JP2002172537A - ワーク加工搬送システム - Google Patents

ワーク加工搬送システム

Info

Publication number
JP2002172537A
JP2002172537A JP2000374882A JP2000374882A JP2002172537A JP 2002172537 A JP2002172537 A JP 2002172537A JP 2000374882 A JP2000374882 A JP 2000374882A JP 2000374882 A JP2000374882 A JP 2000374882A JP 2002172537 A JP2002172537 A JP 2002172537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
height position
transport
work
locked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000374882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4750941B2 (ja
Inventor
Yukio Uchino
幸雄 内野
Tokumasa Nishiuchi
徳昌 西内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd, Amada Engineering Center Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP2000374882A priority Critical patent/JP4750941B2/ja
Publication of JP2002172537A publication Critical patent/JP2002172537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4750941B2 publication Critical patent/JP4750941B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パレット昇降装置をワーク加工機の右側に配
置した状態から左側に配置した状態に容易に変更出来る
加工搬送システムの提供。 【解決手段】 ワーク加工機3の左右一方側に配置され
たパレット昇降装置5と、ワーク加工機3と上記パレッ
ト昇降装置5との間で搬送するパレット搬送装置7とを
備え、パレット搬送装置7は、搬送モータ29と、左右
に離隔した一対の端スプロケット31,35と、端スプ
ロケット31,35と高さ位置が異なりかつ搬送モータ
29に連動連結した駆動スプロケット39と、一対の端
スプロケット31,35及び駆動スプロケット39に掛
け回した搬送チェーン43と、この搬送チェーン43に
第1パレットP1の被係止部又は第2パレットP2の被
係止部が係止可能なフックとを備え、一方寄りのスプロ
ケット35が上記パレット昇降装置5に近接するように
構成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、板状のワークに対して
レーザ加工等の加工を行うと共に、パレットを介してワ
ークの搬送を行うワーク加工搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワーク加工搬送システムについて
簡単に説明すると、以下のようになる。
【0003】即ち、上記ワーク加工搬送システムは、第
1パレット又は第2パレットに支持された板状のワーク
に対して加工を行うワーク加工機と、このワーク加工機
の右側に配置されたパレット昇降装置とを備えている。
ここで、パレット昇降装置は、第1パレットを搬送高さ
位置とこの搬送高さ位置よりも低い下側高さ位置との間
で昇降させると共に、第2パレットを搬送高さ位置とこ
の搬送高さ位置よりも高い上側高さ位置との間で昇降さ
せるものである。
【0004】また、上記ワーク加工搬送システムは、上
記搬送高さ位置に位置した第1パレット又は第2パレッ
トをワーク加工機とパレット昇降装置との間で搬送する
パレット搬送装置を備えている。更に、このパレット搬
送装置は、搬送モータと、左右に離隔した一対の端スプ
ロケットと、一対の端スプロケットに掛け回したエンド
レス状の搬送チェーンと、この搬送チェーンの一部分に
設けられかつ第1パレットの被係止部又は第2パレット
の被係止部に係止可能なフックとを備えている。ここ
で、一対の端スプロケットのうち左寄りの端スプロケッ
トがパレット昇降装置に近接してあって、一対の端スプ
ロケットのうちのいずれかの端スプロケットが上記搬送
モータに連動連結してある。
【0005】従って、第1パレットがワーク加工機に、
第2パレットがパレット昇降装置にそれぞれ位置した状
態の下で、ワーク加工機により第1パレットに支持され
たワークに対して加工を行う。そして、フックが第1パ
レットに被係止部に係止した状態の下で、搬送モータの
駆動により搬送チェーンを走行させて、第1パレットを
ワーク加工機からパレット昇降装置へ搬送する。なお、
第1パレットをパレット昇降装置へ搬送する前に、第2
派パレットを搬送高さ位置から上側高さ位置に上昇せし
めておく。
【0006】第1パレットをパレット昇降装置へ搬送し
た後に、パレット昇降措置により第1パレットを搬送高
さ位置から下側高さ位置へ下降させて、第2パレットを
上側高さ位置から搬送高さ位置へ下降させる。更に、フ
ックが第2パレットの被係止部に係止した状態の下で、
搬送モータの駆動により搬送チェーンを走行させて、第
2パレットをパレット昇降装置からワーク加工機へ搬送
する。そして、ワーク加工機により第2パレットに支持
されたワークに対して加工を行う。なお、第2パレット
をワーク加工機へ搬送した後に、加工済みのワーク(製
品)を第1パレットから搬出し、未加工のワークを第1
パレットへ搬入する。
【0007】第2パレットに支持されたワークに対して
加工が終了した後に、フックが第2パレットの被係止部
に係止した状態の下で、搬送モータの駆動により搬送チ
ェーンを走行させて、第2パレットをワーク加工機から
パレット昇降装置へ搬送する。なお、第2パレットをパ
レット昇降装置へ搬送する前に、第1パレットを搬送高
さ位置から下側高さ位置に下降せしめておく。次に、パ
レット昇降措置により第2パレットを搬送高さ位置から
上側高さ位置へ上昇させると共に、第1パレットを下側
高さ位置から搬送高さ位置へ上昇させる。そして、フッ
クが第1パレットの被係止部に係止した状態の下で、搬
送モータの駆動により搬送チェーンを走行させて、第1
パレットをパレット昇降装置からワーク加工機へ搬送す
る。なお、第2パレットをパレット昇降装置へ搬送した
後に、加工済みのワーク(製品)を第2パレットから搬
出し、未加工のワークを第2パレットへ搬入する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、工場内の他
のシステム等の関係から、例えばパレット昇降装置をワ
ーク加工機の右側に配置した状態から左側に配置した状
態に変更する場合には、端スプロケットの左右方向の位
置、搬送チェーンの長さを変更する他に、搬送モータの
位置を変更する必要になる。そのため、搬送モータの位
置変更に伴う連動連結機構等の構成変更が必要になっ
て、ワーク加工搬送システのフレーム自体の大がかりな
構成変更が必要になる。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、第1パレット又は第2パレットに支持された
板状のワークに対して加工を行うワーク加工機と、上記
ワーク加工機の左方側,右方側のうちの一方側に配置さ
れ、第1パレットを搬送高さ位置とこの搬送高さ位置よ
りも低い下側高さ位置との間で昇降させると共に、第2
パレットを搬送高さ位置とこの搬送高さ位置よりも高い
上側高さ位置との間で昇降させるパレット昇降装置と、
上記搬送高さ位置に位置した第1パレット又は第2パレ
ットを上記ワーク加工機と上記パレット昇降装置との間
で搬送するパレット搬送装置とを備えるワーク加工搬送
システムにおいて、上記パレット搬送装置は、搬送モー
タと、左右に離隔した一対の端スプロケットと、端スプ
ロケットと高さ位置が異なりかつ上記搬送モータに連動
連結した駆動スプロケットと、一対の端スプロケット及
び上記駆動スプロケットに掛け回した搬送チェーンと、
この搬送チェーンの一部分に設けられかつ第1パレット
の被係止部又は第2パレットの被係止部が係止可能なフ
ックとを備え、一対の端スプロケットのうちの一方寄り
の端スプロケットが上記パレット昇降装置に近接するよ
うに構成してなることを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の発明特定事項によると、
第1パレットがワーク加工機に、第2パレットがパレッ
ト昇降装置にそれぞれ位置した状態の下で、ワーク加工
機により第1パレットに支持されたワークに対して加工
を行う。そして、フックが第1パレットに被係止部に係
止した状態の下で、搬送モータの駆動により搬送チェー
ンを走行させて、第1パレットをワーク加工機からパレ
ット昇降装置へ搬送する。なお、第1パレットをパレッ
ト昇降装置へ搬送する前に、第2パレットを搬送高さ位
置から上側高さ位置に上昇せしめておく。
【0011】第1パレットをパレット昇降装置へ搬送し
た後に、パレット昇降措置により第1パレットを搬送高
さ位置から下側高さ位置へ下降させると共に、第2パレ
ットを上側高さ位置から搬送高さ位置へ下降させる。更
に、フックが第2パレットの被係止部に係止した状態の
下で、搬送モータの駆動により搬送チェーンを走行させ
て、第2パレットをパレット昇降装置からワーク加工機
へ搬送する。そして、ワーク加工機により第2パレット
に支持されたワークに対して加工を行う。なお、第2パ
レットをワーク加工機へ搬送した後に、加工済みのワー
ク(製品)を第1パレットから搬出し、未加工のワーク
を第1パレットへ搬入する。
【0012】第2パレットに支持されたワークに対して
加工が終了した後に、フックが第2パレットの被係止部
に係止した状態の下で、搬送モータの駆動により搬送チ
ェーンを走行させて、第2パレットをワーク加工機から
パレット昇降装置へ搬送する。なお、第2パレットをパ
レット昇降装置へ搬送する前に、第1パレットを搬送高
さ位置から下側高さ位置に下降せしめておく。次に、パ
レット昇降措置により第2パレットを搬送高さ位置から
上側高さ位置へ上昇させて、第1パレットを下側高さ位
置から搬送高さ位置へ上昇させる。そして、フックが第
1パレットの被係止部に係止した状態の下で、搬送モー
タの駆動により搬送チェーンを走行させて、第1パレッ
トをパレット昇降装置からワーク加工機へ搬送する。な
お、第2パレットをパレット昇降装置へ搬送した後に、
加工済みのワーク(製品)を第2パレットから搬出し、
未加工のワークを第2パレットへ搬入する。
【0013】また、上述の作用を奏する他に、駆動スプ
ロケットの高さ位置を端スプロケットの高さ位置と異に
するようにしたため、例えばパレット昇降装置をワーク
加工機の右側に配置した状態から左側に配置した状態に
変更する場合には、搬送モータ及び駆動スプロケットの
位置を変更することなく、端スプロケットの左右方向の
位置、搬送チェーンの長さを変更すれば足りる。
【0014】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、前記フックが前記パレ
ット昇降装置に近接した係止位置に位置したときに、第
1パレットを前記下側高さ位置から前記搬送高さ位置へ
上昇させると第1パレットの被係止部が前記フックに係
止すると共に、第2パレットを前記上側高さ位置から前
記搬送高さ位置へ下降させると第2パレットの被係止部
が前記フックに係止するように構成してなることを特徴
とする。
【0015】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明特定事項による作用の他に、フックが係止
位置に位置したときに、パレット昇降装置により第1パ
レットを下側高さ位置から搬送高さ位置へ上昇させる
と、第1パレットの被係止部がフックに係止する。一
方、パレット昇降装置により第1パレットを搬送高さ位
置から下側高さ位置へ下降させると、第1パレットの被
係止部とフックの係止状態が解除される。
【0016】同様に、フックが係止位置に位置したとき
に、パレット昇降装置により第2パレットを上側高さ位
置から搬送高さ位置へ下降させると、第2パレットの被
係止部がフックに係止する。一方、パレット昇降装置に
より第2パレットを搬送高さ位置から上側高さ位置へ上
昇させると、第2パレットの被係止部とフックの係止状
態が解除される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示すような本発明の実施の
形態に係わるワーク加工搬送システム1は、板状のワー
クWに対してレーザ加工を行うと共に、第1パレットP
1及び第2パレットP2を介してワークWの搬送を行う
システムである。上記ワーク加工搬送システム1は、第
1パレットP1又は第2パレットP2に支持された板状
のワークWに対してレーザ加工を行うレーザ加工機3
と、第1パレットP1又は第2パレットP2を昇降させ
るパレット昇降装置5と、第1パレットP1又は第2パ
レットP2を上記レーザ加工機3と上記パレット昇降装
置5との間で搬送するパレット搬送装置7とを備えてい
る。
【0018】上記レーザ加工機3について詳細に説明す
ると、以下のようになる。即ち、上記レーザ加工機3は
左右方向(図1おいて左右方向)へ延伸した加工フレー
ム9をベースとして備えており、この加工フレーム9に
は第1パレットP1又は第2パレットP2を左右方向へ
移動自在に支持するパレット支持部材11が設けてあ
る。また、上記加工フレーム9には門型の可動フレーム
13がパレット支持部材11を跨ぐように設けてあり、
この可動フレーム13はX軸モータ(図示省略)の駆動
によりX軸方向(換言すれば左右方向)へ移動するもの
である。
【0019】更に、上記可動フレーム13の水平部には
ワークWに対して上方向(図1において上方向)からレ
ーザ光を照射するレーザ加工ヘッド15が設けてあり、
このレーザ加工ヘッド15はY軸モータ(図示省略)の
駆動によりY軸方向(換言すれば前後方向、図1におい
て紙面に向かって表裏方向))へ移動するものである。
なお、上記レーザ加工ヘッド15の先端部は上下方向へ
位置調節できるように構成してある。
【0020】上記加工フレーム9の左側には門型のレー
ザ発振器17が配置してあり、このレーザ発振器17は
上記レーザ加工ヘッド15に光学的に接続してある。な
お、第1パレットP1又は第2パレットP2の搬送を行
うときに、レーザ発振器17はパレットP1,P2と干
渉しないように構成してある。
【0021】上記パレット昇降装置5の詳細について説
明すると、以下のようになる。即ち、パレット昇降装置
5はレーザ加工機3の右側に配置してあって、左右方向
へ延伸した支持フレーム19をベースとして備えてい
る。この支持フレーム19には複数の昇降シリンダ21
が立設してあり、各昇降シリンダ21は昇降可能なピス
トンロッド23を有している。複数の昇降シリンダ21
におけるピストンロッド23には、第1パレットP1を
左右方向へ移動自在に支持する第1パレットガイド25
と第2パレットP2を左右方向へ移動自在に支持する第
2パレットガイド27が上下に離隔して設けてある。こ
こで、複数の昇降シリンダ21におけるピストンロッド
23を昇降させることにより、第1パレットP1を搬送
高さ位置とこの搬送高さ位置よりも低い高さ位置との間
で昇降させたり、第2パレットP2を搬送高さ位置とこ
の搬送高さ位置よりも高い上側高さ位置との間で昇降さ
せることができるように構成してある。
【0022】上記パレット搬送装置7の詳細について説
明すると、以下のようになる。即ち、図1及び図2に示
すように、上記加工フレーム9の左部(図1及び図2に
おいて左部)には搬送モータ(例えばサーボモータ等)
29が設けてあり、上記加工フレーム9の左部における
搬送モータ29よりも高い位置には左端スプロケット3
1が左ブラケット33を介して回転可能に設けてあっ
て、上記加工フレーム9の右部における搬送モータ29
よりも高い位置には右端スプロケット35が右ブラケッ
ト37を介して回転可能に設けてある。上記加工フレー
ム9には端スプロケット(左端スプロケット31、右端
スプロケット35)と高さ位置が異なる駆動スプロケッ
ト39が下ブラケット41を介して回転可能に設けてあ
り、この駆動スプロケット39は上記搬送モータ29
(の出力軸)に連動連結してある。一対の端スプロケッ
ト31,35及び駆動スプロケット39にはエンドレス
状の搬送チェーン43が掛け回してあり、上記加工フレ
ーム9における搬送モータ29の右上近傍には搬送チェ
ーン43の一部分を直角に案内するガイドスプロケット
45が支持ブラケット47を介して回転可能に設けてあ
る。ここで、上記右端スプロケット35が上記パレット
昇降装置5に近接するように構成してある。
【0023】上記搬送チェーン43には、第1パレット
P1又は第2パレットP2を左右方向へ搬送するときに
第1パレットP1の被係止部P1a又は第2パレットP
2の被係止部P2aに係止可能な搬送用フック49が設
けてあり、また、上記搬送チェーン43には、パレット
昇降装置5上において第1パレットP1又は第2パレッ
トP2を左右方向へ移動不能にするときに第1パレット
P1の被係止部P1a又は第2パレットP2の被係止部
P2aに係止可能な固定用フック51が設けてある。こ
こで、上記フック49,51がパレット昇降装置5に近
接した係止位置に位置したときに、第1パレットP1を
前記下側高さ位置から前記搬送高さ位置へ上昇させると
第1パレットP1の被係止部P1aが上記フック49,
51に係止すると共に、第2パレットP2を前記上側高
さ位置から前記搬送高さ位置へ下降させると第2パレッ
トP2の被係止部P2aが上記フック49,51に係止
するように構成してある。
【0024】なお、上記加工フレーム9における搬送モ
ータ29の左上近傍には後述のガイドスプロケットを支
持する支持ブラケット53が設けてある。
【0025】次に、本発明の実施の形態の作用について
図3から図5を参照して説明する。
【0026】第1パレットP1がレーザ加工機3に、第
2パレットP2がパレット昇降装置5にそれぞれ位置し
た状態の下で、レーザ加工ヘッド15より上方向からレ
ーザ光を照射しつつ、X軸モータの駆動により可動フレ
ーム13をX軸方向へ移動させると共に、Y軸モータの
駆動によりレーザ加工ヘッド15をY軸方向へ移動させ
る。これによって、第1パレットP1に支持されたワー
クWに対して所望のレーザ加工を行うことができる。こ
のとき、固定用フック51は前記係止位置に位置してあ
って、第2パレットP2の被係止部P2aに係止してあ
る(図3(a)参照)。
【0027】第1パレットP1に支持されたワークWに
対してレーザ加工を行った後に、複数の昇降シリンダ2
1の作動により第1パレットガイド25及び第2パレッ
トガイド27を上昇させることにより、第2パレットP
2を搬送高さ位置から上側高さ位置へ上昇させて、第2
パレットP2の被係止部P2aと固定用フック51の係
止状態を解除する(図3(b)参照)。そして、搬送用
フック49が第1パレットP1の被係止部P1aに係止
した状態の下で、搬送モータ29の駆動により搬送チェ
ーン43を走行させて、第1パレットP1をレーザ加工
機3におけるパレット支持部材11からパレット昇降装
置5における第1パレットガイド25へ搬送する(図3
(c)参照)。
【0028】第1パレットP1をパレット昇降装置5に
おける第1パレットガイド25へ搬送した後に、複数の
昇降シリンダ21の作動により第1パレットガイド25
及び第2パレットガイド27を下降させることにより、
第1パレットP1を搬送高さ位置から下側高さ位置へ下
降させて、第1パレットP1の被係止部P1aと搬送用
フック49の係止状態を解除すると共に、第2パレット
P2を上側高さ位置から搬送高さ位置へ下降させて、第
2パレットP2の被係止部P2aを搬送用フック49に
係止せしめる(図3(d)参照)。更に、搬送モータ2
9の駆動により搬送チェーン43を走行させて、第2パ
レットP2をパレット昇降装置5における第2パレット
ガイド27からレーザ加工機3におけるパレット支持部
材11へ搬送する(図4(a)参照)。そして、レーザ
加工機3により上述のように第2パレットP2に支持さ
れたワークWに対してレーザ加工を行う。
【0029】なお、第2パレットP2をレーザ加工機3
におけるパレット支持部材11へ搬送した後に、加工済
みのワーク(製品)WAを第1パレットP1から搬出
し、未加工のワークWを第1パレットP1へ搬入する。
また、複数の昇降シリンダ21の作動により第1パレッ
トガイド25及び第2パレットガイド27を上昇させる
ことにより、第1パレットP1の被係止部P1aを固定
用フック51に係止せしめる(図4(b)参照)。
【0030】第2パレットP2に支持されたワークWに
対してレーザ加工が終了した後に、複数の昇降シリンダ
21の作動により第1パレットガイド25及び第2パレ
ットガイド27を下降させることにより、第1パレット
P1を搬送高さ位置から下側高さ位置へ下降させて、第
1パレットP1の被係止部P1aと固定用フック51の
係止状態を解除する(図4(c)参照)。そして、搬送
用フック49が第2パレットP2の被係止部P2aに係
止した状態の下で、搬送モータ29の駆動により搬送チ
ェーン43を走行させて、第2パレットP2をレーザ加
工機3におけるパレット支持部材11からパレット昇降
装置5における第2パレットガイド27へ搬送する(図
4(d)参照)。
【0031】第2パレットP2をパレット昇降装置5に
おける第2パレットガイド27へ搬送した後に、複数の
昇降シリンダ21の作動により第1パレットガイド25
及び第2パレットガイド27を上昇させることにより、
第2パレットP2を搬送高さ位置から上側高さ位置へ上
昇させて、第2パレットP2の被係止部P2aと搬送用
フック49の係止状態を解除すると共に、第1パレット
P1を下側高さ位置から搬送高さ位置へ上昇させて、第
1パレットP1の被係止部P1aを搬送用フック49に
係止せしめる(図5(a)参照)。そして、搬送モータ
29の駆動により搬送チェーン43を走行させて、第1
パレットP1をパレット昇降装置5における第1パレッ
トガイド25からレーザ加工機3におけるパレット支持
部材11へ搬送する(図5(b)参照)。
【0032】なお、第2パレットP2をパレット昇降装
置5における第2パレットガイド27へ搬送した後に、
加工済みのワーク(製品)WAを第2パレットP2から
搬出し、未加工のワークWを第2パレットP2へ搬入す
る。
【0033】また、上述の作用を奏する他に、駆動スプ
ロケット39の高さ位置を端スプロケット31,35の
高さ位置と異にするようにしたため、例えばパレット昇
降装置5を図1に示すようにレーザ加工機3の右側に配
置した状態から図6に示すように左側(図6において左
側)に配置した状態に変更する場合には、搬送モータ2
9及び駆動スプロケット39の位置を変更することな
く、一対の端スプロケット31,35の左右方向の位
置、搬送チェーン43の長さを変更すれば足りる。即
ち、図7に示すようにレーザ発振器17の左部(図7に
おいて左部)に左端スプロケット31を左ブラケット5
5を介して回転可能に設けると共に、加工フレーム9の
右部に右端スプロケット35を右ブラケット57を介し
て回転可能に設ける。更に、加工フレーム9における搬
送モータ29の左上近傍に前記支持ブラケット53を介
してガイドスプロケット59を回転可能に設ける。そし
て、図1に示す搬送チェーン43よりも長い搬送チェー
ン43を一対の端スプロケット31,35及び駆動スプ
ロケット39に掛け回す。
【0034】以上の如き本発明に実施の形態によれば、
例えばパレット昇降装置5をレーザ加工機3の右側に配
置した状態(図1に示す状態)から左側に配置した状態
(図6に示す状態)に変更する場合には、搬送モータ2
9及び駆動スプロケット39の位置を変更することな
く、端スプロケット31,35の左右方向の位置、搬送
チェーン43の長さを変更すれば足りるため、搬送モー
タ29と駆動スプロケット39を連動連結する連動連結
機構等の構成変更が不要になって、ワーク加工搬送シス
テム1のフレーム9,19等の大がかりな構成変更が不
要になる。
【0035】
【発明の効果】請求項1又は請求項2に記載の発明によ
れば、例えばパレット昇降装置をワーク加工機の右側に
配置した状態から左側に配置した状態に変更する場合に
は、搬送モータ及び駆動スプロケットの位置を変更する
ことなく、端スプロケットの左右方向の位置、搬送チェ
ーンの長さを変更すれば足りるため、搬送モータと駆動
スプロケットを連動連結する連動連結機構等の構成変更
が不要になって、ワーク加工搬送システのフレーム自体
の大がかりな構成変更が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレット昇降装置をレーザ加工機の右側に配置
したワーク加工搬送システムの正面図である。
【図2】上記ワーク加工搬送システムの要部を示す図で
ある。
【図3】作用説明図である。
【図4】作用説明図である。
【図5】作用説明図である。
【図6】パレット昇降装置をレーザ加工機の左側に配置
したワーク加工搬送システムの正面図である。
【図7】上記ワーク加工搬送システムの要部を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ワーク加工搬送システム 3 レーザ加工機 5 パレット昇降装置 7 パレット搬送装置 29 搬送モータ 31 左端スプロケット 35 右端スプロケット 39 駆動スプロケット 43 搬送チェーン 49 搬送フック 51 固定フック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1パレット又は第2パレットに支持さ
    れた板状のワークに対して加工を行うワーク加工機と、 上記ワーク加工機の左方側,右方側のうちの一方側に配
    置され、第1パレットを搬送高さ位置とこの搬送高さ位
    置よりも低い下側高さ位置との間で昇降させると共に、
    第2パレットを搬送高さ位置とこの搬送高さ位置よりも
    高い上側高さ位置との間で昇降させるパレット昇降装置
    と、 上記搬送高さ位置に位置した第1パレット又は第2パレ
    ットを上記ワーク加工機と上記パレット昇降装置との間
    で搬送するパレット搬送装置とを備えるワーク加工搬送
    システムにおいて、 上記パレット搬送装置は、搬送モータと、左右に離隔し
    た一対の端スプロケットと、端スプロケットと高さ位置
    が異なりかつ上記搬送モータに連動連結した駆動スプロ
    ケットと、一対の端スプロケット及び上記駆動スプロケ
    ットに掛け回した搬送チェーンと、この搬送チェーンの
    一部分に設けられかつ第1パレットの被係止部又は第2
    パレットの被係止部が係止可能なフックとを備え、一対
    の端スプロケットのうちの一方寄りの端スプロケットが
    上記パレット昇降装置に近接するように構成してなるこ
    とを特徴とするワーク加工搬送システム。
  2. 【請求項2】 前記フックが前記パレット昇降装置に近
    接した係止位置に位置したときに、第1パレットを前記
    下側高さ位置から前記搬送高さ位置へ上昇させると第1
    パレットの被係止部が前記フックに係止すると共に、第
    2パレットを前記上側高さ位置から前記搬送高さ位置へ
    下降させると第2パレットの被係止部が前記フックに係
    止するように構成してなることを特徴とする請求項1に
    記載のワーク加工搬送システム。
JP2000374882A 2000-12-08 2000-12-08 ワーク加工搬送システム Expired - Fee Related JP4750941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000374882A JP4750941B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 ワーク加工搬送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000374882A JP4750941B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 ワーク加工搬送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002172537A true JP2002172537A (ja) 2002-06-18
JP4750941B2 JP4750941B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=18843984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000374882A Expired - Fee Related JP4750941B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 ワーク加工搬送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4750941B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3296059B1 (de) 2016-09-20 2019-08-07 Trumpf Werkzeugmaschinen GmbH + Co. KG Palettenwechsler und verfahren zum bearbeiten eines auf einer verfahrbaren palette angeordneten plattenförmigen materials
CN114669774A (zh) * 2022-03-30 2022-06-28 浙江欧亿轴承制造有限公司 一种光轴自动加工装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067328A (ja) * 1983-09-16 1985-04-17 Osaka Kiko Co Ltd 被加工物支持用パレットの移載装置
JPS63267138A (ja) * 1987-04-23 1988-11-04 Seibu Electric & Mach Co Ltd ワ−ク交換方法及びその装置
JPH0565273B2 (ja) * 1986-07-07 1993-09-17 Yamazaki Mazak Corp
JPH06198483A (ja) * 1992-12-30 1994-07-19 Nippei Toyama Corp レ−ザ加工装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067328A (ja) * 1983-09-16 1985-04-17 Osaka Kiko Co Ltd 被加工物支持用パレットの移載装置
JPH0565273B2 (ja) * 1986-07-07 1993-09-17 Yamazaki Mazak Corp
JPS63267138A (ja) * 1987-04-23 1988-11-04 Seibu Electric & Mach Co Ltd ワ−ク交換方法及びその装置
JPH06198483A (ja) * 1992-12-30 1994-07-19 Nippei Toyama Corp レ−ザ加工装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3296059B1 (de) 2016-09-20 2019-08-07 Trumpf Werkzeugmaschinen GmbH + Co. KG Palettenwechsler und verfahren zum bearbeiten eines auf einer verfahrbaren palette angeordneten plattenförmigen materials
CN114669774A (zh) * 2022-03-30 2022-06-28 浙江欧亿轴承制造有限公司 一种光轴自动加工装置
CN114669774B (zh) * 2022-03-30 2023-05-23 浙江欧亿轴承制造有限公司 一种光轴自动加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4750941B2 (ja) 2011-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5453555B2 (ja) 板材搬出入棚装置
KR101769117B1 (ko) 자동 팔레타이저
JPH05319517A (ja) パレット搬送装置
JP2866778B2 (ja) レーザ加工装置
JPH11171334A (ja) 複合加工ラインにおけるワーク旋回方法及びその装置
JP2002172537A (ja) ワーク加工搬送システム
EP0522172B1 (en) Bar transporting device
JP2007223741A (ja) ワーク搬送装置
JP3308597B2 (ja) 板材加工機に対する板材の搬出入装置
JP3853093B2 (ja) 自動洗浄装置の搬送機構
JPH09315520A (ja) 物品保管棚用の物品搬送装置
JP4241990B2 (ja) 板材加工機におけるワーク搬入搬出装置
JP3224285B2 (ja) 棒材搬出入装置
JPH05306003A (ja) パレットストッカー
JP2591652Y2 (ja) 板材搬出装置
JPS6251846B2 (ja)
JPH0585608A (ja) パレツトストツカー
JP3224273B2 (ja) 棒材搬出入装置
JP2000302204A (ja) ワーク搬送装置及びワーク搬送方法
JP2000016517A (ja) ワーク搬送装置
JPH05178464A (ja) パレット移送装置
JP2532320B2 (ja) ワ―クの移送構造
JPS62179830A (ja) プレス間ワーク搬送方法
JP3757026B2 (ja) レーザ加工機
JPH10338381A (ja) 板材加工機に対するワーク搬入方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees