JP2002160880A - エレベータのハッチドア - Google Patents
エレベータのハッチドアInfo
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- JP2002160880A JP2002160880A JP2000358717A JP2000358717A JP2002160880A JP 2002160880 A JP2002160880 A JP 2002160880A JP 2000358717 A JP2000358717 A JP 2000358717A JP 2000358717 A JP2000358717 A JP 2000358717A JP 2002160880 A JP2002160880 A JP 2002160880A
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- cover plate
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- hatch door
- hatch
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータかごのカードアや周壁をガラス張
りにした際に、乗客が視認できる各階のハッチドアのド
ア・ロック装置等の機械的構成を隠蔽して意匠的効果を
持たせる。 【解決手段】 ハッチドア3の昇降路に面する側に位置
するドア・ロック装置29を覆うカバープレート30を
側枠3a,3aと横枠3b,3eが囲む矩形の面内に設
ける。ロッキングローラ27,28はカバープレート3
0の外側に露出させる。カバープレート30にはロッキ
ングローラ27,28が貫通できる円孔か、又は、その
シャフトが貫通する円孔が開設されている。
りにした際に、乗客が視認できる各階のハッチドアのド
ア・ロック装置等の機械的構成を隠蔽して意匠的効果を
持たせる。 【解決手段】 ハッチドア3の昇降路に面する側に位置
するドア・ロック装置29を覆うカバープレート30を
側枠3a,3aと横枠3b,3eが囲む矩形の面内に設
ける。ロッキングローラ27,28はカバープレート3
0の外側に露出させる。カバープレート30にはロッキ
ングローラ27,28が貫通できる円孔か、又は、その
シャフトが貫通する円孔が開設されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエレベータのハッ
チドア(ホール側ドア)に関するもので、特にデザイン
や安全対策上の目的で、カードア及びハッチドアのほぼ
全域をガラス張りにしたものにおける昇降路側(若しく
はエレベータかご側)からの意匠対策に関するものであ
る。
チドア(ホール側ドア)に関するもので、特にデザイン
や安全対策上の目的で、カードア及びハッチドアのほぼ
全域をガラス張りにしたものにおける昇降路側(若しく
はエレベータかご側)からの意匠対策に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カードアやハッチドアからなるエ
レベータの乗降用ドアは、金属板等の不透明素材で形成
されて来たので、エレベータかごや昇降路の内部は密閉
空間となり、ホールやエレベータかごの内外から共に透
視することはできなかったが、近時にあってはデザイン
や密閉空間における不良・不法行為防止等の安全対策上
の見地から、乗降用ドアにガラスを嵌め込んで透視可能
にすることがある。
レベータの乗降用ドアは、金属板等の不透明素材で形成
されて来たので、エレベータかごや昇降路の内部は密閉
空間となり、ホールやエレベータかごの内外から共に透
視することはできなかったが、近時にあってはデザイン
や密閉空間における不良・不法行為防止等の安全対策上
の見地から、乗降用ドアにガラスを嵌め込んで透視可能
にすることがある。
【0003】また、近時は建物や塔屋のエレベータの昇
降路をガラス張りにするとともに、エレベータかごのカ
ードアや周壁をガラス張りにして、エレベータの昇降に
際しては乗客が戸外や各階フロアを観覧できるようにし
た展望用エレベータが多く見られるようになってきた。
降路をガラス張りにするとともに、エレベータかごのカ
ードアや周壁をガラス張りにして、エレベータの昇降に
際しては乗客が戸外や各階フロアを観覧できるようにし
た展望用エレベータが多く見られるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エレベ
ータかごのカードアや周壁をガラス張りにすると、当然
に昇降路の内部を視認できることとなるので、従来では
視認できなかったハッチドアの裏面がエレベータかごの
乗客には容赦なく視認できることとなった。しかし、ハ
ッチドアの裏面は乗客等の目を気にすべき意匠的な工夫
が一切なされて来なかったので、ドア・ロック装置及び
配線等の保守的構成部分が露出したままとなっていたの
を改善するものである。
ータかごのカードアや周壁をガラス張りにすると、当然
に昇降路の内部を視認できることとなるので、従来では
視認できなかったハッチドアの裏面がエレベータかごの
乗客には容赦なく視認できることとなった。しかし、ハ
ッチドアの裏面は乗客等の目を気にすべき意匠的な工夫
が一切なされて来なかったので、ドア・ロック装置及び
配線等の保守的構成部分が露出したままとなっていたの
を改善するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、昇
降路に面するハッチドアにおけるわい雑な構成部分を取
り除き、意匠的に見栄えよく構成することを目的とし
て、請求項1記載のように、エレベータのハッチドア
に、昇降路に面したドア・ロック装置を覆うカバープレ
ートを配設し、該ドア・ロック装置におけるロッキング
ローラは前記カバープレートに開設した丸穴を貫通する
か若しくはカバープレートを貫通したシャフトを介しそ
のカバープレートの外側に露出して昇降路に面すること
を特徴とするエレベータのハッチドアを提供する。
降路に面するハッチドアにおけるわい雑な構成部分を取
り除き、意匠的に見栄えよく構成することを目的とし
て、請求項1記載のように、エレベータのハッチドア
に、昇降路に面したドア・ロック装置を覆うカバープレ
ートを配設し、該ドア・ロック装置におけるロッキング
ローラは前記カバープレートに開設した丸穴を貫通する
か若しくはカバープレートを貫通したシャフトを介しそ
のカバープレートの外側に露出して昇降路に面すること
を特徴とするエレベータのハッチドアを提供する。
【0006】したがって、昇降路に面するハッチドアの
裏面においてはドア・ロック装置はロッキングローラを
残し、カバープレートで覆われて昇降路やエレベータか
ごから丸見えにならなくなるので、エレベータかごの乗
客等が不快を感じることなしに、そう快なエレベータか
ごの運行が可能になる。
裏面においてはドア・ロック装置はロッキングローラを
残し、カバープレートで覆われて昇降路やエレベータか
ごから丸見えにならなくなるので、エレベータかごの乗
客等が不快を感じることなしに、そう快なエレベータか
ごの運行が可能になる。
【0007】また、ドア・ロック装置がカバープレート
にて覆われるので塵埃等が装置内部に進入することなく
して保守・点検にも好都合であるほか、昇降路内部の意
匠的効果が向上する。
にて覆われるので塵埃等が装置内部に進入することなく
して保守・点検にも好都合であるほか、昇降路内部の意
匠的効果が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づき説明する。図1に示すように、エレベータかご
5の床15からドア開閉装置18を支持する柱16のホ
ール側上部に、ガイドレール17を介して両開きのカー
ドア1,1が、ドア開閉装置18のアーム19,19に
リンク20で回動可能にそれぞれ連結され、一方のアー
ム19は柱16の上部に固定されたモータ21により正
逆回転駆動されるホイール22に偏心して軸着したレバ
ー23と回動可能に軸着され、かつ、他方のアーム19
は連動棒24によって一方のアーム19と連動可能に連
結されている。
に基づき説明する。図1に示すように、エレベータかご
5の床15からドア開閉装置18を支持する柱16のホ
ール側上部に、ガイドレール17を介して両開きのカー
ドア1,1が、ドア開閉装置18のアーム19,19に
リンク20で回動可能にそれぞれ連結され、一方のアー
ム19は柱16の上部に固定されたモータ21により正
逆回転駆動されるホイール22に偏心して軸着したレバ
ー23と回動可能に軸着され、かつ、他方のアーム19
は連動棒24によって一方のアーム19と連動可能に連
結されている。
【0009】したがって、ホイール22が矢示b方向へ
回転するとカードア1,1が開き、この逆に、ホイール
22が矢示a方向へ回転するとカードア1,1は閉じ
る。このとき、一方のカードア1のリンク20を軸着し
たベース26にはハッチドア3を開閉するためのカーカ
ム25が直交して突設されているので、そのカーカム2
5がハッチドア3のロッキングローラーを押して同時に
開くようになっている。
回転するとカードア1,1が開き、この逆に、ホイール
22が矢示a方向へ回転するとカードア1,1は閉じ
る。このとき、一方のカードア1のリンク20を軸着し
たベース26にはハッチドア3を開閉するためのカーカ
ム25が直交して突設されているので、そのカーカム2
5がハッチドア3のロッキングローラーを押して同時に
開くようになっている。
【0010】カードア1には、図1に示すように、その
上下端部付近の所定幅を除く略中央部に、ホール及びエ
レベータかご5の乗降口に面するほぼ全域にガラス2,
2が嵌め込まれている。ガラス2はエレベータかご5の
乗降口のほぼ全域に及ぶ表面積を有する。カードア1
は、図2に示すように、互いに接触する断面コ字形部材
からなる側枠1aと、それから所定距離で離間した戸袋
側で角管部材からなる側枠1bに断面コ字形のガラス保
持枠7を内嵌してそのガラス保持枠7の面内にガラス2
を嵌め込んで形成される。側枠1aは側枠1bよりも正
面幅寸法の薄い断面コ字形材からなり、互いに接触する
側枠1a,1aの正面幅寸法をなるべく小さくすること
でガラス2の表面積増加を図っている。
上下端部付近の所定幅を除く略中央部に、ホール及びエ
レベータかご5の乗降口に面するほぼ全域にガラス2,
2が嵌め込まれている。ガラス2はエレベータかご5の
乗降口のほぼ全域に及ぶ表面積を有する。カードア1
は、図2に示すように、互いに接触する断面コ字形部材
からなる側枠1aと、それから所定距離で離間した戸袋
側で角管部材からなる側枠1bに断面コ字形のガラス保
持枠7を内嵌してそのガラス保持枠7の面内にガラス2
を嵌め込んで形成される。側枠1aは側枠1bよりも正
面幅寸法の薄い断面コ字形材からなり、互いに接触する
側枠1a,1aの正面幅寸法をなるべく小さくすること
でガラス2の表面積増加を図っている。
【0011】これに対応して、同じく図2に示すよう
に、ハッチドア3,3にもガラス2とほぼ同じガラス
4,4が嵌め込まれている。ガラス4はホールの乗降口
のほぼ全域に及ぶ表面積を有する。したがって、エレベ
ータかご5内やホール6から互いに透視することが可能
である。ハッチドア3は、図2及び図3に示すように、
所定高さの断面コ字形の側枠3a,3aを離間して平行
に配置し、それらの上端部側と下端部側を横枠3b,3
dで結んで長方形のフレームを形成し、かつ、上下端部
側にはそれぞれさらに横枠3e,3fを横枠3b,3d
と平行に所定幅で離間し配設してなる。
に、ハッチドア3,3にもガラス2とほぼ同じガラス
4,4が嵌め込まれている。ガラス4はホールの乗降口
のほぼ全域に及ぶ表面積を有する。したがって、エレベ
ータかご5内やホール6から互いに透視することが可能
である。ハッチドア3は、図2及び図3に示すように、
所定高さの断面コ字形の側枠3a,3aを離間して平行
に配置し、それらの上端部側と下端部側を横枠3b,3
dで結んで長方形のフレームを形成し、かつ、上下端部
側にはそれぞれさらに横枠3e,3fを横枠3b,3d
と平行に所定幅で離間し配設してなる。
【0012】横枠3e,3fと側枠3a,3aには、そ
れぞれの相対する内面側にガラス保持枠8が固定され、
これら4つのガラス保持枠8にはガラス4が嵌め込まれ
ている。そして、ロッキングローラーとドア・ロック装
置29を配設したのち横枠3b,3e間、及び、横枠3
d,3f間に、それぞれ矩形のカバープレート30,3
0aが覆設される。カバープレート30にはドア・ロッ
ク装置29のロッキングローラ27,28が外部に露出
できるように、ロッキングローラ27,28の直径より
もやや大きめの直径を有する円孔36,37(図9参
照)が開設されている。円孔36,37に代え、ロッキ
ング・ローラ27,28のシャフトが貫通する小径の孔
を穿設し、カバープレート30の外側でロッキングロー
ラ27,28をそれぞれのシャフトに組付けることとし
てもよい。したがって、ロッキングローラ27,28は
カバープレート30の外側に露出している。なお、図9
中、38はドア・ロック装置29の可動部の移動用長孔
である。
れぞれの相対する内面側にガラス保持枠8が固定され、
これら4つのガラス保持枠8にはガラス4が嵌め込まれ
ている。そして、ロッキングローラーとドア・ロック装
置29を配設したのち横枠3b,3e間、及び、横枠3
d,3f間に、それぞれ矩形のカバープレート30,3
0aが覆設される。カバープレート30にはドア・ロッ
ク装置29のロッキングローラ27,28が外部に露出
できるように、ロッキングローラ27,28の直径より
もやや大きめの直径を有する円孔36,37(図9参
照)が開設されている。円孔36,37に代え、ロッキ
ング・ローラ27,28のシャフトが貫通する小径の孔
を穿設し、カバープレート30の外側でロッキングロー
ラ27,28をそれぞれのシャフトに組付けることとし
てもよい。したがって、ロッキングローラ27,28は
カバープレート30の外側に露出している。なお、図9
中、38はドア・ロック装置29の可動部の移動用長孔
である。
【0013】なお、ハッチドア3の詳細について図5か
ら図8に示すように、横枠3b,3e間にはドア・ロッ
ク装置29を固定するための支持板31が設けられ、こ
の支持板31にはロック装置のベース部39を固定する
ためのナット32や装置のベース部40を固定するため
のナット33が支持板31に穿設した取付け用穴34,
35の裏側に溶接にて固定されている。ドア・ロック装
置29は片方のハッチドア3にのみ設けられる。このハ
ッチドア3はガラス4を嵌め込み形成したが、ガラス4
を嵌め込むか、若しくは従前通り不透明の金属板で構成
するかは自由である。
ら図8に示すように、横枠3b,3e間にはドア・ロッ
ク装置29を固定するための支持板31が設けられ、こ
の支持板31にはロック装置のベース部39を固定する
ためのナット32や装置のベース部40を固定するため
のナット33が支持板31に穿設した取付け用穴34,
35の裏側に溶接にて固定されている。ドア・ロック装
置29は片方のハッチドア3にのみ設けられる。このハ
ッチドア3はガラス4を嵌め込み形成したが、ガラス4
を嵌め込むか、若しくは従前通り不透明の金属板で構成
するかは自由である。
【0014】横枠3b,3e間のカバープレート30
は、エレベータかご5が乗降口に面して静止すると乗降
口から視認できない位置に隠れるが、横枠3d,3f間
のカバープレート30aは乗客の脚部や靴等を隠蔽する
とともに、ガラス4が蹴られて割れるのを防止するため
に補強する部分である。
は、エレベータかご5が乗降口に面して静止すると乗降
口から視認できない位置に隠れるが、横枠3d,3f間
のカバープレート30aは乗客の脚部や靴等を隠蔽する
とともに、ガラス4が蹴られて割れるのを防止するため
に補強する部分である。
【0015】したがって、カードア1,1及びハッチド
ア3,3が閉じられると、側枠1a,1aは互いに接触
するとともに、側枠3a,3aも互いに接触する乗降用
ドアの先端部となる。そこで、図2に示すように、カー
ドア1,1の先端部間に人や物が挟まれたのを感知する
センサー9,9は戸袋側の側枠1b,1bに配設され
る。センサー9への配線9aはカードア1の側枠1bか
ら上部に延伸し、アーム19に沿ってセンサーのコント
ローラーに接続される。
ア3,3が閉じられると、側枠1a,1aは互いに接触
するとともに、側枠3a,3aも互いに接触する乗降用
ドアの先端部となる。そこで、図2に示すように、カー
ドア1,1の先端部間に人や物が挟まれたのを感知する
センサー9,9は戸袋側の側枠1b,1bに配設され
る。センサー9への配線9aはカードア1の側枠1bか
ら上部に延伸し、アーム19に沿ってセンサーのコント
ローラーに接続される。
【0016】センサー9,9は赤外線を用いたもので、
一方はドア・ディテクターであり、他方はドア・エミッ
ターで、共にエレベータかご5の床面15から人の身長
よりも上方までの高さ範囲をカバーできる所定の高さ
で、一方が赤外線を発し、他方がこれを検出するもの
で、その赤外線光路Aを人や物が遮ることがあればモー
タ21の動きを反転させてカードア1,1を再び開くよ
うになっている。
一方はドア・ディテクターであり、他方はドア・エミッ
ターで、共にエレベータかご5の床面15から人の身長
よりも上方までの高さ範囲をカバーできる所定の高さ
で、一方が赤外線を発し、他方がこれを検出するもの
で、その赤外線光路Aを人や物が遮ることがあればモー
タ21の動きを反転させてカードア1,1を再び開くよ
うになっている。
【0017】また、ハッチドア3のセンサー10,10
はライトレイ装置を用い、一方のハッチドア3の戸袋1
1に配設した発光装置から発射された光が、他方のハッ
チドア3の戸袋11に配設された同一垂直面で高さを異
にする二つの光反射装置を経て、一方のハッチドア3に
前記発光装置とは高さを異にして配設された入射装置に
帰るコ字形の光路Bを人や物が遮ることにより、エレベ
ータかご5のモータ21の動きを反転させてカードア
1,1を再開するように電気的構成され、これによりハ
ッチドア3,3を再開する。
はライトレイ装置を用い、一方のハッチドア3の戸袋1
1に配設した発光装置から発射された光が、他方のハッ
チドア3の戸袋11に配設された同一垂直面で高さを異
にする二つの光反射装置を経て、一方のハッチドア3に
前記発光装置とは高さを異にして配設された入射装置に
帰るコ字形の光路Bを人や物が遮ることにより、エレベ
ータかご5のモータ21の動きを反転させてカードア
1,1を再開するように電気的構成され、これによりハ
ッチドア3,3を再開する。
【0018】したがって、カードア1やハッチドア3の
乗降口に面するほぼ全域をガラス張りにすることによ
り、エレベータかご5の内外又はホール6からの透視が
可能になり、エレベータかご5内における乗客の不良行
為等を消極的に防止できるので、密閉空間安全対策上の
見地から好ましく、かつ、乗降口が全面ガラス化される
のでデザイン的にも優れたものとなる。
乗降口に面するほぼ全域をガラス張りにすることによ
り、エレベータかご5の内外又はホール6からの透視が
可能になり、エレベータかご5内における乗客の不良行
為等を消極的に防止できるので、密閉空間安全対策上の
見地から好ましく、かつ、乗降口が全面ガラス化される
のでデザイン的にも優れたものとなる。
【0019】このようにして、エレベータかご5の内外
は勿論のこと、昇降路の内部もエレベータかご5から視
認できるようになったので、ハッチドア3,3の裏面
(昇降路側正面)も乗客から視認できるが、ドア・ロッ
ク装置29はロッキングローラ27,28を残して全て
カバープレート30,30で覆われているので、その構
造及び油や塵埃にまみれた露出状態については隠蔽され
て視認できない。また、カバープレート30で袋戸状に
なるのでドア・ロック装置29は塵埃等から保護され
る。
は勿論のこと、昇降路の内部もエレベータかご5から視
認できるようになったので、ハッチドア3,3の裏面
(昇降路側正面)も乗客から視認できるが、ドア・ロッ
ク装置29はロッキングローラ27,28を残して全て
カバープレート30,30で覆われているので、その構
造及び油や塵埃にまみれた露出状態については隠蔽され
て視認できない。また、カバープレート30で袋戸状に
なるのでドア・ロック装置29は塵埃等から保護され
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、ハッチ
ドアにおけるドア・ロック装置をカバープレートで覆う
ことにより隠蔽し、ロッキングローラのみが露出する構
成としたから、ドア・ロック装置がエレベータかごの乗
客から丸見えになることがなくて昇降路内部の意匠的効
果が向上し、かつ、ドア・ロック装置が塵埃から保護さ
れる、などの効果を奏する。
ドアにおけるドア・ロック装置をカバープレートで覆う
ことにより隠蔽し、ロッキングローラのみが露出する構
成としたから、ドア・ロック装置がエレベータかごの乗
客から丸見えになることがなくて昇降路内部の意匠的効
果が向上し、かつ、ドア・ロック装置が塵埃から保護さ
れる、などの効果を奏する。
【図1】カードアの正面図。
【図2】図1のY−Y断面図。
【図3】ハッチドアの正面図。
【図4】図3のX−X断面図。
【図5】ハッチドアの骨格図。
【図6】図5のD−D断面図.
【図7】図5のE−E断面図
【図8】図5のA−A断面図。
【図9】カバープレートの正面図。
1…カードア 2,4…ガラス 3…ハッチドア 3a…側枠 3b,3d,3e,3f…横枠 5…エレベータかご 6…ホール 7,8…ガラス保持枠 9…センサー 11…戸袋 27,28…ロッキングローラ 29…ドア・ロック装置 30,30a…カバープレート 31…支持板 32,33…ナット 34…軸孔 35…取付け用穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 邦久 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 新宿 NSビル 日本オーチス・エレベータ株式 会社内 Fターム(参考) 3F301 AA01 BB22 BC08 3F307 AA02 BA00 CC02 CC06
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータのハッチドアに、昇降路に面
したドア・ロック装置を覆うカバープレートを配設し、
該ドア・ロック装置におけるロッキングローラは前記カ
バープレートに開設した丸穴を貫通するか若しくはカバ
ープレートを貫通したシャフトを介しそのカバープレー
トの外側に露出して昇降路に面することを特徴とするエ
レベータのハッチドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358717A JP2002160880A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | エレベータのハッチドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358717A JP2002160880A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | エレベータのハッチドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002160880A true JP2002160880A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18830572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000358717A Withdrawn JP2002160880A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | エレベータのハッチドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002160880A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017175329A1 (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 三菱電機株式会社 | エレベータのインターロック装置 |
KR102318924B1 (ko) * | 2021-06-18 | 2021-11-01 | 주식회사 도일인텍 | 장식판이 결합된 엘리베이터 도어 구조체 |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000358717A patent/JP2002160880A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017175329A1 (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 三菱電機株式会社 | エレベータのインターロック装置 |
JPWO2017175329A1 (ja) * | 2016-04-06 | 2018-07-12 | 三菱電機株式会社 | エレベータのインターロック装置 |
KR102318924B1 (ko) * | 2021-06-18 | 2021-11-01 | 주식회사 도일인텍 | 장식판이 결합된 엘리베이터 도어 구조체 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |