JP2002158946A - プロジェクタおよび画像歪補正方法 - Google Patents

プロジェクタおよび画像歪補正方法

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JP2002158946A
JP2002158946A JP2000353162A JP2000353162A JP2002158946A JP 2002158946 A JP2002158946 A JP 2002158946A JP 2000353162 A JP2000353162 A JP 2000353162A JP 2000353162 A JP2000353162 A JP 2000353162A JP 2002158946 A JP2002158946 A JP 2002158946A
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JP2000353162A
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Kesatoshi Takeuchi
啓佐敏 竹内
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 あおり投写によって発生する画像歪を補正す
る際の操作性の向上を図る。 【解決手段】 画像をスクリーンに対して水平方向と垂
直方向にあおり投写する場合に、前記あおり投写によっ
て発生する画像の歪を補正可能なプロジェクタは、前記
水平方向と前記垂直方向の少なくとも一方向に沿って発
生する画像歪を補正するために、前記水平方向の画像歪
に対応する水平補正パラメータおよび前記垂直方向の画
像歪に対応する垂直補正パラメータの値に応じて前記プ
ロジェクタが投写する画像を表す表示画像信号を調整す
る画像歪調整部と、ユーザの操作に応じて前記水平補正
パラメータおよび前記垂直補正パラメータに関連づけら
れた2次元操作信号を出力する2次元入力装置と、前記
2次元操作信号に応じて前記水平補正パラメータおよび
前記垂直補正パラメータの値を前記画像歪調整部に設定
するパラメータ設定部と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロジェクタに
おいて、特にあおり投写によって発生する画像歪を補正
する場合の操作性の向上技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、プロジェクタを用いて画像をス
クリーン上に投写する例を示す説明図である。プロジェ
クタPJを用いて画像をスクリーンSCR上に投写する
場合、通常、スクリーンSCRの中心軸CLから上下方
向にずれた位置にプロジェクタを配置して、画像を投写
する場合が多い。図8は、スクリーンSCRの中心軸C
L(一点鎖線で示す)から下方向にずれた位置にプロジェ
クタPJを配置した場合を示している。このように、ス
クリーンSCRの中心軸CLからずれた位置にプロジェ
クタPJを配置して、画像を投写することを「あおり投
写」と呼ぶ。
【0003】図9は、あおり投写によってスクリーンS
CR上に投写された画像を示す説明図である。図9の破
線で示す矩形枠は、歪のない画像の輪郭を示している。
図9のハッチングで示す図があおり投写された画像を示
している。上下方向(垂直方向)あおり投写する場合、
スクリーンSCR上に表示される画像には、上辺と下辺
の長さが異なる台形形状を有する画像歪(以下、「垂直
方向の画像歪」と呼ぶ場合もある。)が発生する。図9
(A)は、上方向にあおり投写した場合の歪画像VPを
示している。下方向にあおり投写した場合は、上下が逆
の形状となる。
【0004】通常、プロジェクタPJには、このような
垂直方向の画像歪を補正する補正回路が設けられてい
る。垂直方向の画像歪補正回路では、ユーザが、リモー
トコントローラRCに備えられた1次元入力装置KS
V、例えば、+ボタンと−ボタンによるボリュームボタ
ンを押すことにより、スクリーンSCR上に表示された
歪画像VPを見ながら設定される垂直補正パラメータの
値に応じて画像歪の補正が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プロジェクタPJから
投写される画像は、スクリーンSCRの中心軸CLに対
して上下方向(垂直方向)にあおり投写されるだけでな
く、スクリーンSCRの中心軸CLから左右方向にずれ
た位置にプロジェクタPJが配置されて、左右方向(水
平方向)にあおり投写される場合もある。水平方向にあ
おり投写される場合、スクリーンSCR上に表示される
画像には、左辺と右辺の長さが異なる横向きの台形形状
を有する画像歪(以下では、「水平方向の画像歪」と呼
ぶ場合もある。)が発生する。図9(B)は、右方向に
あおり投写した場合の歪画像HPを示している。左方向
にあおり投写した場合は、左右が逆の形状となる。
【0006】水平方向の画像歪の補正は、垂直方向の画
像歪補正回路と同様に、水平方向の画像歪を補正する補
正回路を独立して設けることにより実行することができ
る。すなわち、水平方向の画像歪回路では、垂直方向の
画像歪補正回路と同様に、ユーザが1次元入力装置KS
Vを操作することにより、スクリーンSCR上に表示さ
れた歪画像HPを見ながら設定される水平補正パラメー
タの値に応じて画像歪の補正が行われる。
【0007】なお、1次元入力装置KSVは、通常、垂
直方向の補正か水平方向の補正かに応じて切り替えて利
用される。
【0008】ここで、垂直方向および水平方向の両方向
にあおり投写される場合、スクリーンSCR上に表示さ
れる画像には、垂直方向の画像歪および水平方向の画像
歪の合成、すなわち、図9(C)に示すように、互いに
平行でない4つの辺を有する四辺形形状の画像歪VHP
が発生する。このような合成された画像歪は、垂直方向
と水平方向のどちらか一方の画像歪の補正を行った後、
もう一方の画像歪の補正を行うことにより補正すること
が可能である。例えば、まず、図9(C)の合成歪画像
VHPに、水平方向の画像歪の補正を行って、図9
(A)のような歪画像VPに補正した後、垂直方向の画
像歪の補正を行うことにより補正することができる。あ
るいは、垂直方向の画像歪の補正を行って、図9(B)
のような歪画像HPに補正した後、水平方向の画像歪の
補正を行うことにより補正することもできる。
【0009】しかし、垂直方向と水平方向のどちらか一
方の画像歪の補正を行った後に、もう一方の画像歪の補
正を行ったとしても、再度、先に行った画像歪の補正を
行いたい場合がある。すなわち、垂直方向および水平方
向の画像歪の合成歪を補正するために、垂直方向の画像
歪の補正と水平方向の画像歪の補正とを繰り返し行う必
要がある場合がある。このような場合、垂直方向の画像
歪の補正と水平方向の画像歪の補正とを繰り返し行うこ
とになるため、操作性が悪いという問題がある。
【0010】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、画像をスクリー
ンに対して水平方向と垂直方向にあおり投写する場合
に、あおり投写によって発生する画像歪を補正する際の
操作性の向上を図ることができる技術を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第
1の態様は、画像をスクリーンに対して水平方向と垂直
方向にあおり投写する場合に、前記あおり投写によって
発生する画像の歪を補正可能なプロジェクタであって、
前記水平方向と前記垂直方向の少なくとも一方向に沿っ
て発生する画像歪を補正するために、前記水平方向の画
像歪に対応する水平補正パラメータおよび前記垂直方向
の画像歪に対応する垂直補正パラメータの値に応じて前
記プロジェクタが投写する画像を表す表示画像信号を調
整する画像歪調整部と、ユーザの操作に応じて前記水平
補正パラメータおよび前記垂直補正パラメータに関連づ
けられた2次元操作信号を出力する2次元入力装置と、
前記2次元操作信号に応じて前記水平補正パラメータお
よび前記垂直補正パラメータの値を前記画像歪調整部に
設定するパラメータ設定部とを、備えることを特徴とす
る。
【0012】本発明のプロジェクタは、水平方向の画像
歪に対応する水平補正パラメータおよび垂直方向の画像
歪に対応する垂直補正パラメータに関連付けられた2次
元操作信号を出力する2次元入力装置を、ユーザが操作
することによって、水平補正パラメータおよび垂直補正
パラメータの値を求めて、プロジェクタが投写する画像
を表す表示画像信号を調整することができる。これによ
り、画像をスクリーンに対して水平方向と垂直方向にあ
おり投写する場合に、あおり投写によって発生する画像
歪を補正する際の操作性の向上を図ることができる。
【0013】ここで、前記パラメータ設定部は、前記2
次元入力装置から出力される前記2次元操作信号の継続
時間に応じて前記水平補正パラメータおよび前記垂直補
正パラメータの値を調整することが好ましい。
【0014】上記のようにすれば、例えば、ユーザが2
次元入力装置の同じ操作を継続して行うことにより、継
続して2次元操作信号が出力されるような場合に、水平
補正パラメータおよび垂直補正パラメータの値を調整
(大きく)することにより、補正時間を短縮することが
できる。画像をスクリーンに対して水平方向と垂直方向
にあおり投写する場合に、あおり投写によって発生する
画像歪を補正する際の操作性の向上をより図ることがで
きる。
【0015】上記プロジェクタにおいて、前記2次元操
作信号に応じて設定される前記水平補正パラメータと前
記垂直補正パラメータによって調整される前記水平方向
の画像歪の調整量を示すインジケータ画面と前記垂直方
向の画像歪の調整量を示すインジケータ画面とを同一画
面上に表示する歪補正画面生成部を備えることが好まし
い。
【0016】こうすれば、ユーザによって画像歪の補正
が指示されて画像歪の補正機能が開始された場合に、垂
直方向および水平方向の画像歪の合成歪を、垂直方向と
水平方向の画像歪の補正量を同一画面上で確認しながら
同時に補正することが可能であるので、操作性が良い。
【0017】本発明の第2の態様は、画像をスクリーン
に対して水平方向と垂直方向にあおり投写する場合に、
前記あおり投写によって発生する画像の歪を補正可能な
プロジェクタであって、画像を投写する投写部と、ユー
ザによるメニュー選択画面表示の指示によりメニュー選
択画面を表示するためのメニュー画面生成部と、前記ユ
ーザによるメニュー選択の指示により希望するメニュー
を選択する選択設定部と、前記メニュー選択画面に基づ
いて画像歪補正処理が選択されて開始された場合に、前
記水平方向の画像歪の補正量を示すインジケータ画面お
よび前記垂直方向の画像歪の補正量を示すインジケータ
画面を同一画面上に表示するための歪補正画面生成部
と、前記ユーザによって設定される前記水平方向の画像
歪と前記垂直方向の画像歪の補正量に応じて画像歪を補
正する画像歪調整部と、前記画像歪補正処理の終了が指
示された場合に、画像歪補正を終了する画像歪補正終了
部と、を備えることを特徴とする。
【0018】本発明の第2の態様のプロジェクタは、メ
ニュー画面に従って画像歪補正を選択することができ
る。このため、画像歪補正をメニュー画面に基づいて容
易に選択可能である。そして、画像歪補正が選択される
と、水平方向の画像歪の補正量を示すインジケータ画面
および垂直方向の画像歪の補正量を示すインジケータ画
面とを同一画面に表示すことができる。このため、垂直
方向および水平方向の画像歪の合成歪を、垂直方向と水
平方向の画像歪の補正量を同一画面上で確認しながら同
時に補正することが可能である。従って、本発明のプロ
ジェクタは、画像歪補正のための補正操作に関して操作
性の向上を図ることができる。
【0019】本発明の第3の態様は、画像をスクリーン
に対して水平方向と垂直方向にあおり投写する場合に、
ユーザが2次元入力装置を操作することによって前記あ
おり投写による画像の歪を補正するプロジェクタの画像
歪補正方法であって、前記2次元入力装置から出力され
る2次元操作信号に従って、前記水平方向の画像歪に対
応する水平補正パラメータおよび前記垂直方向の画像歪
に対応する垂直補正パラメータの値を求める工程と、前
記水平補正パラメータおよび前記垂直補正パラメータの
値に応じて、前記プロジェクタが投写する画像を表す表
示画像信号を調整する工程と、を備えることを特徴とす
る。
【0020】本発明の第4の態様は、画像をスクリーン
に対して水平方向と垂直方向にあおり投写する場合に、
前記あおり投写によって発生する画像の歪を補正するプ
ロジェクタの画像歪補正方法であって、ユーザによるメ
ニュー選択画面表示の指示によりメニュー選択画面を表
示する工程と、前記ユーザによるメニュー選択の指示に
より希望するメニューを選択することにより画像歪補正
処理が選択されて開始された場合に、前記水平方向の画
像歪の補正量を示すインジケータ画面および前記垂直方
向の画像歪の補正量を示すインジケータ画面を同一画面
上に表示する工程と、前記ユーザによって設定される前
記水平方向の画像歪と前記垂直方向の画像歪の補正量に
応じて画像歪を補正する工程と、前記画像歪補正処理の
終了が指示された場合に、画像歪補正処理を終了する工
程と、を備えることを特徴とする。
【0021】上記第3、第4の態様のプロジェクタの画
像歪補正方法によれば、画像をスクリーンに対して水平
方向と垂直方向にあおり投写する場合に、あおり投写に
よって発生する画像歪を補正する際の操作性の向上を図
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】A.装置の全体構成:次に、本発
明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、こ
の発明の実施例としてのプロジェクタの全体構成を示す
ブロック図である。このプロジェクタ10は、画像入力
端子20と、画像信号変換回路30と、オンスクリーン
ディスプレイ(OSD)回路40と、画像歪補正回路5
0と、液晶パネル駆動回路60と、液晶パネル80と、
照明装置70と、投写光学系90と、リモコンインタフ
ェース100と、コントローラ110と、リモートコン
トローラ(リモコン)120とを備えている。コントロ
ーラ110は、図示しないCPUおよびメモリを有する
マイクロコンピュータであり、バス110bを介して画
像信号変換回路30と、OSD回路40と、画像歪補正
回路50と、照明装置70と、リモコンインタフェース
100の各ブロックの動作を制御する。
【0023】画像信号変換回路30は、アナログ−ディ
ジタル変換機能やデコード機能、同期信号分離機能、画
像処理機能といった機能を実現する。すなわち、画像信
号変換回路30は、画像入力端子20から入力されたア
ナログ画像信号をディジタル画像データに変換し、変換
されたディジタル画像データを同期信号に同期して画像
信号変換回路30内の図示しないフレームメモリに書き
込み、あるいは、このフレームメモリに書き込まれたデ
ィジタル画像データを読み出す。そして、この書き込み
と読み出しの処理の過程において、種々の画像処理を実
行する。
【0024】アナログ画像信号としては、例えば、パー
ソナルコンピュータから出力されたRGB信号や、ビデ
オテープレコーダから出力されたコンポジット画像信号
等が入力される。アナログ画像信号がコンポジット画像
信号の場合には、画像信号変換回路30は、コンポジッ
ト画像信号を復調すると共にRGBの3色の色信号で構
成されるコンポーネント画像信号および同期信号に分離
し、コンポーネント画像信号をディジタル画像データに
変換する。アナログ画像信号がパーソナルコンピュータ
から出力されたRGB信号の場合には、元々コンポーネ
ント画像信号として入力されると共に同期信号も分離し
て入力されるので分離処理は不要であり、画像信号変換
回路30は、コンポーネント画像信号をディジタル画像
データに変換する。
【0025】また、画像信号変換回路30には、ディジ
タル画像データも入力することができる。かかる場合に
は、元々ディジタル画像信号として入力されると共に同
期信号が分離して供給されるのでアナログ−ディジタル
変換処理および分離処理は不要である。
【0026】なお、画像信号変換回路30は、図示しな
い選択回路を備えており、画像入力端子20から入力さ
れる複数の画像信号の中の1つを選択する。画像信号の
選択は、ユーザがリモコン120から希望する画像の選
択を指示することにより行われる。
【0027】OSD回路40は、画像歪補正、画質調
整、動作条件設定等のためのメニュー画像や、ポインタ
画像やアンダーライン画像などの装飾画像等(以下、こ
れらの画像を「OSD画像」とも呼ぶ)をOSD画像信
号として生成し、画像信号変換回路30から出力された
画像信号に合成する。OSD画像信号は、ユーザがリモ
コン120からOSD画像の表示を指示することによ
り、OSD回路40がOSD回路40内の図示しないメ
モリに記憶されているOSDデータを読み出すことによ
り生成される。
【0028】画像歪補正回路50は、プロジェクタ10
が画像をあおり投写する場合に発生する画像歪み(台形
歪み)を補正するように、OSD回路40から出力され
た画像信号を調整して歪み補正画像を表す画像信号を出
力する。画像歪補正回路50は、水平方向のあおり投写
による画像歪(水平方向の画像歪)を補正する水平画像
歪補正回と、垂直方向のあおり投写による画像歪(垂直
方向の画像歪)を補正する垂直画像歪補正回とを備えて
いる。水平画像歪補正回路は、水平方向の画像歪を補正
するための水平補正パラメータに応じて画像歪を補正す
る。垂直画像歪補正回路は、垂直方向の画像歪を補正す
るための垂直補正パラメータに応じて画像歪を補正す
る。この画像歪補正回路50としては、例えば、PW3
65(Pixelworks社製)等の種々の画像歪補
正回路が利用される。なお、水平補正パラメータおよび
垂直補正パラメータの設定についてはさらに後述する。
【0029】画像入力端子20から入力された画像信号
は、画像信号変換回路30とOSD回路40と画像歪補
正回路50とにおいて種々の画像処理が実行された後、
液晶パネル駆動回路60に入力される。液晶パネル駆動
回路60は、与えられた画像信号に応じて、液晶パネル
80を駆動するための駆動信号を生成する。液晶パネル
80は、照明装置70から射出された照明光を、液晶パ
ネル駆動回路60から出力された駆動信号に応じて変調
するライトバルブ(光変調器)である。
【0030】液晶パネル80において変調された照明光
は、画像を表す光(画像光)として、投写光学系90に
よってスクリーンSCRに向けて射出される。これによ
り、スクリーンSCR上に画像が投写される。
【0031】なお、液晶パネル駆動回路60と、液晶パ
ネル80とが、本発明の画像形成部に相当する。画像信
号変換回路30とOSD回路40と画像歪補正回路50
とが、本発明の画像処理部に相当する。なお、液晶パネ
ル駆動回路60を、画像形成部ではなく画像処理部に含
まれるとしてもよい。
【0032】なお、図示は省略しているが、液晶パネル
80は、RGBの3色に対応する3枚の液晶パネルを有
している。このため、画像信号変換回路30と、OSD
回路40と、画像歪補正回路50と、液晶パネル駆動回
路60の各回路は、RGBの3色分の画像信号を処理す
る機能を有している。また、照明装置70は、光源光を
3色の光に分離する色光分離光学系を有しており、ま
た、投写光学系90は、3色の画像光を合成してカラー
画像を表す画像光を生成する合成光学系を有している。
なお、このようなプロジェクタの光学系の構成について
は、例えば本出願人により開示された特開平10−17
1045号公報に詳述されているので、ここではその説
明は省略する。
【0033】ユーザは、リモコン120を用いて、種々
の入力を行うことができる。リモコン120から出力さ
れた信号は、リモコンインタフェース100を介してコ
ントローラ110に入力されて対応する種々の処理が実
行される。
【0034】B.画像歪補正:図2は、リモコン120
の一部を拡大して示す説明図である。リモコン120
は、2次元操作ボタン122と、エスケープ(Esc)
ボタン124と、メニュー(Menu)ボタン126と
を備えている。2次元操作ボタン122は、上ボタンU
Bと下ボタンDBと、左ボタンLBと、右ボタンRBと
が十字に配置されている。この2次元操作ボタン122
は、上ボタンUBと下ボタンDBとに対応する第1の操
作信号と、左ボタンLBと右ボタンRBとに対応する第
2の操作信号の2次元操作信号を出力する。第1の操作
信号が、垂直方向の画像歪を補正するために垂直補正パ
ラメータと関連付けられている。また、第2の操作信号
が、水平方向の画像歪を補正するために水平補正パラメ
ータと関連付けられている。
【0035】なお、2次元操作ボタン122は、十字方
向だけでなく、斜め方向にもボタンを押すことが可能で
ある。例えば、上ボタンUBと右ボタンRBとの間の右
斜め上方向にボタンを押した場合には、上ボタンUBと
右ボタンRBの両方を押すことに対応させることができ
る。他の斜め方向も、同様である。従って、2次元操作
ボタン122を操作することにより、水平補正パラメー
タおよび垂直補正パラメータの両方の値を同時に変化さ
せることができる。また、十字方向の全てのボタンU
B,DB,LB,RBを同時に押す(2次元操作ボタン
122の中心部を押せばよい)こともできる。この場合
には、確定(Enter)ボタンEBに対応させること
ができる。以下において、「確定ボタンEBを押す」と
は、十字方向の全てのボタンUB,DB,LB,RBを
同時に押すことを意味する。
【0036】ユーザは、2次元操作ボタン122を操作
することにより、水平補正パラメータおよび垂直補正パ
ラメータを設定する。画像歪補正回路50は、設定され
た補正パラメータに従って、あおり投写によって発生し
た画像歪を補正することができる。以下では、画像歪補
正の処理手順について説明する。
【0037】図3は、メニュー画面を示す説明図であ
る。ユーザがリモコン120のメニューボタン126
(図3)を押すと、OSD回路40によってメニュー画
面が表示される。ユーザは、メニュー一覧から2次元操
作ボタン122の上ボタンUBと下ボタンDBを操作し
て画像歪補正メニューを選択する。そして、確定(En
t)ボタンEBを押すと、OSD回路40によって画像
歪補正画面が表示される。
【0038】図4は、画像歪補正画面を示す説明図であ
る。2次元操作ボタン122の上ボタンUBと下ボタン
DBとが垂直方向のあおり投写による画像歪の補正に対
応している。上ボタンUBを押すことにより、垂直補正
パラメータの大きさを示すインジケータ画面のスケール
位置が+方向に移動する。このとき、垂直補正パラメー
タの値は大きくなり、画像の上辺側が下辺側に比べて大
きくなる方向に補正される。反対に下ボタンDBを押す
ことにより、垂直補正パラメータの大きさを示すインジ
ケータ画面のスケール位置が−方向に移動する。このと
き、垂直補正パラメータの値は小さくなり、画像の下辺
側が上辺側に比べて大きくなる方向に補正される。
【0039】また、2次元操作ボタン122の左ボタン
LBと右ボタンRBとが水平方向のあおり投写による画
像歪の補正に対応している。右ボタンRBを押すことに
より、水平補正パラメータの大きさを示すインジケータ
画面のスケール位置が+方向に移動する。このとき、水
平補正パラメータの値は大きくなり、画像の右辺側が左
辺側に比べて大きくなる方向に補正される。反対に左ボ
タンLBを押すことにより、水平補正パラメータの大き
さを示すインジケータ画面のスケール位置が−方向に移
動する。このとき、水平補正パラメータの値は小さくな
り、画像の左辺側が右辺側に比べて大きくなる方向に補
正される。
【0040】なお、上述したように、2次元操作ボタン
122の斜め位置を押すことにより、水平補正パラメー
タと垂直補正パラメータの両方を同時に調整することが
できる。
【0041】図5は、画像歪補正の処理を示すフローチ
ャートである。図4の画像歪補正画面が表示されて、画
像歪補正が開始されると、まず、ステップS110にお
いて、現在設定されている垂直補正パラメータθvおよ
び水平補正パラメータθhの値が初期値θvi,θhi
として記憶される。そして、ステップS120において
ユーザによって2次元操作ボタン122の操作が実行さ
れるまで入力待ち状態となる。2次元操作ボタン122
の何らかのボタン操作が実行されると、ステップS13
0において、上ボタンUBと下ボタンDBと左ボタンL
Bと右ボタンRBの少なくとも1つを押すことによる補
正操作が行われている状態であるか否か判断される。補
正操作が行われている状態である場合には、ステップS
140において、コントローラ110が垂直補正パラメ
ータθv,水平補正パラメータθhの設定を行う。
【0042】図6は、ステップS140の補正パラメー
タの設定処理を示すフローチャートである。ユーザが2
次元操作ボタン122を押すことにより、これに対応し
た2次元操作信号がリモコン120から出力される。リ
モコン120から出力された2次元操作信号は、リモコ
ンインタフェース100を介してコントローラ110に
入力される。コントローラ110は、ステップS142
において、入力された2次元操作信号に応じた、すなわ
ち、垂直方向および水平方向の補正操作量Δθv,Δθ
hを検出する。また、ステップS144において、2次
元操作ボタン122が継続して押されている連続操作時
間を検出して、垂直方向および水平方向それぞれの変化
率kv,khを設定する。そして、ステップS146に
おいて、垂直補正パラメータθv(T)および水平補正
パラメータθh(T)を下式により求めて、画像歪補正
回路50に設定する。
【0043】 θv(T)=θv(T−1)+kv・Δθv …(1a) θh(T)=θh(T−1)+kh・Δθh …(1b)
【0044】なお、Tは操作周期を示しおり、θv(T
−1),θh(T−1)は、1周期前の補正パラメータ
を示している。
【0045】図5のステップS130において補正操作
が行われていないと判断された場合、ステップS150
において、エスケープボタン124が押されて、補正パ
ラメータを初期値、すなわち、画像歪補正の開始前の値
に戻すか否かが判断される。初期値に戻す場合、ステッ
プS160において、初期値θvi,θhiが補正パラ
メータθv,θhに設定される。
【0046】ステップS140またはステップS160
において補正パラメータθv,θhが設定されると、画
像歪補正回路50は、ステップS170において、設定
された垂直補正パラメータθvおよび水平補正パラメー
タθhに基づいて垂直方向および水平方向の画像歪を補
正する。
【0047】そして、ステップS120に戻って、引き
続き2次元操作ボタン122のボタン操作が実行される
まで入力待ち状態となる。確定ボタンEBがおされるま
で、ステップS120〜ステップS170の処理が繰り
返し実行される。これにより、垂直方向および水平方向
のあおり投写による画像歪を補正することができる。
【0048】ステップS180では、画像歪補正機能を
終了するか否か判断される。ステップS180におい
て、確定ボタンEBが押された場合には、画像歪補正機
能が終了される。
【0049】以上説明したように、本実施例では、2次
元操作ボタン122を用いて画像歪補正を行っている。
2次元操作ボタン122は、斜め方向にボタンを押すこ
とにより、垂直方向の画像歪を補正するための垂直補正
パラメータおよび水平方向の画像歪を補正するための水
平補正パラメータに関連付けられた2次元操作信号を出
力することが可能であり、垂直方向の補正と水平方向の
補正とを同時に行うことができる。このため、従来例で
説明したように、垂直方向の補正と水平方向の補正とを
交互に繰り返す必要がなく、画像歪補正における操作性
を向上させることができる。
【0050】なお、以上説明からわかるように、OSD
回路40が本発明の歪補正画面生成部およびメニュー画
面生成部に相当する。コントローラ110が本発明の選
択設定部、パラメータ設定部、および、画像歪補正終了
部に相当する。画像歪補正回路50が本発明の画像歪調
整部に相当する。
【0051】ところで、上述のように変化率kv,kh
を、2次元操作ボタン122の連続操作時間に応じて設
定すれば、上記(1a),(1b)式からわかるよう
に、これに応じて補正パラメータθv,θhの値を変化
させることができる。このため、連続操作時間の長さに
応じて変化率kv,khの値を大きくすることにより、
画像歪の補正操作の時間を短縮することができる。もち
ろん、変化率kv,khを連続操作時間に関わらす一定
とするようにしてもよい。
【0052】なお、本実施例では、本発明の2次元操作
装置として2次元操作ボタン122を用いた場合を例に
説明しているが、これに限定されるものではない。本実
施例の2次元操作ボタン122は、中心部を押すことに
より確定ボタンEBに対応させる機能を有しているが、
この機能を有していない2次元操作ボタンや2次元操作
レバーを用いることも可能である。この場合には、確定
ボタンEBを別途設けることが好ましい。また、レバー
挿入スイッチ付2次元操作レバーを用いるようにしても
よい。図7は、レバー挿入スイッチ付2次元操作レバー
を示す概略説明図である。このレバー挿入スイッチ付2
次元操作レバー122Aは、操作レバー128を上下、
左右、斜め方向に傾けることにより2次元操作信号を出
力することができる。また、この操作レバー128には
レバー挿入スイッチが設けられており、このレバー挿入
スイッチを、2次元操作ボタン122における確定ボタ
ンEBに対応させることができる。すなわち、操作レバ
ー128を下方向に押し込む(挿入することにより)確
定ボタンEBを押すことができる。すなわち、垂直補正
パラメータおよび垂直補正パラメータに関連付けられた
2次元操作信号を出力可能な2次元操作装置であれば、
どのような装置であってもよい。
【0053】また、上記実施例では、2次元操作装置を
リモコンに備える場合を例に説明しているが、リモコン
ではなくプロジェクタ本体に備えるようにしてもよい。
【0054】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例としてのプロジェクタの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】リモコン120の一部を拡大して示す説明図で
ある。
【図3】メニュー画面を示す説明図である。
【図4】画像歪補正画面を示す説明図である。
【図5】画像歪補正の処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】補正パラメータの設定処理を示すフローチャー
トである。
【図7】レバー挿入スイッチ付2次元操作レバーを示す
概略説明図である。
【図8】プロジェクタを用いて画像をスクリーン上に投
写する例を示す説明図である。
【図9】あおり投写によってスクリーンSCR上に投写
された画像を示す説明図である。
【符号の説明】
10…プロジェクタ 20…画像入力端子 30…画像信号変換回路 40…OSD回路 50…画像歪補正回路 60…液晶パネル駆動回路 70…照明装置 80…液晶パネル 90…投写光学系 100…リモコンインタフェース 110…コントローラ 110b…バス 120…リモコン 122…2次元操作ボタン 122A…レバー挿入スイッチ付2次元操作レバー 124…エスケープボタン 126…メニューボタン EB…確定ボタン UB…上ボタン DB…下ボタン LB…左ボタン RB…右ボタン SCR…スクリーン PJ…プロジェクタ RC…リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA01 BA23 CA12 CB12 CD12 DA16 5C006 AB05 AF52 EC02 EC11 5C058 AA06 BA27 BA35 BB13 BB25 EA26 5C068 AA20 HA01 HA20 JA09 MA03 5C080 AA10 CC09 DD13 EE32 JJ01 JJ02 JJ07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像をスクリーンに対して水平方向と垂
    直方向にあおり投写する場合に、前記あおり投写によっ
    て発生する画像の歪を補正可能なプロジェクタであっ
    て、 前記水平方向と前記垂直方向の少なくとも一方向に沿っ
    て発生する画像歪を補正するために、前記水平方向の画
    像歪に対応する水平補正パラメータおよび前記垂直方向
    の画像歪に対応する垂直補正パラメータの値に応じて前
    記プロジェクタが投写する画像を表す表示画像信号を調
    整する画像歪調整部と、 ユーザの操作に応じて前記水平補正パラメータおよび前
    記垂直補正パラメータに関連づけられた2次元操作信号
    を出力する2次元入力装置と、 前記2次元操作信号に応じて前記水平補正パラメータお
    よび前記垂直補正パラメータの値を前記画像歪調整部に
    設定するパラメータ設定部と、を備える、 プロジェクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロジェクタであって、 前記パラメータ設定部は、前記2次元入力装置から出力
    される前記2次元操作信号の継続時間に応じて前記水平
    補正パラメータおよび前記垂直補正パラメータの値を調
    整する、プロジェクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプロジェクタであって、 前記2次元操作信号に応じて設定される前記水平補正パ
    ラメータと前記垂直補正パラメータに基づいて調整され
    る前記水平方向の画像歪の調整量と前記垂直方向の画像
    歪の調整量を示すインジケータ画面を同一画面上に表示
    するための歪補正画面生成部を備える、プロジェクタ。
  4. 【請求項4】 画像をスクリーンに対して水平方向と垂
    直方向にあおり投写する場合に、前記あおり投写によっ
    て発生する画像の歪を補正可能なプロジェクタであっ
    て、 画像を投写する投写部と、 ユーザによるメニュー選択画面表示の指示によりメニュ
    ー選択画面を表示するためのメニュー画面生成部と、 前記ユーザによるメニュー選択の指示により希望するメ
    ニューを選択する選択設定部と、 前記メニュー選択画面に基づいて画像歪補正処理が選択
    されて開始された場合に、前記水平方向の画像歪の補正
    量を示すインジケータ画面および前記垂直方向の画像歪
    の補正量を示すインジケータ画面を同一画面上に表示す
    るための歪補正画面生成部と、 前記ユーザによって設定される前記水平方向の画像歪と
    前記垂直方向の画像歪の補正量に応じて画像歪を補正す
    る画像歪調整部と、 前記画像歪補正処理の終了が指示された場合に、画像歪
    補正処理を終了する画像歪補正終了部と、を備える、 プロジェクタ。
  5. 【請求項5】 画像をスクリーンに対して水平方向と垂
    直方向にあおり投写する場合に、ユーザが2次元入力装
    置を操作することによって前記あおり投写による画像の
    歪を補正するプロジェクタの画像歪補正方法であって、 前記2次元入力装置から出力される2次元操作信号に従
    って、前記水平方向の画像歪に対応する水平補正パラメ
    ータおよび前記垂直方向の画像歪に対応する垂直補正パ
    ラメータの値を求める工程と、 前記水平補正パラメータおよび前記垂直補正パラメータ
    の値に応じて、前記プロジェクタが投写する画像を表す
    表示画像信号を調整する工程と、を備える、 画像歪補正方法。
  6. 【請求項6】 画像をスクリーンに対して水平方向と垂
    直方向にあおり投写する場合に、前記あおり投写によっ
    て発生する画像の歪を補正するプロジェクタの画像歪補
    正方法であって、 ユーザによるメニュー選択画面表示の指示によりメニュ
    ー選択画面を表示する工程と、 前記ユーザによるメニュー選択の指示により希望するメ
    ニューを選択することにより画像歪補正処理が選択され
    て開始された場合に、前記水平方向の画像歪の補正量を
    示すインジケータ画面および前記垂直方向の画像歪の補
    正量を示すインジケータ画面を同一画面上に表示する工
    程と、 前記ユーザによって設定される前記水平方向の画像歪と
    前記垂直方向の画像歪の補正量に応じて画像歪を補正す
    る工程と、 前記画像歪補正処理の終了が指示された場合に、画像歪
    補正処理を終了する工程と、を備える、 画像歪補正方法。
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