JP2002175191A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
時に起動させることが可能な携帯電話等の電子機器にお
いて、起動中のアプリケーション画面の確認や、切り替
え操作を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 メール作成アプリケーション、及び電話
帳アプリケーションが同時に起動している際、CPU1
4は、ベストボイスキー16eの押下信号に応じて電話
帳アプリケーションの動作中にそれを終了することなく
メール作成アプリケーションに切り替える(ステップS
404)。その際、電話帳アプリケーションとその実行
に係る各種データを保持すると共に(ステップS40
5)、着信用LED21を点灯させる等してその旨を報
知する(ステップS406)。
Description
ションが利用可能なマルチタスク仕様の電子機器に関す
る。
ystem)や携帯電話では、メール作成アプリケーション
や、電話帳アプリケーション等、各種アプリケーション
プログラム(以下、アプリケーションと記す)の利用が
可能であり、ユーザはそのアプリケーションの内容を自
由に選択できるようになっている。
電話におけるアプリケーション実行時における着信発生
時の動作について説明する。図6は、従来の携帯電話に
おけるアプリケーションの動作を説明するフローチャー
トである。ここでは、アプリケーションAから通話への
切り替え動作を説明する。ここで、アプリケーションA
とは、例えば、Webブラウザや、メール作成アプリケ
ーション等である。
ユーザにより指定されたアプリケーションAを実行する
と共に、その内容を表示画面に表示する(ステップS6
1)。このアプリケーションAの実行中、制御部は、外
部からの着信があるか否かを監視する。
外部からの着信を検知すると(ステップS62)、アプ
リケーションAを終了すると共に(ステップS63)、
着信があった旨を表示画面に表示する(ステップS6
4)。
して通話するか否かの選択入力を要求し(ステップS6
5)、直ちに通話する旨の選択入力が行われた場合(ス
テップS65;Yes)、通話処理の実行を開始する
(ステップS66)。ステップS65において、直ちに
通話しない場合(ステップS65;No)、制御部は、
保留するか否かの選択入力を要求する(ステップS7
0)。
選択入力が行われた場合(ステップS70;No)、制
御部は、後述するステップS68に移行する。また、保
留する旨の選択入力が行われた場合(ステップS70;
Yes)、制御部は、通話を保留すると共に(ステップ
S71)、保留の解除を指示する指示信号があるか否か
を監視する(ステップS72)。
(ステップS72;Yes)、制御部は、ステップS6
6に移行して通話処理の実行を開始する。
あるか否かを監視し(ステップS67)、通話終了の指
示信号がある場合(ステップS67;Yes)、通話処
理を停止して通話を終了すると共に(ステップS6
8)、所定の待受画面を表示して(ステップS69)、
上記アプリケーションの切り替え処理を終了する。
帯電話においては、以下のような問題点があった。従来
の携帯電話で利用可能なアプリケーションの数は、メー
ル作成アプリケーションや電話帳アプリケーション等、
少数の限られたアプリケーションのみであった。これに
対し、近時、マルチメディアに対応可能なW―CDMA
(Wideband-CodeDivision Multiple Access)方式やc
dma2000方式等の移動体通信システムが実用化さ
れつつある。この移動体通信システムに対応した携帯電
話は、パーソナルコンピュータ等のようにマルチタスク
仕様であり、メモリの許す限り多種多様なアプリケーシ
ョンを多数同時に起動することが可能となる。この際、
多数のアプリケーションに係るウィンドウを、携帯電話
の小さい表示画面上に複数表示させることは困難であ
り、それ故、ユーザは、現在起動中のアプリケーション
を確認することが困難となる。また、利用可能なアプリ
ケーションは多種多様となり、そのアプリケーションに
対応する切り替えキーを、各アプリケーション毎に携帯
電話に設けることは物理的に困難であると共に、操作が
煩雑になる。
システムにおいては、多数のアプリケーションを起動さ
せたまま着信して通話を行うという状況が頻繁に起こり
得る。このような状況では、通話が長引けば長引くほ
ど、ユーザは起動中アプリケーションの存在を不意に忘
れてしまい、その状態のまま通話を終えると起動中アプ
リケーションの存在を確認することなく携帯電話を自身
のカバンやポケットの中等に収納したり、電源を切って
しまう等して、着信直前までのデータを失う恐れがあっ
た。
同時に起動させることが可能な携帯電話等の電子機器に
おいて、起動中のアプリケーション画面の確認や、切り
替え操作を容易にすることを目的とする。
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
ションを同時あるいは択一的に実行可能な電子機器(例
えば、図1に示す携帯電話10)において、前記複数の
アプリケーションが起動中であり、そのうちの何れか一
つが実行中である場合、該実行中アプリケーションか
ら、他の異なる前記起動中アプリケーションに切り替え
る切替手段(例えば、図2に示すCPU14)と、前記
切替手段により前記実行中アプリケーションを他の起動
中アプリケーションに切り替える際、該切り替えられた
実行中アプリケーションの起動状態を保持すると共に、
その実行時に生じた各種データを保持する保持手段(例
えば、図2に示すCPU14)と、を備えたことを特徴
とする。
複数のアプリケーションを同時あるいは択一的に実行可
能な電子機器において、切替手段は、前記複数のアプリ
ケーションが起動中であり、そのうちの何れか一つが実
行中である場合、該実行中アプリケーションから、他の
異なる前記起動中アプリケーションに切り替え、保持手
段は、前記切替手段により前記実行中アプリケーション
を他の起動中アプリケーションに切り替える際、該切り
替えられた実行中アプリケーションの起動状態を保持す
ると共に、その実行時に生じた各種データを保持する。
を利用する際、それまで実行していたアプリケーション
を終了させることなく、随時、簡単な操作で所望するア
プリケーションの切り替えを行えるので、使い勝手の良
い操作性を有する電子機器を実現できる。
ションを同時あるいは択一的に実行可能な電子機器(例
えば、図1に示す携帯電話10)において、前記複数の
アプリケーションが起動中であり、そのうちの何れか一
つが実行中である場合、該実行中アプリケーションか
ら、他の異なる前記起動中アプリケーションに切り替え
る切替手段(例えば、図2に示すCPU14)と、前記
複数のアプリケーションが起動中であり、そのうちの何
れか一つが実行中である場合、該実行中アプリケーショ
ン以外のアプリケーションが起動中であることを報知す
る報知手段(例えば、図2に示すCPU14)と、前記
切替手段により前記実行中アプリケーションを他の起動
中アプリケーションに切り替える際、該切り替えられた
実行中アプリケーションの起動状態を保持すると共に、
その実行時に生じた各種データを保持する保持手段(例
えば、図2に示すCPU14)と、を備えたことを特徴
とする。
リケーションを同時あるいは択一的に実行可能な電子機
器において、切替手段は、前記複数のアプリケーション
が起動中であり、そのうちの何れか一つが実行中である
場合、該実行中アプリケーションから、他の異なる前記
起動中アプリケーションに切り替え、報知手段は、前記
複数のアプリケーションが起動中であり、そのうちの何
れか一つが実行中である場合、該実行中アプリケーショ
ン以外のアプリケーションが起動中であることを報知
し、保持手段は、前記切替手段により前記実行中アプリ
ケーションを他の起動中アプリケーションに切り替える
際、該切り替えられた実行中アプリケーションの起動状
態を保持すると共に、その実行時に生じた各種データを
保持する。
を利用する際、それまで実行していたアプリケーション
を終了させることなく、随時、簡単な操作で所望するア
プリケーションの切り替えを行えると共に、アプリケー
ションを切り替える際、或いは、新たにアプリケーショ
ンを起動する際に、報知手段により起動中アプリケーシ
ョンの存在がユーザに報知されるので、その切り替え後
のアプリケーションを終了する時、まだ起動中アプリケ
ーションがあるにも拘わらず、電源をオフする等の誤操
作を回避することが可能となり、利便性の向上を図るこ
とができる。
求項2に記載の電子機器において、公衆回線を介して外
部機器との間で通信を行う通信手段を更に備えると共
に、前記切替手段は、この通信手段による音声通信処理
が実行されていない時にのみ機能することを特徴とす
る。
(例えば、図2に示すRF部12およびベースバンド部
13)は、公衆回線を介して外部機器との間で通信を行
い、切替手段(例えば、図2に示すベストボイスキー1
6e)は、この通信手段による音声通信処理が実行され
ていない時にのみ機能するので、音声による通信処理を
行っていない時に他の起動中アプリケーションに切り替
えることができるだけでなく、外部機器との間で公衆回
線を介してデータ通信が行われている際、この通信状態
を保持したまま他の起動中アプリケーションに切り替え
ることができる。従って、例えば、データ通信中に電話
番号を検索する必要が生じた場合、この通信状態を保持
したまま起動中の電話帳アプリケーションに切り替えて
電話番号の検索を行い、その検索後、再びデータ通信を
行うことができるので、利便性および機能性の高い電子
機器が実現できる。
求項2に記載の電子機器において、公衆回線を介して外
部機器との間で通信を行う通信手段を更に備え、保持手
段は、着信すると、その着信時に起動中のアプリケーシ
ョンの起動状態を保持すると共に、そのアプリケーショ
ンの実行時に生じた各種データを保持することを特徴と
する。
(例えば、図2に示すRF部12およびベースバンド部
13)は、公衆回線を介して外部機器との間で通信を行
い、保持手段(例えば、図2に示すCPU14)は、着
信すると、その着信時に起動中のアプリケーションの起
動を保持すると共に、そのアプリケーションの実行時に
生じた各種データを保持するので、基地局から送信され
た無線信号が着信すると、その着信時に起動中であった
アプリケーションは終了されずに保持され、通話終了時
に再び着信時の状態でアプリケーションの実行が行える
ので、機能性の高い電子機器を実現できる。
子機器において、前記報知手段は、着信すると、その着
信時に複数のアプリケーションが起動中である場合、そ
の通信が行われている間、該起動中アプリケーションが
存在する旨を報知することを特徴とする。
信時に起動中アプリケーションが存在する場合、その通
信が行われている間、起動中アプリケーションの存在が
報知手段により報知されるので、通信が行われている
間、ユーザは起動中アプリケーションの存在を常に確認
できるので、起動中アプリケーションがあるにも拘わら
ず、通信終了時に誤って電源をオフする等の誤操作を回
避することが可能となり、利便性の高い電子機器を実現
できる。
求項5に記載の電子機器において、報知手段は、通信が
終了すると、その通信終了時に他のアプリケーションが
起動中である場合、その起動中アプリケーションが存在
する旨を報知することを特徴とする。
信終了時に起動中アプリケーションが存在する場合、通
信終了とともに起動中アプリケーションの存在が報知手
段により報知されるので、起動中アプリケーションがあ
るにも拘わらず、通信終了時に誤って電源をオフする等
の誤操作を回避することが可能となり、更に利便性の高
い電子機器を実現できる。
の形態における携帯電話10について詳細に説明する。
図1(a)は、携帯電話10の表示操作面を示す概観図
であり、図1(b)は、携帯電話10の裏操作面を示す
概観図である。図1(a)に示すように、携帯電話10
の表示操作面には、センタープッシュ式十字キー16
a、オンフックキー16b、オフフックキー16c、テ
ンキー16d等の各種操作キー、スピーカ18、LCD
20、着信用LED21、及び、マイク22が配設され
る。また、図1(b)に示すように、携帯電話10の裏
操作面には、ベストボイスキー16e、リンガ17が配
設される。ユーザは、これらのキー部を操作して携帯電
話10の各種機能を操作する。
CD20にメニュー形式で表示された携帯電話10の備
える各種機能を選択指定する為のキーである。ユーザ
は、所望する選択項目をセンタープッシュ式十字キー1
6aで指定した後、センタープッシュ式十字キー16a
の中央部に配設された“SET”キーを押下すると、そ
の指定した選択項目がCPU14により処理される。
た際に押下すると、通信を保留状態とする、或いは通話
中の通信を終了する旨の指示信号をCPU14に出力す
る為のキーである。ユーザは、着信が報知された際、オ
ンフックキー16bを押下して通話を保留状態とする、
或いは、通話中の通信を終了する際、オンフックキー1
6bを押下して通話を終了する。また、このオンフック
キー16bは、携帯電話10の電源スイッチとしての機
能も有する。すなわち、携帯電話10の電源がオフ状態
の場合、ユーザは、このキーを押下することにより携帯
電話10の電源をオン状態とし、携帯電話10の動作中
にこのキーを押下することにより電源をオフにする。
た際に押下すると、通信開始を指示する指示信号をCP
U14に出力する為のキーである。ユーザは、着信が報
知された際、オフフックキー16cを押下して通話を開
始する。
する為のキーである。また、このテンキー16dは、文
字入力キーとしての機能も併せ持っており、ユーザは、
メールの作成時にこのテンキー16dを操作することに
よりメール送信用テキストの作成を行う。
16bとしての機能も備える。着信が検知された際、ユ
ーザは、このテンキー16dのうち何れかのキーを押下
することにより、着信処理を指示する指示信号をCPU
14に出力する。
の裏操作面に備えられ、音声通話時において通話音声の
音質を調整する為のキーである。このキーのキー操作に
より、ユーザは常に好適な通話音声を実現できる。ま
た、音声通信を行っていない時には、起動中のアプリケ
ーションを切り替える為のアプリケーション切り替えキ
ーとしての機能も併せ持つものである。例えば、メール
作成アプリケーションおよび電話帳アプリケーションが
同時に起動中であり、そのうちメール作成アプリケーシ
ョンが実行されている場合、このベストボイスキー16
eのキー操作により、実行中のメールアプリケーション
およびその実行に係る各種データが保持されて待機状態
となり、それに替わって電話帳アプリケーションの実行
が開始される。
備えられ、着信が検知された際、ユーザに着信を報知す
る報知音を出力する。また、各種操作に係る報知音を出
力しても良く、例えば、操作入力毎に入力が行われたこ
とを報知する為の報知音等を出力しても良い。
ンが起動されている場合、終話時にその旨ユーザに報知
する報知音を出力する。ユーザは、通話が終了すると、
この報知音により起動中アプリケーションの存在を容易
に確認することができる。
し音等の通信音や、通信相手の音声等を出力する。
は、CPU14から供給される各種表示情報を表示す
る。例えば、携帯電話10が備える各種機能の選択をユ
ーザに促す為のメニュー画面や、メール編集画面(例え
ば、図5に示す表示画面20a)、電話帳を検索する検
索画面(例えば、図5に示す表示画面20b)、或い
は、着信を報知する為の着信画面(例えば、図5に示す
表示画面20c)や、着信メールの表示画面等である。
1は、着信を検知した際、点滅することによりユーザに
着信した旨を報知する。また、複数アプリケーションの
起動中、常時点滅することによりその旨ユーザに報知す
るものである。なお、点滅動作の設定はこれに限るもの
ではなく、設定は自由である。
力され、その音声を電気的アナログ信号に変換する。ユ
ーザは、通信先の相手に送信する自身の声をこのマイク
22を介して入力するものである。
明する。図2は、携帯電話10の内部構成を示す概略ブ
ロック図である。図2に示すように、携帯電話10は、
アンテナ11、RF部12、ベースバンド部13、CP
U14、ROM/RAM15、キーパット16、リンガ
17、スピーカ18、バイブレータ19、LCD20、
着信用LED21、及び、入力部22等を備えて構成さ
れ、これら各部は図2に示す各種信号ラインにより接続
される。
ップアンテナ等であり、基地局から送信された無線信号
を受信すると共に、携帯電話10のRF部12から出力
される信号を基地局に向け発信する。
器を具備し、アンテナ11で受信した受信信号をこの増
幅器で増幅し、復調器で復調してベースバンド部13に
出力する。また、ベースバンド部13から供給された送
信信号をこの変調器で変調し、増幅器で増幅してアンテ
ナ11に供給する。
給された受信信号のフレーム処理およびデコード処理等
を行うと共に、RF部12に供給する送信信号のエンコ
ード処理およびフレーム処理等を行う。
種操作キーの押下による押下信号に応じて、通話アプリ
ケーションや、メール作成アプリケーション等の各種ア
プリケーションを実行する。このアプリケーションは、
ROM/RAM15に記録されたもの、あるいは、公衆
回線を介して外部のサーバからダウンロードしたもので
あって、一時的にROM/RAM15内の所定メモリ領
域に記録されたものでも良い。
動中に、更に他のアプリケーションを起動する際、その
起動中アプリケーションの実行プログラムを保持すると
共に、そのプログラムに係る各種情報を一時的に格納す
るためのメモリ領域をROM/RAM15内に形成し、
その形成したメモリ領域上に上記プログラムに係る各種
情報を一時的に格納する。更に、複数アプリケーション
が起動中であることを報知する為、着信用LED21を
点灯、或いは点滅させる。
て監視し、着信を検知した場合、着信用LED21を点
灯、或いは点滅させる。またその際、起動中アプリケー
ションがあれば、そのアプリケーションの実行プログラ
ムを保持すると共に、そのプログラムに係る各種情報を
一時的に格納する為のメモリ領域をROM/RAM15
内に形成して、その形成したメモリ領域上に上記アプリ
ケーションに係る各種情報を一時的に格納する。
る旨を報知する場合と、着信の検知を報知する場合と
で、上記着信用LED21の色、或いはその点滅タイミ
ングを異ならせる等して、これら2つの報知内容のう
ち、何れの内容を報知しているのかをユーザが容易に確
認できるようになっている。
合、その通話が行われる前に起動したアプリケーション
があれば、リンガ17、あるいはバイブレータ19を駆
動させることにより、その起動中アプリケーションの存
在をユーザに報知する。
ションに係る各種表示情報を、LCD20に表示させ
る。
種動作を制御する主制御プログラム、携帯電話10の有
する各種アプリケーション用プログラム等を格納すると
共に、CPU14により読み出された所定の実行プログ
ラムや、そのプログラムの実行に係る各種データを一時
的に格納するワークエリアを形成する。特に、実行中プ
ログラム、及びそのプログラムの実行中に生じた各種デ
ータは、上記ワークエリア内に複数同時に格納可能であ
り、CPU14からの実行停止を指示する指示信号が供
給されるまで消去されずに保持される。
メールアドレス、或いは送信メールのテキストデータ等
を複数記憶するメモリエリアや、外部サーバからダウン
ロードした各種データや、受信メールのテキストデー
タ、或いはその添付画像データ等を複数記録する為のメ
モリエリアを備える。
動指示信号に応じて内蔵モータを回転動作させることに
より携帯電話10本体を振動させる。バイブレータ19
は、着信が検知された際、CPU14からの駆動指示信
号に応じて内蔵モータを回転動作させることにより携帯
電話10本体を振動させ、着信があった旨をユーザに報
知する。
おける動作の説明をする。図3、図4は、携帯電話10
において、アプリケーションの切り替え動作を説明する
フローチャートであり、この図3、4を参照して、メー
ル作成アプリケーション、および電話帳アプリケーショ
ンの起動時に着信がある場合の各アプリケーションの切
り替え動作を説明する。
ンの起動を指示する指示信号に基づいて、メール作成ア
プリケーション用プログラムをROM/RAM15に形
成された所定ワークエリア内に読み出し、同アプリケー
ションの起動を開始すると共に、そのアプリケーション
に係る表示情報(例えば、図4に示す表示画面20a)
をLCD20に表示させる(ステップS301)。この
メール作成アプリケーションの実行中、CPU14は、
外部からの着信があるか否かの監視を継続して行う。
成アプリケーションを終了するか否かを監視し(ステッ
プS302)、終了する場合(ステップS302;Ye
s)、所定の待受画面をLCD20に表示する(ステッ
プS315)。CPU14は、ここで着信があるか否
か、また、新たにアプリケーションを開く旨の指示信号
があるか否か、更に、携帯電話10の動作終了を指示す
る指示信号があるか否かを監視し、着信があれば、通話
アプリケーションを起動し、新たにアプリケーションを
開く旨の指示信号があれば、そのアプリケーションを起
動し、また携帯電話10の動作終了を指示する指示信号
があれば、携帯電話10の電源をオフにする。
プリケーションが終了されなかった場合(ステップS3
02;No)、CPU14は、新たにアプリケーション
を開く旨の指示信号があるか否かを監視し(ステップS
303)、その指示信号がなかった場合(ステップS3
03;No)、ステップS301に移行する。
ョンを新たに開く旨の指示信号があった場合(ステップ
S303;Yes)、CPU14は、実行中のメール作
成アプリケーションおよびその実行に係る各種データを
保持し(ステップS304)、着信用LED21を点
灯、或いは点滅させて起動中アプリケーションの存在を
ユーザに報知する(ステップS305)。
プリケーションが電話帳アプリケーションであると判定
し、そのアプリケーションをROM/RAM15の所定
ワークエリア内に読み出して起動する。更に、その電話
帳アプリケーションに付随する表示情報(例えば、図5
に示す表示画面20b)をLCD20に表示させる(ス
テップS306)。図5に示す表示画面20bには、登
録されている名前と電話番号のリスト(図中符号Aを参
照)がLCD20上に表示されており、ユーザは、セン
タープッシュ式十字キー16aを操作することにより表
示画面をスクロールして、他の登録リストを表示させ
る。
実行中、外部からの着信があるか否かの監視を継続して
行う。更に、CPU14は、電話帳アプリケーションの
終了を指示する指示信号があるか否か、ベストボイスキ
ー16eのキー操作による他の起動中アプリケーション
(この場合、メール作成アプリケーション)への切り替
えを指示する指示信号があるか否か、或いは、新たにア
プリケーションを開く旨の指示信号があるか否かを監視
する。この際、CPU14は、着信があれば、通話アプ
リケーションを起動し、電話帳アプリケーションの終了
を指示する指示信号があれば、電話帳アプリケーション
を終了し、新たにアプリケーションを開く旨の指示信号
があれば、電話帳アプリケーションおよびその実行に係
る各種データを保持してその指示されたアプリケーショ
ンの起動を開始する。
14は、外部からの着信を検知すると(ステップS30
7)、起動中の全てのアプリケーションおよびその実行
に係る各種データの全てを保持すると共に(ステップS
308)、通話アプリケーションの起動を開始する。ま
た、CPU14は、着信画面(例えば、図5に示す表示
画面20c)をLCD20に表示させると共に着信用L
ED21を点灯、或いは点滅表示させて着信した旨をユ
ーザに報知する(ステップS309)。図5に示す表示
画面20cには、所定の着信用アニメーションおよび送
信先の電話番号(図中符号Bを参照)等が表示される。
か否かの選択入力を要求し(ステップS310)、直ち
に通話する旨の選択入力が行われた場合(ステップS3
10;Yes)、通話処理を開始する。また、直ちに通
話しない旨の選択入力が行われた場合(ステップS31
0;No)、保留するか否かの選択入力を要求する(ス
テップS316)。
の選択入力が行われた場合(ステップS316;N
o)、CPU14は、後述するステップS313に移行
する。また、保留する旨の選択入力が行われた場合(ス
テップS316;Yes)、CPU14は、通話を保留
状態とし、保留の解除を指示する指示信号があるか否か
を監視する(ステップS318)。
合(ステップS318;Yes)、CPU14は、ステ
ップS311に移行して通話を開始すると共に、着信用
LED21を点灯、或いは点滅させて他の起動中アプリ
ケーションの存在をユーザに報知する。この際、CPU
14は、通話終了の指示信号があるか否かを監視し(ス
テップS312)、通話終了の指示信号がある場合(ス
テップS312;Yes)、通話処理を停止して通話ア
プリケーションを終了すると共に(ステップS31
3)、リンガ17、或いはバイブレータ19を駆動さ
せ、他の起動中アプリケーションの存在をユーザに報知
する(ステップS314)。
あり、通話中保持されていた電話帳アプリケーションを
再び実行すると共に、そのアプリケーションに係る表示
画面を着信時における状態のままLCD20に表示する
(ステップS401)。また、CPU14は、着信用L
ED21を点灯、或いは点滅させて他の起動中アプリケ
ーション(この場合、メール作成アプリケーション)の
存在を報知する処理を継続すると共に、外部からの着信
があるか否かの監視も継続して行う。
電話帳アプリケーションの実行中、そのアプリケーショ
ンの終了を指示する指示信号があるか否かを監視し(ス
テップS402)、その指示信号があった場合(ステッ
プS402;Yes)、電話帳アプリケーションを終了
する(ステップS413)。
の起動中アプリケーションがあるか否かを判定する(ス
テップS414)。そこで、他の起動中アプリケーショ
ンがあると判定すると(ステップS414;Yes)、
電話帳アプリケーションの起動時に実行中であったアプ
リケーションを検索すると共に、着信用LED21を点
灯、或いは点滅させることにより他の起動中アプリケー
ションの存在をユーザに報知して(ステップS415)
後述するステップS407に移行する。
おいて他の起動中アプリケーションがないと判定した場
合(ステップS414;No)、上記ステップS315
に移行する。
ケーションの終了を指示する指示信号がなかった場合
(ステップS402;No)、CPU14は、他の起動
中アプリケーションがあるか否かを判定する(ステップ
S403)。そこで、他の起動中アプリケーションがあ
ると判定すると(ステップS403;Yes)、CPU
14は、ベストボイスキー16eのキー操作による他の
起動中アプリケーションに切り替える旨の指示信号、或
いは新たにアプリケーションを開く旨の指示信号がある
か否かを判定する(ステップS404)。また、CPU
14は、ステップS403において他の起動中アプリケ
ーションがないと判定した場合(ステップS403;N
o)、ステップS401に移行する。
キー16eのキー操作による他の起動中アプリケーショ
ンに切り替える旨の指示信号、或いは新たにアプリケー
ションを開く旨の指示信号がなかった場合、CPU14
は、ステップS401に移行する。
キー16eのキー操作によるメール作成アプリケーショ
ンに切り替える旨の指示信号があった場合、CPU14
は、電話帳アプリケーションおよびその実行に係る各種
データを保持して(ステップS405)着信用LED2
1を点灯、或いは点滅させることにより他の起動中アプ
リケーションの存在をユーザに報知する(ステップS4
06)。その後、CPU14は、メール作成アプリケー
ションの実行を再び開始すると共に、そのアプリケーシ
ョンに係る表示画面を、保持された状態のままLCD2
0に表示させる(ステップS407)。この時、CPU
14は、他の起動中アプリケーションが存在する場合
(この場合、電話帳アプリケーション)、着信用LED
21を点灯、或いは点滅させて起動中アプリケーション
の存在を報知する処理を継続すると共に、外部からの着
信があるか否かの監視も継続して行う。また、他の起動
中アプリケーションがない場合、着信用LED21を消
燈して他の起動中アプリケーションがないことをユーザ
に報知する。
ションの実行中、そのアプリケーションの終了を指示す
る指示信号があるか否かを監視し(ステップS40
8)、その指示信号がある場合(ステップS408;Y
es)、メール作成アプリケーションを終了する(ステ
ップS416)。
在起動中でその状態が保持されているアプリケーション
があるか否かを判定する(ステップS417)。CPU
14は、他の起動中アプリケーションがあると判定する
と(ステップS417;Yes)、着信用LED21を
点灯、或いは点滅させることにより起動中アプリケーシ
ョンの存在をユーザに報知すると共に(ステップS41
8)、メール作成アプリケーションの起動時に実行して
いたアプリケーションを検索して(この場合、電話帳ア
プリケーション)ステップS401に移行する。
おいて他の起動中アプリケーションがないと判定した場
合(ステップS417;No)、上記ステップS315
に移行する。
プリケーションの終了を指示する指示信号がなかった場
合(ステップS408;No)、CPU14は、他の起
動中アプリケーションがあるか否かを判定する(ステッ
プS409)。そこで、他の起動中アプリケーションが
あると判定すると(ステップS409;Yes)、CP
U14は、ベストボイスキー16eのキー操作による他
の起動中アプリケーションに切り替える旨の指示信号、
或いは新たにアプリケーションを開く旨の指示信号があ
るか否かを判定する(ステップS410)。また、CP
U14は、ステップS409において他の起動中アプリ
ケーションがないと判定した場合(ステップS409;
No)、ステップS407に移行する。
キー16eのキー操作による他の起動中アプリケーショ
ンに切り替える旨の指示信号、或いは、新たにアプリケ
ーションを開く旨の指示信号がなかった場合、CPU1
4は、ステップS407に移行する。
キー16eのキー操作による他の起動中アプリケーショ
ン(この場合、電話帳アプリケーション)に切り替える
旨の指示信号があった場合、CPU14は、メール作成
アプリケーションおよびその実行に係る各種データを保
持すると共に(ステップS411)、着信用LED21
を点灯、或いは点滅して他の起動中アプリケーションの
存在を報知する処理を継続し(ステップS412)、ス
テップS401に移行する。そこで、CPU14は、電
話帳アプリケーションを再び実行すると共に、そのアプ
リケーションに係る表示画面を保持された状態のままL
CD20に表示する。
る携帯電話10によれば、複数のアプリケーションを同
時に起動可能であり、そのうち一つのアプリケーション
が実行中である時、CPU14は、実行中アプリケーシ
ョンの終了を指示する指示信号があるか否か、外部から
の着信があるか否か、ベストボイスキー16eのキー操
作による他の起動中アプリケーションへ切り替える旨の
指示信号があるか否か、及び、新たにアプリケーション
を開く旨の指示信号があるか否かを監視する。更に、複
数アプリケーションが起動中である場合、CPU14
は、アプリケーションの実行中あるいは終了時に着信用
LED21を点灯、或いは点滅させる等してその旨をユ
ーザに報知する。
指示する指示信号があった場合、CPU14は、その実
行中アプリケーションを終了すると共に、他に起動中ア
プリケーションがあるか否かを判定し、他の起動中アプ
リケーションがある場合は、そのアプリケーションを再
び実行し、他に起動中アプリケーションがない場合は、
待受画面の表示を指示する。
U14は、起動中の全てのアプリケーションおよびその
実行に係る全てのデータを保持する。更にこの時、CP
U14は、着信用LED21を点灯、或いは点滅させる
と共に、LCD20に着信画面を表示して着信した旨を
ユーザに報知する。その通話中、CPU14は、着信用
LED21を点灯、或いは点滅させることにより起動中
アプリケーションの存在をユーザに報知すると共に、終
話時においては、リンガ17或いはバイブレータ19を
駆動して、起動中アプリケーションの存在をユーザに報
知する。そしてCPU14は、通話終了後、着信時に実
行中であったアプリケーションを再び実行すると共に、
そのアプリケーションに係る表示画面を着信時に保持さ
れた状態のままLCD20に表示させる。
替える旨の指示信号があった場合、CPU14は、実行
中アプリケーションおよびその実行に係る全てのデータ
を保持し、その指示されたアプリケーションを再び実行
すると共に、着信用LED21を点灯、或いは点滅させ
て他の起動中アプリケーションの存在をユーザに報知す
る。
指示信号があった場合、CPU14は、そのアプリケー
ションの起動を開始するが、実行中アプリケーションが
あると、その実行中アプリケーションおよびその実行に
係る全てのデータを保持すると共に、着信用LED21
を点灯、或いは点滅させて起動中アプリケーションの存
在をユーザに報知する。
みによりアプリケーションを切り替えることができるの
で、煩雑な操作をすることなく、アプリケーションの切
り替えを行うことができ、使い勝手のよい操作性を有す
る携帯電話10となる。
或いは、新たにアプリケーションを起動する際に着信用
LED21を点灯、或いは点滅させることにより起動中
アプリケーションの存在がユーザに報知されるので、そ
の切り替え後のアプリケーションを終了する時、まだ起
動中アプリケーションがあるにも拘わらず、携帯電話1
0の電源をオフする等の誤操作を回避することが可能と
なり、利便性の向上が図られる。
ーションがある場合、通話終了とともに、リンガ17或
いはバイブレータ19が駆動し、それによって起動中ア
プリケーションの存在がユーザに報知されるので、起動
中アプリケーションがあるにも拘わらず、通話終了時に
起動中アプリケーションがある旨を報知するLCD20
を見て確認することなく、誤って携帯電話10を自身の
カバンやポケットの中等に仕舞い、通話直前のデータを
消去してしまう等の誤操作を回避することが可能とな
り、更に利便性の高い携帯電話10となる。
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。例えば、上記実施の形態にお
いては、通話が終了した後、着信時に実行中であったア
プリケーションが優先的に起動するとしたが、通話終了
後、まず、起動中のアプリケーションのリストがLCD
20に表示され、その表示されたリストの中からユーザ
の所望するアプリケーションが選択されるようにしても
良い。
よる報知機能を、ユーザ側で設定可能としても良い。例
えば、通話終了時、起動アプリケーションが存在する
際、リンガ17のみ駆動させて起動中アプリケーション
が存在する旨を報知したり、更に、アプリケーションの
切り替え、或いは終了時に着信用LED21を点灯、或
いは点滅させるだけではなく、リンガ17或いはバイブ
レータ19を駆動させて起動中アプリケーションの存在
をユーザに報知する等、設定は自由である。
り替え操作を携帯電話10のベストボイスキー16eに
より行う構成としたが、この携帯電話10にリモコンを
接続することにより、そのリモコンを介してアプリケー
ションの切り替え操作が行えるような構成にしても良
い。
を報知する際のリンガ17および着信用LED21の動
作パターンは、着信を報知する際の動作パターンと異な
らせたほうが好ましい。それにより、アプリケーション
が起動中である旨の報知を新たな着信であるとユーザが
勘違いする等、報知内容に対するユーザの誤認識を防止
できる。
新たなアプリケーションを利用する際、それまで実行し
ていたアプリケーションを終了させることなく、随時、
簡単な操作で所望するアプリケーションの切り替えを行
えるので、使い勝手の良い操作性を有する電子機器を実
現できる。
たなアプリケーションを利用する際、それまで実行して
いたアプリケーションを終了させることなく、随時、簡
単な操作で所望するアプリケーションの切り替えを行え
ると共に、アプリケーションを切り替える際、或いは、
新たにアプリケーションを起動する際に、報知手段によ
り起動中アプリケーションの存在がユーザに報知される
ので、その切り替え後のアプリケーションを終了する
時、まだ起動中アプリケーションがあるにも拘わらず、
電源をオフする等の誤操作を回避することが可能とな
り、利便性の向上を図ることができる。
は、公衆回線を介して外部機器との間で通信を行い、切
替手段は、この通信手段による音声通信処理が実行され
ていない時にのみ機能するので、音声による通信処理を
行っていない時に他の起動中アプリケーションに切り替
えることができるだけでなく、外部機器との間で公衆回
線を介してデータ通信が行われている際、この通信状態
を保持したまま他の起動中アプリケーションに切り替え
ることができる。従って、例えば、データ通信中に電話
番号を検索する必要が生じた場合、この通信状態を保持
したまま起動中の電話帳アプリケーションに切り替えて
電話番号の検索を行い、その検索後、再びデータ通信を
行うことができるので、利便性および機能性の高い電子
機器が実現できる。
は、公衆回線を介して外部機器との間で通信を行い、保
持手段は、着信すると、その着信時に起動中のアプリケ
ーションの起動を保持すると共に、そのアプリケーショ
ンの実行時に生じた各種データを保持するので、基地局
から送信された無線信号が着信すると、その着信時に起
動中であったアプリケーションは終了されずに保持さ
れ、通話終了時に再び着信時の状態でアプリケーション
の実行が行えるので、機能性の高い電子機器を実現でき
る。
動中アプリケーションが存在する場合、その通信が行わ
れている間、起動中アプリケーションの存在が報知手段
により報知されるので、通信が行われている間、ユーザ
は起動中アプリケーションの存在を常に確認できるの
で、起動中アプリケーションがあるにも拘わらず、通信
終了時に誤って電源をオフする等の誤操作を回避するこ
とが可能となり、利便性の高い電子機器を実現できる。
に起動中アプリケーションが存在する場合、通信終了と
ともに起動中アプリケーションの存在が報知手段により
報知されるので、起動中アプリケーションがあるにも拘
わらず、通信終了時に誤って電源をオフする等の誤操作
を回避することが可能となり、更に利便性の高い電子機
器を実現できる。
電話10の表示操作面を示す外観図であり、(b)は、
携帯電話10の裏操作面を示す外観図である。
内部構成を示す概略ブロック図である。
おいて、アプリケーションの切り替え動作を説明するフ
ローチャートである。
おいて、アプリケーションの切り替え動作を説明するフ
ローチャートである。
画面表示の一例である。
時における着信発生時の動作を説明するフローチャート
である。
Claims (6)
- 【請求項1】複数のアプリケーションを同時あるいは択
一的に実行可能な電子機器において、 前記複数のアプリケーションが起動中であり、そのうち
の何れか一つが実行中である場合、該実行中アプリケー
ションから、他の異なる前記起動中アプリケーションに
切り替える切替手段と、 前記切替手段により前記実行中アプリケーションを他の
起動中アプリケーションに切り替える際、該切り替えら
れた実行中アプリケーションの起動状態を保持すると共
に、その実行時に生じた各種データを保持する保持手段
と、 を備えたことを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】複数のアプリケーションを同時あるいは択
一的に実行可能な電子機器において、 前記複数のアプリケーションが起動中であり、そのうち
の何れか一つが実行中である場合、該実行中アプリケー
ションから、他の異なる前記起動中アプリケーションに
切り替える切替手段と、 前記複数のアプリケーションが起動中であり、そのうち
の何れか一つが実行中である場合、該実行中アプリケー
ション以外のアプリケーションが起動中であることを報
知する報知手段と、 前記切替手段により前記実行中アプリケーションを他の
起動中アプリケーションに切り替える際、該切り替えら
れた実行中アプリケーションの起動状態を保持すると共
に、その実行時に生じた各種データを保持する保持手段
と、 を備えたことを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】公衆回線を介して外部機器との間で通信を
行う通信手段を更に備えると共に、 前記切替手段は、この通信手段による音声通信処理が実
行されていない時にのみ機能することを特徴とする請求
項1または2に記載の電子機器。 - 【請求項4】公衆回線を介して外部機器との間で通信を
行う通信手段を更に備え、 前記保持手段は、着信すると、その着信時に起動中のア
プリケーションの起動状態を保持すると共に、そのアプ
リケーションの実行時に生じた各種データを保持するこ
とを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の電子
機器。 - 【請求項5】前記報知手段は、着信すると、その着信時
に複数のアプリケーションが起動中である場合、その通
信が行われている間、該起動中アプリケーションが存在
する旨を報知することを特徴とする請求項4記載の電子
機器。 - 【請求項6】前記報知手段は、通信が終了すると、その
通信終了時に他のアプリケーションが起動中である場
合、その起動中アプリケーションが存在する旨を報知す
ることを特徴とする請求項4または5記載の電子機器。
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