JP2002166509A - 熱収縮性多層フィルム - Google Patents
熱収縮性多層フィルムInfo
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Abstract
印刷性及びに層間密着性に優れた熱収縮性多層フィルム
を提供すること。 【解決手段】 特定のビニル芳香族炭化水素と共役ジエ
ンの共重合体を主体にした重合体(組成物)に、脂肪酸
アマイド、炭化水素ワックス、脂肪酸から選ばれた少な
くとも1種以上の滑剤を特定量配合して得た成分から形
成されるフイルムを外層に用いた熱収縮性多層フィルム
とすること。
Description
滑性、耐ブロッキング性、印刷性及び層間密着性に優れ
た熱収縮性多層フィルムに関する。
て用いられる熱収縮性フィルムには、熱収縮性や収縮後
の仕上がりがよく、廃棄の際にもポリ塩化ビニルのよう
な環境汚染問題のない点から、スチレン−ブタジエン系
ブロック共重合体フィルムが用いられている。しかし、
このフィルムは柔らかく腰がない、自然収縮が大きいと
いった問題があり、これらの欠点を改良すべく各種多層
フィルムが提案されている(特開平9−114380号
公報、特開平11−77916号公報)。しかしなが
ら、これらのフィルムは、外層樹脂から内層樹脂への滑
剤の移行が起こり、外層樹脂単独で製膜したフィルムに
比べ、表面特性が劣るという問題がある。その対策とし
て外層樹脂に滑剤を多量に添加することも考えられる
が、多量すぎると印刷性が劣るという問題が生じる。ま
た、多層にした場合、層間の密着性が劣るという問題も
生じる。
な状況を踏まえ、剛性、熱収縮性、滑性、耐ブロッキン
グ性、印刷性及びに層間密着性に優れた熱収縮性多層フ
ィルムを提供することを目的とする。
的を果たすべく鋭意研究を重ねた結果、特定のビニル芳
香族炭化水素と共役ジエンの共重合体を主体にし、特定
の滑剤を特定量配合して得たフイルムを外層に用いるこ
とにより、剛性、熱収縮性、表面特性に優れた多層フィ
ルムが得られることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
が、下記の(a)、(b)、(c)を含有し、かつ
(a)50〜100質量部、(b)0〜50質量部、及
び(c)が(a)と(b)の和100質量部あたり0.
03〜0.5質量部とからなる成分で形成されている熱
収縮性多層フィルムに関する。 (a)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンの比が60〜
90:40〜10であるブロック共重合体 (b)下記の(i)乃至(iv)から選ばれた少なくとも
1種のビニル芳香族炭化水素系重合体 (i)ビニル芳香族炭化水素重合体 (ii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸から
なる共重合体 (iii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸エ
ステルからなる共重合体 (iv)ゴム変性スチレン系重合体 (c)下記の(v)〜(vii)から選ばれた少なくとも1
種の滑剤 (v)脂肪酸アマイド (vi)炭化水素ワックス (vii)脂肪酸
合体がビニル芳香族炭化水素と共役ジエンの比が60〜
90:40〜10である。またブロック率が70〜90
質量%、オゾン分解後のビニル芳香族炭化水素ブロック
の分子量が10,000〜50,000であることが好
ましい。更には外層フイルム表面の静止摩擦係数が0.
2〜0.5であることが特に好ましい。また、内層乃至
は二層の場合の他層が下記の(d)ビニル芳香族炭化水
素と共役ジエンからなるブロック共重合体及び/又は
(b)ビニル芳香族炭化水素系重合体から選ばれた少な
くとも1種のスチレン系重合体から形成された層を有す
る熱収縮性多層フィルムであることが好ましい。 (d)スチレン系重合体 (viii)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなるブロ
ック共重合体 (i)ビニル芳香族炭化水素重合体 (ii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸から
なる共重合体 (iii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸エ
ステルからなる共重合体 (iv)ゴム変性スチレン系重合体
使用される(a)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンの
ブロック共重合体に用いられるビニル芳香族炭化水素と
しては、スチレン、o−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、p−tert−ブチルスチレン、2,4−ジメ
チルスチレン、2,5−ジメチルスチレン、α−メチル
スチレン、ビニルナフタレン、ビニルアントラセン等を
挙げることができるが、特に一般的にはスチレンが挙げ
られる。
合体の製造に用いられる共役ジエンとしては、1,3−
ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプ
レン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,
3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン等が挙げられ
るが、特に一般的なものとしては、1,3−ブタジエ
ン、イソプレンが挙げられる。
の質量比は、60〜90:40〜10であり、好ましく
は70〜85:30〜15である。ビニル芳香族炭化水
素の質量比が60質量%未満ではフィルムの剛性が、9
0質量%を超えると熱収縮性が低下して実用に供せな
い。
炭化水素のブロック率は、70〜90質量%であること
が好ましい。ブロック率が70質量%未満であるとフィ
ルムの剛性が低下し、90質量%を超えると滑剤の表面
への移行が進まず表面特性に劣るため実用に供せないき
らいがある。なお、ビニル芳香族炭化水素のブロック率
は次式により求めたものである。即ち、ブロック率
(%)=(W1/W0)×100である。ここでW1は
共重合体中のビニル芳香族炭化水素のブロック重合鎖の
質量、W0はブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水
素の全重量を示す。また、前記式中のW1は、ブロック
共重合体を公知文献「ラバーケミストリーアンド テク
ノロジー (Y.TANAKA,et.al.,RUB
BERCHEMISTRY AND TECHNOLO
GY)」58,16頁(1985)に記載の方法でオゾ
ン分解し、得られたビニル芳香族炭化水素重合体成分を
ゲルパーミエーションクロマトグラフ(以下GPCと略
す)測定して、クロマトグラムに対応する分子量を、標
準ポリスチレン及びスチレンオリゴマーを用いて作成し
た検量線から求め、数平均分子量3,000を超えるも
のをピーク面積より定量して求めた。検出器として波長
を254nmに設定した紫外分光検出器を使用した。
炭化水素ブロックの分子量は10,000〜50,00
0であることが好ましい。分子量が10,000未満で
は滑剤のフィルム表面への移行が進みすぎるため印刷性
が低下し、50,000を超えると滑剤のフィルム表面
への移行が進まず耐ブロッキング性が劣るため、それぞ
れ実用に供せないきらいがある。更に好ましくは10,
000〜40.000である。
の製造について説明する。(a)のブロック共重合体
は、有機溶剤中で有機リチウム化合物を開始剤としてビ
ニル芳香族炭化水素と共役ジエンを重合することによっ
て得られる。有機溶剤としてはブタン、ペンタン、ヘキ
サン、イソペンタン、ヘプタン、オクタン、イソオクタ
ン等の脂肪族炭化水素、シクロペンタン、メチルシクロ
ペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エ
チルシクロヘキサン等の脂環式炭化水素あるいはベンゼ
ン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン等の芳香族炭
化水素等公知の有機溶剤が使用できる。
以上のリチウム原子が結合した化合物であり、例えばエ
チルリチウム、n−プロピルリチウム、イソプロピルリ
チウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウ
ム、t−ブチルリチウムのような単官能有機リチウム化
合物、ヘキサメチレンジリチウム、ブタジエニルジリチ
ウム、イソプレニルジリチウムのような多官能有機リチ
ウム化合物が使用できる。
及び共役ジエンは、前記したものが使用できるが、それ
ぞれ1種又は2種以上を選んで重合に用いることができ
る。そして、前記の有機リチウム化合物を開始剤とする
リビングアニオン重合では、重合反応に供したビニル芳
香族炭化水素及び共役ジエンはほぼ全量が重合体に転化
する。
炭化水素のブロック率は、ビニル芳香族炭化水素と共役
ジエンを共重合させる際のランダム化剤の添加量により
制御できる。ランダム化剤としては主としてテトラヒド
ロフラン(THF)が用いられるが、その他のエーテル
類やアミン類、チオエーテル類、ホスホルアミド、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、カリウム又はナトリウムの
アルコキシド等も使用できる。
THFの他に、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、
ジフェニルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル等が挙
げられる。アミン類としては第三級アミン、例えば、ト
リメチルアミン、トリエチルアミン、テトラメチルエチ
レンジアミンの他、環状アミン等も使用できる。その他
にトリフェニルホスフィン、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、アルキルベンゼンスルホン酸カリウム又はナトリウ
ム、カリウム又はナトリウムブトキシド等もランダム化
剤として用いることができる。
単量体100質量部に対し、0.001〜10質量部が
好ましい。添加時期は重合反応の開始前でも良いし、ビ
ニル芳香族炭化水素と共役ジエンの共重合鎖の重合前で
も良い。また必要に応じて追加添加することもできる。
共役ジエンを重合缶に連続フィードするか、ビニル芳香
族炭化水素と共役ジエンを重合缶に交互に少量ずつ分添
することによってもブロック率は制御できる。
のビニル芳香族炭化水素ブロックの分子量は、開始剤と
単量体の比、及びビニル芳香族炭化水素と共役ジエンの
比により制御できる。
は、水、アルコール、二酸化炭素等の重合停止剤を、活
性末端を不活性化させるのに十分な量を添加することに
より、不活性化される。得られたブロック共重合体溶液
より共重合体を回収する方法としては、メタノール等
の貧溶媒により析出させる方法、加熱ロール等により
溶媒を蒸発させて析出させる方法(ドラムドライヤー
法)、濃縮器により溶液を濃縮した後にベント式押出
機で溶媒を除去する方法、溶液を水に分散させ、水蒸
気を吹き込んで溶媒を加熱除去して共重合体を回収する
方法(スチームストリッピング法)等、任意の方法が採
用できる。
化水素系重合体は、(i)ビニル芳香族炭化水素重合
体、(ii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸
からなる共重合体、(iii)ビニル芳香族炭化水素と
(メタ)アクリル酸エステルからなる共重合体、(iv)
ゴム変性スチレン系重合体から選ばれた少なくとも1種
の重合体である。
は、前記のビニル芳香族炭化水素の単独重合体または2
種以上の共重合体が用いられる。特に一般的なものとし
てポリスチレンが挙げられる。
クリル酸からなる共重合体は、前記のビニル芳香族炭化
水素と(メタ)アクリル酸を重合することによって得ら
れるが、重合には各単量体をそれぞれ1種又は2種以上
選んで用いることができる。
酸、メタクリル酸が挙げられる。
アクリル酸エステルからなる共重合体は、前記のビニル
芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸エステルを重合す
ることにより得られるが、重合には各単量体をそれぞれ
1種又は2種以上選んで用いることができる。
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−
ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヘキシル、
アクリル酸(2−エチル)ヘキシル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタク
リル酸(2−ヒドロキシ)エチル等が挙げられる。
ニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸又はビニル芳
香族炭化水素と(メタ)アクリル酸エステルの質量比が
5〜99:95〜1、好ましくは40〜99:60〜
1、更に好ましくは70〜99:30〜1である単量体
混合物を重合して得られる。
ル芳香族炭化水素もしくはこれと共重合可能な単量体と
各種エラストマーとの混合物を重合することによって得
られる。ビニル芳香族炭化水素としては、前記の(a)
のブロック共重合体で説明したものが用いられ、これと
共重合可能な単量体としては、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸エステル、アクリロニトリル等が挙
げられる。また、エラストマーとしては、ブタジエンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体エラストマー、クロロプレンゴム、天
然ゴム等が用いられる。特に好ましいゴム変性スチレン
系重合体としては、耐衝撃性ゴム変性スチレン樹脂(H
IPS)、MBS樹脂、MBAS樹脂が挙げられる。
ポリブタジエン又はブタジエンを主成分とするスチレン
との共重合体ゴムラテックスを公知の乳化重合法で製造
する。この際に、架橋剤や連鎖移動剤を使用しても良
い。次に、MBS樹脂は、このゴムラテックスにスチレ
ン、メチルメタクリレート及び/又はアルキルアクリレ
ートを、MBAS樹脂はスチレン、メチルメタクリレー
ト、アクリロニトリル及び/又はアルキルアクリレート
を添加し、グラフト重合を行うことによって得られる。
MBA樹脂、MBAS樹脂に使用されるアルキルアクリ
レートは、前記の(iii)ビニル芳香族炭化水素と(メ
タ)アクリル酸エステルからなる共重合体で述べたアル
キルアクリレートが挙げられる。
体と(b)のビニル芳香族炭化水素系共重合体の質量比
は、50〜100:0〜50であり、好ましくは55〜
100:0〜45であり、更に好ましくは60〜10
0:0〜40である。(a)のブロック共重合体が50
質量%未満では、フィルムの熱収縮性が不足する。
(v)脂肪酸アマイド、(vi)炭化水素系ワックス、(v
ii)脂肪酸から選ばれた少なくとも1種の滑剤である。
酸アマイド、パルミチン酸アマイド、ステアリン酸アマ
イド、ベヘン酸アマイド、ヒドロキシステアリン酸アマ
イド等の飽和脂肪酸モノアマイド、オレイン酸アマイ
ド、エルカ酸アマイド、リシノール酸アマイド等の不飽
和脂肪酸モノアマイド、N−ステアリルステアリン酸ア
マイド、N−オレイルオレイン酸アマイド、N−ステア
リルオレイン酸アマイド、N−オレイルステアリン酸ア
マイド、N−ステアリルエルカ酸アマイド、N−オレイ
ルパルミチン酸アマイド、メチロールステアリン酸アマ
イド、メチロールベヘン酸アマイド等の置換アマイド
類、メチレンビスステアリン酸アマイド、エチレンビス
カプリン酸アマイド、エチレンビスラウリン酸アマイ
ド、エチレンビスステアリン酸アマイド、エチレンビス
イソステアリン酸アマイド、エチレンビスヒドロキシス
テアリン酸アマイド、エチレンビスベヘン酸アマイド、
ヘキサメチレンビスヒドロキシステアリン酸アマイド、
N,N’−ジステアリルアジピン酸アマイド、N,N’
−ジステアリルセバシン酸アマイド等の飽和脂肪酸ビス
アマイド、エチレンビスオレイン酸アマイド、ヘキサメ
チレンビスオレイン酸アマイド、N,N’−ジオレイル
アジピン酸アマイド、N,N’−ジオレイルセバシン酸
アマイド等の不飽和脂肪酸ビスアマイド、m−キシリレ
ンビスステアリン酸アマイド、N,N’−ジステアリル
イソフタル酸アマイド等の芳香族ビスアマイドが挙げら
れ、これらを単独で使用しても良いし、2種以上を併用
しても良い。
ワックス、みつろう、モンタンワックス、パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャー
・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス、変性ポ
リエチレンワックス、硬化ひまし油等が挙げられ、これ
らを単独で使用しても良いし、2種以上を併用しても良
い。
肪酸アマイド製造の際に使用される飽和脂肪酸、不飽和
脂肪酸、N−置換脂肪酸等が挙げられる。すなわち、ラ
ウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ヒ
ドロキシステアリン酸等の飽和脂肪酸、オレイン酸、エ
ルカ酸、リシノール酸等の不飽和脂肪酸、N−ステアリ
ルステアリン酸、N−オレイルオレイン酸、N−ステア
リルオレイン酸、N−オレイルステアリン酸、N−ステ
アリルエルカ酸、N−オレイルパルミチン酸、メチロー
ルステアリン酸、メチロールベヘン酸等の置換脂肪酸、
メチレンビスステアリン酸、エチレンビスカプリン酸、
エチレンビスラウリン酸、エチレンビスステアリン酸、
エチレンビスイソステアリン酸、エチレンビスヒドロキ
システアリン酸、エチレンビスベヘン酸、ヘキサメチレ
ンビスヒドロキシステアリン酸、N,N’−ジステアリ
ルアジピン酸、N,N’−ジステアリルセバシン酸等の
飽和脂肪酸、エチレンビスオレイン酸、ヘキサメチレン
ビスオレイン酸、N,N’−ジオレイルアジピン酸、
N,N’−ジオレイルセバシン酸等の不飽和脂肪酸、m
−キシリレンビスステアリン酸、N,N’−ジステアリ
ルイソフタル酸等が挙げられ、これらを単独で使用して
も良いし、2種以上を併用しても良い。
は、(a)のブロック共重合体と(b)のビニル芳香族
炭化水素系重合体の和100質量部当たり、0.03〜
0.5質量部であり、好ましくは0.03〜0.4質量
部であることが好ましい。0.03質量部未満では滑性
が不足し、耐ブロッキング性が劣るため、フィルムが密
着してしまい、実用に供せない。また、0.5質量部を
超えると印刷性が悪くなるため、実用に供せない。更
に、(c)滑剤が(v)脂肪酸アマイドと(vi)炭化水
素ワックスとからなる場合は、(v)脂肪酸アマイドが
0.3質量部以下(但し、0質量部は含まず)であるこ
とが好ましい。また、(v)脂肪酸アマイドと(vii)脂
肪酸とからなる場合は、(vii)脂肪酸が0.3質量部
以下(但し、0質量部は含まず)であることが好まし
く、(vi)炭化水素ワックスと(vii)脂肪酸とからな
る場合は、(vii)脂肪酸が0.3質量部以下(但し、
0質量部は含まず)であることが好ましい。また、
(c)滑剤が(v)脂肪酸アマイドと(vi)炭化水素ワ
ックスと(vii)脂肪酸とからなる場合は、(v)脂肪酸
アマイドが0.3質量部以下(但し、0質量部は含ま
ず)であり(vii)脂肪酸が0.3質量部以下(但し、
0質量部は含まず)であることが好ましい。
に使用する樹脂若しくは重合体によっては、滑剤の組み
合わせを選択することも好ましい。例えば、本発明の外
層を成している重合体種の成分よりも、(メタ)アクリ
ル酸又は(メタ)アクリル酸エステル単量体量が多い重
合体種を用いて内層とする場合には、炭化水素ワックス
を併用した系が好ましい。
(a)と(b)と(c)とからなる成分には、必要に応
じて種々の添加剤を配合することができる。添加剤とし
ては、各種安定剤、加工助剤、耐光性向上剤、軟化剤、
可塑剤、帯電防止剤、防曇剤、鉱油、フィラー、顔料、
難燃剤等が挙げられる。
チル−6−(3−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−
5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレー
ト、2−[1−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−ter
t−ペンチルフェニル)エチル]−4,6−ジ−ter
t−ペンチルフェニルアクリレート、2,6−ジ−te
rt−ブチル−4−メチルフェノール等のフェノール系
酸化防止剤、トリスノニルフェニルフォスファイト等の
燐系酸化防止剤等が挙げられる。加工助剤、耐光性向上
剤、軟化剤、可塑剤、帯電防止剤、防曇剤、鉱油、フィ
ラー、顔料、難燃剤等は、一般的な公知のものが挙げら
れる。
の混合方法は特に規定はないが、例えばヘンシェルミキ
サー、リボンブレンダー、Vブレンダー等でドライブレ
ンドしてもよく、更に押出機で溶融化してペレット化し
ても良い。あるいは、各重合体の製造時、重合開始前、
重合反応途中、重合体の後処理等の段階で、添加しても
良い。必要に応じて添加剤を配合する場合は、例えば前
記(a)、(b)、(c)にこれら添加剤を更に所定の
割合で配合し、前記と同様の混合方法によることができ
る。
外層には、スチレン系重合体であれば特に制限はなく、
前記(a)で説明したスチレン−ブタジエンブロック共
重合体、(b)で説明したビニル芳香族炭化水素系重合
体重合体、ABS樹脂、スチレン−アクリロニトリル共
重合体等が挙げられる。これらの樹脂若しくは重合体
は、単独で使用しても良いし、併用しても良い。好まし
くは、(a)として用いる重合体と異なるスチレン−ブ
タジエンブロック共重合体及び/又は(b)で説明した
ビニル芳香族炭化水素系重合体で、(i)ビニル芳香族
炭化水素重合体、(ii)ビニル芳香族炭化水素と(メ
タ)アクリル酸からなる共重合体、(iii)ビニル芳香族
炭化水素と(メタ)アクリル酸エステルからなる共重合
体、(iv)ゴム変性スチレン系重合体から選ばれた少な
くとも1種の重合体であり、同一でも異なっていてもよ
い。また、各種添加剤も前記同様配合できる。これらの
混合方法も前記と同様の混合方法によることができる。
用、内層用に上記の樹脂を各々押出機で溶融し、それを
ダイ内又はフイードブロック等で多層化後、一軸、二軸
あるいは多軸に延伸することによって得られる。ダイ
は、Tダイ、環状ダイ等公知のものが使用できる。一軸
延伸の例としては、押し出されたシートをテンターで押
し出し方向と直交する方向に延伸する方法、押し出され
たチューブ状フィルムを円周方向に延伸する方法等が挙
げられる。二軸延伸の例としては、押し出されたシート
をロールで押し出し方向に延伸した後、テンター等で押
し出し方向と直交する方向に延伸する方法、押し出され
たチューブ状フィルムを押し出し方向及び円周方向に同
時又は別々に延伸する方法等が挙げられる。なお、内層
としては一層である必要はなく、二層以上であっても勿
論良い。
℃が好ましい。60℃では延伸時にシートやフィルムが
破断してしまい、また、120℃を越える場合は良好な
収縮特性が得られないため好ましくない。延伸倍率は、
特に制限はないが、1.5〜8倍が好ましい。1.5倍
では熱収縮性が不足してしまい、また、8倍を越える場
合は延伸が難しいため好ましくない。これらのフィルム
を熱収縮性ラベルや包装材料として使用する場合、熱収
縮率は温度80℃において20%以上必要である。20
%では収縮時に高温が必要となるため、被覆される物品
に悪影響を与えてしまい好ましくない。好ましい熱収縮
率は同温度で30%以上である。また、フィルムの厚さ
は10〜300μmが好適である。
フイルム表面の静止摩擦係数は、0.2〜0.5である
ことが好ましい。0.2未満では印刷性が劣ったり、巻
いたフィルムが横滑りしてしまうため、また、0.5を
超えると耐ブロッキング性が劣るため、実用に供せな
い。静止摩擦係数は、前記(a)、(b)、(c)の配
合量のほか、延伸温度や延伸後のヒートセット温度等に
よっても制御可能である。
は、熱収縮性ラベル、熱収縮性キャップシール等が特に
好適であるが、その他、包装フィルム等にも適宜利用す
ることができる。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
−共役ジエンブロック共重合体を用いた。
ニル芳香族炭化水素重合体、(ii)ビニル芳香族炭化水
素と(メタ)アクリル酸からなる共重合体、(iii)ビ
ニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸エステルから
なる共重合体、(iv)ゴム変性スチレン系重合体を用い
た。
肪酸アマイド、(vi)炭化水素ワックス、(vii)脂肪
酸を用いた。
水素−共役ジエンブロック共重合体、表2に示した
(b)ビニル芳香族炭化水素系重合体、表3に示した
(c)滑剤、並びに内層用成分として表4に示したスチ
レン系重合体を用いて、表5〜表7に示した各層の原料
重合体の配合量(質量部)、層比(%)で熱収縮性多層
フィルムを作成した。フィルムは、まず各層に対応する
重合体又は重合体組成物を別々の押出機で溶融し、Tダ
イ内で多層化し、厚さ0.3mmのシートを成形した。
その後、東洋精機製作所社製の二軸延伸装置を用い、温
度90℃で5倍に横一軸延伸することによって延伸フイ
ルム作成した。
(質量部)、層比(%)とともに物性を示した。
って評価した。 (1)引張弾性率:JIS K6871に準拠し、エー
・アンド・デイ社製テンシロン万能試験機(RTC−1
210A)を用いて測定した。 (2)熱収縮率:80℃の温水中に30秒間浸漬し、次
式より算出した。熱収縮率(%)={(L1−L2)/
L1}×100、但し、L1:浸漬前の長さ(延伸方
向)、L2:80℃の温水中に30秒間浸漬した収縮後
の長さ(延伸方向) (3)静止摩擦係数:東洋精機製作所社製の摩擦測定器
(AN型)のスレッドに10cm×6.4cmに切り出
したフィルムを、また、傾斜板に28cm×10cmに
切り出したフィルムをセットした後、摩擦角X(゜)を
測定し、tanXの値を静止摩擦係数とした。 (4)耐ブロッキング性:35mm×50mmの大きさ
に切り出したフィルムを4枚用意する。このフィルムを
重ね合わせ、その両側からSUSの板をあて、ボルトで
締め付ける。温度70℃の温水に30分間浸漬した後重
ねたフィルムを取り出す。フィルムを指で横にずらし、
動かし易さを下記の段階で評価した。 ○;容易に動く。 △;動きにくい。 ×;動かない。
社製インキ「STR722(黄)」を塗布し、2時間風
乾した後、セロハンテープを貼付して剥がす剥離試験方
法により、次式によりインキ剥離率を算出して評価し
た。 インキ剥離率(%)=(インキが剥がれた面積)/(セ
ロテープ(登録商標)を貼付したインキ塗布面の面積)
×100 (6)フィルムの層間密着性 得られた延伸フィルムにハサミで切れ目を入れた後、横
に広げて下記の段階で剥離性を評価した。 ○;広げても層剥離しない。 △;広げると層剥離するが、容易にはその層だけを剥が
せない。 ×;広げると層剥離し、容易にその層だけを剥がせる。
のフイルムは、剛性、熱収縮性、滑性、耐ブロッキング
性、印刷性及び層間密着性に優れることがわかる。
性、熱収縮性、滑性、耐ブロッキング性、印刷性及び層
間密着性に優れるので、各種印刷を施したラベルやキャ
ップシール等種々の包装用フィルムとして用いることが
出来る。
Claims (13)
- 【請求項1】 少なくとも一つの外層が、下記の
(a)、(b)、(c)を含有し、かつ(a)50〜1
00質量部、(b)0〜50質量部、及び(c)が
(a)と(b)の和100質量部あたり0.03〜0.
5質量部とからなる成分で形成されていることを特徴と
する熱収縮性多層フィルム。 (a)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンの比が60〜
90:40〜10であるブロック共重合体 (b)下記の(i)乃至(iv)から選ばれた少なくとも
1種のビニル芳香族炭化水素系重合体 (i)ビニル芳香族炭化水素重合体 (ii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸から
なる共重合体 (iii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸エ
ステルからなる共重合体 (iv)ゴム変性スチレン系重合体 (c)下記の(v)〜(vii)から選ばれた少なくとも1
種の滑剤 (v)脂肪酸アマイド (vi)炭化水素ワックス (vii)脂肪酸 - 【請求項2】 (a)ブロック共重合体のブロック率が
70〜90質量%、オゾン分解後のビニル芳香族炭化水
素ブロックの数平均分子量が10,000〜50,00
0であることを特徴とする請求項1記載の熱収縮性多層
フィルム。 - 【請求項3】 (c)滑剤が(v)脂肪酸アマイドと(v
i)炭化水素ワックスとからなり、(v)脂肪酸アマイド
が0.3質量部以下(但し、0質量部は含まず)である
ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項記載の
熱収縮性多層フィルム。 - 【請求項4】 (c)滑剤が(v)脂肪酸アマイドと(v
ii)脂肪酸とからなり、(vii)脂肪酸が0.3質量部
以下(但し、0質量部は含まず)であることを特徴とす
る請求項1乃至2のいずれか1項記載の熱収縮性多層フ
ィルム。 - 【請求項5】 (c)滑剤が(vi)炭化水素ワックスと
(vii)脂肪酸とからなり、(vii)脂肪酸が0.3質量
部以下(但し、0質量部は含まず)であることを特徴と
する請求項1乃至2のいずれか1項記載の熱収縮性多層
フィルム。 - 【請求項6】 (c)滑剤が(v)脂肪酸アマイドと(v
i)炭化水素ワックスと(vii)脂肪酸とからなり、
(v)脂肪酸アマイドが0.3質量部以下(但し、0質
量部は含まず)であり(vii)脂肪酸が0.3質量部以
下(但し、0質量部は含まず)であることを特徴とする
請求項1乃至2のいずれか1項記載の熱収縮性多層フィ
ルム。 - 【請求項7】(a)ブロック共重合体がスチレン−ブタ
ジエンブロック共重合体で、(b)ビニル芳香族炭化水
素系重合体がポリスチレン、耐衝撃性ゴム変性スチレン
樹脂(HIPS)、スチレン−メタアクリル酸共重合
体、スチレン−nブチルアクリレート共重合体、及びス
チレン−nブチルアクリレートーメチルメタアクリレー
ト共重合体から選ばれた少なくとも1種の重合体を用い
ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載
の熱収縮性多層フィルム。 - 【請求項8】 請求項1記載の外層成分で形成された外
層フイルム表面の静止摩擦係数が0.2〜0.5である
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の
熱収縮性多層フィルム。 - 【請求項9】 最外層の少なくとも一層が請求項1乃至
7記載のフイルムであり、内層乃至は二層の場合の他層
が下記の(d)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンから
なるブロック共重合体及び/又は(b)ビニル芳香族炭
化水素系重合体から選ばれた少なくとも1種のスチレン
系重合体から形成された層を有することを特徴とする熱
収縮性多層フィルム。 (d)スチレン系重合体 (viii)ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなるブロ
ック共重合体 (i)ビニル芳香族炭化水素重合体 (ii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸から
なる共重合体 (iii)ビニル芳香族炭化水素と(メタ)アクリル酸エ
ステルからなる共重合体 (iv)ゴム変性スチレン系重合体 - 【請求項10】 内層乃至は二層の場合の他層がスチレ
ン−ブタジエンブロック共重合体、ポリスチレン、スチ
レン−nブチルアクリレート共重合体、MBS重合体、
及びMBAS重合体から選ばれた少なくとも1種の重合
体成分で形成された層を有することを特徴とする請求項
9記載の熱収縮性多層フィルム。 - 【請求項11】 請求項1記載の外層成分で形成された
外層フイルム表面の静止摩擦係数が0.2〜0.5であ
ることを特徴とする請求項9又は10のいずれか1項記
載の熱収縮性多層フィルム。 - 【請求項12】 引張弾性率が1300(MPa)以上
で、熱収縮率が30(%)以上で、かつインキ剥離率3
0(%)以下であること特徴とする請求項9乃至11の
いずれか1項記載の熱収縮性多層フィルム。 - 【請求項13】 層間密着性に優れ、かつ耐ブロッキン
グ性に優れることを特徴とする請求項9乃至12のいず
れか1項記載の熱収縮性多層フィルム。
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