JP3749367B2 - 移動制限装置付き弾性支承 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建築構造物・橋梁等において、建物上部・橋桁等の上部構造と基礎・橋脚等の下部構造との間に介装され該上部構造の荷重を支えるゴムを主体とする弾性支承に関し、更に詳しくは、該弾性支承に移動制限手段を付加したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ゴム弾性支承は地震等による過大な水平方向の力に対して変形が大きく、これを拘束するためアンカーバーもしくは緩衝装置の移動制限手段が付加される。
本出願人においては先に、実公昭61−15049号公報により、この移動制限手段が大きな設置場所を取り、不経済なものとなっていることに鑑み、設置場所を取らない移動制限手段を内蔵したゴム支承を提案した。
すなわち、該先行技術のゴム支承は、橋桁などの上部構造に固定される上沓と橋脚などの下部構造に固定される下沓と該上下沓間には補強板で重層されたゴム弾性体を配してなるゴム支承において、該上沓の中心部には支圧孔が、またゴム弾性体の中心部には上沓の支圧孔と合致する貫通孔がそれぞれ形成されており、上沓およびゴム弾性体の支圧孔および貫通孔には一端が下沓の中心部に固定され、他端に側周面が曲面をなす頭部が形成された減衰ビームが、該頭部を上沓の支圧孔内に位置せしめて配してなることを特徴とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、該先行技術は、減衰ビームの弾性変形により地震動のエネルギーの吸収を主眼とするものであり、過大変形に対する拘束性については不十分であり、更には、減衰ビームの下端が下沓に固定されることからその設置手間を要する等、なお改善の余地を残している。
そこで、本発明は該先行技術の基本的技術思想を踏まえつつ、過大変形に対する拘束性を向上させるとともに、設置作業を容易となすことのできる移動制限装置付き弾性支承を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動制限装置付き弾性支承は上記目的を達成するべく、以下の構成を採る。
すなわち、橋桁などの上部構造Gに固定される上沓1と、橋脚などの下部構造Bに固定される下沓2と、該上下沓1,2間に配されるゴム支承体5とからなる弾性支承Sにおいて、前記上沓1の中心部には拘束孔12が鉛直方向に形成され、前記下沓2の中心部には前記上沓1の拘束孔12に対応して有底の拘束孔19が鉛直方向に形成され、前記ゴム支承体5の中心部には前記上沓1及び下沓2の拘束孔12,19に対応し、これらの拘束孔に連通する貫通孔24が形成され、前記上沓1・下沓2・ゴム支承体5の拘束孔12,19及び貫通孔24より形成される拘束空間6内に1本の剛性を有する独立の拘束体7が収容されており、かつ、該拘束体7は前記上沓1・下沓2の拘束孔12,19内にその拘束移動方向に所定の空隙を存し、該拘束体は上沓の拘束孔より外れることなく傾斜可能とされてなる、ことを特徴とする。
上記構成において、ゴム支承体はその内部に鉛の円柱体からなる鉛プラグ30を高さ方向に封入した、いわゆる鉛プラグ入りゴム支承体をも含むものである。更にまた、拘束体はゴム弾性層を介して拘束空間内に傾斜可能に収容される態様を採ることもできる。
【0005】
(作用)
常時において、上部構造Gの鉛直荷重は、上沓1からゴム支承体5を介して下沓2へ伝達され、下部構造Bへ伝えられる。また、上部構造Gのたわみ変位及び伸縮変位はゴム支承体5の弾性変形によって吸収される。
この間、拘束体7は拘束空間6内に空隙を存して配されているので、これらの変位に抵抗なく追従する。
地震動等により過大な変形が生じると、拘束体7は拘束空間6内に隙間を存する方向に傾斜するが、所定の傾きにおいて該拘束体7の下部は下沓2の拘束孔19に拘束される。しかして、変位方向に運動する上沓1はその拘束孔12が拘束体7に当接し、それ以上の変位が阻止される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の移動制限装置付き弾性支承の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3はその一実施形態の弾性支承Sを示す。この実施形態においては全方向移動型を示す。
図において、Gは橋梁における橋桁等の上部構造であり、Bは橋脚・橋台等の下部構造である。
本実施形態の移動制限装置付き弾性支承Sは、上部構造Gに埋設固定される上沓1と、下部構造Bに埋設固定される下沓2と、これらの上沓1及び下沓2に取り付けられた上下フランジ3,4との間に介装されるゴム支承体5と、これらの上沓1と下沓2とゴム支承体5の中央部に形成された拘束空間6に収容された拘束体7とを含む。
【0007】
以下、これらの各部の詳細について説明する。
上沓1は、中央の肉厚に形成された上部円筒部10と、該上部円筒部10の外側面から水平に張設された上部鍔体11とからなる。該上部円筒部10は上下に貫通する円孔状の上部拘束孔12を有し、蓋体13により閉塞される。そして、該上沓1は上部鍔体11に植設されたアンカーバー15をもって上部構造Gへ固設される。
下沓2は、上沓1とほぼ対称の構造を有し、中央の肉厚に形成され底部17aを有する有底の下部円筒部17と、該下部円筒部17の外側面から水平に張設された下部鍔体18とからなる。下部円筒部17には円孔状の下部拘束孔19を有する。下部鍔体18の下面にはアンカーボルト20が取り付けられ、該アンカーボルト20をもって下部構造Bに固設される。
【0008】
ゴム支承体5は、ゴム弾性層22と補強板23とが高さ方向に交互に配された構成を採り、これらは加硫接着により強固に一体化されている。23a,23bはそれぞれ上部補強板、下部補強板である。補強板23は通常には鋼板が用いられるが、繊維強化硬質ゴム板や繊維補強合成樹脂板であってもよい。なお、上部・下部補強板23a,23bは適宜省略されうる。
該ゴム支承体5は所定の厚さを有し、その変形により傾き・伸縮変位を吸収する。また、橋桁Gの荷重を支えるべく、所定の断面積を確保されることはいうまでもない。
ゴム支承体5には、中央に円孔24が開設され、また、該ゴム支承体5の上下面に固着されるフランジ3,4にも該円孔24に対応して円孔26,27が穿設される。
そして、ゴム支承体5はフランジ3,4を介して、取付けボルト28をもって上沓1及び下沓2に取り付けられる。
【0009】
なお、ゴム支承体5については、鉛プラグ30を配したいわゆる鉛プラグ入りゴム支承体とすることができる。この場合、円柱状の鉛プラグ30は、ゴム支承体5の高さ方向に上部補強板23aから下部補強板23bまで貫通状にして、かつゴム体の中に密封して配されるとともに、方向性を有しないように均等に配されるものである。
【0010】
しかして、上記の上沓1・下沓2の拘束孔12,19、及びゴム支承体5・上下フランジ3,4のそれぞれの円孔24,26,27は同軸に配され、かつ、これらにより、拘束空間6が形成される。
拘束体7は下面32が球面とされた円柱体であって、剛体をなす。該拘束体7の外径は拘束空間6の内径よりも小さく、空隙を存して収容され、通常は、拘束空間6において傾斜したものとなっている。33は拘束体7の上端部に設けられた吊下げ金具である。なお、下面32が球面であることにより拘束体7の傾倒動作が円滑に行われるものであり、必要に応じて省略することができる。
しかして、上述した拘束空間6,就中上部拘束孔12及び下部拘束孔19と拘束体7とは移動制限装置を構成する。
【0011】
本実施形態における拘束空間6と拘束体7との配置関係は、上記の条件の外に、後記する機能を奏するに必要な条件の下に相対的に決められる。
すなわち、下沓2の下部拘束孔19の内径・深さと拘束体7の外径は拘束体7の最大傾斜角度を決める。また、拘束体7の高さは、拘束体7が最大に傾斜したとき、上沓1の上部拘束孔12から外れる程低いものであってはならず、また、上部拘束孔12の下縁が該拘束体7に当接する前にその内周面が当接してしまう程高いものであってはならず、これらの中間の高さに決められる。
また、拘束孔12,19は変位のない定常位置においては同軸であることは必要であるが、内径を同径とする必要はない。
【0012】
この実施形態の移動制限装置付き弾性支承Sは次のように作動する。
常時においては、ゴム支承体5は橋桁Gの荷重を橋脚Bに伝達支持する。
また、橋桁Gは上載荷重によるたわみ変位及び温度変化による橋軸方向への伸縮変位を受けるものであるが、これらの変位はゴム支承体5によっって吸収される。
上記の作用において、拘束体7は空間6内に非拘束状態で配されたものであるので、何らの抵抗もなくこれらの作用を許容する。
今、地震動(その他強力な風荷重、衝撃)等の強大な振動荷重が作用したとき、橋桁G及び橋脚Bは相対的変位をなし、両者間にゴム支承体5の許容値を越えるような水平変位が生ずることにもなる。
図3は橋桁Gが図中右へイ方向(もしくは橋脚Bが左へロ方向)へ移動距離Lだけ揺れた状態を示す。
このとき、拘束体7はその上部を上沓1の拘束孔の下縁aに押され、また、該拘束体7の下面の球面部32を支点として、右方向へ倒れるが、該拘束体7の下部は下沓2の拘束孔の上縁部bと周壁部cとで把持され、移動は完全に拘束される。これにより橋桁Gのそれ以上のイ方向の移動は阻止される。
次いで反対方向の揺れ(図中ハ方向)が生じたとき、拘束体7は上沓1の拘束孔の周面d及び下縁eによって押され、反対側に倒れるが、拘束体7の下部が上記に準じ所定の傾斜で完全に拘束される。
上沓1の拘束孔の下縁eはこの拘束体7に衝接し、橋桁Gはそれ以上の移動を止める。
このようにして、橋桁Gが水平方向のどの方向(橋軸方向・橋軸直角方向)に移動したとしても、その過大な変位が阻止される。これによってゴム支承体5の破損が防止される。
なお、ゴム支承体5に鉛プラグが封入されているとき、鉛プラグのエネルギー吸収作用により橋桁Gの振動は速やかに吸収される。
本実施形態においては、拘束体7は拘束空間6の水平方向のどの方向にも空隙を存しているので、多軸方向に変位する橋桁G、例えば曲線桁に用いられて好適である。
【0013】
(第2実施形態)
図4は本発明の移動制限装置付き弾性支承の他の実施形態を示す。図において、先の実施形態と同等の部材については、同一の符号が付されている。
この実施形態では一方向移動型の弾性支承Tを示す。すなわち、拘束空間6Aを構成する上沓1の上部拘束孔12・下沓2の下部拘束孔19は橋軸方向に長い長方形状に形成され、また、その拘束空間6A内に収容される拘束体7Aも長方形状の断面とされる。
橋軸直角方向には、拘束体7と拘束孔12,19との間に平板状の滑り板35が介装される。該滑り板35はいずれかの面に固設される外、いずれかの拘束孔12,19への設置を省略してもよい。更には、滑り板を省略して、拘束体7と拘束孔12,19とを直接的に摺接させてもよい。
橋軸方向には拘束体7と拘束孔12,19との間に所定の隙間が保持される。
【0014】
この弾性支承Tの全体の断面形状は、拘束空間6Aの形状に対応して長方形もしくは正方形状にされるも、あるいは第1実施形態と同じ円形にされるも自由である。
この弾性支承Tでは、拘束空間6A及び拘束体7Aの長辺方向を橋軸方向に向けて設置され、橋桁Gが橋軸方向に過大な変形が生じたとき、拘束体7Aは拘束空間6Aによって拘束され、ゴム支承体5の過大な変形を阻止する。すなわち、橋軸方向が拘束移動方向である。橋軸直角方向については、拘束体7Aと拘束孔12,19とは滑り板35を介して、または介さずして、摺接しているので常時においても拘束されている。
なお、上記の態様とは逆に、橋軸直角方向を拘束移動方向として設置することも何ら妨げるものではない。
更に、拘束空間6あるいは拘束体7の断面形状は正方形を除外するものではない。
【0015】
(第3実施形態)
叙上の2つの実施形態において、衝撃緩和手段を施すことは本発明の更に他の実施の形態(第3実施形態)を形成する。
その一つの実施形態は、拘束体7,7Aにゴム弾性層が被着されてなる態様を採る。図5(a)(b)はそれぞれ、左部分が円柱体の拘束体7に対するものであり、右部分が長方形状断面の拘束体7Aに対するものを示す。
図示されるように、拘束体7に対してはゴム弾性層37が全周にわたって被着され、また、拘束体7Aに対しては該拘束体7Aの橋軸方向面にゴム弾性層38が被着されるものである。ゴム弾性層37は接着剤を介して、又は介さずして装着されるが、ゴム弾性層38は接着剤により一体的に装着される。
他の実施形態としては、拘束孔12,19にゴム弾性層が施される態様を採る。図6(a)(b)はそれぞれ、左部分が円孔状の拘束孔12,19に対するものであり、右部分が長方形状の拘束孔12,19に対するものを示す。
図示されるように、円孔状の拘束孔12,19に対しては、円筒状のゴム弾性層39,40が拘束孔12,19の外面に接着剤をもって一体的に装着される。ゴム弾性層40は有底の筒状体をなす。また、長方形状の拘束孔12,19に対しては、橋軸方向の面にゴム弾性層41,42が接着により装着される。
上記の態様は拘束体7,7Aあるいは拘束孔12,19のいずれかに対するものであるが、それらの両方にゴム弾性層を装着する態様を除外するものではない。
叙上のゴム弾性層37〜42のゴム素材は衝撃に耐えうる強度・厚さ及び硬度に設定される。
しかして、拘束体7,7A、拘束孔12,19へのゴム弾性層の装着により、拘束体7,7Aはゴム弾性層を介して拘束孔に拘束され、その拘束動作における衝撃が緩和される。すなわち、衝撃力の緩和により過大な応力が生ぜず、当該弾性支承及び支承周りの破損が防止される。また、衝撃音の緩和もなされる。
【0016】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技術的範囲内に包含されるものである。
1)第1実施形態において、下沓2の下部拘束孔19の幅を拘束体7の径と同じとする長溝とすれば、第2実施形態と同等の作用を発揮することができる。
2)叙上の実施形態ではいずれもフランジ3,4を介して弾性支承を上沓1及び下沓2に設置したが、これらのフランジ3,4を省略して直接的に設置してもよい。
3)叙上の実施形態ではいずれも橋梁構造物に例を採ったが、建築構造物への適用も同様になされ、本移動制限装置付き弾性支承は建物上部と基礎との間、あるいは上層の建物と下層の建物との間、更には建物間の高架通路に設置されるものである。
【0017】
【発明の効果】
本発明の移動制限装置付き弾性支承は上記構成よりなり作用を奏するものであるので、以下の特有の効果を有する。
1)拘束空間と拘束体とからなる移動制限装置は弾性支承に内蔵されたものとなっているので、設置場所を取らず、設計の自由度が向上する。
2)拘束体は剛体よりなるので、大きな拘束力を発揮することができる。
3)拘束体は弾性支承の内部に形成された拘束空間に装入設置するだけでよいので、設置作業が容易であり、施工効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の移動制限装置付き弾性支承の一実施形態の全体構造を示す断面図。
【図2】 図1のX−X断面図。
【図3】 その作動を説明する模式図。
【図4】 (a) 図は他の実施形態の断面構造図、(b) 図は(a) 図のY−Y線断面図。
【図5】 (a) 図は衝撃緩和手段を施した拘束体の断面図、(b) 図は(a) 図のV−V線断面図。
【図6】 (a) 図は衝撃緩和手段を施した拘束孔の断面図、(b) 図は(a) 図のVI−VI線断面図。
【符号の説明】
G…上部構造、B…下部構造、S…弾性支承、1…上沓、2…下沓、5…ゴム支承体、6…拘束空間、7…拘束体、12・19…拘束孔、24…貫通孔、30…鉛プラグ、37,38,39,40,41…ゴム弾性層

Claims (3)

  1. 上部構造に固定される上沓と、下部構造に固定される下沓と、該上下沓間に配されるゴム支承体とからなる弾性支承において、
    前記上沓の中心部には拘束孔が鉛直方向に形成され、
    前記下沓の中心部には前記上沓の拘束孔に対応して有底の拘束孔が鉛直方向に形成され、
    前記ゴム支承体の中心部には前記上沓及び下沓の各拘束孔に対応し、これらの拘束孔に連通する貫通孔が形成され、
    前記上沓・下沓・ゴム支承体の拘束孔及び貫通孔より形成される拘束空間内に1本の剛性を有する独立の拘束体が収容されており、かつ、該拘束体は前記上沓・下沓の拘束孔内にその拘束移動方向に所定の空隙を存し、該拘束体は上沓の拘束孔より外れることなく傾斜可能とされてなる、
    ことを特徴とする移動制限装置付き弾性支承。
  2. ゴム支承体は内部に鉛プラグを封入してなる請求項1に記載の移動制限装置付き弾性支承。
  3. 拘束体はゴム弾性層を介して拘束空間内に傾斜可能に収容される請求項1又は2のいずれかに記載の移動制限装置付き弾性支承。
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