JP2002165958A - 弾球遊技機及びその図柄の表示方法 - Google Patents

弾球遊技機及びその図柄の表示方法

Info

Publication number
JP2002165958A
JP2002165958A JP2000368237A JP2000368237A JP2002165958A JP 2002165958 A JP2002165958 A JP 2002165958A JP 2000368237 A JP2000368237 A JP 2000368237A JP 2000368237 A JP2000368237 A JP 2000368237A JP 2002165958 A JP2002165958 A JP 2002165958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
displayed
special symbol
game machine
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000368237A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Murayama
直樹 村山
Fumio Komori
富美雄 小森
Shigenori Iwata
成徳 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2000368237A priority Critical patent/JP2002165958A/ja
Publication of JP2002165958A publication Critical patent/JP2002165958A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技に関する図柄が描かれた図柄部材を動か
すことによって図柄群の表示する図柄を変更する図柄表
示装置を備えるとともに、従来と比較して遊技が複雑に
なる弾球遊技機を提供すること。 【解決手段】 外周面に複数の特別図柄が描かれたリー
ル221、222及び223を回転することによって特
別図柄群220a、220b及び220cの表示する特
別図柄を変更する特別図柄表示装置220を備えた弾球
遊技機において、特別図柄群220a、220b及び2
20cのうち特別図柄群220aの表示する特別図柄の
変更方向を水平方向とし、他の特別図柄群220b及び
220cの表示する特別図柄の変更方向を垂直方向とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の弾球遊技機に関し、より詳しくは、遊技に関する図柄
が描かれた図柄部材を動かすことによって図柄群の表示
する図柄を変更する図柄表示装置(以下、機械式図柄表
示装置という。)を備えた弾球遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、機械式図柄表示装置、即ち、外周
面に複数の遊技に関する図柄が描かれたリールなどを動
かすことによって図柄群の表示する図柄を変更する図柄
表示装置を備えた弾球遊技機として、例えば、特開昭6
2−26088号公報、特開平5−277241号公
報、及び、特開平5−329251号公報に記載されて
いるような弾球遊技機が知られている。
【0003】また、最近では、図柄部材を動かすことに
よって図柄群の表示する図柄を変更するのではなく、液
晶画面等に映し出した遊技に関する図柄の映像を変更す
ることによって表示する図柄を変更する図柄表示装置
(以下、映像式図柄表示装置という。)を備えた弾球遊
技機も知られているが、機械式図柄表示装置を備えた弾
球遊技機は、映像式図柄表示装置を備えた弾球遊技機に
比べて、より立体的な遊技であるという感覚を遊技者に
与えることが可能であった。
【0004】なお、本明細書において、図柄群とは、弾
球遊技機の遊技盤上の同一位置に表示されることを目的
とした複数の遊技に関する図柄の集まりのことである。
また、本明細書において、図柄群の表示する図柄の変更
方向とは、図柄群のうち遊技中の遊技者によって視認可
能な状態に表示された図柄が、弾球遊技機の遊技盤と略
同一平面上で変更されるとみなした場合の変更経路の方
向のことであり、変更の向きは問わない。
【0005】ここで、遊技に関する図柄とは、第1種ぱ
ちんこ遊技機における特別図柄や、第3種ぱちんこ遊技
における普通図柄などに代表される、その表示結果によ
って遊技者に利益を与えるものをいう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の機械式図柄表示装置を備えた弾球遊技機において
は、全ての図柄群の表示する図柄の変更方向が同一方向
であるため、遊技が単調になり易いという問題があっ
た。例えば、外周に複数の遊技に関する図柄が描かれた
3つのリールを、回転軸が水平方向の同一直線上に存在
するように並べて配置した図柄表示装置を備えた弾球遊
技機においては、3つの図柄群の表示する遊技に関する
図柄の変更方向が全て垂直方向であるため、遊技が単調
になり易かった。なお、3つの図柄群のうち1つの図柄
群の表示する図柄を、残り2つの図柄群の表示する図柄
と反対の向きに変更させたとしても、図柄群が高速に変
更されている間は、遊技者が向きの違いを認識すること
は困難であった。
【0007】そこで、本発明は、機械式の遊技に関する
図柄表示装置を備えるとともに、従来と比較して遊技が
複雑になる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の弾球遊技機は、遊技に関する図柄が描かれ
た図柄部材を動かすことによって複数の図柄群の表示す
る図柄を変更する図柄表示装置を備えた弾球遊技機にお
いて、複数の前記図柄群のうち少なくとも1つの図柄群
の表示する図柄の変更方向が、複数の前記図柄群のうち
他の図柄群の表示する図柄の変更方向と異なることを特
徴とするものである。この構成により、本発明の弾球遊
技機は、複数の図柄群のうち少なくとも1つの図柄群の
表示する図柄の変更方向が、他の図柄群の表示する図柄
の変更方向と異なるので、従来と比較してより複雑な遊
技であるという感覚を遊技者に与えることが可能であ
る。
【0009】また、本発明の弾球遊技機は、複数の前記
図柄群のうち少なくとも1つの図柄群の表示する図柄の
変更方向が、水平方向及び垂直方向のうち一方であり、
複数の前記図柄群のうち他の図柄群の表示する図柄の変
更方向が、水平方向及び垂直方向のうち他方であること
を特徴とするものである。この構成により、本発明の弾
球遊技機は、複数の図柄群のうち少なくとも1つの図柄
群の表示する図柄の変更方向が、他の図柄群の表示する
図柄の変更方向と90度異なるので、変更方向の違いを
遊技者に認識させ易く、従来と比較してより複雑な遊技
であるという感覚を遊技者に与えることが可能である。
【0010】また、本発明の弾球遊技機の図柄の表示方
法は、複数の前記図柄群のうち1つの図柄群の表示する
図柄の変更方向が、複数の前記図柄群のうち他の図柄群
の表示する図柄の変更方向と異なる弾球遊技機の図柄の
表示方法であって、複数の前記図柄群のうち最後に表示
する図柄の変更を終了させる図柄群の表示する図柄の変
更方向を、複数の前記図柄群のうち他の図柄群の表示す
る図柄の変更方向と異ならせることを特徴とするもので
ある。この構成により、本発明の図柄の表示方法を適用
した弾球遊技機は、遊技状態がリーチ状態になる前に遊
技者に注目させる図柄群の表示する図柄の変更方向と、
遊技状態がリーチ状態であるときに遊技者に注目させる
図柄群の表示する図柄の変更方向とを異ならせることが
可能であるので、遊技状態がリーチ状態であるとき、遊
技者の大当たりに対する期待感を従来と比較して増大さ
せることが可能であり、従来と比較してより複雑な遊技
であるという感覚を遊技者に与えることが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施の
形態を、図面に基づいて説明する。
【0012】まず、本実施の形態に係る弾球遊技機の一
例である第1種ぱちんこ遊技機の構成について説明す
る。
【0013】図1において、弾球遊技機100は、枠体
110と、枠体110の前面側に組み付けられたフロン
トパネル120とを備えており、フロントパネル120
は、遊技盤121と、遊技盤121を覆うガラス扉12
2とを含んで構成されている。また、遊技盤121の下
部には遊技球を収容する上受け皿131及び下受け皿1
32がそれぞれ設けられており、下受け皿132の隣に
は遊技者によって回動操作されるハンドル140が設け
られている。
【0014】図2において、遊技盤121の盤面121
a上には、遊技領域121bを取り囲むように配置され
た略円環形状の外ガイドレール211と、外ガイドレー
ル211の一部に内側から対向するように配置されると
ともに、外ガイドレール211と共に遊技球の発射通路
210を形成する略円弧形状の内ガイドレール212
と、内ガイドレール212の上端に取り付けられるとと
もに、発射通路210の出口を閉止することによって遊
技球の戻りを防止する弾性板213と、遊技領域121
b内に配置された図示していない多数の遊技釘と、遊技
領域121bの中央部の上側寄りに配置されるととも
に、流下する遊技球を遊技領域121bの中央部に受け
入れる受け部214A及び214Bと、遊技領域121
bの中央部に配置されるとともに、受け部214A又は
214Bによって受け入れられた遊技球を遊技領域12
1bの下側に流下させるステージ215とが設けられて
いる。
【0015】また、遊技盤121の盤面121a上に
は、受け部214A及び214Bとステージ215とに
囲まれるように配置されるとともに、3つのリール22
1、222及び223の外周面にそれぞれ描かれた図柄
群としての特別図柄群220a、220b及び220c
(図3参照)を変更する図柄表示装置としての特別図柄
表示装置220が設けられている。ここで、特別図柄群
とは、遊技に関する図柄としての特別図柄が複数集まっ
た集まりのことである。また、3つのリール221、2
22及び223は、それぞれ図柄部材を構成している。
なお、3つのリール221、222及び223のうちリ
ール221の回転軸は垂直方向200aにあり、他のリ
ール222及び223の回転軸は水平方向200bにあ
るので、特別図柄群220aの表示する特別図柄の変更
方向は水平方向200bになっており、特別図柄群22
0b及び220cの表示する特別図柄の変更方向は垂直
方向200aになっている。特別図柄表示装置220に
おける特別図柄群の表示する特別図柄の変更について、
特別図柄群220bを例にとって詳細に説明すると、特
別図柄群220bの表示する特別図柄は、図4及び図5
に示すように、リール222が回転軸222aを中心に
して回転されることによって変更されるようになってい
る。図4及び図5において、矢印222bはリール22
2の回転方向の一例であり、矢印222cはリール22
2が矢印222bの方向に回転されたときの特別図柄群
220bの表示する特別図柄の変更方向である。
【0016】また、図2において、遊技盤121の盤面
121a上には、可動片231a及び231bを左右方
向に開閉動作させて入口幅を拡大縮小することが可能な
チューリップ式の始動入賞口231と、遊技領域121
bの下部に配置される一般入賞口としての袖入賞口23
2及び落し入賞口233と、始動入賞口231に遊技球
が入賞した場合に特別図柄表示装置220によって実行
される特別図柄群220a、220b及び220cの表
示する特別図柄の変更の終了状態に応じて開閉扉234
aを前後方向に開閉動作させて入口幅を拡大縮小するこ
とが可能な大入賞口234と、流下する遊技球を通過さ
せる通過ゲート235と、流下する遊技球を回収する回
収口236とが設けられている。
【0017】また、遊技盤121の盤面121a上に
は、遊技領域121bの上部に配置されたランプ付の風
車241A及び241Bと、遊技領域121b内に略円
環状に配置されるとともに、遊技状態や遊技球の入賞態
様に応じて遊技結果を遊技者に点灯・点滅表示する複数
の表示ランプ242、243、244、245及び24
6と、特別図柄表示装置220の上部に配置されるとと
もに、2色交互点灯の点滅による普通図柄変動表示を実
行する普通図柄表示用LED247とが設けられてい
る。
【0018】なお、弾球遊技機100は、図6に示すよ
うに、始動入賞口231に遊技球が入ったか否かを検知
する始動入賞球センサ301と、一般入賞口である袖入
賞口232又は落し入賞口233に遊技球が入ったか否
かを検知する一般入賞球センサ302と、大入賞口23
4に遊技球が入ったか否かを検知する大入賞球センサ3
03と、通過ゲート235を遊技球が通過したか否かを
検知する通過球センサ304と、各センサ301〜30
4の検知状態、即ち、遊技球の入賞態様によって、賞球
払い出しの制御や報知等を実行するための制御命令を生
成する主基板310とを備えている。また、主基板31
0には、普通図柄表示用LED247を点灯及び点滅さ
せるとともに、始動入賞口231の可動片231a及び
231bを開閉させる普通電動役物311と、大入賞口
234の開閉扉234aを開閉させる大入賞装置312
と、表示ランプ242、243及び244等の装飾ラン
プ表示装置321の作動を制御するランプ・LED制御
基板320と、図示していないスピーカ等の音声出力装
置331の作動を制御する音声制御基板330と、遊技
球を払い出す払出装置341、及び、遊技球を発射する
発射装置342の作動を制御する賞球制御基板340
と、特別図柄表示装置220のリール221、222及
び223を回動させるステッピングモータ224、22
5及び226の作動を制御する図柄制御基板350とが
接続されている。ここで、普通電動役物311、大入賞
装置312、ランプ・LED制御基板320、音声制御
基板330、賞球制御基板340及び図柄制御基板35
0は、主基板310からの制御命令によって作動するよ
うになっている。
【0019】図柄制御基板350についてより詳細に説
明すると、図柄制御基板350は、主基板310からの
制御命令によって、特別図柄表示装置220に表示させ
る演出パターンを決定するための図柄制御プログラムを
実行し、決定した演出パターンに応じてステッピングモ
ータ224、225及び226の作動を制御するモータ
制御信号を生成するCPU(Central Processing Uni
t)351と、図柄制御プログラムを格納するROM(R
ead Only Memory)352と、CPU351が図柄制御
プログラムを実行するときの一時的な記憶手段としての
RAM(Random Access Memory)353と、所定時間毎
にCPU351を初期状態に戻すためのリセット命令を
生成するウォッチドッグタイマ機能を有するCTC(Co
unt TimerController)354と、CTC354からの
リセット命令によりCPU351にリセット信号を出力
するリセットIC(Integrated Circuit)355と、C
PU351からのモータ制御信号をステッピングモータ
224、225及び226に出力するステッピングモー
タ制御インターフェース356とを備えている。
【0020】次に、本実施の形態に係る弾球遊技機の作
用効果の特徴部分について説明する。
【0021】図1及び図2において、弾球遊技機100
は、遊技者によってハンドル140が回動操作される
と、ハンドル140の操作量に応じて発射装置342を
作動させて、遊技球を遊技盤121上の遊技領域121
b内に発射させる。発射通路210から発射された遊技
球は、遊技盤121の盤面121a上に設けられた遊技
釘に当りながら、例えば特別図柄表示装置220の上方
から左右一方側に流下し、受け部214A及び214B
から図示していない流下通路を通って特別図柄表示装置
220の下部のステージ215に流下し、或いは、特別
図柄表示装置220の側方で風車241A又は241B
に当接するなどして流下する。そして、遊技球は、始動
入賞口231、袖入賞口232、落し入賞口233及び
大入賞口234の何れかに入るか、通過ゲート235を
通過して回収口236に入るか、通過ゲート235を通
過せずに回収口236に入る。
【0022】図6において、遊技球が始動入賞口231
に入ると、始動入賞球センサ301は、遊技球を検知
し、遊技球を検知したことを表す検知信号を主基板31
0に出力する。主基板310の図示していないCPU
は、始動入賞球センサ301からの検知信号に応じて、
主基板310内の図示していないROMに格納された遊
技制御プログラムを実行し、該ROMに格納された各種
判定用のデータテーブルと、内部に設けられた各種乱数
カウンタからの乱数抽出値等とに基づいて、図柄制御基
板350にステッピングモータ224、225及び22
6の作動を制御させるための制御信号を生成し、図柄制
御基板350に出力する。
【0023】図柄制御基板350のCPU351は、主
基板310からの制御信号に応じて、RAM353を用
いてROM352に格納された図柄制御プログラムを実
行し、内部の演出パターン決定用カウンタからの乱数抽
出値等に基づいて、特別図柄表示装置220に表示させ
る演出パターンを決定する。CPU351は、演出パタ
ーンを決定すると、決定した演出パターンに応じたモー
タ制御信号を、ステッピングモータ制御インターフェー
ス356を介して特別図柄表示装置220のステッピン
グモータ224、225及び226に出力する。ステッ
ピングモータ224、225及び226は、CPU35
1からのモータ制御信号に応じて、リール221、22
2及び223を回動及び停止させる。
【0024】以上のようにして、弾球遊技機100は、
遊技球が始動入賞口231に入ると、図柄制御基板35
0のCPU351によって決定された演出パターンに応
じて、特別図柄群220aの表示する特別図柄を水平方
向200bに変更させ、特別図柄群220b及び220
cの表示する特別図柄を垂直方向200aに変更させ
る。
【0025】なお、弾球遊技機100は、3つの特別図
柄群220a、220b及び220cのうち特別図柄群
220aの表示する特別図柄の変更方向200bが、他
の特別図柄群220b及び220cの表示する特別図柄
の変更方向200aと異なるので、従来と比較してより
複雑な遊技であるという感覚を遊技者に与えることが可
能である。ここで、弾球遊技機100において、特別図
柄群220b及び220cの表示する特別図柄の変更方
向は互いに等しかったが、本発明によれば、特別図柄群
220b及び220cの表示する特別図柄の変更方向
は、特別図柄群220aの表示する特別図柄の変更方向
と異なれば互いに等しくなくても良い。
【0026】また、弾球遊技機100は、3つの特別図
柄群220a、220b及び220cのうち特別図柄群
220aの表示する特別図柄の変更方向200bが、他
の特別図柄群220b及び220cの表示する特別図柄
の変更方向200aと90度異なるので、特別図柄群2
20aの表示する特別図柄の変更方向200bが、他の
特別図柄群220b及び220cの表示する特別図柄の
変更方向200aと異なることを遊技者に認識させ易
い。なお、本発明によれば、特別図柄群220aの表示
する特別図柄の変更方向、及び、他の特別図柄群220
b及び220cの表示する特別図柄の変更方向は、90
度以外の角度異なっていても良く、水平方向や垂直方向
でなくても良い。
【0027】また、弾球遊技機100は、特別図柄群2
20a、220b及び220cの表示する特別図柄の変
更終了をどの順序で行ってもよい。例えば、最初に特別
図柄群220aの表示する特別図柄が変更を終了し、つ
いで特別図柄群220b及び220cの表示する特別図
柄が順に変更を終了するようにしてもよい。また、特別
図柄群220bの表示する特別図柄がまず変更を終了
し、次に特別図柄群220aの表示する特別図柄が変更
を終了し、最後に特別図柄群220cの表示する特別図
柄の変更を終了するようにしてもよい。
【0028】とくに、特別図柄群220b及び220c
の表示する特別図柄が変更を終了した後に、特別図柄群
220aの表示する特別図柄が変更を終了するようにす
れば、特別図柄群220b及び220cの表示する特別
図柄が変更を終了することによって遊技状態がリーチ状
態になった場合、遊技状態がリーチ状態になる前に遊技
者に注目させる特別図柄群220b及び220cの表示
する特別図柄の変更方向200aと、遊技状態がリーチ
状態であるときに遊技者に注目させる特別図柄群220
aの表示する特別図柄の変更方向200bとを異ならせ
ることが可能であるので、遊技状態がリーチ状態である
とき、遊技者の大当たりに対する期待感を従来と比較し
て増大させることが可能である。
【0029】また、本実施の形態において、弾球遊技機
100は、3つの特別図柄群220a、220b及び2
20cを有していたが、本発明によれば、弾球遊技機
は、複数の特別図柄群を有していれば良い。例えば、図
7及び図8に示すように、4つの特別図柄群420a、
420b、420c及び420dを有する弾球遊技機
も、弾球遊技機100と同様の作用効果を得ることが可
能である。
【0030】また、本実施の形態においては、図柄表示
装置として、リールの外周面に描かれた特別図柄群の表
示する特別図柄を変更する特別図柄表示装置220を用
いていたが、本発明によれば、図柄表示装置は、図柄部
材を動かすことによって複数の特別図柄群の表示する特
別図柄を変更する構成であれば他の構成であっても良
い。例えば、図9及び図10に示すように、表面に複数
の特別図柄、即ち、特別図柄群500が描かれた図柄部
材としてのベルト510を回転ローラ521、522及
び523によって動かすことによって、特別図柄群50
0の表示する特別図柄を変更する構成や、図11及び図
12に示すように、表面に特別図柄が描かれた図柄部材
としての複数の板611〜617を、回転軸620を中
心にして回転することによって、複数の板611〜61
7の表面に描かれた複数の特別図柄、即ち、特別図柄群
600の表示する特別図柄を変更する構成の特別図柄表
示装置を備えた弾球遊技機も、弾球遊技機100と同様
の作用効果を得ることが可能である。なお、図9及び図
10において、矢印521a、522a及び523aは
それぞれ回転ローラ521、522及び523の回転方
向の一例であり、矢印500aは回転ローラ521、5
22及び523がそれぞれ矢印521a、522a及び
523aの方向に回転されたときの特別図柄群500の
表示する特別図柄の変更方向である。同様に、図11及
び図12において、矢印611a〜617aはそれぞれ
板611〜617の回転方向の一例であり、矢印600
aは板611〜617がそれぞれ矢印611a〜617
aの方向に回転されたときの特別図柄群600の表示す
る特別図柄の変更方向である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機械式図柄表示装置を備えるとともに、従来と比較して
遊技が複雑な弾球遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る弾球遊技機の正面
【図2】図1に示す弾球遊技機の遊技盤の正面図
【図3】図1に示す弾球遊技機のリールに描かれた特別
図柄群の展開図
【図4】図1に示す弾球遊技機のリールの側面図
【図5】図4の矢印A―A方向からのリールの正面図
【図6】図1に示す弾球遊技機の制御系のブロック図
【図7】本発明に係る弾球遊技機の遊技盤の図2とは異
なる構成の正面図
【図8】図7に示す遊技盤のリールに描かれた特別図柄
群の展開図
【図9】本発明に係る弾球遊技機の図柄部材の図4とは
異なる構成の側面図
【図10】図9の矢印B―B方向からの図柄部材の正面
【図11】本発明に係る弾球遊技機の図柄部材の図4及
び図9とは異なる構成の側面図
【図12】図11の矢印C―C方向からの図柄部材の正
面図
【符号の説明】
220a、220b、220c 特別図柄群(図柄
群) 221、222、223 リール(図柄部材) 220 特別図柄表示装置(図柄表示装置) 100 弾球遊技機 420a、420b、420c、420d 特別図
柄群(図柄群) 500 特別図柄群(図柄群) 510 ベルト(図柄部材) 600 特別図柄群(図柄群) 611 板(図柄部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 成徳 東京都江東区有明3丁目1番地25号 有明 フロンティアビルA棟 Fターム(参考) 2C088 AA35 AA36 EB60

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技に関する図柄が描かれた図柄部材を動
    かすことによって複数の図柄群の表示する図柄を変更す
    る図柄表示装置を備えた弾球遊技機において、 複数の前記図柄群のうち少なくとも1つの図柄群の表示
    する図柄の変更方向が、複数の前記図柄群のうち他の図
    柄群の表示する図柄の変更方向と異なることを特徴とす
    る弾球遊技機。
  2. 【請求項2】複数の前記図柄群のうち少なくとも1つの
    図柄群の表示する図柄の変更方向が、水平方向及び垂直
    方向のうち一方であり、複数の前記図柄群のうち他の図
    柄群の表示する図柄の変更方向が、水平方向及び垂直方
    向のうち他方であることを特徴とする請求項1に記載の
    弾球遊技機。
  3. 【請求項3】複数の前記図柄群のうち1つの図柄群の表
    示する図柄の変更方向が、複数の前記図柄群のうち他の
    図柄群の表示する図柄の変更方向と異なる請求項1又は
    2に記載の弾球遊技機の図柄の表示方法であって、複数
    の前記図柄群のうち最後に表示する図柄の変更を終了さ
    せる図柄群の表示する図柄の変更方向を、複数の前記図
    柄群のうち他の図柄群の表示する図柄の変更方向と異な
    らせることを特徴とする弾球遊技機の図柄の表示方法。
JP2000368237A 2000-12-04 2000-12-04 弾球遊技機及びその図柄の表示方法 Withdrawn JP2002165958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000368237A JP2002165958A (ja) 2000-12-04 2000-12-04 弾球遊技機及びその図柄の表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000368237A JP2002165958A (ja) 2000-12-04 2000-12-04 弾球遊技機及びその図柄の表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002165958A true JP2002165958A (ja) 2002-06-11

Family

ID=18838525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000368237A Withdrawn JP2002165958A (ja) 2000-12-04 2000-12-04 弾球遊技機及びその図柄の表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002165958A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10733832B2 (en) 2017-09-04 2020-08-04 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Method of gaming, a gaming system and a game controller
US10902695B2 (en) 2017-03-22 2021-01-26 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Spinning reel game with a synchronized spinning prize reel
USD918243S1 (en) 2017-09-01 2021-05-04 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Display screen or portion thereof with transitional graphical user interface

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10902695B2 (en) 2017-03-22 2021-01-26 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Spinning reel game with a synchronized spinning prize reel
US11881079B2 (en) 2017-03-22 2024-01-23 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Spinning reel game with a synchronized spinning prize reel
USD918243S1 (en) 2017-09-01 2021-05-04 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Display screen or portion thereof with transitional graphical user interface
US10733832B2 (en) 2017-09-04 2020-08-04 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Method of gaming, a gaming system and a game controller
US11532200B2 (en) 2017-09-04 2022-12-20 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Method of gaming, a gaming system and a game controller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6706242B2 (ja) 遊技機
JP2000070462A (ja) 遊技機
JP2005287895A (ja) 弾球遊技機
JP2006043281A (ja) 遊技システム
JP2005087631A (ja) パチンコ遊技機
JP6692838B2 (ja) 遊技機
JP2001062045A (ja) パチンコ遊技機における図柄表示制御装置
JP2019154805A (ja) 遊技機
JP2002165958A (ja) 弾球遊技機及びその図柄の表示方法
JP4256616B2 (ja) 遊技機
JP2003210767A (ja) 遊技機
JPH10127889A (ja) 弾球遊技機
JP3105965B2 (ja) 弾球遊技機
JP6709236B2 (ja) 遊技機
JP2005177347A (ja) 遊技機
JP2006239050A (ja) 遊技機
JP2002165960A (ja) 弾球遊技機
JP2008023235A (ja) 遊技機
JP2005237857A (ja) 遊技機
JP6027194B1 (ja) 遊技機
JP2004313482A (ja) 遊技機、及び遊技プログラム
JP4780523B2 (ja) 遊技機
JP4555279B2 (ja) スロットマシン
JP2003062239A (ja) 遊技機
JP2005237865A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070824

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100129