JP2002159786A - 洗濯乾燥機および洗濯機 - Google Patents
洗濯乾燥機および洗濯機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内槽内に温風を送風して洗濯物を乾燥させる
行程を有し、洗濯から乾燥までを一貫して実施できる洗
濯乾燥機において、外槽カバーと内蓋との気密性を確保
し、洗濯行程で洗濯水が外槽カバーの表面を濡らし、汚
れるのを防ぐとともに、乾燥行程で除湿量を安定させて
安定した乾燥性能を得る。 【解決手段】 筐体内部に弾性的に吊支した外槽内に、
回転中心軸を鉛直方向に有し洗濯物を収容する内槽を回
転自在に支持し、外槽の上方開口側に略ドーナツ状の外
槽カバー２２を配し、この外槽カバー２２の内方開口部
２３を内蓋２４により開閉し、乾燥用送風機とヒータに
より内槽内に乾燥用の温風を供給する。内蓋２４の外周
縁下面側に、内蓋２４を閉成したとき外槽カバー２２に
当接するパッキング部材３１を設ける。
行程を有し、洗濯から乾燥までを一貫して実施できる洗
濯乾燥機において、外槽カバーと内蓋との気密性を確保
し、洗濯行程で洗濯水が外槽カバーの表面を濡らし、汚
れるのを防ぐとともに、乾燥行程で除湿量を安定させて
安定した乾燥性能を得る。 【解決手段】 筐体内部に弾性的に吊支した外槽内に、
回転中心軸を鉛直方向に有し洗濯物を収容する内槽を回
転自在に支持し、外槽の上方開口側に略ドーナツ状の外
槽カバー２２を配し、この外槽カバー２２の内方開口部
２３を内蓋２４により開閉し、乾燥用送風機とヒータに
より内槽内に乾燥用の温風を供給する。内蓋２４の外周
縁下面側に、内蓋２４を閉成したとき外槽カバー２２に
当接するパッキング部材３１を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内槽内に温風を送
風して洗濯物を乾燥させる行程を有し、洗濯から乾燥ま
でを一貫して実施できる洗濯乾燥機および内槽内に収容
した洗濯物を洗濯、脱水する洗濯機に関するものであ
る。
風して洗濯物を乾燥させる行程を有し、洗濯から乾燥ま
でを一貫して実施できる洗濯乾燥機および内槽内に収容
した洗濯物を洗濯、脱水する洗濯機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の洗濯乾燥機は図６に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【０００３】図６に示すように、筐体１は、外槽２をサ
スペンション３により懸垂防振支持している。外槽２の
内部に多数の通気孔４ａを有する内槽４を回転自在に設
け、この内槽４の中央底部に回転翼５を回転自在に設
け、内槽４の上方に流体バランサー６を設けている。外
槽２の下方にモータ７を設け、中空で二軸構造となった
洗濯・脱水軸８、および洗濯または脱水時によって回転
力の伝達を洗濯・脱水軸８に切り換えるクラッチ９を介
して、内槽４または回転翼５に連結している。
スペンション３により懸垂防振支持している。外槽２の
内部に多数の通気孔４ａを有する内槽４を回転自在に設
け、この内槽４の中央底部に回転翼５を回転自在に設
け、内槽４の上方に流体バランサー６を設けている。外
槽２の下方にモータ７を設け、中空で二軸構造となった
洗濯・脱水軸８、および洗濯または脱水時によって回転
力の伝達を洗濯・脱水軸８に切り換えるクラッチ９を介
して、内槽４または回転翼５に連結している。
【０００４】乾燥用送風機１０は、ヒータ１１により加
熱された温風を温風噴出口１２より内槽４内に送風する
もので、筐体１の略上方に設けており、乾燥用送風機１
０とヒータ１１とで温風供給手段を構成している。熱交
換ダクト１３は、湿った温風の除湿を行うもので、一端
を外槽２の排水経路口１４に接続した接続ダクト１５に
接続し、他端を乾燥用送風機１０に接続している。
熱された温風を温風噴出口１２より内槽４内に送風する
もので、筐体１の略上方に設けており、乾燥用送風機１
０とヒータ１１とで温風供給手段を構成している。熱交
換ダクト１３は、湿った温風の除湿を行うもので、一端
を外槽２の排水経路口１４に接続した接続ダクト１５に
接続し、他端を乾燥用送風機１０に接続している。
【０００５】排水弁１６は、外槽２の底部に固定し、接
続ダクト１５と熱交換ダクト１３からの排水を排水ダク
ト１７を通して排水弁１６に導き、排水ホース１８から
機外へ排水するように構成している。外槽カバー１９は
外槽２の上面を気密的に覆うもので、この外槽カバー１
９に内蓋２０を開閉自在に設け、衣類の出し入れを行う
ようにしている。冷却用送風機２１は筐体１の内部に外
部から冷却風を導入するもので、筐体１の側壁に設けて
いる。
続ダクト１５と熱交換ダクト１３からの排水を排水ダク
ト１７を通して排水弁１６に導き、排水ホース１８から
機外へ排水するように構成している。外槽カバー１９は
外槽２の上面を気密的に覆うもので、この外槽カバー１
９に内蓋２０を開閉自在に設け、衣類の出し入れを行う
ようにしている。冷却用送風機２１は筐体１の内部に外
部から冷却風を導入するもので、筐体１の側壁に設けて
いる。
【０００６】上記構成において動作を説明する。洗濯行
程では、内槽４に衣類と水または湯と洗剤を投入し、伝
達機構部のクラッチ９を洗濯側に設定して、モータ７の
動力を洗濯軸を介し回転翼５に伝達し、回転翼５を回転
させて衣類を水中で撹拌して洗濯し、その後、排水弁１
６を開いて排水し、すすぎ行程で再度給水し洗濯行程と
同様にして衣類をすすぐ。
程では、内槽４に衣類と水または湯と洗剤を投入し、伝
達機構部のクラッチ９を洗濯側に設定して、モータ７の
動力を洗濯軸を介し回転翼５に伝達し、回転翼５を回転
させて衣類を水中で撹拌して洗濯し、その後、排水弁１
６を開いて排水し、すすぎ行程で再度給水し洗濯行程と
同様にして衣類をすすぐ。
【０００７】脱水行程では、すすぎ終了後、内槽４内の
水を排水弁１６を開いて排水した後、伝達機構部のクラ
ッチ９を脱水側に切り換えて、モータ７の動力を脱水軸
を介し内槽４に伝達し、洗濯物に遠心力を与えることに
より、水分を洗濯物から分離することで進行する。
水を排水弁１６を開いて排水した後、伝達機構部のクラ
ッチ９を脱水側に切り換えて、モータ７の動力を脱水軸
を介し内槽４に伝達し、洗濯物に遠心力を与えることに
より、水分を洗濯物から分離することで進行する。
【０００８】乾燥行程では、まず、回転翼５を正逆転さ
せることにより、脱水時の遠心力で内槽４の内壁に張り
付いた衣類を引き剥がした後、回転翼５を瞬間的に正逆
の方向に強力に回転させて、衣類を内槽４内で上方に放
り上げるように撹拌する。同時に、乾燥用送風機１０と
ヒータ１１からなる温風供給手段により、温風を温風噴
出口１２に送る。
せることにより、脱水時の遠心力で内槽４の内壁に張り
付いた衣類を引き剥がした後、回転翼５を瞬間的に正逆
の方向に強力に回転させて、衣類を内槽４内で上方に放
り上げるように撹拌する。同時に、乾燥用送風機１０と
ヒータ１１からなる温風供給手段により、温風を温風噴
出口１２に送る。
【０００９】温風噴出口１２より内槽４に吹き込まれた
温風は、衣類から水分を蒸発させた後、外槽２の下部に
設けた排水経路口１４、接続ダクト１５、熱交換ダクト
１３、乾燥用送風機１０、ヒータ１１、温風噴出口１２
に導かれ循環する。衣類から水分を蒸発させた高温多湿
空気は、外槽２および熱交換ダクト１３を通過する際
に、冷却用送風機２１の送風により冷却されて除湿し、
その後、再び、乾燥用送風機１０、ヒータ１１に戻るこ
とになる。これにより、乾燥が進行する。
温風は、衣類から水分を蒸発させた後、外槽２の下部に
設けた排水経路口１４、接続ダクト１５、熱交換ダクト
１３、乾燥用送風機１０、ヒータ１１、温風噴出口１２
に導かれ循環する。衣類から水分を蒸発させた高温多湿
空気は、外槽２および熱交換ダクト１３を通過する際
に、冷却用送風機２１の送風により冷却されて除湿し、
その後、再び、乾燥用送風機１０、ヒータ１１に戻るこ
とになる。これにより、乾燥が進行する。
【００１０】なお、上記従来例は、洗濯から乾燥までを
行う洗濯乾燥機であるが、洗濯から脱水までを行う洗濯
機は、上記従来例より、乾燥用送風機１０、ヒータ１
１、温風噴出口１２、熱交換ダクト１３、冷却用送風機
２１を除くことにより、同様に構成できる。
行う洗濯乾燥機であるが、洗濯から脱水までを行う洗濯
機は、上記従来例より、乾燥用送風機１０、ヒータ１
１、温風噴出口１２、熱交換ダクト１３、冷却用送風機
２１を除くことにより、同様に構成できる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、外槽カバー１９と内蓋２０との気密性の不安定化
で、洗濯行程で、内槽４内の洗濯水が外槽カバー１９の
表面に漏れて、外槽カバー１９を汚したり、乾燥行程
で、除湿量が低下し、ひいては乾燥時間が長くなるなど
の問題があった。
では、外槽カバー１９と内蓋２０との気密性の不安定化
で、洗濯行程で、内槽４内の洗濯水が外槽カバー１９の
表面に漏れて、外槽カバー１９を汚したり、乾燥行程
で、除湿量が低下し、ひいては乾燥時間が長くなるなど
の問題があった。
【００１２】本発明は上記課題を解決するものであり、
外槽カバーと内蓋との気密性を確保し、洗濯行程で洗濯
水が外槽カバーの表面を濡らし、汚れるのを防ぐととも
に、乾燥行程で除湿量を安定させて安定した乾燥性能を
得る洗濯乾燥機を提供することを第１の目的としてい
る。
外槽カバーと内蓋との気密性を確保し、洗濯行程で洗濯
水が外槽カバーの表面を濡らし、汚れるのを防ぐととも
に、乾燥行程で除湿量を安定させて安定した乾燥性能を
得る洗濯乾燥機を提供することを第１の目的としてい
る。
【００１３】また、外槽カバーと内蓋との気密性を確保
し、洗濯中に洗濯水が外槽カバーの表面を濡らし、汚れ
るのを防ぐことができる洗濯機を提供することを第２の
目的としている。
し、洗濯中に洗濯水が外槽カバーの表面を濡らし、汚れ
るのを防ぐことができる洗濯機を提供することを第２の
目的としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第１の目的
を達成するために、筐体内部に弾性的に吊支した外槽内
に、回転中心軸を鉛直方向に有し洗濯物を収容する内槽
を回転自在に支持し、外槽の上方開口側に略ドーナツ状
の外槽カバーを配し、この外槽カバーの内方開口部を内
蓋により開閉し、温風供給手段により内槽内に乾燥用の
温風を供給するよう構成し、内蓋の外周縁下面側に、内
蓋を閉成したとき外槽カバーに当接するパッキング部材
を設けたものである。
を達成するために、筐体内部に弾性的に吊支した外槽内
に、回転中心軸を鉛直方向に有し洗濯物を収容する内槽
を回転自在に支持し、外槽の上方開口側に略ドーナツ状
の外槽カバーを配し、この外槽カバーの内方開口部を内
蓋により開閉し、温風供給手段により内槽内に乾燥用の
温風を供給するよう構成し、内蓋の外周縁下面側に、内
蓋を閉成したとき外槽カバーに当接するパッキング部材
を設けたものである。
【００１５】これにより、外槽カバーと内蓋との気密性
を確保することができ、洗濯行程で洗濯水が外槽カバー
の表面を濡らし、汚れるのを防ぐことができるととも
に、乾燥行程で除湿量を安定させることができ、安定し
た乾燥性能を得る洗濯乾燥機を提供することができる。
を確保することができ、洗濯行程で洗濯水が外槽カバー
の表面を濡らし、汚れるのを防ぐことができるととも
に、乾燥行程で除湿量を安定させることができ、安定し
た乾燥性能を得る洗濯乾燥機を提供することができる。
【００１６】また、上記第２の目的を達成するために、
筐体内部に弾性的に吊支した外槽内に、回転中心軸を鉛
直方向に有し洗濯物を収容する内槽を回転自在に支持
し、外槽の上方開口側に略ドーナツ状の外槽カバーを配
し、この外槽カバーの内方開口部を内蓋により開閉し、
内蓋の外周縁下面側に、内蓋を閉成したとき外槽カバー
に当接するパッキング部材を設けたものである。
筐体内部に弾性的に吊支した外槽内に、回転中心軸を鉛
直方向に有し洗濯物を収容する内槽を回転自在に支持
し、外槽の上方開口側に略ドーナツ状の外槽カバーを配
し、この外槽カバーの内方開口部を内蓋により開閉し、
内蓋の外周縁下面側に、内蓋を閉成したとき外槽カバー
に当接するパッキング部材を設けたものである。
【００１７】これにより、外槽カバーと内蓋との気密性
を確保することができ、洗濯中に洗濯水が外槽カバーの
表面を濡らし、汚れるのを防ぐことができる洗濯機を提
供することができる。
を確保することができ、洗濯中に洗濯水が外槽カバーの
表面を濡らし、汚れるのを防ぐことができる洗濯機を提
供することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を
鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持し洗濯物を
収容する内槽と、前記外槽の上方開口側に配した略ドー
ナツ状の外槽カバーと、この外槽カバーの内方開口部を
開閉する内蓋と、前記内槽内に乾燥用の温風を供給する
温風供給手段とを備え、前記内蓋の外周縁下面側に、内
蓋を閉成したとき前記外槽カバーに当接するパッキング
部材を設けた洗濯乾燥機であり、外槽カバーと内蓋との
気密性を確保することができ、洗濯行程で洗濯水が外槽
カバーの表面を濡らして汚れるのを防ぐことができると
ともに、乾燥行程で、除湿量を安定させることができて
安定した乾燥性能を得ることができる。
は、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を
鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持し洗濯物を
収容する内槽と、前記外槽の上方開口側に配した略ドー
ナツ状の外槽カバーと、この外槽カバーの内方開口部を
開閉する内蓋と、前記内槽内に乾燥用の温風を供給する
温風供給手段とを備え、前記内蓋の外周縁下面側に、内
蓋を閉成したとき前記外槽カバーに当接するパッキング
部材を設けた洗濯乾燥機であり、外槽カバーと内蓋との
気密性を確保することができ、洗濯行程で洗濯水が外槽
カバーの表面を濡らして汚れるのを防ぐことができると
ともに、乾燥行程で、除湿量を安定させることができて
安定した乾燥性能を得ることができる。
【００１９】請求項２に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、パッキング部材は、その側面部が
径大方向へ膨出した略半円弧状断面をなし、内蓋を閉成
したときその下端側が外槽カバーに当接する洗濯乾燥機
であり、内蓋を閉成したときのパッキング部材の反発力
を低く抑えた上で、外槽カバーと内蓋との気密性を確保
することができ、使い勝手を向上することができる。
記載の発明において、パッキング部材は、その側面部が
径大方向へ膨出した略半円弧状断面をなし、内蓋を閉成
したときその下端側が外槽カバーに当接する洗濯乾燥機
であり、内蓋を閉成したときのパッキング部材の反発力
を低く抑えた上で、外槽カバーと内蓋との気密性を確保
することができ、使い勝手を向上することができる。
【００２０】請求項３に記載の発明は、上記請求項１ま
たは２に記載の発明において、パッキング部材の下端側
に水平面を有する洗濯乾燥機であり、パッキング部材が
外槽カバーの表面に当たり始めたときの変形の仕方が安
定するため、外槽カバーと内蓋との気密性を一層確保す
ることができる。
たは２に記載の発明において、パッキング部材の下端側
に水平面を有する洗濯乾燥機であり、パッキング部材が
外槽カバーの表面に当たり始めたときの変形の仕方が安
定するため、外槽カバーと内蓋との気密性を一層確保す
ることができる。
【００２１】請求項４に記載の発明は、筐体内部に弾性
的に吊支した外槽と、回転中心軸を鉛直方向に有し前記
外槽内に回転自在に支持し洗濯物を収容する内槽と、前
記外槽の上方開口側に配した略ドーナツ状の外槽カバー
と、この外槽カバーの内方開口部を開閉する内蓋とを備
え、前記内蓋の外周縁下面側に、内蓋を閉成したとき前
記外槽カバーに当接するパッキング部材を設けた洗濯機
であり、外槽カバーと内蓋との気密性を確保することが
でき、洗濯行程で洗濯水が外槽カバーの表面を濡らし、
汚れるのを防ぐことができる。
的に吊支した外槽と、回転中心軸を鉛直方向に有し前記
外槽内に回転自在に支持し洗濯物を収容する内槽と、前
記外槽の上方開口側に配した略ドーナツ状の外槽カバー
と、この外槽カバーの内方開口部を開閉する内蓋とを備
え、前記内蓋の外周縁下面側に、内蓋を閉成したとき前
記外槽カバーに当接するパッキング部材を設けた洗濯機
であり、外槽カバーと内蓋との気密性を確保することが
でき、洗濯行程で洗濯水が外槽カバーの表面を濡らし、
汚れるのを防ぐことができる。
【００２２】請求項５に記載の発明は、上記請求項４に
記載の発明において、パッキング部材は、中空状に形成
した洗濯機であり、内蓋を閉成したときのパッキングの
反発力をあまり増やすことなく、外槽カバーと内蓋との
気密性を確保することができ、使い勝手を向上すること
ができる。
記載の発明において、パッキング部材は、中空状に形成
した洗濯機であり、内蓋を閉成したときのパッキングの
反発力をあまり増やすことなく、外槽カバーと内蓋との
気密性を確保することができ、使い勝手を向上すること
ができる。
【００２３】請求項６に記載の発明は、上記請求項４に
記載の発明において、パッキング部材は、その側面部が
径大方向へ膨出した略半円弧状断面をなし、内蓋を閉成
したときその下端側が外槽カバーに当接する洗濯機であ
り、内蓋を閉成したときのパッキング部材の反発力をさ
らに低く抑えた上で、外槽カバーと内蓋との気密性を確
保することができ、使い勝手を向上することができる。
記載の発明において、パッキング部材は、その側面部が
径大方向へ膨出した略半円弧状断面をなし、内蓋を閉成
したときその下端側が外槽カバーに当接する洗濯機であ
り、内蓋を閉成したときのパッキング部材の反発力をさ
らに低く抑えた上で、外槽カバーと内蓋との気密性を確
保することができ、使い勝手を向上することができる。
【００２４】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【００２５】（実施例１）図１〜図４に示すように、外
槽カバー２２は、外槽２の上方開口側に配置し、略ドー
ナツ状に形成して、衣類を出し入れする内方開口部２３
を有している。内蓋２４は、内方開口部２３を閉塞する
ように外槽カバー２２の軸受け部２５に開閉自在に取り
付け、閉成状態で把手部２６が、ロック部２７に係止し
ている。
槽カバー２２は、外槽２の上方開口側に配置し、略ドー
ナツ状に形成して、衣類を出し入れする内方開口部２３
を有している。内蓋２４は、内方開口部２３を閉塞する
ように外槽カバー２２の軸受け部２５に開閉自在に取り
付け、閉成状態で把手部２６が、ロック部２７に係止し
ている。
【００２６】また、ステンレス鋼板などの金属材料部材
２８を、ねじ２９でポリプロピレン樹脂などの樹脂材料
部材３０に締結し、内蓋２４の外周縁下面側には、パッ
キング部材３１を設けている。外槽カバー２２は、ステ
ンレス鋼板などの金属材料部材３２と、ポリプロピレン
樹脂などの樹脂材料部材３３とで構成している。
２８を、ねじ２９でポリプロピレン樹脂などの樹脂材料
部材３０に締結し、内蓋２４の外周縁下面側には、パッ
キング部材３１を設けている。外槽カバー２２は、ステ
ンレス鋼板などの金属材料部材３２と、ポリプロピレン
樹脂などの樹脂材料部材３３とで構成している。
【００２７】パッキング部材３１は、側面部３４が径大
方向へ膨出した略半円弧状断面をなし、内蓋２４を閉成
したときにその下端側３５が外槽カバー２２に当接する
よう構成している。変形していないときを細線で、閉成
時の変形した状態を実線で示している。
方向へ膨出した略半円弧状断面をなし、内蓋２４を閉成
したときにその下端側３５が外槽カバー２２に当接する
よう構成している。変形していないときを細線で、閉成
時の変形した状態を実線で示している。
【００２８】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から脱水行程までの動作は従来例と同じである
ので説明を省略する。
洗濯行程から脱水行程までの動作は従来例と同じである
ので説明を省略する。
【００２９】乾燥行程では、まず、回転翼５を正逆転さ
せることにより、脱水時の遠心力で内槽４の内壁に張り
付いた衣類を引き剥がした後、回転翼５を瞬間的に正逆
の方向に強力に回転させて、衣類を内槽４内で上方に放
り上げるように撹拌する。同時に、乾燥用送風機１０と
ヒータ１１からなる温風供給手段により、温風を温風噴
出口１２に送る。
せることにより、脱水時の遠心力で内槽４の内壁に張り
付いた衣類を引き剥がした後、回転翼５を瞬間的に正逆
の方向に強力に回転させて、衣類を内槽４内で上方に放
り上げるように撹拌する。同時に、乾燥用送風機１０と
ヒータ１１からなる温風供給手段により、温風を温風噴
出口１２に送る。
【００３０】温風噴出口１２より内槽４に吹き込まれた
温風は、衣類から水分を蒸発させた後、外槽２の下部に
設けた排水経路口１４、接続ダクト１５、熱交換ダクト
１３、乾燥用送風機１０、ヒータ１１、温風噴出口１２
に導かれ循環する。衣類から水分を蒸発させた高温多湿
空気は、外槽２および熱交換ダクト１３を通過する際
に、冷却用送風機２１の送風により冷却されて除湿し、
その後、再び、乾燥用送風機１０、ヒータ１１に戻り、
乾燥される。
温風は、衣類から水分を蒸発させた後、外槽２の下部に
設けた排水経路口１４、接続ダクト１５、熱交換ダクト
１３、乾燥用送風機１０、ヒータ１１、温風噴出口１２
に導かれ循環する。衣類から水分を蒸発させた高温多湿
空気は、外槽２および熱交換ダクト１３を通過する際
に、冷却用送風機２１の送風により冷却されて除湿し、
その後、再び、乾燥用送風機１０、ヒータ１１に戻り、
乾燥される。
【００３１】ここで、図４に示すように、内蓋２４を閉
成した状態にて、パッキング部材３１によって外槽カバ
ー２２と内蓋２４との間が密閉されているので、洗濯行
程で、内槽４内の洗濯水が内蓋２４の金属材料部材２８
に勢いよく当たり、外槽カバー２２の表面側の金属材料
部材３２を濡らし汚れるのを防ぐことができる。
成した状態にて、パッキング部材３１によって外槽カバ
ー２２と内蓋２４との間が密閉されているので、洗濯行
程で、内槽４内の洗濯水が内蓋２４の金属材料部材２８
に勢いよく当たり、外槽カバー２２の表面側の金属材料
部材３２を濡らし汚れるのを防ぐことができる。
【００３２】また、内蓋２４を閉成した状態にて、内蓋
２４はパッキング部材３１の反発力によって、外槽カバ
ー２２に対して上向きに弾性的に付勢されているので、
脱水運転中の振動による異音発生を防ぐことができる。
２４はパッキング部材３１の反発力によって、外槽カバ
ー２２に対して上向きに弾性的に付勢されているので、
脱水運転中の振動による異音発生を防ぐことができる。
【００３３】乾燥行程で運転中は、乾燥用送風機１０に
より内槽４内に温風が供給され、内圧の高い状態にあ
る。除湿量を確保し、安定した乾燥性能を得るために
は、内蓋２４と外槽カバー２２間の気密性を高めること
が必要となるが、内蓋２４を閉成したときには、パッキ
ング部材３１の変形した側面部３４が内圧により広がろ
うとするため、下端側３５が外槽カバー２２の金属材料
部材３２に強く当接し、充分な気密性を得ることができ
る。
より内槽４内に温風が供給され、内圧の高い状態にあ
る。除湿量を確保し、安定した乾燥性能を得るために
は、内蓋２４と外槽カバー２２間の気密性を高めること
が必要となるが、内蓋２４を閉成したときには、パッキ
ング部材３１の変形した側面部３４が内圧により広がろ
うとするため、下端側３５が外槽カバー２２の金属材料
部材３２に強く当接し、充分な気密性を得ることができ
る。
【００３４】また、中空状のパッキング部材に比べ、内
蓋２４を閉成するときに発生するパッキング反発力を低
く抑えることができ、使い勝手を向上することができ
る。
蓋２４を閉成するときに発生するパッキング反発力を低
く抑えることができ、使い勝手を向上することができ
る。
【００３５】なお、図４に示す側面部３４の形状は、略
く字状にしているが、略半円弧状断面であればこれに限
定しない。
く字状にしているが、略半円弧状断面であればこれに限
定しない。
【００３６】また、乾燥運転中の気密性は、パッキング
部材３１のシール代、すなわち、内蓋２４を閉成したと
きの変形量を大きく取れば高まる方向であるが、下端側
３５が金属材料部材３２に対し立ってくるため、安定し
た変形が得られ難くなる。よって、下端側３５に水平面
部３６を設けることにより、変形始めのときの金属材料
部材３２との当たり方が安定するため、より安定した気
密性を得ることができる。
部材３１のシール代、すなわち、内蓋２４を閉成したと
きの変形量を大きく取れば高まる方向であるが、下端側
３５が金属材料部材３２に対し立ってくるため、安定し
た変形が得られ難くなる。よって、下端側３５に水平面
部３６を設けることにより、変形始めのときの金属材料
部材３２との当たり方が安定するため、より安定した気
密性を得ることができる。
【００３７】なお、本実施例では、洗濯から乾燥まで行
う洗濯乾燥機について説明したが、乾燥用送風機１０、
ヒータ１１、温風噴出口１２、熱交換ダクト１３、冷却
用送風機２１を除くことにより、洗濯から脱水までを行
う洗濯機を同様に構成することができる。
う洗濯乾燥機について説明したが、乾燥用送風機１０、
ヒータ１１、温風噴出口１２、熱交換ダクト１３、冷却
用送風機２１を除くことにより、洗濯から脱水までを行
う洗濯機を同様に構成することができる。
【００３８】（実施例２）図５に示すように、パッキン
グ部材３７は、中空状に形成し、閉成状態で、パッキン
グ部材３７が断面で示すように変形しながら金属材料部
材３２に当接するよう構成している。他の構成は上記実
施例１と同じである。なお、本実施例は、洗濯から脱水
までを行う洗濯機について説明する。
グ部材３７は、中空状に形成し、閉成状態で、パッキン
グ部材３７が断面で示すように変形しながら金属材料部
材３２に当接するよう構成している。他の構成は上記実
施例１と同じである。なお、本実施例は、洗濯から脱水
までを行う洗濯機について説明する。
【００３９】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から脱水行程までの動作は従来例と同じである
ので説明を省略する。
洗濯行程から脱水行程までの動作は従来例と同じである
ので説明を省略する。
【００４０】ここで、内蓋２４を閉成した状態にて、パ
ッキング部材３７によって外槽カバー２２と内蓋２４と
の間が密閉されているので、洗濯行程で、内槽４内の洗
濯水が内蓋２４の金属材料部材２８に勢いよく当たり、
外槽カバー２２の表面側の金属材料部材３２を濡らし汚
れるのを防ぐことができる。
ッキング部材３７によって外槽カバー２２と内蓋２４と
の間が密閉されているので、洗濯行程で、内槽４内の洗
濯水が内蓋２４の金属材料部材２８に勢いよく当たり、
外槽カバー２２の表面側の金属材料部材３２を濡らし汚
れるのを防ぐことができる。
【００４１】また、内蓋２４を閉成した状態にて、内蓋
２４はパッキング部材３７の反発力によって、外槽カバ
ー２２に対して上向きに弾性的に付勢されているので、
脱水運転中の振動による異音発生を防ぐことができる。
２４はパッキング部材３７の反発力によって、外槽カバ
ー２２に対して上向きに弾性的に付勢されているので、
脱水運転中の振動による異音発生を防ぐことができる。
【００４２】また、パッキング部材３７を中空状にする
ことにより、内蓋２４を閉成するときに発生する反発力
を低く抑えながら、外槽カバー２２と内蓋２４との間の
密閉性を確保できるので、使い勝手を向上することがで
きる。
ことにより、内蓋２４を閉成するときに発生する反発力
を低く抑えながら、外槽カバー２２と内蓋２４との間の
密閉性を確保できるので、使い勝手を向上することがで
きる。
【００４３】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１に記載の
発明によれば、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持
し洗濯物を収容する内槽と、前記外槽の上方開口側に配
した略ドーナツ状の外槽カバーと、この外槽カバーの内
方開口部を開閉する内蓋と、前記内槽内に乾燥用の温風
を供給する温風供給手段とを備え、前記内蓋の外周縁下
面側に、内蓋を閉成したとき前記外槽カバーに当接する
パッキング部材を設けたから、外槽カバーと内蓋との気
密性を確保することができ、洗濯行程で洗濯水が外槽カ
バーの表面を濡らして汚れるのを防ぐことができるとと
もに、乾燥行程で、除湿量を安定させることができて安
定した乾燥性能を得ることができ、乾燥時間を短縮でき
る。
発明によれば、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持
し洗濯物を収容する内槽と、前記外槽の上方開口側に配
した略ドーナツ状の外槽カバーと、この外槽カバーの内
方開口部を開閉する内蓋と、前記内槽内に乾燥用の温風
を供給する温風供給手段とを備え、前記内蓋の外周縁下
面側に、内蓋を閉成したとき前記外槽カバーに当接する
パッキング部材を設けたから、外槽カバーと内蓋との気
密性を確保することができ、洗濯行程で洗濯水が外槽カ
バーの表面を濡らして汚れるのを防ぐことができるとと
もに、乾燥行程で、除湿量を安定させることができて安
定した乾燥性能を得ることができ、乾燥時間を短縮でき
る。
【００４４】また、請求項２に記載の発明によれば、パ
ッキング部材は、その側面部が径大方向へ膨出した略半
円弧状断面をなし、内蓋を閉成したときその下端側が外
槽カバーに当接するから、内蓋を閉成したときのパッキ
ング部材の反発力を低く抑えた上で、外槽カバーと内蓋
との気密性を確保することができ、洗濯行程で洗濯水が
外槽カバーの表面を濡らして汚れるのを防ぐことができ
るとともに、乾燥行程で、除湿量を安定させることがで
きて安定した乾燥性能を得ることができ、さらに、使い
勝手を向上することができる。
ッキング部材は、その側面部が径大方向へ膨出した略半
円弧状断面をなし、内蓋を閉成したときその下端側が外
槽カバーに当接するから、内蓋を閉成したときのパッキ
ング部材の反発力を低く抑えた上で、外槽カバーと内蓋
との気密性を確保することができ、洗濯行程で洗濯水が
外槽カバーの表面を濡らして汚れるのを防ぐことができ
るとともに、乾燥行程で、除湿量を安定させることがで
きて安定した乾燥性能を得ることができ、さらに、使い
勝手を向上することができる。
【００４５】また、請求項３に記載の発明によれば、パ
ッキング部材の下端側に水平面を有するから、パッキン
グ部材が外槽カバーの表面に当たり始めたときの変形の
仕方が安定するため、外槽カバーと内蓋との気密性を一
層確保することができ、洗濯行程で洗濯水が外槽カバー
の表面を濡らして汚れるのを防ぐことができるととも
に、乾燥行程で、除湿量を安定させることができて安定
した乾燥性能を得ることができる。
ッキング部材の下端側に水平面を有するから、パッキン
グ部材が外槽カバーの表面に当たり始めたときの変形の
仕方が安定するため、外槽カバーと内蓋との気密性を一
層確保することができ、洗濯行程で洗濯水が外槽カバー
の表面を濡らして汚れるのを防ぐことができるととも
に、乾燥行程で、除湿量を安定させることができて安定
した乾燥性能を得ることができる。
【００４６】また、請求項４に記載の発明によれば、筐
体内部に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を鉛直方
向に有し前記外槽内に回転自在に支持し洗濯物を収容す
る内槽と、前記外槽の上方開口側に配した略ドーナツ状
の外槽カバーと、この外槽カバーの内方開口部を開閉す
る内蓋とを備え、前記内蓋の外周縁下面側に、内蓋を閉
成したとき前記外槽カバーに当接するパッキング部材を
設けたから、外槽カバーと内蓋との気密性を確保するこ
とができ、洗濯行程で洗濯水が外槽カバーの表面を濡ら
し、汚れるのを防ぐことができる。
体内部に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を鉛直方
向に有し前記外槽内に回転自在に支持し洗濯物を収容す
る内槽と、前記外槽の上方開口側に配した略ドーナツ状
の外槽カバーと、この外槽カバーの内方開口部を開閉す
る内蓋とを備え、前記内蓋の外周縁下面側に、内蓋を閉
成したとき前記外槽カバーに当接するパッキング部材を
設けたから、外槽カバーと内蓋との気密性を確保するこ
とができ、洗濯行程で洗濯水が外槽カバーの表面を濡ら
し、汚れるのを防ぐことができる。
【００４７】また、請求項５に記載の発明によれば、パ
ッキング部材は、中空状に形成したから、内蓋を閉成し
たときのパッキングの反発力をあまり増やすことなく、
外槽カバーと内蓋との気密性を確保することができ、使
い勝手を向上することができる。
ッキング部材は、中空状に形成したから、内蓋を閉成し
たときのパッキングの反発力をあまり増やすことなく、
外槽カバーと内蓋との気密性を確保することができ、使
い勝手を向上することができる。
【００４８】また、請求項６に記載の発明によれば、パ
ッキング部材は、その側面部が径大方向へ膨出した略半
円弧状断面をなし、内蓋を閉成したときその下端側が外
槽カバーに当接するから、内蓋を閉成したときのパッキ
ング部材の反発力をさらに低く抑えた上で、外槽カバー
と内蓋との気密性を確保することができ、洗濯行程で洗
濯水が外槽カバーの表面を濡らして汚れるのを防ぐこと
ができるとともに、使い勝手を向上することができる。
ッキング部材は、その側面部が径大方向へ膨出した略半
円弧状断面をなし、内蓋を閉成したときその下端側が外
槽カバーに当接するから、内蓋を閉成したときのパッキ
ング部材の反発力をさらに低く抑えた上で、外槽カバー
と内蓋との気密性を確保することができ、洗濯行程で洗
濯水が外槽カバーの表面を濡らして汚れるのを防ぐこと
ができるとともに、使い勝手を向上することができる。
【図１】本発明の第１の実施例の洗濯乾燥機の外槽カバ
ーと内蓋の部分断面図
ーと内蓋の部分断面図
【図２】同洗濯乾燥機の縦断面図
【図３】同洗濯乾燥機の外槽カバーと内蓋の一部切欠し
た平面図
た平面図
【図４】同洗濯乾燥機の要部拡大断面図
【図５】本発明の第２の実施例の洗濯機の要部拡大断面
図
図
【図６】従来の洗濯乾燥機の縦断面図
１ 筐体 ２ 外槽 ４ 内槽 １０ 乾燥用送風機（温風供給手段） １１ ヒータ（温風供給手段） ２２ 外槽カバー ２３ 内方開口部 ２４ 内蓋 ３１ パッキング部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 恭介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3B155 AA16 BA27 CB70 DA06 DB01 MA01 MA02
Claims (6)
- 【請求項１】 筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持
し洗濯物を収容する内槽と、前記外槽の上方開口側に配
した略ドーナツ状の外槽カバーと、この外槽カバーの内
方開口部を開閉する内蓋と、前記内槽内に乾燥用の温風
を供給する温風供給手段とを備え、前記内蓋の外周縁下
面側に、内蓋を閉成したとき前記外槽カバーに当接する
パッキング部材を設けた洗濯乾燥機。 - 【請求項２】 パッキング部材は、その側面部が径大方
向へ膨出した略半円弧状断面をなし、内蓋を閉成したと
きその下端側が外槽カバーに当接する請求項１記載の洗
濯乾燥機。 - 【請求項３】 パッキング部材の下端側に水平面を有す
る請求項１または２記載の洗濯乾燥機。 - 【請求項４】 筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持
し洗濯物を収容する内槽と、前記外槽の上方開口側に配
した略ドーナツ状の外槽カバーと、この外槽カバーの内
方開口部を開閉する内蓋とを備え、前記内蓋の外周縁下
面側に、内蓋を閉成したとき前記外槽カバーに当接する
パッキング部材を設けた洗濯機。 - 【請求項５】 パッキング部材は、中空状に形成した請
求項４記載の洗濯機。 - 【請求項６】 パッキング部材は、その側面部が径大方
向へ膨出した略半円弧状断面をなし、内蓋を閉成したと
きその下端側が外槽カバーに当接する請求項４記載の洗
濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000358988A JP3473574B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000358988A JP3473574B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 洗濯乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002159786A true JP2002159786A (ja) | 2002-06-04 |
| JP3473574B2 JP3473574B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=18830819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000358988A Expired - Fee Related JP3473574B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 洗濯乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3473574B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015226772A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 衣類処理装置 |
| JP2015226770A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 衣類処理装置 |
| US10407816B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-09-10 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| WO2020093839A1 (zh) * | 2018-11-08 | 2020-05-14 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 立式洗衣机 |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000358988A patent/JP3473574B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015226772A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 衣類処理装置 |
| JP2015226770A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 衣類処理装置 |
| CN106120237A (zh) * | 2014-05-30 | 2016-11-16 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
| CN106120236A (zh) * | 2014-05-30 | 2016-11-16 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
| US9938655B2 (en) | 2014-05-30 | 2018-04-10 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| CN106120236B (zh) * | 2014-05-30 | 2018-10-02 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
| US10407816B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-09-10 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| US10435835B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-10-08 | Lg Electronics Inc. | Auxiliary washing machine and laundry treatment apparatus using the same |
| US10458056B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-10-29 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| US10487439B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-11-26 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| US11572647B2 (en) | 2014-05-30 | 2023-02-07 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
| WO2020093839A1 (zh) * | 2018-11-08 | 2020-05-14 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 立式洗衣机 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3473574B2 (ja) | 2003-12-08 |
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