JP2003259024A - 情報通信端末機器、機器使用状況管理システム及び機器使用状況管理方法 - Google Patents

情報通信端末機器、機器使用状況管理システム及び機器使用状況管理方法

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JP2003259024A
JP2003259024A JP2002060608A JP2002060608A JP2003259024A JP 2003259024 A JP2003259024 A JP 2003259024A JP 2002060608 A JP2002060608 A JP 2002060608A JP 2002060608 A JP2002060608 A JP 2002060608A JP 2003259024 A JP2003259024 A JP 2003259024A
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Toshiya Akitani
敏也 顯谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報通信端末の故障再現性を高めるために、
故障が発生するに至る操作手順などのプロセスと故障発
生時のネットワーク状況とを時間順に自動的かつ継続的
に記録し、顧客情報と関連付けて管理する。 【解決手段】 顧客の所持する情報通信端末1に少なく
とも顧客の使用状況を格納するためのエラー情報用メモ
リ5と、情報通信端末1に異常が発生したときに基地局
2を経由して監視サーバ3に異常発生を知らせるための
エラーボタンとを備え、監視サーバ3では、対象となる
情報通信端末1ごとに、操作時刻順に使用状況、使用環
境を自動的かつ継続的に収集して顧客管理サーバ4に転
送し、顧客管理サーバ4では、転送されてきた操作時刻
順に使用状況や使用環境等の情報を、顧客情報と関連付
けてデータベースに格納し、管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して他の機器と双方向通信可能に接続される情報通
信端末機器、この情報通信端末機器と管理サーバとが通
信ネットワークを介して双方向通信可能に接続された機
器使用状況管理システム及び機器使用状況管理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークへの接続を前提とした
情報通信端末機器においては、搭載されるソフトウェア
の複雑化に加え、ネットワークインフラの通信条件など
の外的要因により、不具合発生時の原因究明が非常に困
難になってきている。
【0003】原因の究明には現象の再現が最も重要にな
るが、様々な要因の組み合わせで発生する場合が多く、
現状では現象の再現を行うことが非常に難しい状況にあ
る。
【0004】ネットワークを介して情報を提供するサー
ビスの技術として、例えば特開平9−81473号公報
に記載の自発的サービス提供方法及びシステムが開示さ
れている。このシステムは、顧客が自発的にサービスを
要求することで、その要求に応じたサービスを提供する
ものである。
【0005】また、情報を伝達する手段として、特開平
4−313933号公報に記載の通信システムや特開平
5−110564号公報に記載の伝送システムが開示さ
れている。これらのシステムは、情報通信端末の情報を
中継局を介して直接双方向でやり取りする構成となって
いる。
【0006】この他にも、特開平9−244965号公
報に記載の技術が開示されている。この技術は、有線も
しくは無線の通信回線を利用して、複数の情報通信端末
の状態を集中管理する構成となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、着
信結果や発信結果などの操作結果としての情報は残すこ
とができる。しかし、故障等の異常を分析するために必
要な、操作手順などの故障に至るまでの過程や、通信条
件やエラー発生時のネットワーク状況などを記録するこ
とができないといった問題があった。
【0008】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、故障再現性を高めるために、故
障が発生するに至る操作手順などのプロセスと故障発生
時のネットワーク状況とを時間順に自動的かつ継続的に
記録し、顧客情報と関連付けて管理することのできる情
報通信端末機器、機器使用状況管理システム及び機器使
用状況管理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の情報通信端末機
器は、通信ネットワークを介して他の機器と双方向通信
可能に接続される情報通信端末機器において、使用状況
及び使用環境の情報を操作時刻順に収集する収集手段
と、前記収集手段で得られた情報を記憶する記憶手段と
を備えたことを特徴とする。
【0010】このような特徴を有する本発明によれば、
情報通信端末機器では、操作手順等の使用状況や、通信
条件やネットワーク状況である使用環境を、操作時刻順
に収集し記憶することができるので、故障等の発生時
に、この記憶された情報に基づいて、故障の原因を分析
することが可能となる。
【0011】また、本発明の機器使用状況管理システム
は、上記構成の情報通信端末機器と管理サーバとが通信
ネットワークを介して双方向通信可能に接続された機器
使用状況管理システムにおいて、前記情報通信端末機器
は、機器に異常が発生したときに、前記記憶手段に記憶
されている情報を前記管理サーバに転送する転送手段を
さらに備えたことを特徴とする。また、前記管理サーバ
は、前記情報通信端末機器を使用する顧客の情報を管理
する顧客情報管理手段を備え、前記情報通信端末機器か
ら転送されてきた情報を前記顧客情報管理手段にて管理
している該当する顧客と関連付けて管理することを特徴
とする。
【0012】このような特徴を有する本発明によれば、
情報通信端末機器に記憶されている使用状況及び使用環
境の情報を管理サーバに転送することができるので、管
理サーバが設置されているセンター側で、故障の原因を
分析することができ、顧客に対して迅速に対応すること
が可能となる。
【0013】また、本発明の機器使用状況管理方法は、
情報通信端末機器と管理サーバとが通信ネットワークを
介して双方向通信可能に接続されたシステムにおける機
器使用状況管理方法であって、前記情報通信端末機器
は、使用状況及び使用環境の情報を操作時刻順に収集す
る段階と、収集して得られた情報を記憶手段に記憶する
段階と、機器に異常が発生したときに前記記憶手段に記
憶されている情報を読み出して前記管理サーバに転送す
る段階とを備えており、前記管理サーバは、前記情報通
信端末機器から転送されてきた情報を顧客と関連付けて
管理する段階を備えていることを特徴とする。
【0014】このような特徴を有する本発明によれば、
情報通信端末機器では、操作手順等の使用状況や、通信
条件やネットワーク状況である使用環境を、操作時刻順
に収集し記憶することができるので、故障等の発生時
に、この記憶された情報に基づいて、故障の原因を分析
することが可能となる。また、情報通信端末機器に記憶
されている使用状況及び使用環境の情報を管理サーバに
転送することができるので、管理サーバが設置されてい
るセンター側で、故障の原因を分析することができ、顧
客に対して迅速に対応することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態である機器
使用状況管理システムの概略構成図である。
【0017】情報通信端末機器(以下、単に「情報通信
端末」と称する。)1は、通信ネットワークN及びセン
ター側である基地局2を介して、情報通信端末1の通信
状況を管理する監視サーバ3と双方向に接続されてお
り、監視サーバ3は、個々の顧客を監視している顧客管
理サーバ4と双方向に接続された構成となっている。
【0018】情報通信端末1は、情報通信端末1に故障
等が発生した場合、この故障情報をエラー情報用メモリ
5に蓄積した後、監視サーバ3を介して顧客管理サーバ
4に転送する。
【0019】図2は、情報通信端末1を構成するブロッ
ク図である。
【0020】ここで、情報通信端末とは、有線または無
線によって接続されている基地局2に対しサービス提供
の要求を行うことで、基地局2から要求したサービスを
受けることのできるネットワーク型の双方向通信機能を
持ち、かつ、提供されたサービス情報を処理ないし蓄積
するための演算処理装置と各種記憶装置とを内蔵する製
品の総称である。
【0021】そのため、情報通信端末1は、基地局2と
有線または無線でつながる通信ポートもしくはアンテナ
6と、通信のための無線部分11と、演算処理装置であ
るCPU12と、顧客の機器使用状況を格納するための
エラー情報処理用メモリ5と、プログラムを格納するた
めの蓄積用メモリ13と、プログラムが動作する際に利
用される作業用メモリ14と、入出力用ブロック(マイ
ク7、スピーカ8、キーボード9等)とを備えている。
さらに、顧客が情報通信端末1のトラブル(異常)を感
じた場合に、基地局2に情報通信端末1の異常を知らせ
るためのエラーボタン10を備えている。
【0022】図3は、上記構成の情報通信端末1におい
て、顧客の使用状況を常時監視し、自動収集する処理を
示すフローチャートである。
【0023】ステップS1では、作業用メモリ14の一
部をエラー情報用メモリ5の書き込み用バッファとして
確保し、エラー情報用メモリ5の書き込み開始アドレス
Start _Addrと操作履歴のレコード長Nを0に初期化す
る。
【0024】ステップS2及びステップS3では、顧客
が情報通信端末1のキー操作を行ったかどうかをチェッ
クする。そして、キー操作が行われていなければ(ステ
ップS3でNOと判断されれば)、ステップS2に戻り
再びチェックを行う。一方、キー操作が行われていれば
(ステップS3でYESと判断されれば)、操作履歴を
書き込むための準備に入る。
【0025】操作履歴は、可変長レコードであり、1レ
コードがキー入力1回分に相当する。ヘッダ4バイトが
1レコードのバイト数(以下、レコード長と呼ぶ)を表
し、その後に、操作時刻、操作されたキーコード、電波
強度、作業用メモリ14の状況が書き込まれている。
【0026】ステップS4では、操作履歴のレコード長
Nを4にする。
【0027】図4は、操作履歴の1レコードのフォーマ
ットを示している。
【0028】すなわち、先頭1バイト目は、レコードの
先頭を表すSOR(Start of Record )であり、1回分
の操作情報が格納されていることを示すマークである。
このSORの1バイトはカウントされない。次の4バイ
トは、操作された時刻が時刻情報として格納される。次
の2バイトは、押し下げされたキーのキーコードが格納
される。次の2バイトは、操作されたときの電波強度が
格納され、最後のnバイト(nは可変)は、操作された
ときの作業用メモリ14のメモリ情報が格納される。
【0029】ステップS5では、キー操作された時刻
(4バイト)を、バッファの先頭+Nのアドレスから4
バイト書き込む。ステップS6では、Nの値を操作時刻
情報データのバイト数分である4増やす。
【0030】ステップS7では、操作されたキーのキー
コード(2バイト)を書き込み、バッファの先頭+Nの
アドレスから2バイト書き込む。ステップS8では、N
の値をキーコードデータのバイト数である2増やす。
【0031】ステップS9では、電波強度(2バイト)
を、書き込みバッファの先頭+Nのアドレスから2バイ
ト書き込む。ステップS10では、Nの値を電波強度デ
ータのバイト数分である2増やす。
【0032】ステップS11では、キー操作されたとき
の作業用メモリ14の状態を、書き込みバッファの先頭
+Nのアドレスから書き込む。ステップS12では、N
の値を作業用メモリ14の書き込みバイト数分増やす。
【0033】ステップS13では、書き込みバッファの
先頭4バイトに書き込みデータのトータルバイト数Nの
値を書き込む。ステップS14では、エラー情報用メモ
リ5の空き状況を確認する。その結果、空きバイト数<
(N+1)であれば(ステップS14でYESと判断さ
れれば)、ステップS16へ進み、空きバイト数≧(N
+1)であれば(ステップS14でNOと判断されれ
ば)、ステップS15へ進む。
【0034】ステップS15は、ステップS14で空き
状況が無い場合の処理であり、エラー情報用メモリ5の
書き込み開始アドレスStart _Addrを0に初期化する。
【0035】ステップS16は、ステップS14で空き
状況が有る場合の処理であり、エラー情報用メモリ5の
書き込み開始アドレスStart _AddrのアドレスにSOR
を書き込む。
【0036】ステップS17では、SORを書き込んだ
アドレスの次から、書き込みバッファの内容を書き込
む。ステップS18では、Start _AddrをN+1増や
す。
【0037】このようなステップS1からステップS1
8までの処理を繰り返すことで、情報通信端末1の使用
状況が自動的かつ連続的に収集され、エラー情報用メモ
リ5に蓄積されていく。
【0038】図5は、情報通信端末1に故障等のトラブ
ルが発生したときに、顧客の使用状況等を顧客管理サー
バ4に自動転送するための情報通信端末1及び監視サー
バ3での処理を示すフローチャートである。
【0039】トラブルの検出は、本実施の形態では、顧
客が意図的に行う場合(情報通信端末1のエラーボタン
10が押し下げされる場合)と、情報通信端末1の自己
診断による自動検出の2つの場合を考える。
【0040】すなわち、ステップS19及びステップS
20では、エラーボタン10が押し下げされているかを
確認する。そして、エラーボタン10が押し下げされて
いない場合(ステップS20でNOと判断された場合)
には、ステップS19に戻り、再びエラーボタン10の
チェックを行う。一方、エラーボタン10が押し下げさ
れている場合(ステップS20でYESと判断された場
合)には、ステップS23に進む。
【0041】一方、ステップS21及びステップS22
では、情報通信端末1の自己診断機能によりエラーを発
生しているか否かを確認する。そして、エラーが発生し
ていない場合(ステップS22でNOと判断された場
合)には、ステップS21に戻り、再び自己診断を行
う。一方、エラーが発生している場合(ステップS22
でYESと判断された場合)には、ステップS23に進
む。
【0042】ステップS23では、情報通信端末1が、
基地局2を介して監視サーバ3に、エラーが発生したこ
とを知らせるエラー信号と端末IDとを送信する。ここ
で、端末IDとは、個々の情報通信端末1に付与された
固有の識別番号であり、この番号は、顧客が情報通信端
末1を購入時に割り当てられるもので、後述する顧客管
理サーバ4によって顧客情報とともに管理されている。
【0043】ステップS24では、情報通信端末1が、
エラー信号と端末IDとを送信した後、エラー情報用メ
モリ5に蓄積されている情報をエラー情報(故障情報)
として監視サーバ3に送信する。
【0044】ステップS25では、監視サーバ3がこれ
らの情報を受信完了後、このエラー情報を管理するため
の問合せIDを生成する。顧客管理サーバ4は、この問
合せIDに基づいてエラー情報を管理することになる。
ここで、問合せIDとは、情報通信端末1からのエラー
信号を受信した場合に生成されるユニークな番号であ
り、受信完了を情報通信端末1に伝えるとともに、顧客
管理サーバ4においてエラー情報(故障情報)を引き出
す際の検索キーとしての役割を持っている。
【0045】ステップS26では、監視サーバ3が、生
成した問合せIDと受信完了信号とを情報通信端末1に
返送する。
【0046】ステップS27では、情報通信端末1が、
監視サーバ3からの問合せIDと受信完了通知とを確認
する。そして、確認できなかった場合(ステップS27
でNOと判断された場合)には、ステップS28に進
み、確認できた場合には、ステップS30に進む。
【0047】ステップS28では、確認できなかった場
合、つまり基地局2との通信が確立できなかったとき
(例えば、携帯電話機であれば電波が届かない場所に移
動した場合など)に故障が発生したと判断し、ステップ
S29に進んで、送信データをバッファに一時退避す
る。そして、基地局2との通信が確立されると(ステッ
プS28でYESと判断されると)、再びステップS2
3,ステップS24に戻って、監視サーバ3に対してエ
ラーが発生したことを知らせるエラー信号と端末IDと
を再度送信し、その後、エラー情報用メモリ5に蓄積さ
れている情報をエラー情報(故障情報)として監視サー
バ3に再度送信する。
【0048】一方、ステップS27で監視サーバ3から
の問合せIDと受信完了通知とを確認すると、情報通信
端末1は、次のステップS30において、エラー情報送
信の完了メッセージと基地局2を経由して送信されてき
た問合せIDとを表示し、ステップS31において、次
のエラー情報の収集に備え、エラー情報用メモリ5をク
リアする。
【0049】このようなステップS21からステップS
31までの処理を繰り返すことで、情報通信端末1のエ
ラー情報(故障情報)を顧客管理サーバ4へ転送するこ
とができる。
【0050】図6は、情報通信端末1から自動転送され
てきたエラー情報(以下、単に「故障情報」という。)
を、顧客管理サーバ4で管理されている顧客情報と関連
付けて管理する処理を示すフローチャートである。
【0051】ステップS32及びステップS33では、
情報通信端末1からエラー信号が送信されてくるかどう
かを監視サーバ3が監視する。そして、エラー信号が送
信されてきた場合(ステップS33でYESと判断され
た場合)には、ステップS34での処理を行う。
【0052】ステップS34では、送られてきた端末I
Dと故障情報とを顧客管理サーバ4に転送する。
【0053】顧客管理サーバ4には、情報通信端末1の
所有者である顧客の情報が顧客管理データベース(図示
省略)に予め登録して管理されている。そのため、顧客
管理サーバ4は、ステップS35において、受信した端
末IDをキーとして顧客管理データベースを検索し、ス
テップS36において、該当する顧客情報の有無を確認
する。
【0054】図7は、顧客管理データベースで管理され
る顧客情報の管理形式を示しており、図8は、その具体
例を示している。
【0055】すなわち、顧客ごとに付与された個別の識
別子である顧客IDに対し、顧客の氏名・住所などの顧
客個人情報と、顧客が所持している情報通信端末1の識
別子である端末IDと、故障情報を管理するための故障
情報INDEXとが関連付けられている。ここで、故障
情報INDEXは、該当する顧客IDに対応する各故障
情報を識別するための問合せIDを記憶しており、故障
情報を検索するための目次の役目を果たしている。つま
り、情報通信端末1で発生した故障情報には、故障情報
INDEXに対し、故障別の識別子である問合せIDが
関連付けられ、問合せIDには、その故障発生時の情報
通信端末1の状態が操作時刻順に管理されて関連付けら
れている。
【0056】このような顧客管理データベースを検索し
た結果、顧客情報が発見できない場合(ステップS36
でNOと判断された場合)には、ステップS37に進ん
でエラーログを作成し、次のステップS38において、
顧客管理者に顧客情報が発見できないことを通知して、
エラー処理を終了する。
【0057】一方、検索の結果、顧客情報を発見した場
合(ステップS36でYESと判断された場合)には、
ステップS39において、検索された顧客の故障情報ブ
ロック(図7参照)の故障情報INDEXに、問合せI
Dを追加する。
【0058】この場合、顧客の情報通信端末1から送ら
れてくる故障情報は、エンドレスでサンプリングされて
いるため、必ずしも時間順に並んでいない。そこで、次
のステップS40では、まず先頭から1レコードずつ読
んでいくために、最初の1バイトのデータを読み込む。
【0059】ステップS41では、読み込んだ最初の1
バイトのデータがSORであるかどうかを確認する。そ
の結果、読み込んだ1バイトのデータがSORでない場
合(ステップS41でNOと判断された場合)には、ス
テップS42に進んで次のSORまで読み飛ばし、ステ
ップS40に戻って、次の1レコードの最初の1バイト
のデータを読み込む。一方、読み込んだ1バイトのデー
タがSORである場合(ステップS41でYESと判断
された場合)には、ステップS43に進んで、次の4バ
イトに記述されているコレード長のデータを読み込み、
1レコードの読み込み長さを決定する。
【0060】ステップS44では、ステップS43で決
定されたレコード長分のみデータを読み込み、ステップ
S45では、その読み込んだ1レコードを、顧客管理サ
ーバ4の図示しないメモリ領域に設けたバッファに保存
する。
【0061】ステップS46では、故障情報を全て読み
込んだかどうかを確認する。その結果、読み込んでいな
い情報がある場合(ステップS46でNOと判断された
場合)には、ステップS40に戻る。一方、読み込みが
完了した場合(ステップS46でYESと判断された場
合)には、ステップS47に進む。
【0062】ステップS47では、読み込んだ各レコー
ドを、操作時刻順に並べ替えを行い、正しい操作順序に
よる故障情報を得る。
【0063】ステップS48では、これらの故障情報
を、顧客の故障情報の内容として問合せIDに関連付
け、顧客管理データベースに格納する。
【0064】このようなステップS32からステップS
48までの処理を繰り返すことで、情報通信端末1の故
障情報をを顧客管理サーバ4で管理することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明の情報通信端末機器によれば、情
報通信端末機器では、操作手順等の使用状況や、通信条
件やネットワーク状況である使用環境を、操作時刻順に
収集し記憶することができるので、故障等の発生時に、
この記憶された情報に基づいて、故障の原因を分析する
ことができる。
【0066】また、本発明の機器使用状況管理システム
によれば、情報通信端末機器に記憶されている使用状況
及び使用環境の情報を管理サーバに転送することができ
るので、管理サーバが設置されているセンター側で、故
障の原因を分析することができ、顧客に対して迅速に対
応することが可能となる。
【0067】また、本発明の機器使用状況管理方法によ
れば、情報通信端末機器では、操作手順等の使用状況
や、通信条件やネットワーク状況である使用環境を、操
作時刻順に収集し記憶することができるので、故障等の
発生時に、この記憶された情報に基づいて、故障の原因
を分析することが可能となる。また、情報通信端末機器
に記憶されている使用状況及び使用環境の情報を管理サ
ーバに転送することができるので、管理サーバが設置さ
れているセンター側で、故障の原因を分析することがで
き、顧客に対して迅速に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である機器使用状況管理
システムの概略構成図である。
【図2】情報通信端末1を構成するブロック図である。
【図3】本発明の情報通信端末において、顧客の使用状
況を常時監視し、自動収集する処理を示すフローチャー
トである。
【図4】操作履歴の1レコードのフォーマットを示す説
明図である。
【図5】情報通信端末に故障等のトラブルが発生したと
きに、顧客の使用状況等を顧客管理サーバに自動転送す
るための情報通信端末及び監視サーバでの処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】情報通信端末から自動転送されてきたエラー情
報(故障情報)を、顧客管理サーバで管理されている顧
客情報と関連付けて管理する処理を示すフローチャート
である。
【図7】顧客管理データベースで管理される顧客情報の
管理形式を示す説明図である。
【図8】顧客管理データベースで管理される顧客情報の
管理形式の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 情報通信端末 2 基地局 3 監視サーバ 4顧客管理サーバ 5 エラー情報用メモリ 6 通信ポートもしくはアンテナ 7 マイク 8 スピーカ 9 キーボード 10 エラーボタン 11 無線部分 12 CPU 13 蓄積用メモリ 14 作業用メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介して他の機器と双
    方向通信可能に接続される情報通信端末機器において、 使用状況及び使用環境の情報を操作時刻順に収集する収
    集手段と、 前記収集手段で得られた情報を記憶する記憶手段とを備
    えたことを特徴とする情報通信端末機器。
  2. 【請求項2】 前記使用状況が操作手順であり、前記使
    用環境が通信条件やネットワーク状況であることを特徴
    とする請求項1に記載の情報通信端末機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の情報通
    信端末機器と管理サーバとが通信ネットワークを介して
    双方向通信可能に接続された機器使用状況管理システム
    において、 前記情報通信端末機器は、機器に異常が発生したとき
    に、前記記憶手段に記憶されている情報を前記管理サー
    バに転送する転送手段をさらに備えたことを特徴とする
    機器使用状況管理システム。
  4. 【請求項4】 前記管理サーバは、前記情報通信端末機
    器を使用する顧客の情報を管理する顧客情報管理手段を
    備え、前記情報通信端末機器から転送されてきた情報を
    前記顧客情報管理手段にて管理している該当する顧客と
    関連付けて管理することを特徴とする請求項3に記載の
    機器使用状況管理システム。
  5. 【請求項5】 情報通信端末機器と管理サーバとが通信
    ネットワークを介して双方向通信可能に接続されたシス
    テムにおける機器使用状況管理方法であって、 前記情報通信端末機器は、使用状況及び使用環境の情報
    を操作時刻順に収集する段階と、収集して得られた情報
    を記憶手段に記憶する段階と、機器に異常が発生したと
    きに前記記憶手段に記憶されている情報を読み出して前
    記管理サーバに転送する段階とを備えており、 前記管理サーバは、前記情報通信端末機器から転送され
    てきた情報を顧客と関連付けて管理する段階を備えてい
    ることを特徴とする機器使用状況管理方法。
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