JP2002157043A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002157043A
JP2002157043A JP2000313759A JP2000313759A JP2002157043A JP 2002157043 A JP2002157043 A JP 2002157043A JP 2000313759 A JP2000313759 A JP 2000313759A JP 2000313759 A JP2000313759 A JP 2000313759A JP 2002157043 A JP2002157043 A JP 2002157043A
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processing apparatus
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顕一 安形
Yuichiro Hisakawa
裕一郎 久川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ部の性能の向上を図ると共にカメラ部
の使用に際し誤動作を防止する。 【解決手段】 所定の操作キー5、5、・・・が設けら
れたキーボード4を有するコンピュータ本体2と、表示
画面46を有し第1の支持軸56を介して回動すること
によりコンピュータ本体に対して開閉自在とされると共
に第1の支持軸と直交する第2の支持軸57を介してコ
ンピュータ本体に対して回転自在とされる表示部3と、
コンピュータ本体に回動自在に支持されたカメラ部40
とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に関す
る。詳しくは、キーボードを有するコンピュータ本体と
表示画面を有する表示部とを備えた情報処理装置につい
ての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の操作キーが配置されたキーボード
を有するコンピュータ本体に対して表示部が開閉自在に
支持された情報処理装置がある。
【0003】このような情報処理装置の従来のものの一
例を図30に示す。
【0004】情報処理装置aは上面に所定の複数の操作
キーが配置されたキーボードbを有するコンピュータ本
体cと、該コンピュータ本体cの後端部に回動自在に支
持された表示部dとから成る。表示部dは表示画面eを
有しており、その周縁部が表示画面eを保持する枠部f
として設けられている。そして、表示部dは、回動され
ることによりキーボードbを開閉可能とされている。
【0005】表示部dの枠部fにはカメラ部gが設けら
れている。即ち、枠部fは、その一部が切り取られるよ
うに形成され、当該部分に横長のカメラ部gが挿入され
るようにして設けられている。そして、カメラ部gは、
枠部fに矢印R方向へ回動自在に支持されている。
【0006】使用者は、情報処理装置aをコンピュータ
として使用し、操作キーに対する操作によって情報の入
力等を行うことができ、また、情報処理装置aをビデオ
カメラとして使用し、カメラ部を用いて静止画や動画を
撮影したりコンピュータ本体cに内蔵されている所定の
記録媒体等に撮影した画像を取り込んで記録することが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の情報処理装置aにあっては、表示部dの枠部fの一
部にカメラ部gが設けられているため、カメラ部gを用
いて表示画面eを見ながら撮影を行う場合には、キーボ
ードbを開放した状態で行わなければならず、使用者が
開放されているキーボードbの操作キーを誤って操作し
てしまい誤動作を招くおそれがあった。
【0008】また、カメラ部gが枠部fの一部という限
られた配置スペースに設けられているため、大型で高画
質のカメラ部を搭載することができず、また、カメラ部
gの機能も限らてしまうという不都合があった。
【0009】そこで、本発明情報処理装置は、上記した
問題点を克服し、カメラ部の性能の向上を図ると共にカ
メラ部の使用に際して誤動作を防止することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明情報処理装置は、
上記した課題を解決するために、所定の操作キーが設け
られたキーボードを有するコンピュータ本体と、表示画
面を有し第1の支持軸を介して回動することによりコン
ピュータ本体に対して開閉自在とされると共に第1の支
持軸と直交する第2の支持軸を介してコンピュータ本体
に対して回転自在とされる表示部と、コンピュータ本体
に回動自在に支持されたカメラ部とを設けたものであ
る。
【0011】従って、本発明情報処理装置にあっては、
カメラ部による撮影時に表示部によってキーボードを閉
塞することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に従って説明する。
【0013】情報処理装置1はコンピュータ本体2と表
示部3とを備えている(図1乃至図5参照)。尚、コン
ピュータ本体2の以下の説明にあっては、キーボードに
配置された操作キーが上方を向きコンピュータ本体2の
後方側に表示部3が位置されている状態において前後左
右及び上下方向を規定する。
【0014】コンピュータ本体2の上面部2aにはキー
ボード4が設けられ、該キーボード4には所定の操作キ
ー5、5、・・・が配置されている(図1及び図6参
照)。コンピュータ本体2の内部にはCPU(中央演算
処理装置)等の処理手段が設けられており、キーボード
4の操作キー5、5、・・・等に対する操作によって入
力された信号についての各処理が行われる。
【0015】操作キー5、5、・・・は、右端手前側に
位置する3つの操作キー5、5、5を除いて横7列に隣
接して配置されている(図1及び図6参照)。
【0016】操作キー5、5、・・・は複数の異なる種
類の各キーから成る(図6参照)。
【0017】最後列、即ち、第1列には、前の操作の段
階に戻すため等のエスケープキー5a及び所定の機能を
実行させるためのファンクションキー5b、5b、・・
・(F1〜F12)が配置されている。
【0018】最後列の1つ前側の列である第2列には、
内蔵されたアプリケーションソフトウェアを立ち上げる
ためのアプリケーションキー5c、表示されている画像
を取り込むためのプリントスクリーンキー5d、所定の
記号やカナを入力するための記号キー5e、5e及びカ
ナキー5f、5f、5f、入力した文字を削除するため
のディリートキー5g及びバックスペースキー5h等が
配置されている。
【0019】第2列の1つ前側の列である第3列には、
数字の入力が可能な数字キー5i、5i、・・・及び1
つの記号キー5eが配置されている。
【0020】第4列には、カーソルを所定の位置にジャ
ンプさせるためのタブキー5jとアルファベットの入力
が可能なアルファベットキー5k、5k、・・・が配置
されている。尚、アルファベットキー5k、5k、・・
・は、カナキー5f、5f、・・・としても機能する。
そして、第3列と第4列とに跨って、右端に入力等を確
定するためのエンターキー5lが配置されている。
【0021】第5列には、入力文字を変換するためのキ
ャプスロックキー5mとアルファベットキー5k、5
k、・・・とカナキー5f、5fが配置されている。
【0022】第6列には、他の操作キー5、5、・・・
と組み合わせて使用され特定の機能を実行させるための
シフトキー5n、アルファベットキー5k、5k、・・
・及びカナキー5f、5fが配置されている。
【0023】第7列には、他の操作キー5、5、・・・
と組み合わせて使用され特定の機能を実行するためのコ
ントロールキー5o、5o及びオルトキー5p、ウイン
ドウズソフトウェアのスタートメニューを表示するため
のウインドウズキー5q、スペースを設ける等のための
スペースキー5r、シフトキー5n、カーソルを移動す
るための移動キー5s等が配置されている。
【0024】第8列には、右端側に寄って3つの移動キ
ー5s、5s、5sが配置されている。
【0025】操作キー5、5、・・・は以上のように配
置されており、ファンクションキー5b、5b、・・
・、数字キー5i、5i、・・・及びアルファベットキ
ー5k、5k、・・・は、既存のキーボードにおける操
作キーの配列状態と全く変わっていない。また、カナキ
ー5f、5f、・・・も入力文字「へ」、「ほ」、
「む」を除いては既存のキーボードにおける操作キーの
配列状態と全く変わっていない。
【0026】例えば、後述するカメラ部を含めたコンピ
ュータ本体2の全体の横幅H1(図6参照)を従来のコ
ンピュータ本体cの横幅と同じ249mmに設定する
と、カメラ部の大きさを考慮してキーボード4の横幅H
2(図6参照)が178mmとなる。そして、操作キー
5、5の中心間のピッチであるキーピッチは、既存のキ
ーボードの操作キーの配列状態である横6列の配置を変
更した結果、最小で13.8mmが確保されている。
【0027】従って、情報処理装置1にあっては、上記
のように操作キー5、5、・・・を配置したことによ
り、良好な操作性を維持するための十分なキーピッチを
確保した上で、キーボード4の小型化を図ることができ
る。
【0028】また、ファンクションキー5b、5b、・
・・は、通常、操作時にブラインドタッチされない操作
キー5、5、・・・であるため、上記のように、ファン
クションキー5b、5b、・・・を最後列である第1列
に配置しブラインドタッチされる他の操作キー5、5、
・・・を第2列以下に配置することにより、ブラインド
タッチの操作に支障を来たすようなことがなく、良好な
操作性を維持することができる。
【0029】尚、上記には、キーボード4の操作キー
5、5、・・・を横7列又は8列に配列した場合を示し
たが、良好な操作性を維持できるだけのキーピッチが確
保されキーボード4の良好な使い勝手を確保することが
できれば、横7列又は8列に限らず、操作キー5、5、
・・・をそれ以上の列に配列してもよい。
【0030】コンピュータ本体2の上面部2aの前端部
でその左右方向における中央部には、マウスカーソルの
移動に用いられスティック式ポインティングデバイス
6、マウスの左釦及び右釦に相当する左クリック釦7及
び右クリック釦8、スクロール操作するためのセンター
釦9が設けられている(図1参照)。
【0031】コンピュータ本体2の中央部2aの前端部
には、左右に離間してロック爪挿通孔10、10が形成
されている(図1参照)。そして、後述するように、必
要に応じて、コンピュータ本体2の内部に設けられた後
述する一対のロック爪が、それぞれロック爪挿通孔1
0、10から上方へ突出されるようになっている。
【0032】コンピュータ本体2の上面部2aには、キ
ーボード4の直ぐ後方でその右端部にインジケーター1
1、11、・・・が設けられており(図1参照)、該イ
ンジケーター11、11、・・・はそれぞれ後述する板
状の記憶媒体のアクセス状態、ナムロックキーの操作状
態、キャプスロックキー5mの操作状態、スクロールロ
ックの状態を表示するものである。また、インジケータ
ー11、11、・・・の右側には、電源釦12が配置さ
れている。
【0033】コンピュータ本体2の上面部2aの後端部
には左右に離間して支持突部13、13が突設され、該
支持突部13、13は左右方向に長く形成されている
(図1及び図2参照)。そして、左側の支持突部13に
はインジケーター14、14、14が設けられ、該イン
ジケーター14、14、14はそれぞれ電源の入力状
態、後述するバッテリーの充電状態、コンピュータ本体
2に内蔵されたハードディスクの駆動状態を表示するも
のである。
【0034】コンピュータ本体2の前面部2bの右端寄
りの位置には、放熱孔15が形成され(図2参照)、コ
ンピュータ本体2の内部に放熱孔15に対応した位置に
図示しないファンが配置されている。そして、前面部2
bの左端寄りの位置には、スライド摘子16が支持され
ており、該スライド摘子16を左方へスライド操作する
と、上記ロック爪がロック爪挿通孔10、10から上方
へ突出され、スライド摘子16を右方へスライド操作す
ると、突出されていたロック爪がコンピュータ本体2内
に収納されるようになっている。また、コンピュータ本
体2の右端寄りの位置には、前面部2bから底面部にか
けて回り込むようにして、前方及び下方から視認可能な
撮影時点灯レンズ17が設けられている。撮影時点灯レ
ンズ17は、後述するカメラ部を用いた撮影時に点灯さ
れるようになっており、被撮影者は撮影時点灯レンズ1
7を視認することにより撮影されていることを認識する
ことができる。
【0035】コンピュータ本体2の左側面部2cには、
その後方側からステレオスピーカー18、ACアダプタ
ーが接続されるDCジャック19、各種の記録再生機器
又はマイクロフォンとの接続用のLINEIN/MIC
コネクタ20、ヘッドフォン接続用のヘッドフォンジャ
ック21が設けられている(図3参照)。そして、左側
面部2cには、ヘッドフォンジャック21の前側にモジ
ュラージャック用のモデム端子22、モニター接続のた
めのVGA(Video Graphics Array)OUTコネクタ2
3が設けられ、これらのモデム端子22及びVGAOU
Tコネクタ23は、非使用時にはカバー24によって保
護されている。また、左側面部2cの前端部には、US
B(Universal Serial Bus)端子25が設けられてい
る。さらに、左側面部2cには、PCカードが挿入され
るPCカードスロット26が設けられ、該PCカードス
ロット26の近傍に挿入したPCカードを取り出すため
のイジェクト釦26aが設けられている。
【0036】コンピュータ本体2の底面部2dには、そ
の略中央部に、三脚ネジ穴27が形成されている(図4
参照)。この三脚ネジ穴27は三脚を立てるための穴で
あり、後述するカメラ部による撮影時に三脚を用いて情
報処理装置1を固定することにより、例えば、定点観測
を行うことができ、情報処理装置1の用途の向上が図ら
れる。
【0037】コンピュータ本体2の底面部2dの前端寄
りの位置には、後述するカメラ部のレンズ保護キャップ
を保持する保持凹部28が形成されている(図4参
照)。
【0038】コンピュータ本体2の後端部には内部にバ
ッテリーが装着されたバッテリーパック29が着脱自在
に設けられる(図4参照)。そして、底面部2dの後端
部には、左右に離間してバッテリー用摘子30、30が
スライド自在に支持されており、バッテリー用摘子3
0、30をそれぞれ所定の方向へスライド操作すること
により、取り付けられたバッテリーパック29のコンピ
ュータ本体2へのロック又はコンピュータ本体2からの
取外を行うことができる。
【0039】コンピュータ本体2の右端部はその後端部
が右方へ突設されて釦配置部31として設けられている
(図1、図4及び図5参照)。釦配置部31の側面、即
ち、コンピュータ本体2の右側面部2eには、後方側か
らステレオスピーカー32、所謂ビデオデッキ等と接続
するための4ピン対応のIEEE(Institute of Elect
rical and Electronics Engineers)1394端子3
3、テレビジョンと接続するためのAVOUT端子34
が設けられている。また、右側面部2eには、板状の記
憶媒体を挿入するためのスロット35が設けられてい
る。
【0040】釦配置部31の上面には、手前側にアプリ
ケーション釦36、その後側にメニュー釦37、これら
両者の間の右側と左側にそれぞれA釦38、B釦39が
設けられている(図1参照)。これらの各釦36、3
7、38、39は、何れもカメラ部による撮影時に使用
する釦であり、これらの機能については後述する。
【0041】釦配置部31の前方にはCCD(Charge C
oupled Device)撮像素子を有するカメラ部40が設け
られ、該カメラ部40はコンピュータ本体2の前端寄り
の右側面に設けられた図示しない軸を介してコンピュー
タ本体2に回動自在に支持されている(図1、図2、図
4及び図5参照)。このカメラ部40は、例えば、光学
10倍ズーム、手ぶれ補正機能、オートフォーカス機能
といった高性能の機能を有している。
【0042】カメラ部40はレンズ鏡筒41と該レンズ
鏡筒41の一端部に設けられたフォーカスリング42と
を有し、レンズ鏡筒41内には、所要のレンズ群が配置
されている。カメラ部40には、前面レンズ43を保護
するレンズ保護キャップ44が着脱自在に設けられ、該
レンズ保護キャップ44はレンズ鏡筒41に結ばれた紐
45の先端部に取り付けられている(図12参照)。
【0043】カメラ部40の撮影時に取り外されたレン
ズ保護キャップ44は、コンピュータ本体2の底面部2
dに形成された上記保持凹部28に挿入して保持するこ
とができる。従って、カメラ部40による撮影時に取り
外されたレンズ保護キャップ44がぶらぶらして撮影の
邪魔になるようなことがなく、また、紛失するおそれも
ないので、情報処理装置1の使い勝手の向上を図ること
ができると共にカメラ部40の不使用時に前面レンズ4
3を確実に保護することができる。
【0044】表示部3には、LCD(Liquid Crystal D
isplay)を有する表示画面46が設けられ、該表示画面
46の周縁が枠部47として形成されている(図1参
照)。尚、表示部3の以下の説明にあっては、表示画面
46が前方又は上方を向いた状態において左右方向を規
定し、コンピュータ本体2に支持された側を一端側、そ
の反対側を他端側とする。また、表示画面46が設けら
れた面を前面、その反対側の面を後面とする。
【0045】枠部47の前面47aには、その右端部に
撮影釦として機能するキャプチャー釦48と画角を変更
するためのズーム摘子49とが設けられている(図1参
照)。キャプチャー釦48が半押し状態にされたときに
カメラ部40によって撮影される画像のフォーカシング
調整が為され、全押し状態にされたときにフォーカシン
グ調整された画像が取り込まれるようになっている。ま
た、ズーム摘子49をスライド操作することにより、ズ
ーム機能(広角又は望遠)が発揮され画角の変更が為さ
れる。尚、ズーム摘子49を他端側へスライドさせると
Wide(広角)、一端側へスライドさせるとTele
(望遠)となる。
【0046】枠部47の右側面47bには、一部が側方
へ突出されたジョグダイヤル50が設けられている(図
1、図5、図7及び図8参照)。ジョグダイヤル50
は、図7に示すように、回転操作により、例えば、表示
画面46に表示されたジョグダイヤル用のウインドウ上
のアプリケーションソフトウェアのメニューがスクロー
ルされ、図8に示すようにジョグダイヤル50の回転軸
方向への押圧操作により選択されたメニューの実行が為
されるようになっている。尚、情報処理装置1にあって
は、表示画面46にジョグダイヤル用のウインドウが常
に表示されるようになっているが、一定時間経過後にこ
のウインドウを閉じるように設定することも可能であ
る。
【0047】ジョグダイヤル50を回転操作するときに
は、所定の回転角度毎に軽い引っ掛かり、即ち、クリッ
ク感が生じるようになっている。従って、操作時に、回
転操作の量が触覚を通じて認識される。
【0048】上記ジョグダイヤル用のウインドウには、
例えば、「取扱説明書」、「○○ソフト」、「△△設
定」等のメニューが表示されており、これらのメニュー
をジョグダイヤル50の回転操作により選択し、ジョグ
ダイヤル50の押圧操作によって実行させ、例えば、表
示画面46の輝度調整、ステレオスピーカー18、32
の音量設定、カメラ部40の画質やモード(静止画又は
動画)設定等を行うことができる。
【0049】また、カメラ部40についての設定は、所
定のアプリケーションソフトウェア(以下、「ソフト
A」と言う。)が実行されることにより行われる。ソフ
トAの実行は、ジョグダイヤル50の操作によって行わ
れ、このソフトAの実行によって静止画モードと動画モ
ードの選択、表示画面46に表示される任意の静止画像
の選択、表示画面46に表示される任意の動画像の選
択、静止画像及び動画像のスクロール、動画像の再生・
一時停止等を行うことができる。
【0050】枠部47の右側面47bには、ジョグダイ
ヤル50より他端側にバック摘子51が設けられている
(図1及び図5参照)。バック摘子51は、ジョグダイ
ヤル50を誤って操作したときに、選択したメニューの
1つ前の階層に戻す機能を有する。
【0051】枠部47の前面47aには、その他端部4
7cに左右に離間して係合孔52、52が形成されてい
る(図1参照)。係合孔52、52は、表示画面46が
キーボード4と対向した状態で表示部3がキーボード4
を閉塞した閉塞位置において(図9参照)、それぞれコ
ンピュータ本体2のロック爪挿通孔10、10から上方
へ突出された上記ロック爪と係合され、これにより表示
部3が閉塞位置にロックされる。また、枠部47の他端
部47cにはマイクロフォン53が設けられている(図
1及び図4参照)。
【0052】枠部47の後面47dには、その他端部4
7cに左右に離間して係合孔54、54が形成されてい
る(図4参照)。係合孔54、54は、後面47dがキ
ーボード4と対向した向きで表示部3がキーボード4を
閉塞した閉塞位置において(図10参照)、それぞれコ
ンピュータ本体2のロック爪挿通孔10、10から上方
へ突出された上記ロック爪と係合され、これにより表示
部3が閉塞位置にロックされる。
【0053】キーボード4が開放された状態から表示部
3を閉塞位置へ向けて回動させた場合に、ロック爪がロ
ック爪挿通孔10、10から上方へ突出されていたとき
には、各ロック爪が係合孔52、52又は係合孔54、
54に自動的に係合してロックが為されるようになって
いる。また、キーボード4が開放された状態から表示部
3を閉塞位置へ向けて回動させた場合に、ロック爪がロ
ック爪挿通孔10、10から上方へ突出されていなかっ
たときには、コンピュータ本体2と表示部3とが当接さ
れた状態でコンピュータ本体2の前面部2bに設けられ
た上記スライド摘子16を左方へスライド操作すること
によりロック爪がロック爪挿通孔10、10から上方へ
突出され係合孔52、52又は係合孔54、54と係合
されて表示部3がロックされる。
【0054】尚、表示部3のロックを解除するときに
は、スライド摘子16を右方へスライド操作することに
よりロック爪がコンピュータ本体2内へ収納されてロッ
クが解除される。
【0055】尚、上記したロック爪及び該ロック爪を操
作するための機構を有するロック爪ユニットの詳細と該
ロック爪ユニットの動作については後に詳細に説明す
る。
【0056】コンピュータ本体2の後端部に設けられた
上記支持突部13、13間には、左右方向に長い支持部
材55が挿入されており、表示部3は支持部材55を介
してコンピュータ本体2に支持されている(図1、図2
及び図12参照)。即ち、支持部材55内には、支持突
部13、13に貫通された左右方向に延びる第1の支持
軸56が設けられ、該第1の支持軸56を介して支持部
材55が支持突部13、13に対して回動可能とされ、
表示部3は第1の支持軸56と直交する第2の支持軸5
7を介して支持部材55に対して回転可能とされている
(図12参照)。従って、表示部3は第1の支持軸56
を中心として支持突部13、13に対して支持部材55
と一体となって図12に示すR1−R2方向へ回動さ
れ、また、第2の支持軸57を介して支持部材55に対
して図12に示すS1−S2方向へ回転される。
【0057】以下に、情報処理装置1の回路構成につい
て説明する(図11参照)。
【0058】コンピュータ本体2には各種の機能を統括
的に制御するCPU58が設けられており、該CPU5
8がホストバス59に接続されている。そして、CPU
58によってRAM(Random Access Memory)60にロ
ードされた各種のプログラムやアプリケーションソフト
ウェアに応じた処理を、クロックジェネレータ61から
付与されるシステムクロックに基づいて所定の動作速度
で実行することにより、各種の機能を為し得るようにな
っている。
【0059】ホストバス59にはキャッシュメモリ62
が接続されており、該キャッシュメモリ62によってC
PU58が使用するデーターをキャッシュし、これによ
り高速アクセスが為されるようになっている。
【0060】ホストバス59は、PCI(Peripheral C
omponent Interconnect)バス63とホストPCIブリ
ッジ64を介して接続されている。そして、ホストPC
Iブリッジ64は、メモリバス65を介してRAM60
と接続されている。
【0061】PCIバス63には、ビデオコントローラ
66、IEEE1394インターフェース67、ビデオ
キャプチャー処理チップ68及びPCカードインターフ
ェース69が接続されている。
【0062】ホストPCIブリッジ64はCPU58と
ビデオコントローラ66、IEEE1394インターフ
ェース67、ビデオキャプチャー処理チップ68又はP
Cカードインターフェース69との間で行われる各種の
データーの授受を制御すると共にメモリバス65を介し
て接続されたRAM60のメモリーコントロールを行
う。また、ホストPCIブリッジ64は、ビデオコント
ローラ66とAGP(Accelerated Graphics Port)7
0に沿った信号線を介して接続されており、これにより
ホストPCIブリッジ64とビデオコントローラ66と
の間で画像データを高速転送されるようになっている。
【0063】ビデオキャプチャー処理チップ68は、シ
リアスバスであるSM(System Management)バス71
と接続されている。そして、ビデオキャプチャー処理チ
ップ68にSMバス71を介して上記カメラ部40によ
って撮影された画像データが供給されると、供給された
画像データがビデオキャプチャー処理チップ68に内蔵
された図示しないフレームメモリに一旦格納され、JP
EG(Joint Photographic Experts Group)規格にした
がって画像圧縮処理が為されてJPEG画像データが生
成され、生成されたJPEG画像データが再びフレーム
メモリに格納されるようになっている。
【0064】また、ビデオキャプチャー処理チップ68
は、CPU58から送出された指令信号に基づいてフレ
ームメモリに格納されているJPEG画像データをバス
マスタ機能を用いてRAM60に転送し、JPEG画像
データ(静止画データ)又はモーションJPEG画像デ
ータ(動画データ)としてHDD(Hard Disk Drive)
72に転送する。
【0065】ビデオコントローラ66はカメラ部40に
よって撮影された画像データやビデオキャプチャー処理
チップ68によって生成されたJPEG画像データに対
して所定のグラフィックス処理を施し、次いで内蔵され
ている図示しないVRAM(Video Random Access Memo
ry)に格納して適宜読み出し、LCDを有する上記表示
画面46に画像を表示する。また、ビデオコントローラ
66は供給される各種のアプリケーションソフトウェア
に基づく画像データを表示画面46に出力し、複数のウ
インドウ画面を表示する。
【0066】PCカードインターフェース69は上記P
Cカードスロット26に接続され、オプション機能を追
加するときにPCカードを介して装着されるようになっ
ており、例えば、CD−ROMドライブやDVDドライ
ブ等の外部デバイスとPCカードを介して接続される。
【0067】IEEE1394インターフェース67は
上記IEEE1394端子33と接続されており、例え
ば、他のコンピュータ装置やデジタルビデオカメラ等の
外部デバイスとIEEE1394端子33を介して接続
される。
【0068】上記PCIバス63はPCI−ISA(In
dustrial Standard Architecture)ブリッジ73を介し
てISAバス74と接続されており、PCI−ISAブ
リッジ73にはHDD72と上記USB端子25とが各
別に接続されている。PCI−ISAブリッジ73は、
IDE(Integrated Drive Electronics)インターフェ
ース、コンフィギュレーションレジスタ、RTC(Real
Time Clock)回路、USBインターフェース等によっ
て構成され、上記クロックジェネレータ61から付与さ
れるシステムクロックに基づいてIDEインターフェー
スを介してHDD72を制御する。
【0069】HDD72のハードディスクには、OS
(Operating System)、電子メールプログラム、オート
パイロットプログラム等の他、各種のアプリケーション
ソフトウェアが記憶されており、起動処理の過程でこれ
らのアプリケーションソフトウェア等がRAM60に転
送される。また、PCI−ISAブリッジ73は、US
B端子25を介して接続されるフロッピー(登録商標)
ディスクドライブ、プリンタ、USBマウス等の外部デ
バイスをUSBインターフェイスを介して制御すると共
にISAバス74に接続されるモデム75及びサウンド
コントローラ76を制御する。尚、モデム75は上記モ
デム端子22に接続され、また、サウンドコントローラ
76は上記ステレオスピーカー18、32及びマイクロ
フォン53に各別に接続される。
【0070】モデム75はモデム端子22を介して電話
回線及びインターネットを通じインターネットサービス
プロバイダと接続される。また、サウンドコントローラ
76はマイクロフォン53を通じて音声信号の取込及び
ステレオスピーカー18、32への音声信号の出力を行
う。
【0071】ISAバス74には、I/Oコントローラ
77が接続され、電源供給充電制御回路78を介して外
部電源コネクタ79から電力の供給が為され、上記電源
釦12がオンされたときに所要の各部に電力を供給す
る。そして、I/Oコントローラ77はクロックジェネ
レータ61と接続されており、該クロックジェネレータ
61から供給されるシステムクロックに基づいて動作さ
れる。また、電源供給充電制御回路78は、I/Oコン
トローラ77によって制御され、上記バッテリーパック
29のバッテリーの充電の制御を行う。
【0072】I/Oコントローラ77はマイクロコント
ローラ、I/Oインターフェイス、CPU、ROM、R
AM等によって構成され、フラッシュメモリ80に格納
されているBIOS(Basic Input Output System)に
基づいてOSやアプリケーションソフトウェアと表示画
面46やHDD72等の周辺機器との間におけるデータ
の入出力を制御する。
【0073】I/Oコントローラ77は反転スイッチ8
1と接続されており、上記カメラ部40がコンピュータ
本体2に対して所定の方向へ回動されたときに反転スイ
ッチ81をオンとし、その信号がPCI−ISAブリッ
ジ73及びホストPCIブリッジ64を介してCPU5
8に入力され、これにより表示画面46に表示される画
像が反転されるようになっている。
【0074】I/Oコントローラ77は上記キャプチャ
ー釦48とも接続されており、キャプチャー釦48が上
記したように半押し状態又は全押し状態にされたとき
に、その旨の信号がCPU58に入力され所定のモード
が設定される。
【0075】即ち、HDD72のハードディスクから撮
像用の所定のソフトウェアがRAM60に転送されてい
るときに、キャプチャー釦48が半押し状態にされる
と、静止画像モードが設定され静止画像がフリーズさ
れ、キャプチャー釦48が全押し状態にされると、フリ
ーズされた静止画像データが取り込まれて上記ビデオコ
ントローラ66に送出される。そして、キャプチャー釦
48が半押し状態にされたときには、上記したようにフ
ォーカシング調整が為される。尚、フォーカシング調整
は、カメラ部40の上記フォーカスリング42を回転さ
せることにより、マニュアル操作によっても行うことが
可能である。
【0076】一方、撮像用の所定のソフトウェアがRA
M60に転送されていないときに、キャプチャー釦48
が全押し状態にされると、動画像モードが設定され動画
像データが取り込まれて上記ビデオコントローラ66に
送出される。
【0077】I/Oコントローラ77のROMには、ジ
ョグダイヤル監視プログラム、キー入力監視プログラ
ム、インジケーター制御プログラム等の各種のプログラ
ムが格納されている。ジョグダイヤル監視プログラムは
ジョグダイヤル50の回転操作及び押圧操作の状態を監
視するプログラムである。キー入力監視プログラムは上
記操作キー5、5、・・・やスティック式ポインティン
グデバイス6、左クリック釦7、右クリック釦8、セン
ター釦9等の入力を監視するプログラムである。インジ
ケーター制御プログラムは上記インジケーター11、1
1、・・・及びインジケーター14、14、14の点灯
/消灯を制御するプログラムである。
【0078】I/Oコントローラ77は回転検出部82
を介してジョグダイヤル50と接続されており、ジョグ
ダイヤル50の回転操作及び押圧操作によってあるメニ
ューが選択・決定されると、I/Oコントローラ77の
RAMに格納されたI/Oレジスタに回転操作フラグ及
び押圧操作フラグを格納すると共にその旨の信号をCP
U58に送出する。
【0079】CPU58は、HDD72から読み出して
RAM60で起動中のジョグダイヤルユーティリティプ
ログラムに従って、決定されたメニューに該当するアプ
リケーションソフトウェアを立ち上げて所定の処理を実
行する。
【0080】I/Oコントローラ77はアプリケーショ
ン釦36、メニュー釦37、A釦38及びB釦39と各
別に接続されており、これらの各釦36、37、38、
39の操作によって後述する所定の機能が実行されるよ
うになっている。
【0081】尚、I/Oコントローラ77は電源釦12
がオフでOSが起動していない状態であっても、上記電
源供給充電制御回路78の制御によってジョグダイヤル
監視プログラムに基づいて常時動作されており、ジョグ
ダイヤル50の操作によって決定されたアプリケーショ
ンソフトウェア等を起動し得るようになっている。
【0082】また、I/Oコントローラ77は上記SM
バス71と接続されており、操作キー5、5・・・やジ
ョグダイヤル50によって設定したカメラ部40に対す
る各種のパラメーターをSMバス71を介して供給する
ことにより、カメラ部40における電源のオン/オフの
制御や明るさ、コントラスト等の調整を行うことができ
るようになっている。
【0083】I/Oコントローラ77は上記ズーム摘子
49、バック摘子51の操作状態を監視するプログラム
をも有しており、ズーム摘子49、バック摘子51の操
作に応じた信号をCPU58に送出する。
【0084】次ぎに、上記したロック爪挿通孔10、1
0から出入りして表示部3をコンピュータ本体2の上面
部2aを覆った状態にロックするためのロック爪を操作
するためのロック爪ユニット83について、主として図
25乃至図29を参照して説明する。
【0085】コンピュータ本体2の前面部2bはロック
爪ユニット83によって構成されている。すなわち、ロ
ック爪ユニット83はコンピュータ本体2の前面部2b
を為す横長の前面パネル84を有し、ロック爪ユニット
83がコンピュータ本体2の前面部2bを除く部分の前
端に取着されることによって、上記前面パネル84がコ
ンピュータ本体2の前面部2bを為すことになる。
【0086】該前面パネル84は合成樹脂成形品として
形成され、右端寄りの部分には放熱口15が形成され、
左端寄りの部分の前面には左右方向に長い凹部85が形
成され、該凹部85の上下方向におけるほぼ中央部には
左右方向に長い挿通孔86が形成されている。また、前
面パネル84には後方へ向けて突出した取付用ボス8
7、87、87が形成されている。さらに、位置決め孔
88、88、・・・(図面では2個のみ示す)が形成さ
れている(図26参照)。
【0087】上記前面パネル84の後側には板金材料で
形成されたベースプレート89が固定される。ベースプ
レート89にはネジ挿通孔90、90、90が形成され
ており(図26参照)、該ネジ挿通孔90、90、90
を後方から挿通されたネジ91、91、91が上記前面
パネル84の取付用ボス87、87、87の後端に捻じ
込まれ、これによって、ベースプレート89が前面パネ
ル84に固定される。
【0088】上記ベースプレート89には軸ピン92、
92、・・・が前方へ向けて突設されており(図26参
照)、ベースプレート89が、上記したように、前面パ
ネル84に固定されると、上記軸ピン92、92、・・
・の前端部が前面パネル84に形成された位置決め孔8
8、88、・・・に嵌合され、これによって、軸ピン9
2、92、・・・の位置が安定する。
【0089】ベースプレート89には後方へ突出された
2個の取付片93、93と2個の位置決め片94、94
とが形成されている。そして、取付片93、93にはネ
ジ挿通孔93a、93aが形成され、左側の位置決め片
94には小さい円形の位置決め孔94aが形成され、右
側の位置決め片94には左右方向に長い長孔状の位置決
め孔94bが形成されている(図26参照)。そして、
コンピュータ本体2の図示しないフレームシャーシに突
設された位置決めピンにベースプレート89の位置決め
片94、94に形成された位置決め孔94a、94bが
係合されてロック爪ユニット83がフレームシャーシに
位置決めされ、その状態で、取付片93、93のネジ挿
通孔93a、93aを挿通された図示しないネジが上記
フレームシャーシに螺着され、これによって、ロック爪
ユニット83がフレームシャーシに固定されて、コンピ
ュータ本体2の前面部2bを構成することになる。
【0090】尚、ベースプレート89の左端寄りの位置
の下方部にはバネ支持孔95が形成されている(図26
参照)。
【0091】上記した前面パネル84とベースプレート
89との間に2個のロック爪とこれらロック爪の動きを
連動させるリンクレバーが配設される。
【0092】リンクレバー96は合成樹脂の成形品とし
て形成され、左右方向に長い板状をしている。リンクレ
バー96の左右両端部には左右方向に長いスライド孔9
7、97が形成されており、ベースプレート89の上記
した軸ピン92、92、・・・のうち左右両端部の下側
に位置したもの92、92がリンクレバー96の上記ス
ライド孔97、97に挿通されることによって、リンク
レバー96が前面パネル84及びベースプレート89に
対して左右方向にスライド可能に支持される。また、リ
ンクレバー96には左右両端部に上下方向に長い連結孔
98、98が形成され、さらに、左端寄りの上縁に連結
切欠99が形成されている(図26参照)。
【0093】左右のロック爪100、100は同じ形状
をしている。尚、ロック爪100の説明において上下及
び左右の関係は、ロック爪挿通孔10から突出したロッ
ク爪100を前方から見た状態においての上下及び左右
として説明する。ロック爪100はほぼ上下方向に長く
形成され、上下方向におけるほぼ中間の位置に被支持孔
101が形成されている。被支持孔101から上方の部
分102の左側縁102aは上方に行くに従って右方へ
変位する傾斜縁とされ、該上部102の上端部に右方へ
突出した係止爪103が形成され、該係止爪103の上
縁103aは右下がりの傾斜縁とされ、下縁103bは
左右方向に延びる係止部とされている。また、ロック爪
100の下端には前方へ突出した連結ピン104が形成
されている(図26参照)。
【0094】上記したロック爪100、100は、その
被支持孔101、101にベースプレート89の上側の
2つの軸ピン92、92が各別に挿通されることによっ
て前面パネル84及びベースプレート89に対して回動
自在に支持され、また、連結ピン104、104がリン
クレバー96の連結孔98、98にスライド可能に挿通
されることによってリンクレバー98と連結される。こ
れによって、左右のロック爪100、100の動作がリ
ンクレバー96を介して連動される。
【0095】ベースプレート89と左側のロック爪10
0との間にトグルバネ105が介挿される。トグルバネ
105は中央のコイル部105aから2つの腕105
b、105cが延びてほぼV字状に形成され、一方の腕
105bの先端にはコイル部105dが形成されている
(図26参照)。そして、トグルバネ105の一方の腕
105bのコイル部105dがロック爪100の連結ピ
ン104に外嵌され、他方の腕105cの先端部がベー
スプレート89のバネ支持孔95に係合される。このよ
うにして、トグルバネ105が左側のロック爪100と
ベースプレート89との間に介挿される。そして、トグ
ルバネ105には2つの腕105b、105c先端間が
開くような力が働いているので、図28に示すように、
ロック爪100、100がロック爪挿通孔10、10か
ら上方へ突出した状態では、ロック爪100、100は
前方から見て時計回り方向、すなわち、図28の矢印C
W方向に付勢され、その結果、リンクレバー96はロッ
ク爪100の連結ピン104を介して左方へ、すなわ
ち、図28中矢印LD方向に付勢される。従って、リン
クレバー96はスライド範囲の左端に保持され、これに
よって、ロック爪100、100はロック爪挿通孔1
0、10から突出した状態に確実に保持される。また、
図27に示すように、ロック爪100、100がロック
爪挿通孔10、10から内部に引っ込んだ状態では、ロ
ック爪100、100は前方から見て反時計回り方向、
すなわち、図27中矢印CCW方向に付勢され、その結
果、リンクレバー96はロック爪100の連結ピン10
4を介して右方へ、すなわち、図27中矢印RD方向に
付勢される。従って、リンクレバー96はスライド範囲
の右端に保持され、これによって、ロック爪100、1
00はロック爪挿通孔10、10から引っ込んだ状態に
確実に保持される。
【0096】上記リンクレバー96には上記したスライ
ド摘子16が連係される。スライド摘子16は合成樹脂
成形品として形成され、主部16aと該主部16aから
後方へ突出された連結片16bとから成る(図26参
照)。そして、連結片16bが前面パネル84の挿通孔
86に前側から挿通され、該連結片16bの前面パネル
84の後方へ突出した部分がリンクレバー96の連結切
欠99内に位置した状態となる。このようにして、スラ
イド摘子16の主部16aが前面パネル84の凹部85
内で左右方向にスライド可能に位置される。
【0097】次ぎに、このロック爪ユニット83の動作
について説明する。
【0098】図27に示す状態がロック爪100、10
0が非ロック位置にある状態であり、この状態で、リン
クレバー96は移動範囲の右端に位置しており、スライ
ド摘子16も移動範囲の右端に位置していて、スライド
摘子16の連結片16bはその左端がリンクレバー96
の連結切欠99の左端と当接した状態となっている。そ
こで、ロック爪100、100を図28に示すようにロ
ック爪挿通孔10、10から突出したロック位置へと回
動させる場合は、スライド摘子16を左方へ、すなわ
ち、図27の矢印LD方向へと移動させる。すると、ス
ライド摘子16の連結片16bの左端がリンクレバー9
6の連結切欠99の左端を左方へと押圧するので、これ
によって、リンクレバー96は左方へと移動される。リ
ンクレバー96の左方への移動によって、リンクレバー
96の連結孔98、98がロック爪100、100の連
結ピン104、104を左方へと押圧するので、ロック
レバー100、100は前方から見て時計回り方向、す
なわち、図27中矢印CW方向に回動して行き、図28
に示すロック位置へと達する。尚、左側のロック爪10
0が時計回り方向に回動することによって、トグルバネ
105の一方の腕105bの先端が他方の腕105cの
先端に近づいて行き、やがて、該一方の腕105cの先
端、すなわち、ロック爪100の連結ピン104がトグ
ルバネ105の他方の腕105cの先端を通る垂直線
(リンクレバー96の移動方向に対して垂直な線)10
6を左方へ越えると、トグルバネ105の2つの腕10
5b、105cが開こうとする力がロック爪100をさ
らに時計回り方向へ、また、リンクレバー96を左方へ
と移動させる力となり、該力によって、リンクレバー9
6は移動範囲の左端まで移動して、連結切欠98の右端
がスライド摘子16の連結片16bの右端に当接し、ま
た、ロック爪100、100は垂直な姿勢になるまで回
動される(図28参照)。
【0099】そして、表示部3がコンピュータ本体2の
上面部2aを覆っている状態(図9、図10参照)、す
なわち、閉塞状態においてロック爪100、100が上
記したように非ロック位置からロック位置へと回動され
ると、ロック爪100、100の係止爪103、103
の係止部103b、103bが表示部3に形成された係
合孔52、52又は54、54の右側の内側開口縁52
a、52a又は54a、54aに係合し(図28参
照)、表示部3を上記閉塞状態にロックすることにな
る。
【0100】尚、表示部3の閉塞状態へのロックを左右
方向における中央のみで行った場合には、両側部が浮き
上がり易くなるが、上記したように、本情報処理装置1
においては、表示部3を両側部でロックするので、両側
部の浮き上がりが確実に防止され、コンピュータ本体2
の上面部2aと表示部3との間に塵埃等の異物が入り込
みにくくなる。
【0101】また、ロック爪が左右方向にスライドする
ことによって係合孔に係合するようにすると、ロック爪
の係止部と該係止部が接触する面との間にある程度のク
リアランスがないと、係合自体が不能であり、そのため
に、係止部と該係止部が接触する面との間に多少なりと
もクリアランスを設ける必要があり、該クリアランスが
閉塞状態における表示部のガタつきの原因となる。それ
に対して、本情報処理装置1にあっては、ロック爪10
0、100は回動によってその係止爪103、103が
係合孔52、52又は54、54に係合するので、係止
爪103、103の係止部103b、103bと係合孔
52、52又は54、54の内側開口縁52a、52a
又は54a、54aとの間にクリアランスを設ける必要
が無く、係止部103b、103bによって上記内側開
口縁52a、52a又は54a、54aをコンピュータ
本体2側へ引き込むようにすることが出来、そのため
に、表示部3をガタつきのない状態で閉塞状態にロック
することが出来る。
【0102】図28に示すロック位置からロック爪10
0、100を図27に示す非ロック位置へと回動させる
場合は、スライド摘子16を右方へ、すなわち、図28
中矢印RD方向へ移動させる。スライド摘子16を右方
へ移動させると、該スライド摘子16の連結片16bの
右端がリンクレバー96の連結切欠99の右端を右方へ
押圧するので、リンクレバー96が右方へ移動される。
リンクレバー96が右方へ移動すると、その連結孔9
8、98がロック爪100、100の連結ピン104、
104を右方へ押圧するので、ロック爪100、100
は前方から見て反時計回り方向、すなわち、図28中矢
印CCW方向へ回動して図27に示す非ロック位置へと
達する。そして、左のロック爪100が図28に示すロ
ック位置から図27に示す非ロック位置へと回動してい
く過程において、トグルバネ105の一方の腕105b
の先端が他方の腕105cの先端に近づくように押圧さ
れ、そして、一方の腕105bの先端が上記垂直線10
6を右側へ越えると、トグルバネ105の付勢力がリン
クレバー96を右方へ移動させるように働き、これによ
って、リンクレバー96が移動範囲における右端まで移
動すると共に、ロック爪100、100が図27に示す
非ロック位置まで回動される。そして、リンクレバー9
6の連結切欠99の左端がスライド摘子16の連結片1
6bの左端に当接する(図27参照)。
【0103】上記したロック爪ユニット83によって表
示部3の閉塞状態へのロックを行うようにすると、表示
部3に係合孔52、52及び54、54のみを設ければ
よく、表示部3の小型化及び軽量化が可能である。しか
も、この利点は、表示部3の閉塞状態が図9に示す状態
と図10に示す状態の二通りある場合には著しい。この
ように二通りの閉塞状態がある場合に、表示部3の表裏
両面からロック爪が突出した状態になっているのは、該
ロック爪が各種操作の邪魔になり、使い勝手が悪く、ま
た、表示部3の表裏両面に突出・収納自在のロック爪を
設けるとなると、表示部の大型化及び大重量化は免れな
い。
【0104】上記したように、ロック爪100、100
は必要のない時にはロック爪挿通孔10、10から内側
に収納しておくことが出来るので、ロック爪100、1
00が使用者の情報処理装置1に対する操作、例えば、
操作キー5、5、・・・の操作等の邪魔になることがな
いようにしておくことが出来る。
【0105】尚、表示部3を図9や図10に示す閉塞状
態にロックする場合は、上記したように、ロック爪10
0、100が非ロック位置にある状態から、先ず、表示
部3を閉塞状態にしてから、ロック爪100、100を
ロック位置へと移動させることによって行うが、表示部
3の閉塞状態へのロックは、ロック爪100、100を
図28に示すロック位置に位置させた状態からでも行う
ことが出来る。すなわち、ロック爪100、100をロ
ック位置に位置させた状態から表示部3を図9又は図1
0に示す閉塞位置へと回動させる。すると、先ず、表示
部3の係合孔52、52又は54、54の右側の縁がロ
ック爪100、100の係合爪103、103の傾斜縁
103a、103aに当接し、これを押圧する(図29
(a)参照)。ロック爪100、100は係止爪10
3、103の傾斜縁103a、103aが上方から押圧
されることによって、前方から見て反時計回り方向への
回動力を受け、該力がトグルバネ105の一方の腕10
5bを他方の腕105cに近付けるように作用するの
で、これによって、ロック爪100、100は反時計回
り方向、すなわち、図28中矢印CCW方向へ僅かに回
動して(リンクレバー96も僅かに右方へ、すなわち、
図28中矢印RD方向へ移動する)、上記係合孔52、
52又は54、54の右側縁の下方への通り抜けを許容
する(図29(b)参照)。そして、表示部3の係合孔
52、52又は54、54が係止爪103、103を下
方へ通り抜けると、トグルバネ105の弾発力によっ
て、リンクレバー96は左方へ移動し、また、ロック爪
100、100は時計回り方向に回動して、係止爪10
3、103の係止部103b、103bが表示部3の係
合孔52、52又は54、54の右側の内側開口縁52
a、52a又は54a、54aに係合する(図29
(c)参照)。
【0106】以下に、図12乃至図20に従って情報処
理装置1の各使用形態について説明する。情報処理装置
1はコンピュータとしての使用の他、上記したようにビ
デオカメラとしても使用することができる。
【0107】図12は、情報処理装置1をコンピュータ
として使用するときの使用形態を示すものである。表示
部3は図9に示す閉塞位置から図12に示すR1方向へ
回動され、コンピュータ本体2に設けられたキーボード
4の操作キー5、5、・・・が開放されている。使用者
は、この状態で操作キー5、5、・・・、スティック式
ポインティングデバイス6、左クリック釦7、右クリッ
ク釦8、センター釦9、ジョグダイヤル50等を操作し
て入力作業や入力した情報の編集作業等を行うことがで
きる。
【0108】情報処理装置1をビデオカメラとして使用
する場合には、先ず、図12の状態から表示部3を第2
の支持軸57を中心として図12に示すS1方向又はS
2方向へ回転させていく(図13参照)。そして、表示
部3をコンピュータ本体2に対して180°回転させた
ところで回転を停止させる(図14参照)。このとき表
示部3の表示画面46が略後方を向いた状態となる。
【0109】次に、表示部3を第1の支持軸56を中心
として回動し、表示部3によって操作キー5、5、・・
・等を閉塞する(図15参照)。表示部3が操作キー
5、5、・・・等を閉塞した状態において、上記したよ
うに、コンピュータ本体2の前面部2bに設けられたス
ライド摘子16を左方へスライド操作することによりロ
ック爪100、100がロック爪挿通孔10、10から
上方へ突出され係合孔54、54に係合されて表示部3
が閉塞位置にロックされる(図28参照)。この状態で
は、表示画面46が外面側を向いている。
【0110】使用者は、枠部47の一端部47eが下側
に他端部47cが上側に位置するようにし、かつ、両手
で情報処理装置1の両側縁を把持し表示画面46を正面
に見ながらカメラ部40を用いて情報処理装置1をビデ
オカメラとして使用する(図16参照)。
【0111】情報処理装置1にあっては、キャプチャー
釦48及びズーム摘子49が表示部3の枠部47に設け
られており、撮影者は情報処理装置1を両手で把持した
状態のままこれらのキャプチャー釦48及びズーム摘子
49を操作することができる。従って、情報処理装置1
をビデオカメラとして使用する際の使い勝手の向上を図
ることができ、また、キャプチャー釦48又はズーム摘
子49の使用時に情報処理装置1を両手で把持している
ため誤って情報処理装置1を落下させてしまうような不
都合を防止することができる。
【0112】また、情報処理装置1にあっては、枠部4
7にジョグダイヤル50が設けられているため、上記の
ように情報処理装置1をコンピュータとして使用する場
合及びビデオカメラとして使用する場合の何れの場合に
おいても、表示画面46を正面から見た状態ではジョグ
ダイヤル50が使用者から見て常に同じ位置(右側)に
あるため、ジョグダイヤル50に対する操作方向を情報
処理装置1の使用の形態に応じて変更する必要がなく、
常に違和感のない良好な操作性を確保することができ使
い勝手の向上を図ることができる。
【0113】使用者は、カメラ部40を用いた撮影時に
おいて、カメラ部40を前面レンズ43が撮影者と反対
側を向くように回動させて撮影者の対面に存在する被写
体を撮影することができる(図17参照)。このとき、
カメラ部40を、その先端部がコンピュータ本体2の釦
配置部31に当接するまで回動することが可能であり、
図18に示すように、回転角度αは最高120゜であ
る。
【0114】また、使用者は、カメラ部40を用いた撮
影時において、カメラ部40を前面レンズ43が撮影者
側を向くように回動させて、例えば、撮影者自身を撮影
することができる(図19参照)。このとき、カメラ部
40を、その先端部がコンピュータ本体2の釦配置部3
1に当接するまで回動することが可能であり、図20に
示すように、回転角度βは最高120゜である。従っ
て、情報処理装置1にあっては、カメラ部40を240
゜の角度範囲で回転させることが可能である(図18及
び図20参照)。
【0115】尚、図19及び図20に示すように、カメ
ラ部40を前面レンズ43が撮影者側を向くように回動
させたときには、内蔵された上記反転スイッチ81によ
ってカメラ部40の回動方向が検知され、表示画面46
に表示される画像が反転され天地の正しい画像が表示さ
れる。
【0116】図17乃至図20に示したようにカメラ部
40を回動させるときには、使用者は情報処理装置1の
両側縁部を両手で把持したままでカメラ部40を回動さ
せることができるため、誤って情報処理装置1を落下さ
せるという不具合を防止することができる。
【0117】また、情報処理装置1にあっては、上記し
たように、放熱孔15がコンピュータ本体2の前面部2
bに設けられているため、撮影時に情報処理装置1を把
持した両手で放熱孔15を覆ってしまうようなことがな
く、効率的な放熱を行うことができる。
【0118】尚、カメラ部40を用いたビデオカメラと
しての使用形態としては、上記した図16乃至図20に
示した使用形態の他、例えば、図12乃至図15の状態
で使用することも可能である。また、コンピュータとし
ての使用形態も上記した図12に示した使用形態に限ら
れず、例えば、図13乃至図20の状態で使用すること
も可能である。但し、使い勝手を考慮すると、コンピュ
ータとしての使用に最も適する使用形態は図12に示す
使用形態であり、ビデオカメラとしての使用に最も適す
る使用形態は図16乃至図20に示す使用形態である。
【0119】以上に記載した通り、情報処理装置1にあ
っては、コンピュータ本体2に表示部3が開閉自在かつ
回転自在に支持されると共にコンピュータ本体2にカメ
ラ部40が回動自在に支持されている。従って、上記し
たように、表示部3によってキーボード4を閉塞した状
態でカメラ部40を用いて撮影することができ(図16
乃至図20参照)、撮影者が誤ってキーボード4の操作
キー5、5、・・・等を操作してしまうことがなく誤動
作を回避することができる。
【0120】また、カメラ部40をコンピュータ本体2
に設けているので、大型で高画質の機能性の高いカメラ
部40を搭載することができる。
【0121】以下に、カメラ部40を用いた撮影時にお
ける、上記釦配置部31に設けられたアプリケーション
釦36、メニュー釦37、A釦38、B釦39の機能及
び操作例について説明する(図21乃至図24参照)。
【0122】アプリケーション釦36は、キーボード4
の操作キー5の一つであるアプリケーションキー5cと
同じ機能を有する釦であり、起動中のアプリケーション
ソフトウェアに対応するメニューを表示する機能を有す
る。メニュー釦37は、起動中のアプリケーションソフ
トウェアに依存しないメニューを表示する機能を有し、
例えば、カメラ用のアプリケーションソフトウェアの起
動や起動中のアプリケーションソフトウェアの終了等の
他、電源のオン/オフ等を行うことが可能である。A釦
38及びB釦39は、起動中のアプリケーションソフト
ウェア固有の機能を実行するための釦である。
【0123】尚、以下に示すように、アプリケーション
釦36、メニュー釦37、A釦38又はB釦39を操作
したときには、これらの各釦36、37、38、39の
配置に対応して各メニューが表示され、即ち、アプリケ
ーション釦36が操作されると表示画面46の上部中央
にメニューが表示され(図22参照)、メニュー釦37
が操作されると表示画面46の下部中央にメニューが表
示され(図23参照)、A釦38が操作されると表示画
面46の下部左側にメニューが表示され(図24参
照)、B釦39が操作されると表示画面46の下部右側
にメニューが表示される(図24参照)。
【0124】図21は、表示画面46に表示された画像
の一例を示しており、現在「撮る」モード、即ち、撮影
モード(静止画)の状態である。表示画面46中、右側
の縦長の表示部(以下、「サムネール部」と言う。)に
はキャプチャー釦48の操作によって既に取り込まれた
画像が3画像表示されている。この3つの画像はジョグ
ダイヤル50の操作によってスクロール可能であり、サ
ムネール部に表示される画像が順次送られていく。ま
た、表示画面46中、中央から左側の部分にかけては、
カメラ部40によって撮影される画像が表示されてい
る。尚、表示画面46には、撮影枚数、ハードディスク
の記憶残量、画面サイズ及び画質が表示される。
【0125】図22は、アプリケーション釦36が操作
された状態を示しており、表示画面46の上部中央にメ
ニュー画面が表示されている。現在、カーソルが「撮
る」のメニュー上にある。このメニューは、ジョグダイ
ヤル50の回転操作によってスクロールされ、ジョグダ
イヤル50の押圧操作によって決定される。
【0126】図23は、メニュー釦37が操作された状
態を示しており、表示画面46の下部中央にメニュー画
面が表示されている。現在、カーソルが「撮影サイズ」
のメニュー上にある。このメニューもアプリケーション
釦36の場合と同様に、ジョグダイヤル50の回転操作
によってスクロールされ、ジョグダイヤル50の押圧操
作によって決定される。
【0127】図24は、A釦38及びB釦39が操作さ
れた状態を示しており、表示画面46の下部左側にA釦
38によるメニュー画面が表示され、表示画面46の下
部右側にB釦39によるメニュー画面が表示されてい
る。現在、左側の画面では、カーソルが「静止画」のメ
ニュー上にあり、右側の画面では、カーソルが「ローカ
ルディスク」のメニュー上にある。
【0128】左側の画面に示されるように、動画の場合
には圧縮レイトの高い「高画質」と圧縮レイトの低い
「ネットワーク(低画質)」とを選択することができ、
例えば、サーバ上にデータを保存する場合等には「ネッ
トワーク」が適する。
【0129】右側の画面に示される「ローカルディス
ク」は、内蔵のHDD72のハードディスクに保存する
場合である。また、「イメージステーション」は、ネッ
トワーク上のサーバに保存する場合であり、例えば、コ
ンピュータ本体2に接続された携帯電話からインターネ
ットに接続して、リアルタイムで順次サーバにデータを
送るような場合に選択される。
【0130】上記した実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の
具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
【0131】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明情報処理装置にあっては、所定の操作キーが
設けられたキーボードを有するコンピュータ本体と、表
示画面を有し第1の支持軸を介して回動することにより
コンピュータ本体に対して開閉自在とされると共に第1
の支持軸と直交する第2の支持軸を介してコンピュータ
本体に対して回転自在とされる表示部と、コンピュータ
本体に回動自在に支持されたカメラ部とを設けたことを
特徴とする。
【0132】従って、表示部によってキーボードを閉塞
した状態でカメラ部を用いて撮影することができ、撮影
者が誤ってキーボードの操作キー等を操作してしまうこ
とがなく誤動作を回避することができる。
【0133】また、カメラ部をコンピュータ本体に設け
ているので、大型で高画質の機能性の高いカメラ部を搭
載することができる。
【0134】請求項2に記載した発明にあっては、上記
表示部に表示画面を保持する枠部を設け、カメラ部によ
る撮影時に画角を変更するズーム釦を枠部に設けたの
で、撮影者は情報処理装置を両手で把持した状態のまま
ズーム釦を操作することができ、情報処理装置をビデオ
カメラとして使用する際の使い勝手の向上を図ることが
できる。
【0135】また、ズーム釦の使用時に情報処理装置を
両手で把持しているため、誤って情報処理装置を落下さ
せてしまうという不都合を防止することができる。
【0136】請求項3に記載した発明にあっては、上記
表示部に表示画面を保持する枠部を設け、カメラ部によ
る撮影を行うための撮影釦を枠部に設けたので、撮影者
は情報処理装置を両手で把持した状態のまま撮影釦を操
作することができ、情報処理装置をビデオカメラとして
使用する際の使い勝手の向上を図ることができる。
【0137】請求項4に記載した発明にあっては、カメ
ラ部の前面レンズを保護すると共に該前面レンズを保持
するレンズ鏡筒に対して着脱されるレンズ保護キャップ
を設け、コンピュータ本体のキーボードが配置された面
と反対側の面に、カメラ部による撮影時にレンズ保護キ
ャップを保持する保持凹部を形成したので、カメラ部に
よる撮影時に取り外されたレンズ保護キャップがぶらぶ
らして撮影の邪魔になるようなことがなく、また、紛失
するおそれもないので、情報処理装置の使い勝手の向上
を図ることができると共にカメラ部の不使用時にカメラ
部のレンズを確実に保護することができる。
【0138】請求項5に記載した発明にあっては、カメ
ラ部による撮影時に点灯し被撮影者から視認可能な撮影
時点灯レンズを設けたので、被撮影者は撮影時点灯レン
ズを視認することにより撮影されていることを認識する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図29と共に本発明の実施の形態を示
すものであり、本図は操作キーが開放された状態で示す
情報処理装置の平面図である。
【図2】図1と同じ状態で示す情報処理装置の正面図で
ある。
【図3】図1と同じ状態で示す情報処理装置の左側面図
である。
【図4】図1と同じ状態で示す情報処理装置の底面図で
ある。
【図5】図1と同じ状態で示す情報処理装置の右側面図
である。
【図6】コンピュータ本体を示す拡大平面図である。
【図7】図8と共にジョグダイヤルの操作方法を示すも
のであり、本図は回転操作の方法を示す拡大斜視図であ
る。
【図8】押圧操作の方法を示す拡大斜視図である。
【図9】表示画面がキーボードに対向した状態で表示部
によって操作キーが閉塞された情報処理装置を示す平面
図である。
【図10】表示画面と反対側の面がキーボードに対向し
た状態で表示部によって操作キーが閉塞された情報処理
装置を示す平面図である。
【図11】情報処理装置の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図12】コンピュータとして使用する使用形態を示す
情報処理装置の斜視図である。
【図13】表示部がコンピュータ本体に対して回転され
ている状態を示す情報処理装置の斜視図である。
【図14】表示部が180°回転された状態を示す情報
処理装置の斜視図である。
【図15】表示部が180°回転された後、回動されて
キーボードが閉塞された状態を示す斜視図である。
【図16】図17乃至図20と共に情報処理装置をビデ
オカメラとして使用する使用形態を示すものであり、本
図はカメラ部が回動される前の状態を示す正面図であ
る。
【図17】カメラ部を前面レンズが撮影者と反対側を向
くように回動した状態を示す正面図である。
【図18】カメラ部を前面レンズが撮影者と反対側を向
くように回動した場合に、回動端まで回動された状態を
示す側面図である。
【図19】カメラ部を前面レンズが撮影者側を向くよう
に回動した状態を示す正面図である。
【図20】カメラ部を前面レンズが撮影者側を向くよう
に回動した場合に、回動端まで回動された状態を示す側
面図である。
【図21】図22乃至図24と共にアプリケーション
釦、メニュー釦、A釦、B釦の機能及び操作例について
説明するためのものであり、本図は撮影された画像が表
示されている状態を示す表示画面の正面図である。
【図22】アプリケーション釦が操作された状態を示す
表示画面の正面図である。
【図23】メニュー釦が操作された状態を示す表示画面
の正面図である。
【図24】A釦及びB釦が操作された状態を示す表示画
面の正面図である。
【図25】ロック爪ユニットを示す斜視図である。
【図26】ロック爪ユニットの分解斜視図である。
【図27】ロック爪が非ロック位置にある状態のロック
爪ユニットの要部を示す正面図である。
【図28】ロック爪がロック位置にある状態のロック爪
ユニットの要部を示す正面図である。
【図29】ロック爪がロック位置にある状態から表示部
が閉塞状態にロックされる過程を示す要部の断面図であ
る。
【図30】従来の情報処理装置の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…情報処理装置、2…コンピュータ本体、3…表示
部、4…キーボード、5…操作キー、17…撮影時点灯
レンズ、28…保持凹部、40…カメラ部、41…レン
ズ鏡筒、43…前面レンズ、44…レンズ保護キャッ
プ、46…表示画面、47…枠部、48…キャプチャー
釦(撮影釦)、49…ズーム摘子(ズーム釦)、56…
第1の支持軸、57…第2の支持軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/64 531 G06F 1/00 312F 312Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の操作キーが設けられたキーボード
    を有するコンピュータ本体と、 表示画面を有し第1の支持軸を介して回動することによ
    りコンピュータ本体に対して開閉自在とされると共に第
    1の支持軸と直交する第2の支持軸を介してコンピュー
    タ本体に対して回転自在とされる表示部と、 コンピュータ本体に回動自在に支持されたカメラ部とを
    設けたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記表示部は表示画面を保持する枠部を
    有し、 カメラ部による撮影時に画角を変更するズーム釦を枠部
    に設けたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記表示部は表示画面を保持する枠部を
    有し、 カメラ部による撮影を行うための撮影釦を枠部に設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 カメラ部の前面レンズを保護すると共に
    該前面レンズを保持しレンズ鏡筒に対して着脱可能なレ
    ンズ保護キャップを設け、 コンピュータ本体のキーボードが配置された面と反対側
    の面に、カメラ部による撮影時にレンズ保護キャップを
    保持する保持凹部を形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 カメラ部による撮影時に点灯し被撮影者
    から視認可能な撮影時点灯レンズを設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
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