JP2006204383A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 検出器を入れ替えることによる不正を防止することができる遊技機を提供する。
【解決手段】 始動入賞球検出信号を出力する始動入賞球検出スイッチ21、特別入賞球検出信号を出力する特別入賞球検出スイッチ31及び一般入賞球検出信号を出力する一般入賞球検出スイッチと、入賞球検出信号を出力する全入賞球検出スイッチ51及び操作ボタンの操作検出信号を出力する操作検出スイッチ61として、端子の数が異なる検出スイッチを用いる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、遊技機における不正を防止する技術に関する。
遊技機には、種々の検出器が設けられている。例えば、パチンコ機では、始動入賞口に入賞した遊技球(始動入賞球)を検出する始動入賞球検出器、一般入賞口に入賞した遊技球(一般入賞球)を検出する一般入賞球検出器、特別入賞口に入賞した遊技球(特別入賞球)を検出する特別入賞球検出器が設けられている。
始動入賞球検出器が始動入賞球検出信号を出力すると、大当たり遊技状態を発生させるか否かを決定するための抽選を行う。抽選結果が当たりである場合には、特別入賞口を開閉する特別入賞口開閉部材を開き、遊技球が特別入賞口に入賞し易い大当たり遊技状態を発生させる。一般入賞球検出器から一般入賞球検出信号が出力されると、一般入賞口に対応する数の遊技球を払い出す。特別入賞球検出器から特別入賞球検出信号が出力されると、特別入賞口に対応する数の遊技球を払い出す。
また、近年、演出ボタンと、演出ボタンが操作されたことを検出する演出操作検出器が設けられている遊技機が提案されている。(特許文献1参照)
このような遊技機では、遊技者は、演出ボタンを操作することによって、遊技状態の決定に対して技術介入することができる。これにより、遊技者の遊技に対する興趣を高めることができる。
なお、不正な払出を検出するために、各入賞口のいずれかに入賞した遊技球(入賞球)を検出する全入賞球検出器が設けられている遊技機も提案されている。(特許文献2参照)
特開平11−188158号公報 特開平11−333097号公報
従来、始動入賞球検出器、一般入賞球検出器、特別入賞球検出器、演出操作検出器や全入賞球検出器として、同じ数の端子を有する、電磁気式検出器や機械式検出器等の2端子構造の検出器が用いられている。
このため、例えば、演出操作検出器の端子を、始動入賞球検出器からの始動入賞球検出信号が入力される入力端子に接続することが可能である。演出操作検出器の端子が、始動入賞球検出器からの始動入賞球検出信号が入力される入力端子に接続された場合、演出ボタンの操作によって始動入賞球検出信号が不正に入力される。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、検出器の端子の不正接続による不正を防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技機である。
本発明は、始動入賞口と、演出操作部と、始動入賞口に入賞した遊技媒体を検出する始動入賞遊技媒体検出器と、演出操作部が操作されたことを検出する演出操作検出器を備えている。そして、始動入賞遊技媒体検出器として第1の数の端子を有する検出器を用い、演出操作検出器として第1の数と異なる第2の数の端子を有する検出器を用いている。
始動入賞遊技媒体検出器による「始動入賞口に入賞した遊技媒体を検出する」動作は、典型的には、遊技媒体が始動入賞口に入ったことあるいは始動入賞口を通過したことを検出する動作を意味する。
第1の端子の数を有する検出器と第2の端子の数を有する検出器としては、第1の端子の数と第2の端子の数が異なっていれば、種々の検出器を用いることができる。
始動入賞遊技媒体検出器から始動入賞遊技媒体検出信号が出力された場合には、典型的には、大当たり遊技状態を発生させるか否かを決定するための抽選が行われる。また、演出操作部の操作により演出操作検出器から演出操作検出信号が出力されたときに所定の制御(例えば、演出表示装置による抽選結果の表示態様の変更、遊技者への特典の付与)を実行する、
第1の数の端子を有する検出器としては、例えば、既存の遊技機に用いられている2端子構造の検出器を用いることができる。2端子構造の検出器としては、電磁気式検出器(遊技媒体の通過による電磁界の変化を検出する検出器)や機械式検出器(遊技機の通過を機械式スイッチにより検出する検出器)を用いることができる。
第2の数の端子を有する検出器としては、例えば、3端子構造の検出器を用いることができる。3端子構造の検出器としては、光学式検出器(遊技媒体によって光が遮断されたことあるいは光が反射されたことを検出する検出器)を用いることができる。
請求項1に記載の遊技機を用いれば、始動入賞遊技媒体検出器と演出操作検出器として、端子の数が異なる検出器を用いているため、演出操作検出器の端子を始動入賞遊技媒体検出器からの検出信号が入力される入力端子に接続することによる不正遊技を防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明をパチンコとして構成した実施の形態の正面図を示す。
本実施の形態のパチンコ機10は、基枠11と、基枠11に回動可能に取り付けられる本体枠12と、本体枠12に取り付けられる遊技盤13を備えている。
遊技盤13には、遊技球が転動する遊技領域を有している。遊技領域には、始動入賞口20、特別入賞口30、特別入賞口を開閉する特別入賞口開閉部材30a、抽選結果表示装置120、演出表示装置190等が設けられている。
なお、図1には図示していないが、遊技盤13には、始動入賞口20に入賞した遊技球(始動入賞球)を検出して始動入賞球検出信号を出力する始動入賞球検出スイッチ21、特別入賞口30に入賞した遊技球(特別入賞球)を検出して特別入賞球検出信号を出力する特別入賞球検出スイッチ31が設けられている。
また、遊技盤13には、一般入賞口、一般入賞口に入賞した遊技球(一般入賞球)を検出して一般入賞球検出信号を出力する一般入賞球検出スイッチ41、始動入賞口20、特別入賞口30、一般入賞口等の入賞口のいずれかに入賞した遊技球(入賞球)を検出して入賞球検出信号を出力する全入賞球検出スイッチ51等が設けられている。遊技球がいずれかの入賞口に入賞したことに応答して払い出される賞球数は、通常、「セーフ球数」と呼ばれ、不正な払い出しの検出やパチンコ機の収益を判別する際に用いられる。
本明細書では、「始動入賞口20、特別入賞口30、一般入賞口に入賞した遊技媒体を検出する」という記載は、始動入賞口20、特別入賞口30、一般入賞口に入った(入球)あるいは通過した遊技球を検出することを意味するものとして用いている。
本体枠12には、演出ボタン60が設けられている。演出ボタン60は、例えば、本体枠12の遊技者が操作可能な箇所に設けられる。また、図1には図示していないが、本体枠12には、演出ボタン60が操作されたことを検出して演出操作検出信号を出力する演出スイッチ61が設けられている。
なお、本体枠12や遊技盤13には、これ以外にも種々の構成部品が設けられている。
図1に示したパチンコ機の制御回路の概略構成図を図2に示す。
本実施の形態のパチンコ機の制御回路は、主制御基板110、賞球制御基板130、副制御基板150、表示制御基板180等により構成されている。
主制御基板110には、主制御回路111、ROM112等が配設されている。主制御回路110は、入力信号とROM112に記憶されている制御プログラムや各種の乱数発生プログラムに基づいて、主コマンド信号や制御信号を出力する。
入力信号としては、例えば、始動入賞球検出スイッチ21から出力される始動入賞球検出信号、特別入賞球検出スイッチ31から出力される特別入賞球検出信号、一般入賞球検出スイッチから出力される一般入賞球検出信号、全入賞球検出スイッチから出力される入賞球検出信号が入力される。
主コマンド信号としては、例えば、遊技球が入賞した入賞口(始動入賞口、特別入賞口、一般入賞口)に対応する賞球数を示す賞球コマンド信号、抽選結果情報、抽選結果を表示する変動時間情報が出力される。
制御信号としては、例えば、特別入賞口30を開閉する特別入賞口開閉部材30aを駆動する開閉部材制御信号、抽選結果表示装置120を制御する表示制御信号が出力される。
抽選結果表示装置120は、複数のLEDにより構成され、抽選結果をLEDの点灯状態によって表示する。
賞球制御基板130には、賞球制御回路131、ROM132等が配設されている。賞球制御回路131は、主制御回路111から出力される主コマンド信号(賞球コマンド信号)に基づいて賞球装置140を制御する。
副制御基板150には、副制御回路151、ROM152、音源IC155、ランプ駆動回路156等が配設されている。
副制御回路151は、主制御回路111から出力される主コマンド信号(抽選結果情報や変動時間情報等)、演出スイッチ61から出力される演出操作検出信号、ROM152に記憶されている制御プログラムや各種の乱数発生プログラムに基づいて、副コマンド信号を表示制御回路181に出力し、また、制御信号を音源IC155やランプ駆動回路156に出力する。なお、副制御回路151は、定められた時点あるいは定められた期間内に演出スイッチ61から演出操作検出信号が入力された場合には、演出ボタン60が操作されたことを示す副コマンド信号や制御信号を表示制御基板に出力する。
副コマンド信号としては、例えば、演出表示装置190に表示する図柄を示す図柄情報や変動パターンを示す変動パターン情報が出力される。
制御信号としては、例えば、変動パターンに応じた音による演出を行うための音制御信号や、変動パターンに応じた光による演出を行うための光制御信号が出力される。
音源IC155は、入力された音制御信号に基づいて、変動パターンに対応した音による演出を行うための音駆動信号をスピーカ160に出力する。また、ランプ駆動回路156は、入力された光制御信号に基づいて、変動パターンに応じた光による演出を行うための光駆動信号をランプ(LEDを含む)170に出力する。
表示制御基板180には、表示制御回路181、ROM182、VDP(Video Display Processor)185等が配設されている。表示制御回路181は、副制御回路181から入力された副コマンド信号(図柄情報や変動パターン情報、演出操作検出信号等)に基づいて、表示制御信号をVDP185に出力する。
VDP185は、入力された表示制御信号に基づいて、指示された図柄を指示された変動パターンで表示する画像情報を演出表示装置190に出力する。
本実施の形態では、始動入賞球検出スイッチ21が本発明の「始動入賞遊技媒体検出器」に対応し、特別入賞球検出スイッチ31が本発明の「特別入賞遊技媒体検出器」に対応し、一般入賞球検出スイッチが本発明の「一般入賞遊技媒体検出器」に対応し、全入賞球検出スイッチ51が本発明の「全入賞遊技媒体検出器」に対応し、演出ボタン60が本発明の「演出操作部」に対応し、演出スイッチ61が本発明の「演出操作検出器」に対応する。
次に、本実施の形態で用いる検出スイッチを説明する。
ここで、演出ボタン60を操作することにより、演出スイッチ61から演出操作検出信号が出力される。この演出スイッチ60から出力される演出操作検出信号は、技術介入時に有効化されるようになっている。
このため、演出スイッチ61の端子を、常時検出有効状態にある始動入賞球検出スイッチ21の端子に接続される主制御基板110の入力端子に接続し、演出スイッチ61からの演出操作検出信号を始動入賞球検出信号として主制御回路111に不正に入力させる不正が行われる虞がある。
また、全入賞球検出スイッチ51は、いずれかの入賞口に入賞した遊技球、すなわち、全入賞球を検出するものである。このため、全入賞球検出スイッチ51から出力される入賞球検出信号の数は、始動入賞球検出スイッチ21から出力される始動入賞球検出信号の数より多い。
このため、全入賞球検出スイッチ51の端子を始動入賞球検出スイッチ21の端子に接続される主制御基板110の入力端子に接続し、全入賞球検出スイッチ51からの入賞検出信号を始動入賞球検出信号として主制御回路111に不正に入力させる不正が行われる虞がある。
また、演出操作検出信号や始動入賞球検出信号を特別入賞球検出信号や一般入賞球検出信号として主制御回路111に不正に入力させる不正が行われる虞もある。
なお、特別入賞球検出信号や一般入賞球検出信号を不正に入力させる不正が行われる可能性よりも、大当たり遊技状態を発生させるか否かを決定する抽選が行われる始動入賞球検出信号を不正に入力させる不正が行われる可能性の方が高い。
そこで、本実施の形態では、演出スイッチ61、全入賞球検出スイッチ51として、始動入賞球検出スイッチ21、特別入賞球検出スイッチ31、一般入賞球検出スイッチとして用いられている検出器の端子の数と異なる端子の数を有する検出スイッチを用いている。
通常、始動入賞球検出スイッチ21、特別入賞球検出スイッチ31、一般入賞球検出スイッチとして2端子構造の検出スイッチが用いられている。
2端子構造の検出スイッチとしては、電磁気式検出スイッチと機械式検出スイッチが知られている。
電磁気式検出スイッチは、例えば、検出コイルにより形成されている電磁界中を遊技球が通過することによる電磁界の変化を検出するものである。
機械式検出スイッチは、例えば、遊技球との接触による検出部材の移動あるいは変形を検出するものである。
そこで、本実施の形態では、始動入賞球検出スイッチ21、特別入賞球検出スイッチ31、一般入賞球検出スイッチとして2端子構造の電磁気式検出スイッチあるいは機械式検出スイッチを用いている。
また、演出スイッチ61、全入賞球検出スイッチ51として、2以外の端子数を有する検出スイッチを用いている。本実施の形態では、3端子構造の光学式検出スイッチを用いている。
2端子構造の電磁気式検出スイッチの1例を図3に、概略電気回路図を図4に示す。
図3に示す2端子構造の電磁気式検出スイッチ200は、遊技球が通過可能な孔211が形成されている本体部210を有している。
本体部210には、検出コイル220と検出基板230が設けられている。
検出コイル220は、孔211内を通過する遊技球が通る領域に電磁界が発生するように、孔211の周囲に配設されている。
検出基板230には、検出コイル220によって発生する電磁界が変化することによる検出コイル220のインピーダンスの変化を検出し、検出信号を出力する検出回路を構成する電気部品が配設されている。
検出基板230には、検出回路の動作電源を供給し、また、検出信号を出力するための2つの端子230a、230bが設けられている。
検出基板230に設けられている検出回路の構成の1例を図4に示す。
図4に示す検出回路は、検出コイル220に接続される主回路231、トランジスタ232、ツェナーダイオード(定電圧素子)233、内部抵抗234等を有している。主回路231は、発振回路と発振状態検出回路を有している。
端子230aは電源Vccに接続され、端子230bは負荷抵抗235を介してアースGNDに接続されている。
図3及び図4に示す2端子構造の電磁気式検出スイッチ200を始動球検出スイッチ21、特別入賞球検出スイッチ31、一般入賞球検出スイッチ41として用いる場合には、端子230aと230bを、主制御基板110の始動入賞球検出信号入力端子、特別入賞球検出信号入力端子、一般入賞球検出信号入力端子に接続する。
図4に示す検出回路は以下のように動作する。
遊技球が孔211内を通過していない時には、検出コイル220のインピーダンスは変化しないため、主回路231に設けられている発振回路の発振状態(例えば、発振周波数、発振信号の振幅や位相)も変化しない。このため、主回路231に設けられている発振状態検出回路は、トランジスタ232をオンする。この場合、負荷抵抗235には、抵抗234、235の抵抗値によって定まる電流値を有する電流が流れ、端子230bの電圧は、この電流値に応じた値となる(検出信号が出力される)。
一方、遊技球が孔211内を通過する時には、検出コイル220のインピーダンスが変化し、主回路231に設けられている発振回路の発振状態が変化する。主回路231に設けられている発振状態検出回路は、発振回路の発振状態の変化を検出し、トランジスタ232をオフする。この場合、負荷抵抗235には、ツェナーダイオード235の設定電圧と抵抗234、235の抵抗値によって定まる電流値を有する微小電流が流れ、端子230bの電圧は、この微小電流値に応じた値となる(検出信号が出力される)。
2端子構造の機械式検出スイッチは、2端子構造の電磁気式検出スイッチと、検出コイルのインピーダンスに応じたレベルの検出信号を出力する代わりに、検出部材の移動あるいは変形に応じたレベルの検出信号を出力する点が異なっている。
3端子構造の光学式検出スイッチの1例を図5に、概略電気回路図を図6に示す。
図5に示す3端子構造の光学式検出スイッチ300は、遊技球が通過可能な孔311が形成されている本体部310を有している。
本体部310には、反射部材322と検出基板330が設けられている。
検出基板330には、光を発光する発光器としての発光ダイオード321、光を受光する受光器としてのフォトダイオード323、発光ダイオード321からの発光及びフォトダイオード323での受光を制御するとともに、フォトダイオード323の出力信号に基づいて遊技球が孔311を通過したことを示す検出信号を出力する検出回路を構成する電気部品が配設されている。
発光ダイオード321、フォトダイオード322、光反射部材322は、遊技球が孔311を通過していない時には、発光ダイオード321から発光された光が反射部材322で反射されてフォトダイオード323で受光され、遊技球が孔311内を通過する時には、発光ダイオード321から発光された光が遊技球により遮断され、フォトダイオード323で受光することができなくなるように孔311の周囲に配置されている。
なお、検出基板330には、検出回路の動作電源を供給し、また、検出信号を出力するための3つの端子330a、330b、330cが設けられている。
検出基板330に設けられている検出回路の構成の1例を図6に示す。
図6に示す検出回路は、発光ダイオード321、フォトダイオード323、発振器331、トランジスタ332、アンプ333、比較器334、同期回路335、復調回路336、トランジスタ337、定電圧回路338等を有している。
端子330aは電源端子Vccに接続され、端子330bは信号出力端子Voutに接続され、端子330cはアース端子GNDに接続される。
図5及び図6に示す3端子構造の光学式検出スイッチ300を演出スイッチ61、全入賞球検出スイッチ51として用いる場合には、端子330bと330cを、主制御基板110の演出操作検出信号入力端子、入賞球検出信号入力端子に接続する。
図6に示す検出回路は以下のように動作する。
ここで、定電圧回路338は、電源電圧Vccを設定電圧に調整して各回路に供給している。発振器331は所定周期の発振信号をトランジスタ332に供給する。これにより、発光ダイオード321は、発振信号の周期で光を発光する。また、フォトダイオード323の出力信号は、増幅器333を介して比較器334に出力される。同期回路335は、比較器334の出力信号を発振器331から出力される発振信号の周期に同期して抽出する。復調回路336は、同期回路335の出力信号を復調し、復調した信号によってトランジスタ337を制御する。
遊技球が孔311内を通過していない時には、受光器323は、発光ダイオード321から発光された光を光反射部材322を介して受光する。これにより、トランジスタ337が復調回路336の出力信号によって所定周期でオンし、端子330bからハイレベルの検出信号が出力される。
一方。遊技球が孔311内を通過する時には、発光ダイオード321から発光される光が遊技球によって遮断されるため、フォトダイオード323は、光を受光しない。これにより、トランジスタ337は、復調回路336の出力信号によってオンされず、端子330bからアースレベルの検出信号が出力される。
主制御回路111は、始動入賞球検出信号、特別入賞球検出信号、一般入賞球検出信号、入賞球検出信号がローレベルとなったことにより、各検出器によって遊技球が検出されたことを判別する。
また、副制御回路151は、演出操作検出信号がローレベルとなったことにより演出ボタン60が操作されたことを判別する。
なお、検出信号に基づいて検出器の動作を判別する方法は、各検出器の構成等に応じて適宜の方法が選択される。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
主制御回路111は、始動入賞球検出信号に基づいて、遊技球が始動入賞口20に入賞したことを判別すると、当たり判定用乱数を読み取り、読み取った当たり判定用乱数が当たり値と一致するか否かを判定する(抽選手段により抽選を行う)。また、変動時間判定用乱数を読み取る。そして、抽選結果表示装置120に制御信号を出力し、抽選結果を表示させる。例えば、当たり判定用乱数が当たり値と一致する場合(抽選結果が当たりである場合)には、抽選結果表示装置120に、変動時間判定用乱数に対応する変動時間変動表示させた後、当たり結果を表示させる。一方、当たり判定用乱数が当たり値と一致しない場合(抽選結果がはずれである場合)には、抽選結果表示装置120に、変動時間判定用乱数に対応する変動時間変動表示させた後、はずれ結果を表示させる。
また、主制御回路111は、抽選結果と変動表示時間(当たり判定用乱数と変動時間判定用乱数)を示す主コマンド信号を副制御回路151に出力する。
さらに、主制御回路111は、当たり判定用乱数が当たり値と一致した場合(抽選結果が当たりである場合)には、変動表示時間経過後、特別入賞口開閉部材30aを開制御する制御信号を出力し、遊技者に有利な大当たり遊技状態を発生させる。
同時に、大当たり遊技状態の開始を示す主コマンド信号を副制御回路151に出力する。
また、主制御回路111は、始動入賞球検出信号に基づいて遊技球が始動入賞口20に入賞したことを判別した場合には、始動入賞口20に対応する賞球数を示す賞球コマンド信号を主コマンド信号として賞球制御回路131に出力する。
同様に、主制御回路111は、特別入賞球検出信号に基づいて遊技球が特別入賞口30に入賞したことを判別した場合には、特別入賞口に対応する賞球数を示す賞球コマンド信号を、一般入賞球検出信号に基づいて遊技球が一般入賞口に入賞したことを判別した場合には、一般入賞口に対応する賞球数を示す賞球コマンド信号を主コマンド信号として賞球制御回路131に出力する。
また、主制御回路111は、始動入賞球検出スイッチ21から出力される始動入賞球検出信号、一般入賞球検出スイッチ41から出力される一般入賞球検出信号、特別入賞球検出スイッチ31から出力される特別入賞球検出信号と、全入賞球検出スイッチ51から出力される入賞球検出信号に基づいて、不正が行われているか否かを判別する。例えば、始動入賞球検出信号、一般入賞球検出信号及び特別入賞球検出信号をカウンタの加算端子に入力し、入賞球検出信号をカウンタの減算端子に入力する。そして、カウンタのカウント値が設定値以下になると、不正が行われていることを判別する。
不正が行われていることを判別した場合には、警報信号の出力等の所定の制御を行う。
なお、主制御回路111は、これ以外の種々の制御を行う。
副制御回路151は、例えば、主制御回路111から出力された主コマンド信号が、抽選結果が当たりであることを示している場合(当たり判定用乱数が当たり値と一致する場合)には、当たり図柄用乱数を読み取るとともに、主コマンド信号で示される変動表示時間(変動時間判定用乱数で示される変動表示時間)に対応する図柄変動パターン用乱数を読み取る。一方、主コマンド信号が、抽選結果がはずれであることを示している場合(当たり判定用乱数が当たり値と一致しない場合)には、はずれ図柄判定用乱数を読み取るとともに、主コマンド信号で示される変動表示時間に対応するはずれ図柄変動パターン用乱数を読み取る。
そして、表示図柄(当たり図柄あるいははずれ図柄)と変動パターン(当たり図柄変動パターンあるいははずれ図柄変動パターン)を示す副コマンド信号を表示制御回路181に出力する。
同時に、副制御回路151は、主コマンド信号に基づいて読み出した図柄変動パターン用乱数(当たり図柄変動パターン用乱数あるいははずれ図柄変動パターン用乱数)で示される図柄変動パターン(当たり図柄変動パターンあるいははずれ図柄変動パターン)に対応する音の演出や光の演出を行うための音制御信号や光制御信号をROM152から読み出し、読み出した音制御信号を音源IC155に、読み出した光制御信号をランプ駆動回路156に出力する。音源IC155は、入力された音制御信号に基づいてスピーカ160を駆動する。また、ランプ駆動回路156は、入力された光制御信号に基づいてランプ170を駆動する。
表示制御回路181は、副制御回路151から出力された副コマンド信号で示される図柄や変動パターンを表示するための表示制御信号をROM182から読み出し、読み出した表示制御信号をVDP185に出力する。VDP185は、入力された表示制御信号に基づいて、副コマンド信号で示される図柄や変動パターンを表示する駆動信号(ビットマップデータ)を演出表示装置190に出力する。
賞球制御回路131は、賞球装置140を制御し、主制御回路111から出力された主コマンド信号(賞球コマンド信号)で示される数の遊技球を払い出す。
演出ボタン60によるユーザの遊技状態の決定に対する技術介入態様としては種々の態様を用いることができる。
本実施の形態では、演出表示装置190に抽選結果に対応する演出図柄を変動表示させる時に、ユーザによる技術介入を許容するように構成されている。
副制御回路151は、主制御回路111から出力される主コマンド信号に基づいて、図柄と変動パターンを決定する。そして、決定した図柄と変動パターンを示す副コマンド信号を表示制御回路182に出力する。例えば、演出表示装置190の左図柄表示部190a、中図柄表示部190b、右図柄表示部190c(図7参照)に表示する演出用図柄及び変動パターンを示す副コマンド信号を表示制御回路182に出力する。なお、図7に示す演出表示装置190では、各図柄表示部の変動表示が停止した時に、矢印で示す水平方向のラインに3つの演出用図柄により所定の図柄配列が形成される場合(例えば、停止した3つの演出図柄が同じであった場合)に、主制御回路111で行った抽選結果(抽選手段で抽選を行った抽選結果)が当たりであることが報知される。
表示制御回路181は、副制御回路151から出力された副コマンド信号で示される図柄及び変動パターンを演出表示装置190に表示させるための表示制御信号をVDP185に出力する。
VDP185は、表示制御回路181から出力された表示制御信号に基づいて、副コマンド信号で示される演出用図柄及び変動パターンに対応する駆動信号を演出表示装置190に出力する。例えば、図7に示すように、演出表示装置190の左図柄表示部190a、中図柄表示部190b、右図柄表示部190cに演出図柄変動表示させる。
そして、表示制御回路181は、定められた変動時間各図柄表示部190a、190b、190cに演出用図柄を変動表示させた後、指示された演出図柄を停止表示させる。例えば、左図柄表示部190a、右図柄表示部190c、中図柄表示部190bの順に変動表示が停止されるように、VDP185に表示制御信号を出力する。
ここで、図7に示すように、左図柄表示部190a及び右図柄表示部190cに同じ演出図柄「7」が停止表示され、中図柄表示部190bに演出図柄が変動表示されているものとする。
この時、表示制御回路181は、所定の時期、例えば、中図柄表示部190bに演出図柄「7」が表示されている状態で、演出表示装置190に「プッシュ!」という文字190dが表示されるように(図7参照)VDP185に表示制御信号を出力する。
遊技者は、演出表示装置190に「プッシュ!」という文字が表示されると、技術介入が可能であることを判別し、演出ボタン60を操作(例えば、押圧)する。
副制御回路151は、演出器61から出力される演出操作検出信号に基づいて、演出ボタン60が適切な時点あるいは時期に操作されたことを判別すると、演出表示装置190に、演出ボタン60の操作に対応する演出が表示されるように、表示制御回路181に副コマンド信号を出力する。表示制御回路181は、入力された副コマンド信号に対応する演出を演出表示装置190に表示させるための表示制御信号をVDP185に出力する。
これにより、例えば、中図柄表示部180bに表示されている演出図柄の変動方向が図7に矢印で示す方向(上から下の方向)から、一旦、図8に示すように逆方向(下から上の方向)に変更される。
その後、中図柄表示部190bの演出図柄の変動表示方向は、再度逆方向(図8で上から下の方向)に変更された後、指示された停止図柄が中図柄表示部190bに表示される。
このように、左図柄表示部190a及び右図柄表示部190cに停止表示されている演出図柄の組み合わせが、中図柄表示部190bに特定の演出図柄が停止表示されると当たり図柄配列が形成されるような組み合わせである場合(通常、「リーチ状態」という)に、中図柄表示部190bに表示される演出図柄の表示態様を演出ボタン60の操作によって変更可能に構成されていることにより、遊技者は演出表示装置190への演出図柄の停止制御に関与できたものと感じることができる。これにより、遊技者の遊技に対する興趣を高めることができる。
ここで、演出表示装置190での変動表示時間は、主制御回路111での抽選結果に対応させる必要がある。このため、演出ボタン60による遊技者の技術介入が行われた場合でも演出表示装置190での変動表示時間が変化しないように構成する必要がある。
演出ボタン60による遊技者の技術介入が行われた場合でも演出表示装置190での変動表示時間が変化しないように構成する方法としては、種々の方法を用いることができる。
例えば、遊技者の技術介入が可能な変動パターンを予め用意しておき、この変動パターン内で、演出ボタンの操作タイミングを知らせる表示情報を表示させ、また、遊技者が演出ボタン60を操作した場合の変動パターンと遊技者が演出ボタン60を操作しなかった場合の変動パターンを予め設定しておく方法を用いることができる。あるいは、演出ボタン60が操作された場合には、残りの変動表示時間に応じて変動表示パターンを短縮させる方法を用いることもできる。
なお、演出ボタン60による遊技者の遊技状態の決定に対する技術介入を行う方法は、前述した実施の形態で説明した方法に限定されず、種々の方法を用いることができる。
例えば、サブゲームを表示し、操作ボタン60の操作によるサブゲームの結果によって遊技状態に対する技術介入を行う方法を用いることができる。
以上のように、本実施の形態では、演出操作検出スイッチや全入賞球検出スイッチとして、始動入賞球検出スイッチ、特別入賞球検出スイッチ及び一般入賞球検出スイッチとして用いられている検出スイッチの端子の数と異なる端子の数を有する検出スイッチを用いている。
これにより、演出操作検出スイッチからの演出操作検出信号や全入賞球検出スイッチからの入賞球検出信号を、始動入賞球検出器からの始動入賞球検出信号、特別入賞球検出スイッチからの特別入賞球検出信号、一般入賞球検出スイッチからの一般入賞球検出信号として不正に入力させることによる不正を防止することができる。
なお、本実施の形態では、演出ボタン及び演出操作検出スイッチを本体枠に設けている。ここで、遊技盤は機種毎に交換されことが多いが、本体枠は機種に共通に用いられることが多い。このため、演出操作検出スイッチとして光学式検出スイッチを用いることにより、磁気式検出スイッチや機械式検出スイッチを用いた場合に比べて耐久性が高くなり、演出操作検出スイッチを交換することなく、本体枠を長期間にわたって使用することができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、演出操作検出スイッチや全入賞球検出スイッチとして3端子構造の光学式検出スイッチを用い、始動入賞球検出スイッチ、特別入賞球検出スイッチ及び一般入賞球検出スイッチとして2端子構造の磁気式検出スイッチあるいは機械式検出スイッチを用いたが、演出操作検出スイッチや全入賞球検出スイッチ等として用いる検出スイッチや、始動入賞球検出スイッチ、特別入賞球検出スイッチ及び一般入賞球検出スイッチ等として用いる検出スイッチは、端子の数が異なっている検出スイッチであればよい。例えば、同じ種類の検出スイッチを用いてもよいし、他の種々の方式の検出スイッチを用いることもできる。さらに、端子の数も種々変更可能である。
また、演出操作検出スイッチ及び全入賞球検出スイッチを、始動入賞球検出スイッチ、特別入賞球検出スイッチ及び一般入賞球検出スイッチの端子の数と異なる端子の数を有する検出スイッチを用いたが、演出操作検出スイッチと全入賞球検出スイッチの一方のみを始動入賞球検出スイッチ、特別入賞球検出スイッチ及び一般入賞球検出スイッチの端子の数と異なる端子の数を有する検出スイッチを用いてもよい。この場合でも、演出操作検出スイッチからの演出操作検出信号あるいは全入賞球検出スイッチからの入賞球検出信号を始動入賞球検出スイッチからの始動球検出信号、特別入賞球検出スイッチからの特別入賞球検出信号、一般入賞球検出スイッチからの一般入賞球検出信号として用いる不正を防止することができる。
また、大当たり遊技状態を発生させるか否かを決定するための抽選を行う起因となる始動入賞球検出信号を不正に入力する不正が行われる虞が最も高いため、演出操作検出スイッチあるいは全入賞球検出スイッチとして、始動入賞球検出スイッチの端子の数と異なる端子の数を有する検出器を用いることによっても不正を防止する効果を期待することができる。
特に、演出操作部の操作によって演出操作検出スイッチから出力される演出操作検出信号は、受け付け可能な時期にのみ受け付けられるようになっている。これに対し、始動入賞球検出信号は、常時受け付け可能になっている。このため、このような演出操作検出スイッチの端子を、常時受け付け可能である始動入賞球検出信号の入力端子に接続する不正が行われる虞が高い。したがって、演出操作検出スイッチと始動入賞球検出スイッチとして端子の数が異なる検出スイッチを用いることにより、効果的に不正を防止することができる。
また、パチンコ機について説明したが、本発明は、パチンコ機に限定されず、弾球遊技機の種々の遊技機として構成することができる。
本発明は、以下のように構成することができる。
例えば、「(態様1)請求項1の遊技機であって、前記始動入賞遊技媒体検出器として2端子構造の検出器を用い、前記演出操作検出器として3端子構造の検出器を用いている、ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様1の遊技機では、始動入賞遊技媒体検出器として2端子構造の検出器を用い、演出操作検出器として3端子構造の検出器を用いている。
態様1の遊技機を用いれば、演出操作検出器からの演出操作検出信号を始動入賞遊技媒体検出信号として用いる不正を安価に、確実に防止することができる。
また、「(態様2)請求項1または態様1の遊技機であって、本体枠と、本体枠に取り付けられる遊技盤を備え、前記始動入賞遊技媒体検出器は、前記遊技盤に設けられ、前記演出操作検出器は、前記本体枠に設けられている、ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様2の遊技機では、演出操作検出器を本体枠に設け、始動入賞遊技媒体検出器を、本体枠に取り付けられる遊技盤に設けている。
演出操作検出器を本体枠に、始動入賞球検出器を遊技盤に設けているため、演出操作検出器と始動入賞遊技媒体検出器を離れて配置することができるため、演出操作検出器と始動入賞遊技媒体検出器の間を接続する操作が困難となり、演出操作検出信号を始動入賞遊技媒体検出信号として用いる不正を防止することができる。
また、「(態様3)請求項1、態様1または2のいずれかの遊技機であって、前記始動入賞遊技媒体検出器として、機械式の検出器あるいは電磁気式の検出器を用い、前記演出操作検出器として、光学式の検出器を用いている、ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様3の遊技機では、始動入賞遊技媒体検出器として機械式検出器あるいは電磁気式検出器を用い、演出操作検出器として光学式の検出器を用いている。
態様3の遊技機を用いれば、既存の遊技機に多用されている機械式検出器あるいは電磁気式検出器を始動入賞遊技媒体検出器として用いているため、安価に構成することができる。また、演出操作検出器として、光学式検出器を用いているため耐久性を高めることができる。本態様の遊技機は、演出操作検出器を、複数の機種に共通に使用される本体枠に設ける遊技機に好適に適用することができる。
また、「(態様4)請求項1、態様1〜3のいずれかの遊技機であって、全ての入賞口のいずれかに入賞した遊技媒体を検出する全入賞遊技媒体検出器を備え、前記全入賞遊技媒体検出器として前記第2の数の端子を有する検出器を用いている、ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様4の遊技機では、全ての入賞口のいずれかに入賞した遊技媒体を検出する全入賞遊技媒体検出器として第2の数の端子を有する検出器を用いている。
態様4の遊技機を用いれば、演出操作検出器からの演出操作検出信号や全入賞遊技媒体検出器からの入賞遊技媒体検出信号を、始動入賞遊技媒体検出信号として用いる不正を防止することができる。
また、「(態様5)始動入賞口を含む複数の入賞口と、前記始動入賞口に入賞した遊技媒体を検出する始動入賞遊技媒体検出器と、全ての入賞口のいずれかに入賞した遊技媒体を検出する全入賞遊技媒体検出器を備え、前記始動入賞遊技媒体検出器として第1の数の端子を有する検出器を用い、前記全入賞遊技媒体検出器として第1の数と異なる第2の数の端子を有する検出器を用いている、ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様5の遊技機では、始動入賞遊技媒体検出器として第1の数の端子を有する検出器を用い、全入賞遊技媒体検出器として第1の数と異なる第2の数の端子を有する検出器を用いている。
始動入賞遊技媒体検出器による「始動入賞口に入賞した遊技媒体を検出する」動作、全入賞遊技媒体検出器による「全ての入賞口のいずれかに入賞した遊技媒体を検出する」動作は、典型的には、遊技媒体が入賞口に入ったことあるいは入賞口を通過したことを検出する動作を意味する。
第1の端子の数を有する検出器と第2の端子の数を有する検出器としては、第1の端子の数と第2の端子の数が異なっていれば、種々の検出器を用いることができる。
始動入賞遊技媒体検出器から出力される始動入賞遊技媒体検出信号は、典型的には、大当たり遊技状態を発生させるか否かを決定するための抽選を行うための起因信号として用いられる。全入賞遊技媒体検出器からの入賞遊技媒体検出信号は、典型的には、不正が行われているか否かを判別するために用いられる。
第1の数の端子を有する検出器としては、例えば、既存の遊技機に用いられている2端子構造の検出器を用いることができる。2端子構造の検出器としては、電磁気式検出器(遊技媒体の通過による電磁界の変化を検出する検出器)や機械式検出器(遊技機の通過を機械式スイッチにより検出する検出器)を用いることができる。
第2の数の端子を有する検出器としては、例えば、3端子構造の検出器を用いることができる。3端子構造の検出器としては、光学式検出器(遊技媒体によって光が遮断されたことあるいは光が反射されたことを検出する検出器)を用いることができる。
態様5の遊技機を用いれば、始動入賞遊技媒体検出器と全入賞遊技媒体検出器として、端子の数が異なる検出器を用いているため、入賞遊技媒体検出器の端子を全始動入賞遊技媒体検出器からの検出信号が入力される入力端子に接続することによる不正遊技を防止することができる。
また、「(態様6)態様5の遊技機であって、前記始動入賞遊技媒体検出器として2端子構造の検出器を用い、前記全入賞遊技媒体検出器として3端子構造の検出器を用いている、ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様6の遊技機では、始動入賞遊技媒体検出器として2端子構造の検出器を用い、全入賞遊技媒体検出器として3端子構造の検出器を用いている。
態様6の遊技機を用いれば、全入賞遊技媒体検出器からの入賞遊技媒体検出信号を始動入賞遊技媒体検出信号として用いる不正を安価に、確実に防止することができる。
また、「(態様7)態様5または6の遊技機であって、前記始動入賞遊技媒体検出器として、機械式の検出器あるいは電磁気式の検出器を用い、前記全入賞遊技媒体検出器として、光学式の検出器を用いている、ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様7の遊技機では、始動入賞遊技媒体検出器として機械式検出器あるいは磁気式検出器を用い全入賞遊技媒体検出器として光学式検出器を用いている。
態様7の遊技機を用いれば、既存の遊技機に多用されている機械式検出器あるいは電磁気式検出器を始動入賞遊技媒体検出器として用いているため、安価に構成することができる。また、全入賞遊技媒体検出器として、光学式検出器を用いているため耐久性を高めることができる。
本発明をパチンコ機として構成した一実施の形態の正面図である。 本実施の形態の制御回路の概略ブロック図である。 2端子構造の磁気式検出スイッチの1例を示す図である。 図3に示す2端子構造の磁気式スイッチの概略電気回路図である 3端子構造の光学式検出スイッチの1例を示す図である。 図5に示す3端子構造の光学式検出スイッチの概略電気回路図である。 演出スイッチの機能を説明する図である。 演出スイッチの機能を説明する図である。 演出スイッチの機能を説明する図である。
符号の説明
10 パチンコ機
11 基枠
12 本体枠
13 遊技盤
20 始動入賞口
21 始動入賞球検出スイッチ(始動入賞球検出器)
30 特別入賞口
30a 特別入賞口開閉部材
31 特別入賞球検出スイッチ(特別入賞球検出器)
41 一般入賞球検出スイッチ(一般入賞球検出器)
51 全入賞球検出スイッチ
60 演出ボタン(演出操作部)
61 演出スイッチ(演出操作検出器)
110 主制御基板
111 主制御回路
120 抽選結果表示装置
130賞球制御基板
131 賞球制御回路
140 賞球回路
150 副制御基板
151 副制御回路
155 音源IC
156 ランプ駆動回路
160 スピーカ
170 ランプ
180 表示制御基板
181 表示制御回路
190 演出表示装置
190a、190b、190c、190d 表示部
200 磁気式検出スイッチ(磁気式検出器)
210 本体部
211 孔
220 コイル
230 検出基板
230a、230b 端子
300 光学式検出スイッチ(光学式検出器)
310 本体部
311 孔
321 発光ダイオード(発光器)
322 光反射部材
323 フォトダイオード(受光器)
330 検出基板
330a、330b、330c 端子

Claims (1)

  1. 始動入賞口と、演出操作部と、前記始動入賞口に入賞した遊技媒体を検出する始動入賞遊技媒体検出器と、前記演出操作部が操作されたことを検出する演出操作検出器を備える遊技機であって、
    前記始動入賞遊技媒体検出器として第1の数の端子を有する検出器を用い、
    前記演出操作検出器として第1の数と異なる第2の数の端子を有する検出器を用いている、
    ことを特徴とする遊技機。
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