JPH0579776B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0579776B2 JPH0579776B2 JP60089757A JP8975785A JPH0579776B2 JP H0579776 B2 JPH0579776 B2 JP H0579776B2 JP 60089757 A JP60089757 A JP 60089757A JP 8975785 A JP8975785 A JP 8975785A JP H0579776 B2 JPH0579776 B2 JP H0579776B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer frame
- vibration
- vibration isolating
- floor
- crosspiece
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、建物の床面を形成するに最適な防振
床パネルに関する。
床パネルに関する。
〈従来の技術〉
建物の床面を形成する床パネルとしては、外枠
材を矩形に組み、その上面に面材を張設し外枠材
と面材が為す内部にグラスウール等の断熱、吸音
性の高い部材を内装したものが多く提供されてい
る。
材を矩形に組み、その上面に面材を張設し外枠材
と面材が為す内部にグラスウール等の断熱、吸音
性の高い部材を内装したものが多く提供されてい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉
この床パネルは上記断熱、吸音材をパネル上面
に貼着させると材質によつては吸水等を起して容
易に断熱、吸音性能を劣化させてしまう。
に貼着させると材質によつては吸水等を起して容
易に断熱、吸音性能を劣化させてしまう。
よつて通常、パネルの厚さ方向に天井材との間
に上記断熱材、吸音材を内装することによつて吸
音、遮音性能を発揮させる。
に上記断熱材、吸音材を内装することによつて吸
音、遮音性能を発揮させる。
しかし断熱、吸音材の吸音性能による防音性能
の向上丈では十分期待する効果も得られず、特に
建物床面を形成する場合は、面材上部からの衝撃
力による振動を防止する機能、所謂防振機能が十
分発揮されない。
の向上丈では十分期待する効果も得られず、特に
建物床面を形成する場合は、面材上部からの衝撃
力による振動を防止する機能、所謂防振機能が十
分発揮されない。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は上記の課題を解決する為になされた防
振床パネルに係るものであつて、 外枠材を略矩形に組み、該矩形内でかついずれ
かの外枠材と平行に複数の桟材を架設して床枠体
を形成し、該床枠体の上面に面材を張設した床パ
ネルにおいて、前記外枠材と桟材、外枠材と外枠
材にて各々分割された、前記面材の裏面側に、前
記外枠材及び桟材と隙間を生じない状態で二枚の
防振板を積層状に嵌装するとともに、前記外枠材
と桟材の側面に取着した受桟により、前記防振板
のうち下層側の防振板を支持して前記上層側の防
振材を面材の裏面に対し密接状態に定着させたこ
とを特徴とするものである。
振床パネルに係るものであつて、 外枠材を略矩形に組み、該矩形内でかついずれ
かの外枠材と平行に複数の桟材を架設して床枠体
を形成し、該床枠体の上面に面材を張設した床パ
ネルにおいて、前記外枠材と桟材、外枠材と外枠
材にて各々分割された、前記面材の裏面側に、前
記外枠材及び桟材と隙間を生じない状態で二枚の
防振板を積層状に嵌装するとともに、前記外枠材
と桟材の側面に取着した受桟により、前記防振板
のうち下層側の防振板を支持して前記上層側の防
振材を面材の裏面に対し密接状態に定着させたこ
とを特徴とするものである。
〈実施例〉
以下、図面に基づき本発明の防振床パネルを詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は防振床パネルPを示す斜視図である。
防振床パネルPは外枠体11,11,12,12
と桟材13,13及び面材2の各部材から成る。
これら部材は通常木質材が用いられる。
防振床パネルPは外枠体11,11,12,12
と桟材13,13及び面材2の各部材から成る。
これら部材は通常木質材が用いられる。
すなわち、外枠材11,11と12,12を略
矩形に組み、その矩形内に桟材13,13を所定
間隔で且つ外枠材11,11と平行に架設して床
枠体1を形成する。
矩形に組み、その矩形内に桟材13,13を所定
間隔で且つ外枠材11,11と平行に架設して床
枠体1を形成する。
この床枠体1の上面、所謂床面となる部分には
合板等からなる面材2を張設する。これら床枠体
1を構成する部材相互及び床枠体1と面材2との
接合は接着剤や釘打ち等の手段により行われる。
合板等からなる面材2を張設する。これら床枠体
1を構成する部材相互及び床枠体1と面材2との
接合は接着剤や釘打ち等の手段により行われる。
斯る構成の床枠体1は外枠材11,11,1
2,12と桟材13,13とによつて各々分割
(図例では外枠材11−外枠材12−桟材13−
外枠材12,桟材13−外枠材12−桟材13−
外枠材12,桟材13−外枠材12−外枠材11
−外枠材12の3つに分割)される。
2,12と桟材13,13とによつて各々分割
(図例では外枠材11−外枠材12−桟材13−
外枠材12,桟材13−外枠材12−桟材13−
外枠材12,桟材13−外枠材12−外枠材11
−外枠材12の3つに分割)される。
そしてこの分割された内部に防振材3が嵌装さ
れる。
れる。
この防振材3は、例えば石膏ボード若しくはフ
レキシブルボード等防振効果の大きい防振板にて
形成される。
レキシブルボード等防振効果の大きい防振板にて
形成される。
第2図及び第3図は、防振材3の嵌装状態を説
明する第1図のA−A線及びB−B線矢視断面図
である。
明する第1図のA−A線及びB−B線矢視断面図
である。
第2図で示す様に外枠材11,11と桟材13
によつて分割された長さ、すなわちスパンa及び
第3図で示す様に外枠材12と12がなすスパン
bにおいて面材2の裏面側に防振材3を嵌装す
る。用いられる防振材3はスパンa,bに対応し
た矩形状の防振材であり、面材2の裏面と密接状
態でかつその側端が外枠材11,12,桟材13
と隙間を生じない状態で嵌装される。
によつて分割された長さ、すなわちスパンa及び
第3図で示す様に外枠材12と12がなすスパン
bにおいて面材2の裏面側に防振材3を嵌装す
る。用いられる防振材3はスパンa,bに対応し
た矩形状の防振材であり、面材2の裏面と密接状
態でかつその側端が外枠材11,12,桟材13
と隙間を生じない状態で嵌装される。
同様にして外枠材11,11,12,12及び
桟材13,13によつて分割された部分の面材2
の裏面夫々に防振材3,3…が嵌装される。
桟材13,13によつて分割された部分の面材2
の裏面夫々に防振材3,3…が嵌装される。
斯る防振材3,3…の押え具として合板端材や
石膏ボード等からなる受桟4,4…を、外枠材1
1,12及び桟材13の各対向する側面に取着す
る。
石膏ボード等からなる受桟4,4…を、外枠材1
1,12及び桟材13の各対向する側面に取着す
る。
これにより面材2の裏面に対し防振材3とを密
着状態に支持できる。
着状態に支持できる。
上記の如くして防振材を定着させることにより
本発明の防振床パネルPが形成される。
本発明の防振床パネルPが形成される。
この防振床パネルPは面材2の裏面全域に隙間
のない状態で防振材3が定着されているので、面
材2自体の面剛性が高まるとともに、面材2の表
面から受ける振動を吸収して防振効果を発揮す
る。
のない状態で防振材3が定着されているので、面
材2自体の面剛性が高まるとともに、面材2の表
面から受ける振動を吸収して防振効果を発揮す
る。
さらに防振材3を二枚の防振材3aと3bにて
形成し、これを積層状態にすることで、両防振板
3a,3b相互がなす振動吸収効果が大きくな
り、さらに高い防振床パネルを提供出来る。
形成し、これを積層状態にすることで、両防振板
3a,3b相互がなす振動吸収効果が大きくな
り、さらに高い防振床パネルを提供出来る。
尚床パネルとしては防振機能の他に、例えば防
振材の劣化等を防ぐ為に床下からの湿気を遮断す
る防湿機能が要求される場合がある。
振材の劣化等を防ぐ為に床下からの湿気を遮断す
る防湿機能が要求される場合がある。
この場合第4図(第1図におけるA−A線矢視
断面図)で示す様に、下層側の防振材3,3…に
合成樹脂等からなる防湿膜5,5…を取付けるこ
とで湿気から保護できる。
断面図)で示す様に、下層側の防振材3,3…に
合成樹脂等からなる防湿膜5,5…を取付けるこ
とで湿気から保護できる。
第5図は上記構成を有する防振床パネルPと従
来の構造を有する床パネルをJISA1418によつて
測定した防振効果の差異を示すグラフ図である。
来の構造を有する床パネルをJISA1418によつて
測定した防振効果の差異を示すグラフ図である。
この図からも解る様に、各床パネルが受ける重
量衝撃に対して発生する各周波数帯域(バンド)
における衝撃音れべる(dB)に、6dB程度の低
減効果をみることができた。
量衝撃に対して発生する各周波数帯域(バンド)
における衝撃音れべる(dB)に、6dB程度の低
減効果をみることができた。
所謂本発明の防振床パネルPは、生活音域での
床衝撃音レベルの低下が得られ実用価値の大きい
ことが実証された。
床衝撃音レベルの低下が得られ実用価値の大きい
ことが実証された。
〈発明の効果〉
以上説明した様に本発明の防振床パネルは、防
振材を床枠体内に密着状態で嵌装し、かつ防振材
自体も二枚の防振板を積層状態に形成されている
ので生活音域での衝撃音を、従来の床パネルと比
較して著しく低減できる。その為建物床を構成す
るには極めて最適な床パネルとなる。
振材を床枠体内に密着状態で嵌装し、かつ防振材
自体も二枚の防振板を積層状態に形成されている
ので生活音域での衝撃音を、従来の床パネルと比
較して著しく低減できる。その為建物床を構成す
るには極めて最適な床パネルとなる。
又防振材等の定着は床枠体内に、所謂パネルの
厚さ内部にて行なわれるので常に一定のパネル厚
を維持し得る。
厚さ内部にて行なわれるので常に一定のパネル厚
を維持し得る。
しかもパネルの厚さ内部に定着されることは防
振材を外力等による破損から保護することにもな
り、よつて床パネルの防振機能を機械的にも保護
できる。
振材を外力等による破損から保護することにもな
り、よつて床パネルの防振機能を機械的にも保護
できる。
第1図は、本発明に係る防振床パネルの全体斜
視図、第2図は、第1図のA−A線矢視断面図、
第3図は、第2図のB−B線矢視断面図、第4図
は、他の実施例を示す第1図のA−A線矢視断面
図、第5図は、本発明の防振床パネルと従来の床
パネルの床衝撃音レベルを比較したグラフ図であ
る。 1……床枠体、11,11……外枠材、12,
12……外枠材、13,13……桟材、2……面
材、3……防振材、3a,3b……防振板、4…
…受桟。
視図、第2図は、第1図のA−A線矢視断面図、
第3図は、第2図のB−B線矢視断面図、第4図
は、他の実施例を示す第1図のA−A線矢視断面
図、第5図は、本発明の防振床パネルと従来の床
パネルの床衝撃音レベルを比較したグラフ図であ
る。 1……床枠体、11,11……外枠材、12,
12……外枠材、13,13……桟材、2……面
材、3……防振材、3a,3b……防振板、4…
…受桟。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外枠材を略矩形に組み、該矩形内でかついず
れかの外枠材と平行に複数の桟材を架設して床枠
体を形成し、該床枠体の上面に面材を張設した床
パネルにおいて、 前記外枠材と桟材、外枠材と外枠材にて各々分
割された、前記面材の裏面側に、 前記外枠材及び桟材と隙間を生じない状態で二
枚の防振板を積層状に嵌装するとともに、 前記外枠材と桟材の各側面に取着した受桟によ
り、前記防振板のうち下層側の防振板を支持して
前記上層側の防振材を前記面材の裏面に対し密接
状態に定着させたことを特徴とする防振床パネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60089757A JPS61250258A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 防振床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60089757A JPS61250258A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 防振床パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61250258A JPS61250258A (ja) | 1986-11-07 |
JPH0579776B2 true JPH0579776B2 (ja) | 1993-11-04 |
Family
ID=13979594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60089757A Granted JPS61250258A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 防振床パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61250258A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03199569A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-30 | Sekisui Chem Co Ltd | 外廊下の床構造 |
JPH0657877A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-01 | Misawa Homes Co Ltd | 便所用床パネル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721118B2 (ja) * | 1973-10-12 | 1982-05-04 | ||
JPS61165448A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-26 | ナショナル住宅産業株式会社 | 床パネル |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55103316U (ja) * | 1979-01-17 | 1980-07-18 | ||
JPS636343Y2 (ja) * | 1980-07-05 | 1988-02-23 |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP60089757A patent/JPS61250258A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721118B2 (ja) * | 1973-10-12 | 1982-05-04 | ||
JPS61165448A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-26 | ナショナル住宅産業株式会社 | 床パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61250258A (ja) | 1986-11-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |