JP2002186722A - 表示制御装置、遊技機、表示制御方法及び表示制御プログラムが記録された可読記録媒体 - Google Patents

表示制御装置、遊技機、表示制御方法及び表示制御プログラムが記録された可読記録媒体

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JP2002186722A
JP2002186722A JP2000387243A JP2000387243A JP2002186722A JP 2002186722 A JP2002186722 A JP 2002186722A JP 2000387243 A JP2000387243 A JP 2000387243A JP 2000387243 A JP2000387243 A JP 2000387243A JP 2002186722 A JP2002186722 A JP 2002186722A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者の期待感や興奮度を効果的に高めるこ
とができるようにする。 【解決手段】 本体制御部50の信号出力手段から出力
される図柄表示信号を受信したことに関連して開動作抽
選部521cにより表示被覆部を開くか否かの抽選を行
うと共に、予告抽選部521eにより予告表示部34に
おける予告内容の抽選を行い、表示被覆部を開くことが
抽選決定された場合に駆動部40により表示被覆部を開
き、予告表示部34に抽選決定された予告内容の表示を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の表示制御装置、この表示制御装置が適用される遊技
機、パチンコ遊技機等の表示制御方法及び表示制御プロ
グラムが記録された可読記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技者の操作に応じてゲームが進
行され、そのゲーム結果に応じた価値が付与される遊技
機の1つであるパチンコ遊技機は、盤面の略中央にLC
D(Liquid Crystal Display)等からなる画像表示部が
配設されて構成されたものが主流となっている。
【0003】このようなパチンコ遊技機では、画像表示
部に例えば3つの表示領域が横方向に形成されると共
に、始動入賞口に打球が入賞することにより各表示領域
に複数の図柄が変動表示(例えば、縦方向にスクロール
表示)され、一定時間経過後に各表示領域の図柄が停止
表示(例えば、スクロール表示が停止)されたときに各
図柄が予め設定された図柄と一致していると、所定時間
が経過するまで特定の遊技状態(いわゆる、大当りの状
態)になって大当り入賞口が開口される。この結果、打
球の多くが大当り入賞口に導かれ、多量の賞球の払出が
行われるようになっている。
【0004】また、3つの表示領域に表示される図柄の
色彩等を変化させたり、画像表示部に表示させる背景画
を変化させたりすることで所定の確率でリーチが成立す
ることを予告する、いわゆるリーチ予告を行うことによ
り遊技者の興味を増大させるようなことも行われてい
る。
【0005】また、3つの表示領域のうち2つの表示領
域に表示される図柄が一致して停止した状態(すなわ
ち、リーチが成立した状態)になった後の残る1つの表
示領域に表示される図柄の移動速度を遅くしたり(いわ
ゆる、ロングリーチ)、その図柄を通常とは異なるパタ
ーンで表示したり(いわゆる、スペシャルリーチ)する
ことで所定の確率で大当りになることを予告する、いわ
ゆる大当り予告を行うことにより遊技者の興味を増大さ
せるようなことも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のパチンコ遊技機
では、上記のようにリーチ予告を行うようにすること
で、リーチ予告が行われたときには遊技者にリーチにな
るのではないかという大きな期待感を抱かせることがで
き、遊技者の興奮度を高めることができる。また、大当
り予告を行うようにすることで、大当り予告が行われた
ときには遊技者に大当りになるのではないかという大き
な期待感を抱かせることができ、遊技者の興奮度を高め
ることができる。
【0007】しかしながら、従来のパチンコ遊技機等で
は、背景画や図柄等の変化が単純であることから大当り
になること等に対する期待感を遊技者に抱かせるのには
一定の限界があり、その故に遊技者の興奮度を高めるこ
とに関して改良の余地が残されていた。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、遊技者の期待感や興奮度を効果的に高めるこ
とができる遊技機における表示制御装置、遊技機、表示
制御方法及び表示制御プログラムが記録された可読記録
媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、入賞口に入った遊技玉に関する
当り及び外れ情報を報知するための図柄が表示される画
像表示部と、この画像表示部に図柄を表示するための図
柄表示信号を出力する信号出力手段とを有する遊技機に
おける表示制御装置であって、前記図柄の表示に関連す
る予告を行うための予告表示部と、この予告表示部を開
閉可能に覆う表示被覆部と、前記信号出力手段から出力
される図柄表示信号を受信したことに関連して前記表示
被覆部の開動作を行うか否かの抽選を行う開動作抽選手
段と、前記図柄表示信号を受信したことに関連して前記
予告表示部における予告内容の抽選を行う予告抽選手段
と、前記表示被覆部の開動作が抽選決定されたことに応
じて当該表示被覆部を開く被覆部駆動手段と、前記表示
被覆部が開かれるときに前記予告表示部に抽選決定され
た予告内容の表示を行う予告表示手段とを備えたことを
特徴としている。
【0010】また、請求項7の発明は、入賞口に入った
遊技玉に関する当り及び外れ情報を報知するための図柄
が表示される画像表示部を備えた遊技機であって、前記
画像表示部に図柄を表示するための図柄表示信号を出力
する信号出力手段と、前記図柄の表示に関連する予告を
行うための予告表示部と、この予告表示部を開閉可能に
覆う表示被覆部と、前記信号出力手段から図柄表示信号
が出力されたことに関連して前記表示被覆部の開動作を
行うか否かの抽選を行う開動作抽選手段と、前記図柄表
示信号が出力されたことに関連して前記予告表示部にお
ける予告内容の抽選を行う予告抽選手段と、前記表示被
覆部の開動作が抽選決定されたことに応じて当該表示被
覆部を開く被覆部駆動手段と、前記表示被覆部が開かれ
るときに前記予告表示部に抽選決定された予告内容の表
示を行う予告表示手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項13及び請求項19の発明
は、入賞口に入った遊技玉に関する当り及び外れ情報を
報知するための図柄を信号出力手段から出力される図柄
表示信号に基づいて画像表示部に表示するようにした遊
技機における図柄の表示に関連する予告を行う表示制御
方法及び表示制御プログラムが記録された可読記録媒体
であって、前記信号出力手段から出力される図柄表示信
号を受信したことに関連し、前記予告を行うための予告
表示部を開閉可能に覆う表示被覆部の開動作を行うか否
かの抽選を行うステップと、前記図柄表示信号を受信し
たことに関連し、前記予告表示部における予告内容の抽
選を行うステップと、前記表示被覆部の開動作が抽選決
定されたことに応じて当該表示被覆部を開くステップ
と、前記表示被覆部が開かれるときに前記予告表示部に
抽選決定された予告内容の表示を行うステップとを備え
たことを特徴としている。
【0012】これらの構成及び方法によれば、信号出力
手段から図柄表示信号を受信した場合、表示被覆部の開
動作を行うか否かの抽選が行われると共に、予行表示部
に表示する予告内容の抽選が行われる。そして、表示被
覆部の開動作が抽選決定された場合、表示被覆部が開か
れ、予行表示部に抽選決定された予告内容の表示が行わ
れる。これにより、例えば、予告内容が大当りの予告を
行うものである場合には、遊技者に大当りになるのでは
ないかという期待感を抱かせることができ、遊技者の興
奮度を効果的に高めることができる。なお、予告内容
は、リーチ成立の可能性を予告するものや、確率変動が
行われる可能性を予告するもの等であってもよい。いず
れの場合でも、その予告内容に対応する期待感を抱かせ
ることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る表示制御装置が適用されたパチンコ遊技機の外観構成
を示す図である。この図において、パチンコ遊技機10
は、盤面12と、盤面12の下方に位置する賞球用の上
受け皿14と、上受け皿14の下方に位置する賞球用の
下受け皿16と、下受け皿16の右端に位置する打球操
作を行うためのハンドル18とを備えている。
【0014】盤面12には、周縁部に円形状に配設され
た打球の誘導レール20と、略中央部に配設された画像
表示部22と、画像表示部22の上方位置に配設された
予告演出部24と、画像表示部22の下方位置に配設さ
れた始動入賞口26と、始動入賞口26の下方に配設さ
れた大当り入賞口28と、大当り入賞口28の下方に配
設されたアウト口30と、盤面12の背面側に配設さ
れ、パチンコ遊技機10の動作を制御する制御部32と
を備えている。
【0015】また、盤面12には、他の入賞口、風車、
飾りランプ等が配設されているが、図示を省略してい
る。画像表示部22は、LCD(Liquid Crystal Displ
ay)やCRTディスプレイ等から構成されたものであ
り、その表示面221に背景画及び図柄が表示されるも
のである。
【0016】すなわち、本実施形態では、背景画として
例えば肉食恐竜や草食恐竜等の恐竜類を登場させ、種々
の演出を行うようになっている。また、表示面221に
3つの表示領域を形成する一方、始動入賞口26に打球
が入賞したときに各表示領域に、例えば、「0〜9」の
10種類の数字及び「D,S」の2種類のアルファベッ
トからなる合計12種類の図柄(絵柄)を順次繰り返し
て連続的に変動表示(例えば、スクロール表示等の移動
している表示状態)させるようになっている。この変動
表示されている図柄は、所定のタイミングで停止表示
(停止した表示状態)されるようになっている。
【0017】これら12種類の図柄は、本実施形態で
は、始動入賞口26に入賞した各遊技玉についての当り
及び外れ情報を画像表示部22の各表示領域に停止表示
される3つの図柄の組み合せにより報知するものであ
る。すなわち、本実施形態では、3つの表示領域におけ
る各図柄の種類(「3」や「7」等)が一致した状態で
停止表示されたときに大当りの状態を報知するように設
定され、3つの表示領域における各図柄の種類が不一致
の状態で停止表示されたときに大当りではない状態(外
れの状態)を報知するように設定されている。なお、図
柄は、数字やアルファベット等の文字により構成された
ものに限るものではなく、図形や記号等で構成されたも
のであってもよい。
【0018】予告演出部24は、本実施形態では大当り
予告(大当りになる確率、すなわち、すべての図柄が一
致した状態で停止表示される確率を予告すること。)を
行うものであり、図2に示すように、7セグメントLE
D(Light Emitting Diode)等の表示素子からなる予告
表示部34と、この予告表示部34を覆う恐竜の頭部を
模した表示被覆部36とから構成されている。この予告
表示部34は、本実施形態では、3文字の表示が可能と
なるように構成されたものである。
【0019】また、表示被覆部36は、恐竜の口部を構
成する上顎部361及び下顎部362とから構成され、
これら上顎部361及び下顎部362が後述する被覆部
駆動手段42により開閉可能に構成されてなるものであ
る。すなわち、図2(a)に示すように、上顎部361
及び下顎部362が開いているときには予告表示部34
が見える状態となり、図2(b)に示すように、上顎部
361及び下顎部362が閉じているときには予告表示
部34が隠れた状態となるようになっている。
【0020】この表示被覆部36は、本実施形態では、
図3に示すように、4つのリンクアームからなるリンク
機構38とソレノイド等の駆動部40とからなる被覆部
駆動手段42により開閉可能とされている。すなわち、
リンク機構38は、端部が第1のピン継手381で接続
された互いに隣接する辺をなす短い第1のリンクアーム
382及び第2のリンクアーム383と、中央部が第2
のピン継手384で接続された互いに隣接する辺をなす
長い第3のリンクアーム385及び第4のリンクアーム
386とから構成されている。
【0021】第1のリンクアーム382と第3のリンク
アーム385とは端部が第3のピン継手387で接続さ
れ、第2のリンクアーム383と第4のリンクアーム3
86とは端部が第4のピン継手388で接続されてい
る。また、第1のピン継手381及び第2のピン継手3
84とは、ガイド部材により横方向にスライド可能とさ
れ、第4のリンクアーム386のピン継手388近傍に
駆動部40のプランジャー(移動シャフト)401が接
続されている。
【0022】また、第3のリンクアーム385の先端側
には表示被覆部36を構成する下顎部362が取り付け
られ、第4のリンクアーム386の先端側には表示被覆
部36を構成する上顎部361が取り付けられており、
上顎部361と下顎部362との間に予告表示部34が
位置固定された状態で配設されている。
【0023】この構成により、駆動部40が非駆動状態
にあるときには、図3(a)に示すように、プランジャ
ー401が上方に押し上げられた状態にあるため、第1
のピン継手381と第2のピン継手384とが左右方向
に互いに離反した状態となり、第3のピン継手387と
第4のピン継手388とが互いに近接した状態となる結
果、第4のリンクアーム386の先端側の上顎部361
と、第3のリンクアーム385の先端側の下顎部362
とが閉じた状態(すなわち、恐竜の口部が閉口した状
態)となる。
【0024】また、駆動部40が通電されて駆動状態に
あるときには、図3(b)に示すように、プランジャー
401が吸引されて下方に引き下げられた状態となるた
め、第1のピン継手381と第2のピン継手384とが
互いに近接した状態となり、第3のピン継手387と第
4のピン継手388とが互いに離反した状態となる結
果、第4のリンクアーム386の先端側の上顎部361
と、第3のリンクアーム385の先端側の下顎部362
とが開いた状態(すなわち、恐竜の口部が開口した状
態)となる。
【0025】この予告演出部24は、本実施形態では大
当り予告を行うものであり、例えば、画像表示部22の
3つの表示領域のうちの2つの表示領域に表示される図
柄が一致して停止した状態(すなわち、リーチが成立し
た状態)になったとき等に、所定の確率で表示被覆部3
6の上顎部361と下顎部362とが開いた状態になる
と共に、所定の合成音声が出力され、内部に配設されて
いる予告表示部34に大当りになる確率が表示されるよ
うになっている。
【0026】すなわち、始動入賞口26に入賞した遊技
玉が当り玉(すなわち、大当りになる遊技玉)である場
合には、高い確率で表示被覆部36の開動作が抽選決定
(すなわち、表示被覆部36を開けるか否かが抽選決
定)され、遊技玉が外れ玉(すなわち、大当りにならな
い遊技玉)の場合、低い確率で表示被覆部36の開動作
が抽選決定されるようになっている。これにより、表示
被覆部36が開かれた場合には、大当りになるのではな
いかという大きな期待感を遊技者に抱かせることがで
き、遊技者の興奮度を効果的に高めることができる。
【0027】また、始動入賞口26に入賞した遊技玉が
当り玉の場合、予め設定してある複数の数値(例えば、
10%〜90%の数値範囲における10%単位の数値)
のうちから大きい数値が高い確率で抽選決定され、小さ
い数値が低い確率で抽選決定されるようになっている
(例えば、90%の数値が90%の確率で抽選決定さ
れ、10%の数値が10%の確率で抽選決定され
る。)。
【0028】また、始動入賞口26に入賞した遊技玉が
外れ玉の場合、予め設定してある複数の数値(例えば、
10%〜90%の数値範囲における10%単位の数値)
のうちから小さい数値が高い確率で抽選決定され、大き
い数値が低い確率で抽選決定されるようになっている
(例えば、10%の数値が90%の確率で抽選決定さ
れ、90%の数値が10%の確率で抽選決定され
る。)。
【0029】このように構成することで、大きい数値が
予告表示部34に表示される場合には、高い確率で大当
りになるのではないかという大きな期待感を遊技者に抱
かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めるこ
とができる。また、小さい数値が予告表示部34に表示
される場合でも、ひょっとして大当りになるかも知れな
いという期待感を遊技者に抱かせることができ、遊技者
の興奮度を効果的に高めることができる。
【0030】これらの抽選確率は、予めテーブル形式で
後述する第2のROM522に記憶させておき、必要に
応じて第2のROM522から読み出すようにしてもよ
く、あるいは所定の計算式を後述する第2のROM52
2に記憶させておき、必要に応じて第2のROM522
から計算式を読み出して計算することにより決定するよ
うにしてもよい。
【0031】図4は、制御部32の構成を示すブロック
図である。この制御部32は、始動入賞口26に入賞し
た遊技玉についての当り及び外れの抽選処理や停止図柄
の抽選処理等の所定の処理を実行する本体制御部50
と、図柄の表示処理や予告表示処理等の所定の処理を実
行する表示制御部52とから構成されている。なお、こ
こでは、大当りの予告表示を行うための構成を中心に図
示している。
【0032】本体制御部50は、本体制御装置を構成す
るものであり、所定の演算乃至制御処理を行う第1のC
PU(Central Processing Unit)501と、所定のゲ
ーム実行プログラム及び各種データが記憶された第1の
ROM(Read-Only Memory)502と、処理データを一
時的に記憶する第1のRAM(Random Access Memory)
503とを備えている。これら第1のCPU501、第
1のROM502及び第1のRAM503は、所定の配
線基板上に配設されたものである。なお、第1のRAM
503には、後述する各種抽選結果を記憶する領域が設
定されている。
【0033】この第1のCPU501には、始動入賞口
26に入賞した打球を検出するセンサを備えた入賞検出
部261が接続され、この入賞検出部261から出力さ
れた検出信号が第1のCPU501に入力されるように
なっている。また、第1のCPU501には、大当り入
賞部28に設けられているソレノイド等の入賞駆動部2
81が接続されており、第1のCPU501から出力さ
れる駆動信号により入賞駆動部281が駆動され、大当
り入賞部28が開放状態になるようになっている。ま
た、第1のCPU501には、盤面12に配設されてい
る図略の飾りランプ等が動作可能に接続されており、第
1のCPU501から出力される駆動信号により駆動さ
れるようになっているが図示を省略している。
【0034】また、第1のCPU501には、入賞判別
部501a、当り及び外れ抽選部501b、停止図柄抽
選部501c、変動種別抽選部501d、停止図柄信号
伝送部501e、変動表示信号伝送部501f、及び、
遊技形態変更部501gの各機能実現部を備えている。
【0035】入賞判別部501aは、始動入賞口26に
打球が入賞した(入った)か否かを判別するものであ
る。すなわち、入賞判別部501aは、始動入賞口26
に入賞した打球を検出する入賞検出部261から出力さ
れる信号の有無により入賞の有無を判別するものであ
る。
【0036】当り及び外れ抽選部501bは、始動入賞
口26に打球が入賞したとき、その入賞した遊技玉を当
り玉(当り)にするか外れ玉(外れ)にするかを抽選す
るものである。上記のように、この当り玉とは大当りに
なる遊技玉をいい、外れ玉とは大当りにならない遊技玉
をいう。すなわち、大当りになる確率が例えば300分
の1に設定されているとすると、例えばカウンタを高速
で1〜300までカウントアップする一方、そのカウン
トアップ中の数値をランダムに1つ選択する。この選択
した数値が予め設定した当り数値であると当り玉になる
ように設定され、予め設定した当り数値でないと外れ玉
になるように設定されている。この抽選結果は、入賞し
た各遊技玉に対応させて第1のRAM503に記憶され
る。
【0037】停止図柄抽選部501cは、画像表示部2
2において変動表示される12種類の図柄のうち、3つ
の表示領域について何れの図柄を停止表示させるかを入
賞した各遊技玉について始動入賞口26に打球が入賞し
たときに抽選により決定するものである。
【0038】すなわち、各表示領域に上記のように12
種類の図柄のいずれかが表示されるものとすると、例え
ば各表示領域についてカウンタを高速で1〜12までカ
ウントアップする一方、そのカウントアップ中の数値を
ランダムに1つ選択し、例えば3つの表示領域に停止表
示させる各図柄を「7」と決定(入賞した遊技玉が当り
の場合)したり、3つの表示領域のうちの左右の表示領
域に停止表示させる図柄を「7」と決定すると共に、中
央の表示領域の図柄を「5」と決定(入賞した遊技玉が
外れの場合)したりする。
【0039】これにより、画像表示部22の3つの表示
領域の図柄をすべて一致した状態で停止表示させる第1
の停止表示状態(第1の停止表示モード)、2つの表示
領域(例えば、左右の表示領域)の図柄を一致した状態
で停止表示させ、残る1つの表示領域(例えば、中央の
表示領域)の図柄を他の2つとは異なる図柄で停止表示
させる第2の停止表示状態(第2の停止表示モード)、
及び、3つの表示領域の図柄をすべて不一致の状態で停
止表示させる第3の停止表示状態(第3の停止表示モー
ド)のうちのいずれか1つの停止表示状態が設定される
ことになる。これらの抽選結果は、入賞した各遊技玉に
対応させて第1のRAM503に記憶されるようになっ
ている。
【0040】なお、3つの表示領域の図柄をすべて一致
した状態で停止表示させる第1の停止表示モードは、始
動入賞口26に入賞した遊技玉が当り玉である場合に確
率100%で抽選決定されることになり、2つの表示領
域の図柄を一致した状態で停止表示させ、残る1つの表
示領域の図柄を他の2つとは異なる図柄で停止表示させ
る第2の停止表示モード及び3つの表示領域の図柄をす
べて不一致の状態で停止表示させる第3の停止表示モー
ドは、始動入賞口26に入賞した遊技玉が外れ玉である
場合に予め設定した所定の確率で抽選決定されることに
なる。
【0041】変動種別抽選部501dは、画像表示部2
2の3つの表示領域における各図柄の変動動作の開始か
ら変動動作の停止に至るまでの種々の変動表示種別(変
動表示モードの種類)を当り及び外れ抽選部501bに
よる抽選結果、及び、停止図柄抽選部501cによる抽
選結果に基づいて抽選決定するものである。
【0042】すなわち、本実施形態では、リーチが成立
する場合には、リーチが成立した状態(画像表示部22
における3つの表示領域のうち、2つの表示領域に表示
される図柄が一致して停止した状態)になるまでの各図
柄の変動表示に複数の変動表示モードが設定されてお
り、そのうちの1つの変動表示モードが抽選決定される
ようになっている。なお、リーチが成立しない場合に
は、例えば、予め設定された所定パターンで変動表示が
実行される。
【0043】また、リーチが成立した後の残る1つの表
示領域(例えば、中央の表示領域)に表示される図柄の
変動表示にいわゆるロングリーチやスペシャルリーチ等
の複数の変動表示モード(リーチ演出モード)が設定さ
れ、そのうちの1つの変動表示モードが抽選決定される
ようになっている。
【0044】これらの変動表示種別は、入賞した各遊技
玉について始動入賞口26に打球が入賞したときに予め
抽選により決定しておくものであり、これらの変動表示
種別の抽選結果は、入賞した各遊技玉に対応させて第1
のRAM503に記憶されるようになっている。
【0045】停止図柄信号伝送部501eは、停止図柄
抽選部501cにより抽選決定された停止図柄情報を第
1のRAM503から読み出して停止図柄信号として表
示制御部52側に伝送(送信)するものである。変動表
示信号伝送部501fは、変動種別抽選部501dによ
り抽選決定された変動表示種別情報を第1のRAM50
3から読み出して変動表示種別信号として表示制御部5
2側に伝送(送信)するものである。なお、停止図柄信
号及び変動表示種別信号により図柄表示信号が構成され
る。
【0046】遊技形態変更部501gは、始動入賞口2
6に入賞した打球が当り及び外れ抽選部501bにより
当り玉と抽選決定された場合、その抽選決定から一定時
間が経過したときに大当り入賞口28を一定時間だけ開
放させることにより多くの打球が大当り入賞口28に入
賞するようにするものである。これにより、多数の賞球
が上受け皿14に排出されるようになっている。なお、
当り玉に抽選決定されてから大当り入賞口28が開放さ
れるまでの時間は、画像表示部22の3つの表示領域に
おける図柄が一致した状態で停止するタイミングに合致
するように設定されている。
【0047】表示制御部52は、表示制御装置を構成す
るものであり、所定の演算乃至制御処理を行う第2のC
PU(Central Processing Unit)521と、所定のゲ
ーム実行プログラム及び各種データが記憶された第2の
ROM(Read-Only Memory)522と、処理データを一
時的に記憶する第2のRAM(Random Access Memory)
523とを備えている。これら第2のCPU521、第
2のROM522及び第2のRAM523は、本体制御
部50を構成する第1のCPU501、第1のROM5
02及び第1のRAM503とは別の配線基板上に配設
されたものである。
【0048】なお、第2のROM522には、背景画を
表示するための背景画情報、図柄を表示するための図柄
情報、大当り予告を行うための予告内容である確率(例
えば、10%、20%、30%、70%、80%、90
%の各数値)等が記憶されている。また、第2のRAM
523には、図柄に関連する情報を記憶する領域が設定
されている。
【0049】また、第2のCPU521には、画像表示
部22が接続されており、その表示面221に背景画及
び図柄が表示されるようになっている。また、この第2
のCPU521には、予告表示部34及び駆動部40が
接続されており、駆動部40が駆動されて表示被覆部3
6の口部が開口され、表示被覆部36の内部に配設され
ている予告表示部34に大当りになる確率(大当り予
告)が表示されるようになっている。
【0050】また、第2のCPU521には、音声処理
部54を介して音声出力部56が接続されており、表示
被覆部36の口部が開口されたときに音声出力部56か
ら所定の音声(後述する「ガオー」)が出力されるよう
になっている。この音声処理部54は、所定の演算乃至
制御処理を行う第3のCPU(Central Processing Uni
t)541と、所定の処理プログラム及び各種データが
記憶された第3のROM(Read-Only Memory)542
と、処理データを一時的に記憶する第3のRAM(Rand
om Access Memory)543とを備えている。また、音声
出力部56は、増幅回路部とスピーカとを備えている。
なお、第3のROM542には、例えば恐竜の鳴き声で
ある「ガオー」という合成音声が記憶されている。
【0051】また、第2のCPU521には、背景画及
び図柄表示部521a、図柄表示信号判別部521b、
開動作抽選部521c、動作抽選判別部521d、予告
抽選部521e、左図柄停止処理部521f、右図柄停
止処理部521g、中図柄停止処理部521h、予告演
出表示部521i、及び、リーチ演出表示部521jの
各機能実現部を備えている。
【0052】背景画及び図柄表示部521aは、第2の
ROM522に記憶されている背景画情報及び図柄情報
を読み出して背景画及び図柄を画像表示部22に表示す
るものである。背景画として本実施形態では上述したよ
うに肉食恐竜や草食恐竜等を表示し、この表示した恐竜
等に種々の動作を行わせることにより各種演出が実行さ
れる。また、図柄として本実施形態では上述したように
「0〜9」の10種類の数字及び「D,S」の2種類の
アルファベットからなる合計12種類の図柄を表示し、
始動入賞口26に入賞した遊技玉についての当り及び外
れ情報を報知する一方、その表示態様により遊技者に大
当りになるのではないかという期待感を持たせるように
している。なお、打球が始動入賞口26に入賞するまで
は少なくとも図柄は静止した状態となっており、始動入
賞口26に打球が入賞したときに図柄の変動表示動作が
開始される。
【0053】図柄表示信号判別部521bは、本体制御
部50から送信された停止図柄信号及び変動表示種別信
号からなる図柄表示信号を受信したか否かを判別するも
のである。この本体制御部50から送信されてきた図柄
表示信号は、第2のRAM523に記憶されるようにな
っている。
【0054】開動作抽選部521cは、図柄表示信号を
構成している停止図柄信号及び変動表示種別信号に基づ
いて予告表示部34を覆っている表示被覆部36をリー
チが成立したとき等に開くか否か(すなわち、表示被覆
部36の開動作を行うか否か)を抽選決定するものであ
る。この抽選決定は、始動入賞口26に入賞した遊技玉
が当り玉である場合、高い確率で表示被覆部36の開動
作(開動作モード)が抽選決定され、遊技玉が外れ玉の
場合、低い確率で表示被覆部36の開動作(開動作モー
ド)が抽選決定されるようになっている。
【0055】この確率は、停止表示される図柄及び図柄
の変動表示種別に対応して予め設定してある補正値によ
り補正されるようになっている。例えば、停止図柄が
「7」等の場合や変動表示種別がスペシャルリーチ等の
場合には、さらに高い確率で開動作が抽選決定されるよ
うになっている。これにより、表示被覆部36の口部が
開かれる場合には、大当りになるのではないかという大
きな期待感を遊技者に抱かせることができ、遊技者の興
奮度を効果的に高めることができる。
【0056】なお、この抽選決定は、例えば、カウンタ
を高速で繰り返してカウントアップする一方、そのカウ
ントアップ中の数値をランダムに1つ選択し、予め設定
してある数値と一致したときに開動作が決定されること
になる。この抽選決定された内容は、第2のRAM52
3に記憶されるようになっている。
【0057】動作抽選判別部521dは、開動作抽選部
521cにより表示被覆部36の開動作が抽選されたか
否かを判別するものである。この判別は、開動作抽選部
521cから出力される信号の種別を判別することで実
行される。
【0058】予告抽選部521eは、例えばリーチが成
立する場合に予告表示部34に表示する大当りになる確
率を抽選決定するものである。この抽選決定は、上記し
たように、始動入賞口26に入賞した遊技玉が当り玉の
場合、予め設定してある複数の数値のうちから大きい数
値が高い確率で抽選決定され、小さい数値が低い確率で
抽選決定されるようになっている。また、始動入賞口2
6に入賞した遊技玉が外れ玉の場合、予め設定してある
複数の数値のうちから小さい数値が高い確率で抽選決定
され、大きい数値が低い確率で抽選決定されるようにな
っている。
【0059】この確率は、停止表示される図柄及び図柄
の変動表示種別に対応して予め設定してある補正値によ
り補正されるようになっている。例えば、停止図柄が
「7」等の場合や変動表示種別がスペシャルリーチ等の
場合には、大きい数値がさらに高い確率で抽選決定され
るようになっている。これにより、大きい数値が予告表
示部34に表示される場合には、高い確率で大当りにな
るのではないかという大きな期待感を遊技者に抱かせる
ことができ、遊技者の興奮度を効果的に高めることがで
きる。また、小さい数値が予告表示部34に表示される
場合でも、ひょっとして大当りになるかも知れないとい
う期待感を遊技者に抱かせることができ、遊技者の興奮
度を効果的に高めることができる。
【0060】なお、この抽選決定は、例えば、カウンタ
を高速でカウントアップする一方、そのカウントアップ
中の数値をランダムに1つ選択し、この選択した数値に
対応する第2のROM522に記憶されている数値を読
み出すことで実行されるようになっている。この抽選決
定された予告内容は、第2のRAM523に記憶される
ようになっている。
【0061】左図柄停止処理部521fは、画像表示部
22の表示面221における左図柄の変動表示動作を停
止させるものであり、右図柄停止処理部521gは、画
像表示部22の表示面221における右図柄の変動表示
動作を停止させるものである。また、中図柄停止処理部
521hは、画像表示部22の表示面221における中
図柄の変動表示動作を停止させるものである。これらの
停止処理は、各位置の図柄について変動表示が開始され
てから予め設定されている所定の時間に達したときに実
行される。
【0062】予告演出表示部521iは、表示被覆部3
6の開動作が抽選決定されていることを条件に、リーチ
が成立したとき等の所定のタイミングで表示被覆部36
の口部を開かせると共に、その口部が開いたときに音声
処理部54の第3のROM542に記憶されている合成
音声データを読み出して音声出力部56から所定の音声
(後述する「ガオー」)を出力させ、同時に予告表示部
34に抽選決定されている所定の数値を表示するもので
ある。
【0063】リーチ演出表示部521jは、リーチが成
立したときに変動表示中の残る1つの図柄についてリー
チ演出を実行するものである。すなわち、予め設定され
ている複数のリーチ演出モードのうちの1つのリーチ演
出モードが本体制御部32の変動種別抽選部501dに
より抽選決定されており、この抽選決定されたリーチ演
出モードに基づいてリーチ演出が行われる。
【0064】図5は、本体制御部50の図柄の表示に関
連する制御動作の一例を説明するためのフローチャート
である。このフローチャートに基づいて本体制御部50
の制御動作を説明すると、最初に始動入賞口26に打球
が入賞したか否かが入賞判別部501aにより判別され
る(ステップST1)。この判別が肯定されると、その
遊技玉を当り玉にするか外れ玉にするかの抽選が当り及
び外れ抽選部501bにより行われる(ステップST
3)。この当り玉とは上述したように大当りになる遊技
玉であり、外れ玉とは大当りにならない遊技玉のことで
ある。なお、ステップST1で判定が否定されると、入
賞口に遊技玉が入賞するまで待機する。
【0065】次いで、画像表示部22の3つの表示領域
にそれぞれ表示される12種類の図柄のうちから如何な
る図柄を停止図柄とするかを各表示領域について決定す
る抽選が停止図柄抽選部501cにより行われ(ステッ
プST5)、その後に変動表示種別の抽選が変動種別抽
選部501dにより行われる(ステップST7)。この
変動表示種別の抽選は、上記のように、始動入賞口26
に入賞した遊技玉についての当り及び外れ抽選部501
bによる当り又は外れの抽選結果及び停止図柄抽選部5
01cによる停止図柄の抽選結果に基づき、各表示領域
の図柄について変動表示から停止表示に至るまでの変動
表示モードを決定するものである。
【0066】次いで、変動表示種別信号が変動表示信号
伝送部501fにより表示制御部52側に送信され(ス
テップST9)、引き続いて停止図柄信号が停止図柄信
号伝送部501eにより表示制御部52側に送信される
(ステップST11)。なお、これらの変動表示種別信
号及び停止図柄信号は図柄表示信号を構成するものであ
り、各信号を個別に送信せずに表示制御部52側に同時
に送信するようにしてもよい。
【0067】図6及び図7は、表示制御部52の図柄の
表示に関連する制御動作の一例を説明するためのフロー
チャートである。このフローチャートに基づいて表示制
御部52の制御動作を説明すると、最初に本体制御部5
0側から送信されてきた図柄表示信号を受信したか否か
が図柄表示信号判別部521bにより判別される(ステ
ップST21)。なお、この図柄表示信号は、変動表示
種別信号及び停止図柄信号から構成されたものであり、
各信号が別個に送信されてくるときは個別に判別が実行
されることになる。
【0068】このステップST21での判別が肯定され
ると、受信した図柄表示信号がリーチ演出を実行するも
のであるか否かが判別され(ステップST23)、この
判別が肯定されると、開動作抽選部521cにより表示
被覆部36の口部を開くか否かの抽選が行われる(ステ
ップST25)。すなわち、始動入賞口26に入賞した
遊技玉が当り玉の場合には、高い確率(例えば、80%
〜90%)で開動作が抽選決定され、始動入賞口26に
入賞した遊技玉が外れ玉の場合には、低い確率(例え
ば、10%〜20%)で開動作が抽選決定されるように
なっている。これにより、表示被覆部36の口部が開か
れるときには大当りになるのではないかという大きな期
待感を遊技者に抱かせることができ、遊技者の興奮度を
効果的に高めることができる。
【0069】次いで、表示被覆部36の開動作が抽選決
定されたか否かが動作抽選判別部521dにより判別さ
れ(ステップST27)、この判別が肯定されると予告
表示部34に表示する大当りの予告内容(すなわち、大
当りになる確率であり、例えば10%、20%、30
%、70%、80%及び90%のうちの1の数値)の抽
選が予告抽選部521eにより行われる(ステップST
29)。この抽選決定された予告内容は第2のRAM5
23に記憶される。
【0070】次いで、画像表示部22の表示面221の
3つの表示領域に所定の図柄が背景画及び図柄表示手段
341aにより背景画と共に表示され、その図柄の変動
表示が開始される(ステップST31)。この変動表示
は、変動種別抽選部501dにより抽選決定された変動
表示モードで実行される。
【0071】そして、予め設定されている時間が経過し
たときに変動表示中の左図柄(左端の表示領域に表示さ
れる図柄)が左図柄停止処理部521fにより停止表示
され(ステップST33)、続いて変動表示中の右図柄
(右端の表示領域に表示される図柄)が右図柄停止処理
部521gにより左図柄と同種の図柄で停止表示され
(ステップST35)、これによりリーチが成立した状
態となる。なお、左図柄又は右図柄が停止表示された後
に再度変動表示が行われるような表示パターンも存在
し、この場合には停止表示されたか否かの判別が繰り返
して実行されることになる。
【0072】次いで、表示被覆部36の開動作が抽選決
定されたか否かが再び動作抽選判別部521dにより判
別され(ステップST37)、この判別が肯定されると
予告演出部24の作動が開始される(ステップST3
9)。すなわち、表示被覆部36が開かれると共に、音
声出力部56から恐竜の鳴き声である「ガオー」という
音声が出力され、予告表示部34に予告内容である大当
りになる確率が表示される。
【0073】この表示被覆部36が開き、かつ「ガオ
ー」という音声が出力されることで、遊技者に対して大
当りになるのではないかという期待感を抱かせることが
できる。さらに、表示被覆部36が開いて予告表示部3
4に確率が表示されることで、遊技者に対して大当りに
なるのではないかという期待感を引き続き抱かせること
ができ、遊技者の興奮度を効果的に高めることができ
る。
【0074】次いで、所定の時間が経過すると、受信し
た図柄表示信号を構成している変動表示種別信号に基づ
いてリーチ演出表示部521jにより上述した所定パタ
ーンのリーチ演出表示が実行される(ステップST4
1)。なお、ステップST37で判別が否定されたと
き、予告演出が実行されることなく、ステップST41
に移行する。
【0075】そして、予め設定されている時間が経過し
たときに変動表示中の中図柄(中央の表示領域に表示さ
れる図柄)が中図柄停止処理部521hにより停止表示
され(ステップST43)、一連の図柄表示動作が終了
すると共に予告演出部24の作動が終了する(ステップ
ST45)。この中図柄は、大当りの場合には左右の図
柄と同種の図柄で停止表示され、大当りでない場合には
左右の図柄とは異なる図柄で停止表示されることにな
る。なお、この時点でリーチ演出動作が終了したものと
して本体制御部50から確定信号が送信され、この確定
信号を受信することで図柄の完全停止が行われる。
【0076】一方、ステップST23で判別が否定され
ると、リーチ演出が行われない縦スクロール等の通常の
変動表示が行われ(ステップST47)、所定の時間が
経過すると左図柄、右図柄及び中図柄が互いに異なる図
柄で停止表示され、確定信号を受信することで図柄の完
全停止が行われる。
【0077】上記のように構成された本実施形態に係る
表示制御装置及びこの表示制御装置が適用される遊技機
では、表示被覆部36の開動作が抽選決定されたことに
応じて表示被覆部36を開くと共に、音声出力部56か
ら所定の音声を出力し、予告表示部34に抽選決定され
た予告内容の表示を行うようにしている。このため、表
示被覆部36が開かれ、所定の音声が出力されることで
遊技者に大当りになるのではないかという期待感を抱か
せることができ、さらに予告表示部34に大当りになる
確率が表示されることで遊技者に大当りになるのではな
いかという期待感を引き続き抱かせることができ、遊技
者の興奮度を効果的に高めることができる。
【0078】なお、本発明は、上記実施形態のものに限
定されるものではなく、以下に述べるように種々の変形
態様を採用することができる。
【0079】(1)上記実施形態では、パチンコ遊技機
を例示して説明しているが、本発明はパチンコ遊技機に
限るものではなく、遊技者の操作に応じて実行プログラ
ムに従ったゲームが進行され、そのゲーム結果に応じた
価値(賞球等)が付与されるもので画像表示部や予告演
出表示部を備えた遊技機であれば、スロットマシン等の
他の遊技機であっても適用可能である。従って、本明細
書でいう遊技玉は、パチンコ遊技機の場合にはゲームを
実行するための媒体となるパチンコ玉を指し、スロット
マシンの場合にはゲームを実行するための媒体となるコ
インを指すものであって、各種遊技機に適したゲームを
実行するための媒体となるものであれば如何なる形態の
ものであってもよい。
【0080】(2)上記実施形態では、本体制御部50
に当り及び外れ抽選部501b、停止図柄抽選部501
c等の種々の機能実現部を具備しているが、それらの機
能実現部の一部を表示制御部52に具備させるようにす
ることもできる。また、表示制御部52に開動作抽選部
521c、予告抽選部521e等の種々の機能実現部を
具備しているが、それらの機能実現部の一部を本体制御
部50に具備させるようにすることもできる。
【0081】(3)上記実施形態では、本体制御部50
と表示制御部52とは、それぞれ別の配線基板上に構成
するようにしているが、それらを同一の配線基板上に構
成するようにしてもよい。このようにした場合、CPU
501,521、ROM502,522、RAM50
3,523等をそれぞれ一方の素子で兼用するようにす
ることも可能である。また、このように本体制御部50
と表示制御部52とを一体に構成する場合等には、例え
ば図柄表示信号判別手段521b等は必ずしも必要とし
ない。
【0082】(4)上記実施形態では、画像表示部22
に図柄を表示する3つの表示領域を形成しているが、こ
れに限るものではない。例えば、図柄を表示する表示領
域を2つだけにしたり、4つ以上とすることも可能であ
る。また、図柄が例えば上下方向や上下斜め方向等にス
クロール表示されるようにした場合、図柄を湾曲状に変
動表示させる等して各表示領域が互いに部分的に交差す
るように設定することも可能である。要は、所定の図柄
が停止表示されるときに各表示領域が明確に区画される
ようになっていればよい。
【0083】(5)上記実施形態では、表示被覆部36
の口部が開かれるときに所定の合成音声(例えば、「ガ
オー」)が出力されるようになっているが、この合成音
声は1種類だけに限るものではない。例えば、予告表示
部34に表示される数値が高くなるに従って合成音声が
繰り返し出力(例えば、「ガオー」、「ガオー」、…
…)されるようにしたり、音量が高くなるようにした
り、音質が変わるようにしたり、内容が異なるようにし
たりすることができる。
【0084】また、この合成音声は、音楽等であっても
よい。音楽の場合、予告表示部34に表示される数値が
高くなるに従って例えば曲目がより勇壮なものとなるよ
うにすることができる。このように合成音声の出力態様
を異ならせるようにした場合、その合成音声の内容に応
じて大当りに対する期待感を異ならせるようにすること
ができ、遊技者の興奮度をより効果的に高めるようにす
ることができる。
【0085】また、この合成音声の出力は必ずしも必須
のものではなく、表示被覆部36を開くようにするだけ
であってもよい。このように合成音声を出力させない場
合でも、単に予告表示部34に予告内容を表示するだけ
のものに比べると、遊技者に大当りになるのではないか
という期待感をより効果的に抱かせることができ、遊技
者の興奮度をより効果的に高めることができる。
【0086】(6)上記実施形態では、音声処理部54
及び音声出力部56は表示制御部52の第2のCPU5
21に接続されているが、これら音声処理部54及び音
声出力部56を本体制御部50の第1のCPU501に
接続するようにしてもよい。この場合、例えば、表示被
覆部36が開かれるタイミングで所定の合成音声(例え
ば、「ガオー」)が出力されるようにしておけばよい。
【0087】(7)上記実施形態では、予告表示部34
に表示される予告内容である確率を表わす数値は10%
単位で表示するようにしているが、連続値で表示するよ
うにすることも可能である。また、10%単位で表示す
る場合でも、例えば、次のようにして抽選決定するよう
にしてもよい。
【0088】すなわち、大きい複数の数値の組み合わせ
からなる第1の数値グループと、小さい複数の数値の組
み合わせからなる第2の数値グループとを設定してお
く。そして、始動入賞口26に入賞した遊技玉が当り玉
の場合、高い確率で第1の数値グループのうちから1の
数値が抽選決定され、低い確率で第2の数値グループの
うちから1の数値が抽選決定されるようにする。また、
始動入賞口26に入賞した遊技玉が外れ玉の場合、高い
確率で第2の数値グループのうちから1の数値が抽選決
定され、低い確率で第1の数値グループのうちから1の
数値が抽選決定されるようにする。
【0089】(8)上記実施形態では、予告表示部34
の予告内容の抽選は、表示被覆部36の開動作が抽選決
定された場合に行うようにしているが、これに限定され
るものではない。例えば、表示被覆部36の開動作の抽
選と、予告表示部34の予告内容の抽選とを並行して行
うようにしてもよい。このようにした場合、予告表示部
34へは、表示被覆部36が開かれるときにのみ予告内
容の表示を行うようにしてもよいし、表示被覆部36が
開かれていないときにも予告表示が行われているように
なっていてもよい。
【0090】また、表示被覆部36の開動作を行うか否
かの抽選を行う前に、図柄表示信号が出力されたときや
図柄表示信号を受信したとき等に予告表示部34の予告
を行うか否かを抽選し、予告を行うことが決定された場
合に予告表示部34の予告内容の抽選と表示被覆部36
の開動作を行うか否かの抽選を行うようにしたり、予告
を行うことが決定された場合に予告表示部34の予告内
容の抽選を行う一方、表示被覆部36は必ず開くように
したりしてもよい。
【0091】また、リーチが成立する場合にのみ予告表
示部34に予告内容の表示を行うようにしているが、リ
ーチが成立しない場合でも予告表示を行う(例えば、低
い確率で)ようにすることも可能である。このようにす
ると、実際にはリーチが成立しない場合でも遊技者に期
待感を持たせることができる。
【0092】(9)上記実施形態では、表示被覆部36
を開いたときには予告表示部34が見える状態となり、
表示被覆部36を閉じたときには予告表示部34が隠れ
る状態となるようにしているが、表示被覆部36を左右
方向や上下方向に回転可能に構成し、表示被覆部36を
回転させることで予告表示部34を見える状態と隠れる
状態とにすることもできる。また、表示被覆部36を左
右方向や上下方向にスライド可能に構成し、表示被覆部
36をスライドさせることで予告表示部34を見える状
態と隠れる状態とにすることもできる。このような表示
被覆部36の回転やスライドによる場合でも、表示被覆
部36の予告表示部34に対する開閉動作であることに
相違ない。
【0093】(10)上記実施形態では、表示被覆部3
6は、恐竜の頭部を模した口部を構成する上顎部361
及び下顎部362から構成したものであるが、これに限
るものではない。例えば、半球体を上下に開閉可能に2
分割し、この2分割した半球体により構成することもで
きる。また、半球体を例えば180°回転させることで
予告表示部34を見える状態と隠れる状態とにすること
もできる。また、板体を上下に開閉可能に2分割し、こ
の2分割した板体により構成することもできる。
【0094】(11)上記実施形態では、予告表示部3
4は大当りになる可能性を確率として具体的な数値で表
示するようにしたものであるが、このような数値で予告
するものに限るものではない。例えば、大当りになる可
能性のレベルをグループ別けし、可能性の高い順にA,
B,C等の符号や記号等でランク表示したり、絵等でラ
ンク表示したりすることもできる。
【0095】(12)上記実施形態では、予告表示部3
4は大当りになる可能性を予告するようにしたものであ
るが、これに限るものではない。例えば、リーチ予告や
確率変動予告を大当り予告と同様の方法で実行すること
ができる。なお、大当り予告、リーチ予告、確率変動予
告等は、いずれも画像表示部22の複数の表示領域にお
ける図柄の表示に関連する予告ということができる。
【0096】ここで、リーチ予告とは、リーチが成立す
る前にリーチが成立する可能性を予告するものである。
従って、この場合、表示制御部52の予告抽選部521
eはリーチが成立する確率を大当りの場合と同様に抽選
決定することになる。このリーチ予告の場合でも、大当
りになる可能性のレベルをグループ別けし、可能性の高
い順にA,B,C等の符号や記号等でランク表示した
り、絵等でランク表示したりしてもよい。
【0097】また、確率変動予告とは、例えば、3つの
表示領域に表示された図柄が一致した状態(すなわち、
大当りの状態)で停止した場合であって、その図柄が確
率変動(その後の大当りになる確率が高くなること。)
される特定の図柄(例えば、「3」や「7」)でないと
きに一旦停止した図柄を再度変動表示させて最初とは異
なる図柄で再停止表示させる場合、その再停止表示され
る図柄が確率変動される特定の図柄(例えば、「3」や
「7」)になる可能性を予告するものである。従って、
この場合、表示制御部52の予告抽選部521eは確率
変動される状態になる確率を大当りの場合と同様に抽選
決定することになる。この確率変動予告の場合でも、そ
の確率変動される状態になる可能性のレベルをグループ
別けし、可能性の高い順にA,B,C等の符号や記号等
でランク表示したり、絵等でランク表示したりしてもよ
い。
【0098】(13)上記実施形態では、予告演出部2
4の動作はリーチが成立したときに実行されるようにし
ているが、これに限るものではない。例えば、各図柄の
変動表示動作中や何れかの図柄が最初に停止したとき等
に行うようにしてもよい。これは、大当り予告の場合に
限らず、リーチ予告、確率変動予告等の場合でも同様で
ある。
【0099】以上説明したように、請求項1に係る表示
制御装置は、図柄の表示に関連する予告を行うための予
告表示部と、この予告表示部を開閉可能に覆う表示被覆
部と、信号出力手段から出力される図柄表示信号を受信
したことに関連して表示被覆部の開動作を行うか否かの
抽選を行う開動作抽選手段と、図柄表示信号を受信した
ことに関連して予告表示部における予告内容の抽選を行
う予告抽選手段と、表示被覆部の開動作が抽選決定され
たことに応じて当該表示被覆部を開く被覆部駆動手段
と、表示被覆部が開かれるときに予告表示部に抽選決定
された予告内容の表示を行う予告表示手段とを備えたも
のである。
【0100】これにより、表示被覆部が開かれること
で、予告内容が例えば大当りに関するものである場合に
大当りになるのではないかという期待感を遊技者に抱か
せることができる。また、予告表示部に予告内容が表示
されることで、大当りになるのではないかという期待感
を引き続いて遊技者に抱かせることができ、遊技者の興
奮度を効果的に高めることができる。この場合、予告表
示部に表示される予告内容が大当りになる確率の高いも
のであるときは、大当りに対する大きな期待感と興奮度
を遊技者に与えることができる。
【0101】また、予告表示部に表示される予告内容が
大当りになる確率の低いものであっても、ひょっとして
大当りになるかも知れないという期待感を遊技者に抱か
せることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めること
ができる。なお、予告内容がリーチや確率変動等の図柄
の表示に関連する他の予告である場合には、その予告内
容に応じた期待感を大当り予告の場合と同様に遊技者に
効果的に抱かせることができる。
【0102】また、請求項2に係る表示制御装置は、請
求項1に係るものにおいて、当り及び外れ情報が画像表
示部に変動表示される複数の図柄をそれぞれ所定位置に
停止表示させることで報知され、当該停止表示される図
柄が入賞口に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に対応し
て決定され、図柄表示信号が停止表示される図柄情報を
含むものであって、開動作抽選手段が停止表示される図
柄と関連づけて表示被覆部の開動作を行うか否かを抽選
決定するものであり、予告抽選手段が停止表示される図
柄と関連づけて予告内容を抽選決定するものであっても
よい。
【0103】これにより、停止表示される図柄と関連づ
けて表示被覆部の開動作を行うか否かが抽選決定される
と共に、停止表示される図柄と関連づけて予告内容が抽
選決定されることから、停止表示される図柄が特定のも
のであるときに遊技者に対して大当り等へのより大きな
期待感を抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的
に高めることができる。
【0104】また、請求項3に係る表示制御装置は、請
求項2に係るものにおいて、入賞口に入った遊技玉が当
該入賞口に入ったときに当り及び外れのいずれか一方に
決定され、前記停止表示される図柄が当該当り又は外れ
の決定結果に関連して決定されるものであってもよい。
【0105】これにより、入賞口に入った遊技玉の当り
又は外れの決定結果に関連して停止図柄が抽選決定され
ることから、停止表示される図柄が特定のものであると
きに遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感を抱
かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めるこ
とができる。
【0106】また、請求項4に係る表示制御装置は、請
求項2又は3に係るものにおいて、複数の図柄が停止表
示されるまでの変動表示に複数の変動表示種別を有し、
当該変動表示種別が入賞口に遊技玉が入ったときに当該
遊技玉に対応して決定され、図柄表示信号が変動表示種
別の決定結果を含むものであって、開動作抽選手段が変
動表示種別の決定結果と関連づけて表示被覆部の開動作
を行うか否かを抽選決定するものであり、予告抽選手段
が、変動表示種別の決定結果と関連づけて予告内容を抽
選決定するものであってもよい。
【0107】これにより、変動表示種別の決定結果に関
連して表示被覆部の開動作を行うか否かが抽選決定さ
れ、変動表示種別の決定結果に関連して予告内容が抽選
決定されることから、図柄の変動表示が特定のものであ
るときに遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感
を抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高め
ることができる。
【0108】また、請求項5に係る表示制御装置は、請
求項4に係るものにおいて、入賞口に入った遊技玉が当
該入賞口に入ったときに当り及び外れのいずれか一方に
決定され、変動表示種別が当該当り又は外れの決定結果
に関連して決定されるものであってもよい。
【0109】これにより、入賞口に入った遊技玉の当り
又は外れの決定結果に関連して変動表示種別が抽選決定
されることから、変動表示種別が特定のものであるとき
に遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感を抱か
せることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めること
ができる。
【0110】また、請求項6に係る表示制御装置は、請
求項1乃至5のいずれかに係るものにおいて、表示被覆
部の開動作に関連して所定の音声を出力する音声出力部
を備えていてもよい。
【0111】これにより、予告表示部を覆っている表示
被覆部が開いたときに音声出力部から所定の音声が出力
されることから、遊技者を予告表示部に注目させること
ができると共に、遊技者に対して大当り等への期待感を
抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高める
ことができる。
【0112】また、請求項7に係る遊技機は、画像表示
部に図柄を表示するための図柄表示信号を出力する信号
出力手段と、図柄の表示に関連する予告を行うための予
告表示部と、予告表示部を開閉可能に覆う表示被覆部
と、信号出力手段から図柄表示信号が出力されたことに
関連して表示被覆部の開動作を行うか否かの抽選を行う
開動作抽選手段と、図柄表示信号が出力されたことに関
連して予告表示部における予告内容の抽選を行う予告抽
選手段と、表示被覆部の開動作が抽選決定されたことに
応じて当該表示被覆部を開く被覆部駆動手段と、表示被
覆部が開かれるときに予告表示部に抽選決定された予告
内容の表示を行う予告表示手段とを備えたものである。
【0113】これにより、表示被覆部が開かれること
で、予告内容が例えば大当りに関するものである場合に
大当りになるのではないかという期待感を遊技者に抱か
せることができる。また、予告表示部に予告内容が表示
されることで、大当りになるのではないかという期待感
を引き続いて遊技者に抱かせることができ、遊技者の興
奮度を効果的に高めることができる。この場合、予告表
示部に表示される予告内容が大当りになる確率の高いも
のであるときは、大当りに対する大きな期待感と興奮度
を遊技者に与えることができる。
【0114】また、予告表示部に表示される予告内容が
大当りになる確率の低いものであっても、ひょっとして
大当りになるかも知れないという期待感を遊技者に抱か
せることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めること
ができる。なお、予告内容がリーチや確率変動等の図柄
の表示に関連する他の予告である場合には、その予告内
容に応じた期待感を大当り予告の場合と同様に遊技者に
効果的に抱かせることができる。
【0115】また、請求項8に係る遊技機は、請求項7
に係るものにおいて、画像表示部に変動表示される複数
の図柄がそれぞれ所定位置に停止表示されることで当り
及び外れ情報が報知されるものであって、入賞口に遊技
玉が入ったときに当該遊技玉に対応して停止表示させる
図柄を抽選決定する停止図柄抽選手段を備え、信号出力
手段から出力される図柄表示信号が停止図柄抽選手段に
より抽選決定された図柄情報を含み、開動作抽選手段が
停止表示される図柄と関連づけて表示被覆部の開動作を
行うか否かを抽選決定するものであり、予告抽選手段が
停止表示される図柄と関連づけて予告内容を抽選決定す
るものであってもよい。
【0116】これにより、停止表示される図柄と関連づ
けて表示被覆部の開動作を行うか否かが抽選決定される
と共に、停止表示される図柄と関連づけて予告内容が抽
選決定されることから、停止表示される図柄が特定のも
のであるときに遊技者に対して大当り等へのより大きな
期待感を抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的
に高めることができる。
【0117】また、請求項9に係る遊技機は、請求項8
に係るものにおいて、入賞口に入った遊技玉について当
り及び外れのいずれか一方に決定する当り及び外れ抽選
手段を備え、停止表示される図柄が当り及び外れ抽選手
段による当り又は外れの決定結果に関連して抽選決定さ
れるものであってもよい。
【0118】これにより、入賞口に入った遊技玉の当り
又は外れの決定結果に関連して停止図柄が抽選決定され
ることから、停止表示される図柄が特定のものであると
きに遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感を抱
かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めるこ
とができる。
【0119】また、請求項10に係る遊技機は、請求項
8又は9に係るものにおいて、複数の図柄が停止表示さ
れるまでの変動表示に複数の変動表示種別を有するもの
であって、入賞口に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に
対応して所定の変動表示種別を抽選決定する変動種別抽
選手段を備え、信号出力手段から出力される図柄表示信
号が変動種別抽選手段により抽選決定された変動表示種
別の決定結果を含み、開動作抽選手段が変動表示種別の
決定結果と関連づけて表示被覆部の開動作を行うか否か
を抽選決定するものであり、予告抽選手段が変動表示種
別の決定結果と関連づけて予告内容を抽選決定するもの
であってもよい。
【0120】これにより、変動表示種別の決定結果に関
連して表示被覆部の開動作を行うか否かが抽選決定さ
れ、変動表示種別の決定結果に関連して予告内容が抽選
決定されることから、図柄の変動表示が特定のものであ
るときに遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感
を抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高め
ることができる。
【0121】また、請求項11に係る遊技機は、請求項
10に係るものにおいて、入賞口に入った遊技玉につい
て当り及び外れのいずれか一方に決定する当り及び外れ
抽選手段を備え、変動表示種別が当り及び外れ抽選手段
による当り又は外れの決定結果に関連して抽選決定され
るものであってもよい。
【0122】これにより、入賞口に入った遊技玉の当り
又は外れの決定結果に関連して変動表示種別が抽選決定
されることから、変動表示種別が特定のものであるとき
に遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感を抱か
せることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めること
ができる。
【0123】また、請求項12に係る遊技機は、請求項
7乃至11のいずれかに係るものにおいて、表示被覆部
の開動作に関連して所定の音声を出力する音声出力部を
備えていてもよい。
【0124】これにより、予告表示部を覆っている表示
被覆部が開いたときに音声出力部から所定の音声が出力
されることから、遊技者を予告表示部に注目させること
ができると共に、遊技者に対して大当り等への期待感を
抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高める
ことができる。
【0125】また、請求項13に係る表示制御方法は、
信号出力手段から出力される図柄表示信号を受信したこ
とに関連し、図柄の表示に関連する予告を行うための予
告表示部を開閉可能に覆う表示被覆部の開動作を行うか
否かの抽選を行うステップと、図柄表示信号を受信した
ことに関連し、予告表示部における予告内容の抽選を行
うステップと、表示被覆部の開動作が抽選決定されたこ
とに応じて当該表示被覆部を開くステップと、表示被覆
部が開かれるときに予告表示部に抽選決定された予告内
容の表示を行うステップとを備えたものである。
【0126】これにより、表示被覆部が開かれること
で、予告内容が例えば大当りに関するものである場合に
大当りになるのではないかという期待感を遊技者に抱か
せることができる。また、予告表示部に予告内容が表示
されることで、大当りになるのではないかという期待感
を引き続いて遊技者に抱かせることができ、遊技者の興
奮度を効果的に高めることができる。この場合、予告表
示部に表示される予告内容が大当りになる確率の高いも
のであるときは、大当りに対する大きな期待感と興奮度
を遊技者に与えることができる。
【0127】また、予告表示部に表示される予告内容が
大当りになる確率の低いものであっても、ひょっとして
大当りになるかも知れないという期待感を遊技者に抱か
せることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めること
ができる。なお、予告内容がリーチや確率変動等の図柄
の表示に関連する他の予告である場合には、その予告内
容に応じた期待感を大当り予告の場合と同様に遊技者に
効果的に抱かせることができる。
【0128】また、請求項14に係る表示制御方法は、
請求項13に係る方法において、当り及び外れ情報が画
像表示部に変動表示される複数の図柄がそれぞれ所定位
置に停止表示されることで報知され、当該停止表示され
る図柄が入賞口に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に対
応して決定されるものであって、開動作の抽選を停止表
示される図柄と関連づけて行い、予告内容の抽選を停止
表示される図柄と関連づけて行うようにしてもよい。
【0129】これにより、停止表示される図柄と関連づ
けて表示被覆部の開動作を行うか否かが抽選決定される
と共に、停止表示される図柄と関連づけて予告内容が抽
選決定されることから、停止表示される図柄が特定のも
のであるときに遊技者に対して大当り等へのより大きな
期待感を抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的
に高めることができる。
【0130】また、請求項15に係る表示制御方法は、
請求項14に係る方法において、入賞口に入った遊技玉
が当該入賞口に入ったときに当り及び外れのいずれか一
方に決定され、停止表示される図柄が当該当り又は外れ
の決定結果に関連して決定されるようにしてもよい。
【0131】これにより、入賞口に入った遊技玉の当り
又は外れの決定結果に関連して停止図柄が抽選決定され
ることから、停止表示される図柄が特定のものであると
きに遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感を抱
かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めるこ
とができる。
【0132】また、請求項16に係る表示制御方法は、
請求項14又は15に係る方法において、複数の図柄が
停止表示されるまでの変動表示に複数の変動表示種別を
有し、当該変動表示種別は入賞口に遊技玉が入ったとき
に当該遊技玉に対応して決定されるものであって、開動
作の抽選を変動表示種別の決定結果と関連づけて行い、
予告内容の抽選を変動表示種別の決定結果と関連づけて
行うようにしてもよい。
【0133】これにより、変動表示種別の決定結果に関
連して表示被覆部の開動作を行うか否かが抽選決定さ
れ、変動表示種別の決定結果に関連して予告内容が抽選
決定されることから、図柄の変動表示が特定のものであ
るときに遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感
を抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高め
ることができる。
【0134】また、請求項17に係る表示制御方法は、
請求項16に係る方法において、入賞口に入った遊技玉
が当該入賞口に入ったときに当り及び外れのいずれか一
方に決定され、変動表示種別が当該当り又は外れの決定
結果に関連して決定されるようにしてもよい。
【0135】これにより、入賞口に入った遊技玉の当り
又は外れの決定結果に関連して変動表示種別が抽選決定
されることから、変動表示種別が特定のものであるとき
に遊技者に対して大当り等へのより大きな期待感を抱か
せることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めること
ができる。
【0136】また、請求項18に係る表示制御方法は、
請求項13乃至17に係る方法において、表示被覆部の
開動作に関連して音声出力部から音声を出力するステッ
プを備えていてもよい。
【0137】これにより、予告表示部を覆っている表示
被覆部が開いたときに音声出力部から所定の音声が出力
されることから、遊技者を予告表示部に注目させること
ができると共に、遊技者に対して大当り等への期待感を
抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に高める
ことができる。
【0138】また、請求項19に係る可読記録媒体は、
信号出力手段から出力される図柄表示信号を受信したこ
とに関連し、図柄の表示に関連する予告を行うための予
告表示部を開閉可能に覆う表示被覆部の開動作を行うか
否かの抽選を行うステップと、図柄表示信号を受信した
ことに関連し、予告表示部における予告内容の抽選を行
うステップと、表示被覆部の開動作が抽選決定されたこ
とに応じて当該表示被覆部を開くステップと、表示被覆
部が開かれるときに予告表示部に抽選決定された予告内
容の表示を行うステップとを備えた表示制御プログラム
が記録されたものである。
【0139】これにより、表示被覆部が開かれること
で、予告内容が例えば大当りに関するものである場合に
大当りになるのではないかという期待感を遊技者に抱か
せることができる。また、予告表示部に予告内容が表示
されることで、大当りになるのではないかという期待感
を引き続いて遊技者に抱かせることができ、遊技者の興
奮度を効果的に高めることができる。この場合、予告表
示部に表示される予告内容が大当りになる確率の高いも
のであるときは、大当りに対する大きな期待感と興奮度
を遊技者に与えることができる。
【0140】また、予告表示部に表示される予告内容が
大当りになる確率の低いものであっても、ひょっとして
大当りになるかも知れないという期待感を遊技者に抱か
せることができ、遊技者の興奮度を効果的に高めること
ができる。なお、予告内容がリーチや確率変動等の図柄
の表示に関連する他の予告である場合には、その予告内
容に応じた期待感を大当り予告の場合と同様に遊技者に
効果的に抱かせることができる。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示被覆部の開動作が抽選決定されたことに応じて表示
被覆部が開かれることで遊技者に大当り等の所定の状態
になることへの期待感を抱かせることができ、予告表示
部に抽選決定された予告内容の表示が行われることで遊
技者に大当り等の所定の状態になることへの期待感を引
き続き抱かせることができ、遊技者の興奮度を効果的に
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正
面図である。
【図2】図1に示すパチンコ遊技機の予告演出部の構成
を説明するための図であり、(a)は予告演出部を構成
する表示被覆部が開いた状態を示す図、(b)は予告演
出部を構成する表示被覆部が閉じた状態を示す図であ
る。
【図3】図1に示すパチンコ遊技機の表示被覆部の開閉
構造を説明するための図であり、(a)は表示被覆部が
閉じた状態を示す図、(b)は表示被覆部が開いた状態
を示す図である。
【図4】図1に示すパチンコ遊技機の制御構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1に示すパチンコ遊技機の本体制御部の制御
動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図1に示すパチンコ遊技機の表示制御部の制御
動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】図1に示すパチンコ遊技機の表示制御部の制御
動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 22 画像表示部 24 予告演出部 26 始動入賞口(入賞口) 28 大当り入賞口 34 予告表示部 36 表示被覆部 42 被覆部駆動手段 50 本体制御部(本体制御装置) 52 表示制御部(表示制御装置) 221 表示面 501b 当り及び外れ抽選手段 501c 停止図柄抽選部(停止図柄抽選手段) 501d 変動種別抽選部(変動種別抽選手段) 501e 停止図柄信号伝送部(信号出力手段) 501f 変動表示信号伝送部(信号出力手段) 521a 背景画及び図柄表示部(図柄表示手段) 521b 図柄表示信号判別部(図柄表示信号判別手
段) 521c 開動作抽選部(開動作抽選手段) 521d 動作抽選判別部(動作抽選判別手段) 521e 予告抽選部(予告抽選手段) 521i 予告演出表示部(予告表示手段) 521j リーチ演出表示部(リーチ演出表示手段)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞口に入った遊技玉に関する当り及び
    外れ情報を報知するための図柄が表示される画像表示部
    と、この画像表示部に図柄を表示するための図柄表示信
    号を出力する信号出力手段とを有する遊技機における表
    示制御装置であって、前記図柄の表示に関連する予告を
    行うための予告表示部と、この予告表示部を開閉可能に
    覆う表示被覆部と、前記信号出力手段から出力される図
    柄表示信号を受信したことに関連して前記表示被覆部の
    開動作を行うか否かの抽選を行う開動作抽選手段と、前
    記図柄表示信号を受信したことに関連して前記予告表示
    部における予告内容の抽選を行う予告抽選手段と、前記
    表示被覆部の開動作が抽選決定されたことに応じて当該
    表示被覆部を開く被覆部駆動手段と、前記表示被覆部が
    開かれるときに前記予告表示部に抽選決定された予告内
    容の表示を行う予告表示手段とを備えたことを特徴とす
    る表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記当り及び外れ情報は、前記画像表示
    部に変動表示される複数の図柄がそれぞれ所定位置に停
    止表示されることで報知され、当該停止表示される図柄
    は、前記入賞口に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に対
    応して決定され、前記図柄表示信号は前記停止表示され
    る図柄情報を含むものであって、前記開動作抽選手段
    は、前記停止表示される図柄と関連づけて前記表示被覆
    部の開動作を行うか否かを抽選決定するものであり、前
    記予告抽選手段は、前記停止表示される図柄と関連づけ
    て前記予告内容を抽選決定するものであることを特徴と
    する請求項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記入賞口に入った遊技玉は、当該入賞
    口に入ったときに当り及び外れのいずれか一方に決定さ
    れ、前記停止表示される図柄は、当該当り又は外れの決
    定結果に関連して決定されるものであることを特徴とす
    る請求項2記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の図柄が停止表示されるまでの
    変動表示に複数の変動表示種別を有し、当該変動表示種
    別は、前記入賞口に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に
    対応して決定され、前記図柄表示信号は当該変動表示種
    別の決定結果を含むものであって、前記開動作抽選手段
    は、前記変動表示種別の決定結果と関連づけて前記表示
    被覆部の開動作を行うか否かを抽選決定するものであ
    り、前記予告抽選手段は、前記変動表示種別の決定結果
    と関連づけて前記予告内容を抽選決定するものであるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記入賞口に入った遊技玉は、当該入賞
    口に入ったときに当り及び外れのいずれか一方に決定さ
    れ、前記変動表示種別は、当該当り又は外れの決定結果
    に関連して決定されるものであることを特徴とする請求
    項4記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記表示被覆部の開動作に関連して音声
    を出力する音声出力部を備えたことを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】 入賞口に入った遊技玉に関する当り及び
    外れ情報を報知するための図柄が表示される画像表示部
    を備えた遊技機であって、前記画像表示部に図柄を表示
    するための図柄表示信号を出力する信号出力手段と、前
    記図柄の表示に関連する予告を行うための予告表示部
    と、この予告表示部を開閉可能に覆う表示被覆部と、前
    記信号出力手段から図柄表示信号が出力されたことに関
    連して前記表示被覆部の開動作を行うか否かの抽選を行
    う開動作抽選手段と、前記図柄表示信号が出力されたこ
    とに関連して前記予告表示部における予告内容の抽選を
    行う予告抽選手段と、前記表示被覆部の開動作が抽選決
    定されたことに応じて当該表示被覆部を開く被覆部駆動
    手段と、前記表示被覆部が開かれるときに前記予告表示
    部に抽選決定された予告内容の表示を行う予告表示手段
    とを備えたことを特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 前記画像表示部に変動表示される複数の
    図柄がそれぞれ所定位置に停止表示されることで前記当
    り及び外れ情報が報知されるものであって、前記入賞口
    に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に対応して前記停止
    表示させる図柄を抽選決定する停止図柄抽選手段を備
    え、前記信号出力手段から出力される図柄表示信号は前
    記停止図柄抽選手段により抽選決定された図柄情報を含
    み、前記開動作抽選手段は、前記停止表示される図柄と
    関連づけて前記表示被覆部の開動作を行うか否かを抽選
    決定するものであり、前記予告抽選手段は、前記停止表
    示される図柄と関連づけて前記予告内容を抽選決定する
    ものであることを特徴とする請求項7記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記入賞口に入った遊技玉について当り
    及び外れのいずれか一方に決定する当り及び外れ抽選手
    段を備え、前記停止表示される図柄は、前記当り及び外
    れ抽選手段による当り又は外れの決定結果に関連して抽
    選決定されるものであることを特徴とする請求項8記載
    の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記複数の図柄が停止表示されるまで
    の変動表示に複数の変動表示種別を有するものであっ
    て、前記入賞口に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に対
    応して所定の変動表示種別を抽選決定する変動種別抽選
    手段を備え、前記信号出力手段から出力される図柄表示
    信号は前記変動種別抽選手段により抽選決定された変動
    表示種別の決定結果を含み、前記開動作抽選手段は、前
    記変動表示種別の決定結果と関連づけて前記表示被覆部
    の開動作を行うか否かを抽選決定するものであり、前記
    予告抽選手段は、前記変動表示種別の決定結果と関連づ
    けて前記予告内容を抽選決定するものであることを特徴
    とする請求項8又は9記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 前記入賞口に入った遊技玉について当
    り及び外れのいずれか一方に決定する当り及び外れ抽選
    手段を備え、前記変動表示種別は、前記当り及び外れ抽
    選手段による当り又は外れの決定結果に関連して抽選決
    定されるものであることを特徴とする請求項10記載の
    遊技機。
  12. 【請求項12】 前記表示被覆部の開動作に関連して音
    声を出力する音声出力部を備えたことを特徴とする請求
    項7乃至11のいずれかに記載の遊技機。
  13. 【請求項13】 入賞口に入った遊技玉に関する当り及
    び外れ情報を報知するための図柄を信号出力手段から出
    力される図柄表示信号に基づいて画像表示部に表示する
    ようにした遊技機における図柄の表示に関連する予告を
    行う表示制御方法であって、前記信号出力手段から出力
    される図柄表示信号を受信したことに関連し、前記予告
    を行うための予告表示部を開閉可能に覆う表示被覆部の
    開動作を行うか否かの抽選を行うステップと、前記図柄
    表示信号を受信したことに関連し、前記予告表示部にお
    ける予告内容の抽選を行うステップと、前記表示被覆部
    の開動作が抽選決定されたことに応じて当該表示被覆部
    を開くステップと、前記表示被覆部が開かれるときに前
    記予告表示部に抽選決定された予告内容の表示を行うス
    テップとを備えたことを特徴とする表示制御方法。
  14. 【請求項14】 前記当り及び外れ情報は、前記画像表
    示部に変動表示される複数の図柄がそれぞれ所定位置に
    停止表示されることで報知され、当該停止表示される図
    柄は前記入賞口に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に対
    応して決定されるものであって、前記開動作の抽選は、
    前記停止表示される図柄と関連づけて行い、前記予告内
    容の抽選は、前記停止表示される図柄と関連づけて行う
    ようにすることを特徴とする請求項13記載の表示制御
    方法。
  15. 【請求項15】 前記入賞口に入った遊技玉は、当該入
    賞口に入ったときに当り及び外れのいずれか一方に決定
    され、前記停止表示される図柄は、当該当り又は外れの
    決定結果に関連して決定されることを特徴とする請求項
    14記載の表示制御方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の図柄が停止表示されるまで
    の変動表示に複数の変動表示種別を有し、当該変動表示
    種別は前記入賞口に遊技玉が入ったときに当該遊技玉に
    対応して決定されるものであって、前記開動作の抽選
    は、前記変動表示種別の決定結果と関連づけて行い、前
    記予告内容の抽選は、前記変動表示種別の決定結果と関
    連づけて行うようにすることを特徴とする請求項14又
    は15記載の表示制御方法。
  17. 【請求項17】 前記入賞口に入った遊技玉は、当該入
    賞口に入ったときに当り及び外れのいずれか一方に決定
    され、前記変動表示種別は、当該当り又は外れの決定結
    果に関連して決定されることを特徴とする請求項16記
    載の表示制御方法。
  18. 【請求項18】 前記表示被覆部の開動作に関連して音
    声出力部から音声を出力するステップを備えたことを特
    徴とする請求項13乃至17のいずれかに記載の表示制
    御方法。
  19. 【請求項19】 入賞口に入った遊技玉に関する当り及
    び外れ情報を報知するための図柄を信号出力手段から出
    力される図柄表示信号に基づいて画像表示部に表示する
    ようにした遊技機における図柄の表示に関連する予告を
    行う表示制御プログラムであって、前記信号出力手段か
    ら出力される図柄表示信号を受信したことに関連し、前
    記予告を行うための予告表示部を開閉可能に覆う表示被
    覆部の開動作を行うか否かの抽選を行うステップと、前
    記図柄表示信号を受信したことに関連し、前記予告表示
    部における予告内容の抽選を行うステップと、前記表示
    被覆部の開動作が抽選決定されたことに応じて当該表示
    被覆部を開くステップと、前記表示被覆部が開かれると
    きに前記予告表示部に抽選決定された予告内容の表示を
    行うステップとを備えたことを特徴とする表示制御プロ
    グラムが記録された可読記録媒体。
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