(S245)。なお、前記S242で特別図柄
の停止表示が完了していない場合、直ちに当該特別遊技
実行処理(S240)を終了する。
は、図18に示すように、最初に、特別遊技実行中フラ
グD1の値が1か否か判断され(S241)、該値が1
でなければ、前記画像表示部50における特別図柄の停
止表示の完了を確認してから(S242)、前記特別遊
技実行中フラグD1が1にセットされる(S243)と
共に、前記大当りフラグA1の値が0にリセットされる
(S244)。それと同時に、特別遊技実行手段(この
例ではメイン制御回路70が相当する。)の指示に基づ
いて、前記大入賞口開放用ソレノイドの励磁により前記
大入賞口15の開閉板61を開放して遊技領域6表面を
落下してくる遊技球を受け止め、大入賞口15内へ入賞
可能にする、すなわち特別遊技(大当り遊技)の実行を
開始する(S245)。なお、前記S242で特別図柄
の停止表示が完了していない場合、直ちに当該特別遊技
実行処理(S240)を終了する。
【0110】具体的に前記特別遊技の実行時において
は、前記開閉板61は、所定時間(例えば29.5秒)
経過後、或いは前記入賞球数カウントスイッチで検出さ
れた入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点
で閉じるようにされている。また、前記特定領域入賞口
63への入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出する毎
に前記開閉板61の開放を再度繰り返す継続権利が発生
し、前記開閉板61の開放を前記ラウンド数選択処理
(S150)で設定された大当りラウンド数に基づい
て、所定最高回数(例えば最高13回又は15回)繰り
返す。そして、前記開閉板61の開放中に特定入賞球検
出スイッチによる入賞球の検出が無いか、或いは前記最
高回数の開閉板61の開放が終了するかの何れかの特別
遊技終了条件が成立すると、特別遊技は終了する(S2
46,247)と共に、前記特別遊技実行中フラグD1
の値が0にリセットされる(S248)。なお、前記大
入賞口15への入賞に対しては、1個の入賞につき所定
数、実施例では15個の遊技球が賞球払出装置により賞
品球として払い出される。
は、前記開閉板61は、所定時間(例えば29.5秒)
経過後、或いは前記入賞球数カウントスイッチで検出さ
れた入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点
で閉じるようにされている。また、前記特定領域入賞口
63への入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出する毎
に前記開閉板61の開放を再度繰り返す継続権利が発生
し、前記開閉板61の開放を前記ラウンド数選択処理
(S150)で設定された大当りラウンド数に基づい
て、所定最高回数(例えば最高13回又は15回)繰り
返す。そして、前記開閉板61の開放中に特定入賞球検
出スイッチによる入賞球の検出が無いか、或いは前記最
高回数の開閉板61の開放が終了するかの何れかの特別
遊技終了条件が成立すると、特別遊技は終了する(S2
46,247)と共に、前記特別遊技実行中フラグD1
の値が0にリセットされる(S248)。なお、前記大
入賞口15への入賞に対しては、1個の入賞につき所定
数、実施例では15個の遊技球が賞球払出装置により賞
品球として払い出される。
【0111】また、メイン処理Mにおいては、上述した
各処理の他、遊技状態時に必要となるその他の処理(S
250)、例えばエラーの処理等が行われて、爾後の処
理に備えて待機状態となる。
各処理の他、遊技状態時に必要となるその他の処理(S
250)、例えばエラーの処理等が行われて、爾後の処
理に備えて待機状態となる。
【0112】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構
成の一部を適宜に変更して実施することができる。例え
ば、上記実施例においては、画像表示部50上における
各特別図柄の仮停止表示(仮大当り停止表示も含む。)
は、スクロール変動していない図柄を時計回り又は反時
計回りに回転させる動作態様で行われているが、これに
限定されず、スクロール変動していない図柄を上下方向
や左右方向等に揺れ変動させる動作態様や、スクロール
変動していない図柄の大きさ(サイズ)を変化(拡大・
縮小)させる動作態様等、適宜の仮停止動作態様によっ
て前記仮停止表示を行うことができる。また、複数種類
の仮停止動作態様を設け、カウンタ等を用いて前記複数
の仮停止動作態様から1つの仮停止動作態様を選択し、
その選択された仮停止動作態様によって前記仮停止表示
を行っても良い。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構
成の一部を適宜に変更して実施することができる。例え
ば、上記実施例においては、画像表示部50上における
各特別図柄の仮停止表示(仮大当り停止表示も含む。)
は、スクロール変動していない図柄を時計回り又は反時
計回りに回転させる動作態様で行われているが、これに
限定されず、スクロール変動していない図柄を上下方向
や左右方向等に揺れ変動させる動作態様や、スクロール
変動していない図柄の大きさ(サイズ)を変化(拡大・
縮小)させる動作態様等、適宜の仮停止動作態様によっ
て前記仮停止表示を行うことができる。また、複数種類
の仮停止動作態様を設け、カウンタ等を用いて前記複数
の仮停止動作態様から1つの仮停止動作態様を選択し、
その選択された仮停止動作態様によって前記仮停止表示
を行っても良い。
【0113】また、全特別図柄を一旦仮停止表示する全
図柄仮停止表示における仮停止表示時間、及び再抽選前
の仮大当り停止表示における仮大当り停止表示時間は、
上記実施例の時間に限定されず、適宜の時間とすること
ができる。さらに、上記実施例における全図柄仮停止表
示及び仮大当り停止表示は、2種類(段階)の仮停止表
示時間の一方の時間で特別図柄を仮停止表示するように
なっているが、これに限らず、3種類(例えば、短時
間,通常時間,長時間等)以上の仮停止表示時間を設
け、それらの仮停止表示時間の1つの時間で全図柄仮停
止表示又は仮大当り停止表示を行うようにしても良い。
なお、前記の如く仮停止表示時間を3種類以上とする場
合、該仮停止表示時間が長い程、或いは短い程、当否判
定手段による判定結果が当りとなる可能性又は特定の大
当り図柄組合せで大当りとなる可能性が高くなるように
しても良い。
図柄仮停止表示における仮停止表示時間、及び再抽選前
の仮大当り停止表示における仮大当り停止表示時間は、
上記実施例の時間に限定されず、適宜の時間とすること
ができる。さらに、上記実施例における全図柄仮停止表
示及び仮大当り停止表示は、2種類(段階)の仮停止表
示時間の一方の時間で特別図柄を仮停止表示するように
なっているが、これに限らず、3種類(例えば、短時
間,通常時間,長時間等)以上の仮停止表示時間を設
け、それらの仮停止表示時間の1つの時間で全図柄仮停
止表示又は仮大当り停止表示を行うようにしても良い。
なお、前記の如く仮停止表示時間を3種類以上とする場
合、該仮停止表示時間が長い程、或いは短い程、当否判
定手段による判定結果が当りとなる可能性又は特定の大
当り図柄組合せで大当りとなる可能性が高くなるように
しても良い。
【0114】さらに、上記実施例では、全図柄仮停止表
示及び仮大当り停止表示は、それらの開始時から計測さ
れる仮停止表示継続時間が所定時間となったときに終了
するようになっているが、これに限らず、仮停止表示時
における図柄動作の回数、例えば図柄の回転数,ゆれ回
数,拡縮回数等が所定回数に達したときに当該仮停止表
示を終了するようにしても良い。この場合、前記図柄動
作が規則的に(一定周期等で)行われるときには、結果
的に前記仮停止表示継続時間が所定時間となった時点で
全図柄仮停止表示及び仮大当り停止表示が終了されるこ
とになる。
示及び仮大当り停止表示は、それらの開始時から計測さ
れる仮停止表示継続時間が所定時間となったときに終了
するようになっているが、これに限らず、仮停止表示時
における図柄動作の回数、例えば図柄の回転数,ゆれ回
数,拡縮回数等が所定回数に達したときに当該仮停止表
示を終了するようにしても良い。この場合、前記図柄動
作が規則的に(一定周期等で)行われるときには、結果
的に前記仮停止表示継続時間が所定時間となった時点で
全図柄仮停止表示及び仮大当り停止表示が終了されるこ
とになる。
【0115】またさらに、上記実施例においては、全特
別図柄を一旦仮停止表示する全図柄仮停止表示は、リー
チ状態が成立するときに限って行われるようになってい
るが、リーチ状態が成立しないときにも当該全図柄仮停
止表示を行うようにしても良い。その場合、全図柄仮停
止表示が行われるかどうかによって、或いは全図柄仮停
止表示における図柄の仮停止表示時間の長さによって、
リーチ状態となる可能性が異なるようにしても良い。
別図柄を一旦仮停止表示する全図柄仮停止表示は、リー
チ状態が成立するときに限って行われるようになってい
るが、リーチ状態が成立しないときにも当該全図柄仮停
止表示を行うようにしても良い。その場合、全図柄仮停
止表示が行われるかどうかによって、或いは全図柄仮停
止表示における図柄の仮停止表示時間の長さによって、
リーチ状態となる可能性が異なるようにしても良い。
【0116】また、前記全図柄仮停止表示及び仮大当り
停止表示における仮停止表示時間を遊技者に連想させる
ための仮停止表示時間報知方法は、上記実施例の如く画
像表示部上のメータ−を用いる方法に限定されず、他の
表示により視覚的に行っても良いし、スピーカー等から
発する音等により聴覚的に行っても良い。なお、前記他
の表示による仮停止表示時間報知方法としては、仮停止
表示時における、図柄の回転数,ゆれ回数,拡縮回数等
の図柄動作回数(積算回数)を画像表示部等に表示する
こと等が挙げられる。
停止表示における仮停止表示時間を遊技者に連想させる
ための仮停止表示時間報知方法は、上記実施例の如く画
像表示部上のメータ−を用いる方法に限定されず、他の
表示により視覚的に行っても良いし、スピーカー等から
発する音等により聴覚的に行っても良い。なお、前記他
の表示による仮停止表示時間報知方法としては、仮停止
表示時における、図柄の回転数,ゆれ回数,拡縮回数等
の図柄動作回数(積算回数)を画像表示部等に表示する
こと等が挙げられる。
【0117】さらには、上記実施例では、複数の大当り
図柄組合せは、第1の遊技価値(確率変動・時間短縮な
し+大当りラウンド数15回)を遊技者に付与する第1
大当り図柄組合せ(偶数のぞろ目)と、第2の遊技価値
(確率変動・時間短縮あり+大当りラウンド数13回)
を遊技者に付与する第2大当り図柄組合せ(奇数のぞろ
目)の2種類とされているが、本発明はこれに限定され
ない。例えば、第1の遊技価値を与える第1大当り図柄
組合せ,第2の遊技価値を与える第2大当り図柄組合
せ,第3の遊技価値を与える第3大当り図柄組合せ等と
言ったように、3種類以上の遊技価値が異なる大当り図
柄組合せを設けるようにしても良い。また、その場合に
は、前記仮大当り図柄組合せの仮停止表示時間の長さが
一番短いときには第1大当り図柄組合せが最も確定停止
され易く、前記仮停止表示時間の長さが中程度のときに
は第2大当り図柄組合せが最も確定停止され易く、前記
仮停止表示時間の長さが一番長いときには第3大当り図
柄組合せが最も確定停止され易くする等のように、仮大
当り図柄組合せの仮停止表示時間の長さによって、各大
当り図柄組合せが確定停止される可能性がそれぞれ異な
るようにしても良い。
図柄組合せは、第1の遊技価値(確率変動・時間短縮な
し+大当りラウンド数15回)を遊技者に付与する第1
大当り図柄組合せ(偶数のぞろ目)と、第2の遊技価値
(確率変動・時間短縮あり+大当りラウンド数13回)
を遊技者に付与する第2大当り図柄組合せ(奇数のぞろ
目)の2種類とされているが、本発明はこれに限定され
ない。例えば、第1の遊技価値を与える第1大当り図柄
組合せ,第2の遊技価値を与える第2大当り図柄組合
せ,第3の遊技価値を与える第3大当り図柄組合せ等と
言ったように、3種類以上の遊技価値が異なる大当り図
柄組合せを設けるようにしても良い。また、その場合に
は、前記仮大当り図柄組合せの仮停止表示時間の長さが
一番短いときには第1大当り図柄組合せが最も確定停止
され易く、前記仮停止表示時間の長さが中程度のときに
は第2大当り図柄組合せが最も確定停止され易く、前記
仮停止表示時間の長さが一番長いときには第3大当り図
柄組合せが最も確定停止され易くする等のように、仮大
当り図柄組合せの仮停止表示時間の長さによって、各大
当り図柄組合せが確定停止される可能性がそれぞれ異な
るようにしても良い。
【0118】加えて、上記実施例では、パチンコ遊技機
を用いて説明してきたが、本発明はこれに限らず、コイ
ン遊技機やスロットマシン等、画像表示部の表示結果が
予め定められた特定の表示態様になった場合に、遊技者
にとって有利な遊技状態となるタイプの適宜の遊技機に
適用することができる。
を用いて説明してきたが、本発明はこれに限らず、コイ
ン遊技機やスロットマシン等、画像表示部の表示結果が
予め定められた特定の表示態様になった場合に、遊技者
にとって有利な遊技状態となるタイプの適宜の遊技機に
適用することができる。
【0119】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1の
発明によれば、全ての図柄が一旦仮停止表示されてから
該図柄が再び変動するまでの全図柄仮停止表示時間の長
さに応じて、当否判定手段による判定結果が当りとなる
可能性が異なるため、今までにない大当り可能性報知態
様を有することになり、遊技者は、従来の機種とは異な
った新鮮な遊技感覚を味わうことができると共に、大当
りに対する期待感を従来に比し強く抱きながら遊技する
ことになる。その結果、遊技の趣向性を飛躍的に高める
ことができる。また、前記全図柄仮停止表示の継続時間
が長かったり、短かったりすることがあるため、新鮮な
表示態様となるのみならず、遊技が画一的、単調になら
ない利点もある。
発明によれば、全ての図柄が一旦仮停止表示されてから
該図柄が再び変動するまでの全図柄仮停止表示時間の長
さに応じて、当否判定手段による判定結果が当りとなる
可能性が異なるため、今までにない大当り可能性報知態
様を有することになり、遊技者は、従来の機種とは異な
った新鮮な遊技感覚を味わうことができると共に、大当
りに対する期待感を従来に比し強く抱きながら遊技する
ことになる。その結果、遊技の趣向性を飛躍的に高める
ことができる。また、前記全図柄仮停止表示の継続時間
が長かったり、短かったりすることがあるため、新鮮な
表示態様となるのみならず、遊技が画一的、単調になら
ない利点もある。
【0120】また、請求項2の発明においては、大当り
成立時における全図柄再変動前の仮大当り図柄組合せの
仮停止表示時間の長さによって、特定の遊技価値を遊技
者に与える特定の大当りとなる可能性が異なるため、遊
技者は大当り成立後の仮大当り図柄組合せの仮停止表示
に対して、特定の大当りへの期待感を抱きながら注目す
ることになり、大当り成立後の演出性及び趣向性が著し
く向上する。
成立時における全図柄再変動前の仮大当り図柄組合せの
仮停止表示時間の長さによって、特定の遊技価値を遊技
者に与える特定の大当りとなる可能性が異なるため、遊
技者は大当り成立後の仮大当り図柄組合せの仮停止表示
に対して、特定の大当りへの期待感を抱きながら注目す
ることになり、大当り成立後の演出性及び趣向性が著し
く向上する。
【0121】さらに、請求項3の発明の如く、確定停止
表示される複数の当り図柄組合せに遊技価値が異なる第
1当り図柄組合せと第2当り図柄組合せを少なくとも含
み、大当り成立時における全図柄再変動前の仮大当り図
柄組合せの仮停止表示時間の長さによって、どの当り図
柄組合せで確定停止表示されるかの可能性が異なるよう
にすれば、遊技者は、前記仮大当り図柄組合せの仮停止
表示時間の長さによって、何れの遊技価値を有する大当
りとなるかの可能性を把握できるようになり、遊技者の
大当りへの期待感が一層増大すると共に、大当り成立後
の演出性及び趣向性がより向上する。
表示される複数の当り図柄組合せに遊技価値が異なる第
1当り図柄組合せと第2当り図柄組合せを少なくとも含
み、大当り成立時における全図柄再変動前の仮大当り図
柄組合せの仮停止表示時間の長さによって、どの当り図
柄組合せで確定停止表示されるかの可能性が異なるよう
にすれば、遊技者は、前記仮大当り図柄組合せの仮停止
表示時間の長さによって、何れの遊技価値を有する大当
りとなるかの可能性を把握できるようになり、遊技者の
大当りへの期待感が一層増大すると共に、大当り成立後
の演出性及び趣向性がより向上する。
【0122】またさらに、請求項4の発明のように、前
記全図柄仮停止表示又は仮大当り図柄組合せの仮停止表
示における仮停止表示時間を遊技者に連想させる仮停止
表示時間報知手段を設けるようにすれば、遊技者は、前
記仮停止表示時間を容易に把握することができ、それに
よって、大当りとなる可能性或いは特定の大当りとなる
可能性を素早く察知できるため、遊技の興趣及び新鮮味
がより一層増大する。
記全図柄仮停止表示又は仮大当り図柄組合せの仮停止表
示における仮停止表示時間を遊技者に連想させる仮停止
表示時間報知手段を設けるようにすれば、遊技者は、前
記仮停止表示時間を容易に把握することができ、それに
よって、大当りとなる可能性或いは特定の大当りとなる
可能性を素早く察知できるため、遊技の興趣及び新鮮味
がより一層増大する。
【0123】またさらに、請求項5又は6の発明の如
く、図柄の回転或いは図柄のサイズ(大きさ)変化によ
って図柄の仮停止表示を行うようにすれば、従来とは全
く異なる態様で仮停止表示が実施されることになり、よ
り趣向性の高い遊技機とすることができる。また、前記
図柄の回転或いは図柄のサイズ変化による仮停止表示に
よれば、遊技者は、図柄が仮停止状態であること、つま
り図柄が確定停止していないことを容易に認識させる効
果もある。
く、図柄の回転或いは図柄のサイズ(大きさ)変化によ
って図柄の仮停止表示を行うようにすれば、従来とは全
く異なる態様で仮停止表示が実施されることになり、よ
り趣向性の高い遊技機とすることができる。また、前記
図柄の回転或いは図柄のサイズ変化による仮停止表示に
よれば、遊技者は、図柄が仮停止状態であること、つま
り図柄が確定停止していないことを容易に認識させる効
果もある。
【図1】本発明の一実施例に係る遊技機全体の正面図で
ある。
ある。
【図2】同遊技機の遊技盤の正面図である。
【図3】同遊技機のシステム制御を簡略に示すブロック
図である。
図である。
【図4】同遊技機の表示制御を簡略に示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】同遊技機のメイン制御回路が実行するメイン処
理に関するフローチャートである。
理に関するフローチャートである。
【図6】乱数更新処理に関するフローチャートである。
【図7】乱数取得処理に関するフローチャートである。
【図8】大当り当否判定処理に関するフローチャートで
ある。
ある。
【図9】リーチ決定処理に関するフローチャートであ
る。
る。
【図10】確定停止特別図柄決定処理に関するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】仮停止特別図柄決定処理に関するフローチャ
ートである。
ートである。
【図12】仮停止時間決定処理に関するフローチャート
である。
である。
【図13】仮大当り特別図柄決定処理に関するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図14】仮大当り停止時間決定処理に関するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図15】ラウンド数選択処理に関するフローチャート
である。
である。
【図16】確率設定処理に関するフローチャートであ
る。
る。
【図17】始動入賞口開放処理に関するフローチャート
である。
である。
【図18】特別遊技実行処理に関するフローチャートで
ある。
ある。
【図19】同遊技機の画像表示部における一表示パター
ンのタイムチャートである。
ンのタイムチャートである。
【図20】同表示パターンの第1画像図である。
【図21】その第2画像図である。
【図22】その第3画像図である。
【図23】その第4画像図である。
【図24】その第5画像図である。
【図25】その第6画像図である。
【図26】その第7画像図である。
1 遊技機 3 遊技盤 9 表示装置 43 特別図柄表示装置 50 画像表示部
Claims (6)
- 【請求項1】 判定開始条件の成立に起因して遊技の当
り外れを判定する当否判定手段と、 複数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段による
判定結果を予め決定された図柄組合せで確定停止表示す
る判定結果確定停止表示手段と、 前記当否判定手段による判定結果が当りとなったことに
起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備え
た遊技機において、 前記判定結果確定停止表示手段による図柄組合せの確定
停止表示前に、複数の図柄の内、一部又は全部を予め決
定された図柄で仮停止表示する仮停止表示手段を有し、 全ての図柄が仮停止表示された後の全図柄仮停止表示時
間の長さによって、前記当否判定手段による判定結果が
当りとなる可能性が異なることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 判定開始条件の成立に起因して遊技の当
り外れを判定する当否判定手段と、 複数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段による
判定結果が当りの場合には予め決定された当り図柄組合
せで確定停止表示し、判定結果が外れの場合には予め決
定された外れ図柄組合せで確定停止表示する判定結果確
定停止表示手段と、 前記当否判定手段による判定結果が当りとなったことに
起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備え
た遊技機において、 前記当否判定手段による判定結果が当りの場合には、前
記当り図柄組合せで確定停止表示する前に、予め決定さ
れた仮の当り図柄組合せで仮停止表示する仮当り停止表
示手段を有し、 前記当り図柄組合せを複数有し、該複数の当り図柄組合
せには、少なくとも、遊技者に特定の遊技価値を与える
特定当り図柄組合せを含み、 前記仮当り停止表示手段による仮の当り図柄組合せの仮
停止表示時間の長さによって、前記特定当り図柄組合せ
で確定停止表示される可能性が異なることを特徴とする
遊技機。 - 【請求項3】 判定開始条件の成立に起因して遊技の当
り外れを判定する当否判定手段と、 複数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段による
判定結果が当りの場合には予め決定された当り図柄組合
せで確定停止表示し、判定結果が外れの場合には予め決
定された外れ図柄組合せで確定停止表示する判定結果確
定停止表示手段と、 前記当否判定手段による判定結果が当りとなったことに
起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備え
た遊技機において、 前記当否判定手段による判定結果が当りの場合には、前
記当り図柄組合せで確定停止表示する前に、予め決定さ
れた仮の当り図柄組合せで仮停止表示する仮当り停止表
示手段を有し、 前記当り図柄組合せを複数有し、該複数の当り図柄組合
せには、少なくとも、第1の遊技価値を遊技者に与える
第1当り図柄組合せと、前記第1の遊技価値とは異なる
第2の遊技価値を遊技者に与える第2当り図柄組合せを
含み、 前記仮当り停止表示手段による仮の当り図柄組合せの仮
停止表示時間の長さによって、前記遊技価値の異なるど
の当り図柄組合せで確定停止表示されるかの可能性が異
なることを特徴とする遊技機。 - 【請求項4】 仮停止表示時間を遊技者に連想させる仮
停止表示時間報知手段を備えたことを特徴とする請求項
1〜3の何れか1項に記載の遊技機。 - 【請求項5】 図柄の仮停止表示態様が、図柄を時計回
り又は反時計回りに回転する表示であることを特徴とす
る請求項1〜4の何れか1項に記載の遊技機。 - 【請求項6】 図柄の仮停止表示態様が、図柄の大きさ
を変化する表示であることを特徴とする請求項1〜4の
何れか1項に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391014A JP2002186741A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391014A JP2002186741A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002186741A true JP2002186741A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18857259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000391014A Withdrawn JP2002186741A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002186741A (ja) |
Cited By (40)
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---|---|---|---|---|
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JP2020043988A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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