JP2002183343A - 保守・操作情報提供システム - Google Patents

保守・操作情報提供システム

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JP2002183343A
JP2002183343A JP2000385290A JP2000385290A JP2002183343A JP 2002183343 A JP2002183343 A JP 2002183343A JP 2000385290 A JP2000385290 A JP 2000385290A JP 2000385290 A JP2000385290 A JP 2000385290A JP 2002183343 A JP2002183343 A JP 2002183343A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキスト形式の保守・操作情報から容易且つ
適切に対応する音声・画像の保守・操作情報を提供す
る。 【解決手段】 テキスト形式の保守・操作情報を検索条
件情報に対応させて記憶したテキストファイル23と、
テキストファイル23に記憶された情報に関連する画像
情報がテキスト形式の保守・操作情報に関連付けられて
記憶された画像ファイル24とを具備する。列車検査情
報データベース2は、コンピュータ端末3−1がテキス
ト形式の保守・操作情報の提供を受けている場合にこの
コンピュータ端末3−1から関連情報の提供を求められ
ると、画像ファイル24から対応する画像情報を取り出
してコンピュータ端末3−1へ提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の機器や装
置さらにはシステムなどの保守・操作情報提供に用いる
ことのできる保守・操作情報提供システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、列車の車両についてビデオ撮影を
した画像や同時録音した音声を基に保守や点検を行った
結果は、テキスト形式の情報にてファイル化して保存す
るのが通例である。一方、上記の点検結果について報告
を受ける上司等は、テキスト形式の情報を受けて内容を
検討し対策をとるのであるが、ビデオ撮影をした画像や
同時録音した音声による確認を取りたい場合がある。
【0003】しかしながら、ビデオ撮影をした画像や同
時録音した音声のデータはビデオ保存室等の別の場所に
ある場合が多く、煩わしいものであった。また、ビデオ
テープのどこに録画されているか不明な場合も多く、検
索に時間を要する問題点が発生していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、各種の電子機器
などに関して保守・操作情報を提供する場合には、保守
・操作情報の更新を人手により行っている。このため、
障害情報から更新の判断を適切に行うことが難しく、効
率的な保守・操作のマニュアル等の情報を提供が行い難
いという状況があった。
【0005】本発明は上記のような保守・操作情報提供
システムの現状に鑑みてなされたもので、その目的は、
テキスト形式の保守・操作情報から容易且つ適切に対応
する音声・画像の保守・操作情報を提供することのでき
る保守・操作情報提供システムを提供することである。
また、他の目的は、得られる障害情報を保守・操作のマ
ニュアル等に生かすことのできる保守・操作情報提供シ
ステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保守・操作
情報提供システムは、テキスト形式の保守・操作情報を
検索条件情報に対応させて記憶した第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された情報に関連する音声情
報と画像情報の少なくとも一方が前記テキスト形式の保
守・操作情報に関連付けられて記憶された第2の記憶手
段と、端末から検索条件の提示を受け取り、前記第1の
記憶手段から対応するテキスト形式の保守・操作情報を
取り出して送出する第1の送出手段と、前記テキスト形
式の保守・操作情報の送出先端末から関連情報の提供を
求められると、前記第2の記憶手段から対応する情報を
取り出して送出する第2の送出手段とを具備することを
特徴とする。これによって、テキスト形式の保守・操作
情報の送出先端末から関連情報の提供を求められると、
関連する音声情報と画像情報の少なくとも一方の情報が
提供される。
【0007】また本発明に係る保守・操作情報提供シス
テムは、保守・操作情報を検索条件情報及び障害情報に
対応させて記憶した記憶手段と、端末から検索条件の提
示を受け取り、前記記憶手段から対応する保守・操作情
報を取り出して送出する送出手段と、外部からの障害情
報を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けた
障害情報に基づき対応する保守・操作情報及び障害情報
の更新を行う更新手段とを具備することを特徴とする。
これによって、外部からの障害情報を受け付け、この障
害情報に基づき対応する保守・操作情報及び障害情報の
更新が行われることになる。
【0008】また本発明に係る保守・操作情報提供シス
テムでは、更新手段が、部品の使用開始から障害発生ま
での時間情報を含んだ障害情報を受け取り、統計的に部
品の寿命を検出して、取り換え時期を保守・操作情報及
び障害情報に反映させることを特徴とする。
【0009】また本発明に係る保守・操作情報提供シス
テムでは、更新手段は、連鎖して発生する障害を検出
し、予防対策を保守・操作情報及び障害情報に反映させ
ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明に
係る保守・操作情報提供システムを説明する。図1に
は、保守・操作情報提供システムの第1の実施形態であ
る列車検査情報提供システムが示されている。このシス
テムは、ネットワーク1に列車検査情報データベース2
と、複数のコンピュータ端末3−1〜3−nが接続され
たシステムである。
【0011】列車検査情報データベース2には、WWW
(ワールド・ワイド・ウェブ)サーバ21と、これに接
続される列車検査情報サーバ22、更に列車検査情報サ
ーバ22と接続されたテキストファイル23、画像ファ
イル24及び音声ファイル25が設けられている。
【0012】コンピュータ端末3−1〜3−nには、そ
れぞれ、Web(ウェブ)ブラウザ30−1〜30−n
が保持されており、WWWサーバ21にアクセス可能と
なっている。また、コンピュータ端末3−1〜3−nに
は、それぞれ、表示装置4−〜4−n及び入力装置5−
1〜5−nが接続されている。
【0013】列車検査情報データベース2に設けられて
いるテキストファイル23には、図2に示されるように
報告書H1〜Hjがテキスト形式にて記憶されている。
各報告書には、報告書番号、作成者、作成年月日、列車
番号、車両番号、車両識別情報、報告内容が含まれてい
る。報告内容には、パンタグラフ、窓、車体、車輪等に
関する傷や汚れ等の情報が含まれる。従って、各報告書
は、1車両毎に作成されているものである。また、報告
書は、報告書番号、作成者、作成年月日、列車番号、車
両番号、車両識別情報を検索条件情報として読み出し可
能に記憶されている。
【0014】更にテキストファイル23には、図3に示
されるように、テキスト形式の情報から画像情報と音声
情報を検索するためのアドレスが記憶されたテーブルが
備えられている。このテーブルは、報告書H1〜Hjに
含まれている報告書番号と報告内容の中に登場するパン
タグラフ、窓、車体、車輪等の対象をキー情報として、
画像情報アドレスと音声情報アドレスを検索可能となっ
ている。例えば、報告番号「1112」の車体に関する
画像情報と音声情報のアドレスは、それぞれ「003
0」と「10008」である。
【0015】図4には、画像ファイル24と音声ファイ
ル25の構成が示されている。画像ファイル24と音声
ファイル25共に、各アドレスに対応して、一つの報告
書に記載された車両毎のパンタグラフ、窓、車体、車輪
等の1対象毎の情報が記憶されている。尚、これらの画
像情報や音声情報は、車庫へ入庫する列車を幾つかのテ
レビカメラにより撮像し、同時に音声を録音して、これ
らを収集してファイル化したものである。
【0016】以上のように構成されたシステムにおいて
は、列車検査情報データベース2のWWWサーバ21と
列車検査情報サーバ22が図5のフローチャートに対応
するプログラムにより動作を行い、コンピュータ端末3
−1〜3−nが図6のフローチャートに対応するプログ
ラムにより動作を行うので、これを説明する。ここで
は、コンピュータ端末3−1の動作を説明することによ
り他を代表させる。
【0017】WWWサーバ21は、コンピュータ端末3
−1〜3−nからの検索要求を待っている(S1)。コ
ンピュータ端末3−1の入力装置5−1によりWWWサ
ーバ21へのアクセス要求と検索条件情報が入力される
と、これを受けてWebブラウザ30−1が検索要求を
WWWサーバ21へ送出する(S11)。
【0018】これを受けたWWWサーバ21は検索条件
情報を取り出し、列車検査情報サーバ22へ送出する
(S2)。列車検査情報サーバ22は、与えられた検索
条件情報に基づきテキストファイル23を検索して(S
3)、対応情報の有無を検出する(S4)。
【0019】上記ステップS4において対応する情報が
無い場合には、コンピュータ端末3−1の表示装置4−
1におけるエラー表示処理を行う(S5)。一方、対応
する情報が検出されると、テキストファイル23から対
応する情報(報告書)を読み出してWebブラウザ30
−1へ送出する(S6)。
【0020】Webブラウザ30−1はこれを受け、コ
ンピュータ端末3−1の表示装置4−1にテキスト形式
の情報(報告書)を表示し(S12)、画像情報・音声
情報を要求するか検出する(S13)。ここで、要求が
なければ、他のテキスト形式の情報を要求するかを検出
し(S16)、他のテキスト形式の情報を要求すること
が検出されると、ステップS11へ戻って処理を継続す
る。
【0021】上記ステップS13において、画像情報・
音声情報の要求が検出されると、Webブラウザ30−
1は、入力装置5−1から入力された報告書番号と報告
内容の中に登場するパンタグラフ、窓、車体、車輪等の
内のいずれか1の対象をキー情報として受け付け、これ
をWWWサーバ21へ送出する(S14)。WWWサー
バ21は、上記のキー情報を列車検査情報サーバ22へ
転送する。
【0022】このとき、列車検査情報サーバ22は先に
送出した報告書に対応の画像・音声の要求があるかを検
出しており(図5のステップS7)、キー情報を受け取
ってYESへ分岐し、当該報告書内の報告書番号と報告
内容の中に登場するパンタグラフ、窓、車体、車輪等の
内のいずれか1の対象からなるキー情報に基づき、画像
ファイル24と音声ファイル25とを検索して、対応の
画像情報および音声情報を読み出してWebブラウザ3
0−1へ送出する(S8)。
【0023】Webブラウザ30−1はこれを受け、コ
ンピュータ端末3−1の表示装置4−1に画像情報を表
示し、図示せぬスピーカから音声情報による音声を出力
し(S15)、他のテキスト形式の情報を要求するかを
検出する(S16)。
【0024】上記ステップS16において、他のテキス
ト形式の情報が要求されなければ、終了要求が入力され
るかを検出し(S17)、終了要求が入力されなけれ
ば、ステップS13へ戻って処理が続けられ、終了要求
が入力されたことが検出されるとエンドとなる。
【0025】また、WWWサーバ21が画像情報および
音声情報を読み出してWebブラウザ30−1へ送出し
た(S8)後には、終了要求が入力されたかを検出し
(S9)、終了要求が入力されなければ、ステップS1
へ戻って処理が続けられ、終了要求が入力されたことが
検出されるとエンドとなる。
【0026】斯して本実施の形態によれば、列車の車両
について検査結果の報告書を見ているときに、対応の画
像・音声にて確認したい場合には、極めて容易に要求を
出して画像・音声を得ることができ便利である。
【0027】尚、本実施の形態においては、画像・音声
の双方を取り出すようにしたが、少なくともいずれか一
方を取り出すものであっても良い。
【0028】次に、保守・操作情報提供システムの第2
の実施形態である保守・点検情報提供システムを説明す
る。このシステムは図7に示されているように、ネット
ワーク1に保守データベース7と、複数のコンピュータ
端末3−1〜3−nが接続されている。
【0029】保守データベース7には、WWW(ワール
ド・ワイド・ウェブ)サーバ71と、このWWWサーバ
71に接続される保守・点検情報サーバ72、更に保守
・点検情報サーバ72と接続された障害情報ファイル7
3、マニュアルファイル74が設けられている。
【0030】コンピュータ端末3−1〜3−nには、そ
れぞれ、Web(ウェブ)ブラウザ30−1〜30−n
が保持されており、WWWサーバ71にアクセス可能と
なっている。また、コンピュータ端末3−1〜3−nに
は、それぞれ、表示装置4−〜4−n及び入力装置5−
1〜5−nが接続されている。
【0031】また、保守データベース7の保守・点検情
報提供サーバ72には、遠隔監視システム8が接続され
ている。この遠隔監視システム8は、装置ユニットU
1、U2、U3、・・・(図示せず)の障害を監視し、
障害発生時に障害情報を送ってくる。装置ユニットU
1、U2、U3、・・・は同一物であり、それぞれが部
品x、y、zから構成される。
【0032】遠隔監視システム8が送ってくる障害情報
は、図8に示されるように部品x、y、z毎に定義され
ている。つまり、部品xについては、暗くなる障害を検
出し、そのレベル1〜3のいずれか、または消灯状態を
障害情報として送ってくる。部品yについては、薄くな
る障害を検出し、そのレベル1〜3のいずれか、または
無出力状態を障害情報として送ってくる。部品zについ
ては、遅くなる障害を検出し、そのレベル1〜3のいず
れか、または停止状態を障害情報として送ってくる。
【0033】図7のマニュアルファイル74には、図1
0に示されるように、操作マニュアル10−1、10−
2、・・・が格納されている。操作マニュアル10−1
は、印刷に関する説明が記載されたマニュアルであり、
操作マニュアル10−2は、コピーに関する説明が記載
されたマニュアルであり、その他各種の装置に関する操
作マニュアルが用意されている。
【0034】また、図7のマニュアルファイル74に
は、図11に示されるように、保守マニュアル11−
1、11−2、・・・が格納されている。保守マニュア
ルは、部品(x、y、z)毎の状況毎に、事後対策と予
防対策が記憶されたものであり、保守マニュアル11−
1は、部品xの状況p1に対する事後対策イと予防対策
ロを記憶しており、保守マニュアル11−2は、部品x
の状況p2に対する事後対策ハと予防対策ニを記憶して
おり、以下同様に記憶されている。
【0035】より具体的には、図9に示すような情報が
並べられている。図9では、部品xに係る部分のみを示
しているのであるが、まず、部品xがレベル1で暗くな
ると、事後対策としては、洗浄を行うことがセットされ
ており、予防対策としてはその後6月でレベル2へ進む
こと、また部品xの部品ppを用意しておくべきことが
セットされている。次に、部品xがレベル2で暗くなる
と、事後対策としては、洗浄及び先にレベル1の段階で
用意した部品ppの交換を行うことがセットされてお
り、予防対策としてはその後6月でレベル3へ進むこ
と、また部品xの部品QQを用意しておくべきことがセ
ットされている。
【0036】更に、部品xがレベル3で暗くなると、事
後対策としては、洗浄を行うこと及びレベル2の段階で
用意した部品QQの交換を行うがセットされており、予
防対策としてはその後6月で消灯状態へ進むこと、また
部品x自体を用意しておくべきことがセットされてい
る。次に、部品xが消灯状態となると、事後対策として
は、部品x自体の交換を行うことがセットされており、
予防対策としてはその後約一年で部品yを交換する必要
があること、また部品yその間に用意しておくべきこと
がセットされている。
【0037】図7の障害情報ファイル73には、図12
に示されるように装置ユニットU1、U2、U3、・・
・毎に、発生した状況が経時的に格納されている。
【0038】以上のように構成されたシステムにおい
て、コンピュータ端末3−1〜3−nから、マニュアル
の要求を行って必要な操作マニュアルを得て表示装置4
−1〜4−nへ表示することができる。例えば、装置の
機種と操作内容を検索条件情報としてWWWサーバ71
へ要求を送出することにより、保守・点検情報提供サー
バ72がマニュアルファイル74を検索して対応の操作
マニュアルを読み出し、WWWサーバ71を介して対応
のWebブラウザ30(30−1〜30−nの該当のも
の)へ返送を行い表示に供する。
【0039】また、装置の障害情報を検索条件情報とし
てWWWサーバ71へ要求を送出することにより、保守
・点検情報提供サーバ72がマニュアルファイル74を
検索して対応の保守マニュアルを読み出し、WWWサー
バ71を介して対応のWebブラウザ30(30−1〜
30−nの該当のもの)へ返送を行い表示に供する。例
えば、装置ユニットU2において消灯が生じたことをコ
ンピュータ端末3−2から入力して保守マニュアルを要
求すると、図9を用いて説明した部品xが消灯状態に関
する事後対策と予防対策を取り出すことができる。
【0040】保守データベース7の保守・点検情報提供
サーバ72は、図13〜図15に示すフローチャートに
対応のプログラムにより動作を行うので、以下に説明す
る。まず、情報を受け付けてその情報がマニュアル要求
であるのか、または障害情報であるのかを検出する(S
21)。ここで、マニュアル要求であることを検出する
と、マニュアルの表示処理を前述の通りに行う(S2
2)。
【0041】ステップS21において、障害情報の到来
を検出すると、障害情報ファイル73へ記憶する(S2
3)。つまり、障害情報は遠隔監視システム8から到来
し、装置ユニットU1、U2、U3、・・・のいずれか
を示す識別情報が付加されている。そこで、図12に示
される障害情報ファイル73の装置ユニットU1、U
2、U3、・・・毎の格納エリアのうち該当するエリア
に、経時的に格納することになる。
【0042】次に、当該障害情報の内容である部品と同
一部品に関する履歴を、障害情報ファイル73の全装置
ユニットU1、U2、U3、・・・に関して調べ、統計
処理を行い、保守マニュアルの更新を行い(S24)、
次に、当該障害情報の内容である部品と異なる部品に関
する履歴を、障害情報ファイル73の全装置ユニットU
1、U2、U3、・・・に関して調べ、統計処理を行
い、保守マニュアルの更新を行い(S25)、エンドと
なる。
【0043】具体的には、ステップS24の処理は、図
14に示すようになる。つまり、同一障害、例えば、部
品xの消灯状態が生じた場合、その前に部品xにおいて
レベル3にて暗くなることが定義されていることから、
この時間間隔を求め再度平均を求めて予防対策を更新す
る(S26)。従って、図9の例では、レベル3にて暗
くなってから6月(寿命時間)で消灯状態と定義されて
いるが、これが5月或いは7月へ変更される。
【0044】また、ステップS25の処理は、詳細には
図15に示されるようになる。例えば、部品yが無出力
状態となった場合に、それより前に生じた他の部品
(x、z)に関する障害を障害情報ファイル73の全装
置ユニットU1、U2、U3、・・・に関して調べ、例
えば、部品xがそれより約1年前に消灯状態となってい
る事案を検出する。
【0045】係る連鎖と見られる事案の発生回数が予め
定められたM回以上発生しているかを調べる(S2
7)。M回以上発生していなければ、保守マニュアルを
更新することなくエンドとなる。しかし、M回以上発生
していれば、係る連鎖に係る事案を予防対策にセットし
て保守マニュアルを更新する(S28)。
【0046】上記の例で説明すると、部品yが無出力状
態となるより約1年前に部品xが消灯状態となっている
事案がM回以上発生していれば、図9に示すように、部
品xの保守マニュアルにおいて、部品xが消灯状態とな
ると、予防対策としてはその後約一年で部品yを交換す
る必要があること、また部品yその間に用意しておくべ
きことをセットする更新を行う。
【0047】このようにして、連鎖に係る事案を予測し
て適切な保守を行うことが可能となる。尚、本実施の形
態では遠隔監視システム8から障害情報を得るようにし
たが、コンピュータ端末3−1〜3−nから障害情報を
得るようにしても良いことは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る保守・
操作情報提供システムによれば、テキスト形式の保守・
操作情報を検索条件情報に対応させて記憶し、この記憶
された情報に関連する音声情報と画像情報の少なくとも
一方をテキスト形式の保守・操作情報に関連付けられて
記憶し、端末から検索条件の提示を受け取ると、対応す
るテキスト形式の保守・操作情報を取り出して送出し、
テキスト形式の保守・操作情報の送出先端末から関連情
報の提供を求められると、対応する音声情報と画像情報
の少なくとも一方の情報を取り出して送出するので、テ
キスト形式の保守・操作情報を見ている場合に迅速に対
応する音声情報と画像情報の少なくとも一方の情報を取
り出して出力することができ、便利である。
【0049】また本発明に係る保守・操作情報提供シス
テムによれば、保守・操作情報を検索条件情報及び障害
情報に対応させて記憶し、端末から検索条件の提示を受
け取り、対応する保守・操作情報を取り出して送出し、
外部からの障害情報を受け付けた障害情報に基づき対応
する保守・操作情報及び障害情報の更新を行うので、保
守・操作情報及び障害情報が実際の障害に応じて変更さ
れ、適切な情報の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である列車検査情報提
供システムの構成図。
【図2】本発明の第1の実施形態である列車検査情報提
供システムに用いられるテキストファイルの内容を示す
図。
【図3】本発明の第1の実施形態である列車検査情報提
供システムに用いられるテキスト形式の情報から画像情
報と音声情報を検索するためのアドレスが記憶されたテ
ーブルを示す図。
【図4】本発明の第1の実施形態である列車検査情報提
供システムに用いられる画像ファイルと音声ファイルの
内部構成図。
【図5】本発明の第1の実施形態である列車検査情報提
供システムにおける列車検査情報データベースの動作を
説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の第1の実施形態である列車検査情報提
供システムにおけるコンピュータ端末の動作を説明する
ためのフローチャート。
【図7】本発明の第2の実施形態である保守・点検情報
提供システムの構成図。
【図8】本発明の第2の実施形態である保守・点検情報
提供システムにおいて検出される障害情報の例を示す
図。
【図9】本発明の第2の実施形態である保守・点検情報
提供システムにおいて用いられるマニュアルファイルの
内容を示す図。
【図10】本発明の第2の実施形態である保守・点検情
報提供システムにおいて用いられるマニュアルファイル
の内容を示す図。
【図11】本発明の第2の実施形態である保守・点検情
報提供システムにおいて用いられるマニュアルファイル
の内容を示す図。
【図12】本発明の第2の実施形態である保守・点検情
報提供システムにおいて用いられる障害情報ファイルの
内容を示す図。
【図13】本発明の第2の実施形態である保守・点検情
報提供システムの動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図14】本発明の第2の実施形態である保守・点検情
報提供システムの動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図15】本発明の第2の実施形態である保守・点検情
報提供システムの動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 列車検査情
報データベース 3−1〜3−n コンピュータ端末 4−1〜4−n
表示装置 5−1〜5−n 入力装置 7 保守データ
ベース 8 遠隔監視システム 21、71 W
WWサーバ 22 列車検査情報サーバ 23 テキスト
ファイル 24 画像ファイル 25 音声ファ
イル 72 保守・点検情報提供サーバ 73 障害情報
ファイル 74 マニュアルファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト形式の保守・操作情報を検索条
    件情報に対応させて記憶した第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された情報に関連する音声情
    報と画像情報の少なくとも一方が前記テキスト形式の保
    守・操作情報に関連付けられて記憶された第2の記憶手
    段と、 端末から検索条件の提示を受け取り、前記第1の記憶手
    段から対応するテキスト形式の保守・操作情報を取り出
    して送出する第1の送出手段と、 前記テキスト形式の保守・操作情報の送出先端末から関
    連情報の提供を求められると、前記第2の記憶手段から
    対応する情報を取り出して送出する第2の送出手段とを
    具備することを特徴とする保守・操作情報提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】 保守・操作情報を検索条件情報及び障害
    情報に対応させて記憶した記憶手段と、 端末から検索条件の提示を受け取り、前記記憶手段から
    対応する保守・操作情報を取り出して送出する送出手段
    と、 外部からの障害情報を受け付ける受付手段と、 前記受付手段が受け付けた障害情報に基づき対応する保
    守・操作情報及び障害情報の更新を行う更新手段とを具
    備することを特徴とする保守・操作情報提供システム。
  3. 【請求項3】 更新手段は、部品の使用開始から障害発
    生までの時間情報を含んだ障害情報を受け取り、統計的
    に部品の寿命を検出して、取り換え時期を保守・操作情
    報及び障害情報に反映させることを特徴とする請求項2
    に記載の保守・操作情報提供システム。
  4. 【請求項4】 更新手段は、連鎖して発生する障害を検
    出し、予防対策を保守・操作情報及び障害情報に反映さ
    せることを特徴とする請求項2に記載の保守・操作情報
    提供システム。
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