JP2002159676A - 表示装置およびこれを備えた遊技機 - Google Patents

表示装置およびこれを備えた遊技機

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JP2002159676A
JP2002159676A JP2000361319A JP2000361319A JP2002159676A JP 2002159676 A JP2002159676 A JP 2002159676A JP 2000361319 A JP2000361319 A JP 2000361319A JP 2000361319 A JP2000361319 A JP 2000361319A JP 2002159676 A JP2002159676 A JP 2002159676A
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game
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JP2000361319A
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Yoshihiro Nakatani
吉博 中谷
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立性のよい表示装置およびこれを備えた遊技
機を提供する。 【解決手段】ミニデジタル表示器26の本体54の後面
に、4つの弾性爪56を直立して形成する。弾性爪56
をプリント基板36の取付孔66に弾性的に嵌入する。
弾性爪が56が形状復元することにより、爪部58の係
合面58aがプリント基板36の後面に引っ掛って係合
する。 【効果】弾性爪56を取付孔66に嵌入するだけで容易
にミニデジタル表示器26を取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、7セグメント表示
器などを用いた表示装置およびこれを備えた遊技機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技球が始動口または役物始動口
に入球したことに応答して抽選を行い、その抽選結果が
入賞(当たり)であれば、遊技者に有利な大当たり遊技
を実行するパチンコ機が知られている。この種のパチン
コ機には、抽選結果を表示するためのメイン表示器が備
えられている。メイン表示器には、それぞれ1桁の数字
を可変表示可能な例えば3つの表示部が備えられてお
り、抽選の結果を各表示部に表示される数字の組合せで
表すことができるようになっている。
【0003】遊技盤に向けて発射された遊技球が、メイ
ン表示器の左右両側方に配置された通過ゲートを通過す
ると、それに応答して、メイン表示器の上方に配置され
たミニデジタル表示器が変動する。ミニデジタル表示器
は、例えば7セグメント表示器からなり、1桁の数字を
可変表示可能になっている。所定時間が経過して、ミニ
デジタル表示器に予め定める数字(例えば「7」)が表
示されると、電動チューリップ役物の羽根が所定時間だ
け両側に大きく開かれて、役物始動口に遊技球を入れる
ことができるようになっている。
【0004】遊技球が役物始動口に入ると、メイン表示
器の表示が変動し始める。それから所定時間が経過した
後、メイン表示器に3桁の数字が停止表示される。この
後は、メイン表示器の表示(3桁の数字)に応じた種々
の遊技制御が実行される。ミニデジタル表示器は、その
入力端子がプリント基板に印刷されたプリント配線に半
田付けされて取り付けられる。プリント配線にはコネク
タが取り付けられていて、ミニデジタル表示器は、プリ
ント配線およびコネクタを介して表示制御用サブ基板に
接続される。表示制御用サブ基板はメイン基板に接続さ
れていて、ミニデジタル表示器はメイン基板から送られ
てくるコマンドに基づいて制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ミニデ
ジタル表示器を半田付けにより取り付けるため、組立性
が悪いという問題があった。また、ミニデジタル表示器
とコネクタとの間にプリント基板を介するので、部品点
数が多く、コストが高いという問題があった。さらに、
ミニデジタル表示器を表示制御用サブ基板を介してメイ
ン基板に接続するため、部品点数が多く、コストが高い
という問題があった。
【0006】本発明は、かかる背景のもとでなされたも
ので、組立性のよい表示装置およびこれを備えた遊技機
を提供することを特徴とする。本発明の他の目的は、コ
ストが低減された表示装置およびこれを備えた遊技機を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技機に適
用される表示装置であって、予め定める複数種類の表示
内容を可変表示できる表示部と、上記表示部が備えられ
た本体と、上記本体に一体的に形成され、上記表示部に
直結されたコネクタとを含むことを特徴とする表示装置
である。この構成によれば、表示装置の本体に一体的に
コネクタが形成されている。したがって、組立時に、表
示装置の本体をプリント基板に半田付けしなくてよいの
で、組立性がよい。また、表示装置の本体とコネクタと
の間にプリント基板を介さなくてよいので、部品点数を
削減でき、コストを低減させることができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記コネク
タは、上記本体に対して上記表示部の後方に向かって形
成されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置
である。通常、表示装置を制御するための制御手段は、
表示装置の後方に配置されている。本発明の構成によれ
ば、制御手段からの配線を表示装置の後方からコネクタ
に容易に取り付けることができるので、組立性がよい。
【0009】また、請求項3記載の発明は、上記本体に
一体的に形成され、上記本体を所定の取付位置に取り外
し可能に取り付けるための取付部をさらに含むことを特
徴とする請求項1または2記載の表示装置である。この
構成によれば、取付部が本体に一体的に形成されている
ので、他の取付具を用いなくてよい。したがって、組立
性がよい上に、部品点数を削減することができるので、
コストを低減させることができる。
【0010】請求項4記載の発明のように、上記取付部
は、取付位置に形成された対応する取付孔に弾性的に嵌
入され、形状復元することにより爪部が係合する弾性爪
を有していれば、取付位置に形成された取付孔に弾性爪
を嵌入するだけで、容易に表示装置を取り付けることが
できるので、組立性がよい。上記取付部は、取付位置に
形成された対応する溝にスライドして取り付けられるス
ライダを有していてもよい。
【0011】また、上記取付部は、ねじ孔を有してい
て、上記本体は、上記ねじ孔を通して取付位置にねじが
締め付けられることにより取り付けられてもよい。請求
項5記載の発明は、上記表示部は、複数個のセグメント
を備えており、上記複数個のセグメントのうち、所定の
セグメントを予め定める色にすることにより所定の表示
内容が表示されるものであることを特徴とする請求項1
〜4のいずれかに記載の表示装置である。
【0012】この構成によれば、複数個のセグメントを
備えた図柄表示部により、興趣ある図柄の動きを表示す
ることができる。また、請求項6記載の発明は、遊技盤
に向けて遊技球を発射して遊技を行う遊技機であって、
請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置と、上記遊技
盤に設けられた所定の有効領域を遊技球が通過したこと
に応答して、上記表示部の表示内容を変動開始させる制
御手段とを含み、上記制御手段は、上記コネクタに直結
されていることを特徴とする遊技機である。
【0013】この構成によれば、制御手段がコネクタに
直結されているので、表示装置は、制御手段により直接
制御される。つまり、表示部は中継基板を介さずに制御
手段に接続されるので、部品点数を削減でき、コストを
低減させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、本発
明の実施形態に係るパチンコ機について具体的に説明す
る。本発明の一実施形態としてパチンコ機について説明
するが、本発明はパチンコ機に限らず、アレンジボール
機、パチスロ機などの遊技機にも適用することができ
る。
【0015】図1は、本発明の一実施形態に係るパチン
コ機の構成を示す正面図である。このパチンコ機は、本
体枠11に開閉自在に取り付けられた正面扉12を有し
ている。正面扉12には、そのほぼ上半分を開口する略
矩形状の窓13が形成されている。この窓13には、例
えばガラス板などの透明板14が嵌められており、この
透明板14を介して、その奥側に設けられた遊技盤20
を視認できるようになっている。
【0016】窓13の上方には、このパチンコ機におけ
る遊技の雰囲気を盛り上げるためのランプLが配置され
ている。また、窓13の下方には、上皿15および下皿
16が上下に配置されている。上皿15は、このパチン
コ機における遊技に使用する遊技球を貯留しておくため
のものであり、この上皿15に遊技球を投入して遊技を
開始するようになっている。また、正面扉12には、上
皿15に臨んで球払出口17が形成されており、遊技中
に賞球として付与される遊技球は、機内から球払出口1
7を介して上皿15に払い出されるようになっている。
【0017】下皿16は、上皿15に貯留しきれない遊
技球を受けるためのものであり、上皿15が遊技球で満
杯のときには、賞球として付与される遊技球が、正面扉
12に形成された球排出口18を介して下皿16に払い
出されるようになっている。また、下皿16の底面に
は、開閉レバー19により開閉可能な排出口(図示せ
ず)が形成されていて、下皿16の下方に図示しない遊
技球箱を位置させた状態で開閉レバー19を操作するこ
とにより、下皿16内に溜まった遊技球を遊技球箱に移
すことができるようになっている。
【0018】正面側から見て下皿16の右側には、遊技
に際して遊技者によって操作されるハンドルHが取り付
けられている。上皿15に遊技球が貯留された状態でハ
ンドルHを操作すると、機内に設けられた球発射装置
(図示せず)が作動し、上皿15から機内に流入した遊
技球が遊技盤20内に向けて打ち出されて、このパチン
コ機における遊技を開始できるようになっている。遊技
盤20は、その盤面201を透明板14に対向させた状
態に設けられている。盤面201には、中央部に遊技領
域Sが設定されており、この遊技領域Sの周縁には、ハ
ンドルHの操作に応答して発射された遊技球を遊技領域
Sの上方部へと導くためのガイドレール202が配置さ
れている。遊技領域Sの上方部に案内された遊技球は遊
技盤20の盤面201に沿って遊技領域S内を落下して
いく。
【0019】遊技領域Sのほぼ中央部には、メイン表示
器21、ミニデジタル表示器26、保留ランプP1、P
2、P3、P4および複数のランプ34などを含む表示
ユニット35が配置されている。メイン表示器21は、
例えば3桁の数字を識別図柄として表示可能であって、
3個の7セグメント表示器211、212、213を横
一列に並べて構成されている。各7セグメント表示器2
11、212、213の表示は、メイン表示器21の下
方に上下に配置された始動口22および役物始動口23
への遊技球の入球に応答して変動し始め、その後、予め
定める順序で停止されていくようになっている。すなわ
ち、遊技領域Sの上方部に案内された遊技球が、遊技領
域S内を落下する過程で始動口22または役物始動口2
3に入ると、メイン表示器21の表示が変動し始め、そ
れから所定時間が経過した後、メイン表示器21に3桁
の数字が停止表示される。この後は、メイン表示器21
の表示(3桁の数字)に応じた種々の遊技制御が実行さ
れる。なお、始動口22および役物始動口23への遊技
球の入球に対しては、それぞれ所定個数(例えば7個)
の遊技球が賞球として付与される。
【0020】なお、本実施形態では、メイン表示器21
の表示の変動中に始動口22または役物始動口23に遊
技球が入った場合に、その入球に対するメイン表示器2
1の変動動作を保留しておくことができるようになって
いる。メイン表示器21の上方に配置された4個の保留
ランプP1、P2、P3、P4は、例えばLEDにより
構成されていて、保留されている変動動作の回数を表示
するためのものである。これにより、メイン表示器21
の表示の変動中における始動口22または役物始動口2
3への遊技球の入球が有効となり、メイン表示器21の
表示変動回数が多くなるから、遊技者の遊技に対する興
趣を増大させることができる。
【0021】メイン表示器21の左右両側には、複数の
ランプ34が配置されている。複数のランプ34は、例
えばLEDにより構成されていて、大当たり遊技中など
に点滅して遊技の雰囲気を盛り上げるためのものであ
る。メイン表示器21の上方には、ミニデジタル表示器
26が配置されている。ミニデジタル表示器26は、例
えば7セグメント表示器からなり、1桁の数字を可変表
示可能になっている。
【0022】また、役物始動口23に関連して電動チュ
ーリップ役物24が設けられていて、通常時は、役物始
動口23に遊技球が入らないようになっている。すなわ
ち、通常時には、電動チューリップ役物24の羽根24
1、242が互いに近接して窄められ、その羽根24
1、242の先端が始動口22との間に若干の隙間(遊
技球が通過できない程度の隙間)をあけて近接した状態
になっている。そして、メイン表示器21の左右両側方
に配置された通過ゲート(有効領域)25を遊技球が通
過したことに応答して、ミニデジタル表示器26が変動
し、その後所定時間が経過して、ミニデジタル表示器2
6に予め定める数字(例えば「7」)が表示されると、
電動チューリップ役物24の羽根241、242が所定
時間だけ両側に大きく開かれて、役物始動口23に遊技
球を入れることができるようになっている。
【0023】役物始動口23の下方には、例えば左右に
長い長方形状に形成されて、複数個の遊技球が同時に入
球可能な大入賞口27が配置されている。この大入賞口
27に関連して、大入賞口27に遊技球を案内する開状
態および大入賞口27への遊技球の入球を阻止する閉状
態に開閉可能な大入賞口開閉板28が設けられている。
すなわち、大入賞口開閉板28は、盤面201に沿った
状態で大入賞口27を閉塞して、大入賞口27への遊技
球の入球を阻止することができ、また、この状態から、
大入賞口27の下端縁にほぼ沿わせて配置された回動軸
(図示せず)を中心に手前側に倒伏することにより、大
入賞口27を開放して、大入賞口へと落下してくる遊技
球を大入賞口27内に導き入れることができる。この大
入賞口27への遊技球の入球に対しては、予め定める個
数(例えば13個)の遊技球が賞球として付与されるよ
うになっている。したがって、大入賞口開閉板28が開
状態になると、遊技者は多数個の賞球を獲得することが
できる。
【0024】遊技領域Sにはさらに、例えば大入賞口2
7の両側方などに、遊技球の入球に対して単に賞球が付
与される普通入賞口29が配設されている。また、遊技
領域Sの最下部には、始動口22、役物始動口23、大
入賞口27および普通入賞口29に入らずに落下してく
る遊技球を機内に回収するためのアウト球回収口203
が形成されている。さらにまた、遊技領域Sには、遊技
球の流れに影響を与える複数個の風車204および多数
本の障害釘(図示せず)などが配設されている。
【0025】図2は、パチンコ機の制御回路の構成を示
すブロック図である。このパチンコ機の制御回路は、制
御手段を含むメイン基板30、表示制御用サブ基板4
0、役物制御用サブ基板50および賞球払出制御用サブ
基板60を有する。メイン基板30は、このパチンコ機
における遊技の基本となる動作を制御するためのもので
あり、制御の中枢となるCPU31や、プログラムソフ
トが記憶されたROM32、制御時に必要なデータが書
き込まれるRAM33を含むマイクロコンピュータで構
成されている。
【0026】このメイン基板30には、始動口22への
遊技球の入球を検出するための始動口センサ71、役物
始動口23への遊技球の入球を検出するための役物始動
口センサ72、大入賞口27への遊技球の入球を検出す
るための大入賞口センサ73、普通入賞口29への遊技
球の入球を検出するための普通入賞口センサ74および
通過ゲート25を遊技球が通過したことを検出するため
の通過ゲートセンサ75などの出力信号が与えられてい
る。メイン基板30は、始動口センサ71および役物始
動口センサ72の出力信号に基づいて、大当たり抽選お
よび大入賞口開閉抽選を行い、その抽選結果に応じたコ
マンドやデータなどをサブ基板40、50、60などに
与える。
【0027】表示制御用サブ基板40は、保留ランプP
1、P2、P3、P4およびランプ34を制御するため
のものであり、サブCPU41、ROM42およびRA
M43を含むマイクロコンピュータで構成されている。
表示制御用サブ基板40は、メイン基板30から送られ
てくるコマンドに基づいて保留ランプP1、P2、P
3、P4およびランプ34を制御し、その制御結果や必
要なデータをメイン基板30に返送する。
【0028】役物制御用サブ基板50は、電動チューリ
ップ役物24および大入賞口開閉板28を制御するため
のものであり、サブCPU51、ROM52およびRA
M53を含むマイクロコンピュータで構成されている。
役物制御用サブ基板50も、メイン基板30から送られ
てくるコマンドに基づいて制御を実行し、その制御結果
や必要なデータをメイン基板30に返送する。賞球払出
制御用サブ基板60は、賞球を払い出すための賞球払出
装置76の動作を制御するためのものであり、サブCP
U61、ROM62およびRAM63を含むマイクロコ
ンピュータで構成されている。賞球払出制御用サブ基板
60も、メイン基板30から送られてくるコマンドに基
づいて制御を実行し、その制御結果や必要なデータをメ
イン基板30に返送する。
【0029】メイン表示器21およびミニデジタル表示
器26は、メイン基板30により直接制御される。この
場合、ミニデジタル表示器26は、表示制御用サブ基板
40などのサブ基板を介さずにメイン基板30に接続さ
れるので、部品点数を削減でき、コストを低減させるこ
とができる。図3は、表示ユニット35を斜め上方から
見た斜視図である。ただし、メイン表示器21は省略し
ている。表示ユニット35は、ミニデジタル表示器2
6、保留ランプP1、P2、P3、P4および複数のラ
ンプ34が取り付けられたプリント基板36と、プリン
ト基板36を後側から保持し、表示ユニット35の外枠
を形成する本体37と、プリント基板36を手前側から
覆うカバー38とを含む。
【0030】プリント基板36は、上板44と、上板4
4の両端から下方に延びる1対の下板45とを含む略コ
字状の板材であって、その前面には所定位置にプリント
配線(図示せず)が印刷されている。ミニデジタル表示
器26は、プリント基板36に対して取り外し可能に取
り付けられている。また、保留ランプP1、P2、P
3、P4および複数のランプ34は、プリント基板36
に対して固定されて取り付けられている。
【0031】カバー38は、プリント基板36を手前側
から覆うことにより、プリント基板36が遊技者側から
見えないようにするためのものであって、プリント基板
36に対応した略コ字状をなしている。カバー38に
は、ミニデジタル表示器26、保留ランプP1、P2、
P3、P4および複数のランプ34に対応する位置に貫
通孔46が形成されている。プリント基板36が所定位
置に取り付けられることにより、ミニデジタル表示器2
6、保留ランプP1、P2、P3、P4および複数のラ
ンプ34がそれぞれ対応する貫通孔46に挿通される。
これにより、遊技者が表示ユニット35の手前側からミ
ニデジタル表示器26、保留ランプP1、P2、P3、
P4および複数のランプ34を視認できるようになって
いる。
【0032】本体37は、略コ字形をしており、その下
部には1対のガイド47が手前側に突設されている。図
3に矢印で示すように、カバー38の各下端38aと、
それに対向する各ガイド47の上面47aとの間を通っ
て、遊技球が表示ユニット35内に進入できるようにな
っている。両ガイド47は、表示ユニット35内に進入
してきた遊技球を中央側にガイドするように傾斜してい
る。表示ユニット35内に進入してきた遊技球は、ガイ
ド47の上面47aに受けられた後、ガイド47の上面
47aに沿って中央側にガイドされ、両ガイド47間を
通って下方に落下する。したがって、両ガイド47間を
通って落下した遊技球は、下方に配置された始動口22
および役物始動口23に入球し易い。
【0033】本体37の後面には、プリント基板36の
プリント配線に接続されたコネクタ48が設けられてい
る。コネクタ48は、表示制御用サブ基板40に接続さ
れる。図4は、ミニデジタル表示器26を斜め上方から
見た斜視図である。図4(a)は手前側から見た図を示
しており、図4(b)は後側から見た図を示している。
【0034】ミニデジタル表示器26は、略直方体形状
の本体54を有している。本体54の前面54aには、
それぞれLEDからなる7つのセグメント55が、
「8」の字状に配置されている。本体54の後面54b
には、その左右両側辺に沿って2つずつ、計4つの弾性
爪56が直立して形成されている。弾性爪56は、一端
が本体54に結合され、プリント基板36に形成された
取付孔に挿通するための挿通部57と、挿通部57の先
端部からそれぞれ外側に向かって形成された断面略三角
形状の爪部58とからなる。爪部58は、プリント基板
36の後面と係合するための係合面58aを有してい
て、この係合面58aと本体54の後面54bとの距離
は、プリント基板36の厚さに略一致する。
【0035】弾性爪56が本体54に一体的に形成され
ているので、他の取付具を用いなくてよい。したがっ
て、部品点数を削減することができるので、コストを低
減させることができる。本体54の後面54bにはさら
に、その下辺に沿ってコネクタ64が後方に突出して形
成されている。コネクタ64には8つの端子65が含ま
れていて、そのうち7つの端子65はそれぞれ各セグメ
ント55の+端子に直結されている。各セグメント55
の−端子は、全て残りの1つの端子に直結されている。
+端子に直結された端子65のうち所定の端子65に電
流を印加することにより、7つのセグメント55のうち
所定のセグメント55を予め定める色にすることができ
る。これにより、1桁の数字を可変表示することができ
る。
【0036】コネクタ64は、本体54に一体的に形成
されているので、各セグメント55とコネクタ64との
間にプリント基板を介さなくてよい。したがって、部品
点数を削減でき、コストを低減させることができる。ま
た、ミニデジタル表示器26を制御するためのメイン基
板30は、ミニデジタル表示器26の本体54の後方に
配置される。コネクタ64は本体54の後面54bから
後方に突出して形成されているので、メイン基板30か
らの配線を本体54の後方からコネクタ64に容易に取
り付けることができる。したがって、組立性がよい。
【0037】図5は、ミニデジタル表示器26の取付態
様を示す分解斜視図である。ミニデジタル表示器26
は、プリント基板36の上板44の略中央に手前側から
取り付けられる。保留ランプP1、P2、P3、P4
は、プリント基板36の上板44の前面に、その下辺に
沿って横一列に配置されている。保留ランプP1、P
2、P3、P4は、それぞれの入力端子がプリント基板
36に印刷されたプリント配線に半田付けされて固定さ
れている。
【0038】複数のランプ34は、プリント基板36の
上板44の両端近傍から各下板45にわたって、それら
の前面の所定位置に配置されている。各ランプ34も、
保留ランプP1、P2、P3、P4と同様に、それぞれ
の入力端子がプリント基板36に印刷されたプリント配
線に半田付けされて固定されている。プリント基板36
には、ミニデジタル表示器26の各弾性爪56に対応す
る位置に取付孔66が形成されていて、コネクタ64に
対応する位置に挿通孔67が形成されている。ミニデジ
タル表示器26は、プリント基板36に対して手前側か
ら取り付けられ、コネクタ64が対応する挿通孔67に
挿通されると共に、弾性爪56が取付孔66に弾性的に
嵌入され、形状復元することにより爪部58の係合面5
8aがプリント基板36の後面に引っ掛って係合する。
この構成により、弾性爪56を取付孔66に嵌入するだ
けで容易にミニデジタル表示器26を取り付けることが
できるので、組立性がよい。
【0039】ミニデジタル表示器26のプリント基板3
6に対する取付けは、弾性爪56によるものに限らず、
例えばミニデジタル表示器26の後面にスライダが形成
されていて、プリント基板36の対応する位置に形成さ
れた溝にスライドして取り付けられるようなものであっ
てもよいし、ミニデジタル表示器26にねじ孔が形成さ
れていて、このねじ孔を通してねじをプリント基板36
に締め付けることにより取り付けられるようなものであ
ってもよい。
【0040】本発明は、以上の実施形態の内容に限定さ
れるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の
変更が可能である。例えば、ミニデジタル表示器26
は、プリント基板36ではない別の取付位置の取り付け
られていてもよい。ミニデジタル表示器26は、いわゆ
るセグメント方式のものに限らず、例えば液晶で図柄を
表示する液晶表示器や、格子状に配列された複数のラン
プの点灯/消灯により図柄を表示するドットマトリック
ス方式の図柄表示器などであってもよい。
【0041】また、弾性爪56は、ミニデジタル表示器
26に限らず、例えばメイン表示器21に適用されても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の構成を
示す正面図である。
【図2】パチンコ機の制御回路の構成を示すブロック図
である。
【図3】表示ユニットを斜め上方から見た斜視図であ
る。
【図4】ミニデジタル表示器を斜め上方から見た斜視図
である。
【図5】ミニデジタル表示器の取付態様を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
20 遊技盤 25 通過ゲート(有効領域) 26 ミニデジタル表示器 30 メイン基板(制御手段) 48 コネクタ 54 本体 55 セグメント 56 弾性爪 58 爪部 66 取付孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機に適用される表示装置であって、 予め定める複数種類の表示内容を可変表示できる表示部
    と、 上記表示部が備えられた本体と、 上記本体に一体的に形成され、上記表示部に直結された
    コネクタとを含むことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】上記コネクタは、上記本体に対して上記表
    示部の後方に向かって形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】上記本体に一体的に形成され、上記本体を
    所定の取付位置に取り外し可能に取り付けるための取付
    部をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載
    の表示装置。
  4. 【請求項4】上記取付部は、取付位置に形成された対応
    する取付孔に弾性的に嵌入され、形状復元することによ
    り爪部が係合する弾性爪を有することを特徴とする請求
    項3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】上記表示部は、複数個のセグメントを備え
    ており、 上記複数個のセグメントのうち、所定のセグメントを予
    め定める色にすることにより所定の表示内容が表示され
    るものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】遊技盤に向けて遊技球を発射して遊技を行
    う遊技機であって、 請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置と、 上記遊技盤に設けられた所定の有効領域を遊技球が通過
    したことに応答して、 上記表示部の表示内容を変動開始させる制御手段とを含
    み、 上記制御手段は、上記コネクタに直結されていることを
    特徴とする遊技機。
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