JP2002162653A - 3次元フォトニック結晶及びその製造方法及び光学素子 - Google Patents

3次元フォトニック結晶及びその製造方法及び光学素子

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JP2002162653A JP2000362136A JP2000362136A JP2002162653A JP 2002162653 A JP2002162653 A JP 2002162653A JP 2000362136 A JP2000362136 A JP 2000362136A JP 2000362136 A JP2000362136 A JP 2000362136A JP 2002162653 A JP2002162653 A JP 2002162653A
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dimensional photonic
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pores
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Hikari Yokoyama
光 横山
Takuji Hatano
卓史 波多野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元の周期構造を動的に可変できる3次元
フォトニック結晶を提供する。 【解決手段】 屈折率及びエッチング特性の異なる複数
の媒質6、7が周期的に積層して成る基体21上に2次
元の周期で凹設された細孔部21aの断面積をエッチン
グによって拡大し、基板3と電極23との間に印加され
る電圧により屈折率が変化する電気光学効果を有する液
晶等の注入材料22を細孔部21aに注入した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屈折率の異なる複
数の媒質を3次元の所定周期で配置した3次元フォトニ
ック結晶及びその製造方法及びそれを用いた光学素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】屈折率の異なる複数の媒質を周期的に配
置したフォトニック結晶は図7に示すような構造になっ
ている。フォトニック結晶1は基板3上に屈折率の異な
る媒質2a、2bが周期的に配列されている。媒質2
a、2bから成る光導波層2の屈折率を基板3の屈折率
よりも大きくすることにより、光導波層2は屈折率の小
さい上部の空気層と基板3とに挟まれるため、光導波層
2に入射した光は光導波層2内に閉じこめられて導波す
る。
【0003】フォトニック結晶1は屈折率分散の異方性
が生じる光学特性を有している。媒質2a、2bの屈折
率、円柱や角柱等の媒質2a、2bの形状、媒質2a、
2bの大きさ、三角格子や正方格子等の格子種類或いは
配列の周期を適切に選択することにより、所望の波長や
偏光方向の光に対して異なる光学特性を得ることができ
る。
【0004】これにより、同図に示すように例えば、同
一方向から入射した波長λ1、λ2の光を異なる方向に
出射することができる。逆に異なる方向から入射した波
長の異なる光を同一方向に出射することもできる。ま
た、特定の波長の光を反射させることも可能である。こ
のような光学特性を利用することで、フォトニック結晶
1を光信号の分波器や合波器、或いはフィルターとして
用いることができる。
【0005】上記のフォトニック結晶1は図8(a)〜
(d)に示すような製造方法により製造することができ
る。まず、図8(a)に示すように、レジスト塗布工程
において所定の屈折率を有する媒質から成る基体4の表
面にレジスト11を塗布する。基体4は、基板3(図7
参照)上に成膜により形成してもよい。次に、図8
(b)に示すようにパターニング工程において、フォト
リソグラフィー技術によりレジスト11を2次元の周期
的な形状にパターニングする。
【0006】次に、図8(c)に示すようにエッチング
工程において、RIE(Reactive Ion Etching)等により
基体4をエッチングして細孔部4aを形成する。そし
て、図8(d)に示すようにレジスト除去工程において
レジスト11を除去する。この時の断面図を図9に示す
と、細孔部4aが2次元の周期で配列されている。従っ
て、図8(a)のレジスト塗布工程〜図8(d)のレジ
スト除去工程は周期的な細孔部4aを形成する細孔部形
成工程を構成している。そして、基体4と細孔部4a内
の空気とによって、屈折率の異なる媒質が2次元の周期
で配置された2次元フォトニック結晶が得られる。
【0007】また、陽極酸化または陽極化成により周期
的に配列された細孔部を形成する方法も知られている。
図10は、陽極酸化または陽極化成による細孔部形成工
程を示す図である。アルミニウム、チタン等の金属や、
シリコン、ガリウム砒素、インジウム砒素等の半導体か
ら成る基体4は、適切な電解液中に浸漬し、陽極に配置
して電圧を印加すると酸化または化成される。その結
果、同図に示すように、規則正しく配列された細孔部4
aを得ることができる。
【0008】例えば、アルミニウム基板或いは所定の基
板上に形成されたアルミニウム薄膜から成る基体4をシ
ュウ酸等の酸性電解液中で陽極酸化すると、直径が数n
m〜数100nmの細孔部4aが数nm〜数100nm
の周期で三角格子状に規則正しく並んだ多孔質アルミナ
層5が形成される。陽極酸化または陽極化成によって、
非常に垂直性がよくアスペクト比の極めて高い細孔部4
aを容易に得ることができる。
【0009】従って、基体4と細孔部4a内の空気とに
よって屈折率の異なる媒質が2次元の周期で配置された
2次元フォトニック結晶が得られる。また、細孔部4a
の間隔は陽極酸化の際の印加電圧に略比例するため、印
加電圧を制御することによって細孔部4aの間隔を制御
し、所望の光学特性を得ることができる。
【0010】上記の2次元フォトニック結晶は、前述の
図9に示した平面に平行な面内で傾斜して入射する波長
や偏光方向の異なる入射光に対して、屈折率分散の異方
性が生じる。これに対し、該平面に垂直な面内において
も傾斜して入射する入射光に対して波長や偏光方向に応
じて屈折率分散させる場合には厚み方向にも屈折率が周
期的に異なるように形成された3次元フォトニック結晶
が必要となる。
【0011】図11に示すように、成膜中のドーピング
等により屈折率の異なる媒質6、7を基板3上に積層し
た基体21に、上記と同様の方法により細孔部21aを
形成すると、擬似的な3次元フォトニック結晶を得るこ
とができる。即ち、細孔部21aの部分は厚み方向に同
一の屈折率であるが、媒質6、7の部分では厚み方向に
屈折率が異なった3次元の周期構造を有している。
【0012】これにより、厚み方向の入射位置が異なる
入射光X1、X2に対して異なる方向へ出射光を分散さ
せることができる。また、垂直面内で傾斜した入射光X
3が入射すると、垂直面内で波長や偏光方向に応じて出
射方向が異なるような光学特性を得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の3次元フォトニック結晶によると、細孔部21a
を形成するピッチや媒質6、7の屈折率によって光学特
性が決められる。このため、光学特性の異なった多種の
3次元フォトニック結晶を得るためには、夫々の仕様に
応じて細孔部21aのピッチや媒質6、7の屈折率を選
択して形成する必要がある。このため、製造コストが高
くなる問題があった。
【0014】また、3次元フォトニック結晶を通過する
光束は、波長や偏光方向に応じて出射方向が分散され
る。このため、例えば所定の方向の出射光は常に同じ色
の光になり、異なる色の光を捉えることができない。即
ち、各色の光の出射方向を可変できない。従って、3次
元方向に出射方向を分散するとともに、出射方向を可変
できる3次元フォトニック結晶はこれまで実用化されて
いなかった。
【0015】本発明は、低い製造コストにより多種の光
学特性を得ることができる3次元フォトニック結晶及び
光学素子を提供することを目的とする。また、本発明
は、3次元の周期構造を可変できる3次元フォトニック
結晶及び光学素子を提供することを目的とする。
【0016】また本発明は、低い製造コストにより多種
の光学特性を得ることができる3次元フォトニック結晶
の製造方法を提供することを目的とする。また、本発明
は、3次元の周期構造を可変できる3次元フォトニック
結晶の製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明の3次元フォトニック結晶
は、屈折率及びエッチング特性の異なる複数の媒質が周
期的に積層して成る基体上に、2次元の周期で凹設され
且つ媒質毎に孔径の異なる細孔部を形成し、印加電圧に
より屈折率が変化する電気光学効果を有する材料を前記
細孔部に充填したことを特徴としている。
【0018】この構成によると、複数の媒質を周期的に
積層することや媒質の成膜中に周期的にドーピングする
ことによって積層方向に屈折率及びエッチング特性が周
期的に変化した基体を形成し、RIE、陽極酸化法、ウ
ェットエッチング等の方法によって基体の表面に媒質毎
に孔径の異なる細孔部が2次元の所定周期で凹設され
る。細孔部には電気光学効果を有する材料が充填され、
該材料に印加される電圧に応じて屈折率の周期構造を3
次元的に可変できる3次元フォトニック結晶が得られ
る。
【0019】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載された3次元フォトニック結晶において、前記
材料は液晶から成ることを特徴としている。この構成に
よると、細孔部に充填された液晶は印加電圧により配向
方向が所定方向に揃えられ、電圧の印加を解除した後も
配向方向を保持する。これにより、例えば所定の方向か
ら捉えられる出射光の色を可変できるとともに、所定の
色の出射方向を所望の方向に保持できる。
【0020】また請求項3に記載された発明の光学素子
は、請求項1または請求項2に記載の3次元フォトニッ
ク結晶と、前記材料に電圧を印加する電極とを備えたこ
とを特徴としている。
【0021】また請求項4に記載された発明の3次元フ
ォトニック結晶の製造方法は、屈折率及びエッチング特
性の異なる複数の媒質が周期的に積層して成る基体上に
2次元の周期で細孔部を凹設する細孔部形成工程と、前
記細孔部の断面積をエッチングによって拡大する細孔部
拡大工程と、印加電圧により屈折率が変化する電気光学
効果を有する注入材料を前記細孔部に注入する注入工程
と、を備えたことを特徴と光学素子は、請求項1または
請求項2に記載の3次元フォトニック結晶と、前記注入
材料に電圧を印加する電極とを備えたことを特徴として
いる。
【0022】また請求項5に記載された発明は、請求項
4に記載の3次元フォトニック結晶の製造方法におい
て、前記注入材料は液晶から成ることを特徴としてい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。説明の便宜上、従来例の図11と同
一の部分については同一の符号を付している。図1〜図
5は一実施形態の3次元フォトニック結晶を有する光学
素子の製造方法を示す断面図である。
【0024】図1に示すように、銅やアルミニウム等の
電極材料から成る基板3上には屈折率及びエッチング特
性の異なる媒質6、7が厚み方向に所定の周期で積層さ
れ、多層膜から成る基体21が形成されている。媒質
6、7は、スパッタリング、蒸着或いはCVD等により
成膜することができ、異なる材料を用いて積層されてい
る。また、同一の材料の成膜中に他の材料をドーピング
してもよい。
【0025】次に、前述した図8(a)〜(d)と同様
に、細孔部形成工程においてフォトリソグラフィ技術に
よりレジスト11を所望形状にパターニングし、RIE
やウェットエッチング等によりエッチングする。これに
より、図2に示すように、基体21の厚み方向に2次元
の周期で凹設された細孔部21aを得ることができる。
【0026】細孔部21aは媒質6、7にそれぞれ形成
される細孔部6a、7aから成っている。その結果、媒
質6と細孔部6a内の空気とから成る2次元フォトニッ
ク結晶と、媒質7と細孔部7a内の空気から成る2次元
フォトニック結晶とが積層された3次元フォトニック結
晶10を得ることができる。
【0027】また、上記方法によって数100nm以下
の周期の細孔部21aを形成することが困難であるた
め、前述の図10に示すように陽極酸化或いは陽極化成
により細孔部形成工程を行ってもよい。この場合には、
細孔部21aの周期を数10nm〜数100nmに形成
することができる。これにより、約350nm〜2μm
の波長の光に対して所望の光学的特性を得るために、使
用波長の約1/4の周期の細孔部21aを容易に形成す
ることができる。
【0028】次に、図3に示すように、細孔部拡大工程
において所定のエッチング液に浸漬することにより細孔
部6a、7aの径を広くする。この時、媒質6、7が異
なるエッチング特性を有しているので、細孔部6a、7
aを異なる径にすることができる。
【0029】これにより、断面G−Gでは、媒質6、7
が厚み方向に周期的に配され、断面H−Hでは媒質6と
空気とが厚み方向に周期的に配された擬似的な3次元の
周期構造を有する3次元フォトニック結晶10’を得る
ことができる。また、陽極酸化或いは陽極化成後、電圧
の印加を解除して電解液によりエッチングすることによ
って3次元フォトニック結晶10’を1回の細孔部形成
工程により低コストで作成することも可能である。
【0030】次に、図4に示すように、注入工程が行わ
れる。注入工程は、印加電圧に応じて屈折率が変化する
電気光学効果を有した液晶やPLZT等の注入材料22
を細孔部6a、7aに注入する。これにより、電気光学
効果を有する材料が細孔部に充填された3次元フォトニ
ック結晶10”が得られる。
【0031】そして、図5に示すように、電極形成工程
において銅やアルミニウム等の電極材料から成る上部電
極23が表面に形成される。これにより、基板3と上部
電極23との間に電圧を印加することにより、注入材料
22の屈折率を可変して動的に光学特性を可変できる光
学素子11が得られる。
【0032】即ち、基板3と上部電極23との間に電圧
を印加しない場合は、注入材料22が所定の屈折率にな
る。そして、積層された各層に平行に入射光X1が入射
すると、図6の平面図に示すように、入射光X1の波長
や偏光方向に応じて同一平面内でX11、X12のよう
に屈折して出射させることができる。
【0033】光学素子11に入射光X1と平行な入射光
X2(図5参照)が入射光X1と垂直方向の異なる位置
に入射すると、波長や偏光方向に応じて同一平面内でX
21、X22のように出射させることができる。また、
図5に示すように、各層に対して傾斜して入射光X3が
入射すると、各層に垂直な面内でX31、X32、X3
3のように屈折して出射させることができる。
【0034】次に、基板3と上部電極23との間の電圧
を印加すると、注入材料22の屈折率が変化する。そし
て、光学素子11に入射する入射光X1は波長や偏光方
向に応じて同一平面内でX11’、X12’のようにX
11、X12と異なる方向に出射する。同様に、入射光
X2は波長や偏光方向に応じて同一平面内でX21、X
22と異なる方向に出射する。また、入射光X3は、各
層に垂直な面内でX31’、X32’、X33’のよう
に屈折して出射させることができる。
【0035】従って、電圧の印加により3次元の周期構
造を動的に可変して例えばB方向から異なる色の光を捉
えることができるようになる。また、光学特性が異なる
多種の3次元フォトニック結晶を同一の3次元フォトニ
ック結晶10”により提供することができる。その結
果、3次元フォトニック結晶の製造コストを削減するこ
とができる。また、印加電圧を可変することによって出
射光を更に異なる方向に出射させることも可能である。
【0036】また、注入材料22として液晶を用いる
と、所望の屈折率を保持したメモリー機能を得ることが
できる。即ち、断面積の狭い細孔部21aに注入された
液晶に電圧を印加すると、液晶が所定の方向に配向され
て所望の屈折率が得られる。この状態で電圧の印加を解
除しても、細孔部21aの断面積が狭いため液晶は配向
方向を保持する。従って、例えば、電圧の印加を解除し
ても所定の方向から所望の色の光を常に捉えることので
きる3次元フォトニック結晶を得ることができる。
【0037】また、細孔部21a内に液晶が注入される
ことで、電圧印加時に液晶が迅速に配向され、動的な応
答速度の速い3次元フォトニック結晶を得ることができ
る。尚、液晶として、ネマチック液晶、スメクチック液
晶、コレステリック液晶等を使用することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によると、エッチングにより細孔
部の断面積を拡大した後、細孔部に電気光学効果を有す
る注入材料を注入することにより、電圧の印加により3
次元の周期構造を動的に可変して例えば所定方向から異
なる色の光を捉えることができるようになる。また、仕
様が異なる多種の3次元フォトニック結晶を同一の3次
元フォトニック結晶により提供することができる。その
結果、3次元フォトニック結晶の製造コストを削減する
ことができる。
【0039】また本発明によると、注入材料として液晶
を用いると、細孔部に注入された液晶に電圧を印加する
と液晶が所定の方向に配向されて所望の屈折率が得ら
れ、電圧の印加を解除しても液晶が配向方向を保持す
る。これにより、例えば所定の方向から所望の色の光を
常に捉えることのできる3次元フォトニック結晶を得る
ことができる。また、電圧印加時に液晶が迅速に配向さ
れ、動的な応答速度の速い3次元フォトニック結晶を得
ることができる。
【0040】また本発明によると、3次元フォトニック
結晶と電極とを備えた光学素子によって、注入材料に容
易に電圧を印加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の3次元フォトニック結
晶の基体を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施形態の3次元フォトニック結
晶の製造方法の細孔部形成工程を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施形態の3次元フォトニック結
晶の製造方法の細孔部拡大工程を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施形態の3次元フォトニック結
晶の製造方法の注入工程を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施形態の3次元フォトニック結
晶の製造方法の電極形成工程を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施形態の3次元フォトニック結
晶を示す平面図である。
【図7】 従来のフォトニック結晶を示す斜視図であ
る。
【図8】 従来のフォトニック結晶の製造方法を示す
断面図である。
【図9】 従来のフォトニック結晶を示す断面図であ
る。
【図10】 従来のフォトニック結晶の他の製造方法を
示す斜視図である。
【図11】 従来の3次元フォトニック結晶を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 フォトニック結晶 2 光導波層 2a、2b、6、7 媒質 3 基板 4、21 基体 4a、21a 細孔部 5 多孔質アルミナ層 10、10’、10” 3次元フォトニック結晶 11 光学素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H047 KA03 KB08 PA21 PA24 RA08 TA44 2H088 EA47 FA08 FA30 JA03 KA04 2K002 AB07 AB08 BA06 CA14 DA14 DA20 EB02 EB03 EB09 HA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相異なる三つの方向で屈折率が周期的に
    変化する3次元フォトニック結晶において、 屈折率及びエッチング特性の異なる複数の媒質が周期的
    に積層して成る基体上に、2次元の周期で凹設され且つ
    媒質毎に孔径の異なる細孔部を形成し、印加電圧により
    屈折率が変化する電気光学効果を有する材料を前記細孔
    部に充填したことを特徴とする3次元フォトニック結
    晶。
  2. 【請求項2】 前記材料は液晶から成ることを特徴とす
    る請求項1に記載の3次元フォトニック結晶。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の3次元
    フォトニック結晶と、前記材料に電圧を印加する電極と
    を備えたことを特徴とする光学素子。
  4. 【請求項4】 相異なる三つの方向で屈折率が周期的に
    変化する3次元フォトニック結晶の製造方法において、 屈折率及びエッチング特性の異なる複数の媒質が周期的
    に積層して成る基体上に2次元の周期で細孔部を凹設す
    る細孔部形成工程と、 前記細孔部の断面積をエッチングによって拡大する細孔
    部拡大工程と、 印加電圧により屈折率が変化する電気光学効果を有する
    注入材料を前記細孔部に注入する注入工程と、 を備えたことを特徴とする3次元フォトニック結晶の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記注入材料は液晶から成ることを特徴
    とする請求項4に記載の3次元フォトニック結晶の製造
    方法。
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