JPH10210488A - デジタルコンバーゼンス装置 - Google Patents
デジタルコンバーゼンス装置Info
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- JPH10210488A JPH10210488A JP2208997A JP2208997A JPH10210488A JP H10210488 A JPH10210488 A JP H10210488A JP 2208997 A JP2208997 A JP 2208997A JP 2208997 A JP2208997 A JP 2208997A JP H10210488 A JPH10210488 A JP H10210488A
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- waveform
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 揮発性メモリに書き込んだデータを元に全て
デジタル的にコンバーゼンス調整を行なうデジタルコン
バーゼンス装置を提供する。 【構成】 カラーテレビジョン受像機のコンバーゼンス
ずれを補正するための補正基準波形のデータと補正基準
波形では補正しきれないコンバーゼンスずれを補正する
ためのコンバーゼンス補正データとを別々のメモリに保
持し、前記コンバーゼンス補正データと前記補正基準波
形データとを合成し、この合成データをアナログ信号に
変換したコンバーゼンス補正波形でコンバーゼンス調整
を行なう。
デジタル的にコンバーゼンス調整を行なうデジタルコン
バーゼンス装置を提供する。 【構成】 カラーテレビジョン受像機のコンバーゼンス
ずれを補正するための補正基準波形のデータと補正基準
波形では補正しきれないコンバーゼンスずれを補正する
ためのコンバーゼンス補正データとを別々のメモリに保
持し、前記コンバーゼンス補正データと前記補正基準波
形データとを合成し、この合成データをアナログ信号に
変換したコンバーゼンス補正波形でコンバーゼンス調整
を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビジョ
ン受像機のコンバーゼンスを補正する装置に関し、有効
画面内外間の補正データの相互干渉が低減された高精度
の補正が可能なデジタルコンバーゼンス装置に関するも
のである。
ン受像機のコンバーゼンスを補正する装置に関し、有効
画面内外間の補正データの相互干渉が低減された高精度
の補正が可能なデジタルコンバーゼンス装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に3原色を発光する3本の投写管を
用いてスクリーンに拡大投射する投写型カラー受像機に
おいては、投写管のスクリーンに対する入射角が各投写
管で異なるため、スクリーン上で色ずれが生じる。これ
らの3原色を重ね合わせるいわゆるコンバーゼンスは、
水平及び垂直走査周期に同期させてアナログ的にコンバ
ーゼンス補正波形を作り、この波形の大きさや形を変え
て調整する(アナログコンバーゼンス)方法をとってい
るがコンバーゼンス精度の点で問題があった。
用いてスクリーンに拡大投射する投写型カラー受像機に
おいては、投写管のスクリーンに対する入射角が各投写
管で異なるため、スクリーン上で色ずれが生じる。これ
らの3原色を重ね合わせるいわゆるコンバーゼンスは、
水平及び垂直走査周期に同期させてアナログ的にコンバ
ーゼンス補正波形を作り、この波形の大きさや形を変え
て調整する(アナログコンバーゼンス)方法をとってい
るがコンバーゼンス精度の点で問題があった。
【0003】そこで、高いコンバーゼンス精度を実現す
るために前記アナログ方式で発生させたコンバーゼンス
補正波形とデジタル方式により生成した微少なコンバー
ゼンスずれを補正するコンバーゼンス補正波形とを合成
したものを最終的なコンバーゼンス補正波形として使用
するデジタルコンバーゼンス装置が特開平4−5869
0号公報等に提案されている。
るために前記アナログ方式で発生させたコンバーゼンス
補正波形とデジタル方式により生成した微少なコンバー
ゼンスずれを補正するコンバーゼンス補正波形とを合成
したものを最終的なコンバーゼンス補正波形として使用
するデジタルコンバーゼンス装置が特開平4−5869
0号公報等に提案されている。
【0004】図8に従来のデジタルコンバーゼンス装置
の構成例を示している。このデジタルコンバーゼンス装
置は、偏向電流周期に同期した同期信号1をアドレス制
御部2に入力すると共に走査線数判別部3に入力する。
また走査線数判別部3の走査線数判別結果を前記アドレ
ス制御部2の制御信号として入力し、この制御信号およ
びコントロールパネル4を操作することによりマイクロ
コンピュータ(以下、「マイコン」という)5から出力
される制御信号によりテストパターン発生回路6を制御
する。アドレス制御部2からの制御信号によりテストパ
ターン発生回路6が駆動され、前記テストパターン発生
回路6の出力を入力とした映像回路7により投写スクリ
ーン上に映像が映出される。
の構成例を示している。このデジタルコンバーゼンス装
置は、偏向電流周期に同期した同期信号1をアドレス制
御部2に入力すると共に走査線数判別部3に入力する。
また走査線数判別部3の走査線数判別結果を前記アドレ
ス制御部2の制御信号として入力し、この制御信号およ
びコントロールパネル4を操作することによりマイクロ
コンピュータ(以下、「マイコン」という)5から出力
される制御信号によりテストパターン発生回路6を制御
する。アドレス制御部2からの制御信号によりテストパ
ターン発生回路6が駆動され、前記テストパターン発生
回路6の出力を入力とした映像回路7により投写スクリ
ーン上に映像が映出される。
【0005】このデジタルコンバーゼンス装置では、コ
ントロールパネル4を操作することで補正を行ないたい
色の選択を行なう。例えば赤色のコンバーゼンスずれを
補正したい場合、コントロールパネル4に設けた赤色を
選択するキーを押す。次に画面上でコンバーゼンス調整
を行ないたい位置を選択する。この時、画面上には図9
に示す様に格子状の升目(クロスハッチ)を表示してお
く。クロスハッチの表示された画面上に表示したカーソ
ル(図9中A)をクロスハッチの交点の一箇所に移動す
ることで、そのカーソルの表示されている位置をコンバ
ーゼンス調整を行なう場所として指定する。コントロー
ルパネル4に設けた上下左右を選択するキーを押すこと
によりカーソルAの位置が格子点上を自由に移動し、コ
ンバーゼンス調整位置を選択することができる。そして
コントロールパネル4に設けているデータ増減キーを押
すことにより、そのカーソル位置のコンバーゼンス補正
量を指示するコンバーゼンス補正データを増減すること
ができる。この補正データはマイコン5に内蔵される揮
発性メモリ8に一次的に保持される。この補正データは
コントロールパネル4上のデータストアキーを押すこと
により、不揮発性メモリ9に保存される。電源のオフ、
オンを行なった時などは、揮発性メモリ8に一時的に保
持されているデータは消えるが、不揮発性メモリ9に保
持しているデータを再度読み込むことにより、前記マイ
コン5に内蔵の揮発性メモリ8に読み込まれる。
ントロールパネル4を操作することで補正を行ないたい
色の選択を行なう。例えば赤色のコンバーゼンスずれを
補正したい場合、コントロールパネル4に設けた赤色を
選択するキーを押す。次に画面上でコンバーゼンス調整
を行ないたい位置を選択する。この時、画面上には図9
に示す様に格子状の升目(クロスハッチ)を表示してお
く。クロスハッチの表示された画面上に表示したカーソ
ル(図9中A)をクロスハッチの交点の一箇所に移動す
ることで、そのカーソルの表示されている位置をコンバ
ーゼンス調整を行なう場所として指定する。コントロー
ルパネル4に設けた上下左右を選択するキーを押すこと
によりカーソルAの位置が格子点上を自由に移動し、コ
ンバーゼンス調整位置を選択することができる。そして
コントロールパネル4に設けているデータ増減キーを押
すことにより、そのカーソル位置のコンバーゼンス補正
量を指示するコンバーゼンス補正データを増減すること
ができる。この補正データはマイコン5に内蔵される揮
発性メモリ8に一次的に保持される。この補正データは
コントロールパネル4上のデータストアキーを押すこと
により、不揮発性メモリ9に保存される。電源のオフ、
オンを行なった時などは、揮発性メモリ8に一時的に保
持されているデータは消えるが、不揮発性メモリ9に保
持しているデータを再度読み込むことにより、前記マイ
コン5に内蔵の揮発性メモリ8に読み込まれる。
【0006】マイコン5が不揮発性メモリ9上のデータ
を基に垂直補間演算を行ない、その垂直補間演算結果を
デジタル補正波形データとして揮発性メモリ8に随時書
き込む。揮発性メモリ8に格納されたデジタル補正波形
データをD/A変換回路10によりアナログ量に変換し
た波形を補正波合成回路11へ入力する。 補正波合成
回路11にアナログ補正波形12を入力してD/A変換
回路10の出力と合成し、補正波合成回路11からの出
力をLPF13で平滑する。一般的に使用されるアナロ
グ補正波形は、パラボラ波、のこぎり波のような形状の
ものである。このLPF13の出力を増幅回路14に入
力し、その出力である増幅されたコンバーゼンス補正波
形をコンバーゼンスヨーク15に印加するというような
デジタルコンバーゼンス制御が行なわれていた。
を基に垂直補間演算を行ない、その垂直補間演算結果を
デジタル補正波形データとして揮発性メモリ8に随時書
き込む。揮発性メモリ8に格納されたデジタル補正波形
データをD/A変換回路10によりアナログ量に変換し
た波形を補正波合成回路11へ入力する。 補正波合成
回路11にアナログ補正波形12を入力してD/A変換
回路10の出力と合成し、補正波合成回路11からの出
力をLPF13で平滑する。一般的に使用されるアナロ
グ補正波形は、パラボラ波、のこぎり波のような形状の
ものである。このLPF13の出力を増幅回路14に入
力し、その出力である増幅されたコンバーゼンス補正波
形をコンバーゼンスヨーク15に印加するというような
デジタルコンバーゼンス制御が行なわれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、デジタル
コンバーゼンス装置を用いてカラーテレビジョン受像機
のデジタルコンバーゼンス補正を行なう場合、水平およ
び垂直走査周期に同期させてアナログ的にコンバーゼン
ス補正波形を作り、このアナログ補正波形とデジタル的
に生成された補正波形を合成し、コンバーゼンス補正波
形を生成していた。したがって、コンバーゼンス調整を
行なうためには必然的にアナログコンバーゼンス補正回
路とデジタルコンバーゼンス補正回路との両方を備える
必要があった。
コンバーゼンス装置を用いてカラーテレビジョン受像機
のデジタルコンバーゼンス補正を行なう場合、水平およ
び垂直走査周期に同期させてアナログ的にコンバーゼン
ス補正波形を作り、このアナログ補正波形とデジタル的
に生成された補正波形を合成し、コンバーゼンス補正波
形を生成していた。したがって、コンバーゼンス調整を
行なうためには必然的にアナログコンバーゼンス補正回
路とデジタルコンバーゼンス補正回路との両方を備える
必要があった。
【0008】また、不揮発性メモリの使用容量を減らす
ため、不揮発性メモリに蓄えるコンバーゼンス補正波形
データを8ビット幅程度に制限しており、そのデータを
基に垂直補間演算を行なっていることから補正の階調を
大きく取ることができなかった。
ため、不揮発性メモリに蓄えるコンバーゼンス補正波形
データを8ビット幅程度に制限しており、そのデータを
基に垂直補間演算を行なっていることから補正の階調を
大きく取ることができなかった。
【0009】また、アナログコンバーゼンスをデジタル
コンバーゼンスで置き換える場合、アナログコンバーゼ
ンス補正波はデジタルコンバーゼンス補正波に比べ大き
なゲインが必要であることから、全ゲイン幅に亘り従来
のデジタルコンバーゼンス並みの高いコンバーゼンス精
度を実現しようとすると、従来方式をそのまま適用した
のでは不揮発性メモリの容量が増大するという問題があ
った。
コンバーゼンスで置き換える場合、アナログコンバーゼ
ンス補正波はデジタルコンバーゼンス補正波に比べ大き
なゲインが必要であることから、全ゲイン幅に亘り従来
のデジタルコンバーゼンス並みの高いコンバーゼンス精
度を実現しようとすると、従来方式をそのまま適用した
のでは不揮発性メモリの容量が増大するという問題があ
った。
【0010】また、コンバーゼンス調整を行なうための
基本補正波をデジタル的に発生させるには、非常に高速
なクロックが必要であるという問題があった。
基本補正波をデジタル的に発生させるには、非常に高速
なクロックが必要であるという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、カラーテレビジョン受像機
のコンバーゼンスずれを補正するための補正基準波形の
データと補正基準波形では補正しきれないコンバーゼン
スずれを補正するためのコンバーゼンス補正データとを
別々のメモリに保持し、前記コンバーゼンス補正データ
と前記補正基準波形データとを合成し、この合成データ
をアナログ信号に変換したコンバーゼンス補正波形でコ
ンバーゼンス調整を行なうようにデジタルコンバーゼン
ス装置を構成した。
に、請求項1記載の発明は、カラーテレビジョン受像機
のコンバーゼンスずれを補正するための補正基準波形の
データと補正基準波形では補正しきれないコンバーゼン
スずれを補正するためのコンバーゼンス補正データとを
別々のメモリに保持し、前記コンバーゼンス補正データ
と前記補正基準波形データとを合成し、この合成データ
をアナログ信号に変換したコンバーゼンス補正波形でコ
ンバーゼンス調整を行なうようにデジタルコンバーゼン
ス装置を構成した。
【0012】本発明によれば、従来のデジタルコンバー
ゼンスのデジタル補正波形データと従来のアナログコン
バーゼンスの補正波形に相当する補正基準波形の波形デ
ータ(アナログコンバーゼンス補正相当データ)とを別
々のメモリに保持することにより、アナログコンバーゼ
ンス補正相当データがデジタルコンバーゼンスの補正デ
ータを記憶するメモリの容量を圧迫することがなく、ア
ナログコンバーゼンス補正相当波形をデジタル的に発生
させることができる。したがって、アナログコンバーゼ
ンス補正回路をマイコンのプログラムに置き換えること
ができ、コンバーゼンス調整をデジタルコンバーゼンス
補正回路のみで行なうことができる。
ゼンスのデジタル補正波形データと従来のアナログコン
バーゼンスの補正波形に相当する補正基準波形の波形デ
ータ(アナログコンバーゼンス補正相当データ)とを別
々のメモリに保持することにより、アナログコンバーゼ
ンス補正相当データがデジタルコンバーゼンスの補正デ
ータを記憶するメモリの容量を圧迫することがなく、ア
ナログコンバーゼンス補正相当波形をデジタル的に発生
させることができる。したがって、アナログコンバーゼ
ンス補正回路をマイコンのプログラムに置き換えること
ができ、コンバーゼンス調整をデジタルコンバーゼンス
補正回路のみで行なうことができる。
【0013】請求項2記載の発明は、補正基準波形デー
タをマイクロコンピュータのプログラム上に保持し、コ
ンバーゼンス補正データを不揮発性メモリに保持し、前
記マイクロコンピュータが前記不揮発性メモリからコン
バーゼンス補正データを読み込んで垂直補間演算を行
い、その垂直補間演算結果に前記マイクロコンピュータ
のプログラム上に保持している補正基準波形データを加
算することにより合成した合成データを揮発性メモリに
書き込み、この書き込んだ合成データをアナログ信号に
変換するようにしたデジタルコンバーゼンス装置であ
る。
タをマイクロコンピュータのプログラム上に保持し、コ
ンバーゼンス補正データを不揮発性メモリに保持し、前
記マイクロコンピュータが前記不揮発性メモリからコン
バーゼンス補正データを読み込んで垂直補間演算を行
い、その垂直補間演算結果に前記マイクロコンピュータ
のプログラム上に保持している補正基準波形データを加
算することにより合成した合成データを揮発性メモリに
書き込み、この書き込んだ合成データをアナログ信号に
変換するようにしたデジタルコンバーゼンス装置であ
る。
【0014】本発明によれば、デジタルコンバーゼンス
を実行するマイクロコンピュータのプログラム内に補正
基準波形データ(アナログコンバーゼンス補正相当デー
タ)を持つので、デジタルコンバーゼンスの実行時にア
ナログコンバーゼンス補正相当データを合成することが
でき、アナログコンバーゼンス補正回路をマイコンのプ
ログラムに置き換えることができ、コンバーゼンス調整
をデジタルコンバーゼンス補正回路のみで行なうことが
できる。
を実行するマイクロコンピュータのプログラム内に補正
基準波形データ(アナログコンバーゼンス補正相当デー
タ)を持つので、デジタルコンバーゼンスの実行時にア
ナログコンバーゼンス補正相当データを合成することが
でき、アナログコンバーゼンス補正回路をマイコンのプ
ログラムに置き換えることができ、コンバーゼンス調整
をデジタルコンバーゼンス補正回路のみで行なうことが
できる。
【0015】請求項3記載の発明は、偏向電流周期に同
期した同期信号を入力とした走査線数判別部と、この走
査線数判別部から出力される走査線数判別結果により制
御され前記同期信号に同期して動作するアドレス制御部
と、コンバーゼンス調整に関する操作を行うためのコン
トロールパネルと、このコントロールパネルから操作内
容に応じて出力される制御信号および前記アドレス制御
部から出力される制御信号により制御されるテストパタ
ーン発生回路と、このテストパターン発生回路の出力を
入力とする映像回路と、前記コントロールパネルから入
力されたコンバーゼンス補正データを格納する不揮発性
メモリと、この不揮発性メモリからコンバーゼンス補正
データを読み込んで垂直補間演算を行うマイクロコンピ
ュータと、このマイクロコンピュータが行なう垂直補間
演算の演算結果データと該マイクロコンピュータのプロ
グラム上に保持している補正基準波形データとを加算す
ることにより合成した合成データを格納する揮発性メモ
リと、この揮発性メモリの合成データをアナログ信号に
変換するD/A変換器と、このD/A変換器の出力に基
づいて駆動されるコンバーゼンスヨークとを備えたデジ
タルコンバーゼンス装置である。
期した同期信号を入力とした走査線数判別部と、この走
査線数判別部から出力される走査線数判別結果により制
御され前記同期信号に同期して動作するアドレス制御部
と、コンバーゼンス調整に関する操作を行うためのコン
トロールパネルと、このコントロールパネルから操作内
容に応じて出力される制御信号および前記アドレス制御
部から出力される制御信号により制御されるテストパタ
ーン発生回路と、このテストパターン発生回路の出力を
入力とする映像回路と、前記コントロールパネルから入
力されたコンバーゼンス補正データを格納する不揮発性
メモリと、この不揮発性メモリからコンバーゼンス補正
データを読み込んで垂直補間演算を行うマイクロコンピ
ュータと、このマイクロコンピュータが行なう垂直補間
演算の演算結果データと該マイクロコンピュータのプロ
グラム上に保持している補正基準波形データとを加算す
ることにより合成した合成データを格納する揮発性メモ
リと、この揮発性メモリの合成データをアナログ信号に
変換するD/A変換器と、このD/A変換器の出力に基
づいて駆動されるコンバーゼンスヨークとを備えたデジ
タルコンバーゼンス装置である。
【0016】この構成によれば、アナログコンバーゼン
ス補正回路をマイコンのプログラムに置き換えることが
でき、コンバーゼンス補正をデジタルコンバーゼンス補
正回路のみで行なうことができるという作用を有する。
ス補正回路をマイコンのプログラムに置き換えることが
でき、コンバーゼンス補正をデジタルコンバーゼンス補
正回路のみで行なうことができるという作用を有する。
【0017】請求項4記載の発明は、カラーテレビジョ
ン受像機のコンバーゼンスずれを補正する補正基準波形
のデータからゲイン調整が可能な補正基準波形を生成
し、補正基準波形では補正しきれないコンバーゼンスず
れを補正するために設定したコンバーゼンス補正データ
からデジタル補正波形を生成し、このデジタル補正波形
を補正基準波形に加算してコンバーゼンス補正波形を生
成し、このコンバーゼンス補正波形でコンバーゼンス調
整を行なうデジタルコンバーゼンス装置である。
ン受像機のコンバーゼンスずれを補正する補正基準波形
のデータからゲイン調整が可能な補正基準波形を生成
し、補正基準波形では補正しきれないコンバーゼンスず
れを補正するために設定したコンバーゼンス補正データ
からデジタル補正波形を生成し、このデジタル補正波形
を補正基準波形に加算してコンバーゼンス補正波形を生
成し、このコンバーゼンス補正波形でコンバーゼンス調
整を行なうデジタルコンバーゼンス装置である。
【0018】本発明によれば、アナログコンバーゼンス
補正相当波形のゲインを自由に変更出来、アナログ補正
相当波形のゲイン不足を解消でき、またアナログコンバ
ーゼンス補正回路をマイコンのプログラムに置き換える
ことができる。
補正相当波形のゲインを自由に変更出来、アナログ補正
相当波形のゲイン不足を解消でき、またアナログコンバ
ーゼンス補正回路をマイコンのプログラムに置き換える
ことができる。
【0019】請求項5記載の発明は、マイクロコンピュ
ータのプログラム内に保持する補正基準波形データを第
1の揮発性メモリに書き込み、不揮発性メモリに保持し
ておいたコンバーゼンス補正データから補正基準波形で
は補正しきれないコンバーゼンスずれを補正する補正波
形のデータを求めて第2の揮発性メモリに書き込み、第
1の揮発性メモリに書き込まれた波形データから生成し
た補正基準波形をゲイン制御し、第2の揮発性メモリの
補正波形データから生成した補正波形と前記ゲイン制御
した補正基準波形とを加算してコンバーゼンス補正波形
を生成するデジタルコンバーゼンス装置である。
ータのプログラム内に保持する補正基準波形データを第
1の揮発性メモリに書き込み、不揮発性メモリに保持し
ておいたコンバーゼンス補正データから補正基準波形で
は補正しきれないコンバーゼンスずれを補正する補正波
形のデータを求めて第2の揮発性メモリに書き込み、第
1の揮発性メモリに書き込まれた波形データから生成し
た補正基準波形をゲイン制御し、第2の揮発性メモリの
補正波形データから生成した補正波形と前記ゲイン制御
した補正基準波形とを加算してコンバーゼンス補正波形
を生成するデジタルコンバーゼンス装置である。
【0020】本発明によれば、マイクロコンピュータの
プログラム内に保持する補正基準波形データを第1の揮
発性メモリに書き込んでデジタル補正波形データとは別
にアナログ信号に変換するので、アナログコンバーゼン
ス補正相当波形のゲインを自由に変更でき、アナログ補
正相当波形のゲイン不足を解消できる。
プログラム内に保持する補正基準波形データを第1の揮
発性メモリに書き込んでデジタル補正波形データとは別
にアナログ信号に変換するので、アナログコンバーゼン
ス補正相当波形のゲインを自由に変更でき、アナログ補
正相当波形のゲイン不足を解消できる。
【0021】請求項6記載の発明は、偏向電流周期に同
期した同期信号を入力とした走査線数判別部と、この走
査線数判別部から出力される走査線数判別結果により制
御され前記同期信号に同期して動作するアドレス制御部
と、コンバーゼンス調整に関する操作を行うためのコン
トロールパネルと、このコントロールパネルから操作内
容に応じて出力される制御信号および前記アドレス制御
部から出力される制御信号により制御されるテストパタ
ーン発生回路と、このテストパターン発生回路の出力を
入力とする映像回路と、前記コントロールパネルから入
力されるコンバーゼンスずれを高精度に補正するコンバ
ーゼンス補正データを記憶する不揮発性メモリと、この
不揮発性メモリからコンバーゼンス補正データを読み込
んで垂直補間演算を行うマイクロコンピュータと、この
マイクロコンピュータのプログラム内に保持した補正基
準波形のデータを格納する第1の揮発性メモリと、前記
マイクロコンピュータが前記コンバーゼンス補正データ
をもとに行なった垂直補間演算の演算結果データを格納
する第2の揮発性メモリと、前記第1の揮発性メモリの
データをアナログ信号に変換する第1のD/A変換器
と、この第1のD/A変換器をゲイン制御してアナログ
信号のゲインを調整するゲイン制御手段と、前記第2の
揮発性メモリのデータをアナログ信号に変換する第2の
D/A変換器と、この第2のD/A変換器から出力され
るアナログ信号と前記第1のD/A変換器から出力され
るゲイン制御されたアナログ信号とを加算する加算回路
と、この加算回路の出力信号に基づいて駆動されるコン
バーゼンスヨークとを設けたデジタルコンバーゼンス装
置である。
期した同期信号を入力とした走査線数判別部と、この走
査線数判別部から出力される走査線数判別結果により制
御され前記同期信号に同期して動作するアドレス制御部
と、コンバーゼンス調整に関する操作を行うためのコン
トロールパネルと、このコントロールパネルから操作内
容に応じて出力される制御信号および前記アドレス制御
部から出力される制御信号により制御されるテストパタ
ーン発生回路と、このテストパターン発生回路の出力を
入力とする映像回路と、前記コントロールパネルから入
力されるコンバーゼンスずれを高精度に補正するコンバ
ーゼンス補正データを記憶する不揮発性メモリと、この
不揮発性メモリからコンバーゼンス補正データを読み込
んで垂直補間演算を行うマイクロコンピュータと、この
マイクロコンピュータのプログラム内に保持した補正基
準波形のデータを格納する第1の揮発性メモリと、前記
マイクロコンピュータが前記コンバーゼンス補正データ
をもとに行なった垂直補間演算の演算結果データを格納
する第2の揮発性メモリと、前記第1の揮発性メモリの
データをアナログ信号に変換する第1のD/A変換器
と、この第1のD/A変換器をゲイン制御してアナログ
信号のゲインを調整するゲイン制御手段と、前記第2の
揮発性メモリのデータをアナログ信号に変換する第2の
D/A変換器と、この第2のD/A変換器から出力され
るアナログ信号と前記第1のD/A変換器から出力され
るゲイン制御されたアナログ信号とを加算する加算回路
と、この加算回路の出力信号に基づいて駆動されるコン
バーゼンスヨークとを設けたデジタルコンバーゼンス装
置である。
【0022】この構成によれば、アナログコンバーゼン
ス補正相当波形のゲインを自由に変更でき、アナログ補
正相当波形のゲイン不足を解消でき、またアナログコン
バーゼンス補正回路をマイコンのプログラムに置き換え
ることが出来るというデジタルコンバーゼンス装置を提
供できる。
ス補正相当波形のゲインを自由に変更でき、アナログ補
正相当波形のゲイン不足を解消でき、またアナログコン
バーゼンス補正回路をマイコンのプログラムに置き換え
ることが出来るというデジタルコンバーゼンス装置を提
供できる。
【0023】請求項7記載の発明は、第1の揮発性メモ
リに2乗波、3乗波、のこぎり波等の基本補正波を発生
させる波形データを保持し、この補正基準波形データを
第1のD/A変換器でアナログ信号に変換して、高精度
なコンバーゼンス調整を行なうようにしたデジタルコン
バーゼンス装置である。
リに2乗波、3乗波、のこぎり波等の基本補正波を発生
させる波形データを保持し、この補正基準波形データを
第1のD/A変換器でアナログ信号に変換して、高精度
なコンバーゼンス調整を行なうようにしたデジタルコン
バーゼンス装置である。
【0024】請求項8記載の発明は、補正基準波形の波
形データを基準クロックで動作する第1のラッチ回路に
入力し、前記基準クロックを遅延させたクロックで動作
する第2のラッチ回路に前記第1のラッチ回路の出力を
入力し、前記第1、第2のラッチ回路の出力を組み合わ
せて基準クロックよりも高精度の波形データを発生させ
るデジタルコンバーゼンス装置である。
形データを基準クロックで動作する第1のラッチ回路に
入力し、前記基準クロックを遅延させたクロックで動作
する第2のラッチ回路に前記第1のラッチ回路の出力を
入力し、前記第1、第2のラッチ回路の出力を組み合わ
せて基準クロックよりも高精度の波形データを発生させ
るデジタルコンバーゼンス装置である。
【0025】この構成によれば、高精度の基本補正波を
高速なクロックを用いること無しに発生させ、その基本
補正波をゲイン調整した後、デジタルコンバーゼンス波
形と合成し、その波形を用いコンバーゼンス調整を行な
うことの出来るデジタルコンバーゼンス装置を提供でき
る。
高速なクロックを用いること無しに発生させ、その基本
補正波をゲイン調整した後、デジタルコンバーゼンス波
形と合成し、その波形を用いコンバーゼンス調整を行な
うことの出来るデジタルコンバーゼンス装置を提供でき
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1のデジタルコンバ
ーゼンス装置の構成を示している。
て図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1のデジタルコンバ
ーゼンス装置の構成を示している。
【0027】このデジタルコンバーゼンス装置は、偏向
電流周期に同期した同期信号1がアドレス制御部2に入
力されると共に走査線数判別部3に入力される。アドレ
ス制御部2に走査線数判別部3の走査線数判別結果が制
御信号として入力される。走査線数判別部3からの制御
信号およびコントロールパネル4を操作することにより
マイコン20から出力される制御信号により、テストパ
ターン発生回路6が制御される。テストパターン発生回
路6はアドレス制御部3からの制御信号によって駆動さ
れ映像回路7へテストパターンを出力する。このテスト
パターン発生回路6の出力を映像回路7に入力すること
により投写スクリーン上に映像を映出すことができる。
電流周期に同期した同期信号1がアドレス制御部2に入
力されると共に走査線数判別部3に入力される。アドレ
ス制御部2に走査線数判別部3の走査線数判別結果が制
御信号として入力される。走査線数判別部3からの制御
信号およびコントロールパネル4を操作することにより
マイコン20から出力される制御信号により、テストパ
ターン発生回路6が制御される。テストパターン発生回
路6はアドレス制御部3からの制御信号によって駆動さ
れ映像回路7へテストパターンを出力する。このテスト
パターン発生回路6の出力を映像回路7に入力すること
により投写スクリーン上に映像を映出すことができる。
【0028】コントロールパネル4に表示するコンバー
ゼンス調整に関する各種キーを操作することにより所望
のコンバーゼンス補正波形をデジタル的に生成する。コ
ントロールパネル4には、コンバーゼンスずれを補正し
たい調整色を選択するキー、投写スクリーンの画面上で
コンバーゼンス調整を行ないたい場所を選択するキー、
コンバーゼンス補正データを増減させるキーなどが用意
されている。
ゼンス調整に関する各種キーを操作することにより所望
のコンバーゼンス補正波形をデジタル的に生成する。コ
ントロールパネル4には、コンバーゼンスずれを補正し
たい調整色を選択するキー、投写スクリーンの画面上で
コンバーゼンス調整を行ないたい場所を選択するキー、
コンバーゼンス補正データを増減させるキーなどが用意
されている。
【0029】例えば赤色のコンバーゼンスずれを補正し
たい場合、コントロールパネル4に設けた赤色を選択す
るキーを押す。次に投写スクリーンの画面上でコンバー
ゼンス調整を行ないたい場所を選択する。具体的には、
図9に示す様に画面上に格子状のクロスハッチを表示し
ておき、そのクロスハッチの交点の一箇所にカーソルA
を表示する。コントロールパネル4に設けた上下左右を
選択するキーを押すことにより、カーソルを移動させて
画面中の格子点上でのカーソル位置を自由に選択する。
マイコン20はカーソルAの表示されている位置をコン
バーゼンス調整を行なう場所であると認識する。また、
コントロールパネル4のデータ増減キーを押すことによ
り、そのカーソル位置のコンバーゼンス補正データを増
減させる。マイコン20はこのコンバーゼンス補正デー
タをマイコン内蔵の揮発性メモリ8に一次的に保持す
る。なお、マイコン20に内蔵されている揮発性メモリ
8は、マイコン外に設けることも可能である。コントロ
ールパネル4上のデータストアキーが押されると、揮発
性メモリ8のコンバーゼンス補正データを不揮発性メモ
リ9に保存する。電源のオフ、オンを行なった時など
は、不揮発性メモリ9に保存されたコンバーゼンス補正
データがマイコン20内蔵の揮発性メモリ8に読み込ま
れる。
たい場合、コントロールパネル4に設けた赤色を選択す
るキーを押す。次に投写スクリーンの画面上でコンバー
ゼンス調整を行ないたい場所を選択する。具体的には、
図9に示す様に画面上に格子状のクロスハッチを表示し
ておき、そのクロスハッチの交点の一箇所にカーソルA
を表示する。コントロールパネル4に設けた上下左右を
選択するキーを押すことにより、カーソルを移動させて
画面中の格子点上でのカーソル位置を自由に選択する。
マイコン20はカーソルAの表示されている位置をコン
バーゼンス調整を行なう場所であると認識する。また、
コントロールパネル4のデータ増減キーを押すことによ
り、そのカーソル位置のコンバーゼンス補正データを増
減させる。マイコン20はこのコンバーゼンス補正デー
タをマイコン内蔵の揮発性メモリ8に一次的に保持す
る。なお、マイコン20に内蔵されている揮発性メモリ
8は、マイコン外に設けることも可能である。コントロ
ールパネル4上のデータストアキーが押されると、揮発
性メモリ8のコンバーゼンス補正データを不揮発性メモ
リ9に保存する。電源のオフ、オンを行なった時など
は、不揮発性メモリ9に保存されたコンバーゼンス補正
データがマイコン20内蔵の揮発性メモリ8に読み込ま
れる。
【0030】マイコン20は、コンバーゼンス補正デー
タを揮発性メモリ8に一旦保存すると、以後は揮発性メ
モリ上からコンバーゼンス補正データを取り込んで垂直
補間演算を行ない、高精度に微少なコンバーゼンスずれ
を補正するデジタルコンバーゼンスの補正波形データを
生成する。そして、コンバーゼンス補正データの垂直補
間演算結果とマイコン20がプログラム上にアナログ補
正相当データとして持つ補正基準波形データを加算して
揮発性メモリ8に書き込む。
タを揮発性メモリ8に一旦保存すると、以後は揮発性メ
モリ上からコンバーゼンス補正データを取り込んで垂直
補間演算を行ない、高精度に微少なコンバーゼンスずれ
を補正するデジタルコンバーゼンスの補正波形データを
生成する。そして、コンバーゼンス補正データの垂直補
間演算結果とマイコン20がプログラム上にアナログ補
正相当データとして持つ補正基準波形データを加算して
揮発性メモリ8に書き込む。
【0031】マイコン20がプログラム上に持つアナロ
グ補正相当データとは次のようなものである。例えばア
ナログ的に生成されるコンバーゼンス補正波形のパラボ
ラ波に相当する波形に垂直補間演算結果を加算する場
合、パラボラ波を規定する二次関数y=ax^2(^2
は2乗を表す,aは任意の定数)で表されるyに相当す
る16ビットのデータがアナログ補正相当データとな
る。
グ補正相当データとは次のようなものである。例えばア
ナログ的に生成されるコンバーゼンス補正波形のパラボ
ラ波に相当する波形に垂直補間演算結果を加算する場
合、パラボラ波を規定する二次関数y=ax^2(^2
は2乗を表す,aは任意の定数)で表されるyに相当す
る16ビットのデータがアナログ補正相当データとな
る。
【0032】このような補正基準波形データを垂直補間
演算結果に加算することにより、垂直補間演算結果が表
す波形に、従来アナログ補正回路で生成していたパラボ
ラ波形を加算した波形を発生させることができる。
演算結果に加算することにより、垂直補間演算結果が表
す波形に、従来アナログ補正回路で生成していたパラボ
ラ波形を加算した波形を発生させることができる。
【0033】ここで、不揮発性メモリ9の使用容量を減
らすため、不揮発性メモリ9には揮発性メモリ8のデー
タ幅より狭いものを使用する。つまり各格子点上の補正
データを8ビットのデータとして不揮発性メモリ9に格
納し、この8ビットのデータを使用し垂直補間演算を行
ない、演算結果は16ビットのアナログ補正相当データ
に合成された16ビットデータとして揮発性メモリ8に
格納するといったことを行なう。
らすため、不揮発性メモリ9には揮発性メモリ8のデー
タ幅より狭いものを使用する。つまり各格子点上の補正
データを8ビットのデータとして不揮発性メモリ9に格
納し、この8ビットのデータを使用し垂直補間演算を行
ない、演算結果は16ビットのアナログ補正相当データ
に合成された16ビットデータとして揮発性メモリ8に
格納するといったことを行なう。
【0034】揮発性メモリ8に格納されたコンバーゼン
ス補正データをD/A変換回路10によりアナログ量に
変換した補正波形をLPF13で平滑する。このLPF
13の出力を増幅回路14に入力し、ここで増幅された
コンバーゼンス補正波形をコンバーゼンスヨーク15に
印加する。
ス補正データをD/A変換回路10によりアナログ量に
変換した補正波形をLPF13で平滑する。このLPF
13の出力を増幅回路14に入力し、ここで増幅された
コンバーゼンス補正波形をコンバーゼンスヨーク15に
印加する。
【0035】以上のように、本実施の形態1のデジタル
コンバーゼンス装置によれば、コンバーゼンス補正をデ
ジタルコンバーゼンス補正回路のみで行なうことができ
る。これによりアナログ補正波形を用いることがなくな
るため、従来用いられていたアナログ補正回路を用いる
ことなく、アナログ補正波形と同形状のコンバーゼンス
補正波形を生成出来、デジタルコンバーゼンスのみでの
コンバーゼンス調整を行なうことが出来る。
コンバーゼンス装置によれば、コンバーゼンス補正をデ
ジタルコンバーゼンス補正回路のみで行なうことができ
る。これによりアナログ補正波形を用いることがなくな
るため、従来用いられていたアナログ補正回路を用いる
ことなく、アナログ補正波形と同形状のコンバーゼンス
補正波形を生成出来、デジタルコンバーゼンスのみでの
コンバーゼンス調整を行なうことが出来る。
【0036】また、アナログ補正波形に相当するデータ
は、揮発性メモリ8に書き込むデータであるので、16
ビットの階調を付けることが出来、高精度の補正を行な
うことが出来る。
は、揮発性メモリ8に書き込むデータであるので、16
ビットの階調を付けることが出来、高精度の補正を行な
うことが出来る。
【0037】(実施の形態2)図2は本実施の形態のデ
ジタルコンバーゼンス装置の構成を示している。このデ
ジタルコンバーゼンス装置は、偏向電流周期に同期した
同期信号1をアドレス制御部2に入力すると共に走査線
数判別部3に入力する。また走査線数判別部3の走査線
数判別結果をアドレス制御部2の制御信号として入力
し、この制御信号およびコントロールパネル4を操作す
ることによりマイコン21から出力される制御信号によ
り、テストパターン発生回路6を制御する。またアドレ
ス制御部2からの制御信号によりテストパターン発生回
路6が駆動され、テストパターン発生回路6の出力を入
力とした映像回路7により投写スクリーン上に映像が映
出される。
ジタルコンバーゼンス装置の構成を示している。このデ
ジタルコンバーゼンス装置は、偏向電流周期に同期した
同期信号1をアドレス制御部2に入力すると共に走査線
数判別部3に入力する。また走査線数判別部3の走査線
数判別結果をアドレス制御部2の制御信号として入力
し、この制御信号およびコントロールパネル4を操作す
ることによりマイコン21から出力される制御信号によ
り、テストパターン発生回路6を制御する。またアドレ
ス制御部2からの制御信号によりテストパターン発生回
路6が駆動され、テストパターン発生回路6の出力を入
力とした映像回路7により投写スクリーン上に映像が映
出される。
【0038】補正を行ないたい色の選択を行なう場合、
例えば赤色のコンバーゼンスずれを補正するにはコント
ロールパネル4に設けた赤色を選択するキーを押す。次
に画面上でコンバーゼンス調整を行ないたい場所を選択
する。この時、画面上にはクロスハッチが表示されてい
る。カーソルの表示されてる位置がコンバーゼンス調整
を行なう場所となる。コントロールパネル4に設けた上
下左右を選択するキーを押すことにより、カーソルの位
置は画面中の格子点上で自由に選択することができる。
そしてコントロールパネル4のデータ増減キーを押すこ
とにより、そのカーソル位置のコンバーゼンス補正デー
タは増減される。この補正データはマイコン21に内蔵
される揮発性メモリ8に一次的に保持される。この補正
データはコントロールパネル4上のデータストアキーを
押すことにより、不揮発性メモリ9に保存される。電源
のオフ、オンを行なった時などは、不揮発性メモリ9に
保存されたデータがマイコン21内蔵の揮発性メモリ8
に読み込まれる。以後はマイコン21内蔵の揮発性メモ
リ8上のデータを元に、マイコン21が垂直補間演算を
行ない、演算結果を揮発性メモリ8に書き込む。
例えば赤色のコンバーゼンスずれを補正するにはコント
ロールパネル4に設けた赤色を選択するキーを押す。次
に画面上でコンバーゼンス調整を行ないたい場所を選択
する。この時、画面上にはクロスハッチが表示されてい
る。カーソルの表示されてる位置がコンバーゼンス調整
を行なう場所となる。コントロールパネル4に設けた上
下左右を選択するキーを押すことにより、カーソルの位
置は画面中の格子点上で自由に選択することができる。
そしてコントロールパネル4のデータ増減キーを押すこ
とにより、そのカーソル位置のコンバーゼンス補正デー
タは増減される。この補正データはマイコン21に内蔵
される揮発性メモリ8に一次的に保持される。この補正
データはコントロールパネル4上のデータストアキーを
押すことにより、不揮発性メモリ9に保存される。電源
のオフ、オンを行なった時などは、不揮発性メモリ9に
保存されたデータがマイコン21内蔵の揮発性メモリ8
に読み込まれる。以後はマイコン21内蔵の揮発性メモ
リ8上のデータを元に、マイコン21が垂直補間演算を
行ない、演算結果を揮発性メモリ8に書き込む。
【0039】また、マイコン21がプログラム上に持つ
アナログ補正相当データを揮発性メモリ22に書き込
む。ここで不揮発性メモリ9は使用容量を減らすため、
揮発性メモリ8のデータ幅より狭いものを使用する。つ
まり各格子点上のデータを8ビットのデータとして不揮
発性メモリ9に格納し、この8ビットのデータを使用し
垂直補間演算を行ない、演算結果は16ビットデータと
して揮発性メモリ8に格納するといったことを行なう。
アナログ補正相当データを揮発性メモリ22に書き込
む。ここで不揮発性メモリ9は使用容量を減らすため、
揮発性メモリ8のデータ幅より狭いものを使用する。つ
まり各格子点上のデータを8ビットのデータとして不揮
発性メモリ9に格納し、この8ビットのデータを使用し
垂直補間演算を行ない、演算結果は16ビットデータと
して揮発性メモリ8に格納するといったことを行なう。
【0040】揮発性メモリ8に格納されたコンバーゼン
ス補正データをD/A変換回路10によりアナログ量に
変換した補正波形をLPF13で平滑する。これにより
コンバーゼンスずれを高精度に補正する補正波形が生成
されたことになる。
ス補正データをD/A変換回路10によりアナログ量に
変換した補正波形をLPF13で平滑する。これにより
コンバーゼンスずれを高精度に補正する補正波形が生成
されたことになる。
【0041】一方、揮発性メモリ22に格納されたアナ
ログコンバーゼンス補正相当データをデータ処理回路2
3を介してD/A変換器24に入力する。D/A変換器
24は、マイコン21からゲイン調整が可能になってい
る。したがって、D/A変換器24がアナログコンバー
ゼンス補正相当データをアナログ信号に変換した補正波
形を出力し、その波形のゲインがマイコン21からD/
A変換器24を制御することにより調整される。 D/
A変換器24から出力される補正波形のアナログ信号が
LPF25により平滑される。これによりコンバーゼン
スずれ全体に対応したコンバーゼンス補正波形がデジタ
ル的に生成され、かつそのコンバーゼンス補正波形のゲ
インが任意の大きさに調整されたことになる。
ログコンバーゼンス補正相当データをデータ処理回路2
3を介してD/A変換器24に入力する。D/A変換器
24は、マイコン21からゲイン調整が可能になってい
る。したがって、D/A変換器24がアナログコンバー
ゼンス補正相当データをアナログ信号に変換した補正波
形を出力し、その波形のゲインがマイコン21からD/
A変換器24を制御することにより調整される。 D/
A変換器24から出力される補正波形のアナログ信号が
LPF25により平滑される。これによりコンバーゼン
スずれ全体に対応したコンバーゼンス補正波形がデジタ
ル的に生成され、かつそのコンバーゼンス補正波形のゲ
インが任意の大きさに調整されたことになる。
【0042】このLPF25の出力とLPF13の出力
が加算回路26により加算され、その加算信号を増幅回
路14に入力し、ここで増幅されたコンバーゼンス補正
波形をコンバーゼンスヨーク15に印加する。
が加算回路26により加算され、その加算信号を増幅回
路14に入力し、ここで増幅されたコンバーゼンス補正
波形をコンバーゼンスヨーク15に印加する。
【0043】以上のように、本実施の形態のデジタルコ
ンバーゼンス装置によれば、コンバーゼンス補正をデジ
タルコンバーゼンス補正回路のみで行なうことができ
る。これにより、従来用いられていたアナログ補正回路
を用いることなく、アナログ補正波形と同形状のコンバ
ーゼンス補正波形を生成出来、デジタルコンバーゼンス
のみでのコンバーゼンス調整を行なうことが出来る。
ンバーゼンス装置によれば、コンバーゼンス補正をデジ
タルコンバーゼンス補正回路のみで行なうことができ
る。これにより、従来用いられていたアナログ補正回路
を用いることなく、アナログ補正波形と同形状のコンバ
ーゼンス補正波形を生成出来、デジタルコンバーゼンス
のみでのコンバーゼンス調整を行なうことが出来る。
【0044】アナログ補正相当波形のゲイン調整を行な
うことができ、アナログ補正相当波形のゲイン不足を解
消できる。
うことができ、アナログ補正相当波形のゲイン不足を解
消できる。
【0045】また、アナログ補正波形に相当するデータ
は、揮発性メモリ22に書き込むデータであるので、1
6ビットの階調を付けることができ、高精度の補正を行
なうことができ、また不揮発性メモリ9の使用容量を削
減することができる。
は、揮発性メモリ22に書き込むデータであるので、1
6ビットの階調を付けることができ、高精度の補正を行
なうことができ、また不揮発性メモリ9の使用容量を削
減することができる。
【0046】(実施の形態3)図3に実施の形態3のデ
ジタルコンバーゼンス装置の構成を示す。なお、図2に
示す装置と同一機能を有する部分には同一符号を付して
いる。
ジタルコンバーゼンス装置の構成を示す。なお、図2に
示す装置と同一機能を有する部分には同一符号を付して
いる。
【0047】この実施の形態では、揮発性メモリ22か
ら読み出したアナログ補正相当波形を生成するための補
正基準波形データを、直接D/A変換回路24へ入力す
るのではなく、図4の回路構成を有する補正波発生回路
30に入力して高精度の補正基準波形データに変換して
からD/A変換回路24へ入力する。以下、本実施の形
態の動作として、アナログ補正相当波形に高精度パラボ
ラ波を生成してこれにデジタル的に生成する補正基準波
形を合成する場合について説明する。
ら読み出したアナログ補正相当波形を生成するための補
正基準波形データを、直接D/A変換回路24へ入力す
るのではなく、図4の回路構成を有する補正波発生回路
30に入力して高精度の補正基準波形データに変換して
からD/A変換回路24へ入力する。以下、本実施の形
態の動作として、アナログ補正相当波形に高精度パラボ
ラ波を生成してこれにデジタル的に生成する補正基準波
形を合成する場合について説明する。
【0048】なお、マイコン21が不揮発性メモリ9の
コンバーゼンス補正データを使用して垂直補間演算を行
ない、演算結果を16ビットデータとして揮発性メモリ
8に格納し、揮発性メモリ8に格納された補正波形デー
タをD/A変換回路10によりアナログ量に変換して加
算回路26に入力すること、およびマイコン21がプロ
グラム上に保持しているアナログ補正相当波形の波形デ
ータを揮発性メモリ22に書き込むことは、前述した実
施の形態2と同じである。
コンバーゼンス補正データを使用して垂直補間演算を行
ない、演算結果を16ビットデータとして揮発性メモリ
8に格納し、揮発性メモリ8に格納された補正波形デー
タをD/A変換回路10によりアナログ量に変換して加
算回路26に入力すること、およびマイコン21がプロ
グラム上に保持しているアナログ補正相当波形の波形デ
ータを揮発性メモリ22に書き込むことは、前述した実
施の形態2と同じである。
【0049】高精度パラボラ波を発生させる補正波発生
回路30では、第1のラッチ回路31に揮発性メモリ2
2から読み出されたデータが入力し、この第1のラッチ
回路31の出力を分岐した一方を第2のラッチ回路32
に入力する。図5に示す基準クロックCK0を補正波発
生回路30に入力して直接第1のラッチ回路31に与
え、かつ基準クロックCK0を反転回路33を介して反
転させたクロックCK1を第2のラッチ回路32に与え
ている。基準クロックCK0は100ミリ秒間隔のクロ
ックとしている。クロックCK1は基準クロックCK0
を反転させたものであるので、基準クロックCK0が1
00ミリ秒間隔のクロックであれば、基準CK0より5
0ミリ秒遅れたクロックとなる。
回路30では、第1のラッチ回路31に揮発性メモリ2
2から読み出されたデータが入力し、この第1のラッチ
回路31の出力を分岐した一方を第2のラッチ回路32
に入力する。図5に示す基準クロックCK0を補正波発
生回路30に入力して直接第1のラッチ回路31に与
え、かつ基準クロックCK0を反転回路33を介して反
転させたクロックCK1を第2のラッチ回路32に与え
ている。基準クロックCK0は100ミリ秒間隔のクロ
ックとしている。クロックCK1は基準クロックCK0
を反転させたものであるので、基準クロックCK0が1
00ミリ秒間隔のクロックであれば、基準CK0より5
0ミリ秒遅れたクロックとなる。
【0050】揮発性メモリ22に保持されているパラボ
ラ波相当データ(xの2乗データ)は、36(6の2
乗),25(5の2乗),16(4の2乗),9(3の
2乗),4(2の2乗)のようなデータであり、第1の
ラッチ回路31を通りCK0に同期し図5中のTP1の
ように読み出され、25,16,9,4というように1
00ミリ秒間隔で変化していく。
ラ波相当データ(xの2乗データ)は、36(6の2
乗),25(5の2乗),16(4の2乗),9(3の
2乗),4(2の2乗)のようなデータであり、第1の
ラッチ回路31を通りCK0に同期し図5中のTP1の
ように読み出され、25,16,9,4というように1
00ミリ秒間隔で変化していく。
【0051】一方、第2のラッチ回路32の出力TP2
には、当該第2のラッチ回路32からCK1に同期して
TP2のようなデータが読み出される。第1、第2のラ
ッチ回路31、32から出力されるデータTP1,TP
2は減算器34に入力して減算処理がなされる。減算器
34の出力TP3には、図5中のTP3のような50ミ
リ秒間隔で変化するデータが出力される。そのデータは
1/2回路35で1/2にされて図5中のTP4のよう
なデータとなって加算器36に入力する。一方で、第2
のラッチ回路32の出力を分岐した一部(TP2)が加
算器36に入力するので、加算器36からはTP2とT
P4とを加算した値(TP5)が出力される。
には、当該第2のラッチ回路32からCK1に同期して
TP2のようなデータが読み出される。第1、第2のラ
ッチ回路31、32から出力されるデータTP1,TP
2は減算器34に入力して減算処理がなされる。減算器
34の出力TP3には、図5中のTP3のような50ミ
リ秒間隔で変化するデータが出力される。そのデータは
1/2回路35で1/2にされて図5中のTP4のよう
なデータとなって加算器36に入力する。一方で、第2
のラッチ回路32の出力を分岐した一部(TP2)が加
算器36に入力するので、加算器36からはTP2とT
P4とを加算した値(TP5)が出力される。
【0052】したがって、補正波発生回路30は100
ミリ秒幅の基準クロックCK0を用いて、50ミリ秒間
隔で変化するデータTP5を出力することが出来る。つ
まり100ミリ秒幅の基準クロックCK0に同期して揮
発性メモリ22から図6に示すパラボラ波形データが入
力すると、図7に示すように50ミリ秒間隔で変化する
よりパラボラ波形に近い波形データを出力することがで
きる。
ミリ秒幅の基準クロックCK0を用いて、50ミリ秒間
隔で変化するデータTP5を出力することが出来る。つ
まり100ミリ秒幅の基準クロックCK0に同期して揮
発性メモリ22から図6に示すパラボラ波形データが入
力すると、図7に示すように50ミリ秒間隔で変化する
よりパラボラ波形に近い波形データを出力することがで
きる。
【0053】このように高精度なパラボラ波形データ
(TP5)をマイコン21からゲイン制御されるD/A
変換回路24によりアナログ量に変換し、その高精度パ
ラボラ波形をLPF25で平滑する。このLPF25の
出力を加算回路26に入力し、もう一方のLPF13か
ら出力された補正波形と加算した上で増幅回路14に入
力してコンバーゼンスヨーク12に印加する。
(TP5)をマイコン21からゲイン制御されるD/A
変換回路24によりアナログ量に変換し、その高精度パ
ラボラ波形をLPF25で平滑する。このLPF25の
出力を加算回路26に入力し、もう一方のLPF13か
ら出力された補正波形と加算した上で増幅回路14に入
力してコンバーゼンスヨーク12に印加する。
【0054】以上により、クロック周波数を上げること
なく高精度な補正基準波形(パラボラ波形)を生成する
ことができる。
なく高精度な補正基準波形(パラボラ波形)を生成する
ことができる。
【0055】また、この回路を多段に組み合わせること
により、さらにパラボラ波形に近いデータを出力するこ
とが出来る。
により、さらにパラボラ波形に近いデータを出力するこ
とが出来る。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明のデジタルコンバ
ーゼンス装置によれば、コンバーゼンス補正をデジタル
コンバーゼンス補正回路のみで行なうことができ、アナ
ログコンバーゼンス補正回路を削減できることから、コ
ストの削減を図ることが出来る。
ーゼンス装置によれば、コンバーゼンス補正をデジタル
コンバーゼンス補正回路のみで行なうことができ、アナ
ログコンバーゼンス補正回路を削減できることから、コ
ストの削減を図ることが出来る。
【0057】また本発明のデジタルコンバーゼンス装置
によれば、アナログコンバーゼンス補正相当波形のゲイ
ンを自由に変更出来るためゲイン不足を解消でき、さら
にアナログコンバーゼンス補正回路をマイコンのプログ
ラムに置き換えることが出来、アナログコンバーゼンス
補正回路を削減できる。
によれば、アナログコンバーゼンス補正相当波形のゲイ
ンを自由に変更出来るためゲイン不足を解消でき、さら
にアナログコンバーゼンス補正回路をマイコンのプログ
ラムに置き換えることが出来、アナログコンバーゼンス
補正回路を削減できる。
【0058】また本発明のデジタルコンバーゼンス装置
によれば、高精度のパラボラ波を高速なクロックを用い
ること無しに発生させることができ、クロック周波数の
高速化による回路規模の複雑化を伴うことなく高精度の
コンバーゼンス補正波形を発生できる。
によれば、高精度のパラボラ波を高速なクロックを用い
ること無しに発生させることができ、クロック周波数の
高速化による回路規模の複雑化を伴うことなく高精度の
コンバーゼンス補正波形を発生できる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるデジタルコンバ
ーゼンス装置の構成図。
ーゼンス装置の構成図。
【図2】本発明の実施の形態2におけるデジタルコンバ
ーゼンス装置の構成図。
ーゼンス装置の構成図。
【図3】本発明の実施の形態3におけるデジタルコンバ
ーゼンス装置の構成図。
ーゼンス装置の構成図。
【図4】実施の形態3のデジタルコンバーゼンス装置の
補正波発生回路のブロック図。
補正波発生回路のブロック図。
【図5】実施の形態3のデジタルコンバーゼンス装置に
おける補正波発生回路のタイムチャートを示す図。
おける補正波発生回路のタイムチャートを示す図。
【図6】実施の形態3における補正波発生回路への入力
波形を示す図。
波形を示す図。
【図7】実施の形態3における補正波発生回路からの出
力波形を示す図。
力波形を示す図。
【図8】従来例によるデジタルコンバーゼンス装置のブ
ロック図
ロック図
【図9】コンバーゼンス補正データを設定するための表
示画面を示す図。
示画面を示す図。
1 同期信号 2 アドレス制御部 3 走査線数判別部 4 コントロールパネル 6 テストパターン発生回路 7 映像回路 8、22 揮発性メモリ 9 不揮発性メモリ 10、24 D/A変換回路 13、25 LPF 14 増幅回路 15 コンバーゼンスヨーク 26 加算回路 30 補正波発生回路
Claims (8)
- 【請求項1】 カラーテレビジョン受像機のコンバーゼ
ンスずれを補正するための補正基準波形のデータと補正
基準波形では補正しきれないコンバーゼンスずれを補正
するためのコンバーゼンス補正データとを別々のメモリ
に保持し、前記コンバーゼンス補正データと前記補正基
準波形データとを合成し、この合成データをアナログ信
号に変換したコンバーゼンス補正波形でコンバーゼンス
調整を行なうことを特徴とするデジタルコンバーゼンス
装置。 - 【請求項2】 補正基準波形データをマイクロコンピュ
ータのプログラム上に保持し、コンバーゼンス補正デー
タを不揮発性メモリに保持し、前記マイクロコンピュー
タが前記不揮発性メモリからコンバーゼンス補正データ
を読み込んで垂直補間演算を行い、その垂直補間演算結
果に前記マイクロコンピュータのプログラム上に保持し
ている補正基準波形データを加算することにより合成し
た合成データを揮発性メモリに書き込み、この書き込ん
だ合成データをアナログ信号に変換することを特徴とす
る請求項1記載のデジタルコンバーゼンス装置。 - 【請求項3】 偏向電流周期に同期した同期信号を入力
とした走査線数判別部と、この走査線数判別部から出力
される走査線数判別結果により制御され前記同期信号に
同期して動作するアドレス制御部と、コンバーゼンス調
整に関する操作を行うためのコントロールパネルと、こ
のコントロールパネルから操作内容に応じて出力される
制御信号および前記アドレス制御部から出力される制御
信号により制御されるテストパターン発生回路と、この
テストパターン発生回路の出力を入力とする映像回路
と、前記コントロールパネルから入力されたコンバーゼ
ンス補正データを格納する不揮発性メモリと、この不揮
発性メモリからコンバーゼンス補正データを読み込んで
垂直補間演算を行うマイクロコンピュータと、このマイ
クロコンピュータが行なう垂直補間演算の演算結果デー
タと該マイクロコンピュータのプログラム上に保持して
いる補正基準波形データとを加算することにより合成し
た合成データを格納する揮発性メモリと、この揮発性メ
モリの合成データをアナログ信号に変換するD/A変換
器と、このD/A変換器の出力に基づいて駆動されるコ
ンバーゼンスヨークとを備えたデジタルコンバーゼンス
装置。 - 【請求項4】 カラーテレビジョン受像機のコンバーゼ
ンスずれを補正する補正基準波形のデータからゲイン調
整が可能な補正基準波形を生成し、補正基準波形では補
正しきれないコンバーゼンスずれを補正するために設定
したコンバーゼンス補正データからデジタル補正波形を
生成し、このデジタル補正波形を補正基準波形に加算し
てコンバーゼンス補正波形を生成し、このコンバーゼン
ス補正波形でコンバーゼンス調整を行なうデジタルコン
バーゼンス装置。 - 【請求項5】 マイクロコンピュータのプログラム内に
保持する補正基準波形データを第1の揮発性メモリに書
き込み、不揮発性メモリに保持しておいたコンバーゼン
ス補正データから補正基準波形では補正しきれないコン
バーゼンスずれを補正する補正波形のデータを求めて第
2の揮発性メモリに書き込み、第1の揮発性メモリに書
き込まれた波形データから生成した補正基準波形をゲイ
ン制御し、第2の揮発性メモリの補正波形データから生
成した補正波形と前記ゲイン制御した補正基準波形とを
加算してコンバーゼンス補正波形を生成することを特徴
とするデジタルコンバーゼンス装置。 - 【請求項6】 偏向電流周期に同期した同期信号を入力
とした走査線数判別部と、この走査線数判別部から出力
される走査線数判別結果により制御され前記同期信号に
同期して動作するアドレス制御部と、コンバーゼンス調
整に関する操作を行うためのコントロールパネルと、こ
のコントロールパネルから操作内容に応じて出力される
制御信号および前記アドレス制御部から出力される制御
信号により制御されるテストパターン発生回路と、この
テストパターン発生回路の出力を入力とする映像回路
と、前記コントロールパネルから入力されるコンバーゼ
ンスずれを高精度に補正するコンバーゼンス補正データ
を記憶する不揮発性メモリと、この不揮発性メモリから
コンバーゼンス補正データを読み込んで垂直補間演算を
行うマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュー
タのプログラム内に保持した補正基準波形のデータを格
納する第1の揮発性メモリと、前記マイクロコンピュー
タが前記コンバーゼンス補正データをもとに行なった垂
直補間演算の演算結果データを格納する第2の揮発性メ
モリと、前記第1の揮発性メモリのデータをアナログ信
号に変換する第1のD/A変換器と、この第1のD/A
変換器をゲイン制御してアナログ信号のゲインを調整す
るゲイン制御手段と、前記第2の揮発性メモリのデータ
をアナログ信号に変換する第2のD/A変換器と、この
第2のD/A変換器から出力されるアナログ信号と前記
第1のD/A変換器から出力されるゲイン制御されたア
ナログ信号とを加算する加算回路と、この加算回路の出
力信号に基づいて駆動されるコンバーゼンスヨークとを
設けたデジタルコンバーゼンス装置。 - 【請求項7】 第1の揮発性メモリに2乗波、3乗波、
のこぎり波等の補正基準波形を発生させる波形データを
保持し、この補正基準波形データを第1のD/A変換器
でアナログ信号に変換して、高精度なコンバーゼンス調
整を行なうことを特徴とする請求項5又は請求請6記載
のデジタルコンバーゼンス装置。 - 【請求項8】 補正基準波形の波形データを基準クロッ
クで動作する第1のラッチ回路に入力し、前記基準クロ
ックを遅延させたクロックで動作する第2のラッチ回路
に前記第1のラッチ回路の出力を入力し、前記第1、第
2のラッチ回路の出力を組み合わせて基準クロックより
も高精度の波形データを発生させることを特徴とする請
求請7記載のデジタルコンバーゼンス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2208997A JPH10210488A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | デジタルコンバーゼンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2208997A JPH10210488A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | デジタルコンバーゼンス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10210488A true JPH10210488A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=12073160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2208997A Pending JPH10210488A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | デジタルコンバーゼンス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10210488A (ja) |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP2208997A patent/JPH10210488A/ja active Pending
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