JP2002174286A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JP2002174286A
JP2002174286A JP2000369423A JP2000369423A JP2002174286A JP 2002174286 A JP2002174286 A JP 2002174286A JP 2000369423 A JP2000369423 A JP 2000369423A JP 2000369423 A JP2000369423 A JP 2000369423A JP 2002174286 A JP2002174286 A JP 2002174286A
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valve
compression
piston
rod
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Tadashi Hara
正 原
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単となり、伸側と圧側の減衰力を別
々に設定でき、組付性,加工性,経済性の向上が図れる
油圧緩衝器を提供すること。 【解決手段】 シリンダ1内にピストン2を介してピス
トンロッド3が移動自在に挿入され、ピストン2はシリ
ンダ1内にロッド側油室4と反ロッド側油室5とを区画
し、ピストン2には二つの油室4,5を連通する伸側メ
インポート6と圧側メインポート7とを形成し、伸側メ
インポート6の出口端にリーフバルブからなる伸側減衰
バルブ8を開閉自在に設け、圧側メインポート7の出口
端にリーフバルブからなる圧側減衰バルブ9を開閉自在
に設けている油圧緩衝器に於て、ピストン2に上記二つ
の油室4,5を連通する圧側バイパスポート16を上記
圧側メインポート7と並列に設け、当該圧側バイパスポ
ート16の出口端に圧側サブバルブ17を開閉自在に設
けていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車,自動二輪
車等の車両における車体と車軸間に介装されて車体を懸
架すると共に路面からの振動を減衰する油圧緩衝器に関
し、特に圧縮時における圧側減衰バルブの向上を図れる
油圧緩衝器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種、従来の油圧緩衝器としては、例
えば、図3,図4に示すバルブ機構を備えたものが開発
されている。
【0003】図3に示す油圧緩衝器は、シリンダ1内に
ピストン2を介してピストンロッド3が移動自在に挿入
され、ピストン2はシリンダ1内にロッド側油室4と反
ロッド側油室5とを区画し、ピストン2には二つの油室
4,5を連通する伸側ポート6と圧側ポート7とを形成
し、伸側ポート6の下方出口端にリーフバルブからなる
伸側減衰バルブ8を開閉自在に設け、圧側ポート7の上
方出口端にリーフバルブからなる圧側減衰バルブ9を開
閉自在に設けている。更にピストンロッド3とガイドプ
レート10には二つの油室4,5を連通するバイパス1
1,12を形成し、バイパス11の出口端にリーフバル
ブからなる圧側サブバルブ13を開閉自在に設けてい
る。この油圧緩衝器によれば、伸長作動時には伸側ポー
ト6から伸側減衰バルブ8を開いてロッド側油室4から
反ロッド側油室5に油が流れ、伸側減衰バルブ8による
伸側減衰力を発生させる。又圧側作動時には、ピストン
速度の低速域において、反ロッド側油室5の油がバイパ
ス11,12より圧側サブバルブ13を開いてロッド側
油室4に流出し、圧側サブバルブ13による圧側減衰力
を発生させる。次いでピストン速度の中・高速域では同
様に圧側ポート7より圧側減衰バルブ9を開いて油が流
れ、この圧側減衰バルブ9による圧側減衰力が加わって
合成の減衰力が得られる。
【0004】図4による油圧緩衝器は、図3の油圧緩衝
器と基本構造が同じであるが、この油圧緩衝器ではピス
トンロッド3側のバイパス11の途中にバイパス11の
開口面積を調整するニードルバルブ18を上下移動自在
に設けている。又ガイドプレート10側のバイパス12
の開口部にリーフバルブからなる伸側サブバルブ14a
と圧側サブバルブ14bを重ねてそれぞれ開閉自在に設
けている。図4の油圧緩衝器では伸側及び圧側時のピス
トン速度低速域においてそれぞれサブバルブ14a,1
4bを選択的に開き、ニードルバルブ18で規制された
バイパス11,12を介して油が流れ、サブバルブ14
a,14bの撓み特性とニードルバルブ18によるポー
ト特性の合成の減衰力が発生する。ピストンの中・高速
域では更に伸側減衰バルブ8又は圧側減衰バルブ9の減
衰力が加わる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記、図3,図4の油
圧緩衝器ではバルブ押え15の上方にわざわざガイドプ
レート10を設け、このガイドプレート10にバイパス
12と、バイパス12を開閉するサブバルブ13又はサ
ブバルブ14a,14bをそれぞれ設けているので部品
点数が多く、構造が複雑となり、加工性,組付性が困難
でコストアップの原因にもなる。
【0006】そこで構造のシンプル化を図るためにガイ
ドプレート10やサブバルブ13,14の使用をやめ
て、バイパス11の途中にオリフィスを設けても良い
が、この場合にはオリフィスを伸・圧両方の作動時に油
が流れ、ポート特性を圧側減衰力に合せるとこの特性が
伸側時にも効いてしまう不具合が発生してしまうので、
圧側時にのみ低速域の減衰力を発生させようとする場合
には使用できない。
【0007】同様に図4の油圧緩衝器ではバイパス11
の途中にニードルバルブ18を設けてバイパス11の開
口面積を調整しているため、バイパス11にはサブバル
ブ14a又は14bを開きながら伸・圧両作動時に油が
流れる。この為、ニードルバルブ18を介して例えばピ
ストン速度の低速域における減衰力を伸側時の所望の減
衰力に設定すると、この値が圧側時にも発生し、圧縮時
の減衰力が高すぎたり、低くなりすぎたりする不具合が
ある。
【0008】そこで、本発明の目的は、構造が簡単とな
り、伸側と圧側の減衰力を別々に設定でき、組付性,加
工性,経済性の向上が図れる油圧緩衝器を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の油圧緩衝器の基本的な手段は、シリンダ内
に隔壁部材を介して二つの油室を区画し、二つの油室は
隔壁部材に形成したメインポートを介して連通し、メイ
ンポートの出口端にリーフバルブからなる減衰バルブを
開閉自在に設けている油圧緩衝器に於て、隔壁部材に上
記二つの油室を連通するバイパスポートを上記メインポ
ートと並列に設け、当該バイパスポートの出口端にサブ
バルブを開閉自在に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】同じく、バルブ構造をピストンに設けた場
合の油圧緩衝器の手段は、シリンダ内にピストンを介し
てピストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシ
リンダ内にロッド側油室と反ロッド側油室とを区画し、
ピストンには二つの油室を連通する伸側メインポートと
圧側メインポートとを形成し、伸側メインポートの出口
端にリーフバルブからなる伸側減衰バルブを開閉自在に
設け、圧側メインポートの出口端にリーフバルブからな
る圧側減衰バルブを開閉自在に設けている油圧緩衝器に
於て、ピストンに上記二つの油室を連通する圧側バイパ
スポートを上記圧側メインポートと並列に設け、当該圧
側バイパスポートの出口端に圧側サブバルブを開閉自在
に設けたことを特徴とするものである。
【0011】この場合、ピストンロッドにロッド側油室
と反ロッド側油室とを連通する油通路を伸側減衰バルブ
と圧側減衰バルブとを迂回して設け、当該油通路の途中
に流路面積を調整するニードルバルブと、ロッド側油室
から反ロッド側油室へのみ油の流れを許容するチェック
バルブとを設けても良い。
【0012】同じく、圧側バイパスポートの出口端が圧
側メインポートの出口端よりピストンの内周側に開口
し、更にピストンの一側に順次圧側減衰バルブと間座と
圧側減衰バルブより小径の圧側サブバルブとを重ねて配
設し、圧側減衰バルブが圧側メインポートを開閉し、圧
側サブバルブが圧側バイパスポートを開閉するようにす
るのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図にも
とづいて説明する。
【0014】図1,図2はそれぞれ本発明の一実施の形
態に係る油圧緩衝器を示し、隔壁部材としてそれぞれピ
ストン2を使用し、このピストン2に減衰力発生用のバ
ルブ構造を組付けたものである。ただし、隔壁部材とし
ては、例えばシリンダ1の下方にベースバルブ用の固定
したバルブボディとして使用し、このバルブボディに図
1,図2に示すようなバルブ構造を組付けたものであっ
ても良い。図1,図2の油圧緩衝器の基本構造は図3,
図4と同じであるので、同一の構造は同一の符号を付す
ものとする。
【0015】図1に示す油圧緩衝器は、シリンダ1内に
ピストン2を介してピストンロッド3が移動自在に挿入
され、ピストン2はシリンダ1内にロッド側油室4と反
ロッド側油室5とを区画し、ピストン2には二つの油室
4,5を連通する伸側メインポート6と圧側メインポー
ト7とを形成し、伸側メインポート6の出口端にリーフ
バルブからなる伸側減衰バルブ8を開閉自在に設け、圧
側メインポート7の出口端にリーフバルブからなる圧側
減衰バルブ9を開閉自在に設けている。
【0016】更に本発明では、ピストン2に上記二つの
油室4,5を連通する圧側バイパスポート16を上記圧
側メインポート7と並列に設け、当該圧側バイパスポー
ト16の出口端に圧側サブバルブ17を開閉自在に設け
ている。
【0017】ピストンロッド3のインロー部にはバルブ
押え20と、外径の異なる複数のリーフバルブを重ね合
せた圧側減衰バルブ9と、小径な間座21と、一枚又は
複数のリーフバルブを重ね合せた圧側サブバルブ17
と、ピストン2と、外径の異なる複数のリーフバルブを
重ね合せた伸側減衰バルブ8と、バルブ押え23とが順
次直列に挿入され、端部に螺合したナット24で挾持さ
れている。
【0018】ピストン2の一側には圧側メインポート7
に対応するシート部26が起立しており、このシート部
26の内側にはシート部26の高さに相当する空間25
が形成されている。
【0019】圧側バイパスポート16の出口端は圧側メ
インポート7の出口端よりピストン2の内周側に開口さ
せている。この実施の形態では圧側バイパスポート16
の基端が圧側メインポート7の途中から分岐し、その出
口端が上記空間25側に開口している。圧側バイパスポ
ート16の入口側はピストン2から圧側メインポート7
を介さずに直接反ロッド側油室5に開口させても良い。
【0020】圧側減衰バルブ9はシート部26に当接し
て圧側メインポート7の出口端を開閉し、圧側サブバル
ブ17は圧側減衰バルブ9より小径であって圧側バイパ
スポート16の出口端に開閉自在に当接している。
【0021】圧側サブバルブ17の基端側は、これより
小径の間座21で支持され、この間座21を支点にして
撓むようになっている。
【0022】次に作動について述べる。
【0023】伸長作動時にはピストン2が図1に於て左
方向に移動し、この時ロッド側油室4の油が伸側メイン
ポート6より伸側減衰バルブ8を押し開いて反ロッド側
油室5に流出し、伸側減衰バルブの撓み特性、又は伸側
メインポート6によるポート特性との合成の伸側減衰力
が発生する。
【0024】圧縮作動時には、ピストン2が図1に於て
右方向に移動し、ピストン速度の低速域において、反ロ
ッド側油室5の油が圧側バイパス16より圧側サブバル
ブ17を押し開いてロッド側油室4に流出し、この圧側
サブバルブ17によるソフトな圧側減衰力が発生する。
圧側バイパス16の内径によりポート特性の減衰力を合
成させることも可能である。
【0025】ピストン速度の中・高速域では圧側メイン
ポート7より圧側減衰バルブ9を押し開いて油が流れ、
この圧側減衰バルブ9によるハードな減衰力を発生させ
ることができる。
【0026】次に図2に示す他の実施の形態に係る油圧
緩衝器について説明する。
【0027】この油圧緩衝器は図1のバルブ構造に加え
てピストンロッドにバイパスたる油通路27を形成し、
この油通路27内にニードルバルブ33とチェックバル
ブ32を設けたものである。
【0028】即ち、この油圧緩衝器は図1のものと同じ
く、シリンダ1内にピストン2を介してピストンロッド
3が移動自在に挿入され、ピストン2はシリンダ1内に
ロッド側油室4と反ロッド側油室5とを区画し、ピスト
ン2には二つの油室4,5を連通する伸側メインポート
6と圧側メインポート7とを形成し、伸側メインポート
6の出口端にリーフバルブからなる伸側減衰バルブ8を
開閉自在に設け、圧側メインポート7の出口端にリーフ
バルブからなる圧側減衰バルブ9を開閉自在に設けてい
る。
【0029】更にピストン2に上記二つの油室4,5を
連通する圧側バイパスポート16を上記圧側メインポー
ト7と並列に設け、当該圧側バイパスポート16の出口
端に圧側サブバルブ17を開閉自在に設けている。
【0030】この実施の形態では、更にピストンロッド
3にロッド側油室4と反ロッド側油室5とを連通する油
通路28を伸側減衰バルブ8と圧側減衰バルブ9とを迂
回して設け、当該油通路27の途中に流路面積を調整す
るニードルバルブ33と、ロッド側油室4から反ロッド
側油室5へのみ油の流れを許容するボール状の弁体から
なるチェックバルブ32とを設けている。
【0031】油通路27は縦方向の通路28と、横方向
の通路29とで構成されている。油通路27内にはパイ
プからなるバルブシート30と中空なバルブ押え31と
が挿入され、バルブシート30には外部からコントロー
ルロッドで移動動操作されるニードルバルブ33が移動
自在に挿入されている。バルブシート30にはバルブ押
え31で支持されたチェックバルブ32が配置されてい
る。ニードルバルブ33は移動してバルブシート30の
出口端、いいかえれば油通路27の開口面積を調整す
る。
【0032】チェック弁32は伸長作動時にロッド側油
室からの高圧油でバルブシート30の端部を開き、圧縮
作動時には反ロッド側油室5の内圧で付勢されて閉じ
る。
【0033】即ち、伸長作動時において、ピストン速度
の低速域ではロッド側油室4の油が横方向通路29−ニ
ードルバルブ33−バルブシート30内より流れてチェ
ックバルブ32を開き、更に縦方向通路28より反ロッ
ド側油室5に流出し、ニードルバルブ33で規制された
流路面積に応じたポート特性のソフトな伸側減衰力を発
生する。ピストンの中・高速域では図1の場合と同じく
伸側減衰バルブ8でハードな減衰力を発生する。
【0034】他方、圧縮作動時には反ロッド側油室5の
内圧でチェックバルブ32が閉じて油通路28からは油
は流れない。そしてピストン2の低速域では図1の場合
と同じく、圧側サブバルブ17でソフトな圧側減衰力を
発生し、ピストンの中・高速域では圧側減衰バルブ9に
よるハードな圧側減衰力を発生する。
【0035】従って、図2の実施の形態ではピストン低
速域での減衰力を伸側と圧側とで独立に設定することが
できる。尚、上記図1,図2の実施の形態では圧側減衰
バルブ9と並列に圧側サブバルブ17を設けているが、
逆に伸側減衰バルブ8と並列に同様の構造からなる伸側
サブバルブを設けても良いことはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【0037】(1) 請求項1の発明によれば、減衰バルブ
を迂回するバイパスポートとバイパスポートを開閉する
サブバルブを設けたので、低速域において伸側又は圧側
のソフトな減衰力をサブバルブで得ることができる。し
かも、バイパスポートとサブバルブは隔壁部材に設けた
だけであるから、部品点数が少なく、構造が簡単であ
り、加工性,組付性が向上し、コストダウンを図れる。
同様にガイドプレートを設けた従来の油圧緩衝器に比べ
て、本発明てはこのガイドプレートを設けておらず、そ
の分、隔壁部材近傍の部品の短縮化が図れ、ピストンの
有効ストロークを多く確保できる。
【0038】(2) 請求項2,3,4の発明によれば、ピ
ストンに圧側バイパスポートと圧側バイパスポートを開
閉する圧側サブバルブを設けたので、圧側作動時のピス
トン低速域で圧側サブバルブによるソフトな圧側減衰力
が得られる。しかも圧側バイパスポートと圧側サブバル
ブはピストンに設けただけであるから、構造が簡単であ
り、加工性,組付性が向上し、コストダウンを図れる。
【0039】(3) 請求項3,4の発明によれば、ピスト
ンロッドに油通路を設け、この油通路内に伸側時のみに
減衰力を発生させるニードルバルブとチェック弁を設け
たので、ピストン低速域において、伸長作動時にはニー
ドルバルブによるソフトな伸側減衰力を発生し、圧縮作
動時には圧側サブバルブによるソフトな圧側減衰力を発
生できる。その結果、伸側時と圧側時における減衰力を
独立して調整でき、互いに他の減衰力発生機構の影響を
受けないですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る油圧緩衝器の一部
拡大縦断正面図である。
【図2】他の実施の形態に係る油圧緩衝器の一部拡大縦
断正面図である。
【図3】従来の油圧緩衝器の一部拡大縦断正面図であ
る。
【図4】他の従来の油圧緩衝器の一部拡大縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストン 3 ピストンロッド 4 ロッド側油室 5 反ロッド側油室 6 伸側メインポート 7 圧側メインポート 8 伸側減衰バルブ 9 圧側減衰バルブ 16 圧側バイパスポート 17 圧側サブバルブ 21 間座 27 油通路 32 チェックバルブ 33 ニードルバルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内に隔壁部材を介して二つの油
    室を区画し、二つの油室は隔壁部材に形成したメインポ
    ートを介して連通し、メインポートの出口端にリーフバ
    ルブからなる減衰バルブを開閉自在に設けている油圧緩
    衝器に於て、隔壁部材に上記二つの油室を連通するバイ
    パスポートを上記メインポートと並列に設け、当該バイ
    パスポートの出口端にサブバルブを開閉自在に設けたこ
    とを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 【請求項2】 シリンダ内にピストンを介してピストン
    ロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリンダ内に
    ロッド側油室と反ロッド側油室とを区画し、ピストンに
    は二つの油室を連通する伸側メインポートと圧側メイン
    ポートとを形成し、伸側メインポートの出口端にリーフ
    バルブからなる伸側減衰バルブを開閉自在に設け、圧側
    メインポートの出口端にリーフバルブからなる圧側減衰
    バルブを開閉自在に設けている油圧緩衝器に於て、ピス
    トンに上記二つの油室を連通する圧側バイパスポートを
    上記圧側メインポートと並列に設け、当該圧側バイパス
    ポートの出口端に圧側サブバルブを開閉自在に設けたこ
    とを特徴とする油圧緩衝器。
  3. 【請求項3】 ピストンロッドにロッド側油室と反ロッ
    ド側油室とを連通する油通路を伸側減衰バルブと圧側減
    衰バルブとを迂回して設け、当該油通路の途中に流路面
    積を調整するニードルバルブと、ロッド側油室から反ロ
    ッド側油室へのみ油の流れを許容するチェックバルブと
    を設けた請求項2の油圧緩衝器。
  4. 【請求項4】 圧側バイパスポートの出口端が圧側メイ
    ンポートの出口端よりピストンの内周側に開口し、更に
    ピストンの一側に順次圧側減衰バルブと間座と圧側減衰
    バルブより小径の圧側サブバルブとを重ねて配設し、圧
    側減衰バルブが圧側メインポートを開閉し、圧側サブバ
    ルブが圧側バイパスポートを開閉する請求項2又は3の
    油圧緩衝器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215220A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Hitachi Automotive Systems Ltd 減衰力調整式緩衝器

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