JP2006236102A - 携帯端末装置及びプログラム終了方法並びにそのコンピュータプログラム - Google Patents

携帯端末装置及びプログラム終了方法並びにそのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実行状態のプログラムが強制終了された場合に、中断状態のプログラムを終了させず、実行状態のプログラムのみを個別に終了させて復帰順序を維持することを可能にする携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯電話端末1は、制御部2において、OS10と、APMAN20を有している。また携帯電話端末1は、表示部51と音声処理部53を有しており、表示部51及び音声処理部53は、プログラムにより情報の出力を行う。APMAN20は、OS10により第1のプログラムが中断され、第2のプログラムが実行されている状態にて、第2のプログラムから第1のプログラムの終了要求を受信したとき、表示部51と音声処理部53に対して一時停止要求を送信するとともにOS10に第2のプログラムを終了させて第1のプログラムを実行させた後に第1のプログラムを終了させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のプログラムの実行を制御する携帯端末装置及びプログラム終了方法並びにそのコンピュータプログラムに関する。
従来の技術では、シングルタスクオペレーティングシステムにおいて、複数のアプリケーションプログラムを同時に起動させるマルチタスク的な動きをさせるために、OS(オペレーティングシステム)のメモリ上で動作しているアプリケーションプログラムについてのスレッド履歴を記憶しておく。そして、次に動作を要求するアプリケーションプログラムがあるか否かをオペレーティングシステムにてタイマー等により監視する。次に動作を要求するアプリケーションプログラムがある場合には、アプリケーションプログラムのスレッド履歴に当該アプリケーションプログラムを追加し、当該アプリケーションプログラムにオペレーティングシステムが制御を切り替える。そして、元に使用していたアプリケーションプログラムを再び操作するために切り替えるときは、蓄積されたスレッド履歴において最先に蓄積されたものから順に読み出して1つずつ処理を切り替える形にして実現していた(例えば、特許文献1)。
特許文献1に示す技術は、処理能力的に携帯電話端末よりも余裕があり、かつ、着信のような突発的割り込み制御の発生率が低いパーソナルコンピュータ上での制御例である。
携帯電話端末における従来技術では、複数のアプリケーションプログラムの起動指示がタイマー等から指定されたとしても、1つずつの処理が完了しない限りは、次のアプリケーションプログラムの処理に入ることができなかった。さらに、元のアプリケーションプログラムの状態を複数保持しておくこともできなかった。そのため、従来技術である特許文献2に示す携帯端末では、着信等の事象発生時にアプリケーションプログラムの種別または状態によって個別に監視して制御を行っている。
特開平6−44084号公報 特開2003−319020号公報
一般的な携帯電話端末においては、図12に示すように、電源が入力されると、最初に待ち受け画面を表示する待ち受け画面アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションプログラムをアプレットと呼ぶ)が起動される。その後、ユーザの操作を受けて、携帯電話端末の開発メーカによって標準実装されている電話処理や電子メール処理を行うアプレット(以下、スタティックアプレットと呼ぶ)や、ユーザが携帯電話端末を操作してインターネット経由でダウンロードしたゲームなどのダウンロードアプレットなどが順に起動される。このとき、携帯電話端末に実装されているアプリケーション管理などの機能ブロックでは、上述したマルチタスク的な動作をさせるために、図12に示すように、起動されたプログラムを起動順にメモリに積み上げていく。このとき、先に起動されているプログラムは一時停止され、一時停止されたプログラムは後に起動されたプログラムを終了させることで起動順とは逆に復帰させることになる。
ところで、上記のゲームなどのダウンロードアプレットは、携帯電話端末に備えられている所定のキーを押下することにより、強制的に終了させることが可能となっている場合が多い。そのような場合、携帯電話端末では、図12のようなアプレットの起動順の情報を維持することができない構成となっている。
例えば、図12に示すようにあるダウンロードアプレットAを起動した後に、当該ダウンロードアプレットAからスタティックアプレットBが起動され、さらに当該スタティックアプレットBからダウンロードアプレットBが起動される場合を想定する。
このような場合、スタティックアプレットBには起動元のダウンロードアプレットAと通信するためのパラメータが設定されていたり、また、ダウンロードアプレットAへのコールバック関数が登録されていることがある。
ところが、最後に起動されたダウンロードアプレットBが強制終了された場合、携帯電話端末に備えられているOSでは、メモリ節約の観点から、ダウンロードアプレットBに関連する情報が記憶されているメモリからデータをクリアするととともに、中断されメモリ上にデータが記憶されている他のダウンロードアプレットをも削除する構成となっている場合が多い。すなわち、図12の例では、ダウンロードアプレットBが強制終了されることにより、ダウンロードアプレットAも終了されることになる。
ここで、ダウンロードアプレットAが終了されてしまうと、以下のような問題が存在する。すなわち、ダウンロードアプレットAから起動されたスタティックアプレットBには、上述したようにダウンロードアプレットAと通信するためのパラメータが設定されていたり、ダウンロードアプレットAへのコールバック関数が登録されていることがある。そのため、スタティックアプレットBが復帰した際に、既に存在しないダウンロードアプレットAへのアクセスが発生することになり、不正なアクセスとしてOSに検出されると異常処理としてリセットされてしまうという問題がある。
この問題を回避するため、アプリケーション管理ブロックでは、図13に示すように、ダウンロードアプレットBが終了された場合には、OSによって他のダウンロードアプレットであるダウンロードアプレットAが終了された後に、スタティックアプレットA及びBをも終了させ、待ち受け画面アプレットを起動することでOSによってリセットされることを防ぐ構成などを採用している。
しかしながら、単にダウンロードプログラムが強制終了されただけで、全ての中断されているダウンロードアプレットやスタティックアプレットが終了され、待ち受け画面となる上記の構成は起動順とは逆に復帰すると考えているユーザにとっては、非常に使い勝手が良くないという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、実行状態のプログラムが強制終了された場合に、中断状態のプログラムを終了させず、実行状態のプログラムのみを個別に終了させて中断状態のプログラムの復帰順序を維持することを可能にする携帯端末装置、プログラム終了方法、そのコンピュータプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、プログラムの実行、中断及び終了を制御するプログラム実行部と、前記プログラムの指示に基づいて情報の出力を行う出力部と、前記プログラム実行部により第1のプログラムが中断され、第2のプログラムが実行されている状態にて、前記第2のプログラムから前記第1のプログラムの終了要求を受信したとき、前記出力部に対して一時停止要求を送信するとともに前記プログラム実行部に前記第2のプログラムを終了させて前記第1のプログラムを実行させた後に前記第1のプログラムを終了させるプログラム管理部と、を備えたことを特徴とする携帯端末装置である。
本発明は、上記に記載の発明において、前記プログラム管理部は、前記プログラム実行部に第1のプログラムを終了させた後に、前記出力部に対して再開要求を送信することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記プログラム管理部は、前記第1のプログラムが実行される前に実行され、かつ中断されている第3のプログラムが存在する場合に、前記プログラム実行部に前記第1のプログラムを終了させたときは、前記第3のプログラムを前記プログラム実行部に実行させることを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記第2のプログラムは、前記第1のプログラムが実行されている状態にて、所定のキー操作を検出すると当該第1のプログラムを中断して起動される終了確認プログラムであることを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記プログラムは、中断された場合に前記プログラム実行部にて一時停止される管理非対象プログラムと、中断された場合に前記プログラム実行部にて終了されるとともに復帰させるための復帰情報が前記プログラム管理部にて記録され、前記プログラム管理部にて再開が指示されると前記復帰情報が読み出されて前記プログラム実行部にて実行される管理対象プログラムとを含み、前記プログラム管理部は、前記第3のプログラムが前記管理対象プログラムの場合、前記プログラム実行部に前記第1のプログラムを終了させたときは、前記第3のプログラムに対応する復帰情報を読み出し、当該復帰情報に基づいて前記第3のプログラムを前記プログラム実行部に実行させることを特徴とする。
本発明は、プログラムの実行、中断及び終了を制御するプログラム実行部と、前記プログラム実行部によって制御されるプログラムを管理するプログラム管理部と、前記プログラムの指示に基づいて情報の出力を行う出力部とを備えた携帯端末装置におけるプログラム終了方法であって、前記プログラム実行部が第1のプログラムを中断し、第2のプログラムを実行するステップと、前記プログラム管理部が、前記第2のプログラムから前記第1のプログラムの終了要求を受信するステップと、前記プログラム管理部が、前記出力部に対して一時停止要求を送信するステップと、前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記第2のプログラムを終了させるステップと、前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記第1のプログラムを実行させ、前記第1のプログラムを終了させるステップと、を有することを特徴とするプログラム終了方法である。
本発明は、プログラムの実行、中断及び終了を制御するプログラム実行部と、前記プログラム実行部によって制御されるプログラムを管理するプログラム管理部と、前記プログラムの指示に基づいて情報の出力を行う出力部とを備えた携帯端末装置のコンピュータに、前記プログラム実行部が第1のプログラムを中断し、第2のプログラムを実行するステップと、前記プログラム管理部が、前記第2のプログラムから前記第1のプログラムの終了要求を受信するステップと、前記プログラム管理部が、前記出力部に対して一時停止要求を送信するステップと、前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記第2のプログラムを終了させるステップと、前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記第1のプログラムを実行させ、前記第1のプログラムを終了させるステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
この発明によれば、実行状態のプログラムが強制終了された場合に、中断状態のプログラムを終了させず、実行状態のプログラムのみを個別に終了させて中断状態のプログラムの復帰順序を維持することを可能にする携帯端末装置を得ることができる。
以下、本発明の携帯端末装置の一実施形態による携帯電話端末を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による携帯電話端末1を示す概略ブロック図である。
図1において携帯電話端末1は、携帯電話としての基本的な機能として無線により公衆通信網に接続する無線通信部50や、ユーザの入力を受けるキー操作部52を備えている。また、無線通信部50を経由してインターネットからダウンロードした動画のコンテンツデータなどを出力する表示部51や、電話時にユーザの音声を入出力し、また着信時に着信メロディのデータや音声のコンテンツデータを再生する音声処理部53を備えている。また、携帯電話端末1は、アプレットの起動、一時停止、終了などを制御する制御部2を備えている。
制御部2は、ソフトウェアのアプリケーションプログラムであるアプレットを実行するオペレーティングシステム10(以下、OSと呼ぶ)、アプレットの競合状態等を判定してアプレットの起動制御を行うアプリケーション管理20(以下、APMAN:Aplication Program Managerと呼ぶ)、携帯電話端末に標準実装されているスタティックアプレットを記憶するスタティックアプレット記憶部40、携帯電話端末に標準実装されていないダウンロードアプレットを記憶するダウンロードアプレット記憶部30を備えている。
制御部2において、スタティックアプレット記憶部40は、携帯電話端末1の開発メーカによって標準実装されているスタティックアプレットを記憶する。スタティックアプレットとしては、例えば待ち受け画面を表示部51へ表示する待ち受け画面アプレット40aや、電子メールを無線通信部50を介して送受信する電子メールアプレット40bや、ダウンロードされた動画や音声のコンテンツデータを表示部51や音声処理部53に出力して再生するコンテンツ再生アプレット40bなどが存在する。また、それ以外のスタティックアプレットとして、ユーザに確認を要求する画面を表示し、確認を要求する画面上でのユーザのキー操作部52の操作に基づいて実行中のアプレットを中断あるいは強制的に終了させる終了確認アプレット40dなども存在する。
ダウンロードアプレット記憶部30は、ユーザがキー操作部52を操作することによって無線通信部50を用いて公衆通信網を介してインターネットなどからダウンロードされるゲームなどのアプレット、あるいは脱着可能な記録媒体から所定の操作により読み込み可能なゲームなどのアプレットなどのダウンロードアプレットを記憶する。
OS10は、スタティックアプレット及びダウンロードアプレットの実行、一時停止、終了を制御する。OS10において、送受信部11は、APMAN20に接続され、APMAN20との間でアプレットに対する起動などの要求や、起動されたアプレットからの応答などの情報を送受信する。実行状態記憶部13は、実行部12によって実行されているアプレットのデータ及び一時停止されているアプレットのデータを記憶する。実行部12は、送受信部11経由で受信したAPMAN20からの要求に基づいてスタティックアプレット記憶部40あるいはダウンロードアプレット記憶部30からスタティックアプレットあるいはダウンロードアプレットを読み出し、読み出したアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録して実行する。
APMAN20は、標準実装されたスタティックアプレットの起動、停止、終了やスタティックアプレット間の競合判定を行う。APMAN20において、送受信部21は、OS10の送受信部11に接続され、送受信部11との間でアプレットに対する起動などの指示や起動されたアプレットからの応答などの情報を送受信する。管理部22は、スタティックアプレットを起動する場合には、スタティックアプレットの競合状態などを判定し、スタティックアプレットが起動できる場合には、送受信部21を介してOS10の実行部12にスタティックアプレットの起動要求を送信する。また、管理部22は、ユーザによって操作されたキー操作部52から入力を受けて、ダウンロードアプレットを起動する場合には、OS10の実行部12にダウンロードアプレットの起動要求を送信する。
起動状態記憶部23は、OS10の実行部12によって実行あるいは一時停止されているアプレットに関する情報を記憶する。復帰情報記憶部24は、スタティックアプレットに対してマルチタスク的な動作を行うため、管理部22によってOS10において終了されているがAPMAN20において停止されているスタティックアプレットが存在する場合に、当該スタティックアプレットを復帰させるための情報を記憶する。
イベント受信部25は、アプレットの起動あるいは終了させるために、ユーザがキー操作部52を操作することによって入力される指示に基づくイベントや、アプレットから他のアプレットが起動される場合に、起動元のアプレットから送信されるイベントなどを受信する。
なお、上述した、プログラム実行部は実行部12に該当し、プログラム管理部は、管理部22に該当する。また、ダウンロードアプレットは上述した管理対象外プログラムに該当し、スタティックアプレットは上述した管理対象プログラムに該当する。また、終了確認プログラムは終了確認アプレット40dに該当する。
また、本実施形態において、アプレットの処理に関連する状態の用語を以下のように定義する。まず、OS10において終了されているがAPMAN20において停止されている状態を「仮終了」状態と定義する。
「終了」の用語を以下のように定義する。「正常終了」と記載した場合には、アプレットが終了確認アプレット40dによって強制的に終了されるのではなく、アプレットの内部処理によって終了することを意味する。一方、「強制終了」と記載した場合には、アプレットが終了確認アプレット40dによって終了される場合を示しており、アプレットの内部処理により終了されず、強制的に実行状態記憶部13から削除されることを意味する。
「中断」の用語は、ダウンロードアプレットについては実行状態記憶部13に記憶された状態を維持する「一時停止」の状態を意味し、スタティックアプレットについては、上述した「仮終了」の状態を意味する。
図2は、実行状態記憶部13のデータ構成を示した図である。実行状態記憶部13は、アプレットの実行時にアプレットのデータを記憶するヒープ領域に確保されるスタック型の記憶領域である。実行状態記憶部13は、スタック型の記憶領域であるため、最初に起動されたアプレットがスタックの最下段に記憶され、新たなアプレットが起動されると、先に起動されていたアプレットが一時停止され、一時停止されたアプレットの上に積み上げられる。つまり、最上段に記憶されているアプレットデータが実行中のアプレットとなる。また、実行部12によって終了された場合には、最上段のアプレットデータは削除され、1つ下の段に記憶されているアプレットデータに対応するアプレットの一時停止が実行部12によって解除され、当該アプレットデータのアプレットが再起動される。
図3は、起動状態記憶部23のデータ構成を示した図である。起動状態記憶部23もスタック型の記憶領域であり、実行部12によって実行されているアプレットに関する情報、例えば、アプレットそれぞれに付与された識別情報(以下、ID:IDentification)などが記憶される。つまり、実行状態記憶部13に記憶されているアプレットデータに対応するアプレットのIDが実行状態記憶部13に記憶されている順に従って記憶される。APMAN20の管理部22は、起動状態記憶部23を参照することで、OS10の実行状態記憶部13において実行中あるいは一時停止されているアプレットの情報を取得することができる。
図4は、復帰情報記憶部24のデータ構成を示した図である。復帰情報記憶部24もスタック型の記憶領域である。APMAN20は、実行状態記憶部13のメモリ容量を節約しつつ、複数のスタティックアプレットが同時起動できるように、OS10において実行されるスタティックアプレットが常に1つになるように起動制御を行っている。このとき、OS10において終了されたアプレットであってAPMAN20によって停止されている上述した仮終了状態に該当するスタティックアプレットを復帰させるための復帰情報がスタティックアプレットごとに付与されたIDに対応付けられて復帰情報記憶部24に記録される。
次に、図5から図8を参照して、OS10とAPMAN20によって行われるアプレットの起動の処理について説明する。ここでは、携帯電話端末1の電源投入時に待ち受け画面アプレット40aが起動された後、ユーザによってキー操作部52が操作され、電子メールアプレット40b、ダウンロードアプレットAの順に起動され、ダウンロードアプレットAからコンテンツ再生アプレット40cが起動され、さらにダウンロードアプレットBが起動される場合の処理について説明する。
図5は、待ち受け画面アプレット40a、電子メールアプレット40b、ダウンロードアプレットAが起動される際の処理を示したシーケンス図である。また、図6は、図5に続いて、コンテンツ再生アプレット40c、ダウンロードアプレットBが起動される際の処理を示したシーケンス図である。また、図7は、図5及び図6の処理において、復帰情報記憶部24に記憶されている情報が書き換えられる過程を示した図である。また、図8は、図5及び図6の処理において、実行状態記憶部13に記憶されている情報が書き換えられる過程を示した図である。
最初に、ユーザがキー操作部52を操作することによって携帯電話端末1に電源が投入されると、APMAN20が起動された後に、APMAN20の管理部22は自律的に待ち受け画面アプレット起動要求をOS10の実行部12に送信する(ステップSa1)。実行部12は、待ち受け画面アプレット起動要求を受信すると、スタティックアプレット記憶部40から待ち受け画面アプレット40aを読み出し、実行状態記憶部13に記録し、待ち受け画面アプレット40aを実行する(ステップSa2)。このとき実行状態記憶部13は図8(a)の状態となる。待ち受け画面アプレット40aは起動されると起動応答を実行部12に送信する(ステップSa3)。実行部12は、待ち受け画面アプレット40aの起動情報を管理部22に送信する。待ち受け画面アプレット40aの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23に待ち受け画面アプレット40aのIDを記録する(ステップSa4)
次に、電子メールアプレット40bを起動するために、ユーザがキー操作部52を操作して電子メールアプレット40bの起動指示を入力する。入力された起動指示に基づいて発生する起動イベントがAPMAN20のイベント受信部25によって受信される。イベント受信部25は、受信した当該イベントを管理部22に送信する(ステップSa10)。当該起動イベントをイベント受信部25から受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットのIDを読み出す。読み出されたアプレットのIDがAPMAN20によって管理される待ち受け画面アプレット40aであることから、管理部22は、待ち受け画面アプレット40aを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSa11)。
仮終了要求を受信した実行部12は、待ち受け画面アプレット40aをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了の情報を含む終了指示を待ち受け画面アプレット40aに送信する(ステップSa12)。待ち受け画面アプレット40aは、仮終了の情報を含む終了指示を受信して、終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSa13)。このとき実行状態記憶部13は図8(b)の状態となる。
なお、待ち受け画面アプレット40aは、復帰する場合に復帰情報を必要としないため、仮終了される場合にも復帰情報記憶部24に復帰情報は記憶されず、待ち受け画面アプレット40aを復帰させる場合には、初期状態からの起動と同様に起動することになる。
終了応答を受信した実行部12は、終了応答の情報を管理部22に送信する。終了応答の情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23から待ち受け画面アプレット40bのIDを削除する(ステップSa14)。次に、待ち受け画面アプレット40bの終了応答を受信した管理部22は、ダミーアプレットを起動するために、ダミーアプレット起動指示を実行部12に送信する(ステップSa15)。
ここで、ダミーアプレットとは、特に表示や音声の出力などを行わないアプレットである。ダミーアプレットを起動する理由としては、以下の(1)と(2)の2つの理由が存在する。
(1)仮終了されているスタティックアプレットと当該スタティックアプレットより後に起動されかつ一時停止されているダウンロードアプレットが存在する場合に、スタティックアプレットは実行状態記憶部13からは削除されているため、実行中のアプレットが終了された場合に実行状態記憶部13においてダウンロードアプレットが先に復帰してしまうことになる。そこで、ダウンロードアプレットを起動する前にダミーアプレットを起動しておくことで、ダウンロードアプレットより先にダミーアプレットが復帰し、当該ダミーアプレットの復帰を契機にスタティックアプレットを復帰させることで復帰順序を維持することを可能とする。
(2)起動時に起動される待ち受け画面アプレット40aは、APMAN20によって仮終了されても、仮終了された状態から復帰させるための復帰情報が存在せず、再起動することによって復帰させることになる。しかし、その場合に復帰情報記憶部24に復帰させるための復帰情報がなく、待ち受け画面アプレット40aを再起動する契機がなくなる。そこで、待ち受け画面アプレット40aを仮終了させる際にダミーアプレットを起動しておくことで待ち受け画面アプレット40aを再起動させることを可能とする。
次に、図5においてダミーアプレット起動指示を受信した実行部12は、ダミーアプレットを起動するため、ダミーアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録する(ステップSa16)。このとき実行状態記憶部13は図8(c)の状態となる。
起動されたダミーアプレットは起動応答を実行部12に送信する(ステップSa17)。ダミーアプレットから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダミーアプレットのIDを記録する(ステップSa18)。次に、ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、電子メールアプレット40bを起動するため実行部12に電子メールアプレット40bの起動要求を送信する(ステップSa19)。起動要求を受信した実行部12は、ダミーアプレットを一時停止状態にするため、一時停止指示をダミーアプレットに送信する(ステップSa20)。
一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSa21)。次に、一時停止応答を受信した実行部12は、電子メールアプレット40bを起動するため、スタティックアプレット記憶部40から電子メールアプレット40bを読み出し、実行状態記憶部13に電子メールアプレット40bを記録する(ステップSa22)。このとき実行状態記憶部13は図8(d)の状態となる。起動された電子メールアプレット40bは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSa23)。電子メールアプレット40bの起動応答を受信した実行部12は、電子メールアプレット40bの起動情報を管理部22に送信する。電子メールアプレット40bの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23に電子メールアプレット40bのIDを記録する(ステップSa24)。
次に、ダウンロードアプレットAを起動するために、ユーザがキー操作部52を操作してダウンロードアプレットAの起動指示を入力する。入力された起動指示に基づいて発生する起動イベントがAPMAN20のイベント受信部25によって受信される。イベント受信部25は、受信した当該起動イベントを管理部22に送信する(ステップSa30)。当該起動イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットのIDを読み出す。読み出されたアプレットのIDがAPMAN20によって管理される電子メールアプレット40bであることから、管理部22は、電子メールアプレット40bを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSa31)。
仮終了要求を受信した実行部12は、電子メールアプレット40bをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了要求情報を含む終了指示を電子メールアプレット40bに送信する(ステップSa32)。電子メールアプレット40bは、仮終了要求情報を含む終了指示を受信して、復帰するための復帰情報を含む終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSa33)。このとき実行状態記憶部13は図8(e)の状態となる。
電子メールアプレット40bから終了応答を受信した実行部12は、電子メールアプレット40bの復帰情報を管理部22に送信する。復帰情報を受信した管理部22は、復帰情報記憶部24に復帰情報を記録する。また、起動状態記憶部23から電子メールアプレット40bのIDを削除する(ステップSa34)。このとき、復帰情報記憶部24は、図7(a)に示す状態となり、電子メールアプレット40bの復帰情報が記憶されることとなる。
また、電子メールアプレット40bから終了応答を受信した実行部12は、ダウンロードアプレットAを起動するため、ダウンロードアプレットAのデータをダウンロードアプレット記憶部30から読み出して実行状態記憶部13に記録する(ステップSa35)。このとき実行状態記憶部13は図8(f)の状態となる。起動したダウンロードアプレットAは起動応答を実行部12に送信する(ステップSa36)。ダウンロードアプレットAから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダウンロードアプレットAの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダウンロードアプレットAのIDを記録する(ステップSa37)。ここで、例えばダウンロードアプレットAが、予め携帯電話端末1の内部の記憶領域に読み込まれている音楽や動画などのコンテンツデータを検索するアプレットであったとすると、ユーザがキー操作部52を操作することにより検索が行われ、いくつかのコンテンツデータのファイル名が表示部51に表示される。
図6は、図5に続いてダウンロードアプレットAからコンテンツ再生アプレット40cが起動され、さらにダウンロードアプレットBが起動される際の処理を示したシーケンス図である。なお、図6では、待ち受け画面アプレット40a及び電子メールアプレット40bは仮終了の状態である。また、当該ダウンロードアプレットBは、ゲームのアプレットであるとする。
以下、図6を参照して、上記のコンテンツ再生アプレット40c及びダウンロードアプレットBが起動される処理について説明する。最初に、起動されているダウンロードアプレットAは、コンテンツデータのファイル名を検索結果として表示部51に表示している。ユーザがキー操作部52を操作することによって、いずれかのコンテンツデータが選択されると、ダウンロードアプレットAによりコンテンツ再生アプレット40cの起動指示がAPMAN20に入力される。入力された起動指示に基づいて発生する起動イベントがAPMAN20のイベント受信部25によって受信される。イベント受信部25は、受信した当該起動イベントを管理部22に送信する。(ステップSa40)。当該イベントをイベント受信部25から受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットのIDを読み出す。読み出されたアプレットのIDがAPMAN20に管理されないダウンロードアプレットAであることから、管理部22は、ダミーアプレットを起動するため、OS10の実行部12にダミーアプレット起動指示を送信する。ここで、ダミーアプレットを起動する理由は上述した(1)の理由に基づく(ステップSa41)。
ダミーアプレット起動指示を受信した実行部12は、実行中のダウンロードアプレットAに一時停止指示を送信する(ステップSa42)。一時停止指示を受信したダウンロードアプレットAは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダウンロードアプレットAのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSa43)。一時停止応答を受信した実行部12は、ダミーアプレットを起動するため、ダミーアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録する(ステップSa44)。このとき、実行状態記憶部13の状態は図8(g)に示す状態となる。起動されたダミーアプレットは起動応答を実行部12に送信する(ステップSa45)。ダミーアプレットから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダミーアプレットのIDを記録する(ステップSa46)。
次に、ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、コンテンツ再生アプレット40cを起動するため実行部12に起動要求を送信する(ステップSa47)。起動要求を受信した実行部12は、ダミーアプレットを一時停止状態にするため、一時停止指示をダミーアプレットに送信する(ステップSa48)。一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSa49)。一時停止応答を受信した実行部12は、コンテンツ再生アプレット40cを起動するため、スタティックアプレット記憶部40からコンテンツ再生アプレット40cを読み出し、実行状態記憶部13にコンテンツ再生アプレット40cを記録し、コンテンツ再生アプレット40cを実行する(ステップSa50)。このとき、実行状態記憶部13の状態は図8(h)に示す状態となる。起動後のコンテンツ再生アプレット40cは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSa51)。そして、実行部12は、コンテンツ再生アプレット40cの起動情報を管理部22に送信する。コンテンツ再生アプレット40cの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にコンテンツ再生アプレット40cのIDを記録する(ステップSa52)。
次に、コンテンツ再生アプレット40cは、内部の記憶領域からコンテンツデータを読み出し、読み出した動画や音声のコンテンツデータをそれぞれ表示部51と音声処理部53とに出力する。そして、コンテンツ再生アプレット40cがコンテンツデータを出力している途中あるいは再生が終了した状態で、ユーザがキー操作部52を操作して、ゲームのダウンロードアプレットBの起動指示を入力する。
入力された起動指示に基づいて発生する起動イベントがAPMAN20のイベント受信部25によって受信される。イベント受信部25は、受信した当該起動イベントを管理部22に送信する(ステップSa60)。当該起動イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットのIDを読み出す。読み出されたアプレットのIDがAPMAN20によって管理されるコンテンツ再生アプレット40cであることから、管理部22は、コンテンツ再生アプレット40cを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSa61)。
仮終了要求を受信した実行部12は、コンテンツ再生アプレット40cをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了要求情報を含む終了指示をコンテンツ再生アプレット40cに送信する(ステップSa62)。コンテンツ再生アプレット40cは、仮終了要求情報を含む終了指示を受信して、復帰するための復帰情報を含む終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSa63)。このとき実行状態記憶部13は図8(i)の状態となる。
コンテンツ再生アプレット40cから終了応答を受信した実行部12は、コンテンツ再生アプレット40cの復帰情報をAPMAN20に送信する。復帰情報を受信したコンテンツ再生アプレット40cは、復帰情報記憶部24に復帰情報を記録する。また、起動状態記憶部23からコンテンツ再生アプレット40cのIDを削除する(ステップSa64)。このとき、復帰情報記憶部24は、図7(b)に示す状態となり、電子メールアプレット40bの復帰情報に加えて、コンテンツ再生アプレット40cの復帰情報が記憶されることとなる。
一方で、コンテンツ再生アプレット40cから終了応答を受信した実行部12は、ダウンロードアプレットBを起動するため、ダウンロードアプレットBのデータをダウンロードアプレット記憶部30から読み出して実行状態記憶部13に記録する(ステップSa65)。このとき実行状態記憶部13は図8(j)の状態となる。起動したダウンロードアプレットBは起動応答を実行部12に送信する(ステップSa66)。ダウンロードアプレットBから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダウンロードアプレットBの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダウンロードアプレットBのIDを記録する(ステップSa67)。そして、ダウンロードアプレットBによって表示部51にはゲームの初期画面が表示され、音声出力部53にはゲームの初期状態の音楽が出力される。そして、ユーザがキー操作部52を操作することによりゲームが開始される。
次に、図9から図11を参照して、実行中のダウンロードアプレットBが終了確認アプレット40dによって強制終了された場合に、終了確認アプレット40dによって強制終了されるアプレットのみを個別に終了させる処理について説明する。
図9は、実行中のダウンロードアプレットBが終了確認アプレット40dにより強制終了される際の処理を示したシーケンス図であり、この処理が行われる前に図5及び6で説明した処理が行われていることを前提としている。また、図10は、図9の処理において、実行状態記憶部13に記憶されている情報が書き換えられる過程を示した図である。図11は、図9の処理において、終了確認アプレット40dが表示部51に表示する画面を示した図である。
最初に、ダウンロードアプレットBが実行中であり、ダウンロードアプレットBによって表示部51に図11(a)の画面が表示されている。このとき、ユーザが実行中のダウンロードアプレットBを強制終了するために、終了確認アプレット40dの起動のために割り当てられたキー操作部52の所定のキー(例えば、クリアーキー)を操作する。当該操作によって終了確認アプレット起動指示が入力され、終了確認アプレット起動指示イベントがイベント受信部25によって受信される。イベント受信部25は、終了確認アプレット起動指示イベントを管理部22に送信する(ステップSb1)。イベント受信部25から終了確認アプレット起動指示イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットのIDを読み出す。読み出されたアプレットのIDがAPMAN20によって管理されないダウンロードアプレットBであることから、管理部22は、ダウンロードアプレットBの一時停止要求をOS10の実行部12に送信する(ステップSb2)。
当該一時停止要求を受信した実行部12は、実行中のダウンロードアプレットBに一時停止指示を送信する(ステップSb3)。一時停止指示を受信したダウンロードアプレットBは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する(ステップSb4)。このとき、実行状態記憶部13には、ダウンロードアプレットBの情報は保持され、図8(j)と同じ図10(a)の状態が継続される。一時停止応答を受信した実行部12は、終了確認アプレット40dを起動するため、スタティックアプレット記憶部40から終了確認アプレット40dを読み出し、実行状態記憶部13に終了確認アプレット40dを記録し、終了確認アプレット40dを実行する(ステップSb5)。このとき、実行状態記憶部13の状態は図10(b)に示す状態となる。起動後の終了確認アプレット40dは、起動応答を実行部12に送信すると共に、図11(b)の画面を表示部51に表示する(ステップSb6)。そして、実行部12は、終了確認アプレット40dの起動情報を管理部22に送信する。終了確認アプレット40dの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23に終了確認アプレット40dのIDを記録する(ステップSb7)。
次に、図11(b)の画面において、ユーザによってキー操作部52が操作され「2:終了」が選択されると、強制終了指示が入力される。このとき、強制終了の対象となるのは、起動状態記憶部23において、終了確認アプレット40dの直前に記憶されているアプレットとなる。この場合では、ダウンロードアプレットBが強制終了される対象のアプレットとなる。
終了確認アプレット40dによって入力される強制終了指示に基づいて発生された強制終了イベントをイベント受信部25が受信する(ステップSb10)。イベント受信部25は、受信した当該強制終了イベントを管理部22に送信する。当該強制終了イベントを受信した管理部22は、最初に、終了確認アプレットの終了要求を実行部12に送信する(ステップSb11)。
終了要求を受信した実行部12は、終了確認アプレット40dを終了させるため、終了指示を終了確認アプレット40dに送信する(ステップSb12)。終了確認アプレット40dは、終了指示を受信して、終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSb13)。このとき実行状態記憶部13は図10(c)の状態となる。
終了応答を受信した実行部12は、終了応答の情報を管理部22に送信する。終了応答の情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23から終了確認アプレット40dのIDを削除する(ステップSb14)。
ここで、終了応答を受信した管理部22は、従来では、全てのダウンロードアプレットを削除する強制終了を行っていたが、本実施形態では、ダウンロードアプレットBのみを個別に終了させるため、ダウンロードアプレットBについての終了が正常終了の処理となるように制御を行う。すなわち、ダウンロードアプレットBを一時停止状態から実行状態にして、正常終了する処理となるように制御する。
このとき、ダウンロードアプレットBを一時停止状態から実行状態にすると、一時停止前の状態に戻り、表示部51にダウンロードアプレットBによりゲームの画面が表示され、また、音声処理部53からゲームの音楽が出力されてしまう。この状態は、終了確認アプレット40dにおいて当該ダウンロードアプレットBを終了させたと思っているユーザにとって不自然な動作となるため、管理部22は、ダウンロードアプレットBを正常終了させる前に、表示部51と音声処理部53などの出力部の機能を一時停止させるため、表示部51に表示一時停止要求を送信し、音声処理部53に音声鳴動一時停止要求を送信する。それぞれの停止要求を受信した表示部51と音声処理部53とはその機能を停止する(ステップSb15)。
一方で、管理部22は、起動状態記憶部23の最上段に記憶されているダウンロードアプレットBのIDを読み出し、読み出したダウンロードアプレットBのIDを含む復帰要求を実行部12に送信する(ステップSb16)。復帰要求を受信した実行部12は、復帰要求に含まれているダウンロードアプレットBのIDに基づいて、一時停止状態のダウンロードアプレットBを実行状態記憶部13から検出し、ダウンロードアプレットBを実行状態にする(ステップSb17)。
実行状態となったダウンロードアプレットBは、復帰応答を実行部12に送信する。このとき、ダウンロードアプレットBは、一時停止前の状態に戻るため、ゲームの画面や音声を出力しようとするが、表示部51と音声処理部53とは機能が停止されているため、表示部51と音声処理部53とにダウンロードアプレットBによる画面や音声は出力されない(ステップSb18)。ダウンロードアプレットBから復帰応答を受信した実行部12は、当該復帰応答に含まれる復帰情報を管理部22に送信する(ステップSb19)。
ダウンロードアプレットBの復帰情報を受信した管理部22は、次にダウンロードアプレットBの終了要求を実行部12に送信する(ステップSb20)。管理部22からダウンロードアプレットBの終了要求を受信した実行部12は、ダウンロードアプレットBを終了させるため、ダウンロードアプレットBに終了指示を送信する(ステップSb21)。ダウンロードアプレットBから終了応答を受信した実行部12は、ダウンロードアプレットBの情報を実行状態記憶部13から削除する。このとき、実行状態記憶部13は、図10(d)の状態となる(ステップSb22)。
次に、実行部12は、実行状態記憶部13の最上段に記憶されている一時停止状態のダミーアプレットを起動状態にするため起動指示を送信する(ステップSb23)。起動指示を受信したダミーアプレットは、起動応答を実行部12に応答する(ステップSb24)。起動応答を受信した実行部12は、ダミーアプレットの起動情報を管理部22に送信する(ステップSb25)。
ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、表示部51と音声処理部53の機能を再開するため、表示部51に表示再開要求を送信し、音声処理部53に音声鳴動再開要求を送信する(ステップSb26)。その一方で、管理部22は、図7(b)に示す復帰情報記憶部24の最上段に記憶されているコンテンツ再生アプレット40cの復帰情報を読み出す。そして、コンテンツ再生アプレット40cを復帰させるため、実行部12にコンテンツ再生アプレット40cの復帰情報を含むコンテンツ再生アプレット40cの起動要求を送信する(ステップSb27)。起動要求を受信した実行部12は、実行中のダミーアプレットを一時停止状態にするため一時停止指示を送信する(ステップSb28)。一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSb29)。
次に、一時停止応答を受信した実行部12は、コンテンツ再生アプレット40cを起動するため、スタティックアプレット記憶部40からコンテンツ再生アプレット40cを読み出し、実行状態記憶部13にコンテンツ再生アプレット40cの復帰情報を含んだ状態でコンテンツ再生アプレット40cを記録し、コンテンツ再生アプレット40cを実行する(ステップSb30)。起動後のコンテンツ再生アプレット40cは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSb31)。そして、実行部12は、コンテンツ再生アプレット40cの起動情報を管理部22に送信する。コンテンツ再生アプレット40cの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にコンテンツ再生アプレット40cの情報を記録する(ステップSb32)。このとき、実行状態記憶部13は、図10(e)に示す状態となり、表示部51は図11(c)に示す状態となる。
上記の構成により、終了確認アプレット40dにより、終了されるダウンロードアプレットが存在する場合に、中断されている他のアプレットの情報を維持して当該ダウンロードアプレットのみを終了させることができる。これにより、起動した順と逆の順序でアプレットを復帰させることが可能となり、ユーザにとって使い勝手のよいインタフェースを提供することが可能となる。
上述の携帯電話端末1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述したダウンロードアプレットの起動、一時停止、終了及びスタティックアプレットの起動、仮終了、終了の処理過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本実施形態による携帯電話端末の内部構成を示すブロック図である。 同実施形態における実行状態記憶部のデータ構成を示した図である。 同実施形態における起動状態記憶部のデータ構成を示した図である。 同実施形態における復帰情報記憶部のデータ構成を示した図である。 同実施形態におけるアプレット起動の処理を示したシーケンス図(その1)である。 同実施形態におけるアプレット起動の処理を示したシーケンス図(その2)である。 同実施形態におけるアプレット起動の処理における復帰情報記憶部に記憶される情報を示した図である。 同実施形態におけるアプレット起動の処理における実行状態記憶部に記憶される情報を示した図である。 同実施形態におけるダウンロードアプレット終了の処理を示したシーケンス図である。 同実施形態におけるダウンロードアプレット終了の処理における実行状態記憶部に記憶される情報を示した図である。 同実施形態における終了確認アプレットが表示部に表示する画面を示した図である。 従来の技術におけるアプレット起動及び復帰の過程を示した図(その1)である。 従来の技術におけるアプレット起動及び復帰の過程を示した図(その2)である。
符号の説明
1 携帯電話端末
2 制御部
10 OS
12 実行部
13 実行状態記憶部
20 APMAN
22 管理部
24 復帰情報記憶部
50 無線通信部
51 表示部
52 キー操作部
53 音声処理部

Claims (7)

  1. プログラムの実行、中断及び終了を制御するプログラム実行部と、
    前記プログラムの指示に基づいて情報の出力を行う出力部と、
    前記プログラム実行部により第1のプログラムが中断され、第2のプログラムが実行されている状態にて、前記第2のプログラムから前記第1のプログラムの終了要求を受信したとき、前記出力部に対して一時停止要求を送信するとともに前記プログラム実行部に前記第2のプログラムを終了させて前記第1のプログラムを実行させた後に前記第1のプログラムを終了させるプログラム管理部と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記プログラム管理部は、前記プログラム実行部に第1のプログラムを終了させた後に、前記出力部に対して再開要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記プログラム管理部は、前記第1のプログラムが実行される前に実行され、かつ中断されている第3のプログラムが存在する場合に、前記プログラム実行部に前記第1のプログラムを終了させたときは、前記第3のプログラムを前記プログラム実行部に実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記第2のプログラムは、前記第1のプログラムが実行されている状態にて、所定のキー操作を検出すると当該第1のプログラムを中断して起動される終了確認プログラムであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
  5. 前記プログラムは、中断された場合に前記プログラム実行部にて一時停止される管理非対象プログラムと、中断された場合に前記プログラム実行部にて終了されるとともに復帰させるための復帰情報が前記プログラム管理部にて記録され、前記プログラム管理部にて再開が指示されると前記復帰情報が読み出されて前記プログラム実行部にて実行される管理対象プログラムとを含み、
    前記プログラム管理部は、前記第3のプログラムが前記管理対象プログラムの場合、前記プログラム実行部に前記第1のプログラムを終了させたときは、前記第3のプログラムに対応する復帰情報を読み出し、当該復帰情報に基づいて前記第3のプログラムを前記プログラム実行部に実行させることを特徴とする請求項3または4に記載の携帯端末装置。
  6. プログラムの実行、中断及び終了を制御するプログラム実行部と、前記プログラム実行部によって制御されるプログラムを管理するプログラム管理部と、前記プログラムの指示に基づいて情報の出力を行う出力部とを備えた携帯端末装置におけるプログラム終了方法であって、
    前記プログラム実行部が第1のプログラムを中断し、第2のプログラムを実行するステップと、
    前記プログラム管理部が、前記第2のプログラムから前記第1のプログラムの終了要求を受信するステップと、
    前記プログラム管理部が、前記出力部に対して一時停止要求を送信するステップと、
    前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記第2のプログラムを終了させるステップと、
    前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記第1のプログラムを実行させ、
    前記第1のプログラムを終了させるステップと、
    を有することを特徴とするプログラム終了方法。
  7. プログラムの実行、中断及び終了を制御するプログラム実行部と、前記プログラム実行部によって制御されるプログラムを管理するプログラム管理部と、前記プログラムの指示に基づいて情報の出力を行う出力部とを備えた携帯端末装置のコンピュータに、
    前記プログラム実行部が第1のプログラムを中断し、第2のプログラムを実行するステップと、
    前記プログラム管理部が、前記第2のプログラムから前記第1のプログラムの終了要求を受信するステップと、
    前記プログラム管理部が、前記出力部に対して一時停止要求を送信するステップと、
    前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記第2のプログラムを終了させるステップと、
    前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記第1のプログラムを実行させ、
    前記第1のプログラムを終了させるステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。

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