JP2002164615A - 光半導体装置及び光半導体モジュール - Google Patents

光半導体装置及び光半導体モジュール

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JP2002164615A
JP2002164615A JP2000356999A JP2000356999A JP2002164615A JP 2002164615 A JP2002164615 A JP 2002164615A JP 2000356999 A JP2000356999 A JP 2000356999A JP 2000356999 A JP2000356999 A JP 2000356999A JP 2002164615 A JP2002164615 A JP 2002164615A
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Yoshihiro Satou
嘉洋 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光半導体装置及び光半導体モジュールに関
し、波長可変制御時の温度変化による光出力の低下を抑
制する。 【解決手段】 単一波長で発振する半導体レーザ部2
と、半導体光増幅器部4とを光導波路部3で結合して同
一基板1上に集積化した光半導体装置の半導体レーザ部
2にのみ温度可変制御手段5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光半導体装置及び光
半導体モジュールに関するものであり、特に、波長多重
通信に用いる単一波長で発振する半導体レーザを集積化
した光半導体装置における温度による発振波長のシフト
に伴う利得の減少を抑制するための温度可変制御機構の
構成に特徴のある光半導体装置及び光半導体モジュール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の通信需要の飛躍的な増加に伴い、
波長の異なる複数の信号光を多重化することで一本の光
ファイバで大容量伝送を行う波長多重通信(WDM:W
avelength Division Multip
lexing)システムの開発が進んでいる。
【0003】この様な波長多重通信システムにおいて、
広い波長選択範囲と高い光出力を同時に実現する光源
が、システムを構築する上で強く要請されており、この
様な要請に応えるために、一つのチップ中に発振波長の
異なる半導体レーザアレイと半導体光増幅器を光合流器
により結合した方式の光半導体装置が注目されており、
この光半導体装置を用いることは光源の小型化、低コス
ト化に繋がり非常に有効である。
【0004】ここで、図11を参照して、従来の光増幅
器集積化半導体レーザアレイを説明する。 図11参照 図11は、従来の光増幅器集積化半導体レーザアレイの
概略的斜視図であり、複数のストライプ状のDFB(分
布帰還型)半導体レーザからなるDFBレーザアレイ部
71、屈曲型光導波路アレイ73と光合流器74とから
なりDFBレーザアレイ部71を一本に束ねる光導波路
部72、及び、波長多重化されたレーザ光を増幅する半
導体光増幅器部75とから構成されている。
【0005】なお、この場合のDFBレーザアレイ部7
1は、FBH(Flat−Buried−Hetero
structure)構造半導体レーザ等で構成されて
おり、n側クラッド層を兼ねるn型InPバッファ層に
設けた各DFBレーザ部毎に互いに異なった周期の回折
格子を利用しており、例えば、1.55μmを中心波長
とする波長多重レーザとなっている。
【0006】この様な光増幅器集積化半導体レーザアレ
イは、サブマウント、即ち、キャリアにマウントすると
ともに、キャリアごとペルチェ素子によって温度を可変
制御して発振波長を可変にする方法を採用している。こ
の様な方式は、通常の半導体レーザのモジュール化技術
をそのまま応用できる観点からも、実用性が高いという
利点がある。
【0007】図2参照 図2における黒丸は、典型的なDFB半導体レーザの発
振波長の温度依存性を示すもので、温度Tの上昇ととも
に発振波長λは長波長側に変化し、その勾配はaは、約
0.096、即ち、 λ=0.096T+1533.4〔nm〕 となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、キャリアごと温度を可変制御する波長可変方式の場
合には、集積化した半導体光増幅器部75にも大きな温
度変化が伴うため、温度上昇に伴い利得が減少し、結果
的に光出力が低下するという問題がある。
【0009】図12参照 図12は、光導波路部72の長さが1100μmとした
光増幅器集積化半導体レーザアレイにおける光出力変化
の温度依存性を示す図であり、温度範囲25〜70℃の
45℃の間で光出力は−8.0dBも低下する。
【0010】これは、波長を変化するために温度を上昇
させた場合、DFB半導体レーザ自体の温度上昇に伴う
光出力の低下に加えて、半導体光増幅器の温度上昇に伴
う利得の減少が重なったためである。
【0011】したがって、本発明は、波長可変制御時の
温度変化による光出力の低下を抑制することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】ここで、図1及び図2を
参照して本発明における課題を解決するための手段を説
明する。なお、図1は本発明の原理的構成の説明図であ
り、また、図2は、光出力変化の温度依存性の説明図で
ある。 図1及び図2参照 上述の目的を達成するため、本発明は、単一波長で発振
する半導体レーザ部2、特に、半導体レーザアレイと、
半導体光増幅器部4とを光導波路部3で結合して同一基
板1上に集積化した光半導体装置において、半導体レー
ザ部2にのみ温度可変制御手段5、特に、加熱器等の温
度可変制御手段5を設けたことを特徴とする。
【0013】この様に、半導体レーザ部2における発振
波長を温度可変制御手段5によって制御する際に、温度
可変制御手段5を半導体レーザ部2にのみ設けることに
よって、半導体光増幅器部4における温度変動を最小限
に抑制することができ、温度変化に伴う光出力の変動を
抑制することができる。
【0014】例えば、上記の半導体レーザ部2と半導体
光増幅器部4との間隔が1100μmである光半導体装
置において、25℃で駆動していた半導体レーザ部2を
70℃まで加熱しても、半導体光増幅器部4における温
度上昇は40℃程度となるので、半導体光増幅器部4に
おける利得の低減を抑制することができ、それによっ
て、図2に示すように、光出力の低減が−2.9dBと
従来に比べて5.1dBと大幅に改善することができ
る。
【0015】また、光出力の減少を問わない場合には、
この温度依存性の改善により半導体レーザの駆動温度範
囲をさらに拡げることができ、それによって、波長可変
範囲をさらに広くすることが可能になるので、広い波長
可変を維持したままで高い光出力を実現することができ
る。
【0016】また、温度可変制御手段5として、加熱
器、特に、電気的抵抗で発熱する導電性薄膜を用いるこ
とによって、通常のフォトリソグラフィー工程によって
温度可変制御手段5を形成することができ、それによっ
て、光半導体装置の全体構成の小型化が可能になる。
【0017】また、半導体光増幅器部4に隣接して、前
段、即ち、光出射端面側または後段のいずれかに、半導
体光変調器、特に、電界吸収型光変調器を集積化した場
合にも、半導体光変調器部における温度上昇を同様に低
く抑制することができるため、吸収端の長波化を抑制す
ることができ、それによって、基礎吸収損失による光出
力の減少を低減することができる。
【0018】また、半導体レーザ部2が半導体レーザア
レイで構成した光半導体装置に対しても効果が大きいも
のである。即ち、1つのDFB半導体レーザでカバーで
きる波長範囲は狭いものの、異なる波長で発振する複数
のDFB半導体レーザをアレイ化してその内の一つを選
択して駆動することによって波長可変範囲を拡大するこ
とが可能になる。この場合、光導波路部3を、半導体レ
ーザアレイを一つの光導波路に光結合する光合流器を有
する光導波路部3で構成する必要がある。
【0019】また、温度可変制御手段5は、半導体レー
ザ部2に対して1個設けても良いし、或いは、複数の温
度可変制御要素を分割して設けても良いものである。即
ち、半導体レーザアレイの場合には、半導体レーザアレ
イ全体に対して一つの大面積の温度可変制御手段5を設
けても良いし、あるいは、半導体レーザアレイを構成す
る個々の半導体レーザに対して個別の温度可変制御手段
5を設けても良いものである。
【0020】この場合、個別に設けた温度可変制御手段
5は、独立に駆動しても良いし、或いは、直列接続或い
は並列接続して一体に駆動しても良いものである。独立
に駆動した場合には、不必要な半導体レーザを加熱する
ことがないので、低消費電力化が可能になるとともに、
加熱量が少なくなるので半導体光増幅器の温度上昇を低
減することができる。
【0021】また、一体に駆動した場合にも、半導体レ
ーザの近傍のみを加熱し、隣接する半導体レーザの間の
埋込領域を加熱することがないので、低消費電力化が可
能になるとともに、半導体光増幅器部4の温度上昇を低
減することができ、さらに、温度可変制御手段5に電流
を流す電流源の個数を減らすことができるとともに、モ
ジュール実装におけるピンの本数を少なくすることがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の第1の実施の形
態の光半導体装置及びこの光半導体装置を組み込んだ光
半導体モジュールを図3乃至図5を参照して説明する。 図3及び図4参照参照 図3は、本発明の第1の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図であり、また、図4は、半導体レーザ部11
における一個のDFBレーザ12を模式的に示す概略的
斜視図である。
【0023】まず、(100)面を主面とするn型In
P基板21上の表面を島状(アイランド状)にコルゲー
ション加工することによって、半導体レーザ部11の表
面に互いに周期の異なるλ/4シフト回折格子22を形
成する。
【0024】次いで、有機金属気相成長法(MOVPE
法)を用いて、厚さが、例えば、50nmで、PL波長
組成が1.15μmのノン・ドープInGaAsPSC
H(Separate Confinement He
terostructure)層23を成長させ、次い
で、厚さが、例えば、5.1nmのノン・ドープInG
aAsPウエル層、及び、厚さが、例えば、10nm
で、PL波長が1.3μm組成のノン・ドープInGa
AsPバリア層を、ノン・ドープInGaAsPウエル
層が6層になるように交互に成長させることによってM
QW活性層24を成長させる。この場合、ノン・ドープ
InGaAsPウエル層のPL波長組成は、例えば、1
580Åであるが、量子効果によって、利得ピークは1
530〜1560Åの範囲となる。
【0025】引き続いて、厚さが、例えば、50nmの
ノン・ドープInGaAsPSCH層25、及び、厚さ
が、例えば、300nmのp型InPクラッド層26を
順次成長させる。
【0026】次いで、CVD法によって厚さ0.3μm
のSiO2 膜を堆積させたのち、パターニングして幅1
0μmのストライプ状のSiO2 マスク(図示せず)を
半導体レーザ部11と半導体光増幅部16とに選択的に
形成し、次いで、このSiO 2 マスクをマスクとしてウ
ェット・エッチングを施すことによって、高さが、例え
ば、1.0μmのストライプ状メサを形成する。この場
合、半導体レーザ部11におけるストライプ状メサの長
さは、例えば、300μmとし、半導体増幅器部16に
おけるストライプ状メサの長さは、600μmとし、両
者の間隔を1100μmとする。
【0027】次いで、SiO2 マスクをそのまま選択成
長マスクとして用いて、再び、MOVPE法によってI
nPクラッド層27、PL波長組成が1.3μmで、厚
さが、例えば、200nmのInGaAsP光導波層2
8、及び、InPクラッド層(図示を省略)を順次成長
させてストライプ状メサの周囲を平坦に埋め込む。な
お、この埋め込み成長工程において、ストライプ状メサ
の高さに応じて、InGaAsP光導波層28と、ノン
・ドープInGaAsPSCH層25、MQW活性層2
4、及び、ノン・ドープInGaAsPSCH層23と
の高さがほぼ一致するように成長させる。
【0028】次いで、SiO2 マスクを除去したのち、
再び、CVD法によって厚さ0.3μmのSiO2 膜を
堆積させ、パターニングして幅が、例えば、1.4μm
のストライプ状の半導体光増幅器16のパターン、光導
波路部13を構成する光合流器15の幅広のストライプ
状パターン及び屈曲型光導波路アレイ14の幅1.4μ
mの屈曲パターン、及び、幅1.4μmの複数のDFB
レーザ12のパターンによって構成されるSiO2 マス
クを形成する。
【0029】次いで、このSiO2 マスクをエッチング
マスクとして、エタン+水素からなるエタン系のガスを
用いたRIE(反応性イオンエッチング)法によってメ
サエッチングを行い、高さが、例えば、1.5μmのス
トライプ状メサを形成する。
【0030】次いで、このSiO2 マスクを選択成長マ
スクとして厚さが、例えば、1.5μmのp型InP埋
込層30、厚さが、例えば、0.4μmのn型InP電
流ブロック層31を順次成長させる。
【0031】次いで、SiO2 マスクを除去したのち、
再び、MOVPE法を用いて、厚さが、例えば、2.0
μmのp型InPクラッド層32、及び、厚さが、0.
5μmのp型InGaAsコンタクト層33を成長させ
て表面を平坦化する。
【0032】次いで、再び、CVD法によって厚さ0.
4μmのSiO2 膜34を堆積させたのち、パターニン
グして個々のDFBレーザ12及び半導体光増幅器17
に対応する独立した開口部を形成し、個々のDFBレー
ザ12及び半導体光増幅器17に対応する独立したAu
・ZnAu電極からなるp側電極35を形成する。一
方、n型InP基板11の裏面の全面にn側電極36と
してAu・Ge/Au電極を設ける。
【0033】次いで、再び、CVD法によって厚さ0.
4μmのSiO2 膜37を堆積させたのち、スパッタ法
によって、全面に、厚さが、例えば、300nmのTi
膜を堆積させ、半導体レーザ部11のみを覆うように矩
形状にパターニングして加熱器20を形成する。
【0034】次いで、SiO2 膜37の露出部で、且
つ、個々のDFBレーザ12及び半導体光増幅器17に
対応する領域に開口部38を形成し、この開口部38を
介して配線39をワイヤボンディングすることによっ
て、p側電極35と配線39とを電気的に接続する。
【0035】なお、図4は、模式的に示した図であるの
で、加熱器20がストライプ状で、開口部38を加熱器
20の側部に設けているが、図3に示すように加熱器2
0が矩形状である場合には、各DFBレーザ12に対す
る開口部は、各DFBレーザ12の各端部に設けるもの
である。或いは、個別のp側電極35から引出線を周辺
部に取り出すために、加熱器20を形成する工程の前
に、SiO2 膜の形成工程と引出線の形成工程を加えれ
ば良い。
【0036】次いで、半導体光増幅器部16の長さが6
00μm、半導体レーザ部11の長さが300μmにな
るように劈開したのち、劈開面に反射防止膜を設けるこ
とによって、光半導体装置の基本的構成が完成する。
【0037】次に、図5を参照して、上記の光半導体装
置をキャリア上に実装して、波長制御機構を設けた光半
導体モジュールの概念的構成を説明する。 図5参照 上述の製造工程によって製造した光半導体装置10をサ
ブマウント、即ち、キャリア51上にマウントするとと
もに、このキャリア51をペルチェ素子52に固定し、
このペルチェ素子52を温度制御手段53によって一定
の温度、例えば、25℃に維持する。
【0038】そして、半導体レーザ部11上に設けた加
熱器20に加熱器電源54より電流を流して選択したD
FBレーザ12を加熱して、発振波長を所定量だけ長波
長側にシフトさせる。例えば、加熱器20に400mW
の電力を印加すると、50℃程度温度が上昇し、発振波
長が5nm程度だけ長波長側にシフトする。
【0039】この様に波長がシフトしたレーザ光を光導
波路部13を介して半導体光増幅器部16で増幅したの
ち取り出し、ハーフミラー55を介して光信号として光
ファイバ(図示を省略)へ導出する。
【0040】一方、出力光の一部は、ハーフミラー55
で反射させて波長測定装置56へ導いて発振波長を検出
し、その検出出力によって制御装置57で加熱器電源5
4の電流量を制御して、発振波長が設定波長になるよう
にフィードバック制御する。例えば、検出波長が設定波
長よりも短波長である場合、加熱器20へ印加する電力
を増加して、発振波長が設定波長になるようにDFBレ
ーザの温度を上昇させる。なお、モニタ光は、出力光の
一部を用いる必要は必ずしもなく、後端側から出射され
るレーザ光をバックモニタ光として用いても良いもので
ある。
【0041】この本発明の第1の実施の形態において
は、半導体レーザ部11のみを加熱するように加熱器2
0を設け、ペルチェ素子52は光半導体装置20の全体
の温度を一定の温度に維持するようにしているので、波
長可変のために半導体レーザ部11の温度を上昇させて
も、半導体光増幅器部16への温度の影響を抑制するこ
とができ、それによって、光出力の減少を抑制すること
ができる。
【0042】また、加熱器20は、通常の導電性薄膜の
成膜工程及びフォトリソグラフィー工程で形成すること
ができるので、加熱器20を簡単な工程で、且つ、小型
に形成することができ、それによって、光半導体装置及
び光半導体モジュールの全体構成も小型化することがで
きる。
【0043】また、個々のDFBレーザ12の波長可変
範囲は狭いものの、各DFBレーザ12の発振波長は少
しづつ異なるので、DFBレーザアレイを構成するDF
Bレーザ12を順次駆動することによって、DFBレー
ザアレイ全体としての波長可変範囲を広くすることがで
きる。
【0044】なお、上記の第1の実施の形態において
は、DFBレーザアレイとして示しているが、図1に示
した原理的構成のように、半導体レーザ部11は、一つ
のDFBレーザのみによって構成しても良いものであ
り、それに伴って、光導波路部13を1本の光導波路に
よって構成すれば良く、その他の構成は上記の第1の実
施の形態と実質的に同様である。
【0045】次に、図6を参照して、本発明の第2の実
施の形態の光半導体装置を説明する。 図6参照 図6は、本発明の第2の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図であり、図1に示した光半導体装置と同じ構
成の半導体光増幅器17の出射端側に電界吸収型の半導
体光変調器19を設けたものである。
【0046】この場合には、図1の構成において、半導
体光増幅器部16を構成するダブルヘテロ接合構造を選
択成長で積層させたのち、SiO2 マスクを除去し、次
いで、再び、CVD法によって厚さ0.3μmのSiO
2 膜を堆積させ、半導体レーザ部11、半導体光増幅器
部16、及び、光導波路部13を覆うベタ状パターンに
なるようにSiO2 膜をエッチングし、この様な形成し
たSiO2 マスクをマスクとして露出部をn型InP基
板に達するまでエッチング除去する。
【0047】次いで、SiO2 マスクをそのまま選択成
長マスクとして用いて、再び、MOVPE法によって、
厚さが、例えば、50nmで、PL波長組成が1.15
μmのノン・ドープInGaAsPSCH(図示を省
略)を成長させ、次いで、厚さが、例えば、9.0nm
のノン・ドープInGaAsPウエル層、及び、厚さ
が、例えば、5.1nmで、PL波長が1.36μm組
成のノン・ドープInGaAsPバリア層を、ノン・ド
ープInGaAsPウエル層が10層になるように交互
に成長させることによってMQW光吸収層29を成長さ
せる。この場合、ノン・ドープInGaAsPウエル層
のPL波長組成は、例えば、1545Å〜1549Åと
なる。
【0048】引き続いて、厚さが、例えば、50nm
で、PL波長組成が1.15μmのノン・ドープInG
aAsPSCH層(図示を省略)、及び、p型InPク
ラッド層(図示を省略)を順次成長させて、全体が平坦
になるように埋め込む。なお、この埋め込み成長工程に
おいても、MQW活性層24とMQW光吸収層29との
高さがほぼ一致するように成長させる。
【0049】以降は、上記の第1の実施の形態と同様な
手法で、全体を幅が1.4μmのストライプ状メサにエ
ッチングしてDFBレーザ40、光導波路41、半導体
光増幅器17、及び、半導体光変調器19を形成したの
ち、ストライプ状メサをFBH構造によって埋め込み、
DFBレーザ40上にのみTi膜からなる加熱器20を
設けたものである。
【0050】この第2の実施の形態においては、波長を
変動させるための加熱の影響が、半導体光変調器部18
へ伝達されることを抑制することができ、それによっ
て、半導体光変調器19における吸収端の長波化を抑制
できるので、基礎吸収損失による光出力の減少も低減す
ることができる。
【0051】次に、図7を参照して、本発明の第3の実
施の形態を説明する。 図7参照 図7は、本発明の第3の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図であり、上記の第1の実施の形態に対して、
上記の第2の実施の形態と同様に電界吸収型の半導体光
変調器部18を設けたものであり、その他の構成は上記
の第1の実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省
略する。
【0052】また、作用効果としても、上記の第1の実
施の形態における作用効果に加えて、上記の第2の実施
の形態と同様に、半導体光変調器19における基礎吸収
損失による光出力の減少を低減する効果が得られるもの
である。
【0053】次に、図8を参照して、本発明の第4の実
施の形態を説明する。 図8参照 図8は、本発明の第4の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図であり、上記の第1の実施の形態における大
きな一つの加熱器20の代わりに、個々のDFBレーザ
12に対して、Ti膜からなる加熱器42を個々に設け
たものであり、その他の構成は上記の第1の実施の形態
と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0054】この場合には、DFBレーザ12の間の埋
込層部を直接加熱することがないので、半導体光増幅器
部16に対する半導体レーザ部11からの温度変化の影
響をさらに抑えることができるとともに、消費電力の低
減が可能になる。
【0055】次に、図9を参照して、本発明の第5の実
施の形態を説明する。 図9参照 図9は、本発明の第5の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図であり、上記の第4の実施の形態における個
々の加熱器42を独立に駆動したものであり、その他の
構成は上記の第5の実施の形態と同様であるので、詳細
な説明は省略する。
【0056】この場合には、波長をシフトさせる特定の
DFBレーザ12のみを加熱するので、半導体光増幅器
部16に対する半導体レーザ部11からの温度変化の影
響をさらに低減することができ、また、消費電力のさら
なる低減が可能になる。但し、この場合には、個々の加
熱器42を駆動する個々の加熱器電源が必要になるか、
或いは、1個の加熱器電源の場合には、任意の加熱器4
2を選択する制御手段が必要になる。
【0057】なお、個々の加熱器42を並列接続した場
合には、波長シフトに関わらない他のDFBレーザ12
も加熱することになるが、個々の加熱器42を駆動する
加熱器電源54は一つで良くなる。
【0058】次に、図10を参照して、本発明の第6の
実施の形態を説明する。 図10参照 図10は、本発明の第6の実施の形態の光半導体装置の
概略的斜視図であり、上記の第4の実施の形態における
個々の加熱器42を直列接続したパターンになるように
蛇行した屈曲パターンの加熱器43としたものであり、
その他の構成は上記の第4の実施の形態と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0059】この場合には、加熱器43に接続する配線
は2本で済むため、モジュール実装でピンの本数や加熱
器用電源の個数を減らすことができる。
【0060】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は上記の各実施の形態に記載した構成に限
られるものではなく、各種の変更が可能である。例え
ば、上記の各実施の形態においては、加熱器をTi膜に
よって形成しているが、Tiに限られるものではなく、
Pt等の他の導電体薄膜を用いても良いものであり、用
いる導電性薄膜の比抵抗に応じて、所定の発熱量が得ら
れるように導電性薄膜の膜厚を制御すれば良い。
【0061】また、上記の各実施の形態においては、加
熱器をDFBレーザアレイ全体を覆う一つの矩形状の加
熱器、或いは、ここのDFBレーザ対応するストライプ
状の加熱器としているが、例えば、各2つのDFBレー
ザに対して1つの加熱器を配置するなど、加熱器を複数
個に分割して設けても良いものである。
【0062】また、上記の各実施の形態においては、波
長変動手段として加熱器を用いているが、加熱器に限ら
れるものではなく、微小ペルチェ素子を用いた冷却器と
しても良いものであり、DFBレーザを冷却することに
よって発振波長を短波長側にシフトさせることができ
る。
【0063】また、上記の第2或いは第3の実施の形態
においては、光変調器として電界吸収型半導体光変調器
を用いているが、電界吸収型半導体光変調器に限られる
ものではなく、マッハツェンダー型光変調器等の他の半
導体光変調器を用いても良いものである。
【0064】また、上記の第2或いは第3の実施の形態
においては、光変調器を半導体光増幅器の出射端側、即
ち、前段に設けているが、前段に限られるものではな
く、後段に設けても良いものであり、後段に設けること
によって、変調されたレーザ光を増幅するようにしても
良いものである。
【0065】また、上記の各実施の形態においては、n
型InP基板21上に直接回折格子を設けているが、n
型InP基板上にバッファ層を兼ねるn型InPクラッ
ド層を設け、このn型InPクラッド層の表面に回折格
子を設けてその上にMQW活性層24等を成長させても
良いものである。
【0066】また、上記の各実施の形態においては、I
nGaAsP光ガイド層を両側に設けているが、InG
aAsP光ガイド層は片側だけでも良く、或いは、省略
しても良く、また、活性層はMQW活性層に限られるも
のではなく、バルクのInGaAsP活性層を用いても
良いものである。
【0067】また、上記の各実施の形態においては、D
FBレーザアレイの発光中心波長を1.5μm帯として
いるが、1.5μm帯に限られるものではなく、1.3
μm帯としても良いものである。
【0068】また、上記の各実施の形態においては、光
半導体装置をInGaAsP/InP系で構成している
が、InGaAsP/InP系に限られるものではな
く、AlGaAs/GaAs系によって構成しても良い
ものであり、それによって、LAN等の近距離光通信シ
ステムの光源として用いることができる。
【0069】ここで、再び、図1を参照して、本発明の
詳細な特徴を説明する。 図1参照 (付記1) 単一波長で発振する半導体レーザ部2と半
導体光増幅器部4とを光導波路部3で結合して同一基板
1上に集積化した光半導体装置において、前記半導体レ
ーザ部2にのみ温度可変制御手段5を設けたことを特徴
とする光半導体装置。 (付記2) 上記温度可変制御手段5が、電気的抵抗で
加熱する導電性薄膜からなる加熱器であることを特徴と
する付記1記載の光半導体装置。 (付記3) 上記半導体光増幅器部4の前段または後段
のいずれかに、半導体光変調器を集積化したことを特徴
とする付記1または2に記載の光半導体装置。 (付記4) 上記半導体レーザ部2が、半導体レーザア
レイからなるとともに、上記光導波路部3が、前記半導
体レーザアレイを一つの光導波路に光結合する光合流器
を有することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に
記載の光半導体装置。 (付記5) 上記温度可変制御手段5を、一個の温度可
変制御要素或いは複数個の分割温度可変制御要素のいず
れかによって構成したことを特徴とする付記1乃至4の
いずれか1に記載の光半導体装置。 (付記6) 上記温度可変制御手段5を、半導体レーザ
アレイを構成する個々の半導体レーザに対して独立に設
けた温度可変制御要素によって構成し、前記各温度可変
制御要素を独立に制御することを特徴とする付記4記載
の光半導体装置。 (付記7) 上記温度可変制御手段5を、半導体レーザ
アレイを構成する個々の半導体レーザに対して独立に設
けた温度可変制御要素によって構成し、前記各温度可変
制御要素を電気的に直列に接続することを特徴とする付
記4記載の光半導体装置。 (付記8) 付記1乃至7のいずれか1に記載の光半導
体装置、前記光半導体装置を載置するキャリア、前記キ
ャリアを一定の温度に維持する温度維持手段、上記半導
体光増幅器部4からのレーザ光の波長を検知する波長検
知手段、及び、前記波長検知手段の出力に基づいて上記
温度可変制御手段5を制御する制御手段を備えたことを
特徴とする光半導体モジュール。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、温度によって波長を可
変にする際に、温度可変制御手段を半導体レーザ部にの
み設けているので、半導体レーザ部における温度変動の
影響が半導体光変調器等へ伝達することを抑制すること
ができ、それによって、波長可変に伴う光出力の変動を
低減することができるので、大きな光出力を維持したま
まで広い波長範囲で波長をシフトすることができる光半
導体装置を実現することができ、ひいては、波長多重通
信システムの実現・普及に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】光出力変化の温度依存性の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の光半導体装置を構
成するDFBレーザの概略的斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の光半導体装置を実
装した光半導体モジュールの概念的構成図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態の光半導体装置の概
略的斜視図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態の光半導体装置の
概略的斜視図である。
【図11】従来の光増幅器集積化半導体レーザアレイの
概略的斜視図である。
【図12】DFB半導体レーザの発振波長の温度依存性
の説明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 半導体レーザ部 3 光導波路部 4 半導体光増幅器部 5 温度可変制御手段 10 光半導体装置 11 半導体レーザ部 12 DFBレーザ 13 光導波路部 14 屈曲型光導波路アレイ 15 光合流器 16 半導体光増幅器部 17 半導体光増幅器 18 半導体光変調器部 19 半導体光変調器 20 加熱器 21 n型InP基板 22 回折格子 23 ノン・ドープInGaAsPSCH層 24 MQW活性層 25 ノン・ドープInGaAsPSCH層 26 p型InPクラッド層 27 InPクラッド層 28 InGaAsP光導波層 29 MQW光吸収層 30 p型InP埋込層 31 n型InP電流ブロック層 32 p型InPクラッド層 33 p型InGaAsコンタクト層 34 SiO2 膜 35 p側電極 36 n側電極 37 SiO2 膜 38 開口部 39 配線 40 DFBレーザ 41 光導波路 42 加熱器 43 加熱器 51 キャリア 52 ペルチェ素子 53 温度制御手段 54 加熱器電源 55 ハーフミラー 56 波長測定装置 57 制御装置 71 DFBレーザアレイ部 72 光導波路部 73 屈曲型光導波路アレイ 74 光合流器 75 半導体光増幅器部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H047 KA05 KA12 LA12 LA18 MA07 QA04 5F073 AA46 AA64 AA74 AA83 AB04 AB21 AB29 BA01 CA12 CB02 CB20 DA05 DA22 DA25 DA32 EA15 FA01 FA06 FA11 FA25 FA27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一波長で発振する半導体レーザ部と半
    導体光増幅器部とを光導波路部で結合して同一基板上に
    集積化した光半導体装置において、前記半導体レーザ部
    にのみ温度可変制御手段を設けたことを特徴とする光半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 上記温度可変制御手段が、電気的抵抗で
    加熱する導電性薄膜からなる加熱器からなることを特徴
    とする請求項1記載の光半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記半導体光増幅器部の前段または後段
    のいずれかに、半導体光変調器を集積化したことを特徴
    とする請求項1または2に記載の光半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記半導体レーザ部が、半導体レーザア
    レイからなるとともに、上記光導波路部が、前記半導体
    レーザアレイを一つの光導波路に光結合する光合流器を
    有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の光半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    光半導体装置、前記光半導体装置を載置するキャリア、
    前記キャリアを一定の温度に維持する温度維持手段、上
    記半導体光増幅器部からのレーザ光の波長を検知する波
    長検知手段、及び、前記波長検知手段の出力に基づいて
    上記温度可変制御手段を制御する制御手段を備えたこと
    を特徴とする光半導体モジュール。
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