JP2002179075A - 封 書 - Google Patents

封 書

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JP2002179075A
JP2002179075A JP2000373717A JP2000373717A JP2002179075A JP 2002179075 A JP2002179075 A JP 2002179075A JP 2000373717 A JP2000373717 A JP 2000373717A JP 2000373717 A JP2000373717 A JP 2000373717A JP 2002179075 A JP2002179075 A JP 2002179075A
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Hiroshi Amikura
浩 網倉
Toshiyuki Tamura
利之 田村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送付側の送付作業を容易なものとし、受取側
の開封率を向上することができる封書を提供することに
ある。 【解決手段】 長辺が同じ長さの複数枚の矩形状紙片を
これより大形の矩形状表紙片上に一方の長辺を揃えて重
ね合わせて前記一方の長辺側の側端部を側端接着部でそ
れぞれ綴じ合わせて冊子となし、該冊子の前記矩形状表
紙片の前記一方の長辺に隣接する一方の短辺及び他方の
長辺にそれぞれ短辺側糊付け部及び長辺側糊付け部が設
けられ、前記冊子の前記矩形状表紙片の他方の短辺側か
ら前記矩形状表紙片が外側になるように複数回折り畳
み、該折り畳んだ冊子の前記一方の長辺側の側端部の冊
子間及び前記長辺側糊付け部を接着固定すると共に、前
記短辺側糊付け部を前記矩形状表紙片の外面に接着固定
したことを特徴とする封書。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開封すると冊子状
となる封書に関し、さらに詳しくは、定型郵便物として
の取り扱いが可能な冊子と一体型の封書に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ギフト商品カタログやクレジット
等の会員の勧誘などのように、特定の個人や会社を対象
にして多くの情報を送付する場合、冊子内に多数の情報
を掲載し、これを特定の個人や会社に郵送、宅配などの
送付手段を用いて直接送付する、いわゆるダイレクトメ
ールの形態が採られていた。このようなダイレクトメー
ルは、送付側にとっては一度に多量の情報を送付するこ
とができると共に、受取側にとっては冊子の形態であ
り、冊子を見開いて情報を見ることができるために極め
て見易く、両者に好ましいものであった。
【0003】しかし、通常、情報を掲載した冊子と封筒
とは別々に作製されると共に、封筒内に冊子を封入する
作業をへて送付されるために、送付先が多数ある場合、
この封入作業は非常に煩雑な作業となっていた。また、
冊子が定型封筒より大きいサイズの場合、定型封筒で送
付するには冊子を定型封筒のサイズに折り畳む必要があ
り結構手間のかかる作業であると共に、折り畳まないで
送付するには定型外の郵送料金となるためにコストアッ
プの要因になるといった問題があった。
【0004】さらに、冊子に個人固有の情報を印字した
場合には、個人固有の情報が印字等された封筒と照合し
た上で封入する必要があり、さらに冊子を封筒に封入す
る作業が煩雑になるといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題に鑑みてなしたものであって、その第1の目的とす
るところは、冊子の折り畳み作業や冊子を封筒へ挿入し
て封止する封入作業をなくすと共に、個人固有情報が印
字等された封筒と個人固有情報が印字等された冊子との
照合作業をなくすことができる冊子一体型封書を提供す
ることにあり、第2の目的とするところは、多量の情報
を定型郵便料金で送付することができ、受取側の開封意
欲を掻き立てると共に開封が容易な冊子一体型封書を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するために、請求項1記載の発明の封書は、長辺
が同じ長さの複数枚の矩形状紙片を、一方の長辺及び該
一方の長辺と隣接する短辺とを揃えて重ね合わせ、重ね
合わせた前記複数枚の矩形状紙片を前記複数枚の矩形状
紙片より大形の矩形状表紙片上に、前記複数枚の矩形状
紙片の前記一方の長辺と前記大形の矩形状表紙片の一方
の長辺とを揃えて重ね合わせ、前記一方の長辺側の側端
部を側端接着部でそれぞれ綴じ合わせて冊子となし、該
冊子の前記矩形状表紙片の前記一方の長辺に隣接する一
方の短辺及び前記矩形状表紙片の他方の長辺にそれぞれ
短辺側糊付け部及び長辺側糊付け部が設けられ、前記冊
子の前記矩形状表紙片の他方の短辺側から前記矩形状表
紙片の前記一方の短辺側に前記冊子を前記矩形状表紙片
が外側になるように複数回折り畳み、該折り畳んだ冊子
の前記一方の長辺側の側端部の冊子間を剥離可能に剥離
可能接着部で接着固定すると共に、前記矩形状表紙片に
設けた前記長辺側糊付け部を長辺糊代部で互いに接着固
定し、さらに前記矩形状表紙片に設けた前記短辺側糊付
け部を前記矩形状表紙片の外面に短辺糊代部で接着固定
したことを特徴とするものである。このように構成する
ことにより、冊子の折り畳み作業や冊子を封筒へ挿入し
て封止する封入作業をなくすと共に、個人固有情報が印
字等された封筒と個人固有情報が印字等された冊子との
照合作業をなくすことができ、さらに多量の情報を送付
することができる。また、本発明の封書は、目新しい形
態であり受取側の開封意欲を掻き立てることができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の封書において、前記短辺側糊付け部及び前記長辺側
糊付け部の前記短辺糊代部及び長辺糊代部より内側に短
辺及び長辺にそれぞれ平行な開封用切れ目が形成されて
いることを特徴とするものである。このように構成する
ことにより、封書を容易に開封することができる。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1、
2のいずれかに記載の封書において、前記側端接着部が
折り畳む個所には形成されていないことを特徴とするも
のである。このように構成することにより、容易に折り
畳むことができると共に、折り畳み個所、特に接着部と
の交点個所に「折りしわ」が生じることなく見栄えのよ
い冊子とすることができる。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の封書が、短辺12cm、長辺2
3.5cmの定型郵便封書サイズであることを特徴とす
るものである。このように構成することにより、多量の
情報を定型郵便料金で送付することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、図面等を
用いて以下に詳述する。図1は本発明にかかる封書の第
1の実施形態を示す平面図、図2は図1の底面図、図3
は図1の展開図、図4は図3のX−X線の断面図、図5
は図1のY−Y線の断面図、図6は図1のZ−Z線の断
面図、図7は本発明にかかる封書の第2の実施形態を示
す図2に対応する図、図8は本発明にかかる封書の第2
の実施形態を示す図5に対応する図、図9は折り皺防止
手段の一実施例を示す図3に対応する図であり、図中の
1,1’は封書、2は周縁部、3,4,5は開封用切れ
目、20は矩形状表紙片、21は短辺側糊付け部、22
は長辺側糊付け部、23は長辺糊代部、24は短辺糊代
部、30,31は矩形状紙片、40,41は折目、50
は側端接着部、60は剥離可能接着部、61は剥離剤塗
工部、62は線状接着部、70は切目、Aは料額印面を
それぞれ示す。
【0011】図1は本発明にかかる封書の第1の実施形
態を示す平面図であって、封書1は定型郵便封書のサイ
ズ(短辺12cm×長辺23.5cm)からなり、4周
縁(図5,6参照)が封止されると共に、料額印欄の印
刷ないし印字が施されて料額印面Aを形成し、該料額印
面Aに宛先宛名が印字されて封書としての表面を形成
し、さらに、封書としての一方の短辺(図1において左
側)の周縁の内側に前記一方の短辺(図1において左
側)に平行に前記一方の短辺の周縁部2を切り取り可能
にミシン目からなる開封用切れ目3が形成されていると
共に、封書としての一方の長辺(図1において上側)の
周縁に全幅に亘ってミシン目からなる開封用切れ目4が
形成されている。なお、前記料額印面Aは、矩形状表紙
片20で形成されている。
【0012】図2は図1の底面図であって、封書1は図
1で説明した前記一方の長辺(図2において上側)の周
縁に全幅に亘って設けられた前記開封用切れ目4を介し
て矩形状表紙片20に設けられた短辺側糊付け部21
(図2においては長辺側に位置する)が折り曲げられる
と共に、前記矩形状表紙片20の外面に短辺糊代部24
で接着固定されている。さらに、図1において説明した
ように、封書としての一方の短辺の周縁部2を切り取り
可能にミシン目からなる開封用切れ目3が形成されてい
る。
【0013】図3は図1の展開図、図4は図3のX−X
線の断面図であって、展開された封書1は、長辺が同じ
長さの2枚の矩形状紙片30、31を、一方の長辺及び
該一方の長辺と隣接する短辺とを揃えて重ね合わせ、重
ね合わせた前記2枚の矩形状紙片30、31を前記2枚
の矩形状紙片30、31より大形の矩形状表紙片20上
に、前記2枚の矩形状紙片30、31の前記一方の長辺
と前記大形の矩形状表紙片20の一方の長辺とを揃えて
重ね合わせ、前記一方の長辺側の側端部を封書1とする
ために折り畳む際の折目40、41となる個所を除いて
設けられた側端接着部50でそれぞれ綴じ合わせて冊子
となしたものである。
【0014】そして、前記冊子の前記矩形状表紙片20
の前記一方の長辺に隣接する一方の短辺及び前記矩形状
表紙片20の他方の長辺にそれぞれ短辺側糊付け部21
及び長辺側糊付け部22がミシン目からなる開封用切れ
目3、4を介して設けられると共に、前記冊子の前記矩
形状表紙片20の他方の短辺側から前記矩形状表紙片2
0の前記一方の短辺側に前記冊子を前記矩形状表紙片2
0が外側になるように前記折目40、41となる個所で
2回巻き折りして折り畳み、該折り畳んだ冊子の前記一
方の長辺側の側端部の冊子間を剥離可能に接着固定する
剥離可能接着部60(後述する)を形成するために、該
剥離可能接着部60(後述する)を形成する一つの手段
として、前記折り畳んだ冊子が重なり合う面のいずれか
の面の前記一方の長辺側の側端部に,たとえば、帯状の
剥離剤塗工部61が設けられている。
【0015】次に,このように構成された冊子を図1、
2に示す封書1とするには、図3に示すように前記冊子
の前記一方の長辺側の側端部の前記矩形状紙片31上に
長辺に平行に前記折目40、41となる個所を除いて接
着剤を線状に塗工して線状接着部62を設けると共に、
前記矩形状表紙片20の前記短辺側糊付け部21を除く
前記長辺側糊付け部22に前記折目40、41となる個
所を除いて長辺に平行に接着剤を線状ないし帯状に塗工
して長辺糊代部23を設け、前記冊子の前記矩形状表紙
片20の他方の短辺側から前記矩形状表紙片20の前記
一方の短辺側に前記冊子を前記矩形状表紙片20が外側
になるように前記折目40、41となる個所で2回巻き
折りして折り畳んで加圧し、その後、前記矩形状表紙片
20の前記短辺側糊付け部21を開封用切れ目4で折り
返して前記矩形状表紙片20の外面と前記短辺側糊付け
部21に短辺に平行に接着剤を線状ないし帯状に塗工し
て設けられた短辺糊代部24で接着固定することにより
4周縁(図5、6参照)が封止された封書1とすること
ができる。図1、2で説明した開封用切れ目3により切
り取り可能に形成された封書とした時の前記一方の短辺
の周縁部2は前記矩形状表紙片20の前記長辺側糊付け
部22で構成される。なお、前記折目40、41となる
個所の前記矩形状表紙片20、および、前記矩形状紙片
30、31に折り易くするために、たとえば、ミシン目
等の周知の折り易くする手段を設けてもよい。
【0016】図5、6は、本発明の封書をより良く理解
してもらうために、敢えて図示したものであるが、前記
剥離可能接着部60は前記剥離剤塗工部61と前記線状
接着部62とで構成されるために、前記剥離可能接着部
60は容易に剥がすことができ、図示はしないが、封書
1を開封用切れ目3で封書とした時の一方の短辺の周縁
部2を切り取ると共に、開封用切れ目4を切り開き、折
り畳まれた冊子を図3に示すような状態(前記矩形状表
紙片20の前記長辺側糊付け部22等は存在しない状
態)にすることができ、側端接着部50を綴じ部として
矩形状紙片30、31及び矩形状表紙片20を見開くこ
とができる。また、このように冊子の短片を定型郵便封
書の長辺に位置するように構成することにより、冊子の
紙面を大きくすることができ、多くの情報を盛り込むこ
とができると共に、見易い紙面とすることができる。
【0017】ところで、今まで、封書1を矩形状紙片3
0、31が2枚からなる事例を挙げて説明してきたが、
これに限るものではなく、3枚以上からなるものであっ
てもよいことはいうまでもない。また、冊子を封書1と
するために折り畳む回数についても説明したように2回
に限ることはなく3回以上であっても構わない。このよ
うな場合には、当然、剥離可能接着部を設ける個所が増
加することは自明の理であり、折り畳んだ冊子が重なり
合う面に剥離可能接着部を適宜設ければよい。なお、上
記で説明したような剥離可能接着部60を設ける場合に
は、折り畳んだ冊子が重なり合う面のいずれかの面に剥
離剤塗工部61を設ければよい。また、剥離剤塗工部6
1を形成するものとしては、線状接着部62を形成する
接着剤との関係もあるが、酢酸ビニル系接着剤を用いて
前記線状接着部62を形成する場合には紫外線硬化型オ
フセット用オーバープリントニス(紫外線硬化型オフセ
ット用OPニス)が適当である。これは、前記矩形状紙
片30、31、前記矩形状表紙片20には、各種の情報
が印刷により盛り込まれるため、これらの印刷と同時に
印刷により形成することができる。また、前記剥離可能
接着部60は上記で説明したように構成してもよいが、
これに限ることはなく、たとえば、前記線状接着部62
を微粘着性を有する粘着剤で形成してもよい(この場合
には、剥離剤塗工部61は設ける必要がない)。
【0018】図7は本発明にかかる封書の第2の実施形
態を示す図2に対応する図、図8は本発明にかかる封書
の第2の実施形態を示す図5に対応する図であって、封
書1’は図2に示した第1の実施形態の封書1の長辺側
に位置する短辺側糊付け部21の糊代部24と開封用切
れ目4との間に封書としての長辺に平行に封書とした時
の一方の短辺から他方の短辺に至る2条のミシン目から
なる開封用切れ目5、5を設けた以外は、第1の実施形
態の封書1と同じである。このように構成することによ
り、封書としてのいずれか一方の短辺の前記開封用切れ
目5、5間を手指で摘んで封書としての他方の短辺側へ
引っ張ることにより、前記開封用切れ目5、5間を切り
取ることができるために、図1、2に示した第1の実施
形態の開封用切れ目4よりもスムーズに開封することが
できる。なお、第2の実施形態における開封用切れ目4
は折り用切れ目として機能する。
【0019】次に、本発明の封書の製造方法について、
第1の実施形態を例に挙げて簡単に説明する。図示はし
ないが、矩形状紙片30、31、及び、矩形状表紙片2
0は、それぞれ図3に示す上下方向に連続したシートか
らなり、それぞれの連続したシートに両面印刷すると同
時に図3の少なくとも左側端部にそれぞれ切り取り用ミ
シン目を介してトラクターピンと係合する移送孔を有す
るマージナル部が設けられ、さらに前記矩形状表紙片2
0にはミシン目からなる開封用切れ目3、4が設けられ
ると共に、前記矩形状紙片30、31には、前記矩形状
表紙片20の前記短辺側糊付け部21に対応する部分を
丁合時に除去することができるように2条のミシン目が
図3の左右方向に設けられる。また、必要に応じて前記
矩形状表紙片20には、宛名宛先に代表される個人固有
情報が印字される。その後、前記矩形状紙片30、3
1、及び、矩形状表紙片20は丁合機で丁合され、前記
矩形状紙片30、31の前記矩形状表紙片20の前記短
辺側糊付け部21に対応する部分が除去されると共に、
接着剤が必要な部分(側端接着部50、長辺糊代部2
3、短辺糊代部24、線状接着部62)に塗工され、ミ
ニメーラー処理を施して後に前記マージナル部が除去さ
れて、図1、2に示すような封書1となる。このように
して本発明の封書は製造されるために、従来のように冊
子の折り畳み作業や冊子を封筒へ挿入して封止する封入
作業をなくすと共に、個人固有情報が印字等された封筒
と個人固有情報が印字等された冊子との照合作業をなく
すことができる。
【0020】なお、冊子を巻き折りしていくと、巻き折
り回数を重ねる毎に、たとえば、図3、4に示す側端接
着部50を設けた内側近傍から斜め上方(図3上で)に
複数の折り皺(図示せず)が前記矩形状紙片に発生する
可能性があり、このような場合には、図示はしないが、
たとえば、図3において折目40、41となる個所の前
記側端接着部50側の端縁から前記側端接着部50の略
内側近傍まで矩形状紙片に切目等を設けることにより、
折り皺防止手段とすることも可能であるし、また、たと
えば、前記側端接着部50の内側近傍に矩形状紙片を貫
通する複数の平行な斜め下方を向いた切目70等を設け
ることにより、折り皺防止手段(図9参照)とすること
も可能である。このような切目を設けることにより、巻
き折りすることにより発生する可能性のある折り皺(図
示せず)を防止することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の封書は、今まで鏤々説明してき
たように、冊子の折り畳み作業や冊子を封筒へ挿入して
封止する封入作業をなくすと共に、個人固有情報が印字
等された封筒と個人固有情報が印字等された冊子との照
合作業をなくすことができるという顕著な効果を奏す
る。また、多量の情報を定型郵便料金で送付することが
できるという効果を奏する。さらに、目新しい形態であ
ることと開封が容易であることから、受取側の開封意欲
を掻き立てることができ、開封率の向上が期待できると
いう効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる封書の第1の実施形態を示す
平面図である。
【図2】 図1の底面図である。
【図3】 図1の展開図である。
【図4】 図3のX−X線の断面図である。
【図5】 図1のY−Y線の断面図である。
【図6】 図1のZ−Z線の断面図である。
【図7】 本発明にかかる封書の第2の実施形態を示す
図2に対応する図である。
【図8】 本発明にかかる封書の第2の実施形態を示す
図5に対応する図である。
【図9】 折り皺防止手段の一実施例を示す図3に対応
する図
【符号の説明】
1,1’ 封書 2 周縁部 3,4,5 開封用切れ目 20 矩形状表紙片 21 短辺側糊付け部 22 長辺側糊付け部 23 長辺糊代部 24 短辺糊代部 30,31 矩形状紙片 40,41 折目 50 側端接着部 60 剥離可能接着部 61 剥離剤塗工部 62 線状接着部 70 切目 A 料額印面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長辺が同じ長さの複数枚の矩形状紙片
    を、一方の長辺及び該一方の長辺と隣接する短辺とを揃
    えて重ね合わせ、重ね合わせた前記複数枚の矩形状紙片
    を前記複数枚の矩形状紙片より大形の矩形状表紙片上
    に、前記複数枚の矩形状紙片の前記一方の長辺と前記大
    形の矩形状表紙片の一方の長辺とを揃えて重ね合わせ、
    前記一方の長辺側の側端部を側端接着部でそれぞれ綴じ
    合わせて冊子となし、該冊子の前記矩形状表紙片の前記
    一方の長辺に隣接する一方の短辺及び前記矩形状表紙片
    の他方の長辺にそれぞれ短辺側糊付け部及び長辺側糊付
    け部が設けられ、前記冊子の前記矩形状表紙片の他方の
    短辺側から前記矩形状表紙片の前記一方の短辺側に前記
    冊子を前記矩形状表紙片が外側になるように複数回折り
    畳み、該折り畳んだ冊子の前記一方の長辺側の側端部の
    冊子間を剥離可能に剥離可能接着部で接着固定すると共
    に、前記矩形状表紙片に設けた前記長辺側糊付け部を長
    辺糊代部で互いに接着固定し、さらに前記矩形状表紙片
    に設けた前記短辺側糊付け部を前記矩形状表紙片の外面
    に短辺糊代部で接着固定したことを特徴とする封書。
  2. 【請求項2】 前記短辺側糊付け部及び前記長辺側糊付
    け部の前記短辺糊代部及び長辺糊代部より内側に短辺及
    び長辺にそれぞれ平行な開封用切れ目が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の封書。
  3. 【請求項3】 前記側端接着部が折り畳む個所には形成
    されていないことを特徴とする請求項1、2のいずれか
    に記載の封書。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の封書が
    短辺12cm、長辺23.5cmの定型郵便封書サイズ
    であることを特徴とする封書。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0776353A (ja) * 1993-09-09 1995-03-20 Tanaka:Kk 印刷物付き組立て封筒用紙及びその製造方法
JPH10101093A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Toppan Moore Co Ltd 折畳み封書用シート
JP2000247341A (ja) * 1999-03-01 2000-09-12 Toppan Forms Co Ltd 折り畳み封書用シート

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