JP2002161045A - アルコール代謝向上剤及び肝障害低減剤 - Google Patents

アルコール代謝向上剤及び肝障害低減剤

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JP2002161045A JP2000319585A JP2000319585A JP2002161045A JP 2002161045 A JP2002161045 A JP 2002161045A JP 2000319585 A JP2000319585 A JP 2000319585A JP 2000319585 A JP2000319585 A JP 2000319585A JP 2002161045 A JP2002161045 A JP 2002161045A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天然成分で構成され、生体内において安全で
且つ優れたアルコール代謝向上剤及び肝障害低減剤を提
供する。 【解決手段】 本アルコール代謝向上剤及び肝障害低減
剤は、米糠類、大豆類及び炭素源を含む培地に納豆菌あ
るいは枯草菌を接種し、発酵培養して得られた米糠・大
豆発酵抽出物を含有することを特徴とする。この米糠・
大豆発酵抽出物の摂取により、血中エタノール及びアセ
トアルデヒドの消失速度が増加し、Control群よ
り有意に高い肝臓ADH及びALDH活性が認められた
ことから、アルコール代謝を高めることができる。ま
た、エタノール及び四塩化炭素投与に伴う血清GOT及
びGPT活性の上昇を抑制し、四塩化炭素投与に伴うL
POの生成も抑制することが認められたことから、アル
コール及び四塩化炭素による肝障害を軽減することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコール代謝向
上剤及び肝障害低減剤に関し、更に詳しくは、米糠・大
豆発酵抽出物を含有し、アルコール代謝を向上剤させる
アルコール代謝向上剤、及び肝障害、特にアルコールや
四塩化炭素等のハロゲン化合物に起因する肝障害を低減
することができる肝障害低減剤に関する。
【0002】
【従来の技術】エタノールを摂取すると、肝臓において
アルコール脱水素酵素(ADH)の働きによって酸化さ
れ、アセトアルデヒドに変換される。アセトアルデヒド
は更にアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きによっ
て酢酸に変換され、体外に排泄される。しかし、アルコ
ールの代謝生成物であるアセトアルデヒドが十分に代謝
されないで体内に蓄積していると、皮膚紅潮、頭痛、吐
気等の二日酔いの症状を呈する。そこで、従来より、生
体内において安全で且つ優れたアルコール代謝向上作用
を奏するアルコール代謝向上剤の現出が望まれている。
【0003】また、肝臓は解毒、物質代謝等に中心的役
割を果たし、種々の機能を有する主要な臓器として働い
ているが、肝炎ウイルスの感染による他、クロロホル
ム、四塩化炭素、ビスフェノール、フタル酸エステル、
塩化化合物、アルキルフェノール、アルコール類等の化
学物質により、肝障害が生じることが知られている。特
に薬物の副作用として生じる薬物性肝障害は、薬物の有
効性を減殺することになので問題となる。また、近年の
アルコール摂取量の増加に伴い、アルコール摂取に起因
するアルコール性肝障害も問題となりつつある。そこ
で、従来より有効な肝障害低減剤の開発が求められてい
る。
【0004】一方、従来より人工合成された化学品を避
けて、より安全な天然成分と肝機能との関係について検
討が進められた結果、例えば、ラン科シュスラン属の多
年生草本植物であるミヤマウズラ由来成分を有効成分と
する肝障害抑制剤(特開2000−16946号公報)
や、シイタケ菌糸体抽出物を含む薬物による肝障害の防
御剤(特開2000−159683号公報)等が開発さ
れている。しかし、味覚的に優れている上に健康によ
く、各種疾病の予防・改善を図ることができる食品素材
に由来し、肝機能改善に優れた素材の方が、医食同源の
考えの下、毎日摂取することにより、肝機能障害の予
防、肝機能の改善を図ることができることから好まし
い。
【0005】かかる観点から、食品素材と生理的機能と
の関連性について研究された結果、米糠及び大豆を原料
に発酵させて得られる発酵抽出物と生理的機能との関係
について様々な知見が得られている。例えば、血中のア
ルコール濃度及びアルコール口臭を低減させる米糠・大
豆発酵抽出物(特開平3−272657号公報)、米糠
・大豆発酵抽出物を含む活性酸素抑制組成物、及びこの
発酵抽出物からなる血圧抑制剤(特開平6−28487
2号公報、特開平6−315369号公報)、米糠・大
豆発酵抽出物を含む糞尿脱消臭用発酵飼料(特開平9−
103252号公報)等が知られている。しかし、上記
先行文献においては、米糠・大豆発酵抽出物とアルコー
ル代謝反応との関係、及び米糠・大豆発酵抽出物と肝機
能との関係については検討されていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記現状に鑑
みてなされたものでり、生体内において安全で且つ優れ
たアルコール代謝向上作用を奏するアルコール代謝向上
剤、及び肝障害、特にアルコールや四塩化炭素等のハロ
ゲン化合物に起因する肝障害の低減作用を奏する肝障害
低減剤を提供することを目的とする。
【0007】本発明者等は、上記実情に鑑みて、発酵原
料として天然素材を用いた安全な発酵物について、アル
コール代謝及び肝機能への影響について種々検討した結
果、米糠・大豆発酵抽出物にアルコール代謝向上作用及
び肝障害低減作用、特にアルコールや四塩化炭素等のハ
ロゲン化合物に起因する肝障害の低減作用があることを
新たに見出すことにより、本発明を完成するに至った。
【0008】請求項1記載のアルコール代謝向上剤及び
請求項2記載のアルコール肝障害低減剤は、米糠類、大
豆類及び炭素源を含む培地に納豆菌あるいは枯草菌を接
種し、発酵培養して得られた米糠・大豆発酵抽出物を含
有することを特徴とする。
【0009】上記「米糠・大豆発酵抽出物」とは、米糠
類、大豆類及び炭素源を含む培地に納豆菌あるいは枯草
菌を接種し、発酵培養して得られる抽出物である。上記
「米糠・大豆発酵抽出物」としては、培養して得られた
培養発酵液をろ過したままの液でもよいし、これを脱色
等の後処理をした液でもよいし、これを濃縮した濃縮液
でもよい。その他にも、噴霧乾燥等の公知の方法により
溶媒を除去した固形物や粉末化した粉末物でもよい。
【0010】上記「米糠類」とは、米胚芽、脱脂米胚
芽、米糠、脱脂米糠等をいい、上記「大豆類」とは、脱
脂大豆、キナ粉、大豆粉、大豆カス、これらの加水分解
物等をいう。また、上記「炭素源」としては、通常用い
られるものを使用でき、例えば、グルコース、デキスト
リン、乳糖及びデンプン等の1種又は2種以上を用いる
ことができる。通常、これらの添加割合は、米糠類を1
00重量部とする場合、大豆類が1〜20重量部、好ま
しくは10〜20重量部であり、炭素源は20〜80重
量部、好ましくは40〜60重量部である。これらの範
囲にある場合には、菌の発育に最も好ましいからであ
る。
【0011】上記「培地」としては、上記米糠類、大豆
類及び炭素源を含み、納豆菌あるいは枯草菌が増殖でき
るものであれば特に制限はなく、通常は水に米糠類、大
豆類及び炭素源を添加した液体培地が用いられる。ま
た、上記「培地」は通常は液体培地であるが、固形培地
であってもかまわない。
【0012】また、上記「納豆菌」及び「枯草菌」は、
市販されている一般的な納豆菌や枯草菌を用いるのが通
常である。しかし、自然的、又はニトロソグアニジン等
の化学物質、X線、紫外線等により人為的変異手段によ
り得られ、菌学的性質が変異した納豆菌や枯草菌の変異
株であっても、アルコール代謝向上作用又は肝障害低減
作用を有する米糠・大豆発酵抽出物を産生する性質を失
わない限り利用することができる。
【0013】通常、発酵培養は通気攪拌を行うことによ
り行われる。この発酵培養の条件については、発酵が行
われる限り特に制限はないが、通常、pHが7.5〜1
0、好ましくは8.5〜10であり、培養温度が40〜
45℃程度である。培地のpHを調節する場合は、アル
カリ剤として炭酸水素ナトリウム等を用いることができ
る。尚、培地原料としてはプロテアーゼを用いることが
できる。この場合は、大豆ペプチドを更に分解するので
有用である。また、発酵培養を行う前に、原料である米
糠・大豆について、酸性条件下で乳酸菌によって発酵さ
せる等の前発酵をすることにより、優れた米糠・大豆発
酵抽出物が得られるので好ましい。
【0014】本発明の米糠・大豆発酵抽出物は、例え
ば、以下の方法により製造することができる。即ち、培
地原料として脱脂米糠を30.0kg、脱脂大豆を5.
0kg、フィチン酸を5.0kg、グルコースを15.
0kg、リン酸水素二ナトリウムを10.0kg、リン
酸水素二アンモニウムを2.5kg、炭酸水素ナトリウ
ムを45.0kg、消泡剤を0.25kg、水を500
kg、使用する。尚、pHは9前後である。この培地を
121℃、30分にて殺菌し、その後冷却し、次いで、
納豆菌(製造元;成瀬醗酵化学研究所)0.05kgを
接種し、40〜45℃にて約48時間、通気、撹拌して
培養させて培養物を得る。その後、この培養物を圧搾ろ
過し、活性炭及びパーライトで処理をして脱臭、脱色を
し、ほぼ透明の米糠・大豆発酵抽出エキスを得る(固形
分濃度;5重量%程度)。尚、この活性炭としては、粉
末活性炭(活性炭S、活性炭K等)、粒状活性炭(活性
炭SG等)の種々のものを使用でき、パーライトとして
は、「パーライトNo.4180」(ダイカラインオリ
エント株式会社製)を使用することができる。
【0015】請求項2記載の肝障害低減剤は、各種肝障
害の治療、改善等に広く利用され得る。例えば、抗生
物質(ペニシリン系、セフェム系、アミノ配糖体系、ア
クラルビシン等の抗腫瘍系、リファンピシン等の抗酸菌
抗生物質系、テトラサイクリン系、マクロライド系
等)、解熱鎮痛薬(アスピリン、アセトアミノフェン
等)等に起因する細胞障害型肝障害や、モノアミンオ
キシダーゼ阻害剤(ヒドラジン誘導体〔イプロニアジド
等〕)、全身麻酔薬(ハロタン、エンフルラン、イソフ
ルラン等)、サルファ剤(スルファメトキサゾール、サ
ラゾスルファピリジン等)、抗結核薬(ヒドラジン系
〔ピラジナミド、イソニアジド、エチオナミド、パス
等〕)等に起因する肝炎型肝障害、その他、クロロホ
ルム、四塩化炭素、ビスフェノール、フタル酸エステ
ル、塩化化合物、アルキルフェノール、アルコール類等
に起因する肝障害、肝炎ウイルス等の感染による肝障害
に有用である。
【0016】特に、請求項2記載の肝障害低減剤は、ア
ルコール誘発性肝障害及びハロゲン系化合物誘発性肝障
害に有効であることから、請求項3記載のアルコール誘
発性肝障害低減剤及び請求項4記載のハロゲン系化合物
誘発性肝障害低減剤として好適に用いることができる。
上記ハロゲン化合物としては、例えば、四塩化炭素、ク
ロロホルム、ハロゲン系吸入全身麻酔薬(ハロタン、エ
ンフルラン、イソフルラン等)等が挙げられ、この中
で、請求項5記載のように、特に四塩化炭素誘発性の肝
障害に対して好適に用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実験例により本発明を具体
的に説明する。 (A)米糠・大豆発酵抽出物の調製について 脱脂米糠30g、脱脂大豆5g、グルコース0.3gに
水約350mlを加え、炭酸ナトリウムでpHを9.0
に調整後、全量500gとなるように水を加えた。90
℃にて10分間加熱後冷却し納豆菌(「納豆素」高橋祐
蔵研究所)5mlを添加した。特に強制通気はせず42
℃にて18時間攪拌した。その後90℃にて10分間加
熱し、冷却後ろ過(ろ過助剤としてパーライト使用)し
て米糠・大豆発酵抽出物(「GMT」ともいう。固形分
濃度;5重量%)を得た。
【0018】(B)実験動物及び飼育方法について 以下の実験例1では、10週齢のSD系雄性ラット(S
LC株式会社)を固形飼料(オリエンタル酵母工業株式
会社)で1週間予備飼育した後、試験に供した。また、
実験例2では、ddY系6週齢雄性マウス(オリエンタ
ル酵母工業株式会社製)を固形飼料(オリエンタル酵母
工業株式会社製)で1週間予備飼育した後、試験に供し
た。尚、予備飼育及び試験期間中は、実験例1及び2と
も、室温25±1℃,湿度50±5%,明暗12時間サ
イクルとした。
【0019】(C)実験例について 〔実験例1〕 (1)アルコール負荷実験について 上記(B)のラットを次の3群に分けた。即ち、Co
ntrol群(蒸留水),EtOH群(蒸留水),及
びEtOH/GMT群(0.12%GMT)である。
エタノール投与群には表1に示す試験飼料と、15%エ
タノール溶液としてエタノール1.0g/kg BW/
dayを強制経口投与した。飲用水として蒸留水又は供
試サンプル溶液を用い、各群6匹、試験期間30日間と
し、飼料及び飲用水は自由摂取とした。尚、Contr
ol群にはアルコールパウダーの代わりにsucros
eパウダーを用い、15%エタノール溶液の代わりに蒸
留水を強制経口投与した。
【0020】
【表1】
【0021】(2)GOT及びGPT活性について 試験開始0,10,20及び30日後に採血しグルタミ
ン酸・オキサロ酢酸・トランスアミナーゼ(GOT)活
性及びグルタミン酸・ピルビン酸・トランスアミナーゼ
(GPT)活性を測定した。測定は、市販生化学検査用
酵素キット(トランスアミナーゼCIIテストワコー
(和光純薬株式会社)を用いた。これらの結果を表2及
び図1に示す。
【0022】
【表2】
【0023】(3)アルコール代謝試験 試験24日目に、12時間の絶食後、Control群
及びEtOH群には蒸留水を、EtOH/GMT群には
GMT 0.2g/kg BWをそれぞれ強制経口投与
した。30分後、15%エタノール溶液としてエタノー
ル1.0g/kg BW/dayを強制経口投与し、エ
タノール投与の30分,1及び6時間後に採血し血中エ
タノール及びアセトアルデヒドを測定した。測定は、市
販測定用キット(F−キット エタノール,F−キット
アセトアルデヒド(ベーリンガー・マンハイム社))
を用いた。これらの結果を表3及び図2に示す。
【0024】
【表3】
【0025】(4)ADH及びALDH活性について 試験30日目に、12時間の絶食後15%エタノール溶
液として、エタノール1.0g/kg BW/dayを
強制経口投与し、30分後に肝臓を採取した。肝臓0.
5gに0.25M−sucrose,2mM−メルカプ
トエタノールを含む10mMリン酸ナトリウムbuff
er(pH7.4)2mlを加え、ホモジネートを調製
した。700×g,5分の遠心分離後、その上清液を更
に4500×g,10分遠心分離した。得られた沈殿に
同じ10mMリン酸ナトリウムbuffer(pH7.
4) 2mlを加え懸濁後、同様の操作を繰り返し沈殿
を得た。肝臓サンプルの2倍量の0.15M−KCl
(0.3%−コール酸ナトリウムを含む)を加えて懸濁
後、106000×g,60分遠心分離し、その上清を
アルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)及びアセトアル
デヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH)活性測定用試料と
した。ADH活性測定反応組成は、3M−エタノール:
0.1ml,0.06M−ピロリン酸ナトリウムbuf
fer(pH8.5):0.5ml,1.5mM−NA
+:0.1ml,H2O:2.2mlとした。また、A
LDH活性測定反応組成は、5mM−アセトアルデヒ
ド:0.1ml,0.05M−ピロリン酸ナトリウムb
uffer(pH8.8):0.5ml,1mM− N
AD+:0.1ml,0.1mM−ピラゾール:0.1
ml,2μM−ロテノン(in MeOH):0.1m
l,H2O:2mlとした。25℃にてサンプル0.1
mlを添加することにより反応を開始し、340nmの
吸光度により1分間当りのNADHの生成量として活性
測定した。タンパクの定量は、Lowryらの方法に従
った。これらの結果を表4及び図3に示す。
【0026】
【表4】
【0027】〔実験例2〕 (1)四塩化炭素投与 上記(B)のマウスを18時間の絶食後、マウス各群の
平均体重が均一になるように、コントロール群、四
塩化炭素群、及び四塩化炭素群/GMT群の3群に分
けた。尚、1群中のマウスは10匹である。そして、
コントロール群及び四塩化炭素群には蒸留水を、四
塩化炭素群/GMT群には上記(A)で調製したGMT
0.4g/kg BWをそれぞれ経口投与で与えた。3
0分後、四塩化炭素群及び四塩化炭素群/GMT群
には1%四塩化炭素として四塩化炭素0.1g/kg
BWを腹腔内投与した。一方、コントロール群には、
四塩化炭素の希釈に用いた短鎖脂肪酸中性脂肪であるパ
ナセートを投与した。四塩化炭素を投与してから24時
間経過後にネンブタール麻酔下でマウスから血液及び肝
臓を採取し、血液は直ちに血清分離をした後、トランス
アミナーゼ活性の測定に用いた。また、肝臓は0.9%
生理食塩水で洗浄後、分析まで−80℃で凍結保存し
た。
【0028】(2)トランスアミナーゼ活性 トランスアミナーゼ活性として、GOT活性及びGPT
活性を測定した。測定は、市販生化学検査用酵素キット
(和光純薬株式会社製 「トランスアミナーゼCIIテ
ストワコー」)を用い、キットに記載の手順により行っ
た。その結果を以下の表5及び図4に示す。
【0029】(3)肝臓過酸化脂質(LPO)の測定 上記マウスのLPOを、チオバルビツール酸(以下、
「TBA」という。)反応を用いて、マロンジアルデヒ
ドとして定量する八木法により測定した。上記(1)で
採取したマウスの肝臓に1.15%塩化カリウムを加え
て30%ホモジネートを調製してLPO測定用サンプル
とした。そして、該LPO測定用サンプル0.1ml、
8.1%ドデシル硫酸ナトリウム0.2ml、酢酸緩衝
液(pH3.5)1.5ml、0.8%BHT氷酢酸溶
液0.05ml、0.8%TBA1.5ml、及び5m
M EDTA0.7mlをこの順に加え、よく混合して
混合液を調製した。その後、混合液を5℃にて60分間
放置した。次いで、上記混合液を沸騰水浴中で60分間
加熱し、冷却後、水1.0ml及びブタノール−ピリジ
ン混合液(15:1)5.0mlを加えてよく混合し
た。そして、3000rpmで10分間遠心分離を行っ
た後、上清を採取し、この上清の532nmにおける吸
光度を測定することによりLPOを測定した。その結果
を表5及び図5に示す。
【0030】
【表5】
【0031】(D)実施例の効果 (1)エタノール投与と血清GOT及びGPT活性につ
いて 表2並びに図1(a)及び(b)に示すように、エタノ
ール投与群(EtOH群及びEtOH/GMT群)は、
エタノール摂取に伴う血清GOT及びGPT活性値の上
昇が認められた。一方、EtOH/GMT群の血清GO
T及びGPT活性値の上昇は、EtOH群に比べて低
く、Control群に近いレベルとなった。SD系ラ
ット15週齢の血清GOT及びGPT活性値の正常範囲
は、それぞれ33〜94IU/L及び15〜34IU/
Lといわれているが、EtOH/GMT群に認められた
値は、ほぼこの範囲にあった。このことから、GMTは
エタノール摂取に伴う血清GOT及びGPT活性値の上
昇抑制効果を有することが認められた。従って、このG
MTは、アルコールによる肝機能障害を抑えることが可
能であることが判る。
【0032】(2)血中エタノール及びアセトアルデヒ
ド濃度について 表3並びに図2(a)及び(b)に示すように、いずれ
の群もエタノール投与後30分で血中エタノール及びア
セトアルデヒド濃度が最高値を示し、6時間後にはほぼ
初期値まで消失していることが認められた。EtOH/
GMT群の血中エタノール及びアセトアルデヒドの消失
はControl群及びEtOH群のそれに比べて速い
ことが認められた。即ち、血中エタノール濃度が最大値
の約半分(400mg/L)になる時間は、EtOH群
の3.8時間に比べて、EtOH/GMT群が2.6時
間と、32%も短くなる。また、血中アルデヒド濃度が
最大値の約半分(15mg/L)になる時間は、EtO
H群の4.4時間に比べて、EtOH/GMT群が2.
2時間と、100%も短くなる。従って、このGMT
は、アルコールによる肝機能障害を抑えることが可能で
あることが判る。
【0033】(3)肝臓ADH及びALDH活性につい
て 表4及び図3に示すように、EtOH群の肝臓ADH及
びALDH活性は、Control群に比べて低かっ
た。しかし、EtOH/GMT群のそれは、Contr
ol群に比べて有意に高く、GMT摂取による、ADH
及びALDHの生合成促進又は活性化の可能性が認めら
れた。即ち、EtOH/GMT群の場合はアルコール代
謝酵素が増え、その結果アルコール代謝が向上すること
が判り、そのため、アルコールによる肝機能障害を抑え
ることが可能である。
【0034】(4)四塩化炭素投与と血清GOT及びG
PT活性について 血清トランスアミナーゼは、肝障害の程度を示す指標と
して広く用いられており、数値が高いほど肝障害が大き
いことを意味する。そして、表5及び図4より、四塩化
炭素を投与していないコントロール群と、四塩化炭素
を投与した四塩化炭素群とを対比すると、GOT及び
GPTとも四塩化炭素群はコントロール群の100
倍前後の値を示していることから、四塩化炭素群では
肝障害が進んでいることが判る。一方、四塩化炭素のみ
を投与している四塩化炭素群と、四塩化炭素及びGM
Tの両者を投与した四塩化炭素群/GMT群とを対比
すると、GOT及びGPTとも四塩化炭素群/GMT
群では、四塩化炭素群よりも約40%程度有意に低下
していることが認められた。
【0035】(5)四塩化炭素投与とLPOについて また、表1及び図2より、LPOの量を比較すると、四
塩化炭素を投与していないコントロール群と、四塩化
炭素を投与した四塩化炭素群とを対比すると、四塩
化炭素群はコントロール群の約3.5倍大きい値を示
している。一方、四塩化炭素のみを投与している四塩
化炭素群と、四塩化炭素及びGMTの両者を投与した
四塩化炭素群/GMT群とを対比すると、四塩化炭素
群/GMT群では、四塩化炭素群よりも約30%程度
有意に低下していることが認められた。
【0036】(6)まとめ GMT摂取は、エタノールの連続摂取に伴う血清GOT
及びGPT活性の上昇を抑制した。また、GMT摂取に
より、血中エタノール及びアセトアルデヒドの消失速度
が増加した。更に、GMT摂取により、Control
群より有意に高い肝臓ADH及びALDH活性が認めら
れた。また、GMT摂取により、四塩化炭素投与に伴う
血清GOT及びGPT活性の上昇を抑制し、LPOの生
成も抑制している。以上のことから、米糠・大豆発酵抽
出物(GMT)の摂取は、血清GOT及びGPT活性を
上昇させることなく、肝臓アルコールデヒドロゲナーゼ
及びアルデヒドデヒドロゲナーゼ活性を上昇させ体内で
のアルコール代謝を高め、同時にアルコール及び四塩化
炭素による肝障害を軽減することができることが判る。
【0037】尚、本発明においては、上記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、
上記米糠・大豆発酵抽出物の形態は、通常、水溶液若し
くは原液等の液状であるが、これに限らず、この抽出物
を吸液性粉末に含浸させた粉末品、造粒した造粒品、増
量剤等他の粉末成分を配合した錠剤、又はマイクロカプ
セル等とすることができる。また、これらの水溶液、粉
末品等を所定容器に充填してなる商品形態、またこれ単
独で使用するか他剤(水溶液のもの、油性液のもの若し
くは粉末を問わない。)に配合して使用するかについて
も特に限定されず、例えば、ポーション型でもよいし、
他形状容器に充填してもよいし、粉末品をスティック状
容器(袋)に充填したものでもよい。
【0038】また、この抽出物のまま使用してもよい
し、従来の清涼飲料水、ドリンク剤、乳製品、油剤化製
品等に配合、分散して使用してもよい。尚、この分散は
油中水型、水中油型を問わない。また、他の栄養成分
(例えば、各種ビタミン類、カルシウムイオン成分、鉄
イオン成分等)、薬効成分、調味成分、匂い成分等を配
合してもよい。これらのうち、特に水溶性成分が好まし
い。均一に溶解した商品とすることができるからであ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明のアルコール代謝向上剤は、天然
成分で構成されるので生体内において安全であるととも
に、優れたアルコール代謝向上作用を示す。従って、ア
ルコールによる肝臓障害を有効に軽減できるものと考え
られる。
【0040】また、本発明の肝障害低減剤は、天然成分
で構成されるので生体内において安全であると共に、優
れた肝障害低減作用、特にアルコールや四塩化炭素等の
ハロゲン化合物に起因する肝障害低減作用を示す。従っ
て、肝障害、特にアルコールや四塩化炭素等のハロゲン
化合物に起因する肝障害を有効に軽減でき、一般の肝障
害の予防・改善の他、医療現場において薬剤性肝障害の
予防・改善にも好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実験例1において、(a)は血清GOTと時間
との関係を示すグラフ、(b)は血清GMTと時間との
関係を示すグラフである。
【図2】実験例1において、(a)は血中エタノールと
時間との関係を示すグラフ、(b)は血中アセトアルデ
ヒドと時間との関係を示すグラフである。
【図3】実験例1において、肝臓ADH活性又はALD
H活性の試験結果を示すグラフである。
【図4】実験例2におけるコントロール群、四塩化
炭素群、及び四塩化炭素/GMT群のGOT活性及び
GPT活性(IU/L)を示すグラフである。
【図5】実験例2におけるコントロール群、四塩化
炭素群、及び四塩化炭素/GMT群の肝臓過酸化脂質
(LPO)濃度(nmol/g Liver)を示すグ
ラフである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 3/00 A61P 3/00 43/00 111 43/00 111 (72)発明者 大森 正樹 愛知県大府市追分町3丁目89番地 株式会 社東洋発酵内 (72)発明者 岡田 利孝 愛知県大府市追分町3丁目89番地 株式会 社東洋発酵内 Fターム(参考) 4B018 LB10 LE05 MD49 MD57 MD88 ME14 MF01 MF13 4C088 AB61 AB74 AC04 AD21 BA09 CA17 CA25 MA52 NA14 ZA75 ZC19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米糠類、大豆類及び炭素源を含む培地に
    納豆菌あるいは枯草菌を接種し、発酵培養して得られた
    米糠・大豆発酵抽出物を含有することを特徴とするアル
    コール代謝向上剤。
  2. 【請求項2】 米糠類、大豆類及び炭素源を含む培地に
    納豆菌あるいは枯草菌を接種し、発酵培養して得られた
    米糠・大豆発酵抽出物を含有することを特徴とする肝障
    害低減剤。
  3. 【請求項3】 上記肝障害がアルコール誘発性肝障害で
    ある請求項2記載の肝障害低減剤。
  4. 【請求項4】 上記肝障害がハロゲン系化合物誘発性肝
    障害である請求項2記載の肝障害低減剤。
  5. 【請求項5】 上記ハロゲン系化合物が四塩化炭素であ
    る請求項4記載の肝障害低減剤。
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