JP2012064161A - コンピュータ、及びプログラム - Google Patents

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Abstract


【課題】 複数のサブシステムを1つのシステムとして機能させている状態において、個々にサブシステムの動作の停止が指示される場合であっても、正常にシステムを終了させることができる。
【解決手段】 ホストOS21は、エミュレータ22を制御するエミュレータ操作コマンドを実行する受信コマンド実行部32を有し、ゲストOS23は、複数のサブシステム24A,24Bの何れかの停止が指示された場合に、ホストOS21にシステムを停止させるためのコマンドをホストOS21に送信するコマンド送信部37を有する。ホストOS21は、コマンド送信部37により送信されたコマンドを受信し、この受信したコマンドに応じて、エミュレータ22によりシステムを停止させるためのエミュレータ操作コマンドを実行する。エミュレータ22は、エミュレータ操作コマンドに応じて、ゲストOS23上で動作している複数のサブシステム24A,24Bの動作を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ホストOS(Operating System)上でゲストOSを動作させるコンピュータ、及び同コンピュータで実行されるプログラムに関する。
一般に、コンピュータは、OS(Operating System)上で複数のサブシステムを実行させ、1つのシステムとして機能させることができる。コンピュータのディスプレイには、例えば各サブシステムに対応するウィンドウが表示され、それぞれのウィンドウにサブシステムによる処理状況等が表示される。複数のサブシステムは、1つのシステムとして機能するために、互いにデータを通信しながら動作している。
特開2007−66265号公報
複数のサブシステムが1つのシステムとして動作している場合、ユーザは、例えばウィンドウを閉じるためのクローズボタンを押すことにより、サブシステムの動作の停止を指示することができる。サブシステムは、ウィンドウを閉じる操作がされると終了処理を実行する。
この際、サブシステムが個別に動作を停止してしまうと、処理途中のデータが失われてしまう場合がある。このため、動作の停止が指示されたサブシステムが正常終了するように、他のサブシステムの処理を待たせる機能などを実装する必要がある。しかしながら、各サブシステムに個別に停止するための機能を実装しなければならず、多数のサブシステムを実装する場合にはシステムの開発負担が大きくなってしまう。
このため従来では、各サブシステムに個別に停止するための機能を実装することなく、個別にサブシステムの動作停止が指示された場合であっても正常にシステムを停止させることができる仕組みが望まれていた。
本発明の目的は、複数のサブシステムを1つのシステムとして機能させている状態において、個々にサブシステムの動作の停止が指示される場合であっても、正常にシステムを終了させることができるコンピュータ、及びプログラムを提供することである。
実施形態によれば、コンピュータは、ホストOS上でハードウェアをエミュレートするエミュレータと、前記エミュレータ上で動作するゲストOSと、前記ゲストOS上で動作して1つのシステムとして機能する複数のサブシステムとを実行するコンピュータであって、前記ホストOSは、前記エミュレータを制御するエミュレータ操作コマンドを実行するコマンド実行手段を有し、前記ゲストOSは、前記複数のサブシステムの何れかの停止が指示された場合に、前記ホストOSにシステムを停止させるためのコマンドを前記ホストOSに送信する送信手段を有し、前記ホストOSは、前記送信手段により送信されたコマンドを受信し、この受信したコマンドに応じて、前記エミュレータによりシステムを停止させるためのエミュレータ操作コマンドを実行し、前記エミュレータは、前記エミュレータ操作コマンドに応じて、前記ゲストOS上で動作している前記複数のサブシステムの動作を停止させることを特徴とする。
本実施形態におけるコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図。 本実施形態におけるコンピュータのシステム構成の概略を示す図。 本実施形態におけるコンピュータの機能構成を示すブロック図。 本実施形態における仮想マシンへのサブシステムのインストールを示すフローチャート。 本実施形態におけるサブシステムを動作させている時のコンピュータの表示画面の一例を示す図。 本実施形態におけるコンピュータにおいて仮想マシンを動作させる場合の初期設定処理を示すフローチャート。 本実施形態におけるゲストOSによるコマンド実行プログラムの概略を示すフローチャート。 本実施形態におけるサブシステムの動作中に何れかのサブシステムの停止が指示された場合の動作を示すフローチャート。 本実施形態におけるクローズボタン操作と処理(メソッド)の呼び出しを説明するための図。 本実施形態におけるレジューム時の処理を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるコンピュータ10のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、コンピュータ10は、CPU11、メインメモリ12、記録装置13、入力部14、出力部15、及びネットワークインターフェイス16等が設けられている。CPU11と、メインメモリ12、記録装置13、入力部14、出力部15及びネットワークインターフェイス16とは、アドレスバス,データバス等のバスライン17で接続される。
メインメモリ12は、CPU11が実行するプログラムやデータを格納するための記憶領域であって、例えばRAM(Random Access Memory)が用いられる。記録装置13は、不揮発性の記録メディアにデータやプログラムを記録するものであり、例えばHDD(Hard Disk Drive)装置が用いられる。入力部14は、データやコマンドを入力するもので、キーボード、ポインティングデバイス等が用いられる。
出力部15は、入力データやCPU11の処理データ等を出力するもので、例えばディスプレイが用いられる。ネットワークインターフェイス16は、LAN(Local Area Network)、インターネット等のネットワークを介して接続される外部コンピュータシステムとの間のデータ通信を司るものである。
図2は、本実施形態におけるコンピュータ10のシステム構成の概略を示す図である。
図2に示すように、コンピュータ10は、ホストハードウェア20(実マシン)上でホストOS21を実行させる。コンピュータ10は、ホストOS21上で動作するエミュレータ22によりハードウェア資源をエミュレートして仮想的な計算機環境を提供する。ホストOS21とエミュレータ22によって提供される仮想的な計算機は、現実の計算機すなわち実マシンに対して、仮想マシンと呼ばれる。エミュレータ22上で動作する仮想マシン上のOSをゲストOS23とする。ホストOS21およびエミュレータ22によって実現される仮想マシンへの実マシンのハードウェア資源割り当て等を制御する機構を仮想マシンモニタと呼ぶ。すなわち、仮想マシンは、仮想マシンモニタによって制御される。
本実施形態におけるコンピュータ10は、仮想マシンモニタを制御する仮想マシンモニタ操作プログラムをCPU11により実行することにより、以下に説明する各種機能を実現する。
エミュレータ22には、ゲストOS23(サブシステム24A,24B)のメモリやレジスタ、ディスク等の記録媒体に記録されているデータの状態、ネットワーク状態等をスナップショットイメージとして記録するスナップショット記録部22aが設けられている。また、エミュレータ22は、ホストOS21のレジューム起動部21aからの指示に応じて、ゲストOS23(サブシステム24A,24B)の状態をスナップショット取得時の状態から動作を再開させる機能が設けられている。
本実施形態におけるコンピュータ10は、ゲストOS23上で動作するサブシステム24A,24Bの何れかについて動作停止が指示された場合、ホストOS21によりエミュレータ操作コマンドを実行させて、ゲストOS23上で動作している全てのサブシステム24A,24Bをエミュレータ22を通じて停止させると共に、エミュレータ22のスナップショット記録部22aにより仮想マシンのスナップショットを記録させる。従って、複数のサブシステム24A,24Bは、動作停止が指示された場合に、他のサブシステムとして連携して個別に動作を停止するための機能が不要となる。
エミュレータ22は、ホストOS21のレジューム起動部21aによりレジューム起動が指示された場合、スナップショット記録部22aにより記録したスナップショットイメージをもとにして、スナップショット取得時の状態からゲストOS23を通じてサブシステム24A,24Bの動作を再開させることができる。
図3は、本実施形態におけるコンピュータ10の機能構成を示すブロック図である。
ホストOS21には、マウント部30、アドレス書き込み部31、及び受信コマンド実行部32が設けられる。
マウント部30及びアドレス書き込み部31は、ゲストOS23がホストOS21と通信できるようにするために、ホストOS21のアドレスをゲストOS23に受け渡すために機能する。本実施形態では、ホストOS21とゲストOS23との間を、例えばTCP(transmission control protocol)/IP(internet protocol)により通信するものとし、ホストOS21のIPアドレスをゲストOS23に受け渡す。初期設定処理において、マウント部30は、記録メディア40を使用できるようにソフトウェア的に接続する。アドレス書き込み部31は、マウントされた記録メディア40にホストOS21のIPアドレスを書き込む。
受信コマンド実行部32は、エミュレータ22を制御するエミュレータ操作コマンド34を実行する。受信コマンド実行部32は、サブシステム24A,24Bの何れかの停止が指示された場合に、ネットワーク通信部33を通じて、ゲストOS23のコマンド送信部37から送信されるコマンドを受信し、この受信したコマンドに応じて、エミュレータによりシステムを停止させるためのエミュレータ操作コマンドを実行する。本実施形態では、サブシステム24A,24Bの何れかの停止が指示された場合、例えばシステム停止(stop)、スナップショットの記録(savevm)、システム終了(quit)のエミュレータ操作コマンドを実行するものとする。
エミュレータ22は、ホストOS21上で実行させ、さらにゲストOS23は、エミュレータ22上で実行される。
ゲストOS23には、マウント部35、アドレス読み出し部36、及びコマンド送信部37が設けられる。
マウント部35及びアドレス読み出し部36は、ゲストOS23がホストOS21と通信できるようにするために、ホストOS21のアドレスを取得するために機能する。初期設定処理において、マウント部35は、記録メディア40を使用できるようにソフトウェア的に接続する。アドレス読み出し部36は、コマンド送信部37によりホストOS21(受信コマンド実行部32)に対してシステムを停止させるためのコマンドを送信する際に、記録メディア40からホストOS21のアドレスを読み出す。
コマンド送信部37は、サブシステム24A,24Bの何れかにおいて動作の停止が指示されることにより、エミュレータ22によりシステム全体を安全に停止させるための処理(メソッド)が呼び出される。コマンド送信部37は、ネットワーク通信部38を通じて、アドレス読み出し部36により読み出されたコマンドをもとにホストOS21(受信コマンド実行部32)に対して、システムを停止させるためのコマンドを送信する。
次に、本実施形態におけるコンピュータ10の動作について説明する。
図4は、本実施形態における仮想マシンへのサブシステムのインストールを示すフローチャートである。
コンピュータ10は、エミュレータ22上でゲストOS23を動作させている状態において、サブシステム24Aを動作させるためのサブシステムプログラムA、サブシステム24Bを動作させるためのサブシステムプログラムBをコピーする(ステップA1,A2)。例えば、ゲストOS23のファイルシステムを操作するプログラム(「libguestfs」等)を使って、サブシステムプログラムA,Bをコピーすることができる。
本実施形態では、仮想マシン(ゲストOS23)上においてサブシステムプログラムA,Bが実行されることにより、サブシステム24A,24Bが動作する。
なお、本実施形態の説明では、2つのサブシステム24A,24BがゲストOS23上で動作しているものと説明しているが、3つ以上のサブシステムが動作して1つのシステムとして機能するように構成されていても良い。
図5は、本実施形態におけるサブシステム24A,24Bを動作させている時のコンピュータ10の表示画面の一例を示している。
サブシステム24A,24Bは、ゲストOS23上で同時に動作することにより、1つのシステムとして機能するために互いにデータを通信しながら動作する。図5に示すように、サブシステム24Aの処理状況は、サブシステム24A用のウィンドウにおいて表示され、サブシステム24Bの処理状況は、サブシステム24B用のウィンドウにおいて表示される。
ユーザは、画面中に表示されたウィンドウを閉じるためのクローズボタンを入力部14(ポインティングデバイス等)を用いて押すことにより、そのウィンドウに処理状況を表示しているサブシステムの動作の停止を指示することができる。本実施形態におけるコンピュータ10では、1つのサブシステムのウィンドウをクローズすることにより、全てのサブシステムを安全に、すなわち再起動により正常に動作を再開できるように停止させることができる。
図6は、本実施形態におけるコンピュータ10において仮想マシンを動作させる場合の初期設定処理を示すフローチャートである。
初期設定処理では、ゲストOS23がホストOS21と通信することができるように、ホストOS21のアドレス(IPアドレス)をゲストOS23に受け渡せるようにする。
ホストOS21は、起動されると(ステップB1)、自身に割り当てられたIPアドレスを取得する(ステップB2)。ホストOS21は、マウント部30により記録メディア40をマウントし、アドレス書き込み部31によりIPアドレスを書き込む(ステップB3)。なお、記録メディア40は、ISOイメージ、FAT32ディスクなどマウントできるもので、物理的なメディアに限らず、仮想的なメディアであっても良い。
ホストOS21は、記録メディア40をマウントできる状態でエミュレータ22を起動し(ステップB4)、エミュレータ22からゲストOS23を起動する(ステップB5)。なお、ゲストOS23は、ホストOS21において実行させるソフトウェアを実行可能な環境を有するものとする。
ゲストOS23は、マウント部35により記録メディア40をマウントして、記録メディア40に記録されたデータにアクセスできるようにする。
図7は、ホストOS21に対してエミュレータ22を制御するコマンドを実行させる、ゲストOS23によるコマンド実行プログラムの概略を示すフローチャートである。
ゲストOS23は、サブシステム24A,24Bの動作中に何れかの停止が指示された場合に、コマンド実行プログラムが呼び出されて処理を開始する。ゲストOS23は、マウント部35によりマウントされている記録メディア40からホストOS21のIPアドレスをアドレス読み出し部36によって読み出す(ステップC1)。なお、IPアドレスはキャッシュしておき、記録メディア40から読み出す替わりに利用するようにしても良い。また、IPアドレスの取得は、通信を開始する前であればいつでも良い。
ゲストOS23は、コマンド送信部37により、記録メディア40から読み出されたIPアドレスを送信先(すなわちホストOS21)として、ネットワーク通信部38を介して、仮想マシン上で動作しているシステムを停止させるためのエミュレータ22に実行させるコマンドを転送する(ステップC2)。
ゲストOS23は、ネットワーク通信部38を介して、ホストOS21に転送したコマンドの実行を指示する(ステップC3)。
次に、サブシステム24A,24Bの動作中に何れかのサブシステムの停止が指示された場合の動作について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
サブシステム24A,24Bは、図5に示すように、それぞれのウィンドウにおいて処理状況を表示している。サブシステム24A,24Bは、ウィンドウのクローズ操作に応じて、システムを停止するための処理を呼び出す。
例えば、図9(A)に示すように、サブシステム24A用のウィンドウのクローズボタンが押されたものとする(ステップD1)。サブシステム24Aは、ウィンドウのクローズにより動作の停止が指示されると、システムを安全に停止させるための処理(メソッド)を呼び出す(ステップD2)。
例えば、図9(B)には、ウィンドウのクローズにより読み出される処理(メソッド)の具体例を示している。すなわち、クローズボタンが押されることにより、ゲストOS23の「windowClosing()」メソッドを呼び出し、さらに「Safe_exit()」を呼び出す。ゲストOS23は、「Safe_exit()」が呼び出されることにより、前述したコマンド実行プログラムを使って、システムを安全に停止させるための処理を実行する。
ゲストOS23のコマンド送信部37は、ホストOS21のIPアドレスを取得し(ステップD3)、ネットワーク通信部38を通じて、例えばシステム停止(stop)、スナップショットの記録(savevm)、システム終了(quit)のコマンドをホストOS21(受信コマンド実行部32)へ転送する(ステップD4)。
ゲストOS23のコマンド送信部37は、ネットワーク通信部38を通じて、ホストOS21の受信コマンド実行部32に転送したコマンドの実行を指示する(ステップD5)。
ホストOS21の受信コマンド実行部32は、ゲストOS23から転送されたエミュレータ操作コマンドを実行する(ステップD6)。すなわち、エミュレータ22に対して、システム停止(stop)、スナップショットの記録(savevm)、システム終了(quit)を実行させる。
エミュレータ22は、ゲストOS23を通じて、ゲストOS23上で動作している全てのサブシステム24A,24B、ゲストOS23を停止させると共に、スナップショット記録部22aにより仮想マシンの状態、すなわちメモリやレジスタ、ディスク等の記録媒体に記録されているデータの状態、ネットワーク状態等をスナップショットイメージとして記録する。その後、エミュレータ22は、強制終了する(ステップD7)。
このようにして、ゲストOS23上で動作しているサブシステム24A,24Bの何れかに対する停止指示(ウィンドウクローズ)に応じて、ホストOS21によりシステム全体を停止させるためのエミュレータ操作コマンドを実行させることにより、エミュレータ22によりシステム全体を安全に停止してスナップショットを取得することができる。従って、複数のサブシステム24A,24Bに、個別に停止するための機能を設けることなく安全にシステム停止することができる。
こうして、仮想マシンのスナップショットを取得しているため、ホストOS21に設けられたレジューム起動部21aにより、システム停止時の状態から再起動させることができる。
図10は、レジューム時の処理を示すフローチャートである。
ホストOS21は、例えばユーザ操作によって仮想マシンの再起動が指示された場合に、レジューム起動部21aによりエミュレータ操作コマンド(例えばloadvm)を実行してエミュレータ22を起動させる(ステップE1)。
エミュレータ22は、システム停止時に記録したスナップショットにより記録したデータ(スナップショットイメージ)をもとに、ゲストOS23、各サブシステム24A,24Bを再起動させる。これにより、1つのサブシステムに対する停止指示に応じて停止された時のシステム状態に復旧して動作を再開することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
また、前述した実施の形態において記載した処理は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。コンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
10…コンピュータ、11…CPU、20…ホストハードウェア、21…ホストOS、22…エミュレータ、23…ゲストOS、24A,24B…サブシステム、30,35…マウント部、31…アドレス書き込み部、32…受信コマンド実行部、33,38…ネットワーク通信部、34…エミュレータ操作コマンド、36…アドレス読み出し部、37…コマンド送信部。

Claims (4)

  1. ホストOS(Operating System)上でハードウェアをエミュレートするエミュレータと、前記エミュレータ上で動作するゲストOSと、前記ゲストOS上で動作して1つのシステムとして機能する複数のサブシステムとを実行するコンピュータであって、
    前記ホストOSは、前記エミュレータを制御するエミュレータ操作コマンドを実行するコマンド実行手段を有し、
    前記ゲストOSは、前記複数のサブシステムの何れかの停止が指示された場合に、前記ホストOSにシステムを停止させるためのコマンドを前記ホストOSに送信する送信手段を有し、
    前記ホストOSは、前記送信手段により送信されたコマンドを受信し、この受信したコマンドに応じて、前記エミュレータによりシステムを停止させるためのエミュレータ操作コマンドを実行し、
    前記エミュレータは、前記エミュレータ操作コマンドに応じて、前記ゲストOS上で動作している前記複数のサブシステムの動作を停止させることを特徴とするコンピュータ。
  2. 前記エミュレータは、前記エミュレータ操作コマンドに含まれるスナップショット取得コマンドに応じて、前記複数のサブシステムを停止させると共に、前記システムの動作状況を表すスナップショットを取得することを特徴とする請求項1記載のコンピュータ。
  3. 前記複数のサブシステムのそれぞれの動作状況を表示する複数の表示領域を画面中に設け、
    前記複数の表示領域の何れかに対するクローズ操作に応じて、クローズ操作された表示領域に対応するサブシステムは、前記ゲストOSにより前記ホストOSへのコマンド送信を実行させることを特徴とする請求項1記載のコンピュータ。
  4. ホストOS上でハードウェアをエミュレートするエミュレータと、前記エミュレータ上で動作するゲストOSと、前記ゲストOS上で動作して1つのシステムとして機能する複数のサブシステムとを実行するコンピュータを、
    前記エミュレータを制御するエミュレータ操作コマンドを実行するコマンド実行手段と、
    前記複数のサブシステムの何れかの停止が指示された場合に、前記ホストOSにシステムを停止させるためのコマンドを前記ゲストOSから前記ホストOSに送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信されたコマンドを受信し、この受信したコマンドに応じて、前記エミュレータによりシステムを停止させるためのエミュレータ操作コマンドを実行する実行手段と、
    前記エミュレータ操作コマンドに応じて、前記ゲストOS上で動作している前記複数のサブシステムの動作を前記エミュレータにより停止させる手段として機能させるためのプログラム。
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