JP2001087519A - パチンコ遊技機用制御機器 - Google Patents

パチンコ遊技機用制御機器

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JP2001087519A
JP2001087519A JP26519799A JP26519799A JP2001087519A JP 2001087519 A JP2001087519 A JP 2001087519A JP 26519799 A JP26519799 A JP 26519799A JP 26519799 A JP26519799 A JP 26519799A JP 2001087519 A JP2001087519 A JP 2001087519A
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Tetsuya Ikeda
哲也 池田
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機用制御機器に設けられた複数
の電気部品の接続を確実に行うことができるパチンコ遊
技機用制御機器の提供を目的とする。 【解決手段】 普通図柄始動スイッチに接続されたコネ
クタ64、66と特別図柄始動スイッチに接続されたコ
ネクタ68をそれぞれ異なる形状のコネクタを使用す
る。従って、役割の異なる電気的構成部品毎に形状の異
なるコネクタを使用することによって差し違いや差し替
えを防止することができ、遊技機を正常に動作させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機用
制御機器にかかり、特に、複数の接続端子が設けられた
パチンコ遊技機用制御機器の配線処理の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ遊技機用制御機器は電子
化が進み、予め定められたパチンコ球を遊技者に獲得さ
せるための賞球制御、所定条件が成立すると遊技者にと
って特別有利な状態に変換する遊技変換制御及びパチン
コ球を払出しするとと共に金銭に代えてパチンコ球を貸
与する制御を始めとして、特別図柄始動入賞口(特別入
賞口)及び普通図柄始動入賞口に遊技球が入賞した場合
に可変表示装置を始動させる制御、遊技球の発射制御や
賞球の排出及び補給、各種情報の表示や効果音の発生、
或いは遊技球の発射数等の各種データの収集などをマイ
クロコンピュータを中心とする制御手段により行ってい
る。
【0003】ところで、特別図柄始動入賞口に入賞した
遊技球を検出する特別図柄検出スイッチや普通図柄始動
入賞口に入賞した遊技球を検出する普通図柄検出スイッ
チなどの制御手段への接続は、コネクタを介して接続し
ている。この時、特別図柄検出スイッチ及び普通図柄検
出スイッチ等を同一形状のセンサを使用して使い分けて
いるので、差し間違いや差し替え等が発生し、パチンコ
遊技機の制御が正常に作動しないと言う問題が発生す
る。例えば、特別図柄始動スイッチと普通図柄始動スイ
ッチの接続を交換した場合には、普通図柄始動入賞口を
遊技球が通過すると、特別図柄始動スイッチが作動した
と制御手段が判断する。従って、パチンコ遊技機として
正常に機能しないことになる。
【0004】そこで、上述のような誤配線を確実になく
すことができる技術として特開平10−241764号
公報に記載の技術が提案されている。特開平10−24
1764号記載の技術では、複数の接続端子(コネク
タ)の各接続端子色を当該接続端子に接続される電気的
装置の配線と同色とすることによって、誤配線を防止す
ることが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−241764号記載の技術では、配線の色によっ
て接続箇所を判別することは可能であるが、同一コネク
タを使用しているので正規の位置以外のコネクタに接続
することが可能であり、差し間違いや差し替えを確実に
防止することができない、という問題がある。
【0006】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、パチンコ遊技機用制御機器に設けられた複数の
電気部品の接続を確実に行うことができるパチンコ遊技
機用制御機器の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、複数の電気部品と、該電気
部品を制御する制御基板又は前記電気部品と前記制御基
板とを中継する中継基板の少なくとも一方を含む基板
と、前記複数の電気部品と前記基板とを接続するコネク
タと、を備え、パチンコ遊技機の制御を実行するパチン
コ遊技機用制御機器であって、前記電気部品のうちの特
定の電気部品に対して他の電気部品とは異なるコネクタ
を使用することを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、複数の電
気部品と基板とを接続するコネクタを特定の電気部品に
対して異なるコネクタを使用して接続する。すなわち、
特定の電気部品とその他の電気部品で異なるコネクタを
用いるので、特定の電気部品とその他の電気部品とを差
し替えるなどの誤接続をしようとしても接続することが
できない。従って、パチンコ遊技機に設けられた複数の
電気部品のコネクタの差し間違えや差し替えを確実に防
止することができる。例えば、特定の電気部品とその他
の部品とで、外形形状やコネクタサイズ等の異なるコネ
クタを使用することにより、誤接続を防止することがで
きる。
【0009】従って、パチンコ遊技機に設けられた複数
の電気部品の接続を確実に行うことができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記複数の電気部品のうち、前記基板
上に連続して配置される複数のコネクタ群毎にパチンコ
遊技機の制御構成上重要な電気部品と他の電気部品とで
異なるコネクタを使用することを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、複数の電気部品のうち、基板上
に連続して配置される複数のコネクタ群毎にパチンコ遊
技機の制御構成上重要な電気部品と他の電気部品とで異
なるコネクタを使用することによって、基板上に連続し
て配置された複数のコネクタ群に対して、パチンコ遊技
機の制御構成上重要な電気部品の接続を正規の位置に確
実に接続することができる。従って、パチンコ遊技機に
おける重要な性能を確保することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記特定の電気部品が、特別入賞口に
入賞するパチンコ球を検出するセンサであることを特徴
としている。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、遊技変換制御を開始するために
設けられた特別入賞口と、ただ単に賞球制御を行うため
に設けられた入賞口に、同一センサを使用する場合など
において、特別入賞口のセンサは、パチンコ遊技機の大
当りを左右するものであるため、パチンコ遊技機におい
て制御構成上重要な電気部品であり、該特別入賞口のセ
ンサに使用するコネクタを異なるコネクタとすることに
よって、パチンコ遊技機における重要な性能を有する電
気部品の誤接続を確実に防止することができる。すなわ
ち、パチンコ遊技機における重要な遊技変換制御を確実
に行うことができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の発明において、前記異なる
コネクタは複数の電極端子を有し、該複数の電極端子の
配置間隔が異なることを特徴としている。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、異な
るコネクタとして、コネクタに設けられる電極端子の端
子間の距離(ピッチ)が異なるものを用いることが可能
である。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の発明において、前記異なる
コネクタは複数の電極端子を有し、該複数の電極端子の
配置数が異なることを特徴としている。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項4の何れか1項に記載の発明において、異な
るコネクタとして、コネクタに設けられる電極端子の端
子数の異なるものを用いることが可能である。
【0018】請求項6に記載の発明は、複数の電気部品
と、該電気部品を制御する制御基板又は前記電気部品と
前記制御基板とを中継する中継基板の少なくとも一方を
含む基板と、前記複数の電気部品と前記基板とを接続す
るコネクタと、を備え、パチンコ遊技機の制御を実行す
るパチンコ遊技機用制御機器であって、前記複数の電気
部品のうち、特定の電気部品のコネクタとその他の電気
部品のコネクタとをそれぞれ異なる基板上に配置するこ
とを特徴としている。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、複数の電
気部品のうち、特定の電気部品とその他の電気部品とを
基板に接続する際に、例えば、同一のコネクタを複数の
電気部品に使用した場合に、同一基板に接続するとコネ
クタの差し間違えを引き起こす可能性があるが、特定の
電気部品のコネクタとその他の電気部品のコネクタとを
異なる基板上に設けることによって、差し間違えを防止
することができ、確実に誤接続を防止することができ
る。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記コネクタによる接続コード長をそ
れぞれ必要最小長とすることを特徴としている。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明において、コネクタによる接続コード長を
それぞれ必要最小長とすることにより、コードの長さの
制約からコネクタの差し替えが不可能となる。従って、
誤接続を確実に防止することができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項6又は請
求項7に記載の発明において、前記特定の電気部品が、
特別入賞口に入賞するパチンコ球を検出するセンサであ
ることを特徴としている。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、請求項6
又は請求項7に記載の発明において、遊技変換制御を開
始するために設けられた特別入賞口と、ただ単に賞球制
御を行うために設けられた入賞口に、同一センサを使用
する場合などにおいて、特別入賞口のセンサは、パチン
コ遊技機の大当りを左右するものであるため、パチンコ
遊技機において制御構成上重要な電気部品であり、該特
別入賞口のセンサに使用するコネクタと入賞口のセンサ
に使用するコネクタを異なる基板上に配置することによ
って、差し間違えなどの誤接続を防止できる。すなわ
ち、パチンコ遊技機における重要な遊技変換制御を確実
に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態はパチ
ンコ遊技機に本発明を適用したものである。 [第1実施形態]図1には、本実施形態に係るパチンコ
遊技機10の概略正面図が示されている。パチンコ遊技
機10の遊技盤面における円弧状のレール12で囲まれ
た領域が遊技領域である遊技部14とされており、遊技
部14には、前面にわたって複数の釘16が打ち込まれ
(図1では主要な釘16のみ図示)、レール12を通っ
て打ち出された遊技球(以下、パチンコ球と称する)が
この釘16に当って跳ねたり、釘16によって形成され
る案内路に案内されながら、落下していくように構成さ
れている。また、この釘16の他、遊技部14に向かっ
て左右対称位置には、風車18が取り付けられており、
パチンコ球を予期しない方向へ方向転換させるように構
成されている。
【0025】さらに、遊技部14には複数(例えば2
個)の入賞口20が設けられ、この入賞口20にパチン
コ球が入賞することにより、所定数のパチンコ球が遊技
者に提供されるように構成されている。
【0026】この遊技部14は、ほぼ左右対称形とされ
ており、この中央部には特別図柄を表示する特別図柄可
変表示装置22が配置され、その表示部24が露出され
ている。この表示部24は液晶からなり、例えば0〜9
の数字が3列並んで可変表示される。また、この表示部
24の下方には、特別図柄可変表示装置22を始動する
ための特別図柄始動入賞口26が設けられている。更に
特別図柄可変表示装置22の上方には、例えば0〜9の
数字を表示する普通図柄可変表示装置28の表示部30
が露出されている。そして、該普通図柄可変表示装置2
8を始動するための普通図柄始動ゲート32が特別図柄
始動入賞口26の両側に設けられている。
【0027】特別図柄始動入賞口26には、パチンコ球
が入賞したことを検出する特別図柄始動スイッチ34
(図3及び図4参照)が設けられており、パチンコ球の
特別図柄始動入賞口26への入賞を検出すると、特別図
柄可変表示装置22の表示が可変状態となると共に、当
りの抽選が行われる。
【0028】この特別図柄始動入賞口26は、図2に示
すように一対のプレート36によって構成されており、
このプレート36の先端(上端)が開閉可能に構成され
ている。ここで、図2(A)に示されている状態がプレ
ート36の閉じた状態であり、遊技者にとって不利な状
態であり。この不利な状態では、パチンコ球はプレート
36の先端に設けられた釘16の間からしか入賞するこ
とができず、入賞ルートとして単一となっている。
【0029】一方、図2(B)に示されている状態がプ
レート36の開いた状態であり、遊技者にとって有利な
状態である。この有利な状態では、パチンコ球はプレー
ト36の開放角度の範囲で入賞可能であり、入賞ルート
として複数となる。
【0030】また、普通図柄始動ゲート32は、パチン
コ球が普通図柄始動ゲート32を通過したことを検出す
る普通図柄始動スイッチ40(図3及び図4参照)が設
けられており、パチンコ球が普通図柄始動ゲートを通過
したことを検出すると、普通図柄可変表示装置28の可
変表示が開始されるように構成されている。
【0031】特別図柄始動入賞口26の更に下方には、
大入賞口42が配置されており、特別図柄可変表示装置
22が所謂当りの表示状態となった場合に所定時間開放
され、大量のパチンコ球を入賞させることができる構成
となっている。
【0032】また、大入賞口42内部には、カウントス
イッチ44及びVスイッチ46が所定位置に配置されて
おり(図3参照)、カウントスイッチ44によってパチ
ンコ球の入賞数を検出すると共にVスイッチ46によっ
てパチンコ球を検出した場合に所定の処理を行う構成と
されている。
【0033】また、上述した特別図柄可変表示装置22
に表示される図柄は、表示される順が定められており、
背面側に配設される複数の電子部品が配設された制御装
置によって制御されるように構成されている。例えば、
横一列(左、中、右)に同一の絵柄(例えば(7、7、
7))が停止することにより、大当りとなり、前述した
ように大入賞口42が所定時間開放され、大量のパチン
コ球を入賞させることができる。
【0034】図3には、パチンコ遊技機10の遊技盤面
裏面図が示されている。遊技盤面裏面には、装飾ランプ
48の発光制御を行う装飾ランプ制御基板50、普通図
柄可変表示装置28の表示を行う普通図柄基板52、特
別図柄可変表示装置22の制御を行う特別図柄制御基板
54、音声制御基板56、ランプ中継基板58、スイッ
チ中継基板60、及び遊技機の制御を行う主制御基板6
2が配設されている。
【0035】上述したカウントスイッチ44、Vスイッ
チ46、特別図柄始動スイッチ34及び普通図柄始動ス
イッチ40は、配線(以下、ハーネスと称する)及びコ
ネクタ64(CN1)、66(CN2)、68(CN
3)、72(CN5)、74(CN6)を介してスイッ
チ中継基板に接続されており、スイッチ中継基板60に
ついても、ハーネス及びコネクタ70(CN4)を介し
て主制御基板62に接続されている。なお、スイッチ中
継基板60には、上述した特別図柄始動入賞口26に設
けられたプレート36を開閉させるソレノイド76がハ
ーネス及びコネクタ78を介して接続されている(図4
参照)。
【0036】また、特別図柄始動スイッチ34及び普通
図柄始動スイッチ40は、上述したように特別図柄始動
入賞口26及び普通図柄始動ゲート32のそれぞれに設
けられており(図4参照)、同一のセンサ80を使用し
ている。該センサ80は、本実施形態においては、近接
スイッチを使用し、図5に示すように、矩形状のケース
82によって構成されており、矩形状のケース82には
パチンコ球よりも大きい貫通孔82Aが設けられてい
る。すなわち、該貫通孔82Aをパチンコ球が通過でき
るように構成されており、該貫通孔82Aをパチンコ球
が通過することにより変化する電流や磁界などを検出す
ることによってパチンコ球が通過したことを検出する構
成とされている。
【0037】さて、特別図柄始動スイッチ34及び普通
図柄始動スイッチ40に接続され、ハーネスを介してス
イッチ中継基板60に接続された上述のコネクタ64、
66、68は、コネクタ64(CN1)とコネクタ66
(CN2)が同一のものを使用し、コネクタ68(CN
3)はコネクタ64(CN1)、66(CN2)とは異
なるものを使用する構成とされている。本実施形態では
コネクタ64(CN1)、66(CN2)とコネクタ6
8(CN3)は異形状のコネクタが使用される。なお、
図6(A)にコネクタ64(CN1)、66(CN2)
の形状の一例を示し(なお、図6(A)では、コネクタ
64として示す)、図6(B)にコネクタ68(CN
3)の形状の一例を示す。図6(A)に示すコネクタ6
4(CN1)、66(CN2)は、オス側コネクタ84
に設けられた嵌合用の爪86が、メス側コネクタ88の
外側に設けられたボス90に係合するように構成されて
おり、図6(B)に示すコネクタ68(CN3)は、オ
ス側コネクタ92に設けられた嵌合用の爪94が、メス
側コネクタ96に設けられた矩形の切り欠き98にメス
側コネクタ96の内側から係合するように構成されてい
る。すなわち、コネクタ64(CN1)、66(CN
2)にコネクタ68(CN3)が接続できない。従っ
て、コネクタの差し違いや差し間違いを防止することが
できる。
【0038】また、スイッチ中継基板に配置されたそれ
ぞれのコネクタ64、66、68、70、72、74、
78は、図7に示すように、それぞれオス側コネクタ1
00とメス側コネクタ102の一対のコネクタにより構
成されており、オス側のコネクタ100はハーネス側に
接続され、メス側コネクタ102には電極端子104が
設けられており該電極端子が接続するそれぞれの基板を
貫通し、基板裏面側から半田溶着されている。
【0039】続いて、本実施形態に係るパチンコ遊技機
10の作用について説明する。
【0040】遊技部14に打ち出されたパチンコ球は、
遊技部14に設けられた釘16によって跳ねたり、釘1
6によって形成される案内路に案内されながら落下して
いく、この時、パチンコ球が特別図柄始動入賞口26に
入賞すると特別図柄始動スイッチ34がパチンコ球の入
賞を検出し、該検出信号をトリガ信号として特別図柄可
変表示装置22が可変表示状態へ移行する。すなわち、
当りの抽選が行われる。
【0041】また、パチンコ球が普通図柄始動ゲート3
2を通過した場合には、普通図柄始動スイッチ40がパ
チンコ球の通過を検出し、該検出信号をトリガ信号とし
て普通図柄可変表示装置28が可変表示状態へ移行す
る。すなわち、普通図柄の抽選が開始される。
【0042】ここで、特別図柄可変表示装置22が予め
定められた当りを表す所定の図柄表示となった場合に大
当り処理が行われる。また、この時の普通図柄可変表示
装置28に表示された図柄と特別図柄可変表示装置22
に表示された図柄の組合せが予め定められた組合せが抽
選された場合には、特別遊技状態へと移行する。なお、
特別遊技状態は、特別図柄始動入賞口26のプレート3
6が開放状態にしたり、大当りが抽選する確率が変動し
て大当りが抽選されやすい状態に制御したり、特別図柄
可変表示装置22の可変表示時間が変動したり(抽選す
る時間が短くなる)等の制御をすることにより、遊技者
にとって特別有利な状態に制御された状態である。
【0043】さて、本実施形態のパチンコ遊技機10で
は、上述したように、特別図柄始動スイッチ34と普通
図柄始動スイッチ40を同一のものを使用することによ
り、部品種類の削減を行っているが、同一であるがため
に接続を間違える可能性がある。接続を間違えた場合に
は、上述した正規の動作を行うことができなくなってし
まう。
【0044】しかしながら、本実施形態のパチンコ遊技
機10は、それぞれに接続されたコネクタ、上述したコ
ネクタ64(CN1)、66(CN2)とコネクタ68
(CN3)をそれぞれ異なるものを使用しているため、
役割の異なる電気部品毎にコネクタを異なる形状のもの
を使用しているので、差し違いや差し替えを防止するこ
とができる。また、コネクタ64(CN1)とコネクタ
66(CN2)は、誤接続することが可能であるが、同
一の役割を持った電気部品であるため誤接続をしても問
題とならない。従って、パチンコ遊技機10を正規の動
作で使用することができる。
【0045】なお、本実施形態におけるパチンコ遊技機
10では、コネクタ64(CN1),66(CN2)と
コネクタ68(CN3)を異なる形状のコネクタとした
が、以下のようなコネクタとしてもよい。
【0046】例えば、図8(A)に示すように、電極端
子104の数(極数)が異なるコネクタ、図8(B)に
示すように、電極端子104間のピッチが異なるコネク
タ、コネクタサイズの異なるコネクタ等を用いることに
よってもコネクタの差し間違えや差し替えを確実に防止
することができる。また、これらを複合して使用するよ
うにしてもよい。 [第2実施形態]第1実施形態に係るパチンコ遊技機1
0は、スイッチ中継基板60に特別図柄始動スイッチ3
4と普通図柄始動スイッチ40をそれぞれ接続する構成
としたが、第2実施形態では、スイッチ中継基板60の
接続が異なる。その他については、第1実施形態と同一
であるため説明を省略する。
【0047】第2実施形態では、普通図柄始動スイッチ
40は、ハーネス116及びコネクタ108を介してス
イッチ中継基板60に接続されており、スイッチ中継基
板60がハーネス及びコネクタ110を介して主制御基
板62に接続されている。そして、特別図柄始動スイッ
チ34は、ハーネス114及びコネクタ112を介して
直接主制御基板62に接続される。そして、特別図柄始
動スイッチ34に接続されるハーネス114と普通図柄
始動スイッチ40に接続されるハーネス116が異なる
長さ(必要分の長さ)のハーネスが使用される。従っ
て、異なる基板に役割の異なるセンサ(特別図柄始動ス
イッチ34及び普通図柄始動スイッチ40)を配置し、
必要分のハーネスの長さとすることにより差し間違えや
差し替えを防止することができる。
【0048】なお、第1実施形態と第2実施形態を複合
することによっても、確実にコネクタの誤接続を防止す
ることができる。
【0049】また、上記実施形態においては、パチンコ
遊技機10の制御構成上重要な電気部品(特別図柄始動
スイッチ34)について、誤接続を防止するようにした
が、その他の電気部品についても本発明を適用するよう
にしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
チンコ遊技機に設けられた複数の電気部品の接続を確実
に行うことができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の概
略正面図である。
【図2】特別図柄始動入賞口の拡大図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の概
略裏面図である。
【図4】特別図柄始動入賞口及び普通図柄始動ゲート付
近の裏面側からの斜視図である。
【図5】特別図柄始動スイッチ及び普通図柄始動スイッ
チの概略斜視図である。
【図6】コネクタの一例を示す斜視図である。
【図7】コネクタと基板の接続を示す図である。
【図8】その他のコネクタの例を示す図である。
【図9】特別図柄始動スイッチ、普通図柄始動スイッチ
及び各基板の接続を示す図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 34 特別図柄始動スイッチ 40 普通図柄始動スイッチ 60 スイッチ中継基板 62 主基板 64 コネクタ(CN1) 66 コネクタ(CN2) 68 コネクタ(CN3) 80 センサ 104 電極端子 114 ハーネス 116 ハーネス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気部品と、該電気部品を制御す
    る制御基板又は前記電気部品と前記制御基板とを中継す
    る中継基板の少なくとも一方を含む基板と、前記複数の
    電気部品と前記基板とを接続するコネクタと、を備え、
    パチンコ遊技機の制御を実行するパチンコ遊技機用制御
    機器であって、 前記電気部品のうちの特定の電気部品に対して、他の電
    気部品とは異なるコネクタを使用することを特徴とする
    パチンコ遊技機用制御機器。
  2. 【請求項2】 前記複数の電気部品のうち、前記基板上
    に連続して配置される複数のコネクタ群毎にパチンコ遊
    技機の制御構成上重要な電気部品と他の電気部品とで異
    なるコネクタを使用することを特徴とする請求項1に記
    載のパチンコ遊技機用制御機器。
  3. 【請求項3】 前記特定の電気部品が、特別入賞口に入
    賞するパチンコ球を検出するセンサであることを特徴と
    する請求項1に記載のパチンコ遊技機用制御機器。
  4. 【請求項4】 前記異なるコネクタは複数の電極端子を
    有し、該複数の電極端子の配置間隔が異なることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のパチ
    ンコ遊技機用制御機器。
  5. 【請求項5】 前記異なるコネクタは複数の電極端子を
    有し、該複数の電極端子の配置数が異なることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のパチン
    コ遊技機用制御機器。
  6. 【請求項6】 複数の電気部品と、該電気部品を制御す
    る制御基板又は前記電気部品と前記制御基板とを中継す
    る中継基板の少なくとも一方を含む基板と、前記複数の
    電気部品と前記基板とを接続するコネクタと、を備え、
    パチンコ遊技機の制御を実行するパチンコ遊技機用制御
    機器であって、 前記複数の電気部品のうち、特定の電気部品のコネクタ
    とその他の電気部品のコネクタとをそれぞれ異なる基板
    上に配置することを特徴とするパチンコ遊技機用制御機
    器。
  7. 【請求項7】 前記コネクタによる接続コード長をそれ
    ぞれ必要最小長とすることを特徴とする請求項6に記載
    のパチンコ遊技機用制御機器。
  8. 【請求項8】 前記特定の電気部品が、特別入賞口に入
    賞するパチンコ球を検出するセンサであることを特徴と
    する請求項6又は請求項7に記載のパチンコ遊技機用制
    御機器。
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