JP2002158629A - データ転送エラー制御システムとその方法 - Google Patents

データ転送エラー制御システムとその方法

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JP2002158629A
JP2002158629A JP2000349931A JP2000349931A JP2002158629A JP 2002158629 A JP2002158629 A JP 2002158629A JP 2000349931 A JP2000349931 A JP 2000349931A JP 2000349931 A JP2000349931 A JP 2000349931A JP 2002158629 A JP2002158629 A JP 2002158629A
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multiplexed data
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JP2000349931A
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Nobuo Yamamoto
伸夫 山本
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Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エラーを含んだデータをエラーの無い近似デー
タに置換して転送する。 【解決手段】送信装置10は、時分割多重数qのデータ
が並列に多重された送信データとパリティ信号とを受信
転送装置20へ送る。受信転送装置20は、受信した送
信データ(受信データ)とパリティ信号とからパリティ
チェックする。データ選択回路22は、パリティチェッ
クが正常時、受信データを選択しシフトレジスタの初段
FFに記憶させ、1方、パリティエラー時、シフトレジ
スタの最終段FFからの折り返しデータを選択し初段F
Fに記憶させる。初段FFは記憶された受信データるい
は折り返しデータを転送出力データとして出力する。シ
フトレジスタは時分割多重数qと同数のFFで多段構成
され、最終段FFは少なくとも1フレーム前のエラーの
ない正常な受信データ(送信データそのもの)を記憶す
る。エラーを含むデータを、エラーの無い近似データに
置換して転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転送データのエラ
ー制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ転送において、データを受
信する受信装置は、パリティチェックによりエラーを検
出すると、エラーを通知して、エラーを含んだ受信デー
タを破棄するか、それとも、データを再送するよう送信
装置へ要求している。
【0003】特に、転送データがA/D変換データ等の
線形性を有すデータの転送においても、エラーを含んだ
受信データを破棄するか、それとも、データを再送する
よう送信装置へ要求している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エラーを含んだ受信デ
ータの破棄により、受信したデータ全体の品質が劣化す
るという課題を有している。
【0005】データを再送するための機能を、受信装置
と送信装置とに具備することは、受信装置と送信装置の
回路規模が拡大することと、コストが高くなるという課
題を有している。
【0006】本発明の目的は、従来のこの様な課題を解
決し、小型で、低価格で実現できる、エラーを含んだデ
ータをエラーの無い近似データに置換してデータを転送
するシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送エラ
ー制御システムは、パリティ信号が付加された時分割多
重データを受信する手段と、受信された時分割多重デー
タを前記パリティ信号でパリティチェックする手段と、
受信された時分割多重データをパリティチェックしてパ
リティエラーが無いとき、この時分割多重データ(パリ
ティエラーが無い時分割多重データ)を出力し、一方、
受信された時分割多重データをパリティチェックしてパ
リティエラーが有るとき、この時分割多重データ(パリ
ティエラーが有る時分割多重データ)と時間的に近傍に
あり、しかもパリティエラーが無い時分割多重データを
出力する転送出力手段とを有することを特徴とする。
【0008】また、本発明のデータ転送エラー制御シス
テムは、パリティ信号が付加された時分割多重データを
受信する手段と、受信された時分割多重データを前記パ
リティ信号でパリティチェックするパリティチェック手
段と、パリティチェックによるパリティエラーが無い時
分割多重データをシフトして記憶するシフトレジスタ手
段と、受信された時分割多重データをパリティチェック
してパリティエラーが無いとき、この時分割多重データ
(パリティエラーが無い時分割多重データ)を選択して
出力し、一方、受信された時分割多重データをパリティ
チェックしてパリティエラーが有るとき、前記シフトレ
ジスタ手段に記憶されている時分割多重データを選択し
て出力する転送出力手段とを有することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明のデータ転送エラー制御シ
ステムは、パリティ信号が付加された時分割多重データ
を受信する手段を有し、受信された時分割多重データを
前記パリティ信号でパリティチェックする手段を有し、
複数のFF(フリップフロップ)が多段に従属接続され
て構成され、時分割多重データを、初段のFFから最終
段のFFまでに順番にシフトして記憶するシフトレジス
タ手段を有し、受信された時分割多重データをパリティ
チェックしてパリティエラーが無いとき、この時分割多
重データ(パリティエラーが無い時分割多重データ)を
選択して初段のFFへ送り、一方、受信された時分割多
重データをパリティチェックしてパリティエラーが有る
とき、最終段のFFに記憶されている時分割多重データ
を選択して初段のFFへ送るデータ選択手段を有し、初
段のFFは、パリティエラーの無い時分割多重データと
最終段のFFに記憶されている時分割多重データとの内
のいずれかを記憶して出力する転送出力手段を有するこ
とを特徴とする。
【0010】また、本発明のデータ転送エラー制御シス
テムは、前記シフトレジスタ手段が、時分割多重データ
の時分割多重数と同数のFFが従属接続されて構成され
ることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明のデータ転送エラー制御方
法は、パリティ信号が付加された時分割多重データを受
信し、受信された時分割多重データを前記パリティ信号
でパリティチェックし、パリティチェックによるパリテ
ィエラーが無い時分割多重データをシフトレジスタにシ
フトして記憶し、受信された時分割多重データをパリテ
ィチェックしてパリティエラーが無いとき、この時分割
多重データ(パリティエラーが無い時分割多重データ)
を選択して出力し、一方、受信された時分割多重データ
をパリティチェックしてパリティエラーが有るとき、前
記シフトレジスタに記憶されている時分割多重データを
選択して出力することを特徴とする。
【0012】また、本発明のデータ転送エラー制御方法
は、パリティ信号が付加された時分割多重データを受信
し、受信された時分割多重データを前記パリティ信号で
パリティチェックし、複数のFF(フリップフロップ)
が多段に従属接続されて構成されたシフトレジスタの初
段のFFから最終段のFFまでに、パリティエラーの無
い時分割多重データを順番にシフトして記憶し、受信さ
れた時分割多重データをパリティチェックしてパリティ
エラーが無いとき、この時分割多重データ(パリティエ
ラーが無い時分割多重データ)を選択して初段のFFへ
送り、一方、受信された時分割多重データをパリティチ
ェックしてパリティエラーが有るとき、最終段のFFに
記憶されている時分割多重データを選択して初段のFF
へ送り、初段のFFは、パリティエラーの無い時分割多
重データと最終段のFFに記憶されている時分割多重デ
ータとの内のいずれかを記憶して出力することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施形態の構成ブロック
図で、図2は、送信データのタイムシーケンスを説明す
るための図で、図3は、転送のタイムシーケンスを説明
するための図である。
【0015】図1を参照して、本発明のデータ転送エラ
ー制御システムは、パリティを付加した送信データIN
を送信する送信装置10と、送信装置10からの送信デ
ータINを受信してパリティチェックをし、エラー有す
るデータをエラーのない近似データで置換して転送出力
データOUTを生成し出力する受信転送装置20とを有
して構成される。
【0016】送信装置10は、送信データ発生部11
と、パリティビット生成回路12とを有して構成され
る。
【0017】送信データ発生部11は、図2に示すよう
な送信データINを発生し、伝送路100を介して受信
転送装置20へ送る。この送信データINは、1フレー
ム内に時分割多重数qで時分割多重されたデータSi
(i=1、〜、m)が、並列数mで空間的に並列多重さ
れたデータである。ここで、データSi(i=1、〜、
m)は、互いに同期している。
【0018】送信データ発生部11が発生する送信デー
タINは、アナログ音声信号からA/D変換された音声
デジタル信号とアナログ画像信号からA/D変換された
画像デジタル信号とが好ましい。これらのアナログ音声
信号とアナログ画像信号とは、比較的線形性が強く、フ
レーム間でのデータの変化が比較的緩やかである。
【0019】パリティビット生成回路12は、送信デー
タINに付加するパリティ信号Pを生成し、伝送路10
0を介して受信転送装置20へ送る。
【0020】受信転送装置20は、受信回路25と、パ
リティチェック回路21と、データ選択回路22と、シ
フトレジスタ23とを有して構成される。
【0021】受信回路25は、パリティ信号Pが付加さ
れた送信データINを受信して、受信されたパリティ信
号Pをパリティチェック回路21へ送り、受信された送
信データINを受信データRDとしてデータ選択回路2
2とパリティチェック回路21へ送る。受信データRD
は、図3に示すように、送信データINと同様に、1フ
レーム内に時分割多重数qで時分割多重されたデータR
i(i=1、〜、m)が、並列数mで空間的に並列多重
されたデータである。
【0022】パリティチェック回路21は、受信データ
RDをパリティ信号Pによりパリティチェックし、パリ
ティエラー信号PEを出力する。
【0023】データ選択回路22は、パリティチェック
回路21から出力されるパリティエラー信号PEに基づ
いて、受信データRDと、シフトレジスタ23の最終段
FF24−qからの折り返しデータとのうちのいずれか
のデータを選択して、シフトレジスタ23の初段FF2
4−1に出力する。
【0024】シフトレジスタ23は、時分割多重数qと
等しいq個のFF(フリップフロップ)24−1,24
−2、〜、24−qを、多段に従属接続されて構成さ
れ、FF24−1、〜、24−qの各々は、並列数mと
等しいm個のメモリセル有し、m個のデータR1、〜、
Rmを記憶する。
【0025】そして、シフトレジスタ23は、データ転
送クロックCLKにより、初段のFF24−1に記憶さ
れたデータR1、〜、Rmを、2段目のFF24−2に
シフトして記憶し、以降、順次、次段のFFにシフトし
て記憶し、最終段のFF24−qにシフトして記憶す
る。
【0026】シフトレジスタ23の初段のFF24−1
は、転送出力データOUTを出力し、最終段のFF24
−qは、データ選択回路22への折り返しデータを出力
する。
【0027】次に、本発明の実施形態の動作について図
面を参照して詳細に説明する。
【0028】図4は、動作のフローチャートである。
【0029】図2と図3と図4を主体に、図1を併せ参
照して動作を説明する。
【0030】説明の便宜のため、送信データINの時分
割多重数qは、4であり、したっがて、シフトレジスタ
23は、4個のFF24−1、〜、24−4で構成され
ているとする。
【0031】送信装置10の送信データ発生部11は、
1フレーム内に時分割多重数q=4で時分割多重された
データSi(i=1、〜、m)を空間的に並列数mで並
列多重して構成される送信データINを生成する。
【0032】パリティビット生成回路12は、送信デー
タINに付加するパリティ信号Pを生成する。
【0033】送信装置10は、送信データINとパリテ
ィ信号Pとを、伝送路100を介して受信転送装置20
へ送信する(ステップJ1)。
【0034】受信転送装置20の受信回路25は、送信
データINとパリティ信号Pとを受信し(ステップJ
2)、受信されたパリティ信号Pをパリティチェック回
路21へ送り、受信された送信データINを受信データ
RDとしてデータ選択回路22とパリティチェック回路
21へ送る。パリティチェック回路21は、パリティ信
号Pにより受信データRDを、パリティチェックし(ス
テップJ3)、パリティエラー信号PEを出力し、この
パリティエラー信号PEをデータ選択回路22へ送る。
【0035】ここから、具体的にタイムスロット順に動
作を説明する。
【0036】図3を参照して、(nー1)番目のフレー
ムの第1タイムスロットT1 n-1 において、データ転送
クロックCLKに同期して受信されたデータR1、R
2、〜、Rmの内容は、それぞれ内容A1 n-1 、A2
n-1 、〜、Am n-1 である。
【0037】パリティチェック回路21は、内容A1
n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 と、受信されたパリティ
信号Pの内容P1 n-1 とでパリティチェックし(ステッ
プJ3)、パリティエラー信号PEとしてエラー無信号
を出力し(ステップJ3でエラー無)、このエラー無信
号をデータ選択回路22へ送る。
【0038】データ選択回路22は、エラー無信号を受
けると、内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 を選択
してシフトレジスタ23へ送る(ステップJ4)。
【0039】シフトレジスタ23の初段のFF24−1
は、内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 を記憶する
とともに、内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 を転
送出力データOUTとして出力する(ステップJ6)。
【0040】次に、(nー1)番目のフレームの第2タ
イムスロットT2 n-1 において、データ転送クロックC
LKに同期して受信された受信データRDのデータR
1、R2、〜、Rmの内容は、それぞれ内容B1 n-1
2 n-1 、〜、Bm n-1 である。
【0041】パリティチェック回路21は、内容B1
n-1 、B2 n-1 、〜、Bm n-1 と、受信されたパリティ
信号Pの内容P2 n-1 とでパリティチェックし(ステッ
プJ3)、パリティエラー信号PEとしてエラー無信号
を出力し(ステップJ3でエラー無)、このエラー無信
号をデータ選択回路22へ送る。
【0042】データ選択回路22は、エラー無信号を受
けると、内容B1 n-1 、B2 n-1 、〜、Bm n-1 を選択
してシフトレジスタ23の初段のFF24−1へ送る
(ステップJ4)。
【0043】シフトレジスタ23の初段のFF24−1
は、内容B1 n-1 、B2 n-1 、〜、Bm n-1 を記憶する
とともに、内容B1 n-1 、B2 n-1 、〜、Bm n-1 を転
送出力データOUTとして出力する(ステップJ6)。
このとき、シフトレジスタ23の2段目のFF24−2
には、内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 がシフト
されて記憶される。
【0044】次に、(nー1)番目のフレームの第3タ
イムスロットT3 n-1 において、データ転送クロックC
LKに同期して受信された受信データRDのデータR
1、R2、〜、Rmの内容は、それぞれ内容C1 n-1
2 n-1 、〜、Cm n-1 である。
【0045】パリティチェック回路21は、内容C1
n-1 、C2 n-1 、〜、Cm n-1 と、受信されたパリティ
信号Pの内容P3 n-1 とでパリティチェックし(ステッ
プJ3)、パリティエラー信号PEとしてエラー無信号
を出力し(ステップJ3でエラー無)、このエラー無信
号をデータ選択回路22へ送る。
【0046】データ選択回路22は、エラー無信号を受
けると、内容C1 n-1 、C2 n-1 、〜、Cm n-1 を選択
してシフトレジスタ23の初段のFF24−1へ送る
(ステップJ4)。
【0047】シフトレジスタ23の初段のFF24−1
は、内容C1 n-1 、C2 n-1 、〜、Cm n-1 を記憶する
とともに、内容C1 n-1 、C2 n-1 、〜、Cm n-1 を転
送出力データOUTとして出力する(ステップJ6)。
このとき、シフトレジスタ23の2段目のFF24−2
には、内容B1 n-1 、B2 n-1 、〜、Bm n-1 がシフト
されて記憶され、シフトレジスタ23の3段目のFF2
4−3には、内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1
シフトされて記憶される。
【0048】次に、(nー1)番目のフレームの第4タ
イムスロットT4 n-1 において、データ転送クロックC
LKに同期して受信された受信データRDのデータR
1、R2、〜、Rmの内容は、それぞれ内容D1 n-1
2 n-1 、〜、Dm n-1 である。
【0049】パリティチェック回路21は、内容D1
n-1 、D2 n-1 、〜、Dm n-1 と、受信されたパリティ
信号Pの内容P4 n-1 とでパリティチェックし(ステッ
プJ3)、パリティエラー信号PEとしてエラー無信号
を出力し(ステップJ3でエラー無)、このエラー無信
号をデータ選択回路22へ送る。
【0050】データ選択回路22は、エラー無信号を受
けると、内容D1 n-1 、D2 n-1 、〜、Dm n-1 を選択
してシフトレジスタ23の初段のFF24−1へ送る
(ステップJ4)。
【0051】シフトレジスタ23の初段のFF24−1
は、内容D1 n-1 、D2 n-1 、〜、Dm n-1 を記憶する
とともに、内容D1 n-1 、D2 n-1 、〜、Dm n-1 を転
送出力データOUTとして出力する(ステップJ6)。
このとき、シフトレジスタ23の2段目のFF24−2
には、内容C1 n-1 、C2 n-1 、〜、Cm n-1 がシフト
されて記憶され、シフトレジスタ23の3段目のFF2
4−3には、内容B1 n-1 、B2 n-1 、〜、Bm n-1
シフトされて記憶され、シフトレジスタ23の最終段で
ある4段目のFF24−4には、内容A1 n-1 、A2
n-1 、〜、Am n- 1 がシフトされて記憶される。
【0052】次に、n番目のフレームの第1タイムスロ
ットT1 n において、データ転送クロックCLKに同期
して受信された受信データRDのデータR1、R2、
〜、Rmの内容は、それぞれ内容a1 n 、a2 n 、〜、
m n である。ここで、n番目のフレームの第1タイム
スロットT1 n において、送信データINのデータS
1、S2、〜、Smの内容は、それぞれ内容A1 n 、A
2 n 、〜、Am n であるが、一方、同じタイムスロット
1 n における受信データRDのデータR1、R2、
〜、Rmの内容は、それぞれ内容a1 n 、a2 n 、〜、
m n であり、送信データINと受信データRDとは同
じではない。これは、送信データINが伝送路100を
伝送中にエラーを起したからである。
【0053】パリティチェック回路21は、内容a
1 n 、a2 n 、〜、am n と、受信されたパリティ信号
Pの内容P1 n とでパリティチェックし(ステップJ
3)、パリティエラー信号PEとしてエラー有信号を出
力し(ステップJ3でエラー有)、このエラー有信号を
データ選択回路22へ送る。
【0054】データ選択回路22は、エラー有信号を受
けると、受信データRDのデータR1、R2、〜、Rm
の内容a1 n 、a2 n 、〜、am n を選択せずに、シフ
トレジスタ23の最終段である4段目のFF24−4か
らの折り返しデータを選択し、この折り返しデータをシ
フトレジスタ23の初段のFF24−1へ送る(ステッ
プJ5)。この折り返しデータは、最終段のFF24−
4に記憶されている内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am
n-1 である。
【0055】シフトレジスタ23の初段のFF24−1
は、内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 を記憶する
とともに、内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 を転
送出力データOUTとして出力する(ステップJ6)。
【0056】つまり、内容a1 n 、a2 n 、〜、am n
にはエラーが含まれているので、シフトレジスタ23の
初段のFF24−1は、内容a1 n 、a2 n 、〜、am
n を記憶せずに、送信データINのデータS1、S2、
〜、Smの内容A1 n 、A2 n 、〜、Am n に最も近い
内容である内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 を記
憶し、転送出力データOUTとして出力する。ここで、
内容A1 n 、A2 n 、〜、Am n は、n番目フレームに
おける第1タイムスロットT1 n における送信データI
NのデータS1、S2、〜、Smであり、内容A
1 n-1 、A2 n-1 、〜、Am n-1 は、前フレームである
(nー1)番目のフレームにおける第1タイムスロット
1 n-1 における送信データINのデータS1、S2、
〜、Smであるので、内容A1 n-1 、A2 n-1 、〜、A
m n-1 は、内容A1 n 、A2 n 、〜、Am n に最も近い
内容を有している。
【0057】結局、受信転送装置20は、n番目のフレ
ームにおける第1タイムスロットT 1 n 内の、エラーを
含むデータを、(nー1)番目のフレームにおける第1
タイムスロットT1 n-1 内の、エラーのない近似データ
で置換することで転送出力データOUTを生成してい
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、伝送路
で発生するエラーを含むデータを、エラーの無い近似デ
ータに置換する構成であるので、元の送信データに近い
データを再生して出力できるという効果がある。
【0059】また、本発明は、シフトレジスタを用い
て、置換しようとするデータを保持する構成であるの
で、メモリのリード/ライト制御回路が不要となり、装
置規模の最小化ができるという効果がある。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成ブロック図である。
【図2】送信データのタイムシーケンスを説明するため
の図である。
【図3】転送のタイムシーケンスを説明するための図で
ある。
【図4】動作のフローチャートである。
【符号の説明】
10 送信装置 11 送信データ発生部 12 パリティビット生成回路 20 受信転送装置 21 パリティチェック回路 22 データ選択回路 23 シフトレジスタ 24 FF(フリップフロップ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パリティ信号が付加された時分割多重デ
    ータを受信する手段と、受信された時分割多重データを
    前記パリティ信号でパリティチェックする手段と、受信
    された時分割多重データをパリティチェックしてパリテ
    ィエラーが無いとき、この時分割多重データ(パリティ
    エラーが無い時分割多重データ)を出力し、一方、受信
    された時分割多重データをパリティチェックしてパリテ
    ィエラーが有るとき、この時分割多重データ(パリティ
    エラーが有る時分割多重データ)と時間的に近傍にあ
    り、しかもパリティエラーが無い時分割多重データを出
    力する転送出力手段とを有することを特徴とするデータ
    転送エラー制御システム。
  2. 【請求項2】 パリティ信号が付加された時分割多重デ
    ータを受信する手段と、受信された時分割多重データを
    前記パリティ信号でパリティチェックするパリティチェ
    ック手段と、パリティチェックによるパリティエラーが
    無い時分割多重データをシフトして記憶するシフトレジ
    スタ手段と、受信された時分割多重データをパリティチ
    ェックしてパリティエラーが無いとき、この時分割多重
    データ(パリティエラーが無い時分割多重データ)を選
    択して出力し、一方、受信された時分割多重データをパ
    リティチェックしてパリティエラーが有るとき、前記シ
    フトレジスタ手段に記憶されている時分割多重データを
    選択して出力する転送出力手段とを有することを特徴と
    するデータ転送エラー制御システム。
  3. 【請求項3】 パリティ信号が付加された時分割多重デ
    ータを受信する手段を有し、受信された時分割多重デー
    タを前記パリティ信号でパリティチェックする手段を有
    し、複数のFF(フリップフロップ)が多段に従属接続
    されて構成され、パリティエラーの無い時分割多重デー
    タを、初段のFFから最終段のFFまでに順番にシフト
    して記憶するシフトレジスタ手段を有し、受信された時
    分割多重データをパリティチェックしてパリティエラー
    が無いとき、この時分割多重データ(パリティエラーが
    無い時分割多重データ)を選択して初段のFFへ送り、
    一方、受信された時分割多重データをパリティチェック
    してパリティエラーが有るとき、最終段のFFに記憶さ
    れている時分割多重データを選択して初段のFFへ送る
    データ選択手段を有し、初段のFFは、パリティエラー
    の無い時分割多重データと最終段のFFに記憶されてい
    る時分割多重データとの内のいずれかを記憶して出力す
    る転送出力手段を有することを特徴とするデータ転送エ
    ラー制御システム。
  4. 【請求項4】 前記シフトレジスタ手段は、時分割多重
    データの時分割多重数と同数のFFが従属接続されて構
    成されることを特徴とする請求項3記載のデータ転送エ
    ラー制御システム。
  5. 【請求項5】 パリティ信号が付加された時分割多重デ
    ータを受信し、受信された時分割多重データを前記パリ
    ティ信号でパリティチェックし、パリティチェックによ
    るパリティエラーが無い時分割多重データをシフトレジ
    スタにシフトして記憶し、受信された時分割多重データ
    をパリティチェックしてパリティエラーが無いとき、こ
    の時分割多重データ(パリティエラーが無い時分割多重
    データ)を選択して出力し、一方、受信された時分割多
    重データをパリティチェックしてパリティエラーが有る
    とき、前記シフトレジスタに記憶されている時分割多重
    データを選択して出力することを特徴とするデータ転送
    エラー制御方法。
  6. 【請求項6】 パリティ信号が付加された時分割多重デ
    ータを受信し、受信された時分割多重データを前記パリ
    ティ信号でパリティチェックし、複数のFF(フリップ
    フロップ)が多段に従属接続されて構成されたシフトレ
    ジスタの初段のFFから最終段のFFまでに、パリティ
    エラーが無い時分割多重データを順番にシフトして記憶
    し、受信された時分割多重データをパリティチェックし
    てパリティエラーが無いとき、この時分割多重データ
    (パリティエラーが無い時分割多重データ)を選択して
    初段のFFへ送り、一方、受信された時分割多重データ
    をパリティチェックしてパリティエラーが有るとき、最
    終段のFFに記憶されている時分割多重データを選択し
    て初段のFFへ送り、初段のFFは、パリティエラーの
    無い時分割多重データと最終段のFFに記憶されている
    時分割多重データとの内のいずれかを記憶して出力する
    ことを特徴とするデータ転送エラー制御方法。
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