JPH0831074A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH0831074A
JPH0831074A JP15888994A JP15888994A JPH0831074A JP H0831074 A JPH0831074 A JP H0831074A JP 15888994 A JP15888994 A JP 15888994A JP 15888994 A JP15888994 A JP 15888994A JP H0831074 A JPH0831074 A JP H0831074A
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disk
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JP15888994A
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Akio Araki
暁雄 新木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数枚のディスクの所定部分の再生が簡単に
できるディスク再生装置を提供する。 【構成】 N枚(Nは2以上の整数)のディスク4から
所定のディスクを選択するディスク選択手段20と、こ
のディスク選択手段20で選択したディスクの再生手段
30と、所定の操作キーが操作されたことを判別する判
別手段1と、この判別手段で所定の操作キーの操作を判
別したときN枚のディスクの所定のプログラム番号だけ
を順次再生するように制御する制御手段1とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク
(CD)と称されるデジタルオーディオディスクの再生
装置に適用して好適なディスク再生装置に関し、特に複
数枚のディスクを収納できる再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクなどのディスクを再
生する再生装置において、複数枚のディスクを収納し
て、この複数枚のディスクの中から任意の1枚のディス
クを再生できるようにしたいわゆるオートチェンジャー
機能が搭載された再生装置が各種開発されている。この
装置に収納できるディスクの枚数としては、2〜3枚程
度の小規模の装置から、100枚以上収納できる大型の
装置まで各種ある。
【0003】このような複数枚収納できる再生装置によ
ると、再生する可能性のあるディスクを全て再生装置に
収納させておくことで、この再生装置の操作キーの操作
だけで、所望のディスクの所望の曲などを再生させるこ
とができ、ディスクの入れ換え操作などを行う必要がな
くなる。
【0004】一方、オーディオ用コンパクトディスクを
再生装置で再生させる場合には、ディスクの最初に記録
された曲から順番に再生させる一般的な再生モードの他
に、指定した番号(トラック番号,プログラム番号)の
曲だけを再生させるモード(プログラム再生などと称さ
れるモード)が用意されている。ここで、上述した複数
枚収納できる再生装置の場合には、曲番だけでなくディ
スクの番号を指示することで、所望のディスクの所望の
曲だけを再生させることができるようにしてある。
【0005】ここで、次に再生させる曲だけでなく、任
意の複数の曲を再生させたいときには、再生させる順番
に各曲のディスク番号,曲番号をキー操作で指示するこ
とで、この指示した順序で順番に複数のディスクに跨が
った任意の複数の曲の再生ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
複数のディスクに跨がる任意の複数の曲を再生させたい
ときに、1曲毎にディスク番号のセットと曲番号のセッ
トとを繰り返し行うのは手間がかかる不都合があった。
【0007】特に、オーディオ用コンパクトディスクの
場合には、シングルCDと称される直径8cmの小径のデ
ィスクに、2〜4曲程度だけが記録されたものがある
が、このシングルCDの場合には、1曲目にメインとな
る曲が記録され、2曲目以降には、メインとなる曲とカ
ップリングされた曲や、これらの曲の伴奏(いわゆるカ
ラオケ用の伴奏)が記録されていることが多い。このた
め、シングルCDを再生させる場合には、通常は1曲目
を再生させる頻度が最も高いが、上述したオートチェン
ジャー機能が搭載された再生装置で、複数枚のシングル
CDを再生させるときに、各ディスクの1曲目だけを順
次再生させる場合には、上述したプログラム再生操作を
行う必要があり、非常に手間がかかっていた。
【0008】本発明はかかる点に鑑み、複数枚のディス
クの所定部分の再生が簡単にできるディスク再生装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、N枚(Nは2以上の整数)のディスク4か
ら所定のディスクを選択するディスク選択手段20と、
このディスク選択手段20で選択したディスクの再生手
段30と、所定の操作キーが操作されたことを判別する
判別手段1と、この判別手段で所定の操作キーの操作を
判別したときN枚のディスクの所定のプログラム番号だ
けを順次再生するように制御する制御手段1とを備えた
ものである。
【0010】またこの場合に、所定の操作キーとして、
指定曲番再生モード設定キーと、番号キーとを備え、指
定曲番再生モード設定キーの操作後、番号キーの操作で
選択したプログラム番号だけを順次再生するようにした
ものである。
【0011】またそれぞれの場合に、ランダム再生を指
定するキーが操作されたとき、制御手段は上記Nの中で
乱数を発生させ、順次発生した乱数のディスク番号の所
定プログラム番号を再生する制御を行うようにしたもの
である。
【0012】さらにそれぞれの場合に、繰り返し再生モ
ードを指定するキーが操作されたとき、制御手段はN枚
のディスクの繰り返し再生制御を行うようにしたもので
ある。
【0013】
【作用】本発明によると、複数枚のディスクの所定のプ
ログラム番号だけを順次再生するように制御できること
で、この再生状態を指示するキー操作を行うだけで、各
ディスクの所定のプログラム番号だけが順番に再生さ
れ、簡単に複数のディスクに跨がる所定のプログラム番
号だけの再生ができるようになる。
【0014】また、この場合に所定の操作キーとして、
指定曲番再生モード設定キーと、番号キーとを備え、指
定曲番再生モード設定キーの操作後、番号キーの操作で
選択したプログラム番号だけを順次再生するようにした
ことで、順次再生させるプログラム番号(曲番)を自由
に設定できる。
【0015】また、それぞれの場合にランダム再生を指
定するキーが操作されたとき、制御手段はディスク枚数
に相当するNの中で乱数を発生させ、順次発生した乱数
のディスク番号の所定プログラム番号を再生する制御を
行うようにしたことで、複数のディスクに跨がる所定の
プログラム番号だけの再生が、再生装置側で乱数に応じ
て設定された任意のディスクの順序で行われる。
【0016】さらに、それぞれの場合に繰り返し再生モ
ードを指定するキーが操作されたとき、制御手段はN枚
のディスクの繰り返し再生制御を行うようにしたこと
で、複数のディスクに跨がる所定のプログラム番号だけ
の再生が、繰り返し行われるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0018】本例においては、10枚のオーディオ用コ
ンパクトディスクを収納して再生できる再生装置とした
もので、図中1は再生装置の各部を制御するシステムコ
ントローラを示し、このシステムコントローラ1には機
構部コントローラ2が接続されている。そして、この機
構部コントローラ2の制御により、ディスク再生機構部
10が制御される。
【0019】このディスク再生機構部10としては、接
続されたディスクマガジン11内に収納されたディスク
を再生するための機構が設けられている。即ち、ディス
クマガジン11は、10個のディスクの収納部12a,
12b,12c‥‥12jを有し、各収納部12a〜1
2jに1枚ずつコンパクトディスク4を収納させること
ができるようにしてある。そして、ディスク移送部20
により、この各収納部12a〜12jの中の所定の収納
部にセットされた所定のディスク4aを引き出してディ
スク再生部30に装着させることができるようにしてあ
る。
【0020】このディスク移送部20は、移送用モータ
21によって駆動されるエレベータ機構22を備え、こ
のエレベータ機構22によってディスクマガジン11を
上下に移動させて、各収納部12a〜12jに収納され
たディスク4をディスク再生部30に装着できる位置に
移動させることができるようにしてある。また、エレベ
ータ機構22によるディスクマガジン11の駆動位置
が、位置検出部23で検出されるようにしてある。
【0021】そして、ディスク再生部30は、ディスク
マガジン11から引き出して装着されたディスク4aを
回転駆動させるスピンドルモータ31と、この回転した
ディスク4aの信号記録面にレーザ光を照射して、その
戻り光を検出する光学ピックアップ32とを備え、光学
ピックアップ32の検出信号を再生処理回路5に供給す
る。この再生処理回路5では、供給される検出信号か
ら、左右のチャンネルのオーディオ信号を復調処理して
出力端子6L,6Rに供給する。
【0022】また、システムコントローラ1には、この
再生装置の動作状態などを数字,文字などで表示する表
示部3と、複数の操作キーを有する操作部40とが接続
してあり、操作部40内の各操作キーの操作に従って、
システムコントローラ1が再生制御を行うと共に、この
再生制御状態などを表示部3で表示させる。
【0023】ここで、本例の操作部40として備える操
作キーの配置状態を図2に示す。図2は操作パネルを示
す図で、この操作パネルには、ディスクの再生などを直
接指示するキーとして操作キー41〜45を備える。即
ち、ディスクの再生指示を行う再生キー(プレイキー)
41,再生の一時停止指示を行う一時停止キー42,再
生の停止指示を行う停止キー43,逆方向のサーチ指示
を行うサーチキー44,正方向のサーチ指示を行うサー
チキー45を備える。
【0024】また、再生モードを設定するキーとして操
作キー46〜50を備える。即ち、ディスクの再生を指
示された番号の曲から(指示がないときは最初の曲か
ら)、最後まで順番に再生させるノーマル再生モードを
設定させるノーマル再生キー46と、指示されたディス
クの指示された番号の曲だけを再生させるプログラム再
生モードを設定させるプログラム再生キー47と、繰り
返し再生を行うリピート再生モードを設定させるリピー
ト再生キー48と、不特定の順序で再生させるシャッフ
ル再生モードを設定させるシャッフル再生キー49と、
ディスクの1曲目だけを再生させる1曲目再生モードを
設定させる1曲目再生キー50とを備える。
【0025】また、ディスクマガジン11に用意された
10個の収納部12a〜12jに対応した10個のディ
スク番号キー51,52,53‥‥60を備えると共
に、曲番号1〜10に対応した10個の曲番号キー6
1,62,63‥‥70を備える。また、この曲番号キ
ー61〜70の近傍には、入力する曲番号を10加算す
る+10キー71が配置してある。
【0026】これらのキーを操作したときには、システ
ムコントローラ1に対応した操作情報が供給され、シス
テムコントローラ1が対応したディスク再生にかかわる
動作制御を行う。そして、このディスク再生を行う際の
再生モードとしては、操作キー46〜50の操作に基づ
いて設定される。その再生モードの詳細について説明す
ると、ここではノーマル再生キー46により設定され連
続的に再生を行うノーマル再生モードと、プログラム再
生キー47により設定されるプログラム再生モードと、
リピート再生キー48により設定されるリピート再生モ
ードと、シャッフル再生キー49により設定されるシャ
ッフル再生モードと、1曲目再生キー50により設定さ
れる1曲目再生モードとがある。
【0027】ここで、ノーマル再生モードが設定された
場合には、ディスク番号キー51〜60で指示されたデ
ィスク番号及び曲番号キー61〜71で指示された曲番
号からの連続的な再生を行うように、システムコントロ
ーラ1が再生順序の制御を行う。
【0028】そして、プログラム再生モードが設定され
た場合には、ディスク番号キー51〜60で指示された
ディスク番号及び曲番号キー61〜71で指示された曲
(複数の曲が指示される場合もある)だけの再生を行う
ように、システムコントローラ1が再生順序の制御を行
う。
【0029】そして、リピート再生モードが設定された
場合には、他のモードで設定された再生状態を繰り返し
行うように、システムコントローラ1が再生順序の制御
を行う。例えば、プログラム再生モードとリピート再生
モードを設定させることで、指定したディスクの指定し
た曲番号を繰り返し再生させる。
【0030】そして、シャッフル再生モードが設定され
た場合には、この再生装置に装着されたディスクの枚数
及び各ディスクの曲数をシステムコントローラ1が判断
して、この判断した数の中で乱数を発生させ、発生した
乱数に基づいたランダムな順序で再生するように、シス
テムコントローラ1が制御する。例えば、ディスク番号
1,2,3の3枚のディスクが装着されているとき、こ
の3枚のディスクの番号の再生順序を決める乱数をシス
テムコントローラ1で発生させる。そして、2,3,1
と乱数が発生したとき、ディスク番号2,ディスク番号
3,ディスク番号1の順序で再生させる制御を行う。そ
して、1枚のディスクの中の曲順についても、選択され
たディスクの曲数の範囲で乱数を発生させて、ランダム
な順序で再生させる。このシャッフル再生モードの場合
にも、リピート再生モードが設定されている場合には、
各ディスクのランダムな再生を繰り返し行う。
【0031】そして、1曲目再生モードが設定された場
合には、各ディスクの1曲目だけを再生させる制御をシ
ステムコントローラ1が行う。この1曲目再生モード
は、他のモード設定とは別に設定されるもので、各モー
ドで選択されたディスクの1曲目だけを再生して、次の
ディスクの選択動作に入る制御が行われる。
【0032】次に、この1曲目再生モードが設定された
場合の再生動作を、図3のフローチャートを参照して説
明する。このフローチャートの説明では、この再生装置
にディスク番号1からディスク番号NまでのN枚(Nは
任意の複数,但しこの装置では最大10枚)のディスク
がセットされているとする。
【0033】まず、システムコントローラ1は1曲目再
生キー50が押されたか否か判断し(ステップ10
1)、押された場合には1曲目再生を設定させた後、再
生キー(プレイキー)41が押されたか否か判断する
(ステップ102)。ここで、再生キー41が押された
と判断したときには、現在設定中の再生モードの判断動
作に移る(ステップ103)。
【0034】ここで、再生モードがノーマル再生モード
又はリピート再生モードであると判断したときには、デ
ィスクマガジン11の収納部12aに収納されたディス
ク番号1のディスクをディスク移送部20により再生部
30に装着させ、このディスク番号1のディスクの1曲
目を再生させる(ステップ104)。そして、この曲の
再生が終了すると、このディスク番号1のディスクをデ
ィスクマガジン11の収納部12aに戻した後、収納部
12bに収納されたディスク番号2のディスクを再生部
30に装着させ、このディスク番号2のディスクの1曲
目を再生させる(ステップ105)。以下同様にして各
ディスクの1曲目だけを再生させ、この再生装置にセッ
トされた最後のディスクであるディスク番号Nのディス
クの1曲目を再生させる(ステップ106)と、再生モ
ードがノーマル再生モードかリピート再生モードかを判
断する(ステップ107)。ここで、ノーマル再生モー
ドであると判断したときには、再生動作を終了する。ま
た、リピート再生モードであると判断したときには、ス
テップ104からステップ106までの各ディスクの1
曲目だけの順次再生を、停止キー43が押されるまで繰
り返し行う。
【0035】そして、ステップ103で再生モードがシ
ャッフル再生モード又はシャッフルリピート再生モード
であると判断したときには、ディスク番号の乱数Mを発
生させる(ステップ111)。この乱数Mは、ディスク
の枚数であるN以下の数(但し一度使用した数は除去す
る)とされ、発生した乱数Mのディスク番号(即ちディ
スク番号M)のディスクをディスク移送部20により再
生部30に装着させ、このディスク番号Mのディスクの
1曲目を再生させる(ステップ112)。そして、この
再生が終了すると、未再生ディスクがあるか否か判断し
(ステップ113)、未再生ディスクがある場合にはス
テップ111に戻って別の乱数Mを発生させ、未再生デ
ィスクの中からこの乱数Mにより再生するディスクを選
択してステップ112で1曲目を再生させる処理を繰り
返し行う。
【0036】そして、ステップ113で未再生ディスク
がないと判断したとき(即ちN枚のディスクの1曲目を
全て再生したとき)には、再生モードがシャッフル再生
モードかシャッフルリピート再生モードかの判断を行う
(ステップ114)。そして、シャッフル再生モードで
あると判断したときには、再生動作を終了する。また、
シャッフルリピート再生モードであると判断したときに
は、シャッフルデータのリセットを行ってから(ステッ
プ115)、ステップ111に戻ってディスク番号の乱
数Mを発生させる。従って、シャッフルリピート再生モ
ードである場合には、発生した乱数に従った順序(この
順序は毎回変わる)でのN枚のディスクの1曲目の再生
を、停止キー43が押されるまで繰り返し行う。
【0037】なお、このフローチャートではディスク番
号1からディスク番号Nまで連続したディスク番号のデ
ィスクがセットされているものとして説明したが、1か
らNまでの間の何れかの番号のディスクがセットされて
いない場合には、その番号のディスクの再生処理を省略
するように、システムコントローラ1が制御することで
対処できる。
【0038】以上説明したように、本例の再生装置によ
ると、1曲目再生モードを設定させることで、各ディス
クの1曲目だけが順次再生され、各ディスクの1曲目だ
けを聞きたい場合に簡単に対処できる。このような再生
は、例えば直径8cmのディスクに比較的少ない数の曲だ
けを収録させて、その内のメインとなる曲を1曲目に収
録させたシングルCDと称されるディスクを複数枚連続
的に再生させる場合などに、特に有効である。即ち、操
作パネルの1曲目再生キー50を押して1曲目再生モー
ドを設定させるだけで、シングルCDに収録されたメイ
ンとなる1曲目だけが、順次再生され、各ディスクのメ
インの曲以外の曲を聞きたくない場合に簡単に対処でき
る。従来はこのような再生をしたい場合には、プログラ
ム再生モードを設定させて、再生するディスク番号,曲
番号(1曲目)を1曲ずつディスク番号キー51〜60
と曲番号キー61〜71で指示する必要があったので、
本例によると1曲目だけを順次再生させるのに必要なキ
ー操作が大幅に少なくなる。
【0039】なお、上述実施例では1曲目だけを再生さ
せるモードとしたが、他の特定の曲番だけを再生させる
モードを設けても良い。例えば、各ディスクの3曲目だ
けを再生させるモードを設定できるモード設定キーを設
けるようにしても良い。この3曲目だけを再生させるモ
ードを設けることで、例えば上述したシングルCDの場
合には、3曲目にメインとなる曲の伴奏(いわゆるカラ
オケ用伴奏)だけが収録されていることが多く、このメ
インとなる曲の伴奏だけを順次再生させることが可能に
なる。
【0040】或いは、1曲目再生モードのように何曲目
かを決めたモードとはせず、指定曲番再生モードとし
て、指定曲番再生モードキーを用意し、この指定曲番再
生モードキーを押した後に、曲番号キー61〜71で指
示した何れかの曲番号だけを再生するモードとして設定
されるようにしても良い。例えば、指定曲番再生モード
キーを押した後に、曲番号2に対応した曲番号キー62
を押すことで、各ディスクの2曲目だけを再生させるモ
ードが設定されるようにする。このようにすることで、
どの曲番号だけを再生させたいときでも簡単に対処でき
る。
【0041】また、上述実施例ではモード設定を行った
後に再生キーを押してから実際の再生が開始されるよう
にしたが、モード設定を行っただけで再生が開始するよ
うにしても良い。
【0042】また、上述実施例では設定される各モード
毎に個別にキーを設けたが、モード設定用キーとして1
個のキーだけを設けて、このキーを1回押す毎に順番に
設定されるモードが変化するようにしても良い。この場
合、上述した指定曲番再生モード(即ち再生される曲番
を任意に設定できるモード)を用意した場合には、モー
ド設定用キーで指定曲番再生モードを指示した後に、何
れかの曲番号キー61〜71を押すことで(或いはモー
ド設定用キーと何れかの曲番号キー61〜71を同時に
押すことで)、対応した曲番号の再生モードが設定され
るようにしても良い。
【0043】さらに、上述実施例ではディスクマガジン
にセットされた複数枚のディスクを順次再生させる再生
装置としたが、他の機構により複数枚のディスクが装填
されて連続再生できる再生装置にも適用できることは勿
論である。この場合、ディスクの方式についても、上述
したオーディオ用コンパクトディスク以外の方式の各種
ディスクの再生装置(例えばビデオディスクの再生装
置,光磁気ディスクによるオーディオ記録ディスクの再
生装置など)にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】本発明によると、複数枚のディスクの所
定のプログラム番号だけを順次再生するように制御でき
ることで、この再生状態を指示するキー操作を行うだけ
で、各ディスクの所定のプログラム番号だけが順番に再
生され、簡単に複数のディスクに跨がる所定のプログラ
ム番号だけの再生ができるようになる。このため、例え
ばオーディオ用コンパクトディスクを複数枚連続再生さ
せる場合に、各ディスクの1曲目などの所定の番号の曲
だけを再生させることが簡単にできるようになる。
【0045】また、この場合に所定の操作キーとして、
指定曲番再生モード設定キーと、番号キーとを備え、指
定曲番再生モード設定キーの操作後、番号キーの操作で
選択したプログラム番号だけを順次再生するようにした
ことで、順次再生させるプログラム番号(曲番)を自由
に設定できる。例えば、各ディスクの1曲目だけを順次
再生させる設定や、3曲目だけを順次させる設定などが
簡単にできるようになる。
【0046】また、それぞれの場合にランダム再生を指
定するキーが操作されたとき、制御手段はディスク枚数
に相当するNの中で乱数を発生させ、順次発生した乱数
のディスク番号の所定プログラム番号を再生する制御を
行うようにしたことで、複数のディスクに跨がる所定の
プログラム番号だけの再生が、再生装置側で乱数に応じ
て設定された任意のディスクの順序で行われる。
【0047】さらに、それぞれの場合に繰り返し再生モ
ードを指定するキーが操作されたとき、制御手段はN枚
のディスクの繰り返し再生制御を行うようにしたこと
で、複数のディスクに跨がる所定のプログラム番号だけ
の再生が、繰り返し行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例の装置の操作パネルを示す構成図であ
る。
【図3】一実施例による再生状態を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 システムコントローラ 2 機構部コントローラ 4,4a ディスク 10 ディスク再生機構部 11 ディスクマガジン 12a,12b‥‥12j ディスク収納部 20 ディスク移送部 21 移送用モータ 22 エレベータ機構 23 位置検出部 30 ディスク再生部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N枚(Nは2以上の整数)のディスクか
    ら所定のディスクを選択するディスク選択手段と、 該ディスク選択手段で選択したディスクの再生手段と、 所定の操作キーが操作されたことを判別する判別手段
    と、 該判別手段で所定の操作キーの操作を判別したとき上記
    N枚のディスクの所定のプログラム番号だけを順次再生
    するように制御する制御手段とを備えたディスク再生装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク再生装置におい
    て、 上記所定の操作キーとして、指定曲番再生モード設定キ
    ーと、番号キーとを備え、 上記指定曲番再生モード設定キーの操作後、上記番号キ
    ーの操作で選択したプログラム番号だけを順次再生する
    ようにしたディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のディスク再
    生装置において、 ランダム再生を指定するキーが操作されたとき、上記制
    御手段は上記Nの中で乱数を発生させ、順次発生した乱
    数のディスク番号の上記所定プログラム番号を再生する
    制御を行うようにしたディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3の何れか1項に記載の
    ディスク再生装置において、 繰り返し再生モードを指定するキーが操作されたとき、
    上記制御手段は上記N枚のディスクの繰り返し再生制御
    を行うようにしたディスク再生装置。
JP15888994A 1994-07-11 1994-07-11 ディスク再生装置 Pending JPH0831074A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10112165A (ja) * 1996-10-04 1998-04-28 Kenwood Corp ディスク記録再生装置
US5923783A (en) * 1996-08-07 1999-07-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Image encoding apparatus and image decoding apparatus

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