JP2002180639A - 外装材の取付構造 - Google Patents

外装材の取付構造

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JP2002180639A
JP2002180639A JP2000382265A JP2000382265A JP2002180639A JP 2002180639 A JP2002180639 A JP 2002180639A JP 2000382265 A JP2000382265 A JP 2000382265A JP 2000382265 A JP2000382265 A JP 2000382265A JP 2002180639 A JP2002180639 A JP 2002180639A
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opening
exterior
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edge
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Kazuhito Iida
和仁 飯田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装材どうしを接合する際に生じる係合目地
を外側から目立たなくし、かつ、開口部付近に外装材を
取り付ける場合に、タイルを切断せずに、容易に外装材
を建物躯体に取り付けることのできる外装材の取付構造
を提供すること。 【解決手段】 隣り合う縦目地7c,7c間の距離を基準
長さBとすると、建物躯体1に複数の外装材2を取り付
けた際に、ある縦目地7cの中心部から前記基準長さB
の整数倍の位置に、建物躯体1に形成された開口部12
の縁12aが配置されている。そして、開口部12に隣
接して配置されている外装材2は、開口部12の縁12
aより開口部12側に突出する突出部分13が切断され
たうえで、建物躯体1に取り付けられている。前記突出
部分13の切断位置Nは、外装材2の端部に位置するタ
イル4より基板3の端部側に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物躯体に外装材
を取り付けてなる外装材の取付構造、特に、開口部に隣
接する外装材の取付構造に関するものである。
【0002】
【背景の技術】建物の構築方法の一つとして、例えば、
壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化
しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てること
により、建物を構築するといったパネル工法が一部に採
用されている。このようなパネル工法に用いられる外壁
パネルとして、例えば、特開平11-1970号公報に示すよ
うなパネルが知られている。この外壁パネルは、パネル
本体と、このパネル本体の一方のパネル面に取り付けら
れる防水シートと、取付材を介して防水シートの上から
パネル面に取り付けられる外装材とを備えている。そし
て、外装材はパネル本体に取り付けられた取付材の上面
に設置されて釘等で打ち込むことにより固定されてい
る。ところで、前記特開平11-1970号公報記載の外装材
は、矩形状の基板であって、この基板の表面には複数本
の縦目地と横目地とが形成されており、これによって外
装材にタイル調目地模様が施されていた。しかし、この
タイル調目地模様は、実際のタイルに比べて外観が劣る
ため、より外観を向上させるために実際のタイルが取り
付けられた外装材を使用する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記外装材
は、矩形状の基板と、この基板の表面に取り付けられた
複数のタイルとを備え、基板の縦方向に沿う一方の縁部
には上実部が形成され、他方の縁部には下実部が形成さ
れており、建物躯体に隣接配置された外装材どうしは、
この実部どうしを係合させることで接合している。そし
て、前記実部と実部とが係合される係合部上に生じる係
合目地が、前記縦目地の目地幅の中心に位置するように
して、外装材どうしは接合されている。しかし、外側か
らこれら外装材を見た場合、この係合目地が目地幅の中
心に位置するので、目立つことがあり見栄えがあまり良
くなかった。また、建物躯体に形成された開口部付近に
外装材を取り付ける場合、開口部を形成する内周面にサ
ッシ枠を設置し、開口部の外周面にコーキング材を設
け、このコーキング材の外側に外装材を取り付けてい
る。しかし、この外装材をそのままコーキング材の外側
に取り付けようとすると、外装材の端部がコーキング材
の外側から開口部側に向けて、はみ出していた。そこ
で、このはみ出した部分を、コーキング材の外側に当た
る位置で切断していたが、タイルを切断することがあ
り、このタイルは切断しにくいので、容易に建物躯体に
外装材を取り付けることができなかった。本発明は、上
記事情に鑑みてなされたもので、外装材どうしを接合す
る際に生じる係合目地を外側から目立たなくし、全体と
しての見栄えを向上させることができ、かつ、開口部付
近に外装材を取り付ける場合に、タイルを切断する必要
がなく、容易に外装材を建物躯体に取り付けることので
きる外装材の取付構造を提供することを課題としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、例えば、図1,図2(a)および
図3に示すように、建物躯体1に外装材2を取り付けて
なる外装材2の取付構造であって、前記外装材2は、矩
形状の基板3と、この基板3の表面3aに取り付けられ
た矩形状をなすタイル4とを備え、前記基板3の縦方向
に沿う一方の縁部3bには上実部(例えば、縦上実部8
a)が形成され、他方の縁部3cには下実部(例えば、縦
下実部9a)が形成されており、前記建物躯体1に複数
の前記外装材2が隣接させて配置され、隣接する外装材
2のうち、一方の外装材2の下実部9aと、他方の外装
材2の上実部8aとが係合される係合部10上には、一
方の外装材2の端部に位置するタイル4と、他方の外装
材2の端部に位置するタイル4との間に、継ぎ目となる
縦目地7cが一直線上に設けられており、この縦目地7c
の目地幅の中心部から離れた位置に、前記上実部8aと
下実部9aの係合部10に生じる係合目地11が配置さ
れていることを特徴とする。
【0005】請求項1の発明によれば、前記外装材2
は、矩形状の基板3と、この基板3の表面3aに取り付
けられた矩形状をなすタイル4とを備え、前記基板3の
縦方向に沿う一方の縁部3bには上実部8aが形成され、
他方の縁部3cには下実部9aが形成されているので、隣
接する外装材2,2どうしの上実部8aと下実部9aとを
係合させることによって、容易かつ強固に外装材2,2
どうしを接合することができる。また、一方の外装材2
の下実部9aと、他方の外装材2の上実部8aとが係合さ
れる係合部10上には、一方の外装材2の端部に位置す
るタイル4と、他方の外装材2の端部に位置するタイル
4との間に、継ぎ目となる縦目地7cが一直線上に設け
られているので、この縦目地7cが建物躯体1全体に所
定間隔で設けられるようになる。
【0006】また、前記縦目地7cの目地幅の中心部か
ら離れた位置に、前記係合部10に生じる係合目地11
が配置されているので、前記係合目地11が縦目地7c
の目地幅の中心部にある場合に比べて、係合目地11が
外側から目立ちにくく外観を向上させることができる。
さらに、前記係合目地11を調節することによって、前
記継ぎ目に設けられる縦目地7cの目地幅を容易に調節
することができる。
【0007】なお、前記基板3の横方向に沿う一方の縁
部3dに上実部(例えば、横上実部8b)、他方の縁部3
eに下実部(例えば、横下実部9b)を形成しても良い。
(図2(a)参照)
【0008】請求項2の発明は、例えば、図5に示すよ
うに、請求項1記載の外装材2の取付構造において、前
記隣り合う係合目地11,11間の距離を基準長さAと
すると、前記建物躯体1に前記複数の外装材2を取り付
けた際に、ある係合目地11の中心部から前記基準長さ
Aの整数倍の位置に、前記建物躯体1に形成された開口
部12の縁12aが配置されており、前記開口部12に
隣接して配置されている前記外装材2は、前記開口部1
2の縁12aより開口部12側に突出する突出部分13
が切断されたうえで前記建物躯体1に取り付けられてお
り、前記突出部分13の切断位置Hが、前記外装材2の
端部に位置するタイル4より前記基板3の端部側に設定
されていることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明によれば、ある係合目地1
1の中心部から前記基準長さAの整数倍の位置に、前記
建物躯体1に形成された開口部12の縁12aが配置さ
れており、前記開口部12に隣接して配置されている前
記外装材2は、前記開口部12の縁12aより開口部1
2側に突出する突出部分13が切断されたうえで前記建
物躯体1に取り付けられているので、外装材2の端部が
開口部12側に突出することなく、見栄えよく建物躯体
1に取り付けることができる。また、前記突出部分13
の切断位置Hが、前記外装材2の端部に位置するタイル
4より前記基板3の端部側に設定されているので、従来
と異なり、切断作業が困難なタイル4を切断する必要が
なく、実部9aのみを切断することによって、スムーズ
に建物躯体1に外装材2を取り付けることができる。
【0010】請求項3の発明は、例えば、図9に示すよ
うに、請求項1記載の外装材2の取付構造において、前
記隣り合う縦目地7c,7c間の距離を基準長さBとする
と、前記建物躯体1に前記複数の外装材2を取り付けた
際に、ある縦目地7cの中心部から前記基準長さBの整
数倍の位置に、前記建物躯体1に形成された開口部12
の縁12aが配置されており、前記開口部12に隣接し
て配置されている前記外装材2は、前記開口部12の縁
12aより開口部12側に突出する突出部分13が切断
されたうえで前記建物躯体1に取り付けられており、前
記突出部分13の切断位置Nが、前記外装材2の端部に
位置するタイル4より前記基板3の端部側に設定されて
いることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明によれば、ある縦目地7c
の中心部から前記基準長さBの整数倍の位置に、前記建
物躯体1に形成された開口部12の縁12aが配置され
ており、前記開口部12に隣接して配置されている前記
外装材2は、前記開口部12の縁12aより開口部12
側に突出する突出部分13が切断されたうえで前記建物
躯体1に取り付けられているので、外装材2の端部が開
口部12側に突出することなく、見栄えよく建物躯体1
に取り付けることができる。また、前記突出部分13の
切断位置Nが、前記外装材2の端部に位置するタイル4
より前記基板3の端部側に設定されているので、従来と
異なり、切断作業の困難なタイル4を切断する必要がな
く、実部9aのみを切断することによって、スムーズに
建物躯体1に外装材2を取り付けることができる。
【0012】請求項4の発明は、例えば、図9に示すよ
うに、請求項3記載の外装材2の取付構造において、前
記突出部分13の切断位置Nが、前記下実部(例えば、
縦下実部9a)よりタイル4側に位置していることを特
徴とする。
【0013】請求項4の発明によれば、前記突出部分1
3の切断位置Nが、前記下実部9aよりタイル4側に位
置しているので、下実部9aを切断するよりも、下実部
9aよりタイル4側の基板3を切断する方が、開口部1
2の縁12aに取り付けた際に、外装材2の端部の見栄
えが良い。また、例えば、開口部12の内周面にサッシ
枠14を取り付けて、このサッシ枠14と外装材2との
間にコーキング材15を設ける場合、下実部9aよりタ
イル4側の基板3を切断する方が、外装材2の端部の形
状が単純であるので、コーキング材15を外装材2の端
部とサッシ枠14との間に充填し易くなる。
【0014】請求項5の発明は、例えば、図2(a)およ
び図4に示すように、請求項1〜4のいずれかに記載の
外装材2の取付構造において、前記外装材2は、前記基
板3の表面に複数のタイル4を縦横に配置して固定する
ことにより目地5が設けられ、この目地5から基板3を
通して建物躯体1に止着材を打ち込むことによって、前
記建物躯体1に外装材2が取り付けられていることを特
徴とする。
【0015】請求項5の発明によれば、前記外装材2
は、前記基板3の表面に複数のタイル4を縦横に配置し
て固定することにより目地5が設けられているので、基
板3にタイル調の目地模様を形成するよりも、より高級
感のある外観意匠とすることができる。また、この目地
5から基板3を通して建物躯体1に止着材を打ち込むこ
とによって、前記建物躯体1に外装材2が取り付けられ
ているので、容易に外装材2を設置することができると
ともに、止着材が目地5に配置されて目立たなくなり、
外観を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1および第2の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明
の第1の実施の形態を示す外装材が建物躯体に設置され
た構造を示す外観図、図2(a)は、外装材の平面図、図
2(b)は、外装材の横断面図、図2(c)は、外装材の縦断
面図、図3は、外装材どうしの接合構造を示す横断面
図、図4は、外装材が開口部のある建物躯体に設置され
た構造を示す正面図、図5〜図8は、開口部に隣接設置
された外装材の取付構造を示す横断面図である。
【0017】図1に示すように、建物躯体1には、外装
材2が設置されている。この外装材2は、図2(a)〜(c)
に示すように、矩形状の基板3と、この基板3の表面3
aに取り付けられた矩形状をなす複数のタイル4とを備
えている。そして、基板3の縦方向に沿う一方の縁部3
bには、縦上実部8aが形成されており、他方の縁部3c
には、縦下実部9aが形成されている。同様に、基板3
の横方向に沿う一方の縁部3dには横上実部8bが形成さ
れており、他方の縁部3eには、横下実部9bが形成され
ている。
【0018】また、前記タイル4は、基板3の表面3a
に、縦上実部8a側および横上実部8b側に寄せられて、
縦横に配置して固定されており、これによって目地5が
設けられている。前記タイル4は、縦方向の長さが64.5
mmと62.5mmのものの2種類があり、これら2種類の
タイル4を適宜選択して基板3の表面3aに縦横に配置
することによって、後述するように横目地6が、その目
地幅が異なるように横方向に略一直線上に配置されてい
る。
【0019】前記目地5は、縦方向に隣り合うタイル
4,4間に設けられた横目地6と、横方向に隣り合うタ
イル4,4間に設けられた縦目地7とで構成されてい
る。前記縦目地7は、その目地幅が等しくなるように縦
方向に一直線上に配置されており、基板3の横方向の中
心部に配置された縦目地7aと、基板3の縦下実部9a側
に配置された縦目地7bとがある。前記横目地6は、目
地幅が異なるように横方向に略一直線上に配置されてい
て、その目地幅は、10.8〜14.8mmの間でランダムにな
っている。
【0020】なお、前記外装材2は、次のようにして製
造される。すなわち、矩形状の基板3の表面3aに接着
剤を塗布し、この基板3の表面3aにタイル位置出し治
具を用いて複数のタイル4を基板3に接着していく。そ
の後、養生させることで製造されている。
【0021】次に、この外装材2を建物躯体1に取り付
けてなる外装材2の取付構造について説明する。図1お
よび図3に示すように、建物躯体1に複数の前記外装材
2がこれら外装材2の縦目地7を上下に向け、かつ、外
装材2,2どうしを横方向に隣接させて配置されてい
る。そして、横方向に隣接する外装材2,2のうち、一
方の外装材2の縦下実部9aと、他方の外装材2の縦上
実部8aとは、係合してそれぞれの外装材2,2どうし
が接合されている。
【0022】図3に示すように、前記一方の外装材2の
縦下実部9aと他方の外装材2の縦縦上実部8aとが係合
する係合部10上には、一方の外装材2の端部に位置す
るタイル4と、他方の外装材2の端部に位置するタイル
4との間に、継ぎ目となる縦目地7cが一直線上に設け
られている。この縦目地7cは、その目地幅の中心部か
ら離れた位置に、係合部10に生じる係合目地11が配
置されている。
【0023】また、図1に示すように、前記建物躯体1
には、外装材2,2どうしが外装材2の縦目地7を上下
に向け、縦方向に隣接させて配置されている。この縦方
向に隣接する外装材2,2のうち、一方の外装材2の横
下実部9bと、他方の外装材2の横上実部8bとは、上記
と同様に、係合してそれぞれの外装材2,2どうしが接
合されている。前記一方の外装材2の横下実部9bと他
方の外装材2の横上実部8bとが係合する係合部上に
は、一方の外装材2の端部に位置するタイル4と、他方
の外装材2の端部に位置するタイル4との間に、継ぎ目
となる横目地が設けられている。
【0024】このようにして、隣接する外装材2,2ど
うしが接合された後、各外装材2の横目地6から基板3
を通して建物躯体1に、止着材である釘(図示しない)
が打ち込まれて、建物躯体1に外装材2が取り付けられ
ている。
【0025】次に、建物躯体1にサッシ枠14等が取り
付けられる開口部12が形成されている場合の、開口部
12付近の外装材2の取付構造について説明する。図4
および図5に示すように、建物躯体1には、開口部12
が形成されている。この開口部12の縁12aは、前記
隣り合う係合目地11,11間の距離を基準長さAとす
ると、建物躯体1に複数の外装材2を取り付けた際に、
ある係合目地11の中心部から基準長さAの整数倍の位
置に配置されている。この開口部12を形成する内周面
には、サッシ枠14が取り付けられており、この開口部
12の縁12aには、外装材2が、その縦下実部9a側が
配置されるようにして取り付けられている。そして、こ
のサッシ枠14と開口部12に隣接して取り付けられた
外装材2との間には、コーキング材15が充填されてい
る。そのため、この外装材2は縦下実部9a側におい
て、コーキング材15の外側より開口部12側に突出す
る突出部分13が切断されたうえで建物躯体1に取り付
けられている。
【0026】前記突出部分13の切断位置Hは、コーキ
ング材15の外側であって、外装材2の端部に位置する
タイル4より基板3の端部側に設定されている。したが
って、縦下実部9aのみが切断されたうえで建物躯体1
に取り付けられている。
【0027】また、図5に示す外装材2の取付構造で
は、開口部12の縁12aには縦下実部9a側が配置され
るようになっているが、例えば、縦上実部8a側が配置
された場合、図6に示すような外装材2の取付構造とな
る。すなわち、外装材2の縦上実部8aは、開口部12
の縁12aより開口部12側に突出していないが、コー
キング材15の幅を確保したうえで取り付けられている
ので、切断位置hは、コーキング材15の外側であっ
て、外装材2の端部に位置するタイル4上に設定されて
いる。したがって、この外装材2の取付構造の場合、縦
上実部8aおよびタイル4が切断されたうえで、建物躯
体1に取り付けられている。
【0028】なお、図5や図6に示す外装材2の取付構
造の他に、例えば、図7に示すような外装材22の取付
構造としても良い。ここで使用される外装材22は、上
述した外装材2と同様に、矩形状の基板23と、この基
板23の表面23aに取り付けられた矩形状をなす複数
のタイル24とを備えている。そして、基板23の縦方
向に沿う一方の縁部23bには縦上実部28aが形成され
ており、他方の縁部23cには、縦下実部29aが形成さ
れている。同様に、図示しないが、基板23の横方向に
沿う一方の縁部には、横上実部が形成されており、他方
の縁部には、横下実部が形成されている。
【0029】ここで、前記外装材22のタイル24は、
前記外装材2のタイル4と異なり、基板23の縦下実部
29a側および横下実部側に寄せられて、取り付けられ
ている。
【0030】このような外装材22が、図5と同様にし
て、隣り合う係合目地11,11間の距離を基準長さA
として、ある係合目地11の中心部から基準長さAの整
数倍の位置に配置される開口部12の縁12aに、その
縦下実部29a側が配置されるようにして取り付けられ
ている。この開口部12を形成する内周面には、上記と
同様に、サッシ枠14が取り付けられており、このサッ
シ枠14と開口部12に隣接して取り付けられた外装材
22との間には、コーキング材15が充填されている。
そのため、この外装材22は縦下実部29a側におい
て、コーキング材15の外側より開口部12側に突出す
る突出部分33が切断されたうえで建物躯体1に取り付
けられている。
【0031】前記突出部分33の切断位置Mは、コーキ
ング材15の外側であって、外装材22の端部に位置す
るタイル24上に設定されている。したがって、縦下実
部29aおよびタイル4が切断されたうえで建物躯体1
に取り付けられている。
【0032】また、図7に示す外装材2の取付構造で
は、開口部12の縁12aには縦下実部29a側が配置さ
れるようになっているが、例えば、縦上実部28a側が
配置された場合、図8に示すような外装材22の取付構
造となる。すなわち、外装材22の縦上実部28aは、
開口部12の縁12aより開口部12側に突出していな
いが、コーキング材15の幅を確保したうえで取り付け
られているので、切断位置mは、コーキング材15の外
側であって、外装材22の端部に位置するタイル24よ
りも基板23の端部側に位置する。したがって、この外
装材22の取付構造の場合、縦上実部28aのみが切断
されたうえで、建物躯体1に取り付けられている。
【0033】なお、図5〜図8に示す開口部12に隣接
する外装材2,22においても、基板3,23の表面3
a,23aに設けられた目地5から基板3,23を通して
建物躯体1に止着材(図示しない)を打ち込むことによ
って、建物躯体1に取り付けられている。この場合、容
易に外装材2,22を建物躯体1に設置することができ
るとともに、止着材が目地5に配置されて目立たなくな
り、外観を向上させることができる。
【0034】本発明の第1の実施の形態によれば、外装
材2は、矩形状の基板3と、この基板3の表面3aに取
り付けられた矩形状をなすタイル4とを備え、基板3の
縦方向に沿う一方の縁部3bには上実部8aが形成され、
他方の縁部3cには下実部9aが形成されているので、隣
接する外装材2,2どうしの上実部8aと下実部9aとを
係合させることによって、容易かつ強固に外装材2,2
どうしを接合することができる。
【0035】基板3の表面3aに、複数のタイル4を縦
横に配置して固定することにより、設けられた目地5の
うち、縦目地7は、その目地幅が等しくなるように縦方
向に一直線上に配置され、横目地6は、その目地幅が異
なるように横方向に略一直線上に配置されているので、
横目地6の目地幅や目地位置に多少の寸法誤差が生じた
り、基板3の建物躯体1への取付位置が若干ずれても、
横目地6のずれが気にならず、全体としての見栄えを向
上させることができる。
【0036】また、一方の外装材2の下実部9aと、他
方の外装材2の上実部8aとが係合される係合部10上
には、一方の外装材2の端部に位置するタイル4と、他
方の外装材2の端部に位置するタイル4との間に、継ぎ
目となる縦目地7cが一直線上に設けられているので、
この縦目地7cが建物躯体1全体に所定間隔で設けられ
るようになる。
【0037】また、縦目地7cの目地幅の中心部から離
れた位置に、係合部10に生じる係合目地11が配置さ
れているので、係合目地11が縦目地7cの目地幅の中
心部にある場合に比べて、係合目地11が外側から目立
ちにくく外観を向上させることができる。さらに、係合
目地11を調節することによって、継ぎ目に設けられる
縦目地7cの目地幅を容易に調節することができる。
【0038】隣り合う係合目地11,11間の距離を基
準長さAとすると、建物躯体1に複数の外装材2を取り
付けた際に、ある係合目地11の中心部から基準長さA
の整数倍の位置に、建物躯体1に形成された開口部12
の縁12aが配置されており、開口部12に隣接して配
置されている前記外装材2は、開口部12の縁12aよ
り開口部12側に突出する突出部分13が切断されたう
えで建物躯体1に取り付けられているので、外装材2の
端部が開口部12側に突出することなく、見栄えよく建
物躯体1に取り付けることができる。
【0039】また、突出部分13の切断位置Hが、外装
材2の端部に位置するタイル4より基板3の端部側に設
定されているので、従来と異なり、切断作業が困難なタ
イル4を切断する必要がなく、実部9aのみを切断する
ことによって、スムーズに建物躯体1に外装材2を取り
付けることができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態の外装材
の取付構造について説明する。図9〜図12は、本発明
の第2の実施の形態を示す開口部に隣接設置された外装
材の取付構造を示す横断面図である。図9に示すよう
に、建物躯体1には、開口部12が形成されている。こ
の開口部12の縁12aは、前記隣り合う縦目地7c,7
c間の距離を基準長さBとすると、建物躯体1に複数の
外装材2を取り付けた際に、ある縦目地7cの中心部か
ら基準長さBの整数倍の位置に配置されている。この開
口部12を形成する内周面には、サッシ枠14が取り付
けられており、この開口部12の縁12aには、外装材
2が、その縦下実部9a側が配置されるよにして取り付
けられている。そして、このサッシ枠14と開口部12
に隣接して取り付けられた外装材2との間には、コーキ
ング材15が充填されている。そのため、この外装材2
は、縦下実部9a側において、コーキング材15の外側
から開口部12の縁12aより開口部12側に突出する
突出部分13が切断されたうえで建物躯体1に取り付け
られている。
【0041】前記突出部分13の切断位置Nは、コーキ
ング材15の外側であって、外装材2の端部に位置する
タイル4より基板3の端部側でかつ、縦下実部9aより
タイル4側に設定されている。したがって、縦下実部9
aのみが切断されたうえで建物躯体1に取り付けられて
いる。
【0042】また、図9に示す外装材2の取付構造で
は、開口部12の縁12aには縦下実部9a側が配置され
るようになっているが、例えば、縦上実部8a側が配置
された場合、図10に示すような外装材2の取付構造と
なる。すなわち、切断位置nは、コーキング材15の外
側であるが、この外装材2は、コーキング材15より開
口部12側に突出しておらず、コーキング材15の外側
に縦上実部8aが位置しているので、縦上実部8aは切断
されずに、建物躯体1に取り付けられている。
【0043】なお、図9や図10に示す外装材2の取付
構造の他に、例えば、図11に示すような外装材22の
取付構造としても良い。ここで使用される外装材22
は、図7や図8に示す外装材22と同様のものであるた
め、同様の構成部分については同様の符号を付してその
説明を省略する。
【0044】このような外装材22が、図9と同様にし
て、隣り合う縦目地7c,7c間の距離を基準長さBとし
て、ある縦目地7cの中心部から基準長さBの整数倍の
位置に配置される開口部12の縁12aに、その縦下実
部29a側が配置されるようにして取り付けられてい
る。この開口部12を形成する内周面には、上記と同様
にサッシ枠14が取り付けられており、このサッシ枠1
4と開口部12に隣接して取り付けられた外装材22と
の間には、コーキング材15が充填されている。そのた
め、この外装材22は、縦下実部29a側において、コ
ーキング材15の外側より開口部12側に突出する突出
部分33が切断されたうえで、建物躯体1に取り付けら
れている。
【0045】前記突出部分33の切断位置Rは、コーキ
ング材15の外側であって、外装材22の端部に位置す
るタイル24よりも基板23の端部側で、かつ、縦下実
部29aよりタイル24側に位置するように設定されて
いる。したがって、縦下実部29aのみが切断されたう
えで建物躯体1に取り付けられている。
【0046】また、上述した図11に示す外装材22の
取付構造では、開口部12の縁12aには縦下実部29a
側が配置されるようになっているが、例えば、縦上実部
28a側が配置された場合、図12に示すような外装材
22の取付構造となる。すなわち、前記突出部分33の
切断位置rは、コーキング材15の外側であって、外装
材22の端部に位置するタイル24より基板23の端部
側に位置している。したがって、この外装材22の取付
構造の場合、縦上実部28aのみが切断されたうえで、
建物躯体1に外装材22が取り付けられている。
【0047】なお、図9〜図12に示す開口部12に隣
接する外装材2,22においても、図5〜図8と同様
に、基板3,23の表面3a,23aに設けられた目地5
から基板3,23を通して建物躯体1に止着材(図示し
ない)を打ち込むことによって、建物躯体1に取り付け
られている。
【0048】本発明の第2の実施の形態によれば、隣り
合う縦目地7c,7c間の距離を基準長さBとすると、建
物躯体1に複数の外装材2を取り付けた際に、ある縦目
地7cの中心部から基準長さBの整数倍の位置に、建物
躯体1に形成された開口部12の縁12aが配置されて
おり、開口部12に隣接して配置されている外装材2
は、開口部12の縁12aより開口部12側に突出する
突出部分13が切断されたうえで建物躯体1に取り付け
られているので、外装材2の端部が開口部12側に突出
することなく、見栄えよく建物躯体1に取り付けること
ができる。
【0049】また、突出部分13の切断位置Nが、外装
材2の端部に位置するタイル4より基板3の端部側に設
定されているので、従来と異なり、切断作業の困難なタ
イル4を切断する必要がなく、実部9aのみを切断する
ことによって、スムーズに建物躯体1に外装材2を取り
付けることができる。
【0050】前記突出部分13の切断位置Nが、下実部
9aよりタイル4側に位置しているので、下実部9aを切
断するよりも、下実部9aよりタイル4側の基板3を切
断する方が、開口部12の縁12aに取り付けた際に、
外装材2の端部の見栄えが良い。また、下実部9aより
タイル4側の基板3を切断する方が、外装材2の端部の
形状が単純であるので、コーキング材15を外装材2の
端部とサッシ枠14との間に充填し易くなる。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記外装材
は、矩形状の基板と、この基板の表面に取り付けられた
矩形状をなすタイルとを備え、前記基板の縦方向に沿う
一方の縁部には上実部が形成され、他方の縁部には下実
部が形成されているので、隣接する外装材どうしの上実
部と下実部とを係合させることによって、容易かつ強固
に外装材どうしを接合することができる。また、一方の
外装材の下実部と、他方の外装材の上実部とが係合され
る係合部上には、一方の外装材の端部に位置するタイル
と、他方の外装材の端部に位置するタイルとの間に、継
ぎ目となる縦目地が一直線上に設けられているので、こ
の縦目地が建物躯体全体に所定間隔で設けられるように
なる。
【0052】また、前記縦目地の目地幅の中心部から離
れた位置に、前記係合部に生じる係合目地が配置されて
いるので、前記係合目地が縦目地の目地幅の中心部にあ
る場合に比べて、係合目地が外側から目立ちにくく外観
を向上させることができる。さらに、前記係合目地を調
節することによって、前記継ぎ目に設けられる縦目地の
目地幅を容易に調節することができる。
【0053】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、ある係合目
地の中心部から前記基準長さの整数倍の位置に、前記建
物躯体に形成された開口部の縁が配置されており、前記
開口部に隣接して配置されている前記外装材は、前記開
口部の縁より開口部側に突出する突出部分が切断された
うえで前記建物躯体に取り付けられているので、外装材
の端部が開口部側に突出することなく、見栄えよく建物
躯体に取り付けることができる。また、前記突出部分の
切断位置が、前記外装材の端部に位置するタイルより前
記基板の端部側に設定されているので、従来と異なり、
切断作業が困難なタイルを切断する必要がなく、実部の
みを切断することによって、スムーズに建物躯体に外装
材を取り付けることができる。
【0054】請求項3の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、ある縦目地
の中心部から前記基準長さの整数倍の位置に、前記建物
躯体に形成された開口部の縁が配置されており、前記開
口部に隣接して配置されている前記外装材は、前記開口
部の縁より開口部側に突出する突出部分が切断されたう
えで前記建物躯体に取り付けられているので、外装材の
端部が開口部側に突出することなく、見栄えよく建物躯
体に取り付けることができる。また、前記突出部分の切
断位置が、前記外装材の端部に位置するタイルより前記
基板の端部側に設定されているので、従来と異なり、切
断作業の困難なタイルを切断する必要がなく、実部のみ
を切断することによって、スムーズに建物躯体に外装材
を取り付けることができる。
【0055】請求項4の発明によれば、請求項3と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記突出部
分の切断位置が、前記下実部よりタイル側に位置してい
るので、下実部を切断するよりも、下実部よりタイル側
の基板を切断する方が、開口部の縁に取り付けた際に、
外装材の端部の見栄えが良い。また、例えば、開口部の
内周面にサッシ枠を取り付けて、このサッシ枠と外装材
との間にコーキング材を設ける場合、下実部よりタイル
側の基板を切断する方が、外装材の端部の形状が単純で
あるので、コーキング材を外装材の端部とサッシ枠との
間に充填し易くなる。
【0056】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記外装材は、前記基板の表面に複数のタイルを縦
横に配置して固定することにより目地が設けられている
ので、基板にタイル調の目地模様を形成するよりも、よ
り高級感のある外観意匠とすることができる。また、こ
の目地から基板を通して建物躯体に止着材を打ち込むこ
とによって、前記建物躯体に外装材が取り付けられてい
るので、容易に外装材を設置することができるととも
に、止着材が目地に配置されて目立たなくなり、外観を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すためのもの
で、外装材が建物躯体に設置された構造を示す外観図で
ある。
【図2】同、(a)は、外装材の平面図、(b)は、外装材の
横断面図、(c)は、外装材の縦断面図である。
【図3】同、外装材どうしの接合構造を示す横断面図で
ある。
【図4】同、外装材が開口部のある建物躯体に設置され
た構造を示す正面図である。
【図5】同、開口部に隣接設置された外装材の取付構造
を示す横断面図である。
【図6】同、開口部に隣接設置された外装材の取付構造
を示す横断面図である。
【図7】同、開口部に隣接設置された外装材の取付構造
を示す横断面図である。
【図8】同、開口部に隣接設置された外装材の取付構造
を示す横断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すためのもの
で、開口部に隣接設置された外装材の取付構造を示す横
断面図である。
【図10】同、開口部に隣接設置された外装材の取付構
造を示す横断面図である。
【図11】同、開口部に隣接設置された外装材の取付構
造を示す横断面図である。
【図12】同、開口部に隣接設置された外装材の取付構
造を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 建物躯体 2 外装材 3 基板 3a 表面 3b,3c 縁部 4 タイル 5 目地 7c 縦目地 8a 上実部 9a 下実部 10 係合部 11 係合目地 12 開口部 12a 縁 13 突出部分 A,B 基準長さ H,N 切断位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に外装材を取り付けてなる外装
    材の取付構造であって、 前記外装材は、矩形状の基板と、この基板の表面に取り
    付けられた矩形状をなすタイルとを備え、前記基板の縦
    方向に沿う一方の縁部には上実部が形成され、他方の縁
    部には下実部が形成されており、 前記建物躯体に複数の前記外装材が隣接させて配置さ
    れ、 隣接する外装材のうち、一方の外装材の下実部と、他方
    の外装材の上実部とが係合される係合部上には、一方の
    外装材の端部に位置するタイルと、他方の外装材の端部
    に位置するタイルとの間に、継ぎ目となる縦目地が一直
    線上に設けられており、 この縦目地の目地幅の中心部から離れた位置に、前記上
    実部と下実部の係合部に生じる係合目地が配置されてい
    ることを特徴とする外装材の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の外装材の取付構造におい
    て、 前記隣り合う係合目地間の距離を基準長さとすると、前
    記建物躯体に前記複数の外装材を取り付けた際に、ある
    係合目地の中心部から前記基準長さの整数倍の位置に、
    前記建物躯体に形成された開口部の縁が配置されてお
    り、 前記開口部に隣接して配置されている前記外装材は、前
    記開口部の縁より開口部側に突出する突出部分が切断さ
    れたうえで前記建物躯体に取り付けられており、 前記突出部分の切断位置が、前記外装材の端部に位置す
    るタイルより前記基板の端部側に設定されていることを
    特徴とする外装材の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の外装材の取付構造におい
    て、 前記隣り合う縦目地間の距離を基準長さとすると、前記
    建物躯体に前記複数の外装材を取り付けた際に、ある縦
    目地の中心部から前記基準長さの整数倍の位置に、前記
    建物躯体に形成された開口部の縁が配置されており、 前記開口部に隣接して配置されている前記外装材は、前
    記開口部の縁より開口部側に突出する突出部分が切断さ
    れたうえで前記建物躯体に取り付けられており、 前記突出部分の切断位置が、前記外装材の端部に位置す
    るタイルより前記基板の端部側に設定されていることを
    特徴とする外装材の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の外装材の取付構造におい
    て、 前記突出部分の切断位置が、前記下実部よりタイル側に
    位置していることを特徴とする外装材の取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の外装材
    の取付構造において、 前記外装材は、前記基板の表面に複数のタイルを縦横に
    配置して固定することにより目地が設けられ、 この目地から基板を通して建物躯体に止着材を打ち込む
    ことによって、前記建物躯体に外装材が取り付けられて
    いることを特徴とする外装材の取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020778A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Misawa Homes Co Ltd 板材、板材の接合構造、および壁パネル
JP2020051082A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 積水化学工業株式会社 外壁パネルおよび建物構造

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