JP2001295035A - スパッタリングターゲットおよびその製造方法 - Google Patents

スパッタリングターゲットおよびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】結晶組織が微細でありスパッタリング時におけ
るパーティクルの発生を低減でき、しかも高密度なスパ
ッタリングターゲットおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】W,Mo,Nb,TaおよびRuの少なく
とも1種の高融点金属を主成分として95重量%以上含
有するスパッタリングターゲットであり、ターゲット組
織に一辺が50μmの正方形状の測定領域を設定した場
合に、上記測定領域に含まれる結晶粒内において発生し
たバブルの面積割合が15%以下であることを特徴とす
るスパッタリングターゲットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体デバイス等に
使用される電極や配線を形成するために用いられるスパ
ッタリングターゲットおよびその製造方法に係り、特に
スパッタリング時におけるパーティクルの発生を低減で
き、半導体デバイス等の製品歩留りを大幅に向上させる
ことが可能なスパッタリングターゲットおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の進展によりLSI(大
規模集積回路)等の半導体デバイスの高集積化、高出力
化,高速化が急速に進行している。このようなLSIの
高集積化により、電極幅および配線幅の減少と配線長の
増大とが必至となり、配線材料の電気抵抗による信号遅
延が顕著になり高速化が阻害されてデバイス機能が低下
する弊害が起こるため、より電気抵抗が小さい配線材料
が希求されている。
【0003】上記配線材料としては、特に現用の高温プ
ロセスにおいて優れた耐久性を有し、電気抵抗値が低い
タングステンやモリブデンなどの高融点金属材料が有望
である。タングステン膜やモリブデン膜は、スパッタリ
ング法およびCVD(化学的蒸着)法などで形成される
が、成膜の量産性,コストおよび安定性の観点で有利な
スパッタリング法が一般的に採用されている。このスパ
ッタリング法は、高速のアルゴンイオンを高純度ターゲ
ットに衝突させて微細な高融点金属粒子をたたき出し、
この放出された高融点金属粒子等を対向電極上に配置し
たSiウエハー基板表面に堆積させて所定厚さの薄膜を
形成する方法である。この薄膜をドライエッチングなど
の配線加工方法により処理することにより、所定の電極
や配線パターンが形成される。
【0004】近年、LSIなどの半導体デバイスの製造
効率を高めるためにSiウエハーが大口径化される傾向
にあり、これに伴って成膜時に使用されるタングステン
スパッタリングターゲットも大型化が進められている。
また、製品歩留りおよび信頼性を向上させる観点から、
スパッタリングターゲットには下記のような技術的要求
がなされる。すなわち、スパッタ時においてパーティク
ルの発生が少ないこと、高密度であること、そして半導
体メーカー相互の競争が激化している背景から低コスト
であること、などの技術的要求が従来からなされてい
る。
【0005】上記従来のスパッタリングターゲットは、
例えば以下のような製造方法によって量産されている。
すなわち、高純度のWやMoなどの高融点金属材料を電
子ビーム(EB)により加熱して溶融せしめ、しかる後
に所定形状に凝固させるEB溶解法などを使用した溶解
法や高融点金属粉末を一軸方向に加圧した状態で加熱す
るホットプレス法(HP法)や高融点金属粉末に等方的
な静水圧を作用させた状態で加熱して焼結する熱間静水
圧法(HIP法)によって製造されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の溶解法によってインゴット状に形成されたスパッタ
リングターゲットにおいては、例えば、Wが3380℃
の融点を有し、Moが2615℃の融点を有するよう
に、材料自体が高い融点を有し、さらには高純度である
が故に、ターゲットの結晶粒の粗大化を招き易い欠点が
ある。ターゲットの結晶粒が粗大化してしまうと、機械
加工時に割れを生じてターゲット自体の製品歩留りが低
下し易くなる。
【0007】また、そのようなターゲットを用いてスパ
ッタリング操作を実施した場合には、スパッタ粒子の状
態がターゲットの結晶粒の面方位により異なるために成
膜の均一性が悪化してしまう問題点があった。さらに、
スパッタ時においてターゲットの結晶粒間でスパッタ率
が異なるため、使用後期で段差が生じ、そこで異常放電
が生じパーティクルが発生し易くなる。このパーティク
ルが成膜中に混入して配線膜の断線や短絡を生じ、製品
の製造歩留りを低下させ、半導体デバイスの動作信頼性
を大きく損う原因となっていた。
【0008】そのため、この種のターゲットの製造方法
としては、より微細な結晶粒が得られ、パーティクルの
低減化に効果が大きい粉末焼結法が主流となっている。
しかしながら、従来の粉末焼結法によって作製したスパ
ッタリングターゲットにおいては、材料自体が高融点で
あるために高密度化が極めて困難であり、ターゲットの
強度やパーティクルの低減効果が不十分となる問題点が
あった。
【0009】また、ある程度まで高い密度が得られた場
合においても、焼結後におけるターゲット組織の結晶粒
内および結晶粒界に発生したバブルやターゲットを構成
していたガス成分が焼結体中に閉じ込められて形成され
たバブルが多数存在し、このバブルがスパッタリング時
におけるパーティクルの大きな発生原因のひとつとなっ
ている。
【0010】近年、半導体デバイスの高集積化および高
速化がさらに進展し、電極,配線等を形成する高融点金
属膜に関して、さらにパーティクルを低減するとともに
成膜の比抵抗の低減化による信頼性向上と、さらに低コ
ストなターゲットを安定して供給することが技術的な課
題となっている。しかしながら、前記のような従来のタ
ーゲットでは上記の技術的な課題を完全に解消するまで
には至っていない。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、結晶組織が微細でありスパッタリング時
におけるパーティクルの発生を低減でき、しかも高密度
なスパッタリングターゲットおよびその製造方法を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは上記目的
を達成するために、各種高融点金属粉末を種々の製法で
成形・焼結してスパッタリングターゲットを調製し、そ
の製造方法における条件が、ターゲットの密度や結晶組
織の形状,スパッタリング時におけるパーティクルの発
生量に対する影響を比較検討した。その結果、特に高融
点金属の単体またはその合金から成る材料粉末を成形・
焼結して、一旦相対密度が50〜70%の仮焼結体を調
製し、しかる後に得られた仮焼結体を還元雰囲気中で常
圧焼結したり、HIP法により加圧焼結する等の熱処理
工程を経てターゲットとしたときに、ターゲット組織の
結晶粒内におけるバブルの発生を効果的に低減でき、微
細で高密度のターゲット組織が形成され、スパッタリン
グ時におけるパーティクルの発生量が少ないスパッタリ
ングターゲットが得られるという知見を得た。本発明は
上記知見に基づいて完成されたものである。
【0013】すなわち、本発明に係るスパッタリングタ
ーゲットは、W,Mo,Nb,TaおよびRuの少なく
とも1種の高融点金属を主成分として95重量%以上含
有するスパッタリングターゲットであり、ターゲット組
織に一辺が50μmの正方形状の測定領域を設定した場
合に、上記測定領域に含まれる結晶粒内において発生し
たバブルの面積割合が15%以下であることを特徴とす
る。
【0014】また、同一のターゲット面内における上記
バブルの面積割合のばらつきが±20%以内であること
がより好ましい。さらに、高融点金属の平均結晶粒径が
100μm以下であることが望ましい。
【0015】また、本発明に係るスパッタリングターゲ
ットの製造方法は、W,Mo,Nb,TaおよびRuの
少なくとも1種の高融点金属を主成分とする原料粉末を
成形・焼結し、相対密度が50〜90%である仮焼結体
を調製し、しかる後に、得られた仮焼結体を還元雰囲気
中で加熱してバブル減少化処理後、緻密化処理して所定
形状のターゲットとすることを特徴とする。
【0016】さらに、上記製造方法において、緻密化焼
結は熱間静水圧プレス法(HIP法)により実施するこ
とが、より好ましく、さらに、原料粉末の平均粒径が1
0μm以下であることがより好ましい。
【0017】本発明に係るスパッタリングターゲット
は、W,Mo,Nb,TaおよびRuから選択される少
なくとも1種の高融点金属を主成分として95重量%以
上含有するものであるが、ターゲット自体の構造強度を
高めたり、スパッタリングを使用して形成される薄膜の
特性を改善するために、例えば、上記高融点金属と金属
間化合物を形成するTi,Zr,Hfなどの元素を従成
分として5重量%未満の範囲で含有させてもよい。
【0018】また、ターゲット組織に一辺が50μmの
正方形状の測定領域を設定した場合に、上記測定領域に
含まれる結晶粒内および結晶粒界において発生したバブ
ルの面積割合が15%以下とされる。このバブルは、粉
末焼結法によってターゲットを製造した場合に結晶粒内
に必ず発生するものであり、スパッタリング時において
パーティクルを発生する大きな原因となっている。そこ
で本発明のターゲットでは上記バブルの面積割合は15
%以下とされる。より好ましくは10%以下であり、さ
らに好ましくは5%以下である。
【0019】上記バブルの面積割合は下記のように求め
られる。すなわちターゲット表面の金属組織を走査型電
子顕微鏡(SEM)で観察し、その観察視野において、
一辺が50μmの正方形状の測定領域に発生しているバ
ブルを含む最小円で近似したバブルの面積割合を測定し
て求められる。
【0020】また、ターゲットを使用して作製される成
膜の均一性を高めるとともに、成膜へのパーティクルの
混入量をより低減するために、同一のターゲット面内に
おける上記バブルの面積割合のばらつきは±20%以内
にすることが好ましい。より好ましくは±15%以内で
あり、さらに好ましくは±10%以内である。
【0021】さらに、ターゲットの構造強度を高め、安
定したスパッタリング操作を実現するために、ターゲッ
トにおける高融点金属の平均結晶粒径が100μm以下
であることがより好ましい。より好ましくは50μm以
下であり、さらに好ましくは20μm以下である。
【0022】また、ターゲットを構成する原料粉末とし
ては、ターゲット自体およびそのターゲットを使用して
形成される成膜に高純度性が要求されるため、可及的に
高純度であることが望ましく、具体的には99.999
%(5N)以上の純度を有することが望ましい。また、
原料粉末の平均粒径は10μm以下であることが好まし
い。しかし、原料粉末の平均粒径が3μm未満と微細に
なると、粉砕工程や混合撹拌工程等の段階で酸化し易く
なり、また粉末表面に吸着した酸素,炭素やその他の不
純物ガスを焼結時に除去することが困難になる。一方、
原料粉末の平均粒径が10μmを超えるように粗大にな
ると、長時間の焼結操作を行っても高密度で微細な組織
を有するターゲットを得ることが困難になる。したがっ
て、原料粉末の平均粒径は、上記のように10μm以下
に規定されるが、3〜5μmの範囲がより好ましい。
【0023】本発明に係るスパッタリングターゲット
は、例えば以下の製造方法によって作製される。すなわ
ち、まず前記のような純度および所定の組成を有する高
融点金属原料粉末を成形・焼結して相対密度が50〜9
0%の仮焼結体を調製する。ここで成形方法としては通
常のプレス成形機による加圧成形法などが使用でき、ま
た焼結方法としてはAr雰囲気中における常圧焼結法,
ホットプレス(HP)法,熱間静水圧プレス(HIP)
法など公知の焼結法が採用できる。
【0024】上記仮焼結体の段階での相対密度は、50
〜90%の範囲とされる。仮焼結体の相対密度が50%
未満の場合においては、後工程である緻密化焼結を実施
してもターゲットの高密度化が困難になる。一方、仮焼
結体の相対密度が90%を超えると、結晶粒内にバブル
が発生し易くなり、また発生したバブルは、後工程であ
るバブル減少化処理および緻密化処理を実施しても除去
が困難になり、パーティクルが発生し易いターゲットと
なる。好ましい仮焼体の相対密度は60〜80%であ
る。
【0025】次に、上記のように得られた仮焼結体を還
元雰囲気中で加熱してバブル減少化処理および緻密化処
理して所定形状のターゲットを作製する。このバブル減
少化処理時の雰囲気としては、特に水素雰囲気であるこ
とがより好ましい。水素雰囲気中で仮焼結体をバブル減
少化処理することにより、結晶粒内および結晶粒界のバ
ブルに封じ込まれているガス成分等を効果的に除去する
ことができ、バブルの面積割合をより低減することが可
能になる。
【0026】上記バブル減少化処理時における加熱温度
は、1500℃以上であることが好ましく、また保持時
間は16時間以上であることが好ましい。焼結温度が1
500℃未満の場合または保持時間が16時間未満の場
合にはターゲットの相対密度が上昇しないからである。
このバブル減少化処理においては、所定の加熱温度に至
るまでの加熱速度を、常法に比較して低く設定すること
により、バブル減少化の効果をより確実に得ることが可
能となる。このバブル減少化処理後におけるターゲット
焼結体の相対密度は85%以上であることが望ましい。
【0027】上記バブル減少化処理を実施した後に、さ
らにホットプレス(HP)法,熱間静水圧プレス(HI
P)法等の緻密化手段を用いて、さらにターゲットの高
密度化を図る。例えばHIP法を適用する場合には、加
熱温度は1500〜2000℃の範囲、加圧力は150
0kg/cm以上であることが望ましい。加熱温度が
1500℃未満である場合または加圧力が1500kg
/cm未満である場合には、ターゲットとして十分な
密度が得られない。また加熱温度が2000℃を超える
場合には、ターゲットの結晶粒が粗大化することにより
パーティクル発生の原因となる。この緻密化処理後の時
点におけるターゲット焼結体の相対密度は、99%以上
であることが望ましい。より望ましくは、99.5%以
上であり、さらに望ましくは99.8%以上である。
【0028】上記構成に係るスパッタリングターゲット
およびその製造方法によれば、ターゲット組織における
バブルの面積割合が15%以下であり高密度であるた
め、このターゲットを使用してスパッタ膜を形成した場
合に膜厚、抵抗率がともに均一であり、特にスパッタリ
ング時に発生するパーティクルを効果的に低減できる。
そのため、パーティクルに起因する成膜の短絡・断線が
大幅に減少し、その成膜を用いた半導体デバイスの製造
歩留りを大幅に向上させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について以
下の実施例および比較例に基づいて具体的に説明する。
【0030】実施例1 純度が99.999%であり平均粒径が10μmの高純
度タングステン(W)原料粉末をカーボン製のモールド
に充填し、Arガス雰囲気中で温度1200℃で4時間
焼結することにより、直径が135mmであり厚さが1
0mmで相対密度が70%の仮焼結体を調製した。
【0031】次に、得られた仮焼結体を、還元雰囲気と
しての水素雰囲気中で温度1800℃で18時間加熱し
てバブル減少化処理することにより、相対密度が88%
の焼結体とした。さらに、この焼結体について、160
0kg/cmの静水圧を作用させながら温度1800
℃で3時間HIP処理することにより、相対密度が9
9.2%のターゲット焼結体を調製した。
【0032】得られたターゲット焼結体について、下記
の条件でバブルの面積割合およびパーティクルの発生量
の評価を行った。すなわち、図1に示すようにターゲッ
ト焼結体1の十字方向の5カ所(頂部T,中央部C,底
部B,左縁部Lおよび右縁部R)から試料をサンプリン
グし、各試料について、その金属組織を走査型電子顕微
鏡(SEM)にて観察し、その平均結晶粒径を測定する
とともに観察視野において一辺が50μmの正方形状の
測定領域内の結晶粒中に発生したたバブルを含む最小円
で近似したバブルの面積割合をそれぞれ測定した。ま
た、各サンプルのバブルの面積割合の平均値から各領域
の面積割合のばらつきを算出し、その最大のばらつきを
ターゲット面内のばらつきとして測定した。
【0033】またターゲット焼結体を機械加工すること
により、直径が127mmであり厚さが6mmの実施例
1に係るスパッタリングターゲットを作成した。このタ
ーゲットをマグネトロンスパッタリング装置にセットし
た後、アルゴン圧2.0×10−3Torrの条件下で
スパッタリングを行い、5インチSiウエハー上にタン
グステン膜を約2000オングストローム堆積した。同
一操作を10回行い、各タングステン膜の膜厚および比
抵抗を測定するとともに、粒径0.2μm以上のパーテ
ィクル混入数をパーティクルカウンターにより測定し、
その結果を表1に併記した。
【0034】表1に示す結果から明らかなように、実施
例1に係るターゲットの組織において、一辺が50μm
の正方形状の測定領域におけるバブルの面積割合は5%
前後であり、同一ターゲット面内におけるバブルの面積
割合のばらつきは8%であった。また実施例1のターゲ
ットにおいては、粒径0.2μm以上のパーティクルの
発生数は8個と極めて低減されるため、このターゲット
を使用して製作される半導体製品の製造歩留りを大幅に
改善できることが判明した。
【0035】また、ターゲットを構成する結晶粒の平均
粒径も小さく、微細な結晶組織が得られている。なお、
このターゲットを使用して形成した薄膜の膜厚および比
抵抗は共に均一であり、特性が一定の薄膜が安定して得
られることも確認できた。
【0036】実施例2 純度が99.999%であり平均粒径が10μmの高純
度モリブデン(Mo)原料粉末をカーボン製のモールド
に充填し、Arガス雰囲気中で温度1100℃で5時間
焼結することにより、直径が135mmであり厚さが1
0mmで相対密度が70%の仮焼結体を調製した。
【0037】次に、得られた仮焼結体を、還元雰囲気と
しての水素雰囲気中で温度1600℃で18時間加熱し
てバブル減少化処理することにより、相対密度が88%
の焼結体とした。さらに、この焼結体について、180
0kg/cmの静水圧を作用させながら温度1800
℃で5時間HIP処理することにより、相対密度が9
9.8%のターゲット焼結体を調製した。
【0038】得られたターゲット焼結体について、実施
例1と同一条件でバブルの面積割合,そのばらつき,パ
ーティクルの発生量およびターゲット組織の平均結晶粒
径を測定し、その結果を下記表1に併記した。
【0039】
【表1】
【0040】表1に示す結果から明らかなように、実施
例2に係るターゲットの組織において、一辺が50μm
の正方形状の測定領域におけるバブルの面積割合は9%
前後であり、同一ターゲット面内におけるバブルの面積
割合のばらつきは6%であった。また実施例2のターゲ
ットにおいては、粒径0.2μm以上のパーティクルの
発生数は14個と極めて低減されるため、このターゲッ
トを使用して製作される半導体製品の製造歩留りを大幅
に改善できることが判明した。
【0041】また、ターゲットを構成する結晶粒の平均
粒径も小さく、微細な結晶組織が得られている。なお、
このターゲットを使用して形成した薄膜の膜厚および比
抵抗は共に均一であり、特性が一定の薄膜が安定して得
られることも確認できた。
【0042】比較例1 純度が99.999%であり平均粒径が10μmの高純
度タングステン(W)原料粉末をカーボン製のモールド
に充填し、250kg/cmの加圧力を作用させた状
態で温度1800℃で5時間ホットプレス焼結すること
により、直径135mm×厚さ10mmであり、相対密
度が95%である比較例1に係るターゲット焼結体を調
製した。
【0043】このターゲット焼結体について実施例1と
同様にして、バブルの面積割合,そのばらつきおよびタ
ーゲット組織の平均結晶粒径を測定して表2に示す結果
を得た。また、上記ターゲット焼結体を機械加工するこ
とにより、直径が127mmであり厚さが6mmの比較
例1に係るスパッタリングターゲットを作成した。この
ターゲットを用い、アルゴン圧2.0×10−3Tor
rの条件下でスパッタリングを行い、5インチSiウエ
ーハ上にタングステン膜を約2000オングストローム
堆積させて成膜した。そして、この成膜中に混入したパ
ーティクル数を実施例1と同様に測定して表2に示す結
果を得た。
【0044】表2に示す結果から明らかなように、比較
例1に係るターゲットの組織において、一辺が50μm
の正方形状の測定領域におけるバブルの面積割合は40
%前後であり、また同一ターゲット面内におけるバブル
の面積割合のばらつきは21%であった。また比較例1
のターゲットを使用して成膜した場合、粒径0.2μm
以上のパーティクルが成膜中に混入した数は200個超
であり、この成膜を使用した半導体装置の製造歩留りを
大幅に低下させることが判明した。
【0045】比較例2 純度が99.999%であり平均粒径が10μmの高純
度タングステン(W)原料粉末に、純度が99.999
%であり平均粒径が10μmの高純度モリブデン(M
o)原料粉末を1.0重量%添加し、ボールミルにて混
合し、得られた混合粉末をカーボン製のモールドに充填
し、300kg/cmの加圧力を作用させた状態で温
度1500℃で4時間ホットプレス焼結することによ
り、直径135mm×厚さ10mmであり、相対密度が
93.5%である焼結体を作製した。さらに、この焼結
体に1800kgf/cmの静水圧を作用させながら
温度1800℃で5時間HIP処理を実施することによ
り、相対密度が98.7%である比較例2に係るターゲ
ット焼結体を調製した。
【0046】このターゲット焼結体について実施例1と
同様にして、バブルの面積割合,そのばらつきおよびタ
ーゲット組織の平均結晶粒径を測定して表2に示す結果
を得た。また、上記ターゲット焼結体を機械加工するこ
とにより、直径が127mmであり厚さが6mmの比較
例2に係るスパッタリングターゲットを作成した。この
ターゲットを用い、アルゴン圧2.0×10−3Tor
rの条件下でスパッタリングを行い、5インチSiウエ
ーハ上にタングステン合金膜を約2000オングストロ
ーム堆積させて成膜した。そして、この成膜中に混入し
たパーティクル数を実施例1と同様に測定して下記表2
に示す結果を得た。
【0047】
【表2】
【0048】上記表2に示す結果から明らかなように、
比較例2に係るターゲットの組織において、一辺が50
μmの正方形状の測定領域におけるバブルの面積割合は
30%前後であり、また同一ターゲット面内におけるバ
ブルの面積割合のばらつきは13.3%であった。また
比較例2のターゲットを使用して成膜した場合、粒径
0.2μm以上のパーティクルが成膜中に混入した数は
100〜150個であり、この成膜を使用した半導体装
置の製造歩留りを大幅に低下させることが判明した。
【0049】図2は、上記実施例1〜2および比較例1
〜2を含めて、バブルの面積割合が異なる多数のスパッ
タリングターゲットを使用して実施例1と同一条件でス
パッタリング操作を実施した場合に、成膜中に混入する
パーティクル数と上記バブルの面積割合との関係を示す
グラフである。
【0050】図2から明らかなように、特にターゲット
組織においてバブルの面積割合が15%以下であるスパ
ッタリングターゲットを使用することにより、成膜中へ
のパーティクルの混入数を25以下に低減することが可
能になり、パーティクルの混入数が100〜200以上
となる従来のスパッタリングターゲットと比較して、成
膜を利用する半導体装置の製造歩留りを大幅に改善でき
ることが実証された。
【0051】
【発明の効果】以上説明の通り本発明に係るスパッタリ
ングターゲットおよびその製造方法によれば、ターゲッ
ト組織におけるバブルの面積割合が15%以下であり高
密度であるため、このターゲットを使用してスパッタ膜
を形成した場合に膜厚、抵抗率がともに均一であり、特
にスパッタリング時に発生するパーティクルを効果的に
低減できる。そのため、パーティクルに起因する成膜の
短絡・断線が大幅に減少し、その成膜を用いた半導体デ
バイスの製造歩留りを大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパッタリングターゲットにおけるサ
ンプル採取位置を示す平面図。
【図2】ターゲットのバブルの面積割合とパーティクル
数との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1 ターゲット焼結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高阪 泰郎 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 藤岡 直美 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 鈴木 幸伸 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 青山 斉 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 4K029 BA02 BA11 BA16 BA21 BD02 CA05 DC03 DC04 DC09 4M104 BB04 BB13 BB16 BB17 BB18 DD40 HH20 5F103 AA08 BB22 DD28 RR02 RR05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 W,Mo,Nb,TaおよびRuの少な
    くとも1種の高融点金属を主成分として95重量%以上
    含有するスパッタリングターゲットであり、ターゲット
    組織に一辺が50μmの正方形状の測定領域を設定した
    場合に、上記測定領域に含まれる結晶粒内において発生
    したバブルの面積割合が15%以下であることを特徴と
    するスパッタリングターゲット。
  2. 【請求項2】 同一のターゲット面内における上記バブ
    ルの面積割合のばらつきが±20%以内であることを特
    徴とする請求項1記載のスパッタリングターゲット。
  3. 【請求項3】 高融点金属の平均結晶粒径が100μm
    以下であることを特徴とする請求項1記載のスパッタリ
    ングターゲット。
  4. 【請求項4】 W,Mo,Nb,TaおよびRuの少な
    くとも1種の高融点金属は、高純度金属であることを特
    徴とする請求項1記載のスパッタリングターゲット。
  5. 【請求項5】 主成分となる高融点金属がTi,Zrお
    よびHfから選ばれた少なくとも1種類の元素を、5重
    量%未満含有することを特徴とする請求項1記載のスパ
    ッタリングターゲット。
  6. 【請求項6】 W,Mo,Nb,TaおよびRuの少な
    くとも1種の高融点金属を主成分とする原料粉末を成形
    ・焼結し、相対密度が50〜90%である仮焼結体を調
    製し、しかる後に、得られた仮焼結体を還元雰囲気中で
    加熱してバブル減少化処理後、緻密化処理して所定形状
    のターゲットとすることを特徴とするスパッタリングタ
    ーゲットの製造方法。
  7. 【請求項7】 バブル減少化処理時の還元雰囲気は、水
    素雰囲気であることを特徴とする請求項6記載のスパッ
    タリングターゲットの製造方法。
  8. 【請求項8】 バブル減少化処理は、仮焼結体を150
    0℃以上の温度で、16時間以上保持することを特徴と
    する請求項6記載のスパッタリングターゲットの製造方
    法。
  9. 【請求項9】 緻密化処理は熱間静水圧プレス法(HI
    P法)により実施することを特徴とする請求項6記載の
    スパッタリングターゲットの製造方法。
  10. 【請求項10】 原料粉末の平均粒径が10μm以下で
    あることを特徴とする請求項6記載のスパッタリングタ
    ーゲットの製造方法。
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