JP2002155559A - さや管 - Google Patents

さや管

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JP2002155559A
JP2002155559A JP2000352740A JP2000352740A JP2002155559A JP 2002155559 A JP2002155559 A JP 2002155559A JP 2000352740 A JP2000352740 A JP 2000352740A JP 2000352740 A JP2000352740 A JP 2000352740A JP 2002155559 A JP2002155559 A JP 2002155559A
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JP
Japan
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drainage
moisture
outer peripheral
pipe
sheath
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Pending
Application number
JP2000352740A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Omichi
康之 大道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種排水設備に接続された排水枝管などを挿
通するさや管を防湿コンクリートに埋設する際、外周基
礎のボイド穴に対して設定された角度位置に位置決めす
る。 【解決手段】さや管9は、外周基礎4のボイド穴4aに
一端部が差し込まれて外周基礎4内側の防湿コンクリー
ト41に埋設される。この際、さや管9の一端部には位
置決め用リブが設けられ、また、外周基礎4には位置決
め用マーキングが設けられており、両者を合わせること
により、当該さや管9に対応して設定された角度位置に
外周基礎4に対してさや管9を位置決めすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、さや管に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、戸建住宅においては、図6に示
すように、建物2内に設置されたトイレ、洗面所、洗濯
機、浴室、台所などに設けられた各種排水設備21,2
2,23,24,25にて発生した排水は、各排水設備
21〜25にそれぞれ接続された排水枝管5を経て建物
2の外側に埋設された各排水桝6に流れ込んだ後、排水
桝6間を接続している宅地1内の排水主管3を通じて公
共桝7に流れ込み、公共桝7を経て公道下に埋設された
下水本管(図示せず)へ排水されるようになっている。
【0003】この場合、各種排水設備21〜25に接続
された排水枝管5は、外周基礎4の内側の防湿コンクリ
ート41に埋設配管されている。また、宅地1内の排水
主管3は、建物2の外周基礎4の外側に埋設配管されて
おり、この排水主管3の曲がり部や合流部に各種タイプ
の排水桝6が設置されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た排水配管装置の場合、排水枝管5は、防湿コンクリー
ト41に埋設配管されているため、排水枝管5の点検、
清掃、補修、更新などを行なうことが困難である。この
ため、さや管の一端部を外周基礎4の外面に開口させる
とともに、他端部を防湿コンクリート41の上面に開口
させてさや管を外周基礎4の内側の防湿コンクリート4
1に埋設し、このさや管内に排水枝管5を挿通させて排
水枡6に接続することが提案されている。
【0005】このようなさや管を用いると、排水枝管5
の点検などの各種作業を容易に行うことができる。この
場合、さや管は、その一端部が外周基礎4に形成された
ボイド穴に差し込まれた後、防湿コンクリート41が打
設されて埋設されることになるが、さや管が外周基礎4
に対して設定された角度からボイド穴回りに一定角度回
転した状態で防湿コンクリート41に埋設された場合、
さや管の他端部は、防湿コンクリート41の上面の設定
された位置に開口することができず、場合によっては、
さや管の内部に防湿コンクリート41が流入して排水枝
管5の挿通が困難になるおそれもある。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、さや管を外周基礎のボイド穴に対して設定
された角度位置に位置決めして防湿コンクリートに埋設
することのできるさや管を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端部が外周
基礎の外面に開口されるとともに、他端部が防湿コンク
リートの上面に開口されて外周基礎の内側の防湿コンク
リートに埋設されたさや管であって、このさや管の一端
部に位置決め用リブまたは位置決め用マーキングを設け
たことを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、外周基礎に形成されたボ
イド穴にさや管の一端部を差し込み、その一端部に設け
た位置決め用リブまたは位置決め用マーキングを、当該
さや管に対応して外周基礎に設けられた位置決め用マー
キングに合わせた後、防湿コンクリートを打設してさや
管を埋設することができる。
【0009】この結果、外周基礎のボイド穴に対してさ
や管を設定された角度位置に位置決めすることができ、
その状態でさや管を防湿コンクリートに埋設した場合、
さや管の他端部を防湿コンクリートの上面の設定された
位置に正確に開口させることができる。
【0010】本発明において、前記さや管の材質として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポエチレンテレフ
タレートなどのプラスチックの他、鉄やコンクリートを
挙げることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1には、本発明のさや管9の一実施形態
が示されている。
【0013】このさや管9は、建物2の外周基礎4に形
成されたボイド穴4aの外面側に一端部が開口されると
ともに、他端部が建物2の外周基礎4内側の防湿コンク
リート41の上面に開口された状態で防湿コンクリート
41に埋設されている。
【0014】この場合、さや管9内には、各種排水設備
21〜25(図2参照)にそれぞれ一端部が接続された
排水枝管5が挿通されており、各排水枝管5の他端部
は、90度エルボ継手31、短管32および90度エル
ボ継手31を介して建物2の外周基礎4の外側地中に埋
設された複数個の排水桝6の流入側受け口61にそれぞ
れ接続されている。
【0015】なお、排水桝6の流出側受け口62には排
水主管3の一端部が接続され、この排水主管3の他端部
が排水枡6あるいは公共桝7の流入側接続部と接続され
ている(図2参照)。また、排水桝6の上端受け口63
には短管64の下端部が接続され、この短管64の上端
部に掃除口用の蓋体65が着脱自在に装着されている。
【0016】したがって、各種排水設備21〜25から
の排水は、排水枝管5、90度エルボ継手31、短管3
2および90度エルボ継手31を経て各排水桝6に流
れ、各排水枡6に流れ込んだ排水は、排水桝6間を接続
している宅地1内の排水主管3を通じて公共桝7に流れ
込み、公共桝7を経て公道下に埋設された下水本管へ排
水される。
【0017】この場合、排水枝管5は、さや管9を通し
て排水枡6に接続されていることから、排水枝管5の保
守、清掃、補修、更新などを容易に行うことができる。
【0018】ところで、さや管9は、図3に詳細に示す
ように、ベンド管形状に形成されるとともに、その一端
部に位置決め用リブ91が形成されたものである。そし
て、さや管9の外径は、建物2の外周基礎4に形成され
たボイド穴4aの穴径よりも小さく設定されている。ま
た、マーキング用リブ91の高さは、外周基礎4のボイ
ド穴4aの穴径とさや管9の外径との差よりも小さく設
定されている。
【0019】この場合、さや管9は、ベンド管形状に限
らず、図4に示すように、例えば、45度エルボであっ
てもよい。
【0020】したがって、さや管9の一端部を外周基礎
4のボイド穴4aに差し込み、その位置決め用リブ91
を、当該さや管9に対応して外周基礎4に設けた図示し
ない位置決め用マーキングに合わせることにより、さや
管9を外周基礎4に対して設定された角度位置に位置決
めすることができる。この場合、さや管9の一端部は、
水膨張ゴム、バックアップリング、止水剤などの支持材
10を介して外周基礎4のボイド穴4aに固定されてお
り、このため、さや管9を外周基礎4に位置決めした状
態で固定することができる。この後、防湿コンクリート
41を打設すれば、さや管9を防湿コンクリート41に
埋設することができ、その際、さや管9の他端部を防湿
コンクリート41の上面の設定された位置に正確に開口
させることができる。
【0021】なお、さや管9の一端部を外周基礎4のボ
イド穴4aに予め位置決めし、支持材10を介して固定
した状態で防湿コンクリート41を打設するため、防湿
コンクリート41の打設に際して、および、打設した防
湿コンクリート41が硬化するまでの間、さや管9を外
周基礎4に保持しておく必要がなく、施工性が向上す
る。
【0022】ところで、前述した実施形態においては、
図2に示したように、各種排水設備21〜25にそれぞ
れ排水枝管5の一端部を接続し、各排水枝管5の他端部
を対応する排水枡6にそれぞれぞれ接続した場合を例示
したが、排水枝管5の数だけ外周基礎4にボイド穴4a
を形成してさや管9を固定しなければならず、作業が煩
雑となる。
【0023】このため、図5に示すように、各種排水設
備21〜25からの排水を排水枝管5を経て建物2の床
下などに設置したヘッダー8に集め、ヘッダー8の流出
側接続部と建物2の外周基礎4の外側地中に埋設された
排水桝6の流入側接続部との間に排水主管3Aを通して
排水枡6に排水するようにしてもよい。
【0024】この場合、前述した実施形態の場合と同様
に、さや管9は、位置決め用リブ91と外周基礎4の位
置決め用マーキングによって外周基礎4のボイド穴4a
に対して設定された角度位置に位置決めされるととも
に、外周基礎4内側の防湿コンクリート41に埋設され
ている。このため、さや管9の他端部を防湿コンクリー
ト41の上面の設定された位置に正確に開口させること
ができ、このように設定された位置に開口されたさや管
9の他端部を経て排水主管3Aが挿通されている。ま
た、排水枝管5は、蛇腹状あるいは螺旋状とされ、曲げ
配管ができるように可撓性が付与されている。
【0025】したがって、各種排水設備21〜25から
の排水は、排水枝管5を経てヘッダー8に導かれ、その
流出側接続部に接続された排水主管3Aを経て排水桝6
に流れ、宅地1内の排水主管3を通して公共桝7に流れ
込んだ後、下水本管へ排水される。
【0026】ここで、排水主管3Aは、さや管9を通し
て排水枡6に接続されていることから、排水主管3Aの
保守、清掃、補修、更新などを容易に行うことができ
る。
【0027】なお、前述した実施形態においては、位置
決め用リブ91を設けてさや管9を外周基礎4に位置決
めする場合を説明したが、さや管9に位置決め用マーキ
ングを設け、外周基礎4に設けた位置決め用マーキング
に合わせて位置決めするようにしてもよい。
【0028】また、排水管路を構成している排水主管
3,3A、ヘッダー8、排水枝管5などの材質として
は、硬質塩化ビニル樹脂の他、ポリエチレン樹脂であっ
てもよい。その際、接続方式としては、ゴム輪方式、融
着方式、溶着方式などを採用すればよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外周基礎
のボイド穴に対してさや管を設定された角度位置に位置
決めすることができ、さや管を防湿コンクリートに埋設
した場合、その他端部を防湿コンクリートの上面の設定
された位置に正確に開口させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のさや管を、住宅用排水システムを構成
する排水枝管および排水枡とともに示す断面図である。
【図2】本発明のさや管を利用した住宅排水システムを
模式的に示す説明図である。
【図3】本発明のさや管を外周基礎に位置決めする工程
を示す説明図である。
【図4】本発明のさや管の他の実施形態を示す断面図で
ある。
【図5】本発明のさや管を利用した住宅用排水システム
の他の実施形態を模式的に示す説明図である。
【図6】従来の住宅用排水システムを模式的に示す説明
図である。
【符号の説明】
1 宅地 2 建物 21,22,23,24,25 排水設備 3,3A 排水主管 4 外周基礎 4a ボイド穴 41 防湿コンクリート 5 排水枝管 6 排水桝 7 公共桝 8 ヘッダー 9 さや管 91 位置決め用リブ 10 支持材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が外周基礎の外面に開口されると
    ともに、他端部が防湿コンクリートの上面に開口されて
    外周基礎の内側の防湿コンクリートに埋設されたさや管
    であって、このさや管の一端部に位置決め用リブまたは
    位置決め用マーキングを設けたことを特徴とするさや
    管。
JP2000352740A 2000-11-20 2000-11-20 さや管 Pending JP2002155559A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190284A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Aron Kasei Co Ltd 建物の排水システムおよび建物の排水システムの施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190284A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Aron Kasei Co Ltd 建物の排水システムおよび建物の排水システムの施工方法

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