JP2002156291A - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

Info

Publication number
JP2002156291A
JP2002156291A JP2000350203A JP2000350203A JP2002156291A JP 2002156291 A JP2002156291 A JP 2002156291A JP 2000350203 A JP2000350203 A JP 2000350203A JP 2000350203 A JP2000350203 A JP 2000350203A JP 2002156291 A JP2002156291 A JP 2002156291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature sensor
thermistor element
temperature
thin film
material piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000350203A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3788904B2 (ja
Inventor
Satoshi Takagi
聡 高木
Takeshi Yamashita
猛 山下
Shinya Tonokawa
伸也 殿川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Electronics Co Ltd
Original Assignee
Shibaura Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Electronics Co Ltd filed Critical Shibaura Electronics Co Ltd
Priority to JP2000350203A priority Critical patent/JP3788904B2/ja
Publication of JP2002156291A publication Critical patent/JP2002156291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3788904B2 publication Critical patent/JP3788904B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーミスタ素子を用いた表面接触型温度セン
サにおいて、高い使用温度条件のもとで、表面温度検出
を行うことができるようにする。 【解決手段】 開示される温度センサは、台形部102
の上面に無機質繊維抄成体からなるクッション材片10
3Aを装着し、クッション材片103A上にサーミスタ
素子104を固定した構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーミスタを用
いた温度センサに関し、特に被測温体の表面に接触させ
てその温度を計測するために好適な、表面温度検出用の
温度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】サーミスタは、金属酸化物の混合焼結体
からなる半導体素子であって、その電気抵抗の温度依存
性が大きいことを利用して、広く温度測定の目的に用い
られており、各種の形態のものが既に提案されている
が、そのうち、特に物体の表面温度検出用として使用す
るものには、大別して、固定された物体の表面温度を測
定するものと、移動(回転を含む)する物体の表面温度
を測定するものとがある。
【0003】図4は、従来の表面温度検出用温度センサ
の第1の例を示したものであって、固定された物体の表
面温度検出用として用いられるものである。図4におい
て、(a)は上面図を示し、(b)はA−A側端面図を
示している。この従来例の温度センサは、樹脂成形体1
01の上面に設けられた台形部102上に、耐熱性の軟
質樹脂発泡材からなるクッション材片103を接着し、
クッション材片103上に、ガラス封止型のサーミスタ
素子104を接着等の方法で固定したものである。サー
ミスタ素子104のリード線105、106は、樹脂成
形体101に設けられた貫通穴107,108を通し
て、樹脂成形体101の下面に設けられた棒状の端子1
09,110に、ハンダ付け部111を設ける等の方法
で接続されている。また、端子109,110には、先
端部を端子金具112によって端末処理された、外部リ
ード線113,114が、×印で示すスポット溶接によ
る溶接部115を設ける等の方法で固定されている。さ
らに、樹脂成形体101の一端には、取付穴116が設
けられている。
【0004】図4に示された従来の温度センサは、取付
穴116を利用して、例えば図示されない、現像済みの
複写用紙を加熱体に押しつけることによってトナーの定
着を行う形式の複写機の、筐体の一部等に固定したと
き、サーミスタ素子を含むクッション材片103の上面
が、加熱体の表面の一部に押し当てられた状態に保持さ
れる。これによって、加熱体の表面温度に応じて、サー
ミスタ素子104の抵抗値が変化するので、図示されな
い測定回路によって、この抵抗値の変化を検出すること
によって、加熱体の表面温度を測定することができる。
この際、クッション材片103は、サーミスタ素子10
4を柔軟に保持して、加熱体の表面に密着させるととも
に、不必要に大きな力がサーミスタ素子や加熱体表面に
加わらないようにする緩衝作用を行う。
【0005】図5は、従来の表面温度検出用温度センサ
の第2の例を示したものであって、移動(回転を含む)
する物体の表面温度検出用として用いられるものであ
る。図5において、(a)は上面図を示し、(b)はB
−B側断面図を示している。この従来例の温度センサ
は、樹脂成形体201の上面に、耐熱性の軟質樹脂発泡
材からなるクッション材片202を接着し、クッション
材片202上に、サーミスタ素子203を接着等の方法
で固定するとともに、樹脂成形体201の下側に耐熱性
シートの一端を固定し、クッション材片202とサーミ
スタ素子203とを包囲して、耐熱性シートを巻き付け
て、その他端を樹脂成形体201の下側に固定すること
によって、保護フィルム部204を形成して、サーミス
タ素子203を絶縁するとともに、機械的に保護するよ
うにしたものである。樹脂成形体201の内部には、内
部導体207,208が埋め込まれていて、樹脂成形体
201の上下両面に設けられた溝部内に露出している。
サーミスタ素子203のリード線205、206は、ク
ッション材片202内部を経て、樹脂成形体201の上
面に設けられた溝部209,210内において、それぞ
れ内部導体207,208の一端に溶着されている。ま
た、外部リード線211,212は、端子金具213,
214によって端末処理されたそれぞれの先端部を、樹
脂成形体201の上面に設けられた溝部215,216
内に露出している、内部導体207,208の他端に、
例えばスポット溶接によって形成された、×印で示す溶
接部217,218を設ける等の方法で固定されてい
る。さらに、樹脂成形体201の下面には、取付部21
9,220が設けられている。
【0006】図5に示された従来の温度センサは、取付
部219,220を利用して、例えば図示されない複写
機の筐体の一部等に対して、例えば温度センサの長手方
向が、定着ヒートローラの回転軸と平行になるように固
定し、サーミスタ素子203が、保護フィルム部204
を介して、定着ヒートローラ(不図示)の表面に接触す
るように保持することによって、定着ヒートローラの表
面温度に応じてサーミスタ素子203の抵抗値が変化す
るので、図示されない測定回路によって、この抵抗値の
変化を検出することによって、定着ヒートローラの表面
温度を測定することができる。この際、クッション材片
202は、サーミスタ素子203の部分を定着ヒートロ
ーラの表面に接触させたときの機械的追従性を保たせる
とともに、装置に対する取付位置のずれに基づく特性変
化を緩和する作用を行っている。また、保護フィルム部
204は、定着ヒートローラの回転に基づくサーミスタ
素子203の磨耗を防止するとともに、定着ヒートロー
ラとの間の高電圧に対して、温度センサに絶縁性と耐圧
性とを付与する作用を行っている。
【0007】図6は、従来の表面温度検出用温度センサ
の第3の例を示したものであって、例えば回転する物体
の表面温度検出用として用いられるものである。図6に
おいて、(a)は上面図を示し、(b)はC−C側断面
図を示している。この従来例の温度センサは、ステンレ
ス又は燐青銅等の弾力性を有する金属の薄板からなる板
バネ301を、樹脂成形体302の一端に対して、その
一方の端部を埋め込んで固定するとともに、板バネ30
1の他方の端部の一方の面に、耐熱性の軟質樹脂発泡材
からなるクッション材片303を接着し、クッション材
片303の上面に熱伝導体薄膜304を介して、サーミ
スタ素子305を固定したものである。樹脂成形体30
2の他端には、2個の端子板306,307が、それぞ
れ独立して埋め込まれていて、サーミスタ素子305の
2本のリード線308,309は、樹脂成形体302の
上面に設けられた溝部310,311を経て、それぞれ
端子板306,307に接続されている。この際、板バ
ネ301の上面には、予め絶縁シート312がはり付け
られていて、リード線308,309は、絶縁シート3
12によって、板バネ301との間の絶縁を保たれてい
る。また、板バネ301の先端部には、クッション材片
303とサーミスタ素子305とを含めて、耐熱性シー
トを、下側から上側に折り返して巻き付けることによっ
て、保護フィルム部313を形成して、サーミスタ素子
305を絶縁するとともに、機械的に保護するようにな
っている。さらに、端子板306,307には、外部リ
ード線314,315が、被覆の除去等の処理を施した
それぞれの先端部を、×印で示すスポット溶接による溶
接部316を設ける等の方法で固着して接続されている
とともに、端子板と外部リード線の先端部には、絶縁チ
ューブ317,318を被せて電気的絶縁と機械的保護
を行うようになっている。
【0008】図6に示された温度センサは、取り付け穴
319を利用して、図示されない複写機の筐体の一部等
に固定されるが、この際、サーミスタ素子305が、保
護フィルム部313を介して、定着ヒートローラ(不図
示)の表面に接触することによって、定着ヒートローラ
の表面温度に応じてサーミスタ素子305の抵抗値が変
化するので、図示されない測定回路によって、この抵抗
値の変化を検出することによって、定着ヒートローラの
表面温度を測定することができる。この際、クッション
材片303は、サーミスタ素子の部分を定着ヒートロー
ラの表面に接触させたときの機械的追従性を保たせると
ともに、装置に対する取付位置のずれに基づく特性変化
を緩和する作用を行っている。熱伝導体薄膜304は、
定着ヒートローラの表面からサーミスタ素子305に対
する集熱作用を行って、熱応答性を改善する。また、保
護フィルム部313は、定着ヒートローラの回転に基づ
くサーミスタ素子305の磨耗や位置の変化を防止する
とともに、定着ヒートローラとの間の高電圧に対して、
温度センサに絶縁性と耐圧性とを付与する作用を行って
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4乃
至図6に示された従来の温度センサにおいては、温度検
出対象物体の表面温度を測定する際の、使用温度を高く
することができないという問題があった。これは、従来
の温度センサでは、サーミスタ素子の下部に存在するク
ッション材片として、耐熱性の軟質樹脂発泡材を使用し
ているため、その耐熱性が十分でないためである。
【0010】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、表面温度検出時の使用温度を高くするこ
とが可能な、温度センサを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、温度センサに係り、支持部
の上面に無機質繊維抄成体からなるクッション材片を装
着し、該クッション材片上にサーミスタ素子を固定した
ことを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の温度センサに係り、上記クッション材片とサーミス
タ素子との間に熱伝導体薄膜を介在させたことを特徴と
している。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の温度センサに係り、上記サーミスタ素子の上
部に別の熱伝導体薄膜を装着したことを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか一記載の温度センサに係り、上記クッシ
ョン材片とサーミスタ素子を包囲して保護フィルム部を
設けたことを特徴としている。
【0015】また、請求項5記載の発明は、請求項2乃
至4のいずれか一記載の温度センサに係り、上記クッシ
ョン材片の上記サーミスタ素子を支持する熱伝導体薄膜
の下部に空洞部を形成したことを特徴としている。
【0016】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の温度センサに係り、上記空洞部が、密閉された構造
を有することを特徴としている。
【0017】
【作用】この発明の構成では、支持台の上面に無機質繊
維抄成体からなるクッション材片を装着し、このクッシ
ョン材片上にサーミスタ素子を固定したので、クッショ
ン材に基づく耐熱性の不足を解消して、温度センサの使
用可能温度範囲を高くすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である温度センサの構成
を示す図である。この例は、固定された物体の表面温度
検出用として用いられるものを示し、図1において、
(a)は上面図、(b)はA−A側断面図を示してい
る。この例の温度センサは、図1に示すように、樹脂成
形体101の上面に設けられた台形部102上に、ガラ
ス等からなる無機質短繊維を抄紙工程によってフェルト
状に集成した、無機質繊維抄成体(例えば商品名セラミ
ックペーパー)からなるクッション材片103Aを固定
し、クッション材片103A上に、例えばガラス封止型
のサーミスタ素子104を接着等の方法で固定したもの
である。サーミスタ素子104のリード線105、10
6は、クッション材片103Aを貫通したのち、樹脂成
形体101に設けられた貫通穴107,108を通し
て、樹脂成形体101の下面に設けられた棒状の端子1
09,110に、ハンダ付け部111を設ける等の方法
で接続されている。また、端子109,110には、先
端部を端子金具112によって端末処理された、外部リ
ード線113,114が、×印で示すスポット溶接によ
る溶接部115を設ける等の方法で固定されている。さ
らに、樹脂成形体101の一端には、取付穴116が設
けられている。
【0019】次に、図1を参照して、この例の温度セン
サの動作を説明する。この例の温度センサは、取付穴1
16を利用して、例えば図示されない、第1の従来例に
ついて説明した形式の、複写機の筐体の一部等に固定し
たとき、サーミスタ素子104ヲ含むクッション材片1
03Aの上面が、加熱体の表面の一部に押し当てられた
状態に保持される。これによって、加熱体の表面温度に
応じて、サーミスタ素子104の抵抗値が変化するの
で、図示されない測定回路によって、この抵抗値の変化
を検出することによって、加熱体の表面温度を測定する
ことができる。この際、クッション材片103Aとし
て、無機質繊維抄成体を用いたので、高い温度条件のも
とでも確実に動作することができる。また、クッション
材片103Aは、サーミスタ素子104を柔軟に保持し
て、加熱体の表面に密着させるとともに、不必要に大き
な力がサーミスタ素子や加熱体表面に加わらないように
する緩衝作用を行う。
【0020】このように、この例の温度センサによれ
ば、固定された物体の表面に押し当てるだけで、その表
面温度を簡易に検出することができるとともに、高い使
用温度条件のもとで、表面温度検出を行うことができ
る。
【0021】◇第2実施例 図2は、この発明の第2実施例である温度センサの構成
を示す図である。この例は、移動(回転を含む)する物
体の表面温度検出用として用いられるものを示し、図2
において、(a)は上面図、(b)はB−B側断面図を
示している。この例の温度センサは、図2に示すよう
に、樹脂成形体201の上面に、中央部に例えば円筒状
の空洞部222を有する、第1実施例の場合と同様な、
無機質繊維抄成体からなるクッション材片202Aを固
定し、クッション材片202A上に、空洞部222より
やや大きい径を有する、例えば円板状の熱伝導体薄膜2
21を、その中央部を空洞部222内に押し込むように
取り付け、さらに熱伝導体薄膜221上に、サーミスタ
素子203を接着等の方法で固定するとともに、樹脂成
形体201の下側に耐熱性シートの一端を固定し、クッ
ション材片202Aとサーミスタ素子203とを包囲し
て、温度センサの長手方向と垂直方向に耐熱性シートを
巻き付けて、その他端を樹脂成形体201の下側に固定
することによって、保護フィルム部204を形成して、
サーミスタ素子203を絶縁するとともに、機械的に保
護するようにしたものである。樹脂成形体201の内部
には、内部導体207,208が埋め込まれていて、樹
脂成形体201の上下両面に設けられた溝部内に露出し
ている。サーミスタ素子203のリード線205、20
6は、クッション材片202Aの内部を経て、樹脂成形
体201の上面に設けられた溝部209,210内にお
いて、それぞれ内部導体207,208の一端に溶着さ
れている。また、外部リード線211,212は、端子
金具213,214によって端末処理されたそれぞれの
先端部を、樹脂成形体201の上面に設けられた溝部2
15,216内に露出している、内部導体207,20
8の他端に、例えばスポット溶接によって形成された、
×印で示す溶接部217,218を設ける等の方法で固
定されている。さらに、樹脂成形体201の下面には、
取付部219,220が設けられている。
【0022】なお、この例において、熱伝導体薄膜22
1としては、例えば、アルミニウム(Al)等の金属箔
や、ポリイミドフィルム,シリコンフィルム等の、熱伝
導性のよい、薄い柔軟性のあるフィルム状の材料を用い
ることができる。
【0023】次に、図2を参照して、この例の温度セン
サの動作を説明する。この例の温度センサは、取付部2
19,220を利用して、例えば図示されない複写機の
筐体の一部等に対して、例えば温度センサの長手方向
が、定着ヒートローラの回転軸と平行になるように固定
し、サーミスタ素子203が、保護フィルム部204を
介して、定着ヒートローラ(不図示)の表面に接触する
ように保持することによって、定着ヒートローラの表面
温度に応じてサーミスタ素子203の抵抗値が変化する
ので、図示されない測定回路によって、この抵抗値の変
化を検出することによって、定着ヒートローラの表面温
度を測定することができる。この際、クッション材片2
02Aとして、無機質繊維抄成体を用いたので、高い温
度条件のもとでも確実に動作することができる。またク
ッション材片202Aは、その柔軟性によって、サーミ
スタ素子203の部分を定着ヒートローラの表面に接触
させたときの機械的追従性を保たせるとともに、装置に
対する取付位置のずれに基づく特性変化を緩和する作用
を行っている。さらに、保護フィルム部204は、定着
ヒートローラの回転に基づくサーミスタ素子203の磨
耗を防止するとともに、定着ヒートローラとの間の高電
圧に対して、温度センサに絶縁性と耐圧性とを付与する
作用を行っている。
【0024】この際、熱伝導体薄膜221は、温度セン
サが接触している定着ヒートローラの表面から受ける熱
を、均一にサーミスタ素子203に伝達する、集熱作用
を行うことによって、サーミスタ素子203の、温度測
定精度を向上させる作用を行っている。また、クッショ
ン材片202Aには、熱伝導体薄膜221の下部に当た
る部分に、空洞部222が設けられていて、熱伝導体薄
膜221及び樹脂成形体201の上面とともに、密閉さ
れた空間を形成しているため、熱伝導体薄膜221によ
って伝導された熱の放散が少なくなるので、温度センサ
の測温精度が向上するとともに、熱伝導体薄膜221が
クッション材片202Aに接触している場合と比較し
て、サーミスタ素子203に対するクッション材片20
2Aの熱容量の影響が小さくなるので、温度センサの温
度測定時の応答性を向上し、時間的な遅れを少なくする
ことができる。さらに、クッション材片202Aに対し
て、熱伝導体薄膜221を、その中央部を空洞部222
内に押し込むように取り付けたので、定着ヒートローラ
と接触する、温度センサの上面が平坦になり、定着ヒー
トローラの回転に基づく保護フィルム部204の磨耗が
少なくなって、サーミスタ素子が定着ヒートローラの表
面を傷つける恐れが少なくなる。
【0025】このように、この例の温度センサによれ
ば、移動物体の移動表面に接触させるだけで、その表面
温度を簡易に、計測することができるだけでなく、高い
使用温度条件のもとで、表面温度検出を行うことができ
るとともに、温度測定を正確に、かつ迅速に行うことが
でき、さらに、移動物体の表面を傷つける恐れが少なく
なる。
【0026】◇第3実施例 図3は、この発明の第3実施例である温度センサの構成
を示す図である。この例は、移動(回転を含む)する物
体の表面温度検出用として用いられるものを示し、図3
において、(a)は上面図、(b)はC−C側断面図を
示している。この例の温度センサは、図3に示すよう
に、ステンレス又は燐青銅等の弾力性を有する金属の薄
板からなる板バネ301を、樹脂成形体302の一端に
対して、その一方の端部を埋め込んで固定するととも
に、板バネ301の他方の端部の一方の面に、第1実施
例の場合と同様な、無機質繊維抄成体からなるクッショ
ン材片303Aを固定し、クッション材片303Aの上
面に、例えば円板状の熱伝導体薄膜304を取り付け、
熱伝導体薄膜304上に、サーミスタ素子305を接着
等の方法で固定したのち、さらに、例えば円板状の上部
熱伝導体薄膜320を取り付けたものである。なお、熱
伝導体薄膜304,320には、第2実施例の場合の熱
伝導体薄膜221と同様な材料が用いられる。
【0027】樹脂成形体302の他端には、2個の端子
板306,307が、それぞれ独立して埋め込まれてい
て、サーミスタ素子305の2本のリード線308,3
09は、樹脂成形体302の上面に設けられた溝部31
0,311を経て、それぞれ端子板306,307に接
続されている。この際、板バネ301の上面には、予め
絶縁シート312がはり付けられていて、リード線30
8,309は、絶縁シート312によって、板バネ30
1との間の絶縁を保たれている。また、板バネ301の
先端部には、クッション材片303Aとサーミスタ素子
305,熱伝導体薄膜304,320とを含めて、耐熱
性シートを、下側から上側に折り返して巻き付けること
によって、保護フィルム部313を形成して、サーミス
タ素子305を絶縁するとともに、機械的に保護するよ
うになっている。さらに、端子板306,307には、
外部リード線314,315が、被覆の除去等の処理を
施したそれぞれの先端部を、×印で示すスポット溶接に
よる溶接部316を設ける等の方法で固着して接続され
ているとともに、端子板と外部リード線の先端部には、
絶縁チューブ317,318を被せて電気的絶縁と機械
的保護を行うようになっている。
【0028】次に、図3を参照して、この例の温度セン
サの動作を説明する。この例の温度センサは、取り付け
穴319を利用して、図示されない複写機の筐体の一部
等に、例えば板バネ301の長手方向が、定着ヒートロ
ーラの回転軸と垂直になるように固定されるが、この
際、上部熱伝導体薄膜320の上面が、保護フィルム部
313を介して、定着ヒートローラ(不図示)の表面に
接触することによって、定着ヒートローラの表面温度に
応じてサーミスタ素子305の抵抗値が変化するので、
図示されない測定回路によって、この抵抗値の変化を検
出することによって、定着ヒートローラの表面温度を測
定することができる。この際、クッション材片303A
として、無機質繊維抄成体を用いたので、高い温度条件
のもとでも確実に動作することができる。クッション材
片303Aは、その柔軟性によって、サーミスタ素子の
部分を定着ヒートローラの表面に接触させたときの機械
的追従性を保たせるとともに、装置に対する取付位置の
ずれに基づく特性変化を緩和する作用を行っている。さ
らに、保護フィルム部313は、定着ヒートローラの回
転に基づくサーミスタ素子305の磨耗を防止するとと
もに、定着ヒートローラとの間の高電圧に対して、温度
センサに絶縁性と耐圧性とを付与する作用を行ってい
る。
【0029】この際、熱伝導体薄膜304は、温度セン
サが接触している定着ヒートローラの表面から受ける熱
を、均一にサーミスタ素子305に伝達する、集熱作用
を行うことによって、サーミスタ素子305の、温度測
定精度を向上させる作用を行っている。さらに、熱伝導
体薄膜304の上部に当たる部分に、サーミスタ素子3
05を含めて、上部熱伝導体薄膜320が設けられてい
るので、サーミスタ素子305の、温度測定精度をより
向上させることができるとともに、定着ヒートローラと
接触する、温度センサの上面が平坦になるので、定着ヒ
ートローラの回転に基づく保護フィルム部313の磨耗
が少なくなって、サーミスタ素子が定着ヒートローラの
表面を傷つける恐れが少なくなる。
【0030】このように、この例の温度センサによれ
ば、移動物体の移動表面に接触させるだけで、その表面
温度を簡易に、計測することができるだけでなく、高い
使用温度条件のもとで、表面温度検出を行うことがで
き、さらに、温度測定を正確に行えるとともに、移動物
体の表面を傷つける恐れが少なくなる。
【0031】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、第1実施
例の場合に、サーミスタ素子の104の下部、又は下部
と上部に熱伝導体薄膜を設けることによって温度測定精
度を向上することができ、また、下部となる熱伝導体薄
膜の下部に空洞部を設けることによって、温度測定精度
と温度測定時の応答性とを向上することができる。ま
た、第2実施例の場合に、サーミスタ素子203の上部
に、上部熱伝導体薄膜を設けることによって、温度測定
精度をより向上することができる。さらに、第3実施例
の場合に、熱伝導体薄膜304の下部に空洞部を設ける
ことによって、温度測定時の応答性を向上することがで
きる。これらの場合、空洞部の形状としは、円筒状に限
らず、四角筒状乃至多角筒状や不整形筒状であってもよ
い。また、この空洞部は、密閉された構造を有すること
が最も望ましいが、必ずしもこれに限るものではなく、
例えば下端が開放又は半密閉の構造である場合でも、少
なくとも、サーミスタ素子を支持する熱伝導体薄膜がク
ッション材片に接触しないことによる、熱容量減少の効
果を得ることができ、温度センサの応答速度を向上させ
ることが可能となる。熱伝導体薄膜221,304及び
上部熱伝導体薄膜320は、円板状に限らず、四角形板
状乃至多角形板状又は不整形板状でもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の温度セ
ンサでは、サーミスタ素子を保持するためのクッション
材片として、無機質繊維抄成体を用いたので、高い使用
温度条件のもとで、表面温度検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である温度センサの構成
を示す図である。
【図2】この発明の第2実施例である温度センサの構成
を示す図である。
【図3】この発明の第3実施例である温度センサの構成
を示す図である。
【図4】従来の表面温度検出用温度センサの第1の例を
示す図である。
【図5】従来の表面温度検出用温度センサの第2の例を
示す図である。
【図6】従来の表面温度検出用温度センサの第3の例を
示す図である。
【符号の説明】
102 台形部(支持部) 103A,202A,303A クッション材片 103A,202A,303A クッション材片 104,203,305 サーミスタ素子 201 樹脂成形体(支持部) 221,304 熱伝導体薄膜 222 空洞部 301 板バネ(支持部) 320 上部熱伝導体薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 殿川 伸也 埼玉県浦和市町谷2丁目7番18号 株式会 社芝浦電子内 Fターム(参考) 2H033 AA24 AA42 BA31 CA07 CA27 5E034 BA09 DB03 DB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部の上面に無機質繊維抄成体からな
    るクッション材片を装着し、該クッション材片上にサー
    ミスタ素子を固定したことを特徴とする温度センサ。
  2. 【請求項2】 前記クッション材片とサーミスタ素子と
    の間に熱伝導体薄膜を介在させたことを特徴とする請求
    項1記載の温度センサ。
  3. 【請求項3】 前記サーミスタ素子の上部に別の熱伝導
    体薄膜を装着したことを特徴とする請求項2記載の温度
    センサ。
  4. 【請求項4】 前記クッション材片とサーミスタ素子を
    包囲して保護フィルム部を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか一記載の温度センサ。
  5. 【請求項5】 前記クッション材片の前記サーミスタ素
    子を支持する熱伝導体薄膜の下部に空洞部を形成したこ
    とを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一記載の温度
    センサ。
  6. 【請求項6】 前記空洞部が、密閉された構造を有する
    ことを特徴とする請求項5記載の温度センサ。
JP2000350203A 2000-11-16 2000-11-16 温度センサ Expired - Lifetime JP3788904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000350203A JP3788904B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 温度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000350203A JP3788904B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 温度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002156291A true JP2002156291A (ja) 2002-05-31
JP3788904B2 JP3788904B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=18823475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000350203A Expired - Lifetime JP3788904B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 温度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3788904B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016018677A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 三菱電機株式会社 端子台および配電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016018677A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 三菱電機株式会社 端子台および配電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3788904B2 (ja) 2006-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5088836A (en) Apparatus for temperature measurement
US5213417A (en) Apparatus for temperature measurement
JP7309744B2 (ja) 熱絶縁を備えた温度検出プローブ
US9702038B2 (en) Pressure sensor and method for manufacturing the same
JP4963311B2 (ja) 計測用温度センサ
US3889362A (en) Method of making electrical resistance element
JP2005502297A (ja) 電動機の温度測定装置および測定方法
JP2002156291A (ja) 温度センサ
JP2002156289A (ja) 温度センサ
CN111164396B (zh) 温度测量装置和温度测量机构
CN113959327B (zh) 一种具有高灵敏度的多层结构应变传感器
JPS5849812B2 (ja) 温度センサ−の製造方法
US4419652A (en) Temperature sensor
JP4633914B2 (ja) 温度センサ
JP2008298617A (ja) 接触燃焼式ガスセンサおよび接触燃焼式ガスセンサの製造方法
JP2975552B2 (ja) 温度検知器
WO2006100855A1 (ja) 熱式流量計測装置
CN115552206A (zh) 真空装置温度传感器组件
JPH08210928A (ja) 温度検出装置
JPH0577737U (ja) 薄膜測温抵抗体
JPS6113178B2 (ja)
JP2001116625A (ja) フィルム型白金測温抵抗体およびその製造方法ならびに薄型表面センサ
JP3994891B2 (ja) 被熱処理物の検査方法
JP2000019026A (ja) 温度検出器
JP2000321149A (ja) 温度検出ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3788904

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term