JP2002170649A - 加熱装置、この加熱装置を備える定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置、この加熱装置を備える定着装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2002170649A
JP2002170649A JP2000363182A JP2000363182A JP2002170649A JP 2002170649 A JP2002170649 A JP 2002170649A JP 2000363182 A JP2000363182 A JP 2000363182A JP 2000363182 A JP2000363182 A JP 2000363182A JP 2002170649 A JP2002170649 A JP 2002170649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
signal
unit
switching
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000363182A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Kinoshita
秀彦 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000363182A priority Critical patent/JP2002170649A/ja
Publication of JP2002170649A publication Critical patent/JP2002170649A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次側の回路である発熱体と二次側の回路で
ある温度検知体との距離をとる必要を無くし安価に小型
化を図ると共に、装置の発火や発煙等を防止することが
できる加熱装置、この加熱装置を備える定着装置及び画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 温度制御手段が、第一伝達手段からの電
気パルス信号を受けて切換手段の切り換えを制御し、遮
断制御手段が、第二伝達手段からの電気パルス信号を受
けて遮断手段の遮断を制御するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱装置、この加
熱装置を備える定着装置及び備える画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱装置に関して図12に基づき
説明する。
【0003】従来の加熱装置にあっては、図12に示す
ように、セラミックスを主成分とする基板たるセラミッ
クス板10の一方の面に、発熱体たる一次側発熱パター
ン11が設けられ、セラミックス板10の他方の面に、
温度検知体たるチップサーミスタ14が設けられ、一次
側発熱パターン11が、電源からの電力を一次側電線1
8を通じて一次側電極12より一次側コネクタ13を介
して供給され発熱するようになっており、チップサーミ
スタ14は二次側パターン16を通じ二次側コネクタ1
7を介して二次側電線19により外部に設けられた温度
制御手段たるマイクロコンピュータ等と接続されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
加熱装置にあっては、通常、一次側発熱パターン11
は、消費電力が大きいため商用電源をそのまま駆動に用
い、一次側発熱パターン11とチップサーミスタ14と
がそれぞれ一次側と二次側の回路となるため、一次側発
熱パターン11とチップサーミスタ14との間は、ユー
ザー保養のため十分な絶縁距離が必要となる。
【0005】かかる加熱装置にあっては、一次側と二次
側の回路が混在しているため、図12に示すように、セ
ラミックス板10上の一次側電極12を一端に、二次側
電極15を他端に配置せざるを得ないため、設計の自由
度が低く小型化が難しい。もし、片側に一次側電極12
と二次側電極15とを配置した場合、一次側電極12と
二次側電極15との距離を確保するためにかえってセラ
ミックス板10を大きくしなければならなく、又、一次
側電線18と二次側電線19との絶縁耐圧を確保するた
めに被覆も厚くする必要があり、コストアップにつなが
る。
【0006】又、一次側電極12と二次側電極15との
安全規格上の距離を確保するためにセラミックス板10
の幅を細くすることができないため、小型化が難しく、
セラミックス材を節約できないため、コスト的にも高く
なっていた。
【0007】一方、かかる加熱装置を備える定着装置と
しては、未定着像を担持する記録材を、セラミックス板
上に形成された圧膜抵抗の発熱体を熱源とするヒータに
よってフィルムを介して加熱するフィルム加熱方式を採
用する定着装置が知られている。かかる定着装置は、ヒ
ータの昇温が迅速でクイックスタート性に優れる、省電
力化が可能となる等の利点を有し、効果的なものであ
る。
【0008】しかし、ヒータ熱容量が小さいことは制御
の困難さを伴う。一般的に画像記録装置の定着装置は定
温度制御を行っており、画像定着時の急激な温度変化は
好ましくない。
【0009】従って、発熱体を定着装置の熱源としても
用いる場合、所望の電力値よりも大きめの定格電力を消
費するような発熱体を用い、位相制御或は波数制御を行
って定温度制御を行っている。そのため、発熱体の駆動
制御のための制御手段たる制御回路が故障し、常に発熱
体が給電状態となった場合、急激に発熱体の温度は上昇
する。このような異常を放置しておくといずれ定着装置
は発煙や発火をおこす虞がある。従って、このような状
態を想定し、定着装置には温度ヒューズ等(FU1)の
サーマルプロテクタが備えられている。
【0010】しかしながら、ヒータを構成している発熱
体やセラミックス板に比べて温度ヒューズ等のサーマル
プロテクタは概して熱容量が大きく反応が遅い。従っ
て、サーマルプロテクタが動作する前にヒータ(抵抗発
熱体を含むセラミックス板)は熱ストレスにより折れて
しまう。このような状態に陥ると、ヒータは折れた部分
の圧膜抵抗発熱体の膜同士で放電を始める。周囲は高温
状態であるから、上記放電現象により周囲にある可燃物
は容易に引火し、発火や発煙に至る虞がある。そのた
め、異常動作時の熱ストレス等によりヒータのセラミッ
クス板が割れてもその場合は圧膜抵抗発熱体の給電を確
実に停止させるような遮断手段たる回路手段を有して、
上記放電現象の発生を阻止して発火や発煙に至ることを
無くして装置の安全性を確保しなければならないが、上
記のような発火や発煙を防止するための回路手段は通
常、温度検知体側である二次側に設けられることにな
る。
【0011】そこで、本発明は、一次側の回路である発
熱体と二次側の回路である温度検知体との距離をとる必
要を無くし安価に小型化を図ると共に、装置の発火や発
煙等を防止することができる加熱装置、定着装置及びこ
の定着装置を備える画像形成装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、電源からの電力の供給を受けて発熱する発熱体
と、該発熱体の温度を検知しその温度検知情報を電気信
号として出力する温度検知体と、上記電源から上記発熱
体への導通又はその遮断のいずれかに切り換え自在な切
換手段と、該温度検知体の温度検知情報に基づき上記切
換手段の切り換えを制御する温度制御手段と、上記温度
検知体の温度検知情報による温度が所定温度以上の異常
温度であるか否かを検知しその二値情報を電気信号とし
て出力する異常温度検知手段と、上記電源から上記発熱
体への電力供給を遮断可能な遮断手段と、上記異常温度
検知手段が異常温度を検知した際に上記遮断手段を遮断
状態にさせる遮断制御手段とを備える加熱装置におい
て、温度検知体からの電気信号を二値情報であるデジタ
ルの電気信号にデジタル化する変換手段と、該変換手段
によってデジタル化された上記電気信号を一旦光信号に
変換したのち該光信号を電気パルス信号に変換し出力す
る第一伝達手段と、異常温度検知手段からの電気信号を
一旦光信号に変換したのち該光信号を電気パルス信号に
変換し出力する第二伝達手段とを備え、温度制御手段
は、第一伝達手段からの電気パルス信号を受けて切換手
段の切り換えを制御し、遮断制御手段は、第二伝達手段
からの電気パルス信号を受けて遮断手段の遮断を制御す
るよう構成されているという第一の発明によって達成さ
れる。
【0013】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、発熱体は、セラミックスを主成分とする
基板の一方の面に設けられているという第二の発明によ
っても達成される。
【0014】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
の発明において、温度検知体は、基板の他方の面に設け
られているという第三の発明によっても達成される。
【0015】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明又は第三の発明において、温度制御手段は、第一伝
達手段からの電気パルス信号に基づき切換手段の切り換
えを制御するという第四の発明によっても達成される。
【0016】更に、本出願によれば、上記目的は、未定
着像を担持する記録材を加熱及び加圧することにより上
記未定着像を上記記録材に定着させる定着装置であっ
て、第一の発明乃至第四の発明のいずれかの加熱装置を
備えるという第五の発明によっても達成される。
【0017】又、本出願によれば、上記目的は、一連の
画像形成プロセスによって形成された画像を記録材に記
録する画像形成装置であって、第一の発明乃至第四の発
明のいずれかの加熱装置、又は、第五の発明の定着装置
を備えるという第六の発明によっても達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て添付図面に基づき説明する。
【0019】図1は、本発明にかかる画像形成装置の一
実施の形態たる複写装置100の概略構成を示す縦断面
図である。
【0020】複写装置100は、図1に示すように、画
像読み取り部であるリーダ部110と、画像記録部であ
るプリンタ部150とを備えている。
【0021】リーダ部110は、原稿給送装置140、
原稿台ガラス111、ランプ112、スキャナユニット
113、ミラー114,115,116、レンズ11
7、CCDイメージセンサー部(以下、CCDという)
118を有している。
【0022】プリンタ部150は、露光制御部151、
感光体152、現像器153、記録紙(転写紙)積載部
154,155、転写部156、定着装置157、排紙
部158、搬送方向切換部材159、再給紙用記録紙
(転写紙)積載部160、ソータ170を有している。
【0023】次に、上記構成の複写装置100の動作に
ついて説明する。
【0024】図1において、リーダ部110の原稿給送
装置140上に積載された複数枚の原稿は、1枚づつ順
次原稿台ガラス111上に搬送される。原稿が原稿台ガ
ラス111の所定位置に搬送されると、ランプ112が
点灯し且つスキャナユニット113が移動して原稿がラ
ンプ112により照射される。原稿の反射光は、ミラー
114,115,116及びレンズ117を介してCC
D118に入力される。CCD118に照射された原稿
の反射光は、光電変換され、画像信号として出力され
る。
【0025】CCD118より出力された画像信号はプ
リンタ部150に送られ、適宜画像処理が施されたのち
露光制御部151に送られる。露光制御部151にて変
調された光信号に変換され、この光信号は感光体152
を照射することにより、感光体152上に潜像が形成さ
れる。感光体152上に形成された潜像は、現像器15
3によって現像剤像として現像される。該現像剤像の先
端とタイミングを合わせて記録紙積載部154又は記録
紙積載部155より記録材たる記録紙が搬送され、転写
部156において上記現像剤像が記録紙に転写される。
上記現像剤像の転写を受けた記録紙は、定着装置157
により上記現像剤像が定着された後、排紙部158より
装置外部に排出される。排紙部158から排出された記
録紙は、ソータ170のソート機能が働いている場合に
は、各ビン172等に、又、ソート機能が働いていない
場合には、ソータ170の最上位のビン171に排出さ
れる。
【0026】次に、リーダ部110にて順次読み込む画
像を1枚の記録紙の両面に出力する場合について説明す
る。
【0027】定着装置157により現像剤像が定着され
た記録紙を、一旦排紙部158まで搬送した後、記録紙
の搬送方向を反転して搬送方向切換部材159を介して
再給紙用記録紙積載部160に搬送する。そして、次の
原稿が準備されると、上記プロセスと同様にして原稿画
像が読み取られるが、記録紙については再給紙用記録紙
積載部160から給紙されるので、結局、同一記録紙の
表面と裏面に2枚の原稿画像を出力することができる。
【0028】図2は、本実施形態にかかる複写装置10
0の制御構成を示すブロック図であり、同図において、
図1と同一部分には同一符号が付してある。
【0029】図2において、矢印A部は上述のリーダ部
110に、矢印B部は上述のプリンタ部150に含まれ
る。
【0030】CCD118内で光電変換され、適宜アナ
ログ増幅及びAD変換された画像データはライン121
を介してリーダコントローラ120(以下、Rコンと略
す)に送られる。Rコン120では受け取った画像デー
タをシェーデイング補正をかけた後、画像転送バス30
0を介してコントローラ201へと送る。又、Rコン1
20内で生成したCCD118駆動用の各種タイミング
パルスは122を介してCCD118へと送られる。
【0031】又、Rコン120にはステッピングモータ
123が接続され、Rコン120の制御により、ステッ
ピングモータ123が正又は逆回転することにより、上
述のスキャナユニット113が往復動し、原稿台ガラス
111上の原稿を走査することができる。
【0032】コントローラ201は、プリンタ部150
及びリーダ部110を総合的に制御するユニットであ
り、各種制御用のデータをデータバス301を介してR
コン120とやりとりする。
【0033】ユーザーインターフェイス部(以下、UI
と略す)205は、キーやLCD等の表示部からなり、
キーの入力情報をコントローラ201に送り、又、コン
トローラ201から出力される表示データを受け取り、
その表示データに従って表示を行う。
【0034】低圧電源ユニット203(以下LVTと略
す)は、商用電源(図示せず)からAC電圧を受け取
り、コントローラ201の指示の基に、低圧電源を生成
する。低圧電源として、CPU等の制御部に給電する制
御電源(3.3V等)やモータやソレノイドを駆動する
ためのパワー電源(24V等)を生成する。上記制御電
源は、ライン302を介してRコン120に供給される
と共にプリンタ部150内の必要な各ユニット(図示せ
ず)に供給される。又、上記パワー電源は、ライン30
3を介してRコン120に供給されると共にプリンタ部
150内の必要な各ユニット(図示せず)に供給され
る。
【0035】Rコン120よりLVT203が受け取っ
た画像データは、コントローラ201内で、変倍、エッ
ジ強調、2値化等の画像処理を施された後、ライン20
7を介してプリンタコントローラ(以下、Pコンと略
す)202に送られる。Pコン202は、プリンタ部1
50の紙送り系の制御、画像形成に必要な帯電系の制御
を行うユニットである。又、Pコン202は、各種制御
用のデータをデータバス208を介してコントローラ2
01とやりとりする。
【0036】又、Pコン202は、ライン207を介し
て受け取った画像データに、プリントに必要な各種タイ
ミングを付加して画像データバス209に出力する。
【0037】上述の露光制御部151で、画像データバ
ス209を介して受け取った画像データやタイミング信
号に従ってレーザー(図示せず)を所定の光量で発光さ
せ、感光体152を照射することにより、感光体152
上に潜像が形成される。
【0038】外部インターフェイス304は、複写装置
100以外の装置、例えばパーソナルコンピュータと通
信を行うためのインターフェイスであり、コントローラ
201に接続されている。
【0039】図3は、図2に示すRコン120の構成を
示すブロック図である。同図において、図2と同一部分
については同一の符号を付してある。
【0040】CPU124は、リーダ部110の動作を
制御していて、ローカルデータバス130を経由してパ
ルス生成器125と初期画処理器126の設定及び動作
タイミングを与えている。又、データバス301を経由
してコントローラ201と情報の受け渡しを行ってい
る。
【0041】CPU124は、更に、モータ制御信号1
33を使ってモータドライバ128を介してステッピン
グモータ123を制御する。
【0042】モータドライバ128は、モータ制御信号
133に含まれているステッピングモータの回転速度を
示すモータクロック信号と回転方向信号及び駆動イネー
ブル信号に従ってモータ駆動線134によりステッピン
グモータ123を駆動する。ステッピングモータ123
の駆動にはパワー電源303を使用する。
【0043】パルス生成器125は、発振器127から
クロックの供給を受け、CPU124による設定に従っ
てCCDタイミング信号122を生成しCCD118を
駆動すると同時にタイミング信号122によってCCD
118からライン121を経て送られてくる画像データ
に同期した画像クロック132を生成する。画像クロッ
クのスピードは、CCDタイミング信号122との相関
性を保った状態で、CPU124により選択的に切換が
可能である。
【0044】初期画処理器126は、CCD118より
ライン121を経て送られてくる画像データにシェーテ
ィング処理を施して画像転送バス300に画像クロック
132に同期させて送り出す。データバス301に含ま
れる画像データに関する情報信号は、直接に初期画処理
器126に接続され、画像データに関連するクリティカ
ルなタイミング信号の受け渡しを行っている。
【0045】本実施形態の構成においては、CPU12
4の動作クロックと画像クロック132は同期している
必要性がないため、同期している状態を含めてお互いに
任意に選択が可能となっている。
【0046】図4は、操作部205の構成例を示す平面
図である。同図に示すように操作部205には、各種キ
ーと、液晶表示装置からなるドッマトリックスで構成さ
れる表示部205aとが配置されている。
【0047】表示部205aは、複写装置100の状
態、コピー枚数、倍率、選択用紙及び各種操作モード画
面を表示し、後述する各種コントロールキーにより操作
される。
【0048】又、図4に示すように、操作部205は、
スタートキー205b、復帰(リセット)キー205
c、キー群205d、濃度調整キー205e,205
f、濃度表示部205g、キー205h,205i,2
05j,205k,205l,205mを有している。
スタートキー205bは、コピー動作を開始させるため
のきである。リセットキー205cは、設定モードを標
準状態に復帰(リセット)させるためのキーである。キ
ー群205dは、コピー枚数やズーム倍率等を入力する
ための0〜9までのテンキーとその入力をクリアするた
めのクリアキー等とからなる。濃度調整キー205e,
205fは、濃度をアップ/ダウンさせるためキーであ
る。これらの濃度調整キー205e,205fにより調
整される濃度の状態は、パースケール状の濃度表示部2
05gに表示される。キー205hは、自動濃度調整機
能をオン/オフするためのキーとその表示部である。キ
ー205iは、給紙段及びオート用紙選択モードを選択
するためのキーであり、その選択状態は表示部205a
に表示される。キー205j,205k,2051は、
それぞれ定形縮小モード、等倍モード、拡大モードを設
定するためのキーである。キー205mは、オート変倍
モードを設定するためのキーで、その設定状態は表示部
205aに表示される。
【0049】図5は、コントローラ201の構成を示す
ブロック図である。
【0050】図5において、CPU701は、ROM7
02内のプログラムに基づき全体の制御を行う。RAM
703は、CPU701のワークエリア、及びリーダ部
110で読み取った画像の記憶にも使用する。又、CP
U701は、シリアル通信コミュニケーションインター
フェイス(SCI)713を介して上述のRコン12
0、LVT204,Pコン202と情報の送受信を行
う。PCI/F部710は、バイセントロ等のインター
フェイスであり、パソコンからプリントデータを受け取
ったり、複写装置100の状態をパソコンに通知したり
する。圧縮伸長部709は、画像データの圧縮及び伸長
を高速に行うようになっており、JBIG,MMR等の
フォーマットをサポートする。インターフェイス部70
8は、10base等のネットワークとのインターフェ
イス部であり、CPU701がネットワーク上のコンピ
ュータからプリントデータを受け取ったり、複写装置1
00の状態をコンピュータに通知したりする。
【0051】ファックス部707は、モデムや回線処理
回路を含むものであり、所定のフォーマットで圧縮され
た画像データを通信回線(以下、PSTNと略す)を介
して送信したり、受信したりする。インターフェイス部
712は、上述のUI205とのインターフェイス部で
LCDコントローラを含み、CPU701がここを介し
て表示データをUi205に渡したり、キー入力データ
を受け取ったりする。
【0052】画像処理部720は、画像転送バス300
を介してリーダ部110より画像データを受け取り、後
述の画像処理を施した後、ビデオ入力I/F部705に
出力する。
【0053】ビデオ入力I/F部705では、タイミン
グを変換してRAM703にデータを記憶させる。一
方、RAM703に記憶された画像データはビデオ出力
I/F部706ではタイミングを変換し、画像処理部7
20で後述の画像処理を施した後画像転送バスであるラ
イン207を介してPコン202へと送られる。
【0054】図6は、画像処理部720の構成を示すブ
ロック図である。
【0055】本実施形態では、8ビットの画像データは
そのまま8ビットbのデータとしてビデオ入力I/F部
705へ送られる場合と、次の画像処理を施される場合
がある。
【0056】変倍部1304で拡大や縮小の変倍処理、
フィルタ1303でフィルタ処理、log変換γ補正1
302でプリンタ等の特性にあわせてLog変換、2値
化部1301で誤差拡散等のアルゴリズムで2値化し情
報量を少なくする。
【0057】ビデオ出力I/F部706からの600d
piの画像データはスムージング部1305で擬似的に
2400dpiのデータ変換される。
【0058】図7は、Pコン202の構成を示すブロッ
ク図である。
【0059】図7において、温度制御手段1005a
は、プリンタ部のメカニカルな制御を行うCPUで、R
OM802に記憶されたプログラムに従って制御を行
う。RAM803は、温度制御手段1005aが使用す
るためのRAMである。各種センサー806は、入出力
ポート804を介して温度制御手段1005aに読み込
まれる。各種センサー806には、例えば転写紙の有無
を検出する紙センサー等が含まれる。入出力ポート80
4の出力は、ドライバ805に接続され、ここで必要な
ドライブ電圧に変換され、各種負荷807へと接続され
る。各種負荷807には、定着装置157に備えられた
加熱装置の発熱体、紙送り用のモータやクラッチ、ソレ
ノイド等を含む。
【0060】温度制御手段1005aは、シリアル通信
コミュニケーションインターフェイス809を介して上
述のコントローラ201と情報の送受信を行う。
【0061】又、シリアル通信コミュニケーションイン
ターフェイス809は、複数のシリアル通信チャンネル
を有しており、ソータ170やペーパーデッキ、カセッ
トペディスタル等(図示せず)と情報の送受信を行う。
【0062】温度制御手段1005aは、定着装置15
7に備えられた加熱装置の温度検知体及び発熱体につい
て、後述の変換手段たるAD変換手段によってデジタル
化された上記温度検知体の温度情報が第一伝達手段たる
光電変換手段1003aを介して入力され、この温度情
報に基づき上記発熱体の駆動制御を行い、更に、遮断制
御手段たる電源遮断制御手段1006aの制御も行うよ
うになっている。そして、第二伝達手段たる光電変換手
段1004aを介して上記発熱体の異常温度が検出され
ると、電源遮断制御手段1006aを制御して強制的に
遮断手段を動作させ、上記発熱体への電源を遮断する。
【0063】画像処理部810は、コントローラ201
から送られてきた画像データを主走査方向のタイミング
をあわせて露光制御部151へと渡す。
【0064】図8は、LVT203の構成を示すブロッ
ク図である。
【0065】図8において、CPU901はLVTの動
作を制御する、ROM、RAMを含む1チップCPUで
ある。CPU901は、ライン204を介してコントロ
ーラ201と情報をやりとりする。
【0066】商用電源908は、平滑回路902により
平滑され、その出力がDC/DCコンバータ部(以下、
CNVと略す)903,904,905,906,90
7に接続される。
【0067】CNV903は、常時動作をしていて制御
用の3.3VAの電源をなす。又、この3.3VAの電
源はCPU901に供給される。
【0068】CNV904は、3.3VBの電源をな
す。この3.3VBの電源はCPU901によりオン/
オフ制御することができる。
【0069】CNV905は、パワー電源(24V)を
なす。このパワー電源はCPU901によりオン/オフ
制御することができる。
【0070】CNV906は、パワー電源(2可変)を
なす。このパワー電源はCPU901によりオン/オフ
制御及び出力電圧を設定することができる。又、CNV
906内には電流リミッタ回路が設けられており、又、
リミットを掛ける電流値もCPU901により設定する
ことができる。
【0071】CNV907は、5Vの電源をなす。この
5Vの電源はCPU901によりオン/オフ制御するこ
とができる。
【0072】レギュレータ回路REG909は、平滑回
路902により整流された電源から一次側電源Vcc1
を出力するようになっている。
【0073】図9は、本実施形態にける定着装置157
の概略構成を示す模式的断面図である。
【0074】定着装置157は、加熱装置たる加熱部9
と、加熱部9を固定して支持する支持体8と、加熱部9
及び支持体8に外嵌された耐熱性のフィルム6と、フィ
ルム6を介して加熱部9と圧接する回転体状の加圧ロー
ラ7とを有し、加圧ローラ7の回転により、フィルム6
を加熱部9に摺動させ、フィルム6と加圧ローラ7との
圧接によるニップ部Nに未定着像を担持した記録紙を通
紙することにより、フィルム6を介した加熱部9からの
熱により未定着像を記録紙P上に定着させるようになっ
ている。
【0075】図10は、本実施形態における複写装置1
00の制御系の信号経路を示すブロック図である。
【0076】加熱部9は、電源たる商用電源VACから
電力を受けて発熱する発熱体たるヒータH1と、ヒータ
H1の温度を検知する温度検知体たるサーミスタTH1
とを有している。
【0077】ヒータH1は、セラミックスを主成分とす
る基板上の一方の面に設けられ、サーミスタTH1は上
記基板上の他方の面に設けられている。
【0078】加熱部9を備える複写装置100本体のプ
リンタ部150内には、商用電源VACからヒータH1
への導通又はその遮断にいずれかに切換自在な切換手段
たる発熱体制御手段1007aと、サーミスタTH1の
温度検知情報に基づき発熱体制御手段1007aの切り
換えを制御する温度制御手段1005aと、サーミスタ
TH1の温度検知情報(電気信号)をデジタル化(AD
変換)する変換手段たるAD変換手段1001aと、A
D変換手段1001aからのデジタルの電気信号を一旦
光信号に変換した後再び電気信号に変換し出力する第一
伝達手段たる光電変換手段1003a(フォトカプラP
C1〜PC3)と、サーミスタTH1の温度検知情報に
よる温度が異常温度であるか否かを検知する異常温度検
知手段1002aと、異常温度検知手段1002aの出
力信号(電気信号)を一旦光信号に変換した後再び電気
信号に変換し出力する第二伝達手段たる光電変換手段1
004a(フォトカプラPC4)と、商用電源VACか
らヒータH1への電力供給を遮断可能な遮断手段たる電
源遮断手段1008aと、電源遮断手段1008aを制
御する遮断制御手段たる電源遮断制御手段1006aと
を有している。
【0079】次に、AD変換手段1001aと温度制御
手段1005a(CPU)とのデータのやり取りを図1
1に説明する。
【0080】温度制御手段1005aは、先ず、変換ス
タート信号であるCNVST信号をLOWにし、CNV
ST信号はフォトカプラPC2を介してAD変換手段1
001aに入力され、AD変換手段1001aはCNV
ST信号の立下りを検知して、サーミスタTH1からの
温度情報のAD変換を開始する。更に、温度制御手段1
005aは、シリアルクロックSCLKを順次フォトカ
プラPC1を介して、AD変換手段1001aに伝達
し、AD変換手段1001aはこのシリアルクロックに
同期して、スタートビット、AD変換した変換データ
(8ビット)、ストップビットの順で、AD変換手段1
001aのDOUTポートからフォトカプラPC3を介
して、温度制御手段1005aのDINポートに入力さ
れる。このようにして、温度制御手段1005aはサー
ミスタTH1からの温度情報を知ることができる。そし
て、温度制御手段1005aはサーミスタTH1による
ヒータH1の温度を検知したら、CNVST信号をHI
GHにして、AD変換動作を終了する。
【0081】このようにして、温度制御手段1005a
は、通常の画像形成動作時、上述の動作動作を約2ms
ec毎に行って、ヒータH1の温度を検知している。
【0082】一方、商用電源VACはトライアックQ1
を介して加熱部9に備えられたヒータH1に電力を供給
する。ヒータH1は、サーミスタTH1が近傍に配置さ
れている。
【0083】次に、通常の画像形成動作における各手段
の動作を説明する。
【0084】画像形成動作通常時、温度制御手段100
5aは、ヒータH1のサーミスタTH1の抵抗値の変化
をAD変換手段1001aにより、AD変換されたデー
タを光電変換手段1003aを介して、ヒータH1の温
度を知る。そして、その温度を一定に保つように、発熱
体制御手段1007aを制御する。ここで、発熱体制御
手段1007aのトライアックQ1は、フォトトライア
ックカプラSSR1を介して、二次側に配置された温度
制御手段1005aから抵抗R1を介してトランジスタ
Q2に接続され、上記CPUからの2種類のHIGH,
LOW信号に応じて、制限抵抗R2を通じてフォトトラ
イアックカプラSSR1のダイオード側に電流を流して
制御を受け、商用電源からヒータH1へ導通、遮断の切
換を制御する。又、通常の画像形成時において、上記C
PUは電源遮断制御手段1006a内の抵抗R3,R4
を介して接続されたトランジスタQ3をオンさせて、電
源遮断手段1008aであるリレーをオンさせて、電源
導通状態とさせる。
【0085】次に、画像形成動作中の温度異常動作時に
おける各手段の動作を説明する。
【0086】例えば発熱体制御手段1007aが故障し
トライアックQ1が導通しっぱなしとなった場合には、
ヒータH1の温度が上昇し、熱ストレスによりヒータ割
れが発生する可能性がある。このような状態に陥ると、
ヒータは折れた部分の圧膜抵抗体の膜同士で放電を始め
る。周囲は高温状態であるから、上記放電現象により周
囲にある可燃物は容易に引火し、発煙、発火に至る虞が
ある。
【0087】そこで、異常温度検知手段1002aに
て、サーミスタTH1による検知温度と、抵抗R5とR
6の分圧電圧により予め決められた設定温度とを、コン
パレータQ4により比較し、予め決められた設定温度以
上にサーミスタTH1からの情報がなったときには、コ
ンパレータQ4の出力信号がトランジスタQ5をオンさ
せ、更にトランジスタQ5のオンにより、トランジスタ
Q6がオンして、フォトカプラPC4のフォトダイオー
ド側を動作させ、フォトカプラのフォトトランジスタ側
の出力信号が電源遮断制御手段1006aのトランジス
タQ3をオフさせて、その結果リレーオフとなり、ヒー
タH1ヘの通電が遮断される。
【0088】又、コンパレータQ4の出力信号はコンデ
ンサC1により、ホールドされるため、ヒータH1の温
度が設定温度以下になっても、コンパレータQ4の出力
が反転することは無いので、常にヒータH1が電源遮断
状態となるため、電源オン状態における安全性が確保さ
れる。またこの状態からの復帰は電源オフオンによりな
される。
【0089】よって、本実施形態によれば、上述の構成
とすることにより、一次側の回路である発熱体と二次側
の回路である温度検知体との距離をとる必要を無くし安
価に小型化を図ると共に、装置の発火や発煙等を防止す
ることができる加熱装置、定着装置及びこの定着装置を
備える画像形成装置の提供が可能となる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、温度制御手段が、第一伝達手段から
の電気パルス信号を受けて切換手段の切り換えを制御
し、遮断制御手段が、第二伝達手段からの電気パルス信
号を受けて遮断手段の遮断を制御するようになっている
ので、一次側の回路である発熱体と二次側の回路である
温度検知体との距離をとる必要を無くし安価に小型化を
図ると共に、装置の発火や発煙等を防止することができ
る。
【0091】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
温度制御手段が、第一伝達手段からの電気パルス信号を
受けて切換手段の切り換えを制御し、遮断制御手段が、
第二伝達手段からの電気パルス信号を受けて遮断手段の
遮断を制御するようになっているので、一次側の回路で
ある発熱体と二次側の回路である温度検知体との距離を
とる必要を無くし安価に小型化を図ると共に、装置の発
火や発煙等を防止することができる。
【0092】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、温度制御手段が、第一伝達手段からの電気パルス信
号を受けて切換手段の切り換えを制御し、遮断制御手段
が、第二伝達手段からの電気パルス信号を受けて遮断手
段の遮断を制御するようになっているので、一次側の回
路である発熱体と二次側の回路である温度検知体との距
離をとる必要を無くし安価に小型化を図ると共に、装置
の発火や発煙等を防止することができる。
【0093】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
温度制御手段が、第一伝達手段からの電気パルス信号を
受けて切換手段の切り換えを制御し、遮断制御手段が、
第二伝達手段からの電気パルス信号を受けて遮断手段の
遮断を制御するようになっているので、一次側の回路で
ある発熱体と二次側の回路である温度検知体との距離を
とる必要を無くし安価に小型化を図ると共に、装置の発
火や発煙等を防止することができる。
【0094】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、温度制御手段が、第一伝達手段からの電気パルス信
号を受けて切換手段の切り換えを制御し、遮断制御手段
が、第二伝達手段からの電気パルス信号を受けて遮断手
段の遮断を制御するようになっているので、一次側の回
路である発熱体と二次側の回路である温度検知体との距
離をとる必要を無くし安価に小型化を図ると共に、装置
の発火や発煙等を防止することができる。
【0095】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
温度制御手段が、第一伝達手段からの電気パルス信号を
受けて切換手段の切り換えを制御し、遮断制御手段が、
第二伝達手段からの電気パルス信号を受けて遮断手段の
遮断を制御するようになっているので、一次側の回路で
ある発熱体と二次側の回路である温度検知体との距離を
とる必要を無くし安価に小型化を図ると共に、装置の発
火や発煙等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の制御系の概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】図2の制御系のリーダコントローラ(Rコン)
の概略構成を示すブロック図である。
【図4】図1の画像形成装置に設けられた操作部を説明
するための図である。
【図5】図2の制御系のコントローラの概略構成を示す
ブロック図である。
【図6】図5のコントローラの画像形成部を説明するた
めのブロック図である。
【図7】図2の制御系のプリンタコントローラ(Pコ
ン)の概略構成を示すブロック図である。
【図8】図2の制御系の低電圧ユニット(LVT)の概
略構成を示すブロック図である。
【図9】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図10】図9の定着装置に備えられた加熱装置の制御
系の構成を示すブロック図である。
【図11】図10の制御系における変換手段と温度制御
手段とのデータのやり取りを説明するためのタイミング
チャートである。
【図12】従来の加熱装置における発熱体と温度検知体
との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
9 加熱部(加熱装置) 100 複写装置(画像形成装置) 157 定着装置 1001a 変換手段 1002a 異常温度検知手段 1003a 光電変換手段(第一伝達手段) 1004a 光電変換手段(第二伝達手段) 1005a 温度制御手段 1006a 電源遮断制御手段(遮断制御手段) 1007a 発熱体制御手段(切換手段) 1008a 電源遮断手段(遮断手段) H1 ヒータ(発熱体) P 記録紙(記録材) TH1 サーミスタ(温度検知体) VAC 商用電源(電源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/20 109 G03G 15/20 109 H05B 3/16 H05B 3/16 3/20 328 3/20 328 Fターム(参考) 2H033 AA21 AA30 AA42 BA11 BA12 BA25 BA30 BA34 BE03 CA06 CA07 CA30 CA34 CA48 3K034 AA04 BB06 BB14 BC12 DA05 EA13 EA18 HA10 JA09 3K058 AA14 BA18 CA23 CA61 CA91 CB02 CB22 CB34 CD01 CE19 DA05 GA06 3K092 PP18 QA05 RF03 RF11 UA17 VV25

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源からの電力の供給を受けて発熱する
    発熱体と、該発熱体の温度を検知しその温度検知情報を
    電気信号として出力する温度検知体と、上記電源から上
    記発熱体への導通又はその遮断のいずれかに切り換え自
    在な切換手段と、該温度検知体の温度検知情報に基づき
    上記切換手段の切り換えを制御する温度制御手段と、上
    記温度検知体の温度検知情報による温度が所定温度以上
    の異常温度であるか否かを検知しその二値情報を電気信
    号として出力する異常温度検知手段と、上記電源から上
    記発熱体への電力供給を遮断可能な遮断手段と、上記異
    常温度検知手段が異常温度を検知した際に上記遮断手段
    を遮断状態にさせる遮断制御手段とを備える加熱装置に
    おいて、温度検知体からの電気信号を二値情報であるデ
    ジタルの電気信号にデジタル化する変換手段と、該変換
    手段によってデジタル化された上記電気信号を一旦光信
    号に変換したのち該光信号を電気パルス信号に変換し出
    力する第一伝達手段と、異常温度検知手段からの電気信
    号を一旦光信号に変換したのち該光信号を電気パルス信
    号に変換し出力する第二伝達手段とを備え、温度制御手
    段は、第一伝達手段からの電気パルス信号を受けて切換
    手段の切り換えを制御し、遮断制御手段は、第二伝達手
    段からの電気パルス信号を受けて遮断手段の遮断を制御
    するよう構成されていることを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 発熱体は、セラミックスを主成分とする
    基板の一方の面に設けられていることとする請求項1に
    記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 温度検知体は、基板の他方の面に設けら
    れていることとする請求項2に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 温度制御手段は、第一伝達手段からの電
    気パルス信号に基づき切換手段の切り換えを制御するこ
    ととする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の
    加熱装置。
  5. 【請求項5】 未定着像を担持する記録材を加熱及び加
    圧することにより上記未定着像を上記記録材に定着させ
    る定着装置であって、請求項1乃至請求項4のいずれか
    一項に記載の加熱装置を備えることを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録材に記録する画像形成装置であって、請
    求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の加熱装置、
    又は、請求項5に記載の定着装置を備えることを特徴と
    する画像形成装置。
JP2000363182A 2000-11-29 2000-11-29 加熱装置、この加熱装置を備える定着装置及び画像形成装置 Withdrawn JP2002170649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000363182A JP2002170649A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 加熱装置、この加熱装置を備える定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000363182A JP2002170649A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 加熱装置、この加熱装置を備える定着装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002170649A true JP2002170649A (ja) 2002-06-14

Family

ID=18834330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000363182A Withdrawn JP2002170649A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 加熱装置、この加熱装置を備える定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002170649A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095519A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 キヤノン株式会社 画像形成装置
US20200150566A1 (en) * 2018-11-09 2020-05-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2022031531A (ja) * 2017-11-20 2022-02-18 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095519A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10585379B2 (en) 2017-11-20 2020-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that detects an abnormality in a heater based on temperatures detected by temperature detection portions
US10955778B2 (en) 2017-11-20 2021-03-23 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having plurality of temperature detection portions and a plurality of abnormality detection circuit portions
JP7005311B2 (ja) 2017-11-20 2022-02-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2022031531A (ja) * 2017-11-20 2022-02-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7322130B2 (ja) 2017-11-20 2023-08-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
US20200150566A1 (en) * 2018-11-09 2020-05-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US10845741B2 (en) * 2018-11-09 2020-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus in which a first circuit for supplying power to a heater and second and third circuits electrically isolated from the first circuit are linearly disposed on a circuit board surface
US11262677B2 (en) 2018-11-09 2022-03-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a connector with multiple circuits having varying insulation
US11768454B2 (en) 2018-11-09 2023-09-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a first circuit for supplying power to a heater, a second circuit electrically insulated with reinforced insulation from the first circuit, and a third circuit electrically insulated from the first and second circuits

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8089645B2 (en) Image processing apparatus, image processing system and image processing program
JP4634487B2 (ja) 画像形成装置
JP2010072257A (ja) 画像形成装置
JP2002246149A (ja) 加熱装置及びその制御方法、定着装置、画像形成装置
US20050111865A1 (en) Image forming apparatus
WO2013121978A1 (ja) 画像形成システム
US20100254722A1 (en) Image forming apparatus
CN101592881B (zh) 图像处理设备和图像处理系统
JP2002170649A (ja) 加熱装置、この加熱装置を備える定着装置及び画像形成装置
JP2002132086A (ja) 画像形成装置
CN101178565B (zh) 图像形成装置、控制装置和控制方法
US6308022B1 (en) Image forming apparatus and warming up method
JP2006072236A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3745591B2 (ja) 画像形成装置
JP2002357978A (ja) 画像形成装置
JP3647215B2 (ja) 画像形成装置
JP2008145812A (ja) 画像形成装置
JP2003208293A (ja) 画像出力システム
JP2000358120A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、記憶媒体
JP2007065597A (ja) 画像形成装置
JP2004080092A (ja) 画像形成装置ネットワークシステム
JP4442852B2 (ja) 画像形成装置
JP2003207972A (ja) 画像形成装置
JP2003162185A (ja) 画像形成装置
JP2001024837A (ja) 画像処理システム並びに画像読取り装置並びに画像処理システムの制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050218

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080205