JP2002167883A - 建築気密構造 - Google Patents

建築気密構造

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JP2002167883A JP2000367642A JP2000367642A JP2002167883A JP 2002167883 A JP2002167883 A JP 2002167883A JP 2000367642 A JP2000367642 A JP 2000367642A JP 2000367642 A JP2000367642 A JP 2000367642A JP 2002167883 A JP2002167883 A JP 2002167883A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長期にわたって防振性および防音性を発揮でき
る建築気密構造を提供する。 【解決手段】下側部材11の上でゴム状の気密性パッキ
ン材12を介在させて上側部材13が支持される。下側
部材11の上面に複数の支持部11aと各支持部11a
の間に形成された凹部11bとを有する。各支持部11
aは下側部材11の上面にその長さ方向に沿って形成さ
れた突条から成る。凹部11bは各支持部11aの間に
形成された溝から成る。上側部材13は下側部材11の
上で支持部11aにより支持される。気密性パッキン材
12は凹部11bに配置されて下側部材11および上側
部材13に密着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期にわたって防
振性および防音性を発揮する建築気密構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築構造として、本発明者により
発明された特許第2733570号公報に示すものがあ
る。すなわち、1階用柱の上端部と1階用梁との間にゴ
ム体を介在させて1階用柱の上端部のほぞと1階用梁の
ほぞ穴とを嵌合させ、防振性および防音性を高めるよう
になっている。
【0003】また、従来の建築気密構造として、図6〜
図8に示すものがある。すなわち、パネル枠1の上に気
密パッキン材2を挟んで横架材3を載せ、気密パッキン
材2により気密性をもたせるとともに防振性および防音
性をもたせるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、ゴム体または気密パッキン材に1階用梁およ
び2階部分の重量が載るため、ゴム体または気密パッキ
ン材に長期にわたって許容限度以上の荷重がかかること
により、ゴム体または気密パッキン材の復元力ないし弾
性が無くなり、防振性および防音性の効果を失うおそれ
があるという課題があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、長期にわたって防振性および防音性
を発揮できる建築気密構造を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係る建築気密構造は、下側部材
の上でゴム状の気密性パッキン材を介在させて上側部材
が支持された建築気密構造であって、前記下側部材の上
面または前記上側部材の下面に複数の支持部と各支持部
の間に形成された凹部とを有し、前記上側部材は前記下
側部材の上で前記支持部により支持され、前記気密性パ
ッキン材は少なくとも一部が前記凹部に配置されて前記
下側部材および前記上側部材に密着していることを、特
徴とする。下側部材は、パネル枠、基礎、壁材、その
他、上側の建築部材を支持する部材であれば、いかなる
部材であってもよい。上側部材は、梁などの横架材、土
台、その他、支持されることを必要とするいかなる建築
部材であってもよい。
【0007】請求項1の本発明に係る建築気密構造で
は、下側部材と上側部材との間にゴム状の気密性パッキ
ン材を介在させているため、下側部材と上側部材との間
で気密性、防振性および防音性を発揮し、下側部材と上
側部材との間を空気や湿気が抜けるのを防止するととも
に、上側部材の上の振動や音を下側部材の下に響きにく
くすることができる。また、気密性パッキン材は、地震
などによる揺れを吸収し、抑える。
【0008】上側部材は複数の支持部により支持され、
気密性パッキン材は少なくとも一部が凹部に配置されて
いるため、凹部では気密性パッキン材に許容限度以上の
荷重がかかるのを防ぐことができる。これにより、ゴム
状の気密性パッキン材が復元力ないし弾性を失うのを抑
制し、気密性、防振性および防音性を長期にわたって発
揮することができる。凹部の深さは、上側部材が複数の
支持部により支持されるよう、気密性パッキン材が最大
に圧縮可能な厚さより深く設定されている。
【0009】気密性パッキン材は少なくとも一部が凹部
に配置されているため、上側部材を下側部材の上に載せ
る際などに、凹部と係合してずれを防止することができ
る。なお、ゴム状とは、ゴム弾性を有し、復元力を有す
る性質であり、気密性パッキン材は発泡ゴムのほか、合
成樹脂から成ってもよい。
【0010】請求項2の本発明に係る建築気密構造で
は、請求項1の建築気密構造において、各支持部は前記
下側部材の上面または前記上側部材の下面にその長さ方
向に沿って形成された突条から成り、前記凹部は各支持
部の間に形成された溝から成ることを、特徴とする。
【0011】請求項2の本発明に係る建築気密構造で
は、上側部材が突条により支持され、気密性パッキン材
の少なくとも一部が溝に配置されるため、溝に沿って連
続的に気密性、防振性および防音性を発揮することがで
きる。
【0012】請求項3の本発明に係る建築気密構造で
は、請求項1の建築気密構造において、前記凹部は開口
部が底部より幅の狭い形状を有し、前記気密性パッキン
材は前記凹部の開口部より幅の広い端部を有し、前記端
部が前記凹部に嵌合されていることを、特徴とする。
【0013】請求項3の本発明に係る建築気密構造で
は、気密性パッキン材の端部を凹部に嵌合させることに
より、気密性パッキン材を凹部に取り付けることができ
る。このため、気密性パッキン材を凹部に接着する必要
がなく、気密性パッキン材の交換が容易である。
【0014】請求項4の本発明に係る建築気密構造は、
下側部材の上でゴム状の気密性パッキン材を介在させて
上側部材が支持された建築気密構造であって、前記下側
部材の上に複数の支持部材を有し、各支持部材はそれぞ
れ間隔を置いて配置され、前記上側部材は各支持部材に
より支持され、前記気密性パッキン材は前記下側部材お
よび前記上側部材に密着していることを、特徴とする。
下側部材は、パネル枠、基礎、壁材、その他、上側の建
築部材を支持する部材であれば、いかなる部材であって
もよい。上側部材は、梁などの横架材、土台、その他、
支持されることを必要とするいかなる建築部材であって
もよい。
【0015】請求項4の本発明に係る建築気密構造で
は、下側部材と上側部材との間にゴム状の気密性パッキ
ン材を介在させているため、下側部材と上側部材との間
で気密性、防振性および防音性を発揮し、下側部材と上
側部材との間を空気や湿気が抜けるのを防止するととも
に、上側部材の上の振動や音を下側部材の下に響きにく
くすることができる。また、気密性パッキン材は、地震
などによる揺れを吸収し、抑える。
【0016】上側部材は複数の支持部材により支持され
ているため、気密性パッキン材に許容限度以上の荷重が
かかるのを防ぐことができる。これにより、ゴム状の気
密性パッキン材が復元力ないし弾性を失うのを抑制し、
気密性、防振性および防音性を長期にわたって発揮する
ことができる。なお、気密性パッキン材と支持部材と
は、互いに固定されていてもよい。
【0017】また、ゴム状とは、ゴム弾性を有し、復元
力を有する性質であり、気密性パッキン材は発泡ゴムの
ほか、合成樹脂から成ってもよい。支持部材は、合成樹
脂、硬質ゴム、その他、上側部材を支持可能な硬質の材
質から成る。
【0018】請求項5の本発明に係る建築気密構造で
は、請求項4の建築気密構造において、前記気密性パッ
キン材は平板部と複数の脚部とを有し、各脚部はそれぞ
れ並列に配置されて前記平板部に一体的に設けられ、前
記支持部材は各脚部の間に嵌合され、前記気密性パッキ
ン材は前記平板部を前記下側部材の上面または前記上側
部材の下面に沿わせて前記下側部材と前記上側部材との
間に配置されていることを、特徴とする。
【0019】請求項5の本発明に係る建築気密構造で
は、支持部材が脚部の間に嵌合された気密性パッキン材
を下側部材の上に配置することにより、下側部材と上側
部材との間にゴム状の気密性パッキン材を介在させると
ともに、支持部材で気密性パッキン材に許容限度以上の
荷重がかかるのを防ぐことができる。なお、平板部およ
び脚部には、下側部材の上面または上側部材の下面に接
する面に接着剤が付着されていてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の第1
〜第9の実施の形態について説明する。図1は、本発明
の第1の実施の形態を示している。図1に示すように、
建築気密構造は、下側部材11の上でゴム状の気密性パ
ッキン材12を介在させて上側部材13が支持されて構
成されている。下側部材11は、パネル枠から成り、内
側にパネル材を嵌め込んで建築物の壁面を構成する。上
側部材13は、梁から成り、屋根または2階家屋部分を
支持する。
【0021】下側部材11は、上面に2本の支持部11
aおよび1本の凹部11bを有している。各支持部11
aは、下側部材11の上面にその長さ方向に沿って形成
された同じ高さの突条から成っている。各支持部11a
は、下側部材11の平坦な上面中央に凹部11bを形成
することにより形成されている。凹部11bは、各支持
部11aの間に形成された溝から成っている。上側部材
13は、下側部材11の上で各支持部11aにより支持
される。
【0022】気密性パッキン材12は、発泡ゴム等から
成ってゴム弾性を有し、復元力を有する。気密性パッキ
ン材12は、図1(A)に示すように、上側部材13を
載せない状態で支持部11aより高く突出するよう全体
が凹部11bに配置されている。気密性パッキン材12
は、図1(B)に示すように、上側部材13を載せた状
態で圧縮され、下側部材11と上側部材13とに密着し
ている。凹部11bの深さは、上側部材13が各支持部
11aにより支持されるよう、気密性パッキン材12が
最大に圧縮可能な厚さより深く設定されている。
【0023】次に、作用について説明する。図1に示す
建築気密構造では、下側部材11と上側部材13との間
にゴム状の気密性パッキン材12を介在させているた
め、下側部材11と上側部材13との間で気密性、防振
性および防音性を発揮し、下側部材11と上側部材13
との間を空気や湿気が抜けるのを防止するとともに、上
側部材13の上の振動や音を下側部材11の下に響きに
くくすることができる。また、気密性パッキン材12
は、地震などによる揺れを吸収し、抑える。
【0024】特に、建築気密構造では、上側部材13が
突条により支持され、気密性パッキン材12が溝に配置
されるため、溝に沿って連続的に気密性、防振性および
防音性を発揮することができる。
【0025】上側部材13は2本の支持部11aにより
支持されるため、凹部11bでは気密性パッキン材12
に許容限度以上の荷重がかかるのを防ぐことができる。
これにより、ゴム状の気密性パッキン材12が復元力な
いし弾性を失うのを抑制し、気密性、防振性および防音
性を長期にわたって発揮することができる。気密性パッ
キン材12は凹部11bに配置されているため、上側部
材13を下側部材11の上に載せる際などに、凹部11
bと係合してずれを防止することができる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図2は、本発明の第2の実施の形態を示して
いる。図2に示すように、建築気密構造は、下側部材2
1の上でゴム状の気密性パッキン材22を介在させて上
側部材23が支持されて構成されている。下側部材21
は、パネル枠から成り、建築物の壁面を構成する。上側
部材23は、梁から成り、屋根または2階家屋部分を支
持する。
【0027】下側部材21は、上面に3本の支持部21
aおよび2本の凹部21bを有している。各支持部21
aは、下側部材21の上面にその長さ方向に沿って形成
された同じ高さの突条から成っている。各支持部21a
は、下側部材21の平坦な上面中央に2本の凹部21b
を平行に形成することにより形成されている。凹部21
bは、各支持部21aの間に形成された互いに同じ深さ
の溝から成っている。上側部材23は、下側部材21の
上で各支持部21aにより支持される。
【0028】気密性パッキン材22は、発泡ゴム等から
成ってゴム弾性を有し、復元力を有する。気密性パッキ
ン材22は、図2(A)に示すように、上側部材23を
載せない状態で、3本の支持部21aの上に架け渡され
て2本の凹部21bを跨ぐよう配置されている。気密性
パッキン材22は、図2(B)に示すように、上側部材
23を載せた状態で圧縮され、下側部材21と上側部材
23とに密着している。凹部21bの深さは、上側部材
23が気密性パッキン材22を挟んで各支持部21aに
より支持されるよう、気密性パッキン材22が最大に圧
縮可能な厚さより深く設定されている。
【0029】次に、作用について説明する。図2に示す
建築気密構造では、上側部材23は気密性パッキン材2
2を挟んで3本の支持部21aにより支持され、気密性
パッキン材22の一部は2本の凹部21bに配置されて
いるため、凹部21bでは気密性パッキン材22に許容
限度以上の荷重がかかるのを防ぐことができる。これに
より、ゴム状の気密性パッキン材22が復元力ないし弾
性を失うのを抑制し、気密性、防振性および防音性を長
期にわたって発揮することができる。図2に示す建築気
密構造は、その他、前述の第1の実施の形態の建築気密
構造と同様の作用を有する。
【0030】次に、本発明の第3〜第5の実施の形態に
ついて説明する。図3(A)〜(C)は、本発明の第3
〜第5の実施の形態を示している。本発明の第3〜第5
の実施の形態の建築気密構造は、前述の第1の実施の形
態または第2の実施の形態の建築気密構造と同様の構成
を有している。但し、第3〜第5の実施の形態の建築気
密構造では、図3(A)〜(C)に示すように、下側部
材31の凹部31bは開口部31cが底部31dより幅
の狭い形状を有している。気密性パッキン材32は、凹
部31bの開口部31cより幅の広い端部32aを有
し、端部32aが凹部31bに嵌合されている。
【0031】また、第3の実施の形態の建築気密構造で
は、図3(A)に示すように、凹部31bの断面形状お
よび気密性パッキン材32の端部32aの断面形状が不
定型となっている。気密性パッキン材32の端部32a
以外の部分は、凹部31bの開口部31cの幅とほぼ同
じ厚さを有している。
【0032】第4の実施の形態の建築気密構造では、図
3(B)に示すように、凹部31bの断面形状および気
密性パッキン材32の端部32aの断面形状が等角台形
状となっている。気密性パッキン材32の端部32a以
外の部分は、凹部31bの開口部31cの幅より厚くな
っている。
【0033】第5の実施の形態の建築気密構造では、図
3(C)に示すように、凹部31bの断面形状および気
密性パッキン材32の端部32aの断面形状が等角台形
状となっている。気密性パッキン材32の端部32a以
外の部分は、凹部31bの開口部31cの幅とほぼ同じ
厚さを有している。
【0034】次に、作用について説明する。第3〜第5
の実施の形態の建築気密構造では、気密性パッキン材3
2の端部32aを凹部31bに嵌合させることにより、
気密性パッキン材32を凹部31bに取り付けることが
できる。このため、気密性パッキン材32を凹部31b
に接着する必要がなく、気密性パッキン材32の交換が
容易である。第3〜第5の実施の形態の建築気密構造
は、その他、前述の第1の実施の形態の建築気密構造と
同様の作用を有する。
【0035】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。図4は、本発明の第6の実施の形態を示して
いる。図4(B)に示すように、建築気密構造は、下側
部材41の上で2本の支持部材42およびゴム状の気密
性パッキン材43を介在させて上側部材44が支持され
て構成されている。下側部材41は、建物基礎から成
り、建物全体を支持する。上側部材44は、土台から成
る。下側部材41および上側部材44には、細長い直方
体状の一般の部材を用いることができる。
【0036】気密性パッキン材43は、発泡ゴム等から
成ってゴム弾性を有し、復元力を有する。図4(A)に
示すように、気密性パッキン材43は、平板部43aと
3本の脚部43bとを有する。各脚部43bは、それぞ
れ並列に等間隔で配置されて平板部43aに一体的に設
けられている。各脚部43bは、長さが同一である。こ
れにより、気密性パッキン材43は、断面がE字状の形
状を有している。
【0037】各支持部材42は、プラスチック、硬質ゴ
ム等の気密性パッキン材43より硬い材質から成る。各
支持部材42を免震用ゴムで製造した場合には、建物の
免震化が確実となる。2本の支持部材42は、各脚部4
3bの間の2本の溝43cに嵌合され、脚部43bを挟
んで間隔を置いて配置されている。各支持部材42は、
同一の形状を有し、図4(A)に示すように、上側部材
44を載せない状態で厚さが各溝43cの深さより薄く
なっている。
【0038】気密性パッキン材43は、平板部43aを
上側部材44の下面に沿わせて下側部材41と上側部材
44との間に配置されている。気密性パッキン材43
は、図4(B)に示すように、上側部材44を載せた状
態で圧縮され、下側部材41と上側部材44とに密着し
ている。この状態で、支持部材42は、下面が下側部材
41の上に載って、上側部材44を支持する。各支持部
材42の厚さは、上側部材44が気密性パッキン材43
を挟んで各支持部材42により支持されるよう、気密性
パッキン材43の脚部43bが最大に圧縮可能な高さよ
り厚く設定されている。
【0039】次に、作用について説明する。図4に示す
建築気密構造では、下側部材41と上側部材44との間
にゴム状の気密性パッキン材43を介在させているた
め、下側部材41と上側部材44との間で気密性、防振
性および防音性を発揮し、下側部材41と上側部材44
との間を空気や湿気が抜けるのを防止する。また、気密
性パッキン材43は、地震などによる揺れを吸収し、抑
える。
【0040】建築気密構造では、支持部材42が脚部4
3bの間に嵌合された気密性パッキン材43を下側部材
41の上に配置することにより、下側部材41と上側部
材44との間にゴム状の気密性パッキン材43を介在さ
せるとともに、支持部材42で上側部材44を支持して
気密性パッキン材43に許容限度以上の荷重がかかるの
を防ぐことができる。これにより、ゴム状の気密性パッ
キン材43が復元力ないし弾性を失うのを抑制し、気密
性、防振性および防音性を長期にわたって発揮すること
ができる。
【0041】次に、本発明の第6〜第8の実施の形態に
ついて説明する。図5(A)〜(C)は、本発明の第6
〜第8の実施の形態を示している。本発明の第6〜第8
の実施の形態の建築気密構造は、前述の第4の実施の形
態の建築気密構造と同様の構成を有している。但し、第
6〜第8の実施の形態の建築気密構造では、図5(A)
〜(C)に示すように、気密性パッキン材51は平板状
をなして下側部材の上面に配置されている。支持部材5
2は、平板状をなして下側部材の上面に配置され、気密
性パッキン材51を側部から挟んでいる。各支持部材5
2の厚さは、上側部材が気密性パッキン材51を挟んで
各支持部材52により支持されるよう、気密性パッキン
材51が最大に圧縮可能な高さより厚く設定されてい
る。
【0042】また、第7の実施の形態の建築気密構造で
は、図5(B)に示すように、下側部材の上に薄い板状
の基盤材料53が設けられている。気密性パッキン材5
1および支持部材52は、基盤材料53の上に配置され
ている。
【0043】第8の実施の形態の建築気密構造では、図
5(C)に示すように、下側部材の上に薄い板状の基盤
材料53が設けられている。2本の気密性パッキン材5
1は、互いに間隔を置いて基盤材料53の上に配置され
ている。支持部材52は、基盤部材53の上に配置され
て、各気密性パッキン材51を側部から挟んでいる。第
6〜第8の実施の形態の建築気密構造は、前述の第5の
実施の形態の建築気密構造と同様の作用を有する。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る建築気密構造によれば、気
密性パッキン材の少なくとも一部に許容限度以上の荷重
がかかるのを防ぐことにより、長期にわたって防振性お
よび防音性を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の建築気密構造の
(A)上側部材を載せる前の状態を示す側面図、(B)
上側部材を載せた状態を示す側面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の建築気密構造の
(A)上側部材を載せる前の状態を示す側面図、(B)
上側部材を載せた状態を示す側面図である。
【図3】本発明の(A)第3の実施の形態の建築気密構
造の要部を示す側面図、(B)第4の実施の形態の建築
気密構造の要部を示す側面図、(C)第5の実施の形態
の建築気密構造の要部を示す側面図である。
【図4】本発明の第6の実施の形態の建築気密構造の
(A)気密性パッキン材および支持部材を示す側面図、
(B)気密性パッキン材および支持部材を下側部材と上
側部材との間に介在させた状態を示す側面図である。
【図5】本発明の(A)第7の実施の形態の建築気密構
造の気密性パッキン材および支持部材を示す側面図、
(B)第8の実施の形態の建築気密構造の気密性パッキ
ン材および支持部材を示す側面図、(C)第9の実施の
形態の建築気密構造の気密性パッキン材および支持部材
を示す側面図である。
【図6】従来例の建築気密構造を示す分解斜視図であ
る。
【図7】従来例の建築気密構造の(A)上側部材を載せ
る前の状態を示す正面図、(B)上側部材を載せる前の
状態を示す側面図である。
【図8】従来例の建築気密構造の(A)上側部材を載せ
た状態を示す正面図、(B)上側部材を載せた状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
11,21,31,41 下側部材 11a,21a 支持部 11b,21b,31b 凹部 12,22,32,43 気密性パッキン材 13,23,44 上側部材 42,52 支持部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下側部材の上でゴム状の気密性パッキン材
    を介在させて上側部材が支持された建築気密構造であっ
    て、前記下側部材の上面または前記上側部材の下面に複
    数の支持部と各支持部の間に形成された凹部とを有し、
    前記上側部材は前記下側部材の上で前記支持部により支
    持され、前記気密性パッキン材は少なくとも一部が前記
    凹部に配置されて前記下側部材および前記上側部材に密
    着していることを、特徴とする建築気密構造。
  2. 【請求項2】各支持部は前記下側部材の上面または前記
    上側部材の下面にその長さ方向に沿って形成された突条
    から成り、前記凹部は各支持部の間に形成された溝から
    成ることを、特徴とする請求項1記載の建築気密構造。
  3. 【請求項3】前記凹部は開口部が底部より幅の狭い形状
    を有し、前記気密性パッキン材は前記凹部の開口部より
    幅の広い端部を有し、前記端部が前記凹部に嵌合されて
    いることを、特徴とする請求項1記載の建築気密構造。
  4. 【請求項4】下側部材の上でゴム状の気密性パッキン材
    を介在させて上側部材が支持された建築気密構造であっ
    て、前記下側部材の上に複数の支持部材を有し、各支持
    部材はそれぞれ間隔を置いて配置され、前記上側部材は
    各支持部材により支持され、前記気密性パッキン材は前
    記下側部材および前記上側部材に密着していることを、
    特徴とする建築気密構造。
  5. 【請求項5】前記気密性パッキン材は平板部と複数の脚
    部とを有し、各脚部はそれぞれ並列に配置されて前記平
    板部に一体的に設けられ、前記支持部材は各脚部の間に
    嵌合され、前記気密性パッキン材は前記平板部を前記下
    側部材の上面または前記上側部材の下面に沿わせて前記
    下側部材と前記上側部材との間に配置されていること
    を、特徴とする請求項4記載の建築気密構造。
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