JPH08168562A - パチンコ機の表示装置 - Google Patents

パチンコ機の表示装置

Info

Publication number
JPH08168562A
JPH08168562A JP7180887A JP18088795A JPH08168562A JP H08168562 A JPH08168562 A JP H08168562A JP 7180887 A JP7180887 A JP 7180887A JP 18088795 A JP18088795 A JP 18088795A JP H08168562 A JPH08168562 A JP H08168562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display device
cover member
connector
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7180887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2776306B2 (ja
Inventor
Nobuo Matsubara
信男 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP7180887A priority Critical patent/JP2776306B2/ja
Publication of JPH08168562A publication Critical patent/JPH08168562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2776306B2 publication Critical patent/JP2776306B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付け作業を容易にする。 【構成】 表示装置19は、ケーシング39と、装着基
板42と、この装着基板42をケーシング39とによっ
て挟みつけるカバー部材43とからなっており、全体と
して表示装置ユニットを構成している。この装着基板4
2の表面には、ディスプレイパネル40a〜40fが配
置されるとともに、その裏面側には、ディスプレイパネ
ル40a〜40fについてのコネクタ60が取り付けら
れている。また、カバー部材43にはコネクタ60に対
応する部分に逃し孔61が開口しており、コネクタ60
がこの逃し孔61を介して制御機器に電気的に接続され
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機の表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機には特定の入賞口に入
賞すると、表示装置の図柄(数字、文字、模様等)が変
動し、停止時に特定の組合わせが得られた場合に大当た
りとなる、いわゆるデジタルタイプと呼ばれるものがあ
る。こうしたタイプのパチンコ機の表示装置は、7セグ
メントLEDを3個並列させ、数字を三桁のデジタル表
示としていたが、最近ではLEDによるドットマトリク
ス型ディスプレイを組込んだ構成のものが多い。例え
ば、5×7のドット数を持つLEDディスプレイパネル
を3個並列させ、これによって各桁の数字等の図柄を表
示するようにするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、最近のも
のでも個々のディスプレイパネルに一つの数字等の図柄
を表すのが限度であり、表示装置全体としても最大3つ
の図柄しか表示することができない。これでは、到底種
々の文字との組合わせ表示を行ったり、あるいは特殊な
模様等と組合わせて表示するようなことはできない。と
りわけ大当たり時には目立った表示が望まれるのである
が、従来の構成による場合には表示領域が狭く、これが
図柄の表現力に大きな制約となり、表示態様のバリエー
ションも少なくなって、面白みに今一つ欠けることとな
っていた。そこで、本発明はより以上の興趣を遊技者に
与えることができる表示装置を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、特定入賞口への入賞に伴って所定の図
柄等が表示されるディスプレイを備えた表示装置におい
て、ディスプレイを被覆するカバー部材が設けられると
ともに、そのカバー部材には切り欠きが設けられ、且つ
その切り欠きには、ディスプレイをその制御装置に電気
的に結合させるコネクタが配されていることに特徴を有
する。
【0005】
【作用】本発明によれば、カバー部材には切り欠きが設
けられるとともにそこにはコネクタが配されているた
め、ディスプレイをカバー部材で被覆して表示装置を一
体に組み上げた後、その表示装置を制御装置に電気的に
連結させることができる。
【0006】
【効果】本発明の効果は次のようである。カバー部材に
切り欠きを設けてそこにコネクタを配することにより、
表示装置を一体に組み上げた後にその表示装置を制御装
置に連結させることができるから、組み付けが容易とな
り作業性に優れる、という効果を奏する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。まず、本例表示装置が適用さ
れるパチンコ機について説明する。パチンコ機の正面を
示す図3において、パチンコ機1の前面枠2には、金枠
3、ガラス4、ガラス扉枠5、さらには前面板6等がそ
れぞれ取付けられている。この前面板6の正面側には景
品球を貯留しかつ打球を発射位置に供給するための上皿
7が取付けられている。また、前面板6の下方には操作
ハンドル8および上皿7に貯留された球のオーバーフロ
ー分を貯留する下皿9が取付けられている。前述の前面
枠2にはその裏面側から遊技盤10が着脱可能に取付け
られているが、その取り付けの詳細については後述す
る。
【0008】遊技盤10には各種の入賞口が配置されて
おり、その内の11〜15は普通入賞口であるが、16
〜18は始動口であり、ここへ入賞すると表示装置19
が図柄の可変表示をスタートさせる。そして、一定時間
後に停止した際に所定の組合わせが得られていれば、大
入賞口20はその組合わせに応じて開放時間等が制御さ
れるようになっている。具体的には、図2(a)に示す
ように、表示装置19が中央部分にすべて「7」を表示
した場合には、大当たりとなって、大入賞口20を30
秒経過するまで、あるいは10個の入賞球が発生するま
で開放するようになっている。
【0009】また、大入賞口20内の中央部にはV入賞
口21が設けられており、このV入賞口21へ入賞した
ときには、再度大入賞口20が30秒または10個の入
賞球が発生するまで開放し、このような動作をV入賞口
21に入賞球が入賞する限り最高10回まで繰り返すこ
とができるようになっている。こうした大当たり時にお
いて、大入賞口20への入賞個数およびV入賞口21へ
の入賞に伴う大入賞口20の開口回数は図2(b)に示
すようにして表示装置19の上段の左右にデジタル表示
される。これについては、さらに後述する。
【0010】また、遊技盤10には複数のランプ22〜
27が配設されていて、これらは始動口16〜18への
入賞に伴って点滅するもの(動作ランプ22,24,2
7)、あるいは大当たり時に点滅するもの(パニックラ
ンプ23,25)、さらにはV入賞口21への入賞に伴
って点滅するもの(Vランプ26)といったように、予
め設定された組合わせにしたがって点灯制御される。な
お、28はアウト口である。
【0011】遊技盤10の裏面側には入賞球集合保護板
29が着脱自在に装着されている。この入賞球集合保護
板29は遊技盤10上の各種入賞装置や装飾装置からの
電気配線を収納して保護する役割を果すものである。但
し、入賞球集合保護板29は各種入賞装置から遊技盤1
0の裏側へ排出された入賞球の各通路を覆うことができ
る程度の大きさに形成されている。
【0012】ここで、図4によって遊技盤10の取付け
方法について説明すると、前面枠2の裏面には遊技盤取
付け枠30が固定されており、遊技盤10はここに着脱
自在に取付けられる。すなわち、遊技盤取付け枠30の
適所にはピン31a〜31dが突出されており、これら
を遊技盤10側の対応位置に貫通された貫通穴32a〜
32dに差し込んだ後、遊技盤10の裏面側に開閉可能
に支持された機構板33に付設された固定具34a〜3
4d(34dは図示省略)へ係合させかつこれらを締付
けることによって、前面枠2に対し遊技盤10と機構板
33とが同時に締付け固定される。
【0013】機構板33における遊技盤10との対向面
には入賞球集合凹部35が凹設されており、遊技盤10
側の入賞球集合保護板29がここに位置するようになっ
ている。すなわち、この凹部35は遊技盤10よりは小
さく形成されるものの、入賞球集合保護板29よりは大
きめに形成されている。また、その深さは入賞球集合保
護板29の奥行き幅よりも若干深めに設定されている。
また、入賞球集合凹部35の中央部には窓部36が開口
しており、この窓部36は入賞球集合保護板29より若
干小さめに形成されている。
【0014】そして、入賞球集合凹部35の下縁は下向
き勾配となって入賞球集合樋37を形成しており、入賞
球集合保護板29の下縁の開口部から落下してくる各種
入賞装置からの入賞球を入賞球処理器38へと誘導する
役割を果している。なお、図示はしないが機構板33の
裏面には入賞に応じて所定個数の景品球を払い出すため
の公知に係る装置類が装着されている。
【0015】次に、表示装置19について説明する(図
3、図5乃至図9参照)。表示装置19はケーシング3
9と、装着基板42と、この装着基板42をケーシング
39とによって挟みつけるカバー部材43とからなって
おり、全体として表示装置ユニットを構成している。
【0016】ケーシング39の前面には遊技盤10に対
する取付け基板44がフランジ状に張出し形成されてい
る。そして、その両肩部からは左右両方向へ腕部45が
延出し、それらの端部および取付け基板44の下側の両
コーナにそれぞれ風車46a〜46dが取付けられてい
る。また、取付け基板44の中央には表示窓47が方形
状に開口している。この表示窓47の下部中央はさらに
これと連通する凹みとなって、後述する記憶個数表示部
52におけるランプホルダー56を組込むための組込み
用凹部52aが形成されている。そして、前記表示窓4
7には裏面側から合成樹脂よりなる無色透明のスクリー
ンプレート48が組み込まれているが、このスクリーン
プレート48は表面側に所定高さの枠59を有してお
り、この枠59を表示窓47の開口縁に形成されたスト
ッパ縁47aに押し当てることにより、スクリーンプレ
ート48はこの枠59の高さ分だけ表示窓47に対し奥
へ引っ込んだ状態で組み込まれる。そして、スクリーン
プレート48の奥には後述するLEDディスプレイパネ
ル40a〜40dが配置されており、これらパネル40
a〜40dとスクリーンプレート48との間にはスクリ
ーンプレート48とほぼ同じ大きさに形成されたカラー
プレート57が介在されている。本例では隙間調整の関
係から3枚のカラープレート57を介在している。ま
た、そのうちの1枚は無色で、他の2枚は赤色のものが
使用されていて、LEDディスプレイパネル40a〜4
0d上に表示される図柄に付される色の調整が図られて
いる。
【0017】一方、前記組込み用凹部52aには記憶個
数表示部52が配置されており、この記憶個数表示部5
2は透光性を有しない樹脂材料にて形成されたランプホ
ルダー56と、装着基板42に取付けられた4個のLE
Dランプ41a〜41dとよりなっている。これらラン
プ41a〜41dはランプホルダー56の立ち壁部分に
並列して貫通された4個の孔56a〜56dにそれぞれ
収納されている。そして、始動口16〜18への入賞に
伴う図柄可変処理の保留回数(最高4回まで)を表示す
るために、その回数分に対応した数だけランプ41a〜
41dを点灯させるようになっている。
【0018】表示窓47における開口縁の上半分の範囲
には遮光壁49が立設され、かつその上部中央にはラン
プハウジング50が形成されている。このランプハウジ
ング50の上面はここに落下したパチンコ球を取付け基
板44の上部に開口する入賞口11へ導くような凹み形
状となっている。この入賞口11の裏側には上向きのコ
の字状に形成された誘導片51が突出している。
【0019】一方、取付け基板44の裏面には表示窓4
7および記憶個数表示部52を取囲む全範囲に亘って、
後面周壁53が枠状に立設されている。この後面周壁5
3は上記誘導片51の下方に所定の間隙を保有して配置
されており、この間隙を利用してランプハウジング50
内に組込まれる左右一対のランプ54(図9には一方側
のみを示す)が取付けられたランプ保持板55が取着さ
れている。
【0020】なお、前記カラープレート57の背面より
後面周壁53の開口縁に至るまでの後面周壁53の深さ
は、次述する装着基板42のLEDディスプレイパネル
40a〜40f等の取付け高さとほぼ等しくあるいはそ
れよりも若干深目に設定されている(図9参照)。
【0021】装着基板42は上記後面周壁53に整合さ
れ、後面周壁53へビスによって締着される。図7に示
すように、装着基板42の表面において、その下縁寄り
の位置には、前述した4個のLEDランプ41a〜41
dが並列に取り付けられ、その上側には計6個のLED
ディスプレイパネル40a〜40fが、横方向に3個、
縦方向に2段の配置となって、これらを相互に密着する
ように寄せ集めて装着されている。このように、LED
ディスプレイパネルが通常では3個横並びの配置である
のに対し、本例ではさらにもう一段追加された上下二段
の配置となっており、これによって表示領域が拡大され
かつ連続した表示領域となっている。そして、これらは
装着基板42のケーシング39側への取付けに伴って後
面周壁53の内部に収納される。
【0022】なお、本例におけるLEDディスプレイパ
ネル40a〜40fは、それぞれ8×8個のLEDチッ
プをマトリクス状に配線された基板上にボンディングし
たものが使用されている。
【0023】一方、装着基板42の裏面側には各LED
ディスプレイパネル40a〜40fあるいは記憶個数表
示部用の各LEDランプ41a〜41dについてのコネ
クタ60が取付けられていて、図10に示すようなマイ
クロコンピュータによって構成される制御機器と電気的
に接続される。
【0024】カバー部材43は装着基板42を保護する
役割を果たすものであり、上記コネクタ60に対応した
部分には逃し孔61が開口している。また、誘導片51
に対応した部分を除くほぼ全周に側壁62を有してお
り、装着基板42を挟み込んだ状態でケーシング39側
へビスによって締着される。また、カバー部材43の上
部中央は誘導片51とほぼ同幅でもって当て板58が起
立し、その内面には誘導片51と連続しここからのパチ
ンコ球を受入れて外部へ排出する排出流路63が斜め下
向きに形成されている。
【0025】上記のように構成された表示装置ユニット
を遊技盤10に装着した状態においては、コネクタ60
は一部が入賞球集合保護板29に形成された通し孔(図
示しない)を通して露出し、外部と接続できるようにな
っているが、接続用のピン60aの折損を防止するため
に、これらピン60aの先端は入賞球集合保護板29と
ほぼ面一をなして外部に露出しないようになっている
(この点については図示省略する)。
【0026】次に、本例パチンコ機の電気的構成を図1
0によって簡単に説明すると、制御機器はディジタル演
算処理を行うCPU64とプログラムおよび固定データ
を記憶するROM65と、演算処理の結果等を記憶する
RAM66等を主要部とするマイクロコンピュータで構
成されている。そして、ROM65に記憶されたプログ
ラムにしたがって、波形整形回路67を介しての入賞検
出スイッチ68、大入賞口入賞検出スイッチ69、V入
賞検出スイッチ70からの信号、あるいはリセット信号
発生回路71を介しての起動スイッチ72からの信号等
を入力情報としてCPU64に取り込み、LEDディス
プレイパネル40a〜40fに対する所定の図柄表示、
各種ランプ22〜27の点灯、記憶個数表示用LEDラ
ンプ41a〜41dの点灯等の制御を行う。
【0027】すなわち、マイクロコンピュータの各出力
ポートには、表示装置駆動回路73、表示装置選択回路
74、ドライバ75が接続されている。表示装置駆動回
路73、表示装置選択回路74には、前記各LEDディ
スプレイパネル40a〜40f、記憶個数表示部52に
おけるLEDランプ41a〜41dが接続されている。
そしてLEDディスプレイパネル40a〜40fおよび
LEDランプ41a〜41d等よりなる表示装置19で
は、マイクロコンピュータから出力される表示データに
基づいて、所定の表示がなされるようになっている。具
体的には図1に示すように、スロットルマシンのドラム
の回転を模して、常には図柄(数字あるいは所定の模
様)が、表示装置19のディスプレイ上に3桁表示さ
れ、さらに各桁の上下にそれぞれ上半分あるいは下半分
の図柄が表示されるようになっている。また、これら図
柄は始動口16〜18への入賞に伴って各桁毎に所定の
速度で縦方向へ読取り不能な速度でスクロールしてゆ
く。本例において表示される図柄は、図1において左側
の桁のもののみが0〜9の数字を表示し、中央のものお
よび右側の桁のものは、共に0〜9の数字に加え、ワイ
ングラスをあしらった模様を5種類(中に入れられてい
るワインの量に応じてこれを5段階に表示したもの)が
設定してある。そして、所定時間経過した時点でそれぞ
れが順次停止し、この場合の中央部分の表示が当たりモ
ードであれば、図2(a)に示すような大当たり表示を
行う。この場合は中央部分のすべてに「7」の点滅表示
を所定時間行い、その後図2(b)に示すような上下2
段の表示に切替えられる。すなわち、図の例では、上段
の左の数字はV入賞口21への入賞による大入賞口20
への開放継続回数を表示し(図2(b)の例では、現在
が3ラウンド目にあることを表示)、中央の数字は大当
たり表示である「7」の点滅表示を行い、右の数字は大
入賞口20への入賞個数(現在は4個目が入賞したこと
を表示)をそれぞれ表示している。そして、下段は「大
当たり!,GO!GO!」の文字を右から左へスクロー
ルさせながら表示するような設定となっている。
【0028】なお、ドライバ75はマイクロコンピュー
タからの信号に応じて大入賞口20の開閉制御および各
種ランプ22〜27の点灯動作を制御する。また、本例
において使用されたフォントは、ディスプレイ上に上下
2段、正規の状態で表示できる設定のものとなってい
る。
【0029】上記のように構成された本例のパチンコ機
では、LEDディスプレイパネル40a〜40dを横方
向については3個、縦方向については2段に配置してい
る。つまり、縦方向に関しては通常に比べて倍の数のL
EDを配したため、従来より図柄表示区域が倍の面積に
拡大している。したがって、従来では数字が各LEDデ
ィスプレイパネル毎にその場で変動する表現しかなし得
なかったのに対し、本例では図柄を縦方向へスクロール
させることができ、これによってスロットルマシンにお
けるスロットルの回転を表すような表示(図1に示すよ
うに中央部分には図柄全体を、その上側の部分および下
側の部分はそれぞれ上半分および下半分を表示する)も
可能となる。また、図2(a),(b)に示すような大
当たり時においても、表示装置19に表される数字や文
字を上下二段に表示するなど、多彩な表示によって大当
たり状態の表現方法の多様化が図られている。さらに、
本例では市販されている8×8ドットのLEDディスプ
レイパネルを用い、これらを6個組合わせることによっ
て、表示領域の拡大を図ったため、1枚の大きなディス
プレイパネルを特別に用意する必要がない利点もある。
【0030】こうした効果に加え、本例の表示装置ユニ
ットでは装着基板42およびカバー部材43がケーシン
グ39の取り付け基板44の投影面積の範囲内に収まっ
ているため、表示装置ユニットを遊技盤10の前面から
取り付けることができるため組み付け作業性に優れる、
という効果が得られる。さらに、表示装置19内の装着
基板42がカバー部材43によって覆われており、僅か
にコネクタ60の一部が突出するだけであるため、表示
装置ユニット自体の保管、輸送あるいは組み付け作業の
際の損傷を未然に防止する、という効果もある。さらに
表示装置ユニットは、カバー部材43の裏面に接続され
るコネクタ60等が入賞球集合保護板29との間に所定
の隙間を保有した状態で組付けがなされるため、入賞球
集合保護板29に凹部を形成して干渉の回避を図る必要
もない、という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の表示装置の正面図である。
【図2】(a)は大当たり時の表示状態を示す正面図で
あり、(b)は大当たりの際に、10カウントおよび継
続回数が表示されている状態を示す正面図である。
【図3】パチンコ機の正面図である。
【図4】遊技盤を取り外した状態におけるパチンコ機の
背面側から見た分解斜視図である。
【図5】表示ユニットを裏面側から見た斜視図である。
【図6】表示ユニットのケーシングを示す斜視図であ
る。
【図7】表示ユニットの装着基板を示す斜視図である。
【図8】表示ユニットのカバー部材を示す斜視図であ
る。
【図9】表示装置を遊技盤に取り付けた状態を示す縦断
面図である。
【図10】パチンコ機の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1…パチンコ機 19…表示装置 40a〜40d…LEDディスプレイパネル 47…表示窓
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の表示装置では、ディスプレイおよび基板がそれぞれ
むき出しの状態で組み付けられていることが多く、した
がって取扱いを注意しないと損傷させてしまう虞があ
る。この問題点を解消するためには、必要部分をカバー
してしまうことが考えられるが、単純にこのようにした
のでは制御機器等との接続作業が困難になる。そこで、
本発明は基板保護を図りつつ接続作業の作業性に優れる
表示装置を提供することを目的としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、所定の図柄が表示されるディスプ
レイと、その後部に配置されかつ電気的に関連付けられ
た基板とを備えた表示装置において、前記ディスプレイ
と基板とを被覆するカバー部材が設けられると共に、そ
のカバー部材には切り欠きが設けられ、かつその切り欠
きには、前記基板に設けられたコネクタが配されている
ことを特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】上記のように構成された本例の表示装置で
は、LEDディスプレイパネル付きの装着基板42をカ
バー部材43によって覆い、僅かにコネクタの一部のみ
を突出させるだけであるため、輸送あるいは組み付け作
業の際の損傷を未然に防止でき、また表示装置全体がユ
ニット化されているため、取扱い性にも優れる。さら
に、このように装着基板42をカバー部材43に内蔵す
る方式を採用しつつも、カバー部材43に逃がし孔61
を設けて、ここからコネクタ60を臨ませるようにした
ため、制御機器との接続作業を容易かつ迅速に行うこと
ができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】こうした効果に加え、本例の表示装置ユニ
ットでは装着基板42およびカバー部材43がケーシン
グ39の取り付け基板44の投影面積の範囲内に収まっ
ているため、表示装置ユニットを遊技盤10の前面から
取り付けることができるため、組み付け作業性に優れ
る、という効果が得られる。さらに表示装置ユニット
は、カバー部材43の裏面に接続されるコネクタ60等
が入賞球集合保護板29との間に所定の隙間を保有した
状態で組み付けがなされるため、入賞球集合保護板29
に凹部を形成して干渉の回避を図る必要もない、という
効果も得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定入賞口への入賞に伴って所定の図柄
    等が表示されるディスプレイを備えた表示装置におい
    て、 前記ディスプレイを被覆するカバー部材が設けられると
    ともに、そのカバー部材には切り欠きが設けられ、且つ
    その切り欠きには、前記ディスプレイをその制御装置に
    電気的に結合させるコネクタが配されていることを特徴
    とするパチンコ機の表示装置。
JP7180887A 1995-06-22 1995-06-22 パチンコ機の表示装置 Expired - Fee Related JP2776306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7180887A JP2776306B2 (ja) 1995-06-22 1995-06-22 パチンコ機の表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7180887A JP2776306B2 (ja) 1995-06-22 1995-06-22 パチンコ機の表示装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1121990A Division JP3008114B2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 パチンコ機の表示装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10016132A Division JP2985863B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 パチンコ機の表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08168562A true JPH08168562A (ja) 1996-07-02
JP2776306B2 JP2776306B2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=16091078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7180887A Expired - Fee Related JP2776306B2 (ja) 1995-06-22 1995-06-22 パチンコ機の表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2776306B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159676A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Takasago Electric Ind Co Ltd 表示装置およびこれを備えた遊技機
JP2005329124A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Samii Kk 遊技機の遊技部品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS638076U (ja) * 1986-07-02 1988-01-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS638076U (ja) * 1986-07-02 1988-01-20

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159676A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Takasago Electric Ind Co Ltd 表示装置およびこれを備えた遊技機
JP2005329124A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Samii Kk 遊技機の遊技部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2776306B2 (ja) 1998-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4865049B2 (ja) 弾球遊技機
JP3720835B1 (ja) 遊技機用表示装置及びそれを用いた遊技機
JP2006320371A (ja) 遊技機
JP4717864B2 (ja) 遊技機
JP2010104682A (ja) 遊技機
JPH08168562A (ja) パチンコ機の表示装置
JP3008114B2 (ja) パチンコ機の表示装置
JP3874550B2 (ja) 遊技機
JP2985863B2 (ja) パチンコ機の表示装置
JP3022545B2 (ja) 遊技機
JP2991207B2 (ja) 遊技機の表示ユニット
JP5617161B2 (ja) 遊技機
JPH0744965B2 (ja) パチンコ機の表示装置
JP2000024220A (ja) パチンコ機の表示装置
JP2002011141A (ja) シンボル可変表示遊技機
JPH11319239A (ja) パチンコ機の表示装置
JPH11319240A (ja) 遊技機
JP5617160B2 (ja) 遊技機
JP6341260B2 (ja) 遊技機
JP3592224B2 (ja) 遊技表示装置
JP2003210690A (ja) 遊技機
JP2002035225A (ja) 弾球遊技機
JP2003210696A (ja) 遊技機
JP4478967B2 (ja) 図柄組合わせ式遊技機用の図柄可変表示装置
JP2003093633A (ja) パチンコ遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090501

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees