JP3617734B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランダム再生機能を有するディスク再生装置に係り、特に、同一トラック番号中に異なるインデックス番号で記憶された曲も含めてランダム再生が可能なディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4はディスク再生装置の構成を示すブロック図である。図5は従来のディスク再生装置の制御部の行う処理フローチャートである。以下、図を用いて説明する。
1は音楽情報が記録されたコンパクトディスク(CD)等のディスクで、ディスク1のTOC(Table Of Content)領域には収容されている曲数(トラック数)、曲の開始時間等の再生に必要な情報が記録されており、ターンテーブルに装着されると最初に読み取られて制御部3内のメモリに記憶される。11はディスク1を搭載したターンテーブルを所定の線速度で回転させるためのディスク駆動部である。2はディスク1に記録された情報(音楽情報の他に再生するために必要な情報)を読み取る光ピックアップで、ディスク1表面にレーザ光を照射し、その反射光をフォトディテクタで受光して制御部3に送る。21は光ピックアップ2をディスク1上の所定の位置に移動させるピックアップ駆動部で、光ピックアップ2で受光した情報を基に制御部3が光ピックアップ2が所定の位置にくるようにフィードバックをかける。
【0003】
3はディスクの再生処理を制御する制御部で、光ピックアップ2の出力信号を基にピックアップ駆動部21を制御して光ピックアップ2を所定位置に移動させる。また、光ピックアップ2からの音声信号を音声信号処理部4に出力する。尚、制御部3はディスク1の装着時に読み取ったTOC情報等を記憶するメモリ及びランダム再生のための乱数発生部を備えている。4は光ピックアップ2で検出した音楽情報を処理する音声信号処理部で、デジタル信号をアナログ信号に変換し、ローパススィルタを通した後増幅してスピーカ41に出力する。5は再生中の曲番号、全曲数、演奏時間等(開始から時間、残り時間、トータル時間等)の再生状況等を表示する表示部で液晶等で構成されている。6はランダム再生を指示する押釦スイッチ等の入力部である。
【0004】
次に、ランダム再生動作について図5の処理フローチャートを用いて説明する。尚、本フローチャートはディスク1が再生装置のターンテーブルに装着され、ランダム再生が指示された時点(入力部6の押釦スイッチが押された時点)から開始する。
ステップS1では、TOC領域に記録された総曲数又は個々の曲番号を記憶してステップS2に移る。つまり、ディスク1のTOC領域に収容されている全曲の曲番号(トラック番号)、開始時間等を読み取って制御部3内のメモリに記憶する。尚、この処理は通常再生の場合でも、ディスク1がターンテーブルに装着されると最初に行われている。
【0005】
ステップS2では、記憶されたデータ(曲数)中で乱数により曲番号を選択してステップS3に移る。つまり、ランダム演奏するために、制御部3内の乱数発生部からの乱数に基いてメモリに記憶されている曲数(ディスクの最大曲数)の中で曲番号をランダムに選択する。
ステップS3では、選択された曲のサーチを行い、ステップS4に移る。つまり、既にステップS1でTOC情報が読み込まれており、ステップS2で選択された曲(トラック番号)に対応する演奏開始時間(開始アドレス)が判っているので、制御部3はピックアップ駆動部21に対して光ピックアップ2を移動させてディスク1上の開始アドレスを探すように指示する。ステップS4では、サーチが完了したか否かを判断して、完了しておればステップS5に移り、完了していなければステップS3に戻ってサーチを継続する。
【0006】
ステップS5では、ディスク1の再生を開始してステップS6に移る。つまり、選択された曲番号(トラック番号)の音声信号を音声信号処理部4を経由してスピーカ41に出力する。このとき、表示部5には再生中のディスク番号(複数のディスクの場合)、曲番号(トラック番号)、演奏開始からの経過時間、ランダム再生中等が表示される。ステップS6では、指定された曲が終了したか否かを判断して終了しておればステップS7に移り、終了していなければステップS5に戻り再生を継続する。つまり、指定されたトラック番号の曲が終了したか否かを判断する。ステップS7ではディスク1の再生を終了してステップS2に戻る。つまり、指定されたトラック番号の曲の演奏が終了したのでステップS2に戻り、次の曲をランダムに選択して演奏を開始する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
コンパクトディスクのTOC領域には最大99までしか番号が付けられない。従って、百人一首のように100以上の曲を収容する場合には、同一トラック番号の2つの異なったインデックス番号が使用される。上述の方法で同一トラック番号に2つのインデックス番号があるディスクをランダム再生すると、同一トラック番号の2曲が連続して再生されて偶然性が低下するという問題が生ずる。また、ランダム再生中に同一トラック番号中で異なったインデックス番号が検出された時点で再生を中止(又は音声回路の出力をカット)して、2曲目(2番目のインデックス番号)を再生(又は音声出力)せずに、次のランダム再生に入ることもできるが、その場合には、後のインデックス番号の曲はランダム再生の対象から外されるという問題が生ずる。
【0008】
本発明は、同一トラック番号に2つ以上のインデックス番号が使用された場合にも、より偶然性の高いランダム再生が可能なディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ディスクに記録され情報を識別するトラック番号とインデックス番号を有する情報群の再生順序を無作為に行うランダム再生手段を備えたディスク再生装置であって、
前記ディスクに関する情報が記録されたTOC領域に記録された該ディスクに記録された全情報に対応するトラック番号を検出し、記憶するトラック番号記憶手段と、
前記ディスクのプログラム領域に定義された前記トラック番号中の異なるインデックス番号を検出するインデックス番号検出手段と、
前記インデックス番号検出手段により検出された前記インデックス番号の曲についてトラック番号及び開始アドレスと共にトラック番号と重複しないインデックス番号を追加し、記憶するインデックス番号記憶手段と、を備え、
前記ランダム再生手段は、
前記トラック番号記憶手段及び前記インデックス番号記憶手段に記憶された前記トラック番号及び前記インデックス番号に対応する情報群を対象として再生順序を無作為に行うものであることを特徴とするものである。
【0010】
乱数を発生させる乱数発生部を備え、前記乱数発生部からの乱数に基づいた無作為の順序で、前記トラック番号記憶手段及び前記インデックス番号記憶手段に記憶された前記トラック番号及び前記インデックス番号に対応する前記情報群を再生するものであることを特徴とするものである。
【0011】
また、前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号検出手段が再生中のトラック番号中に異なるインデックス番号を検出したときには、その時点で、前記トラック番号に対応する情報群の再生を中止する再生中止手段を備えたことを特徴とするものである。
また、前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号検出手段が再生中のトラック番号中に異なるインデックス番号を検出したときには、その都度、前記検出されたインデックス番号を前記インデックス番号記憶手段に記憶することを特徴とするものである。
【0012】
また、前記ディスクがディスク装着部に装着されたとき、又は前記ディスク再生装置の電源がオフ状態からオン状態に変化したとき、又は前記ランダム再生が指示されたときには、前記トラック番号記録手段、前記インデックス番号検出手段及び前記インデックス番号記憶手段は、動作を開始するものであることを特徴とするものである。
【0013】
また、現在再生中の情報群に対応するトラック番号又はインデックス番号を表示する表示手段を備え、前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号に対応する情報群が選択された場合に前記表示手段に表示する数字は、前記ディスクのTOC領域に定義可能な数字群に属さない数字で表示するものであることを特徴とするものである。
【0014】
また、現在再生中の情報群に対応するトラック番号又はインデックス番号を表示する表示手段を備え、前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号に対応する情報群が選択された場合に前記表示手段に表示する数字は、前記ディスクのTOC領域に定義可能な最大トラック番号よりも大きい数字で表示するものであることを特徴とするものである。
【0015】
また、現在再生中の情報群に対応するトラック番号又はインデックス番号を表示する表示手段を備え、前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号に対応する情報群が選択された場合に前記表示手段に表示する数字は、既に選択された数字と異なる数字で表示するものであることを特徴とするものである。また、前記ディスク再生装置は、複数のディスクを収容し前記複数のディスクの内の1枚を選択して再生部に移送するディスク交換手段を備え、前記ランダム再生手段は、前記複数のディスク及び前記ディスク中に記録された全トラック番号並びに全インデックス番号に対応する情報群を対象として再生順序を無作為に行うものであることを特徴とするものである。
【0016】
【実施例】
図1は本発明の第1の実施例のディスク再生装置の制御部の行う処理フローチャートである。本実施例はランダム再生において、先ずトラック番号に含まれる曲(1番目のインデックス番号の曲)のみを対象としてランダム再生し、2番目のインデックス番号が付与された曲はそのトラック番号の1番目のインデックス番号が付与された曲が再生された後に、ランダム再生の対象とする処理方法である。以下、フローチャートを用いて説明する。尚、ディスク再生装置の構成を示すブロック図は従来例で説明した図4と同じであるため説明は省略する。また、本フローチャートはディスク1がディスク再生装置のターンテーブルに装着され、ランダム再生が指示された(ランダム再生釦6が押された)時点から開始する。
【0017】
ステップS11では、TOC領域に記録された総曲数又は個々の曲番号を記憶してステップS12に移る。つまり、ディスク1のTOC領域には収容されている全曲の曲番号(トラック番号)、開始時間等を読み取って制御部3内のメモリに記憶する。
ステップS12では、記憶されたデータ(曲数)中で乱数等による曲番号を選択してステップS13に移る。つまり、ランダム演奏するために、制御部3内の乱数発生部からの乱数に基いてメモリに記憶されている曲数(最大曲数)の中で曲番号をランダムに選択する。
【0018】
ステップS13では、選択された曲のサーチを行い、ステップS14に移る。つまり、既にステップS11でTOC情報が読み込まれており、ステップS12で選択された曲(トラック番号)に対応する演奏開始時間(開始アドレス)が判っているので、制御部3はピックアップ駆動部21に対して光ピックアップ2を移動させてディスク1上の開始アドレスを探すように指示する。ステップS14では、サーチが完了したか否かを判断して、完了しておればステップS15に移り、完了していなければステップS13に戻ってサーチを継続する。ステップS15では、ディスク1の再生を開始してステップS16に移る。つまり、選択された曲番号(トラック番号)の音声信号を音声信号処理部4を経由してスピーカ41に出力する。このとき、表示部5には再生中のディスク番号(複数のディスクの場合)、曲番号、演奏開始からの経過時間、ランダム再生中等が表示される。
【0019】
ステップS16では、インデックス番号が指定された値と異なるか否かを判断して異なればステップS19に移り、同じであればステップS17に移る。つまり、再生中のトラック番号に2つ以上のインデックス番号の曲があるか否かを判断するものである。プログラム領域には各フレームのサブコード中にインデックス番号が設定されており、制御部3は常にこのインデックス番号を検出して指定された値(例えば、最初のインデックス番号01)と異なっているか否かを判断する。
【0020】
ステップS17では、指定された曲が終了したか否かを判断して終了しておればステップS18に移り、終了していなければ再生を継続する。つまり、指定されたトラック番号の曲が終了したか否かを判断する。ステップS18では、ディスク1の再生を終了してステップS12に戻る。つまり、指定されたトラック番号の曲の演奏が終了したのでステップS12に戻り、次の曲をランダムに選択して演奏を開始する。
【0021】
ステップS19では、再生を中止してステップS20に移る。つまり、異なるインデックス番号を検出したので、異なる曲(2曲目)が再生されるのを防止するために、この部分の再生を中止する。再生中止の方法として音声出力処理部4への出力信号をカット(又はミュート)する方法がある。
ステップS20では、インデックス番号が指示された値と異なったディスク上の場所を個々の曲番号を記憶に追加してステップS12に戻る。つまり、インデックス番号の異なる2曲目の開始位置(時間)はTOC情報では指定されていないので、対象となるインデックス番号の曲についてトラック番号及びそのトラック番号の開始からの時間(開始アドレス)を制御部3内のメモリに追加して記憶する。例えば、対象となるインデックス番号の曲を100番(99番まではトラック番号で指定されている可能性があるので重複しないように100番以降の数字を使用する)として曲の開始時間と共に記憶する。そして、ステップS12に戻ったときには、ステップS11のTOC情報読み取り時にメモリに記憶されたトラック番号と、今回、新たにメモリに追加されたインデックス番号に対応した曲(100以降の番号)もランダム再生の対象として乱数を使用してランダム選曲する。
【0022】
同様にして、ランダム再生中に別のトラック番号の曲中に、異なるインデックス番号の曲が検出されると、その都度再生を中止して、対応するインデックス番号(例えば、101、102番として)が順次メモリに追加されて次回のランダム選曲時に対象とされる。尚、CDチェンジャを使用して複数のCDをランダム再生する場合にも同様に適用できる。
【0023】
以上のように本実施例では、同一トラック番号に2つ以上のインデックス番号が使用された場合にも、該当するインデックス番号の曲が検出された時点でメモリに記憶され、同時にランダム再生の対象にされるので、全収容曲を対象としたより偶然性の高いランダム再生が可能なディスク再生装置が提供できる。
図2は本発明の第2の実施例のディスク再生装置の制御部の行う処理フローチャートである。本実施例はランダム再生において、最初の1回目からトラック番号及び異なるインデックス番号を含めて完全なランダム再生を行うための処理方法を示すものである。以下、フローチャートを用いて説明する。尚、本フローチャートはディスク1がディスク再生装置のターンテーブルに装着され、ランダム再生が指示された時点から開始する。
【0024】
ステップS21では、電源がオフの状態からオンの状態に変化したか、又はディスクが交換されたか否かを判断して電源がオンに変化、又はディスクが交換された時はステップS22に移り、そうでない時はステップS23に移る。ステップS22では、TOC領域に記録された総曲数又は個々の曲番号を記憶してステップS23に移る。つまり、ディスク1のTOC領域には収容されている全曲の曲番号(トラック番号)、開始時間(開始アドレス)等を読み取って制御部3内のメモリに記憶する。
【0025】
ステップS23では、ランダム再生指示があったか否かを判断してランダム再生指示があればステップS24に移り、なければステップS34に移る。この判断は聴取者により入力部6の押釦スイッチが押されたか否かで決まる。ステップS24では、ディスク内の検索を開始してステップS25に移る。つまり、ディスク1のプログラム領域に記録されているインデックス番号を検索して同一トラック番号内に異なるインデックス番号があるか否かを検索するものである。インデックス番号は複数の領域のフレーム毎に付与されており、同じインデックス番号が連続しているので、早送りしても検出漏れを起こす恐れはない。従って、全プログラム領域を検索しても大して時間はかからない。
【0026】
ステップS25では、同一曲番号中に異なるインデックス番号が存在するか否かを判断して存在すればステップS27に移り、存在しなければステップS26に移る。ステップS26では、検索を終了してステップS27に移る。ステップS27では、検出したインデックス番号をメモリに記憶してステップS24に戻る。つまり、インデックス番号の異なる2曲目の開始位置(時間)はTOC情報では指定されていないので、対象となるインデックス番号の曲についてトラック番号及びそのトラック番号の開始からの時間(開始アドレス)を制御部3内のメモリに追加して記憶する。例えば、対象となるインデックス番号の曲を100番(99番まではトラック番号で指定されている可能性があるので重複しないように100番以降の数字を使用する)として曲の開始時間と共に記憶する。このようにして、ステップS24、S25、S27を繰り返して、プログラム領域の全トラック番号について異なるインデックス番号があるか否かを検索する。
【0027】
ステップS28では、記憶したデータの中で乱数により曲番号を選択してステップS29に移る。つまり、ステップS21のTOC情報読み取り時にメモリに記憶されたトラック番号と、今回、ステップS27において新たにメモリに追加されたインデックス番号に対応した曲もランダム再生の対象として乱数を使用してランダム選曲する。
【0028】
ステップS29では、選択された曲のサーチを行い、ステップS30に移る。つまり、既にステップS22でTOC情報が読み込まれており、またステップS27で選択された曲(トラック番号及びインデックス番号)が記憶されているので、制御部3はピックアップ駆動部21に対して光ピックアップ2を移動させてディスク1上の開始位置を探すように指示する。ステップS30では、サーチが完了したか否かを判断して、完了しておればステップS31に移り、完了していなければステップS29に戻ってサーチを継続する。
【0029】
ステップS31では、ディスク1の再生を開始してステップS32に移る。つまり、選択された曲の音声信号を音声信号処理部4を経由してスピーカ41に出力する。
ステップS32では、指定されたインデックス番号が終了したか否かを判断して終了しておればステップS33に移り、終了していなければステップS31に戻り再生を継続する。ステップS33では指定された曲が終了したか否かを判断して終了すればステップS28に移る。つまり、指定されたインデックス番号の曲の演奏が終了したのでステップS28に戻り、次の曲をランダムに選択して演奏を開始する。
【0030】
ステップS34では、通常の再生を実施して処理を終える。つまり、トラック番号順の再生、聴取者の曲指定による再生等通常の再生処理を行う。
以上のように本実施例では、同一トラック番号に2つ以上のインデックス番号が使用された場合にも、電源の投入時又はディスクの装着時にインデックスの異なる全曲が検索されてメモリに記憶されてランダム再生の対象にされるので、第1曲目から全収容曲を対象としたより偶然性の高いランダム再生が可能なディスク再生装置が提供できる。
【0031】
図3は本発明の第3の実施例のディスク再生装置の制御部の行う処理フローチャートである。本実施例はディスク再生装置の表示部に表示されるランダム再生中の曲番号表示に関するものである。以下、フローチャートを用いて説明する。尚、本フローチャートはランダム選曲により再生曲番が決定された時点から開始する。
【0032】
ステップS41では、曲番号を選択してステップS42に移る。つまり、本実施例による表示例を第1の実施例に適用すればステップS12とステップS13の間に挿入され、第2の実施例に適用すればステップS28とステップS29の間に挿入される。
ステップS42では、TOC領域定義内の曲か否かを判断して定義内の曲であればステップS43に移り、定義内の曲でなければステップS44に移る。つまり、TOC領域の曲では01〜99の曲が選曲されている。ステップS43では、TOC領域で得られた再生すべき曲番号を表示してステップS44に移る。つまり、制御部3は表示部5に対して選択された曲番号を表示させる。この動作は通常のディスク再生装置の表示と概略同じである。
【0033】
ステップS44では、100以上の曲番号を付与してステップS45に移る。つまり、01〜99の番号はTOC領域に定義された曲に使用されており、区別するために100以上の曲番号を付与する。ステップS45では、以前に使用した番号か否かを判断して使用した番号であればステップS44に戻り、使用した番号でなければステップS46に移る。つまり、以前に使用した番号と重複するのを防止するためで、既に使用した番号であればステップS44に戻って100以上の別の番号(例えば、101)が付与される。ステップS46では、表示部に表示してステップS47に移る。つまり、制御部3は表示部5に付与された番号を表示するように指示する。
【0034】
ステップS47では、選択された曲のサーチを行う。つまり、本実施例による表示例を第1の実施例に適用すればステップS13、第2の実施例に適用すればステップS29に対応する。
以上のように本実施例では、同一トラック番号に2つ以上のインデックス番号が使用された場合にも、表示部へ適切な曲番号の表示ができるディスク再生装置が提供できる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、同一トラック番号に2つ以上のインデックス番号が使用された場合にも、より偶然性の高いランダム再生が可能なディスク再生装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のディスク再生装置の制御部の行う処理フローチャートでる。
【図2】本発明の第2の実施例のディスク再生装置の制御部の行う処理フローチャートでる。
【図3】本発明の第3の実施例のディスク再生装置の制御部の行う処理フローチャートでる。
【図4】ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のディスク再生装置の制御部の行う処理フローチャートでる。
【符号の説明】
1・・・・ディスク、 3・・・・制御部、
11・・・ディスク駆動部、 4・・・・音声信号処理部、
2・・・・光ピックアップ、 5・・・・表示部、
21・・・ピックアップ駆動部、 6・・・・入力部。
Claims (9)
- ディスクに記録され情報を識別するトラック番号とインデックス番号を有する情報群の再生順序を無作為に行うランダム再生手段を備えたディスク再生装置であって、
前記ディスクに関する情報が記録されたTOC領域に記録された該ディスクに記録された全情報に対応するトラック番号を検出し、記憶するトラック番号記憶手段と、
前記ディスクのプログラム領域に定義された前記トラック番号中の異なるインデックス番号を検出するインデックス番号検出手段と、
前記インデックス番号検出手段により検出された前記インデックス番号の曲についてトラック番号及び開始アドレスと共にトラック番号と重複しないインデックス番号を追加し、記憶するインデックス番号記憶手段と、を備え、
前記ランダム再生手段は、
前記トラック番号記憶手段及び前記インデックス番号記憶手段に記憶された前記トラック番号及び前記インデックス番号に対応する情報群を対象として再生順序を無作為に行うものであることを特徴とするディスク再生装置。 - 乱数を発生させる乱数発生部を備え、前記乱数発生部からの乱数に基づいた無作為の順序で、前記トラック番号記憶手段及び前記インデックス番号記憶手段に記憶された前記トラック番号及び前記インデックス番号に対応する前記情報群を再生するものであることを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
- 前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号検出手段が再生中のトラック番号中に異なるインデックス番号を検出したときには、その時点で、前記トラック番号に対応する情報群の再生を中止する再生中止手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
- 前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号検出手段が再生中のトラック番号中に異なるインデックス番号を検出したときには、その都度、前記検出されたインデックス番号を前記インデックス番号記憶手段に記憶することを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
- 前記ディスクがディスク装着部に装着されたとき、又は前記ディスク再生装置の電源がオフ状態からオン状態に変化したとき、又は前記ランダム再生が指示されたときには、
前記トラック番号記録手段、前記インデックス番号検出手段及び前記インデックス番号記憶手段は、動作を開始するものであることを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。 - 現在再生中の情報群に対応するトラック番号又はインデックス番号を表示する表示手段を備え、
前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号に対応する情報群が選択された場合に前記表示手段に表示する数字は、前記ディスクのTOC領域に定義可能な数字群に属さない数字で表示するものであることを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。 - 現在再生中の情報群に対応するトラック番号又はインデックス番号を表示する表示手段を備え、
前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号に対応する情報群が選択された場合に前記表示手段に表示する数字は、前記ディスクのTOC領域に定義可能な最大トラック番号よりも大きい数字で表示するものであることを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。 - 現在再生中の情報群に対応するトラック番号又はインデックス番号を表示する表示手段を備え、
前記ディスクのランダム再生中に、前記インデックス番号に対応する情報群が選択された場合に前記表示手段に表示する数字は、既に選択された数字と異なる数字で表示するものであることを特徴とする請求項6又は請求項7記載のディスク再生装置。 - 前記ディスク再生装置は、複数のディスクを収容し前記複数のディスクの内の1枚を選択して再生部に移送するディスク交換手段を備え、
前記ランダム再生手段は、
前記複数のディスク及び前記ディスク中に記録された全トラック番号並びに全インデックス番号に対応する情報群を対象として再生順序を無作為に行うものであることを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
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