JP2006127208A - 携帯電話端末及びプログラム管理方法並びにそのコンピュータプログラム - Google Patents

携帯電話端末及びプログラム管理方法並びにそのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】起動されている標準実装のアプリケーションプログラムと標準実装でないダウンロードプログラムとを切り替える際にユーザが期待し得る順序に従って両プログラムを復帰させることができる携帯電話端末を提供する。
【解決手段】実行部12は、スタティックアプレットとダウンロードアプレットとから構成されるプログラムの情報を実行状態記憶部に記録することによってプログラムの実行、一時停止、終了のいずれかの処理を行う。管理部22は、ダウンロードアプレットが実行中のプログラムとして実行状態記憶部13に記憶されている状態にてスタティックアプレットの実行が要求されると、ダウンロードアプレットを一時停止状態として実効状態記憶部13に記憶させると共にダミーアプレットを生成するとともに、ダミーアプレットを実行状態記憶部13に一時停止状態として記憶させ、次いで実行部12にてスタティックアプレットを起動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のプログラムの実行を制御する携帯電話端末及びプログラム管理方法並びにそのコンピュータプログラムに関する。
従来の技術では、シングルタスクオペレーティングシステムにおいて、複数のアプリケーションプログラムを同時に起動させるマルチタスク的な動きをさせるために、OS(オペレーティングシステム)のメモリ上で動作しているアプリケーションプログラムについてのスレッド履歴を記憶しておく。そして、次に動作を要求するアプリケーションプログラムがあるか否かをオペレーティングシステムにてタイマー等により監視する。次に動作を要求するアプリケーションプログラムがある場合には、アプリケーションプログラムのスレッド履歴に当該アプリケーションプログラムを追加し、当該アプリケーションプログラムにオペレーティングシステムが制御を切り替える。そして、元に使用していたアプリケーションプログラムを再び操作するために切り替えるときは、蓄積されたスレッド履歴において最先に蓄積されたものから順に読み出して1つずつ処理を切り替える形にして実現していた(例えば、特許文献1)。
特許文献1に示す技術は、処理能力的に携帯電話端末よりも余裕があり、かつ、着信のような突発的割り込み制御の発生率が低いパーソナルコンピュータ上での制御例である。
携帯電話端末における従来技術では、複数のアプリケーションプログラムの起動指示がタイマー等から指定されたとしても、1つずつの処理が完了しない限りは、次のアプリケーションプログラムの処理に入ることができなかった。さらに、元のアプリケーションプログラムの状態を複数保持しておくこともできなかった。そのため、従来技術である特許文献2に示す携帯端末では、着信等の事象発生時にアプリケーションプログラムの種別または状態によって個別に監視して制御を行っている。
特開平6−44084号公報 特開2003−319020号公報
携帯電話端末は、特許文献1及び2に示されている技術とは異なり実装するメモリ容量が少なくて済むよう、携帯電話端末メーカによって実装されているアプリケーションプログラムでは、少ないメモリ容量でマルチタスク的な動作をさせる制御が行われている。
ところで、最近の携帯電話端末では、携帯電話端末メーカによって標準実装されているアプリケーションプログラムの他に、ユーザが携帯電話端末を操作してネットワークからダウンロードして利用するゲームなどのプログラム(以下、ダウンロードプログラム)が存在する。このようなダウンロードプログラムは、どのメーカの携帯電話端末のオペレーティングシステムでも動作するように共通仕様で作成されている場合がほとんどである。
しかしながら、これらのダウンロードプログラムは携帯電話端末メーカによって独自に実装されているマルチタスク的な制御に従って動作させることを前提として設計を行ってはいない。そのため、ダウンロードプログラムと標準実装されているプログラムとをともにオペレーティングシステム上で起動すると、プログラムを切り替えて実行する際に、標準実装されているプログラムがユーザにとって予期し得えない復帰動作をしてしまうといった問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、標準実装のアプリケーションプログラムと標準実装でないダウンロードプログラムとがともに起動されている状態であっても、プログラムを切り替える際に、ユーザが期待し得る順序に従って両プログラムを復帰させることができる携帯電話端末、プログラム管理方法、コンピュータプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、管理対象プログラム及び管理対象外プログラムを実行可能な携帯電話端末であって、前記管理対象プログラムと管理対象外プログラムを実行状態記憶部に記録することによってプログラムの実行、一時停止、終了のいずれかの処理を行うプログラム実行部と、管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて管理対象プログラムの実行が要求されると、前記プログラム実行部に前記プログラムを一時停止状態として前記実行状態記憶部に記録させると共に仮プログラムを生成するとともに当該仮プログラムを前記実行状態記憶部に一時停止状態として記憶させ、次いで前記プログラム実行部にて前記管理対象プログラムを起動させるプログラム管理部と、を備えることを特徴とする携帯電話端末である。
さらに、本発明は、上記に記載の発明において、前記実行状態記憶部に管理対象プログラムが実行中として記憶されている状態にて、他のプログラムの実行が要求され、実行中の管理対象プログラムを終了させて他のプログラムを起動させる際、当該管理対象プログラムを終了させるときに、後に当該管理対象プログラムを復帰させるための復帰情報を記憶する復帰情報記憶部を、さらに備え、前記プログラム管理部は、一時停止状態にされていた仮プログラムが実行状態にされるとき、前記復帰情報記憶部を参照し、復帰情報が記憶されている場合には当該復帰情報に対応する前記管理対象プログラムを前記プログラム実行部に復帰させることが好ましい。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記プログラム管理部は、一時停止状態にされていた仮プログラムの実行に基づいて前記復帰情報記憶部を参照した際に、復帰情報が記憶されていない場合には当該仮プログラムを前記プログラム実行部に終了させることが好ましい。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記管理対象プログラムは、前記プログラム管理部により管理される標準装備プログラムであり、前記管理対象外プログラムは、ユーザの操作によって取得された非標準装備プログラムであることが好ましい。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記プログラム管理部は、前記プログラム実行部によって、前記仮プログラムが強制終了される場合には、前記プログラム実行部に、前記実行状態記憶部に記憶されている当該仮プログラムを削除させることが好ましい。
また、本発明は、上記に記載の発明において、通信を待ち受ける状態にて表示される待ち受け画面を表示する待ち受け画面プログラムをさらに実行可能であって、前記プログラム管理部は、待ち受け画面プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて他のプログラムを実行させるとき、実行中の前記待ち受け画面プログラムを復帰させるための復帰情報を前記復帰情報記憶部に記録するとともに当該待ち受け画面プログラムを終了させた後に、前記他のプログラムを前記プログラム実行部に起動させることが好ましい。
また、本発明は、実行状態記憶部と、前記実行状態記憶部に管理対象プログラム及び管理対象外プログラムを記録することによってプログラムの実行、一時停止、終了のいずれかの処理を行うプログラム実行部と、を備える携帯電話端末にて利用されるプログラム管理方法であって、管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて管理対象プログラムの実行が要求されると、前記プログラム実行部に前記プログラムを一時停止状態として前記実行状態記憶部に記録させると共に仮プログラムを生成する過程と、生成された仮プログラムを前記実行状態記憶部に一時停止状態として記憶させる過程と、前記仮プログラムが一時停止状態にされた後に前記管理対象プログラムを前記プログラム実行部に起動させる過程と、を有するプログラム管理方法である。
また、本発明は、実行状態記憶部と、前記実行状態記憶部に管理対象プログラム及び管理対象外プログラムを記録することによってプログラムの実行、一時停止、終了のいずれかの処理を行うプログラム実行部と、を備える携帯電話端末のコンピュータに、管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて管理対象プログラムの実行が要求されるとき、前記プログラム実行部に前記プログラムを一時停止状態として前記実行状態記憶部に記録させると共に仮プログラムを生成する手順と、生成された仮プログラムを前記実行状態記憶部に一時停止状態として記憶させる手順と、前記仮プログラムが一時停止状態にされた後に前記管理対象プログラムを前記プログラム実行部に起動させる手順と、を実行させるコンピュータプログラムである。
この発明によれば、標準実装のアプリケーションプログラムと標準実装でないアプリケーションプログラムとがともに起動されている状態であっても、プログラムを切り替える際に、ユーザが期待し得る順序に従って両プログラムを復帰させることができる携帯電話端末を得ることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態による携帯電話端末を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による携帯電話端末1を示す概略ブロック図である。
図1において携帯電話端末1は、無線により公衆通信網に接続する無線通信部50や、液晶画面を備えた表示部51や、ユーザの入力を受けるキー操作部52や、音声を入出力する音声処理部53を携帯電話としての基本的な機能として備えている。
また、携帯電話端末1は、上述したプログラムに該当するアプレットを実行するオペレーティングシステム10(以下、OSと呼ぶ)、アプレットの競合状態等を判定してアプレットの起動制御を行うアプリケーション管理20(以下、APMAN:Aplication Program Managerと呼ぶ)、標準実装されている電子メール制御のメーラソフト、インターネットのWebページを参照するためのブラウジングソフト、発呼のためのアドレス帳の管理ソフト等のソフトウェアであって、APMAN20によって起動制御されるスタティックアプレットを記憶しているスタティックアプレット記憶部40、ユーザがキー操作部52を操作することによって無線通信部50を用いて公衆通信網を介してインターネットなどからダウンロードしたり、脱着可能な記録媒体から所定の操作により読み込み可能なゲームプログラムなどのダウンロードアプレットを記憶するダウンロードアプレット記憶部30から構成されている。
OS10において、送受信部11は、APMAN20との間でアプレットに対する起動などの要求や起動されたアプレットからの応答などの情報を送受信する。実行部12は、APMAN20からの要求に基づいてスタティックアプレット記憶部40からスタティックアプレット、あるいはダウンロードアプレット記憶部30からダウンロードアプレットを読み出し、ダウンロードアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録して実行する。そして、実行されたアプレットによって例えば、表示部51において画面が表示され、音声処理部53から出力が行われる。実行状態記憶部13は、実行部12によって実行されているアプレットのデータ及び一時停止されているアプレットのデータを記憶する。
APMAN20において、送受信部21は、OS10の送受信部11との間でアプレットに対する起動などの指示や起動されたアプレットからの応答などの情報を送受信する。管理部22は、スタティックアプレットを起動する場合には、スタティックアプレットの競合状態などを判定し、スタティックアプレットが起動できる場合には、送受信部21を介してOS10の実行部12にスタティックアプレットの起動要求を送信する。また、管理部22は、ダウンロードアプレットを起動する場合には、OS10の実行部12にダウンロードアプレットの起動要求を送信する。
起動状態記憶部23は、OS10の実行部12によって実行あるいは一時停止されているアプレットに関する情報を記憶する。復帰情報記憶部24は、スタティックアプレットにマルチタスク的な動作を行うため、管理部22によってOS10において終了されているがAPMAN20において停止されているスタティックアプレットを復帰させるための情報を記憶する。ここで、OS10において終了されているがAPMAN20において停止されている状態を仮終了状態と呼ぶ。イベント受信部25は、ユーザの操作によるアプレットの起動あるいは終了の指示に基づくイベントや、アプレットから他のアプレットを起動させる指示に基づくイベントなどを受信する。
なお、上述した、プログラム実行部は実行部12に該当し、プログラム管理部は、管理部22に該当する。
図2は、実行状態記憶部13のデータ構成を示した図である。実行状態記憶部13は、アプレットの実行時にアプレットのデータを記憶するヒープ領域に確保されるスタック型の記憶領域である。図2に示すように実行状態記憶部13は、スタック型の記憶領域であるため、最初に起動されたアプレットがスタックの最下段に記憶され、新たなアプレットが起動されると、先に起動されていたアプレットが一時停止され、一時停止されたアプレットの上に積み上げられる。つまり、最上段に記憶されているアプレットデータが実行中のアプレットとなる。また、実行部12によって終了された場合には、最上段のアプレットデータは削除され、1つ下の段に記憶されているアプレットデータに対応するアプレットの一時停止が実行部12によって解除され、当該アプレットデータのアプレットが再起動される。
図3は、起動状態記憶部23のデータ構成を示した図である。起動状態記憶部23もスタック型の記憶領域であり、実行部12によって実行されているアプレットに関する情報、例えば、アプレットそれぞれに付与された識別情報などが記憶される。つまり、実行状態記憶部13に記憶されているアプレットデータに対応するアプレットの識別情報が実行状態記憶部13に記憶されている順に従って記憶される。APMAN20の管理部22は、起動状態記憶部23を参照することで、OS10の実行状態記憶部13において実行中あるいは一時停止されているアプレットの情報を取得することができる。
図4は、復帰情報記憶部24のデータ構成を示した図である。復帰情報記憶部24もスタック型の記憶領域である。APMAN20は、実行状態記憶部13のメモリ容量を節約しつつ、複数のスタティックアプレットが同時起動できるように、OS10において実行されるスタティックアプレットが常に1つになるように起動制御を行っている。このとき、OS10において終了されたアプレットであってAPMAN20によって停止されている上述した仮終了状態に該当するスタティックアプレットを復帰させるための復帰情報が復帰情報記憶部24に記録される。
次に、図5及び図6を参照して、スタティックアプレットのみを扱う場合のAPMAN20によるアプレットの起動制御について説明する。
図5は、スタティックアプレットが実行中に他のスタティックアプレットを起動する場合に、実行中のスタティックアプレットAを仮終了させる処理を示した図である。図5において、スタティックアプレットAが実行中(アクティブ状態)の場合に、イベント受信部25が、スタティックアプレットBの起動イベントを受信し、当該起動イベントを受信したイベント受信部25が管理部22に当該起動イベントを受信した情報を送信する(ステップSa1)。管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出した実行中のアプレットがAPMAN20によって管理されているスタティックアプレットであるため、管理部22は、実行中のスタティックアプレットAと起動要求されたスタティックアプレットBとの競合状態を判定し、競合しない場合は、スタティックアプレットAを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSa2)。
仮終了要求を受信した実行部12は、スタティックアプレットAをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了要求情報を含む終了指示をスタティックアプレットAに送信する(ステップSa3)。スタティックアプレットAは、仮終了要求情報を含む終了指示を受信して、復帰するための復帰情報を含む終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSa4)。終了応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットAの復帰情報を管理部22に送信する。復帰情報を受信したスタティックアプレットAは、復帰情報記憶部24に復帰情報を記録する。また、起動状態記憶部23からスタティックアプレットAの情報を削除する(ステップSa5)。
次に、スタティックアプレットAの復帰情報を受信した管理部22は、スタティックアプレットBを起動するため実行部12にスタティックアプレットAの起動要求を送信する(ステップSa6)。スタティックアプレットAの起動要求を受信した実行部12は、スタティックアプレットBを起動するため、スタティックアプレット記憶部40からスタティックアプレットBを読み出し、実行状態記憶部13にスタティックアプレットBを記録する(ステップSa7)。起動後のスタティックアプレットBは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSa8)。そして、実行部12は、スタティックアプレットBの起動情報を管理部22に送信する。スタティックアプレットBの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にスタティックアプレットBの情報を記録する(ステップSa9)。
つまり、図5に示した処理によって、スタティックアプレットが起動しているときに、他のスタティックアプレットが起動されても、起動中のスタティックアプレットを仮終了させるため、実行状態記憶部13に記憶されているスタティックアプレットのデータ、即ちOS10において実行されているアプレットを1つにすることができる。そして、他のスタティックアプレットが終了した場合には、復帰情報記憶部24に記憶されている復帰情報に基づいてスタティックアプレットを復帰させることでスタティックアプレットを停止した状態から継続して実行するマルチタスク的な動作制御を行うことが可能となる。
図6は、APMAN20によるダウンロードアプレットが実行中の場合に、スタティックアプレットが起動される場合の処理を示した図である。
最初に、APMAN20のイベント受信部25がスタティックアプレットAの起動イベントを受信する。イベント受信部25は、当該起動イベントの情報を管理部22に送信する(ステップSb1)。当該起動イベントの情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。実行中のアプレットがAPMAN20によって管理されないダウンロードアプレットであるため、上述した競合状態の判定は行わず、管理部22は、スタティックアプレットAの起動要求をOS10の実行部12に送信する(ステップSb2)。
スタティックアプレットAの起動要求を受信した実行部12は、実行中のダウンロードアプレット1を一時停止するため、一時停止指示をダウンロードアプレット1に送信する(ステップSb3)。一時停止指示を受信したダウンロードアプレット1は一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダウンロードアプレット1のデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSb4)。次に、一時停止応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットAを起動するためスタティックアプレット記憶部40からスタティックアプレットAを読み出し、実行状態記憶部13にスタティックアプレットAを記録する(ステップSb5)。起動後のスタティックアプレットAは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSb6)。そして、実行部12は、スタティックアプレットAの起動情報を管理部22に送信する。スタティックアプレットAの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にスタティックアプレットAの情報を記録する(ステップSb7)。
つまり、図6に示した処理によって、ダウンロードアプレットは、他のアプレットが起動されても、実行状態記憶部13にダウンロードアプレットのデータを保持させた状態を継続させる。そのため、ダウンロードアプレットは、スタティックアプレットの場合と異なり、実行中のアプレットが終了した場合に、実行部12によって一時停止状態から起動状態に遷移させられる。即ち、ダウンロードアプレットの状態遷移を阻止しなければ、ダウンロードアプレットが一時停止される前に仮終了されたスタティックアプレットであっても、当該ダウンロードアプレットより先に復帰できない状態が発生する。
次に、図7から図10を参照して、本実施形態におけるAPMAN20におけるアプレットの起動制御について説明する。
図7において、ダウンロードアプレット1は実行中であり、実行状態記憶部13の状態は、図10(a)に示すように、ダウンロードアプレット1のみが記憶されている。この状態において、APMAN20のイベント受信部25がスタティックアプレットAの起動イベントを受信する(ステップSc1)。当該イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出した実行中のアプレットがAPMAN20に管理されないダウンロードアプレットであることから、管理部22は、仮プログラムに相当するダミーアプレットを起動するため、OS10の実行部12にダミーアプレット起動指示を送信する(ステップSc2)。ここで、仮プログラムとは、特に表示や音声の出力を行わず、APMAN20との連携のみを想定したプログラムである。
ダミーアプレット起動指示を受信した実行部12は、実行中のダウンロードアプレット1に一時停止指示を送信する(ステップSc3)。一時停止指示を受信したダウンロードアプレット1は一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダウンロードアプレット1のデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSc4)。一時停止応答を受信した実行部12は、ダミーアプレットを起動するため、ダミーアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録する(ステップSc5)。起動したダミーアプレットは起動応答を実行部12に送信する(ステップSc6)。このとき、実行状態記憶部13の状態は図10(b)に示す状態となる。ダミーアプレットから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダミーアプレットの情報を記録する(ステップSc7)。
次に、ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、スタティックアプレットAを起動するため実行部12に起動要求を送信する(ステップSc8)。起動要求を受信した実行部12は、ダミーアプレットを一時停止状態にするため、一時停止指示をダミーアプレットに送信する(ステップSc9)。一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSc10)。一時停止応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットAを起動するため、スタティックアプレット記憶部40からスタティックアプレットAを読み出し、実行状態記憶部13にスタティックアプレットAを記録する(ステップSc11)。起動後のスタティックアプレットBは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSc12)。そして、実行部12は、スタティックアプレットAの起動情報を管理部22に送信する。スタティックアプレットAの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にスタティックアプレットAの情報を記録する(ステップSc13)。このとき、実行状態記憶部13は、図10(c)に示す状態となる。
図8は、図7に続いて、さらにスタティックアプレットBが起動される場合の処理を示した図である。APMAN20のイベント受信部25がスタティックアプレットBの起動イベントを受信し、当該起動イベントを管理部22に送信する(ステップSd1)。当該起動イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出した実行中のアプレットがAPMAN20によって管理されるスタティックアプレットであるため、実行中のスタティックアプレットAと起動要求されたスタティックアプレットBとの競合状態を判定し、競合しない場合は、スタティックアプレットBを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSd2)。
仮終了要求を受信した実行部12は、スタティックアプレットAをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了要求情報を含む終了指示をスタティックアプレットAに送信する(ステップSd3)。スタティックアプレットAは、仮終了要求情報を含む終了指示を受信して、復帰するための復帰情報を含む終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSd4)。このとき、実行状態記憶部13の状態は、図10(d)に示す状態となる。
スタティックアプレットAから終了応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットAの復帰情報をAPMAN20に送信する。復帰情報を受信したスタティックアプレットAは、復帰情報記憶部24に復帰情報を記録する。また、起動状態記憶部23からスタティックアプレットAの情報を削除する(ステップSd5)。また、スタティックアプレットAから終了応答を受信した実行部12は、実行状態記憶部13の最上段に記憶されており、一時停止状態のダミーアプレットを起動状態にするため起動指示を送信する(ステップSd6)。起動指示を受信したダミーアプレットは、起動応答を実行部12に応答する(ステップSd7)。起動応答を受信した実行部12は、ダミーアプレットの起動情報を管理部22に送信する(ステップSd8)。
ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、スタティックアプレットBを起動するため実行部12に起動要求を送信する(ステップSd9)。スタティックアプレットBの起動要求を受信した実行部12は、実行中のダミーアプレットを一時停止状態にするため一時停止指示を送信する(ステップSd10)。一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSd11)。次に、一時停止応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットBを起動するため、スタティックアプレット記憶部40からスタティックアプレットBを読み出し、実行状態記憶部13にスタティックアプレットBを記録する(ステップSd12)。起動後のスタティックアプレットBは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSd13)。そして、実行部12は、スタティックアプレットBの起動情報を管理部22に送信する。スタティックアプレットBの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にスタティックアプレットBの情報を記録する(ステップSd14)。このとき、実行状態記憶部13は、図10(e)に示す状態となる。
図9は、図8に続いて、スタティックアプレットBを終了する場合の処理を示した図である。APMAN20のイベント受信部25がスタティックアプレットBを終了させる終了イベントを受信し、当該起動イベントを管理部22に送信する(ステップSe1)。当該起動イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から、実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出した実行中のアプレットがAPMAN20によって管理されるスタティックアプレットであるため、実行中のスタティックアプレットBと起動要求されたスタティックアプレットAとの競合状態を判定し、競合しない場合は、スタティックアプレットBを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSe2)。
スタティックアプレットBの終了要求を受信した実行部12は、終了指示をスタティックアプレットBに送信する(ステップSe3)。スタティックアプレットBは、終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSe4)。このとき、実行状態記憶部13の状態は、図10(f)に示す状態となる。スタティックアプレットBから終了応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットBが終了した情報を管理部22に送信する。スタティックアプレットBが終了した情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23からスタティックアプレットBの情報を削除する(ステップSe5)。また、スタティックアプレットBから終了応答を受信した実行部12は、実行状態記憶部13の最上段に記憶されており、一時停止状態のダミーアプレットを起動状態にするため起動指示を送信する(ステップSe6)。起動指示を受信したダミーアプレットは、起動応答を実行部12に応答する(ステップSe7)。起動応答を受信した実行部12は、ダミーアプレットの起動情報を管理部22に送信する(ステップSe8)。
ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、復帰情報記憶部24の最上段に記憶されているスタティックアプレットAの復帰情報を読み出す。そして、スタティックアプレットAを復帰させるため、実行部12にスタティックアプレットAの復帰情報を含むスタティックアプレットAの起動要求を送信する(ステップSe9)。起動要求を受信した実行部12は、実行中のダミーアプレットを一時停止状態にするため一時停止指示を送信する(ステップSe10)。一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSe11)。
次に、一時停止応答を受信した実行部12は、スタティックアプレットAを起動するため、スタティックアプレット記憶部40からスタティックアプレットAを読み出し、実行状態記憶部13にスタティックアプレットAの復帰情報を含んだ状態でスタティックアプレットAを記録する(ステップSe12)。起動後のスタティックアプレットAは、起動応答を実行部12に送信する(ステップSe13)。そして、実行部12は、スタティックアプレットAの起動情報を管理部22に送信する。スタティックアプレットAの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にスタティックアプレットAの情報を記録する(ステップSe14)。このとき、実行状態記憶部13は、図10(g)に示す状態となる。
上記の図7から図9の処理によって、アプレットを切り替える際に、ダウンロードアプレットが先に復帰することを防ぎ、スタティックアプレットAを復帰させることが可能となる。それによって、ユーザが期待し得る順序に従ってアプレットを復帰させることが可能となる。
なお、ダミーアプレットのデータは、数キロバイトの容量の小さいデータであり、管理部22あるいは実行部12が生成して、実行状態記憶部13に記録するようにしてもよい。
また、ダミーアプレットは、復帰情報記憶部24に記憶されている情報が無くなると、終了される構成となっておりスタティックアプレットとダウンロードアプレットの間での復帰順序を維持するためには、復帰情報記憶部24は1つのスタック型の記憶領域ではなく、1つのダミーアプレットに1つのスタック型の記憶領域を対応付けて設ける必要がある。
図11は、APMAN20の管理部22によって行われる実行状態記憶部13が記憶しているアプレットのデータの削除処理を説明するための図である。
実行状態記憶部13は、上述したようにヒープ領域に確保されている記憶領域であるため、その容量は有限である。そのため、実行状態記憶部13に記憶されているアプレットデータが容量を超えた場合には、実行部12は、最先に起動されたアプレットを実行するため、最上段に記憶されているアプレットデータを強制的に削除する。図11(a)から(c)はその処理過程を示した図である。
図11(a)において、実行状態記憶部13の最上段に実行中のダミーアプレット2が記憶されている。ここで、ダウンロードアプレット2が起動され、実行状態記憶部13の容量を超えると、実行部12は、ダミーアプレット2を実行状態記憶部13から削除し、ダウンロードアプレット2を起動する。ダミーアプレットが削除されてしまうと、管理部22においてスタティックアプレットの復帰制御が正常に行えなくなる。そのため、図11(c)に示すように管理部22は、実行状態記憶部13が記憶しているアプレットデータを全て削除し、初期化を行う。
図11を参照して説明したように、OS10によって実行状態記憶部13に記憶されているダミーアプレットが削除された場合には、実行状態記憶部13が記憶しているアプレットのデータを全て削除して初期化することができる。それによって、APMAN20によるアプレットの切り替え制御を正常に維持することが可能となる。
次に、図12及び図13を参照して、携帯電話端末1のキー操作部52にて電源投入時に起動され、通信の待ち受け中であることを表示部51に表示する待ち受け画面の起動制御について説明する。
最初に、図7から図10を参照して説明したように、ダミーアプレットの起動を契機として復帰情報記憶部24に記憶されている復帰情報を読み出してスタティックアプレットを復活させる構成としたために、携帯電話端末1の起動時に起動される待ち受け画面アプレットの場合には、仮終了状態にされると、待ち受け画面アプレットに対応するダミーアプレットが無い限り、復帰する契機がなくなる。そのため、待ち受け画面アプレットが他のアプレットが起動されることにより仮終了される場合に、復帰させることができるようにダミーアプレットを起動させておく必要がある。
図12は、待ち受け画面アプレットが仮終了状態にされる場合の処理を示した図である。
図12において、待ち受け画面アプレットは実行中であり、実行状態記憶部13の状態は、図13(a)に示すように、待ち受け画面アプレットのみが記憶されている。この状態において、APMAN20のイベント受信部25がダウンロードアプレット1の起動イベントを受信する。イベント受信部25は、ダウンロードアプレット1の起動イベントを受信し、当該起動イベントを管理部22に送信する(ステップSf1)。当該起動イベントを受信した管理部22は、起動状態記憶部23から実行中のアプレットの情報を読み出す。読み出した実行中のアプレットがAPMAN20によって管理される待ち受け画面アプレットであるため、待ち受け画面アプレットを仮終了状態にするため、OS10の実行部12に仮終了要求を送信する(ステップSf2)。
仮終了要求を受信した実行部12は、待ち受け画面アプレットをOS10において終了させると共にAPMAN20において停止状態にするため、仮終了要求情報を含む終了指示を待ち受け画面アプレットに送信する(ステップSf3)。待ち受け画面アプレットは、仮終了要求情報を含む終了指示を受信して、復帰するための復帰情報を含む終了応答を実行部12に送信し、実行部12によって実行状態記憶部13から削除される(ステップSf4)。
終了応答を受信した実行部12は、待ち受け画面アプレットの復帰情報を管理部22に送信する。復帰情報を受信した待ち受け画面アプレットは、復帰情報記憶部24に復帰情報を記録する。また、起動状態記憶部23から待ち受け画面アプレットの情報を削除する(ステップSf5)。次に、待ち受け画面アプレットの終了応答を受信した管理部22は、ダミーアプレットを起動するために、ダミーアプレット起動指示を実行部12に送信する(ステップSf6)。ダミーアプレット起動指示を受信した実行部12は、ダミーアプレットを起動するため、ダミーアプレットのデータを実行状態記憶部13に記録する(ステップSf7)。
起動したダミーアプレットは起動応答を実行部12に送信する(ステップSf8)。このとき、実行状態記憶部13の状態は図13(b)に示す状態となる。ダミーアプレットから起動応答を受信した実行部12は、管理部22にダミーアプレットの起動情報を送信する。ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダミーアプレットの情報を記録する(ステップSf9)。次に、ダミーアプレットの起動情報を受信した管理部22は、ダウンロードアプレット1を起動するため実行部12に起動要求を送信する(ステップSf10)。起動要求を受信した実行部12は、ダミーアプレット1を一時停止状態にするため、一時停止指示をダミーアプレットに送信する(ステップSf11)。
一時停止指示を受信したダミーアプレットは一時停止状態となり、一時停止応答を実行部12に送信する。ここで、ダミーアプレットのデータは、一時停止されても実行状態記憶部13から削除されず、保持された状態を継続する(ステップSf12)。次に、一時停止応答を受信した実行部12は、ダウンロードアプレット1を起動するため、ダウンロード記憶部30からダウンロードアプレット1を読み出し、実行状態記憶部13にダウンロードアプレット1を記録する(ステップSf13)。起動されたダウンロードアプレット1は、起動応答を実行部12に送信する(ステップSf14)。ダウンロードアプレット1の起動応答を受信した実行部12は、ダウンロードアプレット1の起動情報を管理部22に送信する。ダウンロードアプレット1の起動情報を受信した管理部22は、起動状態記憶部23にダウンロードアプレット1の情報を記録する(ステップSf15)。このとき、実行状態記憶部13は、図13(c)に示す状態となる。
図12及び図13を参照して説明したように、待ち受け画面アプレットの場合であっても、待ち受け画面アプレットを仮終了する際にダミーアプレットを起動することで待ち受け画面アプレットを復帰させることが可能となる。
上述の携帯電話端末は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した携帯電話端末の処理過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本実施形態による携帯電話端末の内部構成を示すブロック図である。 同実施形態における実行状態記憶部のデータ構成図である。 同実施形態における起動状態記憶部のデータ構成図である。 同実施形態における復帰情報記憶部のデータ構成図である。 従来のAPMANの動作を説明するための図(その1)である。 従来のAPMANの動作を説明するための図(その2)である。 同実施形態におけるAPMANの動作を説明するための図(その1)である。 同実施形態におけるAPMANの動作を説明するための図(その2)である。 同実施形態におけるAPMANの動作を説明するための図(その3)である。 同実施形態における実行状態記憶部の変化を示した図である。 同実施形態におけるダミーアプレットが強制終了された場合の実行状態記憶部の変化を示した図である。 同実施形態における待ち受け画面アプレットを仮終了する場合のAPMANの動作を説明するための図である。 同実施形態における待ち受け画面アプレットを仮終了する場合の実行状態記憶部の変化を示した図である。
符号の説明
10 OS
11 送受信部
12 実行部
13 実行状態記憶部
20 APMAN
21 送受信部
22 管理部
23 起動状態記憶部
24 復帰情報記憶部
25 イベント受信部

Claims (8)

  1. 管理対象プログラム及び管理対象外プログラムを実行可能な携帯電話端末であって、
    前記管理対象プログラムと管理対象外プログラムを実行状態記憶部に記録することによってプログラムの実行、一時停止、終了のいずれかの処理を行うプログラム実行部と、
    管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて管理対象プログラムの実行が要求されると、前記プログラム実行部に前記プログラムを一時停止状態として前記実行状態記憶部に記録させると共に仮プログラムを生成するとともに当該仮プログラムを前記実行状態記憶部に一時停止状態として記憶させ、次いで前記プログラム実行部にて前記管理対象プログラムを起動させるプログラム管理部と、
    を備えることを特徴とする携帯電話端末。
  2. 前記実行状態記憶部に管理対象プログラムが実行中として記憶されている状態にて、他のプログラムの実行が要求され、実行中の管理対象プログラムを終了させて他のプログラムを起動させる際、当該管理対象プログラムを終了させるときに、後に当該管理対象プログラムを復帰させるための復帰情報を記憶する復帰情報記憶部を、さらに備え、
    前記プログラム管理部は、
    一時停止状態にされていた仮プログラムが実行状態にされるとき、前記復帰情報記憶部を参照し、復帰情報が記憶されている場合には当該復帰情報に対応する前記管理対象プログラムを前記プログラム実行部に復帰させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末。
  3. 前記プログラム管理部は、
    一時停止状態にされていた仮プログラムの実行に基づいて前記復帰情報記憶部を参照した際に、復帰情報が記憶されていない場合には当該仮プログラムを前記プログラム実行部に終了させることを特徴とする請求項2に記載の携帯電話端末。
  4. 前記管理対象プログラムは、前記プログラム管理部により管理される標準装備プログラムであり、
    前記管理対象外プログラムは、ユーザの操作によって取得された非標準装備プログラムであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の携帯電話端末。
  5. 前記プログラム管理部は、
    前記プログラム実行部によって、前記仮プログラムが強制終了される場合には、前記プログラム実行部に、前記実行状態記憶部に記憶されている当該仮プログラムを削除させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の携帯電話端末。
  6. 通信を待ち受ける状態にて表示される待ち受け画面を表示する待ち受け画面プログラムをさらに実行可能であって、
    前記プログラム管理部は、
    待ち受け画面プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて他のプログラムを実行させるとき、実行中の前記待ち受け画面プログラムを復帰させるための復帰情報を前記復帰情報記憶部に記録するとともに当該待ち受け画面プログラムを終了させた後に、前記他のプログラムを前記プログラム実行部に起動させることを特徴とする請求項2から5のいずれか一に記載の携帯電話端末。
  7. 実行状態記憶部と、前記実行状態記憶部に管理対象プログラム及び管理対象外プログラムを記録することによってプログラムの実行、一時停止、終了のいずれかの処理を行うプログラム実行部と、を備える携帯電話端末にて利用されるプログラム管理方法であって、
    管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて管理対象プログラムの実行が要求されると、前記プログラム実行部に前記プログラムを一時停止状態として前記実行状態記憶部に記録させると共に仮プログラムを生成する過程と、
    生成された仮プログラムを前記実行状態記憶部に一時停止状態として記憶させる過程と、
    前記仮プログラムが一時停止状態にされた後に前記管理対象プログラムを前記プログラム実行部に起動させる過程と、
    を有するプログラム管理方法。
  8. 実行状態記憶部と、前記実行状態記憶部に管理対象プログラム及び管理対象外プログラムを記録することによってプログラムの実行、一時停止、終了のいずれかの処理を行うプログラム実行部と、を備える携帯電話端末のコンピュータに、
    管理対象外プログラムが実行中のプログラムとして前記実行状態記憶部に記憶されている状態にて管理対象プログラムの実行が要求されるとき、前記プログラム実行部に前記プログラムを一時停止状態として前記実行状態記憶部に記録させると共に仮プログラムを生成する手順と、
    生成された仮プログラムを前記実行状態記憶部に一時停止状態として記憶させる手順と、
    前記仮プログラムが一時停止状態にされた後に前記管理対象プログラムを前記プログラム実行部に起動させる手順と、
    を実行させるコンピュータプログラム。

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