JP2002170082A - 非接触icカード読取/書込装置 - Google Patents
非接触icカード読取/書込装置Info
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- Near-Field Transmission Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICカードとの通信距離を拡大するととも
に、ICカードが接近した場合でも、データの読出しや
書き込みを正常に行うことができる非接触ICカード読
取/書込装置を提供する。 【解決手段】 ICカード1から受信する信号の信号強
度を検出する信号強度検出手段35と、信号強度検出手段
によって検出された信号強度に応じて、ICカードへの
無線送信電力を切り替える送信電力切替手段14、17とを
設ける。無線送信電力を高めて、ICカードとの通信距
離を拡げることができ、また、ICカードが接近した場
合には、送信電力を弱めてICカードの動作の安定化を
図ることができる。
に、ICカードが接近した場合でも、データの読出しや
書き込みを正常に行うことができる非接触ICカード読
取/書込装置を提供する。 【解決手段】 ICカード1から受信する信号の信号強
度を検出する信号強度検出手段35と、信号強度検出手段
によって検出された信号強度に応じて、ICカードへの
無線送信電力を切り替える送信電力切替手段14、17とを
設ける。無線送信電力を高めて、ICカードとの通信距
離を拡げることができ、また、ICカードが接近した場
合には、送信電力を弱めてICカードの動作の安定化を
図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICカード
読取/書込装置に関し、特に、離れた位置からでも非接
触ICカード(以下、「ICカード」と云う)の読み取
りができるようにしたものである。
読取/書込装置に関し、特に、離れた位置からでも非接
触ICカード(以下、「ICカード」と云う)の読み取
りができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、非接触ICカードは、ゲートを通
過する入場者や、機密室への入室者の管理などに広く利
用されている。ICカードを使用する入室者管理システ
ムでは、入室者がICカードを非接触ICカード読取/
書込装置に翳して、ICカードに記憶されているコード
を非接触ICカード読取/書込装置に読み取らせる。読
み取ったコードが予め登録されているコードと一致する
場合には、出入口のロックが解除され、入室が可能にな
る。
過する入場者や、機密室への入室者の管理などに広く利
用されている。ICカードを使用する入室者管理システ
ムでは、入室者がICカードを非接触ICカード読取/
書込装置に翳して、ICカードに記憶されているコード
を非接触ICカード読取/書込装置に読み取らせる。読
み取ったコードが予め登録されているコードと一致する
場合には、出入口のロックが解除され、入室が可能にな
る。
【0003】図8に示すように、非接触ICカード読取
/書込装置2は、壁面や平面上に設置され、アンテナか
ら電波を送出する。ICカード1は、共振回路、メモリ
及びCPUなどを具備しており、非接触ICカード読取
/書込装置2から受信した電波のエネルギーを整流し、
それを電源として、受信データのメモリへの書込みや、
メモリから読み出したデータの送信を実行する。
/書込装置2は、壁面や平面上に設置され、アンテナか
ら電波を送出する。ICカード1は、共振回路、メモリ
及びCPUなどを具備しており、非接触ICカード読取
/書込装置2から受信した電波のエネルギーを整流し、
それを電源として、受信データのメモリへの書込みや、
メモリから読み出したデータの送信を実行する。
【0004】図9は、非接触ICカード読取/書込装置
のアンテナを示している。図9(a)は、アンテナを取
り付けた非接触ICカード読取/書込装置の側面図を示
し、図9(b)は、アンテナだけの斜視図を示してい
る。このアンテナは、一枚の送信アンテナ20と、送信ア
ンテナ20を間に挟む二枚の受信アンテナ30、31とで構成
されている。
のアンテナを示している。図9(a)は、アンテナを取
り付けた非接触ICカード読取/書込装置の側面図を示
し、図9(b)は、アンテナだけの斜視図を示してい
る。このアンテナは、一枚の送信アンテナ20と、送信ア
ンテナ20を間に挟む二枚の受信アンテナ30、31とで構成
されている。
【0005】図10は、非接触ICカード読取/書込装
置の無線部の回路構成をブロック図で示している。送信
部は、搬送波信号を増幅する緩衝増幅回路110と、変調
波信号を増幅する緩衝増幅回路112と、搬送波を変調波
でAM変調するAM変調回路111と、被変調波を励振す
る励振増幅回路115と、励振された信号を無線送信が可
能なレベルまで増幅する電力増幅回路118と、増幅した
信号から不要成分を除去するローパスフィルタ(LP
F)119と、送信信号を無線送出する送信アンテナ20と
を備えている。
置の無線部の回路構成をブロック図で示している。送信
部は、搬送波信号を増幅する緩衝増幅回路110と、変調
波信号を増幅する緩衝増幅回路112と、搬送波を変調波
でAM変調するAM変調回路111と、被変調波を励振す
る励振増幅回路115と、励振された信号を無線送信が可
能なレベルまで増幅する電力増幅回路118と、増幅した
信号から不要成分を除去するローパスフィルタ(LP
F)119と、送信信号を無線送出する送信アンテナ20と
を備えている。
【0006】一方、受信部は、ICカード1からの電波
を受信する受信アンテナ30、31と、受信アンテナ30及び
受信アンテナ31の受信信号を合成する合成回路132と、
合成された受信信号のレベルを一定に調整する自動利得
調整回路133と、高周波帯域の受信信号を増幅する同調
増幅回路134と、受信信号をAM復調するAM検波回路1
36と、復調波から高周波成分を除去するLPF137と、
信号波形を整形して受信データとして出力する波形整形
回路138とを備えている。
を受信する受信アンテナ30、31と、受信アンテナ30及び
受信アンテナ31の受信信号を合成する合成回路132と、
合成された受信信号のレベルを一定に調整する自動利得
調整回路133と、高周波帯域の受信信号を増幅する同調
増幅回路134と、受信信号をAM復調するAM検波回路1
36と、復調波から高周波成分を除去するLPF137と、
信号波形を整形して受信データとして出力する波形整形
回路138とを備えている。
【0007】この無線部の送信部に入力する搬送波信号
は、13.56MHzの周波数を有しており、この搬送
波は、緩衝増幅回路110で増幅されてAM変調回路111に
入力する。読み取りコマンドを示す変調波信号も、同様
に緩衝増幅回路112で増幅されてAM変調回路111に入力
し、搬送波は変調波信号で振幅変調される。
は、13.56MHzの周波数を有しており、この搬送
波は、緩衝増幅回路110で増幅されてAM変調回路111に
入力する。読み取りコマンドを示す変調波信号も、同様
に緩衝増幅回路112で増幅されてAM変調回路111に入力
し、搬送波は変調波信号で振幅変調される。
【0008】被変調波は、励振増幅回路115で増幅さ
れ、さらに電力増幅回路118で所定電力まで増幅され、
LPF119で不要成分が除去された後、送信アンテナ20
から送信される。
れ、さらに電力増幅回路118で所定電力まで増幅され、
LPF119で不要成分が除去された後、送信アンテナ20
から送信される。
【0009】受信電波のエネルギーから電源を生成した
ICカード1は、読み取りコマンドを確認すると、メモ
リからデータを読み出して返信する。ICカード1から
の送信データは、13.56MHzの搬送波に多重され
た847.5kHzの副搬送波の位相変調により伝送さ
れる。
ICカード1は、読み取りコマンドを確認すると、メモ
リからデータを読み出して返信する。ICカード1から
の送信データは、13.56MHzの搬送波に多重され
た847.5kHzの副搬送波の位相変調により伝送さ
れる。
【0010】ICカード1の送信信号は、受信アンテナ
30及び受信アンテナ31の両方で受信される。このとき、
ICカード1と受信アンテナ30との位置関係と、ICカ
ード1と受信アンテナ31との位置関係とが異なるため、
受信アンテナ30で受信される信号は、受信アンテナ31で
の受信信号と多少異なる。
30及び受信アンテナ31の両方で受信される。このとき、
ICカード1と受信アンテナ30との位置関係と、ICカ
ード1と受信アンテナ31との位置関係とが異なるため、
受信アンテナ30で受信される信号は、受信アンテナ31で
の受信信号と多少異なる。
【0011】受信部の合成回路132は、受信アンテナ30
の受信信号と、受信アンテナ31の受信信号とを合成する
ことにより両者の差分を取る。そのため、合成回路132
から出力される合成信号は、ICカード1の送信出力レ
ベルには依存しないレベルを有している。
の受信信号と、受信アンテナ31の受信信号とを合成する
ことにより両者の差分を取る。そのため、合成回路132
から出力される合成信号は、ICカード1の送信出力レ
ベルには依存しないレベルを有している。
【0012】この合成信号は、自動利得調整回路133で
一定レベルに調整された後、同調増幅回路134で増幅さ
れる。同調増幅回路134の出力は、AM検波回路136に入
力するとともに、その一部が自動利得調整回路133にフ
ィードバックされ、このフィードバック信号に基づいて
自動利得調整回路133の利得が調整される。
一定レベルに調整された後、同調増幅回路134で増幅さ
れる。同調増幅回路134の出力は、AM検波回路136に入
力するとともに、その一部が自動利得調整回路133にフ
ィードバックされ、このフィードバック信号に基づいて
自動利得調整回路133の利得が調整される。
【0013】AM検波回路136は、入力した被変調波を
復調する。復調波は、LPF137を通ることによって副
搬送波信号のみが取り出される。波形整形回路138は、
この信号を整形して受信データとして出力する。
復調する。復調波は、LPF137を通ることによって副
搬送波信号のみが取り出される。波形整形回路138は、
この信号を整形して受信データとして出力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の非接触
ICカード読取/書込装置では、ICカードとの通信距
離が100mm以下に設定されており、ICカードを非
接触ICカード読取/書込装置のアンテナ面から100
mm以内に近づけないと、データを読み取ることができ
ない。
ICカード読取/書込装置では、ICカードとの通信距
離が100mm以下に設定されており、ICカードを非
接触ICカード読取/書込装置のアンテナ面から100
mm以内に近づけないと、データを読み取ることができ
ない。
【0015】非接触ICカード読取/書込装置にICカ
ードを翳すときのアンテナ面とICカードとの距離は、
人によってまちまちであるから、この通信距離が短く設
定されている程、ICカードの読み取りに失敗する事例
が統計的に増えることは明らかである。例えば、コンサ
ートの入場者がICカード付きチケットをゲートの非接
触ICカード読取/書込装置に翳して会場に入場するよ
うな場合、データ読み取りに失敗し、ゲートに阻止され
てチケットの再読み取りを試行する入場者数は、この通
信距離が短く設定されている程、増加することになる。
非接触ICカード読取/書込装置の通信距離を延ばすに
は、非接触ICカード読取/書込装置の送信電力を上げ
れば良い。
ードを翳すときのアンテナ面とICカードとの距離は、
人によってまちまちであるから、この通信距離が短く設
定されている程、ICカードの読み取りに失敗する事例
が統計的に増えることは明らかである。例えば、コンサ
ートの入場者がICカード付きチケットをゲートの非接
触ICカード読取/書込装置に翳して会場に入場するよ
うな場合、データ読み取りに失敗し、ゲートに阻止され
てチケットの再読み取りを試行する入場者数は、この通
信距離が短く設定されている程、増加することになる。
非接触ICカード読取/書込装置の通信距離を延ばすに
は、非接触ICカード読取/書込装置の送信電力を上げ
れば良い。
【0016】しかし、送信電力を上げた場合には、IC
カードを非接触ICカード読取/書込装置のアンテナ面
に近接させたとき、ICカードに規定以上の電力が加わ
り、ICカードが異常発熱して誤動作したり、動作を停
止したりすると云う問題点がある。また、ICカードを
アンテナ面に近づけたまま数分間放置すると、発熱のた
めにICカードの樹脂部分が破損する事故も発生する。
カードを非接触ICカード読取/書込装置のアンテナ面
に近接させたとき、ICカードに規定以上の電力が加わ
り、ICカードが異常発熱して誤動作したり、動作を停
止したりすると云う問題点がある。また、ICカードを
アンテナ面に近づけたまま数分間放置すると、発熱のた
めにICカードの樹脂部分が破損する事故も発生する。
【0017】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、ICカードとの通信距離を拡大するとと
もに、ICカードが接近した場合でも、データの読出し
や書き込みを正常に行うことができる非接触ICカード
読取/書込装置を提供することを目的としている。
るものであり、ICカードとの通信距離を拡大するとと
もに、ICカードが接近した場合でも、データの読出し
や書き込みを正常に行うことができる非接触ICカード
読取/書込装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、非
接触ICカードのデータを読み取り、または、データを
書き込む非接触ICカード読取/書込装置において、I
Cカードから受信する信号の信号強度を検出する信号強
度検出手段と、信号強度検出手段によって検出された信
号強度に応じて、ICカードへの無線送信電力を切り替
える送信電力切替手段とを設けている。
接触ICカードのデータを読み取り、または、データを
書き込む非接触ICカード読取/書込装置において、I
Cカードから受信する信号の信号強度を検出する信号強
度検出手段と、信号強度検出手段によって検出された信
号強度に応じて、ICカードへの無線送信電力を切り替
える送信電力切替手段とを設けている。
【0019】そのため、無線送信電力を高めて、ICカ
ードとの通信距離を拡げることができ、また、ICカー
ドが接近した場合には、送信電力を弱めてICカードの
動作の安定化を図ることができる。
ードとの通信距離を拡げることができ、また、ICカー
ドが接近した場合には、送信電力を弱めてICカードの
動作の安定化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)第1の実施形
態の非接触ICカード読取/書込装置は、受信部で、I
Cカードとの距離に依存する受信信号強度を検出し、そ
の信号強度に応じて無線送信電力を切り替える。
態の非接触ICカード読取/書込装置は、受信部で、I
Cカードとの距離に依存する受信信号強度を検出し、そ
の信号強度に応じて無線送信電力を切り替える。
【0021】この装置は、図1に示すように、送信部
が、搬送波信号を増幅する緩衝増幅回路10と、変調波信
号を増幅する緩衝増幅回路12と、無線送信電力の切替え
時に変調度を切り替えるスイッチ14と、搬送波を変調波
でAM変調するAM変調回路11と、被変調波を励振する
励振増幅回路15と、被変調波を増幅する電力増幅回路18
と、無線送信電力の切替え時に電力増幅回路18に入力す
る被変調波のレベルを選択して電力増幅回路18の利得を
切り替えるスイッチ17と、増幅された信号から正弦波信
号を取り出すLPF19と、信号を無線送出する送信アン
テナ20とを備えている。
が、搬送波信号を増幅する緩衝増幅回路10と、変調波信
号を増幅する緩衝増幅回路12と、無線送信電力の切替え
時に変調度を切り替えるスイッチ14と、搬送波を変調波
でAM変調するAM変調回路11と、被変調波を励振する
励振増幅回路15と、被変調波を増幅する電力増幅回路18
と、無線送信電力の切替え時に電力増幅回路18に入力す
る被変調波のレベルを選択して電力増幅回路18の利得を
切り替えるスイッチ17と、増幅された信号から正弦波信
号を取り出すLPF19と、信号を無線送出する送信アン
テナ20とを備えている。
【0022】一方、受信部は、ICカード1からの電波
を受信する受信アンテナ30、31と、受信アンテナ30及び
受信アンテナ31の受信信号を合成する合成回路32と、合
成された受信信号のレベルを自動調整する自動利得調整
回路33と、高周波帯域の受信信号を増幅する同調増幅回
路34と、同調増幅回路34の出力レベルに基づいてスイッ
チ14及びスイッチ17を制御する信号強度検出回路35と、
受信信号をAM復調するAM検波回路36と、復調波から
高周波成分を除去するLPF37と、信号波形を整形して
受信データとして出力する波形整形回路38とを備えてい
る。
を受信する受信アンテナ30、31と、受信アンテナ30及び
受信アンテナ31の受信信号を合成する合成回路32と、合
成された受信信号のレベルを自動調整する自動利得調整
回路33と、高周波帯域の受信信号を増幅する同調増幅回
路34と、同調増幅回路34の出力レベルに基づいてスイッ
チ14及びスイッチ17を制御する信号強度検出回路35と、
受信信号をAM復調するAM検波回路36と、復調波から
高周波成分を除去するLPF37と、信号波形を整形して
受信データとして出力する波形整形回路38とを備えてい
る。
【0023】また、信号強度検出回路35は、図2に示す
ように、入力する正弦波信号の振幅を2倍に増幅する電
圧増幅回路50と、入力信号の正弦波の振幅に比例した直
流電圧を発生する整流/平滑回路51と、基準電圧を発生
する基準電圧発生回路53と、整流/平滑回路51の出力電
圧と基準電圧とを比較し、比較結果に基づいて制御信号
を出力する電圧比較回路52と、この制御信号によりスイ
ッチ14及びスイッチ17のオン/オフを制御するフォトM
OSリレースイッチ回路54とから成る。
ように、入力する正弦波信号の振幅を2倍に増幅する電
圧増幅回路50と、入力信号の正弦波の振幅に比例した直
流電圧を発生する整流/平滑回路51と、基準電圧を発生
する基準電圧発生回路53と、整流/平滑回路51の出力電
圧と基準電圧とを比較し、比較結果に基づいて制御信号
を出力する電圧比較回路52と、この制御信号によりスイ
ッチ14及びスイッチ17のオン/オフを制御するフォトM
OSリレースイッチ回路54とから成る。
【0024】また、自動利得調整回路33は、図3に示す
ように、同調増幅回路34からフィードバックされる信号
の正弦波の振幅に比例した直流電圧を発生する整流/平
滑回路61と、整流/平滑回路61の出力がPN接合の逆電
圧として印加されるツェナーダイオード62と、合成回路
32から入力する信号をツェナーダイオード62の出力レベ
ルに応じた利得で増幅する増幅回路60とから成る。
ように、同調増幅回路34からフィードバックされる信号
の正弦波の振幅に比例した直流電圧を発生する整流/平
滑回路61と、整流/平滑回路61の出力がPN接合の逆電
圧として印加されるツェナーダイオード62と、合成回路
32から入力する信号をツェナーダイオード62の出力レベ
ルに応じた利得で増幅する増幅回路60とから成る。
【0025】次に、この非接触ICカード読取/書込装
置の動作について説明する。この装置の送信部には、搬
送波信号として、周波数13.56MHz、振幅3.1
Vのパルス信号が入力する。図4のAには、この搬送波
信号の波形を模式的に示している。この搬送波信号は、
緩衝増幅回路10で増幅されてAM変調回路11に入力す
る。
置の動作について説明する。この装置の送信部には、搬
送波信号として、周波数13.56MHz、振幅3.1
Vのパルス信号が入力する。図4のAには、この搬送波
信号の波形を模式的に示している。この搬送波信号は、
緩衝増幅回路10で増幅されてAM変調回路11に入力す
る。
【0026】また、読み取りコマンドを表す変調波信号
は、振幅3.5Vの信号として入力する。図4のBに
は、変調波信号の波形を例示している。この変調波信号
は、緩衝増幅回路112で図4のCの波形に増幅された
後、スイッチ14がオンのときはスイッチ14を通り、スイ
ッチ14がオフのときは抵抗13を通って、AM変調回路11
に入力する。スイッチ14は、無線送信電力を引き下げる
ときにオンとなるように信号強度検出回路35により制御
される。
は、振幅3.5Vの信号として入力する。図4のBに
は、変調波信号の波形を例示している。この変調波信号
は、緩衝増幅回路112で図4のCの波形に増幅された
後、スイッチ14がオンのときはスイッチ14を通り、スイ
ッチ14がオフのときは抵抗13を通って、AM変調回路11
に入力する。スイッチ14は、無線送信電力を引き下げる
ときにオンとなるように信号強度検出回路35により制御
される。
【0027】搬送波は、AM変調回路11で、入力する変
調波信号により振幅変調される。スイッチ14がオンのと
きは、スイッチ14がオフのときに比べて変調波の振幅が
大きいため、変調度が増大する。
調波信号により振幅変調される。スイッチ14がオンのと
きは、スイッチ14がオフのときに比べて変調波の振幅が
大きいため、変調度が増大する。
【0028】AM変調回路11から出力された被変調波
は、励振増幅回路15で増幅される。図4のD(1)に
は、スイッチ14がオンの場合の励振増幅回路15の出力波
形を示し、図4のD(2)には、スイッチ14がオフの場
合の励振増幅回路15の出力波形を示している。このよう
に、スイッチ14のオフにより変調度は低下する。
は、励振増幅回路15で増幅される。図4のD(1)に
は、スイッチ14がオンの場合の励振増幅回路15の出力波
形を示し、図4のD(2)には、スイッチ14がオフの場
合の励振増幅回路15の出力波形を示している。このよう
に、スイッチ14のオフにより変調度は低下する。
【0029】励振増幅回路15から出力された被変調波
は、スイッチ17がオンのときにはスイッチ17を通り、ス
イッチ17がオフのときには抵抗16を通って、電力増幅回
路18のエミッタ接地トランジスタのベースに入力し、こ
のトランジスタのコレクタに現れる出力を増幅する。
は、スイッチ17がオンのときにはスイッチ17を通り、ス
イッチ17がオフのときには抵抗16を通って、電力増幅回
路18のエミッタ接地トランジスタのベースに入力し、こ
のトランジスタのコレクタに現れる出力を増幅する。
【0030】スイッチ17は、無線送信電力を引き下げる
ときにオフとなるように信号強度検出回路35により制御
される。スイッチ17がオフになると、電力増幅回路18の
エミッタ接地トランジスタのベースに入力する信号レベ
ルが低下するため、電力増幅回路18の出力レベルが低下
する。しかし、スイッチ17がオフのときは、連動するス
イッチ14がオフとなって変調度を減少させるため、被変
調波に現れる変調波の振幅は、スイッチ17がオン、且
つ、スイッチ14がオンの場合と差がない。
ときにオフとなるように信号強度検出回路35により制御
される。スイッチ17がオフになると、電力増幅回路18の
エミッタ接地トランジスタのベースに入力する信号レベ
ルが低下するため、電力増幅回路18の出力レベルが低下
する。しかし、スイッチ17がオフのときは、連動するス
イッチ14がオフとなって変調度を減少させるため、被変
調波に現れる変調波の振幅は、スイッチ17がオン、且
つ、スイッチ14がオンの場合と差がない。
【0031】電力増幅回路18の出力は、LPF19に入力
して、正弦波出力が取り出され、送信アンテナ20から送
信される。
して、正弦波出力が取り出され、送信アンテナ20から送
信される。
【0032】図4のE(1)は、スイッチ14がオン、且
つ、スイッチ17がオンの場合のLPF19の出力波形を示
している。この信号は、13.56MHzの正弦波であ
り、1Wの送信電力で送信アンテナ20から送信される。
また、図4のE(2)は、スイッチ14がオフ、且つ、ス
イッチ17がオフの場合のLPF19の出力波形を示してい
る。この信号は、0.33Wの送信電力で送信アンテナ
20から送信される。
つ、スイッチ17がオンの場合のLPF19の出力波形を示
している。この信号は、13.56MHzの正弦波であ
り、1Wの送信電力で送信アンテナ20から送信される。
また、図4のE(2)は、スイッチ14がオフ、且つ、ス
イッチ17がオフの場合のLPF19の出力波形を示してい
る。この信号は、0.33Wの送信電力で送信アンテナ
20から送信される。
【0033】このように、アンテナからの送信電力を引
き下げる際に、信号の増幅率の引き下げに併せて、変調
度を切り上げているため、変調信号の振幅が小さくなり
過ぎるのを避けることができる。
き下げる際に、信号の増幅率の引き下げに併せて、変調
度を切り上げているため、変調信号の振幅が小さくなり
過ぎるのを避けることができる。
【0034】信号を受信したICカード1は、読み取り
コマンドを確認すると、メモリからデータを読み出して
返信する。ICカード1からの送信データは、13.5
6MHzの搬送波に多重された847.5kHzの副搬
送波の位相変調により伝送される。
コマンドを確認すると、メモリからデータを読み出して
返信する。ICカード1からの送信データは、13.5
6MHzの搬送波に多重された847.5kHzの副搬
送波の位相変調により伝送される。
【0035】ICカード1の送信信号は、受信アンテナ
30及び受信アンテナ31の両方で受信され、受信部の合成
回路32は、受信アンテナ30が受信した信号と、受信アン
テナ31が受信した信号とを合成し、双方の信号の差分を
取る。この合成回路32から出力される合成信号の強度
は、ICカード1の送信出力レベルには依存せず、IC
カード1と非接触ICカード読取/書込装置との距離に
依存している。
30及び受信アンテナ31の両方で受信され、受信部の合成
回路32は、受信アンテナ30が受信した信号と、受信アン
テナ31が受信した信号とを合成し、双方の信号の差分を
取る。この合成回路32から出力される合成信号の強度
は、ICカード1の送信出力レベルには依存せず、IC
カード1と非接触ICカード読取/書込装置との距離に
依存している。
【0036】図5のFは、13.56MHzの搬送波に
847.5kHzの副搬送波が多重された合成回路32の
出力信号波形と、その振幅の測定値とを示している。I
Cカードが無い場合のピークからピークまでの電圧は2
0mVであり、ICカードを15cm離したときの同電
圧は20mV、10cm離したときの同電圧は20m
V、5cm離したときの同電圧は100mV、ICカー
ドを0cm離した(ICカードを非接触ICカード読取
/書込装置に接触させた状態)ときの同電圧は800m
Vであった。
847.5kHzの副搬送波が多重された合成回路32の
出力信号波形と、その振幅の測定値とを示している。I
Cカードが無い場合のピークからピークまでの電圧は2
0mVであり、ICカードを15cm離したときの同電
圧は20mV、10cm離したときの同電圧は20m
V、5cm離したときの同電圧は100mV、ICカー
ドを0cm離した(ICカードを非接触ICカード読取
/書込装置に接触させた状態)ときの同電圧は800m
Vであった。
【0037】合成回路32から出力された合成信号は、自
動利得調整回路33(図3)に入力し、自動利得調整回路
33は、同調増幅回路34から出力されたフィードバック信
号に基づいてこの合成信号を増幅する。フィードバック
信号は、自動利得調整回路33の整流/平滑回路61で平滑
化される。この整流/平滑回路61のK位置の出力電圧を
測定した値は、次の通りである。
動利得調整回路33(図3)に入力し、自動利得調整回路
33は、同調増幅回路34から出力されたフィードバック信
号に基づいてこの合成信号を増幅する。フィードバック
信号は、自動利得調整回路33の整流/平滑回路61で平滑
化される。この整流/平滑回路61のK位置の出力電圧を
測定した値は、次の通りである。
【0038】 ICカードが無い場合 :−0.9V ICカードを15cm離した場合:−1.0V ICカードを10cm離した場合:−1.1V ICカードを5cm離した場合 :−1.5V ICカードを0cm離した場合 :−3.8V
【0039】整流/平滑回路61の出力は、ツェナーダイ
オード62に入力し、ツェナーダイオード62は、入力信号
の振幅が小さい範囲では一定レベルの電圧を出力し、入
力信号の振幅が大きくなると、出力レベルを高める。ツ
ェナーダイオード62のL位置の出力電圧(DC電圧)を
測定した値は、次の通りである。
オード62に入力し、ツェナーダイオード62は、入力信号
の振幅が小さい範囲では一定レベルの電圧を出力し、入
力信号の振幅が大きくなると、出力レベルを高める。ツ
ェナーダイオード62のL位置の出力電圧(DC電圧)を
測定した値は、次の通りである。
【0040】 ICカードが無い場合 :0V ICカードを15cm離した場合:0V ICカードを10cm離した場合:0V ICカードを5cm離した場合 :−60mV ICカードを0cm離した場合 :−1.8V
【0041】ツェナーダイオード62の出力は、合成回路
32の出力とともに、自動利得調整回路33の増幅回路60に
入力する。増幅回路60は、ツェナーダイオード62の出力
の振幅が大きくなるに連れて、合成回路32の出力を増幅
する際の利得を小さくする。しかし、ツェナーダイオー
ド62の出力の振幅は、入力信号の振幅が小さい範囲では
0Vであるため、この自動利得調整回路33は、合成回路
32の出力レベルが小さい範囲では一定利得の増幅回路と
して働き、合成回路32の出力レベルが大きくなり、ツェ
ナーダイオード62の振幅も増加するようになると、通常
の自動利得調整回路と同様、その振幅に従って徐々に利
得を小さくし、出力電圧を一定範囲に制限する回路とし
て動作する。図6は、この自動利得調整回路33の利得特
性を示している。ここでは、横軸に整流/平滑回路61の
K位置の出力電圧を取り、縦軸に利得の大きさを取って
いる。
32の出力とともに、自動利得調整回路33の増幅回路60に
入力する。増幅回路60は、ツェナーダイオード62の出力
の振幅が大きくなるに連れて、合成回路32の出力を増幅
する際の利得を小さくする。しかし、ツェナーダイオー
ド62の出力の振幅は、入力信号の振幅が小さい範囲では
0Vであるため、この自動利得調整回路33は、合成回路
32の出力レベルが小さい範囲では一定利得の増幅回路と
して働き、合成回路32の出力レベルが大きくなり、ツェ
ナーダイオード62の振幅も増加するようになると、通常
の自動利得調整回路と同様、その振幅に従って徐々に利
得を小さくし、出力電圧を一定範囲に制限する回路とし
て動作する。図6は、この自動利得調整回路33の利得特
性を示している。ここでは、横軸に整流/平滑回路61の
K位置の出力電圧を取り、縦軸に利得の大きさを取って
いる。
【0042】自動利得調整回路33の出力は同調増幅回路
34に入力し、同調増幅回路34により13.56MHzの
帯域の信号が増幅される。図5のGは、同調増幅回路34
の出力信号波形と、その振幅の測定値とを示している。
振幅の測定値(ピークからピークまで)は次の通りであ
る。
34に入力し、同調増幅回路34により13.56MHzの
帯域の信号が増幅される。図5のGは、同調増幅回路34
の出力信号波形と、その振幅の測定値とを示している。
振幅の測定値(ピークからピークまで)は次の通りであ
る。
【0043】 ICカードが無い場合 :2.4V ICカードを15cm離した場合:2.5V ICカードを10cm離した場合:2.8V ICカードを5cm離した場合 :3.7V ICカードを0cm離した場合 :9.6V
【0044】同調増幅回路34の出力は、一部が自動利得
調整回路33にフィードバックされ、一部が信号強度検出
回路35に入力し、一部がAM検波回路36に入力する。
調整回路33にフィードバックされ、一部が信号強度検出
回路35に入力し、一部がAM検波回路36に入力する。
【0045】信号強度検出回路35(図2)では、電圧増
幅回路50が、13.56MHzの正弦波入力(図5Gの
波形図)の振幅を2倍に増幅し、整流/平滑回路51が正
弦波振幅に比例する負の直流電圧を発生する。この整流
/平滑回路51の出力電圧の測定値は、次の通りである。
幅回路50が、13.56MHzの正弦波入力(図5Gの
波形図)の振幅を2倍に増幅し、整流/平滑回路51が正
弦波振幅に比例する負の直流電圧を発生する。この整流
/平滑回路51の出力電圧の測定値は、次の通りである。
【0046】 ICカードが無い場合 :−3.1V ICカードを15cm離した場合:−3.2V ICカードを10cm離した場合:−3.6V ICカードを5cm離した場合 :−4.7V ICカードを0cm離した場合 :−10V
【0047】信号強度検出回路35の基準電圧発生回路53
は、+4.2Vの基準電圧を発生する。電圧比較回路52
は、整流/平滑回路51の出力電圧と基準電圧との大きさ
(絶対値)を比較し、基準電圧の方が大きい場合には−
2.0Vの制御信号をフォトMOSリレースイッチ回路
54に出力し、基準電圧の方が小さい場合には+0.2V
の制御信号をフォトMOSリレースイッチ回路54に出力
する。
は、+4.2Vの基準電圧を発生する。電圧比較回路52
は、整流/平滑回路51の出力電圧と基準電圧との大きさ
(絶対値)を比較し、基準電圧の方が大きい場合には−
2.0Vの制御信号をフォトMOSリレースイッチ回路
54に出力し、基準電圧の方が小さい場合には+0.2V
の制御信号をフォトMOSリレースイッチ回路54に出力
する。
【0048】フォトMOSリレースイッチ回路54は、発
光素子と受光素子との2つの対を具備しており、端子1
と2との間に接続した発光素子が発光すると、端子5と
6との間に接続した受光素子が導通し、端子3と4との
間に接続した発光素子が発光すると、端子7と8との間
に接続した受光素子が導通する。端子5及び6に接続し
た受光素子はスイッチ14として機能し、端子7及び8に
接続した受光素子はスイッチ17として機能する。また、
電圧比較回路52からの制御信号は端子4に入力し、端子
2と3は短絡されている。また、端子1は接地されてい
る。
光素子と受光素子との2つの対を具備しており、端子1
と2との間に接続した発光素子が発光すると、端子5と
6との間に接続した受光素子が導通し、端子3と4との
間に接続した発光素子が発光すると、端子7と8との間
に接続した受光素子が導通する。端子5及び6に接続し
た受光素子はスイッチ14として機能し、端子7及び8に
接続した受光素子はスイッチ17として機能する。また、
電圧比較回路52からの制御信号は端子4に入力し、端子
2と3は短絡されている。また、端子1は接地されてい
る。
【0049】電圧比較回路52から−2.0Vの制御信号
が入力すると、発光素子に順方向の電圧が印加され、こ
の発光素子が発光し、端子5、6及び7、8に接続する
受光素子が導通する。従って、スイッチ14、17がオンに
なる。
が入力すると、発光素子に順方向の電圧が印加され、こ
の発光素子が発光し、端子5、6及び7、8に接続する
受光素子が導通する。従って、スイッチ14、17がオンに
なる。
【0050】電圧比較回路52から+0.2Vの制御信号
が入力すると、端子4に接続する発光素子には逆方向の
電圧が印加されるため、この発光素子が発光せず、端子
5、6及び7、8に接続する受光素子は不導通となる。
従って、スイッチ14、17はオフとなる。
が入力すると、端子4に接続する発光素子には逆方向の
電圧が印加されるため、この発光素子が発光せず、端子
5、6及び7、8に接続する受光素子は不導通となる。
従って、スイッチ14、17はオフとなる。
【0051】結局、信号強度検出回路35は、ICカード
1が非接触ICカード読取/書込装置から7〜8cm以
上離れている場合には、スイッチ14、17をオンにする。
また、ICカード1と非接触ICカード読取/書込装置
との距離が7〜8cmより短い場合には、スイッチ14、
17をオフにする。
1が非接触ICカード読取/書込装置から7〜8cm以
上離れている場合には、スイッチ14、17をオンにする。
また、ICカード1と非接触ICカード読取/書込装置
との距離が7〜8cmより短い場合には、スイッチ14、
17をオフにする。
【0052】なお、前述するように、自動利得調整回路
33は、合成回路32の出力レベルが小さい範囲では一定利
得の増幅回路として動作するため、この範囲では、同調
増幅回路34の出力は、合成回路32の出力レベルに比例し
ている。信号強度検出回路35によるスイッチ14、17のオ
ン・オフの切り替えは、自動利得調整回路33が一定利得
を維持している状態で行われるため、信号強度検出回路
35では、受信信号の信号強度に基づくスイッチ14、17の
制御が可能である。
33は、合成回路32の出力レベルが小さい範囲では一定利
得の増幅回路として動作するため、この範囲では、同調
増幅回路34の出力は、合成回路32の出力レベルに比例し
ている。信号強度検出回路35によるスイッチ14、17のオ
ン・オフの切り替えは、自動利得調整回路33が一定利得
を維持している状態で行われるため、信号強度検出回路
35では、受信信号の信号強度に基づくスイッチ14、17の
制御が可能である。
【0053】また、同調増幅回路34の出力が入力したA
M検波回路36は、被変調波を復調する。図5のHは、復
調波の波形を示している。この復調波の振幅は、ICカ
ード1との距離によって異なり、1.2V〜5.0Vの
間にある。この復調波は、LPF37を通ることによって
副搬送波信号のみが取り出される。図5のIはLPF37
の出力波形を示している。波形整形回路38は、この信号
を最高電圧が+4.5V、最低電圧が+0.2Vの信号
に整形し、受信データとして出力する。図5のJは波形
整形回路38の出力波形を示している。
M検波回路36は、被変調波を復調する。図5のHは、復
調波の波形を示している。この復調波の振幅は、ICカ
ード1との距離によって異なり、1.2V〜5.0Vの
間にある。この復調波は、LPF37を通ることによって
副搬送波信号のみが取り出される。図5のIはLPF37
の出力波形を示している。波形整形回路38は、この信号
を最高電圧が+4.5V、最低電圧が+0.2Vの信号
に整形し、受信データとして出力する。図5のJは波形
整形回路38の出力波形を示している。
【0054】このように、この非接触ICカード読取/
書込装置は、ICカードとの通信距離を最大200mm
まで拡げることができ、また、ICカードが接近した場
合には、送信電力を弱めてICカードの動作の安定化を
図ることができる。従って、ICカードとの距離が0m
mから200mmの間であれば、ICカードのデータ読
取りや、ICカードへのデータ書込みを正常に行うこと
ができる。
書込装置は、ICカードとの通信距離を最大200mm
まで拡げることができ、また、ICカードが接近した場
合には、送信電力を弱めてICカードの動作の安定化を
図ることができる。従って、ICカードとの距離が0m
mから200mmの間であれば、ICカードのデータ読
取りや、ICカードへのデータ書込みを正常に行うこと
ができる。
【0055】なお、ここでは、ICカードとの距離に応
じて送信電力を2段階に切り替える場合について説明し
たが、スイッチ14、17の切り替えを多段階で行い、送信
電力を多段階に切り替えることも可能である。
じて送信電力を2段階に切り替える場合について説明し
たが、スイッチ14、17の切り替えを多段階で行い、送信
電力を多段階に切り替えることも可能である。
【0056】また、送信電力の切替は、データの送受信
を行っていない、信号送受信と次の信号送受信との間に
行うことにより、信号の変復調を、送信電力の切替によ
る影響を受けずに正確に行うことができる。
を行っていない、信号送受信と次の信号送受信との間に
行うことにより、信号の変復調を、送信電力の切替によ
る影響を受けずに正確に行うことができる。
【0057】また、ここでは、同調増幅回路34の出力か
ら受信信号の信号強度を検出しているが、合成回路32の
出力から直接、受信信号の信号強度を検出するようにし
ても良い。
ら受信信号の信号強度を検出しているが、合成回路32の
出力から直接、受信信号の信号強度を検出するようにし
ても良い。
【0058】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
非接触ICカード読取/書込装置の送信電力の切り替え
をデジタル的に処理する場合について説明する。
非接触ICカード読取/書込装置の送信電力の切り替え
をデジタル的に処理する場合について説明する。
【0059】この装置は、図7に示すように、受信部
に、合成回路32、自動利得調整回路33、同調増幅回路3
4、AM検波回路36、LPF37、及び波形整形回路38の
他に、同調増幅回路34の出力を平滑化する整流平滑回路
39と、整流平滑回路39の出力をデジタルデータに変換す
るA−Dコンバータ40とを備えており、A−Dコンバー
タ40から、デジタル化された信号強度検出信号が出力さ
れる。
に、合成回路32、自動利得調整回路33、同調増幅回路3
4、AM検波回路36、LPF37、及び波形整形回路38の
他に、同調増幅回路34の出力を平滑化する整流平滑回路
39と、整流平滑回路39の出力をデジタルデータに変換す
るA−Dコンバータ40とを備えており、A−Dコンバー
タ40から、デジタル化された信号強度検出信号が出力さ
れる。
【0060】また、送信部は、送信出力用制御データが
入力し、これをアナログデータに変換するD−Aコンバ
ータ23と、D−Aコンバータ23から入力する制御電圧に
応じて搬送波信号を増幅する利得調整回路21と、D−A
コンバータ23から入力する制御電圧に応じて変調波信号
を増幅する利得調整回路22と、利得調整回路21から出力
された搬送波を利得調整回路22から出力された変調波で
AM変調するAM変調回路11とを備え、さらに、励振増
幅回路15、電力増幅回路18及びLPF19を備えている。
入力し、これをアナログデータに変換するD−Aコンバ
ータ23と、D−Aコンバータ23から入力する制御電圧に
応じて搬送波信号を増幅する利得調整回路21と、D−A
コンバータ23から入力する制御電圧に応じて変調波信号
を増幅する利得調整回路22と、利得調整回路21から出力
された搬送波を利得調整回路22から出力された変調波で
AM変調するAM変調回路11とを備え、さらに、励振増
幅回路15、電力増幅回路18及びLPF19を備えている。
【0061】この装置では、受信部の同調増幅回路34の
出力が、整流平滑回路39で平滑化された後、A−Dコン
バータ40でデジタルデータに変換され、信号強度検出信
号として信号処理部(不図示)に出力される。信号処理
部は、受信信号の信号強度に対応する送信出力用の制御
データが記述されたテーブルを具備しており、信号強度
検出信号が入力すると、その信号強度に対応する送信出
力用の制御データをD−Aコンバータ23に出力する。D
−Aコンバータ23は、この制御データを制御電圧(アナ
ログ量)に変換して利得調整回路21及び22に出力する。
利得調整回路21は、搬送波をD−Aコンバータ23から入
力する制御電圧に応じて増幅し、また、利得調整回路22
は、同様に、変調波信号をD−Aコンバータ23から入力
する制御電圧に応じて増幅する。
出力が、整流平滑回路39で平滑化された後、A−Dコン
バータ40でデジタルデータに変換され、信号強度検出信
号として信号処理部(不図示)に出力される。信号処理
部は、受信信号の信号強度に対応する送信出力用の制御
データが記述されたテーブルを具備しており、信号強度
検出信号が入力すると、その信号強度に対応する送信出
力用の制御データをD−Aコンバータ23に出力する。D
−Aコンバータ23は、この制御データを制御電圧(アナ
ログ量)に変換して利得調整回路21及び22に出力する。
利得調整回路21は、搬送波をD−Aコンバータ23から入
力する制御電圧に応じて増幅し、また、利得調整回路22
は、同様に、変調波信号をD−Aコンバータ23から入力
する制御電圧に応じて増幅する。
【0062】利得調整回路21から出力された搬送波は、
AM変調回路11において、利得調整回路22から出力され
た変調波でAM変調される。この被変調波は、励振増幅
回路15で増幅され、さらに電力増幅回路18で増幅され、
LPF119で不要成分が除去された後、送信アンテナ20
から送信される。
AM変調回路11において、利得調整回路22から出力され
た変調波でAM変調される。この被変調波は、励振増幅
回路15で増幅され、さらに電力増幅回路18で増幅され、
LPF119で不要成分が除去された後、送信アンテナ20
から送信される。
【0063】受信部が、ICカード1からの信号を受信
して受信データとして出力するまでの動作は第1の実施
形態と同じである。
して受信データとして出力するまでの動作は第1の実施
形態と同じである。
【0064】この装置では、搬送波及び変調波の増幅
が、利得調整回路21及び22を用いて個別に実施され、こ
の利得調整回路21及び22の利得が、受信信号の信号強度
に基づいて、きめ細かく調整されるため、ICカード1
との距離に応じて、送信信号の変調度及び送信電力を最
適な状態に設定することができる。
が、利得調整回路21及び22を用いて個別に実施され、こ
の利得調整回路21及び22の利得が、受信信号の信号強度
に基づいて、きめ細かく調整されるため、ICカード1
との距離に応じて、送信信号の変調度及び送信電力を最
適な状態に設定することができる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の非接触ICカード読取/書込装置は、ICカードの正
常なデータ読み取りや、正常なデータ書込みを可能にす
るICカードまでの距離を拡張することができ、読取/
書込装置にICカードを翳す場合の距離的な制約を緩和
し、自由度を拡げることができる。
の非接触ICカード読取/書込装置は、ICカードの正
常なデータ読み取りや、正常なデータ書込みを可能にす
るICカードまでの距離を拡張することができ、読取/
書込装置にICカードを翳す場合の距離的な制約を緩和
し、自由度を拡げることができる。
【0066】従って、この非接触ICカード読取/書込
装置を機密室の入口やゲートなどに設置した場合、IC
カードの提示の仕方が不適切なためICカードのデータ
読み取りができない、と云う事態が減少する。
装置を機密室の入口やゲートなどに設置した場合、IC
カードの提示の仕方が不適切なためICカードのデータ
読み取りができない、と云う事態が減少する。
【0067】その結果、入場者が多数に及ぶコンサート
会場などでも、ICカードの読み取りのトラブルや再試
行によりゲートで入場者が停滞する状態を回避すること
ができる。
会場などでも、ICカードの読み取りのトラブルや再試
行によりゲートで入場者が停滞する状態を回避すること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施形態における非接触ICカ
ード読取/書込装置の構成を示すブロック図、
ード読取/書込装置の構成を示すブロック図、
【図2】第1の実施形態における信号強度検出回路の構
成を示すブロック図、
成を示すブロック図、
【図3】第1の実施形態における自動利得調整回路の構
成を示すブロック図、
成を示すブロック図、
【図4】第1の実施形態の非接触ICカード読取/書込
装置における送信部の各部の信号波形を示す図、
装置における送信部の各部の信号波形を示す図、
【図5】第1の実施形態の非接触ICカード読取/書込
装置における受信部の各部の信号波形を示す図、
装置における受信部の各部の信号波形を示す図、
【図6】第1の実施形態における自動利得調整回路の利
得特性を示す特性図、
得特性を示す特性図、
【図7】本発明の第2の実施形態における非接触ICカ
ード読取/書込装置の構成を示すブロック図、
ード読取/書込装置の構成を示すブロック図、
【図8】非接触ICカード読取/書込装置にICカード
を読み取らせるときの状態を示す図、
を読み取らせるときの状態を示す図、
【図9】(a)非接触ICカード読取/書込装置へのア
ンテナの取り付け状態を示す側面図、(b)非接触IC
カード読取/書込装置のアンテナを示す斜視図、
ンテナの取り付け状態を示す側面図、(b)非接触IC
カード読取/書込装置のアンテナを示す斜視図、
【図10】従来の非接触ICカード読取/書込装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
1 ICカード 2 非接触ICカード読取/書込装置 10、12、110、112 緩衝増幅回路 11、111 AM変調回路 14、17 スイッチ 15、115 励振増幅回路 18、118 電力増幅回路 19、37、119、137 LPF 20 送信アンテナ 21、22 利得調整回路 23 D−Aコンバータ 30、31 受信アンテナ 32、132 合成回路 33、133 自動利得調整回路 34、134 同調増幅回路 35 信号強度検出回路 36、136 AM検波回路 38、138 波形整形回路 39、51、61 整流/平滑回路 40 A−Dコンバータ 50 電圧増幅回路 52 電圧比較回路 53 基準電圧発生回路 54 フォトMOSリレースイッチ回路 60 増幅回路 62 ツェナーダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲沢 一夫 神奈川県横浜市港北区新羽町1244番地 ト ム通信工業株式会社内 (72)発明者 山木 一彦 神奈川県横浜市港北区新羽町1244番地 ト ム通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA25 MB07 NA46 TA22 5B058 CA15 KA02 KA04 KA21 YA20 5K012 AB05 AC06 AC07 AC08 AC10 BA02
Claims (6)
- 【請求項1】 非接触ICカードのデータを読み取り、
または、非接触ICカードへデータを書き込む非接触I
Cカード読取/書込装置において、 前記ICカードから受信する信号の信号強度を検出する
信号強度検出手段と、 前記信号強度検出手段によって検出された信号強度に応
じて、前記ICカードへの無線送信電力を切り替える送
信電力切替手段とを備えることを特徴とする非接触IC
カード読取/書込装置。 - 【請求項2】 前記送信電力切替手段が、送信信号の変
調度を切り替える変調度切替手段と、前記送信信号を増
幅する際の利得を切り替える利得切替手段とを具備し、
前記利得切替手段が前記利得を引き下げるとき、前記変
調度切替手段は、連動して前記変調度を引き上げること
を特徴とする請求項1に記載の非接触ICカード読取/
書込装置。 - 【請求項3】 前記送信電力切替手段は、前記無線送信
電力を複数の段階に切り替えることを特徴とする請求項
1または2に記載の非接触ICカード読取/書込装置。 - 【請求項4】 前記送信電力切替手段は、データ送受信
が行われていない間に前記無線送信電力の切り替えを実
行することを特徴とする請求項1、2または3に記載の
非接触ICカード読取/書込装置。 - 【請求項5】 前記信号強度検出手段は、自動利得調整
回路を経由した受信信号の信号強度を検出し、前記自動
利得調整回路は、前記受信信号の信号強度が所定レベル
に達するまでは、一定利得で前記受信信号を増幅するこ
とを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカード読取
/書込装置。 - 【請求項6】 前記自動利得調整回路は、フィードバッ
クされた信号が入力するツェナーダイオードを具備し、
前記ツェナーダイオードの出力の振幅が大きくなるに連
れて、前記受信信号の増幅時の利得を小さくすることを
特徴とする請求項5に記載の非接触ICカード読取/書
込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000368891A JP2002170082A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 非接触icカード読取/書込装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000368891A JP2002170082A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 非接触icカード読取/書込装置 |
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JP2002170082A true JP2002170082A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18839024
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JP2000368891A Withdrawn JP2002170082A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 非接触icカード読取/書込装置 |
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