JP2002173073A - 自転車用操向装置および操向装置の折り畳み方法 - Google Patents

自転車用操向装置および操向装置の折り畳み方法

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JP2002173073A JP2000373093A JP2000373093A JP2002173073A JP 2002173073 A JP2002173073 A JP 2002173073A JP 2000373093 A JP2000373093 A JP 2000373093A JP 2000373093 A JP2000373093 A JP 2000373093A JP 2002173073 A JP2002173073 A JP 2002173073A
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    • B62K21/00Steering devices
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さいスペースでハンドルを折り畳むことが
できるようにすること。 【解決手段】 ハンドルポスト7の下端部71に設けら
れた偏心軸72にボルト76が係合し、ボルト76はヘ
ッドパイプ21に支持されたステムを貫通する。ボルト
76の端部にはナット78が螺着されナット78とステ
ム77との間にはボルト80を枢軸とするストッパ79
が介装される。折り畳み時には、偏心軸72に固着され
たレバー73を回動させてボルト76を偏倚させ、部材
71,77,79,78の緊張を緩和させる。次に、ス
トッパ79を上げてハンドルポスト7をステム77を軸
に左回転させる。90°左回転させてハンドルを車体に
沿わせた後、ボルト76を軸に車体に沿ってハンドルを
略垂直面で回動して下方に移動させ折り畳みを終える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用操向装置
およびその折り畳み方法に関し、特に、ハンドルを支持
するハンドルポストを、車両の幅方向へのはみ出しが大
きくならないよう折り畳むのに好適な自転車用操向装置
およびその折り畳み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電動補助自転車等、自転車の用途が拡大
され、自転車を自家用車両等でリゾートやショッピング
センタ等に運搬し、その運搬先でこれを使用することが
ある。このような場合、自転車を折り畳んで運搬しやす
い状態にできることが望ましい。例えば、特公昭52−
30048号公報には、運搬や格納の利便性を考え、ハ
ンドルポストから上方に突き出したハンドルを車体の前
後方向に沿って折り畳めるようにした自転車が開示され
ている。この自転車においては、ハンドルを、ハンドル
ポストを枢軸として回動させて車体に沿わせた後、ハン
ドルポスト上端の支持部(ラグ)を中心にして旋回さ
せ、折り畳む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
自転車では、ラグからハンドルの最上端までの長さが長
い構造を有する場合、折り畳みの際のハンドル上端部の
軌跡が、車体幅方向に大きくはみ出してしまう。そのた
めに、自転車を折り畳むためのスペースを大きくとるよ
うになり、用途が制限されることがある。
【0004】本発明の目的は、上記従来の課題を解消
し、折り畳みが容易であるとともに、折り畳み時の車体
幅方向へのハンドルのはみ出しを小さくすることができ
る自転車用操向装置およびその折り畳み方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、車幅方向に延在するハンドルと、前記ハ
ンドルを支承するハンドルポストと、前記ハンドルポス
トを回動自在に支承するヘッドパイプとを有する自転車
用操向装置において、前記ハンドルに結合されるハンド
ルポストの第1部分、および該第1部分に対して車体後
方に偏倚した位置で前記ヘッドパイプに支承される第2
部分を折り畳み自在に結合するジョイントを具備し、前
記第1部分が、前記第2部分を枢軸として回動自在であ
り、かつ、前記第2部分の偏倚方向に直角な面で回動自
在であるように前記ジョイントが構成された点に第1の
特徴がある。
【0006】また、本発明は、前記ジョイントが、前記
ハンドルポストの第1部分から前記偏倚方向に延びて前
記第2部分に係合する軸手段と、前記軸手段を前記第2
部分に締め付けることによって前記第1および第2部分
を結合する締結手段とを含んでいる点に第2の特徴があ
る。
【0007】また、本発明は、前記第1部分と第2部分
とは互いの凹凸形状部で係合し、前記軸手段を前記偏倚
方向で移動させることにより前記凹凸形状部での係合お
よび係合解除が行われるよう構成するとともに、前記凹
凸形状部の係合解除状態において前記第1部分の前記2
方向での回動が許容されるよう構成された点に第3の特
徴がある。
【0008】また、本発明は、前記締結手段が、第1部
分に螺挿されるねじ部分および前記第2部分に係合する
ノブを有するボルトによって前記軸手段が形成される点
に第4の特徴があり、前記締結手段が、前記軸手段およ
び前記第1部分を連結する偏心軸を含み、前記偏心軸を
回動させて前記軸手段をその長手方向に移動させること
により前記第1部分および第2部分の結合および結合解
除が行われるよう構成された点に第5の特徴がある。
【0009】また、本発明は、前記軸手段の軸方向での
移動量を制限する制限手段を具備し、前記制限手段を解
除することによって前記凹凸形状部の係合解除が許容さ
れるよう構成された点に第6の特徴がある。
【0010】また、本発明の方法は、車幅方向に延在す
るハンドルを支承するハンドルポストと、前記ハンドル
ポストを回動自在に支承するヘッドパイプとを有し、前
記ハンドルポストが、前記ハンドルに結合される第1部
分、および該第1部分に対して車体後方に偏倚した位置
で前記ヘッドパイプに支承される第2部分からなる自転
車用操向装置の折り畳み方法であって、前記第2部分を
枢軸として前記第1部分を回動させることにより前記ハ
ンドルの延在方向を車体前後方向に沿わせる段階と、前
記第2部分の偏倚方向に直角な面で前記第1部分を回動
させて前記ハンドルを車体の下方に移動させる段階とを
含む点に第7の特徴がある。
【0011】また、本発明の方法は、車幅方向に延在す
るハンドルを支承するハンドルポストと、前記ハンドル
ポストを回動自在に支承するヘッドパイプとを有し、前
記ハンドルポストが、前記ハンドルに結合される第1部
分、および該第1部分に対して車体後方に偏倚した位置
で前記ヘッドパイプに支承される第2部分からなり、さ
らに前記第1部分から前記偏倚方向に延びて前記第2部
分に係合する軸手段と、前記軸手段に形成されるねじ部
分および該ねじ部分を前記第2部分に螺挿して前記第1
および第2部分を結合する締結手段と、前記軸手段の軸
方向での移動量を制限する制限手段とを有する自転車用
操向装置の折り畳み方法において、前記ナットを緩めて
前記制限手段を解除し、前記軸手段を移動させることに
より前記第1部分および第2部分の係合を解除する段階
と、前記第2部分を枢軸として前記第1部分を回動させ
ることにより前記ハンドルの延在方向を車体前後方向に
沿わせる段階と、前記第2部分の偏倚方向に直角な面で
前記第1部分を回動させて前記ハンドルを車体の下方に
移動させる段階とを含む点に第8の特徴がある。
【0012】さらに、本発明の方法は、車幅方向に延在
するハンドルを支承するハンドルポストと、前記ハンド
ルポストを回動自在に支承するヘッドパイプとを有し、
前記ハンドルポストが、前記ハンドルに結合される第1
部分、および該第1部分に対して車体後方に偏倚した位
置で前記ヘッドパイプに支承される第2部分からなり、
さらに前記ハンドルポストの第1部分から前記偏倚方向
に延びて前記第2部分に係合する軸手段と、前記軸手段
および前記第1部分を連結する偏心軸を含み、前記偏心
軸を回動させて前記軸手段をその長手方向に移動させる
ことにより前記第1部分および第2部分の結合および結
合解除が行われるよう構成された締結手段と、前記軸手
段の軸方向での移動量を制限する制限手段とを有する自
転車用操向装置の折り畳み方法において、前記偏心軸を
回動して前記締結手段による締め付けを解除する段階
と、前記制限手段を解除して前記軸手段を移動させるこ
とにより前記第1部分および第2部分の係合を解除する
段階と、前記第2部分を枢軸として前記第1部分を回動
させることにより前記ハンドルの延在方向を車体前後方
向に沿わせる段階と、前記第2部分の偏倚方向に直角な
面で前記第1部分を回動させて前記ハンドルを車体の下
方に移動させる段階とを含む点に第9の特徴がある。
【0013】上記特徴によれば、ハンドルが車両の幅方
向にオフセットするよう、ハンドルポストの第1部分
を、第2部分を枢軸として回動させられる。そして、そ
のオフセットされた位置で車体に沿ってハンドルポスト
を回動させることにより、ハンドルが車体の下方に移動
され、ハンドルを含む操向装置の折り畳みが行われる。
特に、第5および第9の特徴によれば、偏心軸を回動さ
せるだけで、第1部分と第2部分との締め付けが緩めら
れ、ハンドルポストの回動が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る操向装置を含む電動補助自転車の側面図である。電動
補助自転車の車体フレーム2は、車体前方に位置するヘ
ッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から略水平後方に
延びたパイプ状の前フレーム22と、前フレーム22の
後端に連結された後フレーム23とを備える。後フレー
ム23は左右一対のアルミニュームのダイキャスト製品
からなる分割フレームである。この分割フレームは車体
前方寄りに結合部231を有する二叉状の構造体をな
し、結合部231には、そこから斜め後上方に延びてシ
ートポスト3を保持するためのボス232が形成され
る。
【0015】ボス232には締め代が設けられており、
クランパ233を締めることにより、シートポスト3は
ボス232で確実に保持される。クランパ233を緩め
ることにより、シートポスト3はボス232に対して上
下方向に摺動可能となり、シートポスト3の上端に装着
されるシート4の高さを調節することができる。また、
シートポスト3をボス232から引き抜いて完全に分離
することができる。さらに、シート4とシートポスト3
との結合にもシートポスト3とボス232との結合構造
が採用されており、シート4とシートポスト3とが容易
に結合・分離できる。
【0016】ヘッドパイプ21には、上部に形成された
軸部を介してフロントフォーク5が回動自在に保持され
る。フロントフォーク5の上部に形成された軸部の上端
にはジョイント6を介してハンドルポスト7が結合さ
れ、ハンドルポスト7の上部には操向装置の一部として
のハンドル8が結合される。ジョイント6はノブ61の
操作によって緩めることができ、この操作により、ジョ
イント6を中心にハンドルポスト7を折り畳むことがで
きる。この折り畳みの態様およびジョイント6の詳細は
後述する。フロントフォーク5の下端には前輪WFが回
転自在に軸支される。操向ハンドル8のブレーキレバー
81から下方に延びるワイヤ82の先端は前輪WFに設
けられたフロントブレーキ9に結合される。
【0017】後フレーム23は、前フレーム22に対し
てヒンジ24およびヒンジ24の反対側つまり車体左側
に設けられるロック装置で連結される。このロック装置
のロックを解除することにより、ヒンジ24を枢軸にし
て車体を折り畳むことができるし、さらにヒンジ24の
結合を解除することにより、前フレーム22および後フ
レーム23を互いに分離することもできる。ロック装置
およびヒンジ24の詳細は後述する。
【0018】後フレーム23の側面視外観は、車体前方
寄りの部分が幅広で、後方に向かって幅が狭まった形状
である。左右一対の後フレーム23の後端間には、駆動
輪としての後輪WRが軸支される。ハンドル8の左部分
からワイヤ83が車体後部に延長される。ワイヤ83は
2本からなり、1本は、後フレーム23上に設けられた
リヤブレーキ10に結合されるリヤブレーキワイヤ83
2であり、他の1本は、後フレーム23の後端部近傍に
設けられた変速機85に結合される変速機ワイヤ831
である。ワイヤ83は、後方に延長される途中、バンド
84,84によって前フレーム22の下部に固縛され
る。
【0019】後フレーム23内では、リヤブレーキワイ
ヤ832は車体の左側に、変速機ワイヤ831は同右側
に振り分けられる。左右に振り分けられたリヤブレーキ
ワイヤ832および変速機ワイヤ831は、後フレーム
23内を後方に延びる。
【0020】後フレーム23の幅広部分つまり前方寄り
の下部には、前記シートポスト3の延長線上よりも後方
に配置された電動補助ユニット(アシストユニット)1
が懸架される。アシストユニット1は、後フレーム23
の左右分割部分の締結用のボルト25とボルト27とに
よって後フレーム23の組み付け時に共締めにより固定
される。アシストユニット1はその最下部に配された踏
力補助用の電動モータMと、モータMの上前方に配され
たクランク軸11とを有する。クランク軸11の左右端
にはそれぞれクランク12が固定され、クランク12の
先端にはペダル13が設けられる。ペダル13は車体の
左右方向に水平に延びた状態で使用されるが、ペダル1
3とクランク12との連結部にヒンジを採用し、不使用
時にはクランク12に沿うよう折り畳み可能に構成する
ことができる。
【0021】ペダル13から入力される踏力、および踏
力に応じてこの踏力を軽減させるようモータMによって
発生される補助力はアシストユニット1内の歯車を含む
伝達装置を介して合力され、その出力はスプロケットカ
バー14で覆われている図示しない駆動スプロケット
(図4に符号33で示す)の回転として取り出される。
駆動スプロケットの回転を後輪WRに伝達するチェーン
15が設けられる。なお、前輪WFおよび後輪WRの径
はともに16インチである。
【0022】後フレーム23の前記幅広部分および前記
結合部231、ならびに左右一対の後フレーム23を後
部で互いに結合するボルト25(またはボルトを支持す
るボス)で囲繞された空間には、前記電動モータMおよ
びその他の電装部の電源となるバッテリを収容するバッ
テリボックス16が装着される。左右に分割された後フ
レーム23の部分を互いに結合するためには、前記ボル
ト25,27の他、前フレーム22との連結部近傍に配
置されるボルト26が使用される。
【0023】図2は後フレーム23の車体左前方から見
た斜視図であり、図3は同平面図である。両図におい
て、後フレーム23は左部分23Lと右部分23Rとか
らなり前記ボルト25,27が挿通可能な、ボス25B
L,25BR,27BL,27BRが設けられる。締め
付け部26にもノックピンを支持するボスが形成される
が、図2,図3では図示されていない。ボス25BL,
25BR間、ならびにボス27BL,27BR間には前
記アシストユニット1の上端に形成されるハンガー部7
0b(図4も参照)が挟まれるように配され、後フレー
ムの23の左部分23Lと右部分23Rと共締めされて
取り付けられる。
【0024】後フレーム23の上面にはバッテリボック
ス16を取り付けるための座234、235、236、
ならびにリヤブレーキ10を取り付けるための座237
L,237Rが形成される。また、後フレーム23上面
の、前記シートポスト用のボス232の前部には、アシ
ストユニット1等にバッテリから電流を供給するための
電源スイッチを取付ける取付座238が形成される。
【0025】座238には、鍵Kで操作される電源スイ
ッチ50が装着される。バッテリボックス16は座23
4,235,236に支持され、後フレーム23の左部
分23Lと右部分23Rとの間に収容される。
【0026】さらに、後フレーム23の前端つまり前フ
レーム22との合わせ面にはヒンジ24の一方の部分で
あるボス241、およびロック装置のピン(図示せず)
を回動自在に支持するボス28が形成される。ボス24
1には枢軸ピン242が差し込まれ、その先端にワッシ
ャ243と止め輪244が装着される。ヒンジの一部を
構成する前フレーム22側のフック(後述する)がこの
ピン242に係合する。
【0027】図4は、後フレーム23とバッテリボック
ス16およびアシストユニット1との取付位置関係を示
す要部側面図である。図4において、アシストユニット
1のケース本体70の周囲には、アシストユニット1を
後フレーム23に連結するためのハンガー70a,70
bが形成される。ハンガー70a、70bの先端にはそ
れぞれボスが形成され、これらのボスには、ボルト2
5,27がそれぞれ貫通する。これらのボルト25,2
7はさらに後フレ−ム23のボス25BLなどを貫通し
てハンガー70a、70bを後フレーム23に締結し、
これによりアシストユニット1が後フレーム23に懸架
される。
【0028】このように、後フレーム23に対するアシ
ストユニット1の固定部と、後フレーム23の左右分割
部分同士の締結部とを、1カ所に統合して設けるように
したので、部品点数を低減できるとともに、これら固定
部と締結部とを設けるスペースも小さくでき、この部分
での後フレーム23のサイズ縮小を図ることができる。
【0029】クランク軸11には図示しないワンウェイ
クラッチを介して踏力入力ギヤ30が結合されており、
この踏力入力ギヤ30は合成ギヤ31の小ギヤ31aに
噛み合う。一方、モータMのピニオン29には補助動力
ギヤ(アシストギヤ)32の大ギヤ32aが噛み合うよ
うに設けられ、この大ギヤ32aと一体に回転する小ギ
ヤ32bは前記合成ギヤ31の大ギヤ31bに噛み合
う。また、合成ギヤ31の大ギヤ31bは駆動スプロケ
ット33の軸に固定された出力ギヤ34に噛み合う。ア
シストユニット1のケース本体70やアシストギヤ32
は軽量化のため樹脂成型品によって製作されるのが望ま
しいし、静粛性等の観点からヘリカルギヤとするのがよ
い。
【0030】後フレーム23の後端には後輪WRを支持
する車軸331が設けられ、この車軸331には、図示
しないワンウェイクラッチを介して従動スプロケット3
32が結合される。駆動スプロケット33および従動ス
プロケット332間には前記チェーン15が張設され
る。
【0031】このように、モータMの回転はピニオン2
9とアシストギヤ32とを介して合成ギヤ31に伝達さ
れ、クランク軸11から入力される踏力は踏力入力ギヤ
を介して合成ギヤ31に伝達される。そして、踏力と補
助動力とは合成ギヤ31で合力されて駆動スプロケット
33に伝達され、さらに従動スプロケット332を介し
て後輪WRに伝達される。ケース70内の前部に配置さ
れるコントローラ37は、図示しない踏力検出手段から
入力される踏力値に基づいて、モータMの回転を制御す
る。
【0032】本体ケース70の後方下部には、アルミニ
ュームの成型品からなるメインスタンド35を回動自在
に支持する枢軸36が取り付けられる。また、本体ケー
ス70の下端に設けられた突起70cは前フレーム22
と後フレーム23とを分離させたときに、後フレーム2
3を含む自転車の後部分を自立させるための脚部であ
り、地面に置いたときは、この突起70cと後輪WRと
で、地面に自立できる。
【0033】後フレーム23の前端に設けられたボス2
8,28にはロックレバー38を有するロックピン39
が挿通される。このロックピン39を中心として回動可
能にボルト391が設けられ、ボルト391にはナット
3が螺着される。ボルト391は前フレーム22から張
出すように形成された係合部40の溝(詳細な形状は図
9〜図12参照)に通され、ナット392の一面がこの
係合部40に当接して締付け面を形成する。
【0034】ボルト391が装着されるロックピン39
の中央部分はボス28の孔に対して偏心しており、ロッ
クレバー38を回動させることにより、前記ナット39
2と係合部40との当接強さが調節される。ナット39
2の締付け面と係合部40との当接強さの最大値はナッ
ト392の回動量により決定できる。図示のようにロッ
クレバー38が後フレーム23に沿う位置に回動された
状態では、ナット392と係合部40とは強く接触し
て、前フレーム22と後フレ−ム23とが強く結合され
る。
【0035】一方、ロックレバー38を後フレーム23
から離れる方向つまり車体に直交する方向に向かって回
動させると、ナット392は前記ロックピン39の偏心
形状によりその偏心量に応じた距離だけ係合部40から
離れる方向(車体前方)に偏倚して、ナット392と係
合部40との当接強さが弱まる。当接強さを弱めたとこ
ろでロックピン39を軸にしてボルト391を回動させ
ると、ナット392と係合部40との係合を解除でき、
前フレーム22と後フレーム23とをヒンジ24を中心
に折り畳むことができる。
【0036】図5はバッテリの構造を示す要部破断斜視
図である。同図において、バッテリ41は、収縮フィル
ムのパッケージ410で包まれたバッテリ本体(例え
ば、ニッケル水素電池セルを20本俵積みしたもの)4
11と、バッテリ本体411を収納する2分割された樹
脂成型品のケース412とからなる。ケース412には
複数のLEDを点灯してその点灯数でバッテリ残量を表
示するインジケータ42と、充電のためのコネクタ43
と、ヒューズ44とが設けられる。また、持ち運びやバ
ッテリボックス16への脱着のための取手46がケース
412に回動自在に取り付けられる。ケース412の底
部にはバッテリ本体411と接続される端子47,47
が設けられる。
【0037】図6はバッテリボックス16の外観を示す
斜視図、図7は側面断面図、図8は後フレーム23内に
収容されたバッテリボックス16を示す図4のA−A位
置での断面図である。これらの図において、バッテリボ
ックス16は前記座234,235,236によって支
持され、長手方向が車体前後方向と一致するよう配置さ
れて後フレーム23の左部分23Lと右部分23Rとの
間に収容される。バッテリボックス16はバッテリ41
を上方から着脱可能なように上部が開放されたボックス
本体161と、この開放上部を覆う蓋162とからな
る。蓋162は車体の側方向に旋回開放できるよう、ヒ
ンジ163を用いてボックス本体161に回動自在に取
り付けられる。図8の二点鎖線は蓋162を開いた状態
を示す。長手方向が車体前後方向と一致するようボック
ス本体161を配置することにより、長手方向を略垂直
にして配置するのと比べて開放上部の間口が広くなるの
で、バッテリ41の着脱操作が容易になる。
【0038】蓋162にはインジケータ42を見通せる
ように窓48が設けられるほか、鍵装置54が設けられ
る。この鍵装置54は鍵(電源スイッチを操作する鍵と
共用できるのがよい)を回して出し入れできる爪541
を有していて、この爪541がボックス本体161上端
に係合して施錠される。
【0039】ボックス本体161にはバッテリ41が収
納され、ボックス本体161の底部には端子ボックス1
64が形成される。端子ボックス164にはバッテリ4
1側の端子47,47と結合される端子49,49が収
容される。端子49,49は図示しないケーブルで前記
コントローラ37に接続される。ボックス本体161の
上部には、蓋162の縁に形成された切欠から側方に突
出するようにU型部材46が設けられている。このU型
部材46はロックレバー38を前記後フレーム23に沿
う位置で保持するための受け具として使用される。
【0040】ボックス本体161の、車体後方寄りには
バッテリ41をバッテリボックス16内に保持するため
のロックアーム51が設けられる。ロックアーム51は
車体前後方向に傾動できるようピン52を使用してボッ
クス本体161に枢支される。ロックアーム51を設置
した部分ではボックス本体161は二重になっていて、
この二重壁の中にロックアーム51が収容される。ロッ
クアーム51はピン52から上方に延び、その先端は二
重壁部分の内側壁からボックス本体161の内側に臨
む。ロックアーム51はバッテリ41側に突出した先端
がバッテリ41のケース412の凹部RSに嵌まるよう
位置および形状が設定される。
【0041】蓋162の、車体後方寄りの縁には垂下片
53が装着または一体に形成される。この垂下片53
は、蓋162を閉じた状態でロックアーム51の背(車
体後方寄りの面)と前記二重壁の外側壁との間に差し込
まれ、前記背に押圧力を作用させるよう、また蓋162
を開いた状態ではロックアーム51が前記外側壁方向に
傾動できるスペースを空けるよう位置および形状が設定
される。
【0042】図8において、バッテリボックス16の下
部を通して設置される前記ワイヤ831,832のう
ち、変速機ワイヤ831は後フレーム23の右部分23
Rに沿って後フレーム23で囲まれた空間内で後方に延
び、リヤブレーキワイヤ832は途中から後フレーム2
3の左部分23L寄りに偏倚し、この左部分23Lに沿
って後方に延びる。
【0043】次に、前フレーム22と後フレーム23と
を連結する前記ヒンジ24を詳細に説明する。図9はヒ
ンジ24を含む前フレーム22の後端部の平面断面図、
図10は同正面図(車体後方から見た図)である。な
お、この後端部は前フレーム22を構成するパイプ状部
品に溶接で一体化される後端部品(以下、「エンドブロ
ック」という)で構成できる。両図において、エンドブ
ロック45には、フック451が形成され、このフック
451は後フレーム23に設けられる前記ボス241,
241間に嵌まって、前記枢軸ピン242と係合できる
よう、寸法と位置とが設定される。
【0044】U字状に形成されたフック451の開口部
分(切欠部)を塞ぐようにロックプレート452が設け
られる。ロックプレート452はエンドブロック45に
対してピン453で枢軸支持される。さらに、エンドブ
ロック45には、スプリングピン454によって枢軸支
持された操作レバー455が設けられる。操作レバー4
55は指を押し当てる操作部455aと、フック455
bとを有する。操作レバー455は引張りバネ456に
よってロックプレート452と連結され、フック455
bはロックプレート452に形成された切欠窓452a
からロックプレート452の表側つまり後フレーム23
側に臨み、この切欠窓452aの枠に係合している。こ
のフック455bがロックプレート452に係合してい
ることにより、引張りバネ456が作用しているにもか
かわらずロックプレート452の、矢印R方向への回動
が規制されている。操作レバー455は前記枢軸支持部
分近傍でエンドブロック45に当接する接触部455c
を有していて、操作レバー455の図示位置から矢印R
R方向への回動が禁止されている。
【0045】この構成により、フック451の開口部分
がロックプレート452の先端部分で塞がれているの
で、フック451に係合している枢軸ピン242は、フ
ック451から脱出することができない。したがって、
前記ロックレバー38で操作されるロック装置を解除し
たとしても車体フレーム(前フレームと後フレームとか
らなる)は枢軸ピン242を中心に折り畳み可能になる
だけである。
【0046】この車体フレームを、折り畳んだ後さらに
前フレーム22と後フレーム23とに分離するために
は、操作レバー455の操作部455aをエンドブロッ
ク45の奥(矢印RF方向)へ押し込む。そうすると、
操作レバー455はピン454を中心に回動し、ロック
プレート452はピン453を中心に回動してフック4
51の開口部分は開放される。したがって、枢軸ピン2
42はフック451から脱出できるようになり、車体フ
レームは前フレーム22および後フレーム23の連結部
分で完全に分離できる。
【0047】操作レバー455とロックプレート452
とを回動させた結果、操作レバー455のフック455
bとロックプレート452との係合が解除され、操作レ
バー455の押圧を停止したあとも、前記開口部分の開
放状態は維持される。そのために、操作レバー455の
押圧操作と車体フレームの分離作業とを段階的に、それ
ぞれ両手を使って容易に実施できる。
【0048】分離された車体フレームを再び一体に組み
立てる場合は、枢軸ピン242をフック451に引っ掛
けた後、ロックプレート452をフック451側に押し
込んで、操作レバー455のフック456bとロックプ
レート452とを係合させる。この操作によってフック
451の開口部分は塞がれる。続いて、前フレーム22
と後フレーム23との接合面を対向させ、図4に示した
ロック装置のナット392を係合部40に引っ掛け、ロ
ックレバー38を後フレーム23に沿う方向に回動させ
てロックする。
【0049】次に、前記ヒンジ24の変形例を説明す
る。図11はヒンジ24の変型例に係る前フレーム22
の後端部の平面断面図、図12は同正面図であり、図
9,図10と同符号は同一または同等部分を示す。図に
おいて、後フレーム23側に固定される枢軸ピン242
はフック451に係合していて、この枢軸ピン242が
脱出できないよう、フック451の開口部分(切欠部)
を塞ぐ位置にロックプレート457が設けられる。ロッ
クプレート457は指を引掛けられるよう形成された操
作部457aと前記切欠部を塞ぐロック部457bとを
有し、ピン453を使用してエンドブロック45に枢軸
支持される。ロックプレート457には、前記操作部4
57aをエンドブロック45に近付ける方向に、換言す
れば前記ロック部457bをエンドブロック45から離
す方向に力が作用するようにバネ(ネジリコイルバネ)
458が係合している。但し、ロック部457bの後端
つまり操作部457a側の端部452cがエンドブロッ
ク45の端面に当接するため、ロックプレート457
は、ロック部457bが前記切欠部に対向する位置以上
には、エンドブロック45から遠ざかる方向に回動され
ない。
【0050】一方、ロック部457bがエンドブロック
45に近付く方向(矢印RA)に回動できるよう、エン
ドブロック45には逃げ部(凹部)459が形成されて
いる。この逃げ部459はロック部457bがエンドブ
ロック45側に逃げてフック451の切欠部が開放され
るように深さが設定される。
【0051】この構成により、ロックプレート457が
バネ458で付勢されフック451の開口部分がロック
部457bで塞がれているので、枢軸ピン242はフッ
ク451から脱出することができない。したがって、前
記ロックレバー38で操作されるロック装置を解除した
だけでは車体フレームは枢軸ピン242を中心に折り畳
み可能になるだけである。
【0052】この車体フレームを、折り畳んだ後さらに
前フレーム22と後フレーム23とに分離するために
は、ロックプレート457の操作部457aに指を引掛
けてエンドブロック45から離す方向(矢印RR方向)
へ引っ張る。そうすると、ロック部457bは逃げ部4
59内に退避してフック451の開口部分は開放され
る。したがって、枢軸ピン242はフック451から脱
出できるようになり、車体フレームは前フレーム22お
よび後フレーム23の連結部分で完全に分離できる。
【0053】分離された車体フレームを再び一体に組み
立てる場合は、枢軸ピン242をロック部457bに押
し付けてロック部457bを逃げ部459内に退避させ
る。枢軸ピン242がフック451に収まったならば、
ロック部457bに対する枢軸ピン242の押圧力は解
除される。その結果、バネ453の付勢力によってロッ
ク部457bは矢印RAと反対側に回動してフック45
1の開口部分は塞がれる。
【0054】エンドブロック45の、後フレーム23と
の対向面には、係合部40の溝に隣接して突部40aが
形成される。この突部40aは後フレーム23の前部に
設けられたボス28間の車体右側壁に係合する位置に設
けられる。この突部40aはエンドブロック45が車体
右側へずれるのを防止して、ロックプレート457に不
具合が生じたとき(アンチロック状態)であっても枢軸
ピン242がフック451から外れないよう作用する。
【0055】なお、上記ヒンジ24の実施形態では、枢
軸ピン242を後フレーム23側に設け、該枢軸ピン2
42が係合するフック451や、ロックプレート45
2,457および操作レバー455等からなるロック装
置を前フレーム22側に設けた。しかし、これを逆にし
て、枢軸ピン242を前フレーム22側に設け、ロック
プレート452等を後フレーム23側に設けてもよい。
【0056】次に、フロントフォーク5にハンドルポス
ト7を結合するジョイント6を詳細に説明する。図13
はジョイント6の平面断面図、図14は要部斜視図であ
る。フロントフォーク5の頂部に設けられたジョイント
ブロック62にはノブ61のシャフト63が水平に貫通
可能な孔62aと孔62aに直交する孔62bが形成さ
れる。孔62a,孔62bはシャフト63がジョイント
ブロック62内の水平面内で回動可能なように切欠溝6
2c,62dを有する。
【0057】シャフト63の先端に形成されたおねじ6
3aはハンドルポスト7の下端に形成されためねじ7a
に螺入される。ハンドルポスト7の下端にはジョイント
ブロック62の端面に嵌合するハブ7bと、ジョイント
ブロック62の端面に形成された凹部62eに係合して
ジョイントブロック62に対する方向を規定する凸部7
cとが形成される。切欠溝62cの終端部の周りにはハ
ンドルポスト7の前記ハブ7bが嵌合し、凸部7cが係
合する縦溝を有する突起部62fが形成される。また、
ジョイントブロック62の車体後方側端部には、ピン6
4で回動自在に支持されたストッパ55が設けられる。
【0058】ハンドルポスト7の折り畳み操作を説明す
る。図15は折り畳み手順を示すジョイント6の斜視図
である。同図(a)は電動補助自転車使用時のジョイン
ト6を示す。この状態ではハンドルポスト7は垂直上方
に起立し、ハンドルポスト7の下端はジョイントブロッ
ク62に嵌合している。ハンドルポスト7を折り畳むた
めには、まず、ノブ61を回動して締付けを緩める。
【0059】続いて、図15(b)に示すようにストッ
パ55をピン64を中心にして上方に開き、ノブ61を
車体前方に付勢する。ストッパ55を開くことにより、
図15(c)にノブ61側から見た図を示すように、ノ
ブ61とジョイントブロック62との間に大きいスペー
スが生じ、ノブ61は車体前方に変位可能となる。ノブ
61が車体前方に変位させることにより、ハンドルポス
ト7の凸部7cがジョイントブロック62の凹部62e
から外れる(図15(b)参照)。その結果、シャフト
63は平面視で反時計方向(車体進行方向に向かって左
方向)に回動可能になる。図15(d)はシャフト63
を90°回動させた状態を示す図である。
【0060】前記ジョイント6の変形例を説明する。図
16は変形例に係るジョイント6を含むハンドルポスト
の要部横断面図であり、図17は同縦断面図である。両
図において、ハンドルポスト(第1部分)7の下端部7
1には、この下端部71で両端部が支持され、中央部が
この両端部に対して偏心しているロック用の軸72(偏
心軸)が水平方向に貫通している。軸72の、突出した
一端には軸72を回動させるレバー73が結合される。
軸72の他端にはワッシャ74を介して止め輪75が取
り付けられ、軸72がハンドルポスト7の下端部71か
ら脱出するのを防止している。
【0061】また、ハンドルポスト7には、前記軸72
に直交する方向に延びたボルト(軸手段)76が貫通
し、このボルト76の一端は、軸72の中央部分つまり
偏心部分に回動自在に係合している。さらに、ボルト7
6は、ヘッドパイプ21に嵌合するハンドルポストの第
2部分としてのステム77を貫通する。ステム77を貫
通したボルト76の突出部には、ナット(ダブルナッ
ト)78が螺着される。ナット78には樹脂材料のキャ
ップ78aが被せられる。ナット78とステム77との
間には、ステム77に立設されたボルト80に回動自在
に支持されたストッパ(制限手段)79が介挿される。
ストッパ79は、ボルト90の周りに設けられたコイル
ばね91によって常時ボルト76と係合する方向へ付勢
される。
【0062】ステム77の頭部つまり上部には、ボルト
76が水平方向で矢印R方向に予定角度回動できるよ
う、前記切欠溝62c,62dに相当する溝が設けられ
る。詳細は後述する。ステム77の長手方向に延びるボ
ルト92が設けられ、ボルト92の、ステム77から突
出した先端部にはナット93が螺着される。ステム77
の頂部にはキャップ77aが被せられる。
【0063】ハンドルポスト7の下端部およびステム7
7の互いの当接面は凹凸形状をなし、常用時には互いの
係合が維持される。レバー73は、図示のように約90
°回動でき、この回動によって、軸72の偏心部分に対
するボルト76の係合位置が変化し、ハンドルポスト7
の下端部71とステム77との係合強さが変化する。レ
バー73をハンドルポスト7に沿わせたときに係合強さ
が最大となるよう位置関係は設定される。
【0064】図18は、ステム77の正面図(車体前方
からの図)、図19は左側面図、図20は右断面図であ
る。図に示すように、ステム77の頭部には、前記ボル
ト76が貫通する空隙95が設けられる。この空隙95
は、平面視で反時計方向つまりR方向(図16参照)
に、ボルト76を常用時から少なくとも90°回動させ
られるよう拡張された溝ないし切り欠き95a,95b
を含む。この構造によって、ボルト76は、常用位置つ
まり車両進行方向に延びた位置から車両進行方法に直交
する方向へ、またその反対へ回動自在である。なお、ス
テム77から車体後方位置には、前記ストッパ79の回
動限界を規定する突起97が形成される。
【0065】次に、変形例に係るジョイント6からハン
ドルポスト7を折り畳む操作の手順を説明する。図21
は使用状態におけるジョイント6の斜視図である。同図
のように、常用位置では、ステム77を貫通するボルト
76の軸方向は車両の進行方向と一致し、前輪WFの面
と平行である。そして、レバー73はハンドルポスト7
に沿って立っており、ハンドルポスト7の下端部71の
凸部71aとステム77の凹凸部77bとは強く当接し
て係合している。したがって、ハンドル8の操作による
ハンドルポスト7の回動は確実にフロントフォーク5を
介して前輪WFに伝達され操向が制御される。
【0066】この常用状態から、ハンドルポスト7を折
り畳む。図22〜図25はハンドルポスト7の折り曲げ
手順を示す自転車の要部斜視図である。まず、図22に
おいて、レバー73は、ハンドルポスト7に沿った位置
からほぼ水平に倒される。この位置にレバー73が回動
されると、下端部71とステム77頭部との係合が緩
む。そうすると、ナット78およびステム77間のスト
ッパ79の回動(持ち上げ)を規制している力も緩むの
で、ストッパ79は持ち上げ可能になる。
【0067】図22では、ストッパ79をボルト80を
枢軸にして回動させ、その結果生じた間隙を詰めるよう
に、ボルト76を偏倚させている。こうして、ハンドル
ポスト7の下端部71とステム77の係合は解除され
る。なお、レバー73の先端を保持するため、ハンドル
ポスト7にホルダ96が取り付けられる。
【0068】続いて図23では、ボルト76を溝95
a,95bに沿って矢印R方向に回動させ、ハンドルポ
スト7を車体左側に振り始めている。そして、図24で
は、ハンドルポスト7を車体左側にほぼ90°振り終え
ている。符号8Rは、ハンドル8の左グリップであり、
左グリップ8Rの近傍にブレーキレバー81が装着され
ている。最後に、図25では、ハンドルポスト7を車体
左側に振り終え、ボルト76を中心にハンドルポスト7
をほぼ180°折り曲げている。
【0069】図26は、ハンドルポスト7を折り畳んだ
ときの車両の側面図である。この図のようにハンドルポ
スト7を折り畳むことによって、ハンドル8は、ほぼ前
輪WFに沿うように移動される。
【0070】前輪WFに沿うように、ボルト76を中心
にハンドル8を回動させたとき、ハンドルポスト7と、
前輪WFの中心から車幅方向に突出している車軸とが干
渉する場合がある。このような場合を想定して、ハンド
ルポスト7を折り曲げたときに前記車軸の突出部分を回
避できるようにするのが好ましい。図27は、図20の
D−D断面図である。この図のように、前記溝95a,
95bのうち、ハンドルポスト7を車体左側に振り終え
た位置でボルト76が倒れることのできるよう、図24
および図25の状態でボルト76が当接する面に面取り
部Cu,Cdを形成し、この部分でボルト76と溝95
a,95bとの間にクリアランスが生じるようにしてい
る。この面取り部Cu,Cdは、図19,図20にも示
している。このように、ボルト76を傾けることによ
り、車幅方向へ出っ張っている前輪WFの車軸を回避し
た状態でハンドルポスト7を折り畳みむことができる。
以上は、折り畳みの手順であるが、組み立てに際して
は、この逆の手順を取ることはいうまでもない。
【0071】上述のようにして分離させた車体を運搬す
る例を説明する。図28は4輪自動車(ここでは、ワゴ
ン型車またはRV車を想定する)の後部から出し入れ自
在に設けられるトレイを、収納された電動補助自転車と
ともに示す平面図、図29は同自動車前方からの斜視図
である。両図において、前フレーム56は自動車WGN
内の後部座席57下方に固定され、自動車WGN内での
トレイ58の前方位置の限界を規定する。上フレーム5
9は前記前フレーム56の後方で自動車内WGNに固定
され、上部に棚板(図示せず)を支持する。好ましくは
樹脂材料からなるトレイ58は、前記前フレーム56と
上フレーム59とで囲まれたスペースに、図示しないレ
ールで案内されて自動車前後方向に摺動自在に配置され
る。上フレーム59には、その左側にバッテリ41の充
電器60が保持される。
【0072】図28,図29を参照して搬送のため電動
補助自転車を自動車に搭載する手順を説明する。電動自
転車を搭載しやすいようにトレイ58を自動車後方寄り
に引く出しておく。そうしておいて、まず、バッテリボ
ックス16の蓋162を開いてバッテリ41を電動自転
車から取り外し、トレイ58の前中央に収納する。次
に、クランパ233を緩めてシートポスト3を後フレー
ム23から引き抜き、さらにシートポスト3とシート4
とを分離する。シート4はバッテリ41の右横に、シー
トポスト3はトレイ58の右隅にそれぞれ収納する。
【0073】続いて、車体フレームを分離する。この分
離に先立ち、前記ジョイント6のノブ61を操作してハ
ンドルポスト7をジョイント6から折り畳む。そして、
ロックレバー38を操作し、前フレーム22と後フレー
ム23の連結部のロックを解除して車体フレームを枢軸
ピン242を中心に折り畳む。そうしておいて、前記操
作レバー455(図9の例)を押したり、ロックプレー
ト457(図11の例)を引いたりして枢軸ピン242
を前フレーム22のフック451から脱出させ、車体フ
レームを分離する。前フレーム22、ハンドルポスト
7、ハンドル8、フロントフォーク5、および前輪WF
は、一体的にトレイ58の左側に寄せて収納する。一
方、後フレーム23、アシストユニット1、および後輪
WRは、ペダル13を折り畳んだ後、一体的にトレイ5
8の右側によせて収納する。
【0074】図30は自動車WGNの後部斜視図、図3
1は同要部断面図である。図30に示すように、トレイ
58を引き出した状態では、電動補助自転車はそのほと
んどが全体が棚板65で覆われた範囲から自動車後方に
脱出しており、ユーザは棚板65で邪魔されることなく
容易に電動自動車を自動車から上げ下ろしできる。
【0075】また、自動車WGNの内側側壁にはAC1
00ボルトのコンセント66が設けられる。図31に示
すように、棚板65の裏側に装着された充電器60には
コード67を通じてコンセント66から電源を供給さ
れ、さらに充電器60で整流された所定電圧の直流はコ
ード68を通じてバッテリ41に供給される。なお、コ
ード68とバッテリ41とはコネクタ43を通じて接続
される。
【0076】このように、ACコンセント66を利用す
ることにより、例えば、リゾート等の目的地に向かうま
での時間を有効に使い、自動車WGNのエンジンで駆動
される発電機でバッテリ41に充電することができる。
【0077】以上、本発明を適用した電動補助自転車に
ついて説明したが、本発明は電動補助自転車に限らず、
ハンドルポストからハンドル部分を折り畳む要請がある
自転車一般に広く適用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、請求項
1〜9の発明によれば、車体の側面に沿うようなオフセ
ット量で、ヘッドパイプを中心にハンドルを旋回させる
ことができ、車体の側面に沿った面内でハンドルおよび
ハンドルを支持するハンドルパイプの部分を回動させら
れる。したがって、車体幅方向に大きいスペースを有す
ることなく、折り畳み部から上端までの高さが高い操向
装置を折り畳むことができる。その結果、自転車の分解
を簡易に行うことができ、リゾート等への自転車の運搬
や、使用の煩雑さが緩和される。特に、請求項5および
請求項9の発明では、偏心軸を回動させることによりハ
ンドルポストの折り畳みを容易に開始できるので操作性
が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電動補助自転車の
側面図である。
【図2】 後フレームを左前方から見た斜視図である。
【図3】 後フレームの平面図である。
【図4】 アシストユニット周辺の要部側面図である。
【図5】 バッテリの構造を示す断面斜視図である。
【図6】 バッテリボックスの斜視図である。
【図7】 バッテリボックスの断面側面図である。
【図8】 図4のA−A断面図である。
【図9】 前フレームに設けられるエンドブロックの断
面平面図である。
【図10】 前フレームに設けられるエンドブロックの
正面図である。
【図11】 エンドブロックの変形例に係る断面平面図
である。
【図12】 エンドブロックの変形例に係る正面図であ
る。
【図13】 ハンドルポストのジョイントの断面平面図
である。
【図14】 ハンドルポストのジョイントの要部斜視図
である。
【図15】 ハンドルポストのジョイントの斜視図であ
る。
【図16】 ジョイントの変形例に係るハンドルポスト
の要部横断面図である。
【図17】 ジョイントの変形例に係るハンドルポスト
の要部縦断面図である。
【図18】 ステムの正面図である。
【図19】 ステムの左側面図である。
【図20】 ステムの右側面図である。
【図21】 ジョイントの変形例に係るハンドルポスト
の要部斜視図である。
【図22】 折り畳み開始時のハンドルポストの要部斜
視図である。
【図23】 折り畳み途中の第1位置でのハンドルポス
トの要部斜視図である。
【図24】 折り畳み途中の第2位置でのハンドルポス
トの要部斜視図である。
【図25】 折り畳み終了時のハンドルポストの要部斜
視図である。
【図26】 ハンドルポストを折り畳んだ状態の、自転
車の要部側面図である。
【図27】 図20のD−D断面図である。
【図28】 電動補助自転車を収納したトレイの平面図
である。
【図29】 電動補助自転車を収納したトレイの斜視図
である。
【図30】 トレイを設けた4輪自動車の後部斜視図で
ある。
【図31】 トレイを設けた4輪自動車の後部断面図で
ある。
【符号の説明】
1…アシストユニット、 2…車体フレーム、 3…シ
ートポスト、 7…ハンドルポスト、 8…操向ハンド
ル、 11…クランク軸、 13…ペダル、 16…バ
ッテリボックス、 22…前フレーム、 23…後フレ
ーム、 24…ヒンジ、 28…ボス、 29…ピニオ
ン、 32…アシストギヤ、 33…スプロケット、
38…ロックレバー、 58…トレイ、 60…充電
器、 65…棚板、 66…コンセント、 70…ケー
ス本体、 72…偏心軸、 77…ステム、 79…ス
トッパ、
フロントページの続き (72)発明者 新村 裕幸 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 福間 豪 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D012 BA02 3D013 CE01 CF32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に延在するハンドルと、前記ハ
    ンドルを支承するハンドルポストと、前記ハンドルポス
    トを回動自在に支承するヘッドパイプとを有する自転車
    用操向装置において、 前記ハンドルポストが、前記ハンドルに結合される第1
    部分、および該第1部分に対して車体後方に偏倚した位
    置で前記ヘッドパイプに支承される第2部分からなると
    ともに、 前記第1および第2部分を折り畳み自在に結合するジョ
    イントを具備し、 前記第1部分が、前記第2部分を枢軸として回動自在で
    あり、かつ、前記第2部分の偏倚方向に直角な面で回動
    自在であるように前記ジョイントが構成されたことを特
    徴とする自転車用操向装置。
  2. 【請求項2】 前記ジョイントが、 前記ハンドルポストの第1部分から前記偏倚方向に延び
    て前記第2部分に係合する軸手段と、 前記軸手段を前記第2部分に締め付け固定することによ
    って前記第1および第2部分を結合する締結手段とを含
    んでいることを特徴とする請求項1記載の自転車用操向
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1部分と第2部分とは互いの凹凸
    形状部で係合し、前記軸手段を前記偏倚方向で移動させ
    ることにより前記凹凸形状部での係合および係合解除が
    行われるよう構成するとともに、 前記凹凸形状部の係合解除状態において前記第1部分の
    前記2方向での回動が許容されるよう構成されたことを
    特徴とする請求項2記載の自転車用操向装置。
  4. 【請求項4】 前記締結手段が、前記第1部分に螺挿さ
    れるねじ部分および前記第2部分に係合するノブを有す
    るボルトによって前記軸手段が形成されていることを特
    徴とする請求項2または3記載の自転車用操向装置。
  5. 【請求項5】 前記締結手段が、前記軸手段および前記
    第1部分を連結する偏心軸を含み、 前記偏心軸を回動させて前記軸手段をその長手方向に移
    動させることにより前記第1部分および第2部分の結合
    および結合解除が行われるよう構成されたことを特徴と
    する請求項2または3記載の自転車用操向装置。
  6. 【請求項6】 前記軸手段の軸方向での移動量を制限す
    る制限手段を具備し、 前記制限手段を解除することによって前記凹凸形状部の
    係合解除が許容されるよう構成されたことを特徴とする
    請求項2〜5のいずれかに記載の自転車用操向装置。
  7. 【請求項7】 車幅方向に延在するハンドルと、前記ハ
    ンドルを支承するハンドルポストと、前記ハンドルポス
    トを回動自在に支承するヘッドパイプとを有し、前記ハ
    ンドルポストが、前記ハンドルに結合される第1部分、
    および該第1部分に対して車体後方に偏倚した位置で前
    記ヘッドパイプに支承される第2部分からなる自転車用
    操向装置の折り畳み方法であって、 前記第2部分を枢軸として前記第1部分を回動させるこ
    とにより前記ハンドルの延在方向を車体前後方向に沿わ
    せる段階と、 前記第2部分の偏倚方向に直角な面で前記第1部分を回
    動させて前記ハンドルを車体の下方に移動させる段階と
    を含むことを特徴とする自転車用操向装置の折り畳み方
    法。
  8. 【請求項8】 車幅方向に延在するハンドルと、前記ハ
    ンドルを支承するハンドルポストと、前記ハンドルポス
    トを回動自在に支承するヘッドパイプとを有し、前記ハ
    ンドルポストが、前記ハンドルに結合される第1部分、
    および該第1部分に対して車体後方に偏倚した位置で前
    記ヘッドパイプに支承される第2部分からなり、さらに
    前記ハンドルポストの第1部分から前記偏倚方向に延び
    て前記第2部分に係合する軸手段と、前記軸手段に形成
    されるねじ部分および該ねじ部分を前記第2部分に螺挿
    して前記第1および第2部分を結合する締結手段と、前
    記軸手段の軸方向での移動量を制限する制限手段とを有
    する自転車用操向装置の折り畳み方法において、 前記ナットを緩める段階と、 前記制限手段を解除して前記軸手段を移動させることに
    より前記第1部分および第2部分の係合を解除する段階
    と、 前記第2部分を枢軸として前記第1部分を回動させるこ
    とにより前記ハンドルの延在方向を車体前後方向に沿わ
    せる段階と、 前記第2部分の偏倚方向に直角な面で前記第1部分を回
    動させて前記ハンドルを車体の下方に移動させる段階と
    を含むことを特徴とする自転車用操向装置の折り畳み方
    法。
  9. 【請求項9】 車幅方向に延在するハンドルと、前記ハ
    ンドルを支承するハンドルポストと、前記ハンドルポス
    トを回動自在に支承するヘッドパイプとを有し、前記ハ
    ンドルポストが、前記ハンドルに結合される第1部分、
    および該第1部分に対して車体後方に偏倚した位置で前
    記ヘッドパイプに支承される第2部分からなり、さらに
    前記ハンドルポストの第1部分から前記偏倚方向に延び
    て前記第2部分に係合する軸手段と、前記軸手段および
    前記第1部分を連結する偏心軸を含み、前記偏心軸を回
    動させて前記軸手段をその長手方向に移動させることに
    より前記第1部分および第2部分の結合および結合解除
    が行われるよう構成された締結手段と、前記軸手段の軸
    方向での移動量を制限する制限手段とを有する自転車用
    操向装置の折り畳み方法において、 前記偏心軸を回動して前記締結手段による締め付けを解
    除する段階と、 前記制限手段を解除して前記軸手段を移動させることに
    より前記第1部分および第2部分の係合を解除する段階
    と、 前記第2部分を枢軸として前記第1部分を回動させるこ
    とにより前記ハンドルの延在方向を車体前後方向に沿わ
    せる段階と、 前記第2部分の偏倚方向に直角な面で前記第1部分を回
    動させて前記ハンドルを車体の下方に移動させる段階と
    を含むことを特徴とする自転車用操向装置の折り畳み方
    法。
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