JP2004080092A - 画像形成装置ネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【目的】複合化の各機能を損なうことなく、且つ、安価な構成にてネットワーク省電力化を実現することができる画像形成装置ネットワークシステムを提供すること。
【構成】画像形成装置及び外部通信機能付画像形成装置がシステム制御手段及び記憶手段を除いた画像読取り手段、画像出力手段に対する電源部からの電力供給状態を休止状態とする節電モードと画像形成動作が可能な通常モードの切り換えをする電力制御手段を持ち、外部通信機能付複合画像処理装置は該電力制御手段による節電モード設定中、外部機器から入力される通信データを記憶手段に蓄積する蓄積手段とを備え、この蓄積手段による通信データの蓄積容量が予め設定される基準容量を超える場合に他の画像形成装置の1台を選択する手段を持ち、システム制御手段により記憶手段に蓄積された通信データを被選択画像形成装置に対して転送して画像出力手段から記録媒体に出力させる。
【選択図】 図1
【構成】画像形成装置及び外部通信機能付画像形成装置がシステム制御手段及び記憶手段を除いた画像読取り手段、画像出力手段に対する電源部からの電力供給状態を休止状態とする節電モードと画像形成動作が可能な通常モードの切り換えをする電力制御手段を持ち、外部通信機能付複合画像処理装置は該電力制御手段による節電モード設定中、外部機器から入力される通信データを記憶手段に蓄積する蓄積手段とを備え、この蓄積手段による通信データの蓄積容量が予め設定される基準容量を超える場合に他の画像形成装置の1台を選択する手段を持ち、システム制御手段により記憶手段に蓄積された通信データを被選択画像形成装置に対して転送して画像出力手段から記録媒体に出力させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部機器とのインタフェースを有し、該外部機器から入力される出力情報及び原稿読取り装置から読取り出力される原稿画像情報に基づいて記録材に画像を出力する画像処理装置ネットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像処理装置、例えばディジタル複写装置では、原稿をハロゲンランプ等で照射し、その反射光をCCD等の電荷結合素子を用いて光電変換した後、ディジタル信号に変換するリーダ部を有し、該リーダ部から出力される原稿画像情報に対して所定の処理を行った後、プリンタ部で画像を形成している。
【0003】
又、斯かるディジタル複写装置では、近年機能の複合化が進み、外部機器とのインタフェースを介して簡単な周辺装置を組み込むことによって、コピー機能、ファクシミリ処理機能とプリンタ機能と複合処理することができる装置も提案されている。
【0004】
更に、この複合画像処理装置にシステム制御部以外の通電を休止する機能を設け、外部からの通信データの蓄積量を監視して上記通電休止を解除する装置が例えば特開平08−088702号で提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例においては常に通電休止状態から通常動作状態へ復帰するために多大な電力を必要とするという問題があった。
【0006】
又、昨今、これら複合画像形成装置にコンピュータネットワーク接続機能を持たせ、複数台の画像形成装置を設置し使用されるためにこのような環境でのシステム全体の更なる省電力を実現することがこの種の装置の課題とされている。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、システム制御を行うコントローラ部への通電以外を休止していた場合、外部機器から入力される通信データの蓄積状態を監視するとともにネットワーク接続された他の装置の状態を監視して記憶された通信データを転送して出力させることにより、複合化の各機能を損なうことなく、且つ、安価な構成にてネットワーク省電力化を実現することができる画像形成装置ネットワークシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、原稿画像を読み取り、デジタルデータで構成される画像データに変換するデジタル画像データ画像読取り手段と、画像データに基づいて記録媒体に画像を出力する画像出力手段とを備える複数台のデジタル画像形成装置が相互にデータを通信するネットワーク接続されて構築される画像形成装置ネットワークシステムであって、画像形成装置の内の少なくとも1台が上記ネットワーク接続のための第1のインターフェイスに加えて外部機器と通信する第2の通信インタフェースを持ち、この第1、第2のインタフェースを介してその他の画像形成装置又は前記外部機器から入力された通信データ又は前記画像読取り手段から読み取られた原稿画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された通信データ又は前記原稿画像情報或は前記画像読取り手段から出力される原稿画像情報に基づいて前記画像出力手段により前記記録媒体に画像を出力させるように画像読取り手段、画像出力手段、記憶手段を制御するシステム制御手段とを有する外部通信機能付画像形成装置であるネットワークシステムにおいて、前記画像形成装置及び外部通信機能付画像形成装置がシステム制御手段及び記憶手段を除いた前記画像読取り手段、画像出力手段に対する電源部からの電力供給状態を休止状態とする節電モードと画像形成動作が可能な通常モードの切り換えをする電力制御手段を持ち、外部通信機能付複合画像処理装置は該電力制御手段による節電モード設定中、前記外部機器から入力される通信データを前記記憶手段に蓄積する蓄積手段とを備え、この蓄積手段による前記通信データの蓄積容量が予め設定される基準容量を超える場合に他の画像形成装置の1台を選択する手段を持ち、前記システム制御手段により前記記憶手段に蓄積された通信データを被選択画像形成装置に対して転送して画像出力手段から記録媒体に出力させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態である画像形成装置のネットワークシステムを添付図面に基づいて説明する。
【0010】
<実施の形態1>
図1は本発明の実施形態である画像形成装置のネットワークシステムの構成を示す概略図である。101は外部通信機能付複合画像形成装置であり、102〜106はその他の画像形成装置である。
【0011】
又、図3は本発明の実施形態における複合画像処理装置の概略構成を説明する断面図であり、大別してリーダ部とプリンタ部とから構成されるディジタル複写装置の場合に対応する。
【0012】
図3において、1は原稿給送手段となる原稿給送装置で、載置された1枚ずつ或は2枚連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。原稿給送装置1は、原稿を循環して元の原稿積載台に排紙するRDF又は原稿を一方向の搬送して排紙台に排紙するADFの何れで構成されていても良い。
【0013】
4は原稿照明ランプ3、走査ミラー5等で構成されるスキャナで、原稿給送装置1により原稿が原稿台ガラス面2に載置されると、スキャナ4が所定方向に往復走査されて原稿反射光を走査ミラー5〜7を介してレンズ8を通過してイメージセンサ部101に結像する。
【0014】
10はレーザースキャナで構成される露光制御部で、コントローラ部CONTの画像信号制御部から出力される画像データに基づいて変調された光ビームを感光体11に照射する。12,13は現像器で、感光体11に形成された静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可視化する。
【0015】
14,15は被転写紙積載部(ペディスタル)で、定形サイズの記録媒体が積載収納され、給送ローラの駆動によりレジストローラ25の配置位置まで給送されて一時停止し、その後、感光体11に形成される画像との画像先端合わせタイミングを取られた状態で再給紙される。
【0016】
16は転写分離帯電器で、感光体11に現像されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11より分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着される。このとき、定着部17は広く行われている熱定着においては所望の一定高温度に不図示の熱ヒータにより保たれていることが必要であり、多量の電力を必要とする。
【0017】
18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙をトレー20に積載排紙する。21は方向フラッパで、画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部搬送路方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備える。19は排紙センサで、被転写紙の排紙搬送状態を監視する。
【0018】
図2は図1に示した画像処理装置の基本構成を説明するブロック図であり、(a)は外部機能付画像形成装置、(b)はその他の画像形成装置である。
【0019】
図2において、200はプリンタ部、201は原稿の画像を露光走査して画像情報を電気信号として読み取る読み取り手段(読み取り手段)であり、前述の複写装置の構成におけるスキャナ部、レンズ、イメージセンサ部に相当する。
【0020】
202は前述のコントローラ部CONTであり、内部に画像制御部203と記憶手段204、ネットワークI/F(インターフェース)部205を有し、図示しないCPU及び制御用のデータを格納したROMによって制御されている。203は画像データに対し、各種画像処理を行う画像制御部であり、画像データは常に画像制御部203を経由して各制御部等へ送られる。204は画像データの記憶手段であり、前述の画像制御部203によって画像データが記憶或は消去されるよう制御される。
【0021】
205は他の画像形成装置と接続されるI/F部であり、他の画像形成装置のコントローラ部と画像データ或はは制御データを相互にやり取りする。
【0022】
206はプリンタ制御部で、図示しないCPU及び制御用のデータを格納したROMによって構成され、被転写紙の搬送制御及び定着部207の制御等を行う。
【0023】
10は前述の露光制御部である。208は外部AC電源からの電力を供給するかどうか制御する電力制御部であり、コントローラ部202からの制御によりコントローラ部以外への電力を遮断することが可能である。
【0024】
209は画像処理装置に接続される外部機器210とのI/F部であり、画像処理装置と外部機器間との通信はこのI/F部209を介して行われる。
【0025】
次に、図1〜図3を参照して画像処理装置のデータ処理動作について説明する。
【0026】
通常の複写動作を行う場合には、読取り手段201によって原稿の画像を読み取り、画像制御部203により操作部上で設定された各種モードに基づき画像データに対して処理を行った後、画像データはプリンタ制御部206に送られる。プリンタ制御部206に入力された信号は露光制御部10にて光信号に変換されて画像信号に従い感光体11を照射し、以下は前述の通りである。
【0027】
原稿の画像を記憶する場合は、読み取り手段201によって原稿の画像を読み取り、画像制御部203により操作部上で設定された各種モードに基づき画像データに対して処理を行った後、画像データは記憶手段204に送られ記憶される。
【0028】
次に、画像処理装置と外部機器210とのデータ通信に関して説明する。
【0029】
読み取った画像を外部機器210に送る場合には、読取り手段201によって原稿の画像を読み取り画像制御部203により操作部上で設定された各種モードに基づき画像データに対して処理を行った後、画像データはI/F部209を介して外部機器210に送られる。
【0030】
外部機器210からの通信データを記憶する場合には、外部機器210からの通信データはI/F部209を介して画像制御部203に入力し、記憶手段204に記憶される。
【0031】
外部機器210からの通信データをプリンタ部に出力する場合には、外部機器210からの通信データはI/F部209を介して画像制御部203に入力した後、プリンタ制御部206に出力され、記録媒体への画像形成が行われる。
【0032】
記憶手段204のデータをプリンタに出力する場合には、画像制御部203が記憶手段から所望のデータを読み込みプリンタ制御部206に送られ、記録媒体への画像形成が行われる。この場合、プリンタ制御部は定着部207を制御して定着に必要な一定の高温度に保つ必要がある。
【0033】
図4は図1に示した複合画像処理装置に設けられる操作パネルの一例を示す平面図である。
【0034】
図4において、401は画像処理装置への通電を制御する電源スイッチである。402は動作を開始させるためのコピースタートキーであり、403はコピー動作を中断したり、中止したりする時に用いるストップキーである。
【0035】
404は省電力キーであり、省電力(節電)モードのON/OFFに使用する。405は装置の設定やエラーメッセージを表示するためのLCDパネルである。
【0036】
以下、画像形成装置101の操作パネル上の省電力キー404が押された後の処理について詳述する。
【0037】
省電力キー404が押されると、図2に示すコントローラ部CONT202から電力制御部208に対して制御信号が送られ読み取り手段201、プリンタ制御部206、定着部207及び露光制御部10への電源の供給が遮断される。
【0038】
以上の動作により、それ以後、電気的に動作しているのはコントローラ部CONT202と電力制御部208のみとなり、システムスタンバイの状態になる。この状態では、上述の図2に示す外部機器210或は他の画像形成装置102から106とコントローラ部CONT202間の通信のみが可能となる。このとき、画像形成装置101に対して外部機器210から画像データが送られてくると該データは全てI/F部209を介して画像制御部203に入力し記憶手段204に記憶される。
【0039】
画像制御部203は、常に記憶手段204に記憶されたデータ量を確認し、データ量が記憶手段204の記憶容量の上限制限値を超えた場合には、他の画像形成装置と通信して省電力モードに移行していない即時画像形成動作可能な装置を選択する。
【0040】
例えば、装置102が選択されたとすると装置101は装置102に記憶手段204内の画像データをインターフェイス205を介して転送して記憶手段204内のデータを消去する。
【0041】
一方、装置102は画像データをインターフェイス205を介して受信し、画像制御部203がプリンタ部206へ画像データを送って用紙上へ印刷して出力する。
【0042】
以下、図5を参照して本発明に係る複合画像処理装置における省電力時処理動作について説明する。
【0043】
図5は本発明に係る複合画像処理装置における省電力時処理手順の一例を示すフローチャートである。尚、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0044】
外部通信機能付画像形成装置101にて省電力キー404が押下されると(1)、コントローラ部202がシステム状態を節電モードに設定し(2)、プリンタ部200、リーダ部(読取り手段201)への通電を休止し(3)、他の画像形成装置102から106或は外部機器210から通信データ受信待機状態となる(4)。
【0045】
この状態で、通信データを受信すると、記憶手段204に既に蓄積されているデータ量(通信データを含む)とあらかじめ設定された基準容量とを比較し、蓄積データ量が基準容量以下であるかどうかを判定し(5)、YESならば通信データを記憶手段204に蓄積させ(6)、通信データ終了を判定し(7)、NOならばステップ(4)に戻り、YESならば処理を終了する。
【0046】
一方、ステップ(5)の判定でNOと判定された場合には、記憶手段204に相当量の通信データ等が記憶されており、後続する通信データを受信し切れないような事態が発生するものと予測して、コントローラ部202がネットワーク上の他の画像形成装置で省電力モードが解除されている装置を選択し、選択された装置へ204内の画像データを転送する。
【0047】
次いで、記憶手段204に既に蓄積されているデータ量(通信データを含む)と予め設定された基準容量とを比較し、蓄積データ量が基準容量以下であるかどうかを判定し(12)、YESならば画像データ転送処理を終了してステップ(4)に戻り、NOならばステップ(11)に戻り、記憶手段204から蓄積された通信データの転送を継続する。
【0048】
<実施の形態2>
図6は実施の形態2における画像形成装置システムのブロック図である。
尚、図6においては、図2と同じ構成要素には同一の番号を付している。
【0049】
図6において、601は電力計算部であり、装置が現在通常モードか省電力モードか、又は不図示のセンサにより、現在のプリンタ定着部207の温度を測定することで画像形成動作可能な温度までどの程度の電力通電が必要かを算出し、結果を電力記憶部602へ一定時間毎に記憶する。
【0050】
図7は各画像形成装置のある時刻からの必要電力の模式図である。
【0051】
I1は省電力モード時に必要とされる電流値、I2は通常モード時に定着部以外の不図示の駆動モータ等で必要とされる電流値、I3は定着部通電時の電流値、Ta,Tb,Tcがそれぞれその時点での定着部の温度、Tpが画像形成時に必要な温度とすると各装置で画像形成動作完了までに必要な電力WaからWc(斜線部面積)はそれぞれ異なっている。
【0052】
図7においては装置101は省電力モードで定着部温度=Ta、装置102は通常モードで定着部温度=Tb、装置103も通常モードで定着部温度=Tcであり、
Ta<Tb<Tc
とすると、それぞれ画像形成動作準備完了までに必要な電力は
Wa>Wb>Wc
となっている。
【0053】
実施の形態1と同じように画像形成装置101の記憶部204が基準容量を超えた場合には、コントローラ部202は各画像形成装置102〜6の必要電力データを電力記憶部602から順次読み出し、比較部603で比較して最も必要電力の少ない装置(図では103)を選択する。
【0054】
選択された装置103は省電力モードにあれば、それを解除して通常画像形成可能状態へ移行し、受信した画像データを用紙へプリント出力する。
【0055】
<実施の形態3>
図8は本発明に係る画像形成装置101の表示部に表示される情報の一例である。
【0056】
図8において、801はそれぞれの画像データの区切りを表すデータNo.表示部、802は各画像データの送信元を表す電話番号表示部、803は画像データ量を表す出力枚数表示部、804は各画像データの処理状態を表す状態表示部であり、実施の形態1,2のように他の画像形成装置へ出力した場合は転送出力した装置No.が未だ101の記憶部204に蓄積されているデータについてはその旨が表示されるようになっている。
【0057】
これにより、転送された画像データがどの装置へ出力されたか迷うことはない。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、指示手段による節電モード設定中、前記外部機器から入力される通信データを前記記憶手段に蓄積する蓄積手段による前記通信データの蓄積容量が予め設定される基準容量を超える場合に、前記システム制御手段によりネットワーク接続された他の画像形成装置から所要電力の小さい装置を選択し、画像形成動作前記記憶手段に蓄積された通信データを選択された画像出力手段から記録媒体に出力させるので、外部機器からの通信データを常時確実に蓄積しておき、蓄積した通信データを画像出力手段から適時出力させて、画像出力手段への通電を抑制しつつ、複合機能を有効に稼働させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置ネットワークの概略図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置の操作部の一例を示す概略図である。
【図5】本発明の実施の形態1での処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る電力計算、比較の説明模式図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る表示情報の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
101 外部通信機能付複合画像形成装置
102〜106 複合画像形成装置
200 プリンタ部
202 システム制御部
205 ネットワークI/F
208 電力制御部
209 外部通信I/F
601 電力計算部
602 電力記憶部
603 電力比較部
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部機器とのインタフェースを有し、該外部機器から入力される出力情報及び原稿読取り装置から読取り出力される原稿画像情報に基づいて記録材に画像を出力する画像処理装置ネットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像処理装置、例えばディジタル複写装置では、原稿をハロゲンランプ等で照射し、その反射光をCCD等の電荷結合素子を用いて光電変換した後、ディジタル信号に変換するリーダ部を有し、該リーダ部から出力される原稿画像情報に対して所定の処理を行った後、プリンタ部で画像を形成している。
【0003】
又、斯かるディジタル複写装置では、近年機能の複合化が進み、外部機器とのインタフェースを介して簡単な周辺装置を組み込むことによって、コピー機能、ファクシミリ処理機能とプリンタ機能と複合処理することができる装置も提案されている。
【0004】
更に、この複合画像処理装置にシステム制御部以外の通電を休止する機能を設け、外部からの通信データの蓄積量を監視して上記通電休止を解除する装置が例えば特開平08−088702号で提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例においては常に通電休止状態から通常動作状態へ復帰するために多大な電力を必要とするという問題があった。
【0006】
又、昨今、これら複合画像形成装置にコンピュータネットワーク接続機能を持たせ、複数台の画像形成装置を設置し使用されるためにこのような環境でのシステム全体の更なる省電力を実現することがこの種の装置の課題とされている。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、システム制御を行うコントローラ部への通電以外を休止していた場合、外部機器から入力される通信データの蓄積状態を監視するとともにネットワーク接続された他の装置の状態を監視して記憶された通信データを転送して出力させることにより、複合化の各機能を損なうことなく、且つ、安価な構成にてネットワーク省電力化を実現することができる画像形成装置ネットワークシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、原稿画像を読み取り、デジタルデータで構成される画像データに変換するデジタル画像データ画像読取り手段と、画像データに基づいて記録媒体に画像を出力する画像出力手段とを備える複数台のデジタル画像形成装置が相互にデータを通信するネットワーク接続されて構築される画像形成装置ネットワークシステムであって、画像形成装置の内の少なくとも1台が上記ネットワーク接続のための第1のインターフェイスに加えて外部機器と通信する第2の通信インタフェースを持ち、この第1、第2のインタフェースを介してその他の画像形成装置又は前記外部機器から入力された通信データ又は前記画像読取り手段から読み取られた原稿画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された通信データ又は前記原稿画像情報或は前記画像読取り手段から出力される原稿画像情報に基づいて前記画像出力手段により前記記録媒体に画像を出力させるように画像読取り手段、画像出力手段、記憶手段を制御するシステム制御手段とを有する外部通信機能付画像形成装置であるネットワークシステムにおいて、前記画像形成装置及び外部通信機能付画像形成装置がシステム制御手段及び記憶手段を除いた前記画像読取り手段、画像出力手段に対する電源部からの電力供給状態を休止状態とする節電モードと画像形成動作が可能な通常モードの切り換えをする電力制御手段を持ち、外部通信機能付複合画像処理装置は該電力制御手段による節電モード設定中、前記外部機器から入力される通信データを前記記憶手段に蓄積する蓄積手段とを備え、この蓄積手段による前記通信データの蓄積容量が予め設定される基準容量を超える場合に他の画像形成装置の1台を選択する手段を持ち、前記システム制御手段により前記記憶手段に蓄積された通信データを被選択画像形成装置に対して転送して画像出力手段から記録媒体に出力させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態である画像形成装置のネットワークシステムを添付図面に基づいて説明する。
【0010】
<実施の形態1>
図1は本発明の実施形態である画像形成装置のネットワークシステムの構成を示す概略図である。101は外部通信機能付複合画像形成装置であり、102〜106はその他の画像形成装置である。
【0011】
又、図3は本発明の実施形態における複合画像処理装置の概略構成を説明する断面図であり、大別してリーダ部とプリンタ部とから構成されるディジタル複写装置の場合に対応する。
【0012】
図3において、1は原稿給送手段となる原稿給送装置で、載置された1枚ずつ或は2枚連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。原稿給送装置1は、原稿を循環して元の原稿積載台に排紙するRDF又は原稿を一方向の搬送して排紙台に排紙するADFの何れで構成されていても良い。
【0013】
4は原稿照明ランプ3、走査ミラー5等で構成されるスキャナで、原稿給送装置1により原稿が原稿台ガラス面2に載置されると、スキャナ4が所定方向に往復走査されて原稿反射光を走査ミラー5〜7を介してレンズ8を通過してイメージセンサ部101に結像する。
【0014】
10はレーザースキャナで構成される露光制御部で、コントローラ部CONTの画像信号制御部から出力される画像データに基づいて変調された光ビームを感光体11に照射する。12,13は現像器で、感光体11に形成された静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可視化する。
【0015】
14,15は被転写紙積載部(ペディスタル)で、定形サイズの記録媒体が積載収納され、給送ローラの駆動によりレジストローラ25の配置位置まで給送されて一時停止し、その後、感光体11に形成される画像との画像先端合わせタイミングを取られた状態で再給紙される。
【0016】
16は転写分離帯電器で、感光体11に現像されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11より分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着される。このとき、定着部17は広く行われている熱定着においては所望の一定高温度に不図示の熱ヒータにより保たれていることが必要であり、多量の電力を必要とする。
【0017】
18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙をトレー20に積載排紙する。21は方向フラッパで、画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部搬送路方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備える。19は排紙センサで、被転写紙の排紙搬送状態を監視する。
【0018】
図2は図1に示した画像処理装置の基本構成を説明するブロック図であり、(a)は外部機能付画像形成装置、(b)はその他の画像形成装置である。
【0019】
図2において、200はプリンタ部、201は原稿の画像を露光走査して画像情報を電気信号として読み取る読み取り手段(読み取り手段)であり、前述の複写装置の構成におけるスキャナ部、レンズ、イメージセンサ部に相当する。
【0020】
202は前述のコントローラ部CONTであり、内部に画像制御部203と記憶手段204、ネットワークI/F(インターフェース)部205を有し、図示しないCPU及び制御用のデータを格納したROMによって制御されている。203は画像データに対し、各種画像処理を行う画像制御部であり、画像データは常に画像制御部203を経由して各制御部等へ送られる。204は画像データの記憶手段であり、前述の画像制御部203によって画像データが記憶或は消去されるよう制御される。
【0021】
205は他の画像形成装置と接続されるI/F部であり、他の画像形成装置のコントローラ部と画像データ或はは制御データを相互にやり取りする。
【0022】
206はプリンタ制御部で、図示しないCPU及び制御用のデータを格納したROMによって構成され、被転写紙の搬送制御及び定着部207の制御等を行う。
【0023】
10は前述の露光制御部である。208は外部AC電源からの電力を供給するかどうか制御する電力制御部であり、コントローラ部202からの制御によりコントローラ部以外への電力を遮断することが可能である。
【0024】
209は画像処理装置に接続される外部機器210とのI/F部であり、画像処理装置と外部機器間との通信はこのI/F部209を介して行われる。
【0025】
次に、図1〜図3を参照して画像処理装置のデータ処理動作について説明する。
【0026】
通常の複写動作を行う場合には、読取り手段201によって原稿の画像を読み取り、画像制御部203により操作部上で設定された各種モードに基づき画像データに対して処理を行った後、画像データはプリンタ制御部206に送られる。プリンタ制御部206に入力された信号は露光制御部10にて光信号に変換されて画像信号に従い感光体11を照射し、以下は前述の通りである。
【0027】
原稿の画像を記憶する場合は、読み取り手段201によって原稿の画像を読み取り、画像制御部203により操作部上で設定された各種モードに基づき画像データに対して処理を行った後、画像データは記憶手段204に送られ記憶される。
【0028】
次に、画像処理装置と外部機器210とのデータ通信に関して説明する。
【0029】
読み取った画像を外部機器210に送る場合には、読取り手段201によって原稿の画像を読み取り画像制御部203により操作部上で設定された各種モードに基づき画像データに対して処理を行った後、画像データはI/F部209を介して外部機器210に送られる。
【0030】
外部機器210からの通信データを記憶する場合には、外部機器210からの通信データはI/F部209を介して画像制御部203に入力し、記憶手段204に記憶される。
【0031】
外部機器210からの通信データをプリンタ部に出力する場合には、外部機器210からの通信データはI/F部209を介して画像制御部203に入力した後、プリンタ制御部206に出力され、記録媒体への画像形成が行われる。
【0032】
記憶手段204のデータをプリンタに出力する場合には、画像制御部203が記憶手段から所望のデータを読み込みプリンタ制御部206に送られ、記録媒体への画像形成が行われる。この場合、プリンタ制御部は定着部207を制御して定着に必要な一定の高温度に保つ必要がある。
【0033】
図4は図1に示した複合画像処理装置に設けられる操作パネルの一例を示す平面図である。
【0034】
図4において、401は画像処理装置への通電を制御する電源スイッチである。402は動作を開始させるためのコピースタートキーであり、403はコピー動作を中断したり、中止したりする時に用いるストップキーである。
【0035】
404は省電力キーであり、省電力(節電)モードのON/OFFに使用する。405は装置の設定やエラーメッセージを表示するためのLCDパネルである。
【0036】
以下、画像形成装置101の操作パネル上の省電力キー404が押された後の処理について詳述する。
【0037】
省電力キー404が押されると、図2に示すコントローラ部CONT202から電力制御部208に対して制御信号が送られ読み取り手段201、プリンタ制御部206、定着部207及び露光制御部10への電源の供給が遮断される。
【0038】
以上の動作により、それ以後、電気的に動作しているのはコントローラ部CONT202と電力制御部208のみとなり、システムスタンバイの状態になる。この状態では、上述の図2に示す外部機器210或は他の画像形成装置102から106とコントローラ部CONT202間の通信のみが可能となる。このとき、画像形成装置101に対して外部機器210から画像データが送られてくると該データは全てI/F部209を介して画像制御部203に入力し記憶手段204に記憶される。
【0039】
画像制御部203は、常に記憶手段204に記憶されたデータ量を確認し、データ量が記憶手段204の記憶容量の上限制限値を超えた場合には、他の画像形成装置と通信して省電力モードに移行していない即時画像形成動作可能な装置を選択する。
【0040】
例えば、装置102が選択されたとすると装置101は装置102に記憶手段204内の画像データをインターフェイス205を介して転送して記憶手段204内のデータを消去する。
【0041】
一方、装置102は画像データをインターフェイス205を介して受信し、画像制御部203がプリンタ部206へ画像データを送って用紙上へ印刷して出力する。
【0042】
以下、図5を参照して本発明に係る複合画像処理装置における省電力時処理動作について説明する。
【0043】
図5は本発明に係る複合画像処理装置における省電力時処理手順の一例を示すフローチャートである。尚、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0044】
外部通信機能付画像形成装置101にて省電力キー404が押下されると(1)、コントローラ部202がシステム状態を節電モードに設定し(2)、プリンタ部200、リーダ部(読取り手段201)への通電を休止し(3)、他の画像形成装置102から106或は外部機器210から通信データ受信待機状態となる(4)。
【0045】
この状態で、通信データを受信すると、記憶手段204に既に蓄積されているデータ量(通信データを含む)とあらかじめ設定された基準容量とを比較し、蓄積データ量が基準容量以下であるかどうかを判定し(5)、YESならば通信データを記憶手段204に蓄積させ(6)、通信データ終了を判定し(7)、NOならばステップ(4)に戻り、YESならば処理を終了する。
【0046】
一方、ステップ(5)の判定でNOと判定された場合には、記憶手段204に相当量の通信データ等が記憶されており、後続する通信データを受信し切れないような事態が発生するものと予測して、コントローラ部202がネットワーク上の他の画像形成装置で省電力モードが解除されている装置を選択し、選択された装置へ204内の画像データを転送する。
【0047】
次いで、記憶手段204に既に蓄積されているデータ量(通信データを含む)と予め設定された基準容量とを比較し、蓄積データ量が基準容量以下であるかどうかを判定し(12)、YESならば画像データ転送処理を終了してステップ(4)に戻り、NOならばステップ(11)に戻り、記憶手段204から蓄積された通信データの転送を継続する。
【0048】
<実施の形態2>
図6は実施の形態2における画像形成装置システムのブロック図である。
尚、図6においては、図2と同じ構成要素には同一の番号を付している。
【0049】
図6において、601は電力計算部であり、装置が現在通常モードか省電力モードか、又は不図示のセンサにより、現在のプリンタ定着部207の温度を測定することで画像形成動作可能な温度までどの程度の電力通電が必要かを算出し、結果を電力記憶部602へ一定時間毎に記憶する。
【0050】
図7は各画像形成装置のある時刻からの必要電力の模式図である。
【0051】
I1は省電力モード時に必要とされる電流値、I2は通常モード時に定着部以外の不図示の駆動モータ等で必要とされる電流値、I3は定着部通電時の電流値、Ta,Tb,Tcがそれぞれその時点での定着部の温度、Tpが画像形成時に必要な温度とすると各装置で画像形成動作完了までに必要な電力WaからWc(斜線部面積)はそれぞれ異なっている。
【0052】
図7においては装置101は省電力モードで定着部温度=Ta、装置102は通常モードで定着部温度=Tb、装置103も通常モードで定着部温度=Tcであり、
Ta<Tb<Tc
とすると、それぞれ画像形成動作準備完了までに必要な電力は
Wa>Wb>Wc
となっている。
【0053】
実施の形態1と同じように画像形成装置101の記憶部204が基準容量を超えた場合には、コントローラ部202は各画像形成装置102〜6の必要電力データを電力記憶部602から順次読み出し、比較部603で比較して最も必要電力の少ない装置(図では103)を選択する。
【0054】
選択された装置103は省電力モードにあれば、それを解除して通常画像形成可能状態へ移行し、受信した画像データを用紙へプリント出力する。
【0055】
<実施の形態3>
図8は本発明に係る画像形成装置101の表示部に表示される情報の一例である。
【0056】
図8において、801はそれぞれの画像データの区切りを表すデータNo.表示部、802は各画像データの送信元を表す電話番号表示部、803は画像データ量を表す出力枚数表示部、804は各画像データの処理状態を表す状態表示部であり、実施の形態1,2のように他の画像形成装置へ出力した場合は転送出力した装置No.が未だ101の記憶部204に蓄積されているデータについてはその旨が表示されるようになっている。
【0057】
これにより、転送された画像データがどの装置へ出力されたか迷うことはない。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、指示手段による節電モード設定中、前記外部機器から入力される通信データを前記記憶手段に蓄積する蓄積手段による前記通信データの蓄積容量が予め設定される基準容量を超える場合に、前記システム制御手段によりネットワーク接続された他の画像形成装置から所要電力の小さい装置を選択し、画像形成動作前記記憶手段に蓄積された通信データを選択された画像出力手段から記録媒体に出力させるので、外部機器からの通信データを常時確実に蓄積しておき、蓄積した通信データを画像出力手段から適時出力させて、画像出力手段への通電を抑制しつつ、複合機能を有効に稼働させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置ネットワークの概略図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置の操作部の一例を示す概略図である。
【図5】本発明の実施の形態1での処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る電力計算、比較の説明模式図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る表示情報の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
101 外部通信機能付複合画像形成装置
102〜106 複合画像形成装置
200 プリンタ部
202 システム制御部
205 ネットワークI/F
208 電力制御部
209 外部通信I/F
601 電力計算部
602 電力記憶部
603 電力比較部
Claims (4)
- 原稿画像を読み取り、デジタルデータで構成される画像データに変換するデジタル画像データ画像読取り手段と、画像データに基づいて記録媒体に画像を出力する画像出力手段とを備える複数台のデジタル画像形成装置が相互にデータを通信するネットワーク接続されて構築される画像形成装置ネットワークシステムであって、画像形成装置の内の少なくとも1台が上記ネットワーク接続のための第1のインターフェイスに加えて外部機器と通信する第2の通信インタフェースを持ち、この第1、第2のインタフェースを介してその他の画像形成装置又は前記外部機器から入力された通信データ又は前記画像読取り手段から読み取られた原稿画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された通信データ又は前記原稿画像情報或は前記画像読取り手段から出力される原稿画像情報に基づいて前記画像出力手段により前記記録媒体に画像を出力させるように画像読取り手段、画像出力手段、記憶手段を制御するシステム制御手段とを有する外部通信機能付画像形成装置であるネットワークシステムにおいて、
前記画像形成装置及び外部通信機能付画像形成装置がシステム制御手段及び記憶手段を除いた前記画像読取り手段、画像出力手段に対する電源部からの電力供給状態を休止状態とする節電モードと画像形成動作が可能な通常モードの切り換えをする電力制御手段を持ち、外部通信機能付複合画像処理装置は該電力制御手段による節電モード設定中、前記外部機器から入力される通信データを前記記憶手段に蓄積する蓄積手段とを備え、この蓄積手段による前記通信データの蓄積容量が予め設定される基準容量を超える場合に他の画像形成装置の1台を選択する手段を持ち、前記システム制御手段により前記記憶手段に蓄積された通信データを被選択画像形成装置に対して転送して画像出力手段から記録媒体に出力させることを特徴とする画像形成装置ネットワークシステム。 - 前記画像形成装置選択手段は、節電モードが解除されている画像形成装置を選択することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置ネットワークシステム。
- 各画像形成装置は現在の装置の状態から画像出力動作可能な通常モードに移行する必要電力を計算する電力計算手段を持ち、上記画像形成装置選択手段は該電力計算手段の計算結果を比較することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置ネットワークシステム。
- 前記外部通信付画像形成装置は、外部インターフェイスにより受信した画像データの受信時情報と前記選択手段により選択された他の画像形成装置を特定する情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成装置ネットワークシステム。
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US8213026B2 (en) | 2006-12-28 | 2012-07-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method providing improved power saving |
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- 2002-08-09 JP JP2002233825A patent/JP2004080092A/ja active Pending
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