JP2002182365A - スパッタリングターゲット、その製造方法、位相シフトマスクブランクおよび位相シフトマスク - Google Patents

スパッタリングターゲット、その製造方法、位相シフトマスクブランクおよび位相シフトマスク

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JP2002182365A
JP2002182365A JP2000378962A JP2000378962A JP2002182365A JP 2002182365 A JP2002182365 A JP 2002182365A JP 2000378962 A JP2000378962 A JP 2000378962A JP 2000378962 A JP2000378962 A JP 2000378962A JP 2002182365 A JP2002182365 A JP 2002182365A
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Takashi Watanabe
高志 渡辺
Takashi Yamanobe
尚 山野辺
Takashi Ishigami
隆 石上
Koichi Watanabe
光一 渡邊
Yoichiro Yabe
洋一郎 矢部
Yukinobu Suzuki
幸伸 鈴木
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低パーティクル化、均一膜厚の膜を安定して
成膜することが可能なスパッタリングターゲットを提供
する。 【解決手段】 シリコンが70〜97重量%で、残部が
実質的に高融点金属シリサイドからなるスパッタリング
ターゲットであって、金属組織は少なくともシリコン相
と、前記シリコンと前記高融点金属からなる高融点金属
シリサイド相を有し、かつ酸素含有量が500ppm以
下、窒素および炭素の含有量が200ppm以下である
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコン(Si)を
主成分とし、高融点金属を含有したスパッタリングター
ゲット、その製造方法および位相シフトマスクブランク
または位相シフトマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】次世代のフォトリソグラフィ技術とし
て、位相シフトリソグラフィという技術が注目を集めて
いる。この技術は、光学系には変更を加えず、マスクの
変更だけで光リソグラフィの解像度を向上させる方法で
あり、フォトマスクを透過する露光光間に位相差を与え
ることにより解像度を向上したものである。
【0003】前記位相シフトマスクの一つとして、ハー
フトーン型位相シフトマスクが近年開発されている。こ
れは、光半透過部が露光光を実質的に遮断する遮光機能
と光の位相をシフト(反転)させる位相シフト機能との
2つの機能を兼ね備えるため、遮光膜パターンと位相シ
フト膜パターンを別々に形成する必要がなく、構成が単
純で製造も容易であるという特徴を有する。
【0004】従来、前記位相シフトマスクの光半透過部
はモリブデンなどの金属、シリコン、および酸素を主た
る構成要素とする材料からなる薄膜により構成されてい
る。前記材料は、モリブデンシリサイド(MoSi
x)、具体的には酸化されたMoおよびSi(MoSi
O)、または酸化および窒化されたMoおよびSi(M
oSiON)である。
【0005】特開平10−73913号公報には、酸素
含有量、もしくは酸素、窒素の含有量をコントロールす
ることにより位相シフトマスクの光半透過部の透過率を
制御することができることが開示されている。また、こ
の公報には薄膜の厚さを選定することにより位相シフト
量を制御できることが開示されている。さらに、このよ
うな材料を用いることにより、単層の膜で光半透過部を
構成することができ、成膜工程を簡略化することが可能
になることも開示されている。
【0006】しかしながら、従来の材料であるMoSi
O系、もしくはMoSiON系の膜は、酸化窒化の度合
いが強くなりすぎると、洗浄等に使用される硫酸等の酸
に弱く、設定した透過率、位相差にずれが生じてしまう
問題があった。
【0007】特に、KrFエキシマレーザー光を使用し
たマスクの設計のおいては、消衰係数を小さくする必要
性から、十分に酸化、窒化を実行する必要がある。この
ため、前述した材料からなる位相シフトマスクは前記問
題をより発生し易やすくなる。
【0008】このようなことから、最近では耐酸性、高
透過率を持ち合わせ、消衰係数を比較的容易に小さくす
ることが可能なSi系の材料が注目されている。このS
i系材料を位相シフトマスクの光半透過部に成膜するに
は、Si系のターゲットをアルゴン+酸素(窒素)の雰
囲気中で反応性スパッタする方法が採用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記S
i系材料の成膜はスパッタ雰囲気の酸化、窒化度を上げ
るに従い、ターゲット表面上に酸化物、窒化物が堆積
し、放電が不安定となる。このため、透過率、及び膜厚
の均一性が低下し、かつ異常放電によるパーティクルが
多発する。また、ここに用いるターゲット(成形体)は
一般に粉末焼結法により製造されるが、従来の密度の低
いターゲットを用いて成膜した場合、空孔部等で異常放
電が発生しやすく、パーティクルも発生しやすい。さら
にはSiを主成分とすることから、導電性が問題とな
る。すなわち、ターゲットに十分な導電性を付与しない
と、DCスパッタリングにおいては放電不安定となり、
良質な膜を成膜することが困難になる。
【0010】本発明は、低パーティクル化、均一膜厚の
膜を安定して成膜することが可能なSi系スパッタリン
グターゲットおよびその製造方法を提供しようとするも
のである。
【0011】本発明は、膜中のパーティクルが少なく、
均一な膜厚の薄膜を有する位相シフトマスクブランクお
よび位相シフトマスクを提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスパッタリ
ングターゲットは、シリコンの含有量は、70〜97重
量%で、残部が実質的に高融点金属シリサイドからなる
スパッタリングターゲットであって、金属組織は、少な
くともシリコン相と、前記シリコンと前記高融点金属か
らなる高融点金属シリサイド相を有し、かつ酸素含有量
が500ppm以下、窒素および炭素の含有量が200
ppm以下であることを特徴とするものである。
【0013】このような本発明のスパッタリングターゲ
ットは、パーティクルの発生を抑制した安定的な成膜を
行うことができると共に、均一な膜厚の膜を成膜するこ
とできる。
【0014】本発明に係るスパッタリングターゲットの
製造方法は、シリコンが70〜97重量%で、残部が実
質的に高融点金属シリサイドからなり、金属組織が少な
くともシリコン相と、前記シリコンと前記高融点金属か
らなる高融点金属シリサイド相を有するスパッタリング
ターゲットの製造方法であって、最大粒径32μm以下
の高純度シリコン粉末と、最大粒径20μm以下の高融
点金属粉末を混合する工程と、前記混合粉末を成形用型
に充填し、10-2〜10-3Paの真空中、0.1〜3M
Paのプレス圧力下で1000℃〜1300℃に加熱し
て前記シリコンと高融点金属とを反応させることにより
金属シリサイドを形成する工程と、10-2〜10-3Pa
の真空中、もしくは5.32×104〜6.65×104
Paの不活性ガス雰囲気中で、24.5〜39.2MP
aのプレス圧力の下で1350℃〜1450℃で焼結し
て緻密化する工程とを具備することを特徴とするもので
ある。
【0015】このような本発明の方法によれば、パーテ
ィクルの発生を抑制した安定的な成膜を行うことができ
ると共に、均一な膜厚の膜を成膜すること可能なスパッ
タリングターゲットを製造することができる。
【0016】本発明に係る位相シフトマスクブランクお
よび位相シフトマスクは、少なくとも一部に本発明のス
パッタリングターゲットを用いて形成された薄膜を有す
ることを特徴とするものである。
【0017】このような本発明の位相シフトマスクブラ
ンクおよび位相シフトマスクは、膜中のパーティクルが
少なく、均一な膜厚の薄膜を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るスパッタリン
グターゲットを詳細に説明する。
【0019】本発明のスパッタリングターゲットは、シ
リコンが70〜97重量%であり、残部が実質的に高融
点金属シリサイドからなるスパッタリングターゲットで
あって、金属組織がは少なくともシリコン相と、前記シ
リコンと前記高融点金属からなる高融点金属シリサイド
相を有する。前記スパッタリングターゲットは、酸素含
有量が500ppm以下、窒素および炭素の含有量が2
00ppm以下である。
【0020】前記ターゲト中のシリコン含有量を70重
量%未満にすると、このターゲットをスパッタリングす
ることにより成膜された膜の位相シフトマスクの光半透
過部として要求性能(耐酸性、高透過率)が低下する虞
がある。一方、前記シリコン含有量が97重量%を成膜
性が劣化し、異常放電、パーティクルの増大を招く虞が
ある。より好ましい前記ターゲト中のシリコン含有量
は、70〜95重量%、さらに好ましいシリコン含有量
は80〜90重量%である。
【0021】前記ターゲト中の酸素含有量が500pp
mを超えたり、窒素、炭素の含有量が200ppmを超
えたりすると、このターゲットをスパッタリングする際
にパーティクルが発生する等の成膜が不安定になると共
に、洗浄時に使用される酸等に対する耐酸性が低下する
虞がある。より好ましい前記ターゲト中の酸素含有量
は、200ppm以下、さらに好ましくは100ppm
以下である。より好ましい前記ターゲト中の窒素、炭素
の含有量は、100ppm以下、さらに好ましくは50
ppm以下である。
【0022】本発明におけるターゲットの金属組織は、
少なくともシリコン相と、前記シリコンと前記高融点金
属からなる高融点金属シリサイド相を有している。これ
は、高融点金属が単体で存在する場合よりシリサイド化
して存在する方がより安定しており、スパッタリングを
安定して行うことができる。なお、高融点金属は全てシ
リサイド化していることが好ましいが、一部単体で存在
してもよい。
【0023】前記高融点金属としては、例えばモリブデ
ン、タングステン、チタン、クロム、タンタルおよびニ
オブからなる群より選ばれた少なくとも1種以上の金属
を用いることができる。
【0024】前記高融点金属シリサイド相の最大粒径
は、20μm以下、より好ましくは10μm以下、最も
好ましくは3〜5μmであることが望ましい。このよう
な粒径規定がなされた高融点金属シリサイド相を含むス
パッタリングターゲットは、スパッタ時の異常放電を抑
制して、パーティクルの発生をより効果的に抑制できる
とともに、膜厚を均一化することが可能になる。
【0025】前記ターゲットは、相対密度が90%以上
であることが好ましい。このような密度を有するスパッ
タリングターゲットは、スパッタ時の異常放電を抑制、
パーティクルの発生を抑制するとともに、膜厚を均一化
することが可能になる。より好ましい前記ターゲットの
相対密度は、95%以上、最も好ましくは98%以上で
ある。
【0026】前記ターゲットは、さらにホウ素、リン、
アンチモンおよびヒ素の群から選ばれた少なくとも1種
以上の元素を1ppm〜0.5重量%含有させることが
好ましい。このような構成のスパッタリングターゲット
は、前記元素を含有することにより導電性の低いシリコ
ンを主相とするターゲットに導電性がさらに付与される
ため、安定したDCスパッタリングが可能になる。
【0027】次に、本発明に係るスパッタリングターゲ
ットの製造方法の一例を詳細に説明する。
【0028】(第1工程)まず、最大粒径32μm以下
の高純度のシリコン粉末に平均粒径約10μm以下のモ
リブデン、タングステン、チタン、クロム、タンタルお
よびニオブの群から選ばれた少なくとも1種以上の元素
粉末を添加し、必要に応じて平均粒径約10μm前後の
ホウ素、リン、アンチモンおよびヒ素の群から選ばれた
少なくとも1種以上の元素粉末を添加し、混合する。
【0029】前記最大粒径が32μmを超える粗粒を含
む高純度のシリコン粉末を使用すると、成形時に高密度
化することが困難になるばかりか、凝集等により組織の
不均一の原因となり、スパッタリング時に安定した成膜
を行うことが困難になる。好ましいシリコン粉末の最大
粒粒径は、20μm以下、より好ましくは10μm以下
である。
【0030】前記シリコン粉末は、非常に酸素を吸着し
易いために、入荷時におおよそ1000〜2000pp
mの酸素が存在する。このシリコン粉末を原料として用
いると、ターゲットには前記程度の酸素を含有すること
になる。このようなことから、シリコン粉末を前記高融
点金属と共に混合する前に10-2〜10-3Paの高真空
中、1000〜1200℃の温度で脱酸素を行って酸素
量が約300ppm以下のシリコン粉末を用いることが
好ましい。このようなシリコン粉末を原料として用いる
ことによって、最終的に本発明で規定する低酸素化(酸
素含有量が500ppm以下)のターゲットを製造する
ことが可能になる。
【0031】前記シリコン粉末は、前記脱酸素工程を行
なわなくても、最終的に本発明で意図する酸素量が得ら
れるのであれば何ら特定されるものではない。
【0032】また、最大粒径20μmを超える粗粒を含
む高融点金属粉末を使用すると、成形時に高密度化する
ことが困難になると共に、高融点金属シリサイド相の粒
径が大きくなる、さらにその分散性も低下する。好まし
い高融点金属粉末の最大粒径は20μm以下、さらに好
ましくは10μm以下である。また、前記高融点金属の
平均粒径は、3〜7μmであることが好ましい。この高
融点金属粉末の平均粒径が7μmを超えると、粗大なシ
リサイド粒子が発生し、成膜特性を劣化する虞がある。
一方、この高融点金属粉末の平均粒径を3μm未満にす
ると吸着ガス成分が多くなり、その結果得られるターゲ
ット中のガス成分を制御することが困難になる。より好
ましい前記高融点金属粉末の平均粒径は、4〜5μmで
ある。
【0033】前記モリブデンのような元素粉末および必
要に応じて添加されるホウ素のような元素として平均粒
径が10μmより粗いものを用いると、成形時に高密度
化することが困難になるばかりか、凝集等により組織の
不均一の原因となる虞がある。これら元素のより好まし
い平均粒径は、7μm以下である。
【0034】前記混合は、24時間以上行うことが好ま
しい。これより短い時間の混合では、添加する高融点金
属はもとより、ホウ素のような添加元素の分散性が低下
して組織が不均一になる虞がある。
【0035】(第2工程)前記混合粉末を成形型に充填
し、10-2〜10-3Paの真空中、0.1〜3MPaの
プレス圧力下で1000℃〜1300℃に加熱する。こ
の時、前記混合粉末中のシリコン粉末と高融点金属粉末
とが反応して高融点金属シリサイドが合成される。つづ
いて、10-2〜10-3Paの真空中、もしくは5.32
×104〜6.65×104Pa不活性ガス雰囲気中で、
24.5〜39.2MPaのプレス圧力の下で1350
℃〜1450℃に加熱することにより前記高融点金属シ
リサイドを含む成形物を緻密化してスパッタリングター
ゲットを製造する。
【0036】すなわち、高融点金属シリサイドの合成を
1000℃〜1300℃の温度下にて低圧で保持し、そ
の後に主相であるSiの融点直下で加圧焼結を行うこと
によって、緻密化(相対密度は90%以上)を図り、本
発明で規定するスパッタリングターゲットを製造するこ
とが可能になる。
【0037】なお、本発明のスパッタリングターゲット
を製造する方法は、本発明で規定するターゲットが得ら
れるのであれば、何ら特定されるものではない。
【0038】製造されたスパッタリングターゲットは、
パーティクルの発生を抑制した安定的な成膜を行うこと
ができると共に、均一な膜厚を得ることができ、従来と
同等以上の耐酸性、高透過率の膜を成膜できる。
【0039】本発明においては、前記スパッタリングタ
ーゲットを用いて、例えば常法により透明基板上に薄膜
を形成することにより位相シフトマスクブランクおよび
位相シフトマスクを製造することができる。具体的に
は、例えば透明基板上に薄膜を成膜して光半透過膜を形
成することにより位相シフトマスクブランクを製造し、
さらにその光半透過膜をパターニングすることにより位
相シフトマスクを製造する。
【0040】製造された位相シフトマスクブランクおよ
び位相シフトマスクは、パーティクルが少なく、均一な
膜厚を有するため、良好な特性を有する。
【0041】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を詳細に説明
する。
【0042】(実施例1)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末を10-3Paの高真空中にて1000
℃の温度で脱酸素を行って酸素量が約300ppm以下
の高純度Si粉末を調製した。この高純度Si粉末に、
最大粒径21μm(平均粒径10μm)のMo粉末を5
wt%配合し、高純度Arガスで置換したボールミルで
48時間混合した。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の
成形用型内に充填した。この成形用型をホットプレス装
置に設置し、真空度5×10-3以下の真空中において、
圧力1.5MPaで1150℃×1h保持した後、13
90℃まで昇温し、圧力29.4MPa、4hの条件で
焼結することにより緻密な焼結体を作製した。
【0043】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、直径127mm、厚さ6mmのターゲット1
を製造した。
【0044】(実施例2)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末を10-3Paの高真空中にて1100
℃の温度で脱酸素を行って酸素量が約250ppm以下
のSi粉末を調製した。このSi粉末に最大粒径17μ
m(平均粒径10μm)のMo粉末を10wt%、平均
粒径7μmのボロン(B)粉末を100ppm配合し、
高純度Arガスで置換したボールミルで48時間混合し
た。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内に充
填した。この成形用型をホットプレス装置に設置し、真
空度5×10-3以下の真空中において、圧力1.5MP
aで1200℃×1h保持した後、1400℃まで昇温
し、圧力34.3MPa、3hの条件で焼結を行うこと
により緻密な焼結体を作製した。
【0045】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0046】(実施例3)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末を10-3Paの高真空中にて1100
℃の温度で脱酸素を行って酸素量が約250ppm以下
のSi粉末を調製した。このSi粉末に最大粒径20μ
m(平均粒径10μm)のMo粉末を15wt%、平均
粒径4μmのリン(P)粉末を12ppm配合し、高純
度Arガスで置換したボールミルで48時間混合した。
つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内に充填し
た。この成形用型をホットプレス装置に設置し、真空度
5×10-3以下の真空中において、圧力1.5MPaで
1200℃×1h保持した後、1380℃まで昇温し、
圧力34.3MPa、6hの条件で焼結を行うことによ
り緻密な焼結体を作製した。
【0047】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0048】(実施例4)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末を10-3Paの高真空中にて1100
℃の温度で脱酸素を行って酸素量が約200ppm以下
のSi粉末を調製した。このSi粉末に最大粒径16μ
m(平均粒径10μm)のTa粉末を10wt%配合
し、高純度Arガスで置換したボールミルで48時間混
合した。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内
に充填した。この成形用型をホットプレス装置に設置
し、真空度5×10-3以下の真空中において、圧力1.
5MPaで1200℃×1h保持した後、1390℃ま
で昇温し、圧力34.3MPa、4hの条件で焼結を行
うことにより緻密な焼結体を作製した。
【0049】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0050】(実施例5)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末を10-3Paの高真空中にて1000
℃の温度で脱酸素を行って酸素量が約300ppm以下
のSi粉末を調製した。このSi粉末に最大粒径8μm
(平均粒径10μm)のNb粉末を10wt%、平均粒
径4μmの砒素(As)粉末を210ppm配合し、高
純度Arガスで置換したボールミルで48時間混合し
た。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内に充
填した。この成形用型をホットプレス装置に設置し、真
空度5×10-3以下の真空中において、圧力1.5MP
aで1200℃×1h保持した後、1350℃まで昇温
し、圧力34.3MPa、6hの条件で焼結を行うこと
により緻密な焼結体を作製した。
【0051】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0052】(実施例6)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末を10-3Paの高真空中にて1100
℃の温度で脱酸素を行って酸素量が約200ppm以下
のSi粉末を調製した。このSi粉末に最大粒径10μ
m(平均粒径10μm)のCr粉末を10wt%配合
し、高純度Arガスで置換したボールミルで48時間混
合した。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内
に充填した。この成形用型をホットプレス装置に設置
し、真空度5×10-3以下の真空中において、圧力1.
5MPaで1100℃×2h保持した後、1330℃ま
で昇温し、圧力34.3MPa、6hの条件で焼結を行
うことにより緻密な焼結体を作製した。
【0053】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0054】(実施例7)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末を10-3Paの高真空中にて1200
℃の温度で脱酸素を行って酸素量が約150ppm以下
のSi粉末を調製した。このSi粉末に最大粒径15μ
m(平均粒径10μm)のTi粉末を10wt%配合
し、高純度Arガスで置換したボールミルで48時間混
合した。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内
に充填した。この成形用型をホットプレス装置に設置
し、真空度5×10-3以下の真空中において、圧力1.
5MPaで1200℃×2h保持した後、1390℃ま
で昇温し、圧力34.3MPa、3hの条件で焼結を行
うことにより緻密な焼結体を作製した。
【0055】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0056】(実施例8)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末を10-3Paの高真空中にて1100
℃の温度で脱酸素を行って酸素量が約200ppm以下
のSi粉末を調製した。このSi粉末に最大粒径9μm
(平均粒径10μm)のW粉末を10wt%、平均粒径
5μmのアンチモン(Sb)粉末を400ppm配合
し、高純度Arガスで置換したボールミルで48時間混
合した。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内
に充填した。この成形用型をホットプレス装置に設置
し、真空度5×10-3以下の真空中において、圧力1.
5MPaで1200℃×1h保持した後、1400℃ま
で昇温し、圧力34.3MPa、3hの条件で焼結を行
うことにより緻密な焼結体を作製した。
【0057】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0058】(比較例1)最大粒径32μm以下に篩い
分けした市販の高純度Si粉末に、最大粒径12μm
(平均粒径10μm)のMo粉末を5wt%配合し、高
純度Arガスで置換したボールミルで48時間混合し
た。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内に充
填した。この成形用型をホットプレス装置に設置し、真
空度5×10-3以下の真空中において、圧力1.5MP
aで600℃×1h保持した後、1350℃まで昇温
し、圧力29.4MPa、4hの条件で焼結を行うこと
により緻密な焼結体を作製した。
【0059】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0060】(比較例2)最大粒径32μm以下に篩い
分けした市販の高純度Si粉末に、最大粒径15μm
(平均粒径10μm)のMo粉末を10wt%配合し、
高純度Arガスで置換したボールミルで48時間混合し
た。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内に充
填した。この成形用型をホットプレス装置に設置し、真
空度5×10 -3以下の真空中において、圧力1.5MP
aで800℃×2h保持した後、1390℃まで昇温
し、圧力34.3MPa、4hの条件で焼結を行うこと
により緻密な焼結体を作製した。
【0061】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0062】(比較例3)最大粒径32μm以下に篩い
分けした市販の高純度Si粉末に、最大粒径12μm
(平均粒径10μm)のMo粉末を15wt%配合し、
高純度Arガスで置換したボールミルで48時間混合し
た。つづいて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内に充
填した。この成形用型をホットプレス装置に設置し、真
空度5×10 -3以下の真空中において、圧力1.5MP
aで850℃×2h保持した後、1400℃まで昇温
し、圧力39.2MPa、4hの条件で焼結を行うこと
により緻密な焼結体を作製した。
【0063】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0064】(比較例4)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末に、最大粒径8μm(平均粒径10μ
m)のTa粉末を10wt%、平均粒径10μmのボロ
ン(B)粉末を40ppm配合し、高純度Arガスで置
換したボールミルで48時間混合した。つづいて、この
混合粉末を黒鉛製の成形用型内に充填した。この成形用
型をホットプレス装置に設置し、真空度5×10-3以下
の真空中において、圧力1.5MPaで1000℃×1
h保持した後、1250℃まで昇温し、圧力3MPa、
3hの条件で焼結を行うことにより緻密な焼結体を作製
した。
【0065】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0066】(比較例5)最大粒径32μm以下に篩い
分けしたSi粉末に、最大粒径7μm(平均粒径10μ
m)のNb粉末を10wt%、平均粒径4μmのボロン
(B)粉末を4ppm配合し、高純度Arガスで置換し
たボールミルで48時間混合した。つづいて、この混合
粉末を黒鉛製の成形用型内に充填した。この成形用型を
ホットプレス装置に設置し、真空度5×10-3以下の真
空中において、圧力1.5MPaで900℃×1h保持
した後、1200℃まで昇温し、圧力34.3MPa、
3hの条件で焼結を行うことにより緻密な焼結体を作製
した。
【0067】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0068】(比較例6)最大粒径32μm以下に篩い
分けした高純度Si粉末に、最大粒径11μm(平均粒
径10μm)のCr粉末を10wt%配合し、高純度A
rガスで置換したボールミルで48時間混合した。つづ
いて、この混合粉末を黒鉛製の成形用型内に充填した。
この成形用型をホットプレス装置に設置し、真空度5×
10-3以下の真空中において、圧力1.5MPaで10
00℃×2h保持した後、1250℃まで昇温し、圧力
34.3MPa、3hの条件で焼結を行うことにより緻
密な焼結体を作製した。
【0069】得られた焼結体に所定の機械加工、研削加
工を施し、実施例1と同様、直径127mm、厚さ6m
mのターゲットを製造した。
【0070】得られた実施例1〜8および比較例1〜6
の図1に示すターゲット1の評価サンプル採取位置(セ
ンタ、トップ、ボトム、レフト、ライト)についてサン
プル(縦10mm,横10mm)を抽出し、相対密度計
測、組織観察、ガス成分を調査した。具体的には、相対
密度に関してはパララィン含浸法によるアルキメデス
法、組織についてはシリサイド相の最大粒径の計測(S
EM、倍率1000倍)を行った。また、ガス成分に関
しては、酸素、窒素は不活性ガス融解・赤外線吸収法
(LECO社製商品名;EF-400使用)、炭素に関
しては燃焼・赤外線吸収法(LECO社製商品名;HF
-400使用)により測定を行った。これらの結果を下
記表1(実施例1〜8)および下記表2(比較例1〜
6)に示す。
【0071】また、得られた実施例1〜8および比較例
1〜6のターゲットをスパッタリング装置(ULVAC
製商品名;SH−550)を用いて2.0×10-3to
rrのアルゴンガス圧力の条件下でスパッタリングを行
い、5インチウェーハに厚さがおよそ2000オングス
トロームの膜を堆積させた。図2に示すウェハ2の評価
サンプル採取位置(センタ、トップ、ボトム、レフト、
ライト)よりサンプル(縦10mm,横10mm)を切
りだし、膜厚を膜厚計測器(TENCOR社製商品名;
alpha−Step200)を用いて計測し、[(最
大値−最小値)/(最大値+最小値)]により、膜厚の
ばらつきを算出した。また、パーティクルカウンター
(WM−3)によりパーティクル数ピース/ウェハ(p
/ウェハ)計測した。これらの結果を下記表1(実施例
1〜8)および下記表2(比較例1〜6)に示す。
【0072】なお、以上の測定の個々の値は1つのサン
プルを10個測定した場合の平均値である。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】
【0075】前記表1および表2から明らかなように実
施例1〜8のターゲットをスパッタリングすることによ
りから成膜された膜は、比較例1〜6のターゲットをス
パッタリングすることによりから成膜された膜に比べて
膜厚ばらつきが比較的小さく、かつパーティクル発生数
も最大51p/ウェハと、比較例1〜6の膜に比べて極
めて少なくなることがわかる。
【0076】特に、実施例1〜8のターゲットのうち、
最大シリサイド粒径が小さく、相対密度が大きいターゲ
ットほど、スパッタリングにより成膜された膜のパーテ
ィクル発生数が少なくなることがわかる。
【0077】実施例1〜8のスパッタリングターゲット
を用いて、例えば常法により透明基板上に成膜して薄膜
を形成することにより位相シフトマスクブランクを製造
した。さらに、この位相シフトマスクブランクの光半透
過膜をパターニングすることにより位相シフトマスクを
製造した。
【0078】製造された位相シフトマスクブランクおよ
び位相シフトマスクは、パーティクルが少なく、均一な
膜厚を有し、良好な特性を有していた。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によればス
パッタリング時において、従来達成することができなか
った低パーティクル化、均一膜厚で、さらに耐酸性、高
透過率な膜を成膜することが可能で、位相シフトマスク
における光半透過部の薄膜の形成に極めて有用なスパッ
タリングターゲットおよびその製造方法を提供すること
ができる。
【0080】また、本発明によれば膜中のパーティクル
が少なく、均一な膜厚の薄膜を有する位相シフトマスク
ブランクおよび位相シフトマスクを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ターゲットの評価サンプル採取位置を示す平面
図。
【図2】5ンチウェーハの評価サンプル採取位置を示す
平面図。
【符号の説明】
1…ターゲット、 2…膜形成されたウェハ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山野辺 尚 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 石上 隆 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 渡邊 光一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 矢部 洋一郎 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 幸伸 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 2H095 BB03 BB25 4K029 BA35 BC07 CA05 DC05 DC09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンが70〜97重量%で、残部が
    実質的に高融点金属シリサイドからなるスパッタリング
    ターゲットであって、 金属組織は、少なくともシリコン相と、前記シリコンと
    前記高融点金属からなる高融点金属シリサイド相を有
    し、かつ酸素含有量が500ppm以下、窒素および炭
    素の含有量が200ppm以下であることを特徴とする
    スパッタリングターゲット。
  2. 【請求項2】 前記高融点金属は、モリブデン、タング
    ステン、チタン、クロム、タンタルおよびニオブからな
    る群より選ばれた少なくとも1種以上の金属であること
    を特徴とする請求項1記載のスパッタリングターゲッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記高融点金属シリサイド相の最大粒径
    は、20μm以下であることを特徴とする請求項1また
    は2記載のスパッタリングターゲット。
  4. 【請求項4】 さらに、ホウ素、リン、アンチモンおよ
    びヒ素の群から選ばれた少なくとも1種以上の元素を
    0.1ppm〜0.5重量%含有することを特徴とする
    請求項1ないし3いずれか記載のスパッタリングターゲ
    ット。
  5. 【請求項5】 相対密度が90%以上であることを特徴
    とする請求項1ないし4いずれか記載のスパッタリング
    ターゲット。
  6. 【請求項6】 シリコンが70〜97重量%で、残部が
    実質的に高融点金属シリサイドからなり、金属組織が少
    なくともシリコン相と、前記シリコンと前記高融点金属
    からなる高融点金属シリサイド相を有するスパッタリン
    グターゲットの製造方法であって、 最大粒径32μm以下の高純度シリコン粉末と、最大粒
    径20μm以下の高融点金属粉末を混合する工程と、 前記混合粉末を成形用型に充填し、10-2〜10-3Pa
    の真空中、0.1〜3MPaのプレス圧力下で1000
    ℃〜1300℃に加熱して前記シリコンと高融点金属と
    を反応させることにより金属シリサイドを形成する工程
    と、 10-2〜10-3Paの真空中、もしくは5.32×10
    4〜6.65×104Paの不活性ガス雰囲気中で、2
    4.5〜39.2MPaのプレス圧力の下で1350℃
    〜1450℃で焼結して緻密化する工程とを具備するこ
    とを特徴とするスパッタリングターゲットの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記高融点金属は、モリブデン、タング
    ステン、チタン、クロム、タンタルおよびニオブからな
    る群より選ばれた少なくとも1種以上の金属であること
    を特徴とする請求項6記載のスパッタリングターゲット
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記高純度シリコン粉末は、前記高融点
    金属粉末との混合前に、10-2〜10-3Paの真空中、
    1000℃〜1200℃の温度で熱処理して脱酸素され
    ることを特徴とする請求項6または7記載のスパッタリ
    ングターゲットの製造方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも一部に請求項1〜5いずれか
    記載のスパッタリングターゲットを用いて形成された薄
    膜を有する位相シフトマスクブランク。
  10. 【請求項10】 少なくとも一部に請求項1〜5いずれ
    か記載のスパッタリングターゲットを用いて形成された
    薄膜を有する位相シフトマスク。
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