JP2002156117A - 情報処理装置による弁当様食材の加熱パターンの提供方法、および情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置による弁当様食材の加熱パターンの提供方法、および情報処理装置

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JP2002156117A
JP2002156117A JP2000350952A JP2000350952A JP2002156117A JP 2002156117 A JP2002156117 A JP 2002156117A JP 2000350952 A JP2000350952 A JP 2000350952A JP 2000350952 A JP2000350952 A JP 2000350952A JP 2002156117 A JP2002156117 A JP 2002156117A
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heating
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heating pattern
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Takeshi Hatano
剛 羽田野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6435Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁当様食材の加熱に関して、複雑な設定操作
を必要とせずに弁当様食材に搭載された食品のそれぞれ
を望ましい状態で加熱し、提供すること。 【解決手段】 弁当様食材3の容器5の一部に識別符号
4を記載し、加熱パターン7と関連付けてサーバ1に記
憶し、加熱時点で、識別符号4を読み取ることで、加熱
パターン7得て、加熱調理器2の出力装置13を制御装
置14で制御する情報処理装置による弁当様食材の最適
加熱パターン提供の方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置によ
る弁当様食材の加熱パターンの提供方法、および情報処
理装置に関し、特に、加熱調理器に対して最適な加熱方
法等の情報提供方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】宅配の弁当用食材において、流通性と保
存性を考慮した場合、冷凍弁当のような冷凍による流通
やレトルトパウチ食品のような非通気性パック化された
食品としての流通が想定される。現状ではこれらの弁当
様食材は各需要先において高周波加熱装置やお湯による
間接加熱で解凍及び再加熱され、食卓に供給されること
が一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
用いられる高周波加熱装置による加熱はその高周波加熱
装置自身の高周波分布特性やこれらの弁当様食材に搭載
された食品の種類や温度等の状態によって定まる加熱特
性に応じて、解凍、加熱され、必ずしも均一にあたたま
ることは無い、まして、それぞれの食品を食べるのに望
ましい温度に調整することは困難であった。
【0004】また、特定のメニューに特化し、容器の形
状や内装される食品の位置や形状を最適化することで、
所定の加熱が実現できるように調整された弁当様食材は
実現されているが、その様に特定のメニューに特化して
のみ実現されているため、需要者の望むような多様なメ
ニューや複数の食品の混在した弁当様食材で、複数の食
品毎に異なる提供温度を達成するといった要求には答え
ることができなかった。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、多様なメニューや複数の食品の混在した状態にあっ
ても、食品毎の異なる提供温度等の加熱パターンに適合
した加熱を実現し、より快適な弁当様食材の提供を実現
することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の情報処理装置による弁当様食材の加
熱パターンの提供方法は、弁当様食材の容器の一部に所
定の符号を光学符号、磁気符号または形状符号等の形式
を用いて記載し、その所定の符号と、弁当様食材の設定
された提供温度、加熱時間、加熱条件等の少なくとも一
つを含む加熱パターンとを関連付けて情報処理装置の記
憶装置に記憶する一方、前記所定の符号の読み取り手段
を搭載した加熱調理器で、前記所定の符号を読み取り、
前記記憶手段に前記所定の符号を元に照会し、最適な加
熱パターンを取得し、それに応じて加熱調理器で加熱す
るものである。
【0007】これによって、最適な加熱パターンをもと
に加熱調理器の出力手段を制御して、前記弁当様食材を
加熱調理することにより、需要家は多種の弁当様食材に
対して前記加熱調理器を用いることで、弁当様食材を常
に最適の加熱調理を実現できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、弁当様
食材の容器の一部に所定の符号を光学符号、磁気符号ま
たは形状符号等の形式を用いて記載し、その所定の符号
と、弁当様食材の設定された提供温度、加熱時間、加熱
条件等の少なくとも一つを含む加熱パターンとを関連付
けて情報処理装置の記憶装置に記憶する一方、前記所定
の符号の読み取り手段を搭載した加熱調理器で、前記所
定の符号を読み取り、前記記憶手段に前記所定の符号を
元に照会し、最適な加熱パターンを取得し、それに応じ
て加熱調理器で加熱する(ことにより、需要家は多種の
弁当様食材に対して前記加熱調理器を用いることで、弁
当様食材を常に最適の加熱調理を実現できるものであ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
記載の弁当様食材が複数の食品を混載している弁当様食
材で所定の符号とそのそれぞれの食品の加熱パターンと
それぞれの食品の位置情報を関連付けて情報処理装置に
記憶し、前記弁当様食材を加熱調理する加熱調理器で前
記所定の符号を読み取り、その所定の符号の内容をもっ
て前記情報処理装置よりそれぞれの食品の加熱パターン
と位置情報を受領して、加熱調理器は複数の出力装置を
調整し、それぞれの食品を前記それぞれの食品の加熱パ
ターンに応じて加熱し、需要家は多種類の食品を混載し
た弁当様食材に対しても前記加熱調理器を用いること
で、弁当様食材を常に最適の加熱調理を実現できるもの
である。
【0010】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
記載の加熱パターンで加熱する加熱調理器の出力性能や
加熱分布の特性に応じた加熱パターン修正手段によって
修正を行い、その修正された加熱パターンをもって加熱
調理器の出力手段を制御して、前記弁当様食材を加熱調
理することにより、多種の加熱調理器に対しても、また
熱源の異なる加熱調理器であっても、加熱パターンを補
完することができ需要家は多種の弁当様食材に対して前
記加熱調理器を用いることで、弁当様食材を常に最適の
加熱調理を実現できるものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、特に、請求項2
記載の位置情報を前記所定の符号を基準とした位置情報
とすることによって、弁当様食材の容器の大きさが多岐
に渡ったとしても、また、弁当様食材の加熱調理器への
セット位置が異なったとしても、常にそれぞれの食品を
前記それぞれの食品の加熱パターンに応じて加熱し、需
要家は多種類の食品を混載した弁当様食材に対しても前
記加熱調理器を用いることで、弁当様食材を常に最適の
加熱調理を実現できるものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、特に、請求項2
記載の混載された食品のいくつかについて加熱パターン
を食品が生産される時点で事前に基礎コードとともに入
力し、情報処理装置に記憶し、更に弁当様食材の生産時
に位置情報と前記基礎コードもしくは食品の加熱パター
ンを前記所定の符号を関連付けて情報処理装置に記憶す
ることで、弁当様食材の事前に加工され、搭載される食
品の加熱パターンを入力する必要が無くなり、需要家は
多種類の食品を混載した弁当様食材に対しても前記加熱
調理器を用いることで、弁当様食材を常に最適の加熱調
理を実現できるものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、特に、請求項5
記載の基礎コードとともに入力される加熱パターンを単
位重量や単位容量当りなどの基準量で入力し、情報処理
装置に記憶し、更に弁当様食材の生産時に位置情報と前
記基礎コードと重量や容量、もしくは食品の加熱パター
ンを前記所定の符号を関連付けて情報処理装置に記憶す
ることで、弁当様食材の事前に加工され、搭載される食
品の加熱パターンを入力する必要が無くなり、需要家は
多種類の食品を混載した弁当様食材に対しても前記加熱
調理器を用いることで、弁当様食材を常に最適の加熱調
理を実現できるものである。
【0014】請求項7に記載の発明は、特に、請求項1
記載の弁当様食材に複数の子容器を搭載して、その子容
器自体に前記所定の符号に準ずる子識別符号を設け、そ
れぞれ読み取ることにより子識別符号の内容をもって前
記情報処理装置よりそれぞれの食品の加熱パターンを受
領して、加熱調理器は複数の出力装置を調整し、それぞ
れの食品を前記それぞれの食品の加熱パターンに応じて
加熱し、需要家は多種類の食品を混載した弁当様食材に
対しても前記加熱調理器を用いることで、弁当様食材を
常に最適の加熱調理を実現できるものである。
【0015】請求項8に記載の発明は、特に、請求項7
記載の子容器とともに弁当様食材の新たに搭載される食
品の加熱パターンを容器の所定の符号と関連付けて入力
し、加熱調理器は所定の符号、子識別符号を読み取り、
それぞれの食品の加熱パターンを受領して、加熱調理器
は複数の出力装置を調整し、それぞれの食品を前記それ
ぞれの食品の加熱パターンに応じて加熱し、需要家は多
種類の食品を混載した弁当様食材に対しても前記加熱調
理器を用いることで、弁当様食材を常に最適の加熱調理
を実現できるものである。
【0016】請求項9に記載の発明は、特に、請求項7
記載の子容器とともに弁当様食材の新たに搭載される食
品の加熱パターンを容器の前記子容器の子識別符号と関
連付けて記憶し、加熱調理器は子識別符号を読み取り、
それぞれの食品の加熱パターンを受領して、加熱調理器
は複数の出力装置を調整し、それぞれの食品を前記それ
ぞれの食品の加熱パターンに応じて加熱し、需要家は多
種類の食品を混載した弁当様食材に対しても前記加熱調
理器を用いることで、弁当様食材を常に最適の加熱調理
を実現できるものである。
【0017】請求項10に記載の発明は、弁当様食材に
複数の子容器を搭載して、その子容器自体に前記所定の
符号に準ずる子識別符号を設け、弁当様食材の加工時に
前記子識別符号をもとに得られる食品の加熱パターンと
新たに搭載される食品の加熱パターンとそれら子容器の
位置情報を入力し、それぞれの食品の加熱パターンまた
は子識別符号とそれぞれの位置情報とを関連づけて記憶
することで、加熱調理器は所定の符号を読み取り、それ
ぞれの食品の加熱パターンを受領して、加熱調理器は複
数の出力装置を調整し、それぞれの食品を前記それぞれ
の食品の加熱パターンに応じて加熱し、需要家は多種類
の食品を混載した弁当様食材に対しても前記加熱調理器
を用いることで、弁当様食材を常に最適の加熱調理を実
現できるものである。
【0018】請求項11に記載の発明は、特に、請求項
2記載の加熱パターンと食品の位置情報を所定のルール
をもとに符号化し、前記弁当様食材の容器の一部に所定
の符号を光学符号、磁気符号、形状符号等の形式を用い
て記載し、その符号を元にして復号した食材の位置情報
とそれぞれの食品の加熱パターン、食品の位置情報を復
号して取得し、それをもとにすることによって、それに
応じて加熱調理器を制御して、加熱調理器は複数の出力
装置を調整し、それぞれの食品を前記それぞれの食品の
加熱パターンに応じて加熱し、需要家は多種類の食品を
混載した弁当様食材に対しても前記加熱調理器を用いる
ことで、弁当様食材を常に最適の加熱調理を実現できる
ものである。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜図39を
参照しながら説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における弁当様食材の最適加熱パターン提供のシステム
構成を示す図である。また、図2は本実施例1で取り上
げる弁当様食材の1例の模式図である。
【0021】図1、図2に示されるように、本実施例1
による弁当様食材の最適加熱パターン提供のシステムは
互いにネットワーク接続される、サーバ(情報処理装
置)1、複数の加熱調理器2、及び流通する複数の弁当
様食材3から構成されている。
【0022】4は弁当様食材3の容器5の一部に記載さ
れた英数字を利用した所定の符号(以下、識別符号とす
る)である。弁当様食材3は容器5に食品6を搭載して
いる。8は弁当様食材メーカーに配置された入力装置に
して、前記識別符号4とともに弁当様食材3の入れられ
た食品6に最適な加熱出力、加熱時間、提供温度等のデ
ータ(以下、加熱パターンと呼ぶ)7を関連付けて入力
する。入力装置8はネットワーク9を介して、記憶装置
10を有するサーバ(情報処理装置)1へ連結されてい
る。
【0023】さて、識別符号4は弁当様食材3を特定す
る符号であり、弁当様食材3の食品6の種類やその組み
合わせ毎にもしくは容器5毎に設定された符号である。
識別符号4はサーバー1の上で弁当様食材3の食品6の
種類や組み合わせに応じた最適な加熱パターンに、もし
くは容器5に搭載された食品6の種類や組み合わせに応
じた最適な加熱パターンに関連付けされている。つま
り、ある識別符号4をもってサーバー1に問い合わせれ
ば、当該弁当様食材3のに対応する最適な加熱パターン
が一意的に取得できるものである。
【0024】一方、2は需要家宅に置かれたマイクロ波
を利用した加熱調理器にして、前記識別符号4を光学的
に読み取るカメラ等の読み取り手段12を搭載してい
る。また、この加熱調理器2はマイクロ波の出力装置1
3を搭載しており、それぞれのOn−Off、強弱等の
加熱出力を調整できるものである。さて、前記読み取り
手段12は加熱調理器2の出力装置13とともに制御装
置14に接続されおり、前記識別符号4を読み取り、制
御装置14に伝達する。15は制御装置14と接続され
た通信装置にして、ネットワーク16を介して前記サー
バ(情報処理装置)1に接続されている。
【0025】以上の構成にあってその動作を説明する。
【0026】図3、図4は動作を説明するフローチャー
トである。図5、図6は動作を説明するシステム構成図
である。まず、弁当様食材メーカーでは、食品6を容器
5に搭載し、例えば冷凍し、冷凍した弁当様食材3とし
て、需要家へ配布する。
【0027】その際、入力装置8によって前記識別符号
4及び食品6、その加熱パターン7を関連付けて入力す
る(S00001)。これらの識別符号4、加熱パター
ン7のデータはネットワーク9を介して記憶装置10を
有するサーバ1に関連付けて蓄積される(S0000
2)。
【0028】一方、需要家宅には何らかの流通手段を介
して弁当様食材3が配布される。弁当様食材3は例えば
冷凍であれば、、需要家の必要に応じて相当期間保存さ
れ、必要に応じて消費されることとなる。さて、図4に
あるように、消費時に弁当様食材3は加熱調理器2にセ
ットされ(S00003)、加熱調理器2のスタートス
イッチ(図示せず)によって、同加熱調理器2内の制御
装置14に加熱指示が成される(S00004)。加熱
調理器2内の制御装置14は接続された読み取り手段1
2を用いて弁当様食材3の容器5の一角に表示された識
別符号4を光学的に読み取る(S00005)。この識
別符号4のデータは制御装置14、通信装置15、ネッ
トワーク16を介して前記サーバ1に問い合わせを行う
(S00006)。前記サーバ1は読み取られた識別符
号4に対応する加熱パターン7のデータをネットワーク
16を介して加熱調理器2内の通信装置15を介して制
御装置14に伝達される(S00007)。制御装置1
4は加熱パターン7に合わせて、出力装置13を制御
し、加熱を行う(S00008)。これによって弁当様
食材3は最適に調理されて需要家に提供される(S00
009)。
【0029】ここで提供される弁当様食材3は従来とは
異なり、識別符号4に応じて予めサーバ(情報処理装
置)1に蓄積された加熱パターンに合わせて加熱調理器
2を制御して加熱されるため、予め設定されたように、
食品6にそれぞれ望ましいと設定されている温度に加熱
されて提供される。
【0030】以上述べたように本発明によれば、需要家
はその求める弁当様食材を当該加熱調理器にセットさえ
すれば、特別に意識したり入力調整をしなくとも、最適
な加熱に加熱された弁当様食材を入手でき、面倒な設定
や調整から開放されるものである。
【0031】(実施例2)図7は本発明の第2の実施例
における弁当様食材の最適加熱パターン提供の方法を示
す図である。また、図8は本実施例2で取り上げる弁当
様食材の1例の模式図である。
【0032】図7に示されるように、本第1の実施例に
よる弁当様食材の最適加熱パターン提供の方法は互いに
ネットワーク接続される、サーバ(情報処理装置)1、
複数の加熱調理器2、及び需要家に向けて市場流通する
弁当様食材3から構成されている。
【0033】図8は本実施例2で取り上げる弁当様食材
の1例の模式図である。4は弁当様食材3の容器5の一
部に記載された英数字を利用した識別符号である。弁当
様食材3は容器5によって分割された複数の子部屋5
a、5b、5cからなり、それぞれ異なった食品6a、
6b、6cを搭載している。
【0034】8は弁当様食材メーカーに配置された入力
装置にして、前記識別符号4とともに子部屋5a、5
b、5cに入れられたそれぞれの食品6a、6b、6c
の最適な加熱出力、加熱時間、提供温度等のデータ(以
下、加熱パターンと呼ぶ)7a、7b、7cとそれぞれ
の食品6a、6b、6cの搭載位置を示す位置情報a、
位置情報b、位置情報cを関連付けて入力する。入力装
置8はネットワーク9を介して、記憶装置10を有する
サーバ(情報処理装置)1へ連結されている。
【0035】一方、2は需要家宅に置かれたマイクロ波
を利用した加熱調理器にして、前記識別符号4を光学的
に読み取るカメラ等の読み取り手段12を搭載してい
る。また、この加熱調理器2は複数の出力装置13a、
13bを搭載しており、それぞれのOn−Off、強弱
等の出力調整によって、加熱調理器2内の任意の場所の
加熱出力を調整できるものである。さて、前記読み取り
手段12は加熱調理器2の出力装置13a、13bとと
もに制御装置14に接続されおり、前記識別符号4を読
み取り、制御装置14に伝達する。15は制御装置14
と接続された通信装置にして、ネットワーク16を介し
て前記サーバ(情報処理装置)1に接続されている。
【0036】以上の構成にあってその動作を説明する。
【0037】図9、図10は動作を説明するフローチャ
ートである。図11、図12は動作を説明するシステム
構成図である。
【0038】図9において、弁当様食材メーカーでは、
食品6a、6b、6cを容器5に搭載し、例えば冷凍
し、弁当様食材3を、需要家へ配布する。その際、入力
装置8によって前記識別符号4及び食品6a、6b、6
cそれぞれの加熱パターン7a、7b、7cとそれぞれ
の食品6a、6b、6cの搭載位置を示す位置情報a、
位置情報b、位置情報cを関連付けて入力する(S00
011)。これらの識別符号4、加熱パターン7a、7
b、7cと位置情報a、位置情報b、位置情報cのデー
タはネットワーク9を介して記憶装置10を有するサー
バ1に関連付けて蓄積される(S00012)。
【0039】一方、需要家宅では何らかの流通手段によ
って、弁当様食材3が配布される。弁当様食材3は、例
えば冷凍であれば、需要家の必要に応じて相当期間保存
され、必要に応じて消費されることとなる。 図10に
あるように、消費時には弁当様食材3は加熱調理器2に
セットされ(S00013)、加熱調理器2のスタート
スイッチ(図示せず)によって、同加熱調理器2内の制
御装置14に加熱指示が成される(S00014)。加
熱調理器2内の制御装置14は接続された読み取り手段
12を用いて弁当様食材3の容器5の一角に表示された
識別符号4を光学的に読み取る(S00015)。この
識別符号4のデータは制御装置14、通信装置15、ネ
ットワーク16を介して前記サーバ1に問い合わせを行
う(S00016)。前記サーバ1は読み取られた識別
符号4に対応する加熱パターン7a、7b、7cと位置
情報a、位置情報b、位置情報cのデータがネットワー
ク16を介して加熱調理器2内の通信装置15を介して
制御装置14に伝達される(S00017)。制御装置
14はそれら加熱パターン7a、7b、7cと位置情報
a、位置情報b、位置情報cに合わせて、出力装置13
a、13bを制御し、加熱を行う(S00018)。こ
れによって弁当様食材3は最適に調理されて需要家に提
供される(S00019)。
【0040】ここで提供される弁当様食材3は従来とは
異なり、識別符号4に応じて予めサーバ(情報処理装
置)1に蓄積された加熱パターンに合わせて加熱調理器
2を制御して加熱されるため、予め設定されたように、
各子部屋5a、5b、5cの食品6a、6b、6c毎に
それぞれ望ましいと設定されている温度に加熱されて提
供される。
【0041】以上述べたように本発明によれば、需要家
はその求める弁当様食材を当該加熱調理器にセットさえ
すれば、最適な加熱に加熱された弁当様食材を入手で
き、面倒な設定や調整から開放されるものである。
【0042】なお、本実施例2の説明にあっては容器5
の子部屋5a、5b、5cの3個としたが、これらの個
数は限定されるものでは無く、もっと多くても少なくて
もその個数によって本発明の主旨に影響を及ぼすもので
はない。
【0043】(実施例3)前記実施例2と同様の構成に
おいて、前記実施例2の説明で参照したシステム構成図
の図12を参照し、図13のフローチャート及び図14
のシステム構成図とともに説明を行う。図13は本実施
例3の動作を示すフローチャートである。消費時に需要
家先で弁当様食材3は加熱調理器2にセットされ(S0
0023)、加熱調理器2のスタートスイッチ(図示せ
ず)によって、同加熱調理器2内の制御装置14に加熱
指示が成される(S00024)。加熱調理器2内の制
御装置14は接続された読み取り手段12を用いて弁当
様食材3の容器5の一角に表示された識別符号4を光学
的に読み取る(S00025)。この識別符号4のデー
タは制御装置14、通信装置15、ネットワーク16を
介して前記サーバ1に問い合わせを行う(S0002
6)。前記サーバ1は読み取られた識別符号4に対応す
る加熱パターン7a、7b、7cのデータをネットワー
ク16を介して加熱調理器2内の通信装置15を介して
制御装置14に伝達される(S00027)。制御装置
14はそれら加熱パターン7a、7b、7cをその加熱
調理器2の出力、加熱の分布等の加熱特性に合わせて、
本加熱調理器2に合わせた修正加熱パターン7d、7
e、7fに加工する(S00028)。その後、制御装
置14は修正加熱パターン7d、7e、7fに合わせ
て、出力装置13a、13bを制御し、加熱を行う(S
00029)。これによって弁当様食材3は最適に調理
されて需要家に提供される(S00030)。
【0044】ここで提供される弁当様食材3は従来とは
異なり、識別符号4に応じて予めサーバ(情報処理装
置)1に蓄積された加熱パターンに合わせて加熱調理器
2を制御して加熱されるため、予め設定されたように、
各子部屋5a、5b、5cの食品6a、6b、6c毎に
それぞれ望ましいと設定されている温度に加熱されて提
供される。また、加熱パターンを加熱調理器毎の特性に
応じて加工し、より最適な加熱が実現されることとな
る。また、ここで述べた加熱調理器が1機種だけではな
く、たとえば性能の異なる複数の加熱調理器が対象とな
っても何らの支障なく最適な加熱が実現できるものであ
る。
【0045】以上述べたように本発明によれば、需要家
はその求める弁当様食材を当該加熱調理器にセットさえ
すれば、最適な加熱に加熱された弁当様食材を入手で
き、面倒な設定や調整から開放されるものである。
【0046】また、本説明にあっては加熱パターンの加
工演算を加熱調理器側で行う例を示したが、加熱調理器
に応じてサーバ1側で加熱パターンの加工演算を行って
もかまわない。
【0047】なお、本実施例3の説明にあっては容器5
の子部屋5a、5b、5cの3個としたが、これらの個
数は限定されるものでは無く、もっと多くても少なくて
もその個数によって本発明の主旨に影響を及ぼすもので
はない。
【0048】(実施例4)続いて実施例4について説明
を行う。実施例4の接続の形態は前記実施例2実施例3
と略同様である。ここでは前記実施例2の説明で参照し
たシステム構成図の図12や前記実施例3の説明で参照
したシステム構成図の図14を参照し、弁当様食材の1
例の模式図である図15を用いて説明を行う。
【0049】さて、図15は本発明の第4の実施例にお
ける弁当様食材の1例の模式図である。図15に示され
るように容器5は子部屋5a、5b、5cに分割されて
いる。容器5の子部屋5a、5b、5cはそれぞれ識別
符号4から水平横方向にXa、Xb、Xc、縦方向にY
a、Yb、Ycの位置にある。
【0050】続いて動作を説明する。図16、図17は
本実施例4のデータの流れを示した図である。図16は
入力時の動作を示した図である。ここでは識別符号4と
ともに各子部屋5a、5b、5cに入れられる食品6
a、6b、6cの加熱パターン7a、7b、7cを入力
するとともに食品6aのXa、Yaの識別符号4から座
標で示される相対位置a、食品6bのXb、Ybの識別
符号4から座標で示される相対位置b、食品6cのX
c、Ycの識別符号4から座標で示される相対位置c、
を同じに関連付けてネットワーク9を介して記憶装置1
0を有するサーバ1に関連付けて蓄積される。
【0051】図17は需要家宅での出力の様子を示した
図である。2は需要家宅に置かれたマイクロ波を利用し
た加熱調理器にして、前記識別符号4を光学的に読み取
るカメラ等の読み取り手段12を搭載している。また、
この加熱調理器2は複数の出力装置13a、13bを搭
載しており、それぞれのOn−Off、強弱等の出力調
整によって、加熱調理器2内の任意の場所の加熱出力を
調整できるものである。
【0052】図17に示した様に容器5の識別符号4に
対して、サーバ(情報処理装置)1に蓄積された食品6
aの相対位置aと加熱パターン7aを、食品6bの相対
位置bと加熱パターン7bを、食品6cの相対位置cと
加熱パターン7cを受け取る。これによって、識別符号
4を基準とした食品6a、6b、6cの位置が明確にな
るため、食品6a、6b、6cのそれぞれを最適な加熱
状況に加熱することが出来るものである。
【0053】以上述べたように、請求項4の発明によれ
ば、容器5の大きさや形が変わったとしてもまた、加熱
調理器2内の容器5を置く位置が変わったとしても同じ
様に最適な加熱状況に加熱することが出来るものであ
る。なお、本実施例4では識別符号4を1ヶ所として説
明を行ったが、識別符号4を分割するなどして、2ヵ所
以上に配置し、そのいずれかの点やそれらの点から求め
られる点を基準にしても、本発明の主旨から逸脱するも
のではない。
【0054】(実施例5)次に実施例5について説明を
行う。図18は実施例5のシステム構成を示した図であ
る。
【0055】図18に示されるように、本実施例5によ
る弁当様食材の最適加熱パターン提供の方法は互いにネ
ットワーク接続される、サーバ(情報処理装置)21、
複数の加熱調理器22、及び流通する複数の弁当様食材
23、入力装置24、25から構成されている。
【0056】26は弁当様食材23の容器5の一部に記
載された英数字を利用した識別符号である。弁当様食材
23は容器27に食品28a、28b、28cを搭載し
ている。
【0057】入力装置24は食品メーカー等に配置され
た入力装置にして、ネットワーク29を介して、記憶装
置30を有するサーバ(情報処理装置)21へ連結され
ている。また、入力装置25は弁当様食材23のメーカ
ー等に配置された入力装置にして、同様にネットワーク
29を介して、記憶装置30を有するサーバ(情報処理
装置)21へ連結されている。28aは前記入力装置2
4の配置された食品メーカー等で生産される食品であ
る。その後、入力装置25の配置された弁当様食材23
のメーカー等に配送され、同様に生産された食品28
b、28cと同時に積載されて、弁当様食材23を形成
するものである。
【0058】続いて、動作について説明を行う。図1
9、図20、図21は本実施例5のデータの流れを示し
た図である。
【0059】図19は前記入力装置24の配置された食
品メーカー等での入力時の動作を示した図である。入力
を行う食品メーカー等では例えば食品28aを生産する
とともに食品28aを特定する基礎コード31aともに
その食品28aの加熱パターン32aを同じに関連付け
て入力装置24より入力し、サーバ(情報処理装置)2
1の記憶装置30に記録するものである。
【0060】図20は前記入力装置25の配置された弁
当様食材23のメーカー等での入力時の動作を示した図
である。入力を行う弁当様食材23のメーカーでは例え
ば食品28aとまた同様に生産された食品28b、28
cを組み合わせて弁当様食材23を生産するものとす
る。
【0061】この際、同子弁当様食材23のメーカーで
は弁当様食材23を生産とともに弁当様食材23の容器
27の識別符号26と前記した基礎コード31a、31
b、31cを前記入力装置25よりサーバ(情報処理装
置)21の記憶装置30に記録するものである。
【0062】図21は需要家宅での出力の様子を示した
図である。22は需要家宅に置かれたマイクロ波を利用
した加熱調理器にして、前記識別符号26を光学的に読
み取るカメラ等の読み取り手段33を搭載している。ま
た、この加熱調理器26は複数の出力装置34a、34
bを搭載しており、それぞれのOn−Off、強弱等の
出力調整によって、加熱調理器22内の任意の場所の加
熱出力を調整できるものである。
【0063】需要家宅で弁当様食材23は前記加熱調理
器22にセットされる。加熱調理器22は弁当様食材2
3の識別符号26を読み取り、ネットワークを介して前
記サーバ(情報処理装置)21に対して問い合わせを行
う。サーバ21では識別符号26をもとに関連した基礎
コード31a、31b、31cを鍵に弁当様食材23に
搭載された食品28a、28b、28cの加熱パターン
32a、32b、32cを取得する。これに基づいて、
加熱調理器22は出力装置34a、34bを調整し、食
品28a、28b、28cに対して最適な加熱パターン
32a、32b、32cで調理を行うものである。
【0064】以上述べたように、請求項5の発明によれ
ば、多種の食品を組み合わせて、最終需要家に供給する
弁当様食材メーカでは特に全ての食品に関しての加熱パ
ターンを入力しなくても、需要家宅で弁当様食材を加熱
調理する段階では加熱調理器にセットするだけで最適な
加熱状況を得ることができるものである。
【0065】(実施例6)次に実施例6について説明を
行う。先に説明を行った実施例5と同様の構成におい
て、図22、23に示すように食品メーカー等での入力
時に食品28a、28b、28cの基礎コード31a、
31b、31cとともにあらかじめ規定した重量である
基準重量に対する加熱パターン32a、32b、32c
を入力し、弁当様食材23のメーカー等で基礎コード3
1a、31b、31cとともに弁当様食材23に搭載し
た食品の重量35a、35b、35cを入力することに
より、加熱パターン32a、32b、32cを演算修正
して、修正加熱パターン36a、36b、36c生成
し、サーバと連動した記憶装置に記憶し、需要者宅での
消費時には図24に示したとおり、修正加熱パターン3
6a、36b、36cを提供するものである。
【0066】これによって請求項6の発明によれば、多
種の食品を組み合わせて最終需要家に供給する弁当様食
材のメーカでは、特に全ての食品に関しての加熱パター
ンを入力しなくても、その時に弁当様食材へ搭載する食
品の基礎コードと搭載量を入力することによって、需要
家宅で弁当様食材を加熱調理する段階では、加熱調理器
にセットするだけで最適な加熱状況を得ることができる
ものである。
【0067】また、本発明によれば、食品の生産を一括
に行い、需要家のニーズに合わせて、種類とその量を組
み合わせたより多様な種類の弁当様食材を最適な状態に
加熱調理して、提供できるものである。
【0068】なお、本実施例6においては重量として説
明を行ったが、基準量に対して量を設定することが、発
明の主旨であり、容量、個数、といった別の量を用いた
としても本発明の主旨から逸脱するものではない。
【0069】(実施例7)次に実施例7の説明を行う。
【0070】図25は実施例7のシステムの構成を示し
た図である。また、図26は弁当様食材40の平面模式
図である。
【0071】図25に示されるように、本実施例7によ
る弁当様食材40の最適加熱パターン提供のシステムは
互いにネットワーク接続される、サーバ(情報処理装
置)41、複数の加熱調理器42、及び流通する複数の
弁当様食材40、入力装置43から構成されている。
【0072】44は弁当様食材40の容器にして、複数
の食品45a、45b、45cを搭載している。さて、
食品45a、45b、45cはそれぞれ子容器46a、
46b、46cに入って容器44にセットされ、一体と
なって弁当様食材40を形成している。47a、47
b、47cはそれぞれ子容器46a、46b、46cの
一部に記載された英数字を利用した子識別符号である。
この子識別符号47a、47b、47cはそれぞれの記
載された子容器46a、46b、46cに記載された英
数字を組み合わせて表現された符号にして、子容器46
a、46b、46c内の食品45a、45b、45cの
最適な加熱出力、加熱時間、提供温度等の加熱パターン
と関連付けられる符号である。
【0073】入力装置43は食品メーカー等に配置され
た入力装置にして、ネットワークを介して、記憶装置4
8を有するサーバ(情報処理装置)41へ連結されてい
る。
【0074】さて、45aは前記入力装置43の配置さ
れた食品メーカー等で生産される食品である。食品45
aは生産された後、弁当様食材40のメーカー等に配送
され、同様に生産された食品45b、45cと同時に積
載されて、弁当様食材40を形成するものである。
【0075】続いて、動作について説明を行う。図2
7、図28は本実施例7のデータの流れを示した図であ
る。
【0076】図27は前記入力装置43の配置された食
品メーカー等での入力時の動作を示した図である。
【0077】入力を行う食品メーカー等では例えば食品
45aを生産するとともにその食品45aを最適に加熱
する温度、時間、加熱出力及びその組み合わせでなる加
熱パターン49aを食品45aの子容器46aの一部に
設けた子識別符号47aと関連付けて入力装置43より
入力し、サーバ(情報処理装置)41の記憶装置48に
記録するものである。
【0078】続いて弁当様食材40のメーカーでは前記
したように食品45a、及び同様に生産された食品45
b、45cを同時に容器44に積載し、弁当様食材40
として出荷流通する。
【0079】図28は需要家宅での出力の様子を示した
図である。42は需要家宅に置かれたマイクロ波を利用
した加熱調理器にして、前記子識別符号47a、47
b、47cを光学的に読み取るカメラ等の読み取り手段
50を搭載している。また、この加熱調理器42は複数
の出力装置51a、51bを搭載しており、それぞれの
On−Off、強弱等の出力調整によって、加熱調理器
42内の任意の場所での加熱出力を調整できるものであ
る。
【0080】需要家宅において弁当様食材40は前記加
熱調理器42にセットされる。加熱調理器42は弁当様
食材40の子識別符号47a、47b、47cを読み取
り、ネットワークを介して前記サーバ41に対して問い
合わせを行う。サーバ41では子識別符号47a、47
b、47cをもとに関連した弁当様食材40に搭載され
た食品45a、45b、45cの加熱パターン49a、
49b、49cを取得する。これに基づいて、加熱調理
器42は出力装置51a、51bを調整し、食品45
a、45b、45cに対して最適な加熱パターン49
a、49b、49cで調理を行うものである。
【0081】以上述べたように、請求項7の発明によれ
ば、多種の食品を組み合わせて、最終需要家に供給する
弁当様食材メーカでは特に食品に関しての加熱パターン
を入力しなくても、需要家宅で弁当様食材を加熱調理す
る段階では加熱調理器にセットするだけで最適な加熱状
況を得ることができるものである。
【0082】(実施例8)次に実施例8について説明を
行う。図29は実施例8のシステムの構成を示した図で
ある。図29に示されるように、本実施例8による弁当
様食材52の最適加熱パターン提供のシステムは互いに
ネットワーク接続される。サーバ(情報処理装置)5
3、複数の加熱調理器54、及び流通する複数の弁当様
食材52、入力装置55、56から構成されている。な
お、本実施例8の説明にあっては加熱調理器54と弁当
様食材52は各ひとつづつを例示し、本発明の説明を行
う。
【0083】図30は実施例8の弁当様食材52の平面
模式図である。前記弁当様食材52は容器57に食品5
8a、58b、58cを搭載している。59は弁当様食
材50の容器56の一部に記載された英数字を利用した
識別符号である。60b、60cは前記食品58b、5
8cを内装する子容器にして、前記容器57に略一体に
セットされる。61b、61cは前記子容器60b、6
0cの一角に記載された子識別符号である。
【0084】さて、次に動作についてデータの流れを表
した図31、図32、図33を用いて説明する。
【0085】図31は食品メーカー等でのデータの流れ
を表した図である。入力装置55は食品メーカー等に配
置された入力装置にして、ネットワークを介して、記憶
装置62を有するサーバ(情報処理装置)53へ連結さ
れている。
【0086】また、図32は弁当様食材52のメーカー
等でのデータの流れを表した図である。入力装置56は
弁当様食材52のメーカー等に配置された入力装置にし
て、同様にネットワークを介して、記憶装置62を有す
るサーバ(情報処理装置)53へ連結されている。
【0087】食品58b、58cは前記入力装置55の
配置された食品メーカー等で生産される食品である。生
産された後、食品58b、58cは子容器60b、60
cに入れられ、前記入力装置56の配置された弁当様食
材52のメーカー等に配送され、同様に生産された食品
(第一の食品)58b、58cと、また新たに生産され
た食品(第二の食品)58aと同時に容器56に積載さ
れて、弁当様食材52を形成するものである。
【0088】続いて、動作について説明を行う。図31
は前記入力装置55の配置された食品メーカー等での入
力時の動作を示した図である。入力を行う食品メーカー
等では例えば食品58bを生産するとともに子容器60
bにいれる。それと同時に入力装置55に対して子容器
60bの子識別符号61bとともに前記食品58bの最
適に加熱する温度、時間、加熱出力及びその組み合わせ
でなる加熱パターン63bを入力し、子識別符号61b
と加熱パターン63bはサーバ53の記憶装置62に記
録される。そして、食品58bは出荷される。
【0089】次に図32は前記入力装置56の配置され
た弁当様食材53のメーカー等での入力時の動作を示し
た図である。前記食品58bは同様に生産された食品5
8cとともに、ここで新たに生産された食品58aと同
時に容器57に積載されて、弁当様食材53として出荷
される。同時に入力装置56を通じて識別符号59とこ
こで追加された食品58aの最適に加熱する温度、時
間、加熱出力及びその組み合わせでなる加熱パターン6
3a及びそれぞれの食品58a、58b、58cの位置
情報64a、64b、64cを関連付けて入力し、サー
バ53に記憶される。
【0090】図33は需要家宅での出力の様子を示した
図である。54は需要家宅に置かれたマイクロ波を利用
した加熱調理器にして、前記識別符号59、子識別符号
61b、61cを光学的に読み取るカメラ等の読み取り
手段64を搭載している。また、この加熱調理器54は
複数の出力装置65a、65bを搭載しており、それぞ
れのOn−Off、強弱等の出力調整によって、加熱調
理器54内の任意の場所での加熱出力を調整できるもの
である。
【0091】需要家宅では弁当様食材53は前記加熱調
理器54にセットされる。加熱調理器54は弁当様食材
52の前記識別符号59、子識別符号61b、61cを
読み取り、ネットワークを介して前記サーバ53に対し
て問い合わせを行う。サーバ53では識別符号59をも
とに関連した弁当様食材52に搭載された食品58a、
58b、58cの位置情報64a、64b、64cと食
品58aの加熱パターン63aを取得する。同時に子識
別符号61b、61cに対応した食品58b、58c加
熱パターン63b、63cを取得する。
【0092】これに基づいて、加熱調理器54は出力装
置65a、65bを調整し、食品58a、58b、58
cに対して最適な加熱パターン62a、62b、62c
で調理を行うものである。
【0093】以上述べたように、請求項8の発明によれ
ば、多種の食品を組み合わせて、最終需要家に供給する
弁当様食材メーカでも独自の追加調整を加えて、需要家
宅で弁当様食材を加熱調理する段階では加熱調理器にセ
ットするだけで最適な加熱状況を得ることができるもの
である。
【0094】(実施例9)次に実施例9について説明を
行う。基本的な構成は前実施例8の図29、図30、図
31と同じである。ここでは相違点について説明を行
う。
【0095】図34は前記入力装置55の配置された弁
当様食材53のメーカー等での入力時の動作を示した図
である。
【0096】前記食品58bは同様に生産された食品5
8cとともに、ここで新たに生産された食品58aと同
時に容器57に積載されて、弁当様食材52として出荷
される。同時に入力装置55を通じて、識別符号59、
子容器60b、60cの子識別符号61b、61cを読
み取り入力するとともに、ここで追加された食品58a
の最適に加熱する温度、時間、加熱出力及びその組み合
わせでなる加熱パターン63aを入力する。ここで、食
品58aの加熱パターン63a、子識別符号61b、6
1cより得られた加熱パターン63b、63c、それぞ
れの食品58a、58b、58cの位置情報66a、6
6b、66cを識別符号59とともに関連付けて再構成
し、サーバ53に記憶される。
【0097】図35は需要家宅での出力の様子を示した
図である。52は需要家宅に置かれたマイクロ波を利用
した加熱調理器にして、前記識別符号58を光学的に読
み取るカメラ等の読み取り手段63を搭載している。ま
た、この加熱調理器52は複数の出力装置64a、64
bを搭載しており、それぞれのOn−Off、強弱等の
出力調整によって、加熱調理器52内の任意の場所での
加熱出力を調整できるものである。
【0098】需要家宅では弁当様食材52は前記加熱調
理器54にセットされる。加熱調理器54は弁当様食材
52の前記識別符号59を読み取り、ネットワークを介
して前記サーバ53に対して問い合わせを行う。サーバ
53では識別符号59をもとに関連した弁当様食材52
に搭載された食品58a、58b、58cの位置情報6
6a、66b、66cと食品58a、58b、58cの
加熱パターン63a、63b、63cを取得する。
【0099】これに基づいて、加熱調理器54は出力装
置65a、65bを調整し、食品58a、58b、58
cに対して最適な加熱パターン63a、63b、63c
で調理を行うものである。
【0100】以上述べたように、請求項9の発明によれ
ば、多種の食品を組み合わせて、最終需要家に供給する
弁当様食材メーカでも独自の追加調整を加えて、需要家
宅で弁当様食材を加熱調理する段階では加熱調理器にセ
ットするだけで最適な加熱状況を得ることができるもの
である。加えて、加熱パターン等のデータを再構成する
ことによって、加熱調理器では1種類の識別符号を読み
取るだけで良く、より簡便な加熱調理器で実現できるも
のである。
【0101】(実施例10)次に実施例10について説
明を行う。図36は実施例10の弁当様食材67の平面
模式図である。弁当様食材67には複数の食品68a、
68b、68cが搭載されている。69は識別符号にし
て、英数字等を用いて前記弁当様食材67の容器70に
記載されている。識別符号69は各食品の搭載された子
部屋71a、71b、71cから水平横方向にXa、X
b、Xc、縦方向にYa、Yb、Ycの位置にある。
【0102】図37は需要家宅にて、弁当様食材67を
加熱調理するマイクロ波を利用した加熱調理器72であ
る。前記加熱調理器72には前記識別符号69を光学的
に読みとる読み取り手段73と接続されて、出力手段7
4a、74bを調整し、任意の場所の加熱出力を調整す
る制御手段75が接続されている。
【0103】続いて、図38、図39に示したフローチ
ャートに従って動作を説明する。図38において、弁当
様食材67を生産するメーカーでは前記した食品68
a、68b、68cのそれぞれの加熱出力や加熱時間、
提供温度といった加熱パターン76a、76b、76c
と前記した識別符号69からの水平Xa、Xb、Xc、
縦Ya、Yb、Ycの位置情報77a、77b、77c
を取得し(S00031)、所定のルールで識別符号6
9に変換(S00032)し、同識別符号69として記
載する(S00033)。
【0104】続いて、図39において需要家宅では弁当
様食材67を加熱調理器72にセットし(S0003
4)、開始スイッチ(図示せず)をいれる(S0003
5)だけで、制御手段75と連動した読み取り手段73
が識別符号69を読み取り(S00036)、制御手段
75へ伝達する(S00037)。制御手段75では前
記所定のルールと逆の手段で食品68a、68b、68
cのそれぞれの加熱パターン76a、76b、76c
(S00038)と識別符号69からの水平Xa、X
b、Xc、縦Ya、Yb、Ycの位置情報77a、77
b、77cを復元し(S00039)、前記出力手段7
4a、74bを制御し(S00040)、それぞれの食
品68a、68b、68cを最適に加熱し(S0004
1)提供するものである。
【0105】なお、ここで述べた加熱パターンや位置情
報を変換、復元した所定のルールとは加熱パターンや位
置情報を変換(符号化)、復元(復号)が一意的に実現
できる方法であれば、特に限定するものではない。具体
的には加熱パターンの加熱出力と時間、位置情報の水平
位置、縦位置の各数値を連続して記載したもの識別符号
としても良いし、またそれらを16進数化などしたもの
を識別符号としても良い。この所定のルールの違いによ
って本発明の趣旨を逸脱するものではない。
【0106】さて、ここまでの実施例1〜10にあって
は、識別符号の例として英数字を用いることにより説明
を進めたが、識別符号はバーコードのような印刷による
ものやピンなどの物理的な構造によるものでも、また、
磁気記憶に基づく磁気コードなどでも同様の形態を実現
でき、どのような種類で表現される識別符号を用いたと
しても本発明は有効であり、それら識別符号の表現手段
の違いが、本発明の主旨に影響を及ぼすものではない。
【0107】なお、本実施例の説明にあっては食材を事
前調理し冷凍した例について説明を進めたが、真空、レ
トルト、脱酸素密封などの食品保存方法を用いても、ま
た、そのまま流通しての再加熱であっても、また、調理
済み食品でなく、半調理もしくは未調理食品であって
も、更には調理の必要としない食品を混載した場合にあ
っても、何れの場合にあっても本発明の主旨を逸脱する
ものではない。
【0108】また、本発明の実施例を説明するの中で
は、加熱、加熱調理、加熱パターンと言う表現を使用し
て説明を行ったが、ここでの加熱パターンの中には加熱
しない行為も加熱パターンのひとつとして包含してお
り、一部を加熱しないと言う調理を含むものとする。
【0109】また、本実施例において、高周波加熱装置
を例に説明を行ったが、本発明の意図する加熱調理器は
ある任意の場所をそれぞれ略選択的に加熱できる構成で
あれば、その達成方式の如何に関わらず有効であり、同
時に高周波加熱ではなくとも、例えば誘導加熱を熱源と
する電磁調理機やガス機器の他の熱源による加熱調理器
であっても、選択的に制御できる熱源であれば、同様の
構成が実現でき、その熱源の違いが本発明の主旨に影響
するものではない。
【0110】同様に本説明では2つの出力手段を調整し
て庫内の各場所を加熱調整する手段を例に説明したが、
アンテナを移動させる等の他の手段を用いて電波を調整
するなどしても良いし、また、その他の手段によっても
偏った加熱調節がてきれば、できる手段を用いれば良
く、それら他の手段を用いたとしてもその手段の違い
が、本発明の主旨に影響するものではない。
【0111】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜11に記載の
発明によれば、需要家はその求める弁当様食材を当該加
熱調理器にセットさえすれば、最適な加熱に加熱された
弁当様食材を入手でき、面倒な設定や調整から開放され
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のシステム構成図
【図2】本発明の実施例1における弁当様食材の模式図
【図3】本発明の実施例1における入力時のフローチャ
ート
【図4】本発明の実施例1における出力時のフローチャ
ート
【図5】本発明の実施例1における入力時の動作を説明
するためのシステム構成図
【図6】本発明の実施例1における出力時の動作を説明
するためのシステム構成図
【図7】本発明の実施例2のシステム構成図
【図8】本発明の実施例2における弁当様食材の模式図
【図9】本発明の実施例2における入力時のフローチャ
ート
【図10】本発明の実施例2における出力時のフローチ
ャート
【図11】本発明の実施例2における入力時の動作を説
明するためのシステム構成図
【図12】本発明の実施例2における出力時の動作を説
明するためのシステム構成図
【図13】本発明の実施例3における出力時のフローチ
ャート
【図14】本発明の実施例3における動作を説明するた
めのシステム構成図
【図15】本発明の実施例4における弁当様食材の模式
【図16】本発明の実施例4における入力時の動作を説
明するためのシステム構成図
【図17】本発明の実施例4における出力の様子を説明
するためのシステム構成図
【図18】本発明の実施例5のシステム構成図
【図19】本発明の実施例5における入力時の動作を説
明するためのシステム構成図
【図20】本発明の実施例5における中間入力時の動作
を説明するためのシステム構成図
【図21】本発明の実施例5における出力の様子を説明
するためのシステム構成図
【図22】本発明の実施例6における入力時の動作を説
明するためのシステム構成図
【図23】本発明の実施例6における中間入力時の動作
を説明するためのシステム構成図
【図24】本発明の実施例6における出力の様子を説明
するためのシステム構成図
【図25】本発明の実施例7のシステム構成図
【図26】本発明の実施例7における弁当様食材の平面
模式図
【図27】本発明の実施例7における入力時のデータの
流れを説明するためのシステム構成図
【図28】本発明の実施例7における出力時のデータの
流れを説明するためのシステム構成図
【図29】本発明の実施例8のシステム構成図
【図30】本発明の実施例8における弁当様食材の平面
模式図
【図31】本発明の実施例8における入力時の動作を説
明するためのシステム構成図
【図32】本発明の実施例8における中間入力時の動作
を説明するためのシステム構成図
【図33】本発明の実施例8における出力の様子を説明
するためのシステム構成図
【図34】本発明の実施例9における入力時の動作を説
明するためのシステム構成図
【図35】本発明の実施例9における出力の様子を説明
するためのシステム構成図
【図36】本発明の実施例10における弁当様食材の平
面模式図
【図37】本発明の実施例10における出力の様子を説
明するためのシステム構成図
【図38】本発明の実施例10における入力時のフロー
チャート
【図39】本発明の実施例10における出力時のフロー
チャート
【符号の説明】
1 サーバ(情報処理装置) 2 加熱調理器 3 弁当様食材 4 識別符号(所定の符号) 5 容器 5a、5b、5c 子部屋 6 食品 6a、6b、6c 食品 7 加熱パターン 7a、7b、7c 加熱パターン 7d、7e、7f 修正加熱パターン 8 入力装置 9 ネットワーク 10 記憶装置 12 読み取り手段 13 出力装置 13a、13b 出力装置 14 制御装置 15 通信装置 16 ネットワーク 21 サーバ(情報処理装置) 22 加熱調理器 23 弁当様食材 24、25 入力装置 26 識別符号(所定の符号) 27 容器 28a、28b、28c 食品 29 ネットワーク 30 記憶装置 31a 基礎コード 32a 加熱パターン 33 読み取り手段 35a、35b、35c 重量 36a、36b、36c 修正加熱パターン 40 弁当様食材 41 サーバ(情報処理装置) 42 複数の加熱調理器 43 入力装置 44 容器 45a、45b、45c 食品 46a、46b、46c 子容器 47a、47b、47c 子識別符号 48 記憶装置 49a、49b、49c 加熱パターン 50 読み取り手段 51a、51b 出力装置 52 サーバ(情報処理装置) 53 加熱調理器 54 弁当様食材 55、56 入力装置 57 容器 58a 第二の食品 58b、58c 第一の食品 59 識別符号 60b、60c 子容器 61b、61c 子識別符号 62 記憶装置 63a、63b、63c 加熱パターン 64 読み取り手段 65a、65b 出力装置 66a、66b、66c 位置情報 67 弁当様食材 68a、68b、68c 食品 69 識別符号(所定の符号) 70 容器 71a、71b、71c 子部屋 72 加熱調理器 73 読み取り手段 74a、74b 出力手段 75 制御手段 76a、76b、76c 加熱パターン 77a、77b、77c 位置情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 7/02 340 F24C 7/02 340Z 7/04 301 7/04 301Z G06F 17/60 176 G06F 17/60 176A

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁当様食材の容器の一部に所定の符号を
    光学符号、磁気符号または形状符号等の形式を用いて記
    載し、その所定の符号と、弁当様食材の設定された提供
    温度、加熱時間、加熱条件等の少なくとも一つを含む加
    熱パターンとを関連付けて情報処理装置の記憶装置に記
    憶する一方、前記所定の符号の読み取り手段を搭載した
    加熱調理器で、前記所定の符号を読み取り、前記記憶手
    段に前記所定の符号を元に照会し、最適な加熱パターン
    を取得し、それに応じて加熱調理器で加熱する情報処理
    装置による弁当様食材の加熱パターンの提供方法。
  2. 【請求項2】 複数の食材を混載する弁当様食材の容器
    の一部に所定の符号を光学符号、磁気符号または形状符
    号等の形式を用いて記載し、その所定の符号と、それぞ
    れの食材の前記容器上での位置情報と、提供温度、加熱
    時間、加熱条件等の少なくとも一つを含む加熱パターン
    とを関連づけて情報処理装置の記憶装置に記憶し、前記
    所定の符号を読み取り、前記記憶手段に前記所定の符号
    を元に照会し、食材の位置情報とそれぞれの食材の加熱
    パターンとを取得し、それに応じて加熱調理器で加熱す
    る請求項1記載の情報処理装置による弁当様食材の加熱
    パターンの提供方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の符号を元に照会して得られた
    加熱パターンから、それぞれの加熱調理器の出力や加熱
    の分布等の出力特性に合わせて加工した修正加熱パター
    ンを出力するための加熱パターン修正手段を各加熱調理
    器毎に当該加熱調理器もしくは情報処理装置に設け、前
    記加熱パターン修正手段によって各加熱調理器に合わせ
    て修正加熱パターンを生成し、それに応じて加熱調理器
    で加熱する請求項1記載の情報処理装置による弁当様食
    材の加熱パターンの提供方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の符号と、搭載されたそれぞれ
    の食材の容器上での前記所定の符号の記載位置を基準に
    した位置情報と、提供温度、加熱時間、加熱条件等の少
    なくとも一つを含む加熱パターンとを関連付けて情報処
    理装置の記憶装置に記憶し、前記所定の符号を元に照会
    し各食材の前記符号の位置を基準にした相対位置の情報
    とそれぞれの食材の加熱パターンを前記記憶装置より取
    得して、それに応じて加熱調理器で加熱する請求項2記
    載の情報処理装置による弁当様食材の加熱パターンの提
    供方法。
  5. 【請求項5】 複数の食材の混載された前記弁当様食材
    で、搭載された各食材のそれぞれの提供温度、加熱時
    間、加熱条件等の少なくとも一つを含む加熱パターン
    と、各食材を示す基礎コードとを情報処理装置の記憶装
    置に記憶し、加えて、前記所定の符号と、搭載されたそ
    れぞれの食材の容器上での前記符号の記載位置を基準に
    した位置情報と、各食材を示す基礎コードとを関連付け
    て記憶装置に記憶し、その前記符号を元に照会し各食材
    の前記符号の位置を基準にした相対位置の情報と基礎コ
    ードを通じて取得されたそれぞれの食材の加熱パターン
    とを前記記憶装置より取得し、それに応じて加熱調理器
    で加熱する請求項2記載の情報処理装置による弁当様食
    材の加熱パターンの提供方法。
  6. 【請求項6】 複数の食材の混載された前記弁当様食材
    で、搭載された各食材それぞれの基準量にあった提供温
    度、加熱時間、加熱条件等の少なくとも一つを含む加熱
    パターンと、各食材を示す基礎コードとを情報処理装置
    の記憶装置に記憶し、加えて、前記所定の符号と、搭載
    されたそれぞれの食材の容器上での前記符号の記載位置
    を基準にした位置情報と、各食材を示す基礎コードと、
    各食材の量を関連付けて記憶装置に記憶し、その前記符
    号を元に照会し各食材の前記符号の位置を基準にした相
    対位置の情報と基礎コードを通じて取得されたそれぞれ
    の食材の量に応じた加熱パターンを前記記憶装置より取
    得し、それに応じて加熱調理器で加熱する請求項5記載
    の情報処理装置による弁当様食材の加熱パターンの提供
    方法。
  7. 【請求項7】 複数の食品の混載された前記弁当様食材
    で、搭載された各食品のいくつかを子容器に入れて搭載
    し、最適な提供温度、加熱時間、加熱条件等の少なくと
    も一つを含む加熱パターンと関連付けして情報処理装置
    の記憶装置に記憶した子識別符号を光学符号、磁気符号
    または形状符号等の形式を用いてそれぞれの子容器に記
    載し、搭載されたそれぞれの子容器記載の子識別符号を
    元に照会してそれぞれの食品の最適な加熱パターンを前
    記記憶装置より取得して、それに応じて加熱調理器で加
    熱する請求項1記載の情報処理装置による弁当様食材の
    加熱パターンの提供方法。
  8. 【請求項8】 複数の食品をトレイに搭載する弁当様食
    材で、トレイに搭載された食品の少なくとも一つは既に
    情報処理装置に記憶された加熱パターンと連動した子識
    別符号をつけた子容器に入れられた第一の食品と、情報
    処理装置に記憶された加熱パターンと連動した子識別符
    号をつけた子容器に入れられていない第二の食品とが搭
    載され、前記第二の食品の提供温度、加熱時間、加熱条
    件等の少なくとも一つを含む加熱パターンを前記トレイ
    に記載された所定の符号と関連付けて記憶装置に記憶し
    て、前記第一の食品については子識別符号を元に、前記
    第二の食品はトレイ記載の所定の符号を元に情報処理装
    置に照会して、それぞれの加熱パターンを取得し、それ
    に応じて加熱調理器で加熱する請求項7記載の情報処理
    装置による弁当様食材の加熱パターンの提供方法。
  9. 【請求項9】 複数の食品をトレイに搭載する弁当様食
    材で、トレイに搭載された食品の少なくとも一つは既に
    情報処理装置に記憶された加熱パターンと連動した子識
    別符号をつけた子容器に入れられた第一の食品と、情報
    処理装置に記憶された加熱パターンと連動した子識別符
    号をつけた子容器に入れられていない第二の食品とが搭
    載され、前記第一の食品の子識別符号を読み取り前記第
    二の食品の提供温度、加熱時間、加熱条件等の少なくと
    も一つを含む加熱パターンを前記トレイに記載された所
    定の符号とともに関連付けて記憶装置に記憶して、前記
    第一の食品と前記第二の食品とをトレイ記載の所定の符
    号を元に情報処理装置に照会して、それぞれの加熱パタ
    ーンを取得し、それに応じて加熱調理器で加熱する請求
    項7記載の情報処理装置による弁当様食材の加熱パター
    ンの提供方法。
  10. 【請求項10】 複数の食品をトレイに搭載する弁当様
    食材で、トレイに搭載された食品の少なくとも一つは既
    に情報処理装置に記憶された加熱パターンと連動した子
    識別符号をつけた子容器に入れられた第一の食品と、情
    報処理装置に記憶された加熱パターンと連動した子識別
    符号をつけた子容器に入れられていない第二の食品とが
    搭載され、前記第一の食品の子識別符号を読み取り加熱
    パターンとそれらの子容器の位置情報を取得し、前記第
    二の食品の加熱パターンと位置情報を入力し、前記第一
    の食品の加熱パターンまたは子識別符号と前記第二の食
    品の加熱パターンと、それぞれの位置情報とを関連づけ
    て記憶する情報処理装置。
  11. 【請求項11】 加熱調理が必要な食材を含む複数の食
    材を混載する加熱食材搭載の弁当様食材で、それぞれの
    食材の容器上での位置情報と、提供温度、加熱時間、加
    熱条件等の少なくとも一つを含む加熱パターンとを所定
    のルールをもとに所定の符号に符号化し、前記弁当様食
    材の容器の一部に前記所定の符号を光学符号、磁気符
    号、形状符号等の形式を用いて記載し、その符号を元に
    して復号した食材の位置情報とそれぞれの食材の加熱パ
    ターンに応じて加熱調理器で加熱する情報処理装置によ
    る弁当様食材の加熱パターンの提供方法。
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