JP4549841B2 - 携帯電話端末及び待ち受け画面起動方法並びにそのコンピュータプログラム - Google Patents

携帯電話端末及び待ち受け画面起動方法並びにそのコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のプログラムの実行を制御する携帯電話端末及び待ち受け画面起動方法並びにそのコンピュータプログラムに関する。
従来の技術では、シングルタスクオペレーティングシステムにおいて、複数のアプリケーションプログラムを同時に起動させるマルチタスク的な動きをさせるために、OS(オペレーティングシステム)のメモリ上で動作しているアプリケーションプログラムについてのスレッド履歴を記憶しておく。そして、次に動作を要求するアプリケーションプログラムがあるか否かをオペレーティングシステムにてタイマー等により監視する。次に動作を要求するアプリケーションプログラムがある場合には、アプリケーションプログラムのスレッド履歴に当該アプリケーションプログラムを追加し、当該アプリケーションプログラムにオペレーティングシステムが制御を切り替える。そして、元に使用していたアプリケーションプログラムを再び操作するために切り替えるときは、蓄積されたスレッド履歴において最先に蓄積されたものから順に読み出して1つずつ処理を切り替える形にして実現していた(例えば、特許文献1)。
特許文献1に示す技術は、処理能力的に携帯電話端末よりも余裕があり、かつ、着信のような突発的割り込み制御の発生率が低いパーソナルコンピュータ上での制御例である。
携帯電話端末における従来技術では、複数のアプリケーションプログラムの起動指示がタイマー等から指定されたとしても、1つずつの処理が完了しない限りは、次のアプリケーションプログラムの処理に入ることができなかった。さらに、元のアプリケーションプログラムの状態を複数保持しておくこともできなかった。そのため、従来技術である特許文献2に示す携帯端末では、着信等の事象発生時にアプリケーションプログラムの種別または状態によって個別に監視して制御を行っている。
特開平6−44084号公報 特開2003−319020号公報
一般的な携帯電話端末においては、図12に示すように、最初に待ちうけ画面を表示する待ち受け画面アプリケーションプログラム(以下、待ち受け画面アプレットと呼ぶ)が起動される。その後、ユーザの操作を受けて、携帯電話端末の開発メーカによって標準実装されている電話帳や電話処理を行うアプリケーション(以下、スタティックアプレットと呼ぶ)や、ユーザが携帯電話端末を操作してインターネット経由でダウンロードしたゲームなどのダウンロードアプリケーション(以下、ダウンロードアプレットと呼ぶ)などが順に起動される。このとき、携帯電話端末に実装されているアプリケーション管理などの機能ブロックでは、上述したマルチタスク的な動作をさせるために、図12に示すように、起動されたプログラムを起動順にメモリに積み上げていく。このとき、先に起動されているプログラムは一時停止され、一時停止されたプログラムは後に起動されたプログラムを終了させることで起動順とは逆に復帰させることになる。
ところで、近年、ユーザの使い易さの観点から、ダウンロードアプレットなどによって実行されるゲームなどを行っている途中で電話をかける場合には、ゲームを終了させず、中断しておき、通話が終了した後にゲームのアプレットを復帰させ、継続してゲームを楽しみたいという市場ニーズがある。
しかしながら、電話をかけるためには、一度待ち受け画面へ戻って発呼を行う必要があるが、図12に示す従来の携帯電話端末では、ダウンロードアプレットを中断させた状態ではダウンロードアプレットのデータがメモリ上から削除されないため、最初に起動された待ち受け画面アプレットを実行状態に戻すことができないという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、実行中のダウンロードプログラム、即ち標準実装でないプログラムが中断された場合に、待ち受け画面を画面に表示することができる携帯電話端末、待ち受け画面起動方法、そのコンピュータプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の手段を採用した。
本発明に係る携帯電話端末は、待受画面を表示する待受画面プログラムと、予め標準実装されている管理対象プログラムおよびユーザ操作によって取得される非標準実装のプログラムである管理対象外プログラムの実行、一時停止および終了の処理を行うプログラム実行部と、前記プログラム実行部によりいずれかのプログラムが実行されると、当該実行されるプログラムを起動順序に従って順次記憶し、プログラム終了の際には当該終了されるプログラムが削除される実行状態記憶部と、管理対象プログラムが前記プログラム実行部によって実行されている場合に、他のプログラムが起動される際、実行中の管理対象プログラムを終了させるとともに、前記実行状態記憶部から削除し、前記他のプログラムを前記プログラム実行部に実行させるプログラム管理部と、前記他のプログラムの実行に起因して前記実行中の管理対象プログラムが終了される際、後に当該管理対象プログラムが前記プログラム管理部により復帰されるときに用いる復帰情報を記憶する復帰情報記憶部と、を備え、前記プログラム管理部は、管理対象外プログラムが実行されている状態にて、当該管理対象外プログラムの中断を検出した場合、前記復帰情報記憶部に前記管理対象プログラムの復帰情報が記憶されているならば、当該復帰情報を削除し、前記プログラム実行部に前記管理対象外プログラムを一時停止させ、前記待受画面プログラムを前記プログラム実行部に実行させ、管理対象外プログラムが実行されている状態にて、当該管理対象外プログラムの終了を検出した場合には、当該終了する管理対象外プログラムの前に起動されたとして前記実行状態記憶部に記憶されるプログラムを前記プログラム実行部に実行させることを特徴とする。
さらに、本発明は、上記に記載の発明において、前記プログラム管理部は、管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて、管理対象プログラムの実行が要求されると、前記プログラム実行部に前記管理対象外プログラムを一時停止状態として前記実行状態記憶部に記録させ、表示や音声の出力などを行わない仮プログラムを生成するとともに当該仮プログラムを前記実行状態記憶部に一時停止状態として記憶させ、前記プログラム実行部に当該管理対象プログラムを起動させ、管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて、当該管理対象外プログラムの中断が検出された場合に、前記プログラム実行部に前記実行状態記憶部に記憶されている全ての仮プログラムを削除させることを特徴とする。
本発明に係る待ち受け画面起動方法は、待受画面を表示する待受画面プログラムと、予め標準実装されている管理対象プログラムおよびユーザ操作によって取得される非標準実装のプログラムである管理対象外プログラムの実行、一時停止および終了の処理を行うプログラム実行部と、前記プログラム実行部によりいずれかのプログラムが実行されると、当該実行されるプログラムを起動順序に従って順次記憶し、プログラム終了の際には当該終了されるプログラムが削除される実行状態記憶部と、管理対象プログラムが前記プログラム実行部によって実行されている場合に、他のプログラムが起動される際、実行中の管理対象プログラムを終了させるとともに、前記実行状態記憶部から削除し、前記他のプログラムを前記プログラム実行部に実行させるプログラム管理部と、を備えた携帯電話端末における待ち受け画面起動方法であって、前記プログラム管理部が、管理対象外プログラムが実行されている状態にて、当該管理対象外プログラムの中断あるいは終了を検出するステップと、前記プログラム管理部が、実行中の管理対象外プログラムの中断を検出したとき、前記復帰情報記憶部に前記復帰情報が記憶されている場合には、当該復帰情報を削除するステップと、前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記管理対象外プログラムを一時停止させるステップと、前記プログラム管理部が、前記待受画面プログラムを前記プログラム実行部に実行させるステップと、前記プログラム管理部が、管理対象外プログラムが実行されている状態にて当該管理対象外プログラムの終了を検出した場合には、当該終了する管理対象外プログラムの前に起動されたとして前記実行状態記憶部に記憶されるプログラムを前記プログラム実行部に実行させるステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、待受画面を表示する待受画面プログラムと、予め標準実装されている管理対象プログラムおよびユーザ操作によって取得される非標準実装のプログラムである管理対象外プログラムの実行、一時停止および終了の処理を行うプログラム実行部と、前記プログラム実行部によりいずれかのプログラムが実行されると、当該実行されるプログラムを起動順序に従って順次記憶し、プログラム終了の際には当該終了されるプログラムが削除される実行状態記憶部と、管理対象プログラムが前記プログラム実行部によって実行されている場合に、他のプログラムが起動される際、実行中の管理対象プログラムを終了させるとともに、前記実行状態記憶部から削除し、前記他のプログラムを前記プログラム実行部に実行させるプログラム管理部と、を備えた携帯電話端末のコンピュータに、前記プログラム管理部が、管理対象外プログラムが実行されている状態にて、当該管理対象外プログラムの中断あるいは終了を検出するステップと、前記プログラム管理部が、実行中の管理対象外プログラムの中断を検出したとき、前記復帰情報記憶部に前記復帰情報が記憶されている場合には、当該復帰情報を削除するステップと、前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記管理対象外プログラムを一時停止させるステップと、前記プログラム管理部が、前記待受画面プログラムを前記プログラム実行部に実行させるステップと、前記プログラム管理部が、管理対象外プログラムが実行されている状態にて当該管理対象外プログラムの終了を検出した場合には、当該終了する管理対象外プログラムの前に起動されたとして前記実行状態記憶部に記憶されるプログラムを前記プログラム実行部に実行させるステップと、を実行させる。
この発明によれば、実行中のダウンロードプログラムが中断された場合に、待ち受け画面を画面に表示することができる携帯電話端末、待ち受け画面起動方法、そのコンピュータプログラムを得ることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態による携帯電話端末を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による携帯電話端末1を示す概略ブロック図である。
図1において携帯電話端末1は、無線により公衆通信網に接続する無線通信部50や、液晶画面を備えた表示部51や、ユーザの入力を受けるキー操作部52や、電話時にユーザの音声を入出力し、また着信時に着信メロディのデータを出力する音声処理部53を携帯電話としての基本的な機能として備えている。また、携帯電話端末1は、アプレットの起動、一時停止、終了などを制御する制御部2を備えている。
制御部2は、アプレットを実行するオペレーティングシステム10(以下、OSと呼ぶ)、アプレットの競合状態等を判定してアプレットの起動制御を行うアプリケーション管理20(以下、APMAN:Aplication Program Managerと呼ぶ)、上記のスタティックアプレットを記憶するスタティックアプレット記憶部40、標準実装されていないダウンロードアプレットを記憶するダウンロードアプレット記憶部30から構成されている。
制御部2において、スタティックアプレット記憶部40は、携帯電話端末1の開発メーカによって標準実装されている電子メールを無線通信部50を介して送受信するメーラソフト、無線通信部50を介してインターネットへ接続しWebページを表示部51へ表示するブラウジングソフト、電話を発呼する際にユーザがキー操作部52を操作することによって表示部51において電話番号を参照するためのアドレス帳の管理ソフト等のソフトウェア、待ち受け画面を表示部51へ表示する待ち受け画面のソフトウェアなどを記憶する。なお、スタティックアプレットは上述した管理対象プログラムに該当し、APMAN20によって起動、停止、後述する仮終了などの動作状態が管理される。
ダウンロードアプレット記憶部30は、ユーザがキー操作部52を操作することによって無線通信部50を用いて公衆通信網を介してインターネットなどからダウンロードされたダウンロードアプレット、あるいは脱着可能な記録媒体から所定の操作により読み込み可能なゲームプログラムなどのダウンロードアプレットを記憶する。なお、ダウンロードアプレットは上述した管理対象外プログラムに該当する。
OS10において、送受信部11は、APMAN20に接続され、APMAN20との間でアプレットに対する起動などの要求や、起動されたアプレットからの応答などの情報を送受信する。実行状態記憶部13は、実行部12によって実行されているアプレットのデータ及び一時停止されているアプレットのデータを記憶する。実行部12は、送受信部11経由で受信したAPMAN20からの要求に基づいてスタティックアプレット記憶部40あるいはダウンロードアプレット記憶部30からスタティックアプレットあるいはダウンロードアプレットを読み出し、読み出したアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録して実行する。
APMAN20は、標準実装されたスタティックアプレットの起動、一時停止、終了やスタティックアプレット間の競合判定を行う。APMAN20において、送受信部21は、OS10の送受信部11に接続され、送受信部11との間でアプレットに対する起動などの指示や起動されたアプレットからの応答などの情報を送受信する。管理部22は、スタティックアプレットを起動する場合には、スタティックアプレットの競合状態などを判定し、スタティックアプレットが起動できる場合には、送受信部21を介してOS10の実行部12にスタティックアプレットの起動要求を送信する。また、管理部22は、ユーザによって操作されたキー操作部52から入力を受けて、ダウンロードアプレットを起動する場合には、OS10の実行部12にダウンロードアプレットの起動要求を送信する。
起動状態記憶部23は、OS10の実行部12によって実行あるいは一時停止されているアプレットに関する情報を記憶する。復帰情報記憶部24は、スタティックアプレットに対してマルチタスク的な動作を行うため、管理部22によってOS10において終了されているがAPMAN20において停止されている一時停止されているスタティックアプレットを復帰させるための情報を記憶する。ここで、OS10において終了されているがAPMAN20において停止されている状態を仮終了状態と呼ぶ。
イベント受信部25は、ユーザの操作によるアプレットの起動あるいは終了の指示に基づくイベントや、アプレットから他のアプレットを起動させる指示に基づくイベントなどを受信する。
なお、上述した、プログラム実行部は実行部12に該当し、プログラム管理部は、管理部22に該当する。
図2は、実行状態記憶部13のデータ構成を示した図である。実行状態記憶部13は、アプレットの実行時にアプレットのデータを記憶するヒープ領域に確保されるスタック型の記憶領域である。実行状態記憶部13は、スタック型の記憶領域であるため、最初に起動されたアプレットがスタックの最下段に記憶され、新たなアプレットが起動されると、先に起動されていたアプレットが一時停止され、一時停止されたアプレットの上に積み上げられる。つまり、最上段に記憶されているアプレットデータが実行中のアプレットとなる。また、実行部12によって終了された場合には、最上段のアプレットデータは削除され、1つ下の段に記憶されているアプレットデータに対応するアプレットの一時停止が実行部12によって解除され、当該アプレットデータのアプレットが再起動される。
図3は、起動状態記憶部23のデータ構成を示した図である。起動状態記憶部23もスタック型の記憶領域であり、実行部12によって実行されているアプレットに関する情報、例えば、アプレットそれぞれに付与された識別情報などが記憶される。つまり、実行状態記憶部13に記憶されているアプレットデータに対応するアプレットの識別情報が実行状態記憶部13に記憶されている順に従って記憶される。APMAN20の管理部22は、起動状態記憶部23を参照することで、OS10の実行状態記憶部13において実行中あるいは一時停止されているアプレットの情報を取得することができる。
図4は、復帰情報記憶部24のデータ構成を示した図である。復帰情報記憶部24もスタック型の記憶領域である。APMAN20は、実行状態記憶部13のメモリ容量を節約しつつ、複数のスタティックアプレットが同時起動できるように、OS10において実行されるスタティックアプレットが常に1つになるように起動制御を行っている。このとき、OS10において終了されたアプレットであってAPMAN20によって停止されている上述した仮終了状態に該当するスタティックアプレットを復帰させるための復帰情報が復帰情報記憶部24に記録される。
次に、図5から図8を参照して、OS10とAPMAN20によって行われるアプレットの起動の処理について説明する。ここでは、携帯電話端末1の電源投入時に待ち受け画面アプレットが起動された後、ユーザによってキー操作部52が操作され、スタティックアプレットA、ダウンロードアプレットA、スタティックアプレットB、ダウンロードアプレットBの順に起動される場合の処理について説明する。
図5は、待ち受け画面アプレット、スタティックアプレットA、ダウンロードアプレットAが起動される際の処理を示したシーケンス図である。また、図7は、図5及び図6の処理において、復帰情報記憶部24に記憶されている情報が書き換えられる過程を示した図である。また、図8も同様に、図5及び図6の処理において、実行状態記憶部13に記憶されている情報が書き換えられる過程を示した図である。
最初に、ユーザがキー操作部52を操作することによって携帯電話端末1に電源が投入されると、APMAN20が起動された後に、APMAN20の管理部22は自律的に待ち受け画面アプレット起動要求をOS10の実行部12に送信する(ステップSa1)。実行部12は、待ち受け画面アプレット起動要求を受信すると、スタティックアプレット記憶部40から待ち受け画面アプレットを読み出し、実行状態記憶部13に記録し、待ち受け画面アプレットを実行する(ステップSa2)。このとき実行状態記憶部13は図8(a)の状態となる。待ち受け画面アプレットは起動されると起動応答を実行部12に送信する(ステップSa3)。実行部12は、待ち受け画面アプレットの起動情報を管理部22に送信する。待ち受け画面アプレットの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23に待ち受け画面アプレットの情報を記録する(ステップSa4)
次に、スタティックアプレットAを起動するために、ユーザがキー操作部52を操作することによって発生されたスタティックアプレットAの起動イベントをAPMAN20のイベント受信部25が受信し、受信した当該イベントを管理部22に送信する(ステップSa10)。当該起動イベントをイベント受信部25から受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出された実行中のアプレットがAPMAN20によって管理される待ち受け画面アプレットであることから、管理部22は、待ち受け画面アプレットを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSa11)。仮終了要求を受信した実行部12は、待ち受け画面アプレットをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了の情報を含む終了指示を待ち受け画面アプレットに送信する(ステップSa12)。待ち受け画面アプレットは、仮終了の情報を含む終了指示を受信して、終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSa13)。このとき実行状態記憶部13は図8(b)の状態となる。
終了応答を受信した実行部12は、終了応答の情報を管理部22に送信する。終了応答の情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23から待ち受け画面アプレットの情報を削除する(ステップSa14)。次に、待ち受け画面アプレットの終了応答を受信した管理部22は、上述した仮プログラムに該当するダミーアプレットを起動するために、ダミーアプレット起動指示を実行部12に送信する(ステップSa15)。
ここで、ダミーアプレットとは、特に表示や音声の出力などを行わないアプレットである。ダミーアプレットを起動する理由としては、以下の(1)と(2)の2つの理由が存在する。
(1)仮終了されているスタティックアプレットと当該スタティックアプレットより後に起動されかつ一時停止されているダウンロードアプレットが存在する場合に、スタティックアプレットは実行状態記憶部13からは削除されているため、実行中のアプレットが終了された場合に実行状態記憶部13においてダウンロードアプレットが先に復帰してしまうことになる。そこで、ダウンロードアプレットを起動する前にダミーアプレットを起動しておくことで、ダウンロードアプレットより先にダミーアプレットが復帰し、当該ダミーアプレットの復帰を契機にスタティックアプレットを復帰させることで復帰順序を維持することを可能とするためである。
(2)起動時に起動される待ち受け画面アプレットは、APMAN20によって仮終了されても、仮終了された状態から復帰させるための復帰情報が存在せず、再起動することによって復帰させることになる。しかし、その場合に復帰情報記憶部24に復帰させるための復帰情報がなく、待ち受け画面アプレットを再起動する契機がなくなる。そこで、待ち受け画面アプレットを仮終了させる際にダミーアプレットを起動しておくことで待ち受け画面アプレットを再起動させることを可能とするためである。
ダミーアプレット起動指示を受信した実行部12は、ダミーアプレットを起動するため、ダミーアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録する(ステップSa16)。このとき実行状態記憶部13は図8(c)の状態となる。
起動されたダミーアプレットは起動応答を実行部12に送信する(ステップSa17)。ダミーアプレットから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダミーアプレットの情報を記録する(ステップSa18)。次に、ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、スタティックアプレットAを起動するため実行部12にスタティックアプレットAの起動要求を送信する(ステップSa19)。起動要求を受信した実行部12は、ダミーアプレットを一時停止状態にするため、一時停止指示をダミーアプレットに送信する(ステップSa20)。
一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSa21)。次に、一時停止応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットAを起動するため、スタティックアプレット記憶部40からスタティックアプレットAを読み出し、実行状態記憶部13にスタティックアプレットAを記録する(ステップSa22)。このとき実行状態記憶部13は図8(d)の状態となる。起動されたスタティックアプレットAは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSa23)。スタティックアプレットAの起動応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットAの起動情報を管理部22に送信する。スタティックアプレットAの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にスタティックアプレットAの情報を記録する(ステップSa24)。
次に、ダウンロードアプレットAを起動するために、ユーザがキー操作部52を操作することによって発生されたダウンロードアプレットAの起動イベントをAPMAN20のイベント受信部25が受信し、受信した当該起動イベントを管理部22に送信する(ステップSa30)。当該起動イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出された実行中のアプレットがAPMAN20によって管理されるスタティックアプレットAであることから、管理部22は、スタティックアプレットAを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSa31)。
仮終了要求を受信した実行部12は、スタティックアプレットAをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了要求情報を含む終了指示をスタティックアプレットAに送信する(ステップSa32)。スタティックアプレットAは、仮終了要求情報を含む終了指示を受信して、復帰するための復帰情報を含む終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSa33)。このとき実行状態記憶部13は図8(e)の状態となる。
スタティックアプレットAから終了応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットAの復帰情報をAPMAN20に送信する。復帰情報を受信したスタティックアプレットAは、復帰情報記憶部24に復帰情報を記録する。また、起動状態記憶部23からスタティックアプレットAの情報を削除する(ステップSa34)。このとき、復帰情報記憶部24は、図7(a)に示す状態となり、スタティックアプレットAの復帰情報が記憶されることとなる。
また、スタティックアプレットAから終了応答を受信した実行部12は、ダウンロードアプレットAを起動するため、ダウンロードアプレットAのデータをダウンロードアプレット記憶部30から読み出して実行状態記憶部13に記録する(ステップSa35)。このとき実行状態記憶部13は図8(f)の状態となる。起動したダウンロードアプレットAは起動応答を実行部12に送信する(ステップSa36)。ダウンロードアプレットAから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダウンロードアプレットAの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダウンロードアプレットAの情報を記録する(ステップSa37)。
図6は、図5に続いてスタティックアプレットB及びダウンロードアプレットBが起動される際の処理を示したシーケンス図である。図6では、待ち受け画面アプレット及びスタティックアプレットAは仮終了の状態である。
最初に、ユーザがキー操作部52を操作することによって発生されたスタティックアプレットBの起動イベントをAPMAN20のイベント受信部25が受信し、受信した当該起動イベントを管理部22に送信する。(ステップSa40)。当該イベントをイベント受信部25から受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出された実行中のアプレットがAPMAN20に管理されないダウンロードアプレットであることから、管理部22は、ダミーアプレットを起動するため、OS10の実行部12にダミーアプレット起動指示を送信する。ここで、ダミーアプレットを起動する理由は上述した(1)の理由に基づいている(ステップSa41)。
ダミーアプレット起動指示を受信した実行部12は、実行中のダウンロードアプレットAに一時停止指示を送信する(ステップSa42)。一時停止指示を受信したダウンロードアプレットAは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダウンロードアプレットAのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSa43)。一時停止応答を受信した実行部12は、ダミーアプレットを起動するため、ダミーアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録する(ステップSa44)。このとき、実行状態記憶部13の状態は図8(g)に示す状態となる。起動されたダミーアプレットは起動応答を実行部12に送信する(ステップSa45)。ダミーアプレットから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダミーアプレットの情報を記録する(ステップSa46)。
次に、ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、スタティックアプレットBを起動するため実行部12に起動要求を送信する(ステップSa47)。起動要求を受信した実行部12は、ダミーアプレットを一時停止状態にするため、一時停止指示をダミーアプレットに送信する(ステップSa48)。一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSa49)。一時停止応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットBを起動するため、スタティックアプレット記憶部40からスタティックアプレットBを読み出し、実行状態記憶部13にスタティックアプレットAを記録する(ステップSa50)。このとき、実行状態記憶部13の状態は図8(h)に示す状態となる。起動後のスタティックアプレットBは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSa51)。そして、実行部12は、スタティックアプレットAの起動情報を管理部22に送信する。スタティックアプレットBの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にスタティックアプレットBの情報を記録する(ステップSa52)。
次に、ダウンロードアプレットBを起動するために、ユーザがキー操作部52を操作することによって発生されたダウンロードアプレットBの起動イベントをAPMAN20のイベント受信部25が受信し、受信した当該起動イベントを管理部22に送信する(ステップSa60)。当該起動イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出された実行中のアプレットがAPMAN20によって管理されるスタティックアプレットAであることから、管理部22は、スタティックアプレットBを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSa61)。
仮終了要求を受信した実行部12は、スタティックアプレットBをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了要求情報を含む終了指示をスタティックアプレットBに送信する(ステップSa62)。スタティックアプレットBは、仮終了要求情報を含む終了指示を受信して、復帰するための復帰情報を含む終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSa63)。このとき実行状態記憶部13は図8(i)の状態となる。
スタティックアプレットBから終了応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットBの復帰情報をAPMAN20に送信する。復帰情報を受信したスタティックアプレットBは、復帰情報記憶部24に復帰情報を記録する。また、起動状態記憶部23からスタティックアプレットBの情報を削除する(ステップSa64)。このとき、復帰情報記憶部24は、図7(b)に示す状態となり、スタティックアプレットBの復帰情報が記憶されることとなる。
また、スタティックアプレットBから終了応答を受信した実行部12は、ダウンロードアプレットBを起動するため、ダウンロードアプレットBのデータをダウンロードアプレット記憶部30から読み出して実行状態記憶部13に記録する(ステップSa65)。このとき実行状態記憶部13は図8(j)の状態となる。起動したダウンロードアプレットBは起動応答を実行部12に送信する(ステップSa66)。ダウンロードアプレットBから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダウンロードアプレットBの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダウンロードアプレットBの情報を記録する(ステップSa67)。
次に、図9から図11を参照して、実行中のダウンロードアプレットが中断された場合に、待ち受け画面アプレットを復帰させる処理について説明する。
最初に、図9は、実行中のダウンロードアプレットBが中断される際の処理を示したシーケンス図であり、この処理が行われる前に図5及び6で説明した処理が行われていることを前提としている。また、図10は、図9の処理において、実行状態記憶部13に記憶されている情報が書き換えられる過程を示した図である。図11は、図9の処理において、携帯電話端末1の表示部51が切り替えられる過程を示した図である。
最初に、表示部51に図11(a)の画面が表示され、ダウンロードアプレットBが実行されている状態において、ユーザが実行中のダウンロードアプレットBを中断するために、キー操作部52のアプレットの終了操作に割り当てられたキーを操作することによって、イベント受信部25は、実行中アプレット中断イベントを受信する(ステップSb1)。イベント受信部25から実行中アプレット中断イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出された実行中のアプレットがダウンロードアプレットBであることから、管理部22は、ダウンロードアプレットBの中断要求をOS10の実行部12に送信する(ステップSb2)。
当該中断要求を受信した実行部12は、実行中のダウンロードアプレットBに中断指示を送信する(ステップSb3)。中断指示を受信したダウンロードアプレットBは中断状態となり、中断応答を実行部12に送信する(ステップSb4)。このとき、実行状態記憶部13には、ダウンロードアプレットBの情報は保持され、図8(j)と同じ図10(a)の状態が継続される。中断応答を受信した実行部12は、中断応答の情報を管理部22に送信する。中断応答の情報を受信した管理部22は、図11(b)の画面を表示部51に表示する(ステップSb5)。
次に、図11(b)の画面において、ユーザによってキー操作部52が操作され「1:中断」が選択されることによって発生された中断イベントをイベント受信部25が受信し(ステップSb10)、受信した当該中断イベントを管理部22に送信する。当該中断イベントを受信した管理部22は、復帰情報記憶部24に記憶されている情報を削除する。このとき、復帰情報記憶部24には図7(b)に示すようにスタティックアプレットA及びスタティックアプレットBの復帰情報が記憶されているため、この2つのアプレットの復帰情報が削除される(ステップSb11)。また、管理部22は、起動状態記憶部23からダミーアプレットの情報を検出する。このとき、起動状態記憶部23には、実行状態記憶部13と同じ図10(a)と同じ情報が記憶されているため、2つのダミーアプレットの存在を検出する。
2つのダミーアプレットの存在を検出した管理部22は、2つのダミーアプレットの強制終了要求を実行部12に送信する(ステップSb12)。2つのダミーアプレットの強制終了要求を受信した実行部12は、実行状態記憶部13から2つのダミーアプレットを削除する(ステップSb13)。このとき、実行状態記憶部13の記憶状態は、図10(a)から(b)の状態となる。2つのダミーアプレットの削除を終了した実行部12は、強制終了応答を管理部22に送信する。強制終了応答を受信した管理部22は、起動状態記憶部23から2つのダミーアプレットの識別情報を削除する(ステップSb14)。
起動状態記憶部23の2つのダミーアプレットの識別情報を削除した管理部22は、次に、待ち受け画面アプレットの起動要求を実行部12に送信する(ステップSb15)。実行部12は、待ち受け画面アプレット起動要求を受信すると、スタティックアプレット記憶部40から待ち受け画面アプレットを読み出し、実行状態記憶部13に記録し、待ち受け画面アプレットを実行する(ステップSb16)。このとき実行状態記憶部13は図10(c)の状態となる。待ち受け画面アプレットは起動されると起動応答を実行部12に送信する(ステップSb17)。実行部12は、待ち受け画面アプレットの起動情報を管理部22に送信する。待ち受け画面アプレットの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23に待ち受け画面アプレットの情報を記録する(ステップSb18)。
このようにして、ダウンロードアプレットが中断された場合に、待ち受け画面を表示部51に表示することが可能となる。
ダウンロードアプレットBの中断状態では、待ち受け画面アプレットが起動中となっているが、キー操作部52の操作(例えば、ゲームなどのダウンロードアプレット等を呼び出すため、専用のキー押下など)により、新たなアプレットの起動が要求されると、実行状態記憶部13を参照し、一時停止中のアプレットの有無を確認する。この場合は、待ち受け画面アプレットのすぐ下にダウンロードアプレットBが存在するため、これを再開させる。このとき待ち受け画面アプレットは終了されることになる。
なお、図11(b)において、ユーザの操作によって「2:終了」が選択されると、ダウンロードアプレットBが終了され、ダミーアプレットが実行状態となり、APMAN20の管理部22によって復帰情報記憶部24の先頭に記憶されているスタティックアプレットBが復帰され、図11(d)の画面が表示部51に表示されることになる。
また、図11(b)において、ユーザの操作によって「3:キャンセル」が選択されると、図11(a)の画面に戻り、ダウンロードアプレットBが継続して実行されることになる。
上記の構成によって、ダウンロードアプレットを中断しても、待ち受け画面アプレットを起動させて、待ち受け画面より電話の発信操作などを行うことが可能となる。また、仮終了状態のスタティックアプレットの復帰情報を復帰情報記憶部24から削除することで、ダウンロードアプレットの中断時に起動された待ち受け画面アプレットから二重にスタティックアプレットが起動されることを防ぐことができ、実行状態記憶部13のメモリの消費を節約することが可能となる。
上述の携帯電話端末1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述したアプレット起動、一時停止、終了及びスタティックアプレットの仮終了及びダウンロードアプレットの中断の処理は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本実施形態による携帯電話端末の内部構成を示すブロック図である。 同実施形態における実行状態記憶部のデータ構成を示した図である。 同実施形態における起動状態記憶部のデータ構成を示した図である。 同実施形態における復帰情報記憶部24のデータ構成を示した図である。 同実施形態におけるアプレット起動の処理を示したシーケンス図(その1)である。 同実施形態におけるアプレット起動の処理を示したシーケンス図(その2)である。 同実施形態におけるアプレット起動の処理における復帰情報記憶部に記憶される情報を示した図である。 同実施形態におけるアプレット起動の処理における実行状態記憶部に記憶される情報を示した図である。 同実施形態におけるダウンロードアプレット中断の処理を示したシーケンス図である。 同実施形態におけるダウンロードアプレット中断の処理における実行状態記憶部に記憶される情報を示した図である。 同実施形態におけるダウンロードアプレット中断の処理における表示部の表示状態を示した図である。 従来の技術におけるアプレット起動及び復帰の過程を示した図である。
符号の説明
1 携帯電話端末
2 制御部
10 OS
12 実行部
13 実行状態記憶部
20 APMAN
22 管理部22
24 復帰情報記憶部

Claims (4)

  1. 待受画面を表示する待受画面プログラムと、予め標準実装されている管理対象プログラムおよびユーザ操作によって取得される非標準実装のプログラムである管理対象外プログラムの実行、一時停止および終了の処理を行うプログラム実行部と、
    前記プログラム実行部によりいずれかのプログラムが実行されると、当該実行されるプログラムを起動順序に従って順次記憶し、プログラム終了の際には当該終了されるプログラムが削除される実行状態記憶部と、
    管理対象プログラムが前記プログラム実行部によって実行されている場合に、他のプログラムが起動される際、実行中の管理対象プログラムを終了させるとともに、前記実行状態記憶部から削除し、前記他のプログラムを前記プログラム実行部に実行させるプログラム管理部と、
    前記他のプログラムの実行に起因して前記実行中の管理対象プログラムが終了される際、後に当該管理対象プログラムが前記プログラム管理部により復帰されるときに用いる復帰情報を記憶する復帰情報記憶部と、
    を備え、
    前記プログラム管理部は、
    管理対象外プログラムが実行されている状態にて、当該管理対象外プログラムの中断を検出した場合、前記復帰情報記憶部に前記管理対象プログラムの復帰情報が記憶されているならば、当該復帰情報を削除し、前記プログラム実行部に前記管理対象外プログラムを一時停止させ、前記待受画面プログラムを前記プログラム実行部に実行させ、
    管理対象外プログラムが実行されている状態にて、当該管理対象外プログラムの終了を検出した場合には、当該終了する管理対象外プログラムの前に起動されたとして前記実行状態記憶部に記憶されるプログラムを前記プログラム実行部に実行させる
    ことを特徴とする携帯電話端末。
  2. 前記プログラム管理部は、
    管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて、管理対象プログラムの実行が要求されると、前記プログラム実行部に前記管理対象外プログラムを一時停止状態として前記実行状態記憶部に記録させ、表示や音声の出力などを行わない仮プログラムを生成するとともに当該仮プログラムを前記実行状態記憶部に一時停止状態として記憶させ、前記プログラム実行部に当該管理対象プログラムを起動させ、
    管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて、当該管理対象外プログラムの中断が検出された場合に、前記プログラム実行部に前記実行状態記憶部に記憶されている全ての仮プログラムを削除させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末。
  3. 待受画面を表示する待受画面プログラムと、予め標準実装されている管理対象プログラムおよびユーザ操作によって取得される非標準実装のプログラムである管理対象外プログラムの実行、一時停止および終了の処理を行うプログラム実行部と、
    前記プログラム実行部によりいずれかのプログラムが実行されると、当該実行されるプログラムを起動順序に従って順次記憶し、プログラム終了の際には当該終了されるプログラムが削除される実行状態記憶部と、
    管理対象プログラムが前記プログラム実行部によって実行されている場合に、他のプログラムが起動される際、実行中の管理対象プログラムを終了させるとともに、前記実行状態記憶部から削除し、前記他のプログラムを前記プログラム実行部に実行させるプログラム管理部と、
    を備えた携帯電話端末における待ち受け画面起動方法であって、
    前記プログラム管理部が、管理対象外プログラムが実行されている状態にて、当該管理対象外プログラムの中断あるいは終了を検出するステップと、
    前記プログラム管理部が、実行中の管理対象外プログラムの中断を検出したとき、前記復帰情報記憶部に前記復帰情報が記憶されている場合には、当該復帰情報を削除するステップと、
    前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記管理対象外プログラムを一時停止させるステップと、
    前記プログラム管理部が、前記待受画面プログラムを前記プログラム実行部に実行させるステップと、
    前記プログラム管理部が、管理対象外プログラムが実行されている状態にて当該管理対象外プログラムの終了を検出した場合には、当該終了する管理対象外プログラムの前に起動されたとして前記実行状態記憶部に記憶されるプログラムを前記プログラム実行部に実行させるステップと、
    を有することを特徴とする待ち受け画面起動方法。
  4. 待受画面を表示する待受画面プログラムと、予め標準実装されている管理対象プログラムおよびユーザ操作によって取得される非標準実装のプログラムである管理対象外プログラムの実行、一時停止および終了の処理を行うプログラム実行部と、
    前記プログラム実行部によりいずれかのプログラムが実行されると、当該実行されるプログラムを起動順序に従って順次記憶し、プログラム終了の際には当該終了されるプログラムが削除される実行状態記憶部と、
    管理対象プログラムが前記プログラム実行部によって実行されている場合に、他のプログラムが起動される際、実行中の管理対象プログラムを終了させるとともに、前記実行状態記憶部から削除し、前記他のプログラムを前記プログラム実行部に実行させるプログラム管理部と、
    を備えた携帯電話端末のコンピュータに、
    前記プログラム管理部が、管理対象外プログラムが実行されている状態にて、当該管理対象外プログラムの中断あるいは終了を検出するステップと、
    前記プログラム管理部が、実行中の管理対象外プログラムの中断を検出したとき、前記復帰情報記憶部に前記復帰情報が記憶されている場合には、当該復帰情報を削除するステップと、
    前記プログラム管理部が、前記プログラム実行部に前記管理対象外プログラムを一時停止させるステップと、
    前記プログラム管理部が、前記待受画面プログラムを前記プログラム実行部に実行させるステップと、
    前記プログラム管理部が、管理対象外プログラムが実行されている状態にて当該管理対象外プログラムの終了を検出した場合には、当該終了する管理対象外プログラムの前に起動されたとして前記実行状態記憶部に記憶されるプログラムを前記プログラム実行部に実行させるステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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