JP2001024837A - 画像処理システム並びに画像読取り装置並びに画像処理システムの制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

画像処理システム並びに画像読取り装置並びに画像処理システムの制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2001024837A
JP2001024837A JP11191334A JP19133499A JP2001024837A JP 2001024837 A JP2001024837 A JP 2001024837A JP 11191334 A JP11191334 A JP 11191334A JP 19133499 A JP19133499 A JP 19133499A JP 2001024837 A JP2001024837 A JP 2001024837A
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Satoru Sugano
覚 菅野
Takeji Uchizono
武治 内園
Hideaki Chishima
英朗 千島
Masahiro Kurahashi
昌裕 倉橋
Masanobu Taira
昌宣 平
Satoru Kijima
悟 木島
Hiroaki Takeda
浩明 武田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントアウトしようとするプリンタが何ら
かの不具合を起こしている場合、出力先を他のプリンタ
に切り替えて、迅速にプリントアウト結果を得て、ユー
ザの作業効率の低下を防止すること。 【解決手段】 ネットワーク6を介してスキャナ1とプ
リンタ1〜3とが通信可能な画像処理システムにおい
て、スキャナ1のリーダコントローラが、スキャナ1が
読み取る画像を記録媒体に複写出力する前記いずれかの
プリンタを選択し、該選択されたプリンタが紙詰まり状
態であることを検出した場合、スキャナ1が読み取る画
像の出力先を前記他のプリンタに切り替えるように制御
する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して画像読取り装置と複数の画像出力装置とが通信可
能に構成され、前記画像読取り装置で読み取られる画像
を前記いずれかの画像出力装置を選択して出力可能な画
像処理システム並びに画像読取り装置並びに画像処理シ
ステムの制御方法およびコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル複写機の特徴を生かし
て、画像読み取り部とプリンタ部とを分離できる形式の
製品が出てきた。
【0003】このような製品では、ネットワークを介し
て画像読み取り部(スキャナ部)と複数のプリンタを接
続することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにネットワークを介してスキャナ部と複数のプリ
ンタを接続した状態でコピー処理を行う際に、プリント
アウトしようとするプリンタに何らかの不具合が生じた
場合、ユーザは、開始したコピー動作を中止させ、原稿
を新たにセットしなおした上で、さらに接続されている
他のプリンタを指定して、新たにコピー処理を開始する
という煩雑な作業を行なわなければならないという問題
点があった。
【0005】また、プリントアウトしようとするプリン
タに、所望のプリント資源、例えば所望のサイズの用紙
がない場合、ユーザの所望とする用紙とは異なる用紙に
プリントされてしまう等のミスコピーが発生してしまう
という問題点もあった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第12の発
明の目的は、所定の通信媒体を介してスキャナと複数の
プリンタとが通信可能な画像処理システムにおいて、ス
キャナ部が読み取る画像を記録媒体に複写出力するプリ
ンタを前記複数のプリンタから選択し、該選択されたプ
リンタが紙詰まり等の不具合を起こした状態であること
を検出した場合、スキャナ部が読み取る画像の出力先を
他のプリンタに切り替え制御することにより、プリント
アウトしようとするプリンタが何らかの不具合を起こし
ている場合でも、出力先を他のプリンタに切り替えて、
迅速にプリントアウト結果を得て、ユーザの作業効率の
低下を防止することことができる画像処理システム並び
に画像読取り装置並びに画像処理システムの制御方法お
よびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(図9に示すネットワーク6)を介
して画像読取り装置(図9に示すスキャナ1又はスキャ
ナ2)と複数の画像出力装置(図9に示すプリンタ1
(3),プリンタ2(4),プリンタ3(5))とが通
信可能な画像処理システムにおいて、前記画像読取り装
置は、前記画像読取り装置が読み取る画像を記録媒体に
複写出力する前記いずれかの画像出力装置を選択する選
択手段(図3に示すリーダコントローラ120のCPU
124がROM又は図示しない記憶媒体に格納されたプ
ログラムに基づいて選択処理する)と、複写動作開始時
に、前記選択手段により選択された画像出力装置から通
知される画像出力装置の状態に基づいて、前記選択手段
により選択された画像出力装置が所定の状態であるか否
かを検出する第1の検出手段(図3に示すリーダコント
ローラ120のCPU124がROM又は図示しない記
憶媒体に格納されたプログラムに基づいて検出処理す
る)と、前記第1の検出手段が前記選択手段により選択
された画像出力装置が所定の状態であることを検出した
場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の出力先を前
記他の画像出力装置に切り替え制御する制御手段(図3
に示すリーダコントローラ120のCPU124がRO
M又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいて切り替え処理する)とを有し、前記画像出力装置
は、画像出力装置の状態を前記画像読取り装置に通知す
る第1の通知手段(図5に示すコントローラ201のC
PU701がROM702又は図示しない記憶媒体に格
納されたプログラムに基づいて通知処理する)とを有す
るものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記所定の状
態とは、紙詰まり状態、紙切れ状態、記録剤切れ状態を
含むものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記画像読取
り装置は、複写条件を設定する設定手段(図2に示すユ
ーザインタフェース190)と、前記選択手段により選
択された画像出力装置から通知されるプリント資源の情
報に基づいて、前記選択手段により選択された画像出力
装置が、前記設定手段により設定された複写条件に対応
するプリント資源を備えているか否かを検出する第2の
検出手段(図3に示すリーダコントローラ120のCP
U124がROM又は図示しない記憶媒体に格納された
プログラムに基づいて検出処理する)を設け、前記制御
手段は、前記第2の検出手段が前記選択手段により選択
された画像出力装置が前記プリント資源を備えていない
ことを検出した場合、前記画像読取り装置が読み取る画
像の出力先を他のプリンタに切り替え制御するものであ
り、前記画像出力装置は、画像出力装置の備えるプリン
ト資源の情報を前記画像読取り装置へ通知する第2の通
知手段(図5に示すコントローラ201のCPU701
がROM702又は図示しない記憶媒体に格納されたプ
ログラムに基づいて選択制御する)を設けたものであ
る。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記設定手段
により設定された複写条件に対応するプリント資源は、
設定されたサイズの記録媒体、設定された種類の記録媒
体、ソータを含むものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体(図9に示すネットワーク6)を介して複数の画像出
力装置(図9に示すプリンタ1(3),プリンタ2
(4),プリンタ3(5))と通信可能な画像読取り装
置(図9に示すスキャナ1又はスキャナ2)において、
前記画像読取り装置が読み取る画像を記録媒体に複写出
力する前記いずれかの画像出力装置を選択する選択手段
(図3に示すリーダコントローラ120のCPU124
がROM又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラ
ムに基づいて選択処理する)と、複写動作開始時に、前
記選択手段により選択された画像出力装置が所定の状態
であるか否かを検出する第1の検出手段(図3に示すリ
ーダコントローラ120のCPU124がROM又は図
示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて検
出処理する)と、前記第1の検出手段が前記選択手段に
より選択された画像出力装置が所定の状態であることを
検出した場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の出
力先を前記他の画像出力装置に切り替え制御する制御手
段(図3に示すリーダコントローラ120のCPU12
4がROM又は図示しない記憶媒体に格納されたプログ
ラムに基づいて切り替え処理する)とを有するものであ
る。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記所定の状
態とは、紙詰まり状態、紙切れ状態、記録剤切れ状態を
含むものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、複写条件を設
定する設定手段(図2に示すユーザインタフェース部1
90)と、前記選択手段により選択された画像出力装置
が、前記設定手段により設定された複写条件に対応する
プリント資源を備えているか否かを検出する第2の検出
手段(図3に示すリーダコントローラ120のCPU1
24がROM又は図示しない記憶媒体に格納されたプロ
グラムに基づいて検出処理する)を設け、前記制御手段
は、前記第2の検出手段が前記選択手段により選択され
た画像出力装置が前記プリント資源を備えていないこと
を検出した場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の
出力先を他のプリンタに切り替え制御するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記設定手段
により設定された複写条件に対応するプリント資源は、
設定されたサイズの記録媒体、設定された種類の記録媒
体、ソータを含むものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体を介して画像読取り装置と複数の画像出力装置とが通
信可能な画像処理システムの制御方法において、前記画
像読取り装置が読み取る画像を記録媒体に複写出力する
前記いずれかの画像出力装置を選択する選択工程(図1
0のステップS101)と、複写動作開始時(図10の
ステップS103の直後)に、前記選択工程により選択
された画像出力装置が所定の状態であるか否かを検出す
る第1の検出工程(図10のステップS104)と、前
記第1の検出工程において、前記選択工程により選択さ
れた画像出力装置が所定の状態であることが検出された
場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の出力先を前
記他の画像出力装置に切り替える第1の切り替え工程
(図10のステップS107)とを有するものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、複写条件を
設定する設定工程(図11のステップS202とステッ
プS203の間の不図示の設定工程)と、前記選択工程
により選択された画像出力装置が、前記設定工程により
設定された複写条件に対応するプリント資源を備えてい
るか否かを検出する第2の検出工程(図11のステップ
S203)と、前記第2の検出工程において、前記選択
工程により選択された画像出力装置が前記プリント資源
を備えていないことが検出された場合、前記画像読取り
装置が読み取る画像の出力先を他のプリンタに切り替え
る第2の切り替え工程(図11のステップS205,S
208)とを有するものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、所定の通信
媒体を介して画像読取り装置と複数の画像出力装置とが
通信可能な画像処理システムを制御するコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記画像読取り装置が読み取る画像を記録媒体に複
写出力する前記いずれかの画像出力装置を選択する選択
工程(図10のステップS101)と、複写動作開始時
(図10のステップS103の直後)に、前記選択工程
により選択された画像出力装置が所定の状態であるか否
かを検出する第1の検出工程(図10ステップS10
4)と、前記第1の検出工程において、前記選択工程に
より選択された画像出力装置が所定の状態であることが
検出された場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の
出力先を前記他の画像出力装置に切り替える第1の切り
替え工程(図10のステップS107)とを有するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納
したものである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、複写条件を
設定する設定工程(図11のステップS202とステッ
プS203の間の不図示の設定工程)と、前記選択工程
により選択された画像出力装置が、前記設定工程により
設定された複写条件に対応するプリント資源を備えてい
るか否かを検出する第2の検出工程(図11のステップ
S203)と、前記第2の検出工程において、前記選択
工程により選択された画像出力装置が前記プリント資源
を備えていないことが検出された場合、前記画像読取り
装置が読み取る画像の出力先を他のプリンタに切り替え
る第2の切り替え工程(図11のステップS205,S
208)とを有するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを記憶媒体に格納したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態を示す画像処
理装置を適用可能な複写装置の構成を示す断面図であ
る。
【0021】図において、100は画像処理装置で、画
像読み取り部であるリーダ部110と、画像記録部であ
るプリンタ部150とからなる。
【0022】リーダ部110において、140は原稿給
送装置で原稿給送台に載置された原稿束から原稿を1枚
ずつ原稿台ガラス111上に給送する。113はスキャ
ナユニットで、露光ランプ112およびミラー114を
備え、図面左右方向に移動する。露光ランプ112は、
スキャナユニット113により図面左右方向に移動しな
がら原稿台ガラス111上に載置された原稿を露光走査
する。
【0023】117はレンズで、露光ランプ112によ
り露光走査されミラー114〜116により導かれた原
稿からの反射光をCCDイメージセンサ部(以下、CC
D)118上に結像する。CCD118は、レンズ11
7により結像されて原稿からの反射光を電気信号に変換
する。
【0024】プリンタ部150において、151は露光
制御部で、リーダ部110から入力される画像信号を変
調された光信号に変換し、感光体152を露光して感光
体152上に静電潜像を形成する。153は現像器で、
感光体152上に形成された静電潜像をトナー等の現像
剤により現像する。
【0025】154,155は記録紙(転写紙)積載部
で、記録紙(転写紙)やOHPフィルム等の記録媒体を
積載格納する。156は転写部で、現像器153により
現像された感光体152上のトナー像を記録紙積載部1
54,155から給紙される記録紙上に転写する。
【0026】157は定着部で、記録紙上のトナー像を
記録紙上に熱定着させる。158は排紙部で、定着後の
記録紙を装置外部に排紙する。159は搬送方向切り替
え部材で、定着後の排紙部158まで搬送された記録紙
の搬送先を装置外部または再給紙用記録紙(転写紙)積
載部160に切り替える。
【0027】170はソータで、排紙部158から排出
された記録紙を各ビン172(最上位のビン171を含
む)に排出する。
【0028】なお、プリンタ部150には、各種センサ
(不図示)が設けてあり、記録紙の紙詰まり、紙切れ、
トナー切れ等を検出可能となっている。
【0029】以下、上記構成による画像処理装置の動作
について説明する。
【0030】リーダ部110の原稿給送装置140上に
積載された複数枚の原稿は、1枚ずつ順次原稿台ガラス
111上に搬送される。原稿が原稿台ガラス111の所
定位置に搬送されると、露光ランプ112が点灯し、か
つスキャナユニット113が移動して原稿が露光ランプ
112により照射される。
【0031】原稿の反射光は、ミラー114〜116及
びレンズ117を介してCCD118に入力される。C
CD118に照射された原稿の反射光は、光電変換さ
れ、画像信号として出力される。
【0032】次に、CCD118より出力された画像信
号は、プリンタ部150に送られ、不図示の画像処理部
により適宜画像処理が施されたのち露光制御部151に
送られる。露光制御部151にて変調された光信号に変
換され、この光信号は感光体152を照射することによ
り、感光体152上に潜像が形成される。
【0033】感光体152上に形成された潜像は、現像
器153によって現像される。該現像された像の先端と
タイミングを合わせて記録紙積載部154または記録紙
積載部155より記録紙が搬送され、転写部156にお
いて現像された像が記録紙に転写される。記録紙に転写
された像は、定着部157により記録紙に定着された
後、排紙部158より装置外部に排出される。
【0034】排紙部158から排出された記録紙は、ソ
ータ170でソート機能が働いている場合には、各ビン
172等に、またソート機能が働いていない場合には、
ソータ170の最上位のビン171に排出される。
【0035】次に、順次読み込む画像を1枚の記録紙の
両面に出力する場合について説明する。
【0036】定着部157により像が定着された記録紙
を、一度、排紙部158まで搬送後、記録紙の搬送方向
を反転して搬送方向切り替え部材159を介して再給紙
用記録紙積載部160に搬送する。
【0037】そして、次の原稿が準備されると、前記プ
ロセスと同様にして原稿画像が読み取られるが、記録紙
については再給紙用記録紙積載部160から給紙される
ので、結局、同一記録紙の表面と裏面に2枚の原稿画像
を出力することができる。
【0038】図2は、本実施形態に係る画像処理装置1
00の制御構成を示すブロック図であり、図1と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0039】以下、構成および動作について説明する。
【0040】図において、矢印A部は図1に示したリー
ダ部110に、矢印B部は図1に示したプリンタ部15
0に含まれる。
【0041】CCD118内で光電変換され、適宜アナ
ログ増幅及びA/D変換された画像データはライン12
1を介してリーダコントローラ120に送られる。リー
ダコントローラ120では受け取った画像データをシェ
ーディング補正をかけた後、画像転送バス300を介し
てコントローラ201へと送る。また、リーダコントロ
ーラ内で生成したCCD118駆動用の各種タイミング
パルスはライン122を介してCCD118へと送られ
る。
【0042】190はユーザインタフェース部(操作
部)で、各種キーやLCD等の表示部からなり、キーの
入力情報をライン191を介してリーダコントローラ1
20に送り、またリーダコントローラ120から出力さ
れる表示データを受け取り、その表示データに従って表
示を行う。なお、ユーザインタフェース部(操作部)1
90は、リーダ部110に着脱可能に接続され、リーダ
部110をプリンタ部150と離し、スキャナ装置とし
て使用する際に接続して使用する。
【0043】192は外部インタフェースで、プリンタ
部150以外の装置、例えばパーソナルコンピュータや
他のプリンタとネットワーク、例えばイーサネット等の
通信媒体を介して通信を行う為のインタフェースであ
り、リーダコントローラ120に接続されている。
【0044】また、リーダコントローラ120にはステ
ッピングモータ123が接続され、リーダコントローラ
120の制御により、ステッピングモータ123が正/
逆回転することにより、図1に示したスキャナユニット
113が図1紙面左右方向に往/復動し、原稿台ガラス
111上の原稿を走査することができる。
【0045】コントローラ201は、プリンタ部150
及びリーダ部110を統括的に制御するユニットであ
り、各種制御用のデータをデータバス301を介してリ
ーダコントローラ120とやりとりする。
【0046】205はユーザインタフェース部(操作
部)で、各種キーやLCD等の表示部からなり、キーの
入力情報をライン206を介してコントローラ201に
送り、またコントローラ201から出力される表示デー
タを受け取り、その表示データに従って表示を行う。
【0047】203は低圧電源ユニット(以下、LV
T)で、不図示の商用電源からAC電圧を受け取り、コ
ントローラ201の指示に基づいて低圧電源を生成す
る。
【0048】低圧電源として、CPU等の制御部に給電
する制御電源(例えば、3.3V等)やモータやソレノ
イドを駆動するためのパワー電源(例えば、24V等)
を生成する。制御電源はライン302を介してリーダコ
ントローラ120に供給されると共にプリンタ部150
内の必要な各ユニットに供給される。
【0049】また、パワー電源はライン303を介して
リーダコントローラ120に供給されると共にプリンタ
部150内の必要な各ユニットに供給される。
【0050】リーダコントローラ120より受け取った
画像データは、コントローラ201内で、変倍、エッジ
強調、2値化等の画像処理を施された後、ライン207
を介してプリンタコントローラ202に送られる。
【0051】プリンタコントローラ202は、プリンタ
部150の紙送り系の制御、画像形成に必要な帯電系の
制御を行うユニットである。プリンタコントローラ20
2は、各種制御用のデータをデータバス208を介して
コントローラ201とやりとりする。また、プリンタコ
ントローラ202は、ライン207を介して受け取った
画像データに、プリントに必要な各種タイミングを付加
して画像データバス207に出力する。
【0052】図1に示した露光制御部151は、画像デ
ータバス207を介して受け取った画像データやタイミ
ング信号に従って不図示のレーザを所定の光量で発光さ
せ、感光体152を照射することにより、感光体152
上に潜像が形成される。
【0053】304は外部インタフェースで、画像処理
装置100以外の装置、例えばパーソナルコンピュータ
やスキャナ,デジタルカメラ等のTWAIN対応機器,
ネットワーク、例えばイーサネット等と通信を行う為の
インタフェースであり、コントローラ201に接続され
ている。
【0054】図3は、図2に示したリーダコントローラ
120の構成を示すブロック図であり、図2と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0055】図において、124はCPUで、このCP
U124は、ROM,RAM,NVRAM等の不揮発性
メモリを含む1チップCPUであり、ROM又は図示し
ない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいてリーダ
部110の動作を統括制御する。
【0056】また、CPU124は、ローカルデータバ
ス130を経由してパルス生成器125と初期画処理器
126の設定及び動作タイミングを与えている。さら
に、データバス301を経由してコントローラ201と
情報の受け渡しを行っている。また、CPU124は、
モータ制御信号133を使ってモータドライバ128を
介してステッピングモータ123を制御する。
【0057】モータドライバ128は、モータ制御信号
133に含まれているステッピングモータの回転速度を
示すモータクロック信号と回転方向信号及び駆動イネー
ブル信号に従ってモータ駆動線134によりステッピン
グモータ123を駆動する。また、ステッピングモータ
123の駆動にはパワー電源303を使用する。
【0058】パルス生成器125は、発振器127から
クロックの供給を受け、CPU124による設定に従っ
てCCDタイミング信号122を生成しCCD118を
駆動すると同時にタイミング信号122によってCCD
118から送られてくる画像データ121に同期した画
像クロック132を生成する。画像クロックのスピード
は、CCDタイミング信号122との相関性を保った状
態で、CPU124により選択的に切換えが可能であ
る。
【0059】初期画処理器126は、CCD118より
送られてくる画像データ121にシェーディング処理を
施して画像転送バス300に画像クロック132に同期
させて送り出す。データバス301に含まれる画像デー
タに関する情報信号は直接に初期画処理器126に接続
され、画像データに関連するクリティカルなタイミング
信号の受け渡しを行っている。
【0060】193はネットワークインタフェース部
(以下、NIC)で、Ethernet(10bas
e)等のネットワークとのインタフェースであり、CP
U124はネットワーク上のプリンタやコンピュータ等
にリーダ部110で読み取ったデータやリーダ部110
の状態をプリンタやコンピュータに通知したり、プリン
タの状態を受信したりする。
【0061】なお、本構成においては、CPU124の
動作クロックと画像クロック132は同期している必要
性がないため、同期している状態を含めて互いに任意に
選択が可能となっている。
【0062】図4は、図2に示したユーザインタフェー
ス部(操作部)205の構成の一例を示す平面図であ
る。なお、図2に示したリーダ部110のユーザインタ
フェース部(操作部)190の構成も以下に示すプリン
タ部150のユーザインタフェース部(操作部)205
の構成と同様である。
【0063】図に示すようにユーザインタフェース部2
05には、各種キー205b〜205qと液晶表示装置
からなるドッマトリックスで構成される表示部205a
とが配置されている。
【0064】表示部205aは、画像処理装置の状態、
コピー枚数、倍率、選択用紙及び各種操作モード画面を
表示し、後述する各種コントロールキーにより操作され
る。
【0065】205bはスタートキーで、コピー動作を
開始させるためのキーである。205cは復帰(リセッ
ト)キーで、設定モードを標準状態に復帰(リセット)
させるためのキーである。205dはキー群で、コピー
枚数の入力(複写枚数の設定)やズーム倍率等を入力す
るための0〜9までのテンキーと、その入力をクリアす
るためのクリアキー等を有している。
【0066】205e,205fは濃度調整キーで、濃
度をアップ/ダウンさせるためのキーである。これらの
濃度調整キー205e,205fにより調整される濃度
の状態は、バースケール状の濃度表示部205gに表示
される。205hは自動濃度調整機能をオン/オフする
ためのキーと、その表示部である。205iは給紙段及
びオート用紙選択モードを選択するためのキーであり、
その選択状態は表示部205aに表示される。205
j,205k,205lはそれぞれ定形縮小モード,等
倍モード,拡大モードを設定するためのキーである。2
05mはオー卜変倍モードを設定するためのキーで、そ
の設定状態は表示部205aに表示される。
【0067】205nはコピーキーで、このキーを押下
してコピーモードを選択した状態で、スタートキー20
5bを押下すると、リーダ部110を使用したコピー動
作が開始される。
【0068】205oはファクシミリーキーで、このキ
ーを押下してファクシミリモードを選択した状態で、ス
タートキー205bを押下すると、リーダ部110を使
用したファクシミリ送信動作が開始される。
【0069】205pは拡張キーで、このキーを押下し
て拡張モードを選択した状態で、スタートキー205b
を押下すると、外部インタフェース304に接続された
例えばスキャナを使用した複写動作や、外部インタフェ
ース304に接続されたデジタルカメラから入力される
画像情報の印字を開始することができる。
【0070】205qはユーザモードキーで、このキー
を押下することにより各種ユーザモードを設定すること
ができる。
【0071】図5は、図2に示したコントローラ201
の構成を示すブロック図である。
【0072】図において、701はCPUで、ROM7
02又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに
基づいて画像処理装置100の全体を統括制御する。
【0073】即ち、CPU701は、ROM702又は
図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づい
て、ユーザインタフェース部205で指定されたリーダ
部により画像を読取り、該リーダ部から読み取られる画
像に基づいてプリンタ部150が画像形成する複写動作
(複写処理ルーチン)を実行するように画像処理装置1
00全体を制御する。
【0074】RAM703は、CPU701のワークエ
リア、及びスキャナ部110で読み取った画像の記憶に
も使用する。713はシリアル通信コミュニケーション
インタフェース(以下、SCI)で、ここを介してCP
U701は図2に示したリーダコントローラ120、L
VT203,プリンタコントローラ202と情報の送受
信を行う。
【0075】710はPCI/F部で、バイセントロニ
クス等のインタフェースで、パーソナルコンピュータか
らプリントデータを受け取ったり、画像処理装置100
の状態をパーソナルコンピュータに通知したりする。7
09は圧縮/伸長部で、画像データの圧縮及び伸長を高
速に行い、JBIG(Joint Bi−levelI
mage experts Group),MMR(M
odified Modified Read)等のフ
ォーマットをサポートする。
【0076】708はネットワークインタフェース部
(以下、NIC)で、Ethernet(10bas
e)等のネットワークとのインタフェースであり、CP
U701はネットワーク上のスキャナやコンピュータか
らプリントデータを受け取ったり、画像処理装置100
の状態をスキャナやコンピュータに通知したりする。
【0077】707はファクシミリ部(ファックス)
で、モデムや回線処理回路を含むものであり、所定のフ
ォーマットで圧縮された画像データを通信回線(以下、
PSTN)304を介して送信したり、受信したりす
る。712はインタフェース部で、図4に示したユーザ
インタフェース部205とのインタフェース部であり、
LCDコントローラ等を含む。CPU701は、このイ
ンタフェース部712を介して表示データをユーザイン
タフェース部205に渡したり、ユーザインタフェース
部205からのキー入力データを受け取る。
【0078】720は画像処理部で、画像転送バス30
0を介してリーダ部110より画像データを受け取り、
画像処理(後述)を施した後、ビデオ入力I/F部70
5に出力する。ビデオ入力I/F部705は、画像処理
部720から入力される画像データのタイミングを変換
してRAM703にデータを記憶させる。
【0079】706はビデオ出力I/F部で、RAM7
03に記憶された画像データのタイミングを変換し、画
像処理部720で画像処理(詳細は後述する図6で示
す)を施した後、画像転送バス207を介してプリンタ
コントローラ202へと送る。
【0080】図6は、図5に示した画像処理部720の
構成を示すブロック図であり、図5と同一のものには同
一の符号を付してある。
【0081】図に示すように、画像転送バス300を介
してリーダ部110より送信される例えば8ビットの画
像データは、そのまま8ビットのデータとしてビデオ入
力I/F部705へ送られる場合と、画像処理部720
により以下の画像処理を施される場合がある。
【0082】図において、1304は変倍部で、画像転
送バス300を介してリーダ部110より送信される例
えば8ビットの画像データに対して拡大や縮小の変倍処
理を施す。1303はフィルタ部で、変倍部1304よ
り出力される画像データに対してフィルタ処理を施す。
【0083】1302はlog変換γ補償部で、フィル
タ部1303より出力される画像データに対してプリン
タ等の特性にあわせてLog変換およびγ変換処理を施
す。1301は2値化部で、log変換γ補償部130
2より出力される画像データに対して誤差拡散等のアル
ゴリズムで2値化を行い情報量を少なくし、ビデオ入力
I/F部705に出力する。
【0084】1305はスムージング部で、ビデオ出力
I/F部706から入力される例えば600dpiの画
像データに対して擬似的に例えば2400dpiのデー
タに変換し、プリンタコントローラ202に出力する。
【0085】図7は、図2に示したプリンタコントロー
ラ202の構成を示すブロック図であり、図2と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0086】図において、801はCPUで、ROM8
02又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに
基づいて、プリンタ部150のメカニカルな制御を行
う。803はRAMで、CPU801がワークエリアと
して使用する。
【0087】804は入出力ポート(I/O)で、各種
センサ806はI/O804の入力ポートを介してCP
U801に読み込まれる。各種センサ806は、例えば
転写紙の有無を検出する紙センサ、排紙センサ、レジス
トセンサ、ドアセンサ等が含まれる。また、I/O80
4の出力ポートは、ドライバ805に接続され、ここで
必要なドライブ電圧に変換され、各種負荷807へと出
力される。各種負荷807には、定着ヒータ、紙送り用
のモータやクラッチ、ソレノイド等を含む。
【0088】809はシリアル通信コミュニケーション
インタフェース(以下、SCI)で、ここを介してCP
U801は図2に示したコントローラ201と情報の送
受信を行う。
【0089】808は、定着温度センサで、定着部15
7の温度を検出する。この定着温度センサ808は、C
PU801のA/D入力に接続され、CPU801はこ
こで検出する温度に応じて定着部157の不図示の定着
ヒータの制御を行う。
【0090】810は画像処理部で、コントローラ20
1から送られてきた画像データを主走査方向のタイミン
グをあわせて露光制御部151へと送出する。
【0091】図8は、図2に示した低圧電源ユニット
(LVT203)の構成を示すブロック図であり、図2
と同一のものには同一の符号を付してある。
【0092】図において、901はCPUで、このCP
U901は、ROM,RAMを含む1チップCPUであ
り、ROM又は図示しない記憶媒体に格納されたプログ
ラムに基づいてLVT203全体の動作を制御する。ま
た、CPU901は、ライン204を介してコントロー
ラ201と情報をやりとりする。
【0093】902は平滑回路で、商用電源907を平
滑する。903〜906はDC/DCコンバータ部(C
NV1〜CNV4)で、平滑回路902に接続され、平
滑回路902による商用電源907の平滑結果をそれぞ
れ入力する。
【0094】CNV1(903)は、常時動作をしてい
て、平滑回路902の出力から制御用の電源「3.3V
A」を作る。また、CNV1(903)の作る電源
「3.3VA」はCPU901に供給される。
【0095】CNV2(904)は、平滑回路902の
出力から「3.3VB」を作る。このCNV2(90
4)の作る電源は、CPU901によりオン/オフ制御
することができる。
【0096】CNV3(905)は、平滑回路902の
出力からパワー電源(24V)を作る。このCNV3
(905)の作る電源はCPU901によりオン/オフ
制御することができる。
【0097】CNV4(906)は、平滑回路902の
出力からパワー電源(2可変)を作る。このCNV4
(906)の作る電源はCPU901によりオン/オフ
制御、及び出力電圧を設定することができる。また、C
NV4(906)内には、図示しない電流リミッタ回路
が設けて有る。また、この電流リミット回路にリミット
を掛ける電流値もCPU901により設定することがで
きる。
【0098】なお、以上説明したリーダ部110とプリ
ンタ部150は、それぞれ個別にスキャナ装置およびプ
リンタ装置として使用することが可能であり、ネットワ
ークを介して複数のリーダ部と複数のプリンタ部が混在
する状態で接続することも可能である。
【0099】また、リーダ部110をプリンタ部150
と切り離してスキャナ装置として使用する場合は、図示
しない電源部により電源が供給されるものとする。
【0100】図9は、本発明の画像処理システムの構成
を説明するブロック図である。
【0101】図において、1はスキャナ1(scann
er1)、2はスキャナ2(scanner2)で、そ
れぞれ図1に示したスキャナ部110に相当し、ネット
ワーク6に接続されている。
【0102】3はプリンタ1(printer1)、4
はプリンタ2(printer2)、5はプリンタ3
(printer3)で、それぞれ図1に示したプリン
タ部150に相当し、ネットワーク6に接続されてい
る。
【0103】図1では、プリンタ部150の上にスキャ
ナ部110が載った構成になっているが、図に示すスキ
ャナ1、スキャナ2、プリンタ1〜プリンタ3のように
分割して配置することも可能である。
【0104】また、各スキャナ部(スキャナ1,スキャ
ナ2)のリーダコントローラ120とプリンタ部(プリ
ンタ1〜プリンタ3)のコントローラ201とは、それ
ぞれ通信手段であるNIC193(図3),NIC70
8(図5)により通信可能であり、スキャナ部およびプ
リンタ部は、互いの状態を検出することが可能である。
例えば、スキャナ部のリーダコントローラ120は、プ
リンタ部に対して状態や装備の通知を要求するコマンド
を送信し、該コマンドに応じてプリンタ部のコントロー
ラ201は、プリンタ部150の状態(使用中、紙詰ま
り)やプリント資源(装備された用紙のサイズ、ソータ
の有無)を通知し、スキャナ部のリーダコントローラ1
20は、コマンドに応じてプリンタ部150より通知さ
れた状態,プリント資源等を取得することにより、プリ
ンタ部150のが所定の状態であること,所定のプリン
ト資源の有無等を検知することができる。
【0105】さらに、各スキャナ部(スキャナ1,スキ
ャナ2)には、それぞれ図2に示したユーザインタフェ
ース部190(図4に示したユーザインタフェース部
(操作部)205と同様の構成)が接続されている。
【0106】以下、スキャナ1を使用したコピー動作を
行う場合について説明する。
【0107】次に、ユーザは、まずスキャナ1に接続さ
れている操作部(図4参照)上のコピー機能選択キー
(205n)を押下する。すると、スキャナ1では接続
可能なプリンタ1(3)〜プリンタ3(5)の中から任
意のプリンタに接続する。ここではプリンタ1に接続さ
れるとする。
【0108】次に、ユーザが各用紙選択、複写倍率等の
各種複写条件を設定し、コピーキー(図4の205b)
を押下すると、スキャナ1で画像の読み取りが行われ、
画像データがプリンタ1(3)に伝送されてプリントア
ウトされる。
【0109】この時、プリンタ1(3)で紙詰まりを起
こした場合、その情報をプリンタ1(3)からスキャナ
ー1に送信し、接続先をプリンタ2に切り替えてプリン
トアウトを行う。
【0110】また、スキャナ1では、操作部(図4)の
表示部にプリンタ1(3)が紙詰まりしたこととプリン
タ2にプリントアウトしたことを表示し、使用者に通知
する。
【0111】以下、図10のフローチャートを参照し
て、本発明の画像処理システムの第1の制御動作につい
て説明する。
【0112】図10は、本発明の画像処理システムの第
1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
図3に示したスキャナ部(スキャナ1,スキャナ2)の
リーダコントローラ120のCPU124がROM又は
図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて
実行する複写制御手順に対応する。なお、S101〜S
108は各ステップを示す。
【0113】ユーザは、まず使用するスキャナ1または
スキャナ2(以下、単にスキャナ部)に接続されている
操作部(図4参照)上のコピー機能選択キー205nを
押す(S101)。するとスキャナ部では接続可能なプ
リンタ(プリンタ1(3)〜プリンタ3(5))の中か
ら任意のプリンタに接続する。ここではプリンタ1
(3)に接続されるとする(S102)。
【0114】次に、ユーザが各用紙選択、複写倍率等の
各種複写条件を設定し、コピーキー(図4の205b)
を押下すると(S103)、スキャナ部で画像の読み取
りが行われ、プリンタ1(3)が紙詰まり状態か否かを
判定する(S104)。なお、プリンタ部(プリンタ1
〜プリンタ3)で紙詰まりを起こした場合、その情報
(紙詰まり状態を示す情報)がプリンタ部からスキャナ
部に送信される。
【0115】ステップS104で、プリンタ1(3)が
紙詰まり状態でないと判定された場合は、画像データが
プリンタ1(3)に伝送されてプリントアウトされる
(S105)。
【0116】次に、プリントが終了したか否かを判定し
(S106)、終了したと判定された場合は、そのまま
処理を終了し、終了していないと判定された場合は、ス
テップS104の処理に戻る。
【0117】一方、ステップS104で、プリンタ1
(3)が紙詰まり状態であると判定された場合は(S1
04)、接続先をプリンタ2(4)に切り替えて(S1
07)、プリンタ2(4)でプリントアウトを行う(S
108)。
【0118】この時、スキャナ1の操作部(図4)の表
示部にプリンタ1(3)が紙詰まりしたこととプリンタ
2(4)にプリントアウトしたことを表示し、使用者に
通知する。
【0119】以上の処理により、接続先のプリンタで紙
詰まりを起こした場合に他のプリンタに出力を行うの
で、迅速にプリントアウト結果を得ることができる。
【0120】なお、本実施形態では、接続先のプリンタ
で紙詰まりを起こした場合に他のプリンタに出力を行う
場合について説明したが、紙詰まりのみではなく、紙切
れ、トナー等の記録剤切れ等、プリンタの印刷不可能な
状態を検出した場合に、他のプリンタに出力を行うよう
に構成してもよい。
【0121】〔他の実施形態〕上記実施形態では、接続
先のプリンタで紙詰まりを起こした場合に他のプリンタ
に出力を行う場合について説明したが、接続先のプリン
タに所望のサイズの用紙がない場合、所望のサイズの用
紙を備えたプリンタに切り替えるように構成してもよ
い。以下、その実施形態について説明する。
【0122】以下、スキャナ1を使用したコピー動作を
行う場合について説明する。
【0123】ユーザは、まずスキャナ1に接続されてい
る操作部(図4参照)上のコピー機能選択キー205n
を押下する。すると、スキャナ1では接続可能なプリン
タ1(3)〜プリンタ3(5)の中から任意のプリンタ
に接続する。ここではプリンタ1に接続されるものとす
る。
【0124】ここで、ユーザが各用紙選択、複写倍率等
の各種複写条件を設定し、コピーキー(図4の205
b)を押下すると、プリントを行うサイズの用紙がプリ
ンタ1(3)に積載されているかどうかの検出を行う。
プリンタ1(3)に所望のサイズの用紙が積載されてい
ないことが検出された場合は、プリンタ2(4)に接続
し直して同様の検出を行う。
【0125】プリンタ2(4)に所望のサイズの用紙が
あればそのままコピー動作を行い、プリンタ2(4)か
らプリントアウトを行う。
【0126】一方、プリンタ2(4)に所望のサイズの
用紙がない場合は、プリンタ3(5)に接続し直し、プ
リンタ3(5)からプリントアウトを行う。
【0127】なお、上述のプリントを行う用紙のサイズ
は、使用するスキャナ部に接続されている操作部190
上の用紙選択キー(図4の205i)により設定された
用紙サイズ、または定形縮小モード、等倍モード、拡大
モードを設定するためのキー205j,205k,20
5l、オー卜変倍モードを設定するためのキー205m
により設定された倍率とスキャナ部で読み取られる原稿
のサイズ等の複写条件に基づいて決定され、プリンタ部
に通知される。
【0128】以下、図11のフローチャートを参照し
て、本発明の画像処理システムの第2の制御動作につい
て説明する。
【0129】図11は、本発明の画像処理システムの第
2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
図3に示したスキャナ部(スキャナ1,スキャナ2)の
リーダコントローラ120のCPU124がROM又は
図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて
実行する複写制御手順に対応する。なお、S201〜S
209は各ステップを示す。
【0130】ユーザは、まず使用するスキャナ1または
スキャナ2(以下、単にスキャナ部)に接続されている
操作部(図4参照)上のコピー機能選択キー205nを
押す(S201)。するとスキャナ部では接続可能なプ
リンタ(プリンタ1(3)〜プリンタ3(5))の中か
ら任意のプリンタに接続する。ここではプリンタ1
(3)に接続されるものとする(S202)。
【0131】ここで、ユーザが各用紙選択、複写倍率等
の各種複写条件を設定し、コピーキー(図4の205
b)を押下すると、プリントを行うサイズの用紙がプリ
ンタ1に積載されているかどう否かの検出を行う(S2
03)。なお、スキャナ部(スキャナ1,スキャン2)
は、プリンタ部(プリンタ1〜プリンタ3)に積載され
ている用紙のサイズおよび種類を、プリンタ部に問合せ
て取得して検出することができる。
【0132】ステップS203で、プリンタ1(3)に
プリントを行うサイズの用紙が積載されていることが検
出された場合は、プリンタ1(3)でプリントアウトを
行う(S204)。
【0133】一方、ステップS203で、プリントを行
うサイズの用紙がプリンタ1(3)に積載されていない
ことが検出された場合は、プリンタ2(4)に接続し直
して(S205)、プリントを行うサイズの用紙がプリ
ンタ2(4)に積載されているか否かの検出を行い(S
206)、プリンタ2(4)にプリントを行うサイズの
用紙が積載されていることが検出された場合は、プリン
タ2(4)でプリントアウトを行う(S207)。
【0134】一方、ステップS206で、プリントを行
うサイズの用紙がプリンタ2(4)に積載されていない
ことが検出された場合は、プリンタ3(5)に接続し直
して(S208)、プリンタ3(5)でプリントアウト
を行う(S209)。
【0135】以上の処理により、接続先のプリンタに所
望のサイズの用紙がない場合には、所望のサイズの用紙
のあるプリンタに切り替えることにより、ミスコピー等
を防ぐことが可能となる。
【0136】なお、本実施形態では、接続先のプリンタ
に所望のサイズの用紙がない場合、所望のサイズの用紙
を備えたプリンタに切り替えるように構成する場合につ
いて説明したが、用紙のサイズの有無のみでなく、ソー
タの有無等、所定プリンタ資源が無いことを検出した場
合に、他のプリンタに出力を行うように構成してもよ
い。
【0137】また、上記2つの実施形態を合せて、接続
先のプリンタで紙詰まりを起こした場合、および/また
は接続先のプリンタに所望のサイズの用紙がない場合、
所望のサイズの用紙を備えたプリンタに切り替えるよう
に構成してもよい。
【0138】以上より、画像読み取り部とプリンタ部と
が分離しており、一つの画像読み取り部に対して複数の
プリンタが選択できる様に接続された複写機・複合機
(CCD等で読み取った画像をディジタルデータに変換
し、種々の処理を行い、その結果をプリントアウト、も
しくはFAX送信等を行う、いわゆるディジタル複写機
・複合機)において、スキャナ側に、接続されているプ
リンタの状態を検出し、ユーザがコピー動作を行う時に
使用しようとしているプリンタが紙詰まりした場合は他
のプリンタに切り替えることにより、接続先のプリンタ
で紙詰まりを起こした場合に他のプリンタに出力をおこ
なうので、迅速にプリントアウト結果を得ることが可能
となる。
【0139】また、使用しようとしているプリンタに所
望のサイズの用紙がない場合は他のプリンタを選択する
ことにより、所望のサイズの用紙のあるプリンタに切り
替えることにより、ミスコピー等を防ぐことが可能とな
る。
【0140】従って、プリントアウトしようとしている
プリンタの状態をコピー開始時に検出し、何らかの異常
(不具合)がある場合は他のプリンタに切リ替えること
により、ユーザの作業効率の低下を防止することができ
る。
【0141】また、リーダ部110とプリンタ部150
とは、通信可能であれば入出力ポートに直接接続されて
いてもよいし、例えば赤外線等の無線であってもよい
し、例えばイーサネット等のネットワークを介して接続
されていてもよい。
【0142】さらに、図1では、プリンタ部150が、
電子写真方式である場合について説明したが、インクジ
ェット式、昇華式であってもその他の方式でもあっても
よい。
【0143】以下、図12に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理システムで読み出し可能なデー
タ処理プログラムの構成について説明する。
【0144】図12は、本発明に係る画像処理システム
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0145】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0146】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0147】本実施形態における図10,図11に示す
機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0148】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0149】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0150】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0151】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0152】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0153】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0154】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0155】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明および第2の発明によれば、所定の通信媒体を介
して画像読取り装置と複数の画像出力装置とが通信可能
な画像処理システムにおいて、前記画像読取り装置の選
択手段が、前記画像読取り装置が読み取る画像を記録媒
体に複写出力する前記いずれかの画像出力装置を選択
し、複写動作開始時に、前記選択手段により選択された
画像出力装置から通知される画像出力装置の状態に基づ
いて、前記画像読取り装置の第1の検出手段が前記選択
手段により選択された画像出力装置が所定の状態である
か否かを検出し、前記第1の検出手段が前記選択手段に
より選択された画像出力装置が所定の状態であることを
検出した場合、前記制御手段が、前記画像読取り装置が
読み取る画像の出力先を前記他の画像出力装置に切り替
え制御するので、接続先のプリンタで紙詰まり等の不具
合を起こした場合に他のプリンタに出力を行って、迅速
にプリントアウト結果を得ることができる。
【0156】第3の発明および第4の発明によれば、前
記画像読取り装置は、複写条件を設定する設定手段と、
前記選択手段により選択された画像出力装置から通知さ
れるプリント資源の情報に基づいて、前記選択手段によ
り選択された画像出力装置が、前記設定手段により設定
された複写条件に対応するプリント資源を備えているか
否かを検出する第2の検出手段を設け、前記制御手段
は、前記第2の検出手段が前記選択手段により選択され
た画像出力装置が前記プリント資源を備えていないこと
を検出した場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の
出力先を他のプリンタに切り替え制御するものであり、
前記画像出力装置は、画像出力装置の備えるプリント資
源を前記画像読取り装置へ通知する第2の通知手段を設
けたので、接続先のプリンタ所望のプリント資源、例え
ば所望のサイズの用紙が備えられていない場合、所望の
サイズの用紙を備えたプリンタに切り替えて、ユーザの
所望とする用紙とは異なる用紙にプリントされてしまう
等のミスコピーを防ぐことができる。
【0157】第5の発明および第6の発明によれば、所
定の通信媒体を介して複数の画像出力装置と通信可能な
画像読取り装置において、選択手段が、前記画像読取り
装置が読み取る画像を記録媒体に複写出力する前記いず
れかの画像出力装置を選択し、第1の検出手段が、複写
動作開始時に、前記選択手段により選択された画像出力
装置が所定の状態であるか否かを検出し、前記第1の検
出手段が前記選択手段により選択された画像出力装置が
所定の状態であることを検出した場合、制御手段が、前
記画像読取り装置が読み取る画像の出力先を前記他の画
像出力装置に切り替え制御するので、接続先のプリンタ
で紙詰まり等の不具合を起こした場合に他のプリンタに
出力を行って、迅速にプリントアウト結果を得ることが
できる。
【0158】第7の発明および第8の発明によれば、複
写条件を設定する設定手段と、前記選択手段により選択
された画像出力装置が、前記設定手段により設定された
複写条件に対応するプリント資源を備えているか否かを
検出する第2の検出手段を設け、前記制御手段は、前記
第2の検出手段が前記選択手段により選択された画像出
力装置が前記プリント資源を備えていないことを検出し
た場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の出力先を
他のプリンタに切り替え制御するので、接続先のプリン
タ所望のプリント資源、例えば所望のサイズの用紙が備
えられていない場合、所望のサイズの用紙を備えたプリ
ンタに切り替えて、ユーザの所望とする用紙とは異なる
用紙にプリントされてしまう等のミスコピーを防ぐこと
ができる。
【0159】第9の発明および第11によれば、所定の
通信媒体を介して画像読取り装置と複数の画像出力装置
とが通信可能な画像処理システムの制御方法およびコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体において、前記画像読取り装置が読み取る画像を記録
媒体に複写出力する前記いずれかの画像出力装置を選択
し、複写動作開始時に、前記選択工程により選択された
画像出力装置が所定の状態であるか否かを検出し、該検
出工程において、前記選択工程により選択された画像出
力装置が所定の状態であることが検出された場合、前記
画像読取り装置が読み取る画像の出力先を前記他の画像
出力装置に切り替えるので、接続先のプリンタで紙詰ま
り等の不具合を起こした場合に他のプリンタに出力を行
って、迅速にプリントアウト結果を得ることができる。
【0160】第10の発明および第12によれば、選択
された画像出力装置が、設定された複写条件に対応する
プリント資源を備えているか否かを検出し、該検出工程
において、前記選択された画像出力装置が前記プリント
資源を備えていないことが検出された場合、前記画像読
取り装置が読み取る画像の出力先を他のプリンタに切り
替えるので、接続先のプリンタ所望のプリント資源、例
えば所望のサイズの用紙が備えられていない場合、所望
のサイズの用紙を備えたプリンタに切り替えて、ユーザ
の所望とする用紙とは異なる用紙にプリントされてしま
う等のミスコピーを防ぐことができる。
【0161】従って、プリントアウトしようとするプリ
ンタが何らかの不具合を起こしている場合、出力先を他
のプリンタに切り替えて、迅速にプリントアウト結果を
得て、ユーザの作業効率の低下を防止することができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像処理装置、例え
ば複写装置の構成を示す断面図である。
【図2】本実施形態に係る画像処理装置の制御構成を示
すブロック図である。
【図3】図2に示したリーダコントローラの構成を示す
ブロック図である。
【図4】図2に示したユーザインタフェース部(操作
部)の構成の一例を示す平面図である。
【図5】図2に示したコントローラの構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】図5に示した画像処理部の構成を示すブロック
図である。
【図7】図2に示したプリンタコントローラの構成を示
すブロック図である。
【図8】図1に示した低圧電源ユニット(LVT)の構
成を示すブロック図である。
【図9】本発明の画像処理システムの構成を説明するブ
ロック図である。
【図10】本発明の画像処理システムの第1の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の画像処理システムの第2の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る画像処理システムで読み出し可
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置 110 リーダ部 118 CCDイメージセンサ部(CCD) 120 リーダコントローラ 124 CPU 140 原稿給送装置 150 プリンタ部 205 ユーザインタフェース部(操作部) 205a 表示器 205b スタートキー 205d キー群 205j 縮小キー 205k 等倍キー 205l 拡大キー 205m オート変倍モード設定キー 201 コントローラ 701 CPU 702 ROM 703 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千島 英朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 倉橋 昌裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平 昌宣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木島 悟 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 武田 浩明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA05 AA30 AA35 AB22 AB41 AB42 AB53 AC42 AC68 AC69 AF10 BA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して画像読取り装置
    と複数の画像出力装置とが通信可能な画像処理システム
    において、 前記画像読取り装置は、前記画像読取り装置が読み取る
    画像を記録媒体に複写出力する前記いずれかの画像出力
    装置を選択する選択手段と、複写動作開始時に、前記選
    択手段により選択された画像出力装置から通知される画
    像出力装置の状態に基づいて、前記選択手段により選択
    された画像出力装置が所定の状態であるか否かを検出す
    る第1の検出手段と、前記第1の検出手段が前記選択手
    段により選択された画像出力装置が所定の状態であるこ
    とを検出した場合、前記画像読取り装置が読み取る画像
    の出力先を前記他の画像出力装置に切り替え制御する制
    御手段とを有し、 前記画像出力装置は、画像出力装置の状態を前記画像読
    取り装置に通知する第1の通知手段を有することを特徴
    とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記所定の状態とは、紙詰まり状態、紙
    切れ状態、記録剤切れ状態を含むことを特徴とする請求
    項1記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記画像読取り装置は、複写条件を設定
    する設定手段と、前記選択手段により選択された画像出
    力装置から通知されるプリント資源の情報に基づいて、
    前記選択手段により選択された画像出力装置が、前記設
    定手段により設定された複写条件に対応するプリント資
    源を備えているか否かを検出する第2の検出手段を設
    け、前記制御手段は、前記第2の検出手段が前記選択手
    段により選択された画像出力装置が前記プリント資源を
    備えていないことを検出した場合、前記画像読取り装置
    が読み取る画像の出力先を他のプリンタに切り替え制御
    するものであり、 前記画像出力装置は、画像出力装置の備えるプリント資
    源の情報を前記画像読取り装置へ通知する第2の通知手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記設定手段により設定された複写条件
    に対応するプリント資源は、設定されたサイズの記録媒
    体、設定された種類の記録媒体、ソータを含むことを特
    徴とする請求項3記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介して複数の画像出力
    装置と通信可能な画像読取り装置において、 前記画像読取り装置が読み取る画像を記録媒体に複写出
    力する前記いずれかの画像出力装置を選択する選択手段
    と、 複写動作開始時に、前記選択手段により選択された画像
    出力装置が所定の状態であるか否かを検出する第1の検
    出手段と、 前記第1の検出手段が前記選択手段により選択された画
    像出力装置が所定の状態であることを検出した場合、前
    記画像読取り装置が読み取る画像の出力先を前記他の画
    像出力装置に切り替え制御する制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像読取り装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の状態とは、紙詰まり状態、紙
    切れ状態、記録剤切れ状態を含むことを特徴とする請求
    項5記載の画像読取り装置。
  7. 【請求項7】 複写条件を設定する設定手段と、前記選
    択手段により選択された画像出力装置が、前記設定手段
    により設定された複写条件に対応するプリント資源を備
    えているか否かを検出する第2の検出手段を設け、 前記制御手段は、前記第2の検出手段が前記選択手段に
    より選択された画像出力装置が前記プリント資源を備え
    ていないことを検出した場合、前記画像読取り装置が読
    み取る画像の出力先を他のプリンタに切り替え制御する
    ことを特徴とする請求項5記載の画像読取り装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段により設定された複写条件
    に対応するプリント資源は、設定されたサイズの記録媒
    体、設定された種類の記録媒体、ソータを含むことを特
    徴とする請求項7記載の画像読取り装置。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して画像読取り装置
    と複数の画像出力装置とが通信可能な画像処理システム
    の制御方法において、 前記画像読取り装置が読み取る画像を記録媒体に複写出
    力する前記いずれかの画像出力装置を選択する選択工程
    と、 複写動作開始時に、前記選択工程により選択された画像
    出力装置が所定の状態であるか否かを検出する第1の検
    出工程と、 前記第1の検出工程において、前記選択工程により選択
    された画像出力装置が所定の状態であることが検出され
    た場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の出力先を
    前記他の画像出力装置に切り替える第1の切り替え工程
    と、を有することを特徴とする画像処理システムの制御
    方法。
  10. 【請求項10】 複写条件を設定する設定工程と、 前記選択工程により選択された画像出力装置が、前記設
    定工程により設定された複写条件に対応するプリント資
    源を備えているか否かを検出する第2の検出工程と、 前記第2の検出工程において、前記選択工程により選択
    された画像出力装置が前記プリント資源を備えていない
    ことが検出された場合、前記画像読取り装置が読み取る
    画像の出力先を他のプリンタに切り替える第2の切り替
    え工程と、を有すること特徴とする請求項9記載の画像
    処理システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 所定の通信媒体を介して画像読取り装
    置と複数の画像出力装置とが通信可能な画像処理システ
    ムを制御するコンピュータが読み出し可能なプログラム
    を格納した記憶媒体において、 前記画像読取り装置が読み取る画像を記録媒体に複写出
    力する前記いずれかの画像出力装置を選択する選択工程
    と、 複写動作開始時に、前記選択工程により選択された画像
    出力装置が所定の状態であるか否かを検出する第1の検
    出工程と、 前記第1の検出工程において、前記選択工程により選択
    された画像出力装置が所定の状態であることが検出され
    た場合、前記画像読取り装置が読み取る画像の出力先を
    前記他の画像出力装置に切り替える第1の切り替え工程
    と、を有することを特徴とするコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 複写条件を設定する設定工程と、 前記選択工程により選択された画像出力装置が、前記設
    定工程により設定された複写条件に対応するプリント資
    源を備えているか否かを検出する第2の検出工程と、 前記第2の検出工程において、前記選択工程により選択
    された画像出力装置が前記プリント資源を備えていない
    ことが検出された場合、前記画像読取り装置が読み取る
    画像の出力先を他のプリンタに切り替える第2の切り替
    え工程と、 を備えたことを特徴とする請求項11記載のコンピュー
    タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
JP11191334A 1999-07-06 1999-07-06 画像処理システム並びに画像読取り装置並びに画像処理システムの制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Pending JP2001024837A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8699067B2 (en) 2010-09-16 2014-04-15 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Pull printing system, method and computer-readable storage medium for processing print jobs after pull printing server failure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8699067B2 (en) 2010-09-16 2014-04-15 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Pull printing system, method and computer-readable storage medium for processing print jobs after pull printing server failure

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