JP2003307990A - 画像形成装置、状態移行制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、状態移行制御方法、プログラム、及び記憶媒体

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JP2003307990A
JP2003307990A JP2002116208A JP2002116208A JP2003307990A JP 2003307990 A JP2003307990 A JP 2003307990A JP 2002116208 A JP2002116208 A JP 2002116208A JP 2002116208 A JP2002116208 A JP 2002116208A JP 2003307990 A JP2003307990 A JP 2003307990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光ドラムの寿命を有効に利用すると共に、
感光ドラム寿命の有効活用とマルチファンクション機能
のコンカレント動作を両立可能とする。 【解決手段】 画像形成装置の制御装置110は、スキ
ャナコントローラ260からの画像読み取り完了までに
要する時間の通知に基づき、前記予測時間を示す情報を
付加したプリント開始指示をプリンタコントローラ38
0へ出し、プリンタコントローラ380は、画像読み取
り完了予測時間が感光ドラム前回転に要する時間よりも
短い場合、感光ドラムを停止状態から前回転状態へ移行
させ、感光ドラム前回転に要する時間が画像読み取り完
了予測時間よりも短い場合、感光ドラムの前回転の開始
を遅延させ、複数ページの画像データを印字形成するジ
ョブの最終ページが検知された場合、感光ドラムを印字
回転状態から後回転状態へ移行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー機能、スキ
ャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などの複数
機能(マルチファンクション機能)を有すると共に感光
ドラムなどの定期交換部品を装備する画像形成装置、状
態移行制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、更
に具体的には、定期交換部品(感光ドラム)の動作時間
を出来る限り実際に印字動作する時のみに限定するよう
に制御し、不要な時間には動作を停止することにより、
定期交換部品の動作時間を最適化し、定期交換部品の寿
命を延ばすことと、マルチファンクション機能のコンカ
レント(並列)動作のパフォーマンスを維持することを
両立させるための制御を行う画像形成装置、状態移行制
御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読取機能及び画像形成機能を
有すると共に、装置全体の制御を司るコントローラ、画
像形成動作の制御を司るプリンタコントローラ、画像形
成動作を行うプリンタ部を装備した複写機などの画像形
成装置において、プリンタ部を制御する場合には図13
に示すような制御タイミングで行っている。より具体的
に説明するために、定期交換部品として印字形成用の潜
像が作像される感光ドラムの動きを示し、感光ドラムは
その回転数に比例して寿命となるものとする。図13の
横軸は時間軸を表し、縦軸は感光ドラムの回転速度を表
すものとする。
【0003】複写機のコントローラにジョブが投入され
た時点で、コントローラから図13の”プリント開始”
の指示がプリンタコントローラに対して発行される。プ
リンタコントローラはその指示に従い、感光ドラムをは
じめとする各種デバイスの動作を開始し、感光ドラムを
前回転の状態に移行する。次に、コントローラが画像転
送を開始できる状態になると、コントローラは”画像転
送開始”の指示をプリンタコントローラに発行し、プリ
ンタ部側が画像を受け取れる状態になると、コントロー
ラ側からプリンタコントローラ側へと画像が転送され
る。ここで、”プリント開始”の指示を”画像転送開
始”が出せる状態になるまで待たずに出してしまう理由
は、出来るだけプリントアウト時間を短くする(パフォ
ーマンスを向上させる)ためであり、ファーストプリン
トアウトタイム(最初のプリント出力までの時間)の短
縮になるからである。
【0004】画像転送が終了した後も、プリントが完了
した用紙が機外へ排出されるまで待ち、次のプリント対
象の画像がない場合には、コントローラは”プリント停
止”の指示をプリンタコントローラに発行する。プリン
タコントローラはこのプリント停止指示を受けると、感
光ドラムを印字回転中から後回転中へと移行させ、感光
ドラムのクリーニング処理などの後処理を行った後、感
光ドラムを停止状態へ移行させる。以上説明した制御が
画像形成装置で一般的に行われる制御である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の画像形成装置においては、図13に示したように
プリンタコントローラは感光ドラムを停止状態、前回転
中、印字回転中、後回転中、停止状態と移行制御する
が、図13ので示した期間(前回転中、印字回転中、
後回転中)、感光ドラムは回転し続けることになる。こ
れは、マルチファンクション機能を有し且つ複数のジョ
ブが様々なタイミングで投入されてくるような画像形成
装置の場合には、連続動作を出来るだけ速く実行できる
ようにするためには有効な制御である。つまり、画像転
送が終了した後でも用紙が機外排出するまでの間は印字
回転状態を維持し、仮に次の印字要求が来た場合でも直
ぐに動作を開始できるようにしておくという意味で有効
な制御である。
【0006】しかし、感光ドラム寿命の観点から見る
と、実際に感光ドラムを回転させなければならないの
は、画像の作像を行う図13ので示した期間(印字回
転中及びその前後の短期間を合計した期間)のみでよい
にも関らず、従来の制御では感光ドラムが余分な回転を
していることになる。特に1枚ずつ画像形成を行う1枚
プリントの間欠動作を繰り返すと、感光ドラムの寿命を
縮めてしまうことになる。
【0007】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、感光ドラムの寿命を有効に利用すると共に、感
光ドラム寿命の有効活用とマルチファンクション機能の
コンカレント動作を両立可能とした画像形成装置、状態
移行制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、回転動作により用紙上へ
の画像の印字形成を行う画像形成手段を備えた画像形成
装置であって、印字形成対象画像の準備完了までの予測
時間に基づき、前記画像形成手段を停止状態から印字回
転状態までの間の前回転状態への移行タイミングを制御
し、前記画像形成手段を印字回転状態から停止状態まで
の間の後回転状態へ移行させるか否かの判断に基づき、
前記画像形成手段を印字回転状態から後回転状態への移
行タイミングを制御する移行制御手段を有することを特
徴とする。
【0009】また、本発明の状態移行制御方法は、回転
動作により用紙上への画像の印字形成を行う画像形成手
段を備えた画像形成装置における状態移行制御方法であ
って、印字形成対象画像の準備完了までの予測時間に基
づき、前記画像形成手段を停止状態から印字回転状態ま
での間の前回転状態への移行タイミングを制御し、前記
画像形成手段を印字回転状態から停止状態までの間の後
回転状態へ移行させるか否かの判断に基づき、前記画像
形成手段を印字回転状態から後回転状態への移行タイミ
ングを制御することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の実施の形態を説明
する前に本発明の概要を説明する。本発明は、コピー機
能、プリンタ機能、或いはファクシミリ機能等の複数機
能(マルチファンクション機能)を有する画像形成装置
において、マルチファンクション機能のコンカレント動
作を維持しつつ、定期交換部品である印字形成用の潜像
が作像される感光ドラムの寿命を出来るだけ有効に使え
るように制御するコントローラの制御方法を実現するも
のである。
【0011】本発明の画像形成装置は、コピージョブ、
プリントジョブなどの複数ジョブのスケジューリングを
行う制御装置(コントローラ)と、制御装置からの指示
により原稿からの画像読み取り処理を制御するスキャナ
コントローラと、制御装置からの指示により画像データ
の印字形成処理を制御するプリンタコントローラを備
え、更に、コントローラがジョブの最終ページを検知す
る手段を備える。制御装置は、最終ページを検知した場
合にそれをプリンタコントローラに通知し、プリンタコ
ントローラは、その通知情報を元にプリンタ部の感光ド
ラムを後回転状態へ移行するかどうかを判断することに
より、用紙の機外排出まで印字回転状態を継続すること
を不要とし、後回転状態へ移行するタイミングを最適化
するものである。また、制御装置は、プリンタコントロ
ーラへ転送する画像の準備完了までの時間を予測し、そ
の時間をプリンタコントローラに通知することにより、
プリンタコントローラは、通知された時間を元にプリン
タ部の感光ドラムを停止状態から前回転状態へ移行する
タイミングを最適化するものである。
【0012】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0013】<画像形成装置(画像入出力装置)の全体
構成>先ず、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の
全体構成を図1に示すブロック図を参照しながら説明す
る。図1は画像形成装置の全体構成を示すブロック図で
ある。画像形成装置(画像入出力装置)100は、制御
装置(コントローラ部)110、操作部150、CD−
ROM160、リーダ装置(リーダ部:画像入力装置)
200、プリンタ装置(プリンタ部:画像出力装置)3
00を備えている。図中400はLAN等のネットワー
ク、401、402はホストコンピュータとしてのパー
ソナルコンピュータ(以下PCと略称)である。
【0014】上記構成を詳述すると、画像形成装置のリ
ーダ部(画像入力装置)200は、原稿画像を光学的に
読み取り、画像データに変換する。リーダ部200は、
原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット21
0と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユ
ニット(DF(Document Feeder)ユニット)250と
から構成されており、スキャナユニット210内に存在
するスキャナコントローラ260がこれらの制御を行
う。
【0015】画像形成装置のプリンタ部(画像出力装
置)300は、用紙を搬送し、その用紙上に画像データ
を可視画像として印字して画像形成装置外に排紙する。
プリンタ部300は、複数種類の用紙カセットを持つ給
紙ユニット310と、画像データを用紙に転写、定着さ
せる機能を持つマーキングユニット320と、印字され
た用紙を後処理(例えば用紙を揃えるソート、用紙を綴
じるステイプル)して機外へ出力する機能を持つ排紙ユ
ニット330とから構成されており、マーキングユニッ
ト320内に存在するプリンタコントローラ380がこ
れらの制御を行う。
【0016】画像形成装置の制御装置(コントローラ)
110は、リーダ部200、プリンタ部300と電気的
に接続され、更にネットワーク400を介してPC40
1、402と接続されている。制御装置110は、リー
ダ部200を制御して原稿の画像データを読み込み、プ
リンタ部300を制御して画像データを用紙に出力する
コピー機能を提供する。また、制御装置110は、リー
ダ部200において読み取った画像データをコードデー
タに変換し、ネットワーク400を介してPC401、
402へ送信するスキャナ機能、PC401、402か
らネットワーク400を介して受信したコードデータを
画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリ
ンタ機能を提供する。
【0017】画像形成装置の操作部150は、もうひと
つのユーザ設定入力手段であり、制御装置110に接続
されると共に、例えば液晶タッチパネルで構成されてお
り、画像形成装置を操作するためのユーザインタフェー
ス(以下インタフェースはI/Fと略称)を提供する。
画像形成装置のCD−ROM160は、制御装置110
に接続されており、各種データを記憶する。
【0018】PC401、402は、ドライバソフトウ
ェア(図示略)がインストールされており、画像形成装
置に対する印刷指示を行う制御や、印刷対象となるコー
ドデータをドライバソフトウェアによりPDL(Page D
escription Language)データに変換し、PDLデータ
をプリント設定パラメータと共に、ネットワーク400
を介して画像形成装置に転送する制御などを行う。
【0019】<画像形成装置のリーダ部200及びプリ
ンタ部300の構成>次に、本実施の形態に係る画像形
成装置のリーダ部200及びプリンタ部300の構成を
図2に示すブロック図を参照しながら説明する。図2は
画像形成装置のリーダ部200及びプリンタ部300の
内部構造を示す構成図である。リーダ部200は、原稿
給送ユニット250、プラテンガラス211、光学ユニ
ット213、221、レンズ217、CCDイメージセ
ンサ(以下CCDと略称)218、リーダ画像処理回路
部222等を備えている。また、プリンタ部300は、
レーザ発光部313〜316、レーザドライバ317、
現像器321〜324、感光ドラム325〜328、レ
ジストローラ333、転写ベルト334、定着部33
5、排出ローラ336、フラッパ337、再給紙搬送路
338、ミラー340〜351、プリンタ画像処理回路
部352、用紙カセット360、361、手差しトレイ
362、排紙ユニット370等を備えている。
【0020】上記構成を詳述すると、リーダ部200に
おいて、原稿給送ユニット250は、原稿を先頭順に1
枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取
り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出す
るものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送さ
れると、光学ユニット213のランプ212を点灯し、
そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を
露光走査する。この時の原稿からの反射光は、光学ユニ
ット213のミラー214、光学ユニット221のミラ
ー215、216及びレンズ217によってCCD21
8へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はC
CD218によって読み取られる。リーダ画像処理回路
部222は、CCD218から出力される画像データに
所定の処理を施し、スキャナI/F140(図3参照)
を介して制御装置110へと出力するところである。
【0021】プリンタ部300において、プリンタ画像
処理回路部352は、プリンタI/F145(図3参
照)を介して制御装置110から送られる画像信号をレ
ーザドライバ317へと出力するところである。レーザ
ドライバ317は、レーザ発光部313、314、31
5、316を駆動するものであり、プリンタ画像処理回
路部352から出力された画像データに応じたレーザ光
を、レーザ発光部313、314、315、316から
発光させる。このレーザ光は、ミラー340、341、
342、343、344、345、346、347、3
48、349、350、351によって、感光ドラム3
25、326、327、328に照射される。感光ドラ
ム325、326、327、328には、レーザ光に応
じた潜像が形成される。現像器321、322、32
3、324は、それぞれブラック(Bk)、イエロー
(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによっ
て、潜像を現像するためのものであり、現像された各色
のトナーは、用紙に転写されフルカラーのプリントアウ
トがなされる。
【0022】用紙カセット360、361、手差しトレ
イ362のいずれかより、レーザ光の照射開始と同期し
たタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ33
3を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送され
る。そして、感光ドラム325、326、327、32
8に付着された現像剤を用紙に転写する。現像剤の乗っ
た用紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と
圧力により現像剤が用紙に定着される。定着部335を
通過した用紙は排出ローラ336によって排出される。
この排出タイミングで、本画像形成装置の利用に対し課
金を行うための所定IDの課金カウンタがカウントアッ
プされる。
【0023】排紙ユニット370は、排出された用紙を
束ねて用紙の仕分けを行ったり、仕分けされた用紙を綴
じるステイプルを行う。また、用紙の両面に画像記録を
行う両面記録が設定されている場合は、排出ローラ33
6のところまで片面の画像記録が完了した用紙を搬送し
た後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッ
パ337によって用紙を再給紙搬送路338へ導く。再
給紙搬送路338へ導かれた用紙は上述したタイミング
で転写ベルト334へ給紙され、もう一方の片面の画像
記録が行われる。
【0024】<画像形成装置の制御装置110の構成>
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の制御装置11
0の機能を図3に示すブロック図を参照しながら説明す
る。図3は画像形成装置の制御装置110の構成を示す
ブロック図である。制御装置110は、メインコントロ
ーラ111、ROM114、DRAM116、コーデッ
ク(Codec:COder-DECoder)118、SRAM119、
ネットワークコントローラ(Network Controller)12
1、コネクタ122、拡張コネクタ124、I/O制御
部126、LCDコントローラ131、パネルI/F1
32、リアルタイムクロックモジュール133、バック
アップ用電池134、グラフィックプロセッサ(Graphi
c Processor)135、SRAM136、スキャナI/
F140、コネクタ142、プリンタI/F145、コ
ネクタ147、SRAM151、EEPROM152、
ハードディスクドライブ160、E−IDEコネクタ1
61、ハードディスク162を備えている。
【0025】上記構成を詳述すると、メインコントロー
ラ111は、主にCPU112、バスコントローラ11
3、各種I/Fコントローラ回路(図示略)から構成さ
れている。CPU112とバスコントローラ113は、
制御装置110全体の動作を制御するものである。CP
U112は、ROM114からROM I/F115を
経由して読み込んだプログラムに基づいて動作する。ま
た、PC401、402から受信したPDL(ページ記
述言語)コードデータを解釈し、ラスタイメージデータ
に展開する動作も、上記プログラムに記述されており、
ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ1
13は、各I/Fから入出力されるデータ転送を制御す
るものであり、バス競合時の調停やDMA(Direct Mem
ory Access)データ転送の制御を行う。
【0026】DRAM116は、DRAM I/F11
7によってメインコントローラ111と接続されてお
り、CPU112が動作するためのワークエリアや、画
像データを蓄積するためのエリアとして使用される。コ
ーデック118は、DRAM116に蓄積されたラスタ
イメージデータを、MH(Modified Huffman)/MR(Modif
ied Read)/MMR(Modified Modified Read)/JBIG(Joi
nt Bi-level Image Experts Group)/JPEG(Joint Phot
ographic Experts Group)等の方式で圧縮し、また逆に
圧縮され蓄積されたコードデータをラスタイメージデー
タに伸長する。SRAM119は、コーデック118の
一時的なワーク領域として使用される。コーデック11
8は、I/F120を介してメインコントローラ111
と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、
バスコントローラ113によって制御されDMA転送さ
れる。
【0027】グラフィックプロセッサ135は、DRA
M116に蓄積されたラスタイメージデータに対して、
画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれ
ぞれ行う。SRAM136は、グラフィックプロセッサ
135の一時的なワーク領域として使用される。グラフ
ィックプロセッサ135は、I/F137を介してメイ
ンコントローラ111と接続されており、DRAM11
6との間のデータの転送は、メインコントローラ111
のバスコントローラ113によって制御されDMA転送
される。ネットワークコントローラ121は、I/F1
23によってメインコントローラ111と接続され、コ
ネクタ122によって外部ネットワークと接続される。
ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商
標)があげられる。
【0028】汎用高速バス125には、拡張ボードを接
続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126
とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPC
I(Personal Computer Interconnect)バスが挙げられ
る。I/O制御部126には、リーダ部200、プリン
タ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するため
の調歩同期シリアル通信コントローラ127が例えば2
チャンネル装備されている。調歩同期シリアル通信コン
トローラ127は、I/Oバス128によって外部I/
F回路であるスキャナI/F140、プリンタI/F1
45に接続されている。
【0029】パネルI/F132は、LCDコントロー
ラ131に接続され、操作部150上の液晶画面に表示
を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキー
の入力を行うためのキー入力I/F130とから構成さ
れる。操作部150(図1)は、液晶表示部と、液晶表
示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数
個のハードキーを有する。操作部150のタッチパネル
またはハードキーにより入力された信号は、上述したパ
ネルI/F132を介してCPU112に伝えられる。
操作部150の液晶表示部は、パネルI/F132から
送られてきた画像データを表示するものである。操作部
150の液晶表示部には、本画像形成装置の操作に基づ
き機能表示や画像データ等を表示する。
【0030】リアルタイムクロックモジュール133
は、画像形成装置内で管理する日付と時刻を更新/保存
するためのものであり、バックアップ電池134によっ
てバックアップされている。E−IDEコネクタ161
は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施
の形態においては、このE−IDEコネクタ161を介し
てハードディスクドライブ160を接続し、ハードディ
スク162へ画像データを記憶させたり、ハードディス
ク162から画像データを読み込む動作を行う。コネク
タ142とコネクタ147は、それぞれ、リーダ部20
0とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリア
ルI/F(143、148)とビデオI/F(144、
149)とを備えている。
【0031】スキャナI/F140は、コネクタ142
を介してリーダ部200と接続され、また、スキャナバ
ス141によってメインコントローラ111と接続され
ており、リーダ部200から受け取った画像に対して所
定の処理を施す機能を有し、更に、リーダ部200から
送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、
スキャナバス141に出力する機能も有する。スキャナ
バス141からDRAM116へのデータ転送は、メイ
ンコントローラ111のバスコントローラ113によっ
て制御される。このスキャナ/F140を介して、本発
明の画像準備完了時間予測手段の予測に用いる画像読み
取り時間をリーダ部200のスキャナコントローラ26
0から受け取る。
【0032】プリンタI/F145は、コネクタ147
を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタ
バス146によってメインコントローラ111と接続さ
れており、メインコントローラ111から出力された画
像データに所定の処理を施してプリンタ部300へ出力
する機能を有し、更に、プリンタ部300から送られた
ビデオ制御信号をもとに生成した制御信号をプリンタバ
ス146に出力する機能も有する。DRAM116上に
展開されたラスタイメージデータのプリンタ部300へ
の転送は、メインコントローラ111のバスコントロー
ラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデ
オI/F149を経由して、プリンタ部300へDMA
転送される。本発明の最終ページ通知や画像準備完了予
測時間の通知などは、このプリンタI/F145を介し
てメインコントローラ111からプリンタ部300のプ
リンタコントローラ380へと通知される。
【0033】SRAM151は、バックアップ用電池1
34から供給される電源により、画像形成装置全体が電
源遮断されても記憶内容を保持できる構成となっている
メモリであり、バス150を介してI/O制御部126
と接続されている。EEPROM152も、同様にバス
150を介してI/O制御部126と接続されているメ
モリである。
【0034】<画像形成装置のプリンタI/F145の
画像処理部の構成>次に、本実施の形態に係る画像形成
装置のプリンタI/F145の画像処理を担う部分につ
いての詳細を図4のブロック図を参照しながら説明す
る。図4は画像形成装置のプリンタI/F145の画像
処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
画像形成装置のプリンタI/F145は、LOG変換部
701、モアレ除去部702、UCR及びマスキング部
703、γ補正部704、フィルタ部705を備えてい
る。
【0035】上記構成を詳述すると、メインコントロー
ラ111からプリンタバス146を介して送られる画像
信号は、まず、プリンタI/F145のLOG変換部7
01に入力される。LOG変換部701では、LOG変
換でRGB信号からCMY信号に変換する。次に、モア
レ除去部702では、LOG変換部701で変換された
CMY信号のモアレを除去する。UCR及びマスキング
部703は、UCR処理部で、モアレ除去部702によ
りモアレ除去処理されたCMY信号からCMYK信号を
生成し、マスキング処理部で、プリンタ部300の出力
にあった信号に補正する。γ補正部704では、UCR
及びマスキング部703で処理された信号の濃度調整を
行った後、フィルタ部705では、γ補正部704で濃
度調整された信号をスムージング処理又はエッジ処理す
る。これらの処理を経て、プリンタI/F145からコ
ネクタ147を介してプリンタ部300へと画像が送ら
れる。
【0036】<PDL画像出力時のシーケンス>次に、
本実施の形態に係る画像形成装置のPDL画像出力時の
シーケンスを図5を参照しながら説明する。図5は画像
形成装置におけるPDL画像出力の手順を示すフローチ
ャートである。画像形成装置からPDL画像を出力する
場合、ステップS3001では、例えばPC401上で
ユーザが当該PDL画像出力ジョブのプリント設定を行
う。プリント設定の内容は、プリント部数、用紙サイ
ズ、片面(用紙片面へのプリント)/両面(用紙両面へ
のプリント)の区別、ページ出力順序、用紙を揃えるソ
ート出力、用紙を綴じるステイプル止めの有無等の情報
である。ステップS3002では、PC401上で画像
形成装置に対し印刷指示を与え、それと共にPC401
上にインストールされているドライバソフトウェアが、
PC401上の印刷対象となるコードデータをいわゆる
PDLデータに変換して、PDLデータを上記ステップ
S3001で設定したプリント設定パラメータと共に、
画像形成装置の制御装置110にネットワーク400を
介して転送する。
【0037】ステップS3003では、制御装置110
のメインコントローラ111のCPU112が、PC4
01からコネクタ122及びネットワークコントローラ
121を介して転送されたPDLデータを、前記プリン
ト設定パラメータに基づいて画像データに展開(ラスタ
ライズ)する。画像データの展開は、DRAM116上
に行われる。画像データの展開が完了するとステップS
3004へ進む。ステップS3004では、メインコン
トローラ111が、DRAM116上に展開された画像
データをグラフィックプロセッサ135に転送する。
【0038】ステップS3005では、グラフィックプ
ロセッサ135が各種の画像処理を行う。その一例とし
て、PC401から設定されたプリント設定とは独立な
処理を行う例を挙げる。例えば、前記プリント設定パラ
メータで指定された用紙サイズがA4であるにも関わら
ず、プリンタ部300の給紙ユニット360にはA4R
用紙しかない場合には、グラフィックプロセッサ135
で画像を90度回転することによって、出力用紙に合わ
せた画像出力を行うことができる。また、前記プリント
設定パラメータで伝達された省トナーモードであるかど
うかの情報を用いて、γ補正用の出力γテーブルの書き
換えを行う。画像データの画像処理が完了するとステッ
プS3006へ進む。
【0039】ステップS3006では、グラフィックプ
ロセッサ135が、メインコントローラ111へ画像処
理後の画像データを転送する。メインコントローラ11
1は、転送されてきた画像データをDRAM116上に
記憶する。ステップS3007では、メインコントロー
ラ111は、プリンタI/F145及びコネクタ147
を介してプリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミ
ングでDRAM116上の画像データをプリンタ部30
0へと転送する。ステップS3008では、制御装置1
10が、プリンタ部300を制御して画像データをプリ
ント出力する。画像データの転送が完了すると、ステッ
プS3009で、画像が転写された用紙が、機外に正常
に排出されるまで待つ。異常処理については、ステップ
S3009のループを抜けることになるが、ここには図
示しない。用紙排出が完了するとステップS3010へ
進む。ステップS3010では、排出が完了した用紙の
枚数をカウントアップする。
【0040】<コピー画像出力時のシーケンス>次に、
本実施の形態に係る画像形成装置のコピー画像出力時の
シーケンスを図6を参照しながら説明する。図6は画像
形成装置におけるコピー画像出力の手順を示すフローチ
ャートである。画像形成装置からコピー画像を出力する
場合、ステップS4001では、画像形成装置の操作部
150上でユーザが当該コピー画像出力ジョブのコピー
設定を行う。コピー設定の内容は、コピー部数、用紙サ
イズ、片面(用紙片面へのコピー)/両面(用紙両面へ
のコピー)の区別、拡大コピーまたは縮小コピーの拡大
/縮小率、用紙を揃えるソート出力、用紙を綴じるステ
イプル止めの有無、濃度調整レベルなどである。ステッ
プS4002では、操作部150上でコピー開始指示を
与えると、制御装置110のメインコントローラ111
は、スキャナI/F140及びコネクタ142を介して
リーダ部200を制御し、原稿の画像データの読み込み
動作を行う。
【0041】まず、原稿給送ユニット250は、原稿装
填個所に載置された原稿を1枚ずつプラテンガラス21
1上へ給送し、その際同時に原稿のサイズを検知する。
検知された原稿のサイズに基づいて光学ユニット213
を移動させ原稿を露光走査することにより、画像データ
を読み取るわけである。読み取られた画像データはDR
AM116上に記憶される。従来のコピー機では、前記
コピー設定の拡大/縮小率の設定に応じて、すなわち副
走査方向の変倍率に応じて、光学ユニット213の移動
速度を変化させることにより副走査方向の変倍処理を実
現していた。しかしながら、本実施の形態では、前記コ
ピー設定の拡大/縮小率の設定に関わらず、必ず等倍
(100%)で画像データを読み取り、変倍処理につい
ては、主走査方向、副走査方向ともに、後述するグラフ
ィックプロセッサ135によって行うものとする。
【0042】ステップS4003では、メインコントロ
ーラ111が、DRAM116上の画像データをグラフ
ィックプロセッサ135に転送する。ステップS400
4では、グラフィックプロセッサ135が、前記コピー
設定パラメータに基づいて画像処理を行う。例えば、拡
大400%の設定がなされているときには、グラフィッ
クプロセッサ135内のモジュールである画像変倍部を
用いて主走査方向及び副走査方向双方への変倍処理を行
う。更に、ユーザが指定した濃度調整レベルに応じた出
力γテーブルの書き換えを行う。画像データの画像処理
が完了すると、ステップS4005へ進む。
【0043】ステップS4005では、グラフィックプ
ロセッサ135が、メインコントローラ111へ画像処
理後の画像データを転送する。メインコントローラ11
1は、転送されてきた画像データをDRAM116上に
記憶する。ステップS4006では、メインコントロー
ラ111は、プリンタI/F145及びコネクタ147
を介してプリンタ部300を制御しつつ、適切なタイミ
ングでDRAM116上の画像データをプリンタ部30
0へと転送する。ステップS4007では、制御装置1
10が、プリンタ部300を制御して画像データをプリ
ント出力する。画像データの転送が完了すると、ステッ
プS4008で、画像が転写された用紙が定着部335
を通過し、機外に排出されるまで待つ。正常に用紙排出
が完了するとステップS4009へ進む。ステップS4
009では、排出が完了した用紙の枚数をカウントアッ
プする。
【0044】<前回転移行及び後回転移行タイミングの
最適化制御>次に、本発明の特徴となる制御部分の詳細
を図7のタイミングチャートを参照しながら説明する。
先に従来例で説明したように上記図13の場合は、連続
するジョブに対するパフォーマンスを向上させることは
できるものの、感光ドラム寿命に対しては不利な制御と
なっている。そこで、本発明では、図7に示すようなタ
イミングで画像形成装置のプリンタ部300の制御を行
うことを提案する。
【0045】先ずは、画像形成装置の感光ドラムの前回
転移行タイミングの最適化制御について説明する。画像
形成装置に投入されるジョブはコピージョブであると想
定して説明する。コピージョブが画像形成装置の制御装
置(コントローラ部)110に対して投入された場合、
制御装置110は、リーダ部200のスキャナコントロ
ーラ260とプリンタ部300のプリンタコントローラ
380に対して、ほぼ同時に動作を開始するように指示
する。その際、制御装置110は、スキャナコントロー
ラ260に対して画像読み取りサイズや各種読み取りモ
ードを指示する。これらの指示により、スキャナコント
ローラ260は読み取り動作を開始するが、それと同時
に、スキャナユニット210自身が持っている読み取り
速度情報と、先に制御装置110から指示された読み取
りサイズの情報から、画像読み取り完了までに要する時
間を算出し、制御装置110に対して返答する。
【0046】制御装置110は、スキャナコントローラ
260からの通知に基づき、画像読み取り完了予測時間
(画像準備予測時間)を示す情報を付加した上でプリン
タコントローラ380へプリント開始指示を出す。別の
方法として、スキャナユニット210側で持っている読
み取り速度情報を制御装置110側で予め持っておけ
ば、スキャナコントローラ260に問い合わせを行わず
に、画像読み取りまでに要する時間を算出することも可
能である。これにより、スキャナユニット210とマー
キングユニット(プリンタユニット)320は同時に起
動がかかることになる。尚、当該ジョブに関わる画像転
送終了時間に基づき、画像読み取り完了予測時間(画像
準備予測時間)を求めてもよい。
【0047】次に、プリンタコントローラ380の制御
について説明する。プリンタコントローラ380は、制
御装置110からの”プリント開始”指示を受けた時点
で、その指示に付加されてくる画像読み取り完了予測時
間(画像準備予測時間)(図7の53)と、マーキング
ユニット320自身が保持している感光ドラムの前回転
に要する時間、つまり感光ドラムの停止状態から印字回
転状態へ移行するまでの時間(図7の52)とを比較す
る。画像読み取り完了予測時間(画像準備予測時間)の
ほうが短い場合には、マーキングユニット380の感光
ドラムを直ぐに前回転状態へと移行させる。前回転に要
する時間のほうが短い場合には、スキャナユニット21
0が原稿を読み取っている間に余計な感光ドラム回転を
行わないようにするために、図7の51に示す時間を算
出し、その時間分、感光ドラムの前回転開始を遅らせる
ことにより、余分な感光ドラム回転を防ぐことができ
る。
【0048】次に、画像形成装置の感光ドラムの後回転
移行タイミングの最適化制御について説明する。通常、
複数ページのジョブにおいて、途中のページの画像転送
開始時には特に制御装置110側からプリンタコントロ
ーラ380へ対して通知するものはない。従って、プリ
ンタコントローラ380は、図7の54に示すタイミン
グ移行でも感光ドラムの印字回転状態を維持し、次のペ
ージの画像転送開始指示が制御装置110から通知され
るのを待つ。
【0049】制御装置110は、最終ページを検知する
と、最終ページの画像転送開始指示をプリンタコントロ
ーラ380へ通知する時に、そのページが最終ページで
あることを情報として付加する。プリンタコントローラ
380は、その情報を受け取ると、それ以降のプリント
すべきページは無いと判断できるので、図7の54のタ
イミングでプリンタ部300の状態を印字回転状態から
後回転状態へと移行させる。勿論、紙搬送系は用紙が機
外に排出されるまで搬送動作は継続される。これらの制
御により、印字動作に最低限必要な時間のみ感光ドラム
を回転させる制御が可能となり、感光ドラム寿命を延命
させることができる。
【0050】<後回転移行中の印字回転への復帰>次
に、画像形成装置の感光ドラムの後回転移行中(後回転
が完了する前)に、次の別のジョブが発生した場合の処
理について図8のタイミングチャートを参照しながら説
明する。上記図7で説明したタイミングと同様に、制御
装置110から最終ページ通知を受け取ったプリンタコ
ントローラ380は、図8の61のタイミングで感光ド
ラムを後回転に移行したとする。しかし、後回転処理を
完了する前に次のジョブが新たに発生した場合には、新
たなジョブの”画像転送開始”が通知されることにな
る。図8では62のタイミングで制御装置110から”
画像転送開始”が通知されて来たとする。
【0051】この場合、プリンタコントローラ380
は、現在処理中の感光ドラムの後回転状態を途中でキャ
ンセルし、出来るだけ早いタイミングで感光ドラムが印
字回転状態に復帰するように制御を行う。これにより、
わずかに間隔が空いた状態で画像形成装置に複数のジョ
ブが投入された場合でも、可能な限り早いタイミングで
印字動作に復帰できることになる。カラーの画像形成装
置においては、後回転処理には感光ドラムや転写ベルト
などのクリーニング処理など、比較的時間を要する処理
があるため、後回転状態を途中でキャンセルして、印字
回転状態へと復帰する制御は有効である。
【0052】<前回転移行タイミング最適化制御フロー
>次に、本発明の前回転移行タイミング最適化制御を図
9・図10を参照しながら説明する。図9・図10は画
像形成装置の制御装置(コントローラ部)110側及び
プリンタ部300側における前回転移行タイミング最適
化制御を示すフローチャートである。制御装置110側
では、画像形成装置にジョブが投入されると、開始から
ステップS5001へ移り、スキャナユニット210へ
スキャン開始指示を出す。その後、ステップS5002
に移り、制御装置110は、スキャナコントローラ26
0から画像読み取り完了予測時間(画像準備予測時間)
Tsを取得する。更にステップS5003にて、制御装
置110は、この画像読み取り完了予測時間Tsの情報を
付加した形でプリンタコントローラ380へプリント開
始指示を行い、制御装置側の前回転移行の制御は終了す
る。
【0053】一方、プリンタコントローラ380側で
は、上記ステップS5003の制御装置110の開始指
示を、ステップS5004で受信し、ステップS500
5に移り、自分自身が保持している感光ドラムの前回転
に必要な時間Tpと、上記ステップS5003で制御装置
110から与えられた画像読み取り完了予測時間Tsとを
比較する。その後、ステップS5006に移行して、プ
リンタコントローラ380は、画像読み取り完了予測時
間Tsと前回転に必要な時間Tpの大小関係を比較する。比
較結果から画像読み取り完了予測時間Tsが前回転に必要
な時間Tpより大きければ、ステップS5007へ移り、
Ts−Tp時間だけ待機した後、ステップS5008へ移行
する。比較結果から画像読み取り完了予測時間Tsが前回
転に必要な時間Tpより小さければ、ステップS5006
からステップS5008へ直接移行する。ステップS5
008で、プリンタコントローラ380は、感光ドラム
の前回転処理を開始する。以上が前回転移行タイミング
最適化制御の説明である。
【0054】<後回転移行タイミング最適化制御フロー
>次に、本発明の後回転移行タイミング最適化制御を図
11・図12を参照しながら説明する。図11・図12
は画像形成装置の制御装置(コントローラ部)110側
及びプリンタ部300側における後回転移行タイミング
最適化制御を示すフローチャートである。制御装置11
0は、画像形成装置にジョブが投入されると、ステップ
S6001でプリンタコントローラ380へプリント開
始指示を出す。詳細は先に説明した通りとする。次にス
テップS6002に移り、制御装置110は、プリンタ
コントローラ380へ画像転送開始可能かどうかを判断
する。画像の準備が出来ていない場合には、制御装置1
10は、制御を自分自身へ移行し、画像転送開始可能に
なるまで繰り返す(待機する)。
【0055】画像転送開始可能状態になるとステップS
6003へ移り、制御装置110は、画像転送しようと
しているページがそのジョブの最終ページであるかどう
かを判断する。画像転送対象ページが最終ページである
と判断した場合には、ステップS6004において、制
御装置110は、プリンタコントローラ380への通知
内容に最終ページ情報を付加し、ステップS6005へ
と移行する。画像転送対象ページが最終ページで無いと
判断した場合には、制御装置110は、プリンタコント
ローラ380への通知内容に情報を付加することなくス
テップS6005へと移行する。ステップS6005で
は、制御装置110は、プリンタ部300へ画像転送開
始を指示し、ステップS6006へと移る。
【0056】ステップS6006では、制御装置110
は、画像転送しようとしているページがそのジョブの最
終ページかどうかを再度確認する。画像転送対象ページ
が最終ページで無いと判断した場合には、ステップS6
002へと戻り、最終ページになるまで繰り返す。画像
転送対象ページが最終ページであると判断した場合に
は、制御装置110は、最終ページの用紙が機外に排出
されるまでステップS6007で待機し、ステップS6
008で、プリンタ部300に対してプリント停止指示
を通知した後に、制御装置側の処理は終了する。
【0057】一方、プリンタコントローラ380側の処
理は、制御装置110から画像転送指示があるまでは、
ステップS6009で待ち続ける。画像転送指示が制御
装置110側から通知されると(上記ステップS600
5から)、ステップS6010へと移行し、プリンタコ
ントローラ380は、画像転送処理を行う。これは、制
御装置110側からの転送されてきた画像を感光ドラム
上に作像することに等しい。画像転送処理が終了する
と、ステップS6011にて、プリンタコントローラ3
80は、制御装置110からの通知内容に最終ページ情
報が付加されて来ていたかどうかを判断する。
【0058】制御装置110からの通知内容に最終ペー
ジ情報が付加されていないと判断した場合には、ステッ
プS6009へと戻り、プリンタコントローラ380
は、次のページの画像転送を待つ。制御装置110から
の通知内容に最終ページ情報が付加されていると判断し
た場合には、その時点でステップS6012へと移行し
(図7の54に対応)、プリンタコントローラ380
は、感光ドラムを後回転へと状態を移す。その後、ステ
ップS6013において、プリンタコントローラ380
は、新たな画像転送指示が制御装置110側からあった
かどうかを監視する。この画像転送指示は、次の別ジョ
ブの最初のページに対応することになる。
【0059】制御装置110から新たな画像転送指示が
あった場合には、ステップS6015へと移行して、プ
リンタコントローラ380は、感光ドラムの後回転状態
をキャンセルし、印字回転状態へと復帰させ(図8の6
2に対応)、ステップS6010にて画像転送処理を行
う。制御装置110から新たな画像転送指示が来ない場
合は、ステップS6014にて、プリンタコントローラ
380は、全用紙の機外排出を待つ。全用紙が機外排出
していなければ、プリンタコントローラ380は、次ジ
ョブが新たに投入されないかをステップS6013で監
視しながら、ステップS6014で全用紙の機外排出を
待ち続ける。ステップS6014で全ての用紙が機外排
出されると、プリンタコントローラ380の処理は終了
する。以上が後回転移行タイミング最適化制御の説明で
ある。
【0060】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、画像形成装置の制御装置110は、スキャナコント
ローラ260からの画像読み取り完了までに要する時間
の通知に基づき、画像読み取り完了予測時間を示す情報
を付加した上でプリンタコントローラ380へプリント
開始指示を出し、プリンタコントローラ380は、画像
読み取り完了予測時間が感光ドラムの前回転に要する時
間よりも短い場合、感光ドラムを停止状態から前回転状
態へ移行させ、感光ドラムの前回転に要する時間が画像
読み取り完了予測時間よりも短い場合、感光ドラムの前
回転の開始を遅延させ、複数ページの画像データを印字
形成するジョブの最終ページが検知された場合、感光ド
ラムを印字回転状態から後回転状態へ移行させる、など
の制御を行う。
【0061】即ち、感光ドラムに対する、停止状態から
前回転状態への移行を制御する前回転移行タイミング制
御と、印字回転状態から後回転状態への移行を制御する
後回転移行タイミング制御を行うため、感光ドラムの前
回転及び後回転の動作時間を必要最低限に抑えることが
可能となり、感光ドラムの寿命を有効に利用することが
できる。また一方で、コピー/プリント(もしくはコピ
ー/プリント/FAX)などの複数のジョブを処理する
連続動作に対しても、パフォーマンスを低下させること
なく動作させることを考慮した制御を実現することがで
き、感光ドラム寿命の有効活用とマルチファンクション
機能のコンカレント動作を両立させることが可能とな
る。
【0062】[他の実施の形態]本実施の形態では、画
像形成装置とPCをネットワーク接続したシステムを図
1に示すような構成としたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、画像形成装置及びPCの設置台数、ネ
ットワークの設置形態は任意とすることが可能である。
【0063】本実施の形態では、本発明を複写機能・印
字形成機能を備えた画像形成装置(複写機)に適用した
場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、複写機能・印字形成機能・ファクシミリ機能等
を備えた画像形成装置(複合機:MFP)に適用するこ
とが可能である。
【0064】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフ
トウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒
体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒
体等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実
行することによっても、本発明が達成されることは言う
までもない。
【0065】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなど
を用いることができる。
【0066】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0067】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成手段である感光ドラムに対する、停止状態から
前回転状態への移行を制御する前回転移行タイミング制
御と、印字回転状態から後回転状態への移行を制御する
後回転移行タイミング制御を行うため、感光ドラムの前
回転及び後回転の動作時間を必要最低限に抑えることが
可能となり、感光ドラムの寿命を有効に利用することが
できる。また一方で、コピー/プリント/FAXなどの
複数のジョブを処理する連続動作に対しても、パフォー
マンスを低下させることなく動作させることを考慮した
制御を実現することができ、感光ドラム寿命の有効活用
とマルチファンクション機能のコンカレント動作を両立
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る画像形成装置のリーダ部及
びプリンタ部の内部構造を示す構成図である。
【図3】本実施の形態に係る画像形成装置の制御装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る画像形成装置のプリンタI
/Fの画像処理に関する部分の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】本実施の形態に係る画像形成装置におけるPD
L画像出力時のシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図6】本実施の形態に係る画像形成装置におけるコピ
ー画像出力時のシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図7】本実施の形態に係る画像形成装置における前回
転及び後回転移行を示す制御タイミングチャートであ
る。
【図8】本実施の形態に係る画像形成装置における後回
転移行中の印字回転への復帰を示す制御タイミングチャ
ートである。
【図9】本実施の形態に係る画像形成装置における前回
転移行タイミング最適化制御のコントローラ側処理を示
すフローチャートである。
【図10】本実施の形態に係る画像形成装置における前
回転移行タイミング最適化制御のプリンタ側処理を示す
フローチャートである。
【図11】本実施の形態に係る画像形成装置における後
回転移行タイミング最適化制御のコントローラ側処理を
示すフローチャートである。
【図12】本実施の形態に係る画像形成装置における後
回転移行タイミング最適化制御のプリンタ側処理を示す
フローチャートである。
【図13】従来例に係る画像形成装置における制御タイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
100 画像形成装置 110 制御装置(予測手段、検知手段、処理順序制御
手段) 200 リーダ部 210 スキャナユニット 250 原稿給紙ユニット 260 スキャナコントローラ(予測手段、画像読取制
御手段) 300 プリンタ部 310 給紙ユニット 320 マーキングユニット 325〜328 感光ドラム(画像形成手段) 330 排紙ユニット 380 プリンタコントローラ(比較手段、判断手段、
移行制御手段、画像形成制御手段) 401、402 PC
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 AQ06 HK11 HK19 HN08 HN15 2H027 DA33 DA35 ED02 EE02 EG07 EG08 EJ11 5C062 AA02 AA05 AB17 AB22 AB38 AB40 AC02 AC04 AE15 AF00 BA00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転動作により用紙上への画像の印字形
    成を行う画像形成手段を備えた画像形成装置であって、 印字形成対象画像の準備完了までの予測時間に基づき、
    前記画像形成手段を停止状態から印字回転状態までの間
    の前回転状態への移行タイミングを制御し、前記画像形
    成手段を印字回転状態から停止状態までの間の後回転状
    態へ移行させるか否かの判断に基づき、前記画像形成手
    段を印字回転状態から後回転状態への移行タイミングを
    制御する移行制御手段を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像準備完了までの時間を予測する
    予測手段と、前記画像形成手段の前回転に要する必要時
    間と前記予測手段による予測時間とを比較する比較手段
    と、複数ページの画像データを印字形成するジョブの最
    終ページを検知する検知手段と、前記検知手段の検知結
    果に基づき、前記画像形成手段を印字回転状態から後回
    転状態へ移行させるか否かを判断する判断手段とを有
    し、 前記移行制御手段は、前記予測時間が前記必要時間より
    も短い場合、前記画像形成手段を停止状態から前回転状
    態へ移行させ、前記必要時間が前記予測時間よりも短い
    場合、前記画像形成手段の前回転の開始を遅延させ、前
    記最終ページが検知された場合、前記画像形成手段を印
    字回転状態から後回転状態へ移行させることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記印字形成機能の他に、原稿から画像
    を読み取り用紙上に画像を印字形成する複写機能、外部
    装置との間で画像通信を行うファクシミリ機能等の複数
    機能を有し、 複数ジョブの処理順序を調整する処理順序制御手段と、
    前記処理順序制御手段の指示に基づき用紙上への画像の
    印字形成動作を制御する画像形成制御手段と、前記処理
    順序制御手段の指示に基づき原稿からの画像読取動作を
    制御する画像読取制御手段とを有することを特徴とする
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、前記検知手段で当該ジ
    ョブの最終ページが検知された場合でも次のジョブの画
    像データが存在する場合は、前記画像形成手段を印字回
    転状態へ復帰させることを特徴とする請求項2記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記予測手段は、前記画像読取制御手段
    から通知される画像読み取り完了までに要する時間に基
    づき、前記画像準備完了までの時間を予測することを特
    徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記予測手段は、当該ジョブに関わる画
    像転送終了時間に基づき、前記画像準備完了までの時間
    を予測することを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成手段は、用紙上への画像の
    印字形成用の潜像が作像される感光ドラムであることを
    特徴とする請求項1、2、4の何れかに記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 回転動作により用紙上への画像の印字形
    成を行う画像形成手段を備えた画像形成装置における状
    態移行制御方法であって、 印字形成対象画像の準備完了までの予測時間に基づき、
    前記画像形成手段を停止状態から印字回転状態までの間
    の前回転状態への移行タイミングを制御し、前記画像形
    成手段を印字回転状態から停止状態までの間の後回転状
    態へ移行させるか否かの判断に基づき、前記画像形成手
    段を印字回転状態から後回転状態への移行タイミングを
    制御することを特徴とする状態移行制御方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項1乃至7の何れかに記載の画
    像形成装置における前記制御手順を記憶したことを特徴
    とするプログラム。
  10. 【請求項10】 前記請求項9記載のプログラムを格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
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