JP2000145199A - 建造物の免震支持構造 - Google Patents
建造物の免震支持構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】地震、台風等といった外部からの振動を受ける
建造物を、特殊な部品を用いることなく従来からある部
品を用いることにより安価かつ容易に、しかも効率的に
緩衝させることができる建造物の免震支持構造を提供す
ること。 【解決手段】基礎コンクリート10と土台柱30との間
に緩衝用土台ゴム20を敷設し、さらに、この土台柱3
0の上面にさらに衝撃を緩衝するための緩衝用押えゴム
40を設置することによって、土台柱30をこの免震用
のゴムで上面及び下面の双方から挟む構成をとることに
より、上面と下面の両面で二重に衝撃を緩衝させること
ができるとともに、土台柱30の上下方向の可動範囲を
大きくすることができるようにしたものである。
建造物を、特殊な部品を用いることなく従来からある部
品を用いることにより安価かつ容易に、しかも効率的に
緩衝させることができる建造物の免震支持構造を提供す
ること。 【解決手段】基礎コンクリート10と土台柱30との間
に緩衝用土台ゴム20を敷設し、さらに、この土台柱3
0の上面にさらに衝撃を緩衝するための緩衝用押えゴム
40を設置することによって、土台柱30をこの免震用
のゴムで上面及び下面の双方から挟む構成をとることに
より、上面と下面の両面で二重に衝撃を緩衝させること
ができるとともに、土台柱30の上下方向の可動範囲を
大きくすることができるようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造建造物、鉄筋
建造物等の建築物の支持構造に関し、特に地震、台風等
の外部からくる衝撃、揺れを容易に緩衝することができ
る支持構造に関するものである。
建造物等の建築物の支持構造に関し、特に地震、台風等
の外部からくる衝撃、揺れを容易に緩衝することができ
る支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より家屋などの建築物の免震構造と
しては、種々のものが考案されている。例えば、特開平
8−226250号公報において、図12に示すよう
に、コンクリート基礎の上に家屋などの建築物の土台を
載置し、規定の許容範囲を越える横方向の衝撃的な荷重
が、前記コンクリート基礎にかかったときに屈曲変形す
ることができるような連結部材を介して、前記土台を前
記コンクリート基礎に連結取り付けたことを特徴とする
免震構造における土台構造、について提案している。こ
れは、横方向の荷重がかかったときに連結部材が屈曲変
形するので、前記コンクリート基礎と土台とは、横方向
にわずかにずれることができるので、土台上の建築物
に、大きな加速度がかからずにすむというものである。
しては、種々のものが考案されている。例えば、特開平
8−226250号公報において、図12に示すよう
に、コンクリート基礎の上に家屋などの建築物の土台を
載置し、規定の許容範囲を越える横方向の衝撃的な荷重
が、前記コンクリート基礎にかかったときに屈曲変形す
ることができるような連結部材を介して、前記土台を前
記コンクリート基礎に連結取り付けたことを特徴とする
免震構造における土台構造、について提案している。こ
れは、横方向の荷重がかかったときに連結部材が屈曲変
形するので、前記コンクリート基礎と土台とは、横方向
にわずかにずれることができるので、土台上の建築物
に、大きな加速度がかからずにすむというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術によれば、確かに、地震等に対して免震としての
効果は有するものの、基礎コンクリートと土台の間に敷
設された一つの免震ゴムのみで衝撃的な荷重を緩衝して
いるため、その振動エネルギーの吸収性能が十分とはい
えず、十分な免震効果を得られているとはいえないとい
う問題がある。このときに、より大きい免震効果を与え
るためには、免震ゴムの厚さをより厚くすればよいので
あるが、建造物の安定性やゴムの強度等の関係から1部
分で設置される免震ゴムの厚さには限界がある。
来技術によれば、確かに、地震等に対して免震としての
効果は有するものの、基礎コンクリートと土台の間に敷
設された一つの免震ゴムのみで衝撃的な荷重を緩衝して
いるため、その振動エネルギーの吸収性能が十分とはい
えず、十分な免震効果を得られているとはいえないとい
う問題がある。このときに、より大きい免震効果を与え
るためには、免震ゴムの厚さをより厚くすればよいので
あるが、建造物の安定性やゴムの強度等の関係から1部
分で設置される免震ゴムの厚さには限界がある。
【0004】また、このような構造においては、横方向
に対する揺れには効果があるものの、縦方向の揺れに関
しては、基礎コンクリートと土台柱は連結部材により固
定されているので、その上下方向の移動は土台の下にあ
るゴムによる圧縮作用のみによって緩衝させることにな
る。したがって、土台柱が下方には移動できるが、上方
には移動することができない。しかし、これではゴムの
特性である圧縮のみならず、膨張による緩衝作用は十分
に発揮させることができず、その振動を緩衝させる効果
は非常に弱いものとなる。
に対する揺れには効果があるものの、縦方向の揺れに関
しては、基礎コンクリートと土台柱は連結部材により固
定されているので、その上下方向の移動は土台の下にあ
るゴムによる圧縮作用のみによって緩衝させることにな
る。したがって、土台柱が下方には移動できるが、上方
には移動することができない。しかし、これではゴムの
特性である圧縮のみならず、膨張による緩衝作用は十分
に発揮させることができず、その振動を緩衝させる効果
は非常に弱いものとなる。
【0005】さらに、この従来例においては、横方向の
荷重がかかったときに、水平方向の可動変位の確保のた
め屈曲変形可能な特殊な連結部材を用いる必要がある。
しかし、このような屈曲変形可能な連結部材は、特殊な
部材であるため入手が困難であるばかりか、その屈曲変
形性から通常のアンカーボルトのような締結部材による
建造物の固定力は確保できず安定性に欠けるといった問
題をも有するものであった。
荷重がかかったときに、水平方向の可動変位の確保のた
め屈曲変形可能な特殊な連結部材を用いる必要がある。
しかし、このような屈曲変形可能な連結部材は、特殊な
部材であるため入手が困難であるばかりか、その屈曲変
形性から通常のアンカーボルトのような締結部材による
建造物の固定力は確保できず安定性に欠けるといった問
題をも有するものであった。
【0006】そこで、本発明は以上のような実情に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、地震、台
風等といった外部からの振動を受ける建造物を、特殊な
部品を用いることなく従来からある部品を用いることに
より安価かつ容易に、しかも効率的に緩衝させることが
できる建造物の免震支持構造を提供することにある。
てなされたもので、その目的とするところは、地震、台
風等といった外部からの振動を受ける建造物を、特殊な
部品を用いることなく従来からある部品を用いることに
より安価かつ容易に、しかも効率的に緩衝させることが
できる建造物の免震支持構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決する手段】以上のような問題を解決するた
めに本発明請求項1が採った手段は、緩衝用土台ゴム2
0が基礎コンクリート10とその上部に載置される土台
柱30との間に敷設されてなるとともに、緩衝用押えゴ
ム40が前記土台柱30の上面に設置され、前記基礎コ
ンクリート10から突出固定されている締結部材50を
介して、前記緩衝用土台ゴム20、前記土台柱30及び
前記緩衝用押えゴム40が固定されていることを特徴と
する建造物の免震支持構造、をその要旨とするものであ
る。すなわち、基礎コンクリート10と土台柱30との
間に緩衝用土台ゴム20を敷設し、さらに、この土台柱
30の上面にさらに衝撃を緩衝するための緩衝用押えゴ
ム40を設置することによって、土台柱30をこの免震
用のゴムで上面及び下面の双方から挟む構成をとること
により、上面と下面の両面で二重に衝撃を緩衝させるこ
とができるとともに、土台柱30の上下方向の可動範囲
を大きくすることができるようにしたものである。
めに本発明請求項1が採った手段は、緩衝用土台ゴム2
0が基礎コンクリート10とその上部に載置される土台
柱30との間に敷設されてなるとともに、緩衝用押えゴ
ム40が前記土台柱30の上面に設置され、前記基礎コ
ンクリート10から突出固定されている締結部材50を
介して、前記緩衝用土台ゴム20、前記土台柱30及び
前記緩衝用押えゴム40が固定されていることを特徴と
する建造物の免震支持構造、をその要旨とするものであ
る。すなわち、基礎コンクリート10と土台柱30との
間に緩衝用土台ゴム20を敷設し、さらに、この土台柱
30の上面にさらに衝撃を緩衝するための緩衝用押えゴ
ム40を設置することによって、土台柱30をこの免震
用のゴムで上面及び下面の双方から挟む構成をとること
により、上面と下面の両面で二重に衝撃を緩衝させるこ
とができるとともに、土台柱30の上下方向の可動範囲
を大きくすることができるようにしたものである。
【0008】また、本発明請求項2が採った手段は、前
記土台柱30の上面に凹部70を設けられ、緩衝用押え
ゴム40を該凹部70内に設置されたことを特徴とする
請求項1記載の免震支持構造、をその要旨とするもので
ある。すなわち、この土台柱30の上面に凹部70を設
け、この凹部70内に緩衝用押えゴム40をいれること
によって、土台柱30の上面から緩衝用押えゴム40が
突出しないような構成をとることにより、上面部の作業
空間を確保したものである。
記土台柱30の上面に凹部70を設けられ、緩衝用押え
ゴム40を該凹部70内に設置されたことを特徴とする
請求項1記載の免震支持構造、をその要旨とするもので
ある。すなわち、この土台柱30の上面に凹部70を設
け、この凹部70内に緩衝用押えゴム40をいれること
によって、土台柱30の上面から緩衝用押えゴム40が
突出しないような構成をとることにより、上面部の作業
空間を確保したものである。
【0009】また、本発明請求項3が採った手段は、前
記土台柱30の凹部70内の側面部120と緩衝用押え
ゴム40の側面部130との間に隙間が形成されている
ことを特徴とする請求項2記載の建造物の免震支持構
造、をその要旨とするものである。すなわち、土台柱3
0の凹部内側面部120及び緩衝用土台ゴム20の側面
部130の間に隙間を設けることにより、緩衝用押えゴ
ム40の横方向の膨らみやずれによる可動範囲を確保し
たものである。
記土台柱30の凹部70内の側面部120と緩衝用押え
ゴム40の側面部130との間に隙間が形成されている
ことを特徴とする請求項2記載の建造物の免震支持構
造、をその要旨とするものである。すなわち、土台柱3
0の凹部内側面部120及び緩衝用土台ゴム20の側面
部130の間に隙間を設けることにより、緩衝用押えゴ
ム40の横方向の膨らみやずれによる可動範囲を確保し
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る建造物の免震
支持構造を図に基づいて詳細に説明する。図1は、本発
明に係る免震支持構造を用いた建造物の全体図の第1実
施例を示す斜視図である。図2は第1実施例の免震支持
構造の一部を表す拡大斜視図である。図3は免震支持構
造の第2実施例を示す拡大斜視図である。図4は、免震
支持構造の第3実施例を示す拡大斜視図である。図5
は、免震支持構造の第4実施例を示す拡大斜視図であ
る。
支持構造を図に基づいて詳細に説明する。図1は、本発
明に係る免震支持構造を用いた建造物の全体図の第1実
施例を示す斜視図である。図2は第1実施例の免震支持
構造の一部を表す拡大斜視図である。図3は免震支持構
造の第2実施例を示す拡大斜視図である。図4は、免震
支持構造の第3実施例を示す拡大斜視図である。図5
は、免震支持構造の第4実施例を示す拡大斜視図であ
る。
【0011】基礎コンクリート10は、従来から行われ
ているものと同様に、地盤に砂利等を敷設したものの上
にコンクリートを打設することにより構成されるべた基
礎である。この基礎コンクリート10の上面には、従来
から土台柱30を固定するときに使用されているものと
同様に、締結部材50が垂直方向に突出して設けられて
いる。なお、ここで用いられている締結部材50は、従
来から用いられている鉄等でできたアンカーボルトであ
って構わない。
ているものと同様に、地盤に砂利等を敷設したものの上
にコンクリートを打設することにより構成されるべた基
礎である。この基礎コンクリート10の上面には、従来
から土台柱30を固定するときに使用されているものと
同様に、締結部材50が垂直方向に突出して設けられて
いる。なお、ここで用いられている締結部材50は、従
来から用いられている鉄等でできたアンカーボルトであ
って構わない。
【0012】そして、この基礎コンクリート10の上面
には、緩衝用土台ゴム20が前記締結部材50を介して
敷設されている。この緩衝用土台ゴム20には、締結部
材50が貫通するための貫通孔が設けられていて、緩衝
用土台ゴム20は、この貫通孔に締結部材50を貫通さ
せて設置し、前後左右に移動できないよう固定される。
勿論、このときに、緩衝用土台ゴム20と基礎コンクリ
ート10の間に接着剤等を併用し固定させても構わな
い。また、緩衝用土台ゴム20の敷設は、図2に示すよ
うに基礎コンクリート上の全面に敷設する構成をとって
も、図4に示すように部分的に敷設する構成をとっても
構わない。なお、部分的に敷設する場合は、立設する柱
90を設置する予定の下部位に緩衝用土台ゴム20を敷
設することが建造物の安定性の観点から好ましい。ま
た、全面に敷設する場合には、基礎コンクリート10の
内側と外側の通気性が損なわれるので、図5のように緩
衝用土台ゴム20に切り欠き110を設けるか、若しく
は緩衝用土台ゴム20に通風孔を設けるか(図示しな
い。)しておけば、内外の通気性が確保され、建造物の
耐久性を向上させることができる。
には、緩衝用土台ゴム20が前記締結部材50を介して
敷設されている。この緩衝用土台ゴム20には、締結部
材50が貫通するための貫通孔が設けられていて、緩衝
用土台ゴム20は、この貫通孔に締結部材50を貫通さ
せて設置し、前後左右に移動できないよう固定される。
勿論、このときに、緩衝用土台ゴム20と基礎コンクリ
ート10の間に接着剤等を併用し固定させても構わな
い。また、緩衝用土台ゴム20の敷設は、図2に示すよ
うに基礎コンクリート上の全面に敷設する構成をとって
も、図4に示すように部分的に敷設する構成をとっても
構わない。なお、部分的に敷設する場合は、立設する柱
90を設置する予定の下部位に緩衝用土台ゴム20を敷
設することが建造物の安定性の観点から好ましい。ま
た、全面に敷設する場合には、基礎コンクリート10の
内側と外側の通気性が損なわれるので、図5のように緩
衝用土台ゴム20に切り欠き110を設けるか、若しく
は緩衝用土台ゴム20に通風孔を設けるか(図示しな
い。)しておけば、内外の通気性が確保され、建造物の
耐久性を向上させることができる。
【0013】そして、この緩衝用土台ゴム20の上面に
土台柱30を載置する。この土台柱30にも締結部材5
0が貫通する貫通孔が設けられ、その貫通孔に締結部材
50を通して載置される。このときに土台柱30を貫通
する貫通孔は、図6のように締結部材50の断面の大き
さと同じ大きさを有した貫通孔を設け、土台柱30の前
後左右に移動することができないような構成をとること
によって、土台柱30の左右前後方向の可動ができない
ように確実に固定させてもよいし、図7のように締結部
材50より若干大きな貫通孔を設け土台柱30が前後左
右に締結部材50が貫通孔の周りを移動可能にして、以
下に説明するが、前後左右方向に対しての振動に対して
緩衝作用が与えられるように構成してもよい。こうし
て、土台柱30と基礎コンクリート10との間に緩衝用
押えゴム40が挿設されている支持構造を採ることにな
る。
土台柱30を載置する。この土台柱30にも締結部材5
0が貫通する貫通孔が設けられ、その貫通孔に締結部材
50を通して載置される。このときに土台柱30を貫通
する貫通孔は、図6のように締結部材50の断面の大き
さと同じ大きさを有した貫通孔を設け、土台柱30の前
後左右に移動することができないような構成をとること
によって、土台柱30の左右前後方向の可動ができない
ように確実に固定させてもよいし、図7のように締結部
材50より若干大きな貫通孔を設け土台柱30が前後左
右に締結部材50が貫通孔の周りを移動可能にして、以
下に説明するが、前後左右方向に対しての振動に対して
緩衝作用が与えられるように構成してもよい。こうし
て、土台柱30と基礎コンクリート10との間に緩衝用
押えゴム40が挿設されている支持構造を採ることにな
る。
【0014】さらに、図2又は図3に示すように、この
土台柱30の上面の一部又は全面に、緩衝用押えゴム4
0が載置されることになる。この緩衝用押えゴム40に
も同様に、締結部材50が貫通する貫通孔が設けられて
おり、緩衝用押えゴムは締結部材50がこの貫通孔を通
るように設置される。そして、緩衝用押えゴム40の貫
通孔から突出した締結部材50を固定手段60で固定す
る。このときに、緩衝用押えゴム40の上面に鉄板等の
剛性板80を設けて固定すればより確実な固定とするこ
とができる。勿論あらかじめ緩衝用押えゴム40に剛性
板80を取り付けておいたものを載置して固定してもよ
い。このようにして、免震支持構造は、形成され結果的
に少なくとも締結部材50の近傍においては、土台柱3
0は緩衝用土台ゴム20と緩衝用押えゴム40の間に挟
まれる構造を有することになる。
土台柱30の上面の一部又は全面に、緩衝用押えゴム4
0が載置されることになる。この緩衝用押えゴム40に
も同様に、締結部材50が貫通する貫通孔が設けられて
おり、緩衝用押えゴムは締結部材50がこの貫通孔を通
るように設置される。そして、緩衝用押えゴム40の貫
通孔から突出した締結部材50を固定手段60で固定す
る。このときに、緩衝用押えゴム40の上面に鉄板等の
剛性板80を設けて固定すればより確実な固定とするこ
とができる。勿論あらかじめ緩衝用押えゴム40に剛性
板80を取り付けておいたものを載置して固定してもよ
い。このようにして、免震支持構造は、形成され結果的
に少なくとも締結部材50の近傍においては、土台柱3
0は緩衝用土台ゴム20と緩衝用押えゴム40の間に挟
まれる構造を有することになる。
【0015】また、ここで緩衝用土台ゴム20や緩衝用
押えゴム40は、天然ゴム(NR)系、イソプレンゴム
(IR)系、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(SR)
系、天然ゴム/アクリロニトリル(NR/NR)系、シ
リコーンゴム等、特に限定されるものではなくいかなる
ものを用いてもよいが、特に高減衰特性を有するものが
望ましい。また、このゴムには適宜、充填剤、可塑剤、
老化防止剤等種々の添加物を用いてもよいし、さらに
は、ゴムの間に鉄板等を交互に積層したようなものであ
っても構わない。
押えゴム40は、天然ゴム(NR)系、イソプレンゴム
(IR)系、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(SR)
系、天然ゴム/アクリロニトリル(NR/NR)系、シ
リコーンゴム等、特に限定されるものではなくいかなる
ものを用いてもよいが、特に高減衰特性を有するものが
望ましい。また、このゴムには適宜、充填剤、可塑剤、
老化防止剤等種々の添加物を用いてもよいし、さらに
は、ゴムの間に鉄板等を交互に積層したようなものであ
っても構わない。
【0016】こうして構成された免震支持構造の上に建
築物を構築して最終的に図1のような建築物が構築され
る。このときに、緩衝用土台ゴム20や緩衝用押えゴム
40の風雨による劣化を防ぐために外壁は図1のよう
に、緩衝用土台ゴム20及び緩衝用押えゴム40を覆う
ように、少なくとも緩衝用土台ゴムの下面部分まで延ば
して防護壁とすれば、風雨による劣化を抑えることがで
きる。
築物を構築して最終的に図1のような建築物が構築され
る。このときに、緩衝用土台ゴム20や緩衝用押えゴム
40の風雨による劣化を防ぐために外壁は図1のよう
に、緩衝用土台ゴム20及び緩衝用押えゴム40を覆う
ように、少なくとも緩衝用土台ゴムの下面部分まで延ば
して防護壁とすれば、風雨による劣化を抑えることがで
きる。
【0017】さて、このように構成された免震支持構造
の技術的意義及びその作用について述べる。まず、免震
支持構造をもつ建造物に横揺れの地震や台風により建造
物に横方向の力がかかった場合には、図8に示すよう
に、建物全体にかかる横方向の力が土台柱30に対して
伝わるときに上下方向への力へと変換され、横方向の力
が加わる側(図8においてはC側)においては、土台柱
30に上方への力Aが加わり、反対側(図8においては
D側)では、下方への力Bが加わることになる。したが
って、上方への力が加わる部位においては、緩衝用土台
ゴム20は膨らみ、緩衝用押えゴム40は縮むことにな
り、一方、力が下方へ加わる部位では緩衝用土台ゴム2
0は縮み、緩衝用押えゴム40は膨らむことになる。こ
うした力が土台柱30全体にかかるため、土台柱30は
図8にように若干傾くことになる。また、逆方向から力
が加わった場合にも、同様に緩衝用押えゴム40と緩衝
用土台ゴム20によって前記と逆に土台柱30は傾くこ
とになる。このように土台柱30の傾きを自在に変化さ
せることができる構成をとることにより、建造物に縦方
向に加わった力を縦方向の力に変換し、建築物に係る衝
撃を土台柱30が傾くことによって緩衝させることがで
きるのである。このように、土台柱30の上面と下面の
双方にある緩衝用のゴムで衝撃を吸収することができる
ため、ゴムの縮むときと膨らむときの両作用を有効に活
用させることができるので、従来に比べその衝撃の緩衝
作用を効果的に発揮することができるものとなる。
の技術的意義及びその作用について述べる。まず、免震
支持構造をもつ建造物に横揺れの地震や台風により建造
物に横方向の力がかかった場合には、図8に示すよう
に、建物全体にかかる横方向の力が土台柱30に対して
伝わるときに上下方向への力へと変換され、横方向の力
が加わる側(図8においてはC側)においては、土台柱
30に上方への力Aが加わり、反対側(図8においては
D側)では、下方への力Bが加わることになる。したが
って、上方への力が加わる部位においては、緩衝用土台
ゴム20は膨らみ、緩衝用押えゴム40は縮むことにな
り、一方、力が下方へ加わる部位では緩衝用土台ゴム2
0は縮み、緩衝用押えゴム40は膨らむことになる。こ
うした力が土台柱30全体にかかるため、土台柱30は
図8にように若干傾くことになる。また、逆方向から力
が加わった場合にも、同様に緩衝用押えゴム40と緩衝
用土台ゴム20によって前記と逆に土台柱30は傾くこ
とになる。このように土台柱30の傾きを自在に変化さ
せることができる構成をとることにより、建造物に縦方
向に加わった力を縦方向の力に変換し、建築物に係る衝
撃を土台柱30が傾くことによって緩衝させることがで
きるのである。このように、土台柱30の上面と下面の
双方にある緩衝用のゴムで衝撃を吸収することができる
ため、ゴムの縮むときと膨らむときの両作用を有効に活
用させることができるので、従来に比べその衝撃の緩衝
作用を効果的に発揮することができるものとなる。
【0018】さらに、図7のように土台柱30に締結部
材50より若干大きな貫通孔を設け土台柱30が前後左
右自在に動くことができるよう構成すれば、図9のよう
に、土台柱30に加わった横方向の力により、緩衝用土
台ゴム20と緩衝用押えゴム40の双方がたわむことに
よって、土台柱30は横方向へ移動することになる。こ
のように土台柱30に水平方向の動きが加わることによ
って、前記のように力を縦方向に変換させることなく建
造物の横方向の力を直接に土台柱30において緩衝する
ことができるようになるのである。このように土台柱3
0の孔を若干大きくしておけば、実際には上述の緩衝用
土台ゴム20と緩衝用押えゴム40の縮み、膨らみの縦
方向の衝撃緩衝作用に加え、さらに、たわみによる横方
向の衝撃を直接緩衝させる作用とが相互に密接に関連し
て緩衝作用が働くことができ、より効果的な緩衝作用を
発揮することができるものとなる。
材50より若干大きな貫通孔を設け土台柱30が前後左
右自在に動くことができるよう構成すれば、図9のよう
に、土台柱30に加わった横方向の力により、緩衝用土
台ゴム20と緩衝用押えゴム40の双方がたわむことに
よって、土台柱30は横方向へ移動することになる。こ
のように土台柱30に水平方向の動きが加わることによ
って、前記のように力を縦方向に変換させることなく建
造物の横方向の力を直接に土台柱30において緩衝する
ことができるようになるのである。このように土台柱3
0の孔を若干大きくしておけば、実際には上述の緩衝用
土台ゴム20と緩衝用押えゴム40の縮み、膨らみの縦
方向の衝撃緩衝作用に加え、さらに、たわみによる横方
向の衝撃を直接緩衝させる作用とが相互に密接に関連し
て緩衝作用が働くことができ、より効果的な緩衝作用を
発揮することができるものとなる。
【0019】次に、縦方向の動きに関しては、図10に
示したように、例えば、基礎コンクリート10に下方か
ら上方への力が加わったときには、緩衝用土台ゴム20
が縮み、緩衝用押えゴム40が膨らむことにより、土台
柱30に直接与える衝撃力を緩衝し、その上部にある建
造物への衝撃力を緩和することになる。また、基礎コン
クリート10に上方から下方への力が加わった場合に
は、逆に緩衝用土台ゴム20は膨らみ、緩衝用押えゴム
40が縮むことによって衝撃力を緩衝させる。このよう
に、土台柱30の上面にある緩衝用押えゴム40と下面
にある緩衝用土台ゴム20が相互に縮んだり、膨らんだ
りすることによって、縦方向の土台柱を上方及び下方の
両方に移動可能とし、衝撃緩衝作用を与えることができ
る。これにより、土台柱30の上面と下面の双方から作
用させることができ、その可動範囲を大きくすることも
できるため、衝撃緩衝作用も従来に比べ効果的に発揮す
ることができるのである。
示したように、例えば、基礎コンクリート10に下方か
ら上方への力が加わったときには、緩衝用土台ゴム20
が縮み、緩衝用押えゴム40が膨らむことにより、土台
柱30に直接与える衝撃力を緩衝し、その上部にある建
造物への衝撃力を緩和することになる。また、基礎コン
クリート10に上方から下方への力が加わった場合に
は、逆に緩衝用土台ゴム20は膨らみ、緩衝用押えゴム
40が縮むことによって衝撃力を緩衝させる。このよう
に、土台柱30の上面にある緩衝用押えゴム40と下面
にある緩衝用土台ゴム20が相互に縮んだり、膨らんだ
りすることによって、縦方向の土台柱を上方及び下方の
両方に移動可能とし、衝撃緩衝作用を与えることができ
る。これにより、土台柱30の上面と下面の双方から作
用させることができ、その可動範囲を大きくすることも
できるため、衝撃緩衝作用も従来に比べ効果的に発揮す
ることができるのである。
【0020】さて、次に、図11に示された第2実施例
について説明する。この第2実施例においては、緩衝用
押えゴム40が土台柱30の上に単に載置する構造で
は、上面部に緩衝用押えゴム40を突出した状態になる
ことから、その空間が確保されず土台柱30の上部に建
築される建造物の弊害になることがあるので、土台柱3
0に凹部70を設けてその凹部70内に緩衝用押えゴム
40を設置する構成を採ったものである。これにより、
土台柱30の上に緩衝用押えゴム40が突出することは
なくなり、邪魔にならず、従来からある土台柱30と同
様の感覚で他の構造物の建築を行うことができる。
について説明する。この第2実施例においては、緩衝用
押えゴム40が土台柱30の上に単に載置する構造で
は、上面部に緩衝用押えゴム40を突出した状態になる
ことから、その空間が確保されず土台柱30の上部に建
築される建造物の弊害になることがあるので、土台柱3
0に凹部70を設けてその凹部70内に緩衝用押えゴム
40を設置する構成を採ったものである。これにより、
土台柱30の上に緩衝用押えゴム40が突出することは
なくなり、邪魔にならず、従来からある土台柱30と同
様の感覚で他の構造物の建築を行うことができる。
【0021】さらに、この凹部70に対して一回り小さ
い緩衝用押えゴム40を設置して、土台柱30の上面の
凹部70の側面部120と緩衝用押えゴム40の側面部
130との間に隙間が形成するように設けてある。これ
は、ゴムがたわんだり、縮んだときに緩衝用押えゴム4
0が横方向に膨らむことになるが、こうした場合凹部7
0の側面部130に圧力がかかり、土台柱30の凹部7
0が破損する可能性が生じる場合がある。しかし、この
ように隙間を形成しておけば、横方向に膨らんだときの
遊びがあるので土台柱30の凹部70に圧力がかかるこ
とがなく、土台柱30の破損等を防ぐことができるよう
になる。
い緩衝用押えゴム40を設置して、土台柱30の上面の
凹部70の側面部120と緩衝用押えゴム40の側面部
130との間に隙間が形成するように設けてある。これ
は、ゴムがたわんだり、縮んだときに緩衝用押えゴム4
0が横方向に膨らむことになるが、こうした場合凹部7
0の側面部130に圧力がかかり、土台柱30の凹部7
0が破損する可能性が生じる場合がある。しかし、この
ように隙間を形成しておけば、横方向に膨らんだときの
遊びがあるので土台柱30の凹部70に圧力がかかるこ
とがなく、土台柱30の破損等を防ぐことができるよう
になる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明請求項1記載の発
明にあっては、コンクリート基礎の上に建設された建築
物に衝撃的な荷重が加わったとしても、横方向及び縦方
向の力に対応して緩衝用土台ゴム及び緩衝用押えゴムが
縮んだり、膨らんだり、たわんだりして変形することに
より、土台柱を前後左右及び上下自在に移動させること
ができるので、その衝撃力を効果的に緩衝させることが
できる。これにより、その上部にある建造物を地震や台
風等による崩壊から防止することができるのである。ま
た、その施工、部品を従来とほぼ変わりなく、施工が容
易でかつ安価な免震支持構造を提供することができる。
明にあっては、コンクリート基礎の上に建設された建築
物に衝撃的な荷重が加わったとしても、横方向及び縦方
向の力に対応して緩衝用土台ゴム及び緩衝用押えゴムが
縮んだり、膨らんだり、たわんだりして変形することに
より、土台柱を前後左右及び上下自在に移動させること
ができるので、その衝撃力を効果的に緩衝させることが
できる。これにより、その上部にある建造物を地震や台
風等による崩壊から防止することができるのである。ま
た、その施工、部品を従来とほぼ変わりなく、施工が容
易でかつ安価な免震支持構造を提供することができる。
【0023】また、本発明請求項2記載の発明によれ
ば、緩衝用押えゴムを土台柱に突出させることがなく、
従来と同様の感覚で本発明を使用することができる。
ば、緩衝用押えゴムを土台柱に突出させることがなく、
従来と同様の感覚で本発明を使用することができる。
【0024】さらに、本発明請求項3記載の発明によれ
ば、緩衝用押えゴムがいかように変形しても土台柱に負
荷をかけることなく、破損を防止することができ、耐久
性に優れたものとすることができる。
ば、緩衝用押えゴムがいかように変形しても土台柱に負
荷をかけることなく、破損を防止することができ、耐久
性に優れたものとすることができる。
【図1】 本発明に係る第1実施例による免震支持構造
を用いた構造物の全体図を示す斜視図である。
を用いた構造物の全体図を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る第1実施例による免震支持構造
を表した斜視図である。
を表した斜視図である。
【図3】 本発明に係る第2実施例による免震支持構造
を表した斜視図である。
を表した斜視図である。
【図4】 本発明に係る第3実施例による免震支持構造
を表した斜視図である。
を表した斜視図である。
【図5】 本発明に係る第4実施例による免震支持構造
を表した斜視図である。
を表した斜視図である。
【図6】 本発明に係る免震支持構造の取り付け状態の
一実施例を示す側面断面図である。
一実施例を示す側面断面図である。
【図7】 本発明に係る免震支持構造の取り付け状態を
別実施例を示す側面断面図である。
別実施例を示す側面断面図である。
【図8】 本発明に係る免震取り付け構造に横方向の力
が加わった場合の作用を示す模式図である。
が加わった場合の作用を示す模式図である。
【図9】 本発明に係る免震取り付け構造に横方向の力
が加わった場合の作用を示す第2模式図である。
が加わった場合の作用を示す第2模式図である。
【図10】本発明に係る免震取り付け構造に縦方向の力
が加わった場合の作用を示す第2模式図である。
が加わった場合の作用を示す第2模式図である。
【図11】本発明に係る第5実施例による免震支持構造
を表した斜視図である。
を表した斜視図である。
【図12】従来による免震支持構造を表す斜視図であ
る。
る。
10 基礎コンクリート 20 緩衝用土台ゴム 30 土台柱 40 緩衝用押えゴム 50 締結部材 60 固定手段 70 凹部 80 剛性板 90 柱 110 切り欠き 120 凹部内の側面部 130 緩衝用押えゴムの側面部
Claims (3)
- 【請求項1】緩衝用土台ゴムが基礎コンクリートとその
上部に載置される土台柱との間に敷設されてなるととも
に、 緩衝用押えゴムが前記土台柱の上面に設置され、 前記基礎コンクリートから突出固定されている締結部材
を介して、前記緩衝用土台ゴム、前記土台柱及び前記緩
衝用押えゴムが固定されていることを特徴とする建造物
の免震支持構造。 - 【請求項2】前記土台柱の上面に凹部が設けられ、緩衝
用押えゴムは該凹部内に設置されたことを特徴とする請
求項1記載の免震支持構造。 - 【請求項3】前記土台柱の凹部内の側面部と緩衝用押え
ゴムの側面部との間に隙間が形成されていることを特徴
とする請求項2記載の建造物の免震支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10324887A JP2000145199A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 建造物の免震支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10324887A JP2000145199A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 建造物の免震支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000145199A true JP2000145199A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18170740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10324887A Pending JP2000145199A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 建造物の免震支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000145199A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007169040A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | クレーンの免震支持装置 |
JP2009210686A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2016031014A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 隆博 笹川 | 防震アンカー |
CN115387253A (zh) * | 2021-05-25 | 2022-11-25 | 西藏中驰集团股份有限公司 | 一种通透防撞声屏障 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10324887A patent/JP2000145199A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007169040A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | クレーンの免震支持装置 |
JP2009210686A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2016031014A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 隆博 笹川 | 防震アンカー |
CN115387253A (zh) * | 2021-05-25 | 2022-11-25 | 西藏中驰集团股份有限公司 | 一种通透防撞声屏障 |
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