JP2002184076A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

Info

Publication number
JP2002184076A
JP2002184076A JP2000382875A JP2000382875A JP2002184076A JP 2002184076 A JP2002184076 A JP 2002184076A JP 2000382875 A JP2000382875 A JP 2000382875A JP 2000382875 A JP2000382875 A JP 2000382875A JP 2002184076 A JP2002184076 A JP 2002184076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
disc
unit
reproducing
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000382875A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Koseki
和紀 古関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000382875A priority Critical patent/JP2002184076A/ja
Publication of JP2002184076A publication Critical patent/JP2002184076A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の交換操作に伴って発生する無音時
間の短縮化或いは一定化を図る。 【解決手段】 多数枚の記録媒体20を番地付けして収
納する収納部2と、所定の番地位置に収納された記録媒
体を選択して取り出し記録された情報信号を再生する再
生部3と、この再生部3による記録媒体の再生操作や交
換操作を制御する制御部5とを備えてなる。収納部から
記録媒体を取り出して再生部において記録媒体に記録さ
れた情報信号等の再生操作を行うが、記録媒体の交換を
ランダムに連続して行うことによって情報信号等の連続
再生が行われる。連続ランダム再生操作に際して、再生
部が、現に装填されている第1の記録媒体に続いてその
番地から所定番地範囲の位置に収納された第2の記録媒
体を選択して再生操作するように制御部により制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の記
録媒体を多数個収納した収納部から記録媒体をランダム
に選択して記録された情報信号等を連続して再生するチ
ェンジャ機能を備えた再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばディスク再生装置は、光ディスク
を再生部に配置したディスク駆動機構のディスクテーブ
ル上に装着して回転駆動するとともに、回転状態で光ピ
ックアップ装置によって記録された楽音信号や画像信号
等の各種情報信号等の再生を行ってスピーカ出力したり
モニタ表示を行うようにする。ディスク再生装置には、
多数個の光ディスクを収納する収納ユニットと、この収
納ユニットから選択された光ディスクを取り出して再生
部に装着するディスク交換機構等からなるディスクチェ
ンジャ機能を備えたものも提供されている。
【0003】ディスクチェンジャ機能を搭載したディス
ク再生装置は、その都度イジェクト操作、光ディスクの
交換操作或いは再生操作等の一連の操作が不要となり、
使い勝手の向上が図られる。ディスクチェンジャ機能と
しては、例えば収納ユニットがユニット駆動機構によっ
て移動操作されるとともにディスク交換機構を固定配置
して構成したものや、収納ユニットが固定されるととも
にディスク交換機構を選択した光ディスクの収納位置に
移動操作されるように構成したものとがある。
【0004】ところで、ディスクチェンジャ機能を備え
るディスク再生装置においては、上述したように多数の
光ディスクを順次交換して楽音等を連続して再生する操
作が行われるが、光ディスクの選択をランダムに行うい
わゆるランダム再生操作も行われる。ディスク再生装置
は、楽音等の再生を予期しない順序で連続して行うこと
で使用者に単調感を感じさせないないようにし、例えば
収納ユニット内に光ディスクを並べ替える手間を省か
せ、或いは収納された光ディスクがまんべんなく再生さ
れるようにしたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディスクチェンジャ機
能を備えるディスク再生装置においては、再生部に装填
された光ディスクの再生操作が終了すると光ディスクの
交換操作が行われる。ディスク再生装置においては、再
生部から再生済みの光ディスクを取り出して収納ユニッ
トの所定位置に収納するとともに、収納ユニットから選
択された光ディスクを取り出して再生部に装填する。デ
ィスク再生装置においては、光ディスクの交換操作に伴
っていわゆる無音状態となる時間帯が生じる。
【0006】ディスク再生装置は、上述したランダム再
生操作を行う場合に、近接する収納部に収納された光デ
ィスクの交換操作ばかりでなく離間する収納部に収納さ
れた光ディスクの交換操作も行われる。このため、ディ
スク再生装置においては、楽音等の再生間の無音時間が
まちまちの長さとなり使用者に対して不快感や不満足感
或いは不安感等を生じさせることがあった。
【0007】ディスク再生装置においては、例えば光デ
ィスクの交換操作をより早く行う駆動機構の高速化や、
大容量のメモリを備えて次に再生される光ディスクから
の情報信号等を予め蓄積するといった対応が図られる。
しかしながら、駆動機構の高速化の対応は、機構各部が
強固に構成されるために装置全体が大型化、重量化する
とともに大きな駆動力を必要とすることで消費電力も大
きくなりかつコストもアップするといった問題がある。
また、大容量メモリの対応も、コストアップとなるとと
もに光ディスクから情報等を予め再生する再生部が必要
となるといった問題がある。したがって、本発明は、記
録媒体の交換操作に伴って発生する無音時間の短縮化或
いは一定化を図る再生装置を提供することを目的に提案
されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる再生装置は、多数枚の記録媒体をそれぞ
れに番地付けして番地順に収納する収納部と、この収納
部から所定の番地位置に収納された記録媒体を選択して
取り出して記録された情報信号を再生する再生部と、こ
の再生部による記録媒体の再生操作や交換操作を制御す
る制御部とを備えてなる。再生装置においては、収納部
から記録媒体を取り出して再生部において記録媒体に記
録された情報信号等の再生操作を行うが、記録媒体の交
換をランダムに連続して行うことによって情報信号等の
連続再生が行われる。再生装置においては、連続ランダ
ム再生操作に際して、再生部が、現に装填されている第
1の記録媒体に続いてその番地から所定番地範囲の位置
に収納された第2の記録媒体を選択して再生操作するよ
うに制御部により制御される。
【0009】以上のように構成された本発明にかかる再
生装置によれば、記録媒体の交換操作に伴ってその都度
無音状態となる時間帯が生じるが、収納部から第1の記
録媒体に続いてその最寄りに位置して収納される第2の
記録媒体が選択されて再生操作が行われることから、無
音時間の短縮化が図られるようになる。したがって、再
生装置によれば、使用者に対して無音時間をさほど意識
させずに情報信号等の再生が行われるようになる。
【0010】また、再生装置においては、再生部が、第
2の記録媒体の再生操作の開始を、交換操作に伴う最大
無音時間となるように制御部により制御される。再生装
置によれば、所定の番地範囲でランダムに選択される第
2の記録媒体の収納位置により交換時間にバラツキが生
じるが、再生時間を一致させて無音時間を一定化するこ
とで、使用者に対して無音時間をさほど意識させずに情
報信号等の再生が行われるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として図1
に示した再生装置は、例えば多数個の再生専用光ディス
ク20をそれぞれ収納位置を規定する番地を付して収納
するディスク収納部2と、このディスク収納部2から選
択された光ディスク20が取り出されて装填されること
により記録された音声信号や楽音信号等の情報信号を再
生するディスク再生部3とを備えたディスク再生装置1
である。ディスク再生装置1は、信号処理部4と、制御
部5と、デジタル/アナログ変換部6と、出力手段を構
成するスピーカ7とを備える。
【0012】なお、ディスク再生装置1は、例えば画像
信号を記録した光ディスク20を装填して出力手段を構
成するモニタに表示するようにしてもよい。また、ディ
スク再生装置1は、手動によって1個の光ディスク20
をディスク再生部3に直接装填して再生操作を行うよう
にも構成される。
【0013】ディスク再生装置1は、ディスク再生部3
によって再生した光ディスク20の情報信号を信号処理
部4において信号処理を施し、これを制御部4に入力す
る。ディスク再生装置1は、情報信号を、制御部4から
デジタル/アナログ変換部6に供給してアナログ信号に
変換しスピーカ7から出力する。ディスク再生装置1
は、上述したように信号処理部4によって信号処理した
情報信号を制御部5に供給するが、この情報信号がメモ
リ部8に同時に供給されて一時蓄積されるようにする。
ディスク再生装置1は、メモリ部8から必要に応じて蓄
積した情報信号を取り出して、例えば再生操作時の誤り
訂正やいわゆるヘッド飛びによる情報信号の欠損補正等
を行うようにする。
【0014】ディスク再生装置1は、制御部5が、上述
したように信号処理部4とデジタル/アナログ変換部6
との間の情報信号の受渡し制御を行うとともに、装置全
体の動作制御を行う。制御部5は、情報信号の再生状態
を監視し、必要に応じて上述したメモリ部8からの蓄積
情報信号の取り出し制御を行う。制御部5は、後述する
光ディスク20の再生操作や交換操作或いは光ディスク
20の選択操作を制御する。
【0015】ディスク再生装置1は、電源スイッチ、モ
ード切替キー、光ディスク20の選択キー、選曲キーや
番地指定キー等の各種設定を行う各種機能スイッチやキ
ーを設けた操作部9を備える。ディスク再生装置1は、
操作部9に設けられた機能スイッチやキー操作によって
制御部5に対して制御信号の入力が行われる。ディスク
再生装置1は、例えば図示しないリモートコントローラ
によって、制御部5に対して操作部9による操作と同様
の制御信号の入力操作が行われる。
【0016】ディスク再生装置1は、例えば液晶ディス
プレィ等の表示部10を備える。表示部10は、操作部
9等の操作によって設定された機能の表示や、現在再生
操作されている光ディスク20に関する再生情報の表示
を行う。再生情報の表示は、例えば光ディスク20の番
地数や曲番或いはタイトル名、トラック番号、再生時
間、出力レベル等の適宜表示からなる。表示部10は、
例えば光ディスク20の再生操作が行われていない場合
に、現在時刻及び日時等の表示を行う。
【0017】ディスク再生装置1は、操作部9やリモー
トコントローラによってディスク収納部2に収納した光
ディスク20を指定して情報信号を再生する操作や、詳
細を後述するようにディスク収納部2に収納した光ディ
スク20をランダムに選択して情報信号を再生する操作
が行われる。ディスク再生装置1は、固定されたディス
ク再生部3に対してディスク収納部2が移動されて、選
択された光ディスク20を対応位置させるように構成さ
れている。なお、ディスク再生装置1は、ディスク収納
部2に対してディスク再生部3が移動されて選択された
光ディスク20に対応位置させるように構成されたもの
であってもよい。
【0018】ディスク収納部2は、図1に示すように、
多数個の光ディスク20を収納する収納ユニット11
と、この収納ユニット11を駆動するユニット駆動部1
2等から構成される。収納ユニット11は、詳細を省略
するが、例えば多数個のディスク収納溝が放射状に設け
られた回転テーブルを有し、各ディスク収納溝にそれぞ
れ光ディスク20が1個ずつ順序よく収納される。収納
ユニット11は、各ディスク収納溝に対してそれぞれ番
地符号が付されている。収納ユニット11は、制御部5
によって制御されるユニット駆動部12により回転駆動
されて、所定の光ディスク20をディスク再生部3に対
向位置させる。ディスク収納部2は、上述した構成に限
定されず、例えば収納ユニット11をユニット駆動部1
2により直線移動させるようにしてもよい。
【0019】ディスク再生部3には、制御部5によって
動作制御される、ディスク交換機構13と、ディスク駆
動部14と、光ピックアップ装置15とが備えられる。
ディスク交換機構13は、詳細を省略する収納ユニット
11から光ディスク20を取り出すディスク取出部に対
向配置され、詳細を省略するが光ディスク20をチャッ
キングする機構や移送機構等からなる。ディスク交換機
構13は、ディスク取出部に対向位置されたディスク収
納溝内に収納された光ディスク20を取り出してディス
ク駆動部14に装着する。ディスク交換機構13は、デ
ィスク駆動部14に装着された光ディスク20をディス
ク取出部に対向位置されたディスク収納溝内に収納す
る。
【0020】ディスク交換機構13には、収納ユニット
11から光ディスク20を取り出す際に、当該ディスク
収納溝内に光ディスク20が収納されていない状態を検
出するセンサ機構が設けられている。ディスク交換機構
13は、ディスク収納溝内に光ディスク20が収納され
ていない状態を検出すると、センサ機構から制御部5に
対して検出出力を送出する。
【0021】ディスク駆動部14は、詳細を省略するが
スピンドルモータと、このスピンドルモータによって回
転駆動される回転軸と、この回転軸に設けられて光ディ
スク20が装着されるディスクテーブル等によって構成
される。ディスク駆動部14には、上述したようにディ
スク交換機構13によってディスク収納部2から取り出
された光ディスク20がディスクテーブル上に装着され
る。ディスク駆動部14は、光ディスク20をディスク
テーブル上に装着した状態でスピンドルモータが駆動さ
れることによって、光ディスク20を回転駆動する。
【0022】光ピックアップ装置15は、ディスク交換
機構13によって回転駆動される光ディスク20から記
録された情報信号を再生する。光ピックアップ装置15
は、詳細を省略するがレーザ光を出射する半導体レーザ
と、レーザ光を光ディスク20の記録面に集束する対物
レンズと、光ディスク20からの反射レーザ光を検出す
る光検出器と、対物レンズ駆動機構等を備える。光ピッ
クアップ装置15は、上述した各部を光ディスク20の
半径方向に移動動作させるスライドガイド機構を備えて
いる。
【0023】以上のように構成されたディスク再生装置
1は、ディスク収納部2からディスク交換機構13によ
って取り出され或いは手動によってディスク再生部3に
装着された光ディスク20から記録された情報信号の再
生操作が行われる。ディスク再生装置1においては、デ
ィスク駆動部14によって回転駆動される光ディスク2
0に対して光ピックアップ装置15がその記録面を走査
して情報信号を再生する。ディスク再生装置1において
は、光ピックアップ装置15によって再生された情報信
号が信号処理部4において信号処理を施されて制御部5
に供給されるとともに、メモリ部8に順次蓄積される。
【0024】ディスク再生装置1においては、再生され
た情報信号が制御部5からデジタル/アナログ変換部6
へと供給されてアナログ信号に変換され、スピーカ7か
ら出力される。ディスク再生装置1においては、光ディ
スク20の番地情報やディスク再生部3による再生操作
の情報等が制御部5に供給され、これら情報に基づいて
制御部5において所定の表示情報が生成される。ディス
ク再生装置1においては、表示情報が制御部5から表示
部10に供給されて上述した適宜の表示が行われる。
【0025】ディスク再生装置1は、ディスク収納部2
から光ディスク20を順次ランダムに選択して情報信号
を連続再生するランダム再生操作が行われるが、その制
御方法に特徴を有している。ディスク再生装置1は、操
作部9或いはリモートコントローラにより詳細を後述す
るランダム再生モードの設定が行われる。ディスク再生
装置1は、このランダム再生モードの設定に基づいて、
現に再生操作されている光ディスク20nの再生操作が
終了するとその収納部から所定の範囲、例えば±2の範
囲の収納部に収納された光ディスクが選択されてその再
生操作を連続して行う。
【0026】ディスク再生装置1においては、上述した
ように現に再生操作されている光ディスク20の番地符
号情報(20n)が制御部5に供給されている。ディス
ク再生装置1においては、ランダム再生モード設定操作
に基づいて、制御部5に対して当該モード設定の制御信
号が出力される。ディスク再生装置1においては、現に
再生操作されている光ディスク20の番地符号情報(2
0n)に基づいて次に再生操作を行う光ディスク20の
番地符号を所定の範囲(20n±2)からランダムに選
択する。ディスク再生装置1においては、制御部5から
ディスク収納部2のユニット駆動部12に対して制御信
号が出力され、このユニット駆動部12によって収納ユ
ニット11を所定の位置に移動動作させるようにする。
【0027】ディスク再生装置1は、操作部9或いはリ
モートコントローラによる所定の操作によって、現に光
ディスク20nが再生操作されている途中或いは停止中
においてランダム再生モードの設定が行われる。ディス
ク再生装置1は、具体的には図2に示すフローチャート
に示す手順にしたがって光ディスク20のランダム再生
操作が行われる。
【0028】ディスク再生装置1においては、ランダム
再生モードの設定に伴って、ディスク再生部3からの入
力に基づいて制御部5において現に再生操作されている
光ディスク20nの再生操作の進行状態が検出される
(ステップ−1)。ディスク再生装置1においては、制
御部5において光ディスク20nの再生操作の終了を検
出すると、ディスク収納部2において当該光ディスク2
0nが収納されるディスク収納溝に±2の範囲で隣接す
る番地のディスク収納溝内にそれぞれ光ディスク20n
±2が収納されているか否かの検出が行われる(ステッ
プ−2)。なお、ディスク再生装置1においては、制御
部5に対してディスク収納部2内における光ディスク2
0の収納情報が予め供給されてメモリ内に格納おり、光
ディスク20nの再生操作の終了に伴ってメモリからこ
の収納情報が取り出される。
【0029】ディスク再生装置1においては、この検出
操作に基づいてディスク収納部2内に光ディスク20n
±2が存在することが確認されると、ランダム条件によ
ってこれら光ディスク20n±2のいずれか1個が選択
される。ディスク再生装置1においては、上述した検出
操作に基づいてディスク収納部2内に光ディスク20n
±2が存在しないことが検出されると、制御部5におい
て選択範囲の変更処理が行われる(ステップ−3)。
【0030】ディスク再生装置1においては、変更され
た範囲でディスク収納部2内における光ディスク20の
有無検出が行われる(ステップ−4)。ディスク再生装
置1においては、この検出操作によってもディスク収納
部2内に光ディスク20n±2が存在しないことが検出
された場合には、選択範囲の再変更処理が行われる。デ
ィスク再生装置1においては、変更された範囲でディス
ク収納部2内における光ディスク20の収納を検出する
と、ランダム条件によってこれら光ディスク20のいず
れか1個が選択される。
【0031】ディスク再生装置1においては、上述した
手順を経て選択した光ディスク20(例えば20n+
1)について、既に選択されて再生操作が行われた光デ
ィスクか否かの検出が行われる(ステップ−5)。ディ
スク再生装置1においては、例えばメモリ部8内にある
範囲で既再生分の光ディスク20の番地情報等が蓄積記
憶されており、この既再生分番地情報が制御部5に供給
されて選択した光ディスク20n+1との比較が行われ
る。
【0032】ディスク再生装置1においては、この操作
によって選択した光ディスク20n+1と一致する既再
生分番地情報が検出された場合には、上述したステップ
2に戻って他の光ディスク20の選択が行われる。な
お、ディスク再生装置1においては、ステップ5の前に
戻って光ディスク20の選択を行うようにしてもよい。
ディスク再生装置1においては、上述した既再生検出操
作により選択した光ディスク20n+1が所定の範囲で
再生操作が行われていないことが確認されると、光ディ
スク20n+1を特定したディスク選択が行われる(ス
テップ−6)。ディスク再生装置1においては、選択さ
れた光ディスク20n+1の番地情報が制御部5からデ
ィスク収納部2に対して出力される。
【0033】ディスク再生装置1においては、上述した
ように±2番地の範囲で次に再生操作される光ディスク
20の選択が行われることから、ディスク収納部2の移
動量に多少のバラツキが生じ、換言すれば光ディスク2
0の交換操作に伴う無音時間の長さが異なってくる。し
たがって、ディスク再生装置1においては、選択された
光ディスク20n+1の番地pと光ディスク20nの番
地nとの差が最大となるか否かの検出操作が行われる
(ステップ−7)。
【0034】ディスク再生装置1においては、上述した
最大値差異の検出操作に基づいて、差異がある場合には
最大となる時間を基準として遅延時間の設定が行われる
(ステップ−8)。ディスク再生装置1においては、最
大値差異の検出操作の結果、光ディスク20n+1の番
地pの位置が光ディスク20nの番地nの位置から最も
離れている場合には遅延時間の設定処理が行われない。
【0035】なお、ディスク再生装置1においては、選
択範囲が小さい場合にはディスク収納部2の移動距離も
さほど大きくはならず、光ディスク20の交換操作に伴
って生じる無音時間のバラツキも使用者にとってあまり
気になることはない。したがって、ディスク再生装置1
においては、上述した無音時間のバラツキを補正するス
テップ7とステップ8の手順を省略するようにしてもよ
い。
【0036】ディスク再生装置1においては、光ディス
ク20nの再生操作が終了すると、制御部5からディス
ク再生部3に出力される制御信号に基づいてディスク駆
動部14や光ピックアップ装置15の動作が停止される
とともにディスク交換機構13が駆動される。ディスク
再生装置1においては、ディスクテーブルに装着された
光ディスク20nが、ディスク交換機構13によってデ
ィスク取出部を介してディスク収納溝内へと戻されて再
収納される(ステップ−9)。
【0037】ディスク再生装置1においては、光ディス
ク20nの再収納が確認されると、ユニット駆動部14
が駆動されて選択された光ディスク20n+1をディス
ク取出部に対向位置させる。ディスク再生装置1におい
ては、この状態でディスク交換機構13が駆動されてデ
ィスク取出部を介して選択された光ディスク20n+1
をディスク収納溝から取り出す操作が行われる(ステッ
プ−10)。ディスク再生装置1においては、ディスク
交換機構13によって光ディスク20n+1をディスク
テーブルに装填する操作が行われる(ステップ−1
1)。
【0038】ディスク再生装置1においては、制御部5
から出力される再生開始信号に基づいてディスク駆動部
14及び光ピックアップ装置15が駆動されて光ディス
ク20n+1から記録された情報信号の再生操作が開始
される(ステップ−12)。ディスク再生装置1におい
ては、以下上述した操作が繰り返されることにより、デ
ィスク収納部2に収納された多数個の光ディスク20の
再生操作が順次ランダムに行われる。
【0039】ディスク再生装置1における光ディスク2
0のランダム選択操作について、図3を参照して詳細に
説明する。ディスク再生装置1においては、例えばディ
スク収納部2内に10個の光ディスク20が収納され
る。ディスク再生装置1においては、同図(A)に示す
ように6番地に収納される光ディスク20の再生操作が
行われている。したがって、ディスク再生装置1におい
ては、上述した手順にしたがって、次に再生操作される
光ディスク20として、±2番地の範囲の4番地から8
番地の光ディスク20から選択される。
【0040】ディスク再生装置1においては、例えば5
番地に光ディスク20が収納されていない場合であって
も、同図(B)に示すようにこの5番地を除く±2番地
の範囲の4番地、7番地及び8番地の光ディスク20か
ら選択される。したがって、ディスク再生装置1におい
ては、ディスク収納部2が±2番地の範囲で移動されて
光ディスク20の交換操作が行われる。
【0041】ディスク再生装置1においては、同図
(C)に示すように、例えば2番地のようにディスク収
納部2の端位置に収納される光ディスク20であった場
合には、1番地から10番地に飛ばずに折り返し処理が
施される。したがって、ディスク再生装置1において
は、1番地、3番地及び4番地の光ディスク20から選
択される。
【0042】ディスク再生装置1においては、光ディス
ク20の交換操作の間には再生操作が行われずいわゆる
無音状態となる時間帯が生じる。ディスク再生装置1に
おいては、上述したように光ディスク20の選択が行わ
れることで、いずれの番地に収納されている場合でもデ
ィスク収納部2がディスク取出部を中心としてごく狭い
範囲で移動されて光ディスク20の交換操作が行われ
る。したがって、ディスク再生装置1においては、無音
時間の短縮化が図られ、使用者に対して例えば曲間の無
音時間をさほど意識させずに楽音等の出力が行われるよ
うになる。
【0043】上述した実施の形態は、光ディスク20を
再生するディスク再生装置1を紹介したが、本発明はか
かるディスク再生装置に限定されるものではないことは
勿論である、再生装置としては、例えばフレキシブルデ
ィスクやハードディスク等の記録媒体であっても良く、
またテープ状記録媒体を収納した多数個のテープカート
リッジをランダム再生する装置であってもよい。
【0044】また、ディスク再生装置1も、上述した構
成に限定されるものではなく、例えば記録機能を備えた
装置であってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる再生装置によれば、連続ランダム再生操作に際し
て、現に装填されている第1の記録媒体に続いてその番
地から所定番地位置に収納された第2の記録媒体を選択
して再生操作するように再生部が制御部によって制御さ
れるように構成したことから、再生部の高速化の対応や
高容量化メモリの設置等の対応を不要として、小型軽量
かつ低消費電力化、低コスト化を図って、使用者に対し
て無音時間をさほど意識させずに記録情報等の再生が行
われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すディスク再生装
置の構成を説明する要部ブロック図である。
【図2】同ディスク再生装置におけるランダム再生操作
のフローチャートである。
【図3】同ランダム再生操作におけるディスク選択操作
の説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク再生装置、2 ディスク収納部、3 ディ
スク再生部、4 信号処理部、5 制御部、6 デジタ
ル/アナログ変換部、7 スピーカ、8 メモリ部、9
操作部、10 表示部、11 収納ユニット、12
ユニット駆動部、13 ディスク交換機構、14 ディ
スク駆動部、15 光ピックアップ装置、20 光ディ
スク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚の記録媒体をそれぞれに番地付け
    して番地順に収納する収納部と、 上記収納部から所定の番地位置に収納された記録媒体を
    選択して取り出して記録された情報信号を再生する再生
    部と、 上記再生部による再生操作や記録媒体の交換操作を制御
    する制御部とを備え、 上記再生部が、上記収納部から上記記録媒体をランダム
    に取り出して情報信号の再生操作を連続して行う際に、
    現に装填されている第1の記録媒体に続いてその番地か
    ら所定番地範囲の位置に収納された第2の記録媒体を選
    択して再生操作するように上記制御部により制御される
    ことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 上記再生部が、上記第2の記録媒体の再
    生操作の開始を、交換操作に伴う最大無音時間となるよ
    うに上記制御部により制御されることを特徴とする請求
    項1に記載の再生装置。
JP2000382875A 2000-12-15 2000-12-15 再生装置 Withdrawn JP2002184076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000382875A JP2002184076A (ja) 2000-12-15 2000-12-15 再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000382875A JP2002184076A (ja) 2000-12-15 2000-12-15 再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002184076A true JP2002184076A (ja) 2002-06-28

Family

ID=18850622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000382875A Withdrawn JP2002184076A (ja) 2000-12-15 2000-12-15 再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002184076A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0640971B1 (en) Optical disc reproducing apparatus
JP4627561B2 (ja) 情報再生装置
JP2001155471A (ja) 記録再生装置
JP2002184076A (ja) 再生装置
JP3747494B2 (ja) ディスク状記録媒体の再生装置および再生方法
JPH09134586A (ja) 再生装置
JPH05282788A (ja) 記録媒体再生装置
JP3617734B2 (ja) ディスク再生装置
WO2008026262A1 (fr) Dispositif de reproduction de support d'enregistrement et procédé de reproduction de support d'enregistrement, programme de reproduction de support d'enregistrement et support d'enregistrement
JP4919287B2 (ja) 楽曲データ再生装置及びその再生方法
KR960008048B1 (ko) 멀티디스크트레이를 갖춘 디스크플레이어의 서보제어장치
JP2003297016A (ja) 光ディスク再生装置
JP3037066B2 (ja) ディスク再生装置
JP2910697B2 (ja) 映像記録再生装置
JP4129422B2 (ja) ディスク再生装置
JP3023194B2 (ja) オートチェンジャ付記録媒体再生装置
JPH0831074A (ja) ディスク再生装置
JP2002184093A (ja) 再生指示に応じて即座に出力可能な光ディスク装置
JP2529734B2 (ja) ダビングシステム
JP3760677B2 (ja) 記録装置
JP2002367345A (ja) 記録装置
JP3047876B2 (ja) ディスク状記録媒体の駆動装置及び駆動方法
JPH06180931A (ja) 記録媒体演奏装置
JP2001093231A (ja) ディスク再生装置、音量調整再生方法及び記録媒体
JP2000306371A (ja) 光ディスクのランダム再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304