JP2002191785A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002191785A
JP2002191785A JP2000393025A JP2000393025A JP2002191785A JP 2002191785 A JP2002191785 A JP 2002191785A JP 2000393025 A JP2000393025 A JP 2000393025A JP 2000393025 A JP2000393025 A JP 2000393025A JP 2002191785 A JP2002191785 A JP 2002191785A
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Application number
JP2000393025A
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English (en)
Inventor
Kishio Sugijima
紀志男 杉島
Hideaki Kadota
英明 門田
Toshinori Isshiki
俊徳 一色
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Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者に新鮮な遊技感覚を味合わせることが
でき、かつ趣向性の高い遊技機を提供する。 【解決手段】 判定開始条件の成立に起因して遊技の当
たり外れを判定する当否判定手段と、複数の図柄を変動
表示した後、前記複数の図柄の内の一部又は全部を予め
決定された図柄で仮停止表示する仮停止表示手段と、判
定結果を予め決定された図柄組合せで確定停止表示する
判定結果確定停止表示手段と、判定結果が当たりとなっ
たことに起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段
とを備えた遊技機1において、前記仮停止表示手段によ
る仮停止表示態様を複数設け、仮停止表示時には前記複
数の仮停止表示態様の内から1つを選択して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機或いはスロットマシン等に代表される遊技
機に関し、詳しくは判定開始条件の成立に起因して遊技
の当たり外れを判定する当否判定手段と、変動表示後に
図柄を仮停止表示する仮停止表示手段と、前記当否判定
手段による判定結果を予め決定された図柄組合せで確定
停止表示する判定結果確定停止表示手段と、前記当否判
定手段による判定結果が当たりとなったことに起因して
特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備えた遊技機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機等の遊技機には、
特定入賞口への遊技球の入球或いは特定通過ゲートへの
遊技球の通過等の、判定開始条件の成立に起因して当た
り外れを判定し、その判定結果が当たりである場合に
「大当たり」と称される所定の特別遊技を実行する機種
がある。このような機種においては、数字や記号或いは
絵等からなる複数の図柄を変動及び停止表示する液晶、
ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装
置を遊技盤面に備えている。
【0003】前記表示装置は、一般的には、複数の表示
領域が並んだ構成からなって、各表示領域毎に、所謂ス
ロットマシンのドラムが回転するかの如く、スクロール
させる等により変動表示し、その後確定停止表示できる
ようになっている。そして、前記判定開始条件の成立に
起因して前記表示装置に表示される図柄が変動を開始
し、所定時間変動後、前記表示装置の複数の表示領域に
それぞれ確定停止した図柄が表示され、その確定停止図
柄が、特定の組合せ(大当たり図柄組合せ)の場合に
「大当たり」を構成し、その他の組合せ(外れ図柄組合
せ)の場合に「外れ」となる。前記「大当たり」の場合
には、遊技盤面の大入賞口が連続的に開いて多数の入賞
が可能になり、その間の入賞により大量の賞品球を払い
出すようになっている。
【0004】しかしながら、現在殆どの遊技機では、複
数の図柄が確定停止表示されるまでの変動表示態様は画
一的であり、遊技者は新鮮味を感じることができず、飽
きてしまうおそれがある。
【0005】また、従来では、複数の図柄が確定(最
終)停止前の変動途中において、該複数の図柄の内の一
部の図柄のみが変動し、他の図柄が仮停止している場合
や、全ての図柄が一旦仮停止し、その後再変動する場合
のような仮停止表示を行なうことがある。しかし、図柄
(図柄組合せ)が仮停止していることを表すための表示
態様は、各図柄を上下或いは左右方向等に微妙にゆれ変
動させる態様のみで行っているため画一的であり、その
表示態様は、遊技者にとっては新鮮味がなく、新たな趣
向性のある仮停止表示態様が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑みなされたもので、図柄変動等における表示態様
が今までにない斬新な態様となって、遊技者に新鮮な遊
技感覚を味合わせることができ、かつ趣向性の高い遊技
機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、判定開始条件の成立に起因して遊技の当たり外れ
を判定する当否判定手段と、複数の図柄を変動表示した
後、前記複数の図柄の内の一部又は全部を予め決定され
た図柄で仮停止表示する仮停止表示手段と、前記当否判
定手段による判定結果を予め決定された図柄組合せで確
定停止表示する判定結果確定停止表示手段と、前記当否
判定手段による判定結果が当たりとなったことに起因し
て特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備えた遊技
機において、前記仮停止表示手段による仮停止表示態様
を複数設け、仮停止表示時には前記複数の仮停止表示態
様の内から1つを選択して表示することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、選
択された仮停止表示態様により、前記当否判定手段によ
る判定結果が当たりとなる可能性が異なることを特徴と
する。
【0009】請求項3の発明は、判定開始条件の成立に
起因して遊技の当たり外れを判定する当否判定手段と、
複数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段におけ
る判定結果が当たりの場合には予め決められた大当たり
図柄組合せで確定停止表示し、判定結果が外れの場合に
は予め決められた外れ図柄組合せで確定停止表示する判
定結果確定停止表示手段と、前記当否判定手段による判
定結果が当たりとなったことに起因して特別遊技を実行
する特別遊技実行手段とを備えた遊技機において、前記
当否判定手段による判定結果が当たりの場合には、前記
大当たり図柄組合せで確定停止表示する前に予め決定さ
れた仮当たり図柄組合せで仮停止表示する仮当たり停止
表示手段と、前記仮当たり停止表示手段による仮当たり
停止表示態様を複数設け、仮当たり停止表示時には前記
複数の仮当たり停止表示態様の内から1つを選択して表
示することを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項3において、大
当たり図柄組合せを複数有し、該複数の大当たり図柄組
合せには、遊技者に特定の遊技価値を与える特定の大当
たり図柄組合せを含み、前記仮当たり停止表示手段によ
り選択された仮当たり停止表示態様により、前記特定の
大当たり図柄組合せが確定停止表示される可能性が異な
ることを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項3において、大
当たり図柄組合せを複数有し、該複数の大当たり図柄組
合せには、少なくとも、遊技者に第1の遊技価値を与え
る第1大当たり図柄組合せと、遊技者に該第1の遊技価
値とは異なる第2の遊技価値を与える第2大当たり図柄
組合せを含み、前記仮当たり停止表示手段により選択さ
れた仮当たり停止表示態様により、前記遊技価値の異な
る何れかの大当たり図柄組合せで確定停止表示される可
能性が異なることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に基づき本発明の
好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に
係る遊技機全体の正面図、図2は同遊技機の遊技盤の正
面図、図3は同遊技機のシステム制御を簡略に示すブロ
ック図、図4は同遊技機の表示制御を簡略に示すブロッ
ク図、図5は同遊技機のメイン制御回路を実行するメイ
ン処理に関するフローチャート、図6は乱数更新処理に
関するフローチャート、図7は乱数取得処理に関するフ
ローチャート、図8は大当たり当否判定処理に関するフ
ローチャート、図9はリーチ決定処理に関するフローチ
ャート、図10は確定停止特別図柄決定処理に関するフ
ローチャート、図11は仮停止態様決定処理に関する第
1フローチャート、図12は仮停止態様決定処理に関す
る第2フローチャート、図13は仮当たり図柄決定処理
に関するフローチャート、図14は仮当たり図柄仮停止
態様決定処理に関するフローチャート、図15はラウン
ド数選択処理に関するフローチャート、図16は確率設
定処理に関するフローチャート、図17は画像表示部に
おける表示処理に関するフローチャート、図18は始動
入賞口開放処理に関するフローチャート、図19は特別
遊技実行処理に関するフローチャート、図20〜図26
は同遊技機の画像表示部における一表示パターンの画像
図である。
【0013】図1及び図2に示す遊技機1は、遊技盤3
の縁に遊技球の外側誘導レール4及び内側誘導レール5
が略円形に立設され、前記内側誘導レール5によって囲
まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向か
って順に表示装置9、上側第1種始動入賞口10及び普
通電動役物である下側第1種始動入賞口11、特別電動
役物である大入賞口15、アウト口17が配設され、ま
た上方両側にはランプ風車18a,18b、その下方に
普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始
用右ゲート21、その下方に風車22a,22b、その
下方に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記
大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入
賞口29が配設されている。前記種々の入賞口に遊技球
が入賞すると所定数の遊技球が賞品球として払い出され
る。また後に詳述する特定の条件で所定の特別遊技状
態、この例では大当たりとなると大入賞口15が開放さ
れ、遊技球が入賞し易い状態となる。また、普通図柄変
動開始用ゲート19,21の検出信号により、普通図柄
が所定値となった場合、下側第1種始動入賞口11が拡
開状態となる。
【0014】前記遊技盤3の前面側にはガラス枠31、
払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿32、
該上側球受け皿32を取り付けるための取付板33、前
記上側球受け皿32の飽和時に遊技球を受けるための下
側球受け皿34、遊技状態を報知するランプ表示器3
5,36、音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報
知するスピーカ37、遊技者の発射操作に応じて遊技球
を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置H等がそれ
ぞれ組み付けられている。次に所要の各部についてさら
に詳述する。
【0015】前記表示装置9は、その上部の普通図柄表
示装置41と中部の特別図柄表示装置43とよりなり、
数字,アルファベット,記号或いは絵(キャラクタ)等
の普通図柄又は特別図柄を変動表示及び停止表示可能と
なっている。普通図柄表示装置41は7セグメントLE
D等からなる普通図柄表示部45を有する。また、普通
図柄表示部45の両側にはLED等からなる普通図柄変
動数記憶表示器47が設けられ、前記普通図柄変動開始
用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21を
遊技球が通過することによって発生する図柄変動開始の
数を、現在変動中のものを除いて保留回数(この例では
最高4回)として記憶し表示するようになっている。
【0016】前記特別図柄表示装置43は、遊技機1の
判定結果表示手段に相当するものである。この特別図柄
表示装置43は、液晶,ドットマトリックス若しくはL
ED表示装置等の表示装置からなり、この実施例では、
窓枠部49内にカラー表示可能な液晶表示器(TFT−
LCDモジュール)等からなる画像表示部(可変表示領
域)50が設けられている。この画像表示部50は、横
に並ぶ3つの表示領域に分割されて左側表示領域、中央
表示領域、右側表示領域となっており、左側表示領域に
は左特別図柄が、中央表示領域には中特別図柄が、右側
表示領域には右特別図柄が、それぞれ判定結果表示用図
柄として、変動表示及び停止表示可能とされている。な
お、この実施例における前記左側表示領域、中央表示領
域、右側表示領域にそれぞれ表示される特別図柄は、
『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
1』の12通りの図柄とされている。また、前記画像表
示部50には、前記特別図柄の変動中に、該特別図柄に
加えて背景画像(キャラクター,背景,文字等を含
む。)が表示され、該背景画像は特別図柄の変動開始等
の所定始動条件に起因して変動表示可能となっている。
さらに、前記窓枠部49の左右内側にはLED等からな
る特別図柄変動数記憶表示器51が設けられている。
【0017】前記上下の第1種始動入賞口10,11は
表示装置9の真下に設けられ、下側第1種始動入賞口1
1については二つの可動片11a,11bが背面の第1
種始動入賞口用ソレノイドによって通常状態である略垂
直の狭小開放状態と略V字形の拡開開放状態間を変化可
能に制御されているのに対し、上側第1種始動入賞口1
0は単に開口したものとされている。前記下側第1種始
動入賞口11の拡開開放は、前記普通図柄表示部45の
図柄が変動停止して特定の図柄が表示された時に行われ
る。この例では、通常遊技状態時に普通図柄表示部45
の停止図柄が特定図柄の場合には、0.3秒間の下側第
1種始動入賞口11の拡開開放を1回行い、さらに該拡
開開放の間に第1種始動入賞口10,11への入賞球数
が6個に達したときには当該拡開開放を強制終了するよ
うにされている。他方、後述する確率変動状態時におい
て普通図柄表示部45の停止図柄が特定図柄の場合に
は、1.7秒間の下側第1種始動入賞口11の拡開開放
を2秒間隔(この間は狭小開放となる。)で3回行い、
さらに該拡開開放の間に第1種始動入賞口10,11へ
の入賞球数が6個に達したときには当該拡開開放を強制
終了するようにされている。
【0018】また、前記遊技盤3の背面には、第1種始
動入賞口10,11に入賞した球を検出する特別図柄変
動開始スイッチが入賞球の通路に設けられており、該入
賞球の検出によって前記特別図柄表示装置43の図柄変
動を開始するようになっている。その際、特別図柄変動
中に第1種始動入賞口10,11に入賞した球の個数、
すなわち特別図柄の変動を開始する回数については、保
留回数(この例では最高4回)を、前記特別図柄変動数
記憶表示器51に表示し、記憶数の減少によって前記表
示器51の表示個数を減らすようになっている。
【0019】前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び
普通図柄変動開始用右ゲート21は表示装置9の左右に
設けられ、普通図柄変動開始スイッチを備え、該普通図
柄変動開始スイッチで両ゲート19,21を通過する遊
技球を検出することによって前記普通図柄表示装置41
の普通図柄の変動を開始させるようになっている。ま
た、前記左袖入賞口23と右袖入賞口25の入賞球を検
出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出ス
イッチ、前記左落とし入賞口27と右落とし入賞口29
の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右
落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技
盤背面に設けられている。
【0020】前記大入賞口15は第1種始動入賞口1
0,11の下方に設けられ、大入賞口開放用ソレノイド
と該ソレノイドによって開閉する開閉板61とを備えて
いる。この大入賞口15は、通常は開閉板61が閉じた
状態とされ、当該大入賞口15の内部には、該大入賞口
15の開放と同時に開放して入賞可能にする特定領域入
賞口63を有する。さらに、該特定領域入賞口63に
は、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉
される開閉扉(図示せず)が設けられている。また、前
記特定領域入賞口63には特定入賞球を検出する特定入
賞球検出スイッチが設けられ、該入賞球の検出により大
入賞口15を再度開ける継続権利が成立するようにされ
ている。また、大入賞口15内の略中央には、前記大入
賞口15に入賞しかつ前記特定領域入賞口63に入賞し
なかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチが
設けられている。
【0021】前記特別図柄表示装置43の作動及び大入
賞口15の作動、つまり特別遊技実行時(大当たり成立
時)の動作について説明する。前記のように第1種始動
入賞口10,11に遊技球が入賞し、特別図柄変動開始
スイッチによって入賞球が検出されると、後述する図3
及び表1に示すメイン制御回路70のラベル−TRND
−Aやラベル−TRND−T1等の各種乱数値が取得
(抽出)され、その取得数値がメイン制御回路70のR
AM73の特別図柄乱数記憶領域に一旦格納される。そ
して、当該格納された各数値に基づいて大当たりの判
定、停止図柄の決定(作成)、リーチ決定等の図柄変動
パターンの選択等が行われ、前記特別図柄表示装置43
の画像表示部50の左側表示領域、中央表示領域、右側
表示領域で特別図柄の変動を開始する。
【0022】前記特別図柄の変動開始から所定時間(前
記選択された各変動パターンで定められている時間、こ
の例では最低5.1秒から最高57.1秒)変動後、例
えば、左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域の順
や左側表示領域、右側表示領域、中央表示領域の順等で
特別図柄が変動停止して、停止図柄が確定表示される。
その際、決定された停止図柄及び図柄変動パターン等に
よっては、リーチ状態が成立することがある。
【0023】ここで、リーチ状態とは、画像表示部50
で特別図柄の変動表示が開始された後、表示制御が進行
して表示結果が停止表示される前段階において、特定の
表示態様、つまり大当たりの組合せが表示されやすい可
変表示態様となったと遊技者に思わせるための表示態様
をいう。この実施例では、リーチ状態の1つとして、前
記画像表示部50の各表示領域の内、最終停止図柄を表
示する表示領域、ここでは中央表示領域だけを残して、
残りの二つの表示領域で図柄が特定の組合せ(例えば同
一図柄)となるように停止表示する表示態様がなされて
いる。また、リーチ状態が成立した場合には、該リーチ
状態を演出する種々のリーチ態様が表示される場合が多
い。なお、前記リーチ態様の具体例としては、例えば、
最終停止図柄をスロー変動させたり、コマ送り変動させ
たりする等が挙げられる。
【0024】前記停止特別図柄の組合せが、予め決めら
れた特定の大当たり図柄組合せ、例えば、同一図柄の組
合せからなる通称ぞろ目であると、大当たり状態に移行
する。大当たり状態になると、前記大入賞口15の開閉
板61が開いて遊技領域6表面を落下してくる遊技球を
受け止め、大入賞口15へ入賞可能にし、該大入賞口1
5への入賞があると、図示しない賞品球払出装置により
所定数の遊技球が賞品球として払い出される。前記開閉
板61は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或い
は入賞球数カウントスイッチで検出された入賞球数が所
定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにさ
れている。なお、前記入賞球数カウントスイッチで検出
された入賞球数は、特別図柄表示装置43の画像表示部
50に、0〜10までの数字又は棒グラフのように表示
されるようになっている。
【0025】また、大入賞口15の開放中又は大入賞口
15が閉じてから約2秒以内に、特定領域入賞口63へ
の入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出すると、前記
大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回
数(例えば最高15回又は13回)、前記開閉板61の
開放を繰り返すようになっている。なお、実施例では、
大当たり成立時における大当たり図柄の組合せが特定の
図柄組合せ、具体的には‘1’、‘3’、‘5’、
‘7’、‘9’、‘11’の何れかのぞろ目であるとき
には、前記大当たり継続権利の発生する最高回数、所謂
ラウンド数が13回となり、一方、大当たり図柄の組合
せが‘0’、‘2’、‘4’、‘6’、‘8’、‘1
0’の何れかのぞろ目であるときには、前記ラウンド数
が15回となる。
【0026】さらに、この実施例の遊技機1は確率変動
機能及び時間短縮機能を備えた機種であり、大当たり成
立時における大当たり図柄組合せが確変及び時短図柄で
ある‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’,‘1
1’の何れかの奇数のぞろ目であるときには、大当たり
(特別遊技状態)の発生に加えて、大当たり終了後に確
率変動及び時間短縮が生じ、すなわち次回の大当たり発
生確率が平時における通常遊技状態(低確率状態、1/
315)よりも高い確率変動状態(高確率状態、5/3
15)に移行されると共に、特別図柄が変動開始してか
ら確定表示されるまでの時間が通常より短くなり、該確
率変動状態及び時間短縮状態は次回の大当たりまで継続
するようになっている。また、大当たり成立時における
大当たり図柄組合せが通常図柄である‘0’,‘2’,
‘4’,‘6’,‘8’,‘10’の何れかの偶数のぞ
ろ目であるときには、大当たり終了後は、通常遊技状態
(低確率状態、1/315)とされ、時間短縮も行われ
ず、該通常遊技状態は次回の大当たりまで継続するよう
になっている。なお、前記確率変動状態時に、再び上記
確変及び時短図柄のぞろ目で大当たりが成立した場合に
は、その大当たり終了後に再度確率変動状態になる。
【0027】上記のように、前記ラウンド数等の特別遊
技実行時における賞価値や、確率変動や時間短縮等の特
典遊技による価値等の遊技者に付与する遊技価値が、大
当たり図柄組合せにおける図柄の種類(形状)によって
変化するようにすれば、遊技者の大当たり図柄組合せに
対する興味が増し、遊技の幅を広げ、遊技をより一層面
白くすることができる。なお、この実施例では、特別遊
技終了後に確率変動及び時間短縮が行われず、前記特別
遊技実行時のラウンド数が15回となる場合の遊技価値
を第1遊技価値とし、該第1遊技価値を遊技者に付与す
る偶数のぞろ目からなる大当たり図柄組合せを第1大当
たり図柄組合せとする。一方、特別遊技終了後に確率変
動及び時間短縮が行われ、前記特別遊技実行時のラウン
ド数が13回となる場合の遊技価値を第2遊技価値と
し、該第2遊技価値を遊技者に付与する奇数のぞろ目か
らなる大当たり図柄組合せを第2大当たり図柄組合せと
する。
【0028】図3には、遊技機1の裏側に設置された遊
技系統の制御を行うメイン制御回路70及び該メイン制
御回路70の制御下で前記特別図柄表示装置43の画像
表示部50における特別図柄、背景等の表示制御を行う
表示制御回路90等、当該遊技機1のシステム制御ブロ
ックが示されている。
【0029】前記メイン制御回路70は、内部に遊技制
御用プログラムに従って制御動作を行うCPU72、該
CPU72のワーク用メモリとして機能するRAM7
3、遊技制御用プログラムを記憶するROM74を備え
たワンチップマイクロコンピュータ71と、該コンピュ
ータ71と前記表示制御回路90等を結ぶI/O(入出
力)バス75,76、出力ポート77、ドライバ78、
バッファゲート79、インターフェイス80、初期リセ
ット回路81、定期リセット回路82等により構成され
ている。
【0030】前記CPU72は、制御部,演算部,各種
カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制
御を行う他、大当たり(特別遊技状態)の発生確率や普
通図柄による当たり(下側第1種始動入賞口11の拡開
開放)の発生確率を定める乱数等も生成している。ま
た、前記RAM73は、特別図柄変動開始スイッチの検
出信号及び普通図柄変動開始スイッチの検出信号用の記
憶領域、CPU72で生成される各種乱数値用の記憶領
域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、
並びにCPU72の作業領域を備えている。さらに、前
記ROM74には、遊技上の制御プログラムや制御デー
タ、制御コマンドが書き込まれている他、大当たり及び
普通図柄による当たりの判定値等が書き込まれている。
【0031】初期リセット回路81は、電源回路87に
よる電源投入時にワンチップマイクロコンピュータ71
をリセットするための回路である。初期リセット回路8
1から送られてきた初期リセットパルスに応答して、ワ
ンチップマイクロコンピュータ71は各種制御情報を初
期化する。
【0032】定期リセット回路82は、ワンチップマイ
クロコンピュータ71に対し、定期的(例えば4.00
0msec毎)にリセットパルスを与え、ワンチップマ
イクロコンピュータ71のROM74に記憶されている
遊技制御用プログラムを先頭から繰り返し実行させるた
めの回路である。
【0033】また、前記メイン制御回路70から出力さ
れる制御信号に基づいて、ドライバ78に接続された下
側第1種始動入賞口11、大入賞口15、普通図柄表示
装置41、普通図柄変動数記憶表示器47、特別図柄変
動数記憶表示器51等が制御されている。さらに、ドラ
イバ78を介して、発光体制御回路88が発光体制御信
号を受け取り、当該制御信号に基づいてランプ表示器3
5,36等が制御されている。その他、ドライバ78及
び情報出力回路83を介して、大当たり情報や図柄確定
情報、確率変動情報等の各種遊技情報がホストコンピュ
ータであるホール用の管理装置84に出力されている。
【0034】さらに、各種入賞口に入賞した球を検出す
る、特別図柄変動開始スイッチ、普通図柄変動開始スイ
ッチ、特定入賞球検出スイッチ、入賞球数カウントスイ
ッチ、その他の入賞口用検出スイッチ等の各検出器から
出力される検出信号は、前記インターフェイス80を介
してメイン制御回路70に入力されている。
【0035】その他、前記ワンチップマイクロコンピュ
ータ71には、I/Oバス75を介して音声合成回路8
5及び表示制御回路90が接続されている。前記音声合
成回路85には音声増幅回路86を介してスピーカ37
が接続されており、表示制御回路90には前記特別図柄
表示装置43が接続されている。
【0036】前記表示制御回路90は、遊技機1の特別
図柄変動表示制御(図柄回転制御等を含む。)手段等の
各種画像表示制御手段に該当し、特別図柄表示装置43
の画像表示部50に表示する遊技画像(特別図柄,リー
チアクション画像等が含まれる。)の表示制御を行うた
めのものであって、図4に示すように、制御データを記
憶する制御データROM92、画像データを記憶するキ
ャラクターROM95、メイン制御回路70の制御信号
に基づき制御データROM92に従って表示制御データ
を制御する表示制御用CPU91、該表示制御用CPU
91からの指令に基づいてキャラクターROM95から
必要なデータを読み出し、表示画像における図柄や背
景、キャラクター、文字等のマップデータを生成するV
DP93、該VDP93で生成したデータを格納するV
RAM94、前記格納記憶された画像データをRGB信
号に変換するD−A変換回路96、リセット回路97等
よりなる。なお、D−A変換回路96によって変換され
たRGB信号は特別図柄表示装置43に入力され、さら
にVDP93から複合同期信号SYNCを特別図柄表示
装置43に供給する。そして、特別図柄表示装置43
は、送信されてきたRGB信号及び複合同期信号SYN
Cに基づいて画像表示部50に画像を表示する。
【0037】また、前記メイン制御回路70には、電源
回路87と、前記発射装置Hによる遊技球の発射を制御
するための発射制御回路100と、払い出し装置(図示
せず)による賞品球や貸球の払い出しを制御するための
払い出し制御回路110が接続されている。
【0038】この実施例におけるメイン制御回路70の
CPU72のカウンタとしては、表1に示すように、ラ
ベル−TRND−A,ラベル−TRND−R1,ラベル
−TRND−T1,ラベル−TRND−KAZ1,ラベ
ル−TRND−AZ1,ラベル−TRND−B1,ラベ
ル−TRND−B2,ラベル−TRND−B3,ラベル
−FRND−Aの9種類の乱数カウンタ(ランダムカウ
ンタ)等がある。なお、前記ラベル−TRND−A,ラ
ベル−TRND−R1,ラベル−TRND−T1,ラベ
ル−TRND−KAZ1,ラベル−TRND−AZ1,
ラベル−TRND−B1,ラベル−TRND−B2,ラ
ベル−TRND−B3の所定時に取得された数値は、メ
イン制御回路70のRAM73中の特別図柄乱数記憶領
域(ラベル−TMEMBF)に最高4個まで格納される
と共に、前記ラベル−FRND−Aの所定時に取得され
た数値は、同RAM73中の普通図柄乱数記憶領域(ラ
ベル−FMEMBF)に最高4個まで格納される。な
お、前記特別図柄乱数記憶領域及び普通図柄乱数記憶領
域に記憶された各カウンタの数値は、各カウンタの数値
に関する一連の遊技動作処理後、クリア処理される。各
カウンタの作動については次に示す。
【0039】
【表1】
【0040】ラベル−TRND−Aは、大当たり及び外
れを判定する乱数カウンタであり、当該遊技機1におけ
る当否判定手段に相当するものである。このラベル−T
RND−Aは、遊技機1の電源投入時、‘0’から始ま
り、所定の割り込み時間(例えば4.000msec)
毎に1ずつ加算され、数値が‘629’に至ると、再び
‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになっている。
ラベル−TRND−Aの数値は、遊技球が第1種始動入
賞口10,11に入賞して特別図柄変動開始スイッチに
よって検出された時に取得され、予め決定されている大
当たり数値、この実施例では平時(低確率状態時)には
‘5’,‘500’と対比され、前記確率変動状態時
(高確率状態時)には‘5’,‘50’,‘100’,
‘200’,‘300’,‘350’,‘400’,
‘450’,‘500’,‘600’と対比されて大当
たりか否か判断される。また、当否の判定が終了するま
での間に、遊技球が第1種始動入賞口10,11に入賞
してラベル−TRND−Aの数値が再び取得されること
があるため、ラベル−TRND−Aの記憶取得値(更新
取得数値)は、現在判定中の取得値を除いて最大4個
が、前記メイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱
数記憶領域に一旦格納され、順次判定に供される。
【0041】ラベル−TRND−R1は、前記ラベル−
TRND−Aによる大当たり判定結果が外れとなる場合
において、リーチ状態となるか否かを決定するものであ
り、具体的には特別図柄変動中のリーチ状態時、実施例
では前記画像表示部50の各表示領域の内、最終停止図
柄表示領域(ここでは中央表示領域)だけを残して、残
りの二つの表示領域で図柄が特定の組合せ(例えば同一
図柄)で停止表示するか否かを決定するものである。
【0042】このラベル−TRND−R1は、遊技機1
の電源投入時、‘0’から始まり、前記割り込み時間毎
に1ずつ加算され、数値が‘49’になると、再び
‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになっている。
当該ラベル−TRND−R1の数値は、前記第1種始動
入賞口10,11への入賞球が特別図柄変動開始スイッ
チによって検出された時に取得され、大当たり判定結果
が外れの場合に、その数値が予め決定されているリーチ
成立数値と対比されてリーチ状態成立か否か判断され
る。実施例では、前記リーチ成立数値は‘24’又は
‘49’となっており、ラベル−TRND−R1の数値
が当該リーチ成立数値となった場合には、リーチ状態が
成立する。当該ラベル−TRND−R1の取得数値は、
メイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱数記憶領
域に所定数、この例では、決定中の数値を除き、最大4
個まで格納される。なお、この実施例では、前記ラベル
−TRND−Aによる大当たり判定結果が大当たりとな
る場合には、必ずリーチ状態が成立するようになってい
る。
【0043】ラベル−TRND−T1は、画像表示部5
0で各図柄の確定(最終)停止表示前における仮停止
(図柄が一旦停止表示されたと遊技者に思わせるが、ま
だ図柄変動中であることを示す表示)時の表示態様(具
体的にはゆれ仮停止、図柄回り仮停止、又は拡縮仮停
止)を決定する乱数カウンタである。このラベル−TR
ND−T1は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始ま
り、前記割り込み時間毎に1ずつ加算され、数値が‘3
5’になると、再び‘0’に戻って前記加算を繰り返す
ようになっている。当該ラベル−TRND−T1の数値
は、前記第1種始動入賞口10,11への入賞球が特別
図柄変動開始スイッチによって検出された時に取得さ
れ、予め割り当てられている仮停止態様数値と対比され
て各図柄の仮停止の態様(種類)が決定される。なお、
当該ラベル−TRND−T1の取得数値は、メイン制御
回路70のRAM73の特別図柄乱数記憶領域に所定
数、この例では、決定中の数値を除き、最大4個まで格
納される。
【0044】この実施例では、前記ラベル−TRND−
Aによる大当たり判定結果が外れとなり、かつリーチ状
態が成立しない場合、ラベル―TRND−T1の取得数
値によらず、各特別図柄が確定していないことを示す仮
停止として、各特別図柄を上下或いは左右方向に微妙に
ゆれ変動させるゆれ仮停止が実行される。また、前記ラ
ベル−TRND−Aによる大当たり判定結果が外れとな
り、かつリーチ状態が成立する場合、ラベル―TRND
−T1の取得数値Q3が‘0’〜‘2’であるときに
は、各特別図柄を時計回り或いは反時計回りに回転させ
る図柄回り仮停止が実行され、前記取得数値Q3が
‘3’〜‘9’であるときには各特別図柄の大きさを変
化(拡大或いは縮小)させる拡縮仮停止が実行され、前
記取得数値Q3が何れの範囲にもないとき、つまり‘1
0’〜‘35’であるときには前記ゆれ仮停止が実行さ
れる。さらに、前記ラベル−TRND−Aによる大当た
り判定結果が大当たりとなる場合であって、ラベル―T
RND−T1の取得数値Q3が‘0’〜‘19’である
ときには前記図柄回り仮停止が実行され、前記取得数値
Q3が‘20’〜‘29’であるときには前記拡縮仮停
止が実行され、前記取得数値Q3が何れの範囲にもない
とき、つまり‘30’〜‘35’であるときには前記ゆ
れ仮停止が実行される。
【0045】ラベル−TRND−KAZ1は、大当たり
成立時における大当たり図柄の確定停止表示前に、前記
画像表示部50の左側表示領域、中央表示領域、右側表
示領域に一旦揃った状態で表示される特別図柄の仮当た
り図柄組合せを決定するものである。このラベル−TR
ND−KAZ1は、電源投入時に‘0’から始まって前
記割り込み時間毎に‘1’ずつ加算し、‘12’に至る
と再び‘0’に戻る繰り返しを行う。ラベル−TRND
−KAZ1の数値は、前記第1種始動入賞口10,11
への入賞球が特別図柄変動開始スイッチによって検出さ
れた時に取得され、変動表示中の図柄に対するものを除
き、最大4個までメイン制御回路70のRAM73の特
別図柄乱数記憶領域に格納される。前記ラベル−TRN
D−KAZ1の数値には、各数値に対応する仮当たり図
柄組合せが予め割り当てられている。実施例において
は、前記ラベル−TRND−KAZ1の数値が‘0’と
‘12’の場合には000、‘1’の場合には111、
‘2’の場合には222、‘3’の場合には333、
‘4’の場合には444、‘5’の場合には555、
‘6’の場合には666、‘7’の場合には777、
‘8’の場合には888、‘9’の場合には999、
‘10’の場合には10のぞろ目、‘11’の場合には
11のぞろ目を仮当たり図柄組合せとして仮停止表示す
る。
【0046】ここで、この実施例では、前記ラベル−T
RND−Aによる判定結果が当たりとなる時(大当たり
成立時)には、必ず、大当たり図柄の確定停止表示前
に、画像表示部50に前記仮当たり図柄組合せ(ここで
はぞろ目)を仮停止表示(ここではゆれ仮停止表示、図
柄回り仮停止表示、又は拡縮仮停止表示)し、その後、
前記仮停止によって一旦揃った全ての特別図柄を、図柄
が揃った状態のまま一緒に所定時間スクロール変動させ
てから、後述のラベル−TRND−AZ1の取得数値に
基づく大当たり図柄(組合せ)を確定停止表示するよう
になっている。この表示態様は、所謂再抽選に属するも
のである。なお、前記仮当たり図柄組合せの仮停止を行
うか否かのカウンタを新たに設け、そのカウンタの数値
が特定数値である場合に、当該仮当たり図柄組合せの仮
停止(再抽選)を行うようにしてもよい。
【0047】ラベル−TRND−AZ1は、大当たり成
立時、前記画像表示部50の左側表示領域、中央表示領
域、右側表示領域に同一確定停止して揃う大当たり図柄
組合せを決定するものである。このラベル−TRND−
AZ1は、電源投入時に‘0’から始まって前記割り込
み時間毎に‘1’ずつ加算し、‘11’に至ると再び
‘0’に戻る繰り返しを行う。ラベル−TRND−AZ
1の数値は、前記第1種始動入賞口10,11への入賞
球が特別図柄変動開始スイッチによって検出された時に
取得され、変動表示中の図柄に対するものを除き、最大
4個までメイン制御回路70のRAM73の特別図柄乱
数記憶領域に格納される。前記ラベル−TRND−AZ
1の数値には、各数値に対応する大当たり図柄組合せが
予め割り当てられている。実施例においては、前記ラベ
ル−TRND−AZ1の数値が‘0’の場合には00
0、‘1’の場合には111、‘2’の場合には22
2、‘3’の場合には333、‘4’の場合には44
4、‘5’の場合には555、‘6’の場合には66
6、‘7’の場合には777、‘8’の場合には88
8、‘9’の場合には999、‘10’の場合には10
のぞろ目、‘11’の場合には11のぞろ目を大当たり
図柄組合せとして最終的に確定停止表示する。なお、こ
の実施例では、上記のように、大当たり図柄組合せに応
じて特別遊技実行時のラウンド数や特別遊技終了後に確
率変動するか否かが決まるようになっているため、当該
ラベル−TRND−AZ1は、前記ラウンド数の選択及
び確率変動するか否かの選択にも使用されることにな
る。さらに、この実施例では、前記ラベル―TRND−
AZ1は、仮当たり図柄の仮停止表示態様の選択にも使
用される。具体的には、前記ラベル―TRND−AZ1
の数値が‘0’,‘1’,‘3’,‘5’,‘7’の場
合には図柄回り仮停止、‘2’,‘9’の場合には拡縮
仮停止、‘4’,‘6’,‘8’,‘10’,‘11’
の場合にはゆれ仮停止を表示する。
【0048】ラベル−TRND−B1,ラベル−TRN
D−B2,ラベル−TRND−B3は、前記ラベル−T
RND−Aによる大当たり判定結果が外れとなる場合に
おいて、画像表示部50に確定停止表示する外れ図柄組
合せの決定に用いられるものである。前記ラベル−TR
ND−B1は左側表示領域の左特別図柄、ラベル−TR
ND−B2は右側表示領域の右特別図柄、ラベル−TR
ND−B3は中央表示領域(最終停止図柄表示領域)の
中特別図柄にそれぞれ対応する。
【0049】そして、前記ラベル−TRND−B1は、
電源投入時に‘0’から始まって前記割り込み時間毎に
‘1’ずつ加算され、‘11’に至った後、再び‘0’
から始まって加算が繰り返される。また、前記ラベル−
TRND−B2は、電源投入時に‘0’から始まって、
前記ラベル−TRND−B1の数値が再び‘0’に戻る
際に‘1’ずつ加算され、‘11’に至った後、再び
‘0’から始まって加算が繰り返される。さらに、前記
ラベル−TRND−B3は、電源投入時に‘0’から始
まって、前記ラベル−TRND−B2の数値が再び
‘0’に戻る際に‘1’ずつ加算され、‘11’に至っ
た後、再び‘0’から始まって加算が繰り返される。こ
れによって、ラベル−TRND−B1,ラベル−TRN
D−B2,ラベル−TRND−B3の各乱数範囲が同一
であっても、当該ラベル−TRND−B1,ラベル−T
RND−B2,ラベル−TRND−B3が同期(同一の
組合せで加算)するのを避けることができる。
【0050】この実施例では、ラベル−TRND−B
1,B2,B3の全ての数値が一致し、かつラベル−T
RND−R1の数値が特定数値であることによりリーチ
状態が成立する場合には、ラベル−TRND−B3の数
値を1加算するようになっている。また、ラベル−TR
ND−B1,B2,B3の全ての数値が一致し、かつリ
ーチ状態が成立しない場合、及びラベル−TRND−B
1,B2の二つの数値が一致し(ラベル−TRND−B
3の数値は異なる。)、かつリーチ状態が成立しない場
合には、ラベル−TRND−B2の数値を1加算するよ
うになっている。さらに、ラベル−TRND−R1の数
値が特定数値であることによりリーチ状態が成立するに
もかかわらず、ラベル−TRND−B1とB2の数値が
一致しない場合には、ラベル−TRND−B2の数値を
強制的にラベル−TRND−B1の数値と同一数値に変
更すると共に、ラベル−TRND−B3の数値を強制的
に前記ラベル−TRND−B1の数値に1加算した数値
に変更するようになっている。
【0051】前記ラベル−TRND−B1,ラベル−T
RND−B2,ラベル−TRND−B3の数値には、各
数値に対応する図柄が予め割り当てられている。この実
施例では、ラベル−TRND−B1,ラベル−TRND
−B2,ラベル−TRND−B3の各数値に対して、数
値が‘0’の場合には0、‘1’の場合には1、‘2’
の場合には2、‘3’の場合には3、‘4’の場合には
4、‘5’の場合には5、‘6’の場合には6、‘7’
の場合には7、‘8’の場合には8、‘9’の場合には
9、‘10’の場合には10、‘11’の場合には11
が割り当てられている。そして、前記特別図柄変動開始
スイッチによって入賞球が検出される毎にラベル−TR
ND−B1,ラベル−TRND−B2,ラベル−TRN
D−B3から取得される数値の組合せによって、外れ時
に画像表示部50の左側表示領域、右側表示領域、中央
表示領域に表示される確定停止図柄が定まる。また、ラ
ベル−TRND−B1,ラベル−TRND−B2,ラベ
ル−TRND−B3の取得数値は、メイン制御回路70
のRAM73の特別図柄乱数記憶領域に所定数、この例
では、表示中の外れ図柄組合せに対する数値を除き、最
大4個まで格納される。
【0052】ラベル−FRND−Aは、前記普通図柄表
示部45に停止表示する普通図柄を決定すると共に該普
通図柄の当たり及び外れを判定するもので、遊技機1の
電源投入時、‘0’から始まって前記割り込み時間毎に
‘1’ずつ加算され、‘9’に至った後、再び‘0’か
ら始まって加算が繰り返される。このラベル−FRND
−Aの数値は、普通図柄変動開始用左ゲート19及び普
通図柄変動開始用右ゲート21を通過した遊技球を普通
図柄変動開始スイッチで検出する毎に取得され、表示中
の普通図柄当たり用のものを除き、最大4個まで前記メ
イン制御回路70のRAM73の普通図柄乱数記憶領域
に格納される。
【0053】また、前記ラベル−FRND−Aの数値に
は、各数値に対応する普通図柄が予め割り当てられてい
る。実施例においては、ラベル−FRND−Aの取得数
値が‘1’のときは普通図柄表示部45に停止表示する
普通図柄が『1』となる等、ラベル−FRND−Aの取
得数値がそのまま普通図柄表示部45に停止表示する普
通図柄として割り当てられている。なお、前記普通図柄
の変動開始から停止までに要する時間は約6秒である。
【0054】さらに、この実施例では、普通図柄の当た
り確率は1/2となっており、具体的には、前記ラベル
−FRND−Aの取得数値Q9が‘1’,‘3’,
‘5’,‘7’,‘9’の奇数である場合、普通図柄の
当たりとなり、通常遊技状態時(低確率状態時)におい
ては、0.3秒間の下側第1種始動入賞口11の拡開開
放を1回行い、他方、確率変動状態時(高確率状態時)
においては1.7秒間の下側第1種始動入賞口11の拡
開開放を3回行うようになっている。なお、前記ラベル
−FRND−Aの取得数値Q9が‘0’,‘2’,
‘4’,‘6’,‘8’の偶数である場合、普通図柄の
外れとなり、下側第1種始動入賞口11は狭小開放状態
のままである。
【0055】なお、前記カウンタとしては、特別図柄の
変動時におけるその他の表示態様、例えば図柄をコマ送
り的に変動表示する等の変動パターンを選択するカウン
タ等が適宜追加されるようにしてもよい。
【0056】また、前記メイン制御回路70或いは表示
制御回路90に設けられる複数のフラグとしては、この
実施例では大当たり(特別遊技)フラグA1,確率変動
フラグB1,普通図柄当たり(小当たり)フラグC1,
特別遊技実行中フラグD1等が挙げられる。
【0057】次に、本発明に係る遊技機1において前記
メイン制御回路70が行う一連の処理について、具体例
を示しつつ前記カウンタとの関係から詳述する。なお、
図3に示したメイン制御回路70のCPUは、割り込み
時間(4.000msec)毎にメイン制御回路70の
ROMに記憶されている各プログラム(メインルーチ
ン)を実行する。
【0058】図5のフローチャートに示すように、メイ
ン処理Mにおいては、まず、電源投入がなされたか否か
確認されてから(S10)、初期設定(S20)、乱数
更新処理(S30)、始動入賞口10,11への入賞の
確認(S40)、乱数取得処理(S50)、画像表示部
50の大当たり当否判定開始条件(特別図柄始動条件)
成立の確認(S60)、大当たり当否判定処理(S7
0)、リーチ決定処理(S80)、確定停止特別図柄決
定処理(S90)、仮停止態様決定処理(S110)、
仮当たり図柄決定処理(S120)、仮当たり図柄仮停
止態様決定処理(S130)、ラウンド数選択処理(S
140)、確率設定処理(S150)、画像表示部50
における表示処理(S160)、始動ゲート19,21
の通過の確認(S170)、普通図柄当たり当否判定処
理(S180)、普通図柄表示処理(S190)、始動
入賞口開放処理(S200)、大当たり成立か否かの確
認(S220)、特別遊技実行処理(S230)、その
他の処理(S240)が行われる。
【0059】初期設定(S20)では、スタックの設
定、定数設定、CPUの設定、SIO,PIO,CTC
の設定等を行う。なお、電源投入時のみに必要な処理は
1順目のみに実行され、後は実行されることがない。
【0060】乱数更新処理(S30)では、図6に示す
ように、各カウンタ(ラベル−TRND−B2及びラベ
ル−TRND−B3を除く。)の各数値Qn(n=1〜
6,9)が前記所定時間毎に1ずつ加算され(S3
1)、前記各数値Qnが所定最大値X(ラベル−TRN
D−Aの場合は629、ラベル−TRND−R1の場合
は49、ラベル−TRND−T1の場合は35、ラベル
−TRND−KAZ1の場合は12、ラベル−TRND
−AZ1の場合は11、ラベル−TRND−B1の場合
は11、ラベル−FRND−Aの場合は9)に至ると次
に再び‘0’に戻る繰り返しを行う(S32,S3
3)。そして、各カウンタの更新数値がメイン制御回路
70のRAMの各カウンタと対応する乱数記憶エリアに
それぞれ記憶される(S34)。図6中における『Q
n’』は、加算される前の各カウンタの数値を意味す
る。なお、ラベル−TRND−B2及びラベル−TRN
D−B3については、前述したようにラベル−TRND
−B1と関連したタイミングで数値が加算され、前記R
AMの乱数記憶エリアにそれぞれ記憶されるようになっ
ている。
【0061】前記乱数更新処理(S30)の後、前記第
1種始動入賞口10,11に入賞があったか否かが前記
特別図柄変動開始スイッチの検出により確認される(S
40)。そして、前記第1種始動入賞口10,11への
入賞ありと判断された場合には、乱数取得処理(S5
0)が実行される。なお、前記S40で入賞なしと判断
された場合には、乱数取得処理(S50)は省略され
る。
【0062】乱数取得処理(S50)では、図7のフロ
ーチャートから理解されるように、まず、ラベル−TR
ND−A,ラベル−TRND−R1,ラベル−TRND
−T1,ラベル−TRND−KAZ1,ラベル−TRN
D−AZ1,ラベル−TRND−B1,ラベル−TRN
D−B2,ラベル−TRND−B3の更新数値Qn(n
=1〜8)が読み出され(S51)、次いで、前記取得
された各数値Qnを、メイン制御回路70のRAMの取
得乱数記憶エリアに各々記憶する(S52)。
【0063】前記乱数取得処理(S50)の後、或いは
第1種始動入賞口10,11への入賞確認(S40)の
後、画像表示部50の大当たり当否判定開始条件が成立
しているか否かが確認される(S60)。ここで、大当
たり当否判定開始条件が成立しているとは、現在特別遊
技実行中でない或いは特別図柄変動中でないことをい
う。そして、前記大当たり当否判定開始条件成立と判断
された場合には、以降で、大当たり当否判定処理(S7
0)、リーチ決定処理(S80)、確定停止特別図柄決
定処理(S90)、仮停止態様決定処理(S110)、
仮当たり図柄決定処理(S120)、仮当たり図柄仮停
止態様決定処理(S130)、ラウンド数選択処理(S
140)、確率設定処理(S150)、画像表示部50
における表示処理(S160)が実行される。一方、前
記S60で大当たり当否判定開始条件不成立と判断され
た場合には、大当たり当否判定処理(S70)、リーチ
決定処理(S80)、確定停止特別図柄決定処理(S9
0)、仮停止態様決定処理(S110)、仮当たり図柄
決定処理(S120)、仮当たり図柄仮停止態様決定処
理(S130)、ラウンド数選択処理(S140)、確
率設定処理(S150)は省略され、画像表示部50に
おける表示処理(S160)にジャンプする。
【0064】大当たり当否判定処理(S70)では、図
8に示すように、まず、確率変動フラグB1が1か否か
判断され(S71)、該確率変動フラグB1が1ではな
く0の場合、すなわち低確率状態時(1/315)で
は、前記ラベル−TRND−Aの取得数値Q1が大当た
り数値である‘5’,‘500’と対比され(S7
2)、前記取得数値Q1が前記大当たり数値の何れかで
あれば特別遊技実行可、つまり大当たりとなり、大当た
りフラグA1が1にセットされる(S73)。一方、前
記確率変動フラグB1が1の場合、すなわち高確率状態
時(5/315)では、前記取得数値Q1が大当たり数
値である‘5’,‘50’,‘100’,‘200’,
‘300’,‘350’,‘400’,‘450’,
‘500’,‘600’と対比され(S74)、前記取
得数値Q1が前記大当たり数値の何れかと一致すれば大
当たりとなり、大当たりフラグA1が1にセットされる
(S73)。
【0065】リーチ決定処理(S80)においては、特
別図柄表示装置43の画像表示部50でリーチアクショ
ンを演出するか否かの決定がなされる。図9に示すよう
に、このリーチ決定処理(S80)では、最初に大当た
りフラグA1が1か否かが確認され(S81)、該大当
たりフラグA1が1でなく0、つまり大当たり不成立と
なる場合、前記ラベル―TRND−R1の取得数値Q2
が読み出され、その取得数値Q2が‘24’又は‘4
9’である場合には、画像表示部50へのリーチ表示指
示がなされる(S83)。これに対し、前記取得数値Q
2が‘24’又は‘49’の何れにも該当しない場合に
は、リーチ表示指示がなされないこととなる。また、前
記S81で大当たりフラグA1が1の場合、つまり大当
たり(特別遊技実行可)となる場合にも、画像表示部5
0へのリーチ表示指示がなされる(S83)。
【0066】確定停止特別図柄決定処理(S90)で
は、前記大当たり当否判定処理(S70)に基づき特別
図柄表示装置43の画像表示部50に確定(最終)停止
表示する特別図柄の決定が行なわれる。図10に示すよ
うに、この確定停止特別図柄決定処理(S90)では、
まず、前記大当たりフラグA1の値が1か否か判断され
る(S91)。該値が1と判断された場合、すなわち大
当たり(特別遊技実行可)となる場合、前記ラベル―T
RND−AZ1の記憶数値Q5が読み出され、その取得
数値Q5に対して予め決められている図柄の組合せが、
画像表示部50に表示される大当たり図柄組合せとして
決定され、画像表示部50の左側表示領域、右側表示領
域、中央表示領域で、各図柄がそれぞれ所定時間変動表
示(仮停止表示を含む。)された後に前記決定された大
当たり図柄組合せで確定停止表示されるように指示され
る(S92)。
【0067】それに対して、前記S91で大当たりフラ
グA1の値が1でない、すなわち前記値が0と判断さ
れ、外れと判定された場合には、前記ラベル−TRND
−B1〜B3の記憶取得数値Q6〜Q8が読み出され、
その全数値Q6〜Q8が一致するか否か判断され(S9
3)、全数値Q6〜Q8が一致する場合、続いてリーチ
有り(リーチ外れ)か否か、具体的には前記ラベル−T
RND−R1の記憶取得数値Q2が‘24’又は‘4
9’か否か判断される(S94)。そして、リーチ無し
と判断された場合、前記ラベル−TRND−B2(右特
別図柄用)の取得数値Q7を1加算し、その値とラベル
−TRND−B1,B3の取得数値Q6,Q8に対して
予め決められている図柄が、画像表示部50の左側表示
領域、中央表示領域、右側表示領域に表示される外れ図
柄として決定され、各表示領域において、各図柄がそれ
ぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含む。)された後
に、前記決定された外れ図柄の組合せで確定停止表示さ
れるように指示する(S95)。一方、前記S94で、
リーチ有りと判断された場合、前記ラベル−TRND−
B3(中特別図柄用)の取得数値Q8を1加算し、その
値とラベル−TRND−B1,B2の取得数値Q6,Q
7に対して予め決められている図柄が各表示領域に表示
される外れ図柄として決定され、各表示領域において、
各図柄がそれぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含
む。)された後に、前記決定された外れ図柄の組合せで
確定停止表示されるように指示する(S96)。
【0068】また、前記S93で、ラベル−TRND−
B1〜B3の取得数値Q6〜Q8の内、少なくとも1つ
が異なる数値となる場合には、ラベル−TRND−B1
の取得数値Q6とラベル−TRND−B2の取得数値Q
7が一致するか否か判断され(S97)、両値が一致す
る場合、さらに、リーチ有りか否か判断される(S9
8)。そして、リーチ無しと判断された場合には、前記
ラベル―TRND−B2の取得数値Q7を1加算し、そ
の値とラベル―TRND−B1,B3の取得数値Q6,
Q8に対して予め決められている図柄が各表示領域に表
示される外れ図柄として決定され、各表示領域におい
て、各図柄がそれぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を
含む。)された後に、前記決定された外れ図柄の組合せ
で確定停止表示されるように指示する(S95)。一
方、前記S98で、リーチ有りと判断された場合、ラベ
ル−TRND−B1〜B3の取得数値Q6〜Q8に対し
て予め決められている図柄が各表示領域に表示される外
れ図柄として決定され、各表示領域において、各図柄が
それぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含む。)され
た後に、前記決定された外れ図柄の組合せで確定停止表
示されるように指示する(S99)。
【0069】さらに、前記S97でラベル−TRND−
B1の取得数値Q6とラベル−TRND−B2の取得数
値Q7が一致しない場合、続いてリーチ有りか否か判断
される(S100)。そして、リーチ無しの場合、ラベ
ル―TRND−B1〜B3の取得数値Q6〜Q8に対し
て予め決められている図柄が各表示領域に表示される外
れ図柄として決定され、各表示領域において、各図柄が
それぞれ所定時間変動表示(仮停止表示を含む。)され
た後に、前記決定された外れ図柄の組合せで確定停止表
示されるように指示する(S99)。一方、リーチ有り
の場合、ラベル―TRND−B2の取得数値Q7を強制
的にラベル―TRND−B1の取得数値Q6と同一数値
に変更し、かつラベル―TRND−B3の取得数値Q8
を強制的に前記ラベル―TRND−B1の取得数値Q6
に1加算した数値に変更し、それらの数値とラベル―T
RND−B1の取得数値Q6に対して予め決められてい
る図柄が各表示領域に表示される外れ図柄として決定さ
れ、各表示領域において、各図柄がそれぞれ所定時間変
動表示(仮停止表示を含む。)された後に、前記決定さ
れた外れ図柄の組合せで確定停止表示されるように指示
する(S101)。
【0070】仮停止態様決定処理(S110)では、特
別図柄表示装置43の画像表示部50において、各特別
図柄がまだ変動中であり特別図柄が確定していないこと
を示すための仮停止表示の態様(種類)の決定がなされ
る。図11及び図12に示すように、この仮停止態様決
定処理(S110)では、まず大当たりフラグA1が1
か否か確認され(S111)、該大当たりフラグA1が
1でない場合、つまり大当たり不成立となる場合、さら
にリーチ有りか否か(リーチ状態移行可か否か)判断さ
れ(S112)、リーチ無しと判断された場合には、画
像表示部50における各特別図柄が上下或いは左右方向
にゆれ変動させながら仮停止する、ゆれ仮停止の表示指
示がなされる(S113)。
【0071】それに対して、前記S112でリーチ有り
と判断された場合、ラベル―TRND−T1の記憶取得
数値Q3が読み出され、その取得数値Q3が‘0’〜
‘2’の何れかに一致するか否か判断され(S11
4)、両値が一致している場合には、各特別図柄を時計
回り或いは反時計回りに回転させながら仮停止する、図
柄回り仮停止の表示指示がなされる(S115)。ま
た、前記取得数値Q3が‘0’〜‘2’の何れにも該当
しない場合、さらに、前記取得数値Q3が‘3’〜
‘9’の何れかに一致するか否か判断され(S11
6)、両値が一致している場合には、各特別図柄の大き
さを変化(拡大或いは縮小)させながら仮停止する、拡
縮仮停止の表示指示がなされる(S117)。一方、前
記S116で、前記取得数値Q3が‘3’〜‘9’の何
れにも該当しない場合、すなわち前記取得数値Q3が
‘10’〜‘35’の場合には、前記ゆれ仮停止の表示
指示がなされる(S113)。
【0072】さらに、前記S111で大当たりフラグA
1が1、つまり大当たりが成立する場合、前記ラベル−
TRND−T1の記憶取得数値Q3が読み出され、その
取得数値Q3が‘0’〜‘19’の何れかに一致するか
否か判断され(S118)、両値が一致している場合に
は、前記図柄回り仮停止の表示指示がなされる(S11
5)。また、前記取得数値Q3が‘0’〜‘19’の何
れにも該当しない場合、さらに、前記取得数値Q3が
‘20’〜‘29’の何れかに一致するか否か判断され
(S119)、両値が一致している場合には、前記拡縮
仮停止の表示指示がなされる(S117)。一方、前記
取得数値Q3が‘20’〜‘29’の何れにも該当しな
い場合、すなわち、前記取得数値Q3が‘30’〜‘3
5’の場合には、前記ゆれ仮停止の表示指示がなされる
(S113)。
【0073】なお、前記仮停止の表示態様(種類)の具
体例について、図20ないし図25を用いて説明する。
この実施例では、前記第1種始動入賞口10,11に遊
技球が入賞すると、図示しないが、前記特別図柄表示装
置43の画像表示部50の左側表示領域、右側表示領
域、中央表示領域で各特別図柄のスクロール(図では縦
スクロール)変動を開始する。前記スクロール変動開始
から所定時間経過した後(スクロール変動開始時も含
む。)、前記仮停止態様決定処理(S110)でゆれ仮
停止の表示指示(S113)がある場合には、まず、前
記左側表示領域の左特別図柄、右側表示領域の右特別図
柄、中央表示領域の中特別図柄の順にスクロール変動が
終了し、図20及び図21に示すように、スクロール変
動が終了した特別図柄(図では左特別図柄及び右特別図
柄)を上下或いは左右方向(図では上下方向)にゆれ変
動させ、その上下或いは左右方向(図では上下方向)の
ゆれ変動を繰り返し行う。
【0074】一方、前記仮停止態様決定処理(S11
0)で図柄回り仮停止の表示指示(S115)がある場
合には、まず、前記左特別図柄、右特別図柄、中特別図
柄の順にスクロール変動が終了し、図22及び図23に
示すように、スクロール変動が終了した特別図柄(図で
は左特別図柄及び右特別図柄)を時計回り或いは反時計
回り(図では反時計回り)に回転させる。
【0075】また、前記仮停止態様決定処理(S11
0)で拡縮仮停止の表示指示(S117)がある場合に
は、まず、前記左特別図柄、右特別図柄、中特別図柄の
順にスクロール変動が終了し、図24及び図25に示す
ように、スクロール変動が終了した特別図柄(図では左
特別図柄及び右特別図柄)の大きさを変化(拡大或いは
縮小)させ、その変化を繰り返し行う。
【0076】また、この実施例では、大当たり時と外れ
時とで、上述した各仮停止表示態様の選択確率を異なら
せているため、表示される仮停止表示態様によって判定
結果が当たりである可能性が異なるようにされている。
以下、詳述する。
【0077】まず、ゆれ仮停止の表示は、大当たりフラ
グA1の値が1の場合(大当たり時)には、前記ラベル
―TRND−T1の乱数範囲0〜35に対して、取得数
値Q3が30〜35の数値のときに選択される。つま
り、大当たりの場合には6/36の確率で選択される。
一方、大当たりフラグA1の値が0(外れ時)、かつリ
ーチ有りの場合には、前記取得数値Q3が10〜35の
ときに選択される。つまり、外れで、かつリーチ有りの
場合には26/36の確率で選択される。また、大当た
りフラグA1の値が0(外れ時)、かつリーチ無しの場
合には、前記取得数値Q3の数値によらず選択される。
このように、ゆれ仮停止の表示は大当たり時には選択さ
れ難く、外れ時には選択され易くなっており、この仮停
止表示がなされた場合には、判定結果が当たりである可
能性が低い。
【0078】一方、図柄回り仮停止の表示は、大当たり
フラグA1の値が1の場合(大当たり時)には、前記ラ
ベル―TRND−T1の乱数範囲0〜35に対して、前
記取得数値Q3が0〜19の数値のときに選択される。
つまり、大当たりの場合には20/36の確率で選択さ
れる。一方、大当たりフラグA1の値が0(外れ時)、
かつリーチ有りの場合には、前記取得数値Q3が0〜2
の数値のときに選択される。つまり、外れで、かつリー
チ有りの場合には3/36の確率で選択される。このよ
うに、図柄回り仮停止表示は大当たり時には選択され易
く、外れ時には選択され難くなっており、この仮停止表
示がなされた場合には、判定結果が当たりである可能性
が高い。
【0079】また、拡縮仮停止の表示は、大当たりフラ
グA1の値が1の場合(大当たり時)には、前記ラベル
―TRND−T1の乱数範囲0〜35に対して、前記取
得数値Q3が20〜29の数値のときに選択される。つ
まり、大当たりの場合には10/36の確率で選択され
る。一方、大当たりフラグA1の値が0(外れ時)、か
つリーチ有りの場合には、前記取得数値Q3が3〜9の
ときに選択される。つまり、外れで、かつリーチ有りの
場合には7/36の確率で選択される。このように、拡
縮仮停止表示は大当たり時には図柄回り仮停止より選択
され難く、かつゆれ仮停止より選択され易く、外れ時に
はゆれ仮停止より選択され難く、かつ図柄回り仮停止よ
り選択され易くなっており、この仮停止表示がなされた
場合には、大当たり時及び外れ時共に、判定結果が当た
りである可能性は中程度である。
【0080】仮当たり図柄決定処理(S120)におい
ては、大当たりが成立する場合に、特別図柄表示装置4
3の画像表示部50に、大当たり図柄組合せを確定停止
表示する前(この実施例では、前記再抽選前)に、仮停
止表示する仮当たり図柄組合せの決定が行われる。図1
3に示すように、この仮当たり図柄決定処理(S12
0)では、まず、大当たりフラグA1が1か否か確認さ
れ(S121)、該大当たりフラグA1が1の場合、つ
まり大当たり(特別遊技実行可)となる場合、前記ラベ
ル−TRND−KAZ1の記憶取得数値Q4が読み出さ
れ、その取得数値Q4に対して予め決められている図柄
の組合せが、画像表示部50に表示される仮当たり図柄
組合せとして決定され、画像表示部50の左側表示領
域、右側表示領域、中央表示領域で、各特別図柄がそれ
ぞれ所定時間変動表示された後に前記決定された仮当た
り図柄組合せで仮停止表示されるように指示する(S1
22)。
【0081】仮当たり図柄仮停止態様決定処理(S13
0)においては、大当たりが成立する場合に、特別図柄
表示装置43の画像表示部50に、仮当たり図柄組合せ
を仮停止表示する態様(種類)の決定がなされる。図1
4に示すように、この仮当たり図柄仮停止態様決定処理
(S130)では、最初に大当たりフラグA1が1か否
か確認され(S131)、該大当たりフラグA1が1の
場合、つまり大当たり(特別遊技実行可)となる場合、
ラベル―TRND−AZ1の記憶取得数値Q5が読み出
され、その取得数値Q5が‘1’,‘3’,‘5’,
‘7’の何れかであるか否か判断され(S132)、両
値が一致している場合には、画像表示部50における仮
当たり図柄組合せを図柄回り仮停止で表示する指示がな
される(S133)。
【0082】S132で前記取得数値Q5が‘0’,
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’の何れにも該当しない
場合、さらに、前記取得数値Q5が‘2’又は‘9’の
何れかに一致するか否か判断され(S134)、両値が
一致している場合には、画像表示部50における仮当た
り図柄組合せの各図柄を拡縮仮停止で表示する指示がな
される(S135)。一方、前記S134で、前記取得
数値Q5が‘2’又は‘9’の何れにも該当しない場
合、すなわち、前記取得数値Q5が‘4’,‘6’,
‘8’,‘10’, ‘11’の場合には、画像表示部
50における仮当たり図柄組合せの各図柄をゆれ仮停止
で表示する指示がなされる(S136)。
【0083】前記仮当たり図柄組合せを仮停止表示する
態様(種類)の具体例について説明する。この実施例で
は、前記仮当たり図柄仮停止態様決定処理(S130)
で図柄回り仮停止の表示指示(S133)がある場合に
は、例えば、図26に示すように、特別図柄表示装置4
3の画像表示部50に、スクロール変動が終了した同一
図柄である左特別図柄、右特別図柄、中特別図柄を時計
回り或いは反時計回りに回転させることにより、仮当た
り図柄組合せ(ここではぞろ目)を一旦揃えた状態で仮
停止表示させる。なお、前記図柄回り仮停止は、遊技者
に対し、仮停止状態であること、つまり、図柄が確定停
止していないことを容易に認識させることができる。
【0084】一方、前記仮当たり図柄仮停止態様決定処
理(S130)で拡縮仮停止の表示指示(S135)が
ある場合には、図示しないが、前記特別図柄表示装置4
3の画像表示部50に、スクロール変動が終了した同一
図柄である左特別図柄、右特別図柄、中特別図柄を拡大
或いは縮小させながら、仮当たり図柄組合せ(ここでは
ぞろ目)を一旦揃えた状態で仮停止表示させる。なお、
前記図柄の拡縮は、該図柄の大きさを通常の大きさから
拡大、縮小を経て該通常の大きさに戻る周期で行われ、
その周期及び速度が一定である。また、前記拡縮仮停止
によっても、遊技者に対し、仮停止状態であること、つ
まり、図柄が確定停止していないことを容易に認識させ
ることができる。
【0085】また、前記仮当たり図柄仮停止態様決定処
理(S130)でゆれ仮停止の表示指示(S136)が
ある場合には、図示しないが、前記特別図柄表示装置4
3の画像表示部50に、スクロール変動が終了した同一
図柄である左特別図柄、右特別図柄、中特別図柄を上下
或いは左右方向にゆれ変動させながら、仮当たり図柄組
合せ(ここではぞろ目)を一旦揃えた状態で仮停止表示
させる。
【0086】なお、この実施例では、前述のように、前
記ラベル―TRND−AZ1の取得数値Q5により仮停
止表示態様と大当たり図柄組合せが選択されるため、仮
当たり図柄組合せの仮停止表示態様により、特定の大当
たり図柄組合せ(ここでは、特別遊技終了後に確率変動
する第2大当たり図柄組合せ)で確定停止表示される可
能性(確率変動に対する信頼度)が異なっている。具体
的には、前記ラベル―TRND−AZ1の数値が
‘0’,‘1’,‘3’,‘5’,‘7’の場合には図
柄回り仮停止、‘2’,‘9’の場合には拡縮仮停止、
‘4’,‘6’,‘8’,‘10’,‘11’の場合に
はゆれ仮停止が選択される。したがって、図柄回り仮停
止は、大当たり図柄組合せ(奇数のぞろ目)により生じ
る確率変動に対する信頼度が80%(4/5)、また、
拡縮仮停止は、確率変動に対する信頼度が50%(1/
2)、さらに、ゆれ仮停止は、確率変動に対する信頼度
が20%(1/5)となっている。したがって、前記仮
当たり図柄組合せを仮停止表示する態様により、遊技者
の確率変動に対する期待感や興奮度を高めることができ
る。
【0087】また、上記の各仮停止表示態様により仮当
たり図柄組合せを所定時間仮停止させた後、一旦揃った
全ての特別図柄を揃った状態のまま一緒にスクロール変
動し、前記再抽選として、前記ラベル―TRND―AZ
1の取得数値に基づく大当たり図柄(組合せ)が確定停
止表示される。
【0088】ラウンド数選択処理(S140)において
は、図15に示すように、最初に、前記ラベル−TRN
D−AZ1の記憶取得数値Q5が読み出され、その取得
数値Q5が‘0’,‘2’,‘4’,‘6’,‘8’,
‘10’の何れかの偶数であるか否か判断され(S14
1)、前記数値Q5が偶数ではない場合、すなわち
‘1’,‘3’,‘5’,‘7’,‘9’,‘11’の
何れかの奇数である場合には、前記特別遊技実行時にお
けるラウンド数(大当たり継続権利の発生する最高回
数)が13ラウンド(回)に設定される(S142)。
一方、前記S141でラベル−TRND−AZ1の記憶
取得数値Q5が偶数の場合には、前記特別遊技実行時に
おけるラウンド数が15ラウンド(回)に設定される
(S143)。
【0089】確率設定処理(S150)においては、図
16に示すように、まず、大当たりフラグA1が1か否
か確認され(S151)、該大当たりフラグA1が1の
場合、つまり大当たり(特別遊技実行可)となる場合、
前記ラベル−TRND−AZ1の記憶取得数値Q5が読
み出され、その取得数値Q5が‘0’,‘2’,
‘4’,‘6’,‘8’,‘10’の何れかの偶数であ
るか否か判断され(S152)、前記取得数値Q5が偶
数ではない場合、すなわち‘1’,‘3’,‘5’,
‘7’,‘9’,‘11’の何れかの奇数である場合に
は高確率に設定され、確率変動フラグB1が1にセット
される(S153)。一方、前記S152でラベル−T
RND−AZ1の記憶取得数値Q5が偶数の場合には通
常確率(低確率)に設定され、確率変動フラグB1が0
にセットされる(S154)。
【0090】画像表示部50における表示処理(S16
0)では、リーチ決定処理(S80),確定停止特別図
柄決定処理(S90),仮停止態様決定処理(S11
0),仮当たり図柄決定処理(S120),仮当たり図
柄仮停止態様決定処理(S130)の指示に基づいて、
図17に示すように、画像表示部50の表示を行う(S
161)。なお、この実施例では、左特別図柄、右特別
図柄、中特別図柄の順で特別図柄の停止表示が行われて
いるが、停止順序はこれに限定されない。
【0091】また、この遊技機1のメイン処理Mでは、
前記普通図柄変動開始用ゲート19,21を遊技球が通
過したか否かが前記普通図柄変動開始スイッチの検出に
より確認され(S170)、該遊技球の通過があった場
合、ラベル−FRND−Aの更新数値Q9が取得され、
次いで、前記取得された数値Q9を、前記メイン制御回
路70のRAMの取得乱数記憶エリアに記憶してから、
普通図柄当たり当否判定処理(S180)、普通図柄表
示処理(S190)、始動入賞口開放処理(S200)
が実行される。ここで、前記S170で遊技球の通過な
しと判断された場合には、ラベル−FRND−Aの数値
取得及び普通図柄当たり当否判定処理(S180)は省
略され、普通図柄表示処理(S190)にジャンプす
る。なお、ラベル−FRND−Aの乱数取得については
図7に示す処理とカウンタ取得数値の取得時のみが異な
るため、前記説明に留めて図示は省略する。
【0092】普通図柄当たり当否判定処理(S180)
においては、下側第1種始動入賞口11の開放に対する
普通図柄当たり(小当たりとも称される。)の当否判定
処理が行われる。この普通図柄当たり当否判定処理(S
180)では、前記ラベル−FRND−Aの取得数値Q
9が普通図柄当たり数値である‘1’,‘3’,
‘5’,‘7’,‘9’の何れかの奇数と対比され、取
得数値Q9が奇数ならば普通図柄当たりとなり、普通図
柄当たりフラグC1が1にセットされる。なお、前記取
得数値Q9が‘0’,‘2’,‘4’,‘6’,‘8’
の何れかの偶数である場合、外れとなり、普通図柄当た
りフラグC1が0にセットされる。また、前記普通図柄
当たりか否かの判定は、前記普通図柄表示部45におけ
る普通図柄の変動表示開始時点で瞬時に行われる。
【0093】加えて、普通図柄当たり当否判定処理(S
180)では、前記ラベル−FRND−Aの取得数値Q
9に対して予め決められている普通図柄を、前記普通図
柄表示部45に停止表示図柄(普通図柄当たり当否判定
処理の判定結果)として表示するように指示する。この
実施例では、ラベル−FRND−Aの取得数値Q9がそ
のまま普通図柄表示部45に停止表示する普通図柄とし
て割り当てられている。
【0094】普通図柄表示処理(S190)では、最初
に、前記普通図柄当たり当否判定処理(S180)にお
ける普通図柄の表示指示があるか否か確認され、該指示
がある場合、前記普通図柄表示部45で普通図柄変動表
示中でないことを確認した後、前記確率変動フラグB1
が1に設定されているか否か、つまり確率変動中(図柄
変動時間短縮中)か否か判断され、確率変動中であれ
ば、短縮された変動表示時間(例えば約5.9秒間)普
通図柄を普通図柄表示部45で変動表示した後、前記普
通図柄当たり当否判定処理(S180)の普通図柄の表
示指示に基づき普通図柄を確定停止表示する。これに対
して、確率変動中でないと判断された場合には、通常の
変動表示時間(例えば約11.8秒間)普通図柄を普通
図柄表示部45で変動表示した後、前記普通図柄当たり
当否判定処理(S180)の普通図柄の表示指示に基づ
き前記普通図柄表示部45で普通図柄を確定停止表示す
る。
【0095】始動入賞口開放処理(S200)において
は、図18に示すように、まず、前記普通図柄当たりが
成立しているか否か、すなわち前記普通図柄当たりフラ
グC1の値が1か否か判断され(S201)、両値が一
致すれば、前記普通図柄表示部45の普通図柄の停止を
確認する(S202)と共に、現在下側第1種始動入賞
口11が開放していないことを確認した後(S20
3)、前記下側第1種始動入賞口11を拡開開放する
(S204)。
【0096】その後、前記確率変動フラグB1の値が1
か否か判断され(S205)、該フラグB1の値が1の
場合、すなわち現在確率変動中であると判断された場
合、前記下側第1種始動入賞口11の1.7秒間拡開開
放が3回なされたか(S206)、或いは第1種始動入
賞口10,11への入賞球数が6個に達するか(S20
7)の何れかの条件が成立したときに、前記下側第1種
始動入賞口11の拡開開放を終了(閉鎖)し(S20
8)、前記普通図柄当たりフラグC1の値を0にリセッ
トして(S209)、当該始動入賞口開放処理(S20
0)を終了する。一方、前記S205で確率変動フラグ
B1の値が1でないと判断された場合、すなわち通常遊
技状態中であると判断された場合、前記下側第1種始動
入賞口11の拡開開放時間が0.3秒経過するか(S2
10)、或いは第1種始動入賞口10,11への入賞球
数が6個に達するか(S207)の何れかの条件が成立
したときに、前記下側第1種始動入賞口11の拡開開放
を終了(閉鎖)し(S208)、前記普通図柄当たりフ
ラグC1の値を0にリセットして(S209)、当該始
動入賞口開放処理(S200)を終了する。
【0097】また、当該メイン処理Mでは、S220で
大当たりフラグA1の値が1か否か、つまり大当たりが
成立しているか否か確認され、前記大当たりフラグA1
の値が1であり、大当たりが成立している場合には、特
別遊技実行処理(S230)が実行される。なお、前記
S220で大当たり不成立と判断された場合には、特別
遊技実行処理(S230)は省略される。
【0098】特別遊技実行処理(S230)において
は、図19に示すように、最初に、特別遊技実行中フラ
グD1の値が1か否か判断され(S231)、該値が1
でなければ、前記画像表示部50における特別図柄の停
止表示の完了を確認してから(S232)、前記特別遊
技実行中フラグD1が1にセットされる(S233)と
共に、前記大当たりフラグA1の値が0にリセットされ
る(S234)。それと同時に、特別遊技実行手段(こ
の例ではメイン制御回路70が相当する。)の指示に基
づいて、前記大入賞口開放用ソレノイドの励磁により前
記大入賞口15の開閉板61を開放して遊技領域6表面
を落下してくる遊技球を受け止め、大入賞口15内へ入
賞可能にする、すなわち特別遊技(大当たり遊技)の実
行を開始する(S235)。なお、前記S232で特別
図柄の停止表示が完了していない場合、直ちに当該特別
遊技実行処理(S230)を終了する。
【0099】具体的に前記特別遊技の実行時において
は、前記開閉板61は、所定時間(例えば29.5秒)
経過後、或いは前記入賞球数カウントスイッチで検出さ
れた入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点
で閉じるようにされている。また、前記特定領域入賞口
63への入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出する毎
に前記開閉板61の開放を再度繰り返す継続権利が発生
し、前記開閉板61の開放を前記ラウンド数選択処理
(S140)で設定された大当たりラウンド数に基づい
て、所定最高回数(例えば最高13回又は15回)繰り
返す。そして、前記開閉板61の開放中に特定入賞球検
出スイッチによる入賞球の検出が無いか、或いは前記最
高回数の開閉板61の開放が終了するかの何れかの特別
遊技終了条件が成立すると、特別遊技は終了する(S2
36,237)と共に、前記特別遊技実行中フラグD1
の値が0にリセットされる(S238)。なお、前記大
入賞口15への入賞に対しては、1個の入賞につき所定
数、実施例では15個の遊技球が賞球払出装置により賞
品球として払い出される。
【0100】また、メイン処理Mにおいては、上述した
各処理の他、遊技状態時に必要となるその他の処理(S
240)、例えばエラーの処理等が行われて、爾後の処
理に備えて待機状態となる。
【0101】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構
成の一部を適宜に変更して実施することができる。例え
ば、上記実施例においては、前記画像表示部50におけ
る各特別図柄の仮停止がゆれ仮停止、図柄回り仮停止、
拡縮仮停止の3態様でなされているが、これに限定され
ず、例えば、該各特別図柄の仮停止を4態様とする等、
該仮停止態様の数や種類等は適宜としてよい。
【0102】また、上記実施例では、仮停止表示時にお
ける特別図柄のゆれ変動は、その表示開始から終了まで
の間、同方向及び同速度で行われているが、これに限定
されることなく、例えば、表示の途中で変動方向及び速
度を規則的或いは不規則的に変わるように図柄をゆれ変
動させてもよい。
【0103】さらに、上記実施例では、仮停止表示時に
おける特別図柄の図柄回転は、その表示開始から終了ま
での間、同回転方向及び同速度で行われているが、これ
に限定されることはなく、例えば、表示の途中で回転方
向及び速度を規則的或いは不規則的に変わるように図柄
を回転させてもよい。
【0104】加えて、上記実施例では、仮停止表示時に
おける特別図柄の大きさの拡縮(拡大或いは縮小)は、
その表示開始から終了までの間、該特別図柄の大きさを
通常の大きさから拡大、縮小を経て該通常の大きさに戻
る周期が一定であり、かつ前記拡縮の速度も一定として
行われているが、これに限定されることなく、例えば、
表示の途中で周期及び速度を規則的或いは不規則的に変
わるように図柄を拡縮させてもよい。
【0105】さらに加えて、上記実施例では、複数の大
当たり図柄組合せは、遊技者に第1遊技価値(確率変動
・時間短縮なし+ラウンド数15回)を付与する第1大
当たり図柄組合せ(偶数のぞろ目)と、遊技者に第2遊
技価値(確率変動・時間短縮あり+ラウンド数13回)
を付与する第2大当たり図柄組合せ(奇数のぞろ目)の
2種類とされているが、これに限定されない。例えば、
第1遊技価値を付与する第1大当たり図柄組合せ、第2
遊技価値を付与する第2大当たり図柄組合せ、さらに、
第3遊技価値を付与する第3大当たり図柄組合せのよう
に、遊技価値が異なる3種類以上の大当たり図柄組合せ
を設けるようにしてもよい。また、この場合には、ゆれ
仮停止表示時には第1大当たり図柄組合せが確定停止表
示され易く、図柄回り仮停止表示時には第2大当たり図
柄組合せが確定停止表示され易く、拡縮仮停止表示時に
は第3大当たり図柄組合せが確定停止され易くする等、
仮当たり図柄組合せの仮停止表示態様により、各大当た
り図柄組合せが確定停止表示される可能性が異なるよう
にしてもよい。
【0106】また、上記実施例では、パチンコ遊技機を
用いて説明してきたが、本発明はこれに限らず、コイン
遊技機やスロットマシン等、画像表示部の表示結果が予
め定められた特定の表示態様になった場合に、遊技者に
とって有利な遊技状態となるタイプの適宜の遊技機に適
用することができる。
【0107】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1の
発明に係る遊技機によれば、複数の図柄の確定停止表示
前に、複数の仮停止表示態様の内から1つを選択して図
柄を仮停止表示するため、今までにない表示態様を有す
ることになり、遊技者は従来の機種とは異なった新鮮な
遊技感覚を味わうことができ、遊技の趣向性を高めるこ
とができる。
【0108】また、請求項2の発明によれば、選択され
た仮停止表示態様により大当たりとなる可能性が異なる
ため、遊技者は該仮停止表示態様に注目し、大当たりへ
の期待感を抱いて遊技することができ、遊技の趣向性を
より高めることができる。
【0109】さらに、請求項3の発明に係る遊技機よれ
ば、複数の図柄が確定停止表示前に、複数の仮当たり停
止表示態様の内から1つを選択して仮当り図柄組合せを
仮停止表示するため、今までにない表示態様を有するこ
ととなり、遊技者は従来の機種とは異なった新鮮な遊技
感覚を味わうことができ、遊技の趣向性を高めることが
できる。
【0110】加えて、請求項4の発明によれば、選択さ
れた仮当たり停止表示態様により、遊技者に特定の遊技
価値を与える特定の大当たりとなる可能性が異なるた
め、遊技者は該仮当たり停止表示態様に注目し、さら
に、遊技者は付与される遊技価値への期待感を抱いて遊
技することができ、遊技の趣向性を一層高めることがで
きる。
【0111】さらに加えて、請求項5の発明によれば、
複数の大当たり図柄組合せには、少なくとも、遊技価値
の異なる第1大当たり図柄組合せと第2大当たり図柄組
合せを含み、選択された仮当たり停止表示態様により、
何れかの遊技価値を有する大当たりとなるかの可能性が
異なるため、遊技者は該仮当たり停止表示態様に注目
し、さらに、遊技者は何れの遊技価値が付与されるかへ
の期待感を抱いて遊技することができ、遊技の趣向性を
より一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る遊技機全体の正面図で
ある。
【図2】同遊技機の遊技盤の正面図である。
【図3】同遊技機のシステム制御を簡略に示すブロック
図である。
【図4】同遊技機の表示制御を簡略に示すブロック図で
ある。
【図5】同遊技機のメイン制御回路が実行するメイン処
理に関するフローチャートである。
【図6】乱数更新処理に関するフローチャートである。
【図7】乱数取得処理に関するフローチャートである。
【図8】大当たり当否判定処理に関するフローチャート
である。
【図9】リーチ決定処理に関するフローチャートであ
る。
【図10】確定停止特別図柄決定処理に関するフローチ
ャートである。
【図11】仮停止態様決定処理に関する第1フローチャ
ートである。
【図12】仮停止態様決定処理に関する第2フローチャ
ートである。
【図13】仮当たり図柄決定処理に関するフローチャー
トである。
【図14】仮当たり図柄仮停止態様決定処理に関するフ
ローチャートである。
【図15】ラウンド数選択処理に関するフローチャート
である。
【図16】確率設定処理に関するフローチャートであ
る。
【図17】画像表示部における表示処理に関するフロー
チャートである。
【図18】始動入賞口開放処理に関するフローチャート
である。
【図19】特別遊技実行処理に関するフローチャートで
ある。
【図20】同遊技機の画像表示部における一表示パター
ンの第1画像図である。
【図21】その第2画像図である。
【図22】その第3画像図である。
【図23】その第4画像図である。
【図24】その第5画像図である。
【図25】その第6画像図である。
【図26】その第7画像図である。
【符号の説明】
1 遊技機 3 遊技盤 9 表示装置 43 特別図柄表示装置 50 画像表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一色 俊徳 名古屋市中区丸の内2丁目17番3号 株式 会社サンセイアールアンドディ内 Fターム(参考) 2C088 AA35 AA36 AA37 AA39 AA42 CA19 EB55

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 判定開始条件の成立に起因して遊技の当
    たり外れを判定する当否判定手段と、 複数の図柄を変動表示した後、前記複数の図柄の内の一
    部又は全部を予め決定された図柄で仮停止表示する仮停
    止表示手段と、 前記当否判定手段による判定結果を予め決定された図柄
    組合せで確定停止表示する判定結果確定停止表示手段
    と、 前記当否判定手段による判定結果が当たりとなったこと
    に起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備
    えた遊技機において、 前記仮停止表示手段による仮停止表示態様を複数設け、
    仮停止表示時には前記複数の仮停止表示態様の内から1
    つを選択して表示することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 選択された仮停止表示態様により、前記
    当否判定手段による判定結果が当たりとなる可能性が異
    なることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 判定開始条件の成立に起因して遊技の当
    たり外れを判定する当否判定手段と、 複数の図柄を変動表示した後、前記当否判定手段におけ
    る判定結果が当たりの場合には予め決められた大当たり
    図柄組合せで確定停止表示し、判定結果が外れの場合に
    は予め決められた外れ図柄組合せで確定停止表示する判
    定結果確定停止表示手段と、 前記当否判定手段による判定結果が当たりとなったこと
    に起因して特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備
    えた遊技機において、 前記当否判定手段による判定結果が当たりの場合には、
    前記大当たり図柄組合せで確定停止表示する前に予め決
    定された仮当たり図柄組合せで仮停止表示する仮当たり
    停止表示手段と、 前記仮当たり停止表示手段による仮当たり停止表示態様
    を複数設け、仮当たり停止表示時には前記複数の仮当た
    り停止表示態様の内から1つを選択して表示することを
    特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 大当たり図柄組合せを複数有し、該複数
    の大当たり図柄組合せには、遊技者に特定の遊技価値を
    与える特定の大当たり図柄組合せを含み、 前記仮当たり停止表示手段により選択された仮当たり停
    止表示態様により、前記特定の大当たり図柄組合せが確
    定停止表示される可能性が異なることを特徴とする請求
    項3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 大当たり図柄組合せを複数有し、該複数
    の大当たり図柄組合せには、少なくとも、遊技者に第1
    の遊技価値を与える第1大当たり図柄組合せと、遊技者
    に該第1の遊技価値とは異なる第2の遊技価値を与える
    第2大当たり図柄組合せを含み、 前記仮当たり停止表示手段により選択された仮当たり停
    止表示態様により、前記遊技価値の異なる何れかの大当
    たり図柄組合せで確定停止表示される可能性が異なるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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