JP3035912B2 - 画像表示の補正波形データ生成装置 - Google Patents
画像表示の補正波形データ生成装置Info
- Publication number
- JP3035912B2 JP3035912B2 JP63259000A JP25900088A JP3035912B2 JP 3035912 B2 JP3035912 B2 JP 3035912B2 JP 63259000 A JP63259000 A JP 63259000A JP 25900088 A JP25900088 A JP 25900088A JP 3035912 B2 JP3035912 B2 JP 3035912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- adjustment
- correction waveform
- waveform data
- adjustment point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/16—Picture reproducers using cathode ray tubes
- H04N9/28—Arrangements for convergence or focusing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術(第13図〜第16図) D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1.第1の実施例の構成(第1図〜第7図) G2.第1の実施例の動作(第8図〜第10図) G3.第2の実施例の構成と作用(第11図,第12図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機等のディジタルコンバ
ーゼンスおよびディジタルフォーカス等の補正波形デー
タ生成装置に関するものである。
ーゼンスおよびディジタルフォーカス等の補正波形デー
タ生成装置に関するものである。
B.発明の概要 本発明は、テレビジョン受像機等のディジタルコンバ
ーゼンスおよびディジタルフォーカス等の補正波形デー
タ生成装置において、 画面上で代表される少数の代表調整点の調整データか
らブランキング期間の領域を含む総ての調整点の調整デ
ータを自動的に補間して補正波形データを生成する際
に、メモリに各代表調整点毎に基本補正波形データを分
割した画面の一領域分だけ記憶しておいて、調整を行う
代表調整点が位置する領域に対応した順序でその基本補
正波形データを読み出して調整の指示に基づき繰り返し
加減算することにより、上記調整データならびに補正波
形データを演算時間のかかる乗算等を用いないで得るこ
とにより、 少ないメモリ容量の基本補正波形データを用いて良好
な補正波形を操作性良く高速に得られるようにしたもの
である。
ーゼンスおよびディジタルフォーカス等の補正波形デー
タ生成装置において、 画面上で代表される少数の代表調整点の調整データか
らブランキング期間の領域を含む総ての調整点の調整デ
ータを自動的に補間して補正波形データを生成する際
に、メモリに各代表調整点毎に基本補正波形データを分
割した画面の一領域分だけ記憶しておいて、調整を行う
代表調整点が位置する領域に対応した順序でその基本補
正波形データを読み出して調整の指示に基づき繰り返し
加減算することにより、上記調整データならびに補正波
形データを演算時間のかかる乗算等を用いないで得るこ
とにより、 少ないメモリ容量の基本補正波形データを用いて良好
な補正波形を操作性良く高速に得られるようにしたもの
である。
C.従来の技術 従来より、テレビジョン受像機(以下TVと記す)にお
いてコンバーゼンスやフォーカス等の調整を行うシステ
ムとして、コンバーゼンスプレート(コンバーゼンスコ
イル)や補正コイルに印加する補正波形をディジタル処
理で自由自在に調整するものがある。
いてコンバーゼンスやフォーカス等の調整を行うシステ
ムとして、コンバーゼンスプレート(コンバーゼンスコ
イル)や補正コイルに印加する補正波形をディジタル処
理で自由自在に調整するものがある。
第13図(a),(b),(c)は従来例のコンバーゼ
ンスの補正波形のディジタル調整の説明図である。
(a)はTV100の画面上の調整点を示すクロスハッチパ
ターンを示し、(b)はファイン調の説明図、(c)は
ラフ調の説明図である。このコンバーゼンスの補正波形
の調整では、(a)に示すようにTV100の画面上に複数
(例えば縦17×横17=256点)の調整点Pi,jがマトリク
ス状に割り当てられていて、初期には(a)の各調整点
の1点1点ごとに調整(ファイン調または精調)を行っ
ていたが、調整点が多いため、膨大な時間と労力を費や
すことと、補正波形が不連続になり、結果として滑らか
な補正波形が得られず、画面で見た場合に不連続さが目
立つ場合があることが欠点となっていた。こういった不
具合を解消するために考えられたのが、代表となる調整
点を何箇所か設けて、ある代表調整点に調整データを入
れたときに、その近傍の調整点の調整データも自動的に
補間され、連続的な変化を得るよう補正波形データの演
算処理をすることつまりラフ調による補正波形データ生
成装置であった。これを第13図で説明すると(b)に示
すファイン調は、画像100a(図では1/4象限を示す)上
の例えば調整点P0,0(原点)で調整した場合にその調整
点P0,0のみの調整データを与えるものであり、従って調
整データが不連続になる可能性があった。それに対し
て、(c)に示すラフ調では、画面100a(図はその1/4
象限を示す)上の水平軸をx,垂直軸をyとし、補正波形
の調整データをz方向の振幅(深さ)で表わすと、
(a)に示す画面のラフ調の場合には、例えば代表調整
点P0,0で調整した場合、その近傍の総ての調整点(格子
の交点)において z=a・(k−x)2・(k−y)2 …(1) a:係数,k:定数 といったような演算式による演算により、(C)に示す
なめらかな曲面に沿った調整データが与えられる。
ンスの補正波形のディジタル調整の説明図である。
(a)はTV100の画面上の調整点を示すクロスハッチパ
ターンを示し、(b)はファイン調の説明図、(c)は
ラフ調の説明図である。このコンバーゼンスの補正波形
の調整では、(a)に示すようにTV100の画面上に複数
(例えば縦17×横17=256点)の調整点Pi,jがマトリク
ス状に割り当てられていて、初期には(a)の各調整点
の1点1点ごとに調整(ファイン調または精調)を行っ
ていたが、調整点が多いため、膨大な時間と労力を費や
すことと、補正波形が不連続になり、結果として滑らか
な補正波形が得られず、画面で見た場合に不連続さが目
立つ場合があることが欠点となっていた。こういった不
具合を解消するために考えられたのが、代表となる調整
点を何箇所か設けて、ある代表調整点に調整データを入
れたときに、その近傍の調整点の調整データも自動的に
補間され、連続的な変化を得るよう補正波形データの演
算処理をすることつまりラフ調による補正波形データ生
成装置であった。これを第13図で説明すると(b)に示
すファイン調は、画像100a(図では1/4象限を示す)上
の例えば調整点P0,0(原点)で調整した場合にその調整
点P0,0のみの調整データを与えるものであり、従って調
整データが不連続になる可能性があった。それに対し
て、(c)に示すラフ調では、画面100a(図はその1/4
象限を示す)上の水平軸をx,垂直軸をyとし、補正波形
の調整データをz方向の振幅(深さ)で表わすと、
(a)に示す画面のラフ調の場合には、例えば代表調整
点P0,0で調整した場合、その近傍の総ての調整点(格子
の交点)において z=a・(k−x)2・(k−y)2 …(1) a:係数,k:定数 といったような演算式による演算により、(C)に示す
なめらかな曲面に沿った調整データが与えられる。
このようなコンバーゼンス補正波形データ生成装置で
作成された調整データは、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)に書き込まれ、画像表示の際には水平および垂直の
走査に同期して順次読み出され、D/A変換により水平周
期の階段状の補正波形とされる。このコンバーゼンスの
補正波形は、ローパスフィルタ(LPF)を通して平滑化
した後、アンプ等を介してコンバーゼンスプレートや補
正コイルに印加され、その補正が行われていた。
作成された調整データは、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)に書き込まれ、画像表示の際には水平および垂直の
走査に同期して順次読み出され、D/A変換により水平周
期の階段状の補正波形とされる。このコンバーゼンスの
補正波形は、ローパスフィルタ(LPF)を通して平滑化
した後、アンプ等を介してコンバーゼンスプレートや補
正コイルに印加され、その補正が行われていた。
第14図(a),(b)は従来の補正波形データ生成装
置の水平補正波形図である。コンバーゼンスの補正波形
はパラボラ型をしており、(a)は理想の補正波形の一
例を示し、(b)はその実際の出力補正波形を示してい
る。画像表示における水平期間の1走査は、映像表示期
間(アクティブ期間)と水平ブランキング期間(H.BL
K)に分かれているが、上記従来の調整はアクティブ期
間内のみで行っていて(内挿補間)、水平ブランキング
期間では、(a)に示すようにグランド(GND)レベル
を与えていた。しかし、これによって得られる補正波形
は、(b)に示すようにアクティブ期間と水平ブランキ
ング期間相互の切り替わり点において、ローパスフィル
タ等の影響等により波形が遅延し(例えばA部)かつな
まるため、画面の左右端において補正に不都合を生じさ
せる結果となった。そこで、このような不都合を解決す
るために考えられた従来の方法が、第15図(a),
(b)に示すような水平ブランキング期間における直線
補間である。(a)はこの場合の理想補正波形を示し、
(b)は実際の出力補正波形を示している。この方法
は、アクティブ期間の最初と最後の調整データを見て、
水平ブランキング期間内を直線で結ぶという直線補間の
方法であった。
置の水平補正波形図である。コンバーゼンスの補正波形
はパラボラ型をしており、(a)は理想の補正波形の一
例を示し、(b)はその実際の出力補正波形を示してい
る。画像表示における水平期間の1走査は、映像表示期
間(アクティブ期間)と水平ブランキング期間(H.BL
K)に分かれているが、上記従来の調整はアクティブ期
間内のみで行っていて(内挿補間)、水平ブランキング
期間では、(a)に示すようにグランド(GND)レベル
を与えていた。しかし、これによって得られる補正波形
は、(b)に示すようにアクティブ期間と水平ブランキ
ング期間相互の切り替わり点において、ローパスフィル
タ等の影響等により波形が遅延し(例えばA部)かつな
まるため、画面の左右端において補正に不都合を生じさ
せる結果となった。そこで、このような不都合を解決す
るために考えられた従来の方法が、第15図(a),
(b)に示すような水平ブランキング期間における直線
補間である。(a)はこの場合の理想補正波形を示し、
(b)は実際の出力補正波形を示している。この方法
は、アクティブ期間の最初と最後の調整データを見て、
水平ブランキング期間内を直線で結ぶという直線補間の
方法であった。
D.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の技術におけるコンバーゼン
ス等の補正波形データ生成装置では、以下のような解決
すべき問題点があった。
ス等の補正波形データ生成装置では、以下のような解決
すべき問題点があった。
(1)ラフ調においては、演算処理により自動的に代表
調整点の近傍の調整点においてコンバーゼンス等の補正
のための最適波形を作るように調整データを生成してい
るが、この演算処理には式(1)に示すような複雑な乗
算を伴うために多大な演算処理時間を要し、画面上での
変化速度が遅くなって操作性が悪く調整時間も長くなる
という問題点があった。通常、式(1)の演算はCPUを
用いて行われている。そこで、演算処理時間をいくらで
も早めるためには、性能の高いCPUや演算処理プロセッ
サ(Coprocessor)を用いることも考えられるが、コス
トアップとなる欠点がある。
調整点の近傍の調整点においてコンバーゼンス等の補正
のための最適波形を作るように調整データを生成してい
るが、この演算処理には式(1)に示すような複雑な乗
算を伴うために多大な演算処理時間を要し、画面上での
変化速度が遅くなって操作性が悪く調整時間も長くなる
という問題点があった。通常、式(1)の演算はCPUを
用いて行われている。そこで、演算処理時間をいくらで
も早めるためには、性能の高いCPUや演算処理プロセッ
サ(Coprocessor)を用いることも考えられるが、コス
トアップとなる欠点がある。
(2)水平ブランキング期間の直線補間においては、ア
クティブ期間の最初と最後の調整データを見て水平ブラ
ンキング内を直線で結ぶことにより、画面上の左右端で
のローパスフィルタ等による遅延や波形のなまりの影響
を防止しようとするものであったが、その効果は直線で
結ばれる2点間の変化が第15図のようにほとんどないか
または小さい場合に有効であって、第16図(a),
(b)に示すように大きくなると、実際の補正波形図
(b)のB部のように上記影響が現れ、すべての場合に
おいてその影響を防止する効果が得られなかった。
(a)はこの場合の理想の補正波形図である。
クティブ期間の最初と最後の調整データを見て水平ブラ
ンキング内を直線で結ぶことにより、画面上の左右端で
のローパスフィルタ等による遅延や波形のなまりの影響
を防止しようとするものであったが、その効果は直線で
結ばれる2点間の変化が第15図のようにほとんどないか
または小さい場合に有効であって、第16図(a),
(b)に示すように大きくなると、実際の補正波形図
(b)のB部のように上記影響が現れ、すべての場合に
おいてその影響を防止する効果が得られなかった。
(a)はこの場合の理想の補正波形図である。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたも
ので、TV等のコンバーゼンスやフォーカス等の補正波形
をディジタル調整で得る際に、最適な補正波形を少ない
メモリ容量で操作性良く高速に得られるようにした画像
表示の補正波形データ生成装置を提供することを目的と
する。
ので、TV等のコンバーゼンスやフォーカス等の補正波形
をディジタル調整で得る際に、最適な補正波形を少ない
メモリ容量で操作性良く高速に得られるようにした画像
表示の補正波形データ生成装置を提供することを目的と
する。
E.課題を解決するための手段 上記の目的を達成するための本発明の補正波形データ
の生成装置の一つの構成は、 画面が複数の領域に分割され、該分割された複数の領
域の内の一つの領域に位置する代表調整点毎に、該代表
調整点とその近傍の調整点の予め算出された基本補正波
形データを記憶するメモリと、調整の指示が行われた代
表調整点が位置する領域が前記基本補正波形データを記
憶した領域と異なる場合には対称な位置のデータを読み
出すようにデータの読み出し開始位置及び読み出し方向
を変えることにより、前記メモリから代表調整点とその
近傍の調整点の前記基本補正波形データを読み出す読出
手段と、前記各代表調整点での調整毎に読み出された代
表調整点とその近傍の調整点の前記基本補正波形データ
を加減算することにより、総ての調整点における補正波
形データを作成する演算処理部とを備えることを特徴と
する。
の生成装置の一つの構成は、 画面が複数の領域に分割され、該分割された複数の領
域の内の一つの領域に位置する代表調整点毎に、該代表
調整点とその近傍の調整点の予め算出された基本補正波
形データを記憶するメモリと、調整の指示が行われた代
表調整点が位置する領域が前記基本補正波形データを記
憶した領域と異なる場合には対称な位置のデータを読み
出すようにデータの読み出し開始位置及び読み出し方向
を変えることにより、前記メモリから代表調整点とその
近傍の調整点の前記基本補正波形データを読み出す読出
手段と、前記各代表調整点での調整毎に読み出された代
表調整点とその近傍の調整点の前記基本補正波形データ
を加減算することにより、総ての調整点における補正波
形データを作成する演算処理部とを備えることを特徴と
する。
また、他の構成としては、 上記の画像表示の補正波形データ生成装置において、
代表調整点以外の調整点として画像表示のブランキング
期間の領域に調整点を設け、メモリはこのブランキング
期間の領域の調整点の基本補正波形データを含めて記憶
し、演算処理部は前記ブランキング期間の領域の調整点
においても補正波形データを作成することを特徴とす
る。
代表調整点以外の調整点として画像表示のブランキング
期間の領域に調整点を設け、メモリはこのブランキング
期間の領域の調整点の基本補正波形データを含めて記憶
し、演算処理部は前記ブランキング期間の領域の調整点
においても補正波形データを作成することを特徴とす
る。
F.作用 本発明は、画面上で代表される少数の代表調整点での
調整の指示によって、代表調整点を含む総ての調整点の
補正波形の調整データをメモリに記憶した基本補正波形
データの加減算によって補間し生成する。従って良好な
補正波形を得るためのどのような複雑な演算も予め基本
補正波形データの作成の段階で反映されることになり、
調整時には演算時間のかからない加減算となって高速に
良好な補正波形データが得られる。上記において、各代
表調整点毎にメモリに記憶する基本補正波形データは、
画面を複数に分割した内の一領域分だけ用意し、他の領
域の代表調整点での基本補正波形データはメモリを読み
出す順序を変えて対応することで、メモリ容量を削減で
きる。また、代表調整点以外の調整点として、画像表示
のブランキング期間の領域にも設ければ、補正波形デー
タの切り替わるタイミングをブランキング期間内の中央
部付近に移動させることができ、画面の左右端でのロー
パスフィルタ等による遅延や波形のなまりの悪影響を防
止してより一層良好な補正波形を得ることができる。
調整の指示によって、代表調整点を含む総ての調整点の
補正波形の調整データをメモリに記憶した基本補正波形
データの加減算によって補間し生成する。従って良好な
補正波形を得るためのどのような複雑な演算も予め基本
補正波形データの作成の段階で反映されることになり、
調整時には演算時間のかからない加減算となって高速に
良好な補正波形データが得られる。上記において、各代
表調整点毎にメモリに記憶する基本補正波形データは、
画面を複数に分割した内の一領域分だけ用意し、他の領
域の代表調整点での基本補正波形データはメモリを読み
出す順序を変えて対応することで、メモリ容量を削減で
きる。また、代表調整点以外の調整点として、画像表示
のブランキング期間の領域にも設ければ、補正波形デー
タの切り替わるタイミングをブランキング期間内の中央
部付近に移動させることができ、画面の左右端でのロー
パスフィルタ等による遅延や波形のなまりの悪影響を防
止してより一層良好な補正波形を得ることができる。
G.実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
G1.第1の実施例の構成(第1図〜第7図) 第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。本実施例はディジタルコンバーゼンス補正回路に適
用した場合を例とする。本実施例のコンバーゼンスの補
正波形データ生成装置1は、作業者が代表調整点におい
て調整の指示を入力するコマンダー2とその指示で補正
波形データを作成する演算処理部3と、この演算処理部
3のプログラムとその演算処理で用いる基本補正波形デ
ータ(以下データマップと記す)を記憶するEPROM(イ
レーザブル プログラマブル リードオンリメモリ)4
と、上記演算処理結果を一時記憶するワークRAM5と、電
気的に書き替え可能なバックアップ用のEEPROM(エレク
トリック イレーザブル プログラマブル ROM)6と
を備える。演算処理部3としてはCPU等が使用され、コ
マンダー2とは例えばRS422A等のインターフェイスで結
合される。コマンダー2は調整項目を指示するコマンド
や画面上の代表調整点を移動させるためのコマンド,そ
の代表調整点において補正波形の振幅値を決定する調整
データを増加するか減少するかを指示するコマンドなど
を送出可能である。演算処理部3は、コマンダー2から
増加または減少の調整の指示がある間、その代表調整点
と近傍の調整点の基本補正波形データを単位として繰り
返し加減算してゆき、最終的に総ての調整点の補正波形
を生成するためのデータを作成する。基本補正波形デー
タは、予めなめらかな最適な補正波形が得られうように
演算式により算出されて記憶されており、各代表調整点
毎にその代表調整点とその近傍の調整点について記憶さ
れている。以上の構成の補正波形生成装置1はフォーカ
ス等他の補正回路にも共用することが可能である。
る。本実施例はディジタルコンバーゼンス補正回路に適
用した場合を例とする。本実施例のコンバーゼンスの補
正波形データ生成装置1は、作業者が代表調整点におい
て調整の指示を入力するコマンダー2とその指示で補正
波形データを作成する演算処理部3と、この演算処理部
3のプログラムとその演算処理で用いる基本補正波形デ
ータ(以下データマップと記す)を記憶するEPROM(イ
レーザブル プログラマブル リードオンリメモリ)4
と、上記演算処理結果を一時記憶するワークRAM5と、電
気的に書き替え可能なバックアップ用のEEPROM(エレク
トリック イレーザブル プログラマブル ROM)6と
を備える。演算処理部3としてはCPU等が使用され、コ
マンダー2とは例えばRS422A等のインターフェイスで結
合される。コマンダー2は調整項目を指示するコマンド
や画面上の代表調整点を移動させるためのコマンド,そ
の代表調整点において補正波形の振幅値を決定する調整
データを増加するか減少するかを指示するコマンドなど
を送出可能である。演算処理部3は、コマンダー2から
増加または減少の調整の指示がある間、その代表調整点
と近傍の調整点の基本補正波形データを単位として繰り
返し加減算してゆき、最終的に総ての調整点の補正波形
を生成するためのデータを作成する。基本補正波形デー
タは、予めなめらかな最適な補正波形が得られうように
演算式により算出されて記憶されており、各代表調整点
毎にその代表調整点とその近傍の調整点について記憶さ
れている。以上の構成の補正波形生成装置1はフォーカ
ス等他の補正回路にも共用することが可能である。
次にディジタルコンバーゼンス補正回路の個有部分を
説明する。7は以上によって得られた補正波形データを
調整モード時にはワークRAM5から、また通常モード時に
は電源投入時にEEPROM6から転送し記憶するデータRAM、
8は補正波形データを水平・垂直の同期信号に同期させ
て読み出すカウンタ、9は読み出された補正波形データ
をD/A変換し階段状の波形(通常コンバーゼンス補正波
形はパラボラ波形となる)として出力するD/Aコンバー
タ、10はその階段状波形を平滑化するためのローパスフ
ィルタ、11は出力アンプである。出力アンプ11から出力
される補正波形は最終的にブラウン管12のコンバーゼン
スプレート(コンバーゼンスヨーク)13に印加される。
これらのデータRAM7,D/Aコンバータ9,ローパスフィルタ
10,出力アンプ11等は調整項目毎に個別に設けられる。
調整項目としては、水平コンバーゼンス赤/青(H.CON
V.R/B),水平コンバーゼンス青(H.CONV.B),垂直コ
ンバーゼンス赤/青(V.CONV.R/B),垂直コンバーゼン
ス赤(V.CONV.R),ダイナミックフォーカス(DF),ア
キシャルクワドロポール(AQP),ダイヤゴナルクワド
ロポール(DQP)などがある。
説明する。7は以上によって得られた補正波形データを
調整モード時にはワークRAM5から、また通常モード時に
は電源投入時にEEPROM6から転送し記憶するデータRAM、
8は補正波形データを水平・垂直の同期信号に同期させ
て読み出すカウンタ、9は読み出された補正波形データ
をD/A変換し階段状の波形(通常コンバーゼンス補正波
形はパラボラ波形となる)として出力するD/Aコンバー
タ、10はその階段状波形を平滑化するためのローパスフ
ィルタ、11は出力アンプである。出力アンプ11から出力
される補正波形は最終的にブラウン管12のコンバーゼン
スプレート(コンバーゼンスヨーク)13に印加される。
これらのデータRAM7,D/Aコンバータ9,ローパスフィルタ
10,出力アンプ11等は調整項目毎に個別に設けられる。
調整項目としては、水平コンバーゼンス赤/青(H.CON
V.R/B),水平コンバーゼンス青(H.CONV.B),垂直コ
ンバーゼンス赤/青(V.CONV.R/B),垂直コンバーゼン
ス赤(V.CONV.R),ダイナミックフォーカス(DF),ア
キシャルクワドロポール(AQP),ダイヤゴナルクワド
ロポール(DQP)などがある。
第2図は上記ディジタルコンバーゼンス補正回路の個
有部分の具体的な構成例を示すブロック図、第3図はそ
の動作を説明するための波形図である。第1図のデータ
RAM7は第2図において2つのデータRAM7a,7bで構成さ
れ、同一のアドレスに対し同一の補正波形データが書き
込まれる。両方のデータRAM7a,7bの補正波形データは、
カウンタ8から与えられる別個のアドレスによって異な
るラインのデータが順次交互に読み出され、それぞれ別
個のD/Aコンバータ9a,9bに入力される。これらのD/Aコ
ンバータ9a,9bには位相の異なる三角波状のリファレン
ス電圧REFa,REFbが入力され、このリファレンス電圧REF
a,REFbの起伏点の間隔は調整点の有る水平ライン間隔分
に等しくなっていて、一方が増大すると他方は減小する
ような位相となっている。2つのD/Aコンバータ9a,9bの
出力(A),出力(B)はミックス部9cでミックスさ
れ、ローパスフィルタ10,アンプ11を通して出力(C)
が生成される。以上の構成は調整点を有しない水平ライ
ンの補正波形を隣接する調整点の有る水平ラインの補正
波形データを基に直線補間するものである。
有部分の具体的な構成例を示すブロック図、第3図はそ
の動作を説明するための波形図である。第1図のデータ
RAM7は第2図において2つのデータRAM7a,7bで構成さ
れ、同一のアドレスに対し同一の補正波形データが書き
込まれる。両方のデータRAM7a,7bの補正波形データは、
カウンタ8から与えられる別個のアドレスによって異な
るラインのデータが順次交互に読み出され、それぞれ別
個のD/Aコンバータ9a,9bに入力される。これらのD/Aコ
ンバータ9a,9bには位相の異なる三角波状のリファレン
ス電圧REFa,REFbが入力され、このリファレンス電圧REF
a,REFbの起伏点の間隔は調整点の有る水平ライン間隔分
に等しくなっていて、一方が増大すると他方は減小する
ような位相となっている。2つのD/Aコンバータ9a,9bの
出力(A),出力(B)はミックス部9cでミックスさ
れ、ローパスフィルタ10,アンプ11を通して出力(C)
が生成される。以上の構成は調整点を有しない水平ライ
ンの補正波形を隣接する調整点の有る水平ラインの補正
波形データを基に直線補間するものである。
以上の第2図のディジタルコンバーゼンス補正回路の
動作を第3図(a),(b),(c),(d),(e)
の波形図で説明する。この例では、調整点を有する水平
ライン(以下ラインと略記する)間隔は4ラインであ
る。(a)は1ラインのD/A変換波形を示し、階段状の
パラボラ波形となっている。(b)はD/Aコンバータ9a
の出力(A)の波形、(c)はD/Aコンバータ9bの出力
(B)の波形、(d)はアンプ11の出力(C)の波形で
あり、(e)は同じく出力(C)の波形であるが調整に
よって動く様子を示したものである。出力(A)の最大
点L1は調整点を有するラインの出力であり、最小点L5は
そのラインL1の次の調整点を有するラインの出力であ
る。この出力の間水平周期に同期してデータRAM7aから
はラインL1の補正波形データが繰り返し出力され、デー
タRAM7bからはラインL5の補正波形データが繰り返し出
力される。また、この間、出力(A)はリファレンス電
圧REFaの減少によって減少し、出力(B)はリファレン
ス電圧REFbの増大によって増大する。従って、ラインL1
の出力タイミング時の補正波形はラインL1の補正波形デ
ータに基づいて出力され、ラインL5の出力タイミング時
の補正波形はL5の補正波形データに基づいて出力される
が、調整点を有しないラインL2〜L4の出力タイミング時
の補正波形は上記ラインL1,L5のうち近いほうにより大
きい直線比率でミックスされた補正波形データに基づい
て出力される。次にラインL5からラインL9までの補正波
形の出力においては、データRAM7aからL9の補正波形デ
ータが繰り返し出力され、データRAM7bから引き続きL5
の補正波形データが出力されて同様にラインL6〜L8が直
線補間される。出力(C)は調整(通常モード時=精調
時)より包絡線(D),(D)′で示すような範囲で動
く。
動作を第3図(a),(b),(c),(d),(e)
の波形図で説明する。この例では、調整点を有する水平
ライン(以下ラインと略記する)間隔は4ラインであ
る。(a)は1ラインのD/A変換波形を示し、階段状の
パラボラ波形となっている。(b)はD/Aコンバータ9a
の出力(A)の波形、(c)はD/Aコンバータ9bの出力
(B)の波形、(d)はアンプ11の出力(C)の波形で
あり、(e)は同じく出力(C)の波形であるが調整に
よって動く様子を示したものである。出力(A)の最大
点L1は調整点を有するラインの出力であり、最小点L5は
そのラインL1の次の調整点を有するラインの出力であ
る。この出力の間水平周期に同期してデータRAM7aから
はラインL1の補正波形データが繰り返し出力され、デー
タRAM7bからはラインL5の補正波形データが繰り返し出
力される。また、この間、出力(A)はリファレンス電
圧REFaの減少によって減少し、出力(B)はリファレン
ス電圧REFbの増大によって増大する。従って、ラインL1
の出力タイミング時の補正波形はラインL1の補正波形デ
ータに基づいて出力され、ラインL5の出力タイミング時
の補正波形はL5の補正波形データに基づいて出力される
が、調整点を有しないラインL2〜L4の出力タイミング時
の補正波形は上記ラインL1,L5のうち近いほうにより大
きい直線比率でミックスされた補正波形データに基づい
て出力される。次にラインL5からラインL9までの補正波
形の出力においては、データRAM7aからL9の補正波形デ
ータが繰り返し出力され、データRAM7bから引き続きL5
の補正波形データが出力されて同様にラインL6〜L8が直
線補間される。出力(C)は調整(通常モード時=精調
時)より包絡線(D),(D)′で示すような範囲で動
く。
次にデータマップの構成を示す。第4図(a),
(b),(c)はそのための説明図である。(a)は画
面の水平軸x方向から見た演算処理の説明図、(b)は
画面の1/4象限のラフ調時の代表調整点を示す図、
(c)はデータマップ利用説明図である。また、第5図
(a)〜(i)はデータマップのデータ構成を示す説明
図である。本実施例でも画面上の調整点は調整項目毎に
例えば17×17(計289)点割り当てられ、このうち例え
ば5×5(計25)点を代表調整点として利用を行うと、
ラフ調即ちそれ以外の調整点で自動的になめらかな補正
波形が得られるようにディジタル調整が行われる。従来
の技術で述べたように、画面上で水平軸をx,垂直軸をy,
補正波形データの振幅(深さ)をzとすると、画面コー
ナー周辺では式(1)即ちz=a・(k−x)2・(k
−y)2の演算式により各調整点の補正波形データを更
新すれば良いわけであるが、搭載しているCPUにとって
この複雑な演算は大変負担となり、非常に多くの処理時
間を要することになる。そこで本実施例では、この演算
処理を避ける方法としてあらかじめ演算した結果を基本
補正波形データ(データマップ)としてEPROM4に持って
おき、このデータを調整の指示により加減算すること
で、調整された補正波形データを得る。先程の演算式を
用いて表現すれば z′=(k−x)2・(k−y)2 …(2) z=a・z′ …(3) と変形し、式(2)の結果をデータマップとして持ち、
式(3)のみの演算で補正波形データを得るわけであ
る。要するに第4図(a)に示すように係数aを変化さ
せてゆくわけであるが、式(3)では乗算を含むため、
なお、相当の演算時間を要するので、調整点のデータ
(z)のデータ長を例えば8ビットとしたときにその2
倍のデータ長の16ビットに展開し、データマップ上のデ
ータ(例えば8ビット)を基本単位として加算(増加の
調整の指示があるとき)または減算(減少の調整指示が
あるとき)していって係数a倍となるようにし、展開し
たデータ長16ビットのうち上位8ビットを有効とする。
この方法の良い点は、最適な補正波形を得るためのどの
ような複雑な演算処理でも加減算のみとなるので、処理
時間が短いこと。また、下位8ビットの結果がメモリ上
に保持されるので、加減算を繰り返した際の丸め誤差が
出ないことである。即ち、演算処理を有効データ長の2
倍のデータ長で演算処理を行うため、演算精度が保証さ
れる。
(b),(c)はそのための説明図である。(a)は画
面の水平軸x方向から見た演算処理の説明図、(b)は
画面の1/4象限のラフ調時の代表調整点を示す図、
(c)はデータマップ利用説明図である。また、第5図
(a)〜(i)はデータマップのデータ構成を示す説明
図である。本実施例でも画面上の調整点は調整項目毎に
例えば17×17(計289)点割り当てられ、このうち例え
ば5×5(計25)点を代表調整点として利用を行うと、
ラフ調即ちそれ以外の調整点で自動的になめらかな補正
波形が得られるようにディジタル調整が行われる。従来
の技術で述べたように、画面上で水平軸をx,垂直軸をy,
補正波形データの振幅(深さ)をzとすると、画面コー
ナー周辺では式(1)即ちz=a・(k−x)2・(k
−y)2の演算式により各調整点の補正波形データを更
新すれば良いわけであるが、搭載しているCPUにとって
この複雑な演算は大変負担となり、非常に多くの処理時
間を要することになる。そこで本実施例では、この演算
処理を避ける方法としてあらかじめ演算した結果を基本
補正波形データ(データマップ)としてEPROM4に持って
おき、このデータを調整の指示により加減算すること
で、調整された補正波形データを得る。先程の演算式を
用いて表現すれば z′=(k−x)2・(k−y)2 …(2) z=a・z′ …(3) と変形し、式(2)の結果をデータマップとして持ち、
式(3)のみの演算で補正波形データを得るわけであ
る。要するに第4図(a)に示すように係数aを変化さ
せてゆくわけであるが、式(3)では乗算を含むため、
なお、相当の演算時間を要するので、調整点のデータ
(z)のデータ長を例えば8ビットとしたときにその2
倍のデータ長の16ビットに展開し、データマップ上のデ
ータ(例えば8ビット)を基本単位として加算(増加の
調整の指示があるとき)または減算(減少の調整指示が
あるとき)していって係数a倍となるようにし、展開し
たデータ長16ビットのうち上位8ビットを有効とする。
この方法の良い点は、最適な補正波形を得るためのどの
ような複雑な演算処理でも加減算のみとなるので、処理
時間が短いこと。また、下位8ビットの結果がメモリ上
に保持されるので、加減算を繰り返した際の丸め誤差が
出ないことである。即ち、演算処理を有効データ長の2
倍のデータ長で演算処理を行うため、演算精度が保証さ
れる。
上記でいうデータマップとは、加減算の基本単位とな
る式(2)の演算処理結果をあらかじめメモリに記憶し
たデータを指すもので、その構成を以下に述べる。ラフ
調の代表調整点は上記の例では5×5(計25)点あり、
これに対して調整される調整点は1画面で17×17(=28
9)点である。基本的にはデータマップは各代表調整点
ごとに1画面分持てば良いわけであるが、そうすると25
点分持つには17×17×25=7225バイトのメモリが必要に
なる。そこで本実施例ではそのメモリ容量を減らすた
め、第4図(b)に示すように画面100aを4分割し、そ
のうちの1/4象限のデータマップだけを持つこととす
る。1/4象限内の代表調整点は〜に示す3×3=9
点となり、補間される調整点を含めた調整点は9×9
(=81)点となる。各代表調整点〜に対応するデー
タマップが第5図(a)〜(i)のそれぞれであり、ダ
イナミックレンジを8ビットとして(最大データを28−
1として)深さ方向のデータzが9×9の各調整点に対
応してメモリ(EPROM4)に記憶される。残る画面の2/4
〜4/4象限のデータマップは、第4図(c)に示すよう
に、2/4象限の場合は1/4象限のデータマップをV方向に
引っくり返し、4/4象限の場合はH方向に引っくり返
し、3/4象限の場合はH方向とV方向に引っくり返して
読み出し使用する。このようにするとデータマップのメ
モリ容量は9×9×9=729バイトと約1/10にすること
ができる。
る式(2)の演算処理結果をあらかじめメモリに記憶し
たデータを指すもので、その構成を以下に述べる。ラフ
調の代表調整点は上記の例では5×5(計25)点あり、
これに対して調整される調整点は1画面で17×17(=28
9)点である。基本的にはデータマップは各代表調整点
ごとに1画面分持てば良いわけであるが、そうすると25
点分持つには17×17×25=7225バイトのメモリが必要に
なる。そこで本実施例ではそのメモリ容量を減らすた
め、第4図(b)に示すように画面100aを4分割し、そ
のうちの1/4象限のデータマップだけを持つこととす
る。1/4象限内の代表調整点は〜に示す3×3=9
点となり、補間される調整点を含めた調整点は9×9
(=81)点となる。各代表調整点〜に対応するデー
タマップが第5図(a)〜(i)のそれぞれであり、ダ
イナミックレンジを8ビットとして(最大データを28−
1として)深さ方向のデータzが9×9の各調整点に対
応してメモリ(EPROM4)に記憶される。残る画面の2/4
〜4/4象限のデータマップは、第4図(c)に示すよう
に、2/4象限の場合は1/4象限のデータマップをV方向に
引っくり返し、4/4象限の場合はH方向に引っくり返
し、3/4象限の場合はH方向とV方向に引っくり返して
読み出し使用する。このようにするとデータマップのメ
モリ容量は9×9×9=729バイトと約1/10にすること
ができる。
第6図(a),(b),(c),(d)はデータマッ
プの具体的な読み出し方法の説明図である。ラフ調にお
いてワークRAM5のアドレスは常に増やしてゆくが、EPRO
M4のアドレスは象限によって以下のように駆使する。
(a)に示す1/4象限の場合には、x=9の方向へy=
1の方からy=9の方へ読み出しする。(b)に示す4/
4象限の場合には、x=9→x=1の方向へy=1の方
からy=9の方へ読み出す。(c)に示す2/4象限の場
合には、x=1→x=9の方向へy=9の方からy=1
の方へ読み出す。(d)に示す3/4象限の場合にはx=
9→x=1の方向へy=9の方からy=1の方へ読み出
してゆく。なお、第4図(c)の代表調整点のように
2象限にわたる場合は(a)と(c)を駆使し、代表調
整点のように4つの総ての象限にわたる場合は(a)
〜(d)の総てを駆使する。
プの具体的な読み出し方法の説明図である。ラフ調にお
いてワークRAM5のアドレスは常に増やしてゆくが、EPRO
M4のアドレスは象限によって以下のように駆使する。
(a)に示す1/4象限の場合には、x=9の方向へy=
1の方からy=9の方へ読み出しする。(b)に示す4/
4象限の場合には、x=9→x=1の方向へy=1の方
からy=9の方へ読み出す。(c)に示す2/4象限の場
合には、x=1→x=9の方向へy=9の方からy=1
の方へ読み出す。(d)に示す3/4象限の場合にはx=
9→x=1の方向へy=9の方からy=1の方へ読み出
してゆく。なお、第4図(c)の代表調整点のように
2象限にわたる場合は(a)と(c)を駆使し、代表調
整点のように4つの総ての象限にわたる場合は(a)
〜(d)の総てを駆使する。
次にワークRAMの構成を説明する。第7図はワークRAM
の構成例を示す図である。ワークRAM5は上位8ビットデ
ータのメインエリアME1と、下位8ビットデータのメイ
ンエリアME2と、上記上位8ビットデータのサブエリアS
E1と、上記下位8ビットデータのサブエリアSE2とが設
けられる。メインエリアME1,ME2へはラフ調整モードに
入ると、第1図のEEPROM6から必要な調整点のデータを
転送し、調整の指示によって、インクリーズ(増加)ま
たはデクリーズ(減少)の命令が来ると、EPROM4のデー
タマップを参照した値をその命令の続く間、下位8ビッ
トデータのメインエリアME2より加算または減算してゆ
き、その結果の上位8ビットデータのメインエリアME1
の値を割り込み処理等で水平ブランキング期間にデータ
RAM7へ転送する。サブエリアSE1,SE2へは調整の結果で
上位8ビットデータにキャリーやボローが発生しなかっ
た場合にメインエリアME1,ME2のデータがコピーされ、
上位8ビットデータのメインエリアME1の値にキャリー
もしくはボローが発生したときなどのバックアップ用と
なっている。
の構成例を示す図である。ワークRAM5は上位8ビットデ
ータのメインエリアME1と、下位8ビットデータのメイ
ンエリアME2と、上記上位8ビットデータのサブエリアS
E1と、上記下位8ビットデータのサブエリアSE2とが設
けられる。メインエリアME1,ME2へはラフ調整モードに
入ると、第1図のEEPROM6から必要な調整点のデータを
転送し、調整の指示によって、インクリーズ(増加)ま
たはデクリーズ(減少)の命令が来ると、EPROM4のデー
タマップを参照した値をその命令の続く間、下位8ビッ
トデータのメインエリアME2より加算または減算してゆ
き、その結果の上位8ビットデータのメインエリアME1
の値を割り込み処理等で水平ブランキング期間にデータ
RAM7へ転送する。サブエリアSE1,SE2へは調整の結果で
上位8ビットデータにキャリーやボローが発生しなかっ
た場合にメインエリアME1,ME2のデータがコピーされ、
上位8ビットデータのメインエリアME1の値にキャリー
もしくはボローが発生したときなどのバックアップ用と
なっている。
G2.第1の実施例の動作(第8図〜第10図) 以上のように構成した実施例の動作を説明する。第8
図(a),(b),(c),(d),(e),(f)は
本実施例の動作を示すフローチャートである。(a)は
ラフ調モード設定の手続きを示し、指示によりラフ調モ
ードに入るとインタラプト(割り込み)ベクトルの書き
換えと必要な場合にはワークRAM5のリフレッシュ等種々
の初期化の処理を行う。(b)はデータRAMへのデータ
転送ルーチンを示し、垂直ブランキング期間V.BLKでの
割り込み処理によりRAM5のメインエリアME1に生成した
例えば1H(水平ライン)分(17個)の上位8ビットの補
正波形データをデータRAM7へ転送する。(c)はラフ調
ルーチンを示し、ここではまず外部のコマンダー2から
送られてくるラフ調コマンドを識別して、調整項目設定
等の指示に従ってラフ調モードの設定(d)またはラフ
調(e)またはラフ調の終了処理(f)を指示する。
(d)に示すラフ調モードの設定では、調整項目(H.CO
NV R/B,DF,…等)に関わるデータRAM7やEEPROM6のアド
レスおよび調整点によりデータマップを選択するために
EPROM4のアドレス等をセットする。その後、EEPROM6か
らワークRAM5のメインエリアME1,ME2へ現在の補正波形
データ(例えば16ビット)を転送し、続いてバックアッ
プのためにワークRAM5のサブエリアSE1,SE2へも書き込
んでおく。この後、ラフ調コマンドの識別ルーチンによ
って、調整項目に最適な画面パターン(クロスハッチ,
全白,全黒,ドットを発生するSG(シグナルジェネレー
タ))等のセットを行う。次に(e)に示すラフ調では
ラフ調整コマンドの識別ルーチンによって、コマンダー
2からの調整(アジャスト)の指示と調整データの増加
/減少(UP/DOWN)のコマンドを受け取り、その増加ま
たは減少の指示がある間のワークRAM5のメインエリアME
1,ME2のデータにEPROM4のデータマップのデータを加算
または減算してゆく。調整の結果、ワークRAM5のデータ
にキャリーまたはボロー(上位8ビットデータがFFH→O
HまたはOH→FFH)が生じた場合には、ただちに調整処理
をやめワークRAM5のサブエリアSE1,SE2に格納されてい
る一つ前のデータをメインエリアME1,ME2に書き込んで
バックアップする。もしキャリー(carry)もボロー(b
orrow)も発生しなかった場合には、その調整結果をワ
ークRAM5のサブエリアSE1,SE2にコピーしておく。そし
て、(f)に示すラフ調整終了処理では、調整終了時に
発せられるコマンダー2からのラフ調終了のコマンドに
より、ワークRAM5のメインエリアME1,ME2のデータをEEP
ROM6に退避させ、転送ルーチンを起動する割り込み処理
をやめるなどのためにインタラプト ベクトルを書き換
える。
図(a),(b),(c),(d),(e),(f)は
本実施例の動作を示すフローチャートである。(a)は
ラフ調モード設定の手続きを示し、指示によりラフ調モ
ードに入るとインタラプト(割り込み)ベクトルの書き
換えと必要な場合にはワークRAM5のリフレッシュ等種々
の初期化の処理を行う。(b)はデータRAMへのデータ
転送ルーチンを示し、垂直ブランキング期間V.BLKでの
割り込み処理によりRAM5のメインエリアME1に生成した
例えば1H(水平ライン)分(17個)の上位8ビットの補
正波形データをデータRAM7へ転送する。(c)はラフ調
ルーチンを示し、ここではまず外部のコマンダー2から
送られてくるラフ調コマンドを識別して、調整項目設定
等の指示に従ってラフ調モードの設定(d)またはラフ
調(e)またはラフ調の終了処理(f)を指示する。
(d)に示すラフ調モードの設定では、調整項目(H.CO
NV R/B,DF,…等)に関わるデータRAM7やEEPROM6のアド
レスおよび調整点によりデータマップを選択するために
EPROM4のアドレス等をセットする。その後、EEPROM6か
らワークRAM5のメインエリアME1,ME2へ現在の補正波形
データ(例えば16ビット)を転送し、続いてバックアッ
プのためにワークRAM5のサブエリアSE1,SE2へも書き込
んでおく。この後、ラフ調コマンドの識別ルーチンによ
って、調整項目に最適な画面パターン(クロスハッチ,
全白,全黒,ドットを発生するSG(シグナルジェネレー
タ))等のセットを行う。次に(e)に示すラフ調では
ラフ調整コマンドの識別ルーチンによって、コマンダー
2からの調整(アジャスト)の指示と調整データの増加
/減少(UP/DOWN)のコマンドを受け取り、その増加ま
たは減少の指示がある間のワークRAM5のメインエリアME
1,ME2のデータにEPROM4のデータマップのデータを加算
または減算してゆく。調整の結果、ワークRAM5のデータ
にキャリーまたはボロー(上位8ビットデータがFFH→O
HまたはOH→FFH)が生じた場合には、ただちに調整処理
をやめワークRAM5のサブエリアSE1,SE2に格納されてい
る一つ前のデータをメインエリアME1,ME2に書き込んで
バックアップする。もしキャリー(carry)もボロー(b
orrow)も発生しなかった場合には、その調整結果をワ
ークRAM5のサブエリアSE1,SE2にコピーしておく。そし
て、(f)に示すラフ調整終了処理では、調整終了時に
発せられるコマンダー2からのラフ調終了のコマンドに
より、ワークRAM5のメインエリアME1,ME2のデータをEEP
ROM6に退避させ、転送ルーチンを起動する割り込み処理
をやめるなどのためにインタラプト ベクトルを書き換
える。
第9図はラフ調コマンドの識別ルーチンのフローチャ
ートである。このルーチンは第9図のフローチャートの
それぞれの処理で必要に応じて起動され、コマンダー2
からのコマンドをコードによって識別してそれぞれに指
示を与える。00H〜0FHのコマンドは調整項目設定を指示
し、40〜4FHは調整データのUP/DOWNを、A0〜AFHはワー
クRAM5のデータのクリアを、C0〜CFHはワークRAM5のデ
ータのEEPROM6への退避を、B0〜BFHはEEPROM6からワー
クRAM5へのデータの転送(データリセット)を、F0〜FF
Hはラフ調の終了を、80〜8FHは代表調整点(カーソル)
の移動を、60〜6FHはSG(シグナルジェネレータ)のセ
ットを、90〜9FHはR,G,Bの色信号の表示のオン/オフ
を、70〜7FHであれば調整データをリードしてコマンダ
ー2側へ転送することをそれぞれ指示する。
ートである。このルーチンは第9図のフローチャートの
それぞれの処理で必要に応じて起動され、コマンダー2
からのコマンドをコードによって識別してそれぞれに指
示を与える。00H〜0FHのコマンドは調整項目設定を指示
し、40〜4FHは調整データのUP/DOWNを、A0〜AFHはワー
クRAM5のデータのクリアを、C0〜CFHはワークRAM5のデ
ータのEEPROM6への退避を、B0〜BFHはEEPROM6からワー
クRAM5へのデータの転送(データリセット)を、F0〜FF
Hはラフ調の終了を、80〜8FHは代表調整点(カーソル)
の移動を、60〜6FHはSG(シグナルジェネレータ)のセ
ットを、90〜9FHはR,G,Bの色信号の表示のオン/オフ
を、70〜7FHであれば調整データをリードしてコマンダ
ー2側へ転送することをそれぞれ指示する。
第11図(a),(b),(c)はコマンダーの操作説
明図であり、パーソナルコンピュータ等の操作キーを用
いてラフ調コマンドの指示を行う一例を示している。
(a)に示すようにデータのセーブ,リセット,クリア
のコマンドは対応するファンクションキーF1,F2,F3とSh
ift(シフト)キーを同時に押して与える。また、デー
タUP/DOWNの指示は(b),(c)に示すようにカーソ
ルキーを用いて行う。( )内はコンバーゼンス補正の
場合を示し、[ ]内はフォーカス補正の場合を示して
いてCTRL(コントロール)キーを押さない場合は(b)
の項目のUP/DOWNを指示し、押した場合は(c)の項目
のUP/DOWNを指示する。
明図であり、パーソナルコンピュータ等の操作キーを用
いてラフ調コマンドの指示を行う一例を示している。
(a)に示すようにデータのセーブ,リセット,クリア
のコマンドは対応するファンクションキーF1,F2,F3とSh
ift(シフト)キーを同時に押して与える。また、デー
タUP/DOWNの指示は(b),(c)に示すようにカーソ
ルキーを用いて行う。( )内はコンバーゼンス補正の
場合を示し、[ ]内はフォーカス補正の場合を示して
いてCTRL(コントロール)キーを押さない場合は(b)
の項目のUP/DOWNを指示し、押した場合は(c)の項目
のUP/DOWNを指示する。
G3.第2の実施例の構成と作用(第11図,第12図) 第11図は本発明の第2の実施例の説明図である。第1
の実施例では第4図に示すように画面に対応した調整点
について、即ち画像表示のアクティブ期間(トレース期
間)の調整点についての補正波形データを生成してお
り、従って第1図のEPROM4のデータマップも、EEPROM6
のデータも、ワークRAM5のデータも、データRAM7のデー
タもこれらの調整点17×17点に対応して設けられてい
る。これに対し、第2の実施例では、アクティブ期間
(ACTIVE)の前後の水平ブランキング期間H.BLKA,H.BLK
Bにも調整点を例えば3点(ただし1点は時間的に捨て
られることになる),3点ずつ設け(全部で23×17点)、
この調整点のデータをアクティブ期間の最初の傾斜また
は最後の傾斜からその傾斜を延長する方向に第1の実施
例の手法で調整データを自動的に補間(外挿補間と記
す)する。すなわち、コンバーゼンス補正であれば、水
平ブランキング期間H.BLKA,H.BLKB内にもパラボラ波形
が続くようなデータマップを算出してEPROM4に記憶して
おくとともに、他のメモリEEPROM6もワークRAM5もデー
タRAM7もすべてその水平ブランキング期間H.BLKA,H.BLK
Bの領域の調整点に対するデータエリアを設けておき、
演算処理部3はその調整点の補正波形データも生成して
出力する。
の実施例では第4図に示すように画面に対応した調整点
について、即ち画像表示のアクティブ期間(トレース期
間)の調整点についての補正波形データを生成してお
り、従って第1図のEPROM4のデータマップも、EEPROM6
のデータも、ワークRAM5のデータも、データRAM7のデー
タもこれらの調整点17×17点に対応して設けられてい
る。これに対し、第2の実施例では、アクティブ期間
(ACTIVE)の前後の水平ブランキング期間H.BLKA,H.BLK
Bにも調整点を例えば3点(ただし1点は時間的に捨て
られることになる),3点ずつ設け(全部で23×17点)、
この調整点のデータをアクティブ期間の最初の傾斜また
は最後の傾斜からその傾斜を延長する方向に第1の実施
例の手法で調整データを自動的に補間(外挿補間と記
す)する。すなわち、コンバーゼンス補正であれば、水
平ブランキング期間H.BLKA,H.BLKB内にもパラボラ波形
が続くようなデータマップを算出してEPROM4に記憶して
おくとともに、他のメモリEEPROM6もワークRAM5もデー
タRAM7もすべてその水平ブランキング期間H.BLKA,H.BLK
Bの領域の調整点に対するデータエリアを設けておき、
演算処理部3はその調整点の補正波形データも生成して
出力する。
このようにすれば第12図(a),(b)に示すような
アクティブ期間ACTIVEの最初と最後に極端に差のあるデ
ータが入った場合にもそのデータの切り換えを(a)の
理想の補正波形に示すように水平ブランキング期間H.BL
Kの中央付近で行うことができ、(b)に示す実際の補
正波形のようにローパスフィルタ10等による波形のなま
りや遅延が生じてもアクティブ期間ACTIVE内への悪影響
即ち画面左右端での不都合が生じない。
アクティブ期間ACTIVEの最初と最後に極端に差のあるデ
ータが入った場合にもそのデータの切り換えを(a)の
理想の補正波形に示すように水平ブランキング期間H.BL
Kの中央付近で行うことができ、(b)に示す実際の補
正波形のようにローパスフィルタ10等による波形のなま
りや遅延が生じてもアクティブ期間ACTIVE内への悪影響
即ち画面左右端での不都合が生じない。
なお、本発明はその主旨に沿って種々に応用され、種
々の実施態様を取り得ることは当然である。
々の実施態様を取り得ることは当然である。
H.発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明の画像表示の補
正波形データ生成装置によれば、 (1)演算処理スピードが短縮され調整がよりスムーズ
にスピーディに行える。
正波形データ生成装置によれば、 (1)演算処理スピードが短縮され調整がよりスムーズ
にスピーディに行える。
(2)少ないメモリ容量の基本補正波形データ(データ
マップ)を変更するだけで二乗計算,コサイン等の複雑
な計算も加減算によりその複雑さに依存しない早いスピ
ードで処理でき、最適な補正波形データも容易に生成で
きる。
マップ)を変更するだけで二乗計算,コサイン等の複雑
な計算も加減算によりその複雑さに依存しない早いスピ
ードで処理でき、最適な補正波形データも容易に生成で
きる。
(3)画面表示のアクティブ期間(トレース期間)を調
整するだけで自動的に水平ブランキング期間内にも連続
的な補正波形データが生成されるので、特に画面の左右
端において良好な補正が実現できる。
整するだけで自動的に水平ブランキング期間内にも連続
的な補正波形データが生成されるので、特に画面の左右
端において良好な補正が実現できる。
(4)トレース期間外(水平ブランキング期間)にも連
続性のある基本補正波形データを使っているので、ディ
ジタル・データの読み出しタイミングを変更しても画面
左右端に極端な不連続点が発生しない。
続性のある基本補正波形データを使っているので、ディ
ジタル・データの読み出しタイミングを変更しても画面
左右端に極端な不連続点が発生しない。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図はディジタルコンバーゼンス補正回路の構成例を示す
ブロック図、第3図(a),(b),(c),(d),
(e)は第2図のディジタルコンバーゼンス補正回路の
動作を説明する波形図、第4図(a),(b),(c)
はデータマップ構成の説明図、第5図(a),(b),
(c),(d),(e),(f),(g),(h),
(i)はデータマップのデータ構成図、第6図(a),
(b),(c),(d)はデータマップの読み出し方法
の説明図、第7図はワークRAMの構成図、第8図
(a),(b),(c),(d),(e),(f)は本
実施例の動作を示すフローチャート、第9図はラフ調コ
マンドの識別ルーチンのフローチャート、第10図
(a),(b),(c)はコマンダーの操作説明図、第
11図は本発明の第2の実施例の説明図、第12図(a),
(b)は第2の実施例の作用を説明する波形図、第13図
(a),(b),(c)は従来例のコンバーゼンス補正
の説明図、第14図(a),(b)は従来例の補正波形
図、第15図(a),(b)および第16図(a),(b)
は従来例の水平ブランキング期間の補正波形の直線補間
の説明図である。 1……補正波形データ生成装置、2……コマンダー、3
……演算処理部、4……EPROM、5……ワークRAM、6…
…EEPROM、7……データRAM。
図はディジタルコンバーゼンス補正回路の構成例を示す
ブロック図、第3図(a),(b),(c),(d),
(e)は第2図のディジタルコンバーゼンス補正回路の
動作を説明する波形図、第4図(a),(b),(c)
はデータマップ構成の説明図、第5図(a),(b),
(c),(d),(e),(f),(g),(h),
(i)はデータマップのデータ構成図、第6図(a),
(b),(c),(d)はデータマップの読み出し方法
の説明図、第7図はワークRAMの構成図、第8図
(a),(b),(c),(d),(e),(f)は本
実施例の動作を示すフローチャート、第9図はラフ調コ
マンドの識別ルーチンのフローチャート、第10図
(a),(b),(c)はコマンダーの操作説明図、第
11図は本発明の第2の実施例の説明図、第12図(a),
(b)は第2の実施例の作用を説明する波形図、第13図
(a),(b),(c)は従来例のコンバーゼンス補正
の説明図、第14図(a),(b)は従来例の補正波形
図、第15図(a),(b)および第16図(a),(b)
は従来例の水平ブランキング期間の補正波形の直線補間
の説明図である。 1……補正波形データ生成装置、2……コマンダー、3
……演算処理部、4……EPROM、5……ワークRAM、6…
…EEPROM、7……データRAM。
Claims (2)
- 【請求項1】画面が複数の領域に分割され、該分割され
た複数の領域の内の一つの領域に位置する代表調整点毎
に、該代表調整点とその近傍の調整点の予め算出された
基本補正波形データを記憶するメモリと、 調整の指示が行われた代表調整点が位置する領域が前記
基本補正波形データを記憶した領域と異なる場合には対
称な位置のデータを読み出すようにデータの読み出し開
始位置及び読み出し方向を変えることにより、前記メモ
リから代表調整点とその近傍の調整点の前記基本補正波
形データを読み出す読出手段と、 前記各代表調整点での調整毎に読み出された代表調整点
とその近傍の調整点の前記基本補正波形データを加減算
することにより、総ての調整点における補正波形データ
を作成する演算処理部とを備えることを特徴とする画像
表示の補正波形データ生成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の画像表示の補正波形データ
生成装置において、 代表調整点以外の調整点として画像表示のブランキング
期間の領域に調整点を設け、 メモリはこのブランキング期間の領域の調整点の基本補
正波形データを含めて記憶し、 演算処理部は前記ブランキング期間の領域の調整点にお
いても補正波形データを作成することを特徴とする画像
表示の補正波形データ生成装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259000A JP3035912B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 画像表示の補正波形データ生成装置 |
KR1019890014543A KR0144734B1 (ko) | 1988-10-14 | 1989-10-11 | 화상표시용 보정파형 데이타 생성장치 |
US07/420,470 US5016095A (en) | 1988-10-14 | 1989-10-12 | Digital convergence for television receiver |
MYPI89001409A MY106268A (en) | 1988-10-14 | 1989-10-13 | Methods of and apparatus for generating correction waveform for an image display. |
GB8923173A GB2225518B (en) | 1988-10-14 | 1989-10-13 | Methods of and apparatus for generating correction waveform data for an image display |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259000A JP3035912B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 画像表示の補正波形データ生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02105793A JPH02105793A (ja) | 1990-04-18 |
JP3035912B2 true JP3035912B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=17327965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63259000A Expired - Lifetime JP3035912B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 画像表示の補正波形データ生成装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5016095A (ja) |
JP (1) | JP3035912B2 (ja) |
KR (1) | KR0144734B1 (ja) |
GB (1) | GB2225518B (ja) |
MY (1) | MY106268A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102255670B1 (ko) | 2019-04-29 | 2021-05-25 | 주식회사 덴탈스튜디오 | 주사기 바늘 수납용 케이스 |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4016398A1 (de) * | 1990-05-22 | 1991-11-28 | Thomson Brandt Gmbh | Fokussiereinrichtung fuer eine bildwiedergabeeinheit |
DE4214317A1 (de) * | 1992-05-04 | 1993-11-11 | Thomson Brandt Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Regelung |
JPH0767122A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-03-10 | Pioneer Electron Corp | コンバーゼンス調整装置 |
JPH07162878A (ja) * | 1993-12-02 | 1995-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | コンバーゼンス調整回路及び投写型表示装置 |
JPH07255059A (ja) * | 1994-03-15 | 1995-10-03 | Sony Corp | レジストレーション調整装置及びレジストレーション調整方法 |
KR0130871B1 (ko) * | 1994-03-21 | 1998-04-21 | 김광호 | 디지탈 콘버젼스 보정방법 및 장치 |
JP3513669B2 (ja) * | 1994-07-06 | 2004-03-31 | 三菱電機株式会社 | 偏向歪補正回路 |
US5739870A (en) * | 1996-03-11 | 1998-04-14 | Display Laboratories, Inc. | Math engine for generating font gradients |
KR100463949B1 (ko) * | 1996-04-26 | 2005-02-28 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 스폿위치표시신호생성방법및장치 |
JP3436005B2 (ja) * | 1996-07-25 | 2003-08-11 | 松下電器産業株式会社 | 波形発生装置 |
DE19704775A1 (de) * | 1997-02-08 | 1998-08-13 | Thomson Brandt Gmbh | Verfahren zur Korrektur der Konvergenz bei einem Projektionsfernsehgerät |
US6281950B1 (en) | 1997-06-16 | 2001-08-28 | Display Laboratories, Inc. | High speed digital zone control |
DE19927782A1 (de) * | 1999-06-18 | 2000-12-21 | Thomson Brandt Gmbh | Schaltung zur Korrektur von Ablenkfehlern in einem Fernsehgerät |
KR100306212B1 (ko) * | 1999-08-21 | 2001-11-01 | 윤종용 | 스플라인 보간을 이용한 컨버젼스 조정장치 및 방법 |
US6473139B1 (en) | 1999-09-30 | 2002-10-29 | Thomson Licensing S.A. | Data error recovery for digital beam landing error correction arrangement |
US6369780B2 (en) | 1999-09-30 | 2002-04-09 | Thomson Licensing S.A. | Auxiliary deflection winding driver disabling arrangement |
KR100393559B1 (ko) * | 2000-09-30 | 2003-08-02 | 삼성전기주식회사 | 디지털 동적 컨버젼스 제어 방법 및 그 시스템 |
JP2002123213A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | Fujitsu Ltd | 画像表示のためのデータ変換方法 |
JP2002158946A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Seiko Epson Corp | プロジェクタおよび画像歪補正方法 |
KR20030042514A (ko) * | 2001-11-23 | 2003-06-02 | 삼성전기주식회사 | Crt 화상장치의 디지털 동적 컨버전스 제어 시스템 |
KR100490407B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2005-05-17 | 삼성전자주식회사 | Crt 포커스 보정 장치 및 방법 |
KR100509502B1 (ko) * | 2003-06-14 | 2005-08-22 | 삼성전자주식회사 | 컨버전스 출력용 dac와 다이나믹 포커스 출력용dac를 공유하는 영상 디스플레이 장치 |
JP4079147B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2008-04-23 | 船井電機株式会社 | 液晶テレビ |
US8584416B2 (en) * | 2005-12-02 | 2013-11-19 | Alabama Metal Industries Corporation | Movement control screed |
JP5416799B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2014-02-12 | ユニ・チャーム株式会社 | 包装体、および包装体パッケージ |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3740608A (en) * | 1970-08-18 | 1973-06-19 | Alphanumeric Inc | Scanning correction methods and systems utilizing stored digital correction values |
JPS57212492A (en) * | 1981-06-24 | 1982-12-27 | Hitachi Ltd | Color diviation corrector for color braun tube |
US4422019A (en) * | 1982-07-12 | 1983-12-20 | Tektronix, Inc. | Apparatus for providing vertical as well as horizontal smoothing of convergence correction signals in a digital convergence system |
GB2126855B (en) * | 1982-09-09 | 1986-04-23 | Link Electronics Ltd | Focus correction |
JPS6163177A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-04-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デイジタルコンバ−ゼンス装置 |
JPS6178294A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-21 | Sony Corp | デイジタルコンバ−ジエンス補正装置 |
JPS61281791A (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-12 | Sony Corp | デイジタルコンバ−ジエンス装置 |
US4687973A (en) * | 1986-07-09 | 1987-08-18 | Electronic Image Systems, Inc. | Digital waveform generator |
JP2778016B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1998-07-23 | 日本電気ホームエレクトロニクス 株式会社 | デイジタルコンバーゼンス回路 |
US4870329A (en) * | 1987-02-27 | 1989-09-26 | Nippon Gijutsu Boeki Co., Ltd. | Digital convergence circuit storing coefficients of fundamental waves of correction data |
US4835602A (en) * | 1987-08-27 | 1989-05-30 | North American Philips Corporation | Color projection television system with apparatus for correcting misconvergence and misgeometry which calculates coefficients of equations representing deflection correction waveforms |
US4871948A (en) * | 1988-11-08 | 1989-10-03 | Honeywell Inc. | Memory mapped deflection correction system |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP63259000A patent/JP3035912B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-10-11 KR KR1019890014543A patent/KR0144734B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-10-12 US US07/420,470 patent/US5016095A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-13 MY MYPI89001409A patent/MY106268A/en unknown
- 1989-10-13 GB GB8923173A patent/GB2225518B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102255670B1 (ko) | 2019-04-29 | 2021-05-25 | 주식회사 덴탈스튜디오 | 주사기 바늘 수납용 케이스 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5016095A (en) | 1991-05-14 |
KR0144734B1 (ko) | 1998-07-15 |
GB2225518A (en) | 1990-05-30 |
MY106268A (en) | 1995-04-29 |
JPH02105793A (ja) | 1990-04-18 |
GB8923173D0 (en) | 1989-11-29 |
GB2225518B (en) | 1993-05-12 |
KR900007255A (ko) | 1990-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3035912B2 (ja) | 画像表示の補正波形データ生成装置 | |
US4754204A (en) | Digital apparatus for convergence correction | |
CA2326333C (en) | Image display device | |
US5216497A (en) | Digital convergence apparatus including an extrapolating circuit | |
US7362385B2 (en) | Image conversion device image conversion method and image projection device | |
US5325446A (en) | Apparatus for image transformation | |
US4591843A (en) | Digital display system | |
US5283652A (en) | Pattern generation using wipe solid generator | |
US5905539A (en) | Method and apparatus for generating a wipe solid | |
JPH0580713A (ja) | 液晶表示装置の映像信号補正回路 | |
JPH02107089A (ja) | 画像表示の補正波形データ移相処理装置 | |
US5751122A (en) | Digital convergence correction system | |
GB2123658A (en) | Display system with circle generator | |
US4703230A (en) | Raster operation circuit | |
JPH0442748Y2 (ja) | ||
JP3431171B2 (ja) | デジタルコンバーゼンス補正装置及びディスプレイ装置 | |
JP2001275130A (ja) | クロマキー処理装置及び処理方法 | |
JPS6172491A (ja) | デイジタルコンバ−ジエンス補正装置 | |
JP2840690B2 (ja) | ワイプパターン発生装置及び映像信号処理装置 | |
JPH07222182A (ja) | コンバーゼンス補正信号発生装置 | |
RU2105355C1 (ru) | Устройство для отображения полутоновых изображений на экране телевизионного приемника | |
JPS62291283A (ja) | デイジタルコンバ−ゼンス補正回路 | |
JPH10210488A (ja) | デジタルコンバーゼンス装置 | |
JPH1013850A (ja) | デジタルコンバーゼンス装置 | |
JPH1131232A (ja) | 多角形描画方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225 Year of fee payment: 9 |