JP2002160685A - 自動二輪車の燃料タンク - Google Patents

自動二輪車の燃料タンク

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一つの開口部でフロート式の燃料液面ゲージと
燃料ポンプとを内装可能な自動二輪車の燃料タンクを提
供するにある。 【解決手段】エンジン16の上方にエアクリーナ37お
よび燃料タンク11を配置すると共に、燃料タンク11
の底面38前部にエアクリーナ37を収納可能な凹部4
3を上方に向かって凹設し、燃料タンク11の後半分を
主要容積部44とする一方、燃料タンク11の主要容積
部44内に燃料ポンプ45を内装した自動二輪車におい
て、燃料ポンプ45の頂部にフロート式の燃料液面ゲー
ジ装置50を設けると共に、燃料液面ゲージ装置50の
ゲージ本体53に軸着されたアーム部52を、その自由
端が燃料ポンプ45より上方に回動可能に設けたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車の燃料
タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には、燃料タンク内の燃料が
規定量以下に減少した場合、運転者にその情報を伝達す
る手段を備えたものがある。
【0003】その手段としては、例えば、実公昭58−
37746号公報に示すように、燃料タンクの底面に開
口部を設け、この開口部からフロート式の燃料液面ゲー
ジを挿入したものがある。また、この開口部は燃料液面
ゲージに一体に設けられた蓋体で開口部を塞いでいる。
【0004】他の手段としては、例えば、特開平1−2
57686号公報に示すように、燃料タンク内に燃料ポ
ンプを内装し、この燃料ポンプにサーミスタを用いたフ
ューエルセンサを設けたものがある。このフューエルセ
ンサは、サーミスタの抵抗値の温度による変化を利用し
たもので、燃料タンク内の所定液面高さにサーミスタを
固定し、このサーミスタの液中・気中による温度差を抵
抗値として検出し、燃料が所定液面高さより低下すると
運転者に燃料が規定量以下に減少したことを知らせるよ
うにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料タ
ンク内にフロート式の燃料液面ゲージを備えたものは、
燃料ポンプを燃料タンク内に内装したい場合燃料ポンプ
用の開口部も別に設ける必要があるが、燃料タンクの底
面はそのレイアウト上開口部形成用の平坦面を広く確保
することが困難である。特に、移動するフロートと燃料
ポンプとの干渉を防ぐために両者間に十分な間隔が必要
であるが、上述した理由によりスペースの確保が困難で
ある。
【0006】一方、サーミスタを用いたフューエルセン
サはスペース的に有利ではあるが、サーミスタは単に燃
料タンク内の燃料が所定液面高さより上か下かを示すの
みであり、フロート式の燃料液面ゲージのように燃料の
減少を視覚的に示すものではない。すなわち、燃料が規
定量以下に減少したことが突然に知らされるため、好ま
しくない。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、一つの開口部でフロート式の燃料液面ゲージと
燃料ポンプとを内装可能な自動二輪車の燃料タンクを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
の燃料タンクは、上述した課題を解決するために、請求
項1に記載したように、エンジンの上方にエアクリーナ
および燃料タンクを配置すると共に、上記燃料タンクの
底面前部に上記エアクリーナを収納可能な凹部を上方に
向かって凹設し、上記燃料タンクの後半分を主要容積部
とする一方、上記燃料タンクの主要容積部内に燃料ポン
プを内装した自動二輪車において、上記燃料ポンプの頂
部にフロート式の燃料液面ゲージ装置を設けると共に、
上記燃料液面ゲージ装置のゲージ本体に軸着されたアー
ム部を、その自由端が上記燃料ポンプより上方に回動可
能に設けたものである。
【0009】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、自由端にフロートを備えた上
記アーム部を車両の進行方向軸線と地面とを結ぶ垂直面
と略平行な面上を上下に回動するように上記ゲージ本体
に軸着したものである。
【0010】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、上記燃料ポンプをその長手
方向軸線が後上がりに傾斜するよう上記燃料タンクに取
り付けたものである。
【0011】さらにまた、上述した課題を解決するため
に、請求項4に記載したように、上記アーム部の回動中
心を上記燃料タンク主要容積部の深さ方向略中間の位置
に設けたものである。
【0012】そして、上述した課題を解決するために、
請求項5に記載したように、上記ゲージ本体の測定領域
上限における上記アーム部の軸線をその回動中心から前
上がり傾斜になるように設定し、この位置における上記
アーム部の軸線と略平行になるよう、上記燃料タンク上
面後半部の傾斜面を前上がり傾斜に形成したものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。図1に示すように、この自
動二輪車1は車体フレーム2を有し、その前方にヘッド
パイプ3が設けられる。ヘッドパイプ3には図示しない
サスペンション機構を内装し、前輪4を回動自在に支持
する左右一対のフロントフォーク5やハンドルバー6等
から構成されるステアリング機構7が設けられ、ハンド
ルバー6により前輪4が左右に回動自在に操舵される。
【0015】一方、車体フレーム2は、例えばツインチ
ューブ型のもので、主にヘッドパイプ3の直後で左右方
向に拡開された後、互いに平行に斜下後方に側面視略直
線的に延びる左右一対のメインチューブ8と、これらの
メインチューブ8の後端部に一体に接続され、略上下方
に向かって延びる左右一対のボディフレーム9と、これ
らのボディフレーム9の後上端から斜め後上方に延びる
左右一対のシートフレーム10とから構成される。
【0016】メインチューブ8の上方には燃料タンク1
1が配置され、シートフレーム10の上方には運転シー
ト12が配置される。また、ボディフレーム9の略中央
下部にはピボット軸13が架設され、このピボット軸1
3にスイングアーム14がピボット軸13廻りにスイン
グ自在に枢着されると共に、このスイングアーム14の
後端に後輪15が回動自在に軸支される。
【0017】車体の中央下部、燃料タンク11下方の車
体フレーム2には4サイクル並列多気筒エンジン16が
搭載される。エンジン16の前部にはエンジン排気系を
構成するエキゾーストパイプ17が接続され、エンジン
16下部を回って後方に延びると共に、車体の一側、本
実施形態においては後輪15の右側、にはマフラ18が
斜め後上がりに配置され、エキゾーストパイプ17とマ
フラ18とが接続管19によって接続される。
【0018】さらに、この自動二輪車1は車体の少なく
とも一部(本実施形態においては前部から中央下部にか
けて)が流線形のカウリング20で覆われており、走行
中の空気抵抗低減と、走行風圧からのライダの保護とが
図られている。
【0019】図2はエンジン16の左側面図あり、大部
分を縦断面で示す。また、図3は燃料タンク11の概略
平面図である。図2に示すように、エンジン16は4サ
イクル並列四気筒エンジンであり、主にシリンダヘッド
カバー21、シリンダヘッド22、シリンダブロック2
3、そしてエンジンケース24から外形が構成される。
【0020】エンジンケース24は分割式であり、例え
ば図2における略上下方向に三分割され、車体の幅方向
に気筒を並設したシリンダブロック23がその前部に直
立よりやや前傾して一体に形成されたアッパーエンジン
ケース24aと、センターエンジンケース24bと、ロ
アーエンジンケース24cとから構成される。
【0021】アッパーエンジンケース24aとセンター
エンジンケース24bとの合せ面内側にはエンジン16
の幅方向に延びるクランクシャフト25が回転自在に支
持される。クランクシャフト25には、コンロッドの大
端部26aが連結され、また、コンロッドの小端部26
bにはピストンが連結される。そして、シリンダブロッ
ク23内にはピストンが図2における略上下方向摺動自
在に収納される。また、シリンダヘッド22とピストン
との間の空間には燃焼室27が形成され、その中央部に
は外方から点火プラグ(図示せず)がねじ結合される。
【0022】ピストンの往復ストロークはクランクシャ
フト25により回転運動に変換され、センターエンジン
ケース24bとロアーエンジンケース24cとによって
形成される空間内の図示しないクラッチ機構およびトラ
ンスミッション機構を経てドライブチェーン28(図1
参照)を介して駆動輪である後輪15に伝達される。
【0023】クランクシャフト25の一端には図示しな
いカムチェーンドライブスプロケットが設けられる。カ
ムチェーンドライブスプロケットは、シリンダヘッド2
2内に設けられた動弁装置のカムシャフト29端に設け
られた図示しないカムスプロケットに図示しないカムチ
ェーンを介して作動連結される。そして、クランクシャ
フト25の回転がカムチェーンを介してカムシャフト2
9に伝達されることにより、動弁装置が作動され、吸・
排気バルブ30,31を開閉操作する。なお、シリンダ
ヘッド22の上部はシリンダヘッドカバー21により塞
がれ、エンジン16はこのシリンダヘッドカバー21が
前記左右のメインチューブ8間に臨むように搭載され
る。
【0024】この自動二輪車1に用いられるエンジン1
6への混合気供給手段は燃料噴射式であって、シリンダ
ヘッド22に形成された上記燃焼室27に繋がる吸気ポ
ート32にフューエルインジェクタ33を備えたスロッ
トルボディ34が接続される。スロットルボディ34
は、その吸気通路35内にスロットルバルブ36を備
え、このスロットルバルブ36の下流側に直接燃料を噴
射するフューエルインジェクタ33が設けられる。そし
て、スロットルボディ34はエンジン16の後上方に配
置され、スロットルボディ34の上流側にはメインチュ
ーブ8より上方に突出して配置されたエアクリーナ37
が接続される。
【0025】メインチューブ8の上方に配置された燃料
タンク11は、車両の側面視において後下がりに傾斜し
てメインチューブ8と略平行に延在する底面38と、こ
の底面38の後端から略上方に向かって立ち上がる後面
39と、底面38の前端から斜め後上方に向かって立ち
上がった後略水平に延在し、その後半部に斜め前上方に
傾斜する傾斜面40を備えた上面41とを有する。な
お、燃料タンク上面41の略中央には燃料の給油口42
が形成される。
【0026】図2および図3に示すように、この燃料タ
ンク11の底面38前部にはその直下に配置されるエア
クリーナ37を収納可能な凹部43が上方に向かって凹
設され、燃料タンク11の後半分を主要容積部44とす
る。
【0027】燃料タンク11にはその内部の燃料を前記
フューエルインジェクタ33に圧送する燃料ポンプ45
が内装される(インタンク式燃料ポンプ)。燃料ポンプ
45は、燃料タンク11の底面38後部、すなわち主要
容積部44の底面に形成された開口部46よりその長手
方向軸線47が後上がりに傾斜するよう、燃料タンク上
面41の傾斜面40に向かって挿入され、燃料ポンプ4
5と一体的に形成されたフランジ48で開口部46を塞
ぐように固定される。そして、燃料ポンプ45とフュー
エルインジェクタ33とは燃料パイプ49によって接続
される。
【0028】燃料ポンプ45の頂部にはフロート式の燃
料液面ゲージ装置50が設けられる。この燃料液面ゲー
ジ装置50は、自由端部にフロート51を供えたアーム
部52と、このアーム部52を上下方向に、且つその先
端を燃料ポンプ45より上方に回動可能に支持すると共
に、アーム部52の回動位置を電気信号に変換するゲー
ジ本体53とから構成される。
【0029】また、図3に示すように、アーム部52は
車両の進行方向軸線54と地面とを結ぶ垂直面(図示せ
ず)と略平行な面(図示せず)上を上下に回動すると共
に、アーム部52の自由端は車両の進行方向前方に向か
って延出される。さらに、アーム部52の基端部である
回動中心55は燃料タンク11主要容積部44の深さ方
向略中間の位置に設けられる。
【0030】そして、ゲージ本体53の測定領域上限に
おけるアーム部52の軸線56はその回動中心55から
前上がり傾斜になるように設定され、この位置における
アーム部52の軸線56と略平行になるよう、燃料タン
ク上面41後半部の傾斜面40も前上がり傾斜に形成さ
れる。
【0031】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0032】燃料ポンプ45の頂部にフロート式の燃料
液面ゲージ装置50を設けたことにより、燃料ポンプ4
5とは別のゲージ挿入用開口を設ける必要がない。
【0033】また、燃料液面ゲージ装置50のアーム部
52を、その自由端が燃料ポンプ45より上方に回動可
能に設けたことにより、燃料ポンプ45を燃料タンク1
1の底面38後部に形成された開口部46から挿入する
ときにフロート51が邪魔にならないため、開口部46
を必要以上に大径化する必要がなく、燃料ポンプ45の
設置場所の制約が軽減される。
【0034】ところで、自動二輪車1は、加減速による
車両の前後方向および走行中の路面からの突き上げによ
る車両の上下方向に発生する振動の方が振動強度および
発生頻度と共に車両の左右方向に発生する振動に比べて
高い。そこで、自由端にフロート51を備えたアーム部
52を車両の進行方向軸線54と地面とを結ぶ垂直面と
略平行な面上を上下に回動するようにゲージ本体53に
軸着したことにより、アーム部52の回動軸57に作用
する曲げモーメントが軽減され、耐久性が向上される。
【0035】さらに、燃料ポンプ45を燃料タンク11
の底面38後部に形成された開口部46よりその長手方
向軸線47が後上がりに傾斜するよう、燃料タンク上面
41の傾斜面40に向かって挿入して固定したことによ
り、燃料ポンプ45の頂部に設置される燃料液面ゲージ
装置50に設けられたアーム部52の回動中心55と、
燃料タンク11前部に設けられるエアクリーナ37収納
用の凹部43との距離を広く設定できる。その結果、先
端部にフロート51を供えたアーム部52の長さを長く
設定でき、燃料液面の測定範囲を広くすることができ
る。
【0036】そして、アーム部52の回動中心55を燃
料タンク11主要容積部44の深さ方向略中間の位置に
設けたことにより、燃料液面ゲージ装置50の測定可能
範囲を短くしたにも係らず、アーム部52の長さを短く
できる。
【0037】そしてまた、ゲージ本体53の測定領域上
限におけるアーム部52の軸線56をその回動中心55
から前上がり傾斜になるように設定し、この位置におけ
るアーム部52の軸線56と略平行になるよう、燃料タ
ンク上面41後半部の傾斜面40も前上がり傾斜に形成
したことにより、燃料タンク11の後部をライダの乗車
姿勢に合わせて形成でき、乗り心地が向上する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の燃料タンクによれば、エンジンの上方にエアク
リーナおよび燃料タンクを配置すると共に、上記燃料タ
ンクの底面前部に上記エアクリーナを収納可能な凹部を
上方に向かって凹設し、上記燃料タンクの後半分を主要
容積部とする一方、上記燃料タンクの主要容積部内に燃
料ポンプを内装した自動二輪車において、上記燃料ポン
プの頂部にフロート式の燃料液面ゲージ装置を設けると
共に、上記燃料液面ゲージ装置のゲージ本体に軸着され
たアーム部を、その自由端が上記燃料ポンプより上方に
回動可能に設けたため、燃料ポンプとは別のゲージ挿入
用開口を設ける必要がなくなると共に、燃料ポンプの設
置場所の制約を軽減する。
【0039】また、自由端にフロートを備えた上記アー
ム部を車両の進行方向軸線と地面とを結ぶ垂直面と略平
行な面上を上下に回動するように上記ゲージ本体に軸着
したため、アーム部の回動軸に作用する曲げモーメント
が軽減され、耐久性が向上する。
【0040】さらに、上記燃料ポンプをその長手方向軸
線が後上がりに傾斜するよう上記燃料タンクに取り付け
たため、燃料液面の測定範囲を広くすることが可能にな
る。
【0041】さらにまた、上記アーム部の回動中心を上
記燃料タンク主要容積部の深さ方向略中間の位置に設け
たため、アーム部の長さを短くすることが可能になる。
【0042】そして、上記ゲージ本体の測定領域上限に
おける上記アーム部の軸線をその回動中心から前上がり
傾斜になるように設定し、この位置における上記アーム
部の軸線と略平行になるよう、上記燃料タンク上面後半
部の傾斜面を前上がり傾斜に形成したため、乗り心地が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の燃料タンクの一実施
形態を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】エンジンの左側面図。
【図3】燃料タンクの概略平面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 11 燃料タンク 16 エンジン 37 エアクリーナ 38 燃料タンクの底面 40 燃料タンク上面後半部の傾斜面 43 エアクリーナ収納用の凹部 44 燃料タンクの主要容積部 45 燃料ポンプ 47 燃料ポンプの長手方向軸線 50 燃料液面ゲージ装置 51 フロート 52 アーム部 53 ゲージ本体 54 車両の進行方向軸線 55 アーム部の回動中心 56 アーム部の軸線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの上方にエアクリーナおよび燃
    料タンクを配置すると共に、上記燃料タンクの底面前部
    に上記エアクリーナを収納可能な凹部を上方に向かって
    凹設し、上記燃料タンクの後半分を主要容積部とする一
    方、上記燃料タンクの主要容積部内に燃料ポンプを内装
    した自動二輪車において、上記燃料ポンプの頂部にフロ
    ート式の燃料液面ゲージ装置を設けると共に、上記燃料
    液面ゲージ装置のゲージ本体に軸着されたアーム部を、
    その自由端が上記燃料ポンプより上方に回動可能に設け
    たことを特徴とする自動二輪車の燃料タンク。
  2. 【請求項2】 自由端にフロートを備えた上記アーム部
    を車両の進行方向軸線と地面とを結ぶ垂直面と略平行な
    面上を上下に回動するように上記ゲージ本体に軸着した
    請求項1記載の自動二輪車の燃料タンク。
  3. 【請求項3】 上記燃料ポンプをその長手方向軸線が後
    上がりに傾斜するよう上記燃料タンクに取り付けた請求
    項1または2記載の自動二輪車の燃料タンク。
  4. 【請求項4】 上記アーム部の回動中心を上記燃料タン
    ク主要容積部の深さ方向略中間の位置に設けた請求項
    1、2または3記載の自動二輪車の燃料タンク。
  5. 【請求項5】 上記ゲージ本体の測定領域上限における
    上記アーム部の軸線をその回動中心から前上がり傾斜に
    なるように設定し、この位置における上記アーム部の軸
    線と略平行になるよう、上記燃料タンク上面後半部の傾
    斜面を前上がり傾斜に形成した請求項1、2、3または
    4記載の自動二輪車の燃料タンク。
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